《 2012年3月以前に、戻っていく記録 》



3月22日版

  突然ですが、2日後に京都で開催される、福島の被災地を救うためのシンポジウムに、主催者の御依頼を受けて、ゲスト・コメンテイターとして出演することになりました。僕自身は、実行委員会メンバーからの御依頼をお受けしただけであり、主催者の代表者さんとの面識も交流も全くありませんので、ただ純粋に、「現地で救援活動を行った方々や現地の小学校長さんが講演や報告をしてくださり、その後に僕も参加して福島の救済について論じ合う」という内容・趣旨に賛同して、(もちろん無償で)参加を決断しました。急な話ではありますが、もしも当日に間に合う御方がいらっしゃいましたら、どうぞご参加ください。

日 時:
3月24日(土)、15時〜18時15分終了予定(14時30分開場)
会 場:
京都商工会議所 講堂(地下鉄烏丸線「丸太町」駅直結)
参加費: 1000円(無料でなくてゴメンなさい・・・おそらく被災者への募金が目的だとは思いますが・・・)



3月2日版

 昨日(1日)をもって、「京都校開校記念3DAYSコンサート」の参加お申込み受付を終了し、厳正なる抽選を行いました。当選者の方々には、2日のうちに、当選証明の印鑑を押した返信用葉書を、返送いたします(押印の無い葉書は無効です)。応募締め切りの木曜日にも、速達を含むたくさんのお葉書をいただき、結果的に、「初日は数十倍、2日目は7〜8倍、最終日も3〜4倍」という高倍率になりました。つまり、ほとんどの方々は当選できなかったという状況ですので、当選葉書が届かなくても、どうか落胆なさらないようにお願いいたします。(土日を挟みますので、当選葉書の到着は、来週前半になると思います。来週後半になっても届かなかった場合には、申し訳ございませんが、当選しなかったものとご判断くださいね)

 なお、抽選は、平等を守るため、決してお名前を見ることなく、返信用葉書の裏面に書いてくださっている「希望日」と「人数」だけを参考にしながら、僕とスタッフ3名の合計4名が、順番に1通ずつ引き当てていき、合計人数が定員に達した時点で終了といたしました。したがって、当選できなかったからといって、決して「僕に落とされた」という意味ではありませんので、どうか、恨みの念を僕に向けませんよう、お願い申し上げます(笑)。しつこいようですが、ほとんどの方々が、「当選できなかった〜(涙)」という貴重な試練・逆境の中に、等しく身を投じていらっしゃいますので・・・

 ・・・というわけで、ご希望に応じることができなかった皆さま、本当に、ごめんなさい(涙)。m(_ _)m
 今回の試練・逆境に負けることなく、今後の開校日に行われる無料の音楽療法コンサートに、ぜひおいでくださいね。はっきり申し上げて、開校3DAYSコンサートも、その後の開校日に行う通常のコンサートも、内容はほとんど一緒ですので・・・(笑)。しかも、「開校式」なんて大げさに書いてありますが、ただ単に、「それでは、これから、光の学校・京都校を開校いたします」と、ぼそぼそと宣言するだけであり、わずか10秒くらいで終わってしまいますしね・・・(これ本当ですよ)。



2月21日版

 先日、かつて「光の学校」でカウンセリングを受けてくださった女性から、このようなお手紙が届いていました。

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 「生きがいの創造W」拝読いたしました。どう表現したらいいのかわかりませんが、泣きながら読みました。
 先生と女性とのやり取りの中で、女性がお嬢さんに「ひらめかせて」あげる、という言葉(表現)を読んだ時、なぜか異様なほど私には「なるほど!!」と思いました。「ひらめかせてあげる」「ひらめき」・・・なんと解りやすい表現なのでしょう・・・私にはとてもしっくりきました。まさしく「なるほど!」と思いました。
この世に生きている私たちは、亡くなった愛する人から「ひらめかせて」もらってるんだ!! と、心と頭にすんなり入って理解できたように思います。飯田先生の表現、とっても解りやすくて大好きです

 
私の昨年最大の出来事・・・飯田先生にお会い出来たことです! 本当に感動しました!! 飯田先生に感謝の気持ちを伝えることができ、良かったです! 飯田先生はまだまだたくさんの任務(!?)使命がおありでしょうが、本当にお体無理されないでください! 絶対に休養もしっかり入れてください! そうしてたくさんの方々を助けて差し上げてください。 私はずっとずっと飯田先生のご健康とご活躍を熊本から心より祈っております。

 そして光の学校のお引越し、無事に進みますように・・・いつかまた、必ず行きたいと思っています。光の学校にうかがった時、自分へのお土産として買った、「いつまでも、いつでも一緒」と書いてある色紙、とってもとっても役に立っています。(役に立つという言い方は失礼ですが・・・) 母の写真の横に置いてあり、毎日何度も目にします。穴が開くほど(笑)。「いつまでも、いつでも一緒」・・・この深い言葉に勇気がわきます。母を近くに感じられます。きっとあの時(光の学校から帰る間際)、母がひらめかせてくれたんだと思います。買ってきて良かったです! 私の宝物になりました


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 ・・・と、特に京都への移転を発表してから、「京都なら便利だし観光もできるので、ぜひ先生に逢いに行きます!」というお手紙を、相次いでいただいています。そこで、僕としては、前回の更新でも悩んでいたように、「どのようなシステムを採用すれば、光の学校で、より多くの方々と直接にお話ができるのだろうか?」と、思案に暮れる毎日です・・・

 とにかく、まずは決定事項からということで、とうとう、「京都校開校記念3DAYSコンサート」の応募方法について、公開させていただきますね。次をクリックして熟読したら、さっそく、往復葉書を買うために郵便局へ!! \(^o^)/

(募集終了のため、その後に削除しました)



2月16日版

 お待たせしました。「光の学校」京都校の開校日&記念イベントについて、スケジュールと内容が決まりましたので、お知らせいたします。「光の学校」ホームページを、ご覧くださいね。

 なお、4月以降のカウンセリングのスケジュールや受付方法については、現在、思案に暮れながら検討中です。もちろん私の読者さんは大歓迎ですが、せっかく「無料」で行っているうえ、交通の便が良く、多くの人々が住んだり訪れたりする「京都」に移転するのですから、先日より何度も強調しているように、お金をお持ちでない方々や、若者たち、学生たち、受験生たち、あるいは年金生活のお年寄りなどに、もっとおいでいただきたいのです。(ちなみに、大都市部では、それなりの地位や実績を持つ本格的なカウンセラーに受診するためには、30分で1万円かかったりするそうなので、お金持ちの大人でなければ受けられないという矛盾があるとのこと・・・そのような高価なカウンセリングを受けられない方々を、僕が一手に引き受けたいと熱望しています)

 しかも、過去2年間の経験で痛感したのは、「光の学校を訪れる皆さまは、僕に逢いたくておいでくださるのであり、どのような形でも良いから、僕と言葉を交わしたいと願ってくださっているのだ」ということです。コンサートやカウンセリングの合間に、ほんの数十秒間でも言葉を交わしたり、握手したりすることができれば、本当に喜んで、幸せな表情に変わっていただけるのです。したがって、僕としては、「どなたに対しても、いつでもお逢いでき、できるだけ多くの方々と交流できるような環境」こそが理想的であり、「光の学校」活動に専念できれば何よりの幸せなのですが、現実には、僕は裕福な資産家ではないため、きちんとお金になる仕事を頑張って、家族を養ったり「光の学校」の赤字分を補わなければなりません。そのため、完全無給で働いている「光の学校」は、月に10日間程度だけ開校するのが精一杯であり、お逢いできる方々の人数にも、かなりの限界があるというわけなのです(涙)・・・このような、この世で生活するからには必然的に直面する経済的&時間的&労力的な試練を、いかにして乗り越えて行くべきか、いま懸命に思案しているところです。今後、「助けてください!」と京都校に飛び込んできてくださる方々を、どれだけ受け入れて、救って差し上げることができるのでしょうか・・・旧・養老校に比べて、関西圏の周辺人口や交通の便が劇的に変化するわけですから、僕に逢いに来てくださる方々の数も、急激に増えていく可能性が高いのです。

 その意味でも、お1人あたりはわずかな金額であっても、多くの方々にご協力いただければ、積もり積もって大きな力になりますので、「自分なんかには、どうせ大したことはできないから」などとあきらめないで、ぜひとも、「自分に可能な範囲内での、ささやかな寄付」という形で、ご支援を実行いただけますようお願い申し上げます(詳細は、http://iidakenkyusho.jp/bokin.html をご参照ください)。皆さまの経済的なお力添えが大きくなればなるほど、僕が「光の学校」に滞在して開校できる日が増えて、より多くの方々を直接にお救いできるという、とてもわかりやすい公式が成立しますので・・・(笑)。もちろん、寄付者名の中に、あなたのお名前を発見することは、僕にとっての大きな喜びになります。(⌒〜⌒)

 たとえば、本日いただいたお手紙(旧・光の学校の住所から転送されてきました)には、このようなお言葉がありました。

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 先生の御著書、いつも有り難く拝読させて頂いております。そのため、どんな困難でも乗り越えて行ける自信があったのですが、寝たきりの重度****の**が、施設に****している際に****になり、何とか蘇生しましたが、前までは笑顔を見せていた**が、今は意識も戻らず、*を******で********状態です。私は、毎日、**の様子を見に行っておりますが、とてもショックです。
 しかし、先生の本をたくさん読ませて頂き、知り合いにも配布し、同じ本を何冊も購入して、「旅行用持出し用」「お守り用」「寝る前の読書用」などと、本当に飯田先生の本に支えて頂いている私としては、歯を食いしばって毎日生きております。頑張って生きていたら、そのうち、今の人生の状況も、いつか好転するのではないかと、思っております。先日、あまりにもどうしようもなく、落ち込んでしまい、自分の**才になる母親に、「死にたい・・・」と打ち明けてしまいました。しかし、自分は、飯田先生の本を希望として生きているので、これからも頑張って生きる、と母に告げました。母は、今、私が渡した「生きがいの創造4」を、読んでいます。
 正直、人生、どう生きていいか、わかりません。人生を捨てることもできません。つらいです。先生、このような情けない私ですが、このような先生の読者のことも、どうぞ見捨てないで下さい。今は、とにかく、毎日を「生き」続けようと思います。先が見える、その日まで。
 これからも、どうぞよろしくお願いします。先生、寒いですが、どうぞ御身体に気をつけてお過ごし下さい。


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 また、大震災の被災地の方々からも、今でも次のようなお手紙が届きます。

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前略 知人からの紹介で、先生の本(生きがいの創造W)が読みたくなり、さっそく購入しました。
 私自身は、石巻で被災して、家族はみな無事でしたが、親族の****が亡くなりました。住んでいた所は壊滅的な被害にあい、近所の大切な人達も、相当、犠牲になりました。大切な友人からも、**才になる息子さんが家ごと流されたと連絡があり、いたたまれない気持ちになりました。その友人に、この本を贈っていただけたらと思い、連絡させていただきました。 合掌。

(飯田注:ご本人の住所氏名、および送付先の住所氏名が書いてありますが、ここでは省略いたします)

 よろしくお願いもうしあげます。


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 ・・・このようなお手紙を拝読していると、「よ〜し、京都校が開校したら、できるだけ多くの方々にお逢いできるよう、倒れる寸前まで努力するぞ〜☆」と、無謀な挑戦に熱くなってしまう自分がいます(笑)。しかし・・・さあ、そのためには、いったい、どのようなシステムを構築&採用することが望ましいのか・・・いま、悩みに悩んでいるところなのです・・・

 さて、明日は九州の病院を訪れ、明後日には東北へと移動します・・・今年も、忙しくなりそうです・・・



2月7日版

 本日、僕の娘が、いちばん入学したかった大学・学部学科に、めでたく合格できました〜!! ヽ(^o^)丿



 そこが娘にはもっともフィットするので、ほかの合否には関係なく、もうそこに決めたそうです。
 なにしろ、ここしばらくは心配で夜も眠れず、HPを更新する気力さえ湧きませんでしたから、これでようやく安心できます・・・

(← ようやく安らかに眠れるの図)

(15日版の内容を覚えている御方からは、「実のところ、ぜんぜん悠然と構えてなんかいなかったんじゃないの?」と、鋭いツッコミが入りそうですが・・・娘の前では悠然と構えているとはいえ、やはりそこはそれ、いわゆる「親心」ということで・・・笑)



1月23日版

 ついに昨日(22日・日曜)、久しぶりに訪れた養老校に別れを告げて無事に荷物を搬出しましたので、「光の学校」は、本日(23日・月曜)の午前中から、めでたく京都校に荷物を搬入いたします。何しろ、トラック3台分もの大荷物なので、いやぁ大変でした(涙)。(実際に大変だったのは、ヤマト運輸の方々であり、僕はただ「大変なお仕事だなぁ」と傍観していただけでしたが・・・笑)

 僕をはじめ、スタッフ一同、「あこがれの京都のど真ん中に移転し、この素敵な建物の、様々な工夫を凝らした素晴らしい部屋で、今度こそ本当にやりたかった社会奉仕活動を展開しながら、真の光の学校を実現させることができるのだ」と、価値ある大きな挑戦に、幸せ一杯で燃えに燃えているという状態です。スタッフ一同、本当に明るく元気で、毎日が楽しくて仕方がないほど、力を合わせて前向きに頑張っているんですよ。僕自身も、決して大げさではなく、今が今生でいちばん幸せだと感じるほど、毎日が楽しく充実しているのです。やはり、試練無き人生に幸せ無し・・・突然に襲いかかってきた理不尽な試練が大きいほど、その試練をコテンパンに打ち負かして乗り越えた時の喜びが、より大きくなるというわけですね。(⌒〜⌒)

 そのような中で、大震災の被災地から、今でも次のようなお手紙が随時届きますので、ご紹介してみましょう。現地では、まだまだ、大震災は終わっていないんですよ。

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「著書送付希望」 飯田史彦様へ

 前略 『生きがいの創造 W』 本日、平成**年*月**日(*)AM11:00、読み終えました。
 購入したのは、仙台市六丁目生協の書籍部で、妻の*子が立ち読みし、もっと読みたくなり買った様です。妻が読み終えた後、私がここ数日かけて読み終えました。

 本書の270頁、おわりにの項で、一の(1)につき、希望したく手紙を書きました。よろしくお願い致します。
   私の名前 ****(******)(**才)
   住所   *** ******* *** **** ********(TEL**********)

   送付先氏名 ****(*****)(**才)
   住所   *** ******* *** **** ***(TEL**********)

 今回の大震災で、宮城県内の沿岸部は、ニュース等で見る通りです。私どもが住んでいた******地区は、ほとんどニュースにはなりませんが、**干潟再生プロジェクトについては力を入れて報道されています。人よりも、鳥やカニや植物の方が大事なようです。しかし、私どもは、家屋、家財を全て流され、5人もいた家族が、妻と2人だけになりました。**********、息子たちの葬儀の時に、***「*******、*******、*********」と言われた時に、涙が激流し、流された息子たちに心からお詫びしました。
 私の*も、父親と*歳の子供を津波で流され、今、迷いの中で、悶々の日々を過ごしています。飯田先生の本で、幾分でも、*の心が安らぐかと思い、是非とも*に送って頂けたら幸いです。
 思うこと、書きたいことは山ほどありますが、今回は、希望のみで失礼させて頂きます。  草々


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 ・・・というお手紙でした。もちろん、さっそく、ご希望の送付先(ご親族)に、僕のサイン&メッセージ入りで、『生きがいの創造 W』をお送りいたしました。少しでも、お役に立つことができましたら幸いです。

 ちょうど本日、PHPから、『決定版・生きがいの創造』を、ついに文庫化してくださるというお話をいただきました。せっかくですので、京都大学百周年記念ホールで行った超満員の講演会を収録した『生きがいの創造V』の内容も折り込みながら、まさに、最新情報や「光の学校」京都校の紹介も兼ねた作品として、再構築すべく執筆中です。「光の学校」京都校のOPENに合わせて、4月以降の早い時期に発売しますので、どうぞお楽しみに!

 そんなわけで、本日の荷物搬入作業に備えて、今夜は早めに眠らなければなりません。しばらくは、京都校に張り付いて、荷物整理をしながら、さらなる効果的演出を目指したデザイン&工事作業に尽力することになります。京都校のOPENは、早くても3月の中旬以降になりますので、郵便物の届け先住所や電話番号などの公開は、もうしばらくお待ちくださいね。次回こそは、必ず詳細情報をお教えいたしますので!!



1月15日版

 わが娘をセンター試験の会場(古巣である福島大学)に送り届ける重要任務、めでたく遂行することができ、無事に試験も終了いたしました(ただし大事を取りすぎ、会場に早く着きすぎてしまいましたが・・・涙)。読者の皆さまから、心強い応援をいただきましたこと、誠にありがとうございました。m(_ _)m

 まあ、僕の娘の場合は、本人が最も入学したい第一志望の大学(学部学科)が、受験校の中での偏差値ランクでは下の方に位置するため、本人としては「うっかり偏差値上位校に合格してしまわないように気をつけている」という有様で、なんだか余裕を漂わせている模様です(笑)。僕が以前より、「偏差値は合格可能性を判定する材料にすぎないのであって、進みたい大学や学部学科を判断する材料ではないのだから、志望する大学や学部学科は、それぞれの立地・建物・交通の便・環境・授業内容・卒業後の進路・教員や学生の特徴・予想される学生生活の楽しさなどを、自分の好みや自分との相性を重視しながら、主観的・感覚的に評価して決めなさい」とアドバイスしてきたのが、功を奏したのでしょう(笑)。事実、僕が父親として、「娘をこんな大学・学部学科に入れたいなぁ」と思う対象は、偏差値ランキングとは(全くと言って良いほど)関係が無いのです。

 そもそも、娘が中学生の頃から、「受験勉強なんかしないで、毎日、読書をしたり音楽を聴いたりして楽しく明るく過ごしなさい」と、父親(つまり僕)があまりにも強調するため、とうとう大いに不安になって、ついには娘が自分から「どうか学習塾に通わせてほしい」と哀願してきたくらいなので(笑)、わが家の受験など、のんびりしたものですが・・・実際、僕は娘に向かって、「お前が進むべき進路が、さあおいで、と門戸を開いて待っていてくれるんだから、どの大学が自分を呼んでくれるのか、楽しみにしていればいいんだよ」と、いつも悠然と構えてニコニコしているんですよ。(・・・「悠然と構えている割には、試験会場への搬送任務では浮き足立っていたではないか」と、鋭いご指摘も入りそうですが・・・笑)

 ・・・というわけで、皆さまお待ちかねの、「光の学校」京都校の詳細情報については、またもや次回に! (^-^)



1月11日版

 どうも政治家の中には、あたかも震災後の原発問題が収束したかのような発言をする方々がいらっしゃるようなので、さすがに僕も、このHPでは政治的発言を控えているにもかかわらず、憤慨を禁じ得ません!・・・先日も福島で各地をウロウロしてきましたが、温暖な富岡町の方々が避難されている仮設住宅(あの辺りは大玉村の村域でしょうか)では、雪や寒さに不慣れなお年寄りたちが、凍結した道で御苦労なさっていました(涙)。

 僕のところにも、いまだに、「被災した親族に『生きがいの創造 W』を(サイン&メッセージ入りで)送ってあげてほしい」「震災で流された**さんの消息を知りたいのですが」といったお手紙が、コンスタントに届きます。僕の「魂の救済活動」は、今後も長年にわたって行うことになることは、間違いありません。京都に引っ越してしまうと、東北が遠くなるので、諸経費がかかって大変ですが、昨年の4月13日版を通じて皆様からいただいた寄付金を活用しながら、精一杯、今後も頑張らせていただきます。さらなる御支援を、よろしくお願い申し上げます。


 なお、「光の学校」については、先日の連休を活用して、養老校の荷造りを終え、あとは引っ越し当日を迎えるだけになりました。あれほどの大荷物が、よくぞ片付いたものだと、作業にあたってくださったスタッフ&お手伝いさんたちに、感心するばかりです。(僕自身はといえば、指示命令するばかりで、肉体労働はほとんどしておりませんので・・・笑)

 このところ、「せっかく移転させていただけるのだから、移転先の京都校をいかにしてグレードアップさせるか」という幸せな挑戦課題で頭が一杯でしたが、いざ引っ越しを目前にすると、養老校に対する感謝の気持ちも、当然のように湧き起ってきます。僕は昔から「物」には執着がないので、養老校の「建物」に関しては(自分でも意外なほど)何の未練もないのですが、養老校で過ごした2年あまりの期間に出逢った多くの方々に関しては、「まさに、これらの方々と仲良しになるために、2年間という短い間であっても養老に滞在する意味があったのだな」と確信できるほど、深い感謝の念で一杯です。場所は京都に移転しても、養老校を通じて出逢った大切な方々とは、いつまでも仲良しでいさせていただきたいと願っています。

 また、来訪者の方々からは、養老校の場所(交通条件)に関するご不満をずいぶん頂戴してきましたが(涙)、僕自身はもともと田舎者なので、自然豊かな養老の地が大好きで、大いに満足しながら生活しておりました。僕と「光の学校」は、新たなチャレンジ・ステージに向けて京都へと旅立ちますが、養老の地と養老校で出逢えた皆様に対しては、心より深く感謝させていただくと共に、皆様の御多幸をお祈りさせていただきます。本当に、ありがとうございました。m(_ _)m


 さて、これから僕は、またしても東北に向かいますが、今週末は、いつもの東北行きとは異なる、非常に重要な任務を帯びているのです。その任務のことを思うと、さすがの僕も、異常な緊張感にとらわれてしまい、居ても立ってもいられなくなるようで、ふと気がつくと、意味もなく腕を込んで部屋の中を歩き回っている自分を発見するのです(笑)。

 その極めて重要な任務とは・・・それは、「受験生である娘を、センター試験の受験場所である福島大学会場に連れて行く」という、決して失敗の許されない、必勝を義務づけられた超特大ミッションなのです!

 ・・・「もしも、道が渋滞していて、試験に間に合わなかったらどうしよう!」などと考えると、ありとあらゆる失敗パターンが頭に浮かんでしまい、夜も安らかには眠れません・・・ああ、このままでは、センター試験の当日を迎える前に、父親である(心配性の)僕の方が、不安神経症に冒されて目が血走り、過呼吸と鼻血でバッタリと倒れてしまうに違いありません!!! (>_<) (>_<) (>_<) (せめて、6年前の脳出血の再現だけは、避けたいところです・・・涙)


 というわけで、今夜も、迫り来るセンター試験の重圧に耐え切れず、精根尽き果てました・・・
 「光の学校」京都校の建物や内部デザインの詳細は、(またしても)次回に!! m(_ _)m



1月8日版

 このところ、ほとんど京都に滞在して、「光の学校」京都校の設計&リフォーム作業を、テンテコ舞いしながらも大いに楽しんでおります。今回も、訪れてくださる皆さまを、あっと言わせるドラマティックな演出を実現すべく、設計者さんと知恵を絞って、あれこれと技術的な「実験」(本当に、まるでエジソンのような「発明」作業なんです)を繰り返しているところです。養老校での経験を通じて「不要」「無駄」と判明した要素はバッサリと削除し、逆に養老校に欠けていた要素、不足していた要素を可能な限り取り込むことによって、格段にグレードアップさせた社会貢献サービス&ハイ・パフォーマンスを実現しますので、どうぞお楽しみに! 

 今思えば、京都校が持つ無限の可能性&社会貢献性に比べると、できることも訪問者も限られていた養老校での2年半は、実戦前の呑気なウォーミング・アップにすぎませんでした(笑)・・・なにしろ、僕が真に救いたい、お金に恵まれず日々の生活に困窮なさっている方々や、若者たち&留学生たち(だからこそ「光の学校」は無料で提供しているのです)は、養老校の立地上・交通上の問題のために、この2年半の間、ほとんど訪れてくださらなかったのですから・・・(涙)


 それにしても・・・「光の学校」の移転をお知らせしてから、実に数多くの様々な方々から応援やアイデアをいただき、さらに「京都」への移転を表明してからは、「飯田先生&生きがい論&光の学校と、その読者&賛同者にとって、京都で開校することこそが最善の道」と大喜びしてくださるご意見を、山のようにいただきました。京都は交通至便であるうえ、日本の心と文化の中心ですから、そのまた中心地である三条通御幸町交差点の角地で開校するということは、まさに、「光の学校」が日本人の心の中心で輝き始めるということ・・・しかも、ライヴハウスやカフェやブティックに多くの若者たちが集い、ビジネスマンやOLたちが颯爽と行き交う、京都でもトップクラスのお洒落な一等地(おまけに150台以上収容の巨大な駐車場も併設する便利な建物)で開校するということは、「光の学校」を訪れてくださる方々の層や人数が、飛躍的に広がる(増える)ということなのです。

 さらに、京都校では開校の時刻・曜日の制約から解放されますので、日曜日にも開校することにより、これまでは「日曜日しか休めないので行きたくても行けない(涙)」と苦情の多かった医療・福祉・教育関係者の方々にも来訪いただけるうえ、夜の時間帯に音楽療法コンサートを開催することで、「今日は疲れたから、やけっぱちで大合唱して帰るか(笑)」と、ストレス解消目的の職業人の方々にもご参加いただけるというわけです。同じ建物の階下には、京都で有名なJAZZ CLUB(ジャズの生演奏を聴きながらお酒を飲めるパブ)が入っていますから、大合唱の前後に一杯やるのもご自由(笑)。

 実は、当初は、「光の学校は森の中にあるイメージだったので、うるさいトラックがたくさん通る幹線国道沿いの養老校にはガッカリした」というご意見を尊重し、「大自然に囲まれた森の中に移転する」という案も検討して、あちこちを探し回ってみました。しかし、「公共交通機関がほとんど使えず、岐阜羽島駅からタクシーで往復1万円近くかかってしまうのは本当に困る」「遠いので周囲に宿泊しようと思っても徒歩圏内に選択肢が無い」などという、養老校に対する圧倒的多数の強い苦情を考慮すると、経済的余裕の乏しい方々、車を持ちたくても持てない方々、若者たちや留学生でも安価な費用で気軽においでいただけ、しかも遠方からの来訪者には「有名観光スポット巡り」という大きな特典も付く、「京都の便利な街なか」こそが最適だと結論づけたのです。
(嵯峨、北山、祇園、東山界隈なども探してみましたが、納得のいく物件に出逢えませんでした。特に、僕は頻繁に音楽療法をやりますので、音を出したり大合唱しても問題の生じない、それなりの広さの常設かつ専用のホールが必要であり、この条件を満たす物件を探すのは至難の業なのです)

 おまけに(決してこれを最優先したわけではありませんが)、京都の三条小川には僕の年老いた両親が住んでいるため、奇遇にも、すぐ近くに住んで、望ましい看取りをしてあげることができます。また、この4月からは、僕の娘が京都の大学に進学するため(注:まだ合格しておりませんが何とかなるでしょう)、奇遇にも、3月には福島を離れて妻子が引っ越してきます。したがって、もちろん、両親も妻子も、僕の突然の京都移住を、「そりゃぁええことじゃわい、ほんまにえかったのう!」(父の広島弁)と、大歓迎しています。
 そのうえ、「光の学校」養老校のスタッフも、奇遇にも、ほとんどが現住所に縛られない状況であるため、「ええ〜っ、あこがれの京都に住めるんですか!!」と、大喜びしてくれています(笑)。どうしても移住できない一部のスタッフも、「名古屋と京都は『のぞみ』で1駅ですから、できる範囲で今後も京都校を訪れて、観光も兼ねて手伝わせていただきます」との嬉しい御言葉でした。結果的に、すべてが丸く収まって、関係する(巻き込んでいく)人々の全員が、明るい未来に向けた笑顔で幸せ一杯なのですから、本当に不思議な展開です。まさに、「一寸先は光」・・・人生、どのような幸運が待ってくれているのか、わからないものですね(笑)。

 このようなわけで、養老校が抱えていた致命的問題点を完璧に克服し、さらに、養老校がどう頑張っても手に入れることが出来なかった様々な貴重な価値を、楽々と実現していける理想的な移転先・・・それが「京都の中心にあり、かつて建築関係の賞を受賞した、ロンドンの欧風建築のような大きなアーチを並べている、人目を引くあの建物」であったという経緯でした。しかも、京都活性化における有名人でいらっしゃり、地元商店街のトップを務められた名士のオーナーさんが、僕の社会奉仕活動に「無料でやるとは奇特な御方」と共感くださって、金銭的にも条件的にも、大いに優遇してくださったのです(涙)。

 この1か月間、僕の活動の価値を正しく理解・応援してくださる、徳の深い方々(そのような方々は日常の言動に現れるので、実際に周囲から愛され尊敬されています)との劇的な出逢いや再会があり、自分でも信じられないほど、ラッキーな出来事の連続です。養老校の設立を機に(なぜか)僕から離れて行った方々も、京都への移転を知って、お祝いの言葉と共に、笑顔で戻って来てくださいました。また、親切な管理人さんのご紹介でリフォームをお願いした、新進気鋭の若手の業者さん(岡本屋さん)も、無理難題の突貫工事に全力で取り組んでくださっており、「初代の建物を軽く上回ります」と言わんばかりに燃えに燃えて(笑)、昨年末には、わざわざ養老校まで視察においでくださいました。とにかく、(今生では)初対面であるはずの方々が、皆さん、僕を待ち構えていてくださったかのように、無条件で信用・応援してくださり、異常なほど優しくて、頼りがいがあるのです・・・まさに、昨年の大震災以降の救助活動を通じて、「これからは、心身のために良い人たちと一緒に、心身のために良い生き方をしていこう」と、自分自身に対して誓ったことが、不思議な力で一気に実現していくという感覚です。


 さて、絶妙なタイミングで御縁が生じ、幸運にも、「内部を自由にリフォームして結構」という破格の条件のもと、3階の全体を安価でお貸しいただけることになった、その有名な欧風建築とは・・・

 毎度ながら、今夜も、もう精力が尽きました(涙)・・・詳細は、(またしても)次回に!! m(_ _)m



2012年1月1日版

 新年あけましておめでとうございます!! \(^o^)/

 皆さまへの感謝を込めた贈り物として、記念すべき旅立ちの年明けにふさわしい「 You Raise Me Up 」を、表紙ページに公開しておきましたので、どうぞお楽しみくださいね。

(「光の学校」京都本校についての詳細情報は、また次回に!)



12月31日版

 読者の皆さま、今年も大震災など色々ありましたが、僕にとっては、とても充実した1年でした。
 来年は、新年早々に、「光の学校」を
京都 に移転させ、僕が真にやるべきこと、本当にやりたかったことを実現すべく、大いにグレードアップした社会福祉活動を展開しますので、どうぞご期待ください。また、来年は、「生きがい論」の原点に戻り、作家としての著作活動に力を入れますので、どうぞお楽しみに!

 詳しいご報告は、また来年(といっても明日から来年ですが)にド〜ンと公開しますので、もう少々、お待ちください。
 それでは皆さま、どうぞ、良いお年をお迎えくださいね〜!! o(^-^)o



12月20日版



 ついに、
「光の学校」の理想的な移転先を発見し、本日、正式に契約して参りました〜!!\(^o^)/



 その場所は、なんと!!! ・・・現在、僕の年老いた両親が(故郷の広島を離れて)住んでおり、来年4月からは、大学生になる僕の娘も、その母親と共に福島を離れて引っ越して来る、あの世界的に有名な都市の、「あそこ」なんですよ。今回の移転にあたって、初代の岐阜養老校が直面していた致命的問題を完璧に解決してくれる、その素晴らしい理想的な場所としての「あそこ」とは???・・・ (本日は大移動をして疲れたので、次回に続く)(^ε^)



12月16日版

 ごめんなさい・・・このところ、「光の学校」の急な移転騒動で、各地を飛び回るなど忙殺されており(移転先の設計&リフォーム工事が必要なので来月末に出て行くのは大変な難題なんです)、珍しく早寝早起きのため、いつものように深夜にHPを更新する暇がありませんでした(涙)。移転先などの最新情報については、順調に行けば、来週中には公表できるものと期待しております。

 すると、先日の「横浜・赤レンガ倉庫」公演に無料ご招待した、仙台にお住いの被災者の女性から、このようなお葉書をいただきました。



 そのほかにも、ご招待した被災者の方々から、いくつもの礼状をいただきました。僕としても、「ご招待して本当に良かった!」と、幸せ一杯です。わざわざ交通・宿泊費をかけて、横浜までおいでくださり、本当に、ありがとうございました。

 また、このところの僕の心身の健康を案じてくださる、このようなお葉書も・・・



 ・・・というご心配ですが、確かに、3月以降、体重が10キロも減ったんですよ。「この減り方は、まさか、ガンや糖尿病では?」と恐ろしくなって、先日、人間ドックや糖尿病専門医を受診してしまったほどの減り方なのです。ただし、検査結果は、幸い、怖れていたほどの数値ではなかったので(笑)、どうぞご安心を。

 しかし、急な移転騒動勃発のため、とても「ゆっくり休養」とはいかないのが現実です(涙)。
 一方で、新刊の付録CDなどにより、毎日、僕の歌をお聴きくださっているという主婦からは、嬉しいお葉書が・・・



 そういえば、岐阜養老校の閉校間際の飛び込み客(失礼)の方々で、このところ、音楽療法室でのミニ・コンサートが、連日のように、満員か、それに近い人数なのです。僕を心から応援してくださる大勢の方々の大合唱は、何よりのエネルギーになって、本当に有難く、気持ちの良いものですね〜!\(^o^)/

 特に、表紙ページで公開した新曲「山登りの歌」(このシンプルな曲名も大好評)が、異常なほどの大人気で、毎回リクエストをいただき、元気一杯の大合唱が響き渡ります。今後、少なくとも2ヶ月以上の間はコンサートが行えなくなりますので、「山登りの歌」を一緒に大合唱したいとご希望の方々は、残り少ない開校日(
20、21、26、27日)に、どうぞおいでくださいね!



11月25日版

 このたび、現在の「初代・光の学校」(岐阜養老校)の建物のオーナーから、「建物を他の用途に使いたいので転出してほしい」と、正式な要請がありました。「光の学校」は建物の2階部分の全体と1階の一部を使用しており、2階の内装&備品類と庭の草木&備品類を担当して資金提供していましたが、建物の全体は別のオーナーが資金提供して建築し、2階部分と1階の一部を使わせてくださっていたのです(外観と庭のデザインは僕が担当しました)。わずか2年あまりで転出することになるとは思っていませんでしたが、オーナーから返却要請が出てしまうと、借受人としては出るしかないのが現実です(涙)。当方としては、「年末までに出るように」という要請を、せめて来年1月末まで延長してもらい、その間に、新たな移転先を探すしかありませんでした・・・(ご寄付くださっている方々への説明責任がありますので、ここに要約させていただきました)

 もちろん、「光の学校」運営は、執筆、講演、コンサートなどで構成される僕の「生きがい論」活動の一部にすぎないうえ、「生きがい論」活動そのものも、様々な社会奉仕活動や本業の経営コンサルタントなど、僕の諸活動や生活の一部にすぎないのですが、特に「光の学校」は、皆さまからの温かいご支援(寄付金)をいただきながら、僕の諸活動の拠点としての位置づけを担ってくれています。
 したがって、岐阜養老校は閉鎖しますが、これから場所と建物の選定に入って、来年の2月〜3月をめどに、どこか他の場所に移転したうえ、「光の学校・****校」としてリニューアル・オープンさせていただきます。「光の学校」とは特定の建物(ハコ)を指すのではなく、その正体は僕という人間であり、僕自身が「歩く光の学校」なので(笑)、僕がどこかに拠点を構えて無償のカウンセリングや音楽療法を行えば、そこが「光の学校・****校」になるわけです。

 事実、現在の初代・光の学校は、深刻な問題点を抱えながらの不安定な運営を強いられていましたので、移転が決まったことを知らせると、キャスト(スタッフ)さんたちは全く悲しまず、「おめでとうございます!」「ほっとしました!」「次は、どこで、どんなふうにしましょうか」などと、明るい未来に向けて燃えに燃えておりました(笑)。何事も、「これは新たな発展の大チャンス!」と楽しめば、夢いっぱいでワクワクしますよね。僕自身も、ここしばらくの心身の絶不調から解放されて、意識が完全に未来を向き、すっきり爽やかに元気いっぱいです。
 そのようなわけで、読者の皆さまには、次のような御願いをさせていただきます。


(1)せっかくなので、皆さんにも楽しんでいただきたいということで、「この建物がいいのでは?」「うちの持っている、この建物が空いているので、
タダ同然で使ってほしい」などのアイデアがありましたら、お早めに、お手紙でお教えくださいね。(全国各地に、「分校」を設けてもかまいませんので・・・笑)

(2)上記の通り、「光の学校」は単に「移転」するだけであり、飯田史彦の社会奉仕活動の象徴あるいは拠点としての役割は、これまでと全く変わりません。したがいまして、これからも、皆さまの温かいご支援(ご寄付)をいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。(移転にあたって、多額の経費がかかってしまいますので、
この大ピンチを、どうかお助けください・・・涙)

 さあ、皆さんも、2代目の「光の学校・****校」がどこになるのか、どうぞお楽しみに!


 追伸:

 そういえば、しばらく更新しないうちに、新刊『生きがいの創造 W』が、めでたく増刷になっておりました。今回の本は、被災者の方々に向けた内容であったり、大震災に特化したテーマであったりと、一般書としての表面的な訴求力が薄いため、たくさん売れるとは思っていませんでした。本当に、ありがとうございます!



11月10日版

 福山での講演会、有料であったにもかかわらず、500名以上の方々がおいでくださり、大盛況で終えることができました。急きょ行った握手会にも多くの方々が並んでくださり、著書も300冊近くも売れて、現地の販売スタッフの方々に、大喜びしていただけました。本当に、ありがとうございました。
 今週金曜日は、岐阜県の土岐市(東濃相談員協議会)で講演し、来週火曜日には、滋賀県の長浜市(真言宗信行会=お遍路さんの集まり)で講演と、しばらく講演会続きです。その間隙をぬって、ある先端技術系有名企業の課長クラス全員のカウンセリング(1名あたり1時間程度)を請け負っていますので、このところ大忙しです。もちろん、週末を中心に、東北各地を訪れて、例の活動も続けております。とても辛いことがあって、ボロボロの心に「ふみクマ先生」の着ぐるみを被っている状態ではあるのですが、精巧かつ高機能で強じんな着ぐるみのため、勝手に着々と仕事をこなしてくれるので助かります(笑)。

 さて、新刊『生きがいの創造 W』の「おわりに」の中で、このたびの大震災において被災された方々に対して、ある奉仕活動のお約束をしておいたところ、さっそく、たくさんのお手紙が届き始めました。本日は、そのうちの2通をご紹介しましょう。プライバシー部分は全て隠しますので、伏せ字だらけになってしまいますが、それだけに、現実のお手紙の内容の重さと、僕が果たしている使命の価値の大きさを、生々しくお伝えできることでしょう。(伏せ字部分以外は、お手紙の文章を、そのまま無修正でご紹介いたします)

********************

 
飯田先生へ

 飯田先生、初めまして。
 飯田先生の書籍の存在を知り、藁にもすがる思いで、読みました。

 私の主人も、東日本大震災の津波により亡くなりました。出逢って*年、結婚して*年、*が生まれて*年*ヶ月の事でした。主人も、先生の本に出てくる女性の方と、同じ気持ち、同じ想いだったのだろうと、涙ながらに本を読んでました。
 震災から8ヶ月が経とうとする今、主人は、行くべき光の中へ、行く事が出来たのか、本当に、お忙しい中、恐縮ですが、先生にお聞きしたく、手紙を出させていただきました。飯田先生、お願い致します。

 主人は、****の***で、**から帰る途中、福島県の**市の**という所で、津波にあいました。1ヶ月後に、見つかりました。

 主人が笑顔でいてくれる事を、心より願って。

 ***−**** **県*** **町** *******

    ****
      **(*)
 主人 ****


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********************

 
前略 ごめんください。
 先生の御本「生きがいの創造」W、早速読ませていただきました。おわりに〜を拝見し、希望の光が見えたようで、すがる思いでお手紙致します。

 私は福島県**市に住んでおります。現在**歳ですが、**歳で*を亡くしたことから、人生や死の意味を探し、様々な本を読んできましたが、先生の数々の著作に出会い、心の支えを得、歩んできた者です。現在、***の**をしていますが、この度の震災、原発事故では、先生の御本にもあったように、本当に多くの人が悲しみと癒えない心の傷をたくさん抱え、それでも、一歩一歩、歩もうとしている現在だと感じます。
 我が*にも、相双地区から、たくさんの子どもたちが、着のみ着のままで避難して来、ほんとうに複雑な思いで耐えながらも、未来へ向け頑張ろうとしています。

 今日、先生にお願いしたいのは、3.11に津波にのまれ、いまだに行方不明の**が、無事に光の世界に帰ったのか、睦まじかった**が1人残されて、遺体があがらないことに意味はあるのか、可哀想な**にメッセージはないのか、と日々考えていたこと、それが、先生に明らかにしていただけないだろうか、ということです。

 **、****は***歳、残された**も***歳です。**市**町の海岸沿いに家を建てて住んでいました。それも**は、戦時中、海軍に入り、特攻隊で終戦を迎え、日々、海を見ては、戦争で亡くなった仲間たちを供養し、忘れないとの思いからだったということです。遺骨の無いまま、先々月、お別れ会を致しました。「人を守り、人を救い、人を作り、人を残す」ということが信条だった**夫婦は、本当に、多くの人から慕われる人物でした。それなのに、最愛の***を**の*月に**で亡くし、気落ちしながらも、夫は妻のために、妻は夫のためにと、互いを気遣い、つれあいのため、*のために1日でも長生きしようと生きてきたというのに・・・。

 津波が来た時、丁度、お茶の時間で階下へ降りてきて、**は洗濯機にはさまったため、海水にのまれたけれど流されずにすんだのです。自宅は取り壊しになり、**は高齢ですがしっかりしているのに、他人に迷惑をかけたくないと、老人ホームに入居しました。先日、「あんな、いい人はもう現れない。次の世で、私は虫けらになってもいいから、今生で一緒にもう一度暮らしたい」と言っておりました。私が、先生の御本の中の、「仲の良かった夫婦は、生まれ変わっても巡り逢って一緒になることができるんだって」という話をしたら、とても喜んで、「もっと、その話が聞きたい」と言っておりました。少しずつ、先生の御本を読んであげたり、先生の言葉を伝えてあげようと思っています。
 **は、今は**にいる、*を亡くし、今回**を亡くした可哀想な*がひとりぼっちになる悲しみだけを思い、辛い思いを抱えながら、それだけのために生きる日々です。それでも、訪れる人を思いやり、時にはユーモアを交えながら、温かい人柄を示して生きる**の、人としての姿に様々なことを教えられ、導かれる思いです。

 飯田先生、どうか、**に、心の支えを与えてください。お忙しい日々、たくさんの御依頼がある中、申し訳なく思っておりますが、どうかよろしくお願い致します。

 取り急ぎの乱筆、乱文、申し訳ございません。先生の御健康と、信念に支えられた御活躍を、これからもお祈りしております。

 〒***−****
 福島県**市**********
 ****
 tel *** **** ****


********************


 ・・・と、このようなお手紙が、たくさん届き始めており、僕はさっそく、お返事を差し上げております。すぐにわかる内容については、すみやかにお返事しておりますが、現地を訪れなければ判明しない内容については、僕のスケジュールの問題があるため、場合により数週間かかることをご了承ください。
(ちなみに、上記の2通のお手紙については、いずれも故人は、めでたく、まぶしい光となって燦然と輝いていらっしゃいますので、とても温かくて幸せなメッセージを添えて、お返事させていただきました。先方には、近日中に届くと思います)

 このようなわけで、僕は、ますます忙しくなりますので、せめてもの対策として、高額の生命保険に入り直したところです(笑)・・・いや、笑ってる場合じゃありませんが、これは本当のことなんですよ。(脳出血手術後、経過観察のため、6年間は保険の条件変更が禁止されていたのですが、ようやく今年から変更が可能になったのです。これで、いつ倒れても、とりあえずの入院費用・手術費用などが出るので、もう大安心です・・・涙)



11月6日版

 皆さん、TVドラマ「DOCTORS 最強の名医」などで大活躍の、沢村一樹さんという男優さんを、ご存知ですよね?
 実は、沢村さんが僕の本を愛読くださっているとのことで、このたび、「ダ・ヴィンチ」という雑誌や下記のWEBページで、『生きがいの創造』を始めとする僕の著書を、お勧めいただけました。僕の高3の娘も沢村さんの大ファンなので、さっそく娘に電話したら、「え〜っ、ほんとに〜!? ちょうどさっき、テレビで見てたよ」と、半信半疑ながらも、父への尊敬の念を高めてくれた模様です(笑)。僕自身も、沢村さんのことは、以前より、素晴らしい俳優さんとして尊敬していましたので、本当に光栄なことと、心より感謝いたしております。皆さんも、下記のWEBページをクリックして、沢村さんの記事の一部を、読んでみてくださいね。

(その後、翌月の記事に差し換えられたため削除しました)



11月2日版

 ↓ 日本経済新聞に掲載されました(右端に注目)


 10月30日に舞鶴仏教会主催で行った講演会には、小雨の中、多くの方々においでいただけ、思わぬ盛況で終わることができました(参加者数は聞いていませんが、見た感じでは、150〜200名程度だと思われます)。もともと、「釈迦が辻説法を行った姿を再現すべく、市内の公園に演台を設けて講演いただきたい」とのご依頼だったのですが、悲観主義の僕が「もしも雨天だったら悲惨なことに・・・」と心配して屋内会場(ホテルの宴会場)に変更いただいたのが、やはり幸いしたのです(笑)。本当に、ありがとうございました。

 さて、今度の月曜日(7日)には、広島県・福山市の「県民文化センターふくやま」で講演会を行いますが(詳細は9月9日版を参照)、チケット販売所が「酒のマエダ」さんに限られているという大逆境にもかかわらず、なんと、地元の方々の口コミなどで、すでに2000円のチケットが500枚近くも売れているのだそうです! 主催者さんは、「会場定員が530名なので、こうなったら満席を目指します」と、喜んでくださっています。本当に、ビックリですね。僕も、「酒のマエダ」さんを甘く見てしまったことを、深く反省しております。
 このような状況ですので、「どうせガラガラだろうから当日券でいいや」とお考えの方々は、お早めに、担当の小林さんあてに、電話かFAXで、残りわずかなチケットを予約しておいてくださいね。

 追伸:
 かつて開校時から「光の学校」の受付嬢を務め、今は「名誉受付嬢」に昇格して、はるか遠くのご実家に戻ってガンと闘病中の直子さんが、いま、とても大変な状況の中で、懸命に頑張っていらっしゃいます。読者の皆さまも、どうか、直子さんが住む四国の方向に向かって、祈りのエネルギーを送ってあげてくださいね。



10月27日版

 春の大震災以降のハードワークに加えて、このところの辛い出来事で弱り切っており、心身ともにグッタリしている僕ですが、やらなければならない目の前のことが山積みなので、元気な「ふみクマ先生」の着ぐるみを被りながら、何とか外見的には普通に過ごしております。今も、東北地方の某所において、「そろそろ更新しなければ」と自分を叱咤しながら、この文章を書いているところです・・・

 ・・・と書いているうちに、新刊『生きがいの創造 W』の発売日になってしまいました。自分でもすっかり忘れていたのですが、発売されたことを知ったのは、東京にいる友人から、このようなメールが届いたからです。

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ついに待ちに待った『生きがいの創造 IV』を読ませていただきました!
(予約しておいたら、夕方5時ごろ入荷連絡が入り、無事ゲットいたしました

購入後、待ちきれずに書店の前に駐車した車の中で読み始めてしまいましたが、プロローグですでに涙がこみ上げてきて・・・こんなことは先生のご本の中でも初めて、というか、いまだかつて初めてのことです。(その後、千鳥ヶ淵に移動し、皇居の緑を前にしながら読ませていただきました)

読み進んでいくと、次々と惜しげもなく明かされる、私の想像を遥かに超えつつも、同時に深く納得のいく衝撃の事実の数々に固唾をのみ、そしてついに明かされる、この世に生まれてくる目的と日本という国の役割・・・

「*****」と反対のことを学ばなければ生きていくことが不可能な、「いかに人を*****いけないか」という教訓に満ちたこの世の中にあって、それでも恐れずに一縷の希望を持ち続けながら果敢に挑戦すべき課題である、「***********を***こと」とは・・絵空事のようにも聞こえるパラドックスでありながら、実は「******」ことへの挑戦であり、光へと続く道だということ・・・先生のご著書に出会うまで、愛読書はマキアヴェッリと韓非子だった私とって、それは生き方・考え方の大転換&再構築となるはずであり、本当の意味でのターニングポイントとなりそうです。そしてそれは心のどこかでずっと望んできたことなのかもしれません。

他の類書とは異なる別次元のスケール感と存在感を放って、一つの時代の始まりを示唆する『生きがいの創造 IV』・・これからの人生の指針・相談相手、そして心の同伴者として、何度も繰り返し熟読したい本です。先生のご活動のすべてに、心からの尊敬と感謝です。

*・* P.286行目の日付が「2010年」になっているようです?T.T?

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 このメールを読んだ僕は、最後の1行に、ビックリ仰天!
 今回の新刊は、「いつも誤植を出してしまうので、今回こそは絶対に出さないぞ!」と気合を入れて、僕自身、何度も読み返したからです。手元に本が無く、確認できなかったので、あわてて編集のレディ細矢嬢にメールを入れ、28ページの6行目を調べてみてもらったところ、すぐに、このような返事が・・・

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ヒェー! 申し訳ございません!
校正ミスでございます!

すぐ次のページに「2011年」となっているのに、どうして気づかなかったのか・・・
自分を疑ってしまいます
誠に申し訳ございません!

こんなことがないように、校正者も二回入れ、私も、初校、再校、念校と念入りに目を通しているのに
お詫びのしようもございません

この本はすぐに増刷になると存じますので、二刷りでは必ずなおします
どうかお許しくださいませ


********************

 ・・・ああ、僕を含む4人の校正者(うち2名は校正の専門家)が、少なくとも8回は目を通して、重箱の隅をつつくように修正を重ねたにもかかわらず、またしても出てしまった、校正ミス・・・いつもながら、摩訶不思議な、「誤植の神秘」と申し上げるしかありません(涙)・・・読者の皆さま、本当に、ごめんなさい(涙)。m(_ _)m

 また、別の友人からは、このようなメールが・・・

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素敵なご本をありがとうございました。一度読んだだけでは、先生が読者の皆さんにお伝えになりたかった事を、深く理解する事は、到底無理だとは思いましたが、ぜひお礼の言葉と感想をお伝えしたいと思いました。
震災に関して、多くの作品が発行されましたが、大切な方々を亡くされて、深い悲しみの中におられるご遺族や関係者の方々に、これ程深い思いやりを持って、これからの人生を前向きに生きる勇気を与えて下さっている作品は、他には無いのではないかと思いました。先生が素晴らしいのは、スピリチュアルな能力をひけらかす事なく、私達にいかに前向きに生きて行くかを気付かせて下さる事だと思います。

特に、これまでの先生の姿勢を覆してしまうような内容を自ら公開され、危険な立場に身を置かれたということは、「みんな光になっていますから安心してください!」と、優しく温かいものでは済まされない、よほどの緊急事態なのですね。ご自身を危険に侵してまでも、救いを求めている人々を救いたいという、先生の勇気と使命感に涙が出てきます。先生が、今まで伝えたくても出来なかった内容が、随所に、しかも、わかりやすく書かれていて、被災者の方々にとっての、指南書になる本だと思いました。これからも続く、先生の使命を思うと、胸がいっぱいになってしまいます。本当に、素晴らしい本に感動しています。


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 なお、新刊への期待で、胸がパンパンになっている読者さんのために、一応、注意事項を申し上げておきますと・・・今回の新刊は、
大震災で被災なさった方々に読んでいただくことを大目的として、「僕の本やスピリチュアルな概念に初めて触れる読者であっても、なるべく抵抗なく読み進めることができるような内容&構成」を心がけています。したがって、当然ながら、「宇宙の真理をより詳しく知りたがっている宗教マニア」の御方や、「オカルト的でマニアックなスピリチュアリズム愛好者」の御方に向けて書いた本ではなく、その種の方々のご期待(?)には全くお応えできませんので、あらかじめご了承ください。

 その反対に、「どのような構成&方法で、いかなる筆致を駆使すれば、実は奥深くて衝撃的な内容を、無理なく自然に読者(特に「生きがい論」の初心者)に伝えることができるのか」という、文筆家としての僕の問題意識と挑戦を、ぜひとも楽しんでいただければ幸いです。言い換えれば、スピリチュアル系のマニアの方々が新刊を読んで、「えっ、もう終わりなの?・・・なるほど、飯田さんの策略に乗せられて、あっという間にサラリと読み流してしまったぞ」と、物足りなく思ってくださるくらいの適度なバランスこそが僕の狙いであり、初心者の方々には適切で効果的な本だということになるわけです。

 また、本書の最初から最後まで、各所に明に暗に仕掛けてある、「読者を驚かせたり刺激を与えるための大技・小技」の数々を発見して、僕の狙いを想像していただければ、楽しみが倍増することでしょう。サラリと書き流しているように見えて、実のところは、本の最初から最後まで、熟慮に熟慮を重ねながら、大変な時間をかけて、練りに練った結果なんですよ。文章を書くことの苦労をご存知の御方であれば、わかりやすくてシンプルな会話文の背後に潜む思考錯誤の積み重ねを、お察しいただけることでしょう(涙)。

 ・・・ということで、
「とても重い内容や衝撃的事実が次々に現れるにもかかわらず、構成の妙やストーリー展開の流れに身を任せているうちに、ごく自然にサラリと読み終えることができる」という本を目指した新刊を、どうぞその目で確かめてみてくださいね!



10月2日版

 立教大学での公演、なんと、備え付け以外のイスまで持ち込んでも立ち見が出る大盛況で、500名前後ものお客様がおいでくださっていたそうです。しかも、僕自身が途中で、「なんで、皆さん、そんなに歌えるんですか!?」と驚いて尋ねたほど、素晴らしい大合唱!
(1曲目の静かな「逢いたい」と、特別に歌った讃美歌風の有名外国曲3曲以外は、僕の歌はどの曲も、かなりの方々が、最初から最後まで一緒に口ずさんでくださっていました)

 本当に温かい、満場のお客様に見守られて、納得のいくパフォーマンスができた僕は、とても幸せでした(涙)。取り急ぎ、精一杯の感謝をもって、深く御礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。m(_ _)m

 長時間の運転で疲れて、今にも眠ってしまいそうなので、本日は、御礼のみにて失礼させていただきますね・・・(眠)



10月1日版

 いま、東京・池袋の「立教大学」のすぐ近くの某所で、高層階の部屋から立教大学の建物を眺めながら、この文章を書いています。数日前に天気予報を見た時には「雨」だったのですが、いざ本日になってみると、晴れやかな秋空が広がっているではありませんか・・・(^^)

 あと数時間で、立教大学8101教室にて、僕の大きな挑戦が始まります・・・過去に、何度もの修羅場をくぐり抜けて来た僕ですが、今回は、これまでとは違う種類の大試練であるだけに、正直なところ、不安と緊張で一杯です(涙)。思わず、いざという時のために常備してある精神安定剤に頼りたくなるところですが、薬を飲むと声や感情や表情の質が変わってしまうので、本当の僕をお伝えできなくなるため、ぐっとこらえて我慢し、僕が本来持っているナチュラルなパワーによって、目の前の山を登ろうとしているところです。

 いずれにしても、うまくいってもいかなくても、たとえ大失敗しようとも、僕は大きな試練に挑戦する自分を誇りに思い、「これほど素晴らしい試練に挑戦できるなんて、ああ、僕は何という幸せ者なのだろうか」と、胸を張って公演を終えれば良いだけのこと・・・つまり、「果敢に挑戦すること」そのものが目的なので、結果がどうなろうとも堂々としていられるというわけです。
(ただし、これは僕の勝手な自己満足の論理にすぎませんので、現実に失敗作を見せつけられてしまうお客様にとっては、大迷惑でしょうが・・・笑・・・やはり、自己満足で終わってしまっては、プロとしては失格ですからね・・・涙)

 ・・・というわけで、僕の挑戦を見届けようとお集まりくださる同志の皆様に、それなりに・・・いや、大いにご満足いただけるように、精一杯に努力して、がんばりますね!

 それでは、そろそろ集合時刻なので、乏しい勇気を奮い立たせて、挑戦の地に行ってきま〜す!!
\(^o^)/



9月28日版

 世界遺産・白川郷公演、主催の三島さん&古池さんのご尽力のおかげもあって、無事に、大成功&大好評で終えることができました。なんと、女性のお客様よりも男性のお客様の方が多く、男性陣の大合唱が割れんばかりに響き渡るという、僕のコンサート史に残るチン事が発生!!(まるで、僧侶の読経や修道士の讃美歌のような荘厳さでした・・・)

 最近、僕のコンサートに、人生にお疲れになられたような表情(失礼)の中年男性の御姿が、ずいぶん増えてきたので驚いていたのですが、ついに、男女比が逆転してしまう事態が訪れることになるとは・・・この調子で、「中年男性のアイドル」の道をバク進して、「おじさま版のヨン様」を目指しましょうか(笑)。(とはいえ、女性に興味を失って男の道に走るわけではございませんので、誤解なきようお願いいたします・・・笑)

 そこで本日は・・・


(僕自身が、様々な思いを込めて選んだ写真です)



 オビの文句は、右側(裏オビ)の大きな文字部分の方がインパクトが強いのですが、文章の意味する内容が「あまりにも衝撃的&強烈すぎる」ので、「どん引きして購入をやめるお客様が増えてはいけない」という配慮から(?)、裏側に回されてしまいました(笑)。

 発売日は、東京の早い書店で10月26日、全国に出回るのは2〜3日後、という感じでしょうか。
 それまでの1か月間、大いにワクワクしながら、どうぞお楽しみに!



9月9日版

 新刊原稿、めでたく完成しました〜!!



 添付ファイルで送った出来立ての原稿を読んだ、PHPの細矢編集員からは、次のような感想が・・・
(まだ内容は極秘なので、*《伏せ字》だらけにしてしまってゴメンなさい。なお、彼女はいつも、文章の最後に「。」を付けないという、独特の筆致で知られております)

********************

『生きがいの創造W』拝読いたしました

東日本大震災発生!
福島県という緊急事態の発生した県にすんでおられる先生の緊迫した状況、そしてご自身が被災されているのに、先生は亡くなられた方々のために行動されている・・・あのすさまじい状況の中で他の人の事を考え活動できる先生は、やはり普通の人ではないということをつくづく感じました

そして本編・・・何度も何度も泣きました
亡くなった事を認めようとしない*を、先生が、ご家族の元に導き、亡くなったことを気づかせ、ご家族との別れを自ら受け入れさせ、*の世界からの迎えと共に旅立たせる・・・
ご家族に、ご自分の**のある場所を教えてほしいと言う*・・・でも、遠くて深い場所にあるので引き上げなくてもいい、一緒に流された人たちと共にいるので寂しくないから、と・・・

この本を読むと、東日本大震災で亡くなった方たちへ寄せる私達の辛い思いも、救われるような気がします

先生、不思議なんです!
読み終わった直後は、先生と**なった方との会話が心を占めていたのですが、今は、「*との対話」での、「物質世界に生まれてくる目的は*****に挑戦するため」「倒れても起き上がって****を信じて******努力し、何度でも**するのです」「*に関わるものの経営においては、***を捨てること」とか、「エピローグ」の「***に**をつけてはならない」といったことが、しっかり心に残り、クリアに迫ってきます
先生のメッセージがそれほど強かったということだと思います

そして先生は「あとがき」で、被災した人たちのためにすごい「救い」を伝えています
先生はこの本を書くために導かれてここまできたのではないかと思うほど、素晴らしい本です

今までの本を超える、すごい本だと思います
素晴らしい原稿をありがとうございました!


********************

 ・・・とのことで、プロの編集者として、多種多様な本を読み慣れている細矢さんに、ここまで絶賛していただいたのは初めてなので、ビックリ仰天してしまいました(笑)。特に、「今までの本を超える、すごい本だと思います」とまで言い切られてしまうと、このホームページの読者さんたちの期待が、はち切れんばかりに膨らんで、心の風船が「パ〜ン!」と割れてしまうではありませんか(笑)。

 10月末の発売になる予定ですので、皆さん、それまでパンパンに期待しながら、楽しみにお待ちくださいね〜!


 さて、ついでに本日は、お知らせを・・・立教大学での公演が、下記のように正式決定いたしました。

日時: 10月1日(土) 14時半開場、15時〜17時公演
会場: 立教大学(東京)池袋キャンパス8号館 8101教室(収容500名の大教室)
出演: 飯田史彦(トーク&コンサート形式の単独公演)
参加費: 無料(事前予約なしの自由席で、どなたでもご参加いただけます)


 
・・・いま気づきましたが、ある時には「総本山・仁和寺」や「仏教会」からのご依頼で講演し、またある時には、「立教大学」(上智大学や同志社大学などと並んで、わが国のキリスト教系大学の最高峰)で公演し、さらに数年前には、「京都大学」(わが国の唯脳論的自然科学系大学の最高峰)で講演したという「節操の無さ」には、「いかにも思想・宗教的中立を心がける僕らしいなぁ」と、我ながら笑ってしまいます(^^)。



9月1日版

 残念ながら・・・



 ・・・ということで、PHPのレディ細矢編集員に頭を下げて、「8月末締め切り」のはずを、数日間、延ばしていただいてしまいました(涙)。締め切りは必ず守る僕にとって、このような緊急事態は、前代未聞の珍事(でもないか?)。



 したがって、
戒厳令も、同様に延長させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

 さて、こんなことを書いている暇があったら、今夜も朝まで、執筆、執筆・・・

(気の早い「原稿完成おめでとうメール」が、たくさん届き始めてしまったので、やむを得ず、上記のように、まとめて皆様にお返事させていただきました・・・)



8月20日版

 突然ではございますが、数年ぶりに、「戒厳令」を発令させていただきます!

 このHP(ホームページまたはウェブページ)を近年に読み始めた方々のために、ご存知ないでしょうから解説しておきますと・・・僕のHPで言う「戒厳令」(かいげんれい)とは、「重要な新刊の執筆の締め切りが間近に迫り、集中しきって極度に追い詰められているため、無事に執筆を完了して戒厳令が解かれるまでの間は、よほど重要かつ緊急のご連絡以外には応じないという、誠に身勝手な宣言」のことであります。したがいまして、めでたく執筆を終える(であろう)
今月末までは、たとえご連絡くださっても、お返事いたしませんのでご了承くださいませ。
 m(_ _)m

 過去にも、「戒厳令」を発令した際には、必ず、「名作」が(まれに「迷作」も)誕生しておりますので、どうぞご期待ください。


 ・・・と、ここで終わっては味気ないので、関西在住の皆様に、朗報をひとつ・・・京都・御室の「仁和寺」(にんなじ:真言宗御室派総本山)で、僧侶の方々に向けて僕が講演したビデオをご覧くださった舞鶴市の僧侶の方々から、「とても感動したので、ぜひ当地で公開講演会を」との御依頼をいただきました。多数の寺院で共催くださる地域住民向けの講演会ですが、市民に限らずどなたでもご参加いただけますので、ご紹介しておきますね。(真言宗といえば、僕の『教授の恋』にも登場する「お**さま」と密接な関係にありますが、何か僕と深遠なご縁でもあるのでしょうか・・・)(^^)

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日時: 10月30日(日) 15:30〜17:30
演題:「生きがいの創造 〜こころの復興へ」
講師: 飯田史彦(単独講演会です)
会場: ホテルマーレたかた (京都府舞鶴市字浜2002−3)
主催: 舞鶴東仏教会(問合先:金剛院、観音寺など、舞鶴東仏教会所属の各寺院)
参加費:無料、先着順(どなたでもご参加いただけます)


********************

 実は、仏教会から最初にいただいたご依頼内容では、「
その昔、お釈迦様が辻説法を行った光景を再現すべく、市内の公園に会場を設けて、広く民衆に向けて晴天のもとで語りかけて頂きたい」とのことでしたが・・・小心者の僕は、思わずマイナス思考に走り、「も、もしも、晴天ではなく雨天や雷雨だったら、どうするのですか? (゜o゜)」と涙ながらに訴えて、きちんと屋根のある会場に変更してもらってしまいました・・・せっかくの有難くも光栄なご提案だったのですが、お釈迦様ほどの勇気が無くて、ゴメンなさい(涙)。


 それでは、これにて、今月末まで、「戒厳令期間」に入らせていただきますね〜!  (ToT)/~~~



7月29日版

 多忙を極めておりますため、しばらく更新ができなくて、ごめんなさい(涙)。
 お詫びに、「教授の恋」ツアーのご報告を・・・これが、あの「スコトン岬」だ!


 
(上写真の右下を拡大すると「利尻岳」の雄姿が!)  (かの有名な、「最北限トイレだ!)


 そして、ご参加くださった御方(僕とは初対面の若い女性)からは、次のお手紙をいただきました。ツアーの報告にぴったりの内容なので、ご紹介しますね。

********************

 
先生こんにちは。先日は「教授の恋」ツアーで大変お世話になりました。私はイベント初参加で、しかも1人だったのですが、みなさん、いい方ばかりで本当に楽しかったです。

 特急「サロベツ」号では5時間近くも乗っていましたが、北上するにつれ、どんどん景色から人が見えなくなって原野ばかりになっていくので、窓にはりついて、人を探すゲーム(?)をしていました。でも、牛のほうが多かった・・・(笑)

 帰りの「スーパー宗谷」は、あっという間です。なぜなら、私の番が来て、先生とのフリートークがあったからです。周りの席の人と、「どうだった?」と言い合ったり、「次だ、どうしよう〜」などと、さながら面接試験を受ける会場の雰囲気で、大盛り上がりでした。(その間、先生は大変だったのですよね・・・)

 今回は、旅情を感じるにはぴったりの旅で、小さい頃、鈍行列車に揺られて、過ぎてゆく風景を、飽きもせず眺めていた、あの頃を思い出しました。書きたいことはたくさんありますが、キリがないので・・・。
 でも、今回の旅行に参加して、本当に良かったなぁと思います。言葉ではうまく言えませんが、私の深い部分が癒されたような気がします。これから日常に戻っていきますが、先生にいただいたアドバイスを胸に、頑張っていきたいと思います。

 先生も、相当にお疲れのようですので、どうか充分に休養をとられて、回復されることを祈っています。先生、本当に、ありがとうございました。一生ものの旅行をすることができて、本当に幸せです。また機会がありましたら、イベントに参加したいと思いますので、それまで、どうかお元気でいてくださいね。


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 ・・・というお手紙で、僕も、「がんばって良かったなぁ」と、とても嬉しく拝読しました。
 今のところ、「教授の恋」ツアーの続編は考えておりませんが、来年以降に、僕の体調&機嫌が良好で、良い日程でスケジュールの確保ができ、かつ熱心な主催者が存在していれば、もしかすると企画が出るかもしれません。その確率は10%といったところなので、さすがに無責任に「どうぞお楽しみに」とは申せませんが、もしもの時にはご参加くださいね。

 このところ、被災した東北地方からの講演依頼が相次いでおり、今週も来週も、宮城県で、「生きがい論」の内容の講演会をいたします。いずれも、「この苦しい状況だからこそ、生きがい論の話を」とご要望くださった、経営者&管理職の方々の勉強会(100名程度の会場)なので、ここで広く告知できないのが残念ですが、がんばってきますね〜☆



7月19日版

 お、終わった・・・過酷な「教授の恋」ツアー、やけっぱちになって大いに楽しみながら、なんとかやり遂げました・・・(涙)

 お客様の方々も、相当にお疲れだと拝察いたします。本当に、ありがとうございます。
(ちなみに、最高齢は奈良市の74歳の男性で、最低齢は九州・大村市の小学1年生「えりっぺ」ちゃんでした)

 2日目などは、早朝4時半に起床してフェリーに乗り、深夜1時まで懇親会2次会に出席するという、わが人生に残るハードワーク・・・本日は、あまりの疲労でノビてしまい、大量に溜まっているメールにも、まったくお返事しておりません・・・なんだか、脳がキューッと締まる感じがして、顔に表情が浮かばず、ため息ばかりが出る状態です・・・

 そんなわけで、誠に申し訳ありませんが、本日はこれにて・・・m(_ _)m



7月16日版

 表紙ページで公開した「私の幸せ」のライヴ・バージョン、聴いていただけましたか?

 本日から、ついに、あの「教授の恋」ツアーが始まってしまうため、いま、札幌のホテルにチェックインして、スタンバイ中です。札幌〜稚内間の往復10時間を超える特急の車内で、お客様全員と、5分間は面談し、到着直後の稚内のホテルで、夜9時半までディナー・コンサートを行い、おそらく4〜5時間の睡眠の後、早朝5時半に稚内港に集合して利尻・礼文島行きのフェリーに乗るという、ムチャクチャなハードスケジュール・・・まさか、本当にお客様が集まるとは思わないまま、冗談と勢いに任せて作成してしまったものなので、直前になって、焦りと恐怖に襲われております(涙)。まさに、大試練・・・さすがに倒れるわけにはいきませんが、こうなったら倒れる寸前まで、必死でご奉仕させていただくしかありません・・・いざという時のために、友人の女医さんに加えて看護師さん2名が、点滴の代わりに1本1500円もするユンケルを6本も持参くださっており、ついでに保育師さんまで(関係ないか?)同行してくださいますので、もう大安心です(笑)。しかも、お客様の中には、海軍に務める屈強な男性の看護師さんもいらっしゃるので、もしも僕が倒れたら、おんぶしてくださることでしょう。

 それでは、もうやけっぱちになって覚悟を決めて、行ってまいりま〜す! (>_<)



6月28日版

 このところ、1年ぶりの新刊『生きがいの創造 W』の執筆に入っており、なかなか更新できなくてゴメンなさい(涙)。先日の、クラブ・イクスピアリ(ディズニー・リゾート)でのコンサートは、おかげさまで大成功に終わり、僕もお客様もスタッフも、大いなる幸せ感に満たされました。

 その模様を、ある画家さんが見事に描いてくださったので、当日のライヴ・レポートの代わりに、ご紹介しましょう。(なぜか、僕の股間の位置に生々しくチン座している、立派すぎるハートマークは、いったい、何を表現なさっているのでしょうか?・・・笑)



 ・・・というわけで、今後の全国ツアーが、ますます楽しみになってきましたね〜! \(^o^)/


 なお、4月23日版で募集を開始した「教授の恋」ツアーは、おかげさまで満員御礼となり、先日、厳正なる抽選が行われて、結果を御通知したそうです。残念ながら落選となった皆さま、本当にゴメンなさい。そして、幸運にも当選なさった皆さま、おめでとうございます!・・・あと2週間ちょっとで、一緒に「日本最北限」の地(注:「最北端」ではありません)、礼文島の「スコトン岬」に立つことができるなんて、夢のようですね!!

(・・・とはいえ、北海道行きの飛行機が飛ばなかったら、全てが水の泡に・・・台風よ、絶対に来てはなりません!!!)



6月18日版

 昨日、このようなお手紙をいただきました。

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親愛なる飯田史彦先生

 先生の新曲「My Dreams」素晴らしいです。私はこの歌を聴き、こう学びました。「人生の道のりが険しくて、しんどい思いをすればするほど、他人の自分への評価がどうでもよくなり、ひたすら自分の山を登る。神様でさえ、その山道に立ちはだかる大きな岩をどかすことはできない。なぜなら、その岩道こそが、自分が選んだ人生なのだから。」

 先生、6月3日、先生のお誕生日に、私の家に、光の使者さんが訪れました。その使者は、マンションの管理会社の方で、「まわりの家から苦情が出ている!」と、私を叱りに来られました。自閉症の子供が、床や壁などを叩くことでストレスを表現するため、マンションの上の階、下の階をはじめ、みんなが「うるさい」と怒っていると・・・(涙)
 その日から私は、日々、苦情に怯えた毎日を送りました。「こんなしんどい山、もう嫌だ! もう、これ以上登れない!」、そう思いました。そのしんどさの極限状態で、先生の歌を聴いてみたら、「子供への愛」が心に浮かんできました。

 「私はこの子を、ものすごく愛している。この子の障害、この子の苦しみは代わってやれないが、近所の方々の苦情を引き受けることならできる」

 そう気づいた私は、マンションの一軒、一軒に、子供の障害(自閉症)の特性を、お話してまわりました。マンションの管理会社の方として現れた光の使者さんが、私が子供への愛を再確認する、きっかけを与えてくださったのです。

 先生、私が光の使者にお会いしたのは、今回が2度目なんです。1度目は、マンションの隣人が、先生の『生きがいの創造』を持って、ドアの前に立ってられた時でした。私は、その時の光景を、はっきり覚えています。この本との出会いがなければ、私は、今、生きていることはありません。

 寄付を同封しますが、これは誰かのために使っていただきたい寄付ではなく、「先生が生きてられる全てのこと」に対する寄付ですから、先生の好きなプリンを食べることとかに、使っていただけるとうれしいです。先生が笑顔で楽しく生き続けて下さることが、私達の希望です。

 私はこれからも、先生の本や歌を、「山頂への道しるべ」として生きていきます。いつも本当にありがとうございます。


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 ・・・という、とても嬉しいお手紙でした。おかげさまで、日曜日のコンサートで、「My Dreams」を歌うのが、ますます楽しみになりました。あの歌は、歌唱も演奏もとてもハードなのですが、これで歌の効果も実証されて(笑)、ますます、燃えに燃えてきましたよ! o(^-^)o それでは、明日、ディズニーで!!



5月30日版

 皆様の応援とご厚情のおかげで、この週末も東北に戻って活動してまいりましたが、新聞によると、いまだにアメリカなど諸外国は、福島第一原発から半径80キロ以内には滞在しないように、避難勧告を出しているとのこと。実は、福島市にある僕の自宅は、その半径80キロ圏内に、スッポリと入ってしまっているのです(涙)。
 しかし、日本政府までもが半径80キロを基準に避難勧告を出してしまうと、福島市、郡山市、二本松市、伊達市など、100万人もの住民たちが避難しなければならなくなり、それだけの人数の避難・生活場所の用意など到底不可能なので、住民の少ない60キロ圏内への避難勧告にとどめるしかないのだそうです。(「そんなこと、市民はみんな知ってるけど、どうしようもないんだよ、これから長年かけて、放射能の影響を観察される人体実験みたいなもんさ」と、タクシーの運転手さんの談)

 僕自身も、先週は原因不明で体調が悪く、デパスやソラナックスやマイスリーを飲みながら何とか乗り切ったという有様で、「光の学校」での音楽療法コンサートも、体調を見ながら1時間遅れで開始したり、わずかな曲数で「ごめんなさい」と終了してしまいました(涙)。ただし、いまは復調してきましたので、ご安心くださいね。



5月25日版

 先日、このようなお葉書をいただきました。



 僕が『ソウルメイト』の本に仕掛けておいた謎かけについては、こうして今でもコンスタントに、問合せの往復葉書が届くんですよ。これまでに、何百通ものお返事を書きましたが、どうやら読者の方々は、謎解きそのものよりも、「著者から直接に直筆で解答を教えてもらえる」という珍しい仕組みを、楽しんでいらっしゃるように思えます。こんな手の込んだイタズラをして楽しむ著者(僕のことですが)は、めったにいないでしょうからね(笑)。

 その他にも、お返事を要するお手紙が、山のように溜まってしまっているのですが、このところ、大震災の関係で忙しすぎて、「よほど大至急のお返事」か、「上記のように著書の中でお返事を確約している企画」でなければ、なかなかお返事する時間がありません(涙)。僕の状況が落ち着くまで、しばらくお待ちくださいね。(いただいてから半年以上も経って、突然にお返事することも、少なくないという有様ですので・・・)


 そういえば、先日、福島大学の(今は無き)「飯田研究室」あてに、このようなお手紙をいただいており、大学の事務から転送されてきました。

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風薫る五月、良い季節となりました。初めて便りさせて戴きました。

 私は、今、**刑ム所に服役して居ます。今月**日には、社会復帰致します。昨年の今頃に、飯田先生の書かれた、生きがいの本質に出会ったのを期に、先生の本は(文庫本に関しては)殆ど読みました。先生の本を読みながら、いちいち頷いたり、時には涙したり、どうして涙が出るのかはハッキリとした理由が分かりませんでしたが、今ではその理由が分かる様な気がします。私は、自分をどうにかして変えたいと、ずっと思って居ました。意志が弱くて、***をやめられなくて、ここまできました。今回はやめられる、絶対にやめると決心して居ます。

 私は是から先の仕事も決まって居ます。そして其の会社で、人材育成に携わって行く事に成ると思って居ます。先生の本を通じて、若い人達を伸ばして行けたらと思って居ます。そして自分も成長出来たらと思って居ます。私も今年で**歳に成ります。後どの位、私の人生が残って居るのか分かりませんが、先生の本を勉強しながら少しでも社会に貢献できたらと考えて居ます。

 その為にも、いずれは人を癒せる仕事に就けたら、と考えて居ます。**歳までに介護の資格を取り、その後ケアマネジャーまで行けたら、と考えて居ます。私もいつかは、その日がやって来ます。介護する側とされる側の気持ちも、分かってみたいと思って居ます。

 まずは、自分の意志を強固にしなければ、何一つとして実現はしないでしょう。意志を強くするにはどうすればよいのか? 自分でも理解して居るつもりなのですが、先生の話も聞いてみたいので、私が出所するまでに、一度御便り頂ければと思います。突然の頼りと厚かましい御願いで申し訳無く思いますが、宜しく御願い致します。

 それともう一ツ御願いが有ります。**県の**に私の妻と義父が居ます。父は昭和初期の生まれでろくに学校にも行って無いので、読み書きも満足に出来ません。それで先生の講演のテープなりCDなりを送る事が可能であれば、私の願いを聞いて貰えませんか。父ももう八〇を越えましたし、いつあの世へ逝ってもおかしくありません。私の出来る親孝行は是しか無いと確信出来ます。まあそれも先生がテープかCDを送って頂ければの事なのですが、又、別の方法で手に入れる事が出来るのであれば、その方法を教えて頂けませんか。妻の方には、前の手紙で、先生の事は知らせて有ります。妻も多少、私の影響も有りまして、先生の本には興味が有る様です。無償とは行かないでしょうから、一応料金の事も知らせて有りますので大丈夫だと思います。

(送付先住所)

 福島をはじめ東北地方は大打撃を受けてしまいましたが、先生の方は大丈夫なのでしょうかと、心配も致して居ります。一日も早い復興を願って居ります。放射能が人体に与える影響がどんなものなのか、もし分かる様であれば教えて頂けませんか。頭痛がひどいのです。薬を貰っては居るのですが止まりません。分かる範囲で教えて頂ければ幸いです。話がそれてしまいました、申し訳ありません。

 初めての手紙で勝手な御願いばかりで申し訳ありません。乱筆乱文で申し訳ありませんが、この辺で筆を置かせて頂きます。御身体大切に御自愛下さい。


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 ・・・というお手紙で、何度も書き直したのであろう、極めて丁寧な文字で書き綴ってありました。反省と決意、世の中への恩返し、家族への愛情、そして僕への気遣いにも満ちた誠実なお手紙を拝読しながら、僕は、ポロポロと涙してしまいました。そして、「
まずは、自分の意志を強固にしなければ、何一つとして実現はしないでしょう」というお言葉から、僕自身も、大きな学びと励ましをいただきました。

 さっそく、ご希望のご家族のもとに、僕の本と講演CDを、(もちろん無料&元払いで)お送りさせていただきます。ただし、大学から転送されてきたうえ、ちょうど僕がしばらく福島を離れているタイミングで自宅に届いたため、残念ながら、この御方が出所する日には、お返事が間に合いませんでした(涙)。もしかすると、ご出所後に、インターネットの使える環境になり、この僕のホームページをご覧くださるかもしれないので、ここに、こうしてお返事させていただきます。(あ、そうか、めでたく社会復帰なさるのですから、ご家族にお送りする品物と一緒に、この御方宛てのお手紙も、同封しておけばいいわけですよね・・・笑)


 ・・・ということで、この御方がくださった、「まずは、自分の意志を強固にしなければ、何一つとして実現はしない」というお言葉から、我々も大いに学ばせていただいて、自分の夢や使命を実現すべく頑張りましょう!! \(~o~)/



5月18日版

 今回の週末からの「東北・使命の旅」(笑)は、宮城県の海岸沿いが中心でしたが、いや〜、何度訪れても、全てが流されて荒涼たる砂漠状態になった被災地域には、「重い存在」(具体的には書けません)が満ち満ちており、誠に大変でした(具体的には書けませんがお察しください)。前々回の更新で、なぜかツメや髪の毛が異常な速度で伸びて不思議がっていることを書きましたが、今回は過度のストレス&激務のためか、僕の体のデリケートな部位(具体的には書けませんし、推察するのもご遠慮ください)に異変(具体的には決して書けませんが、いわゆる「病気」ではありませんのでご安心?ください)が生じてしまい、「なんでこんな現象が?」と驚いております。もう、この歳になると、現実問題として困ることはありませんので、どうでもいいことではあるのですが・・・決して具体的には書けませんが、男性諸氏ならば、「いや〜お気の毒ですな、ワハハ」と、同情していただけることでしょう(涙)(笑)。

 本当は、気が滅入ってしゃがみ込みたくなるほどの、被災地の厳しい現実なのですが、そこはそれ、「いつ何時(なんどき)、誰の笑いでも取る」(かつてアントニオ猪木さんが発した「いつ何時、誰の挑戦でも受ける」のマネ)を、今生における言動の指針としている僕のことですから・・・(笑)


 実は、僕は過去に、JR西日本の電車事故の際や、阪神淡路大震災の際にも、現在と似たような使命を果たすために、現地に滞在してウロウロしましたが、今回の大震災は、とにかく、お亡くなりになった方々の存在範囲が広すぎるので、過去の災害とは比較できないほどの長期戦&激務になることは確実です。しかも、人類の歴史に残る、放射性物質の拡散問題にも直面しているわけですから、今後の展開の予測さえも困難(涙)。

 ただし、この2か月間の活動を通じて、僕が本当に有難さを痛感したのが、「一昨年まで、福島大学の教授であった」という肩書きの有効性でした。東北(特に福島県)で活動するにあたって、「元・福島大学教授」という肩書きが、素晴らしい「通行手形」や「信用」や「説得力」になるのです。初対面の方々に話しかける際や、行政や警備の関係者の方々に不審がられた時などに、東北の地において絶大な効果を発揮する、この肩書き・・・「もしや、かつて僕が福島大学に就職したのは、この大震災に備えてのことであったか」と、勝手な解釈をしたくなるほど(笑)、有難いものなのです。
 しかも、いま現役の教授であったなら、委員業務や会議や授業などの日常業務に追われて、僕の特殊な使命を果たすことなど、到底不可能であったはず・・・つまり、「長らく福島大学で教授を務めた後、ちょうど退職して、時間を自由に使える状態になった」という、絶妙なタイミングで大震災を迎えたからこそ、いま東北で飛び回っている自分がいるというわけです。ああ、何という巧みな仕掛けが、用意してあったのでしょうか(笑)。そのうえ、読者の皆様から、僕の活動の「心の同伴者」として、様々な御支援をいただけるわけですから、僕は本当に幸せ者です。この調子で、今後も頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 ・・・とはいえ、現実に福島にいると、気が重くなる深刻な情報が、次々に入ってきます。たとえば、いま地元で、子育て中のお母さんたちの間で話題になっているのですが、新聞報道によると・・・

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 福島第1原発事故で政府が、福島県内の小中学校などの屋外活動制限の可否に関する放射線量の基準を、年間20ミリシーベルトを目安として設定したことに対し、米国の民間組織「社会的責任のための医師の会(PSR、本部ワシントン)」が2日までに「子供の発がんリスクを高めるもので、このレベルの被ばくを安全とみなすことはできない」との声明を発表した。PSRは1985年にノーベル平和賞を受賞した「核戦争防止国際医師の会」の米国内組織。
 声明は、米科学アカデミーの研究報告書を基に「放射線に安全なレベルはなく、子供や胎児はさらに影響を受けやすい」と指摘。「年間20ミリシーベルトは、子供の発がんリスクを200人に1人増加させ、このレベルでの被ばくが2年間続く場合、子供へのリスクは100人に1人となる」として「子供への放射線許容量を年間20ミリシーベルトに引き上げたのは不当なことだ」と批判した。


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 ・・・ああ、「試練は続くよ どこまでも」♪(涙)

(さあ、「線路は続くよ どこまでも」のメロディで、みんな一緒に♪・・・なんて言っても、誰も歌いたくありませんよね、とほほ・・・)。

 しかし、こんな情報に鬱々としながら活動する僕にとって、個人的には、ここ数日間で、嬉しい知らせも、たくさんいただいたんですよ。それは、たとえば・・・

(ある友人男性からのメール)
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早速、新曲を聞かせてもらいました。これは、今ふうに言えば、”ヤバイ”です! 私の感想ですが、これは私の世代では、ずばり「昭和特撮ヒーロー列伝」的な内容ですね。誰にも言えず、自分の使命の為に孤高に闘うヒーローそのものの歌です。

最初に聞いた瞬間、先生は馬に跨るガンマン(夕日を見つめてるような・・・)をイメージされていましたが、私は、子供の頃に見た特撮ヒーローが幾つも思い浮かべました。また、寂しさを助長するようなエンディングでのヒーローが苦悩する表情、そしてまた明日へ向かって立ち上がり、そして、希望を新たにする突き進む姿勢が脳裏をよぎりました。その為か、ゾクゾクして胸が熱くなりました。これは、先生がスピチュアル視点で歌い上げたヒーロー歌、と言ったところでしょうか。私はヒーローものが大好きでしたから、この歌を聞いて勇気をもらった感じです。^^v

何だか久々に熱くなったので、感想を述べさせてもらいました。先生と一緒になって歌える日を楽しみにしています。今まで、「いつまでも、いつでも一緒」が一番好きでしたが、今後は、「My Dreams」がダントツですね!


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 そう、そうなんですよ、先日このHPで公開した、僕の新曲「My Dreams」が、とても評判がいいんですよ!

 特に、僕の目論見通りに、「人生に疲れを感じている男性陣」の皆様が、何度も繰り返し聴いては、燃えに燃えてくださっているのです(笑)。女性の方々は、「ドラマティックでカッコイイですね〜」という客観的コメントが多いのですが、男性の方々は、「いや〜聴きながら燃えに燃えてきちゃって、大声で叫びたくなりました!」など、自分自身の人生に置き換えた、主観的コメントが多いのが特徴です。面白いですよね〜(笑)。



5月14日版

 仙台にある東北工業大学の教授(僕の友人)から、このような緊急メールが・・・

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飯田先生へ

被災地での先生のご活動、敬服します。そこで重要な情報です。
福島原発周辺のセシウム134、137の地表面への蓄積量を航空機でモニタリングした情報が、文部科学省HPに掲載されています。


http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1305818.htm

30km圏内ではなんと、平米当たり300万〜3000万Bqとなっています。チェルノブイリでは、、1平方メートル当たり380万ベクレルが最高値でした。148万ベクレル以上は「強制避難」だったかと・・。

相当深刻な状況なのに、どのメディアも報道していません。

先週、南相馬市を視察と激励に訪れた岡田克也幹事長は、全身を防護服で固めていました。しかし、出迎えた市長さんたちは、みんな普通の作業着姿で、マスクもしていませんでした。分厚いゴム手袋をした岡田幹事長と、素手の市長が握手をしたのです。岡田幹事長は、この完全防護服姿のまま、マスクもしていない現地の人たちを激励していました。この映像が、全てを物語っているかと・・。

飯田先生、十分、お気を付け下さい。


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 ・・・う〜ん・・・これは、相当にまずい状況のようですね(涙)。


 そこで、表紙ページで、
困難に立ち向かう男の挑戦を、ドラマティックに歌い上げた、勇壮このうえない新曲「My Dreams」を、公開しておきました。ぜひとも、聴いてみてくださいね。僕の「生きがい論」の精神が凝縮された歌と演奏を、愛読者の皆様ならば、きっと、気に入ってくださることでしょう。新曲「My Dreams」を大音響で聴きながら、また今日から張り切って、東北各地へと出発します。読者の皆様のご厚情のおかげで、着々と使命を果たしております。本当に、ありがとうございます。

 それでは、行ってきま〜す!



5月10日版

 このところの福島(東北)での活動で、体はボロボロになっていますが、心は何とか、カラ元気を出しています。しかし、不思議というか、大震災後に、髪の毛やツメが、明らかに、異常なほど早く伸びてしまうことに気づき、理解に苦しんでいます。これまでの2〜3倍のペースで、どんどん伸びてしまい、ツメを切るのが大変なのです・・・まさか、放射能の影響のはずがありませんし・・・う〜ん、怪奇現象です・・・これまでの3倍の速度で歳を取ってしまうようになった、なんて異常事態でなければいいのですが・・・(涙)

 それでも、皆様からいただいたご厚情のおかげで、やるべきことを、どんどん進めることができています。
 今週末から来週前半にかけても、また東北に向かいますね。
 本当に、ありがとうございます!



4月29日版

 前回の更新の最後に、「この調子で、どんどん上昇して行ければ、突然に『執筆中』マークが点灯する日も近いかも」と書いたところ、僕をもっと上昇させようと思ってくださったのか、さっそく、このようなお手紙が届きました。

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私、****と申します。**才で、妻、子供*人の家族構成です。飯田先生の御著書は、もう手に入りにくいものも含めて、ほぼ全て購入させて頂いております。

 先生の御本の中で、『ツインソウル(完全版)』が一番好きです。その御本によって、私の生命が救われました(今も救われています)。僅かばかりで恥ずかしいのですが、せめてものお礼に、時々、寄付として入金させて頂いております。
 詳しくは、なかなか手紙では申し上げられないのですが、家族の重い障害のことで、どうもがいても出口が見えず、とても苦しい時があるのです。子供と妻を置いて無責任に死ぬわけにはいかないので、先生の『ツインソウル』の本を繰り返し読み、先生の歌のCDを聴いて、これからも頑張って生きていきます。
 先生の御活動が、どれだけ、私達の人生を救い、インパクトを与えてくださったか、はかり知れません。自分は1人ではないこと、生まれる前に出逢う約束をしてきた妻を大切にすること、このことを覚えて、しっかり生きていきます。

 地震の件で、本当にお見舞い申し上げます。どうぞ御身体を大切にされ、これからも宜しくお願い致します。
 乱文で大変申し訳ありません。今まで、先生に御手紙を書きたかったのですが、中々、勇気がありませんでした。


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 ・・・という内容(ほぼ全文)の、書き手の誠実なお人柄を感じることのできる、素敵なお手紙でした。
 このような読者さんが、世の中に散在していらっしゃり、僕の「生きがい論」を待ち望んでくださっているのならば、がんばって新刊を執筆しなければ・・・と、またもや、大いに執筆動機が高まった僕でした。どうもありがとうございます!

 皆さまの温かいご支援に感謝しながら、新刊の構想も練りつつ、しばらくは精一杯、震災救援活動に尽力しますね。
 がんばりま〜す!

(とはいえ、「無理しないで」とのご心配も多いので、途中で適度に休養をとりますからご安心を) (^^)



4月26日版

 ふう・・・いま、26日の午前1時すぎ・・・ようやく、「光の学校」に戻ってきたところです。昨日は、まさに福島第一原発のお膝元、大熊町の方々の避難所(我が家から車で1時間ほど)などを訪れましたが、皆さん、「もう我が家に住むことはできないだろう」(涙)と、帰ることのできる故郷を失ったショックで、茫然自失・・・実は、僕の自宅のある福島市でも、昨日、放射性物質の測定値が基準を超えたということで、子供たちに、屋外で1時間以上遊ばないようにというお触れが出てしまい、市民は「ついに出たか」「いよいよ福島市にも避難勧告が近づいてきた」と、怯えています(涙)。市内の公園からも、無邪気に遊ぶ子供たちの姿が消えました。娘も、学校の指導に従い、なるべく肌の露出しない服装で、マスクをして帽子を被り、恐る恐る外出しており、雨には濡れないように気をつけています。

 ちなみに、我が家の近くの大きな家電ショップ「ケーズデンキ」もまだ閉店したままで、市内の大きなショッピングモール「イオン」も1&2階のみ営業。近所で立ち寄ったコンビニ「ミニストップ」も、食品の棚はこんな感じで、まだまだ街の復興には程遠いんですよ(涙)。


 そして、僕の自宅のすぐ近くでも、家々が傾いたり倒壊したりで、とても住めない状態に・・・(涙)

(注:プライバシー保護のため、写真のピントや色を加工してあります)

 これらはみな、パニック映画の内容ではなく、現在の福島市民が直面している、生々しい現実なんですよ。震災から1か月以上が経っても、決して普段の生活に戻ったわけではなく、むしろ「地元野菜の販売禁止」「屋外活動の制限」などの警告が新たに次々と出て、放射能汚染の進行ばかりを感じさせます(涙)。福島市民は、他の地域の方々が天気予報を見る感覚で・・・いや、もっと真剣に怖がりながら、「現在の放射能測定値は?」と、毎日何度もテレビに見入るのです。

 しかも、数日前に、避難地域に勝手に入ると厳罰に処されてしまうというお触れが出てしまい、僕の活動区域も狭まってしまいました(涙)。(これは、僕の健康のためには良いことなのですが・・・)


 とりあえず、今日から火・水・木と「光の学校」で働いた後、また木曜の夜から8日間ほど、東北各地を(かなり北の方まで)車で回って、神出鬼没の救助活動を行ってまいります。これもみな、読者の皆さまのご支援のおかげです。本当に、ありがとうございます!(涙)。

(多くの方々、多くの存在たちの深い悲しみをもらいすぎ、さすがの僕も処理能力の上限を超えてしまい、今夜は疲れ切っていますので、つい、(涙)ばかりの内容になってしまってごめんなさい・・・これからぐっすり眠って、朝に目覚めたら、また何とか、いつものカラ元気を出して陽気に頑張ります・・・涙)


 追伸: だけど、元気の出ることもあったんですよ。
 先日、「光の学校」でカウンセリングを行った女性から、こんな御言葉をいただいたんです。

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こんばんは。3月**日に光の学校で先生のカウンセリングを受けさせていただいた、**市の****です。
先生とお会いしたあの日から、1か月が過ぎました。親身にじっくりと先生にお話させていただいたこと、とてもうれしかったです。空の中に浮かんだようなお部屋で、夢のような時間でした。毎日、先生とのお話を思い出しながら、先生になにか変化をご報告できたらいいなと思ってきました。ですが、あまり状況的な変化はありません。ですが気付いたら、状況は変わらなくても、気持ちがずいぶん楽になっていました。

あのときにお話できなかったのですが、わたしはクリスチャンです。高校生のときに、洗礼を受けました。飯田先生のご著書で最初に読んだのは、お話したとおり「愛の論理」でした。まさにわたしが疑問に思い続けていた「愛」への疑問、答えを求めて誰に訊ねても迷惑そうな顔をされたり、はぐらかされたり、笑われたり、あまりにロマンティックな陶酔型の答をされたりという「愛」への根本的な疑問に、真正面からまじめに論理的に取り組んだ本を読んだのは「愛の論理」がはじめてでした。なぜ愛と見えていた男女の恋愛は消えてゆくように見えるのか、どこまで愛すれば許されるのか、どうすれば愛することができるのか。わたしがいつも持っていた疑問に果敢に正面から取り組んでいる本でした。読めば読むほど、「愛の論理」は、わたしが求めていた答でした。最初、あの本を書いた方は経験と年齢をたくさん重ねたおじいさんのような方かと思っていました。ですが、調べてみたら、わたしとそれほど年齢の変わらない方で、この人はいったいどんな人なんだろうと不思議に思い、他の著書を読みあさりました。

飯田先生は、こんなわたしにも、「同伴者」として、同じように苦しみながら歩んでくださっています。カウンセリングで、こんなわたしを全く裁かずに、支えてくださったことで、わたしは驚き、救われました。ありがとうございます、先生。ホームページで、使命を果たすのにお忙しく働いていらっしゃるのをお読みしました。先生が使命を全うなさるのを応援しています。


(分量短縮のため一部省略)
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 ・・・こんなふうに喜んでいただけると、おだてに弱い僕は調子に乗って、「やはり、本っていいなぁ・・・がんばって、また書かなくちゃ」という気になってしまいます(笑)。この調子で、どんどん上昇して行ければ、突然に「執筆中」マークが点灯する日も近いかも・・・???



4月23日版

 こんなご時世だからこそ、たまには景気づけに・・・(笑)

 待望の(?)「教授の恋」ツアー、ついに、受付を開始いたしました!!

 北海道が最も気候の良い時期で、しかも「土・日・祝」の3連休。そのうえ、僕の初めての「ディナー・コンサート」(稚内)に参加でき、往復の特急の車内で誰もが僕と話ができるうえ(座席を交代して全員と必ず個別にお話いたします)、希望する方々とは札幌で飲み会まで行うという、豪華ケンランな企画・・・ディナー・コンサートでは、僕の曲に加えて、大好きな「演歌」のあの名曲たちまで披露してしまう予感が・・・「運命の人」との出逢いを求めている方々はもちろんのこと、僕と仲良くなりたい方々、北国の名所を巡って旅情にひたりたい方々、ご夫婦の絆をさらに深めたい方々、昨年のロンドン・ツアーに行けなかった恨みを国内で晴らしたい方々など、どなたでも大歓迎です。(お子様連れやご家族でのご参加もお待ちしています)

 なお、主催するJRさんのご事情で、「団体客」扱いで料金を安くするために、何らかの「会」という形にしなければならないので、企画者である僕の友人のアイデアにより、「チャレンジャーズの会」という名前になっています。決して、おかしな変人組織や政治・宗教・思想団体などではありませんので、ご了承&ご安心くださいね(笑)。



 諸事情でご参加いただけない御方も、この機会に、僕の代表作『教授の恋』を、ぜひとも再読してみてくださいね。
『教授の恋』は、現在、ハードカバー版の販売を終了し、『ツインソウル完全版』PHP文庫版の後半に、特別付録として収録してありますので、未読の御方はこちらをお読みください。どうしてもハードカバー版が欲しいという御方は、まだ10冊程度なら残っていると思いますので、「光の学校」の売店においでくださいね)


 それでは、皆さまの温かい応援をいただきながら、本日(23日)の夕方から北上し、月曜の夜まで、また福島で活動してきますね。読者の皆さま、世界各地から、嬉しいご厚情をくださいまして、本当に、ありがとうございます(涙)。皆さまのご期待にお応えするためにも、放射能なんか一切気にしないで、がんばりま〜す! (⌒〜⌒)
 

追伸: ちなみに、よっち君(『車椅子父さんの絵日記』の主人公:伊藤英樹さんの息子さん)は、学校に提出した自己紹介の中で、「好きな本」として、『教授の恋』を指名してくれたそうですよ。ほかの男の子たちは、みんなが「ジャンプ」とかマンガの名前を書いているのに、よっち君だけは『教授の恋』・・・担任の先生も、きっと「どんな本だろう?」と、ビックリしたことでしょう。この本の素晴らしさを理解いただけるとは、よっち君、もう立派な大人ですなぁ・・・(笑)。

← 母親(かみさん)が、こっそり送ってくださった、証拠写真。



4月19日版(20日に「注」を加筆)


 筑波大学の教授から、「日本では公表されていないようですが」と、福島第一原発による放射性物質の拡散予測シュミレーションの情報が、先ほど届きました。下記のページをクリックして、ドイツで作成された映像を、しばらく眺めてみてください。今後数日間の予測が公開されていますので、ご自由に、ご参考になさってくださいね。みなさん、どうぞお大事に!
(いま福島で、非常に大切な使命を懸命に果たしている最中ですので、取り急ぎ、これにて失礼)

 http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif


 
: 念のため補足しておきますが、僕はただ、「筑波大の教授が教えてくれた、ドイツ作成のシミュレーション情報をご紹介した」というだけであり、決して、僕自身が何らかの「予言」をしているわけではありません。そもそも大量の個々人の人生の集合体である「人類」の未来は固定されていないので、あらゆる予言は「可能性のひとつ」にすぎないのであり、僕自身は、誰のどんな予言も信じないことにしています。もちろん、「近いうちに世界が滅亡する」などと言いふらして世の中を惑わす予言も、僕は全く信じておらず、だからこそ、今後の明るい未来の創造に向けて、今も懸命に使命を果たそうと頑張っているのです。

 繰り返しますが、僕はただ、「ドイツからこのような予測が発表されているので、各自でご参考になさってください」とご紹介し、「様々な可能性を想定しながら、万が一の場合に備える必要があると判断なさるなら、そのようにしてください」と申し上げたいだけのことです。僕自身は、どこに逃げるわけでもありませんし、娘も「福島の高校に通い続けたい」と希望するので、娘の願いを受け入れてやっています。その結果がどうなろうとも、すべて僕たちの自己責任ですからね(^^)。



4月13日版

《 前回10日版の続きです》

 しかし、編集長のメールを拝読して、僕は、「う〜ん・・・」と、考え込んでしまいました。なぜなら、この問題について、万人を納得させることは不可能であり、その真相を明らかにするのは、さまざまなリスクを伴うからです。しかも、被災して悲嘆し苦しむ方々を目の当たりにしている僕にとって、軽々しく「解説」してしまうのは、あまりにも重すぎる行為・・・

 ところが、先ほど発見したのですが、このように思い悩む僕のもとへ、福島大学経由で、僕が2年前に退職したことをご存知ない、あるお坊さんの奥様から、このようなお手紙が届いていたのです・・・

********************

 
**は、桜がすっかり満開です。福島の方はいかがでしょうか。

 先生の御本を最初に読んだのは、八年程前でしたが、その時、私の友人、知人達に、八十人程に本を贈りました。私は友人達に本を贈るのが好きで、それまで色々贈りましたが、先生の御本が一番良かったと感想を聞きました。最近も、小遣いを節約しては、又、先生の御本を六十冊買って、新しく友達になった人達に贈るようにしています。これまで、先生の御本がどれ程役に立ったか知れません。先生に、先生の本に出会った事を、心から良かったと感謝しております。これからも、縁あって出会った人々に、一ヶ月に十冊、先生の御本を配って行きたいと思います。

 できれば拙寺に先生をお招きして、講演をお願いしたいと思います。住職に話してみようと思っています。先生の御本はたくさんの種類がありますが、贈ってあげたみなさんはとても喜んでいらっしゃいます。先生、どうぞ健康に気を付けられ、これからもたくさん本を書いて、みなさんを喜ばせて下さいませ。

 合掌


********************

 このお手紙を拝読して、僕は「う〜ん」と唸(うな)り、数分間、考え込んでしまいました。「もう少なくとも今年中は、新しい本を書くつもりはない・・・なぜなら今は、目の前に現れてくる悩める方々を確実にお救いすることで手一杯であり、不特定多数の、顔の見えない読者さんに向けて、しょせんは全員を救うことなどできない宿命にある『本』という手段のために、時間と労力を使う余裕などないからだ・・・しかし、思えば僕は、『生きがいの創造』以来、長年にわたって、一度に多くの方々にお届けすることのできる『本』という手段を通じて、さまざまなことを表現し、伝達してきたのだった・・・そして今でも、このお手紙のように、休筆中の僕の新刊を待ち望んでくださっている読者さんや、これから初めて僕の本に出逢う運命にある読者さんたちが、あちこちに潜伏してくださっているのだ・・・」と。

 そして僕は、「う〜ん」と考え込みながら、ふと思い立って福島の自宅から出て、周辺を歩いてみました。自宅から半径300メートルほどの範囲を歩くだけで、このたびの大震災で倒壊したり半壊したり傾いたりしている家屋が、10軒以上も・・・そして、瓦(かわら)が落ちたりズレたりして、屋根にブルーシートをかけている家は、グルリと見回すだけで何十件も・・・もちろん、わが家のように、水道管やガス管や給湯器などが損傷・故障したり、壁にヒビが入ったり、塀が倒れたり、ドアが開かなくなった家屋まで勘定すると、ほとんどの家が何らかの被害を受けていることでしょう。
(ちなみに、給湯器の業者に電話したところ、「いま仮設住宅の建設のために新品の機器や人員を全て回しているため、お宅に訪問できるのが3週間後で、新品を設置できるのは半年後になります」とのこと・・・それまでの間、お風呂に入るためには銭湯に通わなければなりませんが、市内の銭湯も、避難民の方々で満杯状態なのだそうです・・・涙)

 しかも、昨日には、福島市の隣町である川俣町や飯館村に、放射能汚染による避難勧告が発令されたというニュースが・・・住民の方々は、「政府は昨日までは『人体に影響はないから安全だ』と言っていたのに、今日になったら一転して『やはり危険だから逃げろ』なんて、あまりにも酷い」と激怒しており、隣の福島市の人々も、「政府が『安全だ』という発言の信頼性がゼロになった」「今後も放射能は蓄積していくわけだから、いずれは福島市にも避難勧告が出るだろう」と噂しています。そもそも、避難勧告が出た川俣町の境界線は、僕の自宅からも「わずかに6キロ」の位置にあり、大空にバリアが張ってあるわけではないため、川俣町に放射性物質を運んでくる風は、わが家の上空にも吹いてくるのです。わずか6キロ向こうの人々が避難勧告を受けているというのに、「ここは福島市であって川俣町ではないのだから」という理由で、こうして能天気に散歩などしていても良いのでしょうか?・・・と気づいて、あわてて自宅に戻り、窓を閉めた僕でしたが・・・(笑)(・・・いや、笑ってる場合じゃありませんよね)

 このようにして、僕自身が被災し、仙台や浜通りに住んでいた友人たちを失い、自らも放射能を浴びながら生活しているという現実・・・今や「チェルノブイリ」や「アウシュビッツ」や「ヒロシマ」と並ぶ「人類の負の遺産」として世界中に有名になってしまった、「FUKUSHIMA」に住んでいるという現実(しかも僕が生まれ育ったのは「ヒロシマ」なのです)・・・これは、もしや、これまで公開することができないでいた「あのこと」を、「本」という手段によって公開すべき「時」が来て、僕の身辺にその条件がそろったのでは?、と、つい、深読みしてしまう自分がいることは事実です・・・しかし、「そのような重い本を発表してしまう勇気が、この僕に、本当にあるのだろうか?」と、自問する段階を脱していないのも、また事実なのです・・・う〜ん、実際に被災者の方々と接している僕にとっては、重すぎるんですよ、これが・・・「がんばろう日本!」なんていう綺麗事では済みませんから・・・マスコミは報道しませんが、現場では破産を苦にした自殺者も出るほどの、真っ暗闇の絶望ですからね・・・(涙)


 追伸:
 それでも、「一寸先は光」・・・深夜に、「光の学校」の会計事務所さんから、次のメールをいただきました。

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飯田先生
お忙しい大変なときに失礼します。
余震が続き、ご家族皆様、大変な思いをなさっていることと思います。心よりお見舞い申し上げます。

昨日、読者の方より電話があり、「先生に直接お見舞いをする募金活動を、(光の学校とは別に)やってほしい」ということでした。しかし、「その募金活動を告知する場もなく、先生にご相談する訳にはいかないので・・」とお答えし納得いただきました。
このようにご心配なさっているファンが多いようです。もし「個人的に直接先生にお届け願いたい」というご希望があったら受けてもいいのでしょうか? 先生にお知らせするのも変ですが、私が勝手に受けて失礼でなければ、寄付者のお気持ちに沿うようにしたいと思います。

この2年間、毎日(土日祭日以外は)、1日も途切れることなく、「光の学校」の通帳に振込みのご寄付があります。ご寄付の自動振替のご希望も毎月増え続け、昨日は用紙を直接に持参された方もありました。先生のご活動に共感し、先生に感謝していらっしゃる方の気持ちが、毎日あふれています。どうぞお身体たいせつに、ご活躍をいつもお祈りしています。


********************

 ・・・とのことで、僕自身は全く想定外のお申し出だったので、ビックリして目が覚めてしまいました(笑)。




4月10日版

 この1か月間、妻子は僕の両親が住む京都に「疎開」させており、僕自身も福島の自宅には(足の踏み場も無い状態なので)向かわないで、別の場所を転々としながら活動しておりました。

 しかし、とうとう娘(高校3年生になります)の授業が始まってしまうので、仕方なく、京都から妻子を連れ出して、1か月ぶりに福島の自宅に戻ってみたところ・・・なんと、湯沸かし器が破壊されており、お湯が出ず、お風呂に入れないことが判明(涙)。しかも、自宅の地下のどこかで水道管が壊れ、常時、かなりの水が漏れていることも発覚(高額の水道料金が請求されそうです・・・涙)。ガラスも割れているので、夜明けを待ってきちんと調べたら、きっと、あちこちに家屋の破損個所が見つかることでしょう。娘も、「床や階段を歩いたら、ミシミシと変な音がする」などと、怖がっています。

 なにしろ、市内全体がこんな感じなので、湯沸かし器の業者さんが何週間後に来てくださるのか、見当がつかない状態・・・さらに、家屋の地下を掘り返してみないと解決できない問題もあるため、建物や機器の破損を修理&買い替えする費用は、数百万円にのぼるものと思われます(号泣)。

 それでも、各地で命や家族を失ったり、家を流されたりした方々に比べれば、僕たちは、こうして何とか無事に生きていられるというだけで、充分に幸せ者なのですから、不平不満を抱いてはいけません。家屋の修理代がいくらかかろうとも、こうして生きていられる限りは、頑張って懸命に働けば支払えるのですから。

 そんな想いで、自分を奮い立たせていたところに、PHPの安藤編集長から、こんなメールが・・・

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先日はHPに私の拙文を掲載していただき、恐縮しております。

落ち着きましたら、東日本大震災を題材に取り入れた『生きがいの創造』の続編を、ぜひ書いていただけませんか。地震と津波によって一瞬で身内を亡くした人たちの悲嘆、どこにも持っていきようのない怒り、慟哭、絶望、そして無力感・・・なぜ、自分たちはこんな目に遭うのか。これも運命だと言ってしまえるのか。自然災害による肉親との突然の別れさえも、果たして自分でプログラムしたものなのか・・・
誰もが叫びたい悲痛な質問の数々に、宗教家ではない中立的立場から、カウンセラー&人生観の研究者として客観的&科学的に答えられ、被災した方々を真に救うことができるのは、世界中を探しても飯田先生しかいません!

原稿ができ次第、緊急出版させていただきます、紙をかき集めて!
どうかご検討ください。


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 しかし、編集長のメールを拝読して、僕は、「う〜ん・・・」と、考え込んでしまいました。なぜなら、この問題について、万人を納得させることは不可能であり、その真相を明らかにするのは、さまざまなリスクを伴うからです。しかも、被災して悲嘆し苦しむ方々を目の当たりにしている僕にとって、軽々しく「解説」してしまうのは、あまりにも重すぎる行為・・・

 ところが、先ほど発見したのですが、このように思い悩む僕のもとへ、福島大学経由で、僕が2年前に退職したことをご存知ない、あるお坊さんの奥様から、このようなお手紙が届いていたのです・・・


(今夜は、京都〜福島間の10時間の運転で疲れ切っておりますので、この続きは、また次回に!)



4月3日版

 お知らせ(4月3日20時40分)

 来る4月7日&8日は、予定通りに、「光の学校」を開校いたします。
 ただし、8日の夜には、また福島に向けて出発してしまいますが・・・

 このところ、多数の皆さまから、「先生の現地での活動内容を、詳しく報告して欲しい」とのご要望がありますが、「あれもこれもして、人助けのために、これほど尽力して頑張りました」などと、わざわざ、世の中に公表する必要はないと思っています。(僕は「光の学校」以外でも、長年にわたって様々な社会福祉活動を行ってきましたが、いちいち公開することはしていません。ボランティア活動というものは、広く世の中に伝える必要はないし、自分が嬉々として黙々と行い、誰に自慢することもなく自己満足しておけば良いことだと思うからです)

 それに、せっかく使命感のみで行っている活動を、いちいち大々的にお知らせすることで、「自分のイメージアップのために震災を活用しているのでは?」と、つまらぬ誤解を受けてしまっても困りますしね。(僕は政治家や芸能人ではないため、イメージアップ戦略は不要ですので・・・笑)
 そのようなわけで、今後も救済活動は、こっそりと続けていきますね。(^-^)



3月25日版

 お知らせ(25日03時30分)

 23日&24日と、満席のお客様、どうもありがとうございました。そこで本日も、「光の学校」は、予定通りに開校いたします。その後(本日25日の夕方)、またしても、僕は旅立ちます。

 事態をうまく進めることができれば、次の開校日は、約2週間後、4月7日(木)となる予定です。
 それでは、試練と逆境と挑戦の地へ、行ってきま〜す!!




3月22日版

 お詫び&お知らせ(22日0時)

 このところ毎日、忙しすぎて、更新する余裕がありませんでした(涙)。また、この数日間、メールのできる状態ではなく、600通以上が届いておりますが、誰にもお返事しておりません。携帯電話も、諸事情で、電源を切ってあります。もはや、このまま音信不通にしますが、どうかお許しください。

 ただし、23(水)・24(木)につきましては、どうしても休校できない深い事情がありますので、いったん「光の学校」に戻って、通常通り開校いたします。25(金)については、今のところ開校の予定ですが、臨時休校して、1日でも早く、またもや旅立つかもしれません。

 そういえば、いまドイツにいる友人(国立大学教授)から、このような報告をいただいておりました。


「先生が福島に帰られているという情報を小耳にはさんだので、大丈夫かなと思ってメールしました。私は、いま、ニュルンベルクという町にいます。

いろいろとニュースをみているのですが、日本とドイツとでは全然認識が違っています。
こちらの情報では、東北のみならず、関東地方も、放射能で危険だと言っています。ドイツ政府は、すでに全員のドイツ人を、国外をはじめとした関東以外に移動させました。

ドイツの救援隊も成田に駆けつけました。しかし日本のマスコミは沈黙していますが、救援隊は、すぐにドイツに逃げ帰りました。ルフトハンザ機は、成田にはつかないことが決まり、どこかに振り分けられそうです。
つまり、ドイツでは、すごい勢いで放射能が出ていると判断しております。

天候が崩れて、北風が吹くと、関東全土は大きな被害をうけるそうです。
福島や関東におられるならば、とにかく西に向かってください。
私の残された家族に対しては、一昨日、夜行バスで遠方の故郷に帰らせました。

とにかく、ご無事でお過ごしください。」


 また、PHPの編集長さんからも、このようなメールをいただいておりました。


「会社の緊急対策本部の仕事に没頭しており、ご連絡が遅れましたことをお詫び申し上げます。
このたびは福島のご自宅が大変なことになり、また生命の危険にもさらされたこと、お見舞いの言葉もありません。ぜひ「何かできる」と考えるよりも、緊急避難を最優先してください。今後、『生きがいの創造』を必要とする方が急増するはずですので、大切な身をこれ以上、危険にさらさないでください。

弊社でも地震対策の弱かった本棚が6本ほど倒れ、本が散乱したほか、壁に固定していた本棚からも本が飛び出すなど、すごく揺れました。すでに本棚は撤去しましたが、地震直後の惨状写真をご覧ください。


一方、出版業界の痛手は相当なものがあります。東北地方沿岸にある日本製紙、三菱製紙の工場が全損したため、紙の供給がストップするとともに、東京湾岸にある製紙会社の倉庫が軒並み破損、紙が使えない状況です。全国の紙在庫は1.5カ月分。いま出版社のあいだでは、使える紙の争奪戦が起きています。 

また、取次の配送も燃料不足のため隔日となり、書店に本が届きにくくなっています。印刷所も計画停電のため、印刷ができず(前後6時間、機械を止めなくてはいけないそうです)、雑誌も書籍も発刊が大幅にずれはじめています。そのため、弊社においても新刊書籍の発刊が滞り、4月刊が5月や6月に延びる可能性が出てきました。

また、石油製品の供給が滞ると、インクの製造が止まる可能性もあり、印刷自体ができなくなるという可能性さえささやかれています。とにかく初めてのことばかりで、予測不可能な毎日を送っています。原発だけは何とかしてほしいと願うしかありません。

本来は直接お会いしてお見舞い申し上げたいのですが、いま少し状況が好転してからにさせていただきます。

なお、書店からは、”今だからこそ読者に読んでほしい本を推薦してほしい”という要望がきており、飯田先生の『生きがいの創造』を、弊社の一押しとして、営業に伝えました。」


 さらに、富士通の重要ポストにいる友人からも、このような連絡が届いておりました。


「地震被害と原発被害の悲惨な状況、お察しいたします。
少し状況が見えてきたかと思い、ご家族含め安否如何かと思いご連絡いたしました。

当社でも仙台に120名とグループで岩手、宮城、会津と工場があり、食糧支援等で奔走しております。
京浜地区も停電対応や、食糧不足、ガソリン不足等で混乱をきたしており、今がふんばりどころと思っております。

このメールが届くこと、そして皆さまがご無事であることをお祈り申し上げます。」


 一方、マスコミでは、放射性物質が検出された水や食物について、「安全基準値をかなり超えているが、健康には問題がない」という、不思議すぎる説明のオンパレード・・・それならば、いったい何のための「安全基準値」なのでしょうか?(笑)

 しかも、「ただちに健康に影響を及ぼす値ではない」との説明は、「いずれは影響を及ぼすでしょうけどね」とも聞こえてしまいます(笑)。

 ・・・ということで (⌒〜⌒)、それではみなさん、23・24・25日に、お久しぶりに、「光の学校」でお逢いしましょう! (その次の開校日は、ずいぶん先になってしまいますからね・・・)



3月17日版

 震災続報&やるべきこと(17日02時)

 テレビの最新情報によると・・・フランスは日本滞在のフランス人に、早急に帰国するよう指示しました。
 ニューヨークでは、放射性物質に有効な薬品が、この数日間で売り切れています。
 諸外国で、日本から輸入される品物の、放射性物質汚染の検査が始まりました。
 そして、海外諸国の新聞には、はっきりと、「深刻な危機に陥っている」という記事。
 それなのに、肝心の日本国内の認識といったら・・・(涙)

 自宅のある福島市の放射線は、昨日、通常の500倍に。
 しかし、僕が戻れば、僕だからこそ可能なことが・・・
 自分にできることがあるのに、それをしないで、危険を恐れ、逃げ出してしまっている僕・・・
 このままでは、僕は自分を尊敬することができません。

 家族や友人たちは、僕の身を心配して、「あんな危険なところには戻らないで」と言いますが、「いま自分にできることがある」と知りながら、それをやらないでいることなど、僕にはできません。
 自分の使命を果たし、誇りを取り戻すために、あえて危険を冒しながら、大逆境の地、福島へと、僕は戻らないではいられません。いま、自分にできることが、そこにあるのだから・・・

 (自宅を片づけに戻るわけではありませんよ・・・笑)




3月14日版

 震災続報&お知らせ(14日03時)



 このように、家具が壊れたり倒れたりして、福島の自宅書斎は、足の踏み場もありません(涙)。
 安物のカラーBOXは、なぜか途中で折れ曲がり、パソコン&プリンタも、落下&破損しておりました。
 僕自身は、激しい疲労と睡眠不足の状態ではあるものの、ケガもなく生きていることに、安堵&感謝しています。

 しかし、断水が続き、食料が尽き、ガソリンの入手も困難で、自宅に滞在し続けても生活の見通しが立たないため、移動用のガソリンが残っているうちに、福島を離れ、大量の放射能が漏れても安全と思われる場所にまで、なんとか頑張って逃げ出してまいりました。
(公式発表は、当然ながら、全て「パニック防止の政治的判断」ですからね・・・笑)

 今後、水道&道路が回復し、電気と鉄道が安定し、食料&ガソリンの入手が可能になったなら、福島に向かいます。




3月12日版(2)

 震災続報&お知らせ(12日14時)

 福島では、水も食料も入手困難で、生活&自宅の復旧に手間取っているうえ、ガソリン供給もないため移動が困難です。つきましては、岐阜行きの見通しが立たないため、15日・16日の「光の学校」は、臨時休校とさせていただきます(涙)。(カウンセリングも延期させていただきます)

 さて、街や避難所に出て、水や食料を探してきます・・・
(僕の知り合いも、何人も行方不明です)

 こちらでは、福島第一原発がメルトダウン(炉心溶融による放射能大量放出)するという情報が出回っていますので、本当は、屋外に出てはいけないのですが・・・無事に炉心冷却が進むよう願っています。

 それでも、何かできることがあれば、どこかでお手伝いしてきます。
(僕は、そういう性分なので・・・笑)

 東北電力の発表によると、いま電気が通っている地域も、今後、順次、停電していくそうです・・・

 がんばります・・・




3月12日版

 ― 緊急地震速報 ―

いま3月12日の朝5時17分です。
僕は一睡もしていないので、ふらふらですが、生きています。
福島の飯田家におりますが、激しい揺れのため、
僕の書斎は、さまざまな物が倒れたり壊れたりで、
足の踏み場もない状態です(涙)。

断水が続いており、トイレに行けません(号泣)
福島市内は真っ暗で、信号機も消えており、
パトカーと消防車と救急車のサイレンばかりが、
不気味に響いています。

コンビニが1件だけ開いていましたが、
食べ物も飲み物も完売で、残っているのはお酒のみ。
壊滅した仙台東部から逃げてきたという、
「仙台」「宮城」ナンバーのたくさんの車が、
国道沿いに並んで夜を明かしていました。
仙台市内には、たくさんの死体が散乱していたそうです。
死者・不明者は、少なくとも数千人とのこと。

福島第1原発がメルトダウンしないうちに、
とにかく放射能から逃げ出したいのですが、
自動車道も国道も各地で閉鎖・寸断され、
山の抜け道も、あちこちで崖崩れが・・・

まさに、「日本沈没」の映画を思わせる光景に、
茫然としております・・・
あっ、また激しい揺れが・・・

決して、大袈裟に書いているわけではありません。
さすがの僕も、冗談を言っている場合ではないのです(涙)。

みなさん、ともに支え合って、がんばりましょう!!

(取り急ぎ、今のところ生存中のご報告でした)

2011年3月12日5時30分 飯田史彦




3月6日版

 なんと、僕が尊敬するジョン・レノン(ビートルズのリーダー)が、生前(晩年)の毎夏の日本滞在時に、住居として何ヵ月間も住んでいた、ビートルズ・マニアあこがれの「万平(まんぺい)ホテル」(軽井沢で最も歴史と格式のある高級リゾートで、かつて、田中角栄首相と米国のキッシンジャー国務長官が歴史的会談を行った場所でもあります)において、僕の単独のコンサートが決定しました!

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日時: 9月11日(日) 13:30開演予定

会場: 万平ホテル http://www.mampei.co.jp/

   (長野県軽井沢町軽井沢、長野新幹線軽井沢駅よりタクシーで4分、JR東京駅から所要80分)

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 万平ホテルは、僕が大好きなホテルのひとつで、「常連」とまではいきませんが、四季を通じて、かなり泊まりに行っています。また、万平ホテルの有名なカフェには、生前のジョン・レノンが気に入って頻繁に飲んでいたという、「ジョン・レノンのロイヤル・ミルクティ」があり、わざわざこれを飲むだけのために、福島や岐阜(光の学校)からドライブしたことが何度も(笑)。ホテルの周囲には、緑豊かな素晴らしい散歩道が広がっており、すぐ近くには、かつて天皇陛下が美智子妃殿下と初めて出逢ったテニスコートもありました(先日訪れたところ大工事中でしたが・・・)。
 もちろん、この日に限っては、お気に入りのビートルズ・ナンバーも、次々にご披露せねば!(笑)

 つまり、「日本を代表する高級リゾート・軽井沢という土地を、ぜひ一度は訪れてみたかった」とおっしゃる御方にとっては、これ以上ない絶好の大チャンスですので、この機会を決して逃さないよう、さっそく手帳を開いて、9月11日のところに、「ふみクマ先生・万平ホテルコンサートのため日程死守」と、朱書きで書き込んでおいてくださいね〜!\(^o^)/

(注: JR東京駅から、長野新幹線でわずか80分ですので、関東地方の方々は楽に日帰りできますよ・・・でも、資金に余裕があったら、ぜひとも万平ホテルに泊まってみて、ジョン・レノンの残存思念を満身に浴びながら、今生の良き思い出をつくってくださいね)



3月3日版

 このたび、「白川郷ものづくり実行委員会」や「白川郷荻町集落の自然環境を守る会」の会長さんからご提案があり、あの「合掌造り」の里として知られる世界遺産・白川郷(しらかわごう)の、ユニークな試みで有名な学習施設(きちんとしたホテルや温泉、立派なレストランも併設)における、僕の単独のコンサートが決定しました!

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日時: 9月25日(日) 午後1〜2時頃に開演予定

会場: トヨタ白川郷自然學校 (http://www.toyota.eco-inst.jp/concept/top.html)

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 会長さんは、地元だけでなくマスコミでも知られる有名人ですが、光栄なことに僕の著書の愛読者さんで「光の学校」にもおいでくださり、「いつか飯田先生の講演会かコンサートを、この白川郷で開催するのが夢でした・・・こんなに早く実現するとは!」と喜んでくださいました。「白川郷でコンサートをやるなら、文句なく、あそこが一番!」という会場を強く推薦くださり、わざわざご本人が日程を交渉してくださった結果、「秋の心地よい時期の日曜日」という、世界遺産をのんびり歩くには最高の開催日をご用意いただけたのです。
 つまり、「かの有名な世界遺産・白川郷を、ぜひ一度は訪れてみたかった」とおっしゃる御方にとっては、これ以上ない絶好の大チャンスですので、この機会を決して逃さないよう、さっそく手帳を開いて、9月25日のところに、「ふみクマ先生・白川郷コンサートのため日程死守」と、朱書きで書き込んでおいてくださいね〜!\(^o^)/



2月28日版

 なんと、いま、横浜で最もオシャレなデート&観光スポットとして人気の高い、あの有名な「赤レンガ倉庫」(横浜港に面しており、山下公園の北端で「みなとみらい」の南端という最高のロケーション)での、僕の単独でのクリスマス・スペシャル・コンサートが決定!!

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日時: 12月3日(土) 18:30開演予定

会場: 横浜港・赤レンガ倉庫 (http://www.yokohama-akarenga.jp/index.html)

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 実は、「いつの日か、赤レンガ倉庫みたいなオシャレな場所でコンサートができたらいいなぁ」というのが、僕の夢のひとつでしたが、24ヶ月前から予約受付のため、2年後までスケジュールが埋まってしまっていると知り、いったんは、あきらめたのです(涙)。そもそも、「土曜の夜か日曜の午後」という贅沢すぎる希望を持っているので(僕のファンの方々は医療・福祉・教育関係者が多いため平日は参加が困難なのです)、人気のある有名な会場ほど、競争率が高すぎて、奇跡でも起きなければ確保できません(涙)。

 しかし、ダメもとで、昨日(2月27日)に念のため「キャンセル待ち」を入れて、「あり得ないことだけど、もしかすると、いつの日か、土曜の夜か日曜の午後でキャンセルが出るかもしれないから、あきらめないで、しぶとく待ち続けてみよう」と思い直してみたところ・・・な、なんと! 信じられないことですが、そのわずか1日後の本日(28日)に、「12月3日・土曜日のキャンセルが出ましたよ〜!」とのご連絡が!!(゜o゜)・・・人生、何事も、挑戦してみる前からあきらめてしまってはいけないという、教訓のような展開(涙)。

 これぞ、まさに奇跡!!
 どこかの誰かが、いずれ僕に譲ってくださるために、わざわざ一昨年の12月3日に予約しておいてくださり、僕がキャンセル待ちを入れたのを待ち構えて、「それでは」とキャンセルしてくださったとしか思えないほどの、絶妙すぎるタイミング・・・いかにも、光の世界の方々が、おやりになりそうなイタズラですよね(笑)。

 しかも、12月3日・土曜日の夜という、誰もが確保したがるであろう、クリスマス・イベントにぴったりの、絶好の日取りではありませんか!!
 皆さま、さっそく手帳を開いて、12月3日のところに、「ふみクマ先生・赤レンガ倉庫コンサートのため日程死守」と、朱書きで書き込んでおいてくださいね〜!\(^o^)/



2月20日版

 なんと、東京ディズニー・リゾート(実際には千葉県ですが)でのコンサートが決定!!

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日時: 6月19日(日) 13:30分開演予定

会場: 東京ディズニー・リゾート「クラブ・イクスピアリ」(ライブハウスを借り切ってしまいます)

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 とても綺麗でおシャレな会場らしいですが、収容人数は最大でも200名なので、すぐ間近でお逢いできますよ。詳細は、また後日に公開いたします。(まだナイショですが、僕が、プーさんに変身してしまうという、冗談では済まない超極秘計画が、かつてない真剣度で、着々と進行しているようですよ・・・涙)

 千葉県在住の皆さま、僕のコンサートは初めてですね!・・・というか、講演会を含めた一般公開のイベントを、千葉県では行った記憶がありません。また、関東圏で行う僕の単独での屋内コンサート(横浜開国博の野外ステージ出演は除く)という意味では、PHPが主催した東京・文京シビックホール公演(1800名のホールが満席になりました)から3年間、お待たせしました〜(涙)。

 会場が小さいので、とにかく日程だけは、確保しておいてくださいね〜!\(^o^)/



2月18日版

 
JRが提供する、「教授の恋ツアー」が実現!

 全国数十万人の『教授の恋』(飯田史彦著)愛読者さんに、究極の朗報!・・・なんと、JRさんの全面協力により、7月16(土)・17(日)・18(月・祝)の3連休に、日本の「ある場所」で、『教授の恋』の「あの舞台」を訪れる、ドラマティック・ツアーを決行します。もちろん、初日の夜には、僕のコンサートも・・・詳細の発表は、諸事情により4月上旬になりますので、とにかく日程だけは、確保しておいてくださいね!



1月31日版

 先日、「光の学校」の会計事務所さんが、「先生あての郵便物が、なぜかウチに送られてきましたので」と、次のお手紙を持ってきてくださいました。

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(注: シールは、お名前を隠すために、僕が貼ったものです)

 
先生、初めまして。****と申します。2年程前から、「生きがいシリーズ」を読ませていただいており、先生の考え方や、本の内容に賛同いたしましたので、寄付をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします!!

 実は、このような形で寄付をするのは、3*年の人生の中で初めての事かもしれません。行きかう中での募金活動やコンビニなど、そして、托鉢といった一時的なものばかりは、させていただいていました。
 しかし、定期的なのは、今までに一度もありませんでした。なぜか、今回、ふと、寄付という形で何かしてみたいと考えた時、図書館で貸していただいた「ツインソウル」のあとがきの欄を見て、寄付の事を知り、「これだ!」と思いました。きっと、自分の娘が導いてくれたのだと感じてます。こんなにも先生の本に助けていただいたのだから、私も何か、力になれたらと思っていました。だから、タイミング良く本と出あえた事に、感謝してます。

 前置きが長くて、ごめんなさい!!
 実は、こんなにも先生に思い入れがあるのは、2年前に、生後2か月の娘、**を、心臓の病気でお空に返したからです。妊娠中は、順調そのもので、全く異常のかけらも見当たらなく、出産も、希望の助産所でいたしました。しかし、3時間というスピード出産を終えた後、信じられない状況を迎えてしまいました。娘は、酸素呼吸が出来ない病気を持って産まれてきていました。
 そういえば、私は妊娠中、何の問題もなく育っていたはずなのに、なぜか、「この子は、いなくなってしまうのでは・・・」と、いつも心に不安を抱えた妊婦生活を送っていました。そして、闘病生活の中、**は、お空に帰っていきました・・・。

 それからというもの、私には上の息子がいるにもかかわらず、何も手につかず、しばらく、複雑な気持ちで過ごしていました。まさか本当に娘を失うとは、思ってもいなかったので、この感情の行きどころがわからず、人が励ましの言葉をかけてくれると、娘を失って本当は悲しいのに、「大丈夫」と無理して元気そうにしたり、強がっていました。でも、心はボロボロでした。いつも心の中では、「どうして、私のところに来て、娘は心臓の病をもって、2か月で帰っていったのだろう?」という疑問を、ぬぐいきれない気持ちで過ごしていました。
 
 そんな時、あるリサイクルショップに、導かれるように入り、そこで、飯田先生の『生きがいの本質』と出あったのです。なぜか引きつけられ、私は、その1冊の本を手に取りました。そして、その日のうちに、その本を読みあさりました。だって、その本には、まさに、私が探していた答えが書いてあったから・・・。

 (プライバシーに触れるため、中略)

 こうして、先生の本を読んで、私は考え方が変わりました。先生の、「それほど大変な人生を計画して生まれてきたあなたは、それほど勇気あるチャレンジャーなのです」という言葉に、私はすごく救われました。先生の本で、何度も何度も、涙を流しました。
 私は、今でも、先生のホームページを開くたびに、涙でうるんでしまいます。いまだに、うるんでしまうんです(笑)。そんな風に、涙が出てしまうのは、先生の温かいお言葉に、私がたくさん救われたからなんです。

 私の心は、もう大丈夫です。たまに、娘を思い出し、涙することもあるけれど、先生のおかげで、もうそれは、つらい涙じゃないからです・・・。今は、娘との悲しい出来事を、この人生の学びの課題のひとつに選んで生まれてきた自分を、誉めてあげたいと思っています。そして、娘が、命をかけて学ばせてくれた事を、無駄にしないように、生きていきたいと思っています。

 飯田先生、ありがとうございました。先生のことを、いつまでも応援してます!!
 実は、2月*日に、**のお兄ちゃんである息子を連れて、「光の学校」に遊びに行こうと思っています。

 お手紙、読みづらかったかもしれません。ごめんなさい・・・。


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 ・・・という、お人柄の現れた素敵なお手紙で、僕にとっても、本当に嬉しいお言葉に満ちていました。

 このお手紙をくださった御方へ・・・あなたが、「開くたびに涙でうるんでしまう」と言ってくださる、この僕のホームページに、上記のお手紙をいつまでも掲載させていただくことが、僕にできる何よりのプレゼントです。きっと、お空に帰ったお嬢さんにとっても、お母さんと過ごした貴重な2ヶ月の人生の、かけがえのない記念碑になることでしょう。どうか、お嬢さんに逢いたくて切なくなったら、このページを開いて、本日の更新を見つめてくださいね!(^ ^)

 そして、2月*日に「光の学校」においでになったら、キャストの女性をつかまえて、どうぞ申し出てください。その日は電話予約の御方のカウンセリングなどの先約が入っているため、長時間のお話はできませんが、せめて「221b」の部屋にお招きして、ご挨拶と握手をさせていただきますので・・・お空に帰ったお嬢さんにも呼びかけて、僕とあなたと息子さんとお嬢さんの4人で、記念写真を撮りましょうか。(もちろん、ご主人も一緒に、5人でもかまいませんよ)(⌒〜⌒)


 おかげさまで、このような数多くの方々の温かいご寄付に支えられて、僕は「光の学校」を運営することができ、各地からおいでになる様々な方々を、カウンセリングや音楽療法などでお助けすることが可能になっています。聞くところによると、「どこかに寄付をしたいけれど、よくわからない組織では本当に役立っているのか不安だし、ユネスコやユニセフでは組織が巨大すぎて、自分のわずかな寄付金がどこでどう役に立つのかイメージが湧かない」とお悩みの方々にとっては、「光の学校」のような単純明快な寄付先が、ぴったり納得がいくのだそうです(笑)・・・なにしろ、僕の「生きがい論」活動に共感しているかという判断基準がわかりやすく、寄付金の活用方法(「光の学校」の運営と飯田史彦の社会福祉活動の資金)も明らかであり、「自分の寄付が、誰によって、何のために活用されているのか」というイメージを、シンプルに思い描きやすいですからね(笑)。

 しかも、「光の学校」は完全無料で開放しており、その活動によって「利益」が生じることがなく、決して裕福な施設ではないため、たとえわずかなご寄付であっても、僕にとっては大いに貴重な資金として、有難く活用させていただけます。「自分も、飯田さんの社会福祉活動につながって、何らかの形で人助けがしたい」とご希望くださる有難い御方は、ぜひともご協力をお願い申し上げます。(僕自身は、「光の学校」では完全な無給で働いており、皆さまからお預かりしたご寄付は、全て会計事務所が管理しているため、僕のサイフや口座には1円も入りませんので、どうぞご安心ください)

 この種のお願いは、何度も行うとイヤラシくて、僕の美学に反するのですが(笑)、たまたま上記の嬉しいお手紙をいただいたので、本日の更新は、珍しく寄付金を話題にさせていただきました。すでにご寄付をくださっている方々には、心より深く感謝申し上げます。今年もまた、自動引き落としでご寄付くださっている(匿名でない)方々には、僕の直筆サイン&メッセージ入りの特製感謝状(ふみクマ先生キャラクター付きの非売品)をお送りいたしますので、しばらくお待ちくださいね。



1月21日版

 前回の更新後、「これまでにないパターンで、面白かった」「飯田先生が、日本のどこで何をしているのかが伝わって、とても親近感がわいた」などのご感想を頂戴し、思わぬ好評に驚きました。そこで、気を良くした証拠に(笑)、横須賀で泊まった高層ホテルの僕の部屋から撮った、横須賀港のケータイ写真をご紹介しますね。



 左手の奥と右手の奥に、たくさんの戦艦類が浮かび、写真中央の右寄りには、3艘(3隻?)の潜水艦が、その黒い姿を並べています。このあたりからおいでになった海軍の兵隊さんたちが、「どぶ板通り」のお店に繰り出して、お酒を飲んだり、海軍カレーを食べたり(?)していらっしゃるわけですね、ハイ。

 ・・・ということで、全国を飛び回る旅慣れた僕とはいえ、今後も講演やコンサートなどで訪れる旅先で、不覚にもホロリと旅情を感じてしまった際には、このページでご報告いたします。どうぞお楽しみに!



1月19日版

 おっと、もう深夜0時を回って19日に・・・

 今夜は、神奈川県横須賀市にある高層ホテルの高層階にて、きらびやかな横須賀港を眼下に見下ろしながら書いています。明日は、三浦半島の中部にある国際的な研修施設にて、日本を代表する大手有名エレクトロニクス企業からのご依頼で、メンタルヘルス・クライシスに関する講演を行うからです。(横須賀周辺には、友人が何人か住んでいるのですが、どの御方もご家庭をお持ちであり、横須賀に着いたのが夜の9時を過ぎていたので、声をかけるのは遠慮しておきました)

 横須賀を訪れるのは、事実上初めてであるため(通過したことはありますが)、横須賀といえば「DOBUITA」ということで、ホテルのフロントでガイドマップをもらい、有名な観光名所でもある「どぶ板通り」を、夜の9時過ぎに散歩してみました。すると・・・

 なんと、「どぶ板通り」の両側に並ぶお店は、看板も貼り紙類も、ほとんどが「アルファベット」表記で、通りを歩いている人々も、8割が外国人ではありませんか!

 さすがは、米国海軍の街、YOKOSUKA!!

「こ、ここは、日本ではない!・・・まさに、僕が住んでいたロンドンの、イーストエンドあたりの飲み屋街の雰囲気に、そっくりではないか!」

(解説: ロンドンでは、ウエストエンドが高級歓楽街で、イーストエンドはその逆です・・・横須賀在住の皆さま、失礼な比喩をあげてしまってゴメンなさい・・・涙)

「あるいは、米国西海岸、サンディエゴのオールドタウンあたりも、こんな雰囲気だった記憶がある・・・」

 しかも、通りのあちこちに、なぜか「迷彩服」を着た大柄な外国人の男性たちが、2〜3人のチームを組んで、僕をジロジロ見ながら立っているのです。ビクビクしながら脇を通過した僕でしたが、よく拝見すると、腕に「SP」と書かれた腕章を付けているではありませんか。

「な、なるほど・・・酔っぱらった米国海軍の軍人たちが、通りや酒場で騒いだりしないように、シークレット・ポリスの腕章を付けた海軍の治安職員たちが、厳しい顔で監視しているのだな・・・ぜんぜんシークレットじゃないけど・・・」

 確かに、あちこちの酒場から、酔っぱらって大声で騒ぐ軍人たちの英語が、賑やかに聞こえてきます。
 かくして、自分がジロジロ見られているのではないことに安堵した僕は、

「YOKOSUKAといえば、有名な海軍カレー・・・」

 と、つぶやきながら、まぶしい灯りのついていた、「ペリー」と名乗るお店のドアを開けました。

「ペリーというのは、おそらく、かつて幕末に開国を迫った、黒船のペリー提督にちなんだ店名に違いない・・・」

 そう確信しながら、カウンター席に座って見回すと、店内にいる客は、100%全員が外国人・・・カウンターの中から、見慣れぬ客の僕を不審そうに見つめる綺麗な女性店員(推定年齢20歳)に、思わず、英語で「Good Evening!」と話しかけようとした瞬間、

「いらっしゃいませ、こんばんは!」

 と、日本語で話しかけられ、「ああ、そうだ、ここは日本だった!」と、ようやく現実に引き戻された僕でした。

 ふだんはお酒を飲まない僕ですが、今夜は異国情緒につられ、「お飲み物は?」と尋ねてくるお嬢さんに、つい格好をつけて、「モスコミュールを」と答えてしまっておりました(笑)。(僕の小説『教授の恋』の主人公:湖南大郎の好物でもあります)

「モスコミュールといえば、ジンジャーエールをウォッカで割ったもの・・・ここは米国海軍の街なのに、しまった、うっかり、敵国であるロシアのお酒を頼んでしまったぞ!」

 そう気づいた僕は、周囲の米国軍人たちから「ヘイ、ユー! ファック!!」などと激怒されないかと緊張しましたが・・・店内に大音響で響き渡る米国ポップミュージックにかき消されたのか、僕の好戦的な注文に気づく客はいなかったので、ほっと胸をなで下ろしたのでありました(笑)。

 体格の良い米国軍人たちに気づかれないよう、ロシアのカクテル・モスコミュールをこっそり飲み干した後に、生まれて初めて食べた「海軍カレー」の、これまた美味しかったこと!!

「う〜ん、横須賀はいいぞ・・・胃の中で飼育中のピロリ菌ちゃんたちも、きっとご満悦だろう・・・」

 そうつぶやきながら、「またおいでくださいね〜!」と明るく手を振るお嬢さんたちに、軽く片手を上げて答えつつ、「ペリー」を後にした僕でした・・・

 なぜか、頼みもしないのに「牛乳」がオマケで付いてくる、「ペリー」の「YOKOSUKA海軍カレー」・・・ハッキリ申し上げて、お勧めです・・・(昼間に行けば、女性だけでも安心して入れることでしょう)

 窓の外には、今も眼下に、きらびやかな横須賀港の灯りが・・・


(『横須賀どぶ板通り旅情編』 完)




1月13日版

《 重要なお知らせ 》

 皆様、本日の更新は、充分に心の準備をしてから、できるだけ冷静にお読みくださいね(涙)・・・

 ついに、人間ドックの診断結果が、送られてきてしまいました・・・まずは、基礎的数値の総合判定を見ると、



 おお〜っ!
(゜o゜)

 恐れていた「糖代謝」の項目(昨年は「糖尿病だ」と、こっぴどく叱られました)において、「血糖値のコントロールはうまくいっていますので、このまま食事療法を続けてください」と、今年は一転して、お褒めの御言葉を頂戴しているではありませんか!(⌒〜⌒)


 ・・・その他の項目も、要するに、「太っています」と僕を嘲笑する理不尽な悪口のオンパレードであって、どれもこれも、現時点で「病気」ではありません。

 そこで、「ふん、痩せればいいんでしょ、痩せれば!」と、検査結果の用紙に向かって悪態をついていた僕でしたが・・・

 ・・・ふと、あることが不安になって・・・

 ・・・念のため、オプションで受診してみた、各種の

 
ガン検査

 の結果を示す別紙に、

 なぜかドキドキしながら目をやった瞬間に・・・



 と、この太った我が身も思わず細ってしまうほどの大ショックを受けて・・・

 しばらくの間、自分の身に生じてしまった人生の一大事に、茫然自失の状態に陥ってしまいました(涙)。



 そうなのです、この僕を、それほどまでに追い詰めたのは、あるガン検査の結果として判明してしまった、恐るべき次の数値だったのです(号泣)。

 その凶悪な存在・・・

 ・・・そいつは、仮面ライダーでいえば「ショッカー」、宇宙戦艦ヤマトでいえば「ガミラス」、水戸黄門でいえば「悪代官」、シャーロック・ホームズでいえば「モリアーティ教授」、アルプスの少女ハイジでいえば「ロッテンマイヤー先生」(?)、トムとジェリーでいえば・・・おっと、冗談を言っている場合ではありません、本当に、僕の体の胃の中に、そいつらが潜んでいることが、発見されてしまったのです。

 もう、やってられません!



 その邪悪な存在・・・

 ・・・口にするのも恐ろしい、そいつらの名前は・・・

 ・・・そう、かの悪名高き、


ピロリ菌」ちゃんです!!

 
・・・おっと、あまりにも可愛らしい名前なので、思わず「ちゃん」付けで呼んでしまいましたが(笑)、笑ってる場合ではありません。「ピロリ」という可憐な呼び名のイメージに惑わされて、うっかり微笑んでしまうと、やつらの凶悪な陰謀に、はまってしまうことでしょう。まるで清純な美少女のような、「ピロリ」という語感の奥に潜む、その背筋も凍る恐ろしい素顔、それは・・・

 
・・・なんと、ピロリ菌が胃の中に繁殖していると、「ヘリコバクター・ピロリ感染症」、つまり、いわゆる「胃潰瘍、十二指腸潰瘍」の原因となり、胃ガンの発生に結びつくらしいのです!!

「い、胃ガン!!?」


 
と、あわてふためいた僕でしたが・・・もう一度、よ〜く用紙を見ると、「抗体が高めですので」の下部に、わざわざ手書きで、「わずかに」と、書き足してあるではありませんか。

 そこで、同時に受診した他の「ガン検査」の結果数値を、血走った目を皿のようにして凝視すると・・・

CEA検査(大腸ガン、胃ガン、肺ガン、肝ガン、乳ガン、子宮ガンなど)・・・正常値
AFP検査(肝細胞ガンなど)・・・正常値
CAI9−9検査(膵臓ガン、胆道ガン、大腸ガンなど)・・・正常値
PSA検査(前立腺ガンなど)・・・正常値


 
と、とりあえずは、みな正常値・・・

 ・・・涙目で用紙を見つめながら、思わず
「セ〜フ!」と、野球審判員の手つきで、大げさに手を横に振ってしまった僕でした・・・(笑)。


 
・・・しかし、忌まわしきは、僕の胃の中で、無断のまま勝手に居住&生活している、憎き「ピロリ菌」のやつら!

 
やつらめ!!・・・



2011年1月4日版

 新年おめでとうございます!

 ・・・と書き始めたものの、虚礼廃止型ライフスタイルを好む僕なので、ご挨拶はこのくらいにしておきましょうね(笑)



12月8日版

 実は、1週間ほど前に、突然に、音楽療法歌の新曲が生まれたので、「光の学校」のミニ・コンサートでも、3回ほど歌わせていただきました。特に3日目には、意表を突く感動的なアレンジをほどこして演奏&歌唱してみたところ、スタッフやお客様から、「これまでの歌の中で、いちばん好き」という声を多数いただき、「ぜひCDにしてほしい」というご要望が多かったので、さっそく来週には京都のスタジオで録音してきます。(できるだけ早く、「さくらんぼメイト」さんに発売していただきますね)

 この新曲を聴いた方々が、みなさん、「まさに、これは私のための歌ですね!」と、大いに喜んでくださるという、不思議な歌(笑)・・・この新曲を、上記のお手紙の男性にも、お返事の代わりにご紹介いたします。きっと、僕がお伝えしたいメッセージが、心に届いてくれることでしょう。もちろん、このページを読んでくださっている皆さまにも、僕からのメッセージが届くことを願いながら・・・

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『 私 の 幸 せ 』 (作詞作曲:飯田史彦)

「いま 目の前の 霧が晴れて 私は
 幸せの道 踏みしめて 歩いて行く・・・」

生きることは とても 苦しいことだけど
それでも生き抜くこと それが大切
どんなに辛くても 希望を捨てないで
ひとすじの光を信じて 手を伸ばそう
 ひどい言葉に傷つき 立ち上がる気力もなく
 心が血を流してる時は
 愛する人 想いながら 星を見上げよう
こんな私にでも 神様はいるから
すべてを乗り越えて 歩いて行ける

これまでの私は 迷い続けてきた
だけど振り返らず 未来を見つめて
自信はないけれど 勇気を振り絞り
私の人生を描いて 歩き出そう
 自分が誰かわからず 進む道が見つからず
 暗闇を呪うだけの時は
 愛する人 想いながら 星を見上げよう
こんな私なのに 独りぼっちじゃない
心の神様が ついているから

「さみしい時は 口笛吹いて 大丈夫だよと 自分を抱きしめよう・・・」

 努力が報われなくて 地面に這いつくばって
 涙をこらえきれない時は
 愛する人 想いながら 星を見上げよう
こんな私だけど あきらめず頑張る
私の幸せを つかむ時まで

私の幸せを つかむ時まで・・・

(合唱: 以下、繰り返し)

「いま 目の前の 霧が晴れて 私は
 幸せの道 踏みしめて 歩いて行く
 いま 暗闇に 光 射して 私は
 幸せの道 どこまでも 登って行く」

 幸せの道 どこまでも 登って行く・・・

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 いかがですか?
 きっと、皆さまが、それぞれの状況に合わせて、「これは私のために生まれた歌だ!」と、お感じくださったことでしょう(笑)。



11月24日版

 めでたく、ロンドンから戻ってまいりました〜!

(時差ボケでフラフラなので、今夜はこれにて・・・笑)



11月17日版(その2)

 日本で「お留守番」をしてくださる皆さまに、せめてものプレゼントを・・・
 これが、僕がロンドン滞在中に住んでいた家なんです!!
(1カ月の家賃は、日本円で16万円・・・ロンドンは、「世界一、家賃が高い街」とも言われています・・・涙)

 
(上空からグーグルが撮影してくれた、自宅周辺写真)  (僕の住んでいた、築300年の家)


   (僕の住んでいた、「 R**T**S AVENUE 」の光景)

 今回の、「ロンドン・ドラマティック・ツアー」では、この通りも訪れるんですよ。
 ロンドン郊外の、閑静で美しい住宅地を、お楽しみいただけましたか?



11月17日版

 ついに、明日(18日)に成田を発って、「ロンドン・ドラマティック・ツアー」に出発します。心配していた難病患者さんたちも、めでたく全員が参加できるとのことで、本当に喜んでいるところです。医療関係者3名、車椅子担当の「光の学校」スタッフ3名も同行し、難病患者さんたちのサポート体制も万全を心がけています。

 僕はと言えば、1週間も日本を空けるため、出国前にやっておかなければならない仕事が山積みであり、今もテンテコ舞い状態で、荷作りも終わっていません(涙)。とにかく、パスポートだけは忘れないようにしなければ・・・(お金や物は借りたり買ったりできますが、パスポートだけはどうにもなりませんからね。万が一、肝心の僕が出国できないことになったら、このツアーは、いったいどうなってしまうのでしょうか?・・・笑)

 大好きな日本を留守にするのは寂しいですが、時間(時差)も空間(距離)も超えて、どこにいても皆さんとつながっていますので、どうぞご安心を・・・僕が不在にする1週間あまり、この素晴らしい「日本」という国の「留守番」を、どうか皆さま、よろしくお願いしますね(笑)。

 それでは、僕の第2の母国、イギリスのロンドンへと、行ってきま〜す!!
\(^o^)/



11月11日版

 
7月20日版でご紹介し、大好評をいただいた「ロンドン・ドラマティック・ツアー」の出発日が、ついに、わずか1週間後と迫ってまいりました。参加者の皆さまは、僕とツアースタッフの5名を除いて、男性が10名程度&女性が30名以上で(まさに「桃源郷」状態ですね)、そのうちご夫婦が4組、ご家族が2組です。僕の個人的な知り合いは、11名しか見当たりませんので(その多くは「光の学校」関係者)、残る30名程度の方々は、僕自身も存じ上げない「謎の人物」(笑)・・・現住所は、北海道から九州までの各地に散在しており、「成田空港まで行くだけでも大旅行」という方々が、ずいぶんいらっしゃるとのこと・・・どのような方々なのか、興味シンシンといったところです。

 いったい、どんな珍道中になるのでしょうか?
 そろそろ、大きなスーツケースを引っ張り出して、ロンドン行きの準備を始めなければ・・・



11月9日版

 新刊『幸せ思考』の感想が、届き始めましたよ。
 まずは、ある女医さんからです。

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今日は呼ばれ番(院長不在のため、病棟の患者さんが急変した時や、外来に患者さんが来院された時、当直看護師さんから呼ばれて、パブロフの犬のごとくリンリンと鳴るとワンワンと駆け付ける当番)でしたが、呼ばれることなく、先生の新刊を一気読みできました。めでたし、めでたし。

 

 さて、新刊予定のホームページで帯を見たときの期待通り、いや、期待以上の内容を読ませていただき、いつもながら感服いたしております。私自身も、患者さんや自分自身の体験を通して、努力することが自尊心を高めることを実感しておりましたが、この御本のおかげで、それらのことがきっちり明文化して整理できました。先生にはいつも、こうして助けていただいているような気がします。ありがとうございます<m(__)m>。
 

 さて、こうなってくると、次回の新刊がますます楽しみですね。一体今度はどちらの方向へ行かれるのか・・・。

 是非、お体を大切にして長生きしていただき、今後もたくさんのご著書を発表してくださいますよう、心からお願い申し上げます。

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 実は、すでに次の新刊を執筆中です。
 さて、いったい、どちらの方向の新刊なのでしょうか? フフフ・・・

 次は、ある工芸家(職人さん)から・・・

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『幸せ思考』読ませていただきました!
心地良いテンポで、内容がぽんぽんと頭の中に入ってきました。先生の筆力には、いつも感心させられます。
イメージとしては、上質な吹奏楽の演奏でしょうか?(笑)シンプルで明快ですが、奥深さもあって・・・(^_^)フルートの流れるような響き、トランペットの高らかな音色、そして、時々、腹にズドンと来るティンパニやシンバルの音が入ってきてドキッとしたり・・・(^_^;)
でも最後には、とても力強く鼓舞された感じがあります!

読後、頭の中の引き出しが、スッキリ整理されたみたいです。
自分の中で、理解が曖昧だったった事柄が、とてもクリアーになりました(~o~)
スピもノンスピも、必要な時に、引出しから出して、上手に活用すればいいんですよね!
私は自分に厳しいタイプなので(笑)、たまには、「結構、頑張ってるやん!」と、自分を褒めてあげようと思いました。
日々の小さな努力も、実践していきます! 今日、早速実行しました!(^_^)
即効性ありです!!(^O^)

大好きな一冊になりました! ありがとうございます!m(__)m

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 なかなか芸術的な例えを、どうもありがとうございます。
 著者としましては、「大好きな一冊」と喜んでいただけるのが、何よりの幸せです。

 そして次は、ある女流作家(詩人)さんから・・・

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指先で弾けた 弦の音色が 凍てついた天空に響き渡る センシティブな心にしみわたる
頑張れよ 頑張れよと 何度も私の心を揺さぶってくる
負けそうになった時 今度は「大丈夫?」と あの響きがこだましてかえってくる
この先はまだ何も見えないけれど 私は希望を捨てない

「いつもそばにいるよ」をありがとうございました
あのギターにはどんな魔法がかかっているのでしょう?
心が極上の羽毛にふんわりと包まれて 宇宙をただよっている感覚になります
何度も何度もよみがえってきます

なつかしい音階の本当の姿を知りたくて 譜面どおり、キーボードを指でたどってみたら
おどろいたことに ドレミファソ〜 私でも弾けた
もしかしたら 難解そうにみえる人生の謎も 身近なところに謎をとくヒントがあるのかもしれない

1度でいいからこの人生で本当の恋をしてみたかった
1度でいいから本気で誰かに愛されてみたかった
そんなことを思うのは生きるか死ぬかの逆境ではない余裕なんでしょうね

「幸せ思考」の56ページ・・・『順境が続くと飽きてしまうため、そんなつまらない順境状態などポイと捨てて、面白い挑戦課題になりそうな、新たな逆境はないかと求めさまようというのが、私の人生だったのです』・・・まったく同感。今の私も、これまでの環境をポイと捨てようとしています

で、52ページを見て涙を流しながら「コレダ〜!」と心の中で叫びました・・・『より困難な目標へ・・・そのためには、容易に達成できる目標ではなく、「トップ」(頂点)や「大成功」や「優勝」を目指すことが効果的です。なぜなら、「中途半端な目標に向かって頑張る自分」よりも、「達成困難な目標に向かって果敢に挑戦する自分」の方が、はるかに恰好が良く、素敵で、誇らしく輝いて見えるため、そのような自分の姿が生み出してくれる自尊心も、間違いなく高く大きいからです』

おっと。。。著者に向かって余計なことを。。。

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 さすがは詩人さんだけあって、表現がユニークですよね。一般人の文章とは、まったく違います(笑)。



9月9日版

 
「光の学校」10〜12月分のカウンセリング受付(8日12時開始)は、12時43分に予約が埋まり、終了させていただきました。多数のお申し込み、どうもありがとうございました。次回(1〜3月分)の受付は、12月4日(土)午前11時からとなります。

 今回は、わざわざ僕がパソコン前に待機しておき、受付終了時点で、表紙ページに、すぐに終了情報を掲載させていただきました。なぜなら、次のようなお叱りをいただいたからです。(速達で届き、8日当日の朝に拝読いたしました)



 なんと、この御方は、前回(6月4日)に、受付開始時刻から1時間20分にわたって、
960回もリダイヤルし続けたにもかかわらず、ようやく電話がつながった時には、予約が一杯になってしまっていたとのこと(涙)。拝読しながら、僕自身も、思わずもらい泣きしてしまいそうでした・・・そこで、この御方のご要望にお応えして、今回は、このHPで「受付終了宣言」を行わせていただいた、というわけです。

 ちなみに、この御方、お葉書の最後に、「9/8も期待して頑張ります!」と、涙ぐましい決意を書いてくださっていますが・・・昨日の受付終了後に、受付嬢からもらった「予約者リスト」を確認してみたところ、いくら探しても、この御方のお名前は、見当たりませんでした〜(涙)。今回も、またもや、ご当選されなかったご様子ですね(涙)、本当に、ごめんなさい!(涙)(涙)(涙)



8月17日版

 受付初日で定員が埋まって、キャンセル待ち状態になったお知らせした「ロンドン・ドラマティック・ツアー」ですが・・・JTBさんによると、その後もキャンセル待ちの志願者さんたちが増え続け、合計40名を超えているそうです。(個人情報なので、具体的氏名については、僕は存じ上げません)

 ツアーの最少催行人数は25名で、定員は30名ということでしたから、10数名もの方々が、辛抱強く、キャンセルが出るのを待ってくださっていることになります。そこで、僕としては、たとえ貸し切りバスが2台になったとしても、僕が双方のバスを行ったり来たりしてファンサービスに努めるという条件で、もしもホテルと飛行機が確保できるのであれば、なるべく現時点での希望者さん全員をお連れできないか、という気持ちが湧いてきました。なにしろ、もう今後は行えるかどうかわからない特別企画であり、「参加できなかった方々は、また来年」というわけにはいかないのです(涙)。この機会に、できるならば、お1人でも多くの志願者さんを、一緒にロンドンにお連れして差し上げたい・・・それが、このところの僕の願いであり、悩みでもありました。


 正直なところ、今回のツアー企画を受けたことで、僕は何人もの人々から、「飯田先生も芸能人みたいになって、ずいぶん格が下がってしまいましたねぇ」(芸能人の方々に対して失礼な発言ですよね)とか、「旅行会社のビジネスに協力するとは、先生も落ちてしまったものですねぇ」などと、くだらないイヤミを言われて傷つきました。僕としては、「友人の難病患者さんたちを、この企画に乗じて、できるだけ身体的に楽なシステムを整えてもらい、あこがれのロンドンに連れて行ってあげたい」というのが真の動機なのですが・・・結局のところ、「自分にはそのような企画は来ないため悔やしがっている学者さん」や、「自分も参加したいのにできないため悔やしがっている御方」ばかりなので、「この方々は、どうして素直に、『素晴らしい企画でうらやましいですね〜、どうぞ皆さんで大いに楽しんできてくださいね〜!』と、純粋な祝福の言葉を口にできないのだろうか?」と、残念に思うばかりなのです。まあ、僕自身も心の狭い人間なので、決して人様に偉そうなことは言えないのですが・・・(笑)。

 しかし、たとえ不純な動機のイヤミであるにしても、イヤミを言われて傷ついたのは事実なので、試練・逆境を大いに好む性格の僕としては、イヤミを言われれば言われるほど、「よ〜し、こうなったら、絶対にツアーを決行して、1人でも多くの方々をロンドンにお連れしてやるぞ〜!」と、ますます燃えに燃えてくるばかり、というわけです。僕にイヤミを言ってくださった皆さま、いや〜、逆効果でしたね、ははははは!(笑)


 ・・・そんなわけで、JTBさんと主催者さんに、僕から真剣にお願いしてみたところ・・・JTBさんからは、「バス、ホテル、飛行機は何とかして確保しますが、もともと30名定員で募集した企画なので、勝手に人数を増やしてしまうと、当選を喜んでいた方々からクレームが出る恐れがある」とのご指摘。確かに、他の一般公募の企画であれば、「せっかく少人数で行けると思ったのに」とか、「せっかく早めに応募して当選したのに」などと、ご不満をお持ちになる方々が、いらっしゃるかもしれません。
 しかし、僕は、JTBと主催者さんに、このようにお返事しました・・・「今回ご参加くださるのは、僕の生きがい論に深く共感くださっている、かなりディープなマニアの方々ですから、きっと愛に満ちた寛大な御心で、『どうぞ、より多くの同志の皆様に、せっかくの貴重なチャンスを共有できるようにしてあげてください』と、喜んでお許しくださるはずですよ」と。

 以上のような経緯で、ツアーの定員は、「15日までにお申し込みくださっていた方々の全員」(キャンセルした御方を除く)とさせていただきますので、すでに当選なさっていた皆さまには、どうかご理解&ご容赦いただけますようお願い申しあげます。
 なお、進行性の難病患者さんたちや医療関係の方々が多数含まれるため、体調上・仕事上の理由により、キャンセルが出る可能性は充分にありますので、今後も、「キャンセル待ち」の受付は継続させていただきます。今回、「ダメもと」でキャンセル待ちしていた方々が全員参加可能になったように、タネを蒔いてみないと芽は生えませんから、どうぞこれからでも、運を天に任せて、キャンセル待ちを申し出ておいてくださいね。人生は、「挑戦、挑戦、また挑戦」ですよ!(「逆境、逆境、また逆境」とも言いますが・・・笑)



8月13日版

 ちょうど1か月前の7月13日版でご紹介した、僕の講義CD「生きがいの経営論」の感想が、日本経営合理化協会さんに届いているそうなので、代表的なご意見をご披露しますね。

********************

>日本経営合理化協会 御中
>
>  飯田史彦 先生の「生きがいの経営論」を聞いて。
>
>  もう2回も聞きました。2回目はメモを取りながら聞きました。
>  私は、**歳の製造業の役員ですが、この不況下と戦いながら、仕事をしております。
>
>  大経営者の経営論の成功までの道のりは感動しますが、経営の理論として、職種のことなる我々には実践することは、ほとんど不可能です。規模、職種、伝統、国際性、分野、時代性・・・など、すべての経営には、それぞれの成功した理論があると考えます。
>
>  しかし、今回の飯田先生の経営論は、あらゆる業種の「経営の心の本質」を理路整然と解明されている圧倒的な経営論と、感動しました。早速、お話の「***による悲観的な思考から楽観的な思考への切り替え」など、すでに実践しております。
>
>  どんな優秀な経営理論も、そこで働く人々が「正しい生きがい感」を感じていなければ、真の経営は始まらないと学びました。高価なテープでしたが、一生、「座右のCD」として聞き続けると思います。


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 ・・・ということでした。「高価だが、それだけの価値がある」というご感想ですので、経営学者として、これほど嬉しいお言葉はありません。身に余るお言葉、本当に、ありがとうございました!



8月5日版

 8月1日に予約受付を開始した、「京王プラザホテルでのコンサート」(7月25日版参照)につき、主催者さんから報告が届きましたので、お知らせいたします。

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8月1日のHP上での申込み、および往復はがきでの申込みは、予想をはるかに超え、多数のお申込みを頂きました。
そのため、8月3日午後には締め切らせていただき、厳選な抽選を行い、当選者を選びました。
10倍を超える倍率で、当たった方は、本当に強運だったと思います。
ランダムに選びましたので、結果、遠方の方もいらっしゃいました。
 
もしかしたら、当日は立ち見の方が出てしまうかもしれません。
ホテル担当者とさらに打合せをして、できるだけ多く椅子を並べられるよう準備いたします。

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 ・・・とのことでした。本当に、ありがとうございます!
 まさか、競争率10倍を超えるお申込みをいただけるとは、思ってもみませんでした。

(御礼に、昨日の更新で公開したばかりの新曲も、京王プラザでご披露させていただきますね〜)




8月4日版

 8月2日に募集を開始した、「ロンドン・ドラマティック・ツアー」ですが、なんと、あっという間に初日だけで定員に達してしまい、現在は「キャンセル待ち」を受付中だそうです。ただし、体調上・仕事上の事情でキャンセルする可能性のある方々が多数含まれており、5名〜10名程度のキャンセルは充分にあり得ますので、キャンセル待ちの方々の多くにご参加いただける可能性も充分です。したがって、今からでも遅くはありませんから、ぜひとも運を天にお任せして、とりあえず「キャンセル待ち」希望者に応募しておいてくださいね。なにしろ、蒔かぬタネは生えませんから・・・(笑)

 そういえば、数日前、いつものように突然に、心の奥に「光たち」から新曲が届きました。メロディも歌詞も、本当に素晴らしいので、自分でもビックリしてしまったほどなんですよ。(例によって、いつもながら自画自賛でゴメンなさい・・・でも本当なんです・・・笑)

 さっそく、歌詞だけでも、ご紹介しておきますね。


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 いつもそばにいるよ  作詞作曲:飯田史彦

僕が君を 見つけた時 君は心を閉じて
深い闇の 底に落ちて 涙さえ 枯れ果てていた

そんな君を 救いたいと 僕は勇気に満ちて
これからは 君のために 生きていこうと 誓ったよ

 いつも 君のそばにいるよ 心つながって
 生きることが つらい時ほど 支え合っていこう

 どんな時も そばにいるよ 微笑みたたえて
 吹雪の中 凍える心を 温めてあげる


捨てられた 子ネコのように 君は体ふるわせ
絶望に 満ちた瞳で 僕を見上げて つぶやいた

「こんな私 拾っても 何もいいこと無いわ
きっとあなた 不幸にする どうか 近寄らないでいて・・・」

 だから 君のそばにいたい せめて僕だけは
 どんな試練に 見舞われても 悔やんだりしない

 生きる意味が 見えないなら ふたりで探そう
 孤独すぎて 見失った 愛を取り戻そう


運命に もてあそばれ 君の命は尽きて
もうまもなく ひとりきりで この世を去ろうとしていた

そんな君を 救えるなら 僕は何も惜しくはない
ああ神様 この命を 分け与えてもかまわない

 ずっと 僕のそばにいてよ さみしくしないで
 だから 僕より長生きして 僕を看取るまで

 ずっと 君のそばにいるよ さみしがらないで
 だから 君より長生きする 君を看取るまで


  ああ 君だけ そう 君だけを 僕は愛していく いつまでも
  ああ 僕だけ そう 僕だけを 愛してほしいから・・・


(合唱)

 いつも 君のそばにいるよ 心つながって
 生きることが つらい時ほど 支え合っていこう

 どんな時も そばにいるよ 微笑みたたえて
 吹雪の中 凍える心を 温めてあげる

 だから 君のそばにいたい せめて僕だけは
 どんな試練に 見舞われても 悔やんだりしない

 生きる意味が 見えないなら ふたりで探そう
 孤独すぎて 見失った 愛を取り戻そう

 ずっと 僕のそばにいてよ さみしくしないで
 だから 僕より長生きして 僕を看取るまで

 ずっと 君のそばにいるよ さみしがらないで
 だから 君より長生きする 君を看取るまで

 
だから 君より長生きする 君を看取るまで・・・


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 ・・・このように、僕が現実のカウンセラーだからこそ歌える、シンプルながらも泣ける言葉が満載の歌詞・・・特に、「
看取る」(みとる)なんていう専門用語を、これほど自然に堂々と活用した歌は、史上初めてではないでしょうか(笑)。まさに、この世では「飯田史彦」という名前で活動するユニークな作詞家&スピリチュァリティ・カウンセラーならではの、本領発揮・面目躍如といったところですね(笑)。

 ある意味、一般向けポピュラーソングの歌詞として扱うのはタブーであるとさえも言える、「看取る」という言葉を堂々と繰り返しているにもかかわらず、とても温かくて幸せな、不思議きわまる歌・・・この新曲「いつもそばにいるよ」は、来たる8月7日(土)13時から「光の学校」音楽療法室で行うコンサートで、世界初演を行います。皆さま、この歴史的珍曲の初演にぜひとも立ち会って、今生の不思議な想い出になさってくださいね!(笑)



7月31日版

 先日、ある大学教授(国際的にも知られており、テレビや新聞・雑誌にもよく登場なさっています)が、「光の学校」を訪れてくださったのですが、そのご高名な先生から、僕のカウンセリングを受けた感想をいただきました。その先生の分析によると、僕のカウンセリングは、次のように評価できるのだそうです。

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 先生とお話させていただいた2時間半くらいの中で、先生の手法みたいなものが見えてきました。真実の究明でなく、生きがいの創造のお手伝いをなさっているのだと、まさに思いました。先生のスピリチュアルな能力と、積み上げていらした科学的知識、それに明晰な頭脳で、弱者に素晴らしいことをなさっていると思いました。心から応援しています。

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 う〜ん、さすがですね・・・僕の独特のカウンセリングの特長を、見事に分析・表現してくださっています。我ながら気づいたのですが、僕のカウンセリングを学術的に分類すると、まさに「生きがいの創造」と呼ぶしかない行為なのですね。あまりにも当然の結論ではありますが、僕の著書の内容や執筆姿勢と、実際のカウンセリングの内容や手法とが、きちんと一致しており一貫性がある(矛盾がない)ということを示しているのでしょうから、僕としては、好ましい評価をいただいたものと、勝手に喜んでおります(笑)。**先生、嬉しいお言葉を、どうもありがとうございます。

 また、カウンセリングを行った別の御方からは、このような感想をいただきました。

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今日は先生にお会いできてとても感動致しました。本当にいろいろな事を聴いて頂こうと思っていたのですが、先生のお顔を拝見した瞬間、辛かったことや悲しかったことなどみんな吹っ飛んで心が軽くなっていました。今思えば不思議な感覚でした(^_^)
 この世界中で唯一私の抱えている悩み事を知ってくれている人ができた事は、これからの人生の心の支えになります。言葉では言い表せないくらい感謝しています。


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 僕はこれまで、多くの方々の「他人には絶対に言えない悩み」を拝聴してきましたので、よほど想像を絶する驚天動地の特殊な内容でなければ、「ええっ!」とビックリすることはありません(笑)。どんなお悩みを打ち明けられても、「なるほど、それはお辛いですねぇ・・・」と、ちょっぴり眉間に(股間ではありませんよ)しわを寄せて、不思議な微笑みを浮かべながら真剣に拝聴しますので、どうぞご安心くださいね(笑)。



7月13日版

《 企業人向けCD「生きがいの経営論」発売のお知らせ 》

 7月16日(金)の「日本経済新聞」朝刊に、次のような大きな広告が掲載されるそうです。
(新聞社の都合で変更になる可能性はありますが、今のところ、掲載日変更の知らせは入っておりません)



 この広告で、ありがたいことに、これほど大きく扱ってくださっているのが、次のCD・・・



(注: このジャケットは、僕のデザインではありません。全然イケてない寒々しい印象で、ホントにゴメンなさい・・・涙)

 このCDは、企業人(特に経営者・管理職の方々)向けのため1万円しますが、CD3枚分の長時間にわたって、僕が自分の声で「経営」や「リーダーシップ」について熱く語るという、かつてない珍しい作品です。「大学教授時代の飯田先生の授業を、一度は受けてみたかった」とおっしゃるマニアックな方々にとっては、僕の独特の語り声を延々と(ウンザリするほど)聴けるというレアなアイテムですので(笑)、眠れない夜の子守歌としても活用できる、貴重なCDではないでしょうか(笑)。

 しかも、いわゆる「講義原稿」は書かないで、ほとんど丸暗記している内容を、練習無しの一発録りで収録したという、ライヴ感覚あふれる熱い(というか暑苦しい)作品!・・・もちろん僕のことですから、聴き手をクスクス笑わせるエンターテインメントの要素も、あちこちに盛り込んでいますので、どうぞお楽しみに!

 お問合せ&お申し込みは、日本経営合理化協会(http://www.jmca.jp/に飛んでくださるか、電話03−3293−0041までお願いいたします。
 なお、上記の協会ホームページから、飯田史彦のCDの「詳細内容はこちら」をクリックしたあと、「サンプルを視聴する」をクリックすれば、なんと、数分間にわたって僕の声を聴くことができるんですよ。僕が真面目に経営学の講義をする姿(声)は、一般読者の方々にとっては大変珍しいものでしょうから、この大チャンスに、遠慮なく無料で聴いてみてくださいね(笑)。



6月29日版

 ミュージカル「光からのメッセージ」のDVDが発売されました!!

 3時間半に及んだ全編を完全収録し、さらに、出演者インタビューや会場風景の特典映像が付いています。
 ぜひとも、ハンカチ・・・いや、タオルを片手に、大音響で観てみてくださいね〜!!



 なお、昨日は、「光の学校」にAikaさんをお招きして、ジョイント・コンサートを行いました。
 音楽療法室は、満席&立ち見のお客様で、立錐の余地もないほどビッシリと埋まり、かつてないほどの大合唱に!!
 Aikaさんも私も、お客様たちの涙にもらい泣きしてしまい、いや〜もう大変でした(涙)。

 プログラムは、まず、僕が「ツインソウル」と「君を守りたい」を大合唱してから、Aikaさんが「ア*****・グ***」「ア**・マ**」「神の**」を絶唱・・・その後、僕とAikaさんの2人で、僕のギターに乗せた「あ***う」を歌い、最後にアンコールとして、ベ*ト・ミ*ラーが歌った永遠の名曲「The Rose」を、デュエットして終わりました。

 いや〜、もう最高に気持ち良かった!\(^o^)/



5月23日版
 突然ですが、本日、愛媛大学医学部の大学祭(医学祭)で開催いただく、私の講演会のご案内です。

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日時: 5月23日(日)、14:00〜16:30
 
会場: 愛媛大学医学部構内 基礎第1教室(愛媛県東温市志津川)← 松山の郊外です

テーマ:「生きがいの創造」


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 医学祭でのイベントですので、どなたでも聴講でき、おそらく参加費は無料ではないかと思われますが・・・
 また、もと大学教授としての推測では、「基礎第1教室」というのは、大人数が入ることのできる、メジャーな一般教養&基礎医学科目向けの大教室ではないかと思われますが・・・

 せっかく一般聴講が可能な講演会なのに、うっかりご紹介するのを忘れてしまっておりました・・・
 ごめんなさ〜い!!

 四国では、めったに講演会を行いませんので、四国在住の皆様、もしも間に合えば、おいでくださいね〜☆



5月10日版

 いや〜、今日も大変でした(涙)・・・朝9時の起床(遅くてごめんなさい)後は、パン1個&オニギリ1個の朝食をとり、10時〜12時40分頃まで「光の学校」関係の仕事、そして10分間のお昼休みにオニギリ1個を食べ、12時50分〜13時10分に飛び込みの緊急カウンセリングを行い、15分遅れのミニ・コンサート(本日は15名程度のお客様)で7曲を大合唱し、すぐに14時20分から15時50分すぎまでロング・カウンセリング、わずか3分間の休憩(水を飲んでトイレに行っただけ)で、16時前から18時すぎまで2時間半、2人目のロング・カウンセリング・・・長時間の精神集中による疲労頭痛に苦しみながらも、近くの宅急便営業所に立ち寄り、車で5分の温泉で1時間ほどリラックスしてから、簡単に夕食(ラーメンで済ませたなんて、とても書けません)をとり、20時〜23時は「光の学校」研究室でパソコンに向かって仕事・・・このHP更新後は、今夜も2〜3時頃までは仕事をして眠ります。

 だいたい、このような感じで、毎日平均15時間程度は仕事に励む生活をしており、睡眠6〜7時間、その他2〜3時間という日々が標準です。テレビは全く見る暇がなく、聴きたいCD、見たいDVD、読みたい本も、買ったままどんどん山積みになっている状態で、溜まる一方・・・それでも、月に2〜3日は、半日程度のお休みをとって心身を休めるようにしていますので、どうぞご心配なく。働くことが、すなわち我が人生ですので・・・(涙)。

 でも、懸命にカウンセリングを行ったお客様(すべて無料ですが「お客様」とお呼びします)から、その後のご連絡をいただくと、本当に嬉しくて、疲れも吹き飛ぶんですよ。たとえば、昨日いただいた実物を、そのままご紹介すると・・・(伏せ字が多くてごめんなさい)

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 5月*日にカウンセリングをして頂きました****でございます。素晴らしい時間を過ごさせて頂きまして、誠に有難うございました。本日、**に戻り、早速、御礼を送らせて頂きます。今までずっと、飯田先生の御著書を自分の支えとさせて頂きながらも、絶対に自分とは直接交わる事のない別次元の遠いお方と思っていた飯田先生に、こうして御礼を書かせて頂いているのが何だか信じられません。

 実際にお会いさせて頂いた事も、信じられない程のすごい出来事でした。夢だったのではないのかと思ってしまうくらいなのですが、カウンセリング前後での明らかな自分の気持ちの変化を考えると、「あー、私は本当に“あの飯田先生”にお会いしたのだ。実際に飯田先生は思ってた通りのすごい人だった・・・」と、飯田先生にお会いできた感激と、久しぶりに味わう穏やかな気持ちを、しみじみと噛み締めています。
 昨日の夜、寝る時に、宿泊先のホテルのベットに横になって「もう、“*******はなんだったんだろう?”って考えなくてもいいんだ。やっとわかったんだ。やっと自分の気持ちに区切りをつけて過去にできた。」と、胸にずっとあったわだかまりが消えて、気持ちの良い静かな夜を過ごせました。この何年間か、夜、一人になると、やり場のない怒りや虚しさで涙が出てしまい、眠れずにいたので、それを思うと信じられない程の晴れやかな気持ちです。他の誰でもない、飯田先生の口から「あれは*********だった」と聞けて良かったです。

 光の学校は、とても素晴らしい場所でした。一番インパクトがあったのが音楽療法室でした。大袈裟な言い方はしたくないのですが、自分でも驚いたのが、音楽療法室のドアを開けた瞬間、ブワッて、何かすごい風みたいなのを感じて、涙が出てきました。幸い、まだどなたもいらっしゃらず、暫くの間、部屋に一人でいることができたので、思う存分、あの空間に浸る事ができました。「何だか分からないけど、すごい所だ・・・」って思いました。初めてあの部屋に入った瞬間の、あのブワッて感じたものは何だったのでしょう???
 因みに、飯田先生の曲で、私が一番好きなのは「お陽さま・お月さま」です。私が辛い時期真っ只中の時に、この曲を聴いて、泣けてしまいました。あの当時の私の心境にピッタリはまった曲です。

 カウンセリングをして頂く前に、久しぶりに「ツインソウル」を再読させて頂いて、HPで公開された飯田先生の脳出血のお知らせの文章を読み、当時の衝撃を思い出しました。「飯田先生が無事にこの世に戻っていらして本当に良かった」とつくづく思います。多方面でご活躍され、想像もつかないような激務でご多忙な毎日とは存じますが、どうぞ御身お大切にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。

 飯田先生のお言葉に素直に甘えて、光の学校の**に置かれている***を*******しまいました。大切にさせて頂きます。先生のご著書を紹介したいと思える人に会ったときには、どんどん紹介したいと思います。頂きました**は大事な大事な御守りです。肌身離さず持ち歩きます。

 書きたい事はまだまだたくさんなのですが、随分長文になってしまいましたので、このへんで終わらせて頂きます。近い内にまた光の学校にお伺いさせて頂きたいと思います。飯田先生にまたお会いできます事を心より願い、楽しみにしております。本当にどうもありがとうございました。謹んで御礼を申し上げます。


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 ・・・という文面ですが、この御方の場合は、過去何年間も苦しんできた大きな疑問と、深い悲しみから完全に解放して差し上げたので、確かに、カウンセリング・ルーム(221b)に入って来られた時と出て行かれる時とでは、別人のように表情が変わっていました。ほとんどの方々は、221bの部屋に入る前後で、別人のような顔に変わっていかれるので、「光の学校」のキャストさんや受付嬢たちから、「先生、いったい、どんな魔法を使ったんですか!?」と、しばしばビックリ仰天されるんですよ(笑)。

 このように、ご寄付をくださる多くの同志の方々に支えていただきながら、本日も、僕は精一杯に頑張って、無給で懸命に人助けに専念しております。皆さまからの寄付金は、確実に有効活用され、多くの悩める方々を救っていますので、大いにご安心くださいね。



5月3日版

 皆さん、楽しいGWをお過ごしでしょうか?

 僕はといえば、連休中もどこにも行かずに、経営顧問を務める病院のトータル人事システムの立案&作成に、全力を注いでおります。高校2年生の娘も、高校&学習塾からダブルで出された大量の宿題に追われ、まさに頭から湯気を出している始末で、とても遊びに出る心理状況ではないため、幸か不幸か利害が一致し、娘は勉強、父(僕)は仕事に専念しながら、GWの全日程を淡々と消化してしまう予定です(涙)。

 さて、その後も途切れることなく、続々と感想のお手紙が届いていますので、またまた一部をご紹介しますね。

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先日は、とてもすばらしいミュージカル、ありがとうございました。役者さん方の演技、歌、大変すばらしく、光さんからのメッセージが、何倍も感動的に伝わってきました。病院からぬけだした少女のお話では、役者さんの演技を通して、その試練に挑戦された少女の、また、今現在そのような人生を体験されている方々の感情が伝わってきたような感覚になり、涙があふれてきました。

 そして、Aikaさんの歌、大変すばらしく感動しました。「ありがとう」「神の慮り」と、思いがけない素敵なプレゼントをいただいたような感じです。そして、Aikaさんの娘さんの演奏、不思議なほど心地良く、感動しました。

 そして、このようなすばらしい出演者の方々のなかで、飯田先生のあたたかく、やさしい、力強い、圧倒的な歌と歌声のすばらしさを、改めて感じました。特に、「君を守りたい」の歌に出てくる歌詞、「僕らの未来は希望に満ちてる そう信じてる限り 幸せは僕らの心の中にある いつまでも」、私もそう信じています。「嵐の海へ」の大合唱では、涙と共に、心の底から、何とも言えない「うれしい」気持ちがわきあがってきました。大きな力をいただきました。

 光さんからのメッセージを、そして先生の歌を、これ程までに感動と共に伝えてくださったことに、先生、出演者の方々、そして、このミュージカルに携わったスタッフの方々に感謝します。

 3月に出版された『いのちの伝言』も、読ませていただきました。新たに教えていただいたことがたくさんあり、是非、身近にいる人のために、輝かしい方向に生かしていけたらなと思います。そして、著書に書かれていた「優しさの輪」、広がっていったらすばらしいですね。


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こんにちは。先日は、とても感動的で心洗われる、素敵なミュージカルを開催して下さり、有難うございました。先生の、おだやかで優しい声のナレーション、ストーリー展開、美しい歌の数々・・・先生の歌も素敵でした ?

 俳優の方々も、清らかな方々で、とても良かったです。Aikaさんの歌が素晴らしく、涙があふれました。歌声だけでなく、優しい表情、ツヤツヤのほっぺ、キラキラの純白の衣装(ドレス)・・・神様から選ばれてこの世に来られた歌姫だわ、と思いました。

 ちょうど母が上京しており、母も飯田先生の大ファンなので、今回のミュージカルの話をしたら、「是非、次の公演機会に行きたい!」と申しております。母も連れて行けば良かったと、後悔しています。是非、名古屋でも開催してくださいネ!

 「病院を抜け出してきた少女」の話は、ご著書で知っていましたが、まさか「松田聖子さん似」とは思っていませんでした。私は、聖子ちゃんがデビューした時からの大ファンなので、「どんな女優さんが出てくるのか?」と、ドキドキしながら舞台を見ていました。すると、聖子ちゃんファンの私も納得できる、可憐で可愛い女優さんが登場したので、安心しました。おかげで、すっかり話に夢中になることが出来て、号泣でした。特に、飯田先生役の男優さんと、少女役の女優さんとの、車の中でのシーン・・・光からのメッセージを授かる、先生の心の動き・・・とてもリアルでした。さらに、先生のナレーションで、「今でも、福島駅の新幹線ホームで、少女の事を思い出す」という内容のところで、先生の温かいお心を感じ、涙が止まりませんでした。

 ひとつひとつ、全てが良かったので、話がつきません。母と今回のミュージカルの話をして、『光からのメッセージ』の本を母と読み、CDを聴いて、改めて飯田先生の清らかなご活動の素晴らしさに気づきました。『光からのメッセージ』の音楽療法CDは、とても素晴らしく、多くの人に届けたいので、私の生徒さんたちなど、多くの場、人々に、紹介します。早速、アマゾンに何冊も注文しました。マレーシアと香港に住む、妹たちへも贈るためです。周囲の人たちにも配ります。

 今回のミュージカル、そしてCDを聴いて、微力ではありますが、是非、先生の活動の力になりたいです。遅くなりましたが、今からでもと、「光の学校」に、定額引き落としで寄付をさせて頂きます。少しでも、先生のお役に立ちたいし、先生の全ての活動を通して、救われる人たちを1人でも増やしたいと思っています。

 先生、是非また今回のミュージカルを、再演してくださいね。私もまた見に行きたいし、今回行けなかった人も沢山いらっしゃいますから。さらに、先生とAikaさんとのコンサートも、企画して欲しいです。お2人の歌が広まれば、心の病で苦しんだり、キレたりする人々が救われ、日本はもっと美しく、明るくなると思うから。

 長くなりましたが・・・先生が日本に生まれて来て下さって、本当に良かったです。くれぐれも、お体を大切にして下さいね。
 
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 ・・・そういえば、上記のお手紙でも大評判の、まだお若いのに抜群の歌唱力を誇る素晴らしい女優さん、
本田有花(ほんだ・ゆか)さんから、素敵な御写真付きの御礼メールをいただきました。



 とても可愛くて才能抜群のうえに、本当に性格も良く、明るくて礼儀正しいので、私は唖然として、(゜o゜)「なんとチャーミングなお嬢様なのだ・・・」と、感心したものです。「生きがい論」の輪に加わってくださった素晴らしい女優さん、本田有花さんを、どうぞ皆さんも、応援してあげてくださいね〜!!
o(^-^)o


 それでは皆さま、あちこち遊びに繰り出して、(僕の分まで)思い切り楽しいGWを、お過ごしくださいね〜(涙)



4月20日版

 ミュージカル「光からのメッセージ」の感想が、お客さまからたくさん届いていますので、代表的なものを、一部ご紹介しますね。

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弁護士の*****です。ミュージカル、すごくよかったです。なんだか光の世界につながったようで、気持ちが非常に昂揚しました(^^)

ところで、帰り道はご愁傷様でした。先生はホントは普通の人ではないのに、覆面パトカーにとっつかまるというベタな人生の試練?に出遭うという普通のところが、特に私が先生をご尊敬申し上げるところです。

また、趣向を凝らしたイベントを楽しみにしております。
大変お疲れさまでした<(_ _)>

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16日、17日の舞台公演本当にお疲れさまでした。パソコンで先生の歌をいつも流しっぱなしにして聞いているんですが、やっぱり生歌、生の舞台はいろいろな発見があっておもしろいですね。間の取り方、ため方も一曲目の「逢いたい」から楽しく聞かせていただきました。

最初の歌から感動しすぎて涙が止まらず、途中で嗚咽まででそうになっちゃい、こらえるのが大変でした。役者さん達の熱のこもった演技、歌に感動し、AiKaさんの歌声の美しさに驚き、AiKaさんの娘さんのフルート演奏も和み、高校一年生と聞いて素直にすごいと思いました。本当におめでとうございます。これからのご活躍も心から応援しています。

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素晴らしいミュージカルを制作して頂き、また、見させていただく機会を得ることが出来、感動いたしました。
病院を抜け出してきた少女が、幕が変わると履物を履いていなかったのも、とてもとても心に残りました。

今までの人生の中で、映画・ドラマ・ミュージカル等を含め、同じ内容を2度拝見させていただいた作品は、「光からのメッセージ」と「サウンド オブ ミュージック」だけです。東京公演だけで、たった3度だけで終わるには、もったいない、そう思う人は、私だけではないと思います。

会場にお越しの人たちを見て、本当に、生き方を求めている人は老若男女、世代を超えていらっしゃるんだなとビックリしました。学びに歳は関係ないですね。光の同志達ですもんね。

ミュージカルを見させていただき、今回の人生で、「十分に学び、十分に愛し、使命を果たす」ということを、もう一度、再認識することが出来ました。ありがとうございます。何度言っても足りません。ありがとうございます。

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先日16日の夜には、下北沢での、「光からのメッセージ」の初演を拝見することができ、とても感動させていただきました。朗読劇ミュージカルという形のものは初めてでしたが、出演の皆様、どなたも本当に演技・歌ともに素晴らしくて、一部、二部とも、最後まで引き込まれて、あっという間の3時間余りでした。

先生の歌は、何度か聞かせていただいておりましたが、お声がこれまでで一番素晴らしく心に響きました。劇場の音響もよかったのかもしれませんが、長年いろいろと制約の多い中で活動していらした先生が、昨春大学教授の職を辞され、やっと開放され、思う存分歌えるようになられた喜びのようなものも感じました。(生意気言ってスミマセン!笑。先生のご近著、「いのちの伝言」も拝読、感動いたしましたが、やはり先生のそんな開放感を感じました。これまではお立場上抑えていらしたことがたくさんおありだったのだと思いますが、今後は、それらを堂々とお書きになられるご本が続々なのでは?と、楽しみにしております。)

いつものことながら、最初の曲を聴いたとたん、涙腺が突如緩み、その後もずっと涙、涙、でございました。私の両隣の女性の方々も同様だったので、恥ずかしがることなくハンカチを使わせていただくことができました。(笑)

AIKAさんの歌も素晴らしかったですね!!!私は不勉強ながら、AIKAさんのことは、全く存じ上げなかったのですが、こんな素晴らしい歌手の方がいらしたのだ!と本当に感動いたしました。あのなんともいえない素晴らしいお声!お姿も美しくて、本当に女神様のようで、いっぺんにファンになってしまいました。ご本人もお好きとおっしゃっている、サウンドオブミュージックのジュリーアンドリュースにちょっと似ているかも、と最初感じましたが、最後には、いえいえ!、AIKAさんのほうが、声も顔もスタイルも、数段ステキ!!!と確信いたしました。(^_^)

お嬢さんのフルート演奏も、嬉しいサプライズでした。数年前から私もフルートを習い始めたところなので、生の演奏は本当に嬉しかったです。開演を待つ間に、入り口で買ったばかりの「光からのメッセージ」のご本を読んでいたので、お嬢さんがフルートを持って出ていらしたときに、あ、きっとお嬢さんだ!とすぐ気づくことができました。
このようなメールお送りし、お忙しい中お時間を頂戴してしまい申し訳ありません。

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私の人生初のミュージカル鑑賞、ものすごくよかったです!
生の歌声って、生のお芝居って、プロの役者さんの演技力って、なんて素晴らしいんだろう!と感動しました。何よりも、原作・脚本・音楽監督・主役が、飯田先生であることが、私の感動を、さらに大きく膨らませたのだと思います。

最初、私の席は、カメラマンさんのすぐそばだったので、特等席だと思ってました。(先生のお顔は、譜面の上に出る感じで見えるかな?と思ったんですが、先生の胴はそんなに長くはないですね…笑。きれいにすっぽり隠れて、見事に全然見えませんでした…涙)
それがいざ、ミュージカルが始まってみると、カメラマンさんのイヤホンか何かから、他のスタッフの方がやりとりをする声が漏れて、コソコソ話のように、私の耳にも聞こえてくるのです。「先生のお顔は見えないし、コソコソ話のような声は聞こえるし、あ〜ぁこの席、失敗だったかも…」と思いました。

でも途中でふと「あぁ、そうか!舞台で演じている役者さんたちだけではなく、他にもたくさんの裏方さんがいて、今この時も、照明さんや音響さんなどいろんな方が、一生懸命動いていらっしゃって、みなさんの力が結集して、このミュージカルが出来上がってるんだ!」と思い、それまで、あまりの演技の上手さに、役者さん本人だけしか見てなかったのですが、照明の当て方や、色使い、演出など、舞台のすべてを、広い目で見る気持ちになりました。

一瞬は「失敗したかなぁ」と思った席でしたが、あの席だったからこそ、舞台全体を見ながら、ミュージカルを楽しませて頂けることができたのだと思います。そういう意味では、特等席だったのかもしれません。先生のお顔は見えませんでしたけど。(しつこいですね…笑)

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 ミュージカルの最初の先生の一言を聞いた時から、感動でたましいが震えて、涙がどくどくと流れっぱなしでした。。。友達も言っていたのですが、先生が暖かい方でそれが伝わってきたからだと想います。昨日の会場での私は特に敏感で,滝のような涙が流れて自分でびっくりしました。すごくいいストレス発散をさせて頂いたと思っています。

 Aikaさんも大変素敵で、握手の御利益にあやかれて良かったです(笑)。【神の慮り】の詩はネットで見た事があり、気になっていました。まさか曲のついた日本語の歌に出逢えるとは思わず、感激でうっとりと聴いてしまいました。。。

 私はパソコンを持っていないので、初めて聴いた【君を守りたい】の激しさにはびっくり! あれがスパニッシュギターになるんですよね?? 温厚な先生に何かが舞い降りてるようにも感じました。先生は、そんな誰かに出逢ってしまったかのように。。。??

 歌も歌う機会が多くなっていらっしゃるためか、(光の学校等etc.…)またより磨きがかかったように感じました。もうメロディーを覚えて口づさめるファンの方も多いのにもびっくり!

 私は、DVDも購入したのですが、またライブで観たいと想いました。金曜日から通ってれば良かったなぁ〜と後悔してます。。。

 さまざまな挑戦をされて、夢を1つ1つ形にされてる先生の前向きさは、すごいなと思います・原動力はなんなのでしょう?? 臨死体験された時の光からのメッセージをきちんと自分の使命として信念とされていらっしゃるからでしょうか??

 私も先生のような暖かい方と一人でも多くつながれるよう精進し、『僕の前では強がらなくていいんだよ。。。』と言ってくれるような暖かい方と縁が結べるように、自分が暖かい人間になれますように努力したいと思います。先生もお身体大事になさって頂き、また講演会、握手会、サイン会等etc.…逢えるチャンスを作って下さい(笑)

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ミュージカル本当にお疲れさまでした。まさに「光からのメッセージ」にふさわしい舞台でしたね。観に来られた方々は皆、それぞれ大切なメッセージを受け取って帰られたのではないでしょうか。

私は新幹線の少女の話が大好きです。「理性的な判断より、本心(真心)を優先させる」「思いと心を尽くしてやるべきことをやったら、あとは神様に任せる」・・・そんなメッセージが改めて心に強く響いてきました。

あまりにも内容が良くて、最初から最後まで感動のしっぱなしでした。「ありがとう!」の思いではち切れそうです。始まるなり、ボロボロボロボロ泣いてしまいました。先生が選ばれた俳優さんたち、みな素晴らしい演技力、歌唱力で、人間的にも良い雰囲気のある魅力的な方たちばかりでしたね。さすが先生!

それより何より、先生が最高でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
先生のお声は、本当に心を癒してくださいます。先生の大きな懐に優しく抱かれて、うっとりしてしまいました。

新曲「君を守りたい」のメロディも、もうもう最高!!です♪♪♪
どうしてあんなに素晴らしい歌詞やメロディができるのか不思議でなりません。だって、先生の歌にハズレがないのですもの。天から降ろしていらっしゃるからですね。

昨日も今日も、「君を守りたい」をメインに、先生のお歌をリフレインで聴き続けています。特に「君を守りたい」は、聴いていて胸が熱くなります。昨日も、聴いていると先生のお声が魂にまで響いて、身も心も魂も?とろけそうになりました。まさしく私がずっと求めてきた歌詞。そしていままで得られることのなかったものなので、聴いていると胸が切なく苦しくなります。大好きな歌になりました。先生のお歌もご本もぜーんぶ大好きです。もちろん先生も♪

先生、痩せて断然素敵になられましたね。やっぱり先生はいまくらい痩せているほうがいいです。体にもいいですよ♪ でも、ダイエット大変でしたよね。私には真似ができないです。

またいつか先生にお会いできる日を心待ちにしています♪♪♪♪♪
先生、先生のお体は先生お一人のものではないのですから、大事に大事にしてくださいね。

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昨日は素晴らしいミュージカルをありがとうございました。感激・感動の中、あっという間に時間が過ぎました。本を読んでの感動とは違う感動を体験でき、嬉しかったです。先生、ありがとうございました。

先月、光の学校で聴いた先生の歌はとても素敵で、感動のあまり泣きながら聴いたのが懐かしかったです。今回もホールでの先生の優しい歌声と、役者さん達の素敵な歌声は、ズンと心に響き、私は涙・涙で頬を濡らしながら聴きました。心に響いた感動を、そのまま素直に涙に出せることは、素敵なことですね。また、会場の人たちとご一緒に歌い 幸せな感動を頂きました。ミュージカルを観て、私は元気・勇気・希望をもらいました。ありがとうございます。

光の学校、ミュージカルと一ヶ月の内に2回もたくさんの歌を聴ける機会に出会えたこと、とても幸せです。また、今回発売されたCDブック「光からのメッセージ」、いつでも先生の歌を聴けて、すごく嬉しいです。

今回のような素敵なミュージカルは、今後も続くことを願っています。先生、次回作を今からワクワク楽しみにしていますね。では、感謝のうちに・・・ありがとうございました。

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昨日は、素晴らしい朗読劇ミュージカルをありがとうございました。すっかり引き込まれてしまって、10分間の休憩のアナウンスが入って、ふと時計を見たら、なんと7時!あっという間に2時間が経ってしまって、まさに時間を忘れてしまうとはこのこと。本当に驚きました。

ただ、休憩に入った時、周囲の女性の方々はまさに号泣の真っ最中で、「このタイミングで休憩は辛い」と口々におっしゃっていましたよ。次回に向けての反省点ですね(笑)。

その後も怒涛の展開で、最後は恥ずかしがり屋の私も、「嵐の海へ」の大合唱に自然と大声で参加いたしました。他にも、先生がわざわざ「光の学校」でいつも履いているクロックスの靴に履き替えていることを発見したり、大満足の一日でした。

また、特別先行発売の「光からのメッセージ」も、CDブックなのに、あんなに文章が書いてあって、驚きました。あれで2,500円は安すぎます。先生のことですから、きっといつもの「損得勘定抜き」なのでしょうが、PHPさんに御迷惑をかけているのではないですか(笑)。今の日本人に、先生の活動を素直に受け入れてもらうためには、先生のスタンスはとても重要であることは充分承知していますが・・・。私の自由になるお金はわずかなお小遣いだけですが、今度、「光の学校」に寄付させていただきますね。

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本日は素晴らしいミュージカルありがとうございました。光からのメッセージを生で聞けるなんて、まさに、世界で類を見ない“すご〜い内容”だったです。そんな機会がたった3回しか用意されていないなんて、実に残念ですねぇ〜。来場できなかった方々には、今後発売予定のDVDで、ご堪能いただければ幸いですね。

モヤの中で光から、十分に学んだか!、十分に愛したか!、十分に使命を果たしたか!、と問われるシーンは、まさに自分が、脳死体験じゃなかった(笑)、臨死体験をさせてもらっているようでした。

そして、ミュージカルならではの歌の数々も素晴らしかったです。これまでに2回、池田真優美さん演奏のCDを掛けて、小学生に「生きていく明日からも」を朗読したことがありますが、「お陽さま・お月さま」を誰かと二人でハモッてみたくなりました。

また、会場でたくさんの方とお話ができました。同窓会みたいで、これもフミリン様のコンサートの楽しいところです。では、また同窓会ができるように、次なる機会をお願いいたします。

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 ・・・という感じで、皆さま喜んでくださっているので、僕も、ほっとしまくりました。o(^-^)o
 これから、DVDを制作しますので、どうぞお楽しみに〜!



4月19日版

 ミュージカル、無事に、思わぬ大盛況(3回とも、最前列や通路に予備イスまで追加)で終了しました。どうもありがとうございました!!(涙)。

 ・・・が、あまりにも肉体が疲れきってしまっており、しかも、高速道路上で覆面パトカーに捕まって・・・いや、お叱りを受け、違反点3点&2万5千円の速度違反金を徴収されるなど(一発免停だけはギリギリ助かりましたが、がけっぷちの大逆境状態!)、人生の試練にも(予定通り順調に?)見舞われて心労も重なり、長文の更新をする元気が出ません・・・(涙)

 つきましては、ミュージカルのレポートは、近日中に行う次回の更新を、お待ちくださいね〜!



4月14日版

 日曜日に新宿・ブックファーストで行ったサイン会、2回とも満席の御客様においでいただき、大盛況で終了しました。2回目のエンディングでは、ご機嫌のあまりに調子に乗った僕が、アカペラ(伴奏楽器なし)で、「君を守りたい」を披露してしまう始末・・・おいでくださった皆様、本当に、ありがとうございました! m(_ _)m


 さて、ついに、僕の初めてのミュージカルが、あさってに迫ってきました。
(本日は、なんだかアーティスト気分なので、「私」ではなく「僕」と自称しております。ちなみに、ロックンローラー気分の時には「オレ」、作家先生気分の時には「吾輩」、王様気分の時には「朕(ちん)」、傲慢な気分の時には「俺様」、謙虚な気分の時には「小生」、サムライ気分の時には「拙者」などと自称すべきなのでしょうが、とりあえず本日は、「僕」でいかせていただきます・・・)

 本来ならば、ミュージカルの開幕に備えて、ノドを温存しておかなけれなばらないのでしょうが、すでに気分がハイになりすぎて困っているため、今日の「光の学校」での開校日恒例のミニ・コンサートでは、「逢いたい」「いつまでも、いつでも一緒」「LET IT BE」「ツインソウル」「君を守りたい」と5曲を披露して、満席となった多数の御客様たちと大合唱し、大いにノドを消耗してしまいました(笑)。

 僕はこれから、愛車オデッセイに、ギター3本、譜面台、足置き、ギタースタンド3本、そしてミュージカルの途中で2回も着替える3回分の衣装などを満載して、「光の学校」から東京に向かいます。新作CDブック『光からのメッセージ』の特別先行販売分(握手券付き)の300冊に、明日のうちにサインを入れておかなければなりませんので、開幕直前まで、いや〜もう大忙しです。

 いったい、どんな騒ぎになってしまうのやら・・・
 とにかく、どうなってしまっても大いに楽しむ決意ですので、おいでくださる皆様も、どうか寛大な御心で、大いに楽しんでくださいね〜!(笑)
 いずれにしても、大いに泣いて笑える、素晴らしい3時間になることは、間違いなしですよ。

 それでは、金曜・土曜に、芸術の街・下北沢の「北沢タウンホール」で、お逢いしましょうね〜!! 
\(^o^)/




4月10日版

 このところ、新刊『いのちの伝言』に対する感想をいただく機会が増えていますが、昨日、京都にお住まいの中年男性の読者さんから、このような嬉しいお葉書をいただきました。



 いや〜、著者冥利に尽きるというか、「おお、おわかりいただけましたか!」という感じで、本当に嬉しいですね〜!・・・ついに明日に迫った、東京・新宿の書店さんでのトーク&サイン会ですが、急きょ追加した2回目の整理券も、3日前の時点で「残りわずか5枚」とのことだったので、今頃は満席になっているのではないでしょうか。ご来場くださる皆様、どうもありがとうございます!




4月7日版

 いよいよ、私の原作・脚本・出演・音楽監督による初めてのミュージカル、「光からのメッセージ」の本番が、9日後に近づいてきました。そこで昨日は、東京の大きなスタジオにおいて、以下のスケジュールで、最終のステージ・リハーサルが行われたのです。(演劇界の専門用語が出てくるので、どのような意味なのか、想像してみてくださいね)

時間

LAP(分)

内容

担当(出演者)

12:00−13:00

60

スタジオSet、仕込み

※ 衣装チェック

※ 衣装チェック全員

13:00−13:20

20

オープニングCheck

飯田先生

13:20−13:40

20

2幕 プレリュード

可愛さん

13:40−14:20

40

エンディング/立ち位置確認・歌練

全員

14:20−14:30

10

休憩

 

14:30−16:10

100

〈通しRH〉OP〜1幕

(OP〜1話〜2話)

全員

16:10−16:30

20

休憩

 

16:30−17:40

70

〈通しRHつづき〉2幕〜エンディング

(前奏曲〜3話〜4話〜5話〜エンディング)

全員

17:40−18:00

20

マトメ

全員

※ Aikaさん・可愛さん18゜out

18:00−20:00

120

※ 個別練習

※ キッカケ確認、他

全員

20:00−21:00

 

撤去

 


 最終リハを終えての感想は・・・とにかく、プロの俳優さんたちの素晴らしい演技力に、圧倒されたというのが本音です。脚本を書いた私自身が、思わずもらい泣きしてしまったり、爆笑したり・・・本当に、素晴らしい作品が完成しましたので、皆さん、どうぞお楽しみに!!

 ちなみに、本番当日は、このような感じで、早朝からステージのセッティングが行われて、私も含めた出演者全員で、最後に直前の通しリハも決行するとのこと・・・本番のぎりぎり直前まで、「稽古(けいこ)、稽古、また稽古」というプロ意識の高さに、思わずウンザリ・・・じゃなかった(笑)、ウットリしてしまった私でした。(なお、「下北沢タウンホール」とあるのは、「北沢タウンホール」の間違いですね)



 なお、おかげさまで、17日(土)の昼の回&夜の回のチケットは残りわずかになったそうですが、16日(金)のチケットは、平日の18時開演という中途半端な時間設定のせいで、まだ余っているとのこと(涙)。あと9日後に迫ってきましたので、そろそろ、お仕事の休暇願いや早退願いを提出して(笑)、ぜひご参加くださいね!!
(初回というのは、必ずミスが続出して混乱しますので、そのドタバタを目撃したいというマニアな御方にとっては、金曜日こそが一番面白いんですよ)



4月5日版

 興味深い写真を・・・先日、名古屋駅のすぐ目の前(ビックカメラ側、駅を背にしてナナメ左)で発見した、その名も「サラリーマンホテル」の目撃写真です。なんと、1泊2100円で、「下宿も可」と書いてあるこのホテル・・・いったい、内部は、どのようになっているのでしょうか?

 

 見るからに歴史と伝統に満ちている、細長〜い建物の外観からは、部屋の内部の様子が全く想像できません。「名古屋駅前ナナメ正面」という最高の立地に存在しながらも、1泊2100円と超お手頃価格ですので、どなたか、ぜひとも泊まってみて、私に詳細な内部情報を教えてくださいね〜! \(^o^)/



3月31日版(その2)

 本日、2回目の更新です・・・29日版で、『いのちの伝言』の新聞広告を見ていない件を書いたところ、各方面から情報をいただきました。なんと、朝日新聞(全国版)、日本経済新聞(全国版)、毎日新聞(全国版)、中日新聞など、各紙に大々的に掲載してくださったとのこと。たとえば・・・

 
(光栄にも、黒澤明監督と同じ大きさのスペースを頂戴しております)


(光栄にも、林真理子先生の左隣りの位置付けを頂戴しております)

 ・・・という感じで、特に後者は、大作家・林真理子先生の御顔のアップ写真に「何事!?」と引きつけられた読者さんが、その流れで、すぐ左隣りにある私の本にも目を向けてしまうという、実に巧妙なシステムが発動する仕掛けとなっているようですね(笑)。上記写真は、いずれもかなり縮小しておりますが、実物は、新聞紙の片面の横幅と同じサイズなので、大いに目立ちます。

 追伸:
 PHPのレディ細矢編集員へ・・・小学館の副編集長さん(女性)が、「光栄な御言葉を頂戴し、深く感謝申し上げます。同じ『生きがい論で結ばれた同志』として、ぜひお目にかかる機会をいただけましたら幸いです」と、喜んでいらっしゃいましたよ。皆さんで、仲良くできればいいですね!



3月31日版

 小学館から初めての新刊『いのちの伝言』ですが、「とてもスピリチュアルな内容であるにもかかわらず、オカルト臭は一切なく、スピリチュアルな匂いさえも感じさせない」と、内容は大好評をいただいているものの、装丁に関しては、「店頭で目立たず発見できなかったので店員さんに聞いた」という人が続出し、「う〜ん、地味だったか・・・」と思い始めていたところだったのですが・・・そのタイミングで、「生きがい論」の元祖であり小学館のライバル(?)であるPHPの編集者さん(いつものレディ細矢嬢)から、次のメールが届いておりました。

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「いのちの伝言」拝読させていただきました

死に直面しておられる方へお会いになり
今の現実をいかに受け入れるか
そして死は全ての終わりではないというというメッセージをつたえる先生の活動が
いかに大切なものであるか
そしてそれを活字にすることによって
救われる人がたくさんいるだろうということが、よくわかります

この本を読み
先生と直接お話したいと思う人がますます増えるのではないでしょうか
でも、この活動は先生しかできないこと
サイン会が大盛況なのも良く分かります
養老町まで足をはこばなくても
先生にお会いでき、お話が聞ける貴重な機会ですから・・・

帯コピーは深いメッセージですね
装丁も雰囲気があってとてもいいと思いました


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(なぜか句読点を用いないのが、細矢嬢の文章の特徴です・・・)

 ・・・ということで、なんと、ライバルであるはずの(?)小学館の編集者さんに対して、「装丁も雰囲気があってとてもいい」と、素直に賛辞を送っているではありませんか!

 同業者である編集のプロ(編集者歴20年? 30年? 40年?)の細矢嬢が、「とてもいい」と評するのですから、私も安心しました。直接の交流はなくても、お互いに「飯田史彦という作家」の作品を世に出す編集者であり、「生きがい論の同志」としての仲間意識をお持ちくださっているのだと、大感激した私でした(笑)。


 そこで、調子に乗って、『ツインソウル』完全版(PHP文庫)のお知らせを・・・



 オビの文句、思わずニヤリとしてしまう文章で、とても人目を引きますよね?
 総ページ688、335g、厚さ25mm、2冊分の内容で定価1000円という、まれにみる超大作の登場と相成りました・・・書店の店頭でも、これ、目立ちまくりますよ、きっと(笑)。

 文庫化にあたって、「文庫版まえがき」「文庫版あとがき」を付け加えていますので、ぜひとも、読んでみてくださいね!

 店頭に並ぶのは、2日か3日頃になるとのこと。本書の「まるで重戦車のような重厚長大さ」だけでも、店頭で、実物を確認してみる価値がありますよ〜!(笑)



3月29日版

 新刊『いのちの伝言』、そろそろ全国の書店に出回った様子で、各方面から感想をいただいております。皆さん、とても気に入ってくださって、「これならスピリチュアルな概念に抵抗のある方々にも、安心してプレゼントできる」と、大いに活用くださるそうです。特に、医療関係者さんから大歓迎をいただいているので、「本書を世に出して良かった」と、ほっとしているところです(笑)。

 その勢いもあって、前回更新でお知らせした、「ブックファースト新宿」さんでのミニ講演会&サイン会の整理券が、あっという間に品切れ(満席)になってしまったそうで、あわてた編集者さんから、追加の2回目を依頼されました。つきましては、
同じ日の13時30分からのミニ講演会&サイン会の終了後に、完全入れ替え制で、15時から、第2回目(内容は1回目とほとんど同じにする予定)を開催させていただきます。

 このようなわけで、大好評&即日満席のため、15時より第2回目を行いますので、15時からの回でよろしければ、今からでも間に合います。どうぞ、書店さんにお申し出くださいね〜!

 追伸:
 一昨日、ちょうど訪れていた名古屋で、三省堂書店を覗いてみたところ・・・なんと、『いのちの伝言』が、「宗教」のコーナーに山積みになっているのを発見し、「う〜ん・・・」と頭を抱えて、熱を出してしまいました(涙)。確かに、ジャンル分けが難しい、まさに「類書の無いユニークな本」なのですが、まさか「宗教書」として扱われてしまっているとは・・・しかし、宗教書コーナーとはいえ、新刊置き場の最前列の角という、いちばん目立つ位置に山積みにしてくださっていたので、思わず「ありがとうございます!」と、書店さんに感謝してしまった私でした(笑)。
 何しろ、全国の有名書店の新刊コーナーに平積みにしていただくというのは、サッカー選手に例えると、ワールドカップの本大会に出場するくらい・・・しかも、ブラジルやアルゼンチン、イングランド、スペイン、ドイツ、フランスの代表選手として出場するくらい、大変なことなのですから・・・(数多くの出版社から、毎月何百冊もの新刊が出版されるため、ほとんどの本は、書店の店頭に、平積みではなく立て置きで、わずか1冊を置いていただくことすら叶わないのが実情ですからね)



3月20日版

 あの「ドラえもん」の小学館から初めて発売する、私の新刊が完成しました!
(そのうち、「ふみクマ先生」も、小学館からマンガ化していただこうと目論んでいる私です・・・笑)



(小学館の編集者さんから送られたスキャナ・データをそのまま転載していますので、実物よりも、かなり色が悪く、オビの紙もクシャクシャに写っています。実物は、もっと綺麗な本ですので、ご安心くださいね)

 いつもPHPから出版する本は、書名も表紙の写真やデザインも、すべて私自身が決めています。しかし、今回の作品は、PHPの作風とは異なるイメージを出すために、書名や表紙の写真やデザインを、オビの言葉も含めて、すべて小学館の副編集長さんにお任せしてみました。いわば、「日本最大規模の出版社さんの、お手並み拝見」といったところでしょうか(笑)。さて、この合戦に勝利するのは、PHPか、小学館か・・・どのような結果になったか、その評価は、読者の皆様にお任せしますね。(・・・と、副編集長さんにプレッシャーをかけまくって喜ぶ、意地悪な私です・・・笑)

 なお、小学館の副編集長さんからは、私の原稿をお読みくださって、次のメールをいただきました。

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飯田先生

ありがとうございました。すばらしい原稿ですね!

先生がこれまでしていらしたこと、これからなさろうとしていることのエッセンスが見事に読み取れて、「生きること」「死ぬこと」の本当の意味に気づくことができます。
まさにこれが先生の「新たな代表作」になることはまちがいないですね!

読者をクスリと笑わせるエッセンス、そしてじわっと泣かせるツボ、先生は手練れですね〜〜。
それだけでなく、会話の中に、読者に必要な情報をスムースに練り込んでいらっしゃる。
先生のような著者さんも、このような書籍も、「類がない」存在です。
この作品に携わらせていただき、幸せです。

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 発売日は、
3月25日前後とのこと・・・なんと、わずかに、あと5日後ではありませんか!

 例によって、「泣けて、笑えて、勉強になる」という、私の著書の御手本のような作品ですので、どうぞお楽しみに!

(4月11日・日曜日に、東京のある書店で行う、私のトーク&サイン&握手会の詳細は、近日中にお知らせしますね)



3月16日版

 2月24日版で、「光の学校」への寄付金について、これまでと変わらぬ温かいご支援をお願いしたところ、会計事務所さんあてに、海外から、このような嬉しいEメールをいただいたそうです。

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こんにちは、突然メールで失礼いたします。
ウェブで寄付について拝見しました。海外に住んでおりますが、日本に円口座を持っております。お手数ですが、自動引き落としの用紙を、海外まで送っていただけますでしょうか? もし、無理なようでしたら、こちらで何とかしますのでご一報ください。お願いばかりですみません。

14,5年前に、「生きがいの夜明け」の論文のコピーを読んで以来、ずっと飯田先生の活動を陰ながら応援させていただきました。こちらに来て色々あっても、飯田先生の本やウェブに、たくさんの勇気をいただきました。
先生、ご病気になられたり、今でも過酷なスケジュールをこなされていらっしゃいますね。でも、くれぐれもお身体を大切になさってください。たくさんの人が、先生を必要とされていらっしゃいます。最近、自分にも色々あって、つくづく、健康のありがたさを思い知らされています。余計な御世話とは思いますが、本当に、時には「NO」と言って、長い目でみてください。

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Ave. de ******* ***
**** ******
Switzerland


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 ・・・という、とても有難いお申し出でした(涙)。

 それにしても、私が大学の経済学会誌に発表した伝説の論文、『生きがいの夜明け』の頃から応援くださっているとは、まさに、筋金入りの「生きがい論」同志の御方ですね。例えて言えば、「デビュー前のビートルズが、まだリバプールのキャバーン・クラブで演奏していた頃を知っているファン」とか、「豊臣秀吉が、まだ日吉丸と呼ばれていた頃に、矢作橋で蜂須賀小六と出逢った瞬間を目撃していた通行人」とか、そういうレベルの物凄さなんですよ。(マニアックすぎる例えでゴメンなさい・・・笑)

 「光の学校」は、このようにして各地に潜伏して(カクレて)いらっしゃる、数多くの同志の皆様からのご寄付に支えられて、昨年8月の開校以来、何十人もの自殺志願者の方々の命を救うことができました。飯田史彦と「光の学校」の社会福祉活動をご支援くださっている皆様、本当に、ありがとうございます!(皆様のおかげで、今この瞬間も生きていられる方々が、たくさんいらっしゃるんですよ)



3月12日版

 4月に東京で行うミュージカルのリハーサルに、参加してきました!

 私が参加しないうちに、演出家さんや舞台監督さんと役者さんたちとで、すでに稽古が行われていたため、かなり実際の舞台に近い迫真の演技が繰り広げられるのを見て、大感激してしまいました(涙)。いや〜、プロの役者さんの演技というのは、実に素晴らしいですね。次々に、リアルな別人格が現れてくるので、「本当に別の魂がつながってしまっているのでは?」と、スピリチュァリティ・カウンセラーの習性として、思わず瞳をのぞきこんでしまうほどでした(笑)。

 特に、傑作だったのは・・・

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女優(依頼者役):「飯田先生、脳死体験をなさったそうですね!」

男優(飯田役) :「いえいえ、脳死体験じゃなくて、臨死体験です!」

女優(依頼者役):「あ、ごめんなさい、間違えちゃった(笑)」

飯田(本人=私):「**さん、脳死体験って何ですか!?(笑)・・・いったん脳死の状態になってから生き返ったりしたら、学会発表に値する奇跡ですよ、それ(笑)・・・あ、でも、それいいですね、そのギャグ、ぜひとも採用しましょう。いま、脚本を書き換えますから・・・」

男優&女優その他、周囲のスタッフたち:「ええ〜っ、そこでいきなり、笑いを取っちゃうんですか!?」

飯田(本人=私):「ええ、常に、僕と接する方々の笑いをとること・・・あるいは、僕をネタにして、大いに笑っていただくこと・・・それこそが、今生における僕の使命であり、生きがいですからね、ははははは!」


男優&女優その他、周囲のスタッフたち:「・・・・・・・・・・・・」

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 ・・・と、女優さんがセリフを言い間違ってしまったのがきっかけで、思わぬ名シーン、その名も「脳死体験」ギャグのセリフが誕生してしまった、という想像を絶する展開でした(実話ですよ)。

 う〜ん・・・「臨死体験」ならばともかく、「脳死体験」というのは・・・あんまり、体験したくないですよねぇ・・・(笑)

 とにかく、このように、素晴らしすぎるミュージカルが、着々と出来上がっております。大いに泣けて笑える、とてもドラマティックな作品ですので、どうぞお楽しみに!



3月5日版

 先日、さりげなく、表紙ページから、新曲「君を守りたい」を試聴できるページを公開したところ(ダウンロードはできません)、「素晴らしい曲なので驚きました」「やみつきになってしまいました」「もう何十回も聴きました」「早くCDで発売してほしい」などのご連絡が相次ぎ、あまりにも大好評なのでビックリしております。過去の私の歌の中で、これほど熱烈に歓迎いただいたのは、初めてと言えるでしょう。情熱的な歌詞とメロディに、スペインのギター職人さんが造ってくださったギターによる、「フラメンコ」風の情熱的な音色&アレンジ・・・4月下旬にPHPから発売する新作CDブック、『光からのメッセージ』の付属CDに収録しますので、もうしばらくお待ちくださいね。もちろん、ミュージカル「光からのメッセージ」でも生で歌いますので、皆さん、満場の大合唱をお願いしますね!

 なお、「君を守りたい」の公開ページに、仮の英文タイトルとして、思いつきで「 I wish to protect you 」と書いておいたところ、「protect よりも guard の方が適切では?」「皮肉を込めて、observe(監視する)ではいかが?」「歌詞の内容をより適切に意訳した、他の英文の方が望ましいのでは?」など、色々なご意見を頂戴する羽目になっております(涙)。私の稚拙かつ貧弱な英語力では、この歌の歌詞にふさわしい英文タイトルが思い浮かびませんので、生きた英語に堪能な御方からのご教示を、お待ちいたしております。

 それでは、まだ2本の原稿執筆を抱えておりますので、本日はこれにて・・・



2月24日版


 昨年の秋から「光の学校」で開始している、私のスピリチュァリティ・カウンセリング(完全無料)ですが、これまでに、全国各地から(フランスなど海外からも)、様々な方々がおいでくださいました。予約をお持ちの場合には、1時間〜3時間のカウンセリングを行っています。また、予約をお持ちでない「飛び込み」の希望者さんの場合には、私のスケジュールや先方のご事情(どれほどお急ぎなのか)をキャストさんたちが確認のうえで、短時間(数分から20分程度まで)のお話ならばお受けしています。(時間の余裕がない場合には、「ご挨拶だけなら」とお受けすることも多いです)

 これまで、一番大変だったのは、ご予約1名、飛び込み6名の、合計7名のカウンセリングを1日で行った日だったと記憶しています・・・さすがにこの日は、グッタリとノビて寝込んでしまい、スタッフたちから、「先生、飛び込みの方々はお断りする勇気を持たなければ、このままでは、先生が真っ先に倒れて死んじゃいますよ!」と、厳しく叱られてしまいましたが・・・(涙)。

 なお、「光の学校」は、同志の皆様からの貴重なご寄付によって、なんとか運営させていただいております。(私自身も、「光の学校」では完全に無給で働いて、世の中の悩める方々のために、ご奉仕いたしております)
 すでにご寄付をくださいました皆様、本当に、ありがとうございます。いま、私と「光の学校」が存在するのは、すべて皆様のおかげです。そして、まだ協力をいただけていない皆様・・・「光の学校」の今後を、どうか、よろしくお願い申し上げます。(詳細は、「光の学校」のホームページでご確認いただけましたら幸いです)



2月16日版

 3月末に小学館から出版する私の新刊、『いのちの伝言 〜光の世界へ旅立つ前に』の原稿を、ようやく書き上げることができたのです!(涙)・・・いや〜、今回は体調を崩してしまい、私にしては執筆が難航しましたが(涙)、結果的には、担当者さん(小学館の副編集長)に、大いに満足していただける仕事ができ、ほっとしているところです(涙)。皆さん、どうぞお楽しみに!

 さらに今回は、せめてもの景気づけに、どなたでもご参加いただける、私の2つの講演会のご案内をいたします。
 まずは、3月13日(土)に、中部大学(愛知県春日井市、電話0568−51−1111、内線2231)の最大のメモリアルホールで行う、大学主催の公開講演会です。

(※ チラシは終了後に削除しました)

 次は、3月14日(日)に、福井新聞社・風の森ホール(福井市、電話0776−57−5111)で行う、福井県立病院が主催くださる講演会です。

(※ チラシは終了後に削除しました)

 それにしても・・・上記のチラシにある、48歳になる私の写真を見ると、あまりにも不細工な自分の姿に、ガッカリしてしまいます(涙)。真面目な優等生だった高校生の頃や、ジャニーズ風だった大学生の頃はあんなにモテたのに、その後は、まさに、ちょう落の一途をたどっていますよね・・・(涙)(涙)(涙)

(ただし、現在は、上記写真時よりも10キロ痩せているので、44歳の頃に近い感じですが・・・)

    
(高校生17歳) (大学生20歳)(大学院生25歳) (助教授27歳)  (教授44歳)



1月25日版

 4月に行う、私のミュージカル「光からのメッセージ」の詳細が、ついに決定しました。下記のページを、ご確認くださいね!

 http://www.devotion-japan.com/iida_j/

 実は、今回のミュージカルは、とてもハイレベルな演技力を必要とするので(誇張ではなく本当に大変なんですよ)、俳優さんの決定が大いに難航し、オーディションを重ねながら、ようやく本決まりになったばかりなのです。明日26日に、東京・新宿の有名スタジオで、出演者全員の初顔合わせを行い、そのまま7時間をかけて、第1回目のリハーサル(本読み&歌合わせ)へと突入します。出演者の方々は、プロフィールからおわかりのように、各界で大活躍なさっている一流アーティストさんばかり・・・まさに、そうそうたるメンバーなので、スタッフの中で唯一の2流、いや3流の素人芸人にすぎない私が、いかに足を引っ張らないでおけるかというのが、間違いなく公演の成否を分けることでしょう(笑)。なぜなら、私自身も、様々な形で出演するからなんですよ、フフフ・・・

 今回は、昨年の全国ツアーとは異なり、私自身が脚本までを手がけ、しかも音楽監督まで務めてしまうという、「身のほど知らずにもほどがある」と演劇界からお叱りを受けるであろう、無謀なキャスティングが売りもの(笑)。もちろん、ほとんどが私の作詞作曲による歌を用いて、定番の人気曲から新曲「生まれてきて良かった」や「君を守りたい」まで、全9曲を披露します。私自身が歌う曲もあれば、俳優さんたちが歌う曲、そして私と俳優さんたちが役割分担しながら歌う曲もありますので、「どの歌が、どのタイミングで、誰によって、どんなアレンジや歌唱法で使われるのだろうか?」と、興味シンシンで観劇してみてくださいね。(私の歌以外にも、ぜひお聴かせしたい名曲を2曲、ここぞという場面でご披露します)

 とにかく、実力派の素晴らしい俳優陣に恵まれて、感動と感嘆に満ちたステージになることは、すでに保証付きだと言えるでしょう。ミュージカルは「生もの」ですので、ぜひとも会場に身を置いて、目の前で体験なさってくださいね!



1月19日版

 11月末に93.4キロあった体重が、12月22日の段階で85.7キロにまで下がり、ついに本日の検診では、83.7キロに!(約1ヵ月半で、ほぼ10キロの減少)

 それに従い、糖*病の程度を示す「HbA1c」(ヘモグロビン・エーワンシー)の値が激減していることを(そしてプリンが真の解禁になることを)、大いに期待しながら専門医を受診してみたところ・・・なんと、12月初頭の人間ドックで異常な危険数値(7.9%)を示していたのが、12月7日には7.1%(可)、本日には6.3%(良)にまで、劇的に回復しておりました!

 しかも、悪質なダイエットに伴う肉体の健康不良を示す「ケトン値」(前回はプラス3という危険数値)が、今回はマイナス(良好)に戻っているとのこと。さらに、空腹時血糖値や、悪玉コレステロールの値も「正常値」まで回復しており、「もはや、処方する薬も、特に申し上げることもありません」との診断。院長である女医さんから、「これほどまでの回復は、よほどの精神力をお持ちで、自分を厳しく管理できる御方でないと不可能ですよ・・・念のため、数カ月に一度くらい、ご都合の良い時に検診においでくだされば望ましいですが、もう定期的な通院は不要ですね」と、感嘆をもって絶賛いただくことができました!
(女医さんが院長のクリニックを選んだのは、本当に、たまたまですよ、たまたま・・・)

 これもみな、皆さまの応援のおかげです。
 本当に、ありがとうございました!!(感涙)

 これで本日から、晴れて、あこがれの「リバウンド」を開始できるというもの・・・フフフ・・・(笑)



1月8日版

 先日、京都の両親宅で静養していた私は、体調回復を祈願して一念発起し、ひいおじいさんが神主をしていた、伏見稲荷大社を訪れました。



 そして、低血糖ゆえに意識もうろうとしながら、その幽玄の世界をさまよっていると・・・



 神社敷地内のトイレの中で、とんでもない説明版を発見!



 それは、和式トイレを知らない外国人観光客の方々に、その使い方を教えるための、あまりにもリアルな図解だったのです!!
 おそらく、勘違いして左の図のように座ってしまい、大惨事を引き起こす外国人の方々が多いのでしょうね・・・(涙)(涙)(涙)

 それにしても、右側の御方の握りこぶしの力強さといったら・・・相当に気合いを入れて、全身全霊を込め、全力で力んでいらっしゃるご様子が伝わってまいりますね。何事に対しても全力で挑む・・・まさに、「生きがい論」の精神をリアルに具現化なさっている、誠に尊い御姿であると申せましょう。

 かくして、深夜の伏見稲荷大社のトイレにて、ひとり、感涙にむせんだ私でございました(涙)。

 新年早々、大変失礼いたしました・・・(笑)



12月26日版

 メリークリスマス!・・・と申し上げたいところですが、バタバタしているうちに、クリスマスは過去のものとなってしまいました(笑)。
 ほとんど出張しているので、「クリスマス・イヴくらいは娘と過ごしてやらなければ」と思い(あと数年もすれば、「彼氏と過ごす」と言って、父親なんか相手にしてくれなくなりますからね)、久しぶりに福島に戻ってくると、次のお手紙が届いていました。12月3日版でご紹介した、3つの刑務所の受刑者さんのうちのお一人(18日版でご報告した御方とは別の人)からのお返事でした。(前回のお手紙では単に「飯田先生」だったのですが、本を3冊贈呈したところ、「飯田先生様」に格上げしていただけたようです・・・笑)

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前略 飯田先生様、先日は本を3冊も送って頂き本当にありがとうございました。私が服役している**刑務所に12月*日に届いた時は、とても感激いたしました。さっそく「ソウルメイト」から読ませて頂きましたところ、娑婆では敵が多かった自分なのに、嫌いな奴などいなくなってしまいました。これからも、どんな人間と出会うのか、心がワクワクします。先生がこの本に書かれた通り、「楽しみながら学ぶ修行」の人生に変わりました。
 次に「生きがいの創造U」を読ませて頂きました。これは私の想像をはるかに超えた想像以上のすごい本でした。ドラマチックな体験記に衝撃的な感動をおぼえました。依頼者の魂(自殺者)とのやりとりの部分や、修道院に行く約束をした女の子の話や、その後に先生の所に届いた一通の手紙の内容等は、とり肌が立ち涙があふれてきました。
 そして最後に「愛の論理」を拝読致しました。読み始めの段階では、とても私には難しいものに感じましたが、読み進んで行くにつれて自分でも驚く程、本の内容にハマッていました。今まで苦手カテゴリーであった「愛」について、これほど読みやすくわかりやすい本ははじめてです。題名の通り「愛の論理」のエキスが濃縮されて書かれていたので、真剣に学ぶことが出来ました。今後、出所して再婚するまでの間(再婚できるまでの間と云った方が正しいかも)に活用させて頂きます。
 飯田先生様、本当に3冊も本を送って頂き誠にありがとうございました。あらためて御礼を申し上げます。これからもっと先生の本を読んで学んで、この受刑生活を有意義に過ごしていきたいのですが、先生の書かれた本をまた頂けましたら大変嬉しく幸いです。図々しいお願いで大変恐縮です。それでは飯田先生様、冬本番の寒さとなっております。どうかお身体に気をつけてご活躍ください。先生の本によって救われた受刑者より  草々


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 ・・・というお手紙で、嬉しいことに、さらに私の本を読みたいとおっしゃるので、さっそく追加でお送りしておきますね。この受刑者さん、どのような罪状なのかわかりませんが、文面から察するに、かなりのインテリジェンスを感じます(文字も大変美しいんですよ)。それにしても、刑務所外の俗世間を指す「娑婆」(しゃば)という言葉は、今でも実際に使われているのですね・・・その独特の語感がリアルに伝わってくる、「娑婆では敵が多かった自分なのに、嫌いな奴などいなくなってしまいました」という名文に、文筆家として、思わず「うまい!」と唸(うな)ってしまった私です(笑)。
 実は、ほかにも一通、初めての受刑者さんから、私の本の感想が届いていました。いわゆる共時性というか、なぜかわかりませが、各地の刑務所で、私の本のブームが生じているようです(笑)。

 さて、そろそろ、新刊『スピリチュァリティ・カウンセリング』が書店に出回る時期ですが、皆さま、すでにお読みくださったでしょうか?
 昨日、東京の福祉関係の公務員で、カウンセリングもなさっている友人から、このような感想メールをいただきました。

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本日、残業をして帰宅後に、待ちに待った「スピリチュァリティ・カウンセリング」を一気に読ませていただきました。まさに私が知りたかったこと、疑問に思っていたことが、ズバリ書いてありました。また、先生が、最近あちこちで見かける「スピリチュアル・カウンセリング」ではなく、「スピリチュァリティ・カウンセリング」と名付けている意味も、これでよくわかりました。

 心の病は、何でもかんでもスピリチュアルな現象ではなく、また全てが脳の機能障害や神経症というわけでもないのですね。私の周囲でも、心の病に悩んでいる方は多く、これは脳の故障だろうと思うことも多いのですが、一方で、全て「悪い霊が憑いている」だの「前世が原因」だので片づける、怪しげな霊能者(最近ではスピリチュアル・カウンセラーと名乗る方が多いですね。先生に似ていますが大違いです)も多く、それが故に、先生の本を何度も読んでいるのに、スピリチュアルな現象に自信が持てなくなってしまうというジレンマに陥っていました。
 また一方では、最近の精神科医は、カウンセリングはほとんど行わず、ちょっと症状を話したら薬が出されておしまいという治療を行っている方が多いですが、それにも疑問を持っていました。先日、テレビなどでも活躍されている女性精神科医の****氏の講演を聞く機会があったのですが、**氏は、精神科医がカウンセリングを行わないのは、「うつ病」と診断した場合、それは脳の故障であり、脳のエネルギーが低下している状態なので、カウンセリングを行うとかえってエネルギーを使わせてしまい、治療が遅れてしまうからだとおっしゃっていました。それについても、「適切なカウンセリングを行えば価値が無いわけがない」と思ってしまい、精神医学にも疑問を持っていました。

 きっと、こういった疑念、疑問は私だけでなく多くの方が同様にお持ちだと思います。スピリチュアルも精神医学も信じられない・・・そんな方には、先生の御本は、まさに心の薬になるはずです。「真に人を救うのは、薬や奇跡やスピリチュアルな力ではなく、「愛情」と「希望」なのです」という先生の言葉に、深く感動いたしました。本当は、先生のようなスピリチュァリティ・カウンセラーがたくさんいらっしゃれば、多くの方が救われると思うのですが。先生、私もスピリチュァリティ・カウンセラーになりたいと心から思ってしまいました。今日、新刊を読んだばかりというのに、早くも続編が待ち遠しくてたまらないという困った状態になっています(笑)。
 それでは、先生、くれぐれもお体をご自愛ください。1月の中野ゼロホールでお会いできることを楽しみにしています。


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 その他にも、医師やカウンセラーの方々から、「まさに、このような本を待っていました!」という感想を、いくつもいただいています。それもそのはず、本書は、私が出逢ってきた数多くの医師やカウンセラーの方々が直面する悩みや壁を、一気に晴らして乗り超えるべく書き上げた内容なのですから・・・ある医師は、「なんだか、大腸に長年こびりついていた宿便が取れたかのような、清々しい快感ですなぁ」と、いかにも専門医らしい表現をなさっていましたよ(笑)。身の回りの方々に、本書の出版を、どうぞ教えてあげてくださいね。

 数日前、ある末期がんの患者さんを、ご自宅までお見舞いに行きましたが、突然にお邪魔して驚かせたにもかかわらず、枕元に私の本が置いてあるのを発見し、とても光栄な気持ちになりました。私は「さよなら」という言葉は嫌いなので、いつも「それじゃ、また!」と言ってお別れするのですが、死を目前にしてうつ状態の患者さんが「今生のお別れなのですね」と激しく涙されるので、つい、「何とか調整して、また正月明けに遊びに来ますから、それまでこの世にいてくださいね!」と、約束してしまいました。お医者さんの場合は、何らかの適切な医療行為をしても、うまくいけば感謝され、うまくいかなければ不満に結びつくというのが現実なのでお気の毒なのですが、幸いにも私の場合は、ただ参上するだけで無条件に喜んでいただけるので助かります(笑)。上記の感想文の中に登場する精神科医さんは、うつ病患者さんに時間をかけてカウンセリングを行わず、短時間の質問で薬だけを出して終わりにする理由を唯脳論的に述べていますが、私に言わせると、「薬だけを与えて、愛情も希望も与えない」という医師本位の方法を、巧妙に正当化しているにすぎません。患者さんの正体を「脳」としてしか見ていないので、「脳の壊れた患者と話などしても逆効果」という発想に結びつくのでしょうが、私は患者さんの正体が「脳」ではなく「魂」であることを知っていますから、たとえ脳機能に障害が生じていても、「その人の魂が本来持っている力を活用する」という発想&方法で接するというわけです。うつ病の患者さんに必要なのは、話も聞かずに薬漬けにすることではなく、時間と手間のかかる「愛情と希望」なのだということを、今後も、せめて私が実践していきたいと決心しています。(世の中の医師や医師会を変えようなどという尊大な目標は抱いていませんので、私はこれまで通りに、ただ目の前に現れたその人を救うという社会奉仕活動を、着実に実践していくだけなんですよ)


 追伸:
 先日、またもやベッドの中で、突然に、心の中に新曲が届きました。自分でも、「どうしちゃったの?」とビックリするような、一直線のラヴソングなのです。とても情熱的で美しいメロディと、「この世に、これほど激しく純粋な愛の歌があるだろうか」と思えるほどの、赤面しないではいられない、メラメラと燃え上がる炎のような歌詞・・・「光の学校」でのミニ・コンサートで試作品を公開してみたところ、「女性の神経を麻痺させてしまう魔性の力を持つ、恐ろしいほど魅力的な歌」「聴きながら、生まれて初めて、女に生まれれば良かったと思ってしまいました」「男性の自分でさえ、ぶっ飛んだ気持ちに襲われて、ドバ〜ッと涙が出て、大声で叫びたくなりました」「これまでは、『逢いたい』と『ツインソウル』が100点満点のラブソングだと思っていましたが、この歌は200点、いや300点です!」「もう放心状態で、この気持ちを表現する言葉がみつかりません・・・」「この歌を聴いた女性は、みんな飯田先生にラブラブになってしまいますよ、どう責任を取るおつもりなんですか!?」と、大いに心配してくださるコメントが連発される始末で(笑)、私の歌の中で一番大好きになったという方々ばかりでした。その奇跡的名曲の題名は、まさしく、
「君を守りたい」・・・4月に行うミュージカルで、情熱的なフラメンコ風の音色の出るスペイン製の高級ギターを弾きながら、ジャジャ〜ンと正式公開させていただきますので、どうぞお楽しみに! (女性の方々は、耳をふさいでおかなければ、この歌の魔性の力・・・いや、聖なる力で僕に惚れこんでしまって、大変困ったことになるそうですよ・・・笑)


 私は明日から、福島〜新*〜名*屋〜広*〜*岡〜*都〜「光の学校」〜*京〜福島と、年末年始の大移動に突入します。
 今年は、僕の人生でも最高の、とても幸せな一年でした。様々なご支援をくださいまして、本当に、ありがとうございました。

 年内に、もう一度更新できるか未定ですので、念のため、まだ早いですが申し上げておきます・・・

 
皆さま、どうぞ、良いお年をお迎えくださいね〜!!



12月22日版

 ついに体重が、85.7キロにまで下がり、糖*病の程度を示す「HbA1c」(ヘモグロビン・エーワンシーと読むそうです)の値が激減していることを(そしてプリンが解禁になることを)、大いに期待しながら専門医を受診してみたところ・・・なんと、「HbA1cは過去3ヶ月間の平均値が出るので、前回検査から2週間では大差がないため、今日は検査しません」とのこと(涙)。

 しかも、「3週間で7キロ、2週間で4キロも体重を落とすなんて、いくら何でも痩せすぎですよ! 無理なダイエットは、体調不良やリバウンドをもたらすだけなので厳禁です。くれぐれも、1か月に2キロ以上は体重を落とさないように!」と、こっぴどく叱り飛ばされてしまう始末・・・(号泣)。さらに、尿検査の結果、体の異常な飢餓状態を示すケトン値が、プラス3(マイナスが正常であり異常の最高値がプラス4)にまで急上昇しており(2週間前はプラスマイナスゼロでした)、「このままでは突発性の失明や神経の異常、意識混濁などが起きる手前という、危機的体調ですよ!」とのこと(怖)。

 せっかく、空腹時血糖値が117にまで下がり(3週間前は172でした!)、優・良・可・不良のうち「良」と判定されて喜んだのも束の間、今度は一転して「異常なダイエットによる飢餓状態から脱するために、もっと栄養&カロリーを摂りなさい!」との厳しい指導を受け、またもやガックリと落ち込んでしまった私でした・・・病院に行く前は、「きっと絶賛されるに違いないゾ、フフフ」と、自信満々だったのですが・・・とほほ・・・

 こんなわけで、皮肉なことに、「一度に食べすぎなければ、甘いものを食べてもいいんですよ」と、結果的に大好きなプリンを解禁された私ですが・・・同時に、「お菓子類やデザート類の間食はいけません」と禁じられたので、「いったい、プリンは食べてもいいんかい? いかんのかい? はっきりせえや!」(正体不明の変な方言ですが)と、玉虫色の煮え切らない指導にイライラ度をつのらせてしまっている私です(笑)。

 ・・・以上、私の思惑とはかなり異なってしまいましたが、お約束の、「飯田史彦HbA1c最新数値・大発表!」(?)のテン末でございました(涙)。次回の検査は1月19日ですので、今度こそ、肝心の「HbA1c」の劇的な改善結果を、お待ちください!



12月18日版

 ふう・・・前回の更新以降の4日間で、岐阜の「光の学校」から、広島(私用)〜福岡(天神にある行きつけの眼鏡屋さんでメガネを新調)〜佐賀(クリニックでカウンセリング)〜福岡県**市(メッセンジャー活動)〜佐賀(カウンセリング)〜新横浜(富士通で講演)〜福島と、日本列島を西へ・北へと移動しておりました。
 ほぼ10日ぶりに福島に戻ると、福島大学から自宅に転送された郵便物の山の中に、次の1通を発見!・・・12月3日版でご紹介した、全国各地の3名の受刑者さんのうちのお1人からのお手紙でした。

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御礼の手紙が遅くなってしまった事をお許し下さい。私が現在いる施設は、いろいろな規律があり、手紙を発信できる日も決まっております。悪しからずご容赦下さい。今回は、本と直筆の温まるお言葉の絵葉書を頂いて、大変に感動し感謝しております。本は検閲があるためまだ私の手元には届いておりませんが、絵葉書は先に私の手元に届きました。夜、ふとんにもぐって、何回も先生から頂いた絵葉書を読み返しました。温まるお言葉にあまりにも感動、感激してしまい、涙がしばらく止まらなくなってしまいました。本当にありがとうございました。本が検閲を終えて手元に届きましたら、ありがたく拝読させて頂きます。今回先生から頂いた物は、生涯忘れる事のできない物となりました。誠にありがとうございました。また先生に手紙など出してもよろしいのでしょうか。この度は本当に心温まるお志を頂き、只々感謝しております。ありがとうございました。私のこれからの人生にも大きな生きる力を頂いたように思います。これからの時節、寒さも本格的になるにつけ先生も御身大切にご自愛下さい。失礼致します。

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 ・・・夜、刑務所のふとんにもぐって、私が直筆で応援メッセージを書いた絵葉書(いつも使うクマちゃんの絵葉書です)を読み返しながら、涙してくださっている姿が浮かんできて、私まで、この受刑者さんへの感謝の気持ちで一杯になりました(涙)。受刑者さん、本当に、ありがとうございました!


 追伸:
 3週間前には93.4キロもあった体重が、先ほど測ってみると、なんと「86.6キロ」になっているではありませんか!
(ちなみに、身長は175cmです・・・当面の目標は、目指せ75キロでしょうか・・・病院の管理栄養士の厳しいオバさんによると、「最終的には、20歳の頃の60キロまで落としましょうね」とのことですが、そんなことしたら、全くの別人になってしまいます・・・涙)

 数日前に、「光の学校」のキャストさんから、「先生、お顔が2回りも小さくなっちゃいましたね・・・(怖)」とビックリ仰天されましたが、確かに、6キロの肉塊に相当する体重が減ったというのは、双子を産み落としたようなものですから、糖*病対策の効果が大いに出ているという証拠・・・1週間以内に迫っている、「飯田史彦HbA1c最新数値・大発表!」が、ますます楽しみになってきませんか?

(えっ? そんなことより、1週間以内に迫っている新刊発売日の方が、はるかに楽しみですって?・・・笑)



12月9日版

 前々回の更新で、私が「ある不治の病」(病名は極秘です)にかかっていることを公表したところ、さっそく、次のお手紙が届いておりました。

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 本日、手紙を書かせていただいている理由は、飯田先生が「糖*病」と診断されたというHP上の日記を読んだためです。実は、私も*尿病なのです。1*年前、心と体を壊して中学校に行けなくなった時、1*歳の時に糖*病と診断されました。
 診断を受けた時は・・・それはそれはショックでした。数日間、泣いて過ごした記憶があります。「*尿病は、コントロールはできても、完治することはない」と宣告されました。「あなたの病は不治である」という宣告を受け止められるほど、当時中学生だった僕は強くありませんでした。その後、心の病も悪化し、それと同時に糖*病も悪化しました。一時は、平均血糖値が240以上!(飯田注:ちなみに私は先日の検査で172でした)という状態となってしまいました。

 しかし、その後、飯田先生の「生きがいの創造」シリーズに出会った後、僕の人生は、文字通り「劇的」に変化しました。心の病を治すために、自分から行動するようになりました。また、*尿病を改善するために、食事量を抑え、毎日ウォーキングをするようになりました。その結果、10kg近く体重が減り、血糖値も劇的に改善され、正常値にまで戻りました。これには担当の医師もびっくり仰天し、「あんなにひどい状態だったのに、まるで治ってしまったかのようですね」とおっしゃっていました。

 長々と自分の病気について語ってしまい、申し訳ありません。ただ今回、飯田先生のHPを見て、どうしても、「先生の御著書と出逢って、糖*病を改善し、この病気と共に生きることができるようになった人間が、現に存在する」ということを、どうしてもお伝えしたくなったのです。
 現在の僕は2*歳です。もちろん、*尿病は不治の病であり、「完治」はしません。現在でも半年に1度は通院していますし、油断をすれば一気に悪化してしまう危険も常にあります。食事量は1800〜2000キロカロリーに抑えていますが、甘いものはたまに(・・・実は、けっこう)食べてしまいます(汗)。決して優等生的な患者ではありませんが、それでもめげずにここまで来れたのは、飯田先生の御著書の数々のお陰です。先生の御著書に出会えたからこそ、「この病気にも意味があるんだ! こんなことで負けてたまるか!」と頑張り、ここまで生きてこられました。

 もちろん、まだ学生の僕と、殺人的スケジュールを身一つでこなされている飯田先生とでは、肉体的・精神的負担が、比較にならないほど違うと思います。しかし、「光の存在」とつながられている先生なら、病気に負けることなく、今生での使命を全うされると信じております。微力ながら、僕も、先生のためにお祈りをさせていただきます。
 あと、新刊の「スピリチュァリティ・カウンセリング」も・・・最近、辛いことが重なってしまった中で、「飯田先生の新刊が読めるんだ!」という希望が、今の僕の心の支えになっています。どうか、お体にお気をつけ下さい。末永い先生のご活躍を、心からお祈りいたします。

(ちなみに、僕が一番好きな歌は、「いつまでも、いつでも一緒」です。この歌と、『生きがいの創造 U』さえあれば、この先どんなに辛くて苦しいことがあっても、乗り越えられる気がします。飯田先生、こんなにも温かくて、切なくて切なくて、それでいて素晴らしい希望に満ちた作品を、どうもありがとうございました。)


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 ・・・というお手紙でした。なんと、嬉しく有難いことでしょう!

 そこで朗報・・・昨日、糖*病の専門医で検査したところ、HbA1cの数値が、この1週間で「7.9」から「7.1」へと減少しており、院長である女医さんから、「自己流のダイエットが成功なさっていますね」と、にこやかにお褒めをいただくことができました!
(女医さんが院長のクリニックを選んだのは、たまたまですよ、たまたま・・・)

 この「HbA1c」という数値は、「8を超えると恐ろしい合併症が生じる」という重要な検査データであり、先日は「7.9」というギリギリの大逆境にまで追い詰められていた私でしたが、わずか1週間で、「7.1」にまで回復して、なんとか土俵際で盛り返したという感じです。「よ〜し、この調子で、2週間後の検査結果では、一気に5まで減らしてやるぞ〜」と、今やスポーツ感覚で、燃えに燃えている私です(笑)。

 とにかく、2週間後に迫っている、「飯田史彦HbA1c最新数値・大発表!」を、どうぞお楽しみに!!

(えっ? そんなことより、2週間後に迫っている新刊発売日の方が、はるかに楽しみですって?・・・笑)




12月6日版

 お待たせしました・・・新刊の表紙が、ついに完成しました!



(オビ表)


(オビ裏)


 表紙写真は、いつものように私自身が探し出した、美しい「ハス」の花・・・スピリチュアルな内容を見事に象徴する、ぴったりの写真ですよね。(・・・と、いつもながら自画自賛)

 正式な発売日は、
関東で早くて12月21日、九州や北海道では23〜24日 になるかもしれない、ということです。愛する人や仲間たちへのクリスマス・プレゼントに、何とかギリギリ間に合うか???・・・という感じでしょうか(笑)。

 この私が、自らの肉体を「糖*病」へと追い込んでしまうほどの執念で書き上げた(?)、まさに世界の医療・福祉分野に革命を起こすであろう衝撃的内容・・・私は、この本を書くために、大学教授を辞職したといっても、過言ではありません。なぜなら、大学教授のままで本書を世に問うてしまうと、勤務校にご迷惑をおかけする危険性が充分にあったからです。自由の身になったからこそ、これまで書けなかったことを、遠慮なく堂々と公表した渾身の大作・・・まさに、私だからこそ書ける、私以外には書ける人のいない内容ですので、どうぞお楽しみに!



12月5日版

 先日、目に出血があって眼科にかかったところ、「もしかして、これは**病の合併症の予兆では?」と言われ、あわてて昨日、年に1度受診している「人間ドック」で調べてもらったところ・・・「ありゃりゃ、この異常な数値(172 & 7.9%)は、もはや立派な**病ですな! 手遅れにならないうちに、早急に専門医の治療を受けなされ!」とのこと(涙)。しかも、その数値を眼科医さんに報告したところ、「え〜っ! そのままでは、眼底出血に至って、失明する恐れがありますよ」と大いに脅され、昨夜から、心配で夜も眠れません(涙)。

 その結果、医師たちからの真剣なアドバイス(というか命令)により、今後は、酒(もともと飲んでおりません)、お菓子などの甘いもの(大好きなんです)、油の多いもの(もともと好きではありません)、炭水化物(糖に変化してしまうのだそうです)、塩分の多いもの(味の濃いものが大好きなんです)、甘い飲み物(疲れると飲みたくなります)などが、全て「禁止」とされてしまいました!・・・つまり、私の人生の伴侶、いわばツインソウルであるとも言える、大好物のプリンもアイスクリームもチョコレートも、全てが「禁止」!!(号泣)

 血圧も腎機能も心電図も正常数値だというのに、空*時血*値が異常に高いというだけで、どうして???
(確かに、「ファティ・ラバー」で「悪玉コレステロール過多」だとは言われましたが、そんなの毎年のことじゃないですか!)

 ああ、まさに大逆境!!(というか、本当は自業自得なのですが)・・・これでもう、私の人生は、終わったようなものではありませんか・・・今後、甘くも辛くもなく、味の無い砂のような食べ物ばかりを口にしながら、あたかも女人禁制の修行僧のような(?)、試練多き過酷な余生を送らなければならないとは・・・これから私は、いったい何を楽しみに、何を心の支えにして、「食べる楽しみ」を奪われた無益な人生を生きていけばいいのでしょうか?・・・
こんな侘びしい食生活を実践しなければならないのでは、げっそりと痩せ細ってしまい、せっかく大人気となった「ふみクマ先生」のキャラクターが、似合わなくなるではありませんか!!!(怒)

 ・・・とはいえ、ふと我に返ってみると、文筆家としては、やはり「失明」は避けたいところです(涙)・・・というわけで、今後は、おいしい甘いものをいただいても、心を鬼にして、ひとつ残らず、断固として、迷うことなく、脇目も振らず、完膚無きまでに、惜しげもなく、一糸まとわず(?)、即座に全てを、文字通り完璧に捨て去ってしまいますので、皆さま、決して私に甘いものはくださいませんように、よろしくご協力のほど、お願い申しあげます。おいしいものを目にしてしまうだけで、とっても辛くてストレスになりますので・・・とほほ・・・(涙)(涙)(涙)・・・

(人様にうつってしまう感染性の病気ではないことだけが、唯一の救いです・・・)

 なお、ノンカロリーの、おいしい食べ物(山形名物の「玉こん」などコンニャク料理?)のご紹介は、今後も大歓迎ですよ!(笑)




12月3日版

 この10日間、来年4月16・17日に東京・下北沢で行うミュージカル、「光からのメッセージ 〜スピリチュァリティ・カウンセラー飯田史彦の事件簿より」(原作・脚本:飯田史彦)の脚本執筆に明け暮れており、HPの更新が滞っておりました(涙)。
 しかし、無事に、めでたく完成いたしました! 応援、どうもありがとうございました!!
(ただ今、プロダクションが、俳優さんのキャスティングに入っております。詳細は、またご連絡しますね)

 そういえば、このところ、なぜか、刑務所で服役中の受刑者さんからのお手紙が、目につくんですよ。たとえば・・・

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私は現在、**刑務所に服役中の****という**歳の者です。『生きがいの創造』を拝読させて頂きました。この本は、自分勝手でわがままであった私を素直に反省させ、読み終えた時には不思議にも、もう****を絶対にやらないという大きな自信がついていたのです。この本は、****等の依存症も治す力があると思いました。
 それだけではありません。現在の服役生活や刑務官そして私を捕えてくれた警察にさえも、感謝できる様にもなったのです。そして今後の人生に、大きな希望と勇気を与えてくれました。別れた妻子とよりを戻し、喜びと感謝の生活を送るのが目標です。そしてソウルメイト達と幸せをお互いに分かち合い、切磋琢磨していけたなら、素晴らしい家庭やグループ、そして地域が出来ると確信いたしました。先生が書かれた『生きがいの創造』に出会えたことに感謝致します。誠にありがとうございました。
 私事で恐縮ですが、娑婆では小さなお店を営んでおりました。現在も営業しておりますが、私が服役したことで傾きかけております。自分が招いた結果を日々かみしめると共に、服役中に自分が出来る事を行っておきたいのです。つきましては飯田先生のご執筆された他のご本を、ご紹介して頂ければ幸いに存じます。それでは、なお一層のご健勝をお祈り申し上げます。


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私は現在**町という所にあります**刑務所で受刑生を送っている受刑者でございます。こちらの施設で貸出しをしている管本で「生きがいの創造」という本を拝読させて頂きました。私は現在*才になります。決してこの先長い人生ではありませんが、これからの人生において、生きる勇気と気力、生きる力を沢山頂いて大変感動致しました。私の出所は来年の*月になりますが、出所に向け大きな励みになりました。私はこちらの施設には本年の*月に来ました。先生の本と出会えた喜びは本当に良かったと思います。この本の他には、先生にはどのような本があるのか教えて頂ければ幸いに思います。何卒よろしくお願い申し上げます。失礼致します。ぶしつけながら申し訳ありません。

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飯田先生、今日ご報告したいのは、読書感想文コンクールで先生の「********」(注:飯田の著書名ですがプライバシー保護のためにナイショにしておきますね)のことを書いたものが、**賞となりました! 私の生活している**刑務所では年に1回、読書感想文コンクールがあります。ものは試し、と応募してみたのです。自分で、良くやったと褒めています。お陰で所内新聞に、この私が書いた先生の本のPR(感想文)が載ることができました。また、褒美にノート1冊をもらうことができました。先生にぜひ伝えたいと思い、ペンを取りました。
 先生に手紙を書いていて、益々元気になりました。ありがとうございます。大変お忙しい先生の時間をとってしまってすみませんでした。飯田先生と、先生を通じて同志として私と接点のある皆さまのお幸せを、お祈りいたします。


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 いやはや、どうしたことでしょうか・・・最近、なぜか、全国各地の刑務所で、私の本のブームが起きているのでしょうか?(笑)

 いずれのお手紙にも、私の著書とメッセージを、お送りさせていただきました。パソコンも音楽CDも禁じられているという刑務所の生活では、昔ながらの「読書」という趣味が、とても大きな楽しみなのだそうです。幸いなことに、私の著書は、刑務官の方々も安心して読書許可を出してくださるそうなので、きちんと検閲のうえで、ご本人にお届けいただけるのです。(ただし、「生きがいの音楽療法」「ツインソウル」など、CD付きの本は、刑務官の判断によっては、「CDは禁止」という理由で、ご本人にお渡しいただけないことがあるそうですが・・・)



11月24日版

 本日、このようなお葉書をいただいておりました。9月21日版で発表した今年の新曲「生まれてきて良かった」が、このところ大好評で、先日も、アメリカ在住の男性から、「妻も娘も、今回の新曲が、飯田先生の歌の中で一番好きだと言って何度も聴いています」という、嬉しいお手紙が届いていたんですよ。



 この歌は、前回の更新でご紹介した、1月10日に日本助産師会の依頼で行う大きな公演の、テーマ曲として創ったものなのです。もちろん、公演で歌いますので(関東では初演ですね)、それまでに、ぜひとも、大合唱の練習をしておいてくださいね。

 ちなみに、私は、プロの歌手さんたちが心がけている、「腹式呼吸」や「朗々たる声を出す歌唱法」などの、歌を上手に歌う技巧については、全く学んでおりませんし、今後も学ぶつもりはありません。それどころか、わざと、「胸で普通に呼吸しながら歌おう」「語りかけるように優しく、自然に歌おう」などと、歌唱法のセオリーに反するような発声さえも、心がけているほどなんですよ(笑)。時々、「飯田さんも歌手になるなら、ヴォイストレーニングとか受けなくちゃ」と言われますが、私の歌は、一般の皆さまに気軽に歌っていただくために創ったものであり、私自身も、自然な発声のままに語りかけながら歌いたいので、「高度な技術で巧みに歌わなければ」という発想を持っていないのです。むしろ、聴き手を技術的に感心させようとするのではなく、聴き手が感情的に深く、かつ自然に共感してくださるような歌い方として、ふだん会話をしている時と同じように、自然に語りかけるように歌っているというわけです。
 ただし、私のパフォーマンスでは、聴き手の魂に直接にメッセージをお届けするための貴重な道具である、「私の独特な声の響き」が命ですから、声帯(つまりノド)の管理には、非常に気を使っています。私が、たとえ友人であっても、公演前には控え室への訪問をお断りするのは、少しでもノドの消耗を避けるためなので、ご理解いただけますようお願いいたします。(したがって、たいてい、声帯を消耗させてしまう「発声練習」や「リハーサル」はほとんど行わずに、ぶっつけ本番に近い形で本番を迎えるんですよ)

 おっと、ちょっとだけ更新するはずが、予定以上に書きすぎました(笑)。
 これから、来年4月に行うミュージカルの脚本を書きますので、今夜はこれにて・・・




11月23日版

 名古屋での講演会、めでたく満員となり、私も精一杯にお勤めさせていただきました。ご来場くださった皆さま、本当に、ありがとうございました。来場者が多かったため、後方のお席の方々は、私が映写するパワーポイントの文字や写真が、遠すぎて見えにくかったとのことで、ご迷惑をおかけしました。申し訳ございません(涙)。

 そういえば、「光の学校」に、このようなお葉書が届いていましたよ。

(←裏面:グロテスクすぎるので縮小しております)

 なんと、かの有名な「エクアドル」(どこにあるのか存じませんが)から、初めてのファンレターではありませんか!
 10月29日に投函したお葉書が、今ごろ到着するということは、2〜3週間をかけて、はるばる海を渡ってきたのでしょうか?
 そんな地球の裏側で、私の『教授の恋』を読んでいただけたとは、なんと光栄なことでしょう。
 本当に、ありがとうございました。



11月18日版

 衝撃の新刊
『スピリチュァリティ・カウンセリング 〜人を救う真の奇跡とは何か?』・・・その原稿をお読みになった、PHPのレディ細矢編集員(自称28歳)から、下記の感想が届いておりました。

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飯田先生

 原稿読ませていただきました!

 なぜ先生が大学教授をお辞めになってまでされたかったのか、どんなことをされたかったのか、原稿を読ませていただき、良くわかりました。
 科学万能の医者でもなく、怪しげな根拠で惑わす霊能者や占い師でもなく、悩んでいる人が本当に知りたいことを、的確に教え導いてくださる方・・・世の中の皆が、先生を待っていました!

 感動するところ、学ぶところ、教えられるところ満載の大作だと存じます。原稿を読ませていただきながら、思わず涙してしまい、文筆家としての先生の筆力に感服いたしました。

 ゲラですが、うまくいけば明日出来て、**日にはお手元にお届けできるかもしれません。間に合わなければ**日になりますが・・・
 先生は**日には、日本のどこにいらっしゃいますか? どこにお送りしたらよいか、お教えいただけましたら幸いです。

 今のところ、見本は12月8日、取次店搬入は12月16日の予定で、進めようと思っております。

 細矢*子


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 ・・・ということで、書店に並ぶのは、12月17〜20日あたりだと思われます。クリスマス・プレゼントにもぴったり(?)の感動的な大作なので、どうぞお楽しみに。少なくとも、『生きがいの創造 U』や『ツインソウル』を気に入ってくださった読者ならば、「これや、これでんがな」(いい加減な関西弁でゴメンなさい)とハマってしまうこと、間違いなしですよ!(笑)



11月17日版

 皆さま、お久しぶりです・・・

 この1ヶ月間、めちゃくちゃ忙しかったのに加え、立教大学シンポジウムでの基調講演に向けて、身を清め、精神を統一しておりましたため、HPを更新する心身の余裕がなく、沈黙してしまっておりました(涙)。

 おかげさまで、立教大学でのシンポジウムでは、「自分に期待されていた役割は、きちんと演じられたかな」と、それなりに納得のできるパフォーマンスを披露できて、本当にほっとしています。参観者数も、500名の会場が満席で、同時中継画面で見ることのできる第2会場まで使用したほどの、大盛況となったそうです。議論の内容には、当然ながら様々な評価があるでしょうが、「面白かった」という声をたくさんいただきましたので、シンポジウム全体としては「大成功」だったと言えるでしょう。おいでくださった皆さま、本当に、ありがとうございました!



10月13日版

 ついに1ヶ月後に迫ってきた、わが国の学術界の歴史に残るであろう大イベントを、ご紹介しましょう!

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シンポジウム「教育とスピリチュァリティ」

 2009年11月14日(土) 14時〜17時
 立教大学 池袋キャンパス 8号館 8101教室(500名様収容の大教室です)

 演者: 飯田史彦(基調講演&ディスカッション出演)、カール・ベッカー(京都大学教授、講演&ディスカッション出演)、上田亜樹子(立教大学チャプレン、講演&ディスカッション出演)、大石和男(立教大学教授、講演&ディスカッション出演)、濁川孝志(立教大学教授、コーディネータ&ディスカッション出演)

 予約不要、入場無料。どなたでも、ご参加いただけます。
 内容などの詳細情報&お問い合わせは、以下の立教大学ウェブページをご参照ください。

http://www.rikkyo.ac.jp/events/2009/11/5505/

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 このようなテーマを、大学という学術的な場において、それぞれの学問分野で有名な教授クラスの研究者たちが、堂々と議論し合う・・・しかも、立教大学というキリスト教系の超有名校の大教室において、キリスト教のチャプレン(学校や病院のチャペルを担当する牧師さんのこと)のご出席のもとで、私のように「宗教的中立」を守り「唯脳論的スピリチュアル・ケア」の正当性でさえも認める研究者&実践家が、基調講演を行ってしまう・・・さらに、そのような私の講演内容をタタキ台にしながら、立場の異なる有名教授たちが激論を戦わせる・・・まさに、私(飯田史彦)にとっては、中立的・科学的スピリチュアル・ケアを唱える「生きがい論」の問題点と限界を指摘されまくり、満身創痍のフクロ叩きにあってしまう恐れもあるほどの、ハイリスクな大逆境での挑戦となることでしょう。おそらく会場には、キリスト教関係の御偉方はもちろんのこと、仏教や新興宗教など様々な宗教宗派の方々や、唯物論・唯脳論の科学者の方々も、多数おいでになるに違いありません。現在の私は、あたかも、「生きがい論」という重い十字架を背負って、厳しい学術的&宗教的論争の丘へと歩みを進める、あの御方のような心境で、ひたすら「光の存在」たちの御加護を求めるしかないのです。

 しかし、ここまで歩んで来たからには、もはや私は、その時を迎えてどれほど脅え、たとえ油汗を流そうとも、後戻りをするわけにはいきません。果たして私は、大観衆の皆様の目の前で、どのような情けない姿をさらしてしまうのでしょうか?・・・いえ、私の身など、喜んで「生きがい論」に捧げますが、私の殉職を受けて、わが国のスピリチュァリティ学界は、この日から、どのような方向へと向かうのでしょうか?

(学習院出身で目白に住んでいた私にとって、すぐ近くにあり友人も多かった立教大学は、素晴らしいキャンパスと共に、今でも大好きな大学です。その立教大学で、歴史的なシンポジウムに出席させていただけるということは、私のような変わり者にとって最高の名誉であると深く感謝いたしますと同時に、立教大学の懐の深さに感服するばかりです)

 そこで、このホームページの読者の皆様に、心からのお願いがあります。この日、11月14日の立教大学の会場に、ぜひともおいでくださって、祈りの限りに私の使命を支えてくださり、この国の未来のために「生きがい論」に殉じる私の姿を、その眼に焼きつけておいていただきたいのです。2年前に皆様が、京都大学百周年記念ホールで私を助けてくださったように、今回もまた、唯脳論の牙城としての京大とは逆の宗教的意味で最高の舞台となる立教大学において、私を救っていただきたいのです。皆様が、ただ、にこやかな顔でそこに座っていてくださるだけで、私はどれほど大きな力をいただけることでしょう!

 11月14日という運命の日に、「いざ鎌倉!」と馳せ参じて、ぜひとも私のすぐそばで応援していただけますよう、全国各地に潜んでいらっしゃるカクレ同志の皆様に、心よりお願い申し上げます。また、あなたの周囲の方々にも、この歴史的イベントの情報を、教えてあげていただけましたら幸いです。11月14日の立教大学は、私がどうなってしまったとしても、きっと、あなたにとって、生涯の記念に残る素晴らしい思い出となることでしょう。



10月7日版

 昨日は、兵庫県三木市の別所中学校で講演したあと、大阪に移動して、ある病院に入院中のガン患者さん(20代後半の女性)を、お見舞いに行ってきました。前夜、突然に「明日うかがいます」とご連絡したので、「なぜ、飯田さんがわたしのところへ?」と、ビックリ仰天され、興奮で眠れなかったそうです(笑)。もちろん、直接にお話しするのは初めてでした。ちょうど、別所中学校で生徒さんたちからいただいた花束があったので、「若くて元気な中学生たちのエネルギーを差し上げましょう!」と、お土産として持参しました(笑)。

 病室を訪れると、俳優のようにハンサムで優しそうなご主人が、出迎えてくださいました。2年半前に、結婚後半年の時点で発病され、その後の2年間は、闘病だけに明け暮れてこられたとのこと。2年間で19回もの抗癌剤治療をされたにもかかわらず、先日、あちこちに多数の転移が見つかり、医師からも「もう手術はしません」と最後通告を受けたものの、「絶対に治る」と信じて高濃度かつ短間隔の抗癌剤投与に踏み切ったばかり、というタイミングでした。これほど過激な抗癌剤治療は、1週間ほど飲まず食わずで吐き続け、精神がおかしくなるので精神安定剤を飲みながら、「あまりの苦しさに我を失うほどの過酷な体験」となるのだそうです(涙)。

 彼女が、これほどの思いをして頑張るのは、ただひたすら、「愛する主人と一緒に生きていきたい」と願うため・・・それほど愛することのできる人に出逢い、その愛を目の前で直接に実行することのできる彼女の姿を見ながら、私はつい、「ああ、なんとうらやましい・・・」と、あこがれてしまいました。愛する人のために、それほどの愛を直接に伝えることのできる彼女、そして、愛する人から、それほどの愛を直接に受け取ることのできるご主人・・・いまだかつて、これほどの愛を体験したことのない私にとっては、ただうらやましい思いで見つめるしかなく、「かわいそう」という感情はまったく生じてきませんでした。そのため、2時間もの面談を終えて病院をあとにする私の心は、「ああ、本当に素晴らしいものを見せていただいたなぁ」という、爽やかな感動で満たされていました。

 タクシーで新大阪駅に移動し、構内にある大阪名物・串カツ屋の暖簾(のれん)をくぐった私は、好物の野菜カツを頬張りながら、あることを後悔していました・・・彼女が、「先生、私、ここまで追い詰められても、まだ奇跡が起きて絶対に治る、って信じてるんです!」と私の目を見つめた瞬間に、どうして、「うん、君は治る、絶対に治るよ!」と、即座に太鼓判を押してあげなかったのか、と・・・なぜ、「天命に従って、君にとって最善のことが起きるんだから、それをありがたく受け入れなさい」と答えてしまったのか、と・・・


 そういえば・・・病室で、ちょうど彼女の隣のベッドになったガン患者さんも、私の著書の愛読者さんだということが判明し、ご挨拶させていただきました。「どうして、飯田先生がここに?」と驚く患者さんの、嬉しそうな笑顔を拝見しながら、私もとても幸せでした。これからも、こうして全国各地で、「神出鬼没の突然お見舞い」の機会を、増やしていきたいと思っています(笑)。



10月6日版

 なんと、前夜までの激しい風雨が奇跡のようにおさまり、土曜日には、青空の広がる素晴らしい好天のもとで、ガン患者さんたちと一緒に、山寺や湯殿山を満喫することができました!・・・もう、皆さん大喜びで、はじけそうな笑顔が並び、幸せに満たされた東北ツアーとなりました。今生の素晴らしい思い出がたくさんでき、自己治癒力も大いに高まったこと間違いなし・・・いや〜、本当にラッキーでした(笑)。
 これも、読者の皆さまが、心の中に「てるてる坊主」を造って、神様にお祈りくださったからに違いありません。力強い応援、本当にありがとうございました〜!!

(お天気どうでしたか?、というお問い合わせが多くなったので、あわててご報告しておきますね・・・笑)



10月1日版

 明日から、「難病患者さんたちと巡る東北ツアー」なのですが、なんと!・・・天気予報によれば、週末は天気が悪いのです(涙)。特に、山寺(松尾芭蕉が「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」と詠んだ有名な寺)の石段を奥の院まで登ったり、修験道の聖地である秘境・湯殿山のご神体巡りをして御利益をいただく土曜日の午前中が、ちょうど最も悪天候で、降雨確率70%とのこと(号泣)。私自身は雨が大好きで、「いい雨が降ってるから散歩に出よう」と喜ぶ変わり者なのですが、今回の東北ツアーは多くの難病患者さんたちをお連れするので、足もとが悪くなる雨は、本当に困るのです(泣)。

 そもそも私は「雨男」ですし、日頃の悪行のバチが私に当たるのは納得できるのですが、今回ばかりは、多くの患者さんたちのために、雨だけは勘弁いただきたい・・・と、お天気の神様にお願いしたい気持ちです。先日、皆既日食を見に行って豪雨に見舞われた人々の悲惨なニュース映像を東京駅の待合室で目にして、思わず周囲の人々と一緒に「ワハハ」と笑ってしまったバチが、今度は私自身に当たってしまったのでしょうか・・・こんな時、心底から信仰心をお持ちの方々は、「てるてる坊主」なるものを製作して天に祈るのでしょうが、「そんなもの造ったところで、お天気が変わるわけじゃないし・・・」と、つい投げやりな態度で悲観してしまう私は、つくづく、「僕って、実は無神論者なのだなぁ」と痛感いたします(笑)。

 ところが、こんな話を、今回のツアーに参加させる「光の学校」受付担当の直子嬢(西洋医学では「もはや治療法なし」と宣告された進行性ガン患者さん)にメールして嘆いてみたところ、次のような返事が返ってきたのです。

「旅行は、どこに行って何をするかということよりも、誰と一緒に行くかということの方が大事だと思います。今回のツアーは、飯田先生と一緒にどこかに行って何かをして良き思い出を作りたいと願う方々の集まりですので、飯田先生と交流できるということだけで、参加者の皆さんは大満足だと思います。私もその一人なので、よくわかります」

 ・・・この一言が、私の憂いを、吹き飛ばしてくれました。「そうだ、天気なんか、どうなってもOKじゃないか。たとえ豪雨になっても、『あの時は、ひどい雨の中、みんなでずぶ濡れになりながら、助け合って石段を登ったのよねぇ』と、今生の素晴らしい思い出ができるだけのこと」と、むしろワクワクしてくるではありませんか(笑)。まだ若いのに、ガンという逆境と闘い、それを受け入れ、人生についての悟りをひらいてきた直子嬢から、大切なことを教えられて救われた私でした・・・

 ということで、明日からの「難病患者さんたちと巡る東北ツアー」、どんな大逆境に見舞われようとも、大いに楽しんできますね(笑)。
 行ってきま〜す!!



9月18日版

 いや〜、気持ち良かった〜!!

 いま、「光の学校」の音楽療法室のステージで、なんとOPEN以来はじめて、ギターの生演奏で「逢いたい」を歌ってきたところです。今日18日は金曜日で平日なのに、立ち見の出る超満員の方々がおいでくださっていたので、調子に乗った私は、「嵐の海へ」もサービスで歌ってしまいました。「逢いたい」の生歌に皆様がポロポロと涙され、キャストさんの頬にまで涙が伝っているのを見た私は、「この湿りきった状態でステージを去るわけにはいかん(涙)」と判断し、元気いっぱいの大合唱で飛び入り出演を締めたというわけです(笑)。



9月5日版

 横浜開国博でのコンサート、立ち見も出る超満員のお客様においでいただき、無事に終えることができました(涙)。その後、明日6日に講演会を依頼されている奈良まで移動し、現在、JR奈良駅前のホテル日航の一室にて更新しています。
 ところが、3時間の睡眠に加えて二日酔いという最悪のコンディション(これぞ逆境・・・じゃなくて自業自得ですね)で行ったコンサートのツケが体に回って、かなりの頭痛に苦しんでおりますので、今夜は、これにてお許しください(涙)。

 では、また近日中に・・・



8月24日版

 嵐のような3日間が終わり、「光の学校」の開校を、大成功で乗り切ることができました。これもみな、応援くださる方々や、優秀なスタッフの方々のおかげです。あとで聞くところによると、颯爽と現れた屈強な男性諸氏が駐車場の整理係を引き受けてくださり、炎天下に大活躍してくださったうえで、名前も名乗らないでお帰りになったとのこと。自主的にお掃除をしてくださった方々も多かったとのことで、本当に、ありがたいことです(涙)。
(中には、ちょうど売店の近くに置いてあった掃除用具を、売り物と勘違いして、「これください」と受付にお持ちになったお客さまも・・・いやはや、初日から、早くも伝説が生まれてしまいました・・・笑)

 20日には、おそらく100名以上のお客さまがおいでくださり、21日と22日も、音楽療法室が満席となって、その他にもお客さまがあったので、おそらく、それぞれ40名程度もの方々がおいでくださったことでしょう。営利組織ではないので、多数のお客さまにおいでいただく必要はないのですが、それでも、応援してくださる方々がたくさんいらっしゃることを痛感し、感謝の念で一杯になりました。特に、連日13時から行った、私自身の飛び入り出演による「嵐の海へ」の大合唱は、それはもう素晴らしくて、大感激でした(涙)。

 また、20日版でご紹介したように、末期ガン患者さんの直子さんも、ついに夢が叶って受付嬢の大役を果たしてくださり、お客さまから激励のお言葉をいただいて、大感激していました。(とはいえ、張り切りすぎて、夕方にはお疲れになり、ついにはスタッフルームで横になって休まれたので、大いに心配してしまいましたが・・・しばらくして、めでたく復活して起きてきてくれたので、ほっとしました)

 そこで、皆様の声援を頂戴するのが何よりの薬になると判断し、今度の28(金)・29(土)の2日間にも、また直子さんに来ていただくことにして、体調に無理のない範囲内でということで、受付嬢をお願いしてしまいました。どうか皆さま、28日か29日には、ぜひとも直子さんに逢いに来て、激励してあげてくださいね!



8月21日版

 先ほど、「嵐の海へ」を、平日なのにほぼ満席のお客様と一緒に、大合唱してきたところです。皆さん、最初から最後まで、大きな声で歌ってくださり、メチャクチャ盛り上がって、本当に幸せそうでした。私自身も、もう大感激です!

 ・・・というわけで、病みつきになってしまった結果(笑)、明日(22日・土曜日)も、13時から、「嵐の海へ」の飛び入り生歌唱(つまりライヴ・コンサート)を行うことにいたしました。皆様、明日・土曜日の13時に、「光の学校」の「音楽療法の部屋」で、私と一緒に大合唱ですよ!!



8月20日版(追伸を追加しました)

 いや〜、もう大変な騒ぎになってしまいましたが、なんとか無事に(でもないか)、研究所のOPEN初日を終えることができました。開校時刻の11時には長蛇の列ができており、開校式を行う13時には、会場の「音楽療法の部屋」に、座席数の3倍もの方々がびっしり・・・あふれてしまって入れなかった方々、ごめんなさい(涙)。

 しかも、そのような客席を見て大感激した私は、つい泣き出しそうになって、声が震えるのを必死で抑えようとして手短かに切り上げたため、「大演説」どころか、2分間ほどの「小演説」で、開校記念スピーチを終えてしまいました(涙)。そのお詫びに、カラオケを使って、「嵐の海へ」を、会場の皆様と一緒に大合唱!! いや〜、気持ち良かったです。皆様が、歌詞カードも読まずに歌詞を暗記なさっていることに、驚きました。

 皆様との大合唱に気を良くした私は、こうなったら開校記念特別パーティとして、明日(金)の13時からのCD上演にあたっても、冒頭で私自身が飛び入り、「嵐の海へ」を生で大合唱しようと目論んでいます。(ただし、お客様が皆無の場合には、私が1人で歌っても空しいだけですので、ミニ・コンサートは中止とさせていただきます)

 それでは、これから、お子様たちに消されてしまった案内板(黒板)の文字を書き直しますので(笑)、本日はこれにて・・・


 追伸:
 かつて、今年の2月20日版でご紹介した、末期ガンの患者さんのかわいい女の子(直子さん)が、ついに、夢が叶って、「光の学校」の受付に立ってくださることになりました。ご両親の住む四国・愛媛県を離れ、今はガンの専門医のいる関西にお住まいなので、「体調の良い時にだけ、月に1〜2日程度でもおいで」と言ってあります。彼女のために、きちんと、ピンクのかわいい制服も作ってあげましたので、受付周辺で見かけたら、ぜひとも声をかけて、激励してやってくださいね。今月は、21(金)・22(土)の2日間だけ、がんばって出勤してくれますので・・・
(一見するだけでは、末期ガンを宣告されて何年も経っているとは思えないほど元気そうなのですが、実は、痛み止めを飲んで苦痛をこらえながら、懸命に明るく振舞っているのです。皆さまの温かい激励こそが、何より効果的な薬であると同時に、彼女の今生の素晴らしい想い出になりますので、どうか皆様、僕や「光の学校」のことなど放っておいて、ただ直子さんを激励するだけのためにおいでくださいね)



8月19日版

 ついに、明日の11時には、性懲りもなく今生でも、「光の学校」を開校・・・13時に「音楽療法の部屋」で行う記念すべき開校式では、あたかも、かつて吉田松陰が「松下村塾」の開塾講義で弁舌をふるったような、歴史に残る名演説を行いますので(?)、どうぞお楽しみに!

(さて、さすがにそろそろ、開校スピーチの内容を、少しくらいは考えておかなければ・・・笑)

 ・・・というわけで、メチャクチャ忙しいので、今夜はこれにて失礼。



8月13日版

 先日、「凄いものを発見してしまいました!」という、読者さんからの投稿が届きましたので、ご紹介いたします。
 栃木県の「下野(しもつけ)新聞に、下記のような記事が掲載されていたのだそうですが・・・



 思わず、下方の「泥んこ大好き」の写真に目が行ってしまいますが、そうではなく、その上方の「研究グループ」の写真・・・
 その掲載写真の左上に座っていらっしゃる、ハンサムで優しそうな男性・・・



 その胸元に、何やら奇妙な・・・いや、かわいらしい顔が見えているので、拡大してみると・・・



 な、なんと!
 ふみクマ先生の御姿ではありませんか!!



 そう・・・どのような経緯なのかは存じ上げませんが、
 先日の全国ツアーで販売した、「ふみクマ先生Tシャツ」を着てくださっているのです!!

 
・・・ふみクマ先生、ついに、マスコミにデビュー いたしました〜!!!(大笑)



7月22日版

 ごめんなさい・・・東京最終公演のあと、ついに気が抜けたのかダウンしてしまい、福島に帰る体力さえも失って、急きょ、某所のホテルで2泊しながら、静養にこれ努めておりました。ギターの弾きすぎなのか(?)、右手のヒジが痛くて曲がらず、力も入らなくて、箸を持つのが精一杯という状況です(涙)。そんなこんなで、パソコンを打つのも辛くて、HPの更新作業も敬遠しておりました。(なにしろ私は、右手の2本指と左手の1本指の合計3本だけでキーボードを早打ちするという、超変則的な打ち方なので、右手が使えないと被害甚大なのです・・・)

 東京公演は、1800名収容の大ホールで、大観衆を動員することができ、内容も大成功でした。歌手や俳優などの有名人や、エンターテインメント業界の方々も、たくさんお見受けしたとのこと。しかし、来場くださったお客様の中で、このHPの読者さんにとって、おそらく一番の有名人といえば・・・高校1年生になる、私の娘でしょうか(笑)。公演後、仲間たちと控室に来て1分ほど滞在して帰りましたが、少なくとも、私を見る視線が冷ややかなものではなかったので、ほっとしました(笑)。

 これだけしか文字を打っていないのに、「もうヤメて!」と、右手がかなり痛がっております。つきましては、東京公演の詳細などは、次回までお待ちくださいね。それでは、イテテテテ・・・(涙)


(なお、9月5日・土曜日には、横浜の開国博覧会の屋外ステージで、音楽療法コンサートを依頼されています。入場は無料か格安だと思いますので、今から日程を空けておいてくださいね。もちろん、新曲「生まれてきて良かった」も、札幌公演に続いて披露しますよ!)



7月14日版

 このところ、毎日17〜18時間も働いており、HPを更新する暇(というか体力・気力)が無く、話題が遅れてしまって申し訳ありません(涙)。

 しかし、大阪公演は大きなホールに2階までかなりの御客様がおいでくださり、多彩なゲストの方々も大好評で、大成功に終わりました。ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました!

(とにかく時間がないので、これにて失礼・・・涙)



6月15日版

 全国ツアーの名古屋公演、なんとか無事にやり遂げました。おかげ様で、中部地方における私のイベントの最高動員記録を、大幅に塗り替えることができました。本当に、ありがとうございました。皆さまにご記入いただいたアンケート調査でも、大好評をいただいているそうです。

 ただし、問題点も見えてきました。福岡公演では、「飯田先生の話がもっと聞きたかった」というご不満・ご要望が多かったので、名古屋公演(特に夜の回)ではトークの時間をかなり増やしたところ、「お話がとても面白かった」と大いに喜んでいただけました。福岡と名古屋の合計4回の公演をすべて観賞くださったという方々も、「飯田先生のお話の時間がいちばん長かった名古屋の夜の公演が、抜きん出て楽しかった」とのこと。そこで、札幌公演でも「トーク重視」路線でいきたいと思っていますが、朗読劇2話を連続で行う大阪&東京公演では、コンサートに充分な時間を割くことができず、私のトーク時間がほとんど取れないのです(涙)。このままではイカンということで(笑)、お客さまたちに真にお喜びいただくためにはどうすれば良いのかを、いま検討中です。

 また、私には秘書も弟子もいないため、この2週間、愛車(ニュー・オデッセイ・アブソルート)にギター3本や各種荷物を満載し、自分で運転して福島〜福岡〜名古屋〜福島と移動して、その途中で佐賀や岐阜の病院に足を延ばしてカウンセリングやコンサルティングを行った結果、さすがに過労でダウンしてしまいました(涙)。いま、2週間ぶりに戻った福島の自宅で、わずか1日半の休養を取っていますが(日曜の正午過ぎに戻ってきて月曜の夜にまた出張に出かけます)、全身の倦怠・虚脱感と頭痛、肩こり、背中&腰の痛みに苦しんでいるところです。搬送はマネジャーとドライバーに任せ、自分は新幹線や飛行機で移動すれば楽なのですが、そんな便利な人を雇うお金もありません・・・(飯田研究所への寄付金は、すでに2000万円以上もいただいていますが、あれは研究所への公的なご寄付であり、私個人へのご寄付ではないため、私のプライベートなイベントにすぎない全国ツアーの経費としては、当然ながら使うことはできないのです)

 さて、次は、2週間後に行う札幌公演です。札幌公演では、なんと、2日前に突如として生まれたばかりの今年の「新曲」を、試みに、世界初演してしまう予定です。その後の大阪&東京公演では、時間の都合で新曲を披露する余裕がありませんので、今回の全国ツアーで唯一、札幌公演のみで特別公開するというナゾの新曲を、どうぞお楽しみに!



6月7日版

 福岡公演、無事に、大成功で終えることができました。お客さまからは、「とても感動した」「大いに泣いて、大いに笑いました」という感想を、たくさんいただきました。いや〜、ほっとしました・・・(笑)。
 ちなみに、「ふみクマ先生」グッズの中では、予想に反して、いちばん高価な「本革製ブックカバー」が飛ぶように売れ、スタッフを驚かせておりました。また、飯田研究所へのご寄付も、その場で現金でお渡しくださる方々が多く、この日だけで7万円近くにのぼったそうです。本当に、ありがとうございました。

 しかし、このところの過労がたたって、本日は頭痛と脱力感によるクタクタ状態で、夕方から寝込んでしまっておりました(いま22時50分です)。明日から水曜日までは佐賀の矢山クリニックで、そして木曜・金曜日は岐阜の船戸クリニックで仕事をこなし、翌土曜日には名古屋公演というハードスケジュールです。しかし、やりがいのある仕事ばかりなので、いつものように全力投球で頑張ります!

 それでは、ほんの短文の更新ですが、今夜は少しでも長く眠ろうと思いますので、これにて失礼させていただきます。福岡公演の経験を生かして、さらに改善の努力を重ねた名古屋公演を、どうぞお楽しみに!



5月29日版

 このところ、海外からのお手紙が、相次いでいます。たとえば・・・



   (中国)       (イギリス)       (フランス)      (オーストラリア)


  (オーストラリア)       (ニューヨーク)        (ニューヨーク)

 ・・・という具合に、オーストラリアとニューヨーク(アメリカ)からは、奇遇にも、別の御方から同時に2通が届いていました。
 多くは、もうじき始まる私の公演(全国ツアー)への応援をくださっており、たとえば・・・

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(前略)
 
私は、御縁があって、ノルウェー出身の夫と出逢い、昨年末に結婚、今はNYに暮らしています。
 夫は、飯田先生の御本のスピリチュアルな内容を、丸ごと信じることはできないそうです(その原因には、私の英語力不足が多分にあるのですが)。でも、飯田先生の生きがい論、それによって私が救われていることは、以前から尊重してくれています。先生の講演のCDや歌のCDを家でかけているので、最近は、先生の歌のメロディを覚えて、(日本語の歌詞はわからないので)鼻歌で歌ってくれます。それに、夫の友人が最近ケガをしたことなどもあり、「人生に起こる試練は自分で決めてきたテストだという考え方は、すごく支えになると思う」と、話してくれました。とても、うれしかったです。
 福岡出身の私は、6月6日の先生の福岡でのコンサートに是非、行きたい!!と思いましたが、当日はNYです。残念・・・でも、母が行きます! 母は、先生の音楽療法CDをかけて、一緒に歌ってますので、当日はきっと、ばっちりかと・・・笑(ちなみに母の席は、H列9番です)
 先生が新しく設立される研究所には、次に帰国したときに、是非うかがいたいと思います。今後も、ご活躍をお祈りしております。いつもありがとうございます。どうぞ、おからだを大切に。


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 ・・・という、嬉しい応援をいただきました。せっかくですので、当日は、
H列9番をステージ上から注視して、お母さまに、熱い目線で密かなラブコールをお送りしたいと思います(笑)。(ただし、昼の部なのか夜の部なのかが不明なので、うっかり、たまたま同席に座った他の御方に、ナゾの熱い目線を送ってしまうことになるかもしれませんが・・・笑)

 今週の土日は、2日連続で、都内某所のスタジオにて、他の出演者の方々と、合同リハーサルを行います。ゲストの原田真二さんとも、本番で共演する予定の「*** ** **」を練習するんですよ。プロ音楽家歴30年という「プロ中のプロ」の原田さんと、楽譜の読み書きすら満足にできずスピリチュアルな感性のみで歌唱&演奏している、「究極の素人」である私が、はたして「共演」などできるのでしょうか???
 何しろ私は、その日・その瞬間の気分に応じて、自由奔放に曲のキー(音程)やギター・コードやアレンジを変えながらアドリブで歌うので、そもそも、ほかの誰かと共演することなど、大いに無理があるのですが・・・さて、どうなることやら・・・(笑)

 とにかく、このHPの愛読者の皆さま、迫り来る全国ツアーのどこかの会場で、ぜひとも直接にお逢いしましょうね!



5月24日版

 
 御 礼

 前回の更新で予告した、「実にめでたいこと」とは・・・皆さん、ご想像の通り、私の研究所への寄付金の件でした。

 会計事務所さんによると、なんと、4月13日に募集を開始して以降のわずか1か月間で、
1800万円を超える募金が、全国各地や諸外国から集まっているのだそうです!

 税理士さんにはお話してありましたが、この厳しいご時世で全国のボランティア組織が大苦戦しているため、私の予想では「300万円」、当面の目標額は「500万円」だったのです。願ってもみなかった望外の喜びに、私は本当に、もう茫然自失で、夢ではないかと頬をつねっている状態です(笑)。なにしろ、肝心の研究所の内容はほとんど公表しておらず、建設中の建物の所在地でさえも内密にしてあるのですから、皆さまは、ただ「飯田史彦」という名前だけを丸ごと信用して、無条件の愛(魂のレベルから生じる、何の条件も付けない献身)をくださったことが明らかなのです(涙)。私が皆さんの立場だったら、「まずは研究所の活動内容をしばらく観察・評価したうえで、気に入ったら募金してやるか」と、条件付きの愛(脳のレベルで行う合理的な損得勘定)に基づいて、上からの目線で接したかもしれません。

 税理士さんも、「ほんとに私も毎日ビックリしています。でも最近は驚きより、ひっそりとお送りくださる姿に、敬虔な気持ちになります。ご連絡いただく方々も、たいへん気持ちの良い方々ばかりで、ありがたく感じています」とのお喜びでした。最新情報だと、お1人で300万円をご寄付くださった御方が最高記録だそうですが、ほとんどの方々は千円〜数千円であり、「ひとつひとつは小さな光でも、たくさん集まると、これほど大きな輝きになるのですね」と、感激なさっていました。自動引き落としによる毎月のご寄付も、なんとか最低限の諸経費を賄える程度には達する見込みですので、私が給料さえもらわなければ、しばらくは大丈夫のようです。

 一方で、宗教学者をしている友人にも報告したところ、「僕の予想よりずっと少ないなぁ・・・新興宗教だったら、数億円はすぐに集まるはずだから、その程度しか集まらないというのは、逆説的に、生きがい論が新興宗教ではなく、飯田さんが教祖メシアではないという証明にはなるね」とのこと。この友人は、常々、「飯田さん、多くの人を救いたいなら、手っ取り早く、自ら本物の宗教を開いた方がいいんじゃないの? 僕のまわりにも、飯田さんにそれを期待してる人がたくさんいるよ」と、冗談のようなアドバイスを真顔でしてくる御方なので(笑)、今回の寄付金の額を聞いて、本心でガッカリしてくださっているのかもしれませんが・・・(笑)。
 ちなみに、この学者さんは、「一般的に宗教の場合は、御利益願望に基づいて、より多くの御利益を得るために多額の寄付をするものだが、飯田さんの場合はほとんどが少額だということは、宗教的御利益を求めた寄付ではなく、純粋な共感・共鳴に基づいた別の種類の寄付だということだな」とか、「数多くの清廉潔白な貧者たちが、飯田さんへの共鳴や感謝による少額の寄付を多数寄せて、ある静かだが確かなネットワークを形成していくという過程は、歴史的にみると、イエスが原始キリスト教を始めた様子や、フランチェスコがアッシジに小さな石造りの教会を建てた状況に、酷似しているのではないか」などと、私にはよくわからない勝手な憶測にふけっておられました(笑)。

 とにかく、数多くの皆さまから、私の予想をはるかに超えるご寄付をいただけましたことに、心より、深く御礼申し上げます。
 本当に、ありがとうございます!
 


5月22日版

 
九州のあるクリニックに滞在して、患者さんやスタッフのスピリチュァリティ・カウンセリングを行ったのち、西日本と東日本を行ったり来たりして合計4回の講演を行い、その合間に、家族の内臓の手術に立ち会って福島市内の病院に通うなど、この8日間、充実しきった毎日を送っておりました・・・その結果、なかなか更新できなくて、ごめんなさい(涙)。(手術は成功して回復中ですので、ご心配なく)

 そういえば、ついに2週間後から始まってしまう私の全国ツアーの記念グッズが、どんどん出来上がっているそうですよ。たとえば・・・




 
・・・いかがですか? かわいいですよね! 欲しくなってきましたよねっ!?(笑)

 なお、東京&大阪会場で実施する「託児サービス」の詳細が決まりましたので、ご興味をお持ちの方々は、実績あるプロの託児業者さん、「(株)子育て支援:03−5718−3513」まで、直接に電話でお問い合わせ&ご予約ください。

 前回の更新以後にも、福島民友(新聞)さんが私のカラー写真入りで公演記事を掲載くださったり、読売新聞さんが九州版で公演情報をご紹介くださるなど、各地の新聞社さんから自主的に無料でPRをしていただけて、嬉しい思いで一杯です。今後、ツアー主催者さんが、各地の新聞に、有料の広告も掲載していくそうですので、まだ私のツアーのことをご存知ない多くの愛読者の方々に、公演情報が届きますよう祈っています。




5月13日版

 久しぶりに、1泊だけ福島の自宅に戻ってきましたので、「この機会を逃すものか」と更新してしまいます(笑)。旅先でも更新できるように、ホームページ・ビルダーのソフトをノートパソコンにインストールして2日版&5日版を更新してみたのですが、さすがに旅先にはスキャナーまでは持って行けないので、福島に戻るチャンスをうかがっていたのです。(明日からは九州に向かい、佐賀の矢山クリニックに滞在します)

 ・・・ということで、本日は、「スキャナーを使わなければ書けない記事」特集号とさせていただきます(笑)。

 まずは、なんと、あの「日本経済新聞」が、私の全国ツアーのことを、広告宣伝としてではなく「社会面の記事」として、しかも全国版で、(もちろん無料で)掲載してくださいました。「日本経済新聞」といえば、わが国のインテリ階層の方々(経営者、管理職、政治家、コンサルタントなど)から絶大な支持を得ており、知識階級の世論の反映や形成においては、日本一の影響力を持つ新聞です。経済・経営学や政治・社会学系の学者さんたちにとっては必読紙であり、経営学者である私にとっても、これまでの人生で最もお世話になってきた、いわば「あこがれの新聞」・・・その日本経済新聞社さんが、社会面の記事(つまり社会的に見て特筆すべき出来事の報告)として、新聞を後ろから1枚めくった右ページの上段という最も目立つ位置(読者の誰もが読むであろう場所)でご紹介くださったということは、これまでの私の学者人生でベストテンに入るほど、嬉しく有難いことでした。

 そこで、京都に住む病み上がりの父に知らせたところ、父はこの日経の記事を見て、すぐに私に折り返し電話をよこし、「おまえ、おそれおゆうも(多くも)天皇陛下の御写真の上に載せよって、身のほど知らずいうもんじゃわいのう!」(広島弁)とのこと・・・なぜか、叱られてしまいました(涙)。(この位置に記事を載せたのは、決して、私自身ではないのですが・・・確かに、偶然とはいえ、おそれ多くも、天皇陛下の御姿の真上に位置してしまっております。誠に申し訳ございません・・・)




 
そのほかにも、この1週間ほどの間に、福島民報さん(主に福島県)や河北新報さん(主に宮城県)など、いくつもの新聞社さんが私のツアーを「記事」として掲載くださっており、本当に有難いことと感謝いたしております。上記の日本経済新聞も含めて、これらの記事は、私やツアー主催者から依頼したものではなく、純粋に、新聞社さんの自主的なご意志によって掲載くださったものばかりです。(私も主催者さんも、ビックリしました)
 このたび、直接に取材くださった共同通信の記者さんや、記事を掲載くださった新聞社の皆様に、心より感謝申し上げます。

 ただし、上記の記事は「社会面における客観的な世情報告」であって、私のツアーの個人的な広告宣伝ではないため、チケットの入手方法は載っておらず、売り上げには結びつきません(涙)。ふと気づくと、ツアーの開始まで、とっくに1ヶ月を切ってしまっております。皆さんの身の回りに、「スケジュールが合えば参加したい」と考えていながら、すっかりツアーのことを忘れてしまっている御方が見当たらないか、ぜひともご確認いただけますようお願い申し上げます。その種の方々が、まだまだ、たくさん潜伏していらっしゃるはずですので・・・(笑)。

 そういえば、先日、「朝日新聞」の福島版に、次のような記事が掲載されましたので、ご紹介しましょう。このHPの昨年11月6日版にお手紙を掲載した、福島郊外の温泉旅館のご主人から、私に宛ててくださったメッセージです。(記事が出てから初めて知ったので、私自身もビックリしながら、ご主人に感激メールを出してしまいました・・・笑)




 
安達屋旅館の菅野さん、嬉しいメッセージを、本当にありがとうございました。また、ノートパソコンを抱えて、新刊執筆のための「閉じこもり」にうかがいますので(笑)、その時を楽しみにしています!



5月7日版

 奇跡のような、本当の話が起きてしまいました!

 先日、九州のあるクリニック(患者さんのプライバシーに触れるかもしれませんので、病院名はナイショです)でスピリチュアル・ケアをさせていただいた難病患者さんが、数日前の夜、京都の親元にいた私のところに現われて、「飯田先生、私、もうすぐあちらの世界に戻るんですけど、体から抜け出すことができるようになっちゃったから、真っ先に、先生にご挨拶に来たんです!」とのこと。私は予期していた(お医者さんにも死期を予言していた)ことだったので、特別に驚いたわけではありませんでしたが、念のため、「**さん、まだ光の姿じゃないから、お体の方は生きていらっしゃるんですね?」と尋ねました。すると、「ええ、皆さんのおかげで、食べたかったおいしいものをたくさん食べさせていただいて、もうなんにも思い残すことはないので、いつあちらに行ってもかまわないんですが、こうして体から出たり入ったりできるのが楽しくて、まだもうちょっとこっちにいたいんです。飯田先生に教わった通りの方法でやってみたら、ほんとに簡単に体から出入りできるようになって、びっくりでしたよ」とのこと。
 それから色々なことをお話しましたが、最後にその御方(の魂)が、このようにおっしゃったのです・・・「飯田先生にお逢いできたおかげで、こんなに幸せにあちらに戻ることができる御礼がしたいので、いま先生にいちばん喜んでいただけることを、プレゼントしますね!」

 その後、その御方(の魂)は、「それじゃ先生、またね、お元気でね〜!」と、とってもお茶目な笑顔のビジョンを見せながら、九州のある病院のベッドに横になっていらっしゃるであろう、肉体のもとへと帰って行かれました。しかし、私の中には、「いま僕がいちばん喜ぶことって、いったい何だろう?」という疑問が・・・「う〜ん、いま僕が心配していることと言えば、全国ツアーのチケットがかなり売れ残っていることや、研究所の寄付金がどれだけ集まってくれるだろうかという、けっこう現実世界の低俗な煩悩なんだけど・・・でも、いちばん喜ぶことと言えば、父の病状の回復に尽きるよなぁ・・・そんなことが、あの**さんの魂に可能だとは思えないし・・・(失礼)」と、その時の私の心境。

 すると、その翌日・・・父が入院している病院のお医者さんが、なんと、「今朝の血液検査の結果、劇的に数値が良くなっていますので、この調子なら、明後日にでも退院してくださって結構ですよ」とのこと。しかも、その数十分後には、「重病の急患が入って、どうしても個室が必要になったので、どなたか大部屋に移動していただける御方を探しているんですが」とのご依頼があり、「これはチャンス」とみた父が、「それなら大部屋に移動して泊まりますので、その代わりに、明日、退院してもいいですか?」と交渉した結果、いきなり、翌日の退院が決まってしまったのです(笑)。
 もちろん、病気そのものが完治したわけではなく、「自宅に戻って療養生活を送ることができる水準にまで回復した」ということであり、お医者さんとの間では、「もうこのお歳なので、痛い思いをする余計な検査は行わず、辛い思いをする治療も避けて、この病気と上手に共存しながら、いけるところまで生きましょう」と、「天命にお任せする」という方針で一致しています。しかし、大好きな京都の街を、朝と夕方に散歩することが毎日の生きがいである父にとっては、たとえ一時的にでも退院して自宅に戻るということが、何よりの幸せなのです。

 そこで私は、急に決まった予想外の退院を喜ぶ父と母に向かって、このように提案してみました・・・「お医者さんによると、栄養を摂って体調に気をつけるんなら、少々の散歩じゃったら大丈夫じゃいうことらしいけん、この際、お医者さんにはナイショで、予定通り、奈良の大仏さんにお参りに行ってみん? 僕の車で大仏殿から一番近い駐車場まで行って、ちょびっと歩くだけじゃけん、なんとかなるけん」(広島弁)
 すると、父は、「ほんまか!? そりゃええわい、名案じゃのう!」と大賛成。母の方は、「うちは足が悪いけん、わざわざ人がおいい(多い)時に行かんでも・・・」と渋い顔でしたが、「大丈夫、僕が車椅子を借りてあげるけん」という私の説得に折れて、ついに奈良行きを決行することに。

 ちょうど有難いことに、4月26日版の更新をお読みくださった筑波大学の吉田教授(私の『スピリチュァリティ教育のすすめ』の共著者で、奈良のご出身)から、大仏殿拝観の裏ワザや注意点を詳細に記したメールをいただいていたので、吉田先生の絶妙なアドバイスに従い、大渋滞を避けたほとんど混まないルート&時間帯で東大寺に到着。なんと、大仏殿から一番近い駐車場に、最後の1台として(私の車で満車になったのです)、ギリギリに滑り込むことができました(涙)。しかも、東大寺の事務員さんにお願いして車椅子をお借りしたら、「どうぞこちらから」と、一般拝観者が通れない特別なルートへ案内くださり、ほかに誰もいない木造の構内を、貸し切り状態で楽に移動。体力のない父(私がコンビニで買っておいた1本1000円のユンケル栄養剤を2本も一気飲みしておりました)にとっても、人混みを避けて楽に移動することができ、本当に助かりました(涙)。大仏殿の中では、皆で人数分のロウソクを買って火を灯しましたが、私だけは、父の病状を劇的に回復させてくださった、九州の病院の難病患者さんの魂に、心から御礼を申し上げておきました。

 そのうえ、大満足で大仏様に参拝し終えて駐車場に戻ろうとした私達の眼に、威勢の良い呼び声と共に飛び込んできたのが、「人力車」の車夫のお兄さんたち・・・私は大喜びで駆け寄って、両親を1台に乗せてもらい、70分間で奈良の名所をくまなく回ってくださるという最長コースをお願いしました。私はなんだか恥ずかしくて乗りませんでしたが、「なんとか池」や「なんとか山」や「なんとか寺」を回って古い街並みの奈良町あたりまで、人力車に着いて歩き、ダイエットに励みました(笑)。屋台の焼きイモ屋さんを見つけた母が、「あんたも食べんさい」と私にも買い与えてくれましたが、ノドがカラカラで息を切らせながら必死で人力車を追って歩く状態では、とても焼きイモをほおばる気にならず、ひたすら恥ずかしさ満点の手荷物として、まるごと1本の赤茶けた焼きイモを持って歩く羽目に・・・しかも、これが焼きたてゆえに熱かった(涙)。
 とはいえ、「お兄さんの解説が上手で、ほんまに楽しかったわい」と、父は大喜びで車夫さんと握手し、母も、「足が悪いもんには、ほんまに大助かりじゃったよ」と、思わぬ奈良見物ができて、とても幸せそうでした。(私だけは、「やっぱり僕も人力車に乗ったら楽じゃったのに、通行人からジロジロ見られる恥ずかしさに負けて、判断を誤ってしもうたわい」と、密かに後悔していましたが・・・笑)

 かくして、奇跡のように父の病状が回復し、奇跡のように大満足の奈良巡りが実現して、そのわずか2日前からみると信じられないほど、京都の飯田家は大きな幸せに包まれたのです。まさに、「一寸先は光」でした・・・(笑)

 パソコンを開いてみると、九州の病院から、「先日、飯田先生に診ていただいた**さんの容態が急変され、光の世界に旅立たれました」と、ご連絡のメールが届いていました。**さん、私の父を病気から救ってくださり、しかも奈良では、駐車場の最後の1台や車椅子専用ルートや人力車での観光巡りまで、飯田家のために巧妙に導いてくださって、本当に、ありがとうございました。私にとって、まさに最高のプレゼントでしたよ。今生での、苦しくも有意義だった闘病生活を見事に終えられて、どうぞ光の世界で、のんびりとお休みになってくださいね。もう、地球での学びは今生で卒業なさるかもしれませんが、いつかまた、どこかの星で、巡り巡ってお逢いできることを、楽しみにしています!



5月2日版

 
京都に住む両親(ガン患者の父と、足が悪くて旅先では車椅子の母)を愛車オデッセイに乗せて、奈良・東大寺の大仏様を拝観したのち、母を背負いながら春日大社の階段を登って参拝し、薬師寺と法隆寺にも立ち寄りつつ、親孝行に徹し、楽しい楽しいゴールデンウイークを満喫・・・

 ・・・するはずだったのですが・・・なんと、急に父の容体が悪化して、緊急入院してしまったのです(涙)。足の悪い母に代わって、食料の買い物などを全て父が行っていたため、自宅にわずかに残っていた賞味期限切れのパンを食べて飢えをしのいでいた母に、あわてて京都入りした私が、コンビニでお惣菜と果物を買って届けてあげました。その後の2日間も、京都の両親の家の近く(二条城そばの堀川三条)に600mも続く三条商店街(車は進入禁止)を何度もウロウロしては、毎日の食料(とはいえレトルトカレーや即席の味噌汁が中心ですが)&飲み物(母の好きなカルピスやヤクルトなど)や、トイレット・ペーパー&ティッシュペーパーなどの日用品を買い出しに行って母親に届けたり、足が不自由で病院に行けない母親の代わりに、父の看護&下着類の洗濯などのために病院に詰めたりと、大忙し・・・予定していた奈良行きとは全く別の意味で、親孝行に徹するしかないゴールデンウイークになっております(涙)。

 しかし、逆境になればなるほど燃えに燃えてしまう私は、「これほど親孝行できる機会は、めったにないぞ!」と、毎日クタクタに疲れながらも頑張って、けっこう楽しんでおりますので、ご安心ください。とても大変だけど、それ以上に、とても幸せなんですよ(笑)。
 父も、「早う良うなって、今度こそ大仏さんを拝みに行かにゃあいけん」と、その日を夢見て回復に努めております。私も、母の車椅子を押したり、母を背負ったりしながら、父・母と一緒に大仏殿や春日大社にうかがえる日を、心待ちにしているところです。逆境と試練の中にいる時にこそ、その人の本質が問われ、真価が明らかになるというもの・・・暗くなっても仕方がないので、いつものように、どんな時でも元気で明るく、ジョークを連発しながら頑張りま〜す!

(京都より)



4月25日版(加筆版)

 
6〜7月に行う私の全国ツアーの会場で販売する、「ふみクマ先生グッズ」のデザイン案が、続々と出来上がってきていますよ〜!
 たとえば・・・



 ちなみに、娘に見せたところ、「どれも絶対に買う!」と大好評でした。特に、「
ハンドタオルのクマちゃんの耳が、枠からはみ出してしまっているところが、メチャクチャ可愛い」のだそうですが(笑)・・・このデザインを見て、「おいおい、耳が切れちゃってるじゃないか、ちゃんと枠の中に入れてくれなくちゃ」と憤慨してしまった私は、きっと、「若い女の子の感覚が理解できない、センスの悪いおじさん」なんでしょうねぇ・・・(涙)
 ほかにも、あっと驚く可愛いグッズが次々に誕生していますので、どうぞお楽しみに!



4月23日版

 
お久しぶりです!(^^)

 この10日間、福島〜岐阜〜横浜〜岐阜〜福岡〜佐賀〜福岡〜佐賀〜東京〜福島と飛び回っており、更新ができなくて、ごめんなさい。なんだか、大学教授の時代よりも忙しくなって、娘の顔を見る機会も激減しています(涙)。


 先日から開始した「飯田研究所」への寄付金の募集については、順調に募金が集まっているようです。まだ具体的な合計金額は聞いていないのですが、ついに*00万円を超えたらしく、会計事務所さんからは、「ひとつひとつが少額でも、集まると凄いことになるのだということを、痛感しています」というメールが届いていました。本当に、ありがとうございます!

 なお、海外からも寄付金のお申し出をいただいているそうですが、海外から送金くださるためには、以下のような情報が必要になるとのこと。

三菱東京UFJ銀行 岐阜支店
銀行支店所在地   岐阜市神田町9−19(ギフシカンダマチ9−19)
口座名       イイダフミヒコケンキュウジョ イイダ フミヒコ
口座番号      0009876
SWIFTコード  BOTKJPJT
口座名登録の住所  岐阜市元浜町1(ギフシモトハマチョウ1)

 皆さまのご協力により、まずは、私が愛用する机やイスやソファなどの必需品や、悩める方々を救うための様々な仕組みに必要な備品などから、購入・発注させていただきます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます!

(ちなみに、預金通帳の管理は完全に会計事務所にお任せしておりますため、お名前の公表を希望なさる御方以外は、私がお名前を拝見することはありません。したがって、もしも私に名前を知られたくないとおっしゃる場合には、たとえ本名を書いたとしても、公表を希望なさらないでおけば大丈夫です。世の中には、諸事情のため、「こっそりと募金したい」と希望なさる方々も、いらっしゃるものですから・・・)



3月30日版

 私の『ツインソウル』の韓国語版が、韓国の「電波科学社」から出版されました。縮小していますが、B5版くらいの立派な大きさです。
 う〜ん・・・異次元を結ぶトンネル(?)のようなものが中央を横断しており、日本語版よりも不思議さが強調されたデザインですが・・・「電波科学社」の読者に多いという理系の科学者さんには、意外にウケるかも・・・(笑)



 クリスチャンが多いという韓国の方々に、本書がどのように歓迎していただけるのか、本当に楽しみですね。
 ・・・ということで(?)、ここで突然に、私の書き下ろし新刊のご案内へと、突入してしまいましょう!
 どうぞ、ビックリ仰天してくださいね。(すでに重々ご存じのように、私は、読者さんをビックリさせるのが、大好きなものですから・・・笑)



3月20日版

 昨日に開かれた、今年度の最後の教授会で、私の退職挨拶の時間を設けていただき、教官の方々に19年間の御礼を申し上げました。これで、残る公式行事は、25日の「卒業式」だけになります。実は、数週間前に、このようなお手紙が届いていました。まだ試験期間中だったので公表を控えていましたが、先日、無事に入学試験が全て終了し、昨日の教授会で合否判定も行われましたので、ようやく安心して公開できるようになりました。

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 突然のお手紙、そして飯田先生の貴重なお時間をこのような手紙を読むために浪費させてしまい、本当に申し訳ありません。お許し下さい。・・・って先生!! どうゆうことなんですかぁ!?・・・いきなりすいません(笑)。事情を説明いたしますと、自分は今、**県のとある高校の3年生です。先日、センター試験を終え、今は二月下旬にあります二次試験に向け、勉強に励んでいるところです。
 あれは、センター試験のわずか4日前のこと、自分は勉強する科目を5科目に絞り、私立大学を目指して勉強していたのですが、センター試験模擬演習というのを学校でやりました。その時になぜかふと国立大学で必要な7科目を受けてみようという気になり、受けてみたところ、「これなら国立大学に行けるかも!!」と思うような点数が取れてしまいました。そこでなぜか自分は、「国立大学なら、飯田史彦先生のいる福島大学がいい。飯田先生のもとで経営や生きがいなどについで学ばなければ。」という思いがこみ上げ、それから4日間、朝起きてから夜寝るまで勉強し続け、なんとかセンター試験の点数は福島大学合格ラインを超え、ここ数日は4月に飯田先生と会い、話している様子を頭の中に描きながら、福島大入学が待ちきれない思いでいました。

 そんな時、飯田先生のホームページがあるはずと探して「飯田史彦研究室へようこそ!」を見たところ、なんと!、先生が3月限りで辞職なさってしまうではありませんか〜〜〜!!! なんということでしょう。このまま入学しても、自分は飯田先生のいた研究室に入り、飯田先生が座っていたイスの匂いを嗅ぐことしかできないのです。(もちろん冗談です。すいません)
 でも、もしかしたらこれは先生からのメッセージで、「あなたはひとりで十分やっていけますよ。そして福島大のことはまかせましたよ。」というメッセージなのでしょうか?(涙) わかりました、、、先生(笑)。自分が福島大のことを守りますので、先生は次なるご活躍の場が待っておりますので、安心して福島大を卒業していってください。自分はこのまま福島大学に合格し、先生のこれまでの著書を読んで学び、福島大の学生たちに「生きがいのネットワーク」を広げ、いつの日か先生が福島大に戻ってきて講演会を開かれるのを楽しみに待っております。
 長々と私事を綴ってしまい、本当に申し訳ありません。ただお伝えしたいことは、先生の魅力に引かれ、先生のいる大学で学びたいと思っている学生が**県にいて、先生のご活躍をお祈りしているということです。このような手紙を読んで下さって本当にありがとうございました。

 飯田先生を追って福島大に合格する男 ****より

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 この受験生君が合格できたのかどうかは、私も個人名では調べていないので、承知しておりません。しかし、入学なさるかどうかは別にして、少なくとも、私のもとで学びたいと希望してくださる学生諸君や大学院希望者さんに対して、今後は大学での授業を提供できなくなることを、ここでお詫びさせていただきます。本当に、ごめんなさい。(大学を辞めるにあたって、このことだけは心残りです・・・涙)

 しかし、昨日の教授会での退職挨拶により、私の心の中では、確かに大きな区切りがつきました。そこで、なぜか本日は、「思い出のフォト」として、私が福島大学に助教授として採用された27歳の時に、研究室で撮ってもらった写真を、特別大公開してしまいましょう!




 
まだ初々しくて、当時は大きな黒眼鏡をかけていたので、理知的な「名探偵コナン」そっくりではありませんか?
 さすがは、私の『教授の恋』の主人公、「湖南大郎」のモデル・・・いや、まさに本人なのですが・・・??
 ちらかった研究室、センスのかけらも無い黒服、ダレた姿勢など、突っ込みどころ満載の写真ですよね(笑)。




3月11日版

 本日、久しぶりに大学に出ると、こんな嬉しいお手紙が届いていましたよ。先日、ある刑務所の受刑者さんからお手紙をいただいたので、応援メッセージを書いたクマちゃんのポストカード(飾っておけますからね)と、著書3冊を、お送りしたのです。

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 前略。2月26日に私の手許に本とポストカードが届きました。涙が出るほど感激!いたしました。誠にありがとうございました。私にとって、かけがえのない宝物ができました。残念ながら、「生きがいの音楽療法」はCD付の為、手許に置けないので、出所してからゆっくりと拝聴させて頂きます。署名までして頂き、私にとって最高の財産になりました。苦しくなって逃げ出したくなった時には、先生の著作を読んで、自分自身を強く持って、第2の人生を力強く、そして楽しみながら歩んでいきたいと思っています。

 今、私が在籍している工場(飯田注:受刑者さんが働く刑務所内の工場のことだと思われます)の文庫に、「生きがいの創造」が1冊あります。私がことある度に、この本を推薦しており、少しずつ、「生きがいのネットワーク」が、この刑務所の中で広まっています。先日、日本語が満足に読み書きできない外国人受刑者に声をかけられました。彼は別の人に「生きがいの創造」を勧められて、辞書を引き引き読んだそうです。「本当に素晴らしい本だ!」と、目を輝かせて、私に話をしてくれました。それを聞いて、私も嬉しくなってしまいました。そして、その瞬間、「つながった!」と声にしていました(決して作り話ではありません!)。
 一人でも多くの受刑者が先生の著作に触れて、価値観のブレイクスルーができ、無用な苦悩から解放され、積極的に自ら責任ある人生を送ってくれることができれば・・・と私は思っています。どれ程できるかわかりませんが、出所後の将来的には、元犯罪加害者に対しての差別的偏見をなくし、自立支援をしたいと願っていますが・・・はるかな夢です。(まだ刑務所の中にいる私がこんなことを申し上げるのは、マンガのようですが・・・)

 早速、送って頂いた「愛の論理」と「生きがいの創造 U」を拝読させて頂きました。またしても、目から鱗がボロボロとはがれおちると共に、先生には大変に尊く、そして素晴らしい使命と能力が備わっていることを知り、心より感嘆しました。昨年*月に死に目に会えなかった父も、今まさにこの瞬間、私と共にあることを再確認させられました。私は両親から、とてつもない大きな無条件の愛を受けて育てられてきたにもかかわらず、**歳になる今のいままで、「条件つきの愛」の思考の中でもがいていたのです。妻や子供たちに対しても、「条件つきの愛」ばかりであったことに気がつきました。頭を思いっきり殴られた感じでした。
 私が先生の本から学び、そして刑務所という場所に来て得た重要で重大なことは、自分が実に多くの人々に「愛されている」ことに「気がつく」ことだったのだと思います。そして、「愛される人」から、「愛する人」にならなくてはならないと、気づくことだったのです。私はこの現世で、刑務所で先生の本に出会って、「生まれ変わる」機会を、大いなる意志から与えられたのだ!、と思えるようになってきました。

 まだ読み終えたばかりで、自分の中で未消化な部分も多く、自分自身を具体的にどう変えていけば良いのか?、がまとまりませんが、まずは自分自身を愛することの必要性を感じています。もっともっと先生の著作を読み込み、そして行動することで、実り多き人生を得たいと考えています。いつの日か、先生の講演会やコンサートがありましたら、ぜひ伺いたいと思っています。そして、いつか先生にお会いできることを楽しみにしています。
 書きたいことは山ほどありますが文才もなく、これ以上書くと収拾がつかなくなり、ひどい手紙となり、ただでさえ迷惑な上に、多忙な先生のお仕事のジャマになりますので、この辺でやめておきます。

 追伸、80円切手を5枚同封致します。少なくて大変恐縮ですが、何かのお役に立てれば幸いです。


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 ・・・というお手紙でした。私はお手紙を拝読しながら、(よくあることですが)研究室で、ひとりポロポロと泣いてしまいました。

 実は、最初にいただいたお手紙には、この御方が、あと1〜2ヶ月で、めでたく出所なさることが書いてありました。そうなると、何と、私の6〜7月の全国ツアーに、間に合うではありませんか!・・・「善は急げ」と、さっそく、全国ツアーのチラシを、送って差し上げてしまいましょう(笑)。
 このような「カクレ同志」の方々が、全国の津々浦々に身を潜めていらっしゃるわけですから、たとえガラガラになったとしても、全国ツアーはやり遂げなければなりません。この素晴らしいお手紙から力をいただいて、「嵐の海へ漕ぎ出そうと決めたからには、いかなる逆境にあっても、勇気と希望をもって乗り越えよう!」と、誓いを新たにした私でした。まさに、このタイミングで届けた1通のお手紙によって、この受刑者さんが、刑務所の中に身を置きながらも、私を救ってくださったのです。受刑者さん、本当に、ありがとうございました。



3月7日版

 実は4時間くらい前に猛烈な腹痛で意識朦朧となり、福島県立医科大学の救急に担ぎ込まれ、いま自宅に戻ってきたばかりなんです(涙)。2階の自室で脂汗を流し身もだえして苦しんでいるのを、恒例の「おやすみ」を言いにきた娘が発見してくれ、大騒ぎになったのです。

 夜の11時過ぎに医科大学に着き、血液検査、尿検査、レントゲン、音波探知器?などで精密検査。夜勤の研修医さんに加えて消化器系や泌尿器系のドクターがおいでくださり、あれやこれやと専門用語で議論する声が聞こえたのち、ベッドで痛みに朦朧としている私に、「CTを撮ってみなければ何とも言えません」とのこと。なんと、私のお腹に脂肪がつきすぎており、音波が臓器にまできちんと届かないのだそうです(涙)。その瞬間、私はこれほどの逆境に身を置きながらも、いつもの調子で思わず本領発揮・・・痛いお腹をさすりながら、「すみません、取り急ぎダイエットしてから、また明日にでも出直してきます!」と、その場の真剣な空気を読めない寒すぎるジョークを飛ばし、温和な看護師さんたちの表情を氷点下へと導いて、瞬時にして凍りつかせてしまいました(笑)。

 ・・・ということで、3時間もお世話になって、医科大学から2時過ぎに帰宅しました。自宅を出る時には、入院を覚悟で色々と用意して行ったのですが、とりあえず筋肉注射で痛みを軽減し、4種類の薬をもらって戻りました。しかし、この文章を書いている今も、周期的に激しい痛みに襲われており、「う〜ん・・・」と歯をくいしばって耐えている状況です。う〜ん、お腹がイテテテテ・・・(涙)



2月20日版

 
突然ですが、飯田研究所の第1号スタッフさんが決まりました。すでに、「生きがい論」の大ファンを自認くださっている有難い顧問税理士さん&顧問弁護士さんは決まっていたのですが、このたび、その他の一般スタッフさんとして採用が決まったのは、外見年齢20代後半(どうでもいいことなので実年齢は聞いておりません)の、「ガンで余命宣告をされている女性」です。

 実は、この女性は、先日の京都での「大人の隠れ家コンサート」にボランティア・スタッフとして参加くださっていたのですが、終了後の懇親会で初めてお逢いし、末期ガンの患者さんだということを知りました。3年前に「肺ガンW期(かなり進行している)で肋骨にも転移、余命1年〜1年半」と診断され、その後に抗ガン剤治療を6期も受けて丸坊主になるなど苦労しましたが、やがて脳への転移も発覚する始末で、現在は延命治療も終了し、代替療法を試してみながら寿命を待っている状態とのこと。余命1年半と宣告されてから、奇跡的に3年間も生きており、今のところ何とか通常の生活が可能な状態であるものの、天職だと思ってきた理学療法士の仕事も、しだいに体力的に困難になってきたところだそうです。
 目の前で話をする限りは、とても明るく前向きな女の子で、まさか、余命宣告をされた末期ガンの患者さんだとは思えませんでした。「私はこれから、何を目標にして、あと半年か1年かもしれない短い余生を送ればいいのでしょうか?・・・飯田先生のお役に立ちたくても、こんな体ではご迷惑をおかけするのが精一杯ですし・・・」とおっしゃるので、私はつい冗談半分に、「う〜ん、僕の研究所で雇ってあげたくても、飯田研究所は無償奉仕が基本で貧乏だから、正職員を採用してボーナスまで支払う余裕があるかどうか・・・」と、いい加減なことを口にしました。すると、「いえ、これまで贅沢をしないで頑張ってきたおかげで、あと2〜3年は、収入がなくても生活できるだけの貯金があるんです」との真面目なお返事・・・私は、その表情から、「どうせ自分の余命は、貯金が尽きるよりも短いので、飯田先生から給料などもらわなくても大丈夫です」という純粋な気持ちを感じて、「しまった、余計なことを言わせてしまったぞ」と深く後悔すると共に、私に可能な最高のプレゼントを差し上げようと決心して、次のようにお答えしました。

「それじゃ、僕の研究所においで・・・君の体が大丈夫な限り、僕の活動を手伝いながら、いろんな楽しいことを体験してほしい。僕が上司として君に与える任務は、『人生を楽しむこと』だ。6〜7月に行う全国ツアーに、福岡から札幌、名古屋、大阪、東京と、すべて僕やツアー・スタッフに着いてきなさい。その前に何度も行う3月〜5月のスタッフ・ミーティングやリハーサルにも、全て参加しなさい。もちろん、飯田研究所の建設や、設備の購入や運営の打ち合わせなどにも、可能な限り、すべて参加しなさい。そして、毎日を思い切りクリエイティヴ(創造的)に楽しんで、今回の人生に、たくさんの素晴らしい思い出を残していってほしい。僕は君に対して、諸経費と、参加してくれた日の日当くらいしか支払えないけど、それでも良ければ、君の体が許す限り、僕の活動を一緒に体験してほしい。それが、僕が君に求める任務だ」

 すると彼女は、「本当ですか!? 本当に私なんかでいいんですか? ほかに適任の人がたくさんいらっしゃるし、飯田先生が救って差し上げるべきガン患者さんだけでも、私以外にいっぱいいらっしゃるのに・・・」とのこと。私は、「君を救うということは、君を含む全てのガン患者さんを救うということなんだ。ガンと真剣に向き合っている患者さんならば、君に嫉妬するはずがなく、むしろ我がことのように喜んでくださるはずだよ。だから、君は全てのガン患者さんを代表して、胸を張って、堂々と、僕の活動を手伝ってくれればいい。その姿を見て、ほかのガン患者さんたちも、大いに励みになるに違いないよ」と微笑み、「つまり、僕の研究所の第1号スタッフとして、君ほどの適任者はいない、ってことだ」と答えました。彼女は、
「なんだか、自分が奇跡のドラマの主人公になったみたい・・・こんなすごいことって、ガンにならなかったら、絶対に実現しませんでしたよね・・・私、ガンになってとても辛いことばかりだったけど、いま初めて、ガンになって本当に良かったと思えます。こんなにラッキーなことが起こるなんて、ガンさん、どうもありがとう!、っていう気持ちです」と、ポロポロと涙をこぼしました。私は、「そうだろ? ガンになって辛かったけど、いいこともあっただろ? これから、君の予想を超えるような出会いや体験がいっぱい待ってるから、どうぞお楽しみに!」と握手し、「これでもう、僕は君の上司だから、もしも君がこの世を去る時が来たら、上司として、責任を持って君を看取って、光の世界へと送り出してあげるよ。もうなんにも怖くないから、安心しきって、これからの人生を大いに楽しんでくれればいい」と、彼女に約束しました。

 このようなわけですので、今後、彼女の姿を見かけたら、どうか、「直子さん、飯田先生の活動を助けてくれて、どうもありがとう!」と、感謝の言葉をかけてやってくださいね。(私としては、まさに、「頑張りやの娘が1人増えた」という感じなのです・・・笑)








2月15日版(その2)

 
・・・のはずが、早くも、眠くなってきてしまっております(涙)。

 こんな時には、お得意の(というか大の苦手の)、あの早口言葉を何度も連呼して、目を覚ますしかありません。
 それでは、みなさん一緒に、大きな声で、

「東京特許許可局 特許許可課 特許許可係〜!!」
(とうきょうとっきょきょかきょくとっきょきょかかとっきょきょかかかり〜っ!!)


 ・・・ハイ、皆さん、見事にパッチリと、目が覚めましたね(笑)。

(ちなみに、「特許許可局」という組織は存在せず、正しくは、「東京特許庁」なのだそうですが・・・私はそれを知って、思わず安心しました。だって、電話がかかってくるたびに、「もしもし、こちらは東京特許許可局特許許可課特許許可係です!」なんて応答していたら、舌がこんがらがって、受付嬢が倒れてしまいますからね・・・笑)




2月15日版

 
いま、明朝9時に締め切りの原稿執筆に追われており、燃えに燃えております!


(画像ソフトで反転・結合させてみたけど、片目だとあんなにカッコいいのに、両目にすると何か変だなぁ・・・どうしてかなぁ・・・?)

 ・・・というわけで、本日はこれにて失礼!



2月9日版

 
このところ、これまでにも増して、「魂のメッセンジャー活動」(詳細はPHP文庫『生きがいの創造 U〜永遠の愛・めぐり逢う生命』を参照)が忙しくなっており、他の用事にかこつけながら、全国各地を飛び回っております。今月も、仁木町(どこにあるでしょうか?)、養老町(どこにあるでしょうか?)、佐賀大和町(きっと九州ですね)、徳島県庁(間違いなく四国ですね)と、講演などの仕事で各地を移動しながら、同時に「魂のメッセンジャー活動」も果たしていく予定です・・・というか、私にとってはメッセンジャー活動の方が本業であり、無償で遠方までうかがうための諸経費をご負担いただく目的で、全国各地での講演やコンサートの依頼をお受けしている、というのが事実なのですが(笑)。(したがって、メッセージの伝達を急ぐ場合には、すべて自費で移動しなければならないので大変なんです・・・)

 この「魂のメッセンジャー活動」については、興味本位のお問い合わせが増えてしまっては困るため、これまで、『創造 U』以外の著書ではほとんど触れず、このHPでも、なるべく触れないようにしてきました。しかし、むしろ、どんどん力を入れて行っているのが現実ですので、本日は珍しく思い立って、数日前にいただいたお手紙をご紹介してしまいましょう。

(プライバシーに触れる部分のみ最低限だけ削除してありますが、ほとんど原文のままです。このお母様の御事情については、読者の皆様の推察にお任せいたします。このお母様、とても達筆なんですよ。書道の先生か、あるいは「日ペンの美子ちゃん」でも、なさっていたのでしょうか?・・・あまりに達筆なので、その筆致からご本人が判明するといけないため、お手紙そのものの写真掲載は控えさせていただきますね)


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前略 飯田先生、この間は大変ありがとうございました。
 嬉しくて嬉しくて、あの子の名前を叫びながらワーワーと号泣しました。そして仏壇に手を合わせながら、ひたすらありがとうありがとうと泣いてしまいました。私の様に子供を亡くした方は、この日本には五万といらっしゃる中で、先生の御心に本当に感謝、感謝の気持ちで一杯です。同時にいただいた御本のCDも聞かせて頂きました。先生のお人柄が滲み出ている様な、しみじみと心に響く美しい音楽でございました。すぐ側に仏壇がありますので、あの子も一緒に聞いているのだなと感じました。

 亡くなってから*ヵ月余、あまりにも早い旅立ちで、あの子のことを思うと居ても立ってもいられなく、夜の**時**分(あの子が亡くなった時間です)頃になると、いつも胸が苦しくなり涙する毎日でした。たった1人ぼっちで自ら旅立ったあの子が不憫で不憫で、淋しく逝ったのではないかと、気も狂わんばかりに心が掻きむしられる思いでございました。でも、先生から「今はキラキラととても眩しい光になっている」と息子の現況を聞くことができ、どんなにか、どんなにか救われた思いで居ります。やっと今は胸のつかえがス〜ッと消えた思いで居ります。先生、本当にありがとうございます。
 私には、ただ先生に手を合わせて感謝するだけでございます。故人と交信するという事には、大変なエネルギーを使うという事を聞いたことがあります。ましてやCDの御本まで頂いて、何と御礼を言って良いかわかりません。裕福ではない私達には何の御礼もできませんが、せめて感謝の気持ちをお伝え致します。あの子が、眩しい光の世界に居るのだと思うと、どれだけ私達の心が勇気づけられたか、又、新たな気持ちで生きて行ける気がします。飯田先生、本当に本当に、ありがとうございました。

 今年の三月には御教授職をお辞めになって、新しくカウンセリングを設立するとのお話、どうかこれからも、世界の為、万民の為に、お力になって下さい。成功を祈って居ります。私も**(飯田注:お子様のお名前)の為、先生に頂いた新たな視点を持って、生涯、供養をして行きたいと思って居ります。先生の御著書も、これからどんどん読んで行きたいと思って居ります。先生、どうかお身体を大切に、益々前進して御活躍する事をお祈りしています。本当にありがとうございました。失礼致します。 かしこ


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 このようなお手紙は、私の人生の宝物であり、唯脳論者のイジメや嘲笑を受けて辛い時には、ストックしてある中から取り出して拝読し、心に受けた傷を癒したり、使命感のエネルギー源として活用しています。今も、パソコンの周囲に、このような嬉しいお手紙たちが、いつでも視界に入るように、たくさん(何十通も)置いてあるんですよ。攻撃的な唯脳論者というのは、本当に、心が刺し殺されてしまうかと思うほどのキツい言葉を投げつけてきますので、まともに食らって心に重傷を負った時には、すかさず、心の傷の万能薬として、このような嬉しいお手紙たちを読み直すのです。すると、拝読するにつれて、お手紙の一文字、一文字から放射されるまぶしい光のエネルギーで、みるみるうちに、めでたく心の傷が治っていくのがわかります。本当に、ありがたいことです・・・さっそく、上記のお手紙も、「心の傷の万能薬」の仲間入りとさせていただきました(笑)。



2月7日版

 突然ですが、発表いたします!



(オビ裏)


 本書の売り物は、もちろん、筑波大学大学院の吉田教授がお書きくださった、素晴らしい文章の数々です。私の著書を全てお読みくださったという方々にとっては、私の担当部分はそれほど目新しい内容ではなく、「生きがい論」の主張を教育分野に応用しながら加筆修正したものになっていますが、吉田先生のご担当部分は完全な書き下ろし・・・つまり、本書の価値は、吉田先生が私の「生きがい論」をどのように分析・評価なさっているのかという、その興味深い考察に集約されていると言えるでしょう。「飯田さんの著書など、もう読み飽きてウンザリだわい!」とおっしゃるマニアな読者の方々にとっても、本書における吉田先生ご担当の文章は、大変読みごたえのある、斬新な内容として楽しんでいただけるに違いありません。

 そもそも、筑波大学といえば、わが国の教育界を背負って立つ、教育系では長年にわたって日本一の大学・・・その筑波大学の、しかも大学院の教授というメチャクチャ偉い御方が、私の「生きがい論」を、どのような観点から料理くださっているのでしょうか?
 私自身も、吉田先生の原稿を拝読しながら、「なるほど、このようなとらえ方や情報があるのか!」と、目からボロボロとウロコが落ちてしまいました。経営学者である私には思いつかなかった教育学者的発想や、私の立場では知り得なかった「教育界の最新情報」「教育界の(驚くべき)裏側」などが、清楚で可憐なチューリップの表紙に包まれて、何のためらいもなく爽やかに(しかし鋭く)公表されていく展開に、思わず引き込まれてしまうことでしょう。したがって、「生きがい論は好きだけど、飯田さんの論法には、そろそろ飽きてきちゃったわ」とおっしゃる愛読者の方々にこそ、ぜひとも本書をお勧めいたします。吉田先生(私よりも8歳ほど、人生の先輩です)の斬新な考察と大胆なご提案を、どうぞお楽しみに!



1月27日版

 
久しぶりに大学に出ると、このような、とっても可愛いお葉書が・・・



 ・・・という嬉しいご希望なので、さっそく、直筆サインを入れた『生きがいの音楽療法』CDブックと一緒に、ピアノ楽譜をお送りしておきました。4才の頃から習っていらっしゃるそうですから、かなりピアノがお上手のはず。演奏した録音を、ぜひとも聴かせていただきたいですね。

 中学3年生といえば、私の娘と同学年・・・思わず娘にこの葉書を見せて、「ほらほら、お父さんって、実は女子中学生にもファンがいるんだよ、うひゃひゃ!」と、いかにも中年のおじさんらしくニンマリしながら自慢すると、「この子は、お父さんのファンっていうより、『逢いたい』のファンなんじゃない?」と、穏やかながらも的確な指摘が返ってきました(涙)。



1月12日版

 おなじみの伊藤英樹さん(私との共著『車椅子父さんの絵日記』の作者)の奥様から、嬉しいメールをいただきました。今でも、「車椅子父さんのご家族はお元気ですか?」とのご質問が多いので、近況報告として、ご紹介いたします。

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 寒い日が続いておりますが、飯田先生お元気でしょうか? 飯田先生にお礼申し上げたくて、メールいたしました。
 昨日、よっちのサッカークラブで『お父さん VS 子供たち』の親子サッカー大会がありました。ほとんどのお父さんが参加され、お母さん方は応援で参加されていました。我が家は数日前から、えりが水ぼうそうにかかっているため、私は応援に参加できませんでした。
 夕方お風呂の中で、その日の出来事をいろいろと聞き、「お母さんたちの声援がすごかったばい」と聞いたので、「よっちがんばれ〜!って、誰かのお母さんが、応援してくれんかった?」と聞くと、「当たり前じゃん! でも、僕もお父さんが応援してくれとった」とニッコリ、当然のように答えました。それが嬉しくて、ありがたくて・・・お父さんと一緒にサッカーをするお友達を目の当たりにしながらも、いつも見守ってくれているお父さんを感じながら、成長しているよっちの姿に、涙が込み上げました。

 そういえば、よっちは、市内の五年生の選抜チームのメンバーに、キ―パ―として選ばれたんです! さらに、県内の選抜チームとの交流試合に出れる、最終12人のメンバーにまでも選ばれたのです。親の私もびっくりです(笑)。子供たちが、主人のたくさんの愛情を感じながら、明るく元気に成長してくれているのも、飯田先生のおかげです。昨日は「6年生の時に、伊藤先生に担任をしてもらった生徒です」と、成人式を終えた教え子さん方が、主人に振袖姿を見せに来てくれました。主人も、さぞ嬉しかったことと思います。

 ありがたいことばかりに囲まれて、幸せいっぱいの伊藤家です。私も『子供たちと接する時間の少ない今の仕事を、このまま続けていていいのか?』と、相変わらず(?)悩みながらの毎日ですが、この子たちと過ごせる今を、心から楽しんでいます!(小さな町なので、今の仕事をやめてしまうと、なかなか正社員で雇ってくれる仕事はみつからないのです)
 飯田先生、私たち家族は幸せです。私たち家族に、たくさんの愛を与えてくださって、本当にありがとうございます。


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 ・・・ということでした。新年早々、元気の出る近況報告ができて、私も幸せです(笑)。



2009年1月3日版

 あ け お め 〜!!

 ・・・と、中3の娘から年始の第一声がかかりました(笑)。どうやら、若者言葉で、「あけましておめでとうございます」の意を表す、丁重な(?)挨拶らしいのですが・・・とにかく、今年は私が意を決して「嵐の海へ」と漕ぎ出す大切な節目になりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、さっそくですが、いくつかご連絡をいたします。(お正月ということで、一応、気持ちだけですが、いくぶん、口調が丁寧になっている私です・・・笑)

(1)年明け早々に、これはめでたい!・・・昨年11月末に発売した新刊『松下幸之助に学ぶ人生論』が、その後に各方面で好評をいただいており、まだ発売後1ヶ月少々であるにもかかわらず、早くも3刷の増刷が決まりました。しかも、2刷よりも3刷の方が、増刷部数が増えてきているのです。このような現象は、3年前の『ツインソウル』以来、久しぶりです(笑)。本当に、ありがとうございます。

(2)その『ツインソウル』の韓国語版が、韓国の新興出版社として躍進中の「電波科学社」(科学書を多数扱っているとのこと)から出版されることに、決まったそうです。この出版不況の時代に、本当に、ありがたいことですよね。それにしても、「電波科学社」という出版社名を見るだけで、(特に理系の御方は)なんだかワクワクしてきませんか?(笑)

 それでは、これより『ツインソウル』韓国語版の序文「韓国の読者の皆様へ」を書き上げて、大至急、添付ファイルで送らなければなりませんので、今年最初の更新は、これにて失礼させていただきます。





12月24日版

 Merry Christmas!!

(クリスチャンではないのに、なぜキリストの誕生日を祝うのかという疑問には、こだわらないことにして、と・・・笑)

 今年も、読者の皆さまには、たいへんお世話になりました。心より、深く感謝申し上げます。来年は、私にとって、人生の節目となる大きな飛躍の年(になってくれるはず・・・笑)です。どうか、これからも、いつまでも、良き同志でいてくださいますよう、お願いいたします。

 
どうぞ、良いお年をお迎えくださいね〜!!



12月19日版

 本日、私の第2の故郷である英国(イギリス)から、次のようなお手紙が届いておりました。

 ちなみに、英国の正式名称は「 United Kingdom 」=U.K.つまり「連合王国」であり、日本人独特の不思議な呼称である「イギリス」という名前の国は、現実には存在しません。おそらく明治時代の日本人が、当時の大英帝国から来日した英国人がしゃべる言語の呼び方をもとにして、英語 = English = イングリッシュ = イギリス(イングリッシュをしゃべる人)、という具合に混同しながら聴き間違ったものが、そのまま日本でしか通用しない国名として定着してしまったものと思われます。したがって、英国人に向かって「イギリス」と言っても全く通用しません。
英国人が自国を呼ぶ際には、「U.K.」つまり「ユーケイ」と呼称するのが通常です。

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( U.K.から、はるばる旅をしてきた切手です。エリザベス女王の横顔がデザインされていますね )




 
前略 初めてお便りいたします。私は長年イギリスで暮らしている、*0代中年ウーマンです。飯田先生の本をうなづきながら読んだ後、感動して早くお手紙を出そうと思いつつも、知的な御方に書くべき文章がまとまらず(私のアホぶりがバレてしまいますので)、数か月が経ってしまいました。(中略)
 今月、日本から先生の「ソウルメイト」と「生きがいの創造 U」が届きました。どこから読もうかとパラパラめくり、適当な所で手を止めました。p259、ハートのローズクォーツ・・・私はビックリしました。というのも、その時ちょうど私は、ハートのローズクォーツを握っていたからです。私は、本を読む時は、その時の気分でクリスタルを選び、そのクリスタルをさわりながら読みます。モルガナイトだったり、アメトリン、スギライドだったりします。色々な形のクリスタルを持っていますが、この時の気分は、ハートのローズクォーツだったのです。何という一致でしょうか。

 ずいぶん前に、私は悲しみ、苦しみ、憎しみを沢山背負って、ある理由で、仕方なしに、イギリスに住むことになりました。ところが、イギリスの田舎(サリー州)に住んでみると、そこには私の欲するものがあったのです。多くの小鳥たちの歌声、美しい花々、妖精のいそうな森(本当はどこにでも妖精はいるんですが)などなど。近くの森(サリーヒルズ)に初めて行った時、私は突然に泣きだしました。「ああ、帰ってきた! 私の故郷に帰ってきた!」と。職場では、いじめにあったり、嫌な思いをしたり、肉体労働できつかったりと色々ありますが、「この美しい自然が見れる、小鳥たちの歌声を聴くことができる、森を歩くことができる、大好きなイギリスに住んでいる」と思うと、貧乏生活も忘れ、感謝の気持ちで一杯になり、私は世界一幸せな人間のひとりだなぁ、とよく思います。

 森や草原では、キツネやシカ、キジ、野ウサギなどと、バッタリ出会ったりします。夕方には、家のまわりを、コウモリが飛び交います。ディンドン、ディンドンと鳴る、村の教会の鐘。親を呼ぶ子羊の声。なんて、のどかなんでしょう。初めて、この土地の広々とした麦畑に立った日、まるで自分が赤毛のアンになったみたいで、感動しながら風景を楽しみました。(もっとも私の場合は、赤毛のアンというより、枝毛のアンという方が正しいかもしれません) 
 私は、サリー州の森(特にサリーヒルズとその近辺)を、相当、歩き廻りました。けもの道を歩いて、森の奥の奥まで入り込んだりもします。サリーの森を、これほどまで歩いた日本人は、私ひとりだと確信しています。ギルフォードという隣り町は、不思議の国のアリスの作家、ルイス・キャロルが住んでいました。家もお墓もあります。彼も森歩きが好きでしたので、彼の家の近くの森を歩いた時には、「彼が歩いたであろう森を、今、私も歩いている!」と、感動したものです。もしも、イギリスの田舎や森がお好きでしたら、こちらへおいでの際には、ぜひお知らせください。地元の者しか来ないような所を、ご案内いたしましょう。

 飯田先生、どうかどうか、お身体をお大事に。来年が、先生にとって、輝かしい年となりますように、イギリスの空の下でお祈りいたします。

 イギリスの森の妖精(妖怪?) *****より


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 ・・・という、素敵なお手紙でした。私も、かつてロンドンに住んでいた時に、ウインブルドンやハンプトン・コートを抜けてA3(幹線道路の名前)に乗り、ポーツマスやブライトン方面に南下した際に、サリー州の森林地帯やギルフォードの町を通った記憶があります。(うろ覚えですが、ロンドンからみた方向や位置としては、コナン・ドイルのお墓がある小さな教会から、それほど遠くないのでは?)
 ちょうど、原稿執筆の締め切り前でグッタリしていましたので、このお手紙を拝読しながら、ロンドンの南方郊外に広がるサリー州の森とつながって、とても清々しい気持ちになり、思わず深呼吸をしてしまいました(笑)。イギリスの森の妖精(妖怪?)さん、私を元気にしてくださって、本当に、ありがとうございました!

(煮詰まってしまった執筆作業から逃避したくて、つい、禁断の「HP更新」に走ってしまいました・・・さて、そろそろ、仕事に戻るとするか、とほほ・・・涙)



12月12日版

 
昨夜は、米沢市立病院(山形県)の「緩和ケア研究会」からのご依頼で、看護師さんやドクターの方々(約80名)向けに、「生きがい論」の講演を行わせていただきました。京都のお寺での檀家さん向けの講演以来、久しぶりでしたが、大いに盛り上がって(?)、講師である私の方が元気をいただきました。看護師さん向けの「泣いて笑って楽しめる講演内容」を準備しておいたところ、会場にはお堅そうなお医者さんたち(精神科の先生や副院長先生など)が何人もいらっしゃり、不意を突かれて大いに緊張しましたが、好意的に接してくださったので助かりました。米沢市立病院の皆さま、どうもありがとうございました。

 
講演後は、名物「米沢牛」の高級料亭で、看護部長さんやスタッフの方々と高価なスキヤキを頂戴しましたが、私は肝心のお肉よりも、大好きなコンニャク、麩、シイタケ、豆腐ばかり食べていました(笑)。とてもおいしくて、大満足しながら帰ろうとしたところ、それまで部屋で給仕係を担当くださっていた若い女性が、我々の話の内容から推察したのか、「もしかして、生きがい論の飯田先生ですか? 私、先生の御本のファンなんです!」と、挨拶においでくださったのには驚きました。しかも、そんな愛読者さんがそばにいるとは思わずに、「脳出血手術後の入院中に私のオ*ン*ンをつまんで尿管のパイプを刺している最中の若い看護師さんから、『私、飯田先生の大ファンなんです!』と言われて、『こ、こんなタイミングでおっしゃらなくても・・・』と激しく赤面した話」をしてしまった私でした(笑)。いやはや、どこに愛読者さんが潜んでいるかわかりませんので、今後、人前では、話題に気をつけなければなりませんね(笑)。



12月8日版

 
先日、ヨーロッパのスイスから、次のようなお手紙が届いておりました。

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( スイスから、はるばる旅をしてきた切手です )



 不躾ながらお便りさせていただきます。私はスイス在住の音楽家です。スイスには**才の時に留学して以来、住みついて**年になります。その間、勉強、音楽活動、スイス人の夫との結婚生活、そして夫との死別を経験しました。夫の末期治療の最中、絶望的な気分でインターネットを検索し、先生の著作にたどり着きました。むさぼるように読み、「生きがい論シリーズ」を次々と注文、読破しました。自宅で夫を看取ることができたのは、先生の書かれた御本のおかげです。たいへんに心の支えになりました。ありがとうございました。

 夫を看取った際、未だにひとつ心残りがあります。それは、夫に「死」はこわくないよ、私はそのことを知っているから大丈夫だよ、それにいつかはまた会えるんだよ、と、おしえてあげられなかったことです。スピリチュアルなことに関しては、いつも拒否反応を示す人でした。そして私は、こんな大切なことを私の不完全な言語(フランス語、日常会話には不自由しませんが、やはり母国語ではありません)で、彼の心に届くように伝える自信がありませんでした。もしも、あの時、フランス語に翻訳された「生きがいの創造」があったら、と悔やまれます。きちんと本として出版されたものなら、彼はおそらく手にとって読んでいたと思います。今になっては、飯田先生の語りかけるような文体、それでいて論理的な文章は、こちら欧州の、あらゆる人々の共感を呼ぶと確信しています。

 先日、ある友人(文筆業)と食事をしていました。私はとてもリラックスしていて、なぜか先生の書かれたものについて、彼に説明を始めました。彼はとても興味を示したので、ずいぶん長い間、話していました。友人はしばらくしてから、「それをフランス語に翻訳して出版するというのはどうか」、と言い出しました。私がまずフランス語に翻訳し、それを彼が完全なものにするという段取りです。私はプロの翻訳家ではありません。けれど、翻訳されたものが原文のニュアンスをどれだけ伝えているかを判断することはできます。それをさらに、本業の方に目を通していただくということで、さらに完璧なものにしていくことができます。友人はジャーナリストであり、スピリチュアルなものに敬意をもって接する人です。
 私は、「生きがいの創造」全3巻(決定版、創造U、創造V)、「ソウルメイト」、「ツインソウル」を、フランス語に訳して、こちらの人々に紹介したいのです。先生のお考えはいかがでしょうか。お返事がいただけたら幸いです。私は、これを成し遂げたい気持ちでいっぱいです。フランス語での出版については、その友人が力になってくれる予定です。私はこの出版で、個人的な利益をあげようとは思っておりません。先生の著作が、より多くの人々に読まれることを願っているのみです。

 拙い文章で失礼いたしました。いつも先生のご健康をお祈りしています。
 ここまで先生に読んでいただけただけで嬉しいです。


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・・・という、素敵なお手紙でした。もちろん、私はすぐにご連絡して、私の著作権料は不要であること、ご自由に翻訳・出版なさって結構であること、完成品を私にも数冊ほど送ってくださるだけでOKであること、そしてマイペースでワクワク楽しみながら翻訳していただきたいことを、お伝えしておきました。(私の著書を翻訳希望の方々には、皆様に、同じようにお返事しています)
 すると、さっそく、次のお返事が返ってきました。


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大変うれしいお返事ありがとうございました。翻訳作業がどれほど時間のかかる作業か、まだまだ把握しきってはいませんが、力の及ぶ限り行いたいと思います。

 こちらは毎日、ヨーロッパの典型的な冬空です。つまり、雪か霧か雨、でなければ曇り。スイスにご旅行の際には、是非是非お知らせください。鉄道国スイスのご案内をさせていただきます。亡くなった主人は大の鉄道ファンでした。休日には2人で、時刻表をもとに日帰り鉄道旅行など、よくしました。我が家には、主人の遺していった、メルクリンの電車模型、0ゲージと1ゲージが何十台もあり、屋根裏部屋には1ゲージ専用の鉄道線路が敷いたままです(実際に走らせることができます)。鉄道ファンでいらっしゃるという飯田先生が、こういうものにもしも興味がおありなら、我が家にも見にいらしてください。師走に入り、先生もお忙しいことと存じます。どうかお体にお気をつけて。

 追伸/ 先生のホームページを開くたびに聴こえる「逢いたい」のメロディーに、いつも癒されています。私の住んでいる所は人里離れており、夜になるとほとんど無音状態(?)なので、音が欲しくてかけっぱなしにすることもあるんですよ。


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・・・このような嬉しいやり取りをさせていただいた翌日に、今度は、私の本の韓国語訳を担当くださっている「金」さん(私の父親くらいの御年齢の男性です)から、次のメールをが届きました。

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こんにちは、韓国の金です。しばらくの間、ご無沙汰しておりました。最近の飯田先生のご活躍ぶりをみますと、完全にご回復なされたように感じますが、手術後のご健康はいかがですか?
 私の方は、約1年かかった『ツインソウル』の翻訳を、ようやく最近終えました。この本は、神秘的かつ特別な体験談で、現実味もありながら人生の根本的なあり方を解き明かした名作なので、韓国での高い人気が予想されます。今、出版社を探しているところです。この本の韓国の読者向けに、先生のお言葉を頂きたいのですが、お願いできますでしょうか。今までに、先生の本は韓国で4冊も翻訳出版してきましたので、先生のお名前は韓国の出版業界でも、少なからず知られていると自負しております。今回の『ツインソウル』は、その中でも格段の人気が予想されますので、必ずヒットすると張り切っております。
 では、くれぐれもご自愛のほど、お祈り申し上げます。


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 ・・・すると今度は、その翌日にあたる本日、私の本の中国語版を翻訳くださっている「徐」さん(若い女性です)から、次のメールが届いていました。

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 ご無沙汰しており、大変失礼いたしました。先生は、お元気ですか。去年の今頃、先生のご許可をいただいてから、夫と一緒に、『決定版・生きがいの創造』の翻訳を進めてまいりました。やっと、全体の3分の2ほど訳しました。
 これからは、残り部分の翻訳と同時に、細部の修正や、出版社へのアピール等も行いますので、先生のご意見を仰ぐことも増えるかと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。


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 ・・・と、このようなわけで、わずかな間に、フランス語、韓国語、中国語という3ヶ国語版の翻訳者の方々から、次々にメールをいただいたので、その不思議なシンクロニシティ(共時性)に、嬉しくなってしまった私でした(笑)。どの翻訳者の方々も、私とは(今生では)何の交流も無かった方々なのですが、私の著書をお読みくださって、先方から「ぜひ翻訳したい」と申し出てくださったのです。皆さん、もともと翻訳のプロではなく、ただ純粋に本を読んだ感動で、「素人の私でもよろしければ」と、翻訳&出版の作業を願い出てくださいました。本当に、ありがたいことです。
 このように、自主的な翻訳者の方々の「つながり」は、時を同じくして、国境を超えて存在していますので、どうぞよろしくお願いいたします!



11月6日版

 本日は、色彩の異なる(しかし「生きがい論」で結ばれている)2通のお手紙を、ご紹介しましょう。
 まずは、私が先日に訪問してきた、フランスのパリから届いたばかりのお手紙です。

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初めてお便りさせていただきます。フランスのパリに在住の****と申します。
 この手紙をご覧になられるのは、ロンドン&パリ出張から戻られた後ですね。おつかれさまでした。ヨーロッパはもう初冬の寒さ、体調など崩されませんでしたでしょうか・・・。

 お便りさせていただくのは初めてですが、実は12年前、最初の「生きがいの創造」が出版されてすぐの頃に、福島大学の研究室までおじゃまして、お話をうかがわせていただきました。当時、私はある会社の広報室に勤めており、「社内報に掲載したいので、ぜひお話をうかがいたいのですが」とお電話させていただいたところ、お引き受けいただき、同僚と2人で、先生の研究室までおじゃましたのでした。あの飯田先生に直接お会いしてお話をうかがうなど、今ではとても考えられないことですよね。あの時、飯田先生にお会いできたという経験は、私の中で、とても大切な宝物となっています。先生との出会いに感謝です。
 あれ以来、私はいつも先生のご著書やホームページを読ませていただいています。一緒におじゃました同僚は、今では3人の子のママになっています。私は6年前に、縁あってフランス人と結婚し、パリで暮らすようになりました。日本の若い女性が憧れるパリですが、実際に生活してみると、差別や貧困、暴力などを目のあたりにし、今でも戸惑うことや「なぜ?」と思うことが多すぎて、眠れない時もあります。そのたびに、飯田先生の本を手に取って、気持ちを落ち着かせています。パリで暮らしていても、先生の「生きがい論」には、本当に、いつも助けていただいています。「生きていくのは試練多きこと、でも、だからこそ乗りこえる喜びがあり成長もできる・・・」と。

 長々とおじゃまして申し訳ありません。ホームページで先生のパリ出張のことを知り、先生が私のすぐ近くにいらっしゃるのが、あまりにもうれしくて、思わずペンをとってしまいました。いつもお忙しいとは思いますが、これからも、心身ともにお健やかで、ますますご活躍されますよう(でも頑張りすぎないでくださいね)、日本の裏側、フランスからお祈りしています。
 季節の変わり目、お体ご自愛くださいませ。


 
パリにて。

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 ・・・という素敵な内容なのですが、「パリに向かう前にご連絡が取れていたら、パリで12年ぶりに再会して、おいしいお店を教えていただいたのに!」(涙)と、悔しい気持ちで一杯です(笑)。なにしろ、オペラ座の近くにある有名な日本食料品店と、その向かいにある日本マンガ屋を視察したあと、パリに詳しい知り合いが同行していなかったため、仕方なく、すぐそばに見えた「AKITA(秋田)」というお寿司屋さんに入って、寿司定食を食べてしまったものですから・・・パリには、また必ず行きますので(モン・サン・ミッシェルの古い教会を巡礼したいのです)、今度こそ、おそらく陽気で優しいであろうフランス人のご主人と一緒に、パリのおいしいお店を教えてくださいね!


 さて、2通目は、とても感動的なお手紙です。福島市の郊外で、1600mもの高所まで車で行ける「磐梯我妻(ばんだいあづま)スカイライン」の途中にある、高湯(たかゆ)温泉という温泉地を、ご存知でしょうか?(名前の通り、かなりの高所にあり、星がとてもクリアに見えるため、天体観測の名所でもあるんですよ)

 この高湯温泉は、東北新幹線の福島駅西口から、一般の公共バスやタクシーで30分あまり(東北自動車道の福島西インターからも車で30分ほど)という交通至便の地にありながら、硫黄の香りを漂わせた美しい濁り湯に恵まれた、私の大好きな温泉地です。東京駅から2時間半ほどあれば、星空のメッカで素晴らしい青白色の露天風呂を満喫することができるため、近年では遠方からのお客様が多いことでも知られています。
 ところが、このたび、この高湯温泉の「安達屋(あだちや)旅館」さんのご主人から、次のようなお手紙をいただきました。私自身もよく存じ上げている由緒ある名旅館で、おかみさんと言葉を交わしたこともありますので、ご主人にお許しを願い出て、実名のままでご紹介させていただきます。

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 前略 飯田先生、初めて手紙を書きます、私は、地元福島の高湯温泉で、旅館を経営しております。先生の講演は、2回お聞きいたしました。1回目は少し前になるかと思いますが、高湯温泉のひげの家さんで。2回目は2005年に、東邦銀行主催の旅館経営勉強会で、会津の大川荘さんでした。先生の本も、だいぶ読ませていただきました。しかし、まさか自分にこんな辛い現実が起こるとは、思ってもみませんでした。

 私は、昭和30年2月26日に、高湯温泉の安達屋旅館に生まれました。けして良い家庭環境とは言えず、保育園の頃から学校を出るまで、母の実家に1人で預けられて育ちました。(飯田注:プライベートな家庭状況は省略)
 こんなわけで、とても辛い状況でしたが、大学を出て旅館に帰って来ると、私をずっと可愛がってくれていたお婆ちゃんから、「なんと言ってもお前は安達屋の17代目なのだから、我慢、我慢」と常々言われ、自分としても、一生懸命やらなければと言う気持ちがありました。主に調理や清掃等の、裏方仕事を預かっておりましたが、今では、それが本当に良い経験になったと思います。

 そしてあるとき、叔母の紹介で、一人の女性とめぐり合うことができました。歳は私と同じ34歳で、結婚も私と同じく、ほぼあきらめかけていたとの事でした。初めて会ったとき、なんとなく心が通じると言うか、引かれるものがありました。私の父は、人柄は良いのですが経営が苦手な人で、経営状態が非常に悪かったのですが、結婚後、妻の努力によって、少しずつ改善されていきました。妻は、結婚する前は幼稚園の先生、県の臨時職員、そして社会保険センターの職員として働いており、「安達屋旅館にはもってこいの素晴らしい人だよ」、と聞いておりました。その通り、本当に、私にはもったいない素晴らしい女性で、この20年間、細い体でよく頑張ってくれました。いつも、全力で生きていました。従業員からも、お客様からも慕われており、どんなときにも、私を支えてくれました。
 とくに、やっと授かった一人息子への愛情は豊かで、アルバムを見るたびに、楽しい日々が、つい昨日のように思い出されます。本当に、仲のよい3人家族でした。やっとつかんだ温かい家庭が、いつまでも、いつまでも続くように、と願っていたのですが・・・。

 その妻が、平成20年9月9日に、54歳の若さで他界いたしました。高校1年の息子と私を残して、死んでしまいました。平成9年に心臓弁膜症、そして乳癌になって4年半でした。骨や内臓に転移があり、昨年の4月に病院から「2年以上生きた人はいない」と言われ、それでも、「自助療法や代替療法で助かった人は沢山いるんだから」と、2人で頑張ってきたのですが、力尽きてしまいました。

 とても美しい妻でした。いつも元気な笑顔を振りまいていた妻が、8月中旬頃からは歩くのも困難になり、食事も喉を通らなくなりました。21日に、「ちょっと入院して体力が回復したら、今度は今まで以上に、一生懸命自助療法を行って病気を治そう、そして皆で甲子園に行こうね、2本の足でしっかり歩いて帰ってくるからね」と、そう言って旅館を出たのに、それから約2週間後の9月4日に、最後を自宅で迎えるための退院となってしまいました。

 
亡くなる当日に、旅館の横にある薬師堂で、「お母さんはもう無理かもしれない」と私が話すと、息子が泣きながら、「なぜあきらめるの? お父さんはいつもぼくに、最後まで絶対あきらめるな!、と言っているだろう? ぼくが奇跡を起こす、絶対助ける!」と言ったことが、忘れられません。妻はいっぱい心残りがあったと思いますが、辛い状況の中、7月に行われた高校野球・夏の大会で息子の活躍をたくさん見る事ができて、本当によかったと思います。息子も、病魔と闘う母親を励ますために、懸命に頑張ってくれました。息子は小学校時代から硬式野球を行い、期待されて福島**高校に入りました。そして期待通りに、1年生ながらレギュラーとなりました。そんな息子の活躍を、妻は楽しみにしておりました。

 最後を自宅で迎えるために退院した日、妻はすごく輝いていました。この病気が間違いだったかのように、旅館の事務所で、従業員たちと、本当にうれしそうに話をしていました。そして、私たちが夕食を食べていると、寝室から起きてきて一緒に食べようとしたのですが、箸を持っただけで食べることができず、また寝室に戻ってしまいました。その時の悲しそうな顔が、忘れられません。いつものように、家族3人で食べたかったのでしょう。
 それからは起きることもできず、徐々に幻覚も見るようになりました。まだ夜も明けない朝方に、外を見て、「お父さん雪が降ってきたよ、きれいね、朝までには溶けちゃうね」、私は涙が流れて、何も答えることができませんでした。そして翌日の9日夕方、意識がもうろうとしている中、「**(飯田注:息子さんのお名前)の背番号をつけないと・・・こんなことしてはいられない・・・」と、この言葉を最後に、息子に両手を握られながら、妻は息を引き取りました。

 妻の葬儀には、沢山の方々が、別れを惜しみにおいでくださいました。本当に皆に愛されていた、素晴らしい女性だったと思います。妻の死が、私たち2人にとって定められた運命であったというごとは、先生の本を読んで理解しているつもりですが、それでも今はまだ、しばしば辛くなります。20年の間、妻と2人で築いてきた、この安達屋旅館でした。将来の夢もありました。妻の面影が、この建物のあちこちに染みこんでいます。これからの人生を考えると、息子と2人、寂しさで胸を締めつけられる思いです。
 今思うと、肝臓に転移してからの1年半に行ってきた自助療法が、間違いだったのではないか、妻に辛い思いばかりさせてしまったのではないかと、日々悩んでおります。亡くなる少し前ですが、妻が車の窓から外を眺めて、「(世の中は)何も変わらないのね、私がいなくなっても」と、寂しそうに、独り言を言っていたのを思い出します。

 飯田先生、今、妻は幸せにしているのでしょうか?
 また、必ず会えるのでしょうか?
 私たちを、見守ってくれているのでしょうか?
 私たちを、待っていてくれるのでしょうか?


 妻の手帳に、「自分のため、家族のため、生きた証は、何かあるのだろうか」と、書いたものが見つかりました。そこで、ぜひ先生に、**玲子と言う女性がこの世に存在していた事を、少しだけ知っていただければ、せめてもの証になるかと思い、手紙を書くことにいたしました。長々と下手な文章にお付き合いいただき、有難うございました。

 
追伸
 最初、先生の歌を聴いたときは、とても悲しくて、涙が止まらなくなりました。でも最近は、先生の歌から勇気がもらえるようになったのです。有難うございます。高湯は近くですので、風呂にでも入りにきてください、疲れが取れますよ。妻も、先生を大歓迎すると思います。
 これからも、少しでも多くの人が、先生によって励まされることを願います。


********************

 ・・・というお手紙でした。私が、HPで実名で紹介しても良いかどうかを確認したところ、ご主人は、「先生から伝えていただいた妻からのメッセージを、何度も読み返しては、あまりの感動に涙が流れます。でも嬉しい涙です。先生がご希望くださるなら、玲子という素晴らしい女性のことを、少しでも多くの人に知っていただければ、それが私の幸せです」と、ご了解くださいました。(お手紙には、「返事が欲しい」という言葉は一言も書いてなかったうえ、メールアドレスも返信用葉書もなかったので、ご主人は私から連絡があるとは予想しておらず、本当に驚いていらっしゃいました)

 ちなみに、高湯温泉にご興味をお持ちの方々は、ぜひとも、http://www.adachiya.jp/ を、クリックしてみてください。先立った玲子さんが懸命に(まさに命がけで)創り上げた、素晴らしいお風呂(豪快な露天風呂と木造りの内湯の数々)などを、写真と動画で拝見することができます。豪雪の冬期間でも営業していますので、「どこか、交通の便が良くて絶景の温泉地に旅してみたいなぁ」とお探しの方々には、私の大好きな高湯温泉をお勧めしますよ。



11月4日版

 昨夜に更新したばかりなのですが、本日、たまたま押入れを整理していたら、昔懐かしい学生時代の私の写真が出てきましたので、特別大サービスとして(笑)、公開してしまいましょう!






11月3日版

 東京&京都で行った「秘密の隠れ家コンサート」に、お母様と来場くださって話題になった、広島弁を操る「カリフォルニアのお好み焼き屋さん」疑惑の男性の正体が、ついに判明しました。昼間はお好み焼き屋さんで、夜はお寿司(&お好み焼き?)屋さんに変身するという、地元で評判の不思議なお店(お客様は現地の米国人ばかりとのこと)を開業なさっているそうですよ。ご興味をお持ちの方々は、http://www.ocotime.com/ を、クリックしてみてくださいね。



10月30日版

 パリからロンドンに向かう深夜のユーロスターで、隣の車両から突然に火が出て、「テロ発生か!」と乗客たちが避難する中、消防車に囲まれながら煙に巻かれるなど、思わぬ大事件の渦中に身を置いてしまいましたが・・・なんとか無事に、帰国いたしました・・・(涙)。

 まずは、疲労回復のため静養いたしますので、取り急ぎ、帰国のお知らせのみにて、失礼させていただきます。
 ご心配くださった皆さま、本当に、ありがとうございました!!



10月20日版

 盛岡での講演&コンサート、無事に、大成功のうちに終えることができました。たくさんの看護師さんたち(岩手県の看護総会の時よりも多くの参加があったそうです)が集まってくださり、そのほとんどが私の歌は初めてお聴きくださったはずなのに、大きな声で合唱していただけたのには驚きました。初めて聴いてあれだけ一緒に歌えるとは、岩手県の看護師さんたちは、皆さん、なんと音感が素晴らしいのでしょう!
 担当者の御方からも、このようなメールをいただきました。

********************

 
おはようございます。18日の講演会・コンサート、本当にありがとうございました。そして、お疲れさまでした。慣れない研修会運営で、先生には多大なご迷惑をおかけしたのではないかと、反省しております。
 飯田先生は、予想していた通りの先生でした。若々しくて、ソフトな話し方、歌手顔負けの甘い歌声、気取りなく接してくださる優しさなど、もしも私があと20歳若かったら、立候補したくなります(笑)。先生のご講演のあと、友人や知人からたくさん電話やメールをもらいました。みんな、先生のお話を聞けたことに感謝・感謝で、私どもの株が急上昇でした。
 先生の歌は、本当に、真の音楽療法の姿そのものだと感じました。今、医療界では、色々な形で音楽療法を紹介しており、確かに、曲によっては、癒し効果のある曲もあると思います。でも、今回体験して、先生の歌を先生の声と一緒に歌うことの効果は、ほかの音楽の効果とは全く異質なものであったと感じます。なぜか、とめどなく涙が流れてきて、声が出なくなるほどで、歌い終わったあとの爽快感というか、うまく言葉にできませんが、とにかく心が浄化されたという感覚でした。

 いま、いろいろな面で、自分は生かされているという感じがします。特に、定年を迎えて、いま自分の後輩たちが、働き続けたいと思える職場づくりをしなくては、と思っております。この職業で働かせていただけることに感謝し、働きがいのある職場づくりを実践したいと、先生の御講演を聞いて、その力をいただいたように思います。ありがとうございました。

 これからも、お忙しい毎日と思いますが、どうぞお体に気をつけて、先生を愛している万人の方々のための癒しの活動を、お願いいたします。そして、またいつか、お目にかかれることを夢見ております。

*********************

 ・・・ということですが、今年の「ねんりんピック」に社交ダンス部門で出場なさるという快挙からもわかるように、私も、あと20歳ほど歳をとっていたら、立候補したくなるほど素敵な看護師長さんでした(笑)。こちらこそ、盛岡の地に素晴らしい思い出(残存思念)を残すことができ、とても幸せです。本当に、ありがとうございました。

 さて、いよいよ、ロンドン&パリへの出張のため、日本から飛び発つ日がやってきました。体調は、「まあまあ」といったところです。現地では、毎日、早朝6時か7時に起き、夜の8時か9時頃まで予定が入っているという、超ハードなスケジュールです。しかも、パリへは、ドーヴァー海峡を抜けるユーロスターを使って、ロンドンから「日帰り」という強行軍(涙)。
 大好きな日本を留守にして、地球の反対側まで行ってしまうのは、心の真ん中にぽっかり穴があいてしまうようで本当に寂しいですが、私が帰国する今月末まで、どうぞ皆さま、お元気で生活なさっていてくださいね。私も、あの危険な脳出血を再発することなく、なんとか無事に戻って来ることができますよう、天(神様・仏様?)にお願いしながら頑張ります。(というか、無理して倒れてしまわないようにするためには、あまり頑張っちゃいけないんですが・・・笑)

 それでは、行ってきま〜す!!!



10月13日版

 
お、おわった・・・ 東京&京都での「秘密の隠れ家コンサート」、合計18回の公演(延べ3000名を動員)を、やり遂げました〜(涙)。

 
その後も各地で仕事をこなし、先ほど、ようやく福島に戻ってきました。さすがにグッタリしているので、本日は数週間ぶりに、自分へのご褒美として、これから半日ほど、仕事以外の趣味の時間を取りたいと思っています・・・と言いたいところですが、皆様から頂戴した、「どうしてもお返事ください」とおっしゃる返信用葉書・封筒入りのお手紙が溜まりに溜まっているので、まず少なくとも2〜3時間は、お返事書きをしてからになります・・・おっと、その前に、福島で流行っているひどい風邪(娘の学級の半数が休んでいるとのこと)にやられて熱を出して寝込んでいる妻子のために、スーパーに出かけて何か夕食を買って来てやらねばなりません(涙)。

 
明日からは、また授業と会議などで猛烈な忙しさが続き、その勢い(?)で、土曜日の盛岡公演に突入です。(ちなみに、看護連盟からのご連絡によると、定員600名のうち、残席は数十名となりましたので、どうぞお早めにご予約くださいね) 

 
それでは、土曜日の午後に、紅葉真っ盛りの美しい盛岡の街で、お逢いしましょう! 



9月27日版


 本日、大学に出てみると、9月8日版でご紹介した「カリフォルニアのお好み焼き屋さんで働いている疑惑」の男性(個人的にお会いしたことはありません)から、こんな嬉しいお葉書が届いていましたよ。(いま新刊原稿の締め切り間際で時間がないため、その他の方々からのご感想は、また後日にご紹介しますね)



 「あんなに笑った母は久しぶりに見ました」とのことで、私もとっても幸せです。
 素敵な親孝行ができて、本当に良かったですね!

 広島にお住まいのお母さま、私の大ファン(笑)になってくださって、どうもありがとうございます!!



9月18日版

 ハイハ〜イ!
 ふみひこクマちゃんですよ〜!!
 みんな元気〜??

 ・・・というわけで、異様なほど盛り上がって、ひとりで大騒ぎしている私です(笑)。
 だって、めちゃくちゃ嬉しいことがあったんですよ!
 そりゃもう、顔がにんまりしちゃって抑えきれないほどの、最高にHAPPYな出来事が、この私の身に起きちゃったんです。
 いや〜、自分でもビックリしすぎて、「
え”〜っ、こんなことって、ホントにあってもいいの?」と、信じられないほどの幸運なんですよ。

 ああ、それなのに、読者の皆さまに対して、具体的な現象を決してお話できないのが、残念でたまりません・・・(笑)。
 でも、もしも詳細をご説明したら、「お〜っ、そりゃすごい! ラッキーでしたねぇ、私にもちょうだい!!」と、ともに喜んでくださることでしょう。がんばって生きていると、たまに、こんなにいいことが訪れてくれるからこそ、生き続けてみる価値と希望があるんですよね。

 皆さまには、何が何だか、さっぱりわからないでしょうが、それでいいんです。
 とにかく、「この幸運を、少しでもおすそ分けできればいいな」と思って、こうしてHPにUPしてしまいました。
 私の身に訪れたこの喜びを、どんどん、皆さまのハートに持って行ってくださいね。

 この調子で、今週土曜日の「隠れ家コンサート」京都公演では、もう大爆発しちゃいますよ〜!



9月8日版

 まずは、本日いただいたお手紙から・・・
(神さま・仏さまのごとき、荘厳な口調でお読みください)

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ふみひこへ

 ふみひこは、努力してないことがある。自分を好きになろうとしてない。そのためにしなきゃいけないこと、それは、「人をゆるす」ってこと。人を裁かない練習だよ。正しさと正しさのぶつかり合い、それが戦争。「ゆるす」ことで、心の戦争から自由になりなさい。びっくりするほど、自分がラクになるよ。ふみひこの身体の不調も、全てはそこからきています。

 ふみねえ

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 なるほど、私の姉と称する「ふみねえ」さんのご指摘によると、私は人を「ゆるす」努力が足りないので、「全て」は自業自得の結果として、色々な試練に見舞われたり、病気になるという悪しき報いを受けているのだそうです。しかしこれは、私の「生きがい論」とは根本的に異なる解釈なんですけど・・・この論法だと、「ご病気などの試練に直面する方々は、そんな状況を招いてしまった罪深き自業自得の愚か者だ」と上から決めつけて、ただでさえ過酷な状況にあるその御方をさらに責めることになってしまうので、今の私は、この「傷口に塩を塗る」無神経な論法が大嫌いなのです。


 確かに、すでに充分な学びを積まれて悟りをひらかれたのであろう「ふみねえ」さんから見下ろせば、私は「ゆるし」の修行が足りなさすぎる未熟者に違いありません。しかし、喜怒哀楽の数々を通じて大いに学びながら、毎日を懸命に生きている「人間」の私にとっては、この程度の頑張りにすぎなくても、もう余力がないほど精一杯なんですよ(涙)。これ以上に無理して「ゆるそう」としてしまうと、「びっくりするほどラクになる」どころか、逆に「びっくりするほどストレスになって倒れてしまう」ことでしょう(笑)。こんなに愚かで未熟者の私ですが、お代官様、「ゆるし」ていただけるでしょうか?


 いずれにしても、「ふみねえ」さん、私を大いに「裁いて」くださって、どうもありがとうございました。おかげさまで、久しぶりにワハハと大笑いさせていただき、満身に元気がみなぎってまいりました。やはり、「笑うこと」は、本当に身体に良いのですね(笑)。いや〜、思わぬ偉大な救世主の登場に、もう大爆笑です。聞き飽きた精神世界系の常とう句(しかも現象解釈の本質的な誤り)であるにもかかわらず、いかにも正論に聞こえる格調高い名文を大いに楽しませていただいた結果、こうして一気に救われて、すっかり「反省の闇」から脱出することに成功しました。これこそが、心優しい「ふみねえ」さんの、真の狙いであったに違いありません。私が大ウケするツボを心得ていらっしゃる「ふみねえ」さんって、ユーモアのセンスが抜群で、大好きです!!


(ちなみに、私が宗教家であるならば、「ゆるしなさい」「ゆるします」と連呼して聖人君子を演じておけば、簡単に信者たちの「あこがれ」を得ることができてラクなのですが、プロのカウンセラーとしては、ゆるせなくて苦しんでいる人に対して「ゆるしなさい」と命じた時点で、失格なんですよ。だから私は、不特定多数の一般読者向けの著書で心理学的な基礎知識として「ゆるし」の重要性に触れることはあっても、実際に人間関係で悩み苦しんでいる特定の人に対して、「ゆるしてあげましょうよ」などと配慮に欠けた稚拙なアドバイスをすることはありません。むしろ逆に、「そうですよねぇ、そりゃゆるせませんよねぇ、僕だって、あなたと同じ状況に置かれて、そんな言動を受けたら、カンカンに怒っちゃいますよ!」などと、まずは大いに共感するんですよ)



 さて、昨日&一昨日と、東京で、「秘密の隠れ家コンサート」の追加公演を行わせていただきました。回を重ねるごとに私の熟練度が増し(?)、問題点を改善しながらレベルアップしており(?)、おかげさまで、大いに盛り上がりました。特に、『教授の恋』をテーマにした第4話は、爆笑・爆笑・また爆笑で、「飯田さんは、学者、作家、音楽家に加えて、ユーモアあふれる話術でコメディアンにもなれますよ」と、太鼓判をいただいてしまいました。(私としては、ただ過去の数奇かつ悲惨な恋愛体験の数々を、一切の脚色を加えないで、ありのままお話しただけなのですが・・・涙)


 そういえば、やはり本日、大学あてに届いていた国際郵便が・・・

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飯田先生はじめまして。
 北カリフォルニアに住んでいる****といいます。広島県*市出身で、4*才になりました。
 わしは、飯田先生の本と歌が大好きです。昨年帰国した際に先生の著書『ツインソウル』と出会い、子供の頃からの疑問が解決しました。他の著書も読んで、自分の魂が成長したのを実感しています。先生に逢って、直接、「ありがとう」と言いたいです。

 それで、9月から私も大旅行に出かけます。名づけて、「親孝行&秘密のカクレ家コンサートおっかけツアー」です。9月5日に帰国して、東京公演に参加し、2週間後の京都公演には、広島から母を連れて参加し、締めに10月の東京公演にも参加して、翌日アメリカに出国です。京都公演には、母の誕生日祝いを兼ねて参加します。先生の話と歌で、母が何かを感じてくれたらいいなと思います。

 わしは、先生の歌をじかに聴けるのが、いまからワクワクして、とても楽しみです。
 体には充分気をつけてください。いつも本当にありがとうございます。

 **1
  West Church Street, *******, CA  **4**  USA

********************


(飯田注:「わし」=広島弁で「私」のこと。地方によっては「わい」となる。女性の場合は「うち」と称する)

 ・・・という嬉しいお手紙です。同封の名刺には、「 Japanese Cuisine " OCO TIME "」とあり、「広島風お好み焼き」らしきムードの漂うイラストがプリントされているのですが、もしや、カリフォルニアにある「お好み焼き屋」さんで働いていらっしゃるのでしょうか?
 このお手紙は本日に拝読したので、残念ながら昨日&一昨日の東京公演で直接にご挨拶することはできませんでしたが、おそらく会場のどこかにいらっしゃったことでしょう。本当に、ありがとうございます。京都公演では、お母様に、広島弁でご挨拶したいところです(笑)。お目にかかれますことを、楽しみにしています!



8月26日版

 昨夜、私の乗った新幹線が、集中豪雨のため、静岡県の三島と熱海の間にある長いトンネルで立往生・・・結局、東北新幹線の福島行き最終便には間に合わず、泣く泣く宿泊する羽目になってしまいました(涙)。おそらく、皆さんがテレビや新聞で知って「お気の毒に」と同情くださったであろう人々の中に、この私も紛れていたのです・・・

 一泊後、なんとか福島に戻って、締め切りが迫っている「経営学入門」の採点を再開したものの、論述答案を読んでも読んでも終わらないので、不審に感じて確認してみたところ、なんと250枚ではなく、300数十枚もあるではありませんか!(考えてみると、大学で一番大きな教室がほぼ満席だったのですから、そのくらいの学生が出席していたはずなのです)

 ・・・というわけで、今夜も採点に追われておりますので、これにて失礼。

(娘の夏休みの宿題は、明日の2学期開始にギリギリ間に合った様子で、娘が「喜びの舞い」を舞って祝しておりました・・・笑)



8月23日版

 先日、8月15日に、人生の大先輩から、このような光栄なお手紙をいただきました。

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合掌 初めまして、私は京都の**にあります**系****宗大本山**寺****院の僧侶(年齢7*歳)をしています。魂の世界に関心を持って四十年ほどになります。飯田先生の著書「生きがいの創造」を拝読以来、シリーズ本を檀家に紹介し、少しでも魂の世界をわかってもらえるよう努めています。

 しかし、仏教、特に**系の檀家の多くは魂の世界(死後にも生き続けること)を否定的で、お題目さえ唱えていればいいのだと、すごく洗脳されているように思われます。また、僧侶の間では、魂の世界を話題にすることすらタブーになっているようです。檀家に魂の世界のことを言いますと、ほとんどの方々から、「死んでから帰ってきた人がないからわからない」と答えが返ってきます。そこで私は、「自分が帰ってきているではないか」と、いつも答えています。

 今回ご連絡させていただいたのは、お寺で壇信徒のために先生のお話をしていただきたく、不躾ではありましたが、お願いする次第です。先生には、講演会等のご依頼が多くて、予定が立てられないと思いますが、できましたら十一月、十二月の出張いただける日程をお教え願います。当方の都合といたしましては、十一月十五日か十六日を第一希望といたします。よろしくお願いします。


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 この種のお手紙を拝読するたびに呆気に取られますが、唯物主義で生きる多くのお坊さんたちって、死者の魂を弔うわけでもなく、いったい毎日、何をしていらっしゃるのでしょうか? (その種のお坊さんをお葬式や法事にお招きしても、決して、愛する故人の魂を弔ってくださるわけではないことになってしまいますが・・・それならば、わざわざ魂の存在を信じないお坊さんなどお呼びする必要はなく、むしろ家族・親族や友人たちだけで、心のこもった「家族葬」や「故人をしのぶ会」を開く方が、よほど故人の魂も喜んでくださることでしょう)

 先日、京都でタクシーに乗った際にも、運転手さんが、「最近は不景気で、社長さんたちが祇園で遊ばなくなったので、祇園で大金をはたいてくれるのはお坊さんばっかり」「今の祇園は、お坊さんでもっているんですよ」(実際には京都弁でしたが)などと、大金を使った夜遊び&女遊びに明け暮れるお坊さんたちの話を、さんざん聞かせてくれました。しかも、そのお坊さんたちの宗派(どのお寺からタクシーに乗ったのか)を尋ねてみると、いわゆる唯物主義系の宗派ばかりでした。もちろん全員ではないのでしょうが、こともあろうにお坊さんまでもが、唯物主義で生きるうちに、「現生での物質的・肉体的な悦びの追求」に、夢中になってしまっているのでしょうか?(涙)。

(その意味では、私はこれまで、「唯物主義を信じている神父さん・牧師さん」には、出会ったことがありません。私の著書は仏教的なイメージで見られることが少なくないのですが、実際には、唯物主義者の多い仏教関係者の方々よりも、神や霊や天国の存在を当然のこととして信じていらっしゃるキリスト教関係者の方々に、純粋かつ本質的な評価をいただけるんですよ。先日いただいた、ある教会の司祭さんからのお手紙にも、「あなたの本で訴えていることは、聖書そのものだと感じました」と書いてありました。失礼ながら、私は聖書をきちんと読んだことがありませんが、司祭さんがおっしゃるのですから、おそらくその通りなのでしょう)

 そこで、私は、この素晴らしい問題意識をお持ちのお坊さんに、次のようにお返事いたしました。唯物主義の弊害が広がる日本の仏教界にも、まだこのような真面目なお坊さんが残っていらっしゃるのだと思うと、本当に心が洗われるような、救われた気持ちになったからです。(ついでに、京都大学での講演を本にした『生きがいの創造V』を、同封しておきました。このお坊さんはインターネットをなさっておらず、私のホームページもお読みでなく、私の近年の本はご存じないものと判断したからです)

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お手紙拝受いたしました。講演のご依頼、誠にありがたく光栄に思います。現在、私は諸事情のため、ごく一部の医療関係の講演のみしかお受けしておりませんが、**様のお手紙を拝読して心を動かされましたので、喜んでお受けさせていただきます。当方の予定としては、ご希望の十一月十五日で結構ですので、ご希望の時刻と演題をご指定ください。なお、講演料は無料ですので、福島〜京都間の交通費と、1泊分の宿泊費相当分をご負担いただければ結構です。それでは、お返事をお待ちしております。

********************

 すると、すぐに、次のお返事が届きました。

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この度、早速、京都**院での講演をお引き受けいただき、感激しております。
 当方の都合ですが、大阪からも檀家さんが出席されますので、十一月十五日(土)の十三時〜十五時でお願いしたいと思います。一人でも多くの方に、飯田先生のお話を聞いていただき、意識の変化が起こりますよう願っています。演題は、「私たちは、なぜ生きているのか 〜科学研究が解き明かした人生のしくみ」とさせていただきます。先生の講演を聞いて、皆で実生活に生かさなければ、もったいないことだと思います。当日は、よろしくお願いいたします。

 追伸 あまりのうれしさで、「生きがいの創造V」の御礼を申し上げるのを忘れておりました。失礼しました。じっくり読ませていただきます。

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 ・・・という経緯で、しばらく「生きがい論」の公開講演はお受けしないつもりでいたにもかかわらず、やはりこのようにして、そうはいかなくなってしまいました。(ただし、上記の講演会は壇信徒さん向けなので、その他の一般の方々のご参加は、ご遠慮くださいね)
 6月21日に「休養宣言」を発してからは、しばらくの間、「人助け活動」は本当に休むつもりでしたが、実のところは・・・今月に入ってからというもの、日本各地を飛び回って、「魂のメッセンジャー」活動を再開しております。やはり私には、どうしても、光たちからいただいたこの特殊な能力を活かして、スピリチュアルな方法で「人を救う」という使命を果たしたいという衝動を、抑えきれないのです(涙)。無理して「休養宣言」など発してみたところで、肝心の本人にその気がないのですから、休養などできるはずがありません。結局のところ、気がついてみると、さまざまな人々や魂たちを救うために、全力で東奔西走しているではありませんか・・・

 今週末も、ある病院からのご依頼で、末期ガンの患者さんたち&スタッフの方々のために、「神出鬼没の音楽療法コンサート」を行うべく、中部地方まで出張してまいります。中学3年生の娘は夏休みの宿題に追われており、私の相手などしてくれませんから、出張が続いても大丈夫なんですよ(笑)。

 それでは、行ってきま〜す!

(250枚の答案の採点の件ですが・・・実は出張続きのため、まだ終わっておりません!!)



8月19日版

 ふう・・・
 いま、前期に担当していた「経営学入門」の250枚ほどの答案を採点しており、心身ともに、HPを更新する余裕がありません(涙)。

 そこで、本日いただいたお手紙の中から、6才の「青空」(せいら)ちゃんが僕にくださった、嬉しい御言葉をご紹介しておきましょう。



 せいらちゃん、おかあさんといっしょに、ぼくのうたをきいてくれて、どうもありがとう。
 うまれてくるあかちゃんを、いっぱいかわいがってあげてね!



8月10日版 いや〜大変でしたが、70代のお年寄り5名を引率(?)し、幸運も試練も大いに楽しみながら、無事に帰還いたしました!

 まずは、私が撮った写真を使って、臨場感満点のご報告をいたしましょう。
(私自身は写っていないので、拡大して探しても無駄ですよ・・・笑)

        

「かまくら」に触れて喜ぶ御一行   善良な子供たちを襲う「なまはげ」  これが、竿灯(かんとう)祭りだ!

                 

竿灯を腰に乗せる名人芸   竿灯を頭に乗せる名人芸  倒れた竿灯に慌てて火をつける、お気の毒な人々

               

 自衛隊車の真上に倒れてしまった竿灯と、奇襲に驚き大慌てで逃げ出す自衛隊員たち
(自衛隊車を攻撃して、傘の飾り付けを破壊した勇気ある竿灯は、「日産ディーゼル隊」でした)


  

 奥入瀬(おいらせ)渓流を散策    八甲田山の睡蓮沼の絶景に見入る

  

 これが、いわゆる「ねぶた」だ!   尾去沢金山で金鉱石を掘る「江戸時代の夫婦の人形」に涙する御一行


 ・・・このような感じで、「日産」が「自衛隊」を奇襲攻撃のうえ破壊するという世紀の珍事も目撃して、大満足でした(笑)。

 ただし、その裏には、聞くも涙、語るも涙の、かくも無残な、大誤算の数々が生じていたのでございます。

《 大誤算その1 》

 今回の旅では、父親&親族のお年寄りの皆様にプチ湯治をしていただこうと、各地で有名な温泉に立ち寄るプランを用意しておきました。ところが、私が自慢げに立ち寄り入浴のアイデアを披露したとたん、女性陣3名は、「うちらは昼間は入らんよ、お化粧が落ちるし汗も出るけん、後が大変じゃけん」(広島弁)とのこと(涙)。さらに男性陣まで、「この暑いのに風呂に入ったら、汗が出てしもうて大変じゃわい」と賛同し、私を除く5名が口を揃えて、「うちらは涼しい車で待っとるけん、行きたい温泉に寄って、史君(ふみくん)だけ入ってきんさい」と言われる始末・・・結局、「僕だけ入ってもしょうがないけん、それじゃあ、温泉に寄るのはやめとくけん」(広島弁)ということに・・・せっかく、温泉天国の東北地方を訪れているにもかかわらず、有名温泉地に乏しく「気軽な立ち寄り入浴」の習慣がない広島のお年寄りには、その素晴らしさが理解していただけませんでした(号泣)。

《 大誤算その2 》

 今回の旅では、宿泊先として、お年寄りの皆様が若き日を思い出してお喜びくださるに違いない、いかにも昔風の、風情ある木造の温泉旅館をご用意しておきました。ところが、私が自慢げに宿泊先のアイデアを披露したとたん、「和風の旅館はフトンが硬うて、寝心地が悪いけんのう・・・」「旅館の食事は、いらんもんばっかり出て食べれんけん、わしらは好きなもんだけ食べれるバイキングいうやつがええのう」「木造の旅館は虫がおいいけん、刺されてしもうてかなわんわい」などの思わぬ苦情が続出(涙)。結局のところ、「気持ちええベッドで快適に眠れる、バイキングのメシが付いた洋風のホテルがええわいのう」となり、2泊目からは、洋風ホテルにキャンセルの空室を見つけて宿泊することに・・・現代のお年寄りたちは、想像以上にモダンでハイカラでした(号泣)。

《 大誤算その3 》

 
今回の旅では、ご高齢ゆえ食が細いであろうお年寄りの皆様に合わせて、私も自然に食べ物を控えることにより、健康的にダイエットを行うつもりでおりました。ところが、車での移動が多いため、各地でサービスエリアやコンビニなどに立ち寄るたびに、女性陣3名がそれぞれ様々なお菓子類(すべてメチャクチャ甘いものばかり)を買い込み、全員に配るのです。しかも、私を除く男性2名が「わしらは、いらんわい」とあっさり断ったり、女性陣も「うちら、もう食べれんわ」となったりして、結局のところ、残りの甘いものが全て私のところに集中・・・いくら私が「いえ、もう食べられんけん」と断っても、「史君、そがいなこと言わんで、食べてみんさい」となり、口に入れるのを見るまで許していただけず、まさに「養豚場」状態に(涙)。たとえば、高速道路で青森から福島まで移動しながら、6時間の間に私が食べることになったお菓子類を列挙すると、ソフトクリーム3個分、どら焼き2個、クッキー8枚、りんこパイ2枚、アメ3個、りんごチョコレート7個(もっと多かったかも)、よくわからない甘いお菓子3個・・・どれも私の意志とは無関係に、「暑うて溶けてしまうけん、余ったのを史君食べてや」「運転ばっかしで疲れるじゃろうけん、ほれ、食べてみい」「運転中に眠とうなったらいかんけん、これでも食べんさい」などと、純真無垢な100%の御好意で私にくださったものばかりであるうえ、私が必死で口の中に詰め込むと、「史君がおいしそうに食べてくれるけん、うちら嬉しいわぁ」と満足してくださるので、ますます底なし沼状態に・・・おそらく、この5日間で、2〜3キロは太ってしまったことでしょう(涙)。
 しかも、車という密室における養豚場状態のなか、お年寄りたちを喜ばせるために白目をむきながら食べ終える私に向かって、「史君、あんた肥えすぎとるけん、もっと痩せにゃあ!」と、実際の養豚行為とは矛盾した厳しいご指導が入る始末・・・(号泣)。

 ああ、人生は、思い通りにならないからこそ価値がある・・・・・・


 このほか、旅行の常として小さな誤算は多々生じましたが、なんとか乗り切り、無事に福島駅までお連れして、新幹線のホームでお別れしました。皆様、「史君、またどっかに連れていってや」と、涙を流して別れを惜しんでくださり、新幹線の窓の向こうから、姿が見えなくなるまで、ちぎれんばかりに半立ちになって手を振ってくださいました(涙)。私も、「こんなんで喜んでくださるんなら、僕がどこにでもお連れしますから、これから年に1度は、みんなでどこかに旅行しましょうね」と、感激しながらお約束しました。
 お年寄りの方々に喜んでいただけるというのは、本当に嬉しいものです。目の前にいる人が喜んでくださる顔を見ることが、まさに私の「生きがい」であり、そのために生きているといっても過言ではないのですが、長い年月を苦労しながら乗り越えてこられた方々の労をねぎらうことは、さらに特別な価値を持っています。その意味で、私にとっても、(体重は増えてしまいましたが)健康的で幸せな6日間でした。これからお盆休みに入りますが、読者の(同志の)皆さんも、この世に肉体を持って互いに存在しているうちに、ぜひ親孝行しておいてくださいね。


 追伸
 前回の更新を読んで、「ビックリするほど声が大きかったのは、もしや自分ではないか」と推察する何人もの方々から、「ご迷惑をおかけして申し訳なかったと、皆さまにお詫びください」「今後は、声量や歌う部分に配慮しますので、どうぞお許しください」などのお手紙を、何通もいただきました。私としては、「どうぞ大きな声で、気持ち良く歌ってくださいね」とお願いしている立場上、大きな声の御方に感謝することはあっても、憤慨することはあり得ません(笑)。コンサートというのは、私と参加者の皆さまの全員で創りあげていく芸術作品ですから、あとは、それぞれの皆さまの、その場でのご判断にお任せするということで、この件については「これにて落着」とさせていただきます。それにしても、お手紙の文章を拝読すると、誠意に満ちた方々ばかりなので、「僕は、なんと素晴らしい聴衆の方々に支えられているのだろうか」と、幸せ感で一杯になりました。本当に、ありがとうございます。心より、深く感謝申し上げます。
 




8月4日版

 京都での「秘密の隠れ家コンサート」初回公演、無事に・・・いや、決して無事ではなかったのですが、思わぬ機材トラブルや、それに伴う時間配分のミス、そしてお客様からのクレームにガックリ落ち込みながらも、なんとか自分を奮い立たせて、笑顔で乗り切りました(涙)。せめて次回の追加公演では、格段にレベルアップしたパフォーマンスをお聴かせしますので、どうかお許しください。ああ、「人生は、思い通りにならないからこそ価値がある」・・・(泣)
 今回、複数のお客様たちから私の元に届けられた同じ内容のクレームとは、次のようなものでした。(原文のまま)

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私の近くに座られた人が、本当にビックリするくらい大きな声で歌われるので、飯田先生の歌声に集中できなくて・・・(TT)。いかに温厚な私でも(?)、さすがに憤慨してしまいました。純粋に先生の歌声が聴けたのは、**********(飯田注:特別サービスの外国曲)だけだったんですよ〜

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 このように、「まわりの声がうるさくて、肝心の飯田先生の歌声が聞き取れない」という苦情が、会場スタッフや私の元に、複数寄せられてしまいました(涙)。しかし、私自身が「どうぞみなさん、大きな声で一緒に歌ってくださいね!」と目の前で勧めているわけですし、そもそも私や仲間たちと一緒に歌うのが音楽療法なのですから、気持ち良く大声で歌うお客様には全く罪はありません。ところが、その反面、私の歌をじっくり聴きたいとおっしゃるお客様にとっては、私の声をかき消すほどの周囲の歌声は、かえってストレスになってしまい、音楽療法どころか逆効果になりかねないというわけです(涙)。
 いやはや、困ったことになりました・・・だからといって、歌の中で合唱部分を限定するのは不自然であるうえ音楽療法になりませんし、「周囲に迷惑をかけない程度の適度な声量で歌ってください」などと、ナンセンスなことは言いたくありません(笑)。合唱団に在籍の御方や、もと合唱部で腹式発声法を身につけた方々は、まったく悪気がなく普通に歌うだけで、部屋中に響き渡る朗々とした大声になってしまうのです。こうなったら、「し〜んと静かに泣きながら聴きたい方々のためのコンサート」と、「仲間たちと元気に大合唱したい方々のためのコンサート」とを、完全に分けてしまう方法も考えられますが、今さらそうもいきませんし・・・せめて、追加公演では、事前の音響チェックを入念に行い、大合唱に負けないような、しかし音が割れてしまわないようなギリギリのボリュームで私の歌をお届けできますよう、精一杯に配慮させていただきます。貴重なご意見、どうもありがとうございました。

(ちなみに、東京ではその種の苦情は出なかったのですが、それは会場の違いのせいなのか、それとも、忍耐強い東京人と正直な関西人の性格の違いのせいなのか、スタッフの間で話題になっておりました・・・笑)
 
 いずれにしても、東京も京都も、参加者に中高年の男性が多いので驚きました。もちろん数の上では30〜40代の女性が多数なのですが、中高年の男性も、おそらく全体の3割くらいを占めていたのではないでしょうか。一時の「年上女性恐怖症」がめでたく治癒した現在の私にとって、男女を問わず、人生の大先輩でいらっしゃる方々からご支持をいただけるのは、本当に光栄なことなのです。特に、最初は静かになさっていた年上男性の方々が、コンサートの終わりの頃では、はにかみながらも自然に声を出してくださっているのを拝見&拝聴しながら、嬉しくてたまりませんでした。心より感謝申し上げます。


 私はといえば、ガン患者の父親と、広島からやって来る父の兄弟姉妹(うち1名は同じくガン患者、別の1名は膝に金属が入っており歩行困難)という、70〜80代の合計5名を愛車(オデッセイ)に乗せて、私を入れた6名で、大旅行に出発します。天気の状況を見ながら、山寺立石寺(松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだ寺として有名)〜銀山温泉(NHKドラマ「おしん」の舞台となった名旅館「能登屋」さんに宿泊)〜中尊寺(国宝「金色堂」を鑑賞)〜かまくら館(横手市にありマイナス10度の部屋で一年中「かまくら」を体験可能)〜竿灯祭り(秋田)〜十和田湖(秋田・青森)〜八甲田山&酸ヶ湯温泉(青森)〜ねぶた祭り&青森港大花火大会〜尾去沢金山坑道(秋田)〜後生掛温泉または玉川温泉または乳頭温泉〜わんこそば(盛岡)〜宮沢賢治記念館(花巻)または日本三景・松島(宮城)〜高湯温泉(福島)と、ずっと私が1人で運転しながらツアーガイド&介助も行うという、あたかもエヴェレスト登山のごとき大冒険旅行(?)・・・途中で倒れてビバークしないよう気をつけなければなりませんが、毎日のように温泉に入りながら、のんびりと無理なく楽しみますから、どうぞご心配なく。(私は運転が一番の娯楽なので、まったく苦になりません。もちろん、きちんと大学は「年次有給休暇」を取っていますから、問題ありませんよ) それでは、全力を振り絞って、親孝行の大旅行に行ってきま〜す! みなさんも、どうぞフルスロットル&フルパワーで、良き夏休みをお過ごしくださいね。
 合言葉は、全力ですよ、全力!!(笑)

(私の言う「全力」の語源となった、日本映画の名作「
逆境ナイン」をまだ観ていないという御方は、大至急、ご近所のレンタルショップでDVDを借りて、必ず鑑賞してみてくださいね。「逆境ナイン」さえ観れば、ワハハと笑いながら、ごく自然に、心の底から「全力エネルギー」が湧いてきますよ)
 

 
7月29日版(加筆修正版)

 PHPの安藤編集長から、昨日の夕方16時の時点で、次のメールが届いていました。

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お世話になります。
13
時より電話受付開始し、15時ごろようやく一段落しました。
まずは日程の近い追加公演の申し込みが殺到し、京都公演分(8月2日、9月20日)はすぐに予約受付を終了しました。東京公演分(9月6日〜7日)も、各回追加40席のうち半分以上が埋まりました。
また、10月の再追加公演分は、各回あたり、東京70名、京都80名ほどの申し込み状況です。いまでも電話が断続的にかかり続けておりますので、近日中には満席になるのではないでしょうか。

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 ・・・ということですが、開始後3時間時点での情報ですから、その後、この数字は変わっていると思います。

 そういえば、
ブラジルに25年間もお住まいの画家さんから国際郵便が届いており、もうすぐ8歳になるお嬢さんが私のために描いてくださったという、私へのメッセージが同封されておりました。とても嬉しかったので、ご紹介させていただきますね。



(僕のことを、スリムな姿でカッコ良く書いてくれて、どうもありがとう。ちゃんと、むずかしい漢字に読みがなを付けてくれているので、漢字がにがてな飯田先生にも読めましたよ!)

 
ブラジルのまきちゃん、本当に、ありがとう! いつかブラジルに行ってみたいというのが、僕の夢のひとつだから、その時に会えるといいね! 

 ブラジルといえば、私が「あのような存在になってみたい」と尊敬しまくっている音楽家、
ジョアン・ジルベルト(ボサノヴァの創始者で、今年も11月に来日しますよ)の母国ではありませんか。バックバンドもなく、ギター1本で、自らが創造した音楽・ボサノヴァの名曲たちを、決して朗々とは歌わないでボソボソと、しかし完璧な歌唱力で表現するジョアン・ジルベルトの姿は、まさしく唯一無二の孤高のミュージシャンであり、私の音楽活動のお手本でもあるのです。11月の1日・2日に、東京国際フォーラムのAホール(収容5000人)で、ジョアンの来日公演が行われるため、ぜひとも今年も参加したいところですが、なかなかチケットは取れません(涙)。もう77歳になるジョアンですから、次の来日は、はたして実現するのかどうか・・・ああ、ジョアンとの「お話券」が欲しい!(とはいえ、私はポルトガル語は話せませんので、まずはドラえもんに頼んで、「翻訳コンニャク」を借りる必要がありますが・・・笑)

 ボサノヴァといえば、ビートルズに次いで世界中でカヴァーされているという「イパネマの娘」などの大ヒット曲が多数ありますが、私が一番好きなのは、あまり知られていない「セン・ボッセ」という歌なんですよ。私の「逢いたい」と同じようなムードを持つ「セン・ボッセ」は、私のヴォーカル・スタイルにぴったりなので、いつか私がカヴァー・アルバムを制作することがあったら、ぜひとも入れたい名曲です。4〜5年前に、何十年ぶりかで行われた奇跡の来日コンサートで、めったに演奏しないという「セン・ボッセ」を私の前で歌っていただけた時には、「えっ! ま、まさか、このメロディは?」と、思わぬ幸運に、感涙にむせんだものです。



(↑ 我が心の師匠、ジョアン・ジルベルト。もしも、私が30数年後に生きていれば、まさに、このような姿で歌っていることでしょう)

 ジョアン・ジルベルトの前座にもなりませんが、せめて私も、8月〜10月と続く「秘密の隠れ家コンサート」では全力を振り絞って頑張りますので、どうか参加くださる皆さまも、全力を振り絞ってお楽しみくださいね(笑)。いつもながら、私の活動のキーワードは「全力」ですよ、「全力」(フルスロットル&フルパワー)。世の中では、「力を抜いて、ゆったり、のんびり、ゆるりと生きましょう」などとおっしゃる方々が人気のようですが(その方々を否定はしませんが)、私は違うのです。いったん2年前に死んでから、この世に戻ってきた私にとって、今生で過ごす余生の1分1秒が本当に大切であり、いつまた脳出血が再発してしまうかわからないという日常の中では、ゆるりと過ごしている暇などありません。誰に何と言われようとも、私は私で勝手に、常に全力を尽くして生きるしかないのです。親孝行にも全力、食べる時にも全力、遊ぶ時にも全力、お風呂に入るのも全力、休む時にも全力、もちろん眠る時にも全力を振り絞ります。(ただし、今後は、全力を尽くすだけの価値がある、体に良いこと、やりたいことだけを選びながら生きていきますので、どうぞご安心を・・・笑)

 おっと、「ブラジル」という国の響きから、つい熱く語ってしまいましたが、ここで本日の真の目的である、大切なご連絡を・・・PHP京都本部の建物は、JR京都駅の八条口(南側)を背にして、すぐ右手に見えます(新・都ホテルの隣です)。八条口を出て、目の前の道を右手に進むと、のんびり歩いても5分以内、
全力でダッシュすれば1〜2分で着くことでしょう。今週末、8月2日土曜日の「秘密の隠れ家コンサート」では、ぜひとも、おたがいに、フルスロットル&フルパワー、つまり全力でお会いしましょうね!(笑)



7月22日版

 「秘密の隠れ家コンサート」東京公演、おかげさまで、何とか無事に終了いたしました。第1話の時点では、7か月ぶりの公演で声が出ず、2時間のペース配分にも戸惑ったり、聴衆の皆さまの涙顔にもらい泣きして歌えなくなってしまったりと、けっこうボロボロでしたが(第1話のみ参加の皆さま、ごめんなさい!)、しだいに第2話、第3話と調子を上げていき、最後の第4話では、自分でも何とか納得のいくパフォーマンスを披露できたかと思っています。聴衆の皆様には、未熟な素人芸をお聴かせして申し訳なく思っていますが、皆さま寛大な御心と有難い応援の念で受け止めてお喜びくださったので、なんとか格好がつきました。多くの方々から、「大いに笑って、大泣きした」との好評を頂戴しており、PHPのスタッフの方々からも、「帰宅なさるお客様たちの表情が、とても幸せそうでした」との報告をいただきました。本当に、ありがとうございました。
(私の未熟なパフォーマンスはともかく、対談くださったPHPの重役の方々から飛び出したナイショ話の数々には、皆さんビックリするやら爆笑するやらで、大満足いただけました。今後の公演でも、可能な範囲でご紹介しますね)

 私自身も、これまで隠していたナイショ話を堂々と公開できて、いや〜、スッキリしました。しかし、用意しておいた秘話のうち半分少々しかお話しできなかったので、今後は、ペース配分や話題の絞り込みを、工夫しなければなりません。追加公演では、かなり異なる内容になることでしょう。8月2日の京都公演では、この調子で反省点や好評点を生かし、さらに洗練度を上げたパフォーマンスを披露できるよう努力しますから、どうぞお楽しみに!

 ・・・ということで、なんとか東京公演を「全体としてみればギリギリ合格点」(第1話のお客様ごめんなさい!)という自己評価でスタートでき、皆さまにお喜びいただける自信がついてきましたので、もう一度だけ、「再追加公演」を行わせていただくことにいたしました。今回は、前回ご迷惑をおかけしたことを反省し、「電話予約のみ」で受け付けます。また、再追加公演では、これまでに触れなかった新たな本の秘話を追加するため、すでに正規公演や追加公演にお申し込みくださった方々の重複申込も可能といたしますので、どうぞ以下の要領をご確認ください。(ただし、受付開始後1時間だけは、まだどの予約もお持ちでない方々のみに限定させていただきますので、ご注意ください)



6月18日版

 先日、お見舞いに行った末期ガンの患者さんと、次のような約束を交わしました。

********************

患者さん:「もう私の命は、わずかしかもちません。せっかく、来年に飯田先生の研究所ができたら、お掃除でも草取りでも水やりでも、何でもいいから少しでもお手伝いして、世のため人のためにお役に立とうと願っていたのに、間に合わなくて申し訳ありません・・・(涙)」

 私  :「それなら、間に合わないどころか、ぜんぜん問題ありませんよ。**さん(患者さんのお名前)さえ良ければ、ぜひとも、飯田研究所の、『あの世支部』のスタッフになってください」

患者さん:「えっ!? あの世支部??」

 私  :「ええ、この世にいる僕にはできない役割を、あの世の側から果たしてくださって、僕を助けていただける方々を、探しているんです」

患者さん:「私なんかに、できることがあるんですか?」

 私  :「もちろんですよ。自ら命を絶とうとして、あちらの世界へ行ってしまいそうになっている魂を見つけ出しては、まぶしい光の姿で『ちょっと待って!』と話しかけ、勇気を出して今生に戻ってくるよう、向こう側から説得していただきたいんです」

患者さん:「そうか、わかりました!・・・まだまだ長生きしたくてたまらないのに、病気で死んでいかないといけなかった私だからこそ、お話しできることがあるんですね」

 私  :「そうなんですよ、病気を通じて命の大切さを思い知ったあなたが語りかけるからこそ、説得力満点なんです。僕が言うよりも、あなたの方が、はるかに効果が大きいんですよ」

患者さん:「わかりました! 私、やります! ぜひぜひ、先生の研究所の『あの世支部』のスタッフとして、働かせてください!・・・私、これまで世のため人のために役に立てなかった分だけ、死んでから頑張りますので、ぜひ雇ってください!」

 私  :「おお、それは心強いですねぇ! こちらこそ、ぜひお願いします。僕の研究所は、この世の側と、あの世の側とで、素晴らしい協力体制を構築するように、『光』たちから指導いただいてるんです。そこで、こうして僕は、『あの世支部』の適任者を探し出しては、スカウトして回ってるところなんですよ」

患者さん:「ということは、私のほかにも、もう何人もスタッフが決まってるんですか?」

 私  :「ええ、7名のスタッフがいらっしゃいますよ。中には、自らが自殺してしまって大いに反省なさったという、経験者の魂も名乗りを上げてくださっています。本当に、ありがたいことです・・・でも、まだまだ足りません。あと何十人、いや、何百人いてもいいくらいです(笑)」

患者さん:「ええっ?、お医者さんだった御方の魂もおいでなんですか?・・・私なんか、ただの主婦にすぎないし、頭も悪いので、お医者さんの魂とご一緒に仕事するなんて、おそれ多くてとてもできません・・・」

 私  :「大丈夫ですよ(笑)、あちらの世界では、こちらの世界にいた時の学歴も仕事も関係なく、みんな平等になりますからね。それに、死んで体から離れたら、もう脳も持たないわけですから、『頭が悪い』なんて表現自体が成立しないじゃないですか」

患者さん:「あ、それもそうですね(笑)・・・それじゃ、こんな私でも、飯田先生のお役に立つことができるんですね?」

 私  :「僕の役に立つというよりも、世のため人のために、**さんの今生でのご経験とその使命感が、かけがえのない大きな価値を発揮するんですよ。ちなみに、あの世支部の支部長は、強力なリーダーシップで燃えに燃えてくださること間違いなしの、伊藤英樹さん、通称『車椅子父さん』が引き受けてくださるそうなので、どうぞご安心ください」

患者さん:「まぁ、なんて素敵な支部長さんなんでしょう!・・・私、やります、ぜひともやらせてください! お給料は要りませんから!」

 私  :「おっ、タダ働きしてくださるとは、助かりますねぇ!・・・まぁ、あの世では、誰もが決して、食うに困ることはありませんからね(笑)」

患者さん:「先生どうしましょう、もう私、死んでからのことが楽しみで楽しみで、ワクワクして眠れません!!」


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 ・・・というわけで、来年4月に発足する私の研究所の、通称「あの世支部」のスタッフとして、超強力なメンバーが、着々と名乗りを上げてくださっているところです。本当に、心強いですよね!(なにしろ、皆さん、「あちらの世界では使い道が無いから、給料は要りません」とおっしゃるので、メチャクチャ助かります・・・)

 そういえば、先日、このような爽やかなお葉書が届いておりました。



 ・・・「なに気なく図書館で」という渋すぎる出逢いが、何だか妙に嬉しかったので、ご紹介してしまいました(照)。



6月13日版

 今朝、PHPから連絡があり、昨夜の時点で、「秘密の隠れ家コンサート」の追加公演の追加席分も、おかげさまで満席になったそうです。
 もともと私としては、体調も上向いてきたので、来年4月以降の本格的活動に向けた肩慣らし、という程度の気軽な気持ちでお受けしたのですが、まさか、こんな大規模なものになるとは・・・もしも、一般の大きな会場で行うという提案だったならば、私は体調面で責任が取れないため決してお受けしなかったのですが、「PHPの会議室を使って当日支払い」という形ならば、体調問題による急な日程変更が可能なので、安心してお受けできたというわけです。体調面の実情からみて、このような場所・形式以外のオファーでは決してお受けできなかったという、まさに奇想天外かつ絶妙な企画を立案くださった、PHPの安藤編集長さんに、感謝いたします。これが、「なぜ、昨年は1700席(大型映写機や撮影機材の置き場で座席を潰したので実際に販売したのは1600席少々でしたが)のホールで大々的に開催したのに、今年はPHPの会議室なんかで行うの?」という、皆さまの疑問に対する真面目なタネ明かしなんですよ。

 もちろん、お申し込みくださった皆さまにも、心より深く感謝申し上げます。おかげさまで、「楽しいコンサートに向けて体調を整え、大いにワクワクするぞ!」と気合いが入って、どんどん元気になっていくのが、このところ、自分でもわかるほどなんですよ。「こんなに多くの方々が、僕を求めてくださり、応援してくださっているのだ」という喜びが、私にとって、どんな薬よりも効果があるのだと実感しています。

 おっと、明日は、末期ガンの患者さん(小さなお子様たちをお持ちの若いお母さんなんです・・・涙)をお見舞いに行きますので、今夜のうちに、はるばる***まで移動しておかなければなりません。それでは、行ってまいりま〜す!



6月12日版

 先ほど、夜の大学院の授業を21:30に終えて帰宅したところ、PHPの安藤編集長より、「現在(1850分)段階で、東京第4話があと9席、京都第2話もあと8席のみとなりました」という報告メールが届いていました。もともと厳密な定員など無い会議室ですので(笑)、実質的には、すでに追加公演も満席状態だということになります。まさか、追加公演を行うとは予想もしていなかったので、本当に、感謝の気持ちで一杯です。お申し込みくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

 なお、「あわてて予約したが、よく調べたら休めない仕事が入っていたので、ほかの人に譲ってほしい」と、わざわざキャンセルのお電話をくださったご丁寧な御方がいらっしゃるそうですが、残念ながら、PHPの出版部は編集者の集まりでありチケット業者ではないため、随時キャンセル分の取りまとめや再配布まで行うだけの人的・時間的な余裕がありません。当日おいでになれない場合には、そのお席が空席になって終わるだけですので、どなたか身の回りの御方に「参加権利」を譲るという形で、解決していただけましたら幸いです。(入場時に「本人確認」を行うわけではありませんから、どなたか代理の御方がおいでくださっても、申込者のお名前を名乗れば問題なく入場いただけます)

 せめてもの御礼に、可能な限り最高のパフォーマンスと、皆さまが「え”〜っ?!」とヒックリ返ってしまうほどのナイショ話を披露しますので(?)、どうぞお楽しみに!
(私自身の予想では、なんといっても、『教授の恋』秘話の回が、いちばん面白いと思いますよ。フフフ・・・)



6月9日版

 金印、宇都宮の森のクマさん宅へ!




(← めでたく金印を手に入れ、喜びで顔が黄金色に輝く、宇都宮の森にお住まいのクマさんご一家)

 「秘密の隠れ家コンサート」の大騒動のため、ご報告が遅れてしまい、申し訳ありませんでした(涙)。

 5月8日版で希望者を公募し、5月21日に争奪戦が勃発した、時価3500億円という究極の至宝「湖南大郎の金印」。
 その後ただちに、当選者の女性(北海道・札幌市在住)から、以下の証拠写真が届きました。

 しかし、そこには、次のように書いてあったのです。

********************

 
今や世界遺産登録を待つばかりという「湖南大郎の金印」を、昨夜パソコンの前にかじりついて当ててしまいました。でも、まさか本当に私がこの数字を引き当ててしまうとは思っていなかったので、その瞬間は喜びを通り越してぼう然でした。それからというもの、このお宝をいただいて厳重に保管するという責任のあまりの大きさに、「こんな私にはとても責任が負えない」と自分がしたことの重大さに押しつぶされそうになり、体の震えが止まりませんでした。
 すると22日の飯田先生のホームページに、「妻子組は4444441を引き当て、私は4444446を引き当て、我が家の関ヶ原の大決戦は幕を閉じました」という、ご家族で参加された一家からの連絡が載っているではありませんか。きっとお子様は、もう少しのところで当たらなくて、がっかりされているのではないでしょうか。そこで私は思いました。「このご一家こそが、金印の管理人としてふさわしい!」。
 飯田先生お手数ですが、金印はそのご一家、とくにお子様(何人かわかりませんが)に差し上げていただけませんでしょうか。金印を手に入れることで、お子様が歴史や社会科に興味を持ってくれたり、「教授の恋」のような名作小説を読みたくなってくれたなら、私なんかが持っているよりずっと価値があります。私と主人(今は米国在住)には子供がおりませんので、この金印をお譲りすることで、お子様が喜んでくだされば、私たち夫婦も、まるで自分の子供のことのように嬉しく思うことができます。先生、どうかそのお子様を喜ばせてあげてください、お願いです。
 これで私も、金印を管理する責任の重圧から開放されて、安らかに眠ることができます。金印管理の適任者が現れて、本当にラッキーです!(笑)。


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 そこで、私は、簡単ないきさつと、「送付先住所を教えてほしい」と書いて、ご家族で参加なさったクマさんご一家にメールしました。
 すると、数時間後に、次のメールが返ってきました。

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謹んで、時価3500億円という究極の至宝、「湖南大郎の金印」をお受けいたします。 住所は、郵便番号***-**** 栃木県 宇都宮市 *** *******、****(私)・**(妻)・**(長男)・**(二男)・**(三男)です。
 のんびり自宅の湯船で戦いの疲れを癒し出てくると、パソコン周りに人だかりが出来ていて、「え〜!」 「ほんと〜?」 「大変なことになってる〜!!」 と・・・なんと、まさしく、「大変なことになってる〜」ではありませんか。
 今はこれ以上、気持ちをうまく表現できないので、ひとまずお返事とさせていただきます。
 

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 そして、私がただちに「湖南大郎の金印」(湖南教授にもらった直筆サイン入り)をお送りすると、次のメールとともに、上方でご紹介した、ご家族で大喜びしてくださっている写真(本物ですよ)を、お送りくださったのです。前列中央にお座りの男の子が、「金印」を嬉しそうに手のひらに乗せており、向かって右隣りの男の子が、湖南教授の直筆サインの入った化粧箱を、こちらに見せてくれています。また、向かって左側の男の子がこちらに広げて見せているのは、化粧箱の中に入っていた、金印の解説書です。(クマさんご一家のプライバシー保護のため縮小しているので、わかりづらくてゴメンなさい)

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本日(24日)正午前、確かに時価3500億円の究極の至宝、「湖南大郎の金印」が届きました。それぞれに外出していて、皆そろったのが夜になってしまったので、証拠(記念)写真を撮った上でのお返事が、遅くなってしまいました。
 持ってみると、さすがに国宝に恥じない、価値の重みと同時にズシッとした重みもありますね。我が家で幸せの独り占めをしてしまって、良いものだろうかと思いつつも、湖南大郎さんが飯田先生に金印の返還要請をしてくるまでは、当家で大切に保管させていただきます。誠にありがとうございました。
 湖南大郎さんから連絡があった際には、よろしくお伝えください。では、飯田先生もお元気で。


********************

 ・・・という経緯で、至宝「湖南大郎の金印」は、宇都宮の森にお住まいのクマさんご一家のもとで、3匹の子グマたちに、歴史への興味をかきたてる役割を果たすことになりました。きっと今も、子グマたちに向かって、「いっぱい勉強して賢くなるのだぞ」と、黄金色の光を発していることでしょう。ああ、めでたし、めでたし!!


 なお、前回の更新で公開したように、
今夜20時に、「秘密の隠れ家の陣(第2陣)」が開戦 されます。皆さま、どうぞふるって参戦ください。
 ご検討をお祈りいたします!



6月5日版

「秘密の隠れ家コンサート」追加公演の開催&受付、正式決定!!


「ないしょ話」満載の「秘密の隠れ家」コンサート追加公演(全6公演)

(終了のため削除しました)

 それでは、前回の合戦で涙を飲んだ皆さま、月曜日の20:00に開戦する天下分け目の合戦、
「風雲・秘密の隠れ家の陣(第2陣)」にて、見事にリベンジを果たされますよう、再度の参戦をお待ちしております!



6月2日版

 ・・・と、前回の更新では、「大船に乗った気持ちで」「ご安心ください」などと書いてしまったのですが(これは本心だったんですよ)、先ほど4時限目の「経営学入門」の講義を終えて14時半に研究室に戻ったところ、PHPの安藤編集長から、次のような緊急メールが入っておりました。

********************

飯田先生

ホームページにアップして、わずか30分で完売!
電話予約も5人で手分けして取りましたが、同じく1時にはソールドアウト!
その後もひっきりなしに電話がかかり、お断りするのに心が痛んでおります。
また、取れなかった方からは「追加公演をしてほしい」との声が続々と入り、いまも対応に追われています。

そこで、ぜひ読者の皆様への感謝とお詫びのため、追加公演をご検討いただけないでしょうか。
内容を本公演と同じにすれば、今回来られる御方が、また予約なさることはないと思いますので。
スケジュールですが、東京公演は9月6〜7日、京都公演は9月20日でいかがでしょうか。
あくまで先生のご体調とご予定しだいですが、読者へのサプライズプレゼントということでご検討をお願いします。

ちなみに、あまりにご希望が多いのでお断りするに忍びず、今回、東京公演は1回145人まで、京都公演は180人まで受け付けてしまいました。先生の真横や間近まで会場がビッシリになりますが、お許しください。


********************

 ・・・というわけでございます。

 これからまた仕事ですので、取り急ぎ、「チケット完売のため受付終了」のお知らせのみにて、失礼させていただきます。
 なんと申し上げれば良いのか・・・私も半信半疑で、今でも、「誰かのイタズラではないか」と疑っております。
 そのうち、あの担当者嬢から、「おほほほほ! すべては、幻だったのでございます!」なんて電話がかかるのではないかと・・・(笑)。

 とにかく、本当に、ありがとうございます!


5月31日版

 昨日の更新を見た友人たちから、「定員が少ないので競争率が高すぎて、自分はチケットが入手できないに違いない」という悲観的な「嘆きメール」が、続々と届いてしまっております。そこで、皆さまのチケット争奪戦を、たちどころに鎮静化させるべく、あわてて今夜も更新してしまいます。

 皆さま、決して、焦る必要はありません。「定員100名」という数字を根拠に絶望なさっていますが、そこはそれ、いわゆる数字のマジックであり、ただの悲観的錯覚が生じているにすぎません。なぜなら、確かに1回あたりの定員は100名ですが、実際には東京で4回、京都で2回もの公演が行われるわけであり、全6回分を合計すると、あら不思議、なんと「640名」もの定員に膨れ上がるのです。しかも、会場は会議室であり、固定式のイスではなく、いわゆるパイプイス(悪役プロレスラーがしばしば凶器として使用するやつ)をわずかに上等にしたような可動イスなので、ステージ(と呼べるほどのものではありませんが)の横にまでイスを並べれば、あと20席以上は詰め込めるのです。したがって、それらの追加席分までプラスすれば、なんと、合計で「800名」相当の大きなホールで行うのと、同じような大イベントになるわけです。

 このように、実際には「800名」相当分もの大量のチケットがあるわけですし、現実問題としてお金がかかるため、1人で何度もご参加くださる奇特なマニアさんはわずかでしょうから、競争率はさほど高いはずがありません。ただでさえ深刻な不景気に見舞われているこの時世、マスコミを使った広告宣伝を一切行わずに、個人のHPで告知するだけで800名もの大観衆を動員できるミュージシャンは、決して多くはないのです。むしろ私自身は、いざフタを開けてみると、「あれ? なかなか席が埋まらないなぁ・・・やむを得ず、こうなったら興行師の常とう手段として、無料招待券をバラまくしかないか(涙)」なんて悲惨な事態になるのではと、本職の経営学者として真面目に不安視しております。これは、冗談ではなく、本当に本気なんですよ。だからこそ、実際は120名以上入る会場であるにもかかわらず、PHPの担当者嬢に向かって、「120名では埋まらない危険性が高いので、恥ずかしいことにならないよう、定員100名で満席ということにしておいてください」と、私自身がお願いしたのです。(編集長や担当者嬢が証言してくれますよ)

 以上のように、冷静に考えてみれば、会場の座席数は充分にあり、そう簡単には満席になるはずがありません。皆さま、どうか悲観的にならず、「な〜んだ、余裕で大丈夫だぞ」と、大船に乗った気持ちで、まったりと週末をお過ごしくだされば結構です。どうぞ、ご安心くださいね。



5月22日版(まだ21日の夜ですが、紛らわしいので22日版にしておきます)

 先ほど、21時30分頃に帰宅して、「僕が自分で当選しちゃ、湖南大郎に叱られちゃうなぁ」と恐れながらHPを開いてみると、すでに「4445171」を示しており、とっくに「4444444」を超えているではありませんか!
 わずか1日で、7000〜8000アクセスくらいを記録したのではないでしょうか・・・(唖然)

 そこでメールを開くと、友人たちから、続々と敗戦の弁。
 たとえば、ある弁護士さんからは、詳細な戦闘記録が・・・(さすが弁護士だけあって、証明過程が細かいですねぇ)

********************

飯田先生、こんばんは。

本日の午後7時48分ころ4444444でているはずですよ。
私は4444464でした。つまり、スカでした(T_T)
せめて前後賞くらいは狙っていたのですが。。。

7時43分30秒 アクセス数の下4桁 3559 
                  (間差116)

7時44分30秒           3675 
                  (間差116)

7時45分30秒           3791 
                  (間差149)

7時46分30秒           3940 
                  (間差238)

7時47分30秒           4178

7時47分30秒からはこの1分以内だと思い、更新ボタンを連打しました。たぶんみんな更新ボタンの連打を始めてるだろうと思いましたので。
この1分で500アクセスは行っていると思います。48分ちょうどころに更新クリックしたら4444464でしたから!

でも、いい夢見させてもらいましたよ(^_^;)

10日前の予想では24日ごろかなと思っていましたが、たまたま仕事がひと段落したので、今日初めてHP開いたらなんだかヤバそうでしたので、7時26分30秒から1分おきにアクセス数の観測を始めましたよ。

7時26分30秒で4441723でしたから、これは30分以内だなと直感したわけです。実際は約20分後でしたが。。。
7時31分ころから10分間休憩し、再度観測を始めたのが、上記の観測データです。

でも、お祭りに参加できて楽しかったで〜す!
見事、4444444をゲットした方、本当におめでとうございます!!!

ちなみに8時06分30秒の観測では、4444688でした。
7時48分からの18分間差が224ということは、お祭り騒ぎは急速に収束に向かっているということですね。

では(^^)/


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 また、ある男性は、次のように、ご家族で参加くださったとのこと。

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風雲・関ヶ原、天下分け目の大決戦に家族で参戦させていただきました。
思えば1年2ヶ月前に、抑うつ不安神経症にかかって以来の、久しぶりのドキドキ感を味わうことができました(笑)

妻は子どもと一緒に自宅のパソコンで、私は職場のパソコンで、
究極の至宝を挟み撃ちすべく、タイミングを計って連係プレイを試みました。

妻子組は「4444441」を引き当て、私は「4444446」を引き当て、
我が家の関ヶ原の大決戦は幕を閉じました。

ツインソウルと共同作業で、幸せの挟み撃ちができ、場所は離れていても、同じ瞬間に家族一同で興奮して、
楽しいひと時を過ごせたことに感謝します。

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 ・・・ということは、「4444441」+「4444446」=「8888887」で、これを2で割ると「4444443.5」、つまり、四捨五入して、ちょうど「4444444」になるではありませんか!・・・まさに、ご家族による、素晴らしい挟み撃ちの連携プレイ!
 したがって、もしも当選者が名乗り出なかった場合には、最終決戦の勝敗が「判定」に持ち込まれたと判断し、このご家族に、めでたく、「湖南大郎の金印」をプレゼントさせていただきますね!

(過去の経験だと、「自分は当てるつもりがなかったのに、たまたま当たってしまった」、「せっかく当たったのに、うっかり勢いでクリックしてしまい、当選画面をパスしてしまった」、「せっかく当たったのに、あわてて撮影用のカメラを取りに行って戻ってきた際に、うっかりネット画面を消してしまった」などの理由で、当選を主張しない方々も、少なくないんですよ・・・笑)


 さて、かくして、至宝をめぐる激烈な争奪戦が終結したことにより、ついに、先日から引き延ばしに延ばしてきた、私の特別公演の詳細を、公開できる条件が整いました。

 ここはやはり、いまや読者の皆様からアイドル的な人気を得ているらしいと評判の、PHPの担当者嬢(推定年齢:永遠の28歳)に登場いただき、「おほほほほ!」と、めでたくオチをつけていただきましょう。
 さて、「その絶大なるインパクトの前には、東京ドームでさえも小ぢんまりと見えてしまう」というほど、奇想天外かつ荒唐無稽な、その会場とは・・・

(以下、PHPが公式HPに掲載するために用意くださっている原稿から、一部に手を加えてご紹介いたします)


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ベストセラー「生きがいの創造」シリーズ著者・飯田史彦氏 特別公演「ないしょ話」満載の「秘密の隠れ家」コンサート(全6公演)

 代表作『決定版・生きがいの創造』、『ツインソウル』、『教授の恋』など、160万部のベストセラーとなった「生きがいの創造」シリーズの著者、飯田史彦氏(福島大学経済経営学類教授)は、音楽療法家として、ギターによる自作自演のコンサートを、全国各地で行っていることでも知られています。昨年9月にも、弊社主催の「飯田史彦・読者の集い」(東京・文京シビックホール)で、1600名の大観衆を前に、「逢いたい」「「ツインソウル」などの自作曲を披露され、満場の大合唱となって感動の輪が広がりました。しかし、飯田先生によると、「会場が大きすぎて、読者の皆様との距離が遠すぎましたね」とのこと。

 そこで今年は、弊社の東京本部・京都本部において、「秘密の隠れ家」コンサートと題する小人数の集いを、合計6回も開催いただけることになりました。いずれも100名〜120名の会議室であるため、飯田先生を目の前にして身近に接することができます。しかも、先生の御配慮により、毎回異なるテーマでの「ないしょ話」を満載くださるとのこと。さらに、通常の講演会やコンサートでは一切行っていないという、「何でも質問タイム」と題する質疑応答まで特別にお受けくださるそうですから、飯田先生と直接にお話しできる大チャンスです。そのうえ、飯田先生の要請により、東京公演では、毎回、出版界の裏事情を知る弊社スタッフ(各回ごとに違う人物)がゲスト出演し、飯田先生と「ここだけの話」を繰り広げる対談も予定しています。

 普段はマスコミに姿を出さないことで知られる飯田先生と、小さな「秘密の隠れ家」で至近距離でお会いして、ないしょ話や大合唱など、盛りだくさんの内容を心ゆくまで楽しみたいという方々のご参加を、心よりお待ちしております。


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 ・・・ということで、めでたく見事なオチがつきましたが(?)、皆様の推理は、ピタリと当たりましたでしょうか?

 確かに、完璧に関東・関西のバランスが取れるうえ、ふだん一般人は潜入することができず(受付嬢が鋭く見張っています)、しかも、私の著書の読者ならば誰もが名前をご存知であるはずの、絶妙きわまる会場・・・これほど奇想天外かつ荒唐無稽な、まさに「
秘密の隠れ家」と称するにぴったりの会場は、全宇宙を探しても、ほかに見当たりません(笑)。もしも私が、「6万人の東京ドームで行われるビートルズのコンサートと、100名の会議室で行われるビートルズのコンサートと、どちらに参加するか選べ」と言われたら、即座に、「目の前で交流できる100名の会議室!」と答えることでしょう。(皆さまのお好みによって、「ビートルズ」を、「ヨン様」「ジャニーズ」「ベッカム」「よしもと」などと置き換えてみてくださいね)

 お申込方法の詳細は、近日中に行う、次回の更新にて!



5月20日版

 本日、ついに、7月19日・20日に開催する私の公演の会場名を明らかにしようとしていたのですが、なんと先ほど、PHPの担当者さんから、ビックリ仰天する連絡があり、新たな展開を迎えております。

P:「飯田先生、例の、7月末発売のCDブック『生きがいの音楽療法』に伴う記念コンサートの件でございますが・・・」

私:「ええ、もう、プロのアレンジャーやミュージシャンの手を借りて、プロの音楽スタジオで、素晴らしいアルバムを創り上げていますよ。世の中に広く発表するのが、本当に楽しみです!・・・もちろん、絶大なインパクトを誇るスペシャルな会場をご用意くださった記念コンサートも、楽しみでなりません」

P:「はい、はい、そうでございましょう、誠にワクワクいたしますね!・・・そこで、さらなるご相談が浮上してきたのでございますが・・・」

私:「えっ?・・・」(不安げに)

P:「7月19日・20日に行うコンサートは、その会場が放つ絶大なるインパクトの効果によって、たちまち満席になってしまうことでしょう。しかも、関東でのみ開催するというのでは、西日本にお住まいの愛読者様から、『PHPの主催イベントは、いつも東日本ばかりだ』と、ご不満の火の手が上がることは、火を見るよりも明らかでございます。そこで、関西でも、追加公演を行っていただきたいのでございます!」

私:「ええっ、まだ本公演のチケットも発売していないというのに、早くも追加公演のお話ですか?」

P:「東京に皇居が鎮座し、京都に御所が鎮座しておりますように、やはり関東と関西のバランスを取らねばなりません。地球を、いえ宇宙を破滅から救うためには、関東と関西のエネルギー・バランスを取ることが不可欠であると、かの湖南大郎教授もおっしゃっているではありませんか」

私:「ふむう・・・湖南のやつ、そんなことを言ったっけ?・・・しかし、西日本には、すでに決まっている19日・20日の会場に匹敵するほどの、絶大なインパクトを持つ場所が、見当たらないではありませんか。あの会場と見事な釣り合いが取れるほどの、よほど納得のいく場所をご用意いただけない限り、もうこれ以上は、安易にお受けしませんよ。もともと今年度中は、一般公開のイベントは、何もやるつもりがなかったんですから・・・」

P:「もちろんでございます。おそらく、そうおっしゃるであろうことは、充分に想定した上で、まさにぴったりの会場を、関西にもご用意いたしたのでございます。いえ、これほどの会場がご用意できたからこそ、関西での追加公演をお願いするに至ったというのが、正確な表現でございます」

私:「えっ? 関西に、それほど絶大なインパクトを誇る会場が、存在するのですか?」

P:「はい、その会場とは、知る人ぞ知る、*******の*****でございます!」

私:「う、うわ〜っ!・・・そ、それって・・・や、やられた〜っ!・・・(涙)」

P:「しかも、こちらでも、1日に2回の公演をお願いしたいのでございます!」

私:「ええ〜っ!、まさか、そんな、○▼☆◎■×〜!!」

P:「日程は、
8月2日・土曜日 でございます!!!」

 ・・・ということで、もう、大変なことになってしまったのでございます。

 とにかく、7月19日・20日に関東で、8月2日に関西で、各日2回、合計6回もの大イベントを開催することになってしまいました(涙)。
 皆さま、この3日間のうちのいずれかを、なんとか死守して空けておいてくださいね!
(もちろん、チケットさえ入手できれば、全6回の公演すべてにご参加くださってもかまいませんが・・・笑)


 さて、その、絶大なるインパクトを誇る、関東・関西、2か所の会場とは・・・

 ・・・と、ついに本日、イベントの全貌を明らかにしようと考えていたのですが、久しぶりに自分のホームページを開いてみると、大変なことになってしまっているではありませんか!・・・なんと、5月8日版の更新で公開した、
時価3500億円という究極の至宝「湖南大郎の金印」が当たる、「4444444」(4合わせ=幸せ)のアクセス数が、あと数千という間近に迫っているのです。まさか、これほど早くアクセス数が進んでしまうとは、予想していませんでした。
 過去の経験では、いざ記念アクセス数に当選するかどうかという瞬間が迫ってきた場合、一晩で5000以上も進んだりして、あっという間に「その数字」を超えてしまうのです。したがって、ここ数日間が、風雲・関ヶ原、天下分け目の大決戦となる危険性が高いということ・・・つまりは、

 
まさに、世情は風雲急を告げ、最終決戦の開戦間際ではありませんか! ・・・ということで、気になる記念公演の全貌とチケット入手方法は、天下分け目の合戦が決したあと、近日中に行う次回の更新にて!!



5月18日版

 前回の更新を読んだ方々から、あたかもシャーロック・ホームズ気取りで、さまざまな推理が寄せられております。

 たとえば、「帝国ホテル」「ホテルオークラ」「高輪プリンスホテル」といった高級ホテル系(これが最も多い)、「横浜アリーナ」「広島市民球場」(私の出身地だからでしょうか?)といったスタジアム系、「高野山」「伊勢神宮」といった宗教系、「ディズニーリゾート」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「ハウステンボス」といったテーマパーク系、そして「なだ万」「吉兆」といった高級料亭系など、いや〜、その発想力の豊かさに、感心してしまいます。中には、「サロベツ原野」(お客様が集まりませんって!)、「天売島」(宿泊施設が足りませんって!)、「原爆ドーム前で平和コンサート」(お役所の許しが出ませんって!)、「皇居」(宮内庁のお許しがいただけませんって!)、「東京大学講堂」(教授会の許可が得られませんって!)、「みくろど」(お大師様に叱られますって!)など、思わず「おいおい!」と突っ込んでしまう名案も寄せられる始末(笑)。

 そこで、PHPの担当者さんに、「こんな推理が届いていますよ」とお話ししたところ、余裕しゃくしゃくで、次のように、のたまっておられました。

P:「おほほほほ!・・・どれもこれも、正解からは程遠い珍答・奇答ばかりでございますわね。愛読者の皆様の想像をはるかに超えた、しかも、『なるほど、その手があったか!』と心からご納得いただけるに違いない、かの有名な、あの場所が存在しているではありませんか。飯田先生の愛読者でいらっしゃるほどの知性豊かな御方ならば、少なくとも、その会場が入っている建物の標記者の名称を、ご存じないはずはございませんわ、おほほほほ!・・・でございます」

私:「それはそうですね・・・確かに、僕の本を愛読くださるほどのインテリの御方ならば、あそこの名前くらいは、ご存知のはずですよね・・・しかも、ガードの堅いあの場所に潜入できるなんて、通常は不可能なことですから、参加者の方々にとっては、『まさか、ここに入れるとは思わなかった!』と、今生の良き思い出になることは、間違いありませんよね・・・」

P:「おっしゃる通りでございます。そこで、愛読者の皆様に、私からの、心を込めた大サービスを差し上げてくださいまし・・・飯田先生の大イベントが開催されるその場所は、おおよそ、
北緯35度4*分、東経139度4*分 の位置に、今この瞬間も、誇り高く鎮座しておるのでございます!!」

 ・・・ということで、企画の細部の詰めに手間取っておりますため、正解&詳細&チケット入手方法の大発表は、次回の更新にて!

 ・・・でございます。



5月14日版 特報!

 昨日、PHPの担当者さん(ある女性)から連絡があり、次のような会話を交わしてしまいました。

P:「飯田先生、お具合はいかがでしょうか? まだ当分の間、ご講演やコンサートなどは、休止なさるおつもりなのですか?」

私:「ええ、もう来年の3月末までは、体調の回復を最優先して、よほどの理由がない限り、講演もコンサートもお受けしないと決めています。実際、来年3月末までの間で、お受けしている予定は、親友たちから頼み込まれて断れなかった、非公開の講演が3回だけなんですよ。トーク&ライヴ・コンサートの予定も、岩手県看護連盟から依頼されている、岩手県教育会館大ホールで行う600人規模の看護師さん向け、1回だけなんです」

P:「なるほど、飯田先生は、もう当分の間、人前に姿を現すことはないだろうと、社内でもっぱらの噂なんですが、やはり事実でしたか・・・」

私:「ええ、何しろ、過去12年間で600回以上も講演やコンサートをやりましたので、もう心身ともに、疲れちゃったんです。それに、昨年には、京都大学の百周年記念ホールで単独の講演会を開催いただいたり、文京シビックホールの『読者の集い』では1600名以上ものお客様がおいでくださったりと、僕としては、夢のような出来事が次々に実現してくれたので、すっかり満足しきって、お腹がいっぱいになっちゃったんですよ」

P:「確かに、昨年の飯田先生は、まさに人生の絶頂期ともいえる大活躍で、もう、やり残したことはないかのように思えてしまうかもしれませんが、まだまだ、満腹になってしまうのは早いですよ。飯田先生なら、もっと色んなことや、もっと素晴らしいことが、いくらでもできるはずなんですから」

私:「・・・皆さん誤解なさってますが、こう見えても、僕は大の人間嫌いで、人前に出るのが面倒でたまらないんですよ。だから、もう講演もコンサートも、当分の間、よほどの理由がない限りは、やるつもりがないんです」

P:「まあ、そんなことをおっしゃると、残念がる方々が、たくさんいらっしゃるでしょうに・・・」

私:「もちろん、僕のことをお待ちくださる方々が、たくさんいらっしゃることは、本当に嬉しく、ありがたく思っていますよ。それに、たとえば、僕の友人で、僕の本や歌に深く共感くださっている、ミュージシャンの原田真二さんからは、僕がコンサートをやるなら喜んでゲスト出演してくださるという、光栄なお申し出までいただいてるんです」

P:「あの、『てぃ〜んず ぶるーす』などのNo1ヒット曲をたくさん持っていらっしゃる、有名な原田真二さんですか? わたしも、原田さんの武道館でのコンサートに、行ったことがありますよ」

私:「ええ、原田さんとは、広島という同郷出身ですし、とても波調が合うんですよ。それに、ある音楽プロダクションからは、北海道から鹿児島や沖縄まで、全国ツアーをやらないかというオファーもいただいてるんです。でも、さすがに、大学教授という公務に就いているうちは、兼業・副業の禁止規定がありますので、本格的な全国ツアーをやるわけにはいきません。やはり、現職を辞する来年4月以降にならなければ、なかなか自由に活動はできないんですよ」

P:「それは素晴らしいお話ですね。ぜひ、来年4月以降は、やりたいことを、どんどん自由になさってください。それが、飯田先生を応援している愛読者の方々の、共通した願いであることは間違いありませんから」

私:「本当ですか? そうならば、とても嬉しいんですが・・・僕だって、本当は、愛読者の方々と、もっと直接にお逢いしたいんですよ」

P:「そう来なくちゃ! まさに、そのお言葉を、お待ちしていたんです!」

私:「???」

P:「そこで本題ですが・・・飯田先生、なんとか、今年も、愛読者の方々のために、トーク&ライヴのようなイベントを、お受けいただけませんでしょうか?」

私:「ええっ? いわゆる、読者の集いみたいな、スペシャル・イベントという意味ですか?」

P:「その通りでございます。日程は、7月19日・20日の、土日でございます」

私:「ええっ!? もう日程まで決まってるんですか? しかも、2日間連続で??」

P:「はい・・・しかし、ちょうど翌日の21日・月曜日も、祝日で休みですから、たとえ土日に連続で働いても、月曜日に休養すれば、飯田先生のお体は大丈夫でございます」

私:「そ、そこまで考えて、日程を選んだのですか・・・」

P:「もちろんでございます。まずは、飯田先生のお体が、何よりも大切でございますからね」

私:「しかし・・・昨年、1600人という大きなホールでやってしまったので、もう、あれ以上のことは、僕には無理ですよ。もう、充分じゃないですか」

P:「いいえ、まだまだでございます。今年は、昨年の文京シビックホールを、さらに上回るインパクトの、ものすごい会場をご準備いたしておるのでございます」

私:「ええっ!? 文京シビックホールを上回るインパクトの、ものすごい会場ですか!?・・・あそこを上回るというと、東京国際フォーラムのホールAとか、武道館とか、東京ドームくらいしか思いつきませんが・・・もう僕は、過去に、中野サンプラザでも、東京厚生年金会館でもやっていますから、あとは渋谷の旧・渋谷公会堂、現在のCCレモンホールとか?」

P:「おほほほほ、そんなショボクレた会場ではございませんわ。もっともっと、はるかにインパクトの大きい、ビックリするような素敵な会場でございます。インパクトの大きさだけで言えば、東京ドームでさえも小ぢんまりと見えてしまうこと、間違いなしでございます」

私:「ふむう・・・わ、わかりました・・・もしも、PHPがすでに押さえているという、その会場が、本当に僕をビックリ仰天させるほどの強烈なインパクトを持つ、奇想天外かつ荒唐無稽な会場であるならば、僕はあなたに白旗を揚げて、7月19・20日にトーク&ライヴ・コンサートを行いましょう」

P:「本当でございますね? 男に二言はないと、信じてもよろしゅうございますね?」

私:「ただし、PHPが用意くださっている、その会場が、本当に僕をあっと驚かせる、ものすごい会場だったならば、ということですよ」

P:「それで良うございます。わたくし、決して負けませんわ、おほほほほ・・・でございます」

私:「・・・それで、その会場とは、いったい、どこなんですか?」

P:「その会場とは・・・なんと・・・」

私:「なんと?」

P:「何を隠そう、なんと、*******の*****でございます!」

私:「う、うわ〜っ!・・・そ、それって・・・や、やられた〜っ!・・・(涙)」

P:「しかも、**に**の公演をお願いしたいのでございます!」

私:「ええ〜っ!、まさか、そんな、○▼☆◎■×〜!!」


 ・・・ということで、もう、大変なことになってしまったのでございます。

 PHPが、かくも絢爛豪華な(?)、ものすごいインパクトの会場を用意してくださったおかげで、私は思わず燃えに燃えて、現在の私に可能な、最大限の特別企画を考案させていただきました。確かに、昨年の「文京シビックホール」を上回るだけのインパクトを生じさせるには、「もはや、ここしかない」というほどの会場なのです。「生きがい論」の愛読者の皆さま・・・特に、このHPの愛読者でいらっしゃるほどのマニアの皆さまならば、必ずや、その会場と企画内容に、狂喜乱舞してくださることでしょう。

 さて、その驚くべき企画とは・・・
 そして、絶大なインパクトを誇る、その会場とは・・・

 皆さまがビックリ仰天なさること間違いなしの、次回の更新を、お待ちください!

 とにかく、
7月19日(土曜)と20日(日曜)の2日間の予定(どちらか1日でも可)を、今から死守して、空けておいてくださいね!!



5月8日版

 突然ですが、なぜか、かの有名な国宝中の国宝、
金印 を、
 
限定1名様に、プレゼントいたします!

 
(↓ 超豪華な特製化粧箱付き)  (↓ これが印面だっ!)


   

 
わが国の古代史に燦然と輝く、至宝中の至宝、「金印」・・・「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)と記された純金製?の印鑑が、なぜか、私の親友である湖南大郎(こなん・どぁいるぉぅ)教授の手によって、福岡市博物館から持ち出され、極秘のうちに、私のもとに運ばれてきたのが数か月前のこと。
 「おい、こんな貴重なものを、いったいどうする気だ?」とビックリ仰天する私に向かって、湖南教授は、「いま、僕は病院から抜け出してきたばかりなんだ。これから、**県の***にある*****まで、******という名の最愛のツインソウルを迎えに行く途中なんだが、この国宝中の国宝をポケットに入れたままでは、空港で検査にひっかかって逮捕されてしまう恐れがある。この至宝の扱いは君に任せるから、どうか好きなようにしてくれたまえ、ワトソン君」と言い残し、大慌てでどこかに走り去って行きました。私は、「あれ? 飛行機嫌いの湖南が、いつもの寝台列車ではなく飛行機を使うなんて、よほど急いでいるのだな」と驚きましたが、湖南教授の変人ぶりには慣れているので、「それじゃ、ツインソウルの女性によろしく!」と、彼の後ろ姿に声をかけたのです。

 しかし、困ったのは、手渡された金印の扱い・・・確か、私の記憶によると、福岡市博物館の1階にある売店で、1個が3500円(税別)もする高価なレプリカ(実物大の精巧な複製品)を売っていたような記憶はあるものの、湖南教授の口ぶりでは、とてもレプリカのようには思えません。いや、万が一、たとえレプリカであったとしても、かの有名な湖南教授の手によって持ち出され、はるばる私のもとへ持ち込まれたというだけで、『教授の恋』の愛読者にとっては、ざっと見積もって1億倍の価値、つまり、
時価3500億円相当の価値があるに違いありません。(そもそも、博物館の2階に警備員付きで飾ってある「本物の金印」そのものが、実は考古学的に見て、本物なのかどうか大いに疑わしいのですから・・・笑)

 かくして、なんと「3500億円」もの価値を持つという世界的な至宝「金印」を手にしてしまった私は、その価値のあまりの大きさに畏れおののき、思案に暮れた結果、「そうだ、日頃のご恩に感謝して、僕のホームページを訪れてくださる愛読者の御方に、気前良くプレゼントしてしまおう!」と、ひらめいたというわけです。そこで・・・

********************

《 急告 》 次の条件を全て満たした御方、限定1名様に、時価3500億円相当の価値を持つ至宝「金印」を、謹んで贈呈いたします。

@ 私のホームページの訪問者数で、「4444444」人目という、一見すると縁起が悪そうな数字を当ててしまった御方。
A 私の『教授の恋』を読み、湖南大郎教授の大ファンになってしまったという、奇特な御方。
B 本当のツインソウルを探し求めている、という純真な御方。


 この「金印」は、『教授の恋』のストーリーを知らない人にとっては「3500円」の価値しかありませんが、湖南大郎教授の大ファンにとっては、まさに「3500億円」の価値、いや、値段など付けられないほど高価で貴重な宝物であることは、間違いありません。しかも、湖南教授自身の手を経たこの金印には、「この至宝を手に入れた者の前には、本当のツインソウルが現れる」という、奇跡的なパワーが宿っているに違いありません。(すでに結婚なさっている御方でも大丈夫です。この金印を手に入れることによって、現在の妻や夫が本当のツインソウルだと、湖南教授に太鼓判を押してもらえるかもしれませんからね・・・笑)

 どうぞ、めでたく「4444444」人目を引き当てた御方は、そのパソコン画面を印字するか写真に撮って、「960−1296 福島市 福島大学経済経営学類 飯田史彦」まで、郵送なさってくださいね。化粧箱の表に、湖南教授ご自身から「湖南大郎」という直筆サインを入れてもらったうえで、お手元に厳重にお送りいたします。ただし、間違っても、「湖南大郎教授」あてに送っちゃダメですよ(笑)。(ちなみに、上記の郵便番号は、「飯田先生の本を読んで、自分の『苦労を皮肉ろう』(960−1296)」と、覚えてくださいね)

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さあ、時価3500億円という究極の至宝「湖南大郎の金印」は、いったい、どなたのもとに届く運命なのでしょうか?
 はたして、「4444444」人目の訪問者は、いつ出現することになるのでしょうか?
 皆さま、この世紀の大イベントの今後の経過を、どうぞお楽しみに!



4月30日版

 5月初めに発売される医療系月刊誌『安心』(マキノ出版:03−3815−2981)6月号において、私の「生きがい論」の大特集を展開してくださっていますので、ご紹介いたします!

 こんな表紙の月刊誌で、一般の書店で広く販売されているほか、しばしば、病院の待合室などで見かけますよね。

 昨年にも、2度にわたって私の「生きがい論」を特集してくださったのですが、結果的に、昨年の売り上げ部数の1位と2位を、「生きがい論」の特集号が占めたのだそうです。編集部にも、「生きがい論」を初めて知ったという読者さんから多数の反響があり、それらの実績から、「ご病気の方々や医療関係者が多くを占める読者は、生きがい論の特集を求めている」(つまり、生きがい論を特集すれば売れる)と、ご判断くださったとのこと。本当に、ありがたく光栄なことですよね。

 その6月号において、冒頭の6〜16ページという大量のカラーグラビアを用い、「生きがいの泉」というタイトルの特集が組まれています(下の左写真)。また、169〜173ページでは、「生きがいの道〜心の免疫力を高めるスピリチュアル・ケアを大提言!」と題して、「生きがい論」の解説記事が掲載されています。さらには、174〜179ページにわたって、なんと、あの
「車椅子父さん」の奥さまと私との対談が、長々と披露されているという大サービス!


 

 ちなみに、「車椅子父さん」の奥さまとの対談は、福岡の「ももち浜」にある素敵なホテルの併設レストラン、「ピエトロアペスタ」で収録したものです。実際には、私と奥さまのほかに、編集者さんとライターさんが同席して、4人で収録しました。大評判をいただいた『車椅子父さんの絵日記』をめぐる裏話が、6ページもの長さで披露されていますので、ぜひとも読んでみてくださいね!
(立ち読みで済ませるのではなく、きちんとご購入いただければ、今号の売り上げ部数が伸びて、私の特集を企画くださった編集者さんが編集長から褒められ、また私の特集を企画してくださることでしょう。皆さま、どうぞ今号の応援を、よろしくお願いいたします・・・笑)

 なお、私自身はといえば・・・実は、自分の特集はさておき、本号の付録に付いている小冊子の中に発見した、「肉・魚の食べ放題ダイエット」という仰天記事に、すっかり目を奪われてしまいました(笑)。なにしろ、
「人間は、わざわざ植物を食べる必要はなく、肉食動物に戻れば、より健康を維持しやすい」という大発見に基づきながら、「米や麦などの穀類、イモ類、豆類、野菜類(青菜は除く)は、できるだけ食べない」「根菜類、キャベツ、白菜、レタスは、食べるのをやめる」「特に、果物は絶対に食べない」「肉、魚、卵、豆腐は、がまんしないで、食べたいだけ思いきり食べて良い」など、私のわずかな栄養学の知識をあざ笑うかのような、常識をくつがえすダイエット法が展開されるのです。最初は、「そんなバカな」と笑いながら読んでいたのですが、読み進めるうちに、著者(あるお医者さん)の論理的な主張にノックアウトされ、すっかり納得してしまっている自分がおりました(笑)。これまで、「肉や卵は体に悪い」「根菜類や野菜を主食にしましょう」と教えられてきた私の世界観が、ガラガラと音を立てて崩壊してしまったのです。「そうか、肉食を拒否して野菜を食べるよう心がけているのが裏目に出て、僕は太ってしまうのだ・・・う〜ん、納得」と。
 おっと、うっかり書きすぎました(笑)。これ以上の詳しい情報は、『安心』6月号の別冊付録で、確かめてみてくださいね!



4月25日版

 このところ、毎日のように何通も、『教授の恋』の感想が届いています。皆さん、大いに楽しんでくださっており、本当にうれしく思います。著者の私もビックリするほど、「本書の影響で、久しぶりに旅に出ることにしました」とか、「本書に書かれていた*****や****などについて、歴史的な解説書を探し読みして、色々と調べています」など、それぞれの形で、読後もお楽しみいただいているようです。
 また、「本書に出てくる場所を、飯田先生自身の解説付きで巡るツアーを、PHPが企画してくださらないでしょうか」という依頼も書いてありましたが、PHPは出版社であり旅行代理店ではないので、不可能だと思いますよ(笑)。しかし、来年4月以降であれば、私が設立する研究所で、その種の面白い企画を立てて、「いま明かされる『教授の恋』秘話」なんていう私の講演会とセットで、愛読者の方々に提供させていただくことが可能です。もうしばらく、お待ちくださいね!(?)


 さて、前回更新の最後に、「来年の春からは、現職の束縛から解放されて、時間的にも精神的にも立場的にも自由になります」と書いたところ、「ついに、光たちから与えられた作戦を開始するのですね、大いに支援します!」とおっしゃる嬉しいお手紙を、たくさん頂戴しました。本当に、ありがたく拝読しながら、同志の皆さまの心強さに、深く感謝しております。(もう、大学にも申し出て、同僚たちの理解も得ており、学生たちにも事情を説明しました。飯田ゼミの学生たちは、泣いて悲しんでくれました・・・涙)

 一方で、私の現職の肩書に価値を感じて「生きがい論」を支持くださっていた方々が、私が公的な肩書きを手放すことで、私から去ってしまわれることも、充分に覚悟しています。その種の方々は、私の「生きがい論」そのものに共感くださっているのではなく、「こんな肩書きの人が、スピリチュアルな現象を支持・研究しているんだよ」という言葉によって、「スピリチュアルな現象を他人に正当化する手段」として私の肩書を利用してきた、という方々ですから、私が肩書きを手放せば利用価値がなくなるのは、当然のことなのです。もちろん、公的な肩書きの価値は、わざわざ教えていただかなくても私自身が誰よりも承知しており、実際に、肩書きの価値を誰よりも活用してきたのは私自身なのですから、来年3月末の辞職をもって私から去っていく方々のことを、引き止めたり恨んだりするつもりは全くありません。その種の方々に対しては、「ご期待に沿うことができず、申し訳ありません」と、ひたすらお詫びするしかないのです。そのような方々にとって、私の今後の著書には価値がないかもしれませんが、私が現職を辞したからといって、過去14年間の著書が連動して価値をなくすわけではありませんので、どうぞこれからも、「この著者が教授時代に書いた、まだ信用するに値していた頃の本」として、私の過去の著書たちを、これまで通りに可愛がってやっていただけましたら幸いです。
(ちなみに、私が長年にわたり観察してきた結果では、「大学教授」にもピンからキリまで多種多様な人々がいらっしゃるので、「大学教授」の肩書きを持っているから信用できるという法則は、決して成立しませんよ・・・これは、大学教授の方々に尋ねてみれば、皆さんが同意くださるはずです。もちろん、「まずは飯田君がいちばん信用できないけどね」と苦笑されるでしょうが・・・笑)

 なお、「あなたの過去の業績を守るために、あなたはこれからもずっと、何が何でも現職に留まり続けなければならない」と、不思議なことをおっしゃる御方もいらっしゃるのですが、私は「未来の価値を創造するために現在を生きている」のであり、「終えてきた過去を守るためにはどうすべきか」という動機で未来を構築するという発想は、まったく持っておりません。もしも、私が、肩書きや過去の業績を守ろうとしたならば、そもそも14年前に、「生きがい論」など始めなかったことは確実です。なぜなら、当時は、「こんな本を発表したら、おそらく自分は経営学者としての業績や交友関係を、ほとんど失ってしまうだろう」と承知していながらも、「それでも僕は、未来を生きたいように生きる」という発想のもとで、迷わず『生きがいの創造』を出版したのですから(笑)。したがって、現在の私も、「失うものではなく、得るものに着目する」という発想で、「より創造的な人生を生きることのできる環境」を選択した、というわけです。現職が嫌になって放り出すのではなく、「公的な肩書きを維持するメリットよりも、自由に活動するメリットの方が、はるかに大きくなった」ということなのです。

 ただし、これまでは皆さんにご心配をおかけしないように、余計なことは書かないでおいたのですが、やはり、誤解のないようきちんと書いておくべきだと判断しましたので、私が来年3月末で現職を辞する最大の理由を、お教えしておきますね。
 それは、
「2年前の脳出血以後、体調に波があり、特に昨年の7月頃から、午前中に頭が重くて授業を行うのが辛い状態が増えたので、教育者としては、やっていけなくなった」ということです。このまま現職を続けても、午前中の授業の休講が増えて、学生たちに迷惑をかけることは間違いありません。だからといって、「がんばって授業に行かなければ」と無理をするのは、体(脳?)に過大な負担をかけすぎてしまい、命を削ることになってしまうのです。私の場合、3年前に直属の上司が過労で亡くなり、昨年には直属の後輩が脳出血で亡くなっていますので、冗談ではなく、「現職と命と、どちらを選ぶのか?」という問題だというわけです。
 このように、「体調(命)を優先するならば教育者としては失格になり、現職(教育者)を優先するならば命を削るしかない」という状況に、昨年の7月以降ずっと直面しており、親や家族の「長生きしてほしい」という強い願いもあって、「教育者からの引退」を決意したというわけです。友人の大学教員たちからは、「午後の授業だけ担当させてくれる他大学の職を探すなら、大いに協力するよ」と言われたり、実際にいくつもの大学から意志の打診をいただきましたが、大学教授の肩書きに固執していないことや、大学運営の雑務から解放されて「自分にしかできないこと」に時間や労力を使いたいと願うため、ご辞退させていただきました。どうしても「大学教授」の肩書に固執するならば、1科目だけを担当する「特任教授」のお話もあるのですが、そうまでして肩書きが欲しいとは思わないのです。私はもう、過去18年間も国立大学の助教授&教授を勤めてきたのですから、「もう充分でしょう?」という感じです。辞職したとたんに、過去の長年の業績がすべて無かったことになるのならば、いったん大学教授の肩書きを持った人は、「定年退職」さえもできないではありませんか(笑)。

 いずれにしても、上記のように、
「体調問題のため教員生活が続けられなくなった」という「深刻かつ現実的な原因」のうえに、「より自由な環境で、自分にしかできない使命を思いきり果たしたい」という「大いなる夢」が加わって、現職から離れることにしたというのが、本当の理由です。したがって、「がんばって、現職のままで生きがい論の活動も続けてください!」と励まされるのは、私にとって、「肩書きのために命を削ってほしい」と求められるのと同じことであり、たとえ善意でご期待くださるのだとしても、「死ね」と言われるのと同じくらい辛いことなのです(涙)。しかも、そうおっしゃる御方にかぎって、「自分はあなたに大いに期待しているのだ!」と強調なさるのですが、私から見ると、本当に私の幸せを願ってくださっているとは思えないので、「失礼ながら私は、あなたを満足させるために命を賭けたくはありません」と、お返事したいのが本音です。(実際には、心の中でそう思っても、口にしないで我慢して、「そうですか、それはどうも有難うございます」と答えていますが・・・笑)

 ・・・と、正直に白状すると、このような実情ですので、どうか私の身勝手な決断をお許しくださり、今後も「生きがい論」を温かくご支援いただけますよう、お願い申し上げます。(なにしろ、2年前の脳出血以降は、それまでとは一転して、「もっと今生で長生きしたい」と思うようになりましたので・・・)

 さらに告白すると、もしも体調問題が生じなかったとしても、「現職にとどまるのは、娘が高校を卒業する4年後まで」と決めていましたので、いずれは、『創造U』と『教授の恋』に書いた使命を実行するために、自由な環境を求めて研究所を設立していたことに、変わりはないんですよ。今回、その時期が来たのは、上記の体調問題に加えて、夢の実現が大いに早まるような、素晴らしい展開が訪れたからなのです。いずれ年内には、このHPで、世界のスピリチュアル・ケアに衝撃を与えるであろう画期的な研究所を公開し、各地に「カクレ」ていらっしゃる同志の皆さまからの、様々なご支援をお願いしますので、その時には、どうぞご協力くださいね。

 ああ、本当に、来年が楽しみです!



4月17日版

 昨日いただいた、嬉しいお手紙&お葉書を、3通ご紹介いたします。
 まずは、1通目のお手紙から・・・



 なんと、あの大技・小技のギャグに満ちた、大いに笑える『教授の恋』を読んで、ここまで涙してくださるとは・・・ご本人にも涙の原因がよくわからないようですが、きっと、私が本書を通じて読者の潜在意識に訴え続けている、大切な「あのこと」を、敏感に感じ取ってくださったのでしょう。さて、「あのこと」とは、いったい何のことでしょうか?(何度でも読みたくなってしまう御方は、きっと潜在意識で感じてくださっているからこそ、まるで麻薬のように本書に手を伸ばしてしまうのだと思いますよ)

 しかも、私の本としては、まだ『教授の恋』が2冊目とのことですので、この女性は幸せ者です。なぜなら、まだこれから、初めて『ツインソウル』や『生きがいの創造 U』を読むという、あの楽しみを味わうことができるのですから(笑)。ちなみに、私は、「まだビートルズのアルバムをきちんと聴いたことがない」という人に出会うと、「ああ、あなたがとてもうらやましい!」と思わず訴えかけてしまうのです。なぜなら、「アビー・ロード」や「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」といった名アルバムをはじめとして、これから山のようにビートルズの「新曲」を聴くことができ、名曲の数々を初めて聴く時の素晴らしい感動を、たっぷりと味わうことができるのですから(笑)。

 さて、次は、わざわざ葉書にワープロで印字してくださった、67歳の男性です。(表書きもワープロでしたので、もしかすると、パソコンソフトを扱う練習でもなさっているのでしょうか?・・・なにしろ、葉書へのプリントは面倒であり、手書きの方が早いですからね)



 私にとって、「御著は、私のような高齢者にもインスパイヤーさせる(ひらめきを与える)、何かがあるようです」という御言葉は、たいへん光栄なものなので、飛び上るほど喜んでしまいました(笑)。人生の大先輩が、『教授の恋』を読んで「やる気」を出してくださったとは、本当に、ありがたく嬉しいことですよね。この御方も、「やる気が何なのか(なぜ本書を読んで、やる気が出てきたのか)、自分の心に問いかけながら再読するつもりです」とのことですので、きっと、『教授の恋』が練りに練った文章を通じて読者の潜在意識に訴えている、大切な「あのこと」を感じ取ってくださっているのでしょう。

 ただし、
『教授の恋』を読んで勇気が出たおかげで、「健康診断を受けるのはもう止めた」と決心なさるのは、どうかと思いますが・・・(笑)

 そして3通目は、先日、私が、若くして先立ったお子様から受け取ったメッセージを、急いでお送りしたお母様です。本当は、直接にうかがってお伝えしたかったのですが、現在は体調管理のため講演等を全てご辞退している身の上であり、以前のように日本中を飛び回る元気がなく、お葉書でお伝えすることが増えているのです(涙)。(私が長年行ってきた、メッセンジャー活動の詳細については、『生きがいの創造 U〜永遠の愛・めぐり逢う生命』において一部を公開していますので、未読の御方はご参照ください) お子様からのメッセージが、お母様の心にきちんと届いてくれたご様子で、私も本当に嬉しいです。
 来年の春からは、現職の束縛から解放されて、時間的にも精神的にも立場的にも自由になりますので、新たに設立する私の研究所を「生きがい論」の聖地として広く無料開放し、私も従来のメッセンジャー活動などの使命に注力できることでしょう。ああ、本当に楽しみです!



 それでは、お医者さんたちとの研究会のため、久しぶりに、大好きな四国・松山の道後温泉に、行ってきま〜す!
 タルトに母恵夢に坊っちゃん団子・・・う〜ん、楽しみだなぁ・・・
(あくまでも、仕事で行くんですよ、仕事で・・・笑)



4月11日版 『車椅子父さんの絵日記』の特集、先日、無事に、長崎放送でテレビ放映されたようです。
 長崎放送の女性アナウンサーさんから、次のようなメールを頂戴しました。

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 先日は、お忙しい中、取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。本日、無事にオンエアを終えました。
 英樹さんの本の魅力が伝わったのか、隣に座っている大倉キャスターは本番中に、感動のあまりに涙を流していました。
 家族とともに病気と向き合いながら、「生きがい」を見つけて前向きに生きた英樹さんは、今も家族の心の中に生き続けているんですね。
 私のもとには、これまでに取材をしたALSの患者さんから感激のメッセージが届きました。私も、伊藤家の奥様やヨッチ、えりっぺ、英樹さんから、「大切なもの」を教わりました。

 飯田先生へのインタビューでのお話も、大変勉強になりました。「何を伝えたいのか」というお言葉、これは、放送に携わる私にとっても心に響く一言でした。ご協力に感謝しております。DVDは、明日お送りいたしますので、どうぞお時間のあるときにご覧ください。もし許されるなら、ご感想もお寄せいただけるとありがたいです。

 お忙しい中、本当にありがとうございました。また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

追伸:伊藤さんのお宅には、改めてご挨拶にお伺いする予定です。奥様から、喜びの携帯メールが届き、私もうれしい限りです。
   英樹さんも、この放送を見ていたことでしょう。感想をぜひ聞きたいものです。


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 ・・・ということです。長崎放送さん、本当にありがとうございました。(いわゆる「女子アナ」さんからのメールは、いつも、深夜1時とかの遅い時刻に、放送局のアドレスで届くんですよ。あんな時刻に、まだ放送局にいらっしゃるなんて、いつも深夜勤務で大変ですねぇ・・・)

 すると、「車椅子父さん」の奥さまからも、このようなメールが届きました。

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飯田先生! 昨日、NBC長崎放送の特集が放送されました!
 とても良い内容に編集してくださっていて、友人より「涙でお化粧が取れてしまったよ」などと、メールを頂きました。
 飯田先生のインタビューと、『飯田史彦&伊藤英樹』のツ―ショット写真も、バッチリ放送されました!

 私は当日は気合いを入れて、美容室で髪のセットとメイクをしてもらったのですが、「いつもの方がよかった」と不評でした(涙)。前回(長崎国際テレビ)の時の『太って見える』に、今回は『老けて見える』がプラスされているのだそうです(号泣)。

 また、取材をしてくださったアナウンサーさんより、とても嬉しいメールを頂きました。「伊藤さんのご家族は本当に素敵です! 私も伊藤さんのような家庭を築きたいって思いました。英樹さんの深い愛情が今でも強く感じられました。どうかヨッチやエリッペ、英樹さんにもよろしくお伝えください。それから、キャスターの大倉とADが感動して泣いてました。今、車椅子父さんの絵日記は、報道部で大人気で、貸し出しの予約待ち状態です!」との嬉しいお言葉でした。ありがたいお話で、私のほうが涙がでました。

 心があたたかくなる素敵な出逢いや出来事がどんどん起こり、感謝感謝の毎日です。このような幸せを、本当にありがとうございます。

 追伸: 今度、あの**島に家族旅行に行くことにしました。*南*郎さんに誘われて、どうしても行きたくなったのです(笑)。ヨッチとえりっぺも、「お船に乗る〜♪」と楽しみにしています。長崎県人としてこんなに近くに住んでいながら、離島に行くのは初めてなので、私もとても楽しみです。それにしても、先生のホームページの『恋する教授』、大ウケでした! オビの部分だけで大笑いできる本なんて・・・主人も大喜びで、得意の「おやじギャグ」を指導することでしょう(笑)。


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 ・・・とのことでした。番組のキャスターさんやAD(アシスタント・ディレクター:この業界でいう「何でも屋」さん)が、本番中に泣いてくださったなんて、本当にありがたいことですよね。

 ところで、メールの最後にあるように、前回更新の『恋する教授』のギャグ、気軽なノリで書いたのですが、各方面から予想外の大ウケをいただいて驚きました。さっそく、「HPに書いてあった『教授の恋』の裏本、楽しみにしています!」というお葉書も届いていましたが、出版社が見つかるとは思えませんので、さすがに出版は不可能でしょう。たとえPHPに持ち込んでも、「これまでの生きがい論の信用を全て失うようなギャグ本なんか、出すわけにはいかんわい!」と、制止されるに違いありません(涙)。(なお、「裏本」と呼ぶと、一部の中年男性諸氏からイヤラシイ本だと勘違いされてしまいますので、どうか「裏バージョン」と呼んでくださいね・・・笑)



4月7日版

 しばらく福島を留守にしており、更新が遅れてしまいました(涙)。
 大学に出ると、新刊『教授の恋』の感想が数多く届いていましたので、一部(内容に深く触れないもの)をご紹介いたします。

 なんと、あの「共同通信」(新聞社などに情報提供する会社の代表格)の記者さんから、このような光栄な感想をいただいておりました。

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飯田先生

 共同通信の****と申します。

 「教授の恋」読ませていただきました。
 おもしろすぎです。夢中になって一気に読み切ってしまいました。
 「生きがいの創造U」も「ツインソウル」も傑作小説を読んだときのような読後感がありましたが、「教授の恋」は文字どおりの傑作小説ですね。何重もの意味で、先生にしか書けない小説だと感じました。『冒険映画を見ているような場面展開』も、日本中に足を運んでいる先生だからこそのわざですよね。それに、『ワクワク、ドキドキと楽しめる』だけじゃなく、本当に大切なことがたくさん書かれてあったと思います。

 また、***開設に関する*の言葉で「同じ使命でつながった多くの同志たちから、様々な支援の希望が寄せられるでしょう」という部分が、とても印象に残りました。私も自分の使命を果たせるよう、頑張っていきたいと思いました!

 勝手な感想を書き連ね、すいません。素晴らしい著書を、ありがとうございました。


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 次は、奈良にお住まいの女性からです。

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奈良でも、ここ数日で急に桜の花が咲き始めました。福島では、どうでしょうか?

 読みました! 『教授の恋』、今、3回目読んでます。期待通りメチャクチャ面白かったです! 奇想天外なストーリーに、私の頭にも桜が咲いております。
 最初は本当にエンターテイメントとして、ドキドキしながら楽しめました。「エ”〜ッなんでこんな時に********食べるんじゃ?」「何故に急に***するの? 早くツインソウル探さな」「いま***に目がくらんでる場合か!」などなど、思わず感情移入して、つっこんでしまいました。こんなにツッコメる小説は初めてです(笑)。まるで飯田先生のホームページみたいです。(先生のホームページも、「あ”〜、いまこのタイミングでそんなこと書いちゃダメ!」「もう、こんなこと書いちゃったら誤解されるのに・・・」「あの話は、その後どうなっちゃったの?」などなど、ツッコミどころ満載で、いつも楽しませていただいてます)

 でも、2回目に読んだときは、その場面ごとに隠されている様々なメッセージを読み取りながら読み進め、3回目に読んだ時には、それまで気づかなかった意味を読み取ることができました。今、さまざまな場所に仕掛けられているものを、「ここは、こういうメッセージなのかなぁ」と考えながら、読み進んでいるところです。お茶を飲んでいる時や通勤電車の中などでも、「ああ、あの文章は、もしかして、こういう意味なのかも」とか、問題が解けた気になったりします。読んでない時にも楽しめる小説って、画期的ですね! これはまさしく、飯田先生にしか書けない小説ですね。

 さて、また、『教授の恋』に隠されたメッセージの謎解きをしながら、読ませていただきますね。「この私なりの解答は正しいですか?」と先生に質問したくなりますが、主人公のように、「もうそろそろ自分で考えたらどうですか?」と叱られそうですので(笑)、やめておきます。


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 3通目は、大阪府枚方市にお住まいの大学生さん(男性)からです。

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初めまして。*****大学でスペイン語を学んでいる****と申します。

 『教授の恋』拝読いたしました。いや〜、これほど引き込まれたエンターテインメント作品は、本当に久しぶりでした。浅田次郎さんの「壬生義士伝」以来でしょうか。本当に奇想天外なストーリー、そして思いがけない展開から*との**の開始・・・1日で一気に読み切りました。

 読後は、まず、旅に出たくなりました(笑)。僕はスペインには4回も行っているくせに、日本国内は**も**も**地方にも行ったことがないという非国民なのです(笑)。そんな僕が、心底から、「日本中を旅して回りたい!」と思ってしまいました。先生、いつか是非、「日本列島生きがいの旅」シリーズを実現してください!(笑)。先生は、紀行作家としての才能もお持ちなのですね。
 そして何といっても、後半、僕がいちばん感動したのは、****と**との**です。(中略)いや、なんというか・・・感動としか表現できません。(内容に深く触れる部分を省略)

 これからも、僕のような若造に何ができるかわかりませんが、僕をどん底から救ってくださった飯田先生を、遠くから応援しています。


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 4通目は、東京にお住まいの女性からです。

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東京では、桜が見事な花を咲かせております。

 「教授の恋」、成城の本屋さんで、発売日に手に入れました。平積みの本が、すでにかなり減っていました。先生の愛読者が、本当に多いんだと実感しました。夢中になって読みました。面白くて、奥深くて、何度でも読みたくなります。
(中略)
 この本を読んで、先生のことを応援させていただきたいと、心底思いました。毎日のように報じられる、心の痛むような事件・・・人々の心が、深く病んでいることを感じています。私もささやかながら、電話で心の相談をするボランティアをしていますが、鳴りやまない電話から、多くの人たちのSOSを感じています。
 先生、お身体を大切になさって、その大切なお働きを、これからもよろしくお願いいたします。先生の新たなお役目を、これからもワクワクしながら見守らせていただきます。何かお役に立てることがあれば、いつでも呼びかけてください。


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 5通目は、長崎市にお住まいの女性です。

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拝啓 桜の花が美しい季節ですね。長崎の****と申します。

 日曜日の夜に、仕事先の名古屋から、高速バスで帰ってきました。バス乗り場に歩いていく途中の本屋で時間つぶしをしていたら、「教授の恋」という本が目に入りました。夕食を済ませ、バスの待合所へ。出発まではまだ1時間半は充分にあり、さっそく読み始めました。
 すると夢中になり、バスに乗っても、ず〜っと本から目が放せず、バスの消灯の前に、一気に読み終えました。特に、私は**なので、*****が出てくる場面では、**が**に入っていたので、夢中になりました。

 私は、2月の末に肺炎になり、それを引き金に、うつ病にもなってしまい、やっと少し元気を取り戻してきたところでした。そのタイミングで「教授の恋」に出会うことができ、夢中で読み終えたあと、「よ〜し、また、やるぞ〜」と、元気になっていました。有難うございました。


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 6通目は、埼玉県の女性からです。

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「教授の恋」を読みました。
 先生が、多くの著書で語ってきた、私達ひとりひとりが学びの場、学びの時にいること、そして先生の体験を通じて「ツインソウル」の本で明かしてくれた真理・・・今回は、小説という形をとっていますが、やはり今回も、私達の人生の意味について、知らせてくれています。
(中略)
 今回、先生が、小説という形式をとってくれたおかげで、自由に想像をふくらませることができました。いままでの先生の本と、この小説形式の本を心の中でリンクさせ、自由に発想できました。そのおかげで、今回の本から受け取るものは、とても多かったように感じます。

 「教授の恋」を読み終えて、この感動を伝えたくてペンをとったのですが、伝えきれなくてすいません。
 先生のこれからの活動を、楽しみにしています。
 今生では、命ある体をもっているのですから、無理しないでくださいね。


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 これ以外にも、たくさんのお手紙をいただいているのですが、本の内容に深く触れる部分が多く、伏せ字と省略ばかりになってしまいますので(笑)、残念ながらご紹介できません。どうか、お許しください(涙)。

 実は、『教授の恋』には、秘密の裏バージョンもあるんですよ。
 それは・・・

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『恋する教授 〜彼はいかにして運命の人に見放されたか?』

     ギャグという形でしか伝えられない真理がある
     おやじギャグ満載の「スピリチュアル・ギャグ・ノベル」誕生!

        飯田史彦with おやじギャグ指導:伊藤英樹)

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 ・・・っていう本なんですが、やっぱり、出版は無理でしょうねぇ(笑)。


 追伸:
 「車椅子父さん」の奥さまより、嬉しいご連絡がありました。先日の長崎国際テレビに加えて、長崎放送からも取材の依頼があり、ご自宅で収録なさったそうです。奥さまによると、肝心の、
よっち君とえりっぺちゃんが、収録の途中で眠ってしまったので、どんな番組になるのか心配なのだそうですが・・・いったい、何時に収録したのでしょうか?(笑)
 近日中の報道番組で特集として放送されるそうなので、長崎県にお住まいの皆さまは、どうぞお楽しみに!
(実は、この私も、放送局さんの熱意に負けてインタビュー取材に応じてしまったのですが、「僕は黒子に徹したいので、なるべく最低限の登場に抑えて、できれば全く登場させないでください」と頼んでおいたので、おそらくカットされることでしょう)



3月25日版(2) 本日は大学に出るつもりはなかったのですが、教え子からの電話で「卒業式」の日だと知り、あわてて出勤(笑)。
 すると、ある司書さん(直接の知り合いではありません)から、こんな葉書が届いていましたよ。



 私にとっては、「おお、わかってくださいましたか!」と、思わずハグしたくなるようなお葉書なので(ただし差出人は男性のお名前ですが)、あまりの嬉しさに、ご紹介させていただきました。書きなぐったような筆致から(失礼)、読後の異常な興奮状態が、リアリティ満点で伝わってきますよね(笑)。(なお、お名前の上に、ガッチャマンのシールを貼ったのは私です)

 その他に、たとえば、こんなユニークな感想も・・・

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一気に「教授の恋」を読みました。
 中盤までは、火曜サスペンスや土曜サスペンスのようなスピード間を感じつつも、****らしい******の数々に、なぜか、頭の中には、***さんのオープニングテーマが流れまくり、妻に、「これはまさに、***さんだ!」と言ってしまいました。
 そして、後半になると、「ツインソウル」の続編にふさわしい、そして、******・*******の秘話にまで触れた、シビレル内容に、ちびってしまいそうな気分でした。

 私自身、ぜひ、取り組みたいことがありますが、生活費との折り合いを考えると、今のところ、妻を安心させられる具体的なものが示せない状況です。でも、この本を読んで、時間はかかっても、「絶対にいつか成し遂げる」という気持ちを、自分の中に確認することができました。
 ありがとうございました。

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 ・・・なぜ、本書の前半を読みながら「***さん」のテーマ曲が頭に流れるのか、著者の私にもさっぱりわかりませんので、このコメントを聞いた奥さま(この時点では未読のはず)には、「???」と意味不明だったことでしょう(笑)。
 しかし、本書をお読みくださって、自分の夢の実現に挑戦しようと一念発起なさったことは、著者である私の意を正しく汲み取っていただけた、何よりの証拠に違いありません。本当に、ありがとうございます!



3月25日版

 新刊『教授の恋』、東京では22日の夕方には書店に積まれていたとのことで、東京にお住まいの方々から、さっそく感想が届きました。
 ところが、本書はミステリー仕立てなので、内容がバレてしまうような感想は、ここでは掲載できないのです(涙)。
 そこで、具体的な内容に触れていない感想だけを選び出して、ご紹介しましょう。

 まずは、長年にわたりプロの文筆家として活躍なさっている、この世界では大先輩の、あの御方から・・・

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日曜日、渋谷の文教堂で、『教授の恋』を手に入れました。
そのまま、文教堂の中にある喫茶店で一気に半分ほど読み、残りは今日読ませていただきました。

面白かった!
よかった! 
多くの気づきがありました!

特に後半は熱中して読みました。
先生の場合、フィクションでありながら、ノンフィクションでもあるので、説得力が違います。
小説の中にいつの間にか引きずり込まれて、我を忘れて読んでいました。

人間は誰もが壮大な旅をしているのですね。
私もそうなんですね。
つくづくそう思いました。
先生、この小説にはそれぐらい説得力があるんですよ。

それと、男女の恋って、大切なものなんですね。
大切なチャレンジなのですね。
冒険なのですね。
これはもう忘れていた感覚でした。
愛と比べると、恋は劣ったもののように思っていましたが、やっぱり大切なものなんだと改めて思いました。
だから、男性がいて、女性がいるんですものね。
恋のスピリチュアル的な解釈、ありがとうございました。

先生がこれからどのようなご活躍をなさるのか、どのような著作をなさるのか、ますます楽しみです。
次の本も早く読みたいです。


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 文筆家の大先輩に、このように言っていただけるとは、本当に光栄です。ありがとうございます。
 次は、東京大学に勤務なさっている御方からのメールです。

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は〜、よかった〜〜〜〜!

う〜ん・・・・なるほどね〜。

というのが、読み終わってすぐに口をついて出た言葉でした。

昨夜1時半までかかりましたが、一気に読んでしまいましたよ。

本当に後半は、思いもよらない展開でした。

とにかく先を読まずにはいられない・・・という感じでどんどん読み進めてしまい、気づいたら残り僅か。

ええい、ここまできたら最後まで読んでしまえ!と、12時頃に寝不足を覚悟しました。

私は特に主人公を誰かに投影することなく読みはじめましたが、いつしかだんだん、紛れもなく飯田先生になっていってしまいましたねえ。

HPで、ご自身の体験ではないと仰ってましたけど、条件的には完全に先生じゃありませんか?!

「先生、頑張れ!」って心の中で叫んでいましたよ。

あの人は私のツインソウル?と思ったり・・・・

いろんな思いが湧いては消え、ではなく、湧いて湧いて・・・・・本当に眠れなくなってしまいました!

文学作品としてどうなのかは私にはわかりませんが、ストーリーが面白いだけでなく、読者が自身の来しかた行く末について思いを巡らすスイッチとなる、優れた作品であると思いました。先生は、「それこそが本書の目的ですよ」と仰るでしょうか。色々なメッセージが含まれていて、やっぱり一言では語りつくせないですよね。

それに著者紹介には、近い将来のことも明言されてますね。

とうとうですね。何かお手伝いできることがあったらな〜と思ってます。


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 睡眠不足を覚悟で、先を読まずにはいられなかったとは、著者冥利に尽きる御言葉を、ありがとうございます。
 次は、春休みの家族旅行の最中に、新刊をお読みくださったという女性です。

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今朝、新幹線に乗る前に、東京駅の書店に行きました。
店員に飯田さんの新刊のことを尋ねると、明日の夕方に店頭に並ぶとのこと。
がっかりして、それでもぼんやりと店内を回ってみました。

すると、な・なんと日本文学のコーナーに、見覚えのある表紙を見つけました!
「ついてるぅ〜」と心で叫びながら急いで買いました。
経営書の棚ではなく、スピリチュアルもののコーナーでもなく、「日本文学」で飯田さんの本があるということは、『教授の恋』が小説として認められているということですね。嬉しいです。
小説家デビュー、おめでとうございます!

東京から広島まで約4時間、お弁当を食べる以外は、ほとんどずっと本を読んでいました。
二回繰り返して読みました。
感想は・・・ふぅ、****をした気分になりました。
実際私も**に*****ので、いったい自分が**********のか、*******なってしまいました。

もちろん人物はフィクションとして描かれているのでしょうが、飯田さんの人生がギュッと凝縮されているようです。
もっと読み込んで、さらに隠れたメッセージを見つけたいと思います。


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 なんと、日本文学のコーナーに置いていただけたとは、私の本では初めてとなる、快挙(?)ではありませんか!
 最後に、ある歯医者さんの女性からです。

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「教授の恋」読みました!
明日発売とありましたけれど、「もしかしたら」と仕事帰りに書店に寄ったら、ハイ平積みされてました〜!

「教授の恋」は「飯田教授の恋」?

すごく印象に残ったのは「**が******、決して**を****と、**ことができるか?」というところ。
しかも、****に。
小説となっているけれど、とても小説とは思えないです。

こんなふうに言っては怒られちゃうかもしれないけれど、「教授の恋」、飯田先生のご本のなかでいちばんかも!
ありがとうです。


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 この女医さんによると、『教授の恋』が、私の本の中で、一番優れた作品だそうですよ。
 実は私自身も、『生きがいの創造(U)』、『ツインソウル』、『教授の恋』の3冊が、優劣の付け難い代表作だと思っています。
 なかでも、「面白さ」でいうと、エンターテインメント作品に徹している『教授の恋』が、群を抜いていることでしょう。
(この3作品に次いで、次点となるのが、『愛の論理』でしょうか・・・)

 そろそろ、全国各地の書店に、並ぶ頃だと思われます。
 私の大切な『教授の恋』を、大いに可愛がっていただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。



3月21日版

 新刊『教授の恋』の発売日が、とうとう、明後日に迫ってまいりました。
 それと同時に、このタイトルを巡る憶測がますます飛び交っており、ついに友人たちから、「もったいぶっていないで、せめて、オビの裏面だけでも先行して公表せよ」との強い要望が寄せられるに至っておりますため、やむを得ず、ここにプレミアム公開させていただきます。
(本当は、書店の店頭で初めて目にしてほしかったのですが、ある友人が、「このまんまじゃと、期待がパンパンにふくらんでしもうて、我慢できんで、ちびってしまいそうじゃ!」とまで、広島弁で恐喝するものですから・・・笑)

 発売前から、書名を巡って色々な妄想が広がっているようですが、そもそも、「教授の恋」という日本語そのものは、とても美しい言葉ではありませんか?・・・つまり、「教授の恋」という書名を見て何を連想し、いかなる空想に結びつくかを分析すれば、その人の深層心理が浮かび上がってくるのです。たとえば、私の中学生の娘は、この書名を見て、「とってもかわいいねぇ!」と、純真無垢な表情で、明るくさわやかに喜んでくれました。その一方で、この書名から、とても不純な「禁断もの」を連想したり、淫らな空想にふけってしまう大人たちの、なんと多いことか・・・(笑)。
 さあ、あなたは、この書名から、どのような内容を想像しましたか?・・・きっと、そこには、あなたの本性や、隠された煩悩が、浮かびあがっているに違いありません(笑)。

 いずれにしても、これほど先の展開の読めない小説は珍しいと思いますので、どうぞお楽しみに!
(書名からは想像もできないでしょうが、きちんと、あの『ツインソウル』の続編の役割を果たしていますので、ご安心くださいね)

 とにかく、読めばわかりますって(笑)。
 なぜ私が、このことを世の中に公表するために、「小説」という「形」をとるしかなかったのかということが・・・

 読んでいただければ、この奇跡のように奥深い書名を巡るすべての謎が、明らかになるのです!



3月14日版(3)

 本日は、もう2度も更新したのですが、新刊のタイトルがあまりにも衝撃的すぎて、友人たちから大量のメールが来てしまいましたので、この騒ぎを鎮静化させるために(?)、やむなく3度目の更新をさせていただきます。

 それにしても、言葉というのは不思議ですよねぇ・・・「教授」という単語も、「恋」という単語も、単体では普通に多用される日常用語にすぎないのですが、この両者をくっつけて、「教授の恋」と表記するだけで、突然変異のように、妖艶(ようえん)でイヤラシイ語感になってしまうらしいのですから(笑)。おかげで、「おいおい、あの聖人君子の(?)飯田先生が、そんなに濡れ場だらけのアダルト小説なんか書いちゃって、大丈夫なの?」などと、タイトルだけ見て大いに怪しげな妄想を広げる中年男性諸氏から、似たような心配メールが次々に届いております。(もちろん、仲良しの友人たちから寄せられる、新刊への大きな期待のこもったジョークなのですが・・・笑)

 大丈夫ですよ。新刊『教授の恋』は、恋愛小説であるかのようなフリをしながら、実は、「人生にとって大切な、あのこと」の真理を明らかにしていく、とても真面目で奥深い「生きがい論」ですからね。

 とにかく、読めば、おわかりになること間違いなし・・・
 読んでくだされば、わかっていただけますって!(笑)



3月14日版(2)

 PHPから連絡があり、新刊『教授の恋』の発売日が、23日頃(地方によっては24〜25日?)に決まったそうですので、お知らせいたします。
 なんと、もうすぐじゃないですか!

 なお、前回の表紙写真を見た友人たちから、「もしかして、飯田さんの恋愛自叙伝なんですか?」というメールがいくつも届いてビックリしましたので、「私自身の結婚体験とは、まったく関係ありませんから、安心してお読みください」と、断言しておきますね。(なにしろ、私と妻は、お互いに両親の強い勧めで仕方なくお見合いし、特に断る理由を探せないまま惰性で結婚したという「完璧なお見合い結婚」であり、結婚前には式の打ち合わせで3度しか会ったことがなく、お互いに恋愛感情など抱いていませんでしたから、ドラマティックな物語には、なるはずがないんですよ。ああ、あこがれの「恋愛結婚」って、いったい、どんな感じなんでしょうねぇ???・・・とほほ・・・笑)

 まぁ、いずれお読みいただければ、決して私の恋愛自叙伝ではないことが明らかになりますので、まったく心配していませんが・・・(笑)



3月14日版

 お待たせしました!
 3月末までには、必ず発売になります。正式な店頭発売日の連絡がありしだい、お知らせしますね。

 

 ちなみに、『
教授の恋』というメインタイトルの文字は、お金のかかった特殊な加工で盛り上がっており、しかも艶(なま)めかしい「濡れ濡れ感」を伴って光りますので、どうぞ実物を手にして、「おお〜っ!」と、その触感をご確認ください。(本の中身は、青少年でも安心して読める、きちんとした内容の、健全で奥深い「生きがい論」ですので、どうぞご安心を。さすがに、中学2年生という思春期の娘を持つ私が、実名で、「失楽園」ものを書くわけにはいきませんからね・・・笑)

 友人たち数名に「試し読み」してもらったところ、「面白さでいえば、間違いなく飯田さんの最高傑作」とか、「もしもコナン・ドイル(シャーロック・ホームズの作者)が現代に生きていて生きがい論を書いたら、こうなるだろうね」など、とにかく大好評でした。中には、「メチャクチャ面白かったけど、読後感を一言で表現すれば、『この作者、つまり飯田君の頭の中って、いったいどうなってるんだろう?』って感じ」という、悪友の的確な感想も・・・(笑)。

 あと10日ほどで世の中に登場しますので、どうぞお楽しみに。
 特に、「ああ、本物のツインソウルに出逢いたい」と願っている方々にとっては、まさに必読書ですよ!

(今回は事情があって、本書のオビの裏面の文章は、ナイショにしておきますね。フフフ・・・)



3月8日版

 前回の更新でお知らせしたように、『車椅子父さんの絵日記』が、長崎のテレビ局のニュースの中で、特集としてご紹介いただけたそうです。私自身は拝見していませんので、奥さまからのメールにてご報告いたします。

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飯田先生、昨日『車椅子父さん』のテレビ放送がありました。
さっそく友人達より、「とっても感動したよ」「仕事中に上司と会議室で観て涙してました」「カッコいいご主人だったんだね」などメールがきました。自分ではほとんど宣伝していなかったのですが、あちこちから電話などもいただいて、「ありがたいね〜」と家族で話しています。

また「テレビって太ってみえるって本当だね」という意見もあり、『ななこ』の素顔を、テレビで初めて観てくださった皆様に、ぜひこの事実を、声を大にしてお伝えしたいです(笑)

何はともあれ、私も子供達も、とても楽しくワクワクしながら、テレビ取材を終えることができました。将来、子供達の貴重な思い出になると思います。

テレビ局の担当の方にも、「今回の出逢いで、自分の人生や生き方など、いろいろなことを考えるきっかけとなりました。英樹さんがご家族と一緒に、今も生きているのを感じました。とても幸せな取材を、ありがとうございました」と、おっしゃって頂きました。

飯田先生に、後押ししていただいたおかげさまです。ありがとうございました。
(日本テレビのCSデジタル放送の、ニュースばかりの24時間番組で、早ければこの土日に放送されることが決定したそうです)

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 ・・・とのことでした。本当に、嬉しくて、ありがたいことですね。
 とにかく、色々な方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。


 追伸:

 遅くとも1週間以内には、私の愛読者の皆さまに、きっと「ええ〜っ!」とビックリ&大喜びしていただける、今月末発売の衝撃的新刊のニュースを緊急公開できますので、どうぞ、お楽しみに!

 ちょうど2年前、脳出血で死にかけた際の臨死体験をご報告した『ツインソウル』を出版し、各界から大きな反響(ほとんどが好意的なものでした)をいただきましたが、実は、「これについては、現時点ではリスクが高すぎて、とても公開できないなぁ」という情報が、まだまだたくさん残っているのです。そこで、その後2年間をかけて試行錯誤した結果、ある方法を用いることによって公開できることを発見し、練りに練った構想のもとで、ようやく執筆に至ったというわけです。(その意味で、まさに、あの『ツインソウル』の続編でもあるんですよ)
 この2年間には、『決定版・生きがいの創造』、『永遠の希望』、『生きがいの創造 V』、『車椅子父さんの絵日記』という4冊の新刊を発表してきましたが、これらはいずれも、過去に発表した内容を再構成して最新の情報・考察を加えたものであったり、他の著者の名著を数多く紹介しながら解説したものであったり、共著であったりと、私だけの力による純粋な書き下ろしではありませんでした。したがって、最初から最後まで、私自身の文章で埋め尽くされた「純粋な書き下ろし新刊」としては、『ツインソウル』以来ちょうど2年ぶりになります。

 構想から完成までに2年間を要した、その衝撃的新刊とは、いったい・・・フフフ・・・
 次回の更新を、お待ちください!



3月1日版

 まだ2月28日なのですが、昨日更新したばかりなので、混乱しないよう3月1日版にしておきます(笑)。

 実は、「車椅子父さん」の奥さまから相談があり、あるテレビ局から『車椅子父さんの絵日記』の取材依頼をいただいたものの、「自分たちが素顔を出すことで、せっかくの夫のマンガのイメージが損なわれてしまうのではないか?」「子どもたちの顔も映ることになるが、大丈夫だろうか?」と、思い悩んでいらっしゃるとのこと。そこで私は、「テレビは紙媒体と違って一過性のものなので、たまたま録画していたというわずかな人々以外は、皆さんの顔をじ〜っと見直すことなどできないから大丈夫ですよ」と前提したうえで、「何よりも、お子さまたちとお父さんを結ぶ貴重な思い出になりますし、特に幼いえりっぺちゃんにとっては、お父さんと直接に接した記憶が少ないだけに、本やテレビ番組という形で、お父さんにまつわる様々な具体的な思い出を残してあげることが、きっと生涯にわたって心の支えになりますよ」とアドバイスして、「せっかくの有難いお申し出ですから、大いに感謝の気持ちでお受けして、ご家族みんなでワイワイ楽しんでくださいね!」とお返事しました。

 すると、すぐに、このようなお返事が・・・

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飯田先生、早速メールを頂戴いたしまして、ありがとうございました。
先生のお言葉にたいへん安心して、なんの迷いもなくなり、心から喜んで、取材をお受けいたしました。

テレビ局の方も「とても感動しました。このような素晴らしいご本を、視聴者の心に伝えられるよう、一生懸命頑張ります」と言ってくださっております。夕方のニュースの中で、7分間もの特集を組んでくださるそうです。撮影は今週末で、放送は来週*曜日だそうです。
(はっ!今、気づきました。エステサロンに行く暇もありません・・・笑)

飯田先生、私たち家族がこんなに幸せな毎日を送らせていただけるのも、先生のおかげです。
昨夜母とも、しみじみそのような話をいたしました。
よっちも「僕の家は、お父さんが早く亡くなったけど、幸せなことがいっぱいあるね〜」と言っています。
本当にありがとうございます!


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 ・・・ということでした。

 私の果たした役割など微々たるものであり、伊藤家にこんなに大きな喜びが訪れるのは、ご支援くださる愛読者の皆さまはもちろんのこと、世の中に強大な影響力を持つ新聞社やテレビ局の皆さまのおかげでもあります。私は、伊藤英樹さんが(今この瞬間にも光の姿で)実践なさっている「種まき」の使命を、物質世界の側から「本」という形で物理的にお手伝いしただけであり、私たちの蒔いたタネが世の中で育っていく過程においては、皆さまの温かいご支援におすがりするしかありません。『車椅子父さんの絵日記』に共鳴いただき、本書で「車椅子父さん」の生き方が示す普遍的な価値に気づいてくださったマスコミの皆さま、本当に、ありがとうございます!



2月27日版

 いや〜、大変でした(涙)・・・先日、全国的に天気が荒れて各地で被害が出ていましたが、ちょうどその日、私は東京から福島に戻ろうとしていたのです。渋谷の東急セルリアンタワーをチェックアウトして、東京駅に出たのが12時過ぎ。タクシーを降りると、東京駅に人があふれており、みな泣き顔をしているではありませんか。茫然と立ち尽くす人々をかき分けて改札に向かうと、東北新幹線が強風のため運休しており、その他の在来線もかなり止まっているのです。

 しかし、
このような逆境に燃え上がるのが、鉄道マニアの習性というもの。「これは腕の見せどころだ」と燃えに燃えた鉄道少年の私は、まず、発車時刻は大混乱しているものの何とか動いていた上越新幹線に乗り、大宮まで移動しました。大宮駅で各種の情報を収集したのち、熟慮の末に、宇都宮線の快速で宇都宮まで移動しようと決定。快速電車のグリーン席を購入して座ってみたところ、これが大失敗でした。隣のホームから次々に普通電車が発車するのを横目に、我が快速電車は、なんと、原因不明のトラブルで、そのままホームに40分以上も停車したまま。ようやく、車掌さんの詫びのアナウンスと共に発車したのですが、途中で急に、「申し訳ありませんが、宇都宮行きから小金井止まりに変更いたします」との通告。「え〜っ!?」と一斉に声を上げる乗客たちと、途中の駅で降りて、宇都宮行きの普通電車に乗り換え、ようやく宇都宮に着いたのが15時前後のこと。

 その後、なんとか動き出した東北新幹線に乗ったものの、これも途中駅止まり。通路まで人で埋まった不快極まる新幹線を、那須塩原止まり、郡山止まりと2回も乗り換えて、福島駅に着いたのは18時前でした。いつもは90分で移動できる東京〜福島間に、なんと5時間以上もかかってしまったのです(大泣)。
 みなさんは、大丈夫でしたか?



2月20日版

 ごめんなさい!(涙)
 前回の更新の最後に、「チョコレートをもらえなかった話」を書いたところ、その後に、同情してくださった方々(なぜか男性1名からの「おすそ分け」まで含む)から、20個近くのチョコレート類が届いてしまいました。どうやら、「えっ、もしかして、これは飯田先生からアタシに向けたメッセージなのかしら」と、まじめに深読みくださったようなのです(?)。わざわざ、手造りまでしてくださったりして・・・
 私としては、決してチョコがもらえず落ち込んだわけではなく、「バレンタインも終わったし、もう書いても大丈夫だろう」という甘い判断から、単に「笑えるネタ」として読者に楽しんでいただくつもりで書いたのですが・・・結果的に、純情で優しい読者の方々から、あたかも、チョコレートを強請(ゆす)り獲(と)ってしまったかのような展開になり、ご迷惑をおかけして、深く反省いたしております(涙)。
 今後、まじめな読者の皆さまが多い私のHP上では、私が何かを欲しがっているかのような誤解を与える文章は、たとえ冗談でも安易に書いてはならないことを、学ばせていただきました。本当に、申し訳ありませんでした。(中学生の娘からも、「同情チョコなんかもらって、あ〜恥ずかし・・・」と軽蔑されてしまい、父親の威厳も台無しです。とほほ・・・笑)


 さて、「車椅子父さん」の奥さまから、先日、このようなメールが届いておりました。

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寒い日が続いておりますが、飯田先生、ご家族の皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

『車椅子父さんの絵日記』の発売から約二週間がたちました。ご本をお送りした方々が、お友達に紹介してくださったり、ご病気の方に贈ってくださったり、元同僚の先生が保護者会や全校集会で紹介してくださったり、学校だよりに掲載してくださったり・・・。嬉しい内容のお手紙やメールが毎日ぞくぞくと届いております。

先日は、長崎新聞さまと毎日新聞さまの2社合同で取材していただけました。長崎新聞は15日()に掲載され、毎日新聞は17日()に掲載される予定です。「奥様の写真もぜひ!」とおっしゃったのですが、『ななこ』のかわいいイラストのイメージがこわれてしまうといけないので、丁重にお断りしました。私の顔写真のせいで、飯田先生と主人のご本が売れなくなってしまっては大変ですので・・・(笑)
また、西日本新聞社さまからも、取材のご依頼をいただきました。本当に有り難いことです。

毎日が感謝と感激の連続で、『腹が立つ』という感情が、どんな感じだったのか、忘れてしまいそうです(笑)

伊藤*子


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 本日、私の大学あてに、毎日新聞社さんが記事をお送りくださっていましたので、ご紹介しますね。



 ・・・というわけで、いつも思いますが、マスコミさんや記者さんという存在は、本当にありがたいですよね。
 各地の新聞社の皆さまに、私からも、心より感謝申し上げます。



2月14日版

 新刊『車椅子父さんの絵日記』、私の周囲でも大好評で、新たな読者が増えています。本当に、ありがたいことです(涙)。
 そういえば、「車椅子父さん」の奥様から、こんなメールが届いていましたよ。

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飯田先生! ついに、地元の大村の書店にも、『車椅子父さんの絵日記』が並びました!
レジの近くの『話題の書コ―ナ―』のど真ん中で、その本だけ光り輝いていました(笑)。
嬉しくて嬉しくて、「これ、全部下さい!」とレジに向かいそうになったほどです。
また、主人の知り合いの方々から、「泣きました」「笑いました」「頑張ろうと思いました」という内容の、メールや電話がひっきりなしに鳴っています。
飯田先生、こんな素晴らしい立派なご本にして出版して頂きまして、本当にありがとうございました。あらためまして、心よりお礼申し上げます。

それから、XmasコンサートのCDが発売になったのですね!
飯田先生の曲は、どんどん進化していくのでいつも新鮮です。それに、同じCDを聴いていても、聴けば聴く程、ますます心に響いてきます。
CD
の到着を楽しみに、通勤時には飯田先生の美声を聴きながら、今日も1日頑張ります!

伊藤*子


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 本日も、大学あてに、こんな葉書を頂戴しておりました。



 少なくとも確実なのは、過去に私が関与した本の中で、最も評判が良いということです。誰が読んでも普遍的に大切なことを訴えていますので、老若男女どなたにも受け入れていただけるのでしょう。勤務する大学内で、「君が扱ってるテーマは学問ではない」と、軽蔑しきった顔で面と向かって私を馬鹿にする唯物論者の教授(これを「研究の自由を侵害するアカデミック・ハラスメント」と呼びます)に対しても、本書であれば、「あなたから見ると学問ではないでしょうが、私はあなたのおっしゃる学問よりも社会的価値の高い活動だという誇りを持って実践しています」と、堂々とお渡しすることができるでしょう。(ほかに差し上げるべき方々がたくさんいますので、そんなもったいないことはしませんが・・・笑)
 今はただ、「車椅子父さん」とそのご家族に対して、心から感謝いたしております。


 さて、話は変わりますが、つい先日、イタリアで活動なさっているプロの音楽家さんから、このようなお手紙をいただきました。

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イタリアの音楽家の****です。
 もうかなり経ってしまいましたが、先生が渋谷の児童会館で20069月に講演会をなさったとき、ちょうど帰国中だったので講演を拝聴させていただきました。その折、初めて先生のお歌を聴かせていただいたのですが、先生のお声は豊かでまるで耳元でささやかれているような気がする美声ですね。とっさに思ったのは「パヴァロッティそっくり!」ということでした。
 昨年亡くなったテノール歌手のパヴァロッティも、先生のお声と同じように耳元でささやかれるような美声でした。私は職業柄ドミンゴやカレーラスをはじめとする大歌手の声を生で堪能してきましたが、声の美しさという点ではパヴァロッティは唯一無二。ドミンゴも到底太刀打ちできない天性の美声に恵まれていました。遠くから歌われても耳元でささやかれているように錯覚を起こす、不思議で豊かな声はこの世の中で、彼だけに与えられたものかと思っておりましたが、先生のお声はまさに彼と同じ豊かな美声でした。
 これ、お世辞じゃないんですよ。申し上げようかどうか1年以上も迷ってしまいましたが、これだけ時間が経っても、この発見を申し上げたくてうずうずしているのでお伝えしてしまいました。パヴァロッティの声を聞いた弦楽器職人の友人は、これは倍音が多いからだ、ヴァイオリンでいえば名器グアルネリのようだ、と言っていました。私には彼の言葉が正しいのかどうかよくわかりませんが、いずれにしても訓練で得られる美声ではなく天性のものなんですね。
 ところで私は歌劇場オーケストラの本業のほかに、老人ホームや小児病院での活動も続けています。老人ホームでは去年も何人もの方が次々に神様のところへ戻っていかれました。同僚の中にはそれで精神的に参った人もいるのですが、私は先生のご著書のおかげで亡くなられた方がどこにいかれたのか確信が持てるので先生に感謝しています。どうぞ、これからもお体をご自愛ください。


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 ・・・私には、このお手紙に出てくる人名はさっぱりわかりませんが、とにかく私の歌声をお褒めくださっているらしいことだけは伝わりますので、本当に嬉しく拝読させていただきました。こんな嬉しいことを言われてしまったら、あと半年ほど体調を整えて、また今年の秋に、「飯田史彦復活祭・読者の集いコンサート」を、どこかでやりたくなってしまうじゃないですか(笑)。


 追伸:
 いま気づいたのですが、今年のバレンタインには、読者からも友人からも学生からも家族からも、誰からもチョコレートをいただけませんでした。義理チョコさえもらえず、ひとつもチョコレートが手元に無いバレンタインなんて、もう過去30年間、記憶にありません。最盛期には、何百個も届いて困っていたのに(いえ、何十個でした)。もはや自分が、45歳にして、
「男」としては完全に終わってしまったことを、痛感させられました(涙)。今後の人生は、ただの「モテないおじさん」として、静かな余生を全うして参りたいと思います。これまでは、「バレンタインなんて行事は、お菓子業者たちの陰謀なんだから廃止せよ!」などと反発していた私でしたが、もらえなきゃもらえないで、寂しいものですねぇ・・・これまで軽視していた「義理チョコ」の有難さを、思い知りました(笑)。(ちなみに、親や家族には「いらない」と予防しておいたので、もらえなかったのは自業自得です)



2月4日版

 新刊『車椅子父さんの絵日記』、ようやく、全国の書店に出回って来たようです。すでに、本書をお読みくださった方々から、「大笑いしたあと、涙が止まらなくなりました」とか、「さっそく娘たちが読んでいます」などの感想を、たくさんいただいています。中には、「飯田先生の本の中で、いちばんのお気に入りになりました」とのお葉書も。(私は編集・解説しただけであり、実際の著者は「車椅子父さん」なので、ちょっぴり複雑な心境ですが・・・笑)
 皆さまの温かい応援をいただいて、『車椅子父さんの絵日記』が、老若男女の多くの方々のお目に触れますことを、切に願っております。

 そういえば、本日、このようなお手紙が届いておりました。

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厳寒の候、いかがお過ごしでしょうか。初めてお便りいたします。
 つい先日、何かに誘われて『生きがいの創造U』に出会いました。何も考えず内容も把握しないまま、半ば何者かに強制されるように、その本を購入し、拝読させていただきました。
 拝読しながら私が最も痛感した事、それは「やっぱり、どうしても自殺しないでがんばらなくちゃ」ということでした。一度読み終えて、その後何度も読み返しながら、「やっぱりそうか、やっぱり自殺しないで頑張ろう」と思いながら、毎日を過ごしています。

 先日、私は目の前に発生した問題により、生きることに耐えられなくなり、自殺をしてしまいました。幸か不幸か(今では「幸」だったと思っていますが)、私の自殺方法が不確実だったため命は助かりました。しかし、それからも死んでしまいたいという気持ちは消えず、「自殺してしまいたい」と思う自分と、「自殺してはいけない」と思う自分に悩まされています。
 そんな中、何となく立ち寄った書店で何者かに買わされた『生きがいの創造U』を読み、それから数週間、何とか自分の気持ちにブレーキをかけ、うっかり自殺してしまわないよう、バックの中に常に『生きがいの創造U』を持ち歩いています。外出先で自殺の衝動にかられて、ついふらふらと車道に飛び出そうとした瞬間も、バックに入れてある本に気づき、「そんなことダメ!」と自分に言い聞かせて何とか助かりました。

 私は、いい年をしていながら役立たずな人間ですが、とりあえず生きることだけ、今は誰の役に立てないけど、生き続けることだけを、精一杯がんばろうと思います。そしていつか先生につながることができれば・・・と、思っています。もし、それが許されるのなら。
 一方的に、私の思いを送りつけてしまい申し訳ありません。失礼なことを書いたかもしれません。ですが、飯田先生が『生きがいの創造U』を出版して下さったこと、何者かがこの本に出会わせてくれたことに心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

 私の頭では、飯田先生のおっしゃりたいことを充分理解するには、まだ時間が必要ですが、いつか必ず・・・。そのためには、まず生きていなくては・・・。飯田先生も、ご多忙のことと存じますが、どうぞご自愛下さいませ。


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 ・・・この女性にも、私はさっそく、いま愛する人にいちばん贈りたい私の本、つまり『車椅子父さんの絵日記』を、言葉を添えてお送りしておきました。なにしろ本書は、「車椅子父さん」ご自身が自らの生き方を通じて、命の大切さ、懸命に生き抜くことの大切さを教えてくれる、最高のプレゼントですからね。世の中には、病気や事故や犯罪などによって、「ご本人は生きていたくてたまらないのに命を奪われていく」という方々が、溢れているのですから・・・。

 私の著書や「生きがい論」は、過去12年の間、唯物論・唯脳論を信仰する方々(私から見れば唯物論・唯脳論も明らかに宗教と同類の信奉性思想の一種です)や、独自のスピリチュアリズムを根拠に「あなたの本は間違っている」「あなたに本当の真理を教えます」などとおっしゃる方々から、「よくもまあ、こんなに千差万別・多種多様な誤解や主張があるものだ」と感心するほど、善意のものから悪意に満ちたものまで、ありとあらゆるタイプのご批判を頂戴してきました。したがって、私はいかなるご批判にも慣れてしまっており、まったく気にならず感情さえも動かないほどの、心理学用語でいう「耐性」を身に付けてしまっています。例えて言えば、毎日、様々な風邪のウイルスを持つ患者の診察をしている開業医さんが、一通りのウイルスに感染してある程度の発症を経験すると、もう免疫力と自己治癒力によって耐性が発揮され、ウイルスなど恐れずマスクなしで平気で診察ができるようになる、というのに似ているでしょう。(とはいえ、ご批判の数よりも、お喜びくださる方々の数の方が、何十倍、何百倍も多かったので、これまで続けてくることができたのですが・・・)

 それに、ご意見・ご要望は十人十色で、100人が100通りの価値観をお持ちですから、どなたかのご意見を尊重したからといって丸く収まるわけではなく、新たに別の人々のご不満を増大させてしまうだけなのです。したがって、解決策は、「いちいち他者のアドバイスなど聞いていると、かえって混乱しておかしな作品になってしまうだけなので、純粋なアーティスト&クリエイターとして、その時点の自分が本当に書きたい本を追求する」ということしかないのです。ちなみに、かつてビートルズのポール・マッカートニーが、「自分に好意的な批評だけを読ませてくれるよう秘書に頼んであり、自分への批判は一切目にしない」と述べているインタビューを読んで、まだ若くて血気盛んだった私は、「他人の声に耳を貸さないとは、ポールってやつは何と心の狭いやつだろう」と憤慨したものですが(笑)、数多くの試練や修羅場をくぐってきた今の私には、あの時のポールの言葉の意味が本当に良くわかるのです。しょせんは、全員に喜んでもらえる作品など創れないし、多くの人から喜んでもらおうとすると「批判を恐れた無難な作品」しか創れなくなってしまうので、自分自身が納得のいく様々な作品を誇りを持って提供しながら、「色々と不平不満はおありでしょうが、どうぞお好きな作品だけ選んで聴いてください」と願うしかない、ということに尽きるのでしょう。

 特に、長年にわたって「自殺志願者の方々の救済」活動を行ってきた私は、「数の問題ではない」ということを、身をもって痛感しています。私の著書をお読みくださって、たとえ、100人のうち99人までもが「バカバカしい」と無関心であったとしても、残りのわずか1人の御方が共感・感動くださり、その御方の命を救う(あるいは少しでも自殺を先延ばしにする)ことができたならば、それは大変な成果なのです。そのためか、これまで私は、「人の命を救いたい」という純粋な動機に基づいて現場の最前線で活動なさっている方々からは、貴重なアドバイスをいただくことはあっても、一度も否定されたことがありません。その種の難しい現場で活動なさっている方々は、「数の問題ではない」ことを経験を通じてご存知なので、「飯田さんの本は、フィットしない人々には全く役に立ちませんが、フィットする人々には劇的な効果があるんですよね・・・しかも、その種の劇的な効果というのは、従来の心理学的なカウンセリング手法や、医学的な薬では生じ得ないほど、心の根源的な部分に生じる効果なんです」と、「ツール」としての特長を分析・評価してくださいます。救命の最前線で活動する方々は、「全員によく効く方法などないし、どの方法にも一定の副作用がある」ことをご存知なので、「効く人に対しては確実に深い効果があり、しかも悪質な副作用の少ない方法」を、求めていらっしゃるのだそうです。

 ですから、私にとっては、上記のようなお手紙をいただくたびに、「ああ、この1通のお手紙さえあれば、残りの99通が全部、僕をバカにする手紙であったとしてもかまわない」と、大いに救われるというわけです。(実際には、「生きがい論」を初めて世に問うて大騒ぎになった12年前とは違って、今は、悪意に満ちた誹謗中傷の手紙が来ることは、めったになくなりましたが・・・)



1月31日版

 昨日、国内のある拘置所から、直筆のお手紙をいただきました。
 プライベートな部分はわずかにカットしますが、ほとんど原文のままで、ご紹介させていただきます。
(拘置所の係員さんが内容を確認した際に押す印鑑が、便箋の右下に押されていました)

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前略

 突然のお手紙で大変申し訳ございません。
 私は名を****と申しまして、法律に背き、人の道を反した犯罪者でありまして、現在、ある拘置所に居る者でございます。
 飯田先生の生きがいの創造を拝見致しまして、涙が止まりませんでした。
 たくさんの皆さまに迷惑を掛け、愛する大切な家族を失うこととなり、生きる希望もない日々を送っていました。
 そして憎しみという感情も次第に増大する一方でございました。(人間関係で悩んでいました。)

 しかし、生きがいの創造を読み、一言ではとても語れないです。
 とにかく私自身、心の底から変わる感じといいますか、あえていうなら「人を愛したい」、「精一杯生きたい」という気持ちになりました。
 この本に出会えたことを心から感謝します。「生きがいのネットワーク」に参加させていただきたいと思います。
 本の最後にあった五か条のマナーを心掛け、私なりの伝え方で、残りの人生、一人でも多くの方たちに広めることができればと思っております。
 本当に有難うございました。

 草々

 平成二十年一月二*日 ****


********************


 私はさっそく、いま愛する人にいちばん贈りたい私の本を、次のような直筆の文章とサインを書いて、お送りしておきました。
(拘置所の係員さんが、開封して内容を確認したうえで、ご本人にお渡しくださるはずです)


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****さんへ

 素晴らしいお手紙を、どうもありがとうございます。
 私も**さんのことを、心から応援させていただきます。

 
「信念は力なり」 どうぞ、お元気で、お幸せに。

 飯田史彦

 **さんが誰に何と言われようとも、私は**さんを信じています。

 2008年1月31日


********************


 ・・・今回は、ほんの一例をご紹介しましたが、最近は、拘置所や刑務所からのお手紙が、明らかに増えているんですよ。先日くださった、ある弁護士さんからのお手紙によると、最近は規制が緩和されて、拘置所や刑務所の中で、以前よりも自由に本が読める環境になってきたそうなので、そのあたりの変化が影響しているのでしょうか。実際に、その弁護士さんが刑務所を視察する際に、私の本が置いてあるのを何度も目撃したそうです。本当に、ありがたいことです。(拘置所や刑務所からお手紙をいただいた場合、住所氏名が明らかである限り、必ずお返事しています)



1月16日版

 世界中の「車椅子父さん」ファンの皆さま、
お待たせしました〜!

(表紙)


(オビ表)


(オビ裏)


 初のオールカラーでの発色問題、絵と文章の取捨選択、絵と文章のバランス、絵と文章の配置と並び替え、万人向けの文芸作品としての文章推敲、私自身が書き下ろした解説や秘話を随所に挿入する作業など、不特定多数の多くの人々にお読みいただけるような、「大いに笑えて、大いに泣けて、大いに学べるドラマティックな作品」を目指した試行錯誤の連続・・・いや〜、色々と初体験のことが多くて大変でしたが、心から楽しみながら、充実した編集作業を行うことができました。

 才気あふれるデザイナーさんとの出会いや、年末年始の休暇をほとんど捨ててくださった編集者さん(レディ細矢嬢)のご尽力、そして何よりも、「車椅子父さん」ご自身の優れた絵と文章という高品質の素材・・・そのうえに、奥さま&ヨッチ君&えりっぺちゃんとの、たび重なるミーティングでの成果をトッピングすることによって、安藤編集長も「まさか、これほどの本ができあがるとは!」とビックリしてくださったほどの、本当に素晴らしい作品が誕生しました。僕はもう、嬉しくてたまりません(涙)。

 発売日は、
今月末 になる予定。(なんと、もう2週間を切っていますね)

 正式な発売日は、近日中にお知らせしますので、どうぞお楽しみに!



2008年1月1日版

 
あけまして、おめでとうございます!

 昨年は、私にとって、「こんなに順調でいいの?」と思うほど嬉しいことばかりが重なって、とても幸せな、充実した1年でした。もちろん、様々な困難にも直面しましたが、表面的・一時的には辛いことのように思えた試練の数々も、そのおかけで数多くの味方や支援者が現れて驚かされたり、自分の進むべき道が出現して喜んだり、「もう余計な責任感は手放して、今後は体に良い仲間たちと一緒に楽しく過ごそう」と、ようやく迷いを捨てて決心できたりと、後からみると良いことばかりでした。

 これから遠出しますので、とりあえず、新年のご挨拶のみにて失礼させていただきます。
 今年も、どうぞよろしくお願いいたします!



12月20日版

 本日、このような嬉しいお手紙をいただきました。
(冒頭の一部のみ、ご紹介します)

 開封して、一瞬「???」と戸惑った私でしたが、同封されていた別のお手紙を読んで、「なるほど」と感激しました。
 それは、次のようなお手紙でした。

********************

 
飯田先生、突然のお便り申し訳ありません。私の母が、ケアマネジャーさんに飯田先生の本を紹介され、お借りして読ませて頂きました。母は、飯田先生の書かれた内容全てに納得でき、とても感動したと申しています。ぜひ、先生にお手紙を出したいと、一所懸命、母が左手で書きました。当初は、私が清書するつもりでしたが、ケアマネさんが「このままの方が思いが伝わるよ」と言われたので、そのまま送らせてもらいました。
 母は**才で脳出血で倒れ、右半身マヒとなり、視床痛に悩まされる日々を過ごしております。2年前に突発性難聴となり、今は全く耳が聞こえません。母は右手が動きませんが、左手は不自由ながらも動きますので、飯田先生への感謝の気持ちを一所懸命に書きました。どうか母にお返事を頂ければと封筒を同封します。よろしくお願いします。


********************

 なんと、ご高齢で右半身マヒのお母様が、私の本を読んで感動してくださり、左手で懸命に書いてくださったお手紙を、そのお嬢様がお送りくださったのです!(もちろん、さっそく、お母様あてに、感謝と応援の気持ちを込めたお返事を書いて、先ほどポストに入れてきました)

 このお母様に私の本をご紹介くださった、ケアマネジャーの男性にも、心から感謝申し上げます。
(いくら私が本を書いても、こうしてご紹介くださる御方がいらっしゃらなければ、必要とする方々に届きませんからね)

 本当に、ありがとうございました!



11月27日版

 大分・別府での講演会、無事に、大成功に終わりました。
 心配していた天気も快晴で、お月さまも満月でしたよ。

 なんと、3階席にまで人がいっぱいで、主催者さんによると、1000人以上の方々がおいでくださったとのこと。このHPの読者さんも200名ほど参加くださったそうですが、それ以外の地元の方々が800名以上もおいでくださったとは、大分市&別府市の人口を考えると、奇跡的な数字です。なにしろ、私は芸能人でもアーティストでもなく、テレビ出演もご辞退していますので、一般人の方々には、ほとんど無名の存在なのですから。(しかも、主催者さんは一般人の小さな集りであり、組織は持っていないため、人数集めの強制的な動員は不可能だったのです)

 私自身、「失礼ながら周辺人口を考えると、マスコミに出ない無名の大学教授の人生論では、せいぜい200名ほどお集りくだされば大成功ですよ」と言い続けてきたので、びっくり仰天してしまいました。地元の医療・福祉・教育関係の方々も、たくさんご参加くださったそうです。さっそく、ある大学にお勤めの御方から、次のようなメールが届いていました。


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昨日は御講演ありがとうございました。

 先生はスリムになっていらっしゃって、お顔は思ったよりお元気そうに見えました。
 精悍になってステキでした。
 お体の状態がよくなられたら、もとのお顔にもどるやもしれませんが、それでも先生がお元気なほうがいいデスね。

 お話される声も力強く、体調が悪いとは思えないぐらいでした。
 でも先生のことだから、それを感じさせないよう努力していらっしゃるのだろうと思います。

 私ときたら、先生が命を削ってお話をしていらっしゃるのについウトウトと居眠りをしてしまいました。本当にごめんなさい。
 先生の力強く柔らかな声を聴いているうちに気持ちよくなって、「ああっいけない」とおもいつつ襲ってくる睡魔に抗いきれませんでした。
 しかも一番前の真ん中の席で・・・・。失礼な受講者にきっとがっくりされた事と思います。どうぞお許しください。

 そうして歌が始まると、なんだか涙があふれてあふれて・・・一緒に歌っていたのに途中から歌えなくなってしまいました。
 歌が大好きなのに、今までこんなふうに声が詰まってしまったのは、二十歳に大失恋した時以来でした。
 先生の声は癒しの響きがいっぱいです。それは歌声も講演でお話される時もです。以前よりもっと強くそう感じました。

 別府の講演会場は本当にりっぱなところでしたね。私も初めて行きましたが、近くにいろいろな施設が集まって利用しやすくなっていました。
 最初に御挨拶された主催者の女性のお話も心に深く残りました。

 これから冬に向かいますます寒くなります。どうぞ御自愛ください。


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 ・・・ということで、講演中は居眠りなさったそうですので、講師としては複雑な心境ですが、私の声に「気持ち良くなった」のが原因だそうですから、まあ良しとしておきましょう(笑)。

 今回の別府行きでは、主催者さんのご厚意で、「地獄めぐり」や「城下カレイ」といった名物を体験したり、素晴らしい友人たちがたくさんできたりと、本当に幸せな数日間でした。甘くておいしいお菓子も次々にいただいたので、おかげさまで、福島に戻ってくると、体重が3キロも増えていることを発見!(涙)・・・体重が増えたのは2か月ぶりくらいなので、これは嬉しい涙なんですよ(笑)。

 豊の国・大分は、本当に良いところでした。
 素晴らしい思い出も、たくさんできました。
 大分の皆さん、本当にありがとうございました!

(今度は大学教授ではなく、いのち作家&音楽療法ミュージシャンとしてうかがいますので、またお逢いしましょうね!)

 

 



11月8日版

 本日は忙しくて更新は予定していなかったのですが、とても嬉しいお手紙が届きましたので、その予想外の内容に喜び、皆さまにご報告してしまいます。前々回、10月30日版の更新で、「信州・上田に潜んでいた、くのいち部隊30名に惨敗」という情けない戦況報告をいたしましたが、本日、その担当者さん(イエス様の御姿を探し求めて私を見落とした御方)から、「研修会報告」が届いたのです。なんと、その内容は・・・

(注:この担当者さんはパソコンをなさっておらず、私のHPもご存じありません。講演会についての打ち合わせも、すべて彼女の携帯電話のメールにより、短文のやり取りで行いました)

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飯田先生、先日は遠く上田までおいでいただき、有り難うございました。講演後に参加者に記入させたアンケートの結果がまとまりましたので、ご報告いたします。

 参加人数 38名(医師2名、看護師27名、保健師5名、その他4名)
 
 @ 研修目的の達成感・・・「達成」「ほぼ達成」で100%(その他の評価なし)
 A 研修内容の理解度・・・「理解できた」「ほぼ理解できた」で100%(その他の評価なし)
 B 満足感     ・・・「満足」「ほぼ満足」で100%(その他の評価なし)

 自由回答欄の記入内容(感想・意見)
* 初めて聞く考え方で、とてもおもしろかった。
* 自分の持っている生きがい感を、別の視点から考えさせていただいて、とても良かった。
* 素晴らしい講師を呼んでいただき、感謝しています。
* 自分の生きていく概念を、くつがえされた気がした。
* 大変興味深く聴講した。
* 科学的に証明できているということを、皆にも広く知ってもらいたい。
* このお話を使ったケアが出来ると良いと思う。
* 予定通りに順調な人生であるという考え方、みんながそう思えれば世の中は平和になるのに、と思う。
* 科学的スピリチュアル・ケアを、もっと勉強してみたくなった。
* 今日の話をまず自分のケアのために活用し、仕事に活かしていきたい。
* スピリチュアル・ケアの内容を具体的に知り、理解が深まった。
* 心が温かくなった。
* とても科学的なお話だった。
* 明日からの実践に生かせそうだ。

 今回は、参加者の中に医師や会員外の人もおり、こんな事は、支部の研修会では初めてのことだと思います。実は、3年ほど前にも私が委員長をしており、その時に「飯田先生に講演をしてもらえたらな」と考えたのですが、まさかこんな所まで、少人数の受講者のためにお願いするのは失礼だろうな、と自問自答の末、お願いするには至りませんでした。でも、今回また委員長を引き受けた時に、「やはり飯田先生しかいない」という思いが消えておらず、「100%、無理だろうな」とあきらめながらお手紙をさしあげました。お返事をいただいた時は、うれしさと驚きでいっぱいでした。この研修会を企画し、飯田先生をお呼びできたこと、本当に良かったです。感謝の気持ちでいっぱいです。勇気を出して先生をお呼びでき、達成感・満足度の非常に高い講演会になって、少しだけ自分を誉めても良いかな、なんて思ったりもしています。

 病院では、「死」は日常的に存在しています。私も患者さんの死の場面に、何回も遭遇してきました。これからは飯田先生がおっしゃったように、ご遺体の上の方に向かって、「お疲れさまでした」と声をかけたいと思います。
 何かと不行き届きの点もあったかと思いますが、ご容赦ください。これから寒さが身にしみる季節になります。体調を崩されないように、お体をご自愛ください。先生のますますのご活躍をご祈念し、ご報告と、お礼とさせていただきます。本当に有り難うございました。


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 ・・・ということで、なんと、私が勝手に、「大不評だった」と勘違いしてしまっていただけであり、実は大好評だったのです!

 私が「大不評」と判断した根拠は、講演後に総大将殿(看護師長さん)から「あたたた!」と受けてしまった致命傷にあったのですが、どうやら、総大将殿は別にして、くのいち部隊の面々は、私の講演に大いに共感してくださったようです。(総大将殿は、講演後すぐに私と2人で控え室に移動したため、アンケート調査には答えていません。もしも総大将殿も記入したら、上記の数字は、100%ではなくなったことでしょう)
 また、私が「大不評」と判断したもうひとつの根拠は、講演終了時の拍手が「まばら」に聞こえたことでしたが、考えてみると、講師遅刻で待っていた時間を入れると2時間半以上も座っていたわけであり、かなりお疲れだったのではないでしょうか。あるいは、信州・上田の女性たちは奥ゆかしくて上品であるため、割れんばかりの下品な拍手をする習慣がないというだけなのかもしれません。
 さらには、5〜6名の方々が途中で帰られたことも、私がガックリした原因だったのですが、勤務の都合や家庭の事情で、本当は聞きたいのに泣く泣く席を立たれたのかもしれないのです。現実に、それらの方々は、当初の予定終了時刻ちょうどに、示し合わせたように席を立たれたのですから。

 いやはや、何ごとも、マイナス方向に受け取ったり、悪く解釈してはいけないのだということを、今回の件で学びました。体調が悪かったことも原因でしょうが、小さなマイナスを拡大解釈したり、わざわざ悪い材料を探し出したりして、「大不評だった」と勘違いしていたのです。くのいち部隊の面々が大いに喜んでくださったのであれば、総大将殿から顔面に受けた深手など、たちまちにして癒されるというもの。ああ、ほっとしました。
 きっと、このようにして、「本当は味方なのに、こちらが勝手に勘違いして被害者意識を持っている」という人間関係が、たくさんあるのでしょうね。私に大切なことを教えてくださった、くのいち部隊の方々には、誠に恐れ入りました。

 信州・上田の看護師の皆さま、本当に、ありがとうございました。



10月30日版

 友人たちの助けを借りて、なんとか無事に、信州・上田〜加賀・金沢と回った講演旅行を終え、福島に戻ってまいりました。

 しかし、上田では、とんでもない大失敗を・・・
 看護協会の講演会場である長野病院に到着したのが、午後1時50分頃。手元の依頼文には「2時30分より」と書いてあったので、「まだ早すぎるなぁ」と、病院の広いロビーのイス(出入り口近くの目立つところ)に座って、時間調整をしたのです。その後、目の前の廊下を何人もの看護師さんたちがバタバタと行き交うのを目にしながら、まさか私を懸命に探しているとは気がつかず(看護師さんたちは私の外見を知らなかったのです)、先ほど散歩してきた上田城の城主・真田幸村(戦国武将)に思いをはせながら、のんびりと30分ほどくつろいでおりました。

 やがて、2時20分になったので、「そろそろ会場に向かおうかな」と立ち上がりましたが、その時になって初めて、長野病院のどこが会場なのかを、具体的に教えてもらっていないことに気づいて大慌て。広い病院内をウロウロと歩きまわり、ある建物の3階で、ようやく「看護協会研修会場」と書いた立て看板を見つけて近づいたところ、血相を変え、目の血走った看護師さんたちが、「もしや、講師の飯田先生ですか?!」と駆け寄ってきたのです。そして、「ええ、飯田ですが、すみません、会場がわからなくて、2時半ぎりぎりになってしまいまして・・・」と謝る私に、看護師さんたちが一斉に口にしたのは、「講演会は2時からです。もう30分もお待ちしておりました!」とのビックリするお言葉。あわてて会場に入ると、講師遅刻で30分も待たされて、ウンザリしきっている看護師さんたちの顔が並んでおりました(涙)。「お、おかしいぞ、何度も見て確認した依頼文には、確かに2時30分開始と書いてあったはずだが・・・」と、手元の依頼文を確認したところ、なんとそれは、3か月も前に届いていた、古い依頼文だったのです!(その後に依頼文の修正版が届き、開始時刻が2時に変更になっていたのだそうですが、私はすっかり、時刻の変更はないものと思い込み、見落としていたのです)

 参加者の方々にお詫びをして、「2時半から2時間」ということで、終了時刻を30分延ばして講演を始めたのですが・・・残念ながら、4時に終わる予定でスケジュールを組んでいた方々が、開始後90分の時点で何人も席を立って会場を出て行かれる始末となり、「講演の途中でお客様たちがゾロゾロと退出なさる」という前代未聞の現象を目の当たりにした私は、すっかり落ち込んでしまったというわけです。体調不良のなか、なんとか気力で頑張っていた私は、振り絞っていた気力も尽き果て、それ以降の30分間は「立っているのがやっと」という状態で、我ながら悲惨なほど元気のない語り口に・・・ああ、悔やんでも悔やみきれません(涙)。

 その結果、講演終了時の拍手もまばらに。しかも、講演後の控え室で看護師長さんから、「う〜ん、せっかくお話くださったのですが、私は唯脳論者なので全く信じませんね」とバッサリ切り捨てられてしまった私は、その予期せぬ名刀の切れ味に、ついに「あたたたっ!」と致命傷を・・・さすがは、総大将たる看護師長、ただ者ではありませんでした。その後も、私の講演内容を完全否定するお言葉ばかりで、わずかな共感や感謝の言葉もいただけなかったのです。ふつう、たとえ心の中で否定しても、講演後の講師に向かって直接に口にする人はいませんので、私の話によほど反発なさったのでしょう。頑強な唯脳論の鎧(よろい)をまとった看護師長さんの渾身の痛撃、とどめの一打を、あまりの不意打ちのため無防備に、モロに顔面に浴びてしまった私は、「ああ、はるばる参上した私の努力も空しく、総大将殿の御心には全く届かなかったか」と、残っていたわずかな気力・体力さえも失い、まるで戦(いくさ)に敗れた戦国武将のようにみじめな気持ちで、よろよろと、目もうつろに、信州から加賀へと落ちのびていったのでありました(号泣)。

 まさに、おごる平家は久しからず・・・京の都(御用学問所百周年記念論壇)や江戸(文京庶民劇場)での天下分け目の合戦を乗り切って安堵していた私でしたが、思いもよらぬ信州・上田の地に潜伏していた小編成の女性忍者部隊(看護師さん30名)に不覚をとり、まさかの完敗に意気消沈、命からがら、落ち武者のごとく、加賀百万石の城下町・金沢へと逃げ込んだというわけです。ほんの1週間前に、江戸で1800名もの大軍とわたり合ったこの私が、信州・上田で待ち構えていた、わずか30名の「くのいち部隊」に手玉に取られてしまうとは・・・人間、謙虚な心を忘れておごり高ぶっていると、思わぬ伏兵に足元をすくわれてしまうという、絵に描いたような没落パターンではありませんか。過去13年間にわたり、500回以上も講演を重ねてくると、時には天がくださる戒(いまし)めとして、このような試練に見舞われることもあることを、大いに思い知らされ反省した私でした。
 その後、妙高高原駅で、私を待ってくれていた友人たちと合流。その温かい笑顔に触れた瞬間、私の冷え切った敗残兵の心が、感謝の涙で満たされたことは、言うまでもありません。

 ちなみに、上田駅まで送ってくださった美人の看護師さんに、「僕はずっとロビーに座って目立っていたはずなのですが、探していて気づきませんでしたか?」と尋ねてみたところ、「それが、想像と全然違ったものですから・・・私が御本から思い描いていた飯田先生のイメージって、やせていて、ヒゲを生やしていて、優しいけれども物悲しそうなまなざしで・・・少なくとも、絶対にヒゲは生やしているに違いないと思っていたので、おヒゲの男性ばかり探していたのです」などと、実際の私とは似ても似つかない容姿が出てくるではありませんか。聞きながら私は、「そ、それって、まさに、イエス・キリストじゃないですか?!」と、現実の私の容姿とのあまりの格差に、絶句するばかりでありました(涙)。確かに、ロビーでイエス様の御姿を探し求めたのでは、むしろ正反対の容姿をしている私(陽気そうで体格の大きなおじさん)になど、目をくれるはずがありませんよねぇ・・・(笑)。

 
 しかし、天は我を見捨てませんでした!
 翌日の金沢での講演会は、早朝9時半に開始というメチャクチャな時間設定であるにもかかわらず、300名の会場が満杯になって、場外のテレビモニターで聴講くださる方々が生じるほどの大盛況。前日の信州・上田での惨敗で深手を負った私の心を、多くの温かい聴衆の方々が寄ってたかって癒してくださり、私が長年逢いたがっていた人が控え室を訪ねてきてくださるなど、すっかり元気を取り戻したのでありました。
 たとえば、ある男性からいただいた感想をご紹介しましょう。

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飯田先生、おはようございます。
福井県庁の**です。

昨日は、金沢の講演会お疲れさまでした。
先生のお身体の様子が心配で応援にと思い、福井から参加させていただきました。
昨日28日は、結婚記念日だったのですが、妻も「行ってくればいいよ」と快く送り出してくれました。(当然、帰ってからお祝いしました)

本調子ではないのでしょうけれど、椅子に座らずがんばっている姿に、感激しました。
聴講後は、逆に私の方が元気を頂き、身体の調子がよくなったように思います。
お話も、ほんと洗練されていて受け入れやすく、周囲の人たちからも「来てよかった、感激した」という声が聞こえてきましたよ。
ありがとうございました。

今後も、どうぞお身体をご自愛され(健康が一番です)、体調が回復され益々活動が広がっていきますよう応援しております。


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 ・・・というわけで、信州で負った心の重傷(自業自得なのですが)も加賀の地でめでたく快癒し、調子に乗った私はその勢いで、金沢名所の「武家屋敷通り」や「ひがし茶屋街」に繰り出して、名物の加賀料理に舌つづみを打ったのでありました。ああ、諸行無常、波瀾万丈の、人生の縮図のような2日間ではありませんか。

 さて、福島に戻ると、先日の東京での「読者の集い」の感想がたくさん届いていましたので、3つだけご紹介しておきます。

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飯田先生へ

 今日は朝から雨のせいか、一段と肌寒く感じられます。福島はいかがですか?
 先日の読者のつどい、お疲れ様でございました。体調がつらいところ、一日貴重な講演とライブ握手会と、先生にとりましては、とてつもなくハードだったことと思います。参加させていただけて、とても幸せでした。

 午後のライブでは、新曲もお披露目下さって、感激でした。新曲の「お陽さま・お月さま」素敵ですね。今もずっと、頭の中をぐるぐるとめぐっています。また、CDとして発売していただけましたら、ありがたいです。主人に歌詞を見せたら、「飯田先生らしいな〜」と言って、目を潤ませていました。
 会場でも、先生のライブの最中あちらこちらで、すすり泣く声がきかれました。私の斜め前にいらした、50代前後の外国の白人男性の方が、奥様らしき方とご一緒で、何度もハンカチで涙をぬぐい、隣の奥様が力強く抱きしめていらっしゃる姿がとても印象的でした。みんなそれぞれ様々な試練を抱えながら、生きているんだなあと想い、会場にいらしているみなさんのことを愛おしく感じました。


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 今日は素晴らしい講演会とコンサート、握手会まで本当にありがとうございました。福島大学の卒業生の****です。久しぶりに飯田先生にお会いできて本当にうれしかったです。同行した母も本当に喜んでいました。
 先生の生の歌も初めて聴くことができ、やはりCDとはまた違う素晴らしい演奏、すごかったです。感動の鳥肌が立ちました。先生の全ての歌を、何回も毎日の通勤の時に聴いて暗記している母は、歌詞を口ずさんでずっと小さな声で一緒に歌っていました。
 私を含め、本当にたくさんの人や魂が飯田先生に癒され、救われているんだな〜としみじみ感じました。あの場に、先立った父も一緒にいてくれたのではと感じています。本当にすっきりした気分になれました。ありがとうございます。

 そして、飯田先生の本を読んで学んだことを、少しでも私がクラスの子どもたちや周囲の人たちに伝えていくことで、私が飯田先生とお会いしてもらった幸せを、いろいろな人に伝えられたら・・・と思っています。(いま幼稚園の教師をしています)

 ところで、体調のほうは大丈夫ですか? 丸一日の講演会で、とてもお疲れになってしまったのではないかとすごく心配です。今日の握手会の時に、私が普段子どもたちからもらっている元気すぎるほどのエネルギーを先生にも少しでも伝えることができたら・・・と思っていたのですが、いざ、握手会のステージにあがって先生の所に来たら、興奮して、すっかり忘れてしまいました・・・。毎日、お忙しいとは思いますが、本当にお体には気をつけてください。早く先生の体調が回復することを心より願っています。

 今日は本当に本当にありがとうございました。今から新刊、生きがいの創造Vを読みます。楽しみです♪


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飯田先生、おはようございます。弁護士の**です。
 講演会素晴らしかったっす! 弁護士会の仲間も誘ったら来てくれて、大変喜んでくれたので、もう嬉しくて嬉しくて。同士が増えました。

 ところで、大和郡山よりはお元気そうに見えましたが、HPによるとやはり相当お悪いんですか。現職を辞めて、この地上での先生の滞在時間が延びるのなら、さっさと辞めてほしいと思っています。先生自身が教え(宗教ではないので「教え」って言っちゃいけなかったかも知れませんが)を直接人々に伝えるのと、先生の話を聞いた人が間接的に伝えるのとでは、やはり効果が違いますから。イエスしかり、釈迦しかり、わが国では親鸞しかりだと思います。あとの人が、どんどん教えを変えていってしまいますから。***宗なぞ、歎異抄の第5章に「一切の有情はみなもて世々生々の父母兄弟なり」って生まれ変わりのことがはっきり書いてあるのに、その教師(僧侶)は生まれ変わりを絶対に認めませんからね〜。もうガッカリっす。ただ、飯田先生の本は誤解の余地が生じないようにハッキリ書いてありますから、過去の歴史のようなほどのことは生じないでしょうが。

 で、でも、いつご自分が地上の生活を終えるのか、本当は先生ご自身は知ってるんでしょ。また、この地上で先生とお会いできれば幸せだなあ〜と思っています。私は男ですけど、先生のこと愛していますし、お祈りしていますよ。うっしっし(^^)
 では、先生、死ぬまでお元気で(^^)/


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 ・・・ということで、東京でのライヴ・コンサートの模様を高音質で完全収録したCDを、来週には予約開始、11月末までには発送という目標で、プロのスタジオで編集することになっています。どうぞ、お楽しみに!



10月26日版

 本日、久しぶりに大学あての郵便物を引き取ったところ、大量のお手紙をいただいておりました。
(よほどの重大事でないかぎり、お返事をする余裕がありませんのでお許しください)

 その中に、次のようなお手紙がありました。

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飯田先生

 初めてお便りします。ほんの2年前に先生の「生きがいの創造」に出会い、感動し、それ以来、人生のバイブルとして、繰り返し繰り返し読んでおります。特に、ハードカバー版の生きがい論からのメッセージは、心に響くものがあります。
 実は、今夏より(もっと以前からかもしれません)体調が優れず、9月の初めに、がんの末期であることを告知されました。私はまだ**才で、子どもも*才と*才と小さく、余命もわずかであると言われ、ドラマのような筋書きに驚きました。でも、飯田先生のご本に深く触れていたお陰で、すんなりと受け入れることができたと感じています。「これが、私の今回の人生での最後の課題なのだ。」と思っています。今は、緩和ケア病棟で、感謝の気持ちで過ごしております。

 ただ、未練は全く無いかと言えば嘘になります。私には、もう来年が迎えられないのかもしれないし、子どもたちに何もしてやれないことに、がっかりします。私の病気が良くなることを信じている子どもたちと、もう何も一緒に楽しめないのだ、と思ったりします。そんな時は、また先生のご本を開き、元気を出します。子どもたちは、今生では長く生きられない私を、わざわざ修行のために、親として選んでくれたのでしょう。強く生きていって欲しいと思います。

 先生もいろいろ苦しい思いをされることがあるかと思いますが、「生きがい論」を支えに生きている人は多いです。どうか体調に気をつけられ、これからもご活躍ください。
 走り書きゆえ、乱筆乱文お許しくださいませ。

 **病院 緩和ケア病棟 ****


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 ・・・きっと、病室で時間をかけて、ひと文字ひと文字、ていねいに書いてくださったのであろう奇麗な文字を拝読しながら、私は、ぽろぽろと涙があふれて止まりませんでした。彼女の姿が、自分のことのように感じられたのです。「いま、そしてこれから、僕は残された時間をどのように使って、何をすれば良いのだろうか・・・自分が本当にやりたいことのために、この貴重な時間と労力と気力を活用するには、どのようにすべきなのだろうか?」と。

 差出人のところには、病院の住所が書いてありました。福島から公共交通機関を使って参上するのは、かなり不便な地方都市の病院ではありますが、できるだけ早く、このお母さんをお見舞いに行きます。先ほど、さっそくお返事を書いたところです。なにしろ、今生でのお時間が、あまり残されていないご様子ですから・・・


 いま私は、「様々なしがらみから解放されて、自分だからできること、本当にやりたいことのために、貴重な残りの人生の時間と労力と気力を集中させたい」と、切に願っています。私は、自由に活動できるような、時間と環境がほしいのです。訪問したいところ、お見舞いしたい方々、お逢いしたい子どもたちなどがたくさんなのに、その気力はあっても、そのための時間と労力を確保できないのです。
(しかし、一方では、「世の中はあなたの肩書に魅力を感じているのだから、生きがい論の価値を守るために、その貴重な肩書を決して手放さないでほしい」とおっしゃる方々が少なくないため、私は大いに苦しみ悩んでいます。実は、私が現在抱えている心労のほとんどは、この「肩書問題」にあるのです。大学教授の肩書を持っていなければ、私は無価値な人間になり下がり、私の著書や活動も、価値を失ってしまうのでしょうか?)

 こんな心労を抱えながらも、とりあえず体調を整えて、明日からは信州と加賀の国に、講演に行ってきますね!



10月22日版

 昨日の東京での「読者の集い」、無事に、大成功で終わることができました。さまざまな不安を抱えながら当日を迎えましたが、終わってみると、「こんなにうまくいってしまって、いいの?」というほど、文字通りの大成功でした。
 もちろん、ワンマンショーを演じた私自身は、「もっと時間をとって握手させていただければ良かった」「京大講演の時よりもかなりゆっくり話したため、時間が不足して、あちこち大幅にカットするしかなくなり、大事なことをずいぶん言い残してしまった」「2時間の講演でノドを使いすぎ、午後のライヴの後半には声がボロボロになってしまった」などの後悔は残りますが、これらは今回は不可避の問題でしたから納得しています。何よりも、お客様の皆様に事故がなく、あれだけの大人数&長時間のイベントであったにもかかわらず無事に終わったということだけで、もう感謝感激です。

 私も、参加者の皆様から大きな愛情をいただき、「自分を応援してくださる方々が、世の中には、こんなにいらっしゃるのだ」と、メンタル的には本当に元気になれました。温かい波調に満ちた大観衆で埋まった客席を見ながら、思わず、涙がこみあげてきました。あの感激は、生涯忘れません。私にとって、何よりの、冥土の土産になりました。心から感謝申し上げます。

 とはいえ、さすがに、肉体的に無理しすぎたことがたたって、本日は疲労と頭痛で、寝込んでしまっておりました。夜になって、こうしてベッドから起き上がる元気が出てきましたが、今週末は、上田市(看護協会&長野病院)〜 金沢市(柔道整復師会)と、遠方への講演旅行が入っていますので、明日から金曜日までは、体調管理のため、また療養生活に入らせていただきます。皆様にご迷惑をおかけしないよう、上田と金沢には、プロとしての責任をとって必ずうかがいますので、どうぞご安心ください。(私には秘書も弟子もおりませんが、有志の友人たち数名が同行してくれますし、全国各地にいる医療関係者の同志が駆けつけてくださいますので、大丈夫です)



10月20日版

 明日の準備のため、久しぶりに、療養先から戻ってきました。

 体調は幸いにも小康状態を保っており、なんとか許可も出ましたので、明日の「読者の集い」は、よほどのことがない限り行います。そうしないと、多くの方々に多大なご迷惑をおかけしてしまいますし、何よりもまず私自身が、いま、応援してくださる皆様のエネルギーを必要としているのです。この時期に絶好のタイミングで開催いただける「読者の集い」は、確かに体力的にはしんどいですが、精神的には、私にとって何よりの、「命を守る魔法の薬」になるからです。

 すでに、控え室で吸入するための酸素も用意しましたし、いざという時のために、知り合いの医師たちも準備をしてくれます。今日のうちに上京して、早めに体調を整えておきますが、友人たちが一緒にいて助けてくれますので、心配ありません。それに、合計1800冊にのぼる著書にも、すでに全て直筆サインをして、PHPに渡してあります。(療養中のため、時間だけはたくさんありましたから、無理せずマイペースで、大量のサインを終えることができました。もしも療養中でなかったら、とても不可能な数でした・・・ふう・・・)

 ただし、当日の体調によっては、失礼ながら、イスに着席した状態で講演を行いますので、どうかお許しください。(いつもは立って講演するのですが、今回は朝から夕方までのワンマンショーという長丁場なので、念のために、演台用のイスも用意してもらっています)
 また、ライヴ終了後の握手会では、私は(肉体的に)疲労困憊している危険性が高いので、今回はイスに着席した状態で握手させていただきますことを、どうかお許しください。さらに、過去の経験では、握手中に突然「ハグ〜」と言って(私の許可を得ないまま)抱きついてこられる方々が少なくないため、今回は「無断抱きつき防止」のためのテーブルを設けさせていただきますことを、ご容赦ください。(なにしろ、時間内に千数百名の方々と握手させていただくためには、「お1人様あたり3秒間」しか、時間がありませんので・・・涙)

 明日は、
1800名も収容できる文京シビックホールが、(当日券用・不測の事態への対処用に残してある若干の予備席分を除いて)満席状態だそうです。私もPHPも、「たとえガラガラになってもかまわないから、本当に自分の意志で参加くださる方々だけに御来場いただきたい」という願望を厳守し、動員目的の招待券は本当に1枚も出しておりませんので、お客様は、わざわざお金を払ってチケットをお買い求めくださった方々ばかりです。心より、深く感謝申し上げます。(ただし、午前の講演のみご参加の方々や、午後のライヴのみご参加の方々も多いため、実際にはびっしり埋まるわけではなく、適度に座席の余裕が生じるでしょうからご安心ください)


 私にできるご恩返しは、ただ懸命に講演し、心をこめてギターを弾き歌い上げることしかありません。せめて、現在の私に可能な最善を尽くし、誠実に、精一杯の努力をさせていただきます。(新曲も披露しますので、どうぞお楽しみに。ついでに、8キロも痩せてしまい、なぜか現在も体重が減り続けている私の姿にも・・・笑)

 
それでは、明日21日、文京シビックホールでお逢いしましょう!


(これだけ書くのに50分もかかってしまいました・・・)



10月15日

「御知らせ」
飯田史彦先生(療養中)の読者の集い(21日、東京)につきましては、「応援してくださる皆さまの愛情をたくさんいただいて早く元気になりたい」と御本人の切望によりまして、体調の急変がないかぎり予定通り開催と致します。主催のPHP研究所様によりますと、「前売券は残り100枚程度となっており金曜日まで販売されます。若干の当日券も御用意致しますがほぼ満席となるため、午後より御参加の場合は2階席後方になりますこと御容赦くださいませ。また生きがいの創造3の店頭発売日は23日から24日となります」とのことでございます。以上取り急ぎ御知らせ致します。






9月23日版

 なんと、この2週間ほどで、体重が5キロ以上も減ってしまいました。
 とうとう、明日から療養生活に入りますので、しばらくの間、お手紙もメールも拝読することができません。
 今後の展開は私自身にもわかりませんので、どうかお許しください。

 しかし、29日(土)の奈良での講演会&ミニコンサートは、すでに大量のチケットをお出ししていますので、皆様にご迷惑をおかけしないよう、友人たちに付き添ってもらいながら、なんとか必死でうかがいたいと思っています。主催者がお医者さんなので、いざという時には心強いです。どうしても奈良まで移動できない場合には、27日(木)の21時までに、誰かに頼んでこのページに告知を掲載していただきますが、なんとかして、そのようなことのないように頑張ります。ただし、当日の体調によっては、講演時間を短縮させていただく可能性があり、最悪の場合には、講演会は割愛して、ミニコンサート2曲のみを行って終了する恐れがありますので、どうかお許しください。(講演会を割愛した場合には、チケット代は、私が責任を持って後日お返しいたします)

 このところ、これまでにも増して、応援のお手紙・お葉書をたくさんいただきました。
 読者の皆様の温かい応援が、私の心の支えです。本当に、ありがとうございます!

 それでは、しばらくの間、皆様お元気で・・・(涙)



9月9日版

 11月3日に鳥取環境大学で行う講演会(日本助産師会鳥取県支部主催、鳥取県協賛)のポスターができたそうです。

 ・・・ということで、座席数200名ほどに対して、どのくらいの方々がお集りくださるのか、さっぱり見当がつかないという、超スリリングなイベント!・・・のんびり午後からおいでになっても余裕で座れるのか、それとも、大騒動になってしまうのか・・・あるいは、「午前中のイベントは大盛況だったのに、皆さんお昼ごはんを食べに行ったきり戻って来ず、私の講演会だけがガラガラで終了」という悲惨なパターンも、充分にあり得るのです(涙)。(しかし、いちばんお気の毒なのは、午前10時50分から午後3時50分まで、ず〜っと立ち見というお客様ですよね・・・)

 当日が、楽しみというか、怖いというか・・・
 さあ、いったい、どうなってしまうのでしょうか?

 いずれにしても、鳥取県での講演会は本当に初めてなので、お逢いできるのを楽しみにしています!



9月5日版

 11月25日(日)に、大分県・別府市で行う私の講演会のポスターができたそうですので、ご紹介させていただきます。

 私も驚いたのですが、大分県PTA連合会をはじめ、地元の新聞社さんやテレビ局さんなどが、ずいぶん後援してくださっているのです。なにしろ、1200名も収容する大分県最大の「フィルハーモニアホール」が会場ですから、「大分県での私の知名度など低いだろうし、きっとガラガラになって主催者さんにご迷惑をおかけするのでは?」と心配していますので、これだけ地元マスコミの方々に応援いただけるというのは、心強いかぎりです(涙)。やはり、このHPの読者さん以外の一般の方々に伝わらなければ、多くの方々においでいただくことは難しいですからね。(なにしろ、主催者さんに、「私の講演料は不要ですから、その分だけ、入場料を可能な限り安くしてくださいね」と、厳しい条件を出してしまったので、ガラガラで大赤字になってしまうと責任重大なのです)

 なお、肝心の講演時間を減らすのは本末転倒なので、私はいったんご辞退したのですが、主催者さんの非常に強いご希望で、
講演後に、2曲程度、自作曲のライヴを行うことになりました。ホールは朝から遅くまで借りてあるため、リハーサルや音響チェックの時間や、講演後にライヴを行う時間は、充分にあるのだそうです。会場はオーケストラ向けの最高級の音楽ホールですから、「それならば」と、ギターの弾き語りも、「おまけ」としてやらせていただくことにしたわけです。
 九州でライヴを行うのは、脳出血で死にかける前に福岡でやって以来数年ぶりなので、どの歌をやるべきか、迷うところです。いや〜、ヒット曲がたくさんあると、選択が難しくて、困りますよねぇ・・・(???)
 別府といえば、有名な「地獄めぐり」をはじめ、日本有数の大温泉地です。温泉療養も兼ねて、どうぞおいでくださいね!

 
「ついに大分へ」なんて、ゴジラの襲来やガメラの飛来のようで、大変な出来事が起こってしまいそうですね(笑)。
 別府湾沿岸にお住まいの方々が、当日、みんな避難してしまったらどうしよう・・・(涙)

 一方で、東京での「読者の集い」のチケットは、本日、1280枚を超えたそうです。本当に、ありがとうございます!



8月16日版

 PHPの安藤編集長から、今朝10時過ぎに、次のメールが届いておりました。

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飯田先生

チケットぴあに問い合わせましたところ、いま現在で以下の売れ行きです。

SS券 販売済み532枚、予約72
A券  販売済み82枚、予約22
S券  販売済み24枚、予約3枚
B券  販売済み2枚、予約1枚

合計で予約を入れると738枚で、すでに半分近い席が売れてしまいました。
まだ発売開始から24時間しか経っていないことを考えますと、早めに完売してしまう可能性が出てきてしまいました。
いまのところ先生のホームページと弊社のホームページでしか告知していませんので、あとで情報を知ったという読者には、また謝らなければいけませんね。
とにかくすごい売れ行きのスピードで驚いています。

PHP 安藤


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 ・・・という状況で、とにかく私としては、「罪のない編集長さんが多額の赤字の責任を負わされてクビになる」という、最悪の展開だけは避けられたことで、深く安堵しております。なにしろ、安藤編集長さんこそが、10数年前に『生きがいの創造』初版の出版に踏み切ってくださった張本人なので、私としては、恩を仇で返すわけにはいかないのです。これで、「小赤字」にはなるかもしれませんが、「大赤字」の危険は無くなりました。皆様のご協力に、心から感謝申し上げます(涙)。

 ただし、経営学者の私としては、完売は難しいと思っています。なぜなら、今回のイベントは、インターネットを使っている方々にしか情報が届かないという、究極の「マニア向けイベント」になっているからです。この種のマニアックなイベントの場合、ご参加くださるマニアの方々は、ほとんど初日にチケットを入手されますので、2日目以降はさっぱり売れなくなるのが通常です。したがって、「なんとか1000名くらいの方々にご参加いただければ、1階の1200席がだいたい埋まって、いい感じになる」というのが、常識的な目標値ではないでしょうか。(私の本心としては、「赤字さえ出なければ結構」という気持ちですし、客席がびっしりになるのもお客様が窮屈な思いをなさるので、適度な空席が残るのは問題ないんですよ)

 今後、随時、チケットの動きをご紹介しますので、どうぞお楽しみに(?)


(※ チラシは終了後に削除しました)




8月12日版 皆さん!
 お盆休みに入って、すっかり忘れてしまっていらっしゃるでしょうが、10月21日(日)に東京ドーム(の隣にある文京シビックホール)で行う1800名規模の大イベント、「飯田史彦 読者の集い」のチケット発売が、すぐ間近に迫っておりますよ!!

 チケットの発売は、8月15 10時から と決定しました。チケットの購入方法は以下のとおりです。お早めにクリックして、ご確認や、予行演習をなさってくださいね。

(イベント終了後に、削除しました)

 それでは、楽しいお盆休みをお過ごしくださいね!
(私はといえば、ほとんど、執筆に明け暮れることになるでしょう・・・)




8月7日版

 昨日、とても嬉しいお手紙をいただき、おかげ様で、すっかり元気になりました。
 いただいたのは、こんなお手紙でした。(ご住所は京都の中心部でした)

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(前略)
 
高校一年生の娘は読書好きで、いろんな有名な先生の本を読んで、講演会にも一人で行くほどなのですが、その娘が最近、飯田先生の本をしっかり読んで、私にこう叫びました。

 「おか〜さん、わたしいっぱい読んだけど、この先生が誰よりも優し〜い!」

 私が「どういうこと?」って聞くと、

 「だって、どの本よりもいちばん希望がもてるやん!」

 って・・・私、とっても嬉しくなりました。
(後略)

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 この嬉しいお手紙を拝読して、おだてられると天まで昇ってしまう私は、「おお! この女子高生さんは、まだお若いのに、僕の執筆意図を的確に見抜いてくださっているぞ!!」と、すっかり元気になってしまいました(笑)。

 ・・・というわけで、皆さん、どうぞ良き夏休みを!!!(笑)



8月2日版

 ついに、8月に突入・・・

 梅雨も明けて、夏ですねぇ・・・

 ほんとに、世の中は真夏なんですが・・・
 それなのに、この私ときたら、

 そう、書かなければならない原稿が、いくつも、まだできてないんです・・・

 もちろん、皆様お待ちかねの新刊『生きがいの創造 V』も、できていません!
 そして当然ながら、昨年発表の「逢いたい」に続く、今年の新曲も、できていないんです!!
(なにしろ、私の作詞作曲は、「1年に1曲」という超スローペースを、厳守していますからね・・・笑)

 それどころか、ようやく8月11日以降に始まる私の夏休みは、いくつもの原稿執筆予定によって、すでに現時点で、びっしり埋まってしまっているのです!!!

 ああ、どこか遠くに、旅に出たい・・・ノートパソコンを抱えて、原稿執筆の旅に・・・
(と、結局は旅先でも原稿執筆に明け暮れてしまうため、「必殺仕事人」と自嘲する律儀な私です・・・涙)


 ・・・そんな思いで研究室の窓から遠くを見つめ、心の癒しを求めていたところ、元気の出る嬉しいお手紙をいただきましたので、プライバシーに触れない範囲内でご紹介させていただきます。


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飯田先生! のっけからごめんなさいです。こんなカワイイ便せんで送れば、先生が、「おっ、これは若くてカワイイ娘からかも、ムフフ・・・」と期待に胸躍らせて、真っ先に読んでくださるのではと、小賢しいことを考えてしまいました。ざ・ざ・ざんね〜ん! 50代のオバさんです。

 初めまして。自己紹介が遅れました。私は****、**出身、現在は**在住の主婦です。
 日々、生死にかかわる重い事例に遭遇されている飯田先生にとって、私の悩みなど小さな小さな事だと思いますが、聞いていただけますでしょうか?
(中略)・・・と、なぜ私だけが、こんな損な役目をしなければならないのかとイラつき、次々に起こってくる出来事にウンザリし、自分の権利ばかりを主張して何もしない**に対して、憎しみがつのるばかりでした。そんな自分がまた嫌になり、どんどん自己嫌悪感にさいなまれていきました。

 そんな時、飯田先生の本に出会えたのです!
 ゴールデンウイークに本屋さんをウロついていると、平積みされた文庫版「生きがいの創造 U」の所が光っているように感じ、思わず手に取りました。きっと、私を呼んでくださったのですね。
 数ページ読んで、「これは! 何?!」と、ぐいぐい引き込まれていきました。先生がおっしゃっているように、唯脳論・唯物論に洗脳されていた私は、やはり最初、「エ〜ッ!ウソ〜!」(失礼)と思うことばかりでした。しかし、その一方で、「文は人なり」ですね・・・その誠実な文章から、「この著者は絶対に信用できる!」とも感じたのです(女の第六感)。そして、ずっとず〜っと長い間、同じ悩みの中でグルグル廻ってばかりだった私が、一段、階段を上がれたんです!!(先生のお蔭です)
 もちろん、生身の人間ですので、相変わらずイライラしたり怒ったり、心の中でするのですが、以前の私とは全然違うのです。自分が変わると、周りも変わりますね。*もずいぶん、おだやかになってきています。敏感に感じ取っているんですよね!

 そしたら、たまたまのぞいた先生のホームページに、京都大学での講演のことが載っていて、「これは神様の思し召しだ!」と、参加させていただきました。正直に告白しますと、実際に拝見して、「やはり私の直感は間違っていなかった」と確信しました。先生は、とても自然体の人で、とっても素敵でした。握手していただきたかったのですが、目の前にすると、ドキドキして言えませんでした。(いつもは、ずうずうしいオバチャンが支配している私の心ですが、この時は、乙女心が顔を出してしまっていました)

 先生は、ご自身の個人的な悩みに加えて、私たち読者の悩みや、時々来訪される魂たちの悩みまで引き受けなければならないなんて、いったい、どんな生活なんだろうと、少し心配になってきます。老婆心ながら、先生ご自身が楽しめる時間を、たくさん取ってくださいね!・・・と言いつつ、こんなしょうもない手紙を書いて、先生の貴重な時間を割いているのは誰? あっ私です、申し訳ございません。もう30歳若かったら、生徒として、先生の授業を受けてみたいです。私の頭では、経営学なんて理解不能かもしれませんが・・・

 こんな手紙、生まれて初めて書きました。先生の求心力って、すごいですね。先生にとっては、皆の想いが重たい時もあるでしょうね。スターとしての宿命ですから、諦めて下さい。
 でも私、先生を神格化してはいませんよ。告白します、私のPC上のお遊びキャラクターに、「ふみりん」と命名してます。フフ、許してください。休憩時間に、「ふみりん」に向かってお話しております。先生を神格化しないで、このくらいの軽さが、いいと思うのです。(でも先生を尊敬はしてるんですよ)

 **市の片隅にも、ふみりん先生のお蔭で一歩踏み出せた人間がいること、とても感謝していること、お伝えしたかったので、こんな長々と書いてしまいました。読んで下さって、どうもありがとうございます。
 暑くなってきましたので、お体ご自愛ください。また、素晴らしい本、期待しています。


********************


 ・・・私にとっては、迷惑どころか、こういう温かいお言葉の数々が、何よりのエネルギー源になるのです。疲れた時には、しばしば、読者の皆様からの嬉しいお手紙に、大いに救われます。事実、僕の研究室のパソコンの周りには、過去にいただいた「元気の出るお手紙」の数々がたくさん置いてあり、疲れた時、つらい時、悲しい時に、読み返したり、手に取ったりするんですよ。ですから、どうぞご遠慮なく、お手紙をいただけましたら幸いです。
(ただし、よほど切迫した事情がないかぎり、お返事することは困難ですので、どうか返答は期待しないでくださいね。お返事が必要な場合には、ぜひとも往復葉書にしてください。往復葉書ならばお返事するのが簡単なので、よほど返答に困る場合以外は、必ずお返事しています)

 なお、上記のお手紙に、ひとつだけ大きな誤解があるかもしれないので、ここで訂正を。
 上記のお手紙の中に、
「おっ、これは若くてカワイイ娘からかも、ムフフ・・・、と期待に胸躍らせて」という推察が書いてありますが、私は大学教官として、18歳〜22歳の女子大生たちと日常的に接しており(飯田ゼミナールの半数以上は女子学生です)、中学生の娘もおりますので、若い女の子との交流(交際ではありませんよ)には、まったく困っていないのです。したがって、女性の「若さ」には何の魅力も感じておらず、むしろ個人的には、「きちんとそれなりの人生経験を積んで、人間としての中身が詰まっている、30代とか40代以上の女性」のほうが、はるかに「お話したい」と感じるんですよ。文学的表現を借りると、「上手に歳をとった女性」に魅かれる、ということになるでしょうね。「男性は、若い女の子を好むに違いない」という一般的推察は、この私に対しては、まったく当てはまりません。男性も女性も、少なくとも30代、できれば40代以上のほうが、ごく自然に話題や価値観が合うので、安心して楽しくお話できるんですよ(笑)。


 おっと、うっかり書きすぎて、かなり時間をオーバーしてしまいました。
 さて、それでは今夜も、採点、執筆、採点、執筆・・・

(とはいえ、明日の夜は景気づけに、隣の新潟県までドライブして、有名な「長岡の花火大会」を見物するつもりです。本当は、「さくらんぼメイト」のスタッフさんたちと久しぶりに顔を合わせて、「柏崎の海上花火大会」を見物する予定だったのですが、先日の地震で泣く泣く中止になったため、急きょ、長岡の花火大会に変更したのです。ただし、台風が近づいてきているので、どうなることやら・・・)



7月28日版

 季節は、夏の真っ盛りですねぇ・・・

  
 でも、福島大学は「はしか」で2週間も学校閉鎖したので、その補講期間が始まっており、私が夏休みに入れるのは、補講&前期試験&追試の終わる、8月11日以降なんですよ(号泣)。

 本日は、重要なお知らせが4つもありますので、お見逃しなく。


(1)PHPの編集長さんから、次のメールをいただきました。

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「車椅子父さん」の難病・闘病はたいへんお気の毒でした。
 まだお子さんたちも小さいので、弊社としても本を出版することで、少しでも経済的援助をさせていただければと思います。
 ぜひPHPから出版させてください!
 ←よっち君と、えりっぺ(車椅子父さんのお子様たち)

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 ・・・という嬉しいお申し出により、「飯田史彦&****」の共著を、正式な「生きがい論」シリーズの一環として、広く世に問うことが可能になりました。やはり、PHPの有名なシリーズの一環として発表してこそ、堂々と「生きがい論」を名乗ることができ、全国の書店の店頭に置いていただけますので、これは私と車椅子父さんにとって、たいへんな朗報なんですよ。
 車椅子父さんと一緒にがんばって、後世に残る素敵な本に仕上げますので、どうぞお楽しみに!


(2)9月29日(土)に大和郡山市の「やまと郡山城ホール」(奈良市郊外、収容1000名)で行う、私の単独講演会の予約受付が開始されましたので、ご案内いたします。今回の特別講演は、慈恵クリニックの学習会として開催しますが、一般の方も参加可能です。

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飯田史彦 特別講演会
テーマ:「生きがいの創造〜スピリチュアルな科学的研究から読み解く人生のしくみ」
日時: 平成19年9月29日(土)  開場・・・午後1 時30分 開演・・・午後2時   
場所:
 やまと郡山城ホール(奈良県大和郡山市北郡山町211−3)
会費: 前売券 ¥1,000  当日券 ¥2,000 (小学生以下の入場はご遠慮ください、とのことです)
主催: 慈恵クリニック(〒639-1044 大和郡山市小泉町東1丁目8-7)お問い合わせは、こちら まで、できるだけEメールで。
    
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 なお、この講演会の主目的は慈恵クリニックの勉強会であるため、クリニックの患者さんなど地元の方々が、どんどんチケットをお求めになる可能性があります。したがって、参加をご希望の方々は、どうぞ、なるべくお早めにお申し込みください!



7月26日版 

 先日先立たれた「車椅子父さん」(本名****さん)との生前からのお約束により、彼が残してくださったブログの絵や文章を活用しながら、「飯田史彦&****」の共著による生きがい論という形の本を、彼のご家族のご協力も得て執筆することになりました。この世で生きている私が、光になった****さんの魂と話をしながら一緒に執筆する本・・・なんと、「この世にいる著者」と「あの世にいる著者」とが、共同執筆して共著で発表するという、人類の歴史においても類いまれな、画期的試みの登場です。まさに、「死ぬということは、体から離れて生きるということ」という私の定義を、ありのまま実践するというわけです。
 これで、彼の素敵な絵や文章を、実体の無いデジタル記録(ブログ)ではなく、しっかりとした実体(本という形)にすることができ、多くの人々の心に、末永く残すことができるでしょう。インターネットやブログの発達で世の中が便利になったとはいえ、やはり「本」という実体にして世に問うことの価値は、下がることはありません。来年早々の発売を目指していますので、こちらも、どうぞお楽しみに!



7月24日版

 「さくらんぼメイト」のスタッフさんから、次のような近況報告がありました。

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 地震から、1週間が経ちました。
 我が家の整理も日一日と片付いてきており、生活もだんだんと落ち着いてきました。
 水道は間もなく復旧するとのことですが、下水が使えず、結果として水道の利用ができない状態です。
 ガスは、今のところいつ頃になるか見通しが立っていません。
 ということで、風呂やトイレは、まだ先になりそうです。
 昨夜は徹夜で地元の復旧作業にあたり、今朝9時頃に帰宅しました。
 その後、久しぶりに、近郊の日帰り温泉に行ってきて、さっぱりとしたところでメールをしています。

 この1週間は緊急対応に追われていましたが、これからは復旧に向けた本格的な対応になろうかと思います。
 街中、いたる所で家屋の倒壊や、崩壊しそうな建物があり、先行き長丁場の復旧になりそうです。
 職場の社員たちは、この1週間で疲労困憊の状況でしたので、週末はできるだけ体を休めてもらいたいところです。
 事務員たちも復旧現場に出ており、**君も今日は現場に出て誘導作業にあたりました。

 ところで、地震直前までに飯田先生のCDをお申し込みくださった**名の方々について、昨日、発送しました。
 今後の見通しにつきましては、大きな余震等がなければ、来月(8月)1日を目途に、CDの発送を再開できると思います。
 こうなったら、せっかくですので、いまだに飯田先生のファンの方々からご要望の多い、すでに完売(ご注文を停止)していた「光との対話」のCDも、この機をとらえて発売を再開しようと話し合っています。
 発送を再開&「光との対話」の受付準備ができましたら、ご連絡いたします。

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 ・・・ということで、取り急ぎ、近況をご紹介しておきました。


 追伸:
 昨日、福島県・郡山の自由大学(市民の生涯学習の場)で、ボランティア活動として講演しました。すると、2時間の講演終了後に、ひとりのおじいさんが私の控室を訪ねてきてくださり、実にうれしそうな満面の笑みをたたえながら、手をにぎってこうおっしゃるのです。

「長い人生、これまでたくさんの坊さんの話を聞いてきましたが、あなたの話が一番でした!」

 その瞬間、私はおじいさんの手を握り返しながらも、「う〜ん・・・僕は決して僧侶ではなく、経営学者なんだけど・・・お坊さんたちの中で一番だと誉められても、経営学者として素直に喜んでいいのかどうか・・・」と、実に複雑な心境になってしまいました(笑)。



7月21日版

 PHPの編集長さんから連絡があり、私の「読者の集い」を開催くださることが、正式に決定しました。著者のサイン会は書店などで行われていますが、本格的な音響設備の整った1800名もの大ホールで行うのは、前代未聞の画期的な企画とのこと。私も最初は半信半疑で、「ガラガラになって大赤字が出たらどうするんですか?」と、経営学者として当然の心配をしていましたが、「多大なリスクを覚悟のうえで、できるだけ格安の参加費で提供して、出版社としても愛読者の方々に御礼がしたい」とおっしゃる熱意に打たれ、「やると決めるならば全力でのぞみましょう」と、お約束してしまいました。

 そこで、「私の本の愛読者の皆様に、できる限り喜んでいただくためには、どのようなプログラムを提供すれば良いだろうか?」と検討した結果、次のような、現在の私に可能な最大限の努力を提案させていただきました。どうしても、私ひとりが朝から夕方までフル回転して頑張るしかなく、心身ともに多大な負担になる宿命にありますが、「もう2度とないかもしれないこの機会に、愛読者、つまりソウルメイトの皆様に対して、できる限りの恩返しがしたい」という一心で、倒れる寸前までベストを尽くすことをお約束いたします。
(「そんなに無理しちゃダメ!」という皆様の声が聞こえてきそうですが、何事にも不屈の闘志をもって全力で取り組むのが私の性分なので、どうにも仕方がありません。当日の会場には、友人たちの医師&看護師チームも待機いただきますので、いざ倒れても応急処置は大丈夫です・・・笑)



7月18日版

 「さくらんぼメイト」のスタッフさんのうち2名から、次のようなメールが届きました。

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 われわれ親子3名は無事です!

 アパートの中は、さすがにいろいろなものが倒れグチャグチャになりましたが、今はとりあえず寝泊まりできるようになっています。

 **(飯田注:生後数ヶ月のお嬢さんの名前)は、地震発生時に、ちょうど抱いていたので難を逃れることが出来ました。現在は、ガス・水道が止まっていますが、長岡の実家へ風呂を借りに行く予定ですし、何よりも母乳があります!(うちはミルクいらずです)

 いろいろとご心配いただきありがとうございます!


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前回(3年前)とは比較にならない地震で、家の中は散乱し足の踏み場も無いくらいですが、我が家は全員無事です。電気は地震直後からも通電していますが、ガス、水道は供給がストップし、復旧の見通しが立たない状況です。一週間位は覚悟をしなければと思っています。

 職場に行ってみましたら、室内は物が倒壊し散乱していますし、木造の建築物が倒壊しました。社員の安否は全員つかんでいませんが、やはり、家が倒壊した社員も数名います。(テレビでも放映されていますが、近所の酒屋が、全壊といってもよい位の被災です)

 先生のご好意はありがたいのですが、多分、ガス、水道が開放されれば、一段落すると思います。各所から自衛隊や警察、重機等が一斉に市内に入り込んできており、街の中は渋滞で、2キロメートル進むのに30分位もかかっていますので、先生のお気持ちだけ頂きます。

 CDの発送の件ですが、7月10日以降申し込まれた方につきましてはこの地震で発送が出来ない状態です。今後申し込まれる方に付きましても、しばらくの間は発送ができない状態ですので、その旨、先生のHPに掲載していただけないでしょうか?

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 う〜ん、母乳は強し! ・・・ということで、取り急ぎ、ご報告いたします。

(いま出勤直前なので、これにて失礼)




7月16日版

 つい3日前に新潟県長岡市に泊まり、一昨日には北里大学保健衛生専門学院で講演を行ったばかりなのですが(300名・満員の参加者の皆様ありがとうございました)、なんとその新潟県で、大地震が起きているではありませんか!
 しかも、最も被害の大きいのは、柏崎市・・・実は、このHPから私の講演やライヴのCDの制作・提供を行ってくださっている、ボランティア・グループ「さくらんぼメイト」のメンバーの方々は、なんと全員が、柏崎市の中心部にお住まいなのです。電話回線が大混乱しているそうなので、まだ連絡は我慢しているのですが、メンバーの皆さん(生後数ヶ月の赤ちゃんがいるご夫婦も)の安否が心配です。ふだんはめったにテレビを見ない私ですが(そんな時間が無いためです)、今夜ばかりは、出張先から戻ってきて、テレビのニュースにかじりついています。

 ニュースをもとに判断すると、非常に高い確率で、「さくらんぼメイト」のスタッフの方々のお宅には、21時すぎの現時点で、水道も電気もガスも届いていないものと思われます。体育館などに避難なさっている可能性も高いことでしょう。800名以上のケガ人が出ており、市内の倒壊家屋が300戸を超えるそうなので、「ご無事でいらっしゃれば良いが・・・」「お宅を失っていなければ良いが・・・」と、ただただ心配するばかりです。

 本来ならば、私の性分として、今すぐにでも援助物資を車に山積みして柏崎に向かうところですが、何しろ道路網が寸断されて公共の給水車でさえ市内に近づけないそうなので、かえって大渋滞の一員に加わって、地元に迷惑をかけるだけに終わりそうです。しかも、明日は大学で2つの授業が入っており、すでに「はしか」で2回も休講している分の補講に相当するので、もう休めないのです(涙)。もちろん、万が一、「さくらんぼメイト」のスタッフの命が危ないとなれば、授業なんか放り出して駆けつけますが・・・(学生諸君、ごめんなさい)

 とにかく、今はただ、多くの被災者の方々の安全と、水・電気・ガス・食料などライフラインの、すみやかな復旧・確保を願うばかりです。
 こんなわけで、さすがに今夜は、読者を楽しませるだけの心の余裕がございませんので、簡単ですが、これにて失礼。
7月9日版 《 急報 》

 以前このHPでご紹介し、皆様からも大いに応援いただいていた難病患者さん、通称「車椅子父さん」が、昨日(8日)、光の世界へと先立たれました。ちょうど(予定通りに)、熊本県看護協会からの講演依頼で九州を訪れていた私は、「いざ長崎!」と馳せ参じ、このHPの読者の皆様を代表して、お通夜に参列して参りました。

 お通夜の2時間前、早めに会場に足を踏み入れたとたん、嬉しそうな顔で、私を見つけた小学生の息子さん(よっち君)が、駆け寄ってきました。そして、いきなり、こう言うのです。

よっち君「飯田先生、ほんとに来てくれたんだね!」

 私  「うん、こないだ、よっち君と約束したからね」

よっち君「お父さん、いま、2階で、箱の中に入ってる」

 私  「そうか、箱の中にね・・・」

よっち君「でも、お父さん死んだけど、ほんとは、まだ生きてるんでしょ? お母さんが、そう言ってた」

 私  「うん、そうだよ、お父さんは、体からは離れたけど、まだ生きてるんだよ」

よっち君「ねぇ、お父さん、いま何て言ってる? 先生には、わかるんでしょ?」

 私  「あのね、よっち君に、『立派な男になれよ』って言ってるよ」

よっち君「うん、だから僕、泣かないんだ!」(と言いながら、よっち君の目に涙があふれてくる)

 私  「そうか、よっち君は偉い! 男の中の男だ!」(と言って頭をなでてあげながら、私の目にも涙があふれてくる)

よっち君「うん! ほかに、お父さん、僕に何か言ってる?」

 私  「ああ、『立派な男に成長して、これから、お母さんのことを精一杯守ってほしい』って、頼んでるよ」

 その瞬間、よっち君は、意を決したかのような精悍な表情になったかと思うと、突然、ダ〜ッと駆け出して、どこかに走って行ってしまいました。私は、「あれれ? よっち君、どこに行ったのだろう? 急にトイレに行きたくなったのかな?」と、とまどいながらも涙を拭き、よっち君の姿を探しました。
 すると、まるで、(例えは良くないですが)これから戦いにのぞむ兵士のような勇敢な表情で、お母さんの隣に寄り添う、よっち君の姿が・・・「おお! よっち君、お父さんのお願いを聞いて、さっそく奮い立って、お母さんを守りに行ったんだ!・・・大丈夫だ、この勇敢で優しいよっち君がついていれば、お母さんは大丈夫だ!」と、私の目には、さらなる涙があふれました。


 そのほか、「車椅子父さん」から色々なメッセージがあり、ドラマティックな出来事が色々と起きましたが、プライベートな内容ですので、ここで詳しくご紹介することはできません。ただ、最終的に、先立ったご本人が、ご自分の意志で充分に納得された最期であったため、奥様も親御さんも、「彼のためにできるだけのことは全てやったので、もう何も悔いはありません」と、たいへん爽やかな、充実感に満ちた表情をなさっていたことを、ご報告させていただきます。(お通夜の終了後も、私は1時間以上その場に残り、奥様、お母様などと、かなり時間をとってお話しました)

 お通夜には、関係者がびっくり仰天したほど、多くの人々が参列くださいました。まず2階の大きなホールが満席となって、1階のモニター室も一杯になり、建物に入れない人々が屋外にあふれ出したうえ、駐車場まで人・人・人で埋まったのです。小学校の先生をなさっていた「車椅子父さん」ですから、今はもう中学生・高校生になっている教え子さんたちまでもが、制服を着て、「先生ありがとう!」と、各地から馳せ参じてくださったのです。そのため、お通夜の儀式そのものは30分ほどで終わったにもかかわらず、それから1時間以上も、「先生の顔を一目見て御礼を言いたい」とお焼香をなさる生徒さんたちの、長蛇の列が続きました。
 その途中、私の耳元で「車椅子父さん」が、「ほら飯田先生、僕だって先生みたいに、ホールに入りきれないほどの人々が来てくださいましたよ。僕だって、こんなにたくさんの人々から愛してもらってるんです。ああ、僕はなんて幸せ者なんでしょう!」と、いかにも彼らしいお茶目な表現で、嬉しそうな声をあげるのがわかりました。私も、「そうだねぇ、君はほんとに凄いよ、こんなに大勢の人たちに慕われて、君は最高の幸せ者だねぇ」と返事をしながら、嬉しくて嬉しくてたまらなくなり、お焼香の列が途切れるまで、ずっとその場で見守っていました。決して、悲しくて去り難かったのではなく、「ああ、この幸せな会場に、もっと身を置いていたい」という不思議な気持ちゆえに、去り難かったのです。これまで、覚え切れないほどのお通夜に出席してきましたが、これほどまでに温かく、「幸せだ」とさえ感じるほど嬉しいお通夜は、初めてでした。

 もちろん、奥様とも、よっち君とも、えりっぺ(幼いお嬢さん)とも、「今後もずっと、仲良しの友達でいよう」と、約束しました。「先生、また遊びに来てね!」というよっち君に、「うん、男の約束だから、必ず来るよ。これまでも、僕は君との男の約束は、必ず守ってきただろ?」と、笑顔で握手しました。(さすがに、「先生、僕、先生の生徒になる!」という申し出には、「う、うん・・・でも、いずれ社会科で習うだろうけど、長崎と福島とは、ずいぶん遠いよ・・・」と、ぶつぶつ口ごもるのが精一杯でしたが・・・笑)


 彼(車椅子父さん)の魂と一緒に、いま、この文章を書いています。
 彼が直接に、皆様に御礼を申し上げたいそうですので、以下に代筆させていただきます。

これまで、僕のことや、僕の家族や、僕のブログを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで、今生の試練を乗り越え、僕なりの使命を果たすことができ、めでたく、まぶしい光になることができました。いま思い起こせば、とても大変なこともあったけど、とても幸せな思い出ばかりです。皆様には、いくら感謝しても足りません。今生でいただいたご厚情を、せめて今後の人生で、皆様と再び巡り合いながら、お返ししていきたいと願っています。これからも、僕の愛する家族のことを、どうぞ温かく見守ってやってくださいますようお願いいたします。また、いつか、どこかの人生で再会できますことを、楽しみにしています!



7月3日版

 お待たせしました。
 今回は、先日の京都大学での講演会の、レポート特集をお届けいたします。

 実は、私自身は、13時に会場に入り、舞台裏で講演準備と精神統一に専念しておりましたので、会場の外が大混乱になっていたことは、知らなかったのです。会場の外では、京都大学の優秀なスタッフの方々、そしてお手伝いくださった大学院生の方々が、懸命に事態の収拾に努めてくださったのだそうです。この場を借りて、京都大学のスタッフの皆様に、心から御礼申し上げます。
 また、会場に入れなくてお帰りになった皆様、本当に、ごめんなさい。またいつか、どなたかにご依頼いただければ、喜んで京都で講演させていただきますので、どうかお許しください。

 それでは、本日までにいただいた、皆様からのお手紙の中から、抽選でいくつかを選んで、ご紹介させていただきます。
(たくさんのお手紙をいただきましたので、ごく一部しかご紹介できませんが、ご了承ください。お手紙に優劣をつけるのは不可能なので、厳正なる抽選とさせていただきました)


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ご無沙汰しております。医学部教授の**です。
 今日は手術が無かったものですから、先生のご講演に、陰ながらの応援のために参加させていただきました。
 2時に百周年記念ホールが満席となり、2時半には2階の国際交流ホールも満席となったようでして、2時半過ぎに参りましたので立ち見でしたが、映像を通して拝聴できました。
 いつもと変わらず、温かくユーモアに富んだ落ち着かれたお話し振りで、学会発表に慣れている私には、早口とは感じませんでした。これまでとは違った、パワーポイントを交えての学術的なお話は、素晴らしいものでした。センター主催の全てのセミナーに参加しているという男性が、「こんなに参加者が多いのは初めて」と、驚嘆されていました。
 先生の今後の展望もお話されましたが、これからも益々ご健勝で、世界を牽引していただきたいと願っております。
 取り急ぎ、成功裡に終わられましたご講演を、心よりお祝い申し上げます。
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 前略 先日、京都大学で開催された先生の御講演を拝聴し、先生のお元気そうなお姿と優しい声の響き・・・もちろん講演内容にも感動して、今こうしてペンを執らせて頂きました。
 当日、勤め先の病院の午前中の仕事を終えた私は、軽やかに自転車のペダルを踏んで京都大学へ向かいました。12時半すぎに到着して、先に時計台記念館で様子を見れば良いものを、お腹もすいたことだしとカフェテリアでのん気にカレーを食べてしまいました。ゆっくり食べて1時半頃に記念館に入ったら、すでに大勢の人がおられて、私も焦ってしまい、受付の人に「飯田先生の講演会に来たのですが」と聞いたら、「この券を持って2時にまた受付のところに来てください」と言われて渡された整理券のNoは「437」!!
 定員500人と聞いていたので、「すみません、この番号って、前から順番で私は437番目の席に座らないといけないのでしょうか?」と聞くと、「そういうわけではないですが、とにかくこの整理券がないと入場できませんので、2時にお集まりください」と言われました。「のん気にカレーを食べていたばっかりに・・・きっと後ろの席になるに違いない」と、自分の食い意地をこれほど恨んだことはありません。
 ところが、幸いにも1人で来場したため、前から4列目の、先生がお話される側の席がぽっこり空いていたので、「そこ!」と座ることができました。2人以上で来ていたら、こんな前には座れなかったです。最終的には立ち見の方々も一杯で、大盛況となり、あらためて飯田先生を愛する人たちの多さを感じました。講演時間が刻一刻と迫り、いよいよ飯田先生が登場されると思うと、私の心臓はドキドキバクバクでした!
 そして先生の姿を目にしたとたん、熱いものが内側からこみ上げてきて、目頭が熱くなりました。深々とお辞儀をされ、ちっとも偉そうにしない先生の態度に心打たれました。講演が始まると、脳出血で生死の境をさまよったとは思えない、見事なほどの早口での話し口調にびっくりするやら感心するやらで、先生の頭の回転の速さに、つくづく「まるで大学教授みたいだ!」(失礼な発言ですみません)と感じました。時折ユーモアを交えながらのお話にクスッと笑いながらも、先生のうっとりするような甘くて優しいお声に安心してか、途中でついコックリしてしまったことを、この場を借りてお詫びいたします。
 講演会が終わった後、パソコンの片付けのためステージに戻ってこられた先生を見つけた人々の列ができ、私も紛れ込んで先生と握手をさせて頂くチャンスに恵まれて感無量でした。お世辞抜きで、私の結婚したい理想のタイプは飯田先生なのです。顔立ちも、背格好も、声も、頭の回転の速さも。こんなに理想が高すぎるので、今の今まで私はこの歳で独身なのでしょうね(笑)。
 そういえば先日、『永遠の希望』を、とてもワクワクしながら読ませて頂きました。すばらしかったです!

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 京都大学での講演、本当にお疲れ様でした。そうでなくても激務の中でのご準備・・・体調も完璧ではないはず・・・私は先生の「生」の講演は初めて(ビデオやCDは持ってますが)でしたが、先生の熱意がとても伝わってきました。
 私はといえば、佐賀の唐津から早朝に出発し、ドキドキ、ワクワクで出かけ、なるべく早く京大に行こうと思っていたのですが、東京に住む妹との京都駅での待ち合わせが食い違ったり、ちょっとしたアクシデントがあったりで、予定がずれこみ、13時には着いたものの、整理券は500番を少し過ぎており、「2階席になります」とのこと。「まぁ、1階の後ろより、2階の前の方が良いか」と、自分をなぐさめつつ、開場の時間を待っていました。
 ところが、時間になり、通された2階の部屋には・・・ガーン!!・・・スクリーンがかかっている部屋で、なんと飯田先生の姿を映像で見ることしかできません!!!・・・目の前が、一瞬、真っ暗になってしまった私・・・わざわざ唐津から出てきたのに、どうして!?と、しばらくぼう然でした。
 でも、講演が始まるまでに、気持ちを何とか整理し、「応援エネルギーを送る」「難しい試練に果敢に挑戦されている、先生の姿を目に焼き付ける」という「初心」を思い出し、講演が始まってからは、まさにそこに先生がいらっしゃるような気分になり、大きな拍手をして聞きほれている自分がいました。
 講演が終わり、飯田先生を生で拝見できなかった悲しみに打たれながら退出しようとすると、ふと目に入った2階のスクリーンに、講演を終えてパソコンなどを片付けに来られたのか、先生の姿が!!・・・ダメもとで、1階の出口から退出される方々の流れに逆らい、会場に入り込んでみました。すると、障害をお持ちの車椅子の女性を見つけて無防備にもステージから降りて来られ、手を握って優しく声をかけられている「生」の先生が目に入り、もう、それだけでウルウルしてしまいました。
 しばらく遠めに見ていましたが、いつの間にか、車椅子のおばあさんの後ろに、無防備な先生を逃すものかと、ちゃっかりと列を作って並んでいる人々の姿・・・日頃は遠慮がちな私(?)も、「ここは! いざ鎌倉!!」と気合いを入れて、すいすいと列に入り込み、着々と先生の近くに進んで、握手をしていただきました。その瞬間は、日頃の感謝の気持ちを短くお伝えしたいと思いつつも、いざ自分の番になり先生の前に行くと涙がこみ上げてきて、「ありがとうございました」と口に出すのが精一杯でした。その瞬間、2階のスクリーンで講演を見た悔しさは、木っ端みじんに吹き飛んでしまっていました。
 今回、佐賀から京都に行って、本当に良かったと、心から思っています。微力ですが、ずっと応援しています。

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 初めてお手紙を差し上げます。
 京都大学での講演会に参加させていただき、初めて先生のご講演を拝聴することができました。私は東京都在住ですが、本当に素晴らしいご講演で、京都まで行った甲斐がありました。
 特に、後半部分の、最新データを用いてスピリチュアル・ケアの有効性を科学的に分析される手法について、深く感銘いたしました。スピリチュアル・ケアというと、どうしても感情面に訴えかけるものになってしまいますが、これを学術的な観点から、科学の一分野として発展させていく必要性を主張されていることが理解でき、先生が新たな学問分野を開拓されているパイオニアであるということが、あらためて分かりました。先生のおかげで、自分が新しい学問の最先端に触れることのできる幸運を、実感しました。
 また先生の語られたとおり、スピリチュアル・ケアは、職場のメンタルヘルスの分野にも、大変重要な課題であると思いました。企業とは、子どもたちが将来働く場所であり、子どもたちを育てる親が日常の長い時間を過ごす場所でもあるので、職場でもスピリチュアル・ケアの手法を効果的に活用できないかというご提案も、とても興味深いものでした。
 それ以外にも、私だけの特典がありました。私は、環境の急激な変化で自信をなくしてしまった帰国子女に、Public SpeakingやPresentationのスキルを教えています。先生の今回のプレゼンテーションを拝見して、限られた時間の中で確実に聴衆の心をつかみ、重要なポイントを伝えていくにはどうすれば良いのかという、まるでモデルのような講演を見せていただき、今後、子どもたちの指導をするにあたり、本当に勉強になりました。
 先生は、大学教授として、大学の運営・講義だけでも激務なのに、ご自身の使命を果たすために、寸暇を惜しんで働いて働いていらっしゃるのですね。この講演も、どれだけ精魂込めて準備されたかと考えると、本当に感動しました。先生が今まで蒔かれた種は、先生の本の表紙のように、各地で芽を出していると思います。私も微力ながら、生きがいを創造し、自分の使命を果たしていくつもりです。

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 突然のお手紙失礼いたします。
 温和な笑顔と、学者としての謙虚さが印象的だった、飯田先生・・・この度、本当にラッキーなことに、京都での講演会を拝聴することができました!! それから3日経ちますが、いまだにコーフンが冷めません!!
 唯脳論からスピリチュアル論までを巧みに網羅した、すばらしい内容で、専門的な内容も多かったのに、かみ砕いて説明してくださったおかげで、本当に分かりやすく、最後まで集中して聴けました。本当は「宇宙の真理」であるにもかかわらず、「こういう考えもあるんですよ」と仮定し、「活用」しながら、各個人が前向きかつ果敢に生きること・・・経済において、日本人は過去何十年間も上手に「改善」してきたのだから、スピリチュアルな面でも、この国民性の長所を生かせばいいこと・・・先生の提案なさること、ひとつひとつが、心に響きました!
 でも、一度はあきらめたんですよ。当日は、朝6時からモーレツに働き、お昼ごはん抜きで京大に駆けつけたにもかかわらず、なんと2時すぎには「600人分の座席はおろか、立ち見もいっぱいで、申し訳ございません」と、スタッフの人に謝られたんですから!・・・でも、あきらめないでウロウロしていたら、最後の最後に、奇跡的に1階の後ろの立ち見席に潜り込むことができ、飯田先生のお姿とスクリーンを、生で拝見することができたのです。感無量でした! 本当にありがとうございました!

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 飯田先生、初めてお便りします。
 京都大学での講演、お疲れ様でした。また、大盛況、おめでとうございました。
 微力ながら、盛岡より、応援に参加させていただきました。(トンボ帰りでしたけれど)
 飯田先生の、さらなるご活躍を祈念いたしております。
 またお会いできることを、楽しみに。草々。

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 こんばんは。そしてお疲れ様です。
 以前、亡くなった妻の本を送らせていただいた、神戸の****です。
 京都大学の講演、本当にすばらしかったです。とても感動的な講演でした。一生忘れないでしょう。
 先生の言葉で一番好きな言葉、それは、『死ぬということは、体から離れて生きるということ』。この言葉は、何度聞いても、何度読んでも、そのとたんに涙が出てきます。ガリレオの『それでも地球は周っている』に匹敵する、名言だと思います。やはり今回の講演でも、思わず涙が出てしまいました。
 その夜、夢で不思議な事がありました。今までは、妻の夢を見たくてもなかなか出てきてくれず、時々出てきてくれた時は、亡くなるころの体調が悪かった時の姿ばかりだったのです。でも、京大講演の夜は違っていました。元気だったころの妻が、笑顔いっぱいで、私と楽しく遊んでいるのです。突然の季節外れの雪に2人ではしゃいだり・・・その夢を思い返すと、楽しくてしかたありません。先生の講演のおかげです。本当にありがとうございました。
 先生、これからもお体に気をつけて頑張ってください。神戸から、先立った妻と2人で応援しています。

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 このたびは、素晴らしい講演を、ありがとうございました。
 会場の熱気はものすごくて、講演が進むにつれ、「人の愛情という酸素」に満たされていくのがわかりました。
 この温かな空気の中でなら、歌っても大丈夫と、演台の中からギターが出てくるのを待ちましたが、最後まで歌は出ませんでしたね(笑)。
 私は本当に、先生の歌が大好きなんです。次回、京都に来られる時には、ぜひ歌ってください!

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 先生こんにちは!
 予定通り、主人は会社を休んで、私を新横浜まで送ってくれました。名古屋で妹と合流し、京都で姫路から来た母と義兄と合流し、京大には11時半に着きました。炎天下で長時間並ぶ覚悟で参りましたが、会場で整理券を配ってくださり(92番でした)、開場までの2時間半、とっても有意義に待っていられました。
 私は今まで、先生の講演は2回参加しましたが、そのどの回よりも、今回の方がアットホームな感じだと、私は思いました。開演時刻が近づくにつれ、会場が人であふれる様子を見て、私も嬉しくて、涙が出そうになりました。
 飯田先生については初心者の母と妹も、「とても良かった」と言ってました。最後の30分間が駆け足で、スライドをじっくり拝見できなかったのが心残りですが、先生の「愛」に満ちた講演内容で、とても良かったです。本当に、ありがとうございました。

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 飯田先生、はじめまして。
 今は2:10。
 もうすぐ先生の講演が始まります。
 今日は、平安神宮から哲学の道を通って銀閣寺に行き、ホールにたどり着きました。せっかくなので観光です。
 1時の時点で、整理券が378だったのですよ。
 席について、ホッとして、ねむたくなりそう・・・。
 今、その席で、この葉書を書いています。(さっき銀閣寺で買った葉書です)
 先生から見て、左の真ん中あたりから応援しています!

 追伸・・・今、終わったところです。もう最高!!!

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 飯田先生、いつも、ホームページや書物でお世話になっています。
 「いざ京都へ」、私も、飛騨・高山から、参加させていただきました。
 「1時間くらい前に着けば大丈夫だろうな」、という甘い考えで京都大学に着いたところ、整理券を手にしたたくさんの人たちであふれていたので、一瞬、「しまった!」と青ざめてしまいました。どうにか、「723番」という整理券を手にして、2階のホールで、画面の上の飯田先生のお顔を拝見した時には、ほっとしました。本当に、一時は、入れないものとあきらめかけていたからです。
 講演は、「生きがい論」が、最新の情報を交えながら、簡潔に、コンパクトにまとめられていて、わかりやすかったです。(さすがに、2階のスクリーン画面では、スライドの文字までは見えづらかったです) そして、これからの時代、飯田先生の「生きがい論」が、いろんな方面で活用されていくのだろう、と実感しました。
 帰りぎわ、講演時には入れなかった1階大ホールを、悔し紛れにのぞいてみたところ、先生が、会場に残っていた方々と握手をしながら、汗をふきふき話されているのを近くで見ることができ、「お元気そうで良かった」と、安心しました。おまけに、となりに座った、大阪から来られた方とお知り合いになり、もう2度と足を踏み入れることがないだろう京都大学のレストランで食事をして、とても良い思い出になりました。これも飯田先生のおかげです。本当に、ご苦労様でした。ありがとうございました。

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 先生、昨日の京大での大講演会の大成功、おめでとうございます。
 これで先生の講演会は3度目でしたが、今回は、パワーポイントを使って非常に学術的内容であり、いつものホームページの先生とは違う世界に、感動することができました。
 しかし、2時間前に到着して整理券410番には、驚きました。前日に京大に電話して受付時間を聞くと、「開演の30分前には担当が行っていますよ」と、気楽な返答が帰ってきていたのですが・・・私が心配したとおり、平日にもかかわらず、人、人、人でした。しかし、モニター部屋まですぐに準備してくれるとは、「さすが京大」とも感心しました。
 今回は、8ヶ月の孫と娘と家内、3人(孫も勘定すれば4人)で聞けましたこと、本当に幸福に思います。

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 飯田先生おはようございます。
 昨日の京大での講演、聞かせていただきました。限られた時間の中で、あれだけの内容を話されるのに、とてもご苦労なさったことでしょう。
 今回、ガチガチの唯脳論者である主人が、私のために年休をとってくれ、職場まで迎えに来てくれて、先生の講演を聞きに行ってくれました。講演会の夜、主人と2人で、これからの人生について話すことができ、主人も、先生のお話の中で、職場での働きがいのこと、自分の人生の目的などについて、考えさせられたとのことでした。また、今、私たちは、子どもたちとの親子関係についても、色々と思い悩んでいるところでしたので、先生のお話が心にしみ入りました。これからも、愛をもって、自分を信じて、あたたかい家庭を作っていきたいと、主人と話しました。
 2階の画面会場でしたので、先生のお顔を実際に見ることができなかったことが、唯一の心残りではありますが、同じ京大の記念館の中で時間を共有させていただけたこと、本当に嬉しく思いました。先生お疲れ様でした。先生と主人と子どもたちに、心から感謝しています。

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 昨日の京都大学時計台ホールでの講演、素晴らしかったです。
 数々の事例に基づく「仮説」(実は真実)の効果と利用方法、「日本から発信する世界標準となる思考方法」など・・・先生の言葉のひとつひとつに、心が熱くなり、自然と涙がこぼれました。
 でも、それ以上にうれしかったのは、飯田先生の講演される熱心な姿、あふれだした人々、身を乗り出して聞き入る聴衆、何度も首を大きく振ってうなづかれる京大の先生方(最前列の関係者席にいらした方々)・・・会場を満たす圧倒的なエネルギーに、「もう飯田先生も僕たちも、ひとりではないのだ」という充足感を、強く感じました。
 講演後に会場に残っていると、うれしいことに先生に握手をしていただき、僕が「先生、ゆっくり休んでください」と挨拶させていただいたところ、先生は「ええ、僕にとって、もう明日からは、余生のようなものですから」と、笑ってご返答いただきました。それを聞いた瞬間、「困難な山の頂に立った人の答えだなぁ」と感じ、胸にグッと来ました。
 私も会社経営の中で、従業員をやる気にさせたり、受け取った手形が不渡りになったり、販売価格がどんどん下落したり・・・正直、先生の著書に出会わなかったら、お金との正しい距離を保つことができず、もっとずっといやらしい人間になっていたと思います。今の日本社会は、先生のスピリチュアル・ケアを必要としているのです。私も、まっとうに働きながら、スピリチュアル・ケアの発信に努めていきたいと思います。
 先生、どうしても僕たちは先生の思考力に期待してしまい、これからも数々の負担が先生の精神や肉体に及んでしまうのが、申し訳なく思います。でも、多くの人に希望の明かりを灯していく先生の偉業を、これからも力いっぱい応援させていただきたく思います。
 長々と書き連ね申し訳ありません。今の気持ちの高まりを抑えられず、手紙を遅らせていただきます。

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 はじめまして。
 京都大学の講演、お疲れ様でした。大盛況でしたね。
 私は、札幌から朝一の飛行機で伊丹空港に飛び、京都大学に12時40分頃に着いた時には、整理券はすでに248番でした。整理券1番の人は、いったい何時に来ていたのでしょうね?
 先生がステージに登場した時の、満場のものすごい拍手に、感動して涙ぐんでしまいました。本当に、すごい拍手でした。
 私はセラピストをしているのですが、講演で聞いた先生の言葉を忘れず、励みにして、明日から頑張りたいと思います!
 本当にありがとうございます。

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 はじめてお便り差し上げます。
 京都大学でのご講演、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
 HPを拝見して、私(富山市在住)も「いざ、行かねばならぬ」と奮い立ち、石川県の友人を誘って出かけました。少し早めに行ったつもりが、ロビーは人だらけ。整理券も終了後という最悪の展開のなか、最後の最後に、どうにか2階のモニター室に立ち見でもぐり込んで、講演を拝聴させていただきました。モニター室も、1階の会場と同様のものすごい熱気で、みな、先生の話に引き込まれているようでした。私は、はじめは、先生に温かい波動を送って応援するぞ〜と張り切っていましたが、講演が進むにつれ、次第に、先生の早口言葉を聞き逃すものかと、どんどん集中していきました。
 私は「ツインソウル」も「創造2」も大好きですが、あれだけ科学的なデータを基にした学術的な話を聞くと、ますます「これは仮説ではない」と確信しました。あれだけの奥深い内容を、2時間にまとめる先生のご苦労は、計り知れないことだったでしょう。
 講演の終了時は、2階のモニター室でも、大きな大きな拍手でいっぱいになりました。1階の会場には入れませんでしたが、2階のモニター室も、負けないくらいに温かな応援のエネルギーに満ちていました。本当に、ありがとうございました。

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 「いざ京都へ」の巻
 立ち見数百人! 入れなくて帰った人も数百人!
 そんな中、初めて飯田先生にお会いできました。
 私の予感で、「飯田先生は、きっと早期の来場者に配慮してくださるはず」と早めに出かけたら、やはり思ったとおり、予告のなかった整理券の配布が・・・11時に私がもらった整理券は、「72番」でした。イベント開催を仕事にしている私は、京大のスタッフの皆様の、来場者の安全に配慮した心遣いにも、感服いたしました。
 会場の中には、愛に満ちた空気が流れ、講演が始まると、みな、先生のお心に包み込まれました。
 先生どうか、お体大切にと、願うばかりです。

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 京都大学でのご講演のご成功、心よりお慶び申し上げます。
 あの京都大学においてもユーモアを交えて会場を和ませ、すっかりフミリンワールドに導いて下さいました。私も微力ながら2列目から「永遠の希望」を胸に抱いて応援いたしました。
 あっというまの2時間が過ぎ、開演前のドキドキ感から、今は心がとても幸せな気分に浸っています。講演最後のページ、「こころの明るい未来を願って」を、是非ホームページで再度読ませて下さい。あの呼びかけは、とても勇気を与えてくれるエネルギーに満ちあふれていました。
 本日は大変ご苦労さまでした。至福のときに感謝いたします。そして多くの同志と同じときを過ごせたことに、感謝いたします。

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 こんにちは。
 今日は、気合いと迫力の講演でしたね。茶系のスーツ(飯田注:私のイメージカラーであるモスグリーンのスーツでしたよ)と、白いシャツ(飯田注:見る人を和ませようとしてクリーム色のシャツでしたよ)もビシッと決まっていたし、髪も短くなっていたように思います。格好良かったです。
 会場も、臨時会場も立ち見の方までいらっしゃいました。私と息子は10分前に着いたのでもう席は無く、通路の階段の所で、座ってお話しを聞きました。飯田さんが登場してすぐ息子は眠ったので、私はおかげでゆっくりお話しを聴くことができました。
 実はこの数日、夜、息子が眠る時に、飯田さんのCDをかけて、抱っこして寝かせていました。飯田さんの「おやすみCD」に見られる声のパワーは、素晴らしいですね。
 講演の内容も、かなり手直しされたようですね。本を一冊執筆したくらいの準備をされたのではありませんか。京都大学で発表するにふさわしい講演だったと思います。拝聴することができて、嬉しかったです。
 講演の後に、偶然お会いでき、息子の頭を撫でてくださって、ありがとうございました。息子も、とても嬉しい顔をしていました。
 無事にエベレストを下山された後には、ゆっくりお休みしてください。私達は、京都に三泊します。観光旅行できる良いチャンスです。これも飯田さんと京都大学のおかげですね。

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 今日の講演会は、大盛況でしたね。
 私は今日は午後の診療を休診にして、午前の診察が終わってすぐに京都に向かいました。何とか午後3時の講演会に間に合いましたが、客席は全部埋まっていて、出入り口に山のような人がいて、とても見れるような状態ではありませんでした。
 後方のドアから中に入ると、座席の後ろ側は立ち見の参加者でいっぱいでした。座席と座席の間の通路に座っている人がいたので、私も通路に腰を下ろして講演会を聴きました。
 今回は飯田先生の講演会では初めて、パワーポイントのスライドを使って講演されましたね。アカデミックで非常に分かりやすい講演で、2時間という時間をフルに使って、京都大学の先生方にも、一般の人にもよく分かる講演でした。最初少し緊張されていたようですが、その後は、いつもの飯田先生の講演のペースでしたね。
 大成功で無事に終わりましたこと、本当におめでとうございます。

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 今日は本当にお疲れ様でした。
 いま皆と、講演の成功をお祝いしています。良かったです〜。
 先生を応援したくて馳せ参じましたが、すごい人だかりで、びっくりしました。私は、あまりの人だかりでホールには入れず、ホールの横の廊下で拝聴させていただきました。声の調子だけで想像するしかないのですが、最初に話をされた大学関係者の方も、飯田先生も、こんなにたくさんの人が来るとは思っていなくて、その事態に本当に恐縮されて動揺されているようで、思わずこちらも心の中で、「いやいやそんな、お気になさらずに」と、思ってしまいました。
 でも、講演が始まると先生は流暢で、力強く、とても気合いが入っているような感じがしました。まさに、飯田節炸裂! 3時間のお話を2時間に縮められたからか、緊張感はありつつも流れるような感じで講演が進められて、「廊下なのでスクリーンが見えないから眠くなるかな」と思っていたのに、声だけでも話にグイグイ引き込まれ、ぜんぜん眠くなりませんでした。
 先生を応援するぞ、と馳せ参じたのですが、やっぱり結局、こちらが先生に励まされて終わりました。明日からがんばります!

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 昨日はありがとうございました。
 また、伝説を作ってしまいましたね。あの大盛況ぶりは、長く語り継がれるでしょうね。お疲れ様でした。
 「3時間を2時間に収めるので、削る」とおしゃっていたのに、常連さんのために、本邦初公開ネタをいくつも残してあって、嬉しかったです。私は「しいたけネタ」も、初めてでしたが・・・。
 今回の大成功で、また、自信を持って「いきがい論」を実践しつつ、人にも薦められます。これから人に紹介する時には、「あの京大の時計台記念館を満員御礼にして、なおかつ別室にまで立ち見を出した飯田先生」と、枕言葉をつけてから紹介することができますから(笑)。
 お忙しいでしょうが、お体に気をつけて、くれぐれもご無理なされませんように。

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 登頂のご成功、おめでとうございます!
 すべてを賭けて準備された講義内容は、素晴らしい芸術のようでした。
 エネルギーにあふれた力強い声と、スライドの文字によって、二重に、私たちの心の中に刻印されました。
 私は、ホールに入ることができず(涙)、2階の別室より、たくさんの同志の方々と、スクリーンに向かって応援させていただきました。でも、2階も、すごい熱気でしたよ。
 講演終了後、1階をのぞいたら、飯田先生に向かって、長〜い列ができていましたね。遠慮しようと思っていたのですが、最後の方の順番が終わると、思わず飛んで行ってしまいました。胸がいっぱいで言葉が出てこなくなり、「ありがとうございました」と言うのが精一杯でした。
 お体を休めて、どうぞゆっくり静養なさってください。
 平成維新、ばんざ〜い!

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 はじめまして、先週の京大での講演に参加させて頂いた**と申します。先生の御本のおかげで、死の境地から救われました。そして、ずっと、いつか先生の講演を拝聴したいと願っておりました。今回、私の生まれ育った京都で、しかも一生行くことはないと思っていた京大にも行くことができて、感謝の気持ちで一杯です。
 前から3列目、まん中あたりの席を確保でき、とても興奮! そして、優しく包みこむような先生のお声! 必死にメモをとりながら、あっという間の2時間でした!
 そして、最後に語って下さった先生の夢に、鳥肌が立ちました。それこそ私の望んでいるものであり、私も先生の教えを乞いたいと思いました。先生、どうかお身体に気をつけて、先生の夢を果たすべく歩んで行って下さい。私のような無学な者でも、いつか先生の教えを乞える時が来るという夢を持って生きていけます。本当に、ありがとうございました。

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 こんばんは、京大での講演お疲れ様でした。
 私も今回は、東京から遠路はるばる京都まで先生の応援に駆けつけたのですが、いや〜行った甲斐がありました。
 先生の講演を聞くのは、今回で3回目ですが、これまでの中で一番良かったです!
 内容も大変わかりやすくて、改めて「生きがい論」を再認識することができました。プロジェクターを使って、話す内容をスクリーンに投影したのも、大変良かったと思います。過去の先生の講演の時には、つい聞きそびれてしまう事が何度かあったのですが、今回は全くそのような事もありませんでした。京大の関係者の方々も、きっと「生きがい論」に共感されたのではないかと思います。
 ところで、講演の中で先生が「私と同じように生きがい論を理解している人達が増え、その人達がまた生きがい論を広めてくださるのが望みです」という趣旨のことを仰っていましたが、本当にその通りですよね。私も微力ながら、お手伝いいたしますし、先生の夢のためなら、いくらでも応援してくれる「生きがい論」仲間もいますので、何かありましたら、遠慮なく仰ってください。
 それでは、もうまもなく本格的な夏の到来ですが、くれぐれもお体には気をつけてください。

 ※ 講演前のロビーは大変な人だかりでした。写真をお送りいたしますのでご覧ください。



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 ・・・と、実は私自身も、この写真を拝見して初めて、「おお! 思っていたよりも、男性の姿が目につくぞ」と、喜んだのです。私の講演会には、ふだんは圧倒的に女性が多いのですが、今回の京大講演会には、ふだん潜伏なさっている男性諸氏の方々が、仕事を休んで「いざ!」とご来場くださったようです。同性から評価いただけるというのは、本当に実力のみの評価ですから、とても嬉しいんですよ。



(とはいえ、決して、女性が嫌いだと言っているわけではありません。もちろん、当然ながら、言うまでもなく、女性は大好きですので、どうか誤解なさらないようお願いいたします・・・笑)




6月24日版 御礼

 京大講演、なんとか無事に終えることができました・・・(涙)

 皆様の応援のおかげで、私の乏しい力を必死で振り絞って、精一杯にお話させていただきました。当然ながら、いろいろな評価や反応があるでしょうが、私としては、「与えていただいた条件の中で、現在の自分に可能な最善を尽くした」という納得感がありますので、それだけで充分に幸せです。

 ただし、定員500名の時計台記念館と、映像を同時中継した2階会場100名、合計定員600名分の整理券が早々に無くなり、急きょ、立ち見の追加整理券を手書きで出しましたが、結局、800番の整理券まで出したところでドアから溢れたため入場を中止・・・したがって、その後においでくださった数百名の方々が、開演前に到着したにもかかわらず入場できずに、泣く泣くお帰りになったとのことでした。せっかくおいでくださったのに、本当に申し訳ありません。この場を借りて、心よりお詫び申し上げます。


 その後、私は予定を変更して九州・長崎に向かい、先日緊急入院なさった難病患者さん(以前このHPでご紹介した「車椅子父さん」)の入院先を訪れ、奥様や息子さん(よっち君)と、色々なお話をいたしました。あれこれと事情が生じて、帰りの特急指定券もキャンセルして、予定よりもはるかに長時間、病室に滞在しました。詳しいことは私からは決して書けませんが、顔で笑って心で泣きながら、張り裂けそうな胸で病院を後にしました。どうか、皆さん、「車椅子父さん」のために、祈っていただけますようお願いいたします。

 かくして、福島〜京都〜長崎〜東京〜福島と大移動したため、今夜はぐったり疲れております。京大講演のこぼれ話などは、また近日中に、疲労が回復してからご紹介しますので、少々お待ちください。

 ・・・というわけで、今夜は、取り急ぎ、これにて失礼させていただきます。
 全力での応援、本当に、ありがとうございました。
 心より、深く感謝申し上げます。




6月19日版

 ついに、運命の「京大講演」が、明後日に迫ってしまいました(涙)。
 実は、ここにきて、次のようなお葉書&お手紙が、たくさん届き始めております。



 なんと、東北の秋田から、寝台特急を使ってまで、「いざ京都!」と馳せ参じてくださるとは!
 その他にも、北海道、関東、愛媛、広島、福岡、佐賀、名古屋、岐阜、福井、新潟、和歌山の山奥(3歳児を連れて京都まで車で6時間かかるそうです)、そして沖縄からも、「なんとか直前に都合がついたので、当日は応援に馳せ参じます!」という嬉しいお言葉が、何通も届いておりました。本当に、ありがたいことです(涙)。

 中には、このような封筒も・・・



 おいおい、「京都へ応援に行きます」係なんて、飯田研究室のどこにも存在しませんよ・・・何しろ、飯田研究室は、私ひとりきりですからね(笑)。

 さらに、こんなお手紙も・・・

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飯田先生
 私は今ちょうど、謡曲「鉢木」の稽古をしています。「佐野源左衛門常世」が「錆びたる長刀を持ち。痩せたる馬を自身ひかえたる武者一騎あるべし。」・・という風情で鎌倉へ。

 
当日は、たとえ体は行けなくても、ものすごい数の活きのいい「常世」さんたちの魂が、京都に駆けつけますよ。

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 ・・・どうやら、「いざ鎌倉」(いざ京都)という言葉が、私の読者の方々の間でブームになっている様子で、ほとんどのお手紙に、この言葉が書いてあるのです。そこで、何でもすぐに調べてしまう「学者肌」の私は、有名な「いざ鎌倉」の語源となった謡曲「鉢の木」について、調べてみました。以下に、その「あらすじ」をご紹介します。


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 謡曲「鉢の木」あらすじ
(群馬県を紹介するホームページ「からっ風くらぶ」さんより引用。飯田が句読点など、ごく一部を変更)

 ある雪降る日の夕暮れだった。1人の粗末な身なりの旅の僧が、上州佐野(高崎市佐野町?)にやってきた。あまりの寒さに一晩の宿を求めようとしたが、辺りは家もまばらでなかなか宿が見つからなかった。やっと一軒のあばら家を見つけ宿を頼んだが、「あいにく主人が留守なので・・・この先に山本という宿場がありますので、そこで宿を求められては如何でしょう」と断られてしまった。しかたなく旅の僧は、また雪の中を疲れた足取りで山本へ向かい歩き始めた。その後ろ姿を見送っていた婦人は、宿を断ったものの気の毒に思い、主人に事を告げるため迎えに出て行った。そのとき雪を打ち払いながら家の主人が帰ってきたので、早速婦人は主人に旅の僧のことを告げ、「この時間にあの疲れきった足取りでは、とても日のあるうちに山本へは着きますまい。途中で凍えて倒れてしまってはあまりに気の毒です。一晩だけでもお泊めしてはどうでしょう」というと、主人も心を動かされ僧の後を追いかけた。
 しばらく行くと、降り積もる雪の中で疲れ果てたたずんでいる旅の僧に出会った。「旅の方、なにもおもてなしできないあばら家でございますが、一晩お留めいたしましょう」、主人はやっとのことで旅の僧を伴って家に帰り着いた。「見ての通りのあばら家ですが、雪風を避けることはできましょう。食べることにも事欠く始末でなにもおもてなしできませんが、ありあわせの粟粥でよければ差し上げようとおもいますが」・・・僧は喜んで粟粥を食べ、腹が満たされるに従い、いくらか元気になってきた。

 3人は囲炉裏の周りで食事をしていたが、夜が更けるにつれ、次第に火が落ちてきた。戸の隙間から入り込む隙間風は、身を切るように冷たかった。「冷え込んで寒さが身にしみますが、あいにくと囲炉裏にくべる薪がありません。しかし、今日はせっかく旅の方が泊まることになったので、盆栽を焚いて、せめてものもてなしといたしましょう」・・・見ると部屋の片隅に、見事な松・梅・桜の鉢植えがあった。「お志はとてもありがたいが、そんな見事な鉢植えには滅多にお目にかかれるものではありません。せっかくですが思いとどまられるよう」と、慌てて止めようとしたが、主人は僧の言葉に耳を貸さず、鉢植えの盆栽を3本とも切って囲炉裏にくべてしまった。
 旅の僧は、主人の厚意に感謝しつつ名前を聞いたが、主人は謙遜して答えようとしなかった。「お見受けするところ、貴方は只者とも思えません。このような生活をなさっているには、何か訳があるのではありませんか?」と重ねて尋ねたところ、「それほどまでおっしゃるならば」と、主人は自分の身の上話をはじめた。「私は佐野源左衛門常世と申し、もとは佐野とその近郷30余ヶ村の領主でしたが、一族の者どもに所領を奪われ、現在では落ちぶれて、このような始末となってしまいました。しかし、
このように落ちぶれてはいても、私も関東武者の端くれ、具足も刀も馬も手放してはおりません。『いざ鎌倉!』という時には、傷ついた具足に身を固め、錆付いた刀を持ち、痩せ馬に打ち跨って、真っ先に幕府の大事に駆けつけて、敵の大軍に切り込み、一番槍の手柄を立てる所存です」・・・一言一言に覚悟を込めた話に、涙を浮かべながら感動の面持ちでじっと聞いていた僧は、翌朝主人に暇乞いして、また旅立っていった。

 やがて雪は消え、春になってある日のこと、突然鎌倉より、「関八州の御家人は一族郎党を連れ鎌倉にすぐさま集まるように」と、御家人召集の沙汰が伝えられた。
佐野源左衛門常世は、「ついに待っていた時が来た!」と、鎌倉に駆けつけた。やがて幕府より沙汰があり、先の執権・最明寺入道時頼の御前で、各地の御家人が一同に会した。やがて話は進み、各御家人が時頼の御前で親しく言葉を交わしはじめたが、やがて順番がやってくると、佐野源左衛門常世も煌びやかな具足を身にまとった御家人達の前に進み、みすぼらしい出で立ちながら、少しも悪びれた様子も無く、御前でかしこまった。
 「おお、佐野源左衛門か。いつぞやは、大雪の日に大層世話になった。あの時の言葉に違わず、真っ先に鎌倉へ馳せ参じたるは感心の至りじゃ。さて、お主が一族の者どもに奪われた所領に関して、理非は明らかじゃ。よって佐野30余郷は、お前に返すものとする。また、雪の日に秘蔵の鉢の木を切ってもてなした志は、まことに天晴れ。なによりの馳走であった。よってその時の返礼として、加賀梅田、越中桜井、上野松井田をお前に授ける。」
 あの時の僧が先の執権であったことに驚き、顔を上げることもできない源左衛門をそのままに、時頼は更に一同に向かって、「御家人の中に訴訟のある者は遠慮なく幕府に届けよ。理非を正して公平に裁くであろう」と言うと、一同は謹んでかしこまった。そんな中を、佐野源左衛門常世は、喜びに満ちて御前を下がった。

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 ・・・なんと、感動的なお話なのでしょう。
 特に、赤線の部分(落ちぶれた武者・佐野源左衛門常世の言葉)は、原文では、次のような格調の高い名文なのです。

 「
今にてもあれ鎌倉におん大事(だいじ)出(い)で来(く)るならば、千切(ちぎ)れたりともこの具足(ぐそく)取つて投げ掛け、錆(さ)びたりとも薙刀(なぎなた)を持ち、痩(や)せたりともあの馬に乗り、一番に弛(は)せ参じ着到(ちやくとお)に付き、さて合戦始まらば敵(かたき)大勢ありとても、一番に破(わ)つて入(い)り、思ふ敵と寄り合ひ、打ち合ひて死なんこの身の、このままならば徒(いたず)らに、飢えに疲れて死なん命、なんぼう無念のことざうぞ。


 ここまで書いて、ふと気づきました・・・
 こんなこと書いてる場合じゃないのです・・・今夜も全力で、講演原稿の最後の仕上げをせねば(笑)。

 ・・・というわけで、わざわざ京都大学までおいでくださる方々も、ご都合が合わなくておいでいただけない方々も、21日(木)の午後3時からは、どうか全力で応援してくださいますよう、心よりお願い申し上げます。(なるべくお早めに、おいでくださいね)

 私も、この地球という星における「スピリチュアル・ケア」の未来を切り拓くという使命を背負い、今生でいただいた学者生命を今こそ賭けて、ソウルメイトの皆様の応援のエネルギーを満身にいただきながら、全力で精一杯がんばりますね!

 それでは、いざ出陣!・・・21日の午後3時に、京都大学時計台記念館で、お会いしましょう!



6月15日版

 月日の経つのは速いもので、人生最大の試練、京大講演まで、残すところ1週間になってしまいました。
 すでに大学も再開され、学部の授業、大学院生たちの指導、5つも兼任している学内委員関係の激務(そのうち1つは委員長)、東北大学大学院での授業(金曜日に仙台まで行っています)などで日が暮れる毎日に、すっかり戻っております。


 肝心の講演準備の状況はといえば・・・実は、大変なことになってしまい、頭を抱えております。
 今回の講演は、普段の一般向け講演と異なり、京大の学生諸君や教授陣、つまり「とても優秀な頭脳をお持ちの一方で、私の生きがい論には初心者の方々」を念頭に置いた内容なので、パワーポイント(スライド)を多用して論理的なお話をすべく準備したのですが・・・私の「生きがい論」に初めて触れてくださる方々に対して、誤解なく理解していただけるように、万端まで行き届いた配慮を心がけた結果、なんと「3時間」を要することが判明してしまったのです(涙)。
 しかし、私に与えられている講演時間は2時間・・・つまり、現時点で用意してある講演内容を、3分の2に減らさなければならないのです。ところが、私から見ると、「誤解を受けないよう正確にお伝えするためには、どうしてもお話しなければならない内容」ばかりで3時間分になってしまったわけですから、どこをどのように削ったとしても、私のイメージ通りにお伝えするのは不可能になってしまうというわけです。それでも、大いに内容を削って2時間に収めなければなりませんから、現在、まさに断腸の思いで、まるで我が子を手放すがごとき寂しさを味わいながら、内容を泣く泣くシェイプアップさせているところです。

 すると、そんな思いで苦しんでいる私の心に、かつてどこかで聞いた、ある有名な格言が浮かんできました・・・「
これ以上は付け加えるものが無くなったという時ではなく、これ以上は削るものが無くなったという時こそが、その作品が真に完成した瞬間である」と。
 そう、そうなのです・・・私の肉体のダイエットは間に合いませんが、講演内容のダイエットならば、あと1週間あれば充分に間に合うではありませんか!・・・かくして私は、「より内容の濃い講演」を目指した段階から、「より研ぎ澄まされた講演」を目指す段階へと、ステップアップしているところです。


 なお、「どうしても入場したいので、ぜひとも飯田先生のホームページで予約ができますよう、ネット予約の開始をお願いします」というお手紙が速達で届いていましたが、現在の私は「講演」そのものに全力投球しておりますので、申し訳ありませんが、そのようなシステムを構築している時間はございません。また、私は講演を依頼された「講師」にすぎませんので、主催者に対して、ネット予約のシステムや整理券の配布をお願いできる立場でもありません。当日は、入場無料でもあり、シンプルな「先着順」だそうですので、ご心配の場合には、なるべくお早めにおいでくださいますようお願いいたします。(私の友人のほとんどは医療・福祉・教育・経営関係者であり、平日はどうしても仕事があって参加できないそうなので、私自身の感触としては、お席には充分に余裕があると思っています。ただし、講演会のポスターを、京都の様々な公的施設に掲示してくださっていますし、会場の時計台記念館に用意くださっていた講演会案内のチラシも、一般市民の方々が持って行かれて早々に品切れになったそうですので、もしかすると、このホームページの読者以外の地元の方々が、口コミで予想以上にご来場くださるかもしれません)


 そういえば、こんなお葉書が届いていました。

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先生こんにちは!
 私も、「いざ京都!」と馳せ参じます。
 なんと、ふだんは先生の本を拒絶している唯物論者の主人が提案してくれて、しかも主人は当日は会社を休んで、新横浜まで私を送ってくれるそうなのです。本当に驚いています。
 私は護摩焚きも祈祷もできませんが、会場で精一杯、先生を応援しています。(なぜか、主人からも励まされました・・・)


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 私は、このお葉書を拝読して、「唯物論者であるご主人」の寛大なお気持ちに、感謝感激してしまいました。ふだんは、唯物論者として私の著書を拒絶なさっているにもかかわらず、今回に限っては、奥様の京都行きを快く応援くださっているご主人・・・きっと、ご主人も、人生最大の試練に挑戦する私の姿に、ご自分の姿を投影され、真剣勝負の場に向かうひとりの人間に対して、主義主張の違いを超えて共鳴(同情?)くださったのでしょう。本当に、ありがたいことです。「勇気を振り絞って全力で困難に挑戦する」ということの普遍的な価値は、表面的な主義主張の違いを超えて、あらゆる人間に共通のものであるはずですからね。このご主人の、「主義主張を超えた温かい後方支援」に対して、心より深く感謝申し上げます。

 当日は平日なので、お席には余裕があるとは思いますが、万が一の場合に備えて、できるだけお早めにおいでくださいね。
(もしも入場待ちの列が長くなってしまったら、私の準備ができしだい、私の判断で開場時刻を早めても良いそうなので、ご期待ください)

 それでは、あと一週間、力を合わせて、がんばりましょう!



6月6日版

 御礼

 久しぶりに大学に出てみたところ、私の誕生日(6月3日)の祝いも兼ねて、あと2週間後に迫った京都大学での講演に対する応援のお手紙が、たくさん届いておりました。申し訳ありませんが、今は拝読するのが精一杯であり、個別にお返事する時間がありませんので、この場を借りて、皆様に厚く御礼申し上げます。(皆様への御礼に時間を使って、肝心の京大講演の準備がおろそかになってしまったのでは、本末転倒ですからね・・・笑)

 皆様からいただいたエネルギーをフルに使って、全力で講演準備を進めております。どうか、あと2週間ほど、温かく見守っていてくださいますようお願い申し上げます。

 人生最大の試練に直面しながらも、数多くの読者の皆様と力を合わせて挑戦できる私は、本当に幸せ者だと痛感しています。
 おかげ様で、私は孤独ではありません・・・日本中からの全力の応援、本当にありがとうございます!


 ・・・ということで、今夜も、朝まで(昼寝をしながら)がんばりますね!

(京大での講演は、いつもの一般向け講演とは大いに異なる専門的内容になりますので、どうぞお楽しみに)



5月29日版

 なんと、わざわざ、この「みちのく」の奥地にある、わが福島大学にまで「はしか」のウイルスがおいでになり、28日の18時をもって、大学のキャンパスが閉鎖されてしまいました。しかも、6月10日(日)まで、13日間もの閉鎖なのだそうです。先ほど噂で流れてきた情報によると、学生はもちろんのこと、教官も、よほどの事情がなければキャンパスに立ち入らないよう指導されているとのこと。(何しろ、大人が「はしか」にかかると、命にかかわるほどの重大な病状になる危険性が、充分なのだそうです)
 私などは、「関東平野で流行しているとはいえ、いくら何でも、白河の関を越えてまで、東北の地にやって来ることは無いだろう」と楽観視していたのですが・・・今は、昔と違って新幹線が通っていますから、悪党ウイルスは容易に関を越えた様子です。

 この緊急連絡を聞いた私は、当初、ガッカリ落胆してしまいました。なぜなら、2回分の授業が休講になり、その授業は夏休みの補講によって補う必要があるため、今から楽しみにしている(笑)夏休みの日数が、大いに減ってしまうことは間違いないからです(涙)。昔と違って、今は文部科学省がうるさいので、「半期2単位で15回の授業」を確保しなければ問題になるため、「休講したら必ず補講する」というのが大原則。(私立大学の事情はわかりませんが、国立大学系の福島大学は生真面目なのか、文部科学省の指導にめっぽう弱いのです)


 しかし、しばらく経って気を取り直してみると、ここで2週間の「授業休み」をいただいたということは、今まさに「京大での講演」という「人生最大の試練」に直面している私にとって、天から贈られた素晴らしいプレゼントではありませんか!
 なにしろ、大学内の委員長職にある私は、このところ、来月の教授会で審議する資料の作成など、委員長業務に追われていたのです。そのうえ、先日に脳出血で他界した後輩の助教授の授業のフォローや、その助教授の3つの委員会委員を全て私が引き受けるしかなかったため、目の前の授業や雑務に忙殺されてしまい、肝心の京大での講演の準備が、実際にはほとんど進んでいませんでした。(前回のHPをご覧いただければわかるように、気合いだけは、不屈の闘志で全力全開だったのですが・・・現実問題としては、どうにも時間が取れなくて・・・)

 そのような逆境の中、京大での講演まで、あと3週間ほどしかなくなったという、この時期・・・この大切な時期に、「はしか」のおかげで2週間もの「授業休み」をいただいたとは、なんという幸運・・・これで、あら不思議、私のスケジュールに延べ何十時間もの余剰時間が生まれ、さっそく授業休みの明日から、全力で講演準備に専念できるではありませんか!

 「おお! 天が、私のために、講演準備の時間を与えてくださった・・・天は、確かに、私を全力で応援くださっている!」と感涙にむせんだ私は、ますます、燃えに燃え上がったのでありました。

 それに、考えてみると、脳出血で先立った後輩の助教授は、奇遇にも、京都大学の出身ではありませんか!・・・きっと、彼が天に向かって、「時間破産で倒れそうな飯田さんを、なんとか助けてあげてくださいよ」と、頼んでくれたに違いありません。彼の魂も、愛する母校で講演する私のことを、全力で応援してくれているのでしょう。

 天からいただいた貴重な2週間を使って、悔いの残らない最高の講演ができますよう、準備にベストを尽くしますね。
 本当に、ありがとうございます!

(とはいえ、「はしか」にかかってしまった学生さんは、誠にお気の毒です。一刻も早いご回復を、心より祈念いたしております)



5月24日版

 前回の更新以後、全国各地や海外からも、温かい応援のお言葉を、たくさんいただいております(涙)。

 特に今回は、同じ学術界に身を置く大学教授の方々からのお手紙が目立っており、ある教授の「飯田先生の緊張感は、私の緊張感でもあります・・・なんとか登頂して、無事に下山してください」という表現に象徴されるように、このたびの私の挑戦の厳しさがよくわかる方々ほど、切実な思いで応援くださっているようです。別の大学教授も、「飯田さんのお気持ちは、わが事のようによくわかりますので、私も仲間たちと全力で応援しています」と、嬉しいお言葉をくださっていました。

 また、今回は、宗教界の方々からのお手紙も目立っており、僧侶の方々や神父・牧師の方々、そして神主の方々まで、宗教宗派・思想信条を超えて、それぞれの方法で、私のために祈りを捧げてくださったり、護摩を焚いてくださったり、御祓いをしてくださったりしているそうです。ふだんは、宗教界の方々からお手紙が届くことはほとんどありませんので、私の本は宗教家の方々には必要とされていないのだろうと思っていたのですが、わざわざ感想文など書かないだけで、実は様々な宗教で「導師」の地位にいらっしゃる方々が、私の本を愛読くださっていたのだということが、今回初めてわかって感激しております。

 そのほかにも、様々な立場の多くの方々が、応援のお手紙をくださっています。この場を借りて、心より深く感謝申し上げます。本当に、ありがとうございます。

 ただし、やはり平日なので、皆様なかなか時間を取ることができず、実際に会場までいらっしゃるのは難しいようです。それでも、少数とはいえ来場いただける御方もいらっしゃり、それらのお手紙にしばしば出てくる表現が、「いざ鎌倉、とばかりに京都に向かいます!」といったお言葉でした。あまりにも、この表現が共通して出てくるので、「そういえば、昔、教科書か何かで習ったぞ」と面白がって調べてみると、「『いざ鎌倉』とは、大切な人に何か一大事が起きた時に、日頃の恩返しをすべく馳せ参じること」と書いてあり、「鉢の木」という有名な「能」の謡曲に基づいた言葉であるとのこと。このようなお気持ちで「いざ京都へ!」とおいでくださるとは、私は何という幸せ者なのでしょう。もちろん、諸事情で来場いただけない多くの方々の応援に対しても、感謝の気持ちで一杯です。皆様の祈りを全身で受け止めながら、講演の成功に向けて、全力で準備させていただきますね。

 ここで、たくさんのお手紙を代表して、ひとつだけ、お葉書をご紹介いたします。(これで全文です)

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親愛なる飯田史彦先生
 5月14日のホームページを見て、舞い上がっております。ここ何日か、先生のCDで「逢いたい」を毎日何度も拝聴しながら、「京都に先生が来てくれないかなぁ」と思っていただけに、びっくりして飛び上がりそうです。
 先生の講演は、大いに泣き、大いに笑えるから大好きです。京都でお会いできること、楽しみにしています。
 ぜひ、新曲「逢いたい」、歌ってくださいね!


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 ふむぅ・・・天下の京都大学、しかも我が国学術界の象徴である時計台記念館大ホールで、有名な大学者の方々を目の前にして、私がおもむろにギターを取り出し、自作の「逢いたい」を歌い始める・・・これぞ、まさに、京大の歴史に残る講演会(大事件?)になることは、間違いありません・・・というか、そんな愚行、できるわけないじゃないですか!(笑)

 しかし、何度読み返しても、決して冗談ではなく大真面目に「歌ってくださいね!」と書いてあるお葉書を手にして、私はあまりにも無茶苦茶かつ純真無垢なご要望に、お腹の底から大笑いしてしまいました。「おいおい、そんなこと、できるわけないじゃん!」と心底あきれながらも、一方では、「う〜ん、もしも、そのようなことができたならば、まさに、私の人生で最高の晴れ姿・・・」と、うっかり夢見てしまっている自分がいるのです(笑)。実際には、ギターを抱えて歌うどころか、今回は学術的な真剣勝負の場ですから、いつもの講演会よりもはるかに生真面目な私が存在するはずですが、「いざという時には、開き直って、歌ってしまおう・・・そのためには、まず、演台の中にギターを隠しておいて・・・」などと愚かな妄想にふけるだけで、余計な緊張感が吹き飛んでいくのです。(とはいえ、現実には、絶対に歌ったりしませんよ!)

 かくして、この一通のお葉書のおかげで、私はずいぶん気持ちが軽くなり、荒唐無稽な楽しい空想に浸ることさえもできるようになりました。いやはや、精神的に追い詰められている時には、このようにして、ちょっとしたひと言で、ずいぶん気が楽になるものなのですね。このお葉書をくださった御方に、心より感謝いたしております。


 ・・・という感じで、皆様から明に暗にいただく応援を心の支えにしながら、私、飯田史彦は、不屈の闘志をもって、全力で講演の準備をさせていただいております。今、燃えに燃えておりますので、どうか、あと1ヶ月間ほど、皆様も、不屈の闘志をもって全力で応援くださいますようお願い申し上げます。どのような結果になろうとも、決して悔いを残さないように、ぜひとも一緒に力を合わせて、登頂に挑戦しましょう!




5月16日版

 あまりにも光栄なお話で、信じられない展開ですが・・・

 わが国学術界の頂点「京都大学」からの公式なご依頼で、京大の象徴「京都大学時計台記念館」大ホールにおいて、その名も「生きがいの創造」と題する私の単独講演会を、来月に一般公開の形で開催くださることが確定しました。私独自の「生きがい論」を、京大の教授陣や学生さん、そして京都市民をはじめとする日本国民の方々に向けて、京大主催講座として堂々と語らせていただけるそうです(涙)。

 京都大学の「創立100周年・時計台記念館」の大ホールといえば、京大ばかりでなく日本の学術界の象徴として記念切手になっているほどの存在であり、そのような場で単独の講演会を開催いただけるのは、ノーベル賞を受賞なさったような大学者のみだと思い込んでいた私は、「なぜ、この私が?」と耳を疑ってしまいました。そのため、「これは何かの間違いではないか」と、喜ぶというよりも半信半疑でお受けしたのですが・・・その後に先方で着々と準備が進み、「大学内の委員会で了承され確定したので、ポスター作成の材料を送るように」との指示があった時点で、ようやく「これは現実なのだ」と理解した、というわけです。

 しかし、正直に告白すれば、「これは現実なのだ」と理解した瞬間から、私の心は、かつてないほどの猛烈なストレスに襲われています。なにしろ、ご存知のように、京都大学といえば、わが国の(つまり世界の)唯物論・唯脳論的科学の最高峰(まさにエヴェレストのような存在)ですから、私にとって「人生最大の試練」となることは、間違いありません。学術界に身を置く方々ならばおわかりでしょうが、私は世界の最高権威の方々から、一言一句、一挙一動を厳しく評価されることになり、軽はずみな言動は一切できないのはもちろんのこと、わずかなミスも許されません。それこそ、一歩間違えば、私の「生きがい論」の今後どころか、飯田史彦という研究者の存在価値そのものが、木っ端みじんに否定されてしまうのです。いや、私の研究者生命など重要ではなく、それよりも、私が大舞台で大失態を演じてしまうことにより、せっかく日本でも陽が当たり始めた「スピリチュアル・ケア」の概念が、「こんなもの学問に値しない」と一笑に付されてしまう危険性こそが、最も恐ろしいと言えるでしょう。このような重責を担う今回の講演会は、まさに命がけの真剣勝負そのものであり、私の人生で最大の試練となることは、疑いの余地がありません。
 事実、京大での講演会が正式に決まった日の夜から、私はストレスで眠れなくなり、ようやく何とか眠っても、「壇上で必死に講演している夢」ばかりを見るうえ、「大失敗して満場の嘲笑を浴びる」という悪夢にうなされては目が覚める、という辛い状態を繰り返しています。私は決して超人ではなく、読者の皆様と同じ、ひとりの人間だからです。(皆様に大好評の「おやすみCD」を生み出した私自身が、ストレスで眠れない夜を過ごして苦しんでいるとは、ああ、何という皮肉なのでしょう・・・笑)

 けれども、今回の「光栄きわまる試練」をお受けしようと決めたのは、私自身なのです。新刊『永遠の希望』で描写した表現を応用すれば、「嵐の中で山頂を目指してデス・ゾーンに突入するかのような無謀な挑戦」を選んだのは私であり、これは確かに自分が望んだ道であって、私の意志で挑戦を決めた試練なのです。挑戦のストレスを避けたいのなら、楽な道を選んで、謹んでご辞退すれば、何も失わずに現状維持で済んだのです。それにもかかわらず、すべてのリスクを承知のうえで、私が自分の意志で「挑戦しよう」と決心したのです。確かに、人生最大の試練ではありますが、わずかな可能性とはいえ、私が天からいただいたチャンスで全力を尽くすことによって、「世の中の現状に一石を投じ、さざ波のような波紋を広げる」という使命を、微力ながら果たすことができるかもしれません。まさに、最大の試練は、最大のチャンスでもあるからです。

 そこで、愛読者(同志)の皆様に、お願いがあります。私がこのような自分勝手なお願い(皆様のお力に頼ろうとすること)を申し上げるのは、おそらく最初で最後だと思いますので、どうか今回だけはお許しください。そのお願いとは・・・

 実は、今回の講演会は、一般公開してくださるとはいえ、京大の教授陣や学生さんたちにご出席いただくご都合により、土日や休日の開催ではなく、次のように、一般の方々にとっては非常に参加が難しい日時に行われるのです。

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飯田史彦講演会「生きがいの創造」

日時: 6月21日(木曜)、15時開演〜17時終演予定

演題:「生きがいの創造 〜医療・福祉・教育分野におけるスピリチュアル・ケアの有効性と問題点」

会場: 京都大学「時計台記念館」大ホール(定員600名程度)
   (京都市左京区吉田本町、京都大学本部構内正門正面。JR京都駅よりバスで35分「京大正門前」、タクシーで25分)

主催: 京都大学(こころの未来研究センター)

一般参加: 入場無料、予約不要で、どなたでも自由にご参加いただけます。会場に直接においでください。


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 このような厳しい日時での開催ですが、どうか、あなたの応援のエネルギーで、私を助けていただきたいのです。会場の大ホールの収容人数は600名程度ですが、京都大学の内部の参加者(教授陣と学生さん)は200名程度だそうですので、残りの座席を、応援のエネルギーをくださる同志の皆様で少しでも満たしていただければ、会場全体の波調が、きっと温かいものへと変わることでしょう。講演会というのは「生きもの」ですから、会場を満たす意識の波調が、厳しく評価しようとする冷たいものなのか、それとも温かく歓迎・応援してくださるものなのかによって、講師の話しやすさも、聴衆の心地良さも、大いに違ってきます。そのため、「温かい波調」を持つあなたが、ただ私の試練の場に同席してくださるというだけで、私にとって、何よりの救いになるのです。

 今回の光栄な機会は、私の力だけではなく、これまでに「生きがい論」を応援してくださった、数多くの同志の方々の想いが結集したものだと感じています。したがって、京大での講演会を、私だけではなく、ぜひとも同志の皆様と一緒に、力を合わせて創りあげたいのです。大きな舞台で難しい主演男優に挑む私を、どうか「頼もしい助演俳優」として、皆様に大いにサポートしていただきたいのです。そして、どのような結果になるとしても、一世一代の真剣勝負に全力で立ち向かう私の姿を、あなたの瞳に、しっかりと焼きつけていただきたいのです。(当日は、京大の有名な教授陣もご来場くださいますので、大先生方のお姿を間近に拝見できるだけでも、大いに価値がありますよ)

 私は、新刊『永遠の希望』で強調したように、「他人の力に期待しないで、自分の力を信じよう」という主義で生きている人間ですが、その私でさえも、さすがに今回ほどの試練を前にして、いま、同志の皆様のお力をお借りしたいと、素直に願わないではいられません。私だって、人生に一度くらいは、「みんな助けて〜!!(涙)」と、すがりつきたくなることがあってもいいじゃないですか(笑)。会場に入った瞬間に、たくさんのにこやかな笑顔でお迎えいただけたら、どれほど安心できることでしょう・・・どうか、よろしくお願い申し上げます。



5月13日版

 東京厚生年金会館での大講演会を無事に終え、参加者の方々から元気をたくさんいただいて、幸せな気持ちで帰宅しました。
 私の講演CDなどの販売を担当くださった「さくらんぼメイト」のスタッフさん3名も、予想以上にCDが売れたとのことで、喜んでくださっていました。(とはいえ、多額の新幹線代と宿泊費を自分持ちで上京くださっていますので、収支は確実に赤字でしょうが・・・)

 ついでに、面白いお話を聞きました。「さくらんぼメイト」のスタッフさんたちがCD販売をしていると、消化器内視鏡技師学会の会員証を首から下げた女性が不思議そうに近づいてきて、「あの〜、私は飯田先生の愛読者なんですが、なんで、こんなところで飯田先生の本やCDを売ってるんですか?」と、尋ねるのだそうです。スタッフさんが、「今日、このあとで、飯田先生の特別講演があるからですが・・・」と答えると、その女性は、「ええっ!? 本当ですか?」と驚いて、あわててプログラムを確認・・・つまり、たまたま私の本の読者の会員さんが、私の講演があるとは知らないままで来場なさっていたのです。しかも、その種の「なんで飯田さんのものをここで?」と尋ねてくる会員さんが、ほかにも何人も現れてスタッフを驚かせたそうですので、どうやら、プログラムをきちんと読まないで来場する会員さんも、少なくなかったようです。おそらく、勤務している病院から命じられて学会に出張したものの、プログラムに目を通すことなく、会場と開始時刻などの基本情報だけをチェックして来場なさったのでしょう。かく申す私も、たくさんの学会に入っていますが、確かに、プログラムの隅々にまでは目を通さないこともありますので、「なるほど、無理もないよなぁ」と、妙に納得したのでありました(笑)。


 
また、新潟県の「北里大学保健衛生専門学院」の学院長さんより、学生さん&教職員向けの講演を依頼いただきました。
 嬉しいことに、近隣住民の方々にも、広く一般公開してくださるそうです。

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飯田史彦講演会
「生きがいの創造〜スピリチュアルな科学研究から読み解く人生のしくみ」

日時: 7月14日(土)13:30〜15:15

会場: 北里大学保健衛生専門学院 北里ホール
3・4階 視聴覚講義室(定員320名)
    新潟県 南魚沼市 黒土新田500番(上越新幹線「うらさ」駅よりタクシーで5分)

お申込み・お問合せ先: 公開講座担当 木村武雄さん
   (電話025−779−4511 またはEメール kimuraof@kitasato-u.ac.jp

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 正直なところ、この地方で私が公開講演会を行うのは、これが最初で最後になる可能性が高いです。
 土曜日&入場無料ですので、新潟県・群馬県などの皆様は、どうぞご参加ください。
 あの「日本一おいしいお米」として有名な、「魚沼産コシヒカリ」の名産地ですよ!



 追伸:
 3月12日版の更新でご案内した、「日本消化器内視鏡技師学会」(5月12日・東京厚生年金会館)で私が行う、2000名規模の大講演会ですが、学会員以外への一般公開分500名のうち、すでに480名以上がご予約で埋まってしまったそうです。ついに、残り20席を切ってしまいましたので、ぎりぎりまでスケジュール確認をなさっていた御方は、どうぞ早急にお申し込みください!



4月28日版

 先ほど友人から、「5月2日に飯田君の新刊が出るんだって? しかも禁断の書なんだって?」というメールがあり、ビックリ仰天!
 なぜなら、著者の私には、身に覚えがなかったからです。いくら私でも、新作『永遠の希望』の発売から1ヶ月少々で、次の新刊を出してしまうほどの超人(というか大ばか者)ではありません。しかも、「禁断の書」って、いったい、どんな***な内容なんでしょうか???(笑)。

 とにかく、ビックリしながら友人のメールを読み進めると、「ああ、『生きがいの創造 U 〜永遠の愛・めぐり逢う生命』の、文庫版が発売されるのか!」という事実が判明しました。そういえば、2〜3ヶ月ほど前に、文庫版に向けた内容チェック&細部の書き直しを済ませて、PHP文庫の編集長さんにお送りしておいたのですが、その後、発売日決定のご連絡がなく、まだ見本本も届いていないので、記憶から消えてしまっていたのです(笑)。

 実は、『生きがいの創造 U』は、以前から文庫化の希望が最も多かった本なのですが、発売後2年が経っても売れ続けており、コンスタントに増刷が続いていたので、文庫化はまだまだ先のことだと思っていました。しかし、ちょうど別件で文庫編集部の編集長さんにお会いした際に、「読者から、身の回りの人々にプレゼントしたいので安価な文庫版にして欲しいというご要望が一番多いため、なるべく早く文庫化をお願いします」と頼み込んでみたところ、「人気の高いハードカバー版は生かしたままで(絶版にしないで)、文庫版も同時並行して発売する」という、特別のはからいを実行してくださったのです。



 ・・・ということで、調べてみると、決して***な「禁断の書」ではなく、オビの文句の中に「話題の書」と書いてあるのだ、ということが判明し、ほっとした私でした(笑)。(オビの宣伝文句は、編集者や営業さんが制作するので、私自身も、でき上がるまで知らなかったのです)

 価格も、705円だそうですので、身の回りの方々(特に身内を亡くされた方々)にプレゼントするには、ずいぶん便利になりました。私の著書の中で群を抜いて人気の高い、あのかわいいハートの芽の表紙も、そのまま文庫版で使ってくださいました。(文庫化の際に、完全にデザインを変更された本もありますからね)
 地方の中小の書店には入りにくいハードカバー版と違って、文庫版は、「PHP文庫」として、たいていの書店に置いてくださいます。5月2日に発売されるそうですので、どうぞご活用くださいますようお願いいたします。


 追伸:
 前回の更新をお読みくださった方々から、「飯田先生だって高学歴じゃないですか」というご意見が届きましたが、学者の世界というのは「この世で一番の学歴社会」なので、上には上がたくさんいらっしゃるんですよ。大学を卒業したあと、大学院に入って「修士課程」を2年間、さらに「博士課程」に入って3年間(プラス数年間)ほど勉強するのは、最低限の学歴にすぎません。このたび先立った同僚の助教授(私の親しい後輩)は、かの有名なケンブリッジ大学(イギリス)の博士課程を修了してから、京都大学の特別研究生を経て福島大学に就職なさったのですから、学者の中でも、さらに素晴らしい頭脳の持ち主だったのです。学者世界の学歴社会ぶりを示す事実を、ひとつだけご紹介すると・・・大学を卒業する際に、卒業生の中でトップの成績を取った学生が、卒業式で「総代」(学長から卒業証書を受け取る役割)を務めるのですが、福島大学の教官の中だけでも、学生時代に総代を務めた方々が、たくさんいらっしゃるのです!(かく申す私も、かつて務めさせていただきましたが、そんなことは当たり前なので、大学教官の世界では、ぜんぜん自慢にならないんですよ)




4月26日版(2)

 大学から緊急連絡があり、私の親しい同僚(同じ経営グループの助教授37歳)が、突然の脳出血で倒れて緊急手術を受けたのち、しばらくして先立たれたそうです。ご家族の悲しみを前にして、私にできることは、ただ「心の同伴者」でいて差し上げることしかありません。彼は、私など足元にも及ばないほど、たいへん素晴らしい高学歴&高業績の持ち主で、学界内外での人望も厚く、私にとっては「あこがれの学者」でした。同じ「脳出血」で緊急手術を受けたのに、彼のような、今後の経営学界を背負っていくべき優秀な学者が先立ってしまい、私のような無能な学者が生き延びてしまうとは、なんと不可解な仕打ちなのでしょう。彼の未来は本当に明るかったし、確実に、経営学界を支えるほどの人材だったのに・・・せめて、私の命を20年ほど削って、彼にあげたかったというのが本音です。
 今はただ、彼のご冥福をお祈りいたします。



4月26日版

 このところ、中高生の皆さんからの「無料ライヴCD希望」のお手紙が、毎日のように届いています。
 たとえば、本日は・・・



 ・・・という感じです。
 最初は高校生さんばかりでしたが、ここ数日は、なんと中学生さんからのお手紙が、ほとんどなんですよ。
(さすがに、小学生さんからのご希望は、まだ1通もいただいておりませんが・・・)
 男女比は、1:9くらいですが、たとえ少数でも、男子学生さんが希望くださるというのは、嬉しいことです。

 私なんかのライヴCDをご希望くださって、本当に、ありがとうございます。
 すぐにお送りしますから、遠慮なく、どんどんお申し込みくださいね!


 新刊『永遠の希望』も、最近は、各地の小さな書店さんにも入り始めた様子で、「京都駅の新幹線改札内の本屋さんで買いました」とか、「急病の娘が救急車で運ばれた医科大学病院の売店の書棚で見つけて、まさに一滴の水のような思いで、すがるように拝読して勇気づけられました」など、嬉しいお手紙をいただいています。
 例えば、兵庫県揖保郡の読者さんからは、こんな光栄なお言葉を・・・

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最新刊の「永遠の希望」、大変楽しく拝見しました。
 飯田先生の文筆家としての力量を、改めて実感しました。
 一筋縄ではいかないスリリングな展開に、差し込まれた先生のお話にほっと息をつきつつ、エピローグとプロローグでピリリと締めていらっしゃって・・・例えが適切ではないかもしれませんが、とても豪華なサンドイッチを食べたような、幾重にも広がるものを感じました。


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 そうなんですよ、『永遠の希望』は、まさにサンドイッチ・・・しかも内側に、さらに複雑なミルフィーユをはさんだような、豪華絢爛な多重構造になっており、読むたびに新たな発見ができるよう工夫したのです。1冊の本の中に、大きな宇宙が広がっているんですよ。(何回か前の更新で予告した「執筆の裏話」は、もうしばらくお待ちくださいね)



4月14日版

 読者の皆様、ありがとうございます。
 おかげさまで、新刊『永遠の希望』の評判がとても良く、さっそく、増刷が決まりました!
(諸事情で更新が遅れましたが、実際には数日前に、PHPから連絡をいただいておりました)

 
前回の更新で、小・中・高校生の皆さんに、「トーク&ライヴ」CDを無料で差し上げるご提案をしたところ、本日までに、「8名」の高校生諸君から、ご希望をいただきました。どうやら、このHPの読者の中には、学生さんは少ないようです(笑)。でも、考えてみると、8名もの高校生さんが「ライヴを聴きたい」と希望してくださるのは、たいへんな数字であり、とても光栄なことですよね。きちんと、かわいい写真のついた、学生証のコピーを入れてくださっていました。(内訳は、男性2名、女性6名です)



4月5日版


 ちょうど本日、海外の友人たちから、新刊に関するメールが届いていました。いずれも男性で、まだ直接にお会いしたことはありませんが、国際郵便をくださったのを契機に、数ヶ月に一度くらいの頻度で、メールをやり取りするようになったのです。もちろん、ご当人同志も、「生きがい論でつながっている」というだけで、直接には何の交流もない方々です。男性らしく、簡潔な中にも親愛の情のこもった素敵な文章なので、ご紹介させていただきます。

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飯田先生へ
 
米国ミシガン州在住 ****です。
 
本日、インターネット書店で注文した「永遠の希望」が届き、早速読みました。
 
読みながら、「僕は何故生きているのか?」という問いについてずっと考えていました。
「僕は生きたいから生きるのだ!」というとてもシンプルな答にたどり着いた時、涙が出そうに
なりました。登山家が敢えて危険を冒してまで山に登るのと同じで、それが魂の望んで
いる事なんですよね。 という訳で、魂の望むところに従い、質の高い人生を目指して
行こうと決意を新たにしました。
 
すばらしいご本をありがとうございました。飯田先生のご本を知らない友人たちにも、
(スピリチャルな考え方は受け入れてもらえそうに無いだろうからとこれまで紹介するのをためらっていた
友人にも)紹介してみようと思います。
 
先生のご健康とますますのご活躍をお祈りしております。


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飯田先生へ

こんにちは。
十分療養されたでしょうか。
ウェブサイトのコメントを読む限りでは、新刊はかなり期待出来そうですね。(いつも期待していますが)私は5月に日本へ出張する事になりそうなので、その時に購入して読みたいと思います。楽しみです。

ニュースによると、日本はまだ結構寒いようですので、お体には十分気をつけて下さい。
シドニーももう秋です。朝晩は長袖でないと寒いです。
それでは、また。

ps;オーストラリアはイースターホリデイで6日から4連休です。(^^)

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 う〜ん、オーストラリアでは、「もう秋」だとは・・・地球は広いですねぇ・・・

 でも、アメリカに住む男性と、オーストラリアに住む男性とが、お互いに見知らぬ者同志であるにもかかわらず、日本で出版している私の「生きがい論」で結びつき、こうして心(魂)で「つながって」いるのですから、不思議ですよねぇ・・・

(これが男性と女性ならば「ロマンティックですよねぇ」と書くところですが、男性同志なので、「不思議ですよねぇ」という表現にとどめておきました・・・笑)


 追伸:
 中学生の女の子から、「HPで流れている『逢いたい』の曲が大好きになって、飯田先生のトーク&ライヴのCDを聴いてみたいと願っているのですが、1ヶ月1000円しかない私の少ないお小遣いでは買えません(涙)」というお手紙が届いたので、さっそくお送りしておきました。
 そこで、このHPをご覧くださっている少年少女諸君への、私からのプレゼントです。
小学生・中学生・高校生の皆さんには、私が勝手に自分のパソコンでコピーして、「トーク&ライヴ」のCD(ただし販売品ではないため盤面プリントや歌詞カードは付いていません)を、無料で差し上げましょう!
 ご希望の生徒諸君は、
「ライヴCD希望」と書いた封筒に、「学生証のコピー」(または「親からの一言」など、学生であることを証明するもの)と「送付先の住所」を入れて、「960−1296 福島市 福島大学経済経営学類 飯田研究室」まで郵送してくださいね。(CD用の頑丈な封筒と郵送料は、私が負担いたします)



4月3日版


 しばらく、遠方に出かけて、ひとりで療養しておりました。
 どのあたりに滞在していたかというと、ヒントは・・・


(私にとっては、大きな力をもらうことのできる、とても重要な土地なんですよ。フフフ・・・)

 ・・・ということで、久しぶりに福島に戻ると、数百通にのぼる大量のお手紙&メールの山が。
 ここしばらくの間にくださったご連絡は、返信が不可欠の「講演やトーク&ライヴのご依頼」および「生きがいメディカル・ネットワーク」のお問い合わせ(医師・歯科医師・看護師の方々)、そして「著書『ソウルメイト』の解答希望の往復葉書」以外には、お返事することが難しい状況ですので、どうかお許しください。
(とはいえ、いただくお手紙は、どんなに忙しい時でも、必ず拝読していますよ。実は、いただいてから半年や1年も経ってから、タイミングを見計らって、突然にお返事することも少なくないのです。私には、いろんなことがわかりますので、「今はお返事しないでおく」という判断も、立派な「お返事」なんですよ)


 さて、新刊『永遠の希望』は、そろそろお読みいただけましたでしょうか?
 読者の皆様から届いている反響を拝読すると、いつも私が困らされている一部の方々(「真理」「輪廻」「あの世」「神様・仏様」「天国・地獄」「悪霊・憑依」などの言葉を連発する書物にしか興味をお持ちでないオカルト系マニアの方々であり、かつて『生きがいの創造 U』でも明言したように、私はこのような方々のために本を書くつもりは一切ありません)を除いて、良識ある読者の皆様からは、私の予想をはるかに上回る高い評価をいただいているので、正直なところ、びっくりしています。
 ご紹介すると、きりがありませんので、代表的なご意見を、1通だけ転載しておきますね。


(ある大学教授の男性からいただいたお手紙です)
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早速に新刊を楽しませていただきました。
この本が出て本当によかった、というのが実感です。

登山に象徴される人生を、どのような心的態度で臨むのがよい選択なのか、
これまでにもまして考えさせられる内容ですね。
説得力が違います。迫力が違います。
「生きがい論」はここまで昇華していたのですね。

私の授業で、この本を大いに活用したいと考えています。
この本を世に出していただき、あらためて感謝申し上げます。
飯田先生の今後の活動の方向が、ますます楽しみになってきました。


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 ・・・という感じのご意見が圧倒的で、著者の私にとっては、「おお! 私の生きがい論の本質・神髄を、本当に正しくご理解くださっているなぁ」と、嬉しくてたまりません。なぜなら、私が目指した「真にスピリチュアルな内容」というのは、「スピリチュアルな言葉を連発する」という初歩的かつ単純な手法に頼る本ではなく、「明に暗に仕込んでおいた様々な仕掛けを通じて、いつのまにか読者の精神性を高めていく本」という意味だったからです。本書ならば、青少年にも安心して勧めることができるはずですよ。(さっそく、校長先生やお医者さんから、講演のご依頼が届いています)



3月12日版

 ここ10日間ほど、ほとんど福島におらず、全国を飛び回っていました。
 たとえば、昨日まで3日間は、伊豆・修善寺温泉にある、温泉旅館ランキングで日本一の名旅館「あさば」にお邪魔して、全国から集まった70名のお医者さん(院長・理事長)に向け、2回の講演を行いました。「あさば」には、つい先日、小泉元首相も滞在なさっていたとのことで、小泉さんの残存思念をビンビンに感じ取った私は、講演中に、思わず過激な発言を連発!(?)

 この10日間にも、嬉しいことや悲しいことがたくさんありましたが、皆様から届く応援のお手紙を心の支えにしながら、なんとか頑張っています。


 さて、前回の更新に続いて、あと2週間後に発売が迫った新刊『永遠の希望』についての情報です。
 本日は、『永遠の希望』の原稿を読んでくださった、編集のレディ細矢嬢と、PHPの安藤編集長からの御返事メールを、ご紹介しましょう。(なにしろ、まだ見本本もできていませんので、本書の原稿を読んだのは、世の中でこの2名だけなのです)

 まずは、レディ細矢嬢(外見からは年齢不詳ですが、その熟練した凄腕から察するに、編集者暦30年以上との噂も)からのお言葉を・・・

(ただし、あちこち伏せ字にしておきますことをお許しください)
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飯田先生

今読み終わりました
エヴェレストという世界最高峰の山に挑む登山家 凍てつく冬山で遭難した人だけが書ける 絶望的な状況、自然の猛威
死と向かい合う人たちの心の動き そして仲間たちとの関係 下界に降りてからの世の中の評価

先生が数多くの*************しながら 生きることの真実に迫っていく迫力に引き込まれ 一気に読んでしまいました
感動で胸が痛くなりました

ただ、行間から 先生が精神的にも肉体的にも かなり厳しい状況に置かれているなかで
日日の仕事をこなされているのではないか という感じが伝わってきます
本書は、登山をとおして 「生」と「死」について教えてくださり そして生きるとは、自分を信じることだという メッセージを伝えるとともに
先生がこの本を書かれる事で 自らを鼓舞し、頑張る活力の源とされているのかもしれないと ふと思いました

多くの読者の方が本書を読んで 飯田先生に応援の心をお送りすれば その思いが飯田先生の心に届くのではないかということを
今回はなぜか思ってしまいました

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 いやぁ、レディ細矢嬢の文章は、いつもながら、本当に味がありますよね・・・句読点をほとんど用いない(というか、マルはひとつも無い)、その独特の文章スタイルは、「文筆家に求められるのは、何よりもまず個性的な文体である」という大原則を、思い知らせてくださいます。彼女の文章は、大好きなんですよ。

 次に、安藤さんからは、一転して、いかにも男性の編集長らしい、ビシッと無駄なく中身の詰まった、格調高い文章が・・・

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原稿拝受しました。朝、家を出るとき、会社のパソコンのスイッチを入れたら、飯田先生の原稿が届いているだろうな、いったいどんな原稿なのか楽しみだな、と思いつつ出社したところ、なんと6時4分に届いていたではありませんか! 夜中までご執筆いただき、深く感謝申し上げるとともに、まさに「著者の鑑」と感動した次第です。

 さて、いただいた原稿もびっくり! 生死の境に立たされたクライマーたちの*****人生論を展開されるとは! まったく新しい展開に、作家としての本領とはこういうものかと学びました。
 内容もスリリングなものに溢れ、読む者を一気に引き込む構成になっております。登山の世界の奥深さも改めて知りました。

 なお、タイトルですが、先生は若い人に読んでもらうことを意識して、あえてやさしい言葉を用いた書名として、『人に期待するよりも、自分の力を信じよう』を選ばれたと推測しますが、私としては(営業の意見も同じです)、本書の書名は、飯田先生がプロローグのサブタイトルとして付けられている『永遠の希望』とさせていただきたく、ご検討いただければ幸いです。
 理由は、@長いタイトルは、書店の若いスタッフが注文を受けるとき曖昧になってしまう(覚えきれない)、A『永遠の希望』のほうが飯田先生らしいタイトルである、ということです。なお、サブタイトルは、先生が付けられた「エヴェレスト登山に学ぶ人生論」のままで結構です。

 本書には、ほんとうに期待しています。
 以上、よろしくお願いいたします。


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 ・・・ということで、皆さん、少しは、「楽しみだな」というお気持ちに、なっていただけましたでしょうか?
 少なくとも、編集の裏事情もわかる2通のメールは、お楽しみいただけましたよね?
 今回は、エンターテインメントとしても楽しめる作品に仕上がりましたので、あと2週間、わくわくしながらお待ちください。


 追伸:
 5月**日に東京厚生年金会館(新宿)で開催される、第58回・日本消化器内視鏡技師学会において、2時間の講演を依頼されています。
 東京厚生年金会館といえば、私自身が、つい先日、25ぶりにオリジナル・メンバーで再結成したスーパーグループ「エイジア」のコンサート(いや〜最高でした!)に参上したばかりの、超有名なホール。「エイジア」のメンバーが立っていた(特にヴォーカルのジョン・ウェットンが立っていた)その位置(ステージの真ん中の前面)に、この私自身が立って講演できるとは、なんという光栄!・・・当日は、ジョン・ウェットンの残存思念を満身に浴びながら、気持ちよく朗々と歌い上げたいと・・・じゃなかった、講演したいと思います。

 そういえば、何年か前に、私は「中野サンプラザ」のステージにも立って講演していますので、これで「サンプラザ」も「厚生年金」も制覇したことに・・・いわゆる「東京の3大ロックコンサート・ホール」のうち、残るは「旧・渋谷公会堂」(昨年より「C・C・Lemon ホール」という陳腐な名前に改称されて、都民のブーイングを浴びています)のみですので、この世を去るまでには、いつか、あの通称「渋公」で講演してみたいものです。(べつに講演でなくても、トーク&ライヴでもかまいませんよ・・・笑)

 実は、上記の「日本消化器内視鏡技師学会」でも、「講演のあとに、よろしければ歌も」と依頼されかけたのですが、さすがの私も、「いや〜、今回は私の愛読者の集いではなく、私のことなどご存じない方々が多い、公式な学会の全国大会なのですから、講師が自作の歌なんか歌うのは、不謹慎&不自然ですよ」と、丁重にご辞退させていただきました。
 世の中には、私のことを、人前で歌うのが大好きな性格だと勘違いなさっている方々が多いようですが、実際の私は、カラオケでもほとんど歌わずおとなしくしていますし、ギターを手にするのも年に数回程度(トーク&ライヴの前日&当日と、年に1回のペースで作曲する時くらい)であり、基本的には、人前で歌うのはとても恥ずかしいんですよ。プロのミュージシャンの方々は、よくもまあ、大観衆の前で何十曲も歌えるものだと、感心してしまいます。(とはいえ、「講演」ならば、私も大観衆の前で、2時間以上も平気でしゃべっているのですが・・・笑)




3月1日版


 


 読者待望の(?)最新刊、ついに、3月27日に発売決定!

 いま、私が全世界(特に日本)の皆様にお伝えしたいことが、本書に凝縮されています。
(実は、外見からは想像できないほど、本書こそ、真にスピリチュアルな内容の本なんですよ)

 本書によって、私は、これまでの「マニアックな研究者」から、より普遍的な「人生論の作家」への道を、堂々と歩み始めます。本書のような演出方法でスピリチュアルなテーマを伝えるならば、青少年たちにも、唯物論・無神論の方々にも、「なるほど」と抵抗なくご理解いただけることでしょう。まさに、私の人生の転機となる作品になることは、間違いありません。


 本書は、私の大好きなプログレッシヴ・ロックの歴史に例えると、キング・クリムゾン(『生きがいの創造』)、イエス(『愛の論理』)、エマーソン・レイク&パーマー(『ツインソウル』)という歴史的バンドのメンバーが集って結成したスーパーバンド、「エイジア」の登場に匹敵する大事件だと言えるでしょう。(「エイジア」のデビューアルバム「ASIA」は、その年にアメリカで最も売れたレコードとなり、ピンク・フロイドの「狂気」と並んで、プログレッシヴ・ロックのジャンルで最も売れたアルバムになっています。実は、このたび25年ぶりにオリジナル・メンバーのジョン・ウエットン、スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、ジェフリー・ダウンズの4人で再結成されてワールド・ツアーに出ており、来週から日本でも6回の公演を行うのですが、この私も、東京公演のうち2回に参上する予定です)

 おっと、マニアックな例えですみません(笑)。もっとわかりやすい例をあげると、例えばクラシック音楽の歴史で言えば、バッハ(『生きがいの創造』)、ベートーヴェン(『愛の論理』)、モーツァルト(『ツインソウル』)を経て、ようやく、より一般大衆にも喜んでいただける(しかし高度な音楽性は保っている)チャイコフスキー(本書『永遠の希望』)にまでたどり着いたところ、という感じでしょうか。

 とにかく、これまでの「生きがい論」をお読みくださった皆様には、「なるほど、ここでこのような手法を使って、あの件を巧妙に織り込んでいるのだな!」と、スピリチュアルなテーマの全く新しい伝達方法の発明に、驚いていただけることでしょう。
 本書の初版出版という歴史的瞬間(?)を、読者の皆様と共に分かち合えることを、心から嬉しく思います。どうぞ、お楽しみに!


 追伸:
 この数週間に、皆様からたくさんのお手紙をいただきました。十数カ国もの海外からお手紙が届いたり、北海道の皆様が大歓迎くださったり、かの有名な「江戸川乱歩賞」受賞作家さんから激励のファンレターをいただいたり、同業者の大学教授の方々からも同情の御言葉が・・・お手紙をくださった皆様、そして、「わざわざ手紙は書かなかったけど、こっそり心配していた」とおっしゃる皆様、本当に、応援ありがとうございます!



2月23日版

「・・・・・・・・・・・」




(ちなみに、私は酒は飲みません。いま、私が抱っこしながら酔いしれているのは、日本のみならず世界各国から毎日届く、読者の皆様からのお手紙の数々です。特に今回は、なんと半数以上が、男性からのお手紙なんですよ。これまでは、男性からのお手紙はめったになく、ほとんど女性からだったのです。きっと、このところ人生に思い悩んでいる私を見て、世の中の男性諸氏が、ご自分の姿を投影しながら、まさに「心の同伴者」でいてくださるのでしょう。ああ、私は本当に、幸せ者です・・・)



2月8日版

《 お詫び 》


 先ほど主催者からメールの転送があり、残念ながら、危惧していた通り、キャンセル待ちになってしまった北海道の読者から、次のような激しいお怒りのメールが届いたそうです。きちんと公開して謝罪せよとのご希望だそうですので、ご紹介させていただきます。

********************
(原文のまま)

飯田氏がそのホームページに講演手法の不手際について
謝罪と言い訳を載せております。

以下、飯田氏に伝えてほしいと思います。

飯田氏を今まで支えてきたのはその読者ではないかと思うのですが、その読者が主催者とその関係者の二の次三の次と扱われるのは、いかがなものでしょうか。そもそも考え方が逆になっていると思いませんか、関係者はあくまで黒子であり、まず一般公募し埋まらなければ関係者を充てていく、これが基本形ではないのですか。20人という馬鹿にした数字を示すぐらいなら、今回は関係者で一杯になりました、ちがう所の講演へ来て下さい。とした方がまだ潔いと思います。

今の生活に十分満足し日々楽しい者で生きがいの創造を手にする者は、決して多くないはずです、どういう思いで講演を待っていたか、魂のメッセンジャーが分からないはずはないでしょう。「ごく簡単に打ち合わせた」というように思慮深さが欠落していたのは、否定できないと思います。
次のホームページの更新で言葉の繕いではない魂の謝罪を載せるべきではないですか。

********************

 ・・・というお叱りです。すべて、ご指摘の通りであり、まったく反論の余地はございません。ご指摘のように、私は人間として失格ですし、「魂のメッセンジャー」を名乗る資格もありません。「言葉の繕いではない魂の謝罪を載せるべき」というご希望ですが、私としましては、事情説明をしたうえで、本心からお詫びの言葉を書いておりますので、これ以上、私の乏しい能力では、どのようにすれば「魂の謝罪」ができるのか、思いつきません(涙)。とにかく、平謝りに謝るしかありません。すべて私の責任です。本当に、ごめんなさい。


 このメールを拝読して、私はすっかり落ち込み、数年ぶりに「うつ」状態が再発しました。もう、魂のメッセンジャーも、「生きがい論」も、すべてやめてしまいたいです。この御方のおっしゃるように、私のようないい加減な人間には、人様を救うことなどできません。ようやく「腎結石」の激痛から回復し、少しずつ体調が戻ってきていたのですが、またもや、どん底に突き落とされてしまいました。すべて私が悪いのですから、自業自得です。

 北海道行きを楽しみにしていたのですが、このようにお怒りの方々がたくさんいらっしゃるのかと思うと、札幌に行くのが、とても怖くなってしまいました。とても気が重いです。いったい、どんな顔をして、講演会場に向かえば良いのでしょう? きっと私は、チケットを入手できなかった読者の方々から、罵声を浴びせられ、石を投げつけられるに違いありません。「うつ」状態に入ると、このように、何でも悲観的になり、悪い予想しかできなくなってしまうのです。こんな精神状態で、どうすれば、感動的な素晴らしい講演ができるのか・・・それが、3月21日までに、私に課せられた大きな試練です。

 でも、すべて私が悪いのですから、仕方ありません。今回の不祥事の責任は、すべて私にあるのです。どうか、札幌の皆様、主催者さんを責めることだけは、おやめくださいますようお願いいたします。すべて、私が悪いのです。本当に、ごめんなさい。
 こんな情けない私には、人様を救うことなどできませんので、今後の身の振り方も、いったん白紙に戻して、考えてみます。しばらく立ち直れそうにありませんので、心の病が治るまで、このHPも、長期休養に入らせていただきます。北海道のお怒りの皆様、そして全国の読者の皆様、本当に、ごめんなさい。



2月7日版

 本当に申し訳ありません!
 昨日の更新の件、さっそく更新から数時間のうちに、一般公開分の定員20名様が、予約で埋まってしまったそうです。今後(6日の夕方以降)のお申し込み分は、すべて「キャンセル待ち」扱いとなります。まだ講演まで1ヵ月半もあるのに、いったいどうなってしまうのでしょう・・・

 主催者さんは、「とにかく平謝りするしかありません」と恐縮なさっていますが、今回のミスは全て私の見込み違いが原因ですので、どうか、主催者さんを責めないようお願いいたします。このHPの読者向けに、400席のうち20席しか確保できなかった全責任は、私にあります。本当に、ごめんなさい。



2月6日版

 ごめんなさい!
 私の見込みが、甘すぎました。北海道・札幌の講演会の予約が、大変な事態になっているとのこと。先ほど、主催者のお医者さんのひとりから連絡があり、びっくり仰天しています。

 実は、3月21日の札幌医科大学での講演会について、私は、「なるべく、私の本を読んだことのない地元の方々にご参加いただきたいが、定員が400名もあるのだから、なかなか埋まらないだろう」と予想していたのです。そこで、主催者に対し、「私のHPでご紹介すれば、いつものように、全国からかなりの方々がおいでくださると思いますので、まずは地元の医療・福祉・教育関係者の方々に優先してご案内して、余りの席(私の予想では200席程度)を、2月に入ってから私のHPでご紹介することで、なんとか埋める努力をしましょうか」と、ごく簡単に打ち合わせておきました。

 ところが、先ほどいただいた連絡では、つい先日に先行予約を開始した、地元の医療・福祉・教育関係の方々からの受付だけで、あっという間に350席を超える勢いになっているとのこと。今後も医師会や看護協会など、医療関係者からの追加申込がある可能性が高いため、その座席数を残しておくと、私のHPの読者の皆様に向けて一般公開できるのは、「わずか20席」になってしまうそうなのです。主催者の方々も、「こうなるとわかっていたら、1000人規模の会場を用意したのに」と、今になって後悔してくださっていますが、そもそも医師会の認定講座なのですから、やはり札幌医科大学講堂が適しているはずです。


 ・・・というわけで、わずかに「先着20名様」ですが、参加をご希望くださる御方は、以下のポスターの要領でお申し込みください。ただし、このような状況ですので、すでに私の講演会に参加くださったことのある御方は、どうか、初めての方々に、チケットをお譲りいただけますようお願い申し上げます。(今回はサイン会は行いませんので、せっかくおいでくださっても、私と個人的に声を交わす機会は、まったくございません)

 なお、先着20名様以降のお申し込みは、「キャンセル待ち」とさせていただきますが、医療・福祉関係の方々の場合、勤務スケジュールが未確定のままでお申し込みくださる方々が多いため、数十席分程度の直前キャンセルが出る可能性は、充分にあると思われます。キャンセル待ちになっても、どうか希望を持ってお待ちくださいね。

(ポスターは容量が大きいので削除しました)

 こうなってしまったのも、すべて、私の責任です。主催者の方々には、まったく罪はありませんので、どうか主催者を責めないであげてくださいね。日頃、北海道からはめったにお手紙が来ないので(正直に言って、北海道全体からでも、半年に1通くらいしか来ません)、私の講演会に興味をお持ちの方々が、これほどいらっしゃるとは、まったく予想できなかったのです。いったい、どこに隠れていらっしゃるのでしょうか(笑)。
 たった20席しかご用意できなくて、本当に、ごめんなさい。



2月1日版

 PHPの編集長さんから、広島で発売されている『がんぼ』という立派で美しい情報誌(発行は「南々社」:電話082−261−8243)に、次のような記事が載っているとの連絡がありました。



 現役の「検察官」の御方が、これほど評価してくださっているとは、なんと有難いことでしょう!
(しかも、「銭湯」の特集号に載っているというのが、私らしくて良いとは思いませんか?)

 皆さん、ぜひとも、季刊『がんぼ』第14号(2007年1月発行)の実物を手に入れて、読んでみてくださいね!
(私の記事だけでなく、他の記事も内容が濃くて、とても美しい写真に彩られて読みごたえがあるため、文筆家の私も、「これは誠実に創られた、素晴らしい情報誌だ」と、初めて知って大いに感心しました。客観的に見て、こだわりを持って編集された、本当に優れた本ですよ)


 また、先日の新居浜での講演会(おかげさまで250席が満席となり、急きょ、50席ほどイスを追加したそうです)では、11才の女の子から、こんなかわいいお葉書が・・・(ご両親からのお手紙も添えてありました)



 ゆかちゃん、うれしいお葉書を、本当にありがとう!
 ゆかちゃんの病気が治りますように、心から祈っていますよ。
 優しいお母さんと頼れるお父さんと一緒に、仲良く楽しく暮らしてくださいね。

 それでは、新刊原稿の締め切りまで、あと1週間を切ってしまったので、今夜も朝まで、執筆、執筆・・・



1月16日版

 おなかの中の、あるところに、自分でも知らないうちに造ってしまった「クリスタル」ちゃんが、詰まってしまって・・・そりゃもう、息をするのも辛くて、体をちょっと動かすだけで激痛が走り、じっとしていても痛くて痛くて涙がぽろぽろ・・・死ぬかと思うほどの過酷な体験でした(号泣)。いろいろあって、ようやく、昨日、自宅に戻ってきたところです。

 ・・・ということで、しばらくは「病みあがり」で安静にしていますので、できることといえば、新刊の執筆に専念することくらいです。おかげで、ステキな新刊が生まれつつあります。出版社が見つかればの話ですが、きっと3月中には、皆さんにお届けできることでしょう。

 なにしろ私は、「災い転じて福となす」のが何よりの得意技で、これまでの人生、この技一本で生きてきたようなもの。過去にも、大きな試練に見舞われた直後には、必ず名作(自己評価ですが)を産み出しています。たとえば、内臓の病気で手術を受けた直後には『生きがいの本質』、うつ病で精神安定剤(ソラナックス)のお世話になった直後には『愛の論理』、脳出血で死にかけた直後には『ツインソウル』・・・その意味で、今回も過去の実績からみると、名作として名を残すであろう素晴らしい新刊が登場する可能性が、きわめて高いと言えるでしょう(笑)。

 かくなるうえは、しばらくは療養&新刊執筆に専念させていただきますので、今日の更新もこれだけネ。それじゃ、またネ。元気でネ! (← 決して、頭の病気ではありませんので、ご心配なく・・・笑)



2007年1月10日版

 新年あけましておめでとうございます!

 ・・・と申し上げたいところですが、実は大いに体調を崩すなどハプニングが連発し、ようやく今夜になって、少しだけならHPの更新ができることになりました(涙)。

 つきましては、主催くださるお医者さんからのご依頼で、今月末に四国の新居浜市(愛媛県でしたっけ?、あれ?、香川県?・・・今の体調では確認する気力がありませんのでお許しください)で開催する私の講演会のご案内だけを、取り急ぎ告知させていただきます。

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飯田史彦 講演会
日時: 2007年1月28日(日) 開場 9:30 講演 10:00〜12:00
会場: 新居浜ウイメンズプラザ 多目的ホール(新居浜市庄内町4−4−19)
入場料: 1000円(前売り制)
主催: 新居浜市 新田診療所 協賛: 新居浜市教育委員会 後援: 新居浜市、新居浜市社会福祉協議会

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 今の私のぼ〜っとした頭脳では、四国で前回講演したのがいつだったか思い出せませんが、おそらく、四国での一般公開の講演会は、5年ぶり3度目くらい(過去の2回は徳島と松山)ではないかと思われます。今後も、四国での講演予定はありません。
 しかし、すでに地元の新居浜では募集が開始されており、250席のうち200席ほどが売れて、残りは50席に満たないようですので、参加をご希望の方々は、お早めにお申し込みくださいね。(今回は、諸事情で朝10時からの開催であるため、遠方からおいでになるのは難しいでしょうが・・・)

 今はとにかく、今後頻発する大学入試の試験監督などの公務や、上記の講演会講師などを、つつがなくお勤めできますよう、早急な体調の回復に努めるばかりです。
 しばらくは、皆様からいただく大量のお手紙なども、拝読することさえ困難ですので、どうかお許しください。このホームページの更新も、次回がいつ可能になるのか、現時点では私にはわかりません(涙)。

 大ハプニングが起きてしまった「人間ドック」の展開も、いずれ回復してからお話します。
 それまでは、どうか私の「逢いたい」CDなどを聴きながら、しばらくお待ちくださいね。

 それでは、今夜も早めに、おやすみなさい・・・



12月26日版

 まだ、今年は5日間も残っていますが、しばらくの間は各地を飛び回るため、HPの更新ができるかどうかわかりません。そこで、ちょっと早いですが、年末年始のご挨拶をしておきますね。

 「皆様のおかげで、今年は、とても充実した1年間を過ごすことができました。本当に、ありがとうございました。この場を借りて、心から深く感謝いたします。来年も、私に与えられた使命を果たすべく、健康を損なわない範囲内で(笑)懸命に努力しますので、どうか、皆様の変わらぬご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
 それでは、皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいね!」




12月19日版

 北海道から、とっても嬉しいニュースが届きました!

 来年の3月21日(水・春分の日)に、北海道の「札幌医科大学」講堂で行う私の講演会(「札幌市読書普及協会」主催で一般公開されます)が、「北海道医師会」と「札幌市教育委員会」の双方から、後援いただけることに決まったのです。医師会と教育委員会から同時に後援いただけるなんて、珍しいことなんですよ。

 しかも、医師会からは、「北海道医師会認定の教育研修」という、破格の待遇をいただけることになったとのこと。つまり、医師会報を通じて全道の医師にご案内くださると共に、私の講演をお聞きくださった医師の方々には、医師会が公的に「教育研修を受けた単位」を認定してくださるのだそうです。なんと光栄なことでしょう!(これで一気に、北海道が、わが国におけるスピリチュアル・ケアの最先端の地として躍り出ること、間違いなし?)

 札幌医科大学講堂は、400名様収容ですが、これで教育関係・医療関係に広くご紹介いただけますので、その他の一般市民の皆様にも広く公開する場合、どのような方法でどのくらいの座席数を提供させていただけるのか、現在検討中だそうです。お申し込み方法の詳細が決まりしだい、このHPでご案内しますので、もうしばらくお待ちくださいね。

 これもみんな、読者の皆様のご支援のおかげです。
 本当に、ありがとうございます。



12月15日版

 昨夜に更新したばかりですが、今日もまた、高槻現代劇場での大講演会の感想がたくさん届いていましたので、お手紙のいくつかをご紹介させていただきます。

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 大阪での講演会、本当にお疲れさまでございました。大勢の方たちが外の階段で並んでいる様子を見た時は、すご〜いと思ってしまいました。1500席が、ほとんど満席でしたね。皆さん、とても熱心に聞き入ってましたね。
 私は夫と2人で聞かせて頂きました。初めて夫は飯田先生のお話を聞かせて頂いて、最後までメモをとりながら熱心に聞いていました。夫にはカチカチの唯物論・唯脳論の部分があり、神さまやトランスパーソナルな存在なんて信じられないタイプの人だと思っていましたが、飯田先生のお話を聞いた感想は、「話に引き込まれてしまったよ、すごくお話が上手だねェ」ですって。(夫も人様にお話をする機会が少なくないようですので・・・)

 私ども夫婦には子どもがおりませんが、これからも今回の2人だけの人生を大いに楽しみ、明るく元気に生きていきたいと思いました。こういう風に考えられるようになったのも、10年前に先生のご本に巡り合ってからなのです。大事な夫と2人で、これからも元気に生きていきます。先生も、どうぞいつまでもお元気で。


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 先日の高槻の講演会を拝聴させていただきました。
 先生の本は全て読ませていただいている私ですが、講演会に行って「生」の飯田先生にお逢いするのは、初めての事!・・・何日も前からワクワクして、とても楽しみにしておりました。改めて心に響き、自然に涙がこぼれました。

(プライバシーに触れる内容を省略)・・・そんな時に、本屋さんで見つけた、先生の「本」たちの数々! それからというもの、何度も繰り返し読んでいました。どんな時も、私のバッグには先生の本! どれだけ心が和らいだことでしょう。事実、心療内科の先生がビックリするほど早い回復でした。少しずつ前を向き、病気と向き合う気持ちになり、また、笑顔いっぱいの私となりました。今は、全てが順調! 「これでいいのだ」の精神で、毎日笑顔で過ごしています。

 講演会のあと、一緒に行った主人から、こんな言葉をもらいました・・・「今までも、これからも、いつでも一緒だよ。ともに学んで行こうね」と・・・結婚して20年以上にもなるのに、今さら・・・(笑)。少々早い、クリスマスプレゼントになりました。これからも、今ここに在ることに感謝しながら、楽しみながら学んで行こうと思います。


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 本日、高槻での講演に参加させて頂いた、3*歳の独身女性です。お疲れさまでした。休憩もとらず、時間を最大限に活用して下さり、ありがとうございました。脳のためにも、しっかり休養してくださいね。
 直接お会いして先生の優しいお声でお話を聞くことで、よりダイレクトに魂に響いてくるものがあり、色々なことを思い出すとともに、心に栄養を頂くことができました。そして何より、「親を大切にしよう」と、子供の頃に抱いていたピュアな気持ちを、素直に心に思い出させて頂きました。
 先生もおっしゃっていたように、日々のニュースを見ていると、今の日本は行き詰まっているように思います。最も大切な心の問題が正しく理解されず、置き去りにされてきた結果が今なのだと思います。私も、先生の本を必要とする人に巡り合ったときには、勇気を出してお伝えしていこうと思います。


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 大阪での講演、お疲れさまでした。私にとって、あっという間の2時間半でした。新幹線の復路、帰りの電車の中では、泣こうと思わないのに涙が出てきて、そっとハンカチで拭いていました。
 私は別の気持ちで講演を聞きに行ったつもりだったのですが、一番大事なことに気づかされて帰ってきました。それは、講演の最後の締めくくりに、先生が、「人生を終えた時に後悔することで一番多い事例が、親孝行ができなかったこと」だと教えてくださったことでした。その言葉以降の私は、涙が止まりませんでした。

 私の父は、3度もの脳梗塞を起こし、私の事情で、今は「特養」に入所してもらっています。父に面会に行くと、父は最初は、私のことをじっと見ています。しばらくして「アー」と声を上げて、喜んでくれます。やがて、私が「それじゃ帰るね」と言うと、「オー」と言ってくれる時もあり、泣き出す時もあります。言葉も、だんだん少なくなってきました。先生の講演を聞いて、私は今生を終えた時、「父母を充分に愛したか」と問われたら、このままでは、「はい」と答えられないと思いました。残り少ない、父母との生活を、納得のいく時間を過ごしたいと決心しました。先生には今回の講演で、ほんとうに大事なことに気づかせてもらいました。

 本物の先生の声を通して聞くお話は、不思議と心に響いてきました。先生、ありがとうございました。よい年をお迎えください。


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 ・・・というお手紙でした。

 ちょうどPHPの編集長さんから連絡があり、「中学生世代を中心にして、子供たちが自殺やいじめを思いとどまるような、命や人生の大切さを訴えるわかりやすい『生きがい論入門書』を、お願いできませんか?」というご依頼でした。私は、「ちょうど僕には中学生の娘がいますし、各地の学校で講演していますから、その目的の本なら、僕はまさに適任者ですよ」と、即座にお受けしました。来年前半にはお届けしますので、もうしばらく、お待ちくださいね!



12
月14日版

 高槻現代劇場での大講演会の感想が、色々と届いていますので、ご紹介いたします。

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 こんばんは。
 日曜日、大阪の講演会に行ってきました。一度、先生のお顔を見ておかなければと・・・
 同じ歳と思いつつも、CDなどでお聴きする先生の声は、人を包み込むような人生経験豊かな年配の方のイメージで、声と歳とがバラバラに乖離していたのですが、第一印象は、「かわいい〜、やっぱり同い歳だ!」でした。(大変失礼!)
 写真を撮れなかったのが、ちょっと残念でした。


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 **大学で教官をしております**です。
 今日のご講演、おつかさまでした。とてもよかったです。
 よく2時間ぶっ続けで、パワーポイントも使わずに・・・。
 でも、ロジカル(飯田注:論理的)で、わかりやすかったです。
 ありがとうございます。


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 日曜日に高槻の講演会に、中学2年生になった息子と参加させていただきました。
 生?の先生にお会いするのは、2年ぶりぐらいですが、「お腹に赤ちゃんがいる」なんてとんでもない、「痩せられたな」と思いました。お元気そうで嬉しくなりました。
 本当にご無沙汰なのですが、毎日先生の歌や講演を聞かせていただいてるので、とても身近につながってるという気持ちになりました。

 初めて講演に行かせていただいたのは、2004年の5月29日だったと思うのですが(この年は大阪、京都の講演が多かったですよね。5回参加させていただきました)そのころはお守りのように「死にたい」という言葉を、いつも心の隅に持っていたのですが、今はそんなお守りがなくても、大丈夫になりました。

 「逢いたい」のCDを聞いて、今回講演に参加して、「この数年、先生にすごく癒していただいて、元気が出てきた」と実感しました。ホームページを見ていつも思うのですが、先生のパワーはすごいですね。でも、昨年のように限界までいかないようにご自愛くださいね。


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 今回の講演会でとても印象に残ったのは、客席に向かって、深々と頭を下げられる飯田先生のお姿でした。とっても素敵でした。(おなかの事は、そんなに気になりませんでした! 特に男の人は、外見がいいかどうかなんて、あまり関係ないと思いますけど・・。でも、出張が多いという事はきっと外食が多いと思うので、食べる物には気をつけて下さいね)

 それと、親孝行をした方がいいですよ、というお話も、耳が痛いけど、とても響きました。鬱病のおおまかな定義を先生がおっしゃっていましたが、今の私は、まさにそれと闘っているみたいです。今は、苦しむ時なんですね・・・と割り切って受け入れようと努力する事が出来るのも、飯田先生のご本のお陰です。夫が先立って以後、「もう消えてなくなってしまいたい」と思う自分と、飯田先生のご本を読んで冷静に対処しようとしている、もう一人の自分がいるみたいです。


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 おはようございます。高槻の講演会、聞かせていただきました。
 飯田先生のお話を直接聞くのは2回目です。1回目は1年前の東京。
 今回の先生の印象はズバリ、「エネルギーいっぱい!」でした。すごくエネルギーを感じました。

 講演会の中での「光からのメッセージ」や「先だった人からのメッセージ」は、今までCDやDVDで何度も何度も聞いていた(マニアですから)にもかかわらず、光からのメッセージを読んでいる飯田先生の力強さに圧倒されました。読んでいる瞬間、光と一体になっているのが感じられました。講演会の終わり頃には、飯田先生の周りに緑色のオーラが見えました。2時間があっという間でした。聞きに行くことができ、本当に良かったです。ありがとうございます。

 「決定版 生きがいの創造」はすでに購入してありましたが、講演会の会場ロビーで、ついプレゼント用に4冊買ってしまいました(重かった・・・涙)。うち1冊はさっそく義父(妻の父)にプレゼントしました。頑固者の義父が読んでくれるのがとても楽しみです。


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 昨日の講演会、お疲れさまでした。
 すごい人でしたね! 行きも帰りも、すごい人だかりでした。

 講演会でお話をきかせてもらうのは久しぶりでしたが、やはり楽しく過ごせました。たくさんの方の前でお話しされるの、さすがですね、さすがプロですよね。とってもお上手ですよね。あれだけたくさんの方をちゃんとつかんでますものね。


 一緒に行った友達も、夫婦のことや職場の人間関係で悩んでいて、「すべてにおいてかなりタイムリーだった。。。」といってました。途中で私、眠くなってしまったんですがバレてますかね? 通路側に頭がもたれてしまって「(しまった・・・!)」と慌てたんですけど(笑)

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 きょうは、感動的な講演、ありがとうございました。初心者も、先生のファンも、それぞれが自分にぴったりのメッセージを頂いて、岐路についたと思います。
 飯田先生の姿がステージから見えなくなっても、拍手が鳴りやみませんでしたね。うんうんと、うなづきながら聞いてらっしゃる年配の男性、佐賀から日帰りでいらした年配のご婦人、途中で少し居眠りしながらも「光からのメッセージ」のところでむっくり起きて泣き出した若い女性・・・あっちこっちで、ハートが震えているのがわかりました。

 飯田先生は2年前に拝見したときよりも、ずっとお若くなられたように感じました。むきたての、ゆで卵のような・・・


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 ・・・という感じです。
 途中で眠くなった方々もいらっしゃるようですが(笑)、これについては、私は聴衆の皆様を「光の次元」とつなげるべく「催眠誘導」しながらしゃべっていますので、途中で気持ちよくなってきて、うっかり間違って「睡眠」の方に入ってしまう方々が現れるのは、当然といえば当然なんですよ(笑)。

 それにしても、「むきたての、ゆで卵」のように若々しかったとは、いったい・・・(嬉)



12月8日版

 東京・綾瀬市での講演会、市長さんや教育長さん、校長先生・教頭先生の皆様を前にしながら、いつにも増して堅苦しい雰囲気の中、なんとか精一杯お勤めさせていただきました。次は、ついに、日曜日の1500人規模の大講演会に出陣です。

 いったん福島まで戻ってみると、大学あてに、「トーク&ライヴ」CDに対する、嬉しい感想のお手紙たちが届いていました。たとえば・・・


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 今も「逢いたい」を聴きながら、お手紙を書いてます。
 さっそく申し込ませていただいたCD、夜、子供を寝かしつけ、少しだけある1人の時間に、聴かせていただいています。

 先日、CDが届いたばかりの日に、母が遊びに来ていました。飯田先生のお名前は以前より私の話から知っていた母も、「えっ? 飯田先生は歌も歌うの?!」と驚いていましたが、曲が始まり、「あら、良い曲ね」と言い、その後、母は自分でもビックリしていたのですが、ボロボロ、ボロボロ、泣き始めました。きっと、詞の内容もメロディも、心の奥に響いたのだと思います。

 またステキな曲を作って下さった飯田先生、有難うございました。
 母も今では、先生のファンなんですよ!

 川崎市 ***** & 母 ***


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 そういえば、綾瀬市でのお堅い講演会の前日のこと・・・ある難病の友人(以前このHPでご紹介した「車椅子父さん」)のブログを1週間ぶりに開いてみたら、なんと、いま東京にいらっしゃるとのこと(まったく想定外でした)。ビックリして、「ちょうど私も今夜上京して泊まる予定でおり、しかも急に午後の会議が中止になって時間が空きましたので、何かお手伝いできることがありましたら、救助隊または介助犬として駆けつけますから、どうぞご遠慮なくお申し出くださいね」と、「どうせお読みになるのは、深夜に宿泊先にお戻りになってからだろうな」と予想しながらも、一応、携帯にメールしておいたところ、午後2時前に、奥様から、「先ほどディズニーランドに着いて、たまたま主人が携帯を見たら、なんと飯田先生からの久しぶりのメールを発見して、一同大騒ぎになったところなのです! あまりにもタイミングが良すぎて信じられないのですが、本当に、お言葉に甘えてもよろしいのでしょうか?」と、グッタリお疲れのお声が・・・尋ねてみると、9歳と1歳のお子様2人を連れて、車椅子で地下鉄やJRを何本も乗り換え、ようやくランドに到着なさったばかりではありませんか・・・その時点で、私はまだ福島の自宅にいたのですが、「とにかく、私、これから国際救助隊サンダーバードのように緊急出動して、17時から18時の間にはそちらに到着しますので、それまで何とか持ちこたえてお待ちくださいね!」と叫ぶやいなや、腕時計をするのも忘れて(福島駅で気づきました)車に飛び乗り、福島駅から新幹線で東京へ、そしてコインロッカーに翌日の講演の荷物を預けてJR舞浜駅へと乗り換え、17時2分に、ランドのゲートをくぐったのです。入園すると真っ先にインフォメーション・センターに向かい、電動昇降装置付き介護タクシーの電話番号を教えてもらって仮予約しておいてから、奥様の携帯に電話し、周囲に見えるものの手がかりを尋ねながら、所在位置を探し出して、かつて私が遠方のお宅を訪問して以来の、感動の再会を果たしたのでした。(その瞬間、私の頭の中では、子供時代に大好きだった「サンダーバード」のテーマ曲が、高らかに鳴り響いておりました・・・笑)

 その後の模様は、ご本人が携帯からブログを更新なさっていますので、

 http://kurumaisutousan.blog77.fc2.com/

 の12月7日版「サプライズ」を、ご参照ください。

(その後、ご一緒に楽しく過ごしてから、私が勝手に「サンダーバード2号」と名づけたリフト付き介護タクシーでホテルまでお送りし、私も翌日の講演会場近くの「ホテルオークラ海老名」まで移動したのですが・・・深夜だというのにJR東海道線も相模鉄道もギッシリ満員のスシ詰め状態で、ホテルに着いたら0時になっておりました。水曜の夜だというのに、首都圏の人々は、なんと夜更かしなのでしょう!)

 明日もまた、新幹線で、夜遅くに京都まで移動して泊まります。
 それでは、日曜日に、高槻現代劇場でお会いしましょうね!



12月5日版

 そろそろ発売になっているはずの『安心』1月号(マキノ出版)の中に・・・


 そうなんですよ、全国の書店や病院・福祉施設の待合室などでおなじみの、有名な医療系月刊誌『安心』の巻頭グラビアとして、「本誌では史上初めての挑戦となるスピリチュアル系の特集」(編集者さん談)という大胆な試み、つまり「飯田史彦教授の生きがいの扉」が、掲載されているのです!
 しかも、巻頭カラーグラビアとして9〜25ページの大特集に加え、モノクロページの155〜163でも、「飯田教授からのメッセージ 〜生きがいの道しるべ」として、大いに特集してくださっています。

 それも、「股関節特集号」の巻頭カラーグラビアを飾っているのが「生きがい論」という、この絶妙の取り合わせが、いかにも私らしくて大満足しております(笑)。

 これにより、全国の医療・福祉施設の待合室などで、私の「生きがい論」に初めて触れてくださる方々が激増すること、間違いなし。福島まで取材においでくださった編集者さんとライターさんも、「生きがい論」を正しくご理解くださっている愛読者の方々だと判明し、面談しながら大いに意気投合してしまいました(笑)。本当に、ありがたいことです。『安心』編集陣の勇気に、拍手喝采!
 書店さんの雑誌コーナーでも販売されていますので(定価570円)、ぜひとも、伝統ある医療系月刊誌が「初めての挑戦」とおっしゃる「生きがい論の大特集」を、ご覧になってみてくださいね。



11月24日版
 福島でのトーク&ライヴ、なんとか無事に終わりました。
 遠くは東京、仙台、山形などからおいでくださっており、80台のお年寄りから幼稚園のお子様まで、老若男女120名の皆様(会場定員いっぱい)が至近距離から凝視なさるので、これまでになく緊張した私でしたが・・・幸いにも、歌が始まると、皆さん「歌詞カード」に視線を落とされるため、私の緊張度指数も下がり、リラックスすることができました。

 それにしても、新曲「逢いたい」の評判の高さには、びっくり仰天。今夜も1曲目に披露したのですが、ほとんどの方々がポロポロと涙してくださり、会場全体が、すすり泣きの歌声でいっぱいに・・・私も、思わず、もらい泣きしてしまいました(この頃、なぜか涙腺が弱いのです)。
 終了後のサイン会の際にも、「新曲、いつCDになさるんですか?」「新曲が、私の好きな歌のベスト・ワンになりました」「ここまで純粋に泣ける歌に、初めて出逢いました」など、「逢いたい」を絶賛くださる声ばかり・・・おそらく、皆さんは、カラ元気など出さないで、思い切り泣きたかったのではないでしょうか。なにしろ、私の本を愛読くださる方々には、つらい試練を抱えて、懸命に生きていらっしゃる御方が多いですからね。

 一方では、わずか40分ほどのトーク&ライヴだったので、「もっと聴きたかったです」「もう終わっちゃうの?、って、物足りなかったです」などのご要望も多かったのですが・・・「もっと聴きたい」と欲していただけるうちが、花(華?)というもの。「なんだよ、まだ聴かされるのかよ」とウンザリされる前に、あっさりと終了させていただきました(笑)。



11月15日版

 東京でのトーク&ライヴ・コンサート、おかげさまで、3階までびっしりのお客様がおいでくださったとのことで、大成功に終わりました。本当に、ありがとうございました。
 さっそく、主催者のSさんから、このようなメールをいただきました。

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昨日は、大変すばらしいコンサートを、ありがとうございました。
 参加者からも、絶賛の声を多く受けました。
 みんな、先生の歌声とその御心に感銘したようです。もちろん天国の子ども達も。
 

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 また、ご参加くださった40代男性からも、このような感想が・・・

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お疲れ様です。
本日は、トーク&ライブ、本当に有難う御座いました。

先生の「講演会」ではなく、「トーク&ライブ」というのは初めてでしたので、大変興味深かったです。
終始リラックスなムードの中で進行して、いつもより、皆さんの合唱が大きく響いていたような気がします。
なにしろ、宇宙初公開の新曲も聴くことができ、しかも一緒に合唱させて頂けたことは、本当にうれしかったです。どうも有難う御座いました。

途中、先生が声を詰まらせて数秒間、歌が中断したときには一瞬驚いてしまいましたが、涙をこらえておられたのですね。最近、親しいご友人に先立たれたとのこと、心中お察しいたします。本当に悲しくて大変だったのですね。こちらまで、もらい泣きというか、ジーンとしてしまいました。

新曲の『逢いたい』は、これまた泣ける歌ですね。
「信じている」「今、今すぐ逢いたい」・・・なんて直球勝負の、ストレートに心の琴線をふるわせるフレーズでしょう。いつもながら感服いたします。
メロディーの方も、泣きの黄金律ともいえるフレーズ!!。
ギターの音色も、いつにもまして潤っていたというか、神秘的な音色さえ感じました。
とにかく情感あふれる歌で、心から感激しました。

ギターはオープンチューニングですよね。美しい音色ですね。
僕も今度練習してみたいですね。()
もう何年も、ギターを弾いて歌うなんてなかったので。

今日はお誘い頂きまして本当に有難う御座いました。
重ねてお礼申し上げます。

追伸:今日は2階席におかげさまで座ることができました。
円形のホールでしたので、初めて見るめずらしい角度で拝見できたので、今日は、とても新鮮で大満足でした。
それに、いいじゃあないですか。先生の外見はすてきですよ。
人々に安心感を与えるためにも、これからもそのくらいは福よかでいてほしいものです。

では、失礼いたしました。


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 ・・・ということで、私もほっとしました。この歳になると、もう女性にモテることよりも、同性(男性)に高く評価していただけることの方が、嬉しいものなんですよ。人間は通常、異性に対しては甘いけれど、同性に対しては厳しいですからね(笑)。
 また、先日、世の中の人々をみな悲しませた事件でお子様を亡くされたご両親も、わざわざ遠方からおいでくださっており、講演後にゆっくりと時間をとってお話をさせていただきました。(これを機会に、生涯の良き友人になりました)

 新曲「逢いたい」も、自分でもビックリするくらいの大好評で、多くの方々から、「泣けて泣けて仕方がなかった」「これまでの飯田先生の歌の中で、いちばん好きな歌になりました」などと、嬉しい感想をいただきました。


 追伸:
 上記の感想文で男性が、「
ギターの音色も、いつにもまして潤っていた」とおっしゃる理由は・・・実は、ほぼ5年ぶりに、ギターの弦を張り替えたのでした(恥)。5年間も張り替えないで放っていてしまって、ゴメンなさい!



11月2日版

 昨日の新聞に、「高校の必修科目未履修問題を苦にして、父兄説明会の直前に、なんと校長先生が自殺」というニュースが載っているのを見て、私は暗たんたる気分に・・・
 中高生の自殺や未遂問題が多発し、先生方が対策に苦心なさっている状況のなかで、先頭に立って命の大切さを訴えるべきである校長先生が、率先して自殺してしまうとは・・・これでは、現場の先生方がいくら「命を大切に」と訴えても、まったく説得力がないではありませんか・・・(涙)

 すると、本日、ある中学校の先生から、次のようなお手紙が届いておりした。

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突然、お手紙を差し上げて失礼いたします。いつも先生の著書を楽しみに拝読させていただいております。

 私は、**市の公立中学校の保健体育科教諭として勤務しております。現在の勤務校は、家庭環境の厳しい生徒が多く、その困難さに起因する問題行動に、日々追われております。生徒たちを見ると、「うざい」「キショイ」「死ね」「殺すぞ」といった言葉が、平気で日常的に飛び交うような状況です。

 さて、そのような中で、私が担当する1年*組で、飯田先生の著書『親と子で語る人生論』から引用させていただき、生き方に関する学活を試みました。自殺したい女生徒を男性教師が説得するシチュエーションをそのまま頂戴し、生徒たちが男性教師になったつもりで、会話を創作していくといった内容を、コンピュータ室でパワーポイントを活用して実施してみました。
 その結果、中には面白半分でわざと自殺に追い込んだり、昼のメロドラマのような展開にしてみたりといった生徒もいましたが、ほとんどの生徒はまじめに学習してくれ、最後の「みんなへ伝えたいこと」のアンケートでは、「自殺はダメ」と訴える生徒がたくさんいて、私も救われました。

 今後も、飯田先生の著書をパワーポイントで引用し、宗教教育と誤解されずに公教育として実施できるよう配慮しながら(笑)、生徒たちにうまく紹介していければと考えております。次は、『生きるということ』の絵物語を見せて考えさせたいと思っております。
 飯田先生の著作権の許可を得ずに、勝手に授業で利用させて頂いておりますがお許しください。お粗末ですが、授業で利用させて頂くパワーポイントのデータを同封させて頂きますので、ご覧いただければ幸いです。

 これからの先生のますますのご活躍を期待しております。12月10日の大阪での講演会にも、ぜひ行かせて頂きたいと思っております。お体には十分にお気をつけて、みなさんの救済にご尽力ください。


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 おお!
 この国にも、まだまだ、このような使命感に燃える現場の先生方が、潜伏していらっしゃるではありませんか!

 著作権など気にしないで、私の著書や文章を、どんどん加工して活用なさってくださいね。私の「生きがい論」は「道具」としての有効性を追求していますので、ただ皆様の手元に置いてくださるだけではなく、さまざまな場面・状況で効果的に活用していただいてこそ、真価を発揮するのです。
 そのうえで、何か都合の悪いことが起きた時にのみ、「私はただ、飯田先生という大学教授の主張を、そのまま引用しただけですので」と、すべて私の責任にしていただければ結構です。読者の皆様が問われる責任や罪は、すべて私が背負いますから。(その覚悟がなければ、あのような本を堂々と世に問うことはできません)

 暗たんたる気分で落ち込んでいた私でしたが、このお手紙で、本当に救われました。なんという絶妙のタイミングで、私を元気にしてくださる「読む薬」が届くのでしょうか(笑)。
 **市**区の**中学校の**先生、私を救ってくださって、本当にありがとうございました。

 すると、その直後に、先日講演を行った山木屋中学校の教頭先生からも、うれしいメールが・・・

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先日はお忙しい中、遠路おいでいただきありがとうございました。
職員・生徒・保護者・地域の方々のそれぞれに感想を聞いてみましたが、
驚いたことや「なるほど」と思ったこと、気持ちが楽になったことなど、
先生のお話をお聞きして、それぞれの中に残ったものが数多くあったようでした。
また、先生にご講演をお引き受けいただくことができたお陰で、
例年になく多数の保護者・地域の方々・地域外の方々に、
文化祭を御覧いただくことができました。
重ねて御礼申し上げます。


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 おお! おお!



 このような先生方が、わずかでも各地に散在していらっしゃるかぎり、この国の教育界は、まだまだ大丈夫だ・・・

 ・・・かくして、ふたたび元気を取り戻した私は、前人未到の「生きがい論」というエヴェレストの山頂に向けて、「きっといつか、たどり着ける」と信じつつ、人類の歴史では厳冬期にあたる胸まで積もった大雪をラッセルしながら、また目の前の小さな1歩を踏み出し始めたのでありました。
(なんと単純な人間なのでしょう・・・)



10月14日版

 緊急のお知らせです。
 大阪医科大学の黒岩教授から、次のような緊急メールが届いておりました。

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先ほど出張から帰って参りましたが、昨夜(13日)夜8時の時点で、お申込が1405名になっているそうです。この週末で1500人(満席)に届く勢いですので、大変恐縮ですが、ここで一度締め切らせて頂けませんでしょうか。市の広報などの反応を見て最終的に調整し、席があるようでしたらまたご案内させて頂ければと思っております。

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 なんと、予約開始後3週間で、1500席が満席とは!

 まだ講演まで2ヶ月もあり、「市民公開講座」と題して、これから高槻市の広報誌に載りますから、それを見てお申し込みくださる市民の方々のために、若干のお席は「取り置き」しておかなければなりません。また、主催者である「日本脳腫瘍の外科学会」や、大阪医科大学の関係者の方々で、「日程調整がついたので参加したい」とおっしゃる医療関係者さん(たいてい直前まで日程が確定しません)のためにも、お席をご用意しておかなければなりません。
 したがって、急用などで来場できない方々が1〜2割生じるとしても、とりあえず現時点で、このHPからのお申し込みは、締め切りとさせていただきます。今後、高槻市民の方々のお申し込み状況などを見ながら、追加予約を開始できるかどうか、検討させていただきます。お申し込みくださった皆様、本当に、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 ちなみに、先ほど娘(中学1年生)に、「お父さんの講演会、1500人の会場が満員になりそうだよ」と教えてやったところ、娘は「なんで? お父さんって、ジャニーズでもないのに、そんなに人気があるの? ねえ、どうして? なんでなの?」と、まったく理解できない様子で疑っておりました。どうやら、中1の娘にとっては、「人気のある男性=ジャニーズ」という解釈になるようです(笑)。
 私にはさっぱりわかりませんが、娘は、ジャニーズの「かとぅーん」(私のヒアリングの結果ですので、正式な綴りは不明)というグループの、「カメ無し」(私のヒアリングの結果ですので、正式な漢字は不明)という男が気に入っているようです。男性のくせにカメが無いとは、いったい・・・???
(とはいえ、いまだに、いちばん好きなのは「モーニング娘」のようですが・・・)



10月10日版

 松江〜広島と、4日間ほど出張しているうちに、またまた黒岩教授(大阪医科大学)から、びっくりメールが届いておりました。

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10月6日現在のところ、1170人の申し込みがございます。高槻市の広報に掲載して頂く前に、1500席が一杯になってしまうかもしれません。皆様のご住所を拝見しますと、全国からおいでになりますので、市民公開講座どころか国民公開講座のようです。**********

 なんと、受付開始後2週間で、1170人もの方々からお申し込みをいただいたとのこと!

 もしかして、このHPの読者のほとんどが、12月10日の講演会に集結してくださるのでしょうか?

 何が何だかわかりませんが、とにかく、あと300名様分のチケットしか余っておりませんので、ご希望の皆様は、お早めにお申し込みくださいね。(これは10月6日時点の残席情報ですので、現在では、もっと残り少なくなっているものと思われます)


 ここ数日間、講演、お通夜、お葬式など、移動でグッタリ疲れてしまっておりますので、今夜はこれにて。


 追伸:
 10月29日(日)の午後に、福島県伊達郡川俣町山木屋の「山木屋中学校」(全校生徒43名のかわいい中学校)の「創立60周年記念式典」で、「生きがい論」の記念講演(90分程度)を依頼されました。光栄にも、校長先生から直々のお手紙をいただき、全校生徒も参加くださるそうなので、喜んでお受けしたものです。ご両親や地域住民など、一般の方々にも公開するそうですから、聴講をご希望の方は、山木屋中学校まで問い合わせてみてくださいね。(とはいえ、かなりの山奥ですから、たどり着くためには、自家用車と、それなりの覚悟が必要ですが・・・私の友人たちが経営する「みちのくグリーン牧場」もあり、おいしい「山木屋牛乳」で有名な、のどかで風光明媚な山村なんですよ)



10月3日版

 ごめんなさい!
 1週間ほど出張しており、福島を離れているうちに、大変なことが起きてしまっておりました。
 
 まず、前回の更新で「大阪医科大学」での公開講演会をご案内した、わずか2日後の25日に、黒岩教授から、このようなメールが・・・

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外来と講義が終わって今、部屋に帰って参りましたが、秘書さんが青い顔をして受講希望のメールを処理していました。今の時点で、600人近い方が受講を希望されております。予想をはるかに超える人数で驚いております。大変申し訳ございませんが、これで受講を締め切りにさせていただけませんでしょうか。先生のお力の凄さを実感いたしますとともに、受講が叶わない方々には、大変申し訳なく思っております。********************

 なんと、たったの2日間で、600名ものお申込が!
 しかし、会場(大阪医科大学講堂)の収容人数は、300名ほど。

 私もビックリして、どのようにお返事しようかと迷っていたところ、数時間後に、次のようなメールが・・・

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先ほど受講申込を止めてくださいとのメールを差し上げたのですが、皆様からの文章を拝見しますと、熱い想いを書き綴っておられる方々も多数おられまして、お断りするにはとても忍びない気持ちです。そこで、同じ高槻市で駅からも歩ける距離にございます別の会場(高槻現代劇場)に変更させていただけませんでしょうか。こちらですと1500人ほど入れますし、皆様が先生のお顔を直接に拝顔できると思います。もちろん会場を変更しても、無料のままとさせていただきます。会場が変更になりますだけで、その他の変更はございません。何卒よろしくお願い申し上げます。********************

 おお!
 いったんは、「多くの方々にお断りのお返事を出すしかない」と覚悟なさった黒岩先生でしたが、お申し込みくださった方々からのメールやFAXの文章を読み進むうちに、その熱い想いに胸を打たれて、「お断りするにはとても忍びない」という心境になられ、ついには高額の身銭を切ってまで、「参加費無料」のままで別の大きな会場を借り上げようと、決断してくださったのです。
 なんと、愛と使命感に満ちた、素敵な先生なのでしょう!

 しかし、これだけ大量の方々にチケットをお送りするだけでも、多額の費用がかかるでしょうに・・・福島からうかがう私の交通・宿泊費のご負担もかなりの金額になりますし、そのうえ参加費無料のままでは、黒岩先生に、会場費を含めてかなりのご負担をおかけしてしまうので、私も複雑な心境です。
 そこで、「金銭的にも労力的にも、かえって先生や担当者さんに大変なご迷惑をおかけすることになってしまい、本当に申し訳ございません」とお返事したところ、私の気持ちを思いやって、次のようなお言葉をくださいました。(ただし、9月29日時点での情報ですので、その後の3日間で、もう少し人数が増えているかもしれません)

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現在のところ、800通近い申し込みがございます。可能でしたら、チケットの発送は10月末になりますと、ホームページでご案内いただけませんでしょうか。今日は今から手術に入りますので、お返事を確認させていただけるのは、明日の朝になります。秘書さんも、いきいきと準備させていただいております。私も秘書さんも、近年にない充実感を味わわせていただいております。ありがとうございます。

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 ・・・このような素晴らしい先生にお招きいただけて、私は感激してしまいました。まさに、黒岩先生&秘書さんの優しいお気持ちと、お申し込みくださった皆様の熱い想いが、ひとつに溶け合って、私の心に飛び込んできたという感覚です。私は本当に、幸せ者です。
 

 というわけで、
12月10日(日)の講演会は、同じ高槻市の「高槻現代劇場」へと会場が変更になりましたので、どうかご了承ください。こちらは1500名も収容できる大ホールですから、皆さん確実に、余裕をもって座れますよ。(申込&問合先は変わりませんので、前回の更新内容をご覧ください)
 
本日、北海道在住の御方からも、「大阪の講演会に申し込みました!」というお手紙が届いておりました。どうやら、12月10日は、「生きがい論」でつながった怪しげな人々が日本中から集結する、大変な大集会になりそうです(笑)。



9月23日版

 大阪医科大学での市民公開講座(参加費無料!)の、申し込み受付が始まりました。すでに学会関係者だけで50名ほどの参加希望があるそうなので、ポスターが地元に張り出される前に、大至急、このHPの読者の皆様に、特別先行公開いたします。

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主催: 日本脳腫瘍の外科学会
題名: 市民公開講座「生きがいの創造〜新時代の医療に求められるスピリチュアル・ケアの意味と方法」
講師: 飯田史彦
日時: 12月10日(日)、午後2時〜4時すぎまで
場所: 大阪医科大学 臨床第1講堂
(その後、1500席の大きな会場に変更になりました)申込方法: 会場収容人数の関係上、事前にご予約いただいた御方から、優先的に入場券を送付させていただきます。FAXまたはEメールにて、住所・氏名・連絡先(TEL・FAX・Eメール)・申込枚数を記載のうえ、下記宛先までご連絡ください。
問合せ・連絡先: 大阪医科大学 脳神経外科学教室 公開講座担当:木下さんまで
         TEL:072−683−1221(内線2383)
         FAX:
(満席のため、10月14日の時点で申込は締め切りました)
         Eメール:
(満席のため、10月14日の時点で申込は締め切りました)

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 なお、会場(臨床第1講堂)の収容人数(300名程度)を超えた場合には、隣の臨床第2講堂にて、生中継映像での鑑賞となってしまいますので、本物の私から直接に聞きたいという御方は、お早めにお申込くださいね。(べつに、生中継映像の私がニセモノだというわけではありませんが・・・笑)

 今回の公開講演会は、「日本脳腫瘍の外科学会」会長でいらっしゃる、有名な黒岩敏彦教授(大阪医科大学脳神経外科学教室)から、光栄にも、直接のご依頼をいただいたものです。黒岩教授は、脳腫瘍や脳血管障害などの専門家として、すでに日本の医学界での地位を確立なさっている、ご高名なドクターでいらっしゃるにもかかわらず、脳出血時の体験を分析・報告した私の著書『ツインソウル』に対して、拒否反応を示すことなく、寛大な姿勢と柔軟な思考で受け入れてくださっています。まさに、「新時代の臨床医療」を真剣に追求してくださっている先生であり、このような先生のいらっしゃる大阪医科大学は、まことに先進的で、真にアカデミックな学問の場であると言えるでしょう。本当に、ありがたいことです。



9月20日版
 お知らせ

 昨日の更新でご案内した、「島根いのちの電話」主催の私の講演会は、チケットが完売(予約で満席になり当日券販売なし)になったそうです。今のところ、会場変更や追加席販売の予定はありませんが、もしも何らかの変更がありましたら、このHPでご案内いたします。
 予約が間に合わなかった皆さん、本当に、ごめんなさい。



9月19日版

 東京の講演会、なんとか無事に終えることができました。
 さっそく届いていた、友人たちからのメールの一部をご紹介すると・・・

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昨日は本当にありがとうございました。先生がひとつひとつの講演会を本当に大切に、全力投球してくださる姿に、スタッフとして先生の誠実さをあらためて感じさせられました。私ども助産師にとっても、仕事の面でも私的な面でも、きっと明るい気持ちで今日からを過ごせるのではないでしょうか。
赤ちゃんたちもほとんど騒がず、参加者の方々はとても集中して聞いていました。

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ほんとにお疲れさまでした。
私は1階のいちばん後ろの方だったのですが、会場のあちこちに、泣いている方々がいっぱいでしたよ。

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先生は、お気づきでしたでしょうか?
講演会の時はぐっすり寝ていた小さな子どもたちが、先生がギターを持ったとたんに起きて、歌が始まったら、お父さんやお母さんと一緒に、頭と肩でリズムをとっていたのを・・・。
私、うしろから見ていて、胸がとても熱くなりました。小さな指揮者がいっぱいの会場でしたよ。

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 ・・・という感じでした。

 私としては、素晴らしい参加者の方々と、音響の良い会場に恵まれて、とても気持ちよく講演できたので、ぜひ今回の講演をCDにして、このHPを通じて広く皆様に提供したいと考えたのですが・・・助産師会を通じて会場の音響係での録音をお願いし、会場から録音料金を請求された助産師会がきちんと事前に支払ってくださっていたにもかかわらず、なぜか会場の音響係さんからは、「あれ? 頼まれていないので、録音はしてませんよ」とのお返事。どうやら、児童会館の事務スタッフと音響スタッフとの間で、録音の必要性に関する打ち合わせミスが生じてしまったようです。私も助産師会のスタッフも、「ええ〜っ!?、そ、そんなぁ・・・」「ちゃんと費用も支払ってお願いしてたのに〜っ」と、大ショック・・・特に、受付などの仕事で私の講演を生で聞けなかった助産師会スタッフさんたちは、「あとで録音を聞こうと思って楽しみにしてたのにぃ」と、ガッカリなさっていました。
 こんなわけで、結局、昨日の講演会は、あの場に参加してくださった方々のみの「思い出」として残り、「CD化して広く公開しよう」という私の夢は、はかなく消えてしまったというわけです。いやはや、人生、なかなか思い通りにならないものですねぇ・・・とほほ・・・(涙)

 ・・・ということで、次回の公開講演会のご案内をさせていただきます。

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名称: 「島根いのちの電話公開講座 飯田史彦講演会」
期日: 10月7日(土) 午後2時〜4時
会場: いきいきプラザ島根 403研修室(島根県松江市東津田町1741−3)
参加費: 前売1000円、当日1200円(要予約)
主催: 社会福祉法人「島根いのちの電話」(後援:松江市教育委員会)
問合せ&申込先: 上記「いのちの電話」事務局(電話0852−32−5985)まで。


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 私の記憶によると、鳥取県・島根県・山口県では、一度も公開講演会を行ったことがありません。確か、島根県の看護協会から、看護師さん向けの講演会を、一度依頼されただけのような気がします。したがって、山陰地方での公開講演会は史上初めてであり、非公開の講演会を含めても、わずか2度目なのです。
(私は広島の出身なので、プライベートな旅行では、隣県として何度も訪れているのですが・・・ただし、山口県の「萩」の町にだけは、なぜか、どうしても足が向かず、車で近くを通っても意図的に迂回してしまい、電車で山陰本線を通っても車窓から目を背けるだけで、44年間、一度も降りたことがありません。数年前に、意を決して車で萩に向かってみたのですが、「萩市」という道路標識(市の境界表示)を見たとたんに、異常に息苦しくなって、あわてて車をUターンさせて帰ってしまいました。自分でも不思議なのですが、こうして「萩」という地名を書くだけで、なぜか異常に心身が緊張して、心臓がバクバクしてしまうのです)



9月16日版

 またまた嬉しいことがありました。
 
 なんと、オランダ人の男性からお手紙があり、私の「生きがいの創造」の英語版(このHPで無償提供しているもの)を読んで大いに救われたので、ぜひともオランダ語に翻訳して、オランダ人の方々にも広めたい、というお申し出があったのです。
 その部分の文章を、原文のまま、抜粋してご紹介すると・・・
(私はオランダ語は読めないだろうと推察して、英語で手紙をくださいました)

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Your book has had a great positive influence on both my wife and I.
 At the moment I am in great spirits and have a happy family.
 Your book has opened our eyes in many ways.
 
(中略)
 
 
I would like to ask your permission to translate your book into the Dutch language.
 I am not a professional translater and I think it will take quite some time for me to translate your book.
 However I am convinced that if I will be able to translate your book that it will change many Dutch lives in a positive way just as it has changed my life.

 I thank you for your time and for writing "Creating the value of Life".
 

********************
 
 ・・・ということでした。
 特に、私が嬉しかったのは、”Your book has opened our eyes in many ways.”(あなたの本は、さまざまな方法で、私と妻の目を開いてくださいました)というお言葉です。

 当然ながら、私もすぐに、「どうぞご自由に翻訳して、ご自由にお使いください」と、お返事を書きました。これまでも、外国語に翻訳された場合、私は一切の著作権料を放棄しており、出版によって生じた収入は、すべて翻訳くださった御方に差し上げているからです。(ただし、日本語および日本国内での出版関係は、PHPが版権を持っておりますので、許可なくコピーや配布はできません)


 この勢いで、18日の大講演会(東京)も、大いに盛り上がりたいと思います。
 やはり、色々な意味を込めて、第一声は、「ただいま!」でしょうか(笑)。

 私の講演会では、とにかく参加者の方々に、「温かい、幸せな気持ち」で帰路についていただきたい、というのが、何よりの願いです。昨日も、ある医療福祉施設で300名ほどの方々に向けて講演をしたのですが、終了後、こっそり様子をうかがってみると、参加くださった方々が、「来て良かったね」「感動したね」「元気が出たね」「途中で何度も、大声で泣きたくなって、こらえるのが大変だった」などと話しながら会場を出て行くのを耳にして、「今日は自分では60点くらいの出来の講演だったけど、こんなに喜んでいただけて、本当に良かった」と、私の方こそ元気をいただきました。(ちなみに、いつも自分では反省点ばかりなので、自己採点で80点以上ついたことはありません)

 とにかく、まずは、700名近くもの方々がお集まりくださる東京の大講演会に、誠心誠意、全力投球しますね。(ただし、お申込者のうち100名程度は、お母様に同伴の「小さなお子様たち」の軍団らしいので、2時間もの間おとなしく座っていてくださるとは、とても思えません・・・いったい、会場内がどんな騒ぎになってしまうのか、かなり不安ではありますが・・・果たして、お子様たちのかわいい声で、私の歌を大合唱していただけるのでしょうか???)

 それでは、大いなる不安も抱えつつ、東京都児童会館(渋谷)で、18日にお会いしましょう!



7月20日版

 ふう・・・ようやく、大学内での大きな大きな公務が終わり、「夏休み」の気分になれそうです。
(ただし、学生たちは8月5日頃まで前期試験なので、教官の私が夏休み気分になったのでは気の毒ですが・・・)

 しかし、まだ、このところのオーバーワークが響いて、「パソコンの姿を見るのもイヤ!」という気持ちなので、本日の更新も、大幅な手抜きでいきますね(笑)。

 そう、「文字を打つのがしんどい時の手抜き技術」といえば、写真を使うに限ります。
 本日、大学に行くと、たくさんのお手紙の中に、このようなものが・・・



 おお!
 こういうお手紙は、いただく私の方も、本当に元気が出ます。
 まさに、著者冥利に尽きる、という感じの嬉しさなんですよ。




7月2日版

 今朝、専修大学の大石教授から、「飯田先生、読売新聞を見てください!」とのメールが届き、あわててコンビニで買ってみると、次のような記事が・・・
 


 なんと、有名な女流棋士の梅沢由香里さんが、私の『ツインソウル』を、いちばんお勧めの本として、ご指名くださっているではありませんか!
 具体的には、以下のようにご紹介くださっています。

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『ツインソウル』(飯田史彦著、PHP研究所、2100円)
 「生きがい」シリーズで話題になった飯田先生の最新作。スピリチュアルな部分もたくさんありますが、何より先生の思いやりや心が感じられる、温かい本です。

(東京・銀座の「プランタン銀座」で撮影してくださった、表紙写真つきで掲載)


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 日本一の発行部数を誇る「読売新聞」の全国版で、我が『ツインソウル』を、こんなに素敵な写真を添えて、著者冥利に尽きる文章でご紹介くださるとは・・・梅沢由香里さん、本当に、ありがとうございます!(Jリーガーの素敵なご主人と、どうぞ仲良く、お幸せに)

 きっと、この紹介文を読んで、「ん? 飯田先生って誰? ツインソウルって、どんな本なの?」と、書店で探してくださった新たな読者さんが、全国各地にいらっしゃるのではないでしょうか。



6月1日版

 5月25日版の更新で、長崎県の自称「車椅子父さん」からのお手紙をご紹介したところ、たくさんの反応をいただきました。
 ごく一部をご紹介しますと、たとえば・・・


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 素敵なお手紙でしたね。
 一読者である私でさえ感動(>_<。)でした。著者である飯田先生が胸うたれ、涙が流れたお気持ちも、よく分かりました。

 お手紙の方の前向きなお気持ち、素晴らしいですね。「この思い長崎に届け!」と、祈りました。
 なぜなら、みんな悩み苦しみ試行錯誤し、飯田先生の本を読み、講演を聞き・・・その中から、自分の行くべき道しるべを探しあてた経験者が沢山いて、その度合いの違いこそあれ、同じ思いで、今も世界中に沢山の方がいるのだから!、と思うからです。

 長崎に向かって心から、「頑張って下さい!」と願いました。
 そして改めて、ありがとうございました!

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 心の中で、「車椅子のお父さん」が光に包まれて、穏やかな笑顔を

 浮かべていらっしゃるところをイメージしながら、愛と祈りを送らせていただきたいと思います!

 飯田先生の呼びかけを読ませていただいたら、涙が出ました。

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 飯田先生へ

 長崎県は行ったことはありませんが、
 仕事では毎日のように電話しています。

 先生のおっしゃったとおりにイメージしてみました。
 素敵な手紙を書いてくださった方に、
 すばらしいことが起きると良いですね。

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 すると、なんとイタリアからも、次のようなメールが・・・
(プライバシーに触れる内容のため、ご本人の了解を得て、ご紹介いたします)


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 去年の春、DVDを注文した折に先生にメールアドレスをいただくという、思いがけなく光栄な特権に恵まれた、イタリアのヴィオラ奏者の****です。
 ホームページを拝見しておりましたので、先生のあまりのお忙しさを思い、これまではせっかくいただいた特権も濫用しないように控えて参りました。しかし、今回更新されたホームページの長崎の方のお話を伺い、一度位は私も感謝の気持ちを直接にお伝えするメールを送らせていただいてもいいのでは、と思いメールさせていただくことにしました。

 ツインソウルの本、日本から旅行で来た人に、これだけはと頼んで持ってきてもらい拝読しました。
 本当にありがとうございました。
 先生が命がけで教えて下さった真実の世界。お立場上、風当たりが強くなるであろうに、敢えて出版して下さったことの意味の重さ。

 あの本を読んだら、不思議なことに、今まで難解で投げ出していた、宇宙論だとか聖書のような宗教書が、突然よく分かるようになりました。捨ててしまおうと思っていたキリスト教の本や、何回読み返してもお手上げだった新しい宇宙論や有名な格言集なんかが、ああそうだったのか、と納得できるようになったのです。目からウロコとはこのこと。皆、飯田先生のおっしゃった光の世界を、世間に伝えようとしていたのですね。でも、それを言葉にするのが不可能だから、あんなに難しい表現になったり、たとえ話にすりかえたりしていたのですね。

 そう分かって、もう一度、ツインソウルを読み返して、改めて感動しました。学者というのは、易しいこともわざと難しい言葉でこねくりまわすことが好きな人種かと思っていましたが(失礼!)、逆に、表現不可能な世界をあれほど易しい言葉で文章になさるとは、本当に驚きです。先生こそ、真の学者ですね。ありがとうございました。祈りの意味、耳にタコができるほど聞いてきたのですが、これでやっと意味が分かりました。

 ところで、私は本業の歌劇場のヴィオラ奏者の仕事のほかに、小児病院や老人ホームで、歌いながら演奏する活動を行っています。(先生にとっての「生きがい論」と同じで、これが私に与えられた使命だと思っています。)入院患者だけではなく、緊急病棟の待合室などでも演奏をしますが、緊迫してイライラした待合室の雰囲気が、ヴィオラの音が流れると、途端にさっと和むのを感じては、音楽の持つ力の素晴らしさを思わされます。もちろん患者さんはイタリア人なので、曲は一緒に歌えるイタリア語のポップスや童謡が中心なのですが、ここに先生の歌も、ぜひ使わせていただきたいと思いました。

 いま付録のCDを何度も聴いて、研究しているところです。お歌をイタリア語に訳せればいいのでしょうが、それは私の力量をこえるため、日本語の歌詞でそのまま歌おうかと思っています。(もっとも、その方がいいかもしれないですね。あなたはもういない、なんていう歌詞をイタリア語にして、小児がんの患者さん親子だの蘇生施術の病棟で歌ったら、ちょっと問題かも。)
 目下、「いつまでも、いつでも一緒」の曲を選び、先生のギターの代わりに、ヴィオラでどのような伴奏をつけるか、アレンジを考案中です。言葉は分からなくても、きっとイタリアの子供たち、そして周りの医師や看護婦さんたちにも、あの音楽は伝わるのではないかと思います。

 長くなってしまい、申し訳ありません。本当は、心を込めて感謝すれば先生に届くのだと知りつつ、でもメールを差し上げてしまいます。
 本当にありがとうございました。

********************
 
 イタリア人の方々に、私の歌を聴いていただけるとは、なんと嬉しいことでしょう!
 しかも、ヴィオラの演奏で歌っていただけるとは、なんと素敵なことでしょう!
 私の曲が、イタリア人の方々の心を、癒して差し上げることができますよう願っています。


 こうして、世界中から多くの方々が、長崎に向けて、祈りを捧げてくださったのですね。
 本当に、ありがとうございました。

 すると、その「車椅子父さん」から、お返事が届きました。
(差し障りの無い一部だけ、抜粋してご紹介いたします)


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手紙を掲載して頂けるだけと思っていたので、まさか先生からコメントまでつけて頂けるとは…。
コメントを読み、本当に胸がいっぱいになりました。

本の中に出演(?)した、あの「光の存在」と僕もつながっている…!?
かみさんとは「ツインソウル」だったんだ…。
色々な先生のコメントに、胸を打たれっ放しでした。

そして、最後の先生からの言葉。
見ず知らずの、一読者でしかない私への温かい心配り…。
本当に感激しました。

かみさんも、とにかく興奮して大騒ぎでした(笑)
朝、私がベッドから車椅子に移動しているスキ(移動に結構時間がかかるんです…)に、私より早くホームページを見て、一人ですごく感激していました(笑)

さらに、かみさんが、そんな感激をしている最中に、友人からメールが…。
今回の事、まだ何も知らせていないのに…。
私もまだこのページを見てもいないのに…。
「飯田先生のホームページ、あれって**さんでは?」
「朝から涙が止まらなかったよ」
って、早朝からメールが届きました。

何だか、人生の中の大きなポイントのような気がしました。
病気というものに振り回されず、大きな視点で人生を生きていけそうな…
何かの力に守られているような…
ますますそんな確信が持てました。
本当にありがとうございました!

********************

 みなさんの祈りが、「車椅子父さん」に、あふれるほどたくさん届いていることでしょう。
 本当に、ありがとうございました。
(私も、この夏休みに長崎までうかがって、必ずお会いする約束を、させていただきました)



5月25日版

 昨日、とても嬉しいお手紙を頂戴しました。
 本日、メールでご本人のご了解をいただけましたので、ご紹介させていただきます。


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突然のお便り、お許しください。
 私は、**県に住む****と申します。今年**歳になる男性です。

 実は数年前から神経症の難病に侵され、現在仕事を休職し、闘病生活を続けています。
 私の病気は、体がだんだんと動かなくなり植物人間のようになっていき、最後には呼吸もできなくなり死に至るという病気だそうです。現代医学では原因が分からないため、治療法や薬も無いという、いわゆる「国指定の難病」だそうです。
 現在は、妻の介助を受けながら、自宅にて、車椅子による生活を送っています。

 発病した頃(*年前)は、私にとって人生の絶頂期といってもよい時でした。仕事がとてもやりがいがあり、家も新築し、子どももすくすくと成長し、全てが順風満帆だと思えていた、そんな矢先の発病でした。
 幸せの絶頂から人生のどん底へストーンという感じで、何が何だか分からないまま仕事もできない体になり、人生を悲観し、毎日のように涙したものでした。

 死の病という恐怖。体が動かなくなっていくという不安。妻と子どもたちの将来。社会から取り残される疎外感。色々な感情が錯綜し、「自分で動ける今のうちに死んだ方がいいのでは・・・」と、自殺ばかり考えていた時期もありました。

 しかし、紆余曲折の数年間を経て、幸運にもスピリチュアルな人や本と出逢うことができました。そして少しずつ、人生の意味について考えることができるようになってきました。
 ただ、それでも、まだまだ心の揺れは大きく、浮き沈みを繰り返していました。


 そんなある日のことでした。
 私は、家から遠く離れた病院に、家族と離れ、独り寂しく入院していました。
 そして、「このまま病院の中で一生を終えるのかなぁ」「この人生って何だったのかなぁ」と、暗〜く沈んだ毎日を過ごしていた私の元へ、妻から1冊の本が届きました。
 表紙には、『ツインソウル』と題されていました。
 はじめて出会った、飯田先生の御著書でした。

 最初は何気なくページをめくっていったのですが、どんどんと本の中に吸い込まれていきました。スピリチュアルなことは、これまでも知っていたつもりでしたが、心に衝撃が走りました。少しカッコつけて言えば、「魂が揺さぶられた」とでもいう感じでしょうか。
 私の病気について、私の人生について、問いかけられているような気がしました。
 私の人生は「つまらない人生ではない」!
 病気になった自分は「つまらない自分」ではない!
 むしろ、こんな病気を選んで生まれてきた自分を、誇りに思えるようにさえなりました。

 現在は、いったん自宅に帰り、
「どうして自分は、このような病気になったのか」
「この病気には、どんな意味があるのか」
「この病気と、どのような人生を歩いていったらいいのか」
 などなど、毎日、妻と話しながら生活しています。
 答えを出すのは、なかなか一筋縄ではいきませんが、妻とのそんな会話自体がとても楽しく、意味あるもののようにも感じています。


 先日、妻が、飯田先生の他の御著書を、山のように買って参りました(笑)
 体調の関係で、長い時間本を読むことができないのですが、毎日少しずつ先生の本を読むことが、私の大きな楽しみであり、貴重な魂の学びの時間になっております。

 先生のいらっしゃる福島から遠く離れた**の地に、先生のお陰で、暗く沈んだ魂を再び輝かせることができた人間が1人いるということを、どうしても先生にお伝えしたくて、失礼かなとも思いながらも、筆をとらずには居れませんでした。
 毎日がとてもお忙しく、このような手紙はご迷惑だろうなぁとは思いましたが、どうしても飯田先生にお礼を申し上げたく、お便り致しました。

 文章を書くことが得意ではないため、私の気持ちが十分に先生に伝わったかどうかとても心配ですが、先生のこれからの益々の御活躍をお祈りしております。

 ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。


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 ・・・私は、このお手紙を拝読しながら、研究室で、ポロポロと涙をこぼしました。「いろんな試練に負けないで、これまで活動を続けてきて、本当に良かった」と、私の方こそ、この男性に救われたからです。

 実は、正直なところ昨日までは、「もう、『ツインソウル』が最後の作品になってもいいや」という気持ちが強かったのですが、このお手紙を拝読しながら、「こういう方々がいてくださるならば、もっともっと努力して、より価値ある本を、これからも世に問うていかなければ!」と、『ツインソウル』執筆後に陥っていた脱力状態から、ようやく抜け出すことができたのです。
 その瞬間、この10年間に身の回りに起こった様々なことが、嬉しかったことも辛かったことも、まるで走馬灯のように、脳裏に浮かんできました。(おかげで、しばし涙目で立ちつくしていたため、会議に遅れてしまいました・・・笑)


 皆様ご存知のように、今回の新刊『ツインソウル』では、病気やハンディキャップを持つことの意味については、特に触れておりません。これらのテーマは、『CD付き新版 生きがいの本質』をはじめとして、同じく『CD付き新版 生きがいの創造』や『生きがいのネットワーク』の中で触れていますが、今回の『ツインソウル』では、直接的には触れていないのです。

 それにもかかわらず、この男性が、『ツインソウル』をお読みくださって、ご自分のご病気の意味を、誇り高く探求され始めたということ・・・それは、まさに本書が意図した効果、つまり「本書を通じて、光の次元とつながっていただく」という現象が、この男性に生じたからであるに違いありません。本書を読みながら、いつの間にか、この男性は、どんどん魂の波調が高まって、無意識のうちに、まぶしい光の次元へと、ご自分を「つなげて」いかれたのです。おそらく、まれにみる難病だからこそ、人一倍、「光」につながりやすい意識状態(魂の状態)でいらっしゃるのでしょう。
 その結果、自分という人間(の肉体をまとった魂)と自分の人生に対する誇り、つまり「このような試練に直面している自分を、ありのまま愛することの大切さ」を、「思い出す」ことができたのではないでしょうか。

 したがって、あくまでも、この男性が自分の力で「予定通り順調に思い出された」のであり、私の本は、そのきっかけを与えたにすぎません。しかし、世の中の多くの人々は、その「きっかけ」(効果的な道具)に出会う機会が、なかなか得られなくて、苦しんでいらっしゃるのです。いくら、さまざまな工夫を凝らした本を書いたとしても、ご本人のもとに届かなければ、効果を発揮することはできません。
 その意味で、今回、この男性(夫)のもとに、『ツインソウル』を届けてくださった奥様に、この場を借りて、心から感謝申し上げます。このご夫婦は、間違いなく、まさに「ツインソウル」ですね。


 こうして、今日もまた、日本や世界のあちこちに、さまざまな方々の手を通じて、『ツインソウル』の本が届いているのでしょう。(実際に、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパからも、感想と応援のお手紙をいただきました)
 皆様ご存知のように、『ツインソウル』は、私が「光の存在」たちにインタビューした内容をご紹介しただけであり、本書の本当の著者は、「光」たちなのです。私は、単なるルポライター&整理屋にすぎません。だからこそ、本書は、これまでの私の本にも増して、届くべき方々のもとへ、きちんと届いているような気がします。
 さすがは、「光の存在」たち・・・人間の力だけでは、とてもできない芸当ですよね(笑)。


 そこで、このホームページの読者の皆様に、お願いがあります。
 心の中に、九州でいちばん西にある県(大浦天主堂やハウステンボスのある、あの素敵な県ですよ)を思い浮かべ、同時に、「車椅子のお父さん」をイメージして、その男性が、まぶしいまぶしい「究極の光」に包まれており、まわりを色とりどりのカラフルな美しい光たちが、ふわふわと飛び回っている・・・このようなビジョンを、あなたのありったけの愛の念と共に、この男性に送って差し上げてください。
 そうすれば、この男性の魂に、世界中から最高にまぶしいエネルギーが届いて、きっと、素敵な現象が起きることでしょう。(^^v



5月21日版

 先日、陸上自衛隊福島駐屯地から「生きがい論」の講演依頼をいただき、行って参りました。
(ここで、自衛隊を認めるとか認めないとか、政治的な議論に巻き込まないでくださいね。今回は、大学の公的部署を通じた公式な依頼であり、自衛隊員の方々にも、私の「生きがい論」を聞く機会は、政治的議論と関係なく平等に保障されるべきだからです。私は、政治的にも「完全中立」を保っており、どの政党から講演を依頼されても、分け隔てなく応じるつもりです)

 私は、駐屯地の担当者から事前に届いた書類を拝見して、「おお〜っ!」と、声を上げてしまいました。
 その指令書には、次のように、私の行動について、詳細なご指示が記載されていたからです。
(小学生の頃、「のらくろ」という軍隊マンガを読んでいた私にとっては、「連隊長」という言葉が、とてもカッコ良く響きました。・・・なんて書くと、すぐに「あなたは戦争を賛美するのか!」などとおかしな誤解をして騒ぎ立てる方々がいらっしゃいますが、そういう意図は全く持っておらず、単に「のらくろ」というマンガに胸躍らせた少年時代の想い出を語っているだけですので、どうかお静かに願います)


**********

 当日の行動

1000 飯田先生 駐屯地到着

1003 下記の者、応接室において懇談
    (第**普通科連隊兼福島駐屯地司令**1佐、第**施設群長**1佐、福島駐屯地業務隊長**2佐)

1017 体育館に
前進     体育館玄関から右側を通って講師(当初)の位置@(会場配置図参照)に前進    (隊員は23列。講師@、連隊長、群長、業務隊長、通信要員、司会)

     壇上にて司令への
敬礼後講師紹介を受けその後講師(講演時の位置)において講演(位置A)

1020〜1150 講演

1150 概ね上記の逆順にて体育館
離脱1200 飯田先生 駐屯地離隊

**********


 ・・・なんと、応接室から体育館への移動は「前進」であり、講演後は体育館から「離脱」したうえで、駐屯地から「離隊」しなければなりません。なにやら、戒厳令のもとで戦闘態勢に入ったかのような、ものものしい講演会。しかも、私は講師位置@から壇上へ「前進」したうえで、司令(連隊長)へ「敬礼」しなければならないのです!

 私はビックリ仰天し、「前進は、やはり、地面に伏せて両ヒジでホフク前進せねばならんのだろうか?」とか、「確か、敬礼は2種類あり、海軍では甲板上の面積節約のため右ヒジを下げ脇を閉めて行うが、陸軍では右ヒジをナナメに上げ脇を開いて敬礼すると聞いたが・・・」などとあわてふためき、壇上に上がった直後の敬礼に失敗して連隊長に失礼をしないよう、鏡の前で懸命に陸軍式敬礼の練習を行いました。


 ところが・・・どうしても敬礼の姿勢やタイミングが正確につかめないため、駐屯地に到着してすぐに担当者さんに確認したところ、「敬礼は壇上の飯田先生に対して我々一同が敬意を表して行うものであり、先生は、我々の敬礼に対して、軽く頭を下げてくださるだけで結構」とのこと。私は、不慣れな敬礼をしなくても良い安堵感で胸を撫で下ろすと同時に、「な〜んだ、せっかく軍隊式の敬礼を体験できるチャンスだったのになぁ」と、一抹の寂しさも感じたものでした(笑)。(←「のらくろ」を読んで育った、あるいは「宇宙戦艦ヤマト」を観て育った世代の男性諸君なら、この気持ちは、おわかりいただけますよね)

 駐屯地を訪れる前は、「遅刻したら厳しく叱られそうだなぁ」(実際に30分も前に正門脇に到着し、駐屯地内の様子をうかがいながら、いかにも怪しげな挙動をしつつ待機しておりました)など、緊張のあまりにビビってたじろいでいた私でしたが・・・いざ訪問してみると、自衛官の皆さんは、とても気さくで明るく、大歓迎してくださいました。私は、大いに気持ちよく、思う存分に「生きがい論」のお話をさせていただき、壇上からは、涙をぬぐいながら真剣にお聞きくださる自衛官の方々が、たくさん見受けられました。
(私が過去に行った数百回の講演のうちでも、参加者がこれほど真剣に聞き入ってくださり、人目もはばからず大粒の涙でボロボロ泣いてくださった講演会は、珍しいほどでした。まるで、往年の青春ドラマの主人公たちのような、素直で情熱的かつ直線的な反応に、講師である私自身が、途中で思わず、もらい泣きしてしまうほどだったのです。自衛官の方々は、実際に大災害や戦争が起きれば、本当の意味で自分の命を投げ出して国民を救わなければならない立場にいらっしゃるのですから、「命」というものの重みも、人一倍感じていらっしゃるのでしょう)

 また、私が著書を5〜6冊ほど寄贈したところ、さっそく、連隊の図書室に「生きがい論」コーナーを設けてくださり、講演後は、多くの自衛官の方々が、貸し出しを希望くださったそうです。

 終わってみれば、当初の不安とは裏腹に、私にとって、生涯の思い出に残る、幸せな講演会になりました。
 福島駐屯地にいらっしゃる、純真かつ真面目な自衛隊員の皆様、本当に、ありがとうございました。

(鏡の前で猛練習を積んだ「敬礼」を、実践できなかったのは残念でしたが・・・笑)



5月11日版

 ここ数日間、東京での大サイン会にご参加くださった方々から、続々とお手紙が届いております。
 たとえば・・・



 ・・・という感じです。
 嬉しいお言葉、本当に、ありがとうございます!

 それにしても・・・私に会って、言葉が出ないほど感激してくださるとは・・・いつも私にジョークを連発している学生たちに、読ませてやりたいところですが、教え子たちのほとんどは、私の本など読んだことがない(本を出していることさえも知らない)ので、「なんで、飯田先生なんかに会って、感激しちゃう人がいるんですかぁ?」と、不思議がられるだけに終わることでしょう(涙)。
 でも、それでいいのです。大学での私は、完全に「経営学者」であり、「生きがい論」の話など、一切しないのですから・・・大いに異なる2つの顔を使い分ける生活は、まるで、しょぼくれた主人公が突然に変身するヒーローものみたいで、けっこう楽しめるんですよ(笑)。

 大学の「飯田ゼミナール」(男女が4:6くらいで合計30名程度)でも、無断欠席をしたり遅刻が続く学生には、「もう来なくていい!」と厳しく突き放して即刻クビにするので、学生たちが私の真似をしてふざける時には、怖い顔をして「もう来なくていい!」というのが定番なのです(笑)。
 また、先日の「経営学入門」の講義(400名ほどの学生が受講)の際にも、私語をしている学生をみつけて、「君たち、出て行ってくれないか!・・・マンガを読んでいようが、プリンを食べていようが、寝込んでいようが、人に迷惑をかけない限りは、もう大学生なんだから好きにすればいい・・・しかし、ぺちゃくちゃしゃべって、真面目に勉強しているまわりの学生たちに迷惑をかけることだけは、やめてくれ。おしゃべりがしたければ、教室の外に出てからやってくれないか。今度しゃべったら、目の前に行って学籍番号を聞き、試験の点数から減点するぞ!」と、大声でどなったんですよ。きっと、学生たちからみると、「飯田先生 = 口うるさい、厳しい先生」というイメージが、定着していることでしょう。
(でも、私からみると、学生たちがぺちゃくちゃ私語ばかりして、まるで学生食堂のようにうるさい教室で、何も注意しないまま黙々と授業を続ける先生方の態度が、どうしても理解できないのです。少なくとも、まわりに迷惑をかけている学生たちは、教室の外につまみ出してやるのが、真面目に勉強している学生たちへの配慮であり、教師の責任だと思うのですが・・・)


 そういえば、明日の夜も、ある大きな病院の「ナイチンゲール祭」で、看護師さん向けの講演を依頼されています。山形新幹線で**まで行ってからタクシーを使うか、それとも自家用車で、山形自動車道を利用して移動すべきか・・・う〜ん、ちょうど、微妙な位置にある病院なんですよ・・・まだ、サクランボの季節には早いのですが、広大なサクランボ畑の中の農道を、のんびりドライブしながら移動するのも、いいよなぁ・・・

 ・・・ということで、山形県立**病院の100名を超える看護師の皆さん、明日の勤務時間終了後に、お会いしましょう!
(夜の当番の看護師さんには、講演を聞いていただけないのが残念ですが、こればかりは仕方ありませんね・・・)



5月7日版

 紀伊国屋書店&丸善での大サイン会、なんとか、無事に(?)終了いたしました。

 予定では、紀伊国屋が1時〜2時、丸善が4時〜5時くらいと、ゆったり構えていたのですが・・・実際には、紀伊国屋でのサイン会の終了が4時前になり、大急ぎで移動して、丸善の開始を30分遅らせたうえ、終了時刻は何と7時に。
 両方あわせて、延べ5時間以上も、ひたすらサイン&握手を繰り返したため、さすがにグッタリ・・・夜8時にホテルに入ると、夕食もそこそこに、倒れるように寝込んでしまいました。

 しかも、ここには書けない重大事が生じてしまったため、紀伊国屋でも丸善でも、私服を含む大量の警備員さんに囲まれながら、まさに厳戒態勢。参加くださったお客様にも、なんだか異様なムードを感じ取った方々が、少なくなかったようです。

 また、サイン会の長蛇の列には並ばないながらも、サイン会の様子を、遠巻きにしながら長時間見守る、数多くの方々の姿・・・何らかのルートで私のサイン会を知って、「どんな人なのかしら」と、興味本位で「見物」においでくださった方々も、多かったようです。

 なお、皆さんのカメラを預かる「撮影係」を担当くださっていたのが、PHPの安藤編集長。その隣には、PHPの営業部門の部長さん(取締役)。そして私の近くには、「生きがい論」シリーズの産みの父である大久保さんや、育ての母であるレディ細矢嬢など、敏腕編集者の方々が・・・つまり、このHPに登場する有名人の方々も、オールスター・キャストで揃ってくださっていたのです。

 ちなみに、お客様の方々が、サイン中にくださった声を、いくつかご紹介すると・・・


*「飯田先生って、予想よりも、男前ですね」(注:どんなひどい予想を、なさっていたのでしょうか?)

*「飯田先生って、普通の人なんですね」(注:どんな異様な人物を、想像なさっていたのでしょうか?)

*「飯田先生って、予想通り、筋肉質ではありませんね」(注:要するに、「予想通り、太っていますね」という意味ですよね?)

*「飯田先生、そのスーツ、素敵ですね」(注:スーツはともかく、肝心の私自身については、ノーコメントなのですね?)

*「飯田先生、ずいぶん太られましたねぇ・・・」(注:そりゃ、昔に比べれば・・・どうもすみません・・・)

*「飯田先生、ずいぶん痩せられましたねぇ・・・」(注:確かに昨年よりも、5キロは減りましたが・・・もしや、皮肉でしょうか?)

*「飯田先生、髪の毛が伸びて、良かったですねぇ!」(注:本当に良かったです! 髪の毛への応援、ありがとうございました!!)

*「もしかして、飯田先生と私って、ツインソウルじゃないですか?」(注:最近よく聞かれるのですが・・・いったい何を根拠に???)


 いずれにしても、ずいぶん遠方からおいでくださった方々を含めて、本当に多くの皆様と触れ合うことができ、私自身は、とても幸せな時間を過ごさせていただきました。皆様の応援のエネルギーをいただいて、(肉体的には過酷でしたが)心は元気いっぱいになりました。本当に、ありがとうございました。


 では、明日の授業の準備をしますので、とりあえず、今夜はこれにて。
(あわてて前の晩にやらないで、もっと早くに準備しておけって?・・・笑)


 新刊『ツインソウル』も、おかげさまで、昨日、早くも5回目の増刷が決まりました。
 それでは、56日(土)に、紀伊国屋か丸善のサイン会場で、お会いしましょうね!



4月17日版

 なんと、ゴールデンウイークに、 東京・紀伊国屋書店&丸善にて、
「『生きがいの創造』シリーズ発刊10周年記念
 飯田史彦サイン会(&握手&一緒に撮影会)」

 および、大「飯田史彦フェア」開催決定 !!(照)


 なお、両会場とも、全16点・400冊以上にのぼる、大規模な「飯田史彦フェア」を開催中だそうです。  これほどの書店さんで、私の著書を16点も並べる大きなフェアを開催くださるとは、文筆家として、誠に光栄なこと。書店さん、出版社さん、そして何よりも、私の著書をご支持くださってきた愛読者の皆様に、心から深く感謝申し上げます。サイン会のタイトルにもありますように、「生きがいの創造」シリーズの10周年は、まさに、愛読者の皆様と共に歩んできた10年間でした。このシリーズを、これほどまでに大きく育ててくださって、本当に、ありがとうございました!(涙)。



4月9日版

 それが、そのう・・・

 開頭手術を受けた病院に、脳のCT検査を受けに行ったところ、私の手術を担当くださった名医、**先生が、このようにおっしゃいました。

「出血した部分は、検査するたびに、どんどん状態が良くなっていますよ。頭蓋骨と脳の間にあった隙間のような部分(つまり血が溜まっていた部分)が、もう、ほとんど見られなくなってきましたから、これで、今回の脳出血は、とりあえず収束したと言って良いでしょう。幸いなことに、もっとも理想的なコースをたどって終わりましたね」

 なんと、「もっとも理想的なコース」をたどって、「今回の脳出血は、とりあえず収束した」と言えるのだそうです。手術した時点の写真を見ると、左脳の半分近くが血で埋まっており、左脳に押された右脳もかなり圧迫されて、脳の中心がかなり右側にずれてしまっていましたから、「よくぞ、ここまで回復してくれたものだ」と、安堵いたしました。「今回の」という限定表現や、「とりあえず」という慎重な用語が、大いに気にかかるところではありますが、場所が脳だけに、お医者さんとしては、慎重に発言なさるのが当然というもの。もちろん、「今回の」という表現がつくということは、今後に再発する危険性があるということですから、もしも長生きしたいと願うのならば、決して、無理はしないようにしなければなりません。

 それでも、とりあえず今回の病気は、「もっとも理想的なコースをたどって収束した」と言えるのだそうですから、これほど嬉しいことはありません。実際に、脳出血で亡くなったり、深刻な後遺症で苦しんでいらっしゃる方々が、世の中にはたくさんいらっしゃるのですから・・・。これもすべて、名医に恵まれ、素晴らしい読者の皆様に恵まれた結果です。


 しかも、その**先生がおっしゃるには、「先日、**先生(ある大きな病院の有名な院長先生)が、わざわざ訪ねておいでになって、私に、『飯田先生の命を救ってくださって、ありがとうございます』と、ご挨拶くださったんですよ。飯田さんの新刊を、お読みになったのだそうです」とのこと。これには、何も知らなかった私の方が、驚いてしまいました(笑)。実名を出さなくても、専門家であるお医者さんには、「我が国の脳外科で、それほどの名医といえば、**先生に違いない」と、容易に見抜けてしまうのですね。


 ところが、ここまでは良かったのですが・・・

 先生によると、「飯田さん、今日は、新たな別の問題について、申し上げなければなりません」とのこと。

 そのうえで、撮影したばかりのCT写真を何枚も示しながら、先生がおっしゃるには、「左脳の側頭葉(そくとうよう)の部分が、半分程度も、黒く写っていますよね?・・・これは、この部分が梗塞(こうそく)を起こしていたり、水が溜まった状態になっている危険性を示しているんです」とのことでした。
 確かに、写真を見ると、脳の全体のなかで、左脳の側頭葉の部分だけが、半分程度も、黒〜く写ってしまっているのです。脳の写真というものは、左右が同じく対照になっていなければならないのだそうですが、左脳と右脳が、明らかに違う状態として写っているのです。そういえば、時々、左脳の一部(後頭部ではなく目の奥の辺り)が、「キューッ」と締まるように痛む時があるのですが・・・単に、パソコンによる「目の疲れ」だと思って、我慢していたのですが・・・

 私は思わず、「ええっ! あの危険な脳梗塞を、併発してしまったのですか!?」と仰天しましたが、**先生によれば、「たまに、生まれつき、このような不思議な脳をしている御方もいらっしゃいますので、詳しく調べてみなければ、確かなことは申せません」ということで、次回の検査において、「MRI」という機械(手法)を使って、側頭葉の精密検査を受ける必要に迫られてしまいました(涙)。
 悪性でなければ、今すぐに手術や治療を受ける必要はなく、様子を見ながら検査を続けて、何とか生きていけるそうですので、とにかく、検査結果が良性であることを、祈るばかりです。とほほ・・・

 ひとつの救いは、その症状を私に説明する時の**先生の表情が、明るく元気であったこと(暗く深刻な表情ではなかったこと)ですが、**先生は、そもそも、いつでも誰にでも明るく元気に接する御方ですから、あの表情を、どこまで鵜呑みにして良いものか・・・(笑)。

 だって、まだまだ、人生を、大いに楽しみたいですからね。
 こうなったら、せめて今のうちに、「今回の人生で味わっておきたい楽しいこと」を、精一杯、実現しておかなければ・・・



4月5日版

 前回の更新の最後に、娘からもらった手紙を掲載しておいたところ、多くの方々から、「素晴らしいお嬢さんですね」「うらやましい」などと、お褒めの言葉をいただきました。
 そこで、昨日、娘に、そのことを伝えて喜ばそうとしたのですが・・・


私:こないだお父さんにくれた手紙、お父さんのホームページに載せておいたら、たくさんの人が、誉めてくれたよ。

娘:え? 手紙って、なんの手紙?

私:お父さんに書いてくれた・・・お父さんのパソコンの上に置いといてくれてた、感謝のお手紙だよ。

娘:ああ、あれね・・・あれって、宿題だったんだもん。

私:???

娘:先生がね、「お父さん、お母さんに、感謝のお手紙を書いて渡しなさい」って言うから、みんなで書いたの。

私:ええっ!?

娘:宿題だったから、みんなで書いたんだよ。みんな、おんなじようなこと書いてたよ。私も、ゆりえちゃんとおんなじこと書いたの。

 ・・・き、聞かなきゃ良かった・・・・・・ああ、まさに、人生の縮図のような展開・・・ものごとの裏側って、余計なことは知らないでいる方が、幸せなんですよね・・・とほほ・・・「うちの娘だけが、自分の意志で書いてくれたのだっ!」と思い込んで、感涙にむせんでしまった私が、完全な「親バカ」でした(笑)。

 どうも、失礼いたしました・・・(落涙)


 追伸:
 新刊『ツインソウル』、今では、新幹線乗り場の小さな書店にまで置いてくださっているとのことで、すぐに大増刷が決まりました。おまけに、『生きがいの創造 U』、『ソウルメイト』、『大学で何をどう学ぶか』(文庫)、『ブレイクスルー思考』(文庫)まで増刷に・・・きっと、『ツインソウル』で私の「生きがい論」に初めて触れてくださった読者が、これまでの本の数々にも、手をのばしてくださっているのでしょう。本当に、ありがたいことです。
 なお、『ツインソウル』の「光との対話」の部分を、すべて私自身の声で、ありありと朗読した、「再現CD」を欲してくださるお手紙が、いくつも届いていました。確かに、実際に「光」とつながるために、大いに役立つでしょうから、前向きに検討してみますね。



3月27日版

 新刊『ツインソウル』が発売されて、さっそく、数十通の感想が届きました。

 ただし、今回の特徴として、なぜか、みなさん、具体的な感想ではなく、ひたすらに、「ありがとうございました」とだけ書いてくださっている方々が、大半なのです。どうやら、理由はわかりませんが、今回の新刊は、「具体的な感想を、簡単には書けない本」であるようです。
 たとえば、『生きがいの創造 U』は「とにかく理屈抜きで最も感動に涙する本」という観点から、私の代表作だと定評があり、反対に『ソウルメイト』は、「スピリチュアルなテーマを論理的な人間関係論として整理した、世界で初めての試み」として、日本人に多い理屈っぽい方々から高い評価をいただいているのですが・・・今回の『ツインソウル』については、どうやら、感想を具体的に表現することができないらしく、ただ「すごい!」とだけ書いてくださっている方々が多いのです。感想は、「言葉にできない」ということなのでしょうか。
 典型的な実例をあげると、次のようなものです。

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飯田史彦先生へ

「ツインソウル」拝読いたしました。
飯田先生に出会えたことに、心から感謝しています。
本当にありがとうございました。

         ****より
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 そのような中で、少しでも具体的な感想が含まれているものから、いくつかをご紹介させていただきます。
(とても全ては掲載できませんので、ランダムに選び、ランダムな順番で並べました。いつもながら、掲載の可否や掲載の順番については、当方には何の理由もありませんので、ご了承ください)


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「ツインソウル」、はじめから最後まで、ずっと涙が出っぱなしでしたわ。。。
想像を遥かに超えた、それでいて「やっぱりそうやったんか〜」という、すごくよく理解が出来て納得が出来た、物質世界と精神世界のつながり。。。
もう、まさに魂が震えたというほど感動しました!
私たち迷える子羊の為に貴重な体験をしてくださって、死にかけながらもその内容を教えてくださり、ほんまにほんまにおおきにです。

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たった今、「ツインソウル」読み終わりました。
今日は「ツインソウル」の日、と決めて、一気に読みました。
CDを聴きながらこれを書いています。

う〜ん、すごいですね〜!
わたしも、光さんに会ってみたい!と思っちゃいます。
でも、不思議と読み終わってみると、なんだか、もう知っていたことのような気もします。
(もちろん、魂レベルでは知っているのでしょう。)

最近は、とにかく、目の前に現れてくる、自分に与えられる機会に、一生懸命取り組もうという気持ちが強く、あまり悩まなくなりました。
こうして、先生が、生死をかけて体験されたことを、書物という形で、世に出してくださったことによって、より、自分の信念が強固になった感じです。
きっと、同じ思いの方がたくさんいらっしゃると思います。本当にありがとうございます!

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飯田先生
生きがいメディカルネットワークの**です。

12
月の東京コンサートでは、私も一緒に参加することができました。CDには、私の涙声も入っているようです。(前から4列目におりました)。歌っているとき途中で、何度も涙で声が出なくなり困りました。

医師としては、「ツインソウル」を、術後の大変な時期に著作なさる困難さが、いかばかりかと拝察いたします。

私は現在、ある医療関係の学校で一般臨床医学を教えており、4月からの新学期では、先生の「生きがいの創造U」を、参考書に指定しました。学生諸君が医療の道を選んだことに悩むときや、また患者さんの治療がうまく行かないときなどに、先生のご本に接するチャンスを作っておきたいと考えております。

今後の先生のご活躍をお祈りしております!
ありがとうございました。いつも先生のご本から愛することの勇気を頂いております。

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新刊、拝読いたしました。素晴らしいご本をありがとうございました。
ご本の中に書かれていることを、私のレベルでの体験と結びつけ納得することができました。人生には、隠し球のように、予定外の出来事が起きることを、私はおぼろげながらに存じておりました。そして、そのことにより、飛躍的に成長する機会が与えられることも。それは、ご本に書かれている通り、死に限らず、いろいろな場面で起こってくるのだと思います。そして、私たちは、先生の書かれている通り、目の前に起こる試練に対して、ただひたすら挑戦していく、ただひたすら、目の前の山を登っていくのですね。それが、予定されたことかどうかに関わらず、それは自分が望んで体験することなのですから。(しかし、体験している最中は、そんなこと言ってられないときもありますけれど・・・笑)

素晴らしい考え方を、そして、素晴らしい旅行記(!)を、私たちが滅多にいけない(行っても戻れない)ところから持ち帰ってくださり、ありがとうございました。
私もしっかりと光と繋がったように感じます。そして、思い出すたびに繋がることができるように感じます。
先生の今後のご活躍を、心からお祈りいたします。お体にもお気をつけくださいね。

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「ツインソウル」一気に読みました。こんなに集中して本を読んだのは、6年前に「生きがいの創造」を初めて読んだとき以来です。同時に自宅では妻も読んでいました。

第1章を読みながら、講演会の時の、痩せた飯田先生を思い出しました。あの12月18日も、命がけで話して、歌ってくださっていたと思うと、胸がいっぱいになりました。
第2章以降は、「おお、そうだったのか!」「やっぱり!」と、思わず独り言を言ってしまうほど、インパクトがありました。光からの3つの質問。とてもシンプルですが、全てを言い表していますね。これからの人生で、この3つの質問を自分にしていこうと思います。

そして、「人生を楽しむこと」。
飯田先生!
せっかくこの物質世界に生まれてきたのですから、大いに楽しみましょう!!
飯田先生が大いに楽しんでいくことも応援しています!

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「ツインソウル」、きのう入手して、すぐに読みました。
本当に、最高傑作ですね。
この本を読むことで、私も「光」とつながった気がします。
そして、今も「光」の存在が感じられます。見守ってくれている感じがします。
先生も、どうぞ、もう何も心配せず、だいじょうぶですからね、先生の使命を思い切り果たしてくださいね。

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「ツインソウル」拝読しました。
先生、ありがとうございました。
感想を書き始めてしまうと、大変なことになってしまうので(400字詰め原稿用紙、何枚でまとめられるかしら・・・)、ここでは、感想は書かないことにしますが・・・ただ先生に、「ありがとうございます」という言葉を、伝えたいと思います。


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はじめまして。****と申します。
飯田先生にどうしても御礼を申し上げたくて、筆を取らずにはいられませんでした。

今日、「ツインソウル」を読ませて頂きました。涙が止まりませんでした。そして、心の奥底より飯田先生に、「命がけで、このような素敵な本を書いてくださり、本当に本当に、どうもありがとうございました」と、感謝の気持ちで一杯になりました。
今まで先生の本に、どれほど助けて頂いたか・・・先生の優しく語りかけてくれるような、愛情あふれる文章に、どんなに救われたことか・・・本当に、どうもありがとうございます。

私は*年前、自分の勇気のなさにより中絶をしました。成長を願って生まれ変わろうとしていた魂を、私の身勝手さにより奪ってしまったこと、いくら謝っても謝りきれるものではない、申し訳ない気持ちで一杯でした。でも、先生の本(『生きがいの創造 U)』の中で「光になっている」という文章に出会えたことで救われました。中絶をしてしまったという事実は消すことはできませんが、私は今生で、その子の分までたくさんの学びをさせてもらおうという気持ちになれました。まだまだ未熟者ですが・・・

私は、いつか喫茶店を開き、そこを癒しの空間として、ミニ講演会やミニコンサートなどができたらと夢に描いています。そこで先生のコンサートをできたら、なんて素敵だろうと、ひとり勝手に想って楽しんでいます。
これからも、心の栄養になる本を、楽しみにしています。

CD
も素敵です。毎晩の日課になっています。とても癒されています。

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 ・・・という感じです。
 まだ、発売されて(実際に店頭に並んだのは23〜24日だったので)3〜4日間ほどしかたっていませんが、たくさんの感想を、ありがとうございました。

 ついでに、PHPの安藤編集長からのメールをご紹介すると・・・

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飯田先生

まだ書店に本が並んで3日目ですが、初速は『ソウルメイト』を超える勢いで売れています。
今回はタイミングよく新聞広告の枠が取れず、昨日の『毎日新聞』朝刊、本日の『夕刊フジ』というPR体制なので、新聞広告の影響とは考えられず、先生のホームページによる事前告知がきいているものと思います。
本日、早めの重版と、『朝日』か『日経』での重版広告を、営業に頼みました。
とにかく、いまのPHPの全商品のなかでいちばん売れている本なので、大切にさせていただきます。
取り急ぎ、ご報告まで。

PHP 安藤卓

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 ・・・ということでした。
 読者の皆様、本当に、ありがとうございます。

 なお、「ツインソウル」の感想文ではありませんが、とってもかわいい葉書が届いていましたので、ついでにご紹介いたします。

(葉書の下半分だけ、拡大しています)


 かわいいお葉書、ありがとうございました!

 そこで調子に乗って、先日、めでたく小学校を卒業した娘から、不意にもらって涙した手紙まで、公開してしまいましょう。深夜、自宅に戻って2階の自室に入ったら、パソコンのキーボードの上に置いてあり、大いに感激してしまいました。(親バカで、すいません・・・笑)
 そういえば、新刊に付録しているCDの中で、私は娘の年齢を「10歳」と語っていますが、あとで本人に尋ねてみると、実は当時11歳(現在は12歳)になっておりました。娘の年齢も正確に知らないとは・・・とほほ・・・

 しかも、先日、娘が4月から通う中学校の理事長先生(いちばん偉い御方で、キリスト教のシスターをなさっています)からお呼び出しがあり、どんなことでお叱りを受けるのかと、おそるおそる「出頭」してみると・・・なんと、もう8年も前から、私の本の大ファンでいらっしゃり、数年前には、九州で行った私の講演会(珍しく有料でした)にも、ご自分でお金を払ってチケットを買って、おいでくださったとのこと。
 そういえば、その会場で、前から数列目の席に、シスターの格好をなさった方々が、数名おいでくださっていた記憶があります。私の講演会には、お坊さんがいらっしゃることは多いのですが、シスターは珍しかったので、今でも記憶に残っているのです。まさか、あのシスターさんが、娘の中学校の理事長先生として、遠路はるばる赴任くださることになるとは・・・しかも、まるで娘の入学に合わせるかのようなぴったりのタイミングで、ちょうど昨年度から、新任の理事長先生として、わざわざ九州から福島においでになり、就任くださったのです。
 いやはや、人生とは、本当に、うまくできているものですねぇ・・・「まさか、あの飯田先生と、こうしてお会いできることになるとは・・・しかも、飯田先生のお嬢さんを、わが校でお預かりすることになるとは!」と、大喜びで両手で握手を求めてくださる理事長先生を前にしながら、人生の不思議さに、ひたすら感心してしまいました(笑)。
 ・・・というわけで、まだ時々、出血した左脳が痛むことはありますが、私、このところ、毎日を大いに楽しんでおります。

 ああ、生きていて良かった・・・

 これもみな、温かい「同志」でいてくださる、読者の皆様からいただく恩恵です。
 本当に、ありがとうございます!






3月12日版

 ようやく、見本が到着しました。
 どうぞ、ご覧ください!

(注:「ツインソウル」というメインタイトルは、スキャナーで取り込むと、どうしても、黒にしか写らないのです。しかし、実際には、まぶしい金色に輝く「金箔押し加工」ですので、書店の店頭では、金色に輝く文字を探してくださいね)



 いかがですか?

 メインタイトルの「金箔押し加工」は、PHPでも「皇室写真集」でしか使わないという、たいへんなコストと手間のかかる加工法で、編集部からのデザイン要請に対して、コスト計算をする制作部門から、「そんなに高くつく表紙カバーは、やめてほしい」と、クレームがついたほどの高級品。まさに、「究極の光」のまぶしさを、表現しているのです。

 しかも、表紙カバーとして使っている、シルク&ミルク色の紙も、質感あふれる、たいへんな高級紙を使用しています。思わず、頬ずりをしたくなるような、その高貴な肌触りに、手にした瞬間、きっと「おお!」と驚かれることでしょう。

 私の本も含めて、これまで、どのような本にも書かれていなかった情報が、予想外の展開で現れてきます。
 これまでの「生きがい論」の単純な延長で予想してしまうと、「ええっ!?」と驚くこと間違いなし。
 だからこそ、オビの言葉にあるように、「予測不能な展開、驚愕の真実・・・知的興奮に満ちた、ドラマティックなドキュメンタリー」となるわけです。

 すでに、本書の原稿をお読みくださった、PHPの安藤編集長さんは、次のようなコメントをくださっています。

********************

飯田先生

安静第一のご病状のなか、原稿執筆という体によくないことをお願いしてしまい、
ほんとうに、申し訳ありませんでした。感謝感激です。

『ツインソウル』は、「事実は小説より奇なり」を彷彿させる、
驚天動地のサスペンス?
ミステリー?
であり、息もつかずに読ませていただきました。

こんなすごい体験が、実際にありえるとは……。

改めて飯田先生の存在の大きさを認識するとともに、
こんなすばらしい本を、PHPから出版させていただける幸運を、かみしめている次第です。
ほんとうに、ありがとうございました。

『ソウルメイト』の方も、ロングセラーとなっており、6刷の増刷が決まりました。
ありがたいことです。感謝申し上げます。


********************

 あの厳しい安藤編集長が、ここまで絶賛くださったのは、私にとっても、はじめてのこと。
 年間、何百もの原稿に目を通す編集長は、よほどのことがない限り、「すばらしい」という言葉を使うことはないのです。
 著者の私にとっては、まさに、著者冥利に尽きる光栄でした。

 また、編集を担当くださったレディ細矢嬢からは、次のようなメールが・・・

********************

飯田先生

新刊原稿、読ませていただきました
私は今、不思議な感動につつまれています

1章では 映画のように 1228日の緊迫した様子が 手に取るように迫ってきます

2
章では 人生のしくみについて 驚くべき真実が先生によって 明らかにされますが
なぜか、私も先生と一緒に 光との対話を経験しているような 不思議な気持ちになります
そして 光がきれいな色彩として 心に広がってきます

そして3章では 科学者としての先生の冷静な分析で 幽霊、そして宗教について 本当のことを教えていただきました

12月28日から2ヶ月もたたないうちに このような素晴らしい原稿ができたこと・・・
もうこれは 奇跡としかいいようがないと思います
この本を書いてもらうために 光が先生を「呼んだ」のですね
光が先生にかけた3文字の言葉とは イエスかシャカか・・・・ それ以外は浮かびませんでした

「ツインソウル」の原稿の完璧な構成・・・ 人をひきつける魅力がさらに増した文章力・・・
2ヶ月前にとんでもないことが起こっていたとは とても信じられません

今回カバーに最高級の金箔加工を使ったので まず金箔のタイトルを除いたものを刷って乾かし
表面加工(今回はマットPP)をして乾かした後 金箔印刷の専門会社に持ち込み
金箔のタイトルを印刷してもらうそうで お金も手も時間もかかるそうです
見本が楽しみでございますね


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 ・・・ということでした。
 編集長も編集者も、私の最高傑作だとおっしゃってくださいますので、ほっとしています。
 肝心なのは、「読者の皆様の心に、本書の内容が、どれだけ真っすぐに届いてくれるか」ということですが・・・

 店頭発売は、
3月22日〜24日 くらいになります(地域によって異なります)。
 あと、わずか10日ほどですね。

 ついに10年目にして、自他ともに認める、私の最高傑作の登場です。
 本書を初めて読む時間の一瞬一瞬が、あなたの人生の、かけがえのない思い出となることでしょう。
 そして、あなたが今生を終えた時には、「ああ、あの日、あの場所で、あの『ツインソウル』を、初めて読んだんだよなぁ・・・」と、今生の節目となったその瞬間を、感慨深く、思い出していただけることでしょう。
 だから本書を初めて読む時には、一言一句を味わいながら、大切に、大切に、心に刻みながら読んでくださいね。

 人類の歴史を通じて、作家ではなく研究者として、大学教授の肩書きのもとで、ここまで堂々と明らかに書いたのは、私が初めてだと断言できます。そして今後も、おそらく、私のような、「突然変異体」としか思えない風変わりな大学教授は、どこにも現れないことでしょう。
 今という時代だからこそ、そして、日本という国だからこそ、私のような、珍奇な「突然変異体」が、出現してしまったのです。
 科学も宗教も超えて、新たな時代へと昇華させるために・・・。



3月10日版

 前回の更新に対して、さっそく、「数学の先生」から反応が届きましたので、ご紹介いたします。

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おはようございます!
HP拝見しました。

「くらぴか」・・とっても素敵な言葉ですね。
私の長男も、全身紫で仮死状態で生まれたので、それを思い出してしまいました。

生きがい論の授業、素晴らしいですね。
私は数学教師ですが、数学でも応用できそうな気がします。
数学が苦手な生徒に、
「どうして数学が人生に必要なの?」
って、よく聞かれていたのです。
「なぜ数学を学ぶのか」、というところから授業に入ると、興味がわくと思います。
そんなときに、生きがい論は、とても有効だと思います。

数学って、一度理解したところは、いとも簡単に解けてしまいますが、理解するまでは大変です。
完全に理解したつもりでも、必ず、計算ミスってありますしね。
なんだか、人生に似ていると思います。

それに、数学の応用によって開発されたものって、本当に身の回りに溢れていますけど、
みんな知らずに使っていますよね。

「生きがい論に基く数学 〜人はなぜ数学を学ぶのか」という授業も、
魅力的で、面白そうだと思います。
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 なるほど・・・高校生の頃(すみません、一応、当時、広島県の公立高校では偏差値No.1だった、呉三津田高校の出身です)、数学で「0点」を取っていた私にとっては、「数学」とは「試練」そのもの。(0点でない時にも、たいてい5点とか10点でした)

 もう25年も前のことですが、当時の「共通一次試験」(死語)では、数学の得点がほとんど得られなかったにもかかわらず、総合点で700点を軽く超えていましたから、もしも数学が他の教科並みに取れていれば、楽々と超難関校に合格していたはず・・・まさに、私の受験人生においては、数学こそが、もっとも忌わしき、諸悪の根源だったのです。「足し算・引き算と掛け算・割り算さえできれば、人生は余裕で生きていけるのだ・・・それ以上の数学など、人生にとっては何の価値もない、無駄な知識なのに」と、高校生時代の私は、大いに憤慨していたものです(笑)。

 事実、今でも、大学での私の講義は、数学的センスが不可欠な「経済学部」の講義であるにもかかわらず、不思議なことに、数式は全く出てきません。ごくたまに、「今や、出版界におけるPHP社の市場占有率は、80%を超えています」(ウソ)などという情報紹介の際に、最低限の「数字」(数式ではありません)が登場するくらいなのです。なんと、こともあろうに、「数式を一切使わないで、経済・経営の理論を語ってしまう」という、いわば「神がかり的な超絶技巧(?)」を駆使する私・・・私の講義が、学生アンケートの結果、たいへん高い評価を得ることができるのも、実は、この奇跡のような超絶技巧のおかげなのかもしれませんね(笑)。



3月8日版

 あるお母さんからのお手紙です。

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 娘に2歳の時に、「ママのお腹の中にいたときのこと覚えてる?」と聞いたところ、「あのね、ママのお腹の中は、よぼれてたから(汚れてたから)、ミキがお掃除してたん」と言うので、飯田先生の本にも同じことが書いてあるように、「私(母体)が疲れてるから、お腹の中から癒してくれてたのかな」と思いました。
 それ以来、お腹の中のことは聞かないでいたのですが、4歳前(3歳11ヶ月)になった、ある日のことです。

 2006年2月初旬の夜、私と2人きり(パパは仕事)の時に、デレビの「マイメロディ」というアニメ番組の、ある放送回(すでに他界している母親がクリスマスの時だけ娘たちの前に現れてくれるという話)を思い出して、娘が言いました。

娘:ミキ、ママとパパとずっといっちょがいい!
  ママがお空にもどっちゃうのヤダ!

私:お空に戻っちゃうの?
  ママはお空にいたの?

娘:そうだよ、ミキとママは、お空にいたんだよ。

私:へ〜、お空で何してたん?

娘:みんな、おどったりしてるん。

私:そうなんだ〜・・・どんなところ? いいとこ?

娘:ん〜、高くて、くらくてピカピカしてるとこ。
  ママのおなかん中も、ほんとうは、くらくてピカピカしてたん。

私:え〜? くらいけど、ピカピカしてたの?

娘:そうだよ、「くらぴか」って言うんだよ。(自慢げに)

私:そっか〜、「くらぴか」なのか〜。
  それから、どうやって出てきたのか、覚えてる?

娘:あのねえ、いっかいお空にもどったんだけど、だれかに、「あっちにもどりなさい」って言われて、またママんところにもどったの。

私:え〜? 誰に言われたん?

娘:あのね、ママのおしごとの先生だよ。なんて名前だっけ?
 (私を見て、「ママ覚えてないの?」という感じで)

 ・・・以上が、この時の、娘の話です。

 実は、娘を出産するときは難産で、なかなか産まれてこなくて、長時間のお産に私の体力もなくなり、お腹の中の娘も心拍数がかなり弱くなってしまい、危険な状態だったので、急きょ、陣痛促進剤と麻酔(痛み止め)を打って、やっと産まれてきました。
 私は、お産の疲れと痛み止めのせいで、当時の意識はもうろうとして、よく覚えていないのですが、立ち会ってくれた主人の話では、娘は、出てきた時は体じゅう真っ黒になっていて、血の気がなく、まったく泣かないのでダメかと思ったところ、その後、医師が娘の足を持って逆さ吊りにしてお尻を何回も叩いたら、突然大きな声で泣き出して、皮膚の色も良くなったのを、覚えているそうです。
 娘は、お腹から出てきた時、一瞬、あちらの世界に戻っていたんですね。

 娘には、出産時のことを話して聞かせたことはなかったので、私も主人も、娘が事実と同じ事を覚えていることを知って、感動で胸が一杯になりました。この人生で、娘と一緒に暮らせることを、心から感謝しています。

 その後、別の機会に、娘が突然、こんなことも言いました。

娘:あのね、ミキはね、前は男の子だったんだよ。それで、お空のお二階に行ったら、女の子になったん。

 最近では、私たちの身近に起こる出来事を、謎解きのように、「その裏に潜む意味を見出そう」などと考えながら、毎日をゲーム感覚で(?)、楽しく過ごしています。これも、飯田先生の御本のおかげです。

 先生、どうぞお体を大切に。
 早く回復されることを、お祈りしています。


********************


 ・・・というお手紙です。
 とっても面白くて、しかも納得がいきますよね。

 まず、「くらくてピカピカしてる」というのは、「目に見える物理的な光」ではなく、「魂として感じるスピリチュアルな光」に満たされている、ということを表現しています。(私の今度の新刊をお読みいただければ、おわかりになることでしょう)

 次に、「いっかいお空にもどったんだけど、だれかに、『あっちにもどりなさい』って言われて、またママんところにもどったの」というのは、まさに、誕生と同時に臨死体験をしてしまったことを、はっきりと記憶しているのです。しかも、「だれかに」言われたというのですから、やはり、私たちの魂を見守ってくださっている大きな存在が、確かにいらっしゃるのだということを、証言しているのです。

 さらに、その大きな存在とは、「ママのおしごとの先生」だというのですから、びっくりしますよね。なぜなら、ここでいう「ママのおしごと」とは、「人として生きること」、つまり「人生」のことを指していることは容易に推察できますから、「人生の指導役」のような存在から、「あなたは、まだ死んではいけませんよ・・・さあ、あの胎児の中に戻って、あの母親の子供として生まれていきなさい」と、指示されたことを証言しているからです。

 しかも、「前は男の子だったんだよ」と、ひとつ前の過去生の記憶まで持っているのですから、たいしたものですよね。私自身は、過去の人生の記憶を持っている子供たちをたくさん知っていますが、こうして話を聞くたびに、子供たちが平然と、いかにも「当たり前じゃん」という感じで話すのが、面白くてたまりません。
 このお嬢さんも、お母さんの「おしごとの先生」(人生の指導役 = 例えば、神様のような存在)のことを、平然と、「ママ覚えてないの?」(覚えてるでしょ?)という感じで聞いているので、思わずニッコリしてしまいます。
 大人になって、目の前の試練をこなすので精一杯になり、心の余裕が失われると(まさに12月28日までの私です)、この「人生という学び(おしごと)の先生」の存在を、うっかり忘れてしまうんですよねぇ、これが(笑)。



 ・・・ということで、本日は素敵なお手紙をいただいたので、調子に乗って、もうひとつ、素敵なレポートをご紹介しましょう。

 大阪府河内長野市立天野小学校の、南木先生&梅本先生が、共同で、「
生きがいを英語で授業する」という素晴らしい内容に、チャレンジしてくださっています。この両先生は、教育熱心なことで高く評価されている、地元でも有名な先生方で、私も全く違う複数ルートから、その評判を何度もうかがったことがあります。

 このたび、わざわざ私に、現在実践中の「学習指導案」をお送りくださいましたので、先生方のご了承をいただいて、ここで公開させていただきます。(嬉しいことに、なんと、私の「生きがい論」の愛読者でいらっしゃるのだそうです)

 それにしても、「生きがい」という難しい日本語に対して、小学5年生でも理解できる英単語を用いて、「My Reasons for Living」という名訳をあててくださっていることに、まず感心しますよね。
 しかも、3枚目からわかるように、「道徳」の授業の中でも「生きがい」(自分が生きている意味や価値)について考えさせながら、それと連動するよう心がけていらっしゃるところが、さすが、並の教師ではありません。

(1枚目)
 

(2枚目)
 

 こんな素晴らしい授業を、小学校5年生で受けることができるのですから、天野小学校の児童たちは、本当に恵まれていますよね。
 指導を受ける教師の問題意識や力量によって、得られるものが大いに違ってくるということ、つまり、「教育」というものの重要性を、痛感させられます。私の娘も、この春から中学生になりますが、思わず、「優れた先生に当たればいいなぁ」と、願ってしまいます(笑)。

 南木先生のお手紙によると、

「正直、『生きがい』という大きな内容を、いかに英語化していくかには、悩みました。結局、身近なところから『生きがい』を見出すきっかけを与えてやりたいと考え、『自分の良さを活かして、何ができるのか?』について考えさせてみよう、ということになりました」

 ということです。

 このような観点から、「自分という人間の価値を発揮させること」について考えさせるのは、まさに、私の「生きがい論」の根幹を成している、重要な問題意識そのものではありませんか・・・私も、要するに、「自分という人間の価値を、いかに発揮させるか」というテーマについて、過去10年間、あの手この手を駆使しながら、さまざまなアプローチの著書を発表してきたのですから。
(しばしば誤解されますが、スピリチュアルなテーマは、私が駆使している多様なアプローチのひとつにすぎません。実際に私は、スピリチュアルな内容には直接には触れないで、しかし同じことを訴えているという本や論文も、たくさん発表しているのです。したがって、「生きがい論」の授業を実践するためには、必ずしも、スピリチュアルな内容や語句に触れる必要は無いんですよ)

 このHPの読者のなかに、学校の先生がいらっしゃいましたら、どうぞ上記の指導案を参考にして、自分なりにアレンジしながら、「生きがい論」の授業に挑戦してみてくださいね。「英語」の授業でさえも可能なのですから、アレンジの方法しだいで、さまざまな授業で、「生きがい論」を応用できるはずですから。(国語や社会や家庭科や音楽などでは、いくらでも応用できそうですよね・・・でも、算数・数学の授業では、さすがに難しいかなぁ・・・笑)

 そういえば、先日、神奈川県のある私立高校の先生が、卒業する担当生徒の全員に、私の本をプレゼントしてくださったそうです。(ご本人から連絡があったわけではなく、受け取った生徒の親御さんのご友人が、教えてくださいました)
 本当に、ありがたいことですが、PTAの中には、あんな人やこんな人など、色んな人がいますので、どうぞお気をつけてくださいね。私の本を薦めたせいで、善意の先生方が非難を受けるのは、私の本意ではありませんから。



3月3日版

 前回の更新で、最後を「伏せ字」で終わったところ、その後、「先生、大事な極秘情報が、お手紙の中で漏れてしまっていますよ、一刻も早く削除してください!」という善意のお手紙が、何十通も届いてしまいました。
 あの部分は、いかにも私らしい「おちゃめないたずら」として、意図的に「おとぼけ」で残しておいた情報ですから、どうぞご安心くださいね。

 それにしても、私の読者の皆様って、ほんとに真面目で素直な方々なので、驚きました・・・
 あ、でも、私の「おとぼけ」だと即座に見抜いた方々が、不真面目で不純だというわけではありませんよ(笑)

 中には、「大切な極秘情報を消し忘れるなんて、先生、まだまだ、脳のご容態がよろしくないのですね」と、真剣に心配くださる方々も。
 皆さんがご心配くださっている最中に、あんな、単なる冗談では済まない「いたずら」をしてしまって、大いに反省しております。
 たいへん失礼いたしました。


 そこで、本日は、せめてものお詫びに、なんと、デザイナーさんの指示を受けた印刷会社(凸版印刷)さんから届いたばかりの、新刊の表紙カバーのデザイン案(これぞ正真正銘の極秘情報)を、
「超微小公開」してしまいましょう!

 さあ、それでは、どうぞ!!

↓(これです)


 ・・・いかがでしたか?

 実際には、この試作品で「黒」に写ってしまっているメインタイトルは、まばゆいばかりの*色に輝くことになります。
 また、上下左右の部分には、印刷関係の指示などが書いてありますので、実際にはカットされます。


 え? 小さすぎて、さっぱりわからないって?

 ご不満はごもっともですが、何しろ「正真正銘の極秘情報」ですから、現時点では、これ以上のサイズでクリアにお見せすることができません。どうか、ご了承くださいね。

 もちろん、上の微小写真の上にカーソルを置いて右クリックし、「画像を保存」をクリックしてデスクトップなどに保存したうえで、その画像ファイルをダブルクリックすれば、きわめて容易に拡大してバッチリ見ることができますが・・・まだ、正真正銘の極秘情報ですから、決して、禁断の表紙画像を「のぞき見」してはいけませんよ。(とはいえ、のぞき見してしまったからといって、決して、神様に叱られたり、バチが当たるわけではありませんが・・・)

 さあ、あなたは、「他人の秘密を、のぞいて見てしまう」タイプですか?
 それとも、「そんなハシタナイことは、絶対にしない」タイプですか?

 まさに、あなたの本性があらわになる、究極の選択の時・・・

 あなたは、「他人の秘密を、のぞき見たりするものか!」と、正義を守り通しますか?
 それとも、誘惑に負けて、「おお・・・こ、これは・・・」と、欲望に目を輝かせてしまうのでしょうか?

 さあ、どうしますか?
 のぞき見しても、バチは当たらないんですよ。
 ただ、
あなたという人間の本性が、明らかになってしまうだけのことなのです。

 さあ、どうしますか?
 なんと、未公開の英文タイトル(これがまた素敵なんです)まで、のぞき見ることができるんですよ。
 ただ、それと引き換えに、
あなたという人間の欲深さが、明らかになってしまうだけのことなのです・・・フフフ・・・

 さあ、どうしますか?
 上記の簡単な手順さえ踏めば、ばっちり、無修正拡大写真で、モロ見えなんですよ。
 さあ・・・さあ・・・?


(ちなみに、私が読者の立場だったら・・・こんな、もったいぶった文章など読む前に、今頃は確実に、とっくに拡大して、しっかりと、見てしまっておりますな・・・なぜなら、私は人間であり、人間とは欲深い生き物ですから、人間である私にとっては、嬉々として「のぞき見」することこそが、ごく自然な、自分に素直な、正直な行為だからです・・・笑)



2月28日版

 近年、かわいいお子さんが殺されてしまうという、理不尽な悲しい事件が、相次いでいますよね。
 私のもとにも、「どうして、あんなに切ない事件が起きてしまうのでしょうか?」「いくら先生の本を読んでも、どうしても、あの残忍な犯人を許せないのですが、どうすればいいのでしょうか?」というお手紙が、記憶にあるだけでも、10通を超えたと思います。
 また、「身近な人やその家族が、悲惨な事件や事故の被害者になって亡くなったのですが、どのような態度で接して差し上げればいいのでしょうか?」というご相談は、常に、多くの方々からいただいています。

 そこで本日は、そのような方々にとって、ご参考になる事例を、ひとつご紹介いたしましょう。この事例を通じて、多くの方々に「学び」が広がれば、事件の犠牲になったお嬢さんの魂も、きっとお喜びになるからです。(それこそが、そのお嬢さんの、使命のひとつでもあるからです)


 先日、あるお母様から、お手紙をいただきました。
 品格と教養を感じさせる、たいへん丁寧なお手紙でしたが、その文章は、悲しみに満ちていました。
 なぜなら、そのお母様のお嬢さんが、過去数年間の間に、悲惨な殺人事件の被害者になってしまい、ご両親は、悲しみに沈んでいらっしゃるからです。特に、ご主人は、犯人に対する強い怒りの念で、苦しんでいらっしゃるとのことでした。(事件を特定できないように、「過去数年間の間に起きた事件」として、発生時期を大雑把に広げておきます)

 そのような状況で、お母様が、私の著書『生きがいの創造 U 〜永遠の愛・めぐり逢う生命』に出会い、お読みくださったのです。お母様は、とても慎ましい御方で、私からの返事を求めることなく、ただ、本への感謝の念を綴ってくださっていました。

 ところが、私はすでに、亡くなったお嬢さんの魂のことを存じあげており、そのお嬢さんの計らいによって、お母様が私の本に出会い、お手紙をくださったことを知っていました。そこで、予定通り順調に届いた、そのお手紙に対して、次のようなお返事を、お送りしたのです。(お名前や状況など、プライバシーに触れる部分は、すべて隠すか省略させていただきましたので、意味が不明瞭な部分があるかもしれませんが、お許しください)

********************


 **** 様
(& ご主人 様)

 お手紙拝受いたしました。

 私は、事件の具体的な内容については、よく知らないのですが、お嬢さんの魂のことは、たいへんよく存じています。

 なぜなら、事件の直後にお嬢さんが私を尋ねてきてくださり、私が(他の同様の魂と同じように)光の次元へと、導いて差し上げたからです。お嬢さんの魂は、最初は泣き顔でしたが、やがてまぶしく輝き始めて、多くの方々の祈りの力にも助けられながら、たいへんまぶしい次元へと、つながっていかれました。「殺される直前に肉体を離れたから、痛みは、まったく感じなかった」そうです。

 今では、お嬢さんは、素晴らしく輝く光となって、ご家族を見守っていらっしゃいます。どうぞ、お嬢さんの現在については、まったく何の心配もしないで、安心しきっていてくださいね。

 むしろ、今では、お嬢さんの方が、ご家族を見守りながら、お父様とお母様のことを、ずいぶん心配なさっています。お嬢さんがおっしゃるには、お母様とは強く「つながる」ことができているので、こうして、お母様を動かして、私(飯田)のところに手紙を書くよう促すことができるほどなのですが、お父様は、犯人に対する強力な怒りの念をお持ちなので、お母様のように強くつながろうとしても、心が閉じていてなかなか奥まで届かず、中途半端にしかつながれないようです。

 お嬢様は、すでに「愛」そのものの姿に戻っていらっしゃるので、この世で生きている誰も、恨んでいないそうです。お嬢様は、本当は、お父様に対して、「犯人を許してあげて」と言いたいのですが、今のお父様のお気持ちを考えると、それが大変困難なことであり、お父様をかえって辛い心境へと追い込んでしまうことも、よくわかるのだそうです。お嬢さんは、お母様はもちろんのこと、お父様のことが大好きだからこそ、「犯人を許してあげて」などという、物質世界で生きる人間にとっての無理難題は、強要できないと感じていらっしゃいます。私でさえ、こんなに親思いの魂には、めったに出逢えません。

 そこで、お嬢さんのお気持ちを、お嬢さんの立場(高次の光の世界の住人)からは言えない言葉として、私(飯田)が代弁させていただくと、次のようになります。

 お嬢さんの魂は、すでに、「まぶしい光」となって、犯人のことを、100%許しています。したがって、お父様は、お嬢さんの無念を晴らすためにではなく、あくまでも、ご自分の怒りを鎮めるために、思い切り、犯人とその所業を、憎み、恨み、怒ってください。いつの日か、自分の中で「もういい」と思える日が来るまで、犯人のことを、思い切り、徹底的に、とことん憎んで、恨んで、怒ってください。もしも、死ぬまで許せなかったら、死ぬまで、恨み続けて結構です(死んだ後には、必ず許せますから)。それによって、お父様の気持ちが少しでも紛れるなら・・・それは、決して、お嬢さんが本当に望んでいることではありませんが、それでもお嬢さんは、愛するお父様のために、その思いや行為を、すべて受け入れようとなさっています。

 私(飯田)にも、小学生の娘がいます。だからこそ、お父様のお気持ちが、たいへんよくわかるのです。もしも、私の娘が、同じような事件に巻き込まれてしまったとしたら・・・あれほど、「愛」や「許し」の大切さを訴える著書をたくさん発表している私でさえ、犯人を許すことは、容易にはできないことでしょう。私は、犯人を徹底的に憎み、恨み、とことん追い詰めて、思い切り苦しめてやり、復讐してやろうと考えるかもしれません。できるものならば、この手で犯人をなぶり殺しにして、鬱憤を晴らしたいと考えるかもしれません(もちろん実行はしませんが)。あれだけ、数々の著書を通じて、「愛」や「許し」の大切さを説いている私自身でさえも、もしも娘が殺されたら、このように考えたくなるかもしれません。だからこそ、私には、お父様のお気持ちが、たいへんよくわかるのです。私には、自分自身でさえもできそうにないことを、お父様に対して求めることなど、到底できません。

 お嬢さんは、お父様の、そしてお母様の、すべてを受け入れてくださいます。
 どうぞ、お好きなようになさってください。

 それから・・・もしも、苦しくて、悲しくて、腹が立って、死にたいほど辛い時には、どうぞ、福島までおいでください。素敵な温泉がたくさんありますから、ご案内しますよ。私と一緒に、やけ酒を飲んで、思い切り泣きましょう。私でよければ、いつでも、お相手させていただきます。
 なお、まだ極秘情報ですが、3月22日には、私の新刊『ツインソウル 〜死にゆく私が体験した奇跡』が、PHPから出版されます。きっと、何かのご参考になると思いますので、どうぞお楽しみに。


 最後に、お嬢さんからのメッセージを・・・

「私は、今はとっても幸せにしてるから、私のことは、なんにも心配しないで、どうか安心していてね。私は、これからもずっと、いつも、みんなの心と一緒につながっているから、どうか寂しがらないでね(とは言っても、それは無理だということも、よくわかっているけど・・・)。私はもう肉体を持っていないから、私の分まで、**(注:兄弟姉妹の名前)を大切にして、思い切り愛してあげてね。・・・そして、どうしても私に、肉体を持っている状態で会いたくてたまらないなら、もう一度、私を産んでくれてもいいのよ・・・それがもう無理なら、今度は、**(注:兄弟姉妹の名前)の子供として生まれてくるからね・・・これまで、本当に、ありがとう・・・これからも、何度生まれ変わっても、ずっと一緒にいようね」

----------------------------------
福島大学経済経営学類 教授 飯田史彦


********************

 ・・・というお返事を、差し上げたのです。

 すると、すぐにお返事が届き、私の手紙によって、「娘は今でも苦しんでいるのではないか、寂しくて泣いているのではないか」という不安がなくなり、お嬢さんが天国にいると確信することができたこと・・・お父様も、私が「犯人を憎んでもかまわない」と書いているのを読んで、「救われた」とおっしゃっていたこと・・・そして、「少しでも、前を向いて歩けるようになりそうだ」ということを、お伝えくださったのです。お手紙を拝読しながら、亡くなったお嬢さんを想うご両親の愛情に、私はポロポロと涙をこぼしました。
(これまでに私は、何百と、このような事例に対処してきましたが、たとえ何百例を経験しても、決して、「慣れてしまう」ことはありません。どのような事例も、そのたびに心が締めつけられ、涙がこぼれてしまいます。・・・今回いただいたお手紙の文章そのものは、先方のプライバシーに触れるため、ここではご紹介できませんが、どうぞご想像ください)

 私は、お嬢さんの魂からのご依頼を、とりあえず最低限だけでも果たすことができて、ほっとしました。そのうえで、こうして、私のHPを通じて、お嬢さんの死を通じた「学び」を、多くの方々に広げていくことにより、このお嬢さんが果たしてくださる貴重な使命の、お手伝いをさせていただいている、というわけです。
 私はこれからも、このような「魂のメッセンジャー」の活動を、こっそりと続けていきますので、どうか応援していてくださいね。(ふだんは、妻子にも告げることなく、本当に密かに行っていますので、今回のように、この活動の事例を具体的にご紹介することは、珍しいんですよ。今回は、このお嬢さんの魂から、「私の死を通じた学びを、どうか広げてください」と頼まれたので、例外的にご紹介したのです)


 なお、上記の私の手紙を読んで、読者の皆様は、「どうして、飯田先生は、こんな文章を書いたのだろうか?」と、不思議に思われるかもしれません。たとえば、脳出血で手術する前の私であれば、おそらく、「犯人を憎まないで、許してあげましょう」と、お父様からみると「余計なお世話」としか思えない、偉そうなアドバイスを書いてしまったことでしょう。また、手術前ならば、「私と一緒に、やけ酒を飲んで、思い切り泣きましょう」なんて、決して書かなかったに違いありません。なぜ、私は、これほどまでに変わってしまったのでしょうか?
 それに、そもそも、このような、意味不明とも思える悲しい事件・事故・災害などは、どうして、発生してしまうのでしょうか?(それらの中には、どう考えても、「あらかじめ計画されていた」とか「予定通り順調」だとは思えない、理不尽なものが多いのです)
 そして、このお嬢さんのように、自らの死を通じた貴重な使命を担いながら先立っていかれた方々は、いま、どのような状態でいらっしゃるのでしょうか?

 これらの疑問に対するお答えは、すべて、*月**日にPHPより発売される、衝撃の新刊、『****** 〜************』(飯田史彦 著)において、ビックリするほどはっきりと明らかにしますので、どうぞお楽しみに!
(伏字の部分は、残念ながら極秘情報なので、まだナイショです・・・フフフ・・・)



2月23日版

 それが・・・

 職場復帰の許可が出てから、いろんな仕事が押し寄せてきて、調子に乗ってがんばってみたところ・・・

 現在、無理がたたって、ノビてしまっております。

(あちこちから、「このところ更新されないので心配してたら、ほら、やっぱり思ったとおりだ! そんなことにならないよう、無理しちゃダメって言ったじゃないの!」という、読者の皆様のお叱りの声が、嵐のように聞こえてきそうです・・・ご、ごめんなさい!)


 一日に、せいぜい2〜3時間ほどしか働けず、あとは、ほとんどベッドでゴロゴロする毎日。

 まるで、大学生の頃に戻ったかのような生活・・・学生時代は、一日に2〜3時間(いや、20〜30分か?)ほどしか勉強せず、あとは、ほとんどゴロゴロしていましたから・・・(笑)。


 ・・・というわけで、このところ、HP更新の元気さえもないので(気力はあるのですが、体力がついてきてくれません)、今日もまた、ゆっくりお休みさせていただきます。

 まだ、午後4時なのですが・・・
 しかも、正午過ぎに起床したばかりなのですが(苦笑)・・・

 おやすみなさい・・・

(ちょうど、大学が春休みで、助かったぁ・・・)



2月7日版

 ふう・・・

 せっかく、「よ〜し、今夜はHPの更新だっ!」と思い立ち、「ホームページビルダー2001」(古くてすいません)のソフトを立ち上げたのですが・・・

 なんと、
思ったよりも、疲れてしまっていることに、気がつきました・・・(落涙)

 だって、今日は、会議、授業、面会、打ち合わせと、夜の10時まで多忙でしたし、夕方には娘から、「日直をしてたら送迎バスに乗り遅れちゃったから、迎えに来て」と携帯に電話があり、雪の中、あわてて車で小学校に向かう始末。(でも、ついでに書店に寄って、娘の愛読誌「チャオ」を買ってやることができたから、まあいいか・・・案の定、私に高価なチョコレートを買ってくれた結果、お小遣いが不足して泣いておりました・・・笑)

 というわけで、たったのこれだけで、今夜はこれにて。

 おやすみなさい・・・



2月2日版

 本日(日付が変わったので、もう昨日ですね)、病院でCT(頭部断層投影写真)検査などを受けたところ、めでたく、「職場復帰の許可」をいただけました!

 (← 「早くも春が来た心境」の図)

 これも、皆様の応援の祈りのおかげです。

 1ヶ月ぶりに、ちょっぴり大学に登校(?)してみると、段ボール箱に2箱分のお手紙と、たくさんの荷物が届いておりました。すべて自宅に持ち帰り、3時間以上もかけて、拝読させていただきました。読者の皆様の応援に、涙が出るほど感激しました。本当に、ありがとうございます。

 中には、友人仲間で折ってくださったという「千羽鶴」が入った、大きな荷物も・・・びっくりしながら、同封のお手紙を拝読すると、「先生、治るのが早すぎますよ、目標の数まで届かないじゃないですか!(笑)」とのお言葉が・・・。千羽鶴をいただいたのは初めてだったので、娘も「すご〜い」と喜んでおりました。

 その他、全国各地のお守りや、「頭髪の伸びに効果がある」という各種の珍品・・・いや、貴重な品々などが届いており、さっそく、握りしめたり、食べてみたり、飲んでみたり、被ってみたり、「う〜ん・・・」と唸ってみたりと、大いに楽しませていただきました。

 皆様に、心から、深く御礼申し上げます。


 しかし・・・「職場復帰の許可」そのものは、たいへん「めでたい」ことなのですが・・・この許可が出たことにより、明日からまた、あの激務とストレスだらけの日々に戻らなければならないかと思うと、複雑な心境です。本当は、のんびりと、少しずつ戻りたいところですが、1ヶ月も仕事をしていなかったので、恐ろしいほどの仕事の山が、溜まりに溜まって待ち構えているのです。

 たとえば、この1ヶ月間に、大学あてに届いていた「講演依頼」「取材依頼」「原稿依頼」のお手紙だけでも、何十通あるか、数えるのが怖いほどなのです。これらをお送りくださった方々は、私の病気のことなど全くご存知ない方々であり、インターネットやメールを使用なさっていない方々も多いので、全員に事情説明とお詫びのお手紙を書いてお返しするだけで、何日かかるかわかりません。
 その他、大学の各種業務、学生たちの指導、試験の実施や採点、各種委員会の会議など、当然ながら、「職場復帰」と共に、大学教授の職に就いている限りは果たさなければならない、言い逃れのできない「公務」の山が、襲いかかってきます。

 一方、私はといえば、職場復帰の許可は出たものの、まだ、何かを2〜3時間やるとグッタリ疲れて、手術した左脳がしくしくと痛み始める状態。「ああ、明日から、どうなってしまうのだろう・・・」と思うと、暗たんたる気持ちになってしまうというのも、また事実なのです。
 しばしば、皆さんから、「もっと仕事を減らしなさい」と叱られますが、私の仕事の80%は(読者のご存じない部分の)大学教授としての公務なので、現職を辞めない限り、減らすことができないんですよ・・・私の意志で減らせるのは、残りの2割である「生きがい論」の活動部分のみ・・・しかし、私の使命であり楽しみでもある「生きがい論」の部分を減らしてしまうと、私に残るのは、ただ「責任とストレスで一杯の公務」だけになってしまうのです・・・とほほ・・・(仕事量を理想的な形で減らせるものなら、とっくに自分で減らしております)

 ・・・おっと、読者の皆様にグチを言っても、仕方ありませんね。たいへん失礼いたしました。

 こういう時には、視点を変えてみるしかありません。
 そうです、そうなんです・・・視点を変えて考えてみると、なかなか就けない大学教授という職をいただき、「生きがい論」の作家&社会福祉活動家として多くの方々の応援をいただき、「シンガーソング・プロフェッサー」として音楽CDの発表やコンサート活動までさせていただき、家族や友人たちにも恵まれて、しかも脳出血で死にかけながら奇跡的な回復を果たすとは・・・ああ、私は、なんという幸せ者なのでしょう。世の中に、私ほど恵まれた人物は、めったに、いらっしゃらないのではないでしょうか。
 こんなに幸運な人生を与えていただきながら、「忙しい」などと文句を言っては、バチが当たってしまいますよね。自分の恵まれた境遇への、深い感謝の気持ちを忘れないで、よ〜し、明日からまた、毎日15時間は働くぞ〜!
(・・・と思ってガンガン働いていたら、倒れてしまったのですが・・・結局、私は、今回の病気から、何も学んでいない、ということなのでしょうか?・・・笑)


 追伸:
 もう3年くらい前から、「あなたのホームページは、センスが悪く、見づらく、重く、文字ばっかりで、技術が稚拙なので、何とかしてほしい」というご要望を、少なくとも、合計10名前後の方々(ほとんどはHP制作のプロと称する方々で、半数はHP運営のセールスが目的)から、いただいております。プロの皆様のおっしゃる、「こうすべきだ」「こうしてはいけない」というHP制作のセオリーや技術は、私もバカではないので、「おっしゃる通り」と、全て承知し、納得しております。
 しかし、「ほかに優先すべきことが多々あるため、数日ごとに更新するのが精一杯であり、大きな改善の時間が取れない」、「有料でサービス業として公開しているわけではなく、私の趣味で好き勝手に公開しているだけなので、それでも見たいと思ってくださる方々だけに見ていただければよい」、「確かにセンスの無い、いかにも素人のオジサンが作っている未熟なHPだが、それが私の個性なのだから、仕方がない」(私のHPを、かわいくて綺麗でカッコいい理想的なデザインに修正しても、それは「教科書的には優れたHP」ではあるかもしれないが、決して「飯田史彦という人間のHP」ではなくなってしまう)、などの理由で、もう長年、このままなのです。

 中には、本当に善意で、「文章の部分だけメールでいただければ、飯田先生の代理として、素晴らしいHPを制作して差し上げますから、どうぞ運営は、私にお任せください」と、強く申し出てくださる、プロの方々も。(なぜか全員、女性です・・・そのお気持ちは、純粋に、ありがたく思っておりますよ)
 確かに、有名人のHPのほとんどは、プロの制作会社に運営を依頼したり、身の回りの「HP制作のうまい人」に依頼していることが明らかで、それぞれ、技術的・デザイン的には、高度なHPが揃っています。私も、「いいなぁ」「綺麗だなぁ」「すごいなぁ」と、感心することが、多々あります。

 しかし、このHPは、この私自身が、いかにも私らしいセンスの悪さで、HP制作のセオリーなど平気で無視しながら、自由奔放、好き勝手に運営しているからこそ、価値があるのだと自負しているのです。何とかして時間を作って、誰の手も借りないで、何から何まで、すべて「飯田史彦」本人がやっている・・・そこに価値を感じてくださる方々だけが、このHPを訪れてくだされば結構。見るも見ないも全く自由なのですから、見るに耐えないならば、見なければよいのです。
 創る側も見る側も、個人が趣味でやっているHPの本質は、そういうものだと思っています。今後も、好き勝手にやらせていただきますので、「飯田先生のHPって、センスが悪く、見づらく、重く、文字ばっかりで、技術も稚拙だけど、そんなことなんかどうでもいいくらい、独特の貴重な価値を持っていて、とっても素敵なのよね〜」と、「わかってくださる方々」だけ、訪れてみてくださいね。



1月29日版

 今日、11歳(小6)の娘が、「はい、バレンタイン」と言って、かわいいぬいぐるみ付きのチョコレートをくれました。
 「630円もしちゃったんだよ・・・私のお小遣いで買ったの」と、正直に値段を付け加えるところが、ご愛嬌(笑)。

 「あれ? まだ、節分も来てないのに、早いねぇ」と言うと、「お父さん、いろんな人からもらうでしょ、だから、一番にあげたかったの」とのこと。

 実は、娘が、自分のお小遣いで私にプレゼントを買ってくれたのは、これが初めてのこと。
 しかも、もっと安い、300円くらいの義理チョコをいくらでも売ってるのに、ちゃんとしたチョコを・・・。
 1ヶ月のお小遣いが1000円しかない娘にとって、630円の出費は、たいへんな金額だったはず。
 残りのお小遣いで、娘が毎月楽しみにしている「チャオ」という雑誌を買えるのか、心配です・・・。

 そういえば、このところ、娘が、妙に、私に優しいのです。
 もちろん、私は、娘とケンカしたことなど1度もありませんし、娘を叱ったことも、幼稚園時代に危ないことをして3度ほど厳しく叱っただけで、小学生になって以降、もう6年間も、叱ったことはありませんが・・・それにしても、これまでにも増して、このところ、妙に優しいのです。

 そこで、私は、「はっ!」と気づきました。

 「
そうか・・・僕が、頭の手術をしたからだな・・・『父親が死にかける』という、めったにない経験、それも、『手術中』という赤い不気味なランプの付いた手術室の外で、手術が終わるのをずっと待つという、これ以上ない貴重な経験をしたからこそ、『お父さん』の存在価値を、あらためて、身にしみて感じてくれたんだな・・・」と。

 娘に、こんな貴重な学びを与えてやれたなんて、「ああ、死にかけて、本当に良かった」と、のんきに喜んでしまった私です(笑)。
(もちろん、めでたく生き返って来れたからこそ、こうして喜べるわけであって、実際には、冗談では済まない大ピンチだったのですが・・・)


 まだ、2時間ほどパソコンに向かうだけで、出血した左側の脳が、まるで「警告」を出すように、痛み始めるのです。
 まさに、ウルトラマンの、カラータイマーが鳴るように・・・。

 お医者さんからも、「今度やったら、もう命はありませんよ」と、脅されて・・・いや、ありがたい訓戒を、いただいております。
 完全復活には、まだまだ時間を要しそうですが、いつまでも職場を休めませんので、無理せず、のんびりと、仕事を始めますね。

 かわいい娘のためにも、もうしばらくは、この世で生きていてやりたいですから・・・
(まだまだ、書きたい本、書くべき本が、たくさんありますしね)



1月26日版

 
リハビリを兼ねて、車の運転も再開し、ウールの帽子を被って、買い物にも出かけるようになりました。もともと、私はメガネをしていますし、風邪をひかないように大きなマスクもしていますので、「ウールの帽子を深々と被り、メガネとマスクで顔を隠した、とっても怪しいおじさん」として見えるらしく、スーパーをウロウロしていると、子供たちが私を避けて通っていくような気が・・・(笑)

 2月1日に受けるCT検査の結果を受けて、職場復帰の許可が出る予定なので、もう、あと1週間もありません。
 残り少なくなった休職期間を、大いにのんびり休みながら、体調回復とリハビリに励みますね。


 追伸:

 昨日より、内容物の欄に「ウールの帽子」とか「帽子」と書かれた品物が、いくつか届き始めているとのこと。
 もしや、前回の更新に、私が余計なことを書いてしまっために、気を利かせてくださった方々が、いらっしゃるのでは・・・

 確かに、今の私には「ウールの帽子」は必需品ですし、お気遣いはたいへん嬉しいのですが、いくら必需品といっても、ウールの帽子は、10個も20個も要りませぬ(笑)。お気持ちだけ、ありがたく頂戴いたしますので、どうか、これ以上は、ご勘弁くださいますよう、お願いいたします。
(とはいえ、すでにお送りくださった方々には、心より感謝申し上げます。あと2ヶ月程度は必需品ですので、毎日、ファッショナブルに取り替えながら、被らせていただきますね)


 追伸その2:

 そういえば、うっかり書き忘れておりましたが、私、すでに先日、めでたく
退院 いたしました!

 

 あと2週間ほど、自宅で休養させていただきますが、順調に回復しております。
 これまでの応援、本当にありがとうございました。
 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 では、さらなる回復に向けて、がんばりますね!
(・・・とはいっても、ひたすら、ただ「頭を休めて寝ている」だけなのですが・・・笑)



1月17日版

 早いもので、手術から、3週間が経ちました。

 現在の私の生活は、「脳を休めるため、ほとんどベッドに横になっている」という一言ですが、脳以外の体は病気ではありませんので、リハビリを兼ねて、時々、短時間の外出もしています。目を使うと脳の疲れが激しいので、テレビは全く見ず、パソコン画面も短時間に留めています。目を閉じて音楽を聴くのは大丈夫ですが、それでも、1時間ほど聴くと疲れてくるので、連続して長時間は聴かないようにしています。同じく、読書も目と脳を使ってしまい疲れるので、文字はほとんど読んでいません。
 したがって、テレビも新聞も読んでおらず、世の中で何が起きているのかも、さっぱりわからない生活です。もちろん、曜日や日にちの感覚も無いので、このHPを更新する際に、久しぶりにカレンダーを見て、「おお、もう17日ではないか!」と気づき、今日が火曜日だということも発見した、というわけです。

 このように、「脳が疲れやすいので、脳を使う作業には制限があり、無理できない」という状態ではありますが、幸いにも、いまだにマヒなどの後遺症は出ておらず、意識も(お医者さんによると)正常だということなので、「時間をかけて脳の回復を待てば、元通りに元気に社会復帰できますよ」と、励まされております。100ccを超える大量の出血だったにもかかわらず、後遺症が全く無いというのは、まさに、奇跡的な幸運。本当に、ありがたいことです。

 そういえば、大学あてに、大量のお手紙や品物(お守りなど)が届いているそうなのですが、私が大学に短時間でも出勤できるようになるのは、早くても来週、おそらく再来週になります。なぜなら、医師からは「術後1ヶ月前後の休養を要する」という公式の診断書が出ており、2月1日(水)に行われるCTスキャンなどの検査結果によって、「職場復帰の許可」が出ることになっているからです。それまでは、職場復帰の許可が出ていない病人が、大学をウロウロするわけにはいきません。でも、せめて、お守りが入っていそうなお手紙&お荷物だけは、一刻も早く選別して、自宅に届けていただきますね。
(いずれにしても、当分の間は、ウールの帽子を被って、頭髪を・・・いや、頭の傷を隠したままで社会活動をすることになりますが・・・今がちょうど冬で、ラッキーでした。ウールの帽子を被っていても、あまり違和感がありませんからね)

 ふう・・・
 疲れるので、最低限の情報しか書かないつもりが、つい、手術前の感覚がよみがえってきて、長文になってしまいました。
(気がつくと、これだけ書くのに、1時間以上を要しております)

 それでは、背中でベッドが呼んでくれていますので、世の中の時刻は昼間ですが、また横になりますね。

 今は、とにかく、休養、休養・・・

 おやすみなさい・・・


 追伸: そういえば、この数日間、髪の毛の伸びる速度が速くなったような気がします。
     読者の皆様の、祈りの力のおかげでしょうか・・・(笑)



1月12日版

 
う〜ん・・・

 早く、髪の毛が伸びてくれないかなぁ・・・

 とほほ・・・
 ・・・ということで、「髪の毛」などという、極めて物質的な煩悩にとらわれている私は、まだまだ、頭を丸めて出家するまでの悟りの境地には、至っておりません・・・だって、緊急の「開頭手術」を行うために、脳外科のお医者さんが、意識を失っている私の頭を、強制的に、「必要な部分だけ、大胆かつ大雑把に丸めて」くださったものですから・・・(落涙)・・・

 おっと、「九死に一生を得た」というだけで奇跡的な幸運なのに、「外見」などという、つまらぬ煩悩にとらわれてしまっているのでは、神様に叱られて、バチが当たりますよね・・・いかん、いかん・・・


 ・・・とはいえ、やっぱり、早く伸びてくれないかなぁ・・・昆布とかワカメとか食べれば、早く伸びるんでしたっけ???

(などと、鏡を見つめてため息をつきつつも、のんびりと脳を休めながら、社会復帰に向けて、少しずつリハビリを始めております)


 皆さんが世界中から送ってくださる「応援の祈り」のおかげで、私の脳が、どんどん元気になっていくのがわかります。
(今後は、ちょっぴりでいいですから、私の「髪の毛」も、応援してやってくださいね・・・笑)

 皆さんの愛情が、私の魂に、温かいエネルギーとして伝わってきます。
 本当に、ありがとうございます!


(まだ、長文を書くのは疲れるので、とりあえず、本日はこれにて・・・)




1月8日版

 ただいま!

 ようやく、「この世」に戻ってまいりました。
 12日間、ご心配をおかけして、申し訳ありません。

 私自身には、28日の「こちらの世界」での記憶が全く無いのですが、100ccを超える大量の脳出血で意識障害となり、救急車で大きな病院に運ばれて、緊急の開頭手術を受けたそうです。手術後に意識が戻ってきた時の、私の第一声は、「・・・看護婦さん、ここは、どこですか?・・・なんで、僕は、ここにいるんですか?・・・」というものでした。

 お医者さんの口からは、「三途の川を渡りかけていた」「もう少しでも遅かったら、大量の血腫(けっしゅ)が脳の呼吸中枢を圧迫して、呼吸が止まって死ぬところだった」「ギリギリのところで助かった」「ちょうど、脳外科のベテラン専門医である自分が当直だったので、たいへん幸運だった・・・自分が当直をすることは、めったにないのだから・・・他のところから駆けつけたのでは、とても間に合わなかった」など、恐ろしい言葉の数々が・・・
 日本を代表する脳外科の名医のひとり、**先生が、「(自分クラスの医者になると)もう、めったにやらない」という珍しい「当直」の時間に、ちょうど私が救急車で運ばれてきたのが、最大の幸運だったそうです。しかも、その**先生が、「自分が行った数多い手術の中でも、最高レベルの出来」とおっしゃるほど、手術は大成功だったとのこと。

 しかも、ちょうど昨年秋に福島で行われた「北海道・東北地区看護協会総会」で、私が基調講演を行ったこともあり、看護師さんの多くが、私の講演をお聞きくださったり、著書をお読みくださっている状態。「飯田先生の本は全部読んでいます」とおっしゃる看護師長さんや、あの大病院の院長先生までもが、わざわざご挨拶においでくださり、手厚い看護を受けることができました。
(ただし、「私、飯田先生の大ファンなんです!」とおっしゃる、若くてかわいい看護婦さんに、おちんちんをつままれて、挿入されたビニールの管(尿を自動排出させるもの)をゆっくりと抜かれた時には、「イテテテ!」と大いに痛がりながらも、恥ずかしくて、真っ赤になってしまいました・・・あのような作業の場合には、私のことを全く知らない看護婦さんに、淡々と機械的に行っていただけた方が、有難かったような気も・・・笑)

 その後、関係者の皆さんが「奇跡的」と称してくださるほど、何の後遺症も残らずに、意識も正常なままで、どんどん回復。このまま順調にいけば、今月末には、めでたく手術前と同じ状態・・・いや、1ヶ月も休む分だけ、手術前よりも、はるかに元気な状態に戻ることができるでしょう。

 ただし、さすがに、「脳」の手術をした身ですから、何をやっても、すぐに脳や体が疲れてしまいます。今、書いている、この文章も、手術前なら3分もあれば書けた分量ですが、今は、20分くらいかけて、ゆっくり書くのが精一杯。
 したがって、皆様からいただいている、たくさんの応援のメールやお手紙のそれぞれに、お返事をすることは困難ですが、時間をかけても、必ず全て拝読させていただきますので、どうかお許しください。


 それにしても、あれだけ大量の脳出血で、ほとんど死にかけていたにもかかわらず、ちょうど珍しく当直していた脳外科の名医による手術の大成功と、手厚い看護による「奇跡的」と称される回復により、マヒも後遺症も無く、正常な意識のままで、今こうして文章を書いていられるという、この幸せ・・・

 ・・・これは、きっと、読者の皆様が、私の魂と肉体のために、心を合わせて祈ってくださった結果であるに、違いありません。
 この場を借りて、世界中から応援くださった愛読者の皆様に、心から御礼申し上げます。


 なお、私の魂が体を離れていた時間に体験した、素晴らしい学びの旅の体験談、そして、ついに出遭ってしまった「極限までまぶしい光」との対話は、ここに簡単に書けるほどの内容・分量ではありません。いずれ、著書として詳しく発表させていただきますので、どうぞお楽しみに。(その意味で、今回の私の病気も、私がさらに「生きがい論」を磨き上げるために必要な、「順調な体験」だったのですよ。なにしろ、臨死体験をするためには、実際に、死にかけることが必要ですからね)


 ・・・ふう・・・これだけ書くのに、40分(手術前の10倍)以上かかってしまい、グッタリ疲れてしまいました。
 執筆の「速度」を取り戻すためには、まだまだ、時間がかかりそうです・・・

 それでは、またベッドに横になって、ひたすら、睡眠、睡眠・・・

 今は、とにかく、脳を休めて、ゆっくり眠るのが、一番のクスリなのですから・・・

 おやすみなさい・・・


 ・・・おっと、申し忘れておりました・・・「皆様、あけまして、おめでとうございます!」


(誤植のチェックをするエネルギーが残っておりませんので、このまま公開します。誤植や文章間違いがありましたら、どうかお許しくださいね)



1月5日(飯田先生代筆)

 お知らせ

12月28日に脳出血で倒れて脳外科手術を受けられた飯田史彦先生は、
その後、手厚い看護のもとで、開頭部分の抜糸までたどり着かれ、安静に休養なさっています。

医師からは、「術後1ヶ月前後の休養を要する」という職場向けの公式な診断書をいただき、
職場の福島大学からも、上層部、仲間の先生方、事務職員の方々より特段のご配慮を頂戴し、
診断書通りに、今月中は、ほとんどの職務から外していただけることになりました。
特に、大学のトップ管理職の方々から、「放っておくと、責任感の強い飯田さんは、
どんどん仕事をしてしまうので、くれぐれも周囲が注意するように!」と、
前代未聞の業務命令が下されたことを、お仲間の先生がお教えくださいました。
飯田先生の代筆者として、福島大学の皆様の寛大な御心に、心より深く御礼申し上げます。

また、今月中に各地の病院などで予定していた講演会も、すべて延期とさせていただきました。
皆様にご迷惑、ご心配をおかけしましたこと、代筆者として、心よりお詫び申し上げます。

現在、飯田先生には、麻痺などの目立った機能障害は出ておらず、意識も正常でいらっしゃいます。
ただし、脳の問題だけに予断は許さず、まだ数分間の会話さえも疲れる容態なので、
時おり、穏やかな音楽を聴かれる程度で、一日中、ベッドでお休みになっています。

そのため、ご心配くださっている世界中の愛読者の皆様に、何かメッセージをお願いしたところ、

「長文を考えるのはしんどいので、1枚の写真によって、僕の想いの全てを伝えてほしい」

と、ご自宅にあった次の品物の写真を撮って掲載するよう、ご指示くださいました。





(この品物は、昨年秋に、飯田ゼミナールの学生さんたちを連れて東京に店舗経営の調査に行った際、
お台場のデックス東京ビーチにある「台場一丁目商店街」で発見し、思わず衝動買いしたそうです)

以上、飯田史彦先生の病状のご報告と、(いかにも先生らしいお茶目な)伝言でございます。
(たとえ病床においても、天性のユーモア感覚は手術前のままなので、代筆者も安心いたしました)

先生自身の手でパソコン操作が可能になりしだい、直々のメッセージがいただけると思います。
ご容態しだいではございますが、もうしばらくの間、楽しみにお待ちくださいませ。



12月31日(飯田先生代筆)

 お知らせ

 飯田史彦先生(福島大学教授・43歳)は、去る12月28日、福島市内にて、意識障害に陥られて昏倒され、救急車で搬送後、脳に100cc以上の大量の出血が発見され、脳外科にて緊急手術を受けられました。執刀医によると、「わずか遅かったら命を失っていた。三途の川を渡りかけていた」とのことでした。

 幸い、脳外科手術は名医に恵まれて成功し、現在、先生は意識を取り戻され、安静状態で静養なさっています。病院の院長先生、執刀医の先生方も、飯田先生の著書のことを存じておられ、講演をお聞きくださったことのあるスタッフも多いため、飯田先生の本は全て読んでいるとおっしゃる看護師長さんや、愛読者である多くの看護師さんの方々のご尽力により、手厚い看護をいただいております。

 今後の経過によりますが、飯田先生が、しばらくの静養を求められることは必至であります。予断を許さない状況ではありますが、いずれ飯田先生より何らかのお言葉があり次第、このページにて皆様に告知させていただきます。それまでの間、皆様のお気持ちだけを有難く頂戴いたしますので、どうか、病院を探し出すことなく、そっとしておいてくださいますようお願い申し上げます。


最後に、飯田史彦先生より、世界中の愛読者の皆様へ、

「僕は読者の皆さんと、いつまでも、いつでも一緒にいます。
 皆さんのことが、大好きです。どうぞ、良いお年をお迎えください」

とのことでございます。


(病床の飯田史彦先生の言葉を、代筆者がメモしたものを掲載しました。行き届かない文章ですがお許しください)



※ これ以前にさかのぼりたい御方は、下記をクリックしてください。

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