それは、2017年の、クリスマス・イヴのこと・・・
私(飯田史彦)の引率で、大阪名物の食べ物屋さんを巡る、
コテコテの内容の「大阪・食い倒れツアー」を決行!!
「イヴの夜なのに2人で過ごす相手がいない」という、
心さみしい(涙)ハートメイツの方々が集って、
総勢25名もの、怪しげな集団(笑)となりました。
このウェブページの読者の方々も、ぜひ、私と一緒に、
コテコテの大阪体験の旅へと、出発してみましょう!!
\(へoへ)ノ
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「新大阪」駅の指定場所に、14時に集合し、地下鉄方面へ・・・
まずは、御堂筋(みどうすじ)線で「動物園前」駅まで移動し、
「通天閣」と「串カツ屋街」で有名な、「新世界」地区を探索。
次に、南海電車で「新今宮」駅から「なんば」駅に移動し、
「なんば」「戎橋〜心斎橋筋」「道頓堀」地区を探索したうえで、
ふたたび御堂筋線の「心斎橋」駅から「新大阪駅」に戻る予定。
つまり、下記の路線図に、すべて含まれているというわけですな。
「動物園前」駅で下車すると、さっそく、「新世界」の文字が・・・
1903年(明治36年)に、この場所で開かれた博覧会の跡地を、
数年後に、当時の「最先端の娯楽地域」として開発したので、
「新世界」と名付けたそうですよ。
地下鉄の駅を出て、数百メートル歩くと、
おお、こ、ここは!?
(゚o゚;)
こ、この「コテコテ」具合といえば・・・
まさに、地球上の「ここだけ」にしか存在しない、
あの「新世界」の街並みであるに、違いありませんっ!!
(゜ロ゜ノ)ノ
ちなみに、ここは・・・
数年前には、「やくざ映画」専門の映画館でしたが・・・
今は、「忠臣蔵」や「行方不明」や・・・
その他モロモロの映画を、上映なさっているご様子ですよ(笑)。
常設の「芝居小屋」もあり、このような演目が・・・
周囲の光景はといえば・・・
まさに、「昭和」の時代にタイムスリップ!!
思わず暖簾(のれん)をくぐりたくなる、
いい名前のお店ですねぇ・・・
おっと、これは、安すぎませんか!?
(80年前のままだったりして・・・笑)
おお!
\(◎o◎)/
名物の、この看板を、探し求めていたのです!!
この一帯においては、あたかも「法律」や「条令」のように、
厳格な合言葉なんですよ、これが・・・
なんと、「25名」という大人数であるにもかかわらず、
予約無しでも、一度に固まって座ることができるという、
奇跡のような大規模店を発見!!
そして、これが、そのお店のメニュー・・・
名物の「串カツ」以外にも、いかにも大阪らしい、
(正体不明の)コテコテのメニューが、壁に並んでいますよ。
「エアーズロック」!!
あの世界遺産の巨岩がある、オーストラリア産のお肉なのでしょうか?
なんとコテコテしたネーミングなのでしょう!!
さすがは大阪(ナニワ)、我々の期待に応えてくれますよねぇ(笑)。
お店のカウンターには、近くにある「今宮えびす神社」の、
有名な正月飾りが、たくさん安置(笑)してありますよ。
「商売繁盛でササ持って来い!!」という、
かの有名な掛け声が、聞こえてきそうですよね(笑)。
お腹がペコペコの我々25名は、我先にと争って、注文しまくり!!
なにしろ、会計方式は「割りカン」ですから、
「食べたもん勝ち」なんですよ、これが・・・(笑)
真ん中に鎮座しているのが、「2度づけ禁止」の特製ソース。
もっと拡大して、じっくり観察しましょうか・・・
何がどれなのか、推理してみてくださいね。
なにしろ、食べてみなければわからないものが多数・・・
「イカ」だと思ったら「豚肉」で、
「豚肉」だと思ったら「正体不明の何か」だったなど、
困ったトラブルが続出!!(涙)
これは、なんと!!
(◎_◎;)
「イチゴ」の串カツでした〜!!!
(しかも、コンデンスミルクたっぷりで、甘くておいしいんですよ)
なにしろ、「若め」(笑)の独身者がほとんどですから、
会場は、元気いっぱいの熱気で、大盛り上がり!!
ちなみに・・・
いちばん「困った味」だったのが、これ・・・
「カマンベールチーズのブルーベリーソースがけ」!!(涙)
そして、私のお気に入りはと言えば・・・
当たり前すぎて、ゴメンなさい・・・
定番の「うずらタマゴ」でした!!(笑)
このようにして、幸せな時間とともに・・・
食べ終えた串だけが、次々に残されていくのでありました(笑)。
さて、お腹いっぱいで、喜びに満ちてお店を出た我々は、
かの有名な、通天閣の真下へ・・・
これが、通天閣の「股下」(笑)の光景・・・
串カツ屋の「客引き」のおじさんばかりが、目立っています。
にぎわっているのか、さびれているのか、
この雰囲気、評価が難しいですねぇ・・・
かつて、将棋の名人として大活躍し、
「王将」と呼ばれた、阪田(坂田)三吉さんの記念碑も。
確かに、レトロすぎるゲームセンターですなぁ・・・
(なぜ、「ザリガニ」なのでしょう???)
※ 手前に並ぶ、赤いガチャガチャの中身が、気になりすぎます・・・
(500円もしますから、成人男性向けグッズなのでしょうが・・・笑)
100円玉を握りしめ、懸命にプレイする男の子。
(まるで、昔の私を見るかのようですねぇ・・・)
少年時代に、「ガチャの穴場」に通って鍛え上げた、
この集中力があれば、将来は、大物に育つに違いありません。
ああ少年よ、大志を抱け!
がんばれ、男の子!! o(^-^)o
しばらく歩いて、あの「十日えびす」で有名な、
「今宮戎(えびす)神社」に立ち寄りましょう。
1月10日には、この「えべっさん」に、
何十万人もの参拝者が、押しかけるんですよ・・・
この神社の御利益は、もちろん、「商売繁盛」!!
わが「光の学校」の、今後の順調な運営を祈願するために、
名物の「熊手」(お金をかき寄せるご利益)を入手したものの・・・
「光の学校」は完全無料の施設であり、お金は頂戴しておりませんので、
さすがの神様も、ご利益をくださる方法が無いのでは?(涙)
(その代わりに、多額の寄付金を、かき寄せていただけるかも・・・笑)
社務所の中には、絶世の美女として知られる、
「お多福」さんの、誠に福々しい御姿が!!
掲示板には、「十日えびす」のポスターが・・・
確かに、ものすごい人出ですねぇ!!
神社の真横にある、南海電車の「今宮戎」駅に向かい、
「なんば」駅まで、1駅だけ乗車。
(たくさん歩くため、少しでも、歩行距離を短縮しようという魂胆)
ちなみに、以下の「改札口」の光景は、「撮影したまま」の通常の写真。
それに対して、「ホームと電車」を描いた光景は、
私が3種類のパソコンソフトを併用して、ドラマティックに加工した写真・・・
見比べると、臨場感満点になる特殊効果の素晴らしさが、よくわかりますよね。
駅のホームから、ふと見上げると、
「日本のエッフェル塔」(とは誰も呼んでいない)、
あの「通天閣」の展望台が!!
この部分だけ見ると(笑)、確かに・・・
パリの「エッフェル塔」に、そっくりですよねぇ!(?)
おっ、電車が入ってきましたよ!
いかがですか?
めっちゃドラマティックに加工する、私の独特な写真芸術は?
「なんば」駅で降車して、近くにある「道具屋筋」へ。
※ 「筋」(すじ)というのは、「通り」と同じ意味であり、
大阪では一般的に、南北に走るものを「筋」、
東西に走るものを「通り」と呼んで、区別しているそうですよ。
この「道具屋筋」には、名前の通りに、
さまざまな「道具類」のお店が、何十軒も並んでいるのです!
ここは、店舗用品のお店・・・
さすがに、広告道具は、「コテコテ感」満点ですねぇ(笑)。
ここは、今や世界中から観光客が訪れる、
日本独特の「食品サンプル」のお店。
代表的な「食品サンプル」の製作体験が、
子供たちや外国人観光客たちに、大人気とのこと。
「道具屋筋」を抜けると、出ました!
あの「よしもと」の総本山、「なんばグランド花月」の雄姿が!!
かつて、私も、このホールを訪れて、
ここにお名前が掲示されている方々の名人芸を、堪能しましたよ。
本日のスケジュールと登場人物さんは・・・
う〜ん・・・「眠れない男」・・・
「不眠症」で苦しむ患者さんのカウンセリングも多いので、
カウンセラーの私としては、見逃せない題名のお芝居ですねぇ(笑)。
突然に、何者かが出現して、一同、大感激・・・
・・・じゃなかった・・・一同、大笑い!!(笑)
「グランド花月」を後にして、「なんば」の中心街に突入!
いやもう、前も後ろも、右も左も、コテコテやねん!!(笑)
「なんば」地域から、商売の街・大阪で一番の繁華街である、
「戎橋(えびすばし)筋」〜「心斎橋(しんさいばし)筋」へ。
この通りに入ると、これまでの「コテコテ感」が減衰し、
かなり洗練されて、おシャレな感じも出てきましたよ・・・
客層も、「おじさん」が激減し、「若い女性」が激増!!
なんと、「ミズ」えびすばし!!
(「ミス」ではありません・・・)
しかも、「三姉妹のキレキレダンス」とは、いったい??
※ 「キレキレダンス」に、異常なご興味をお持ちの殿方は、こちらへ。
やがて、我々は、大阪の中心、「戎橋」(えびすばし)に到着!
もちろん、かの有名な「グリコ」の看板も、ここですよ!!
「道頓堀リバークルーズ」の船は、雨天でも運航中(涙)。
これが、タイガース優勝時にファンたちが飛び込む、
あの「戎橋」やねん(笑)。
道頓堀川のほとりのお店で、ついに本場の「タコ焼き」を体験!!
本体の「タコ焼き」が、隠れて見えなくなるほど、
たっぷりと様々な具を乗せるのが、本場の食べ方。
店内では、ちょうど、落語番組(笑点)が放送されていますよ。
タコ焼きの「年間パスポート」が当たるそうなのですが・・・
さすがに、「1年の間、無料で食べ放題」というわけではなく・・・
「1年の間、毎月、1食だけプレゼント」でした(笑)。
本場の味に満足した我々は、道頓堀周辺の歓楽街に突入!
またもや、「コテコテ感」に満たされて・・・
通行人も、「若い女性」が激減し、「おじさん」が再び激増(笑)。
「串カツ屋」ばかりだった「新世界」とは違って、
多種多様な飲食店が、見渡す限りに並んでいますね。
「千日前」(せんにちまえ)に入ると、
なんだか、レトロなムードが押し寄せてきて・・・
昔から観光地として知られる、「法善寺横丁」が出現!
法善寺の境内は、飲み屋街の、ど真ん中に位置するんですよ。
「法善寺」といえば、昔からの名物が、
甘くておいしい、「夫婦善哉」(めおとぜんざい)。
さっそく、賞味したいと入店しましたが・・・
「とても25名様は入れません」と、断られてしまいました(号泣)。
・・・というわけで、名物の「ぜんざい」を食べることなく、
そぼ降る涙雨に打たれながら、帰路の地下鉄に乗った我々でした・・・
なお、今回のツアーで、いちばん笑ったのが、この看板・・・
なんと、巨大すぎて不気味な手が・・・
トロの寿司を握っておられますよ(笑)。
よくもまあ、こんな突飛なアイデアを、
思いついて実現したものですねぇ・・・
これほどのコテコテ具合・・・
さすが、天下の台所・大阪やさかい!!
(不慣れゆえ、奇妙な大阪弁でゴメンなさい)
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・・・というわけで、皆さま、お楽しみいただけましたか?
「大阪のコテコテ地帯なんて、なんだか怖くて近寄れません(涙)」
とおっしゃる、気弱な常識人の方々の代わりに、
我々、心さみしい決死隊が、潜入してまいりました(笑)。
「何でもええからオモロイもん見て、気分、変えたいねん!!」
と欲した時には・・・
どうぞ、いつでも何度でも、このページを訪れて、
私と一緒に大阪の街を歩き回りながら・・・
「コテコテ気分」に、まみれてみてくださいね〜!!(笑)
\(へoへ)ノ