それは、2013年11月19日のこと・・・
「飯田史彦と巡る紅葉ツアー」の下見を兼ねて、
「光の学校」から、わずか2キロほどの観光地「東山」方面に、
好天のもと、ご機嫌で、のんきにお散歩に出かけてみました。
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まずは、清水道から三年坂に折れ、土産物屋が並ぶ石畳を下っていきます。
三年坂から二年坂に入り、八坂の塔の方面へ。
八坂の塔を見上げてから、「ねねの道」へと向かい、
秀吉の妻「ねね」の遺体が眠る、高台寺(こうだいじ)の参道に目をやると、
いい感じで色づき始めています。
土日は群衆で埋まってしまう「ねねの道」も、今日は平日なので、視界良好。
親鸞聖人(しんらんしょうにん)の墓所に向かう道(さすがに立派!)を右手に見ながら、
円山(まるやま)公園を通り過ぎると、
知恩院(ちおんいん)の、日本一大きな山門が・・・
知恩院の山門を過ぎて、しばらく歩くと、樹齢600年の巨木で知られる、
「青蓮院」(しょうれんいん)に到着。
巨木の迫力に圧倒されながら、坂道を下っていくと、そこは岡崎・・・
正面に「平安神宮」が見えてきて、近くのお堀には、見事な紅葉並木が現れました。
超高級な朝粥(あさがゆ)で知られる名店、「瓢亭」(ひょうてい)の前を通り過ぎ、
琵琶湖に向かう船を乗せて運び上げた鉄道、「インクライン」の線路跡を横目に見ながら進むと・・・
いつの間にか、南禅寺(なんぜんじ)の敷地に入っていることに気づきます。
南禅寺境内にある「天授庵」(てんじゅあん)は、ちょうど今、
JRの「そうだ、京都、行こう」のキャンペーン写真に使われており、まさに見頃。
南禅寺の境内には、明治時代の建築になる「水路閣」(すいろかく)がそびえ立ち、
レンガ色と紅葉との見事な相乗効果に、観光客たちが歓声を上げていました。
(水路閣は、琵琶湖の水を京都の町に運ぶための橋であり、橋の中を水が流されています)
天下の大泥棒・石川五右衛門(いしかわごえもん)が、京の町を見下ろして「絶景かな」と叫んだという、
南禅寺の立派な山門を後にして、小川の流れる美しい抜け道を歩いていくと・・・
紅葉の名所として知られる、「永観堂」(えいかんどう)に着きました。
そこは、3000本ものモミジが並ぶ、まさに、この世の極楽・・・
永観堂の紅葉を満喫し、ますますご機嫌になった私は、
有名な散歩道である「哲学の道」に入って、のんきに北上を続けます。
哲学の道からそれて、山腹に登っていくと、
そこには、「裏・哲学の道」と呼ばれる、閑静な山道が・・・
法然(ほうねん)上人が開いた「法然院」(ほうねんいん)の境内に入ると、
そこは、癒しに満ちた、静寂の世界・・・
「臭い野菜・辛い野菜、肉、酒を口にした者は、山門から入ってはならない」と、
石の柱に、厳しく書いてありましたが・・・
幸いなことに、私は、ネギも肉類も酒も、できるだけ口にしませんので、大丈夫です(笑)。
法然院から山道を下り、再び「哲学の道」に戻って北上すると、やがて「銀閣寺」に・・・
「銀閣」は、今は渋〜い板張りの外観ですが・・・
実は、ほとんど知られていませんが、室町時代の創建当時には、
黒光りする「総うるし塗り」の上に、絢爛豪華な色彩の装飾が施されていたんですよ。
ただ金箔を貼っただけの「金閣」よりも、はるかに高度な技術で仕上げられていたのです。
散歩を終えた私は、ついでに愛車に乗り込み・・・
仁和寺(にんなじ)の山門の前を通って、
「嵐山高雄パークウェイ」に登り、保津川(ほづがわ)の渓谷を見下ろしました。
すると、トロッコ列車の駅の真下を、川下りの船が、3つも並んで下流に向かう姿が・・・
紅葉シーズンに入って、お客様がたくさん増えているのですね。
これほどまでに素晴らしい、京の都の紅葉の見頃は、
まだまだ色彩を増しながら、12月中旬まで続きます。
あなたも、ぜひ京都においでになって、
ついでに「光の学校」にも、遊びにおいでくださいね!
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・・・というわけで、皆さま、お楽しみいただけましたか?
それでは、紅葉の京都で、お待ちしています!!
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