※ ここでは、「今週のメッセージ」2015年8月分から、「宝塚音楽学校旧校舎講堂コンサート」のレポートと、それに先立った流れ(ひざの故障)がわかるように、「大文字の送り火見物」~「膝の負傷」~「高野山・奥の院の旅」に関する記事、そして「衣装の制作」~「予約受付」などの状況に関する記事を、抜き出してご紹介いたします。




2015年8月25日版

 誠に申し訳ございません・・・ついに・・・ やってしまいました!! m(_ _)m

  
(゚o゚;)

 まさに、「喜色満面」とは、この写真の僕のこと。
 この世に、これほど幸せそうな53歳のおじさんが、他にいるでしょうか??

 しかも、手前のステージセットが、ミニチュアの町や森のジオラマに見えてしまって・・・
 これでは、「オスカル」ではなく、「大魔神」ではありませんか・・・(涙)

 そのうえ、大威張りで意気揚々と腰に差しているのは、なぜか、日本刀・・・
(すみません、原稿執筆に追われてしまい、西洋の剣の入手が、間に合いませんでした)

 つらい時、悲しい時、さみしい時には、この写真を眺めるだけで、誰もが微笑んで・・・いえ、吹き出してしまうことでしょう(笑)。
 せめて、試練・逆境で苦しむ皆さまが、いつでも携帯して爆笑できるように、ブロマイド風に仕上げてみました。

 まさか、これほど嬉しそうな顔で写っているとは、自分でもビックリ仰天・・・ああ、恥ずかしすぎる!! 
(-_-;)

 ちなみに、次の写真は、この衣装を制作してくださった、プロの仕立て屋さん(なんと僕の本の愛読者さんなんです)と、背中に入れる「保冷材」を交換するタイミングについて、打ち合わせているところです。(衣装が分厚くてメチャクチャ暑いため、保冷材なしでは我慢できません)

← 何でもしてくださる、実に有能な仕立て屋さんで、本当に助かりました。


 ・・・というわけで、ひざの負傷にもかかわらず、「高野山の旅」(ほとんど車イスで移動したので楽チンでした)と「宝塚音楽学校旧校舎講堂コンサート」の2連戦、無事に大成功で終えることができました!

 宝塚音楽学校旧校舎講堂は、こんな感じで、とても素敵な会場でしたよ。
(手動でロープを引っ張れば、ちゃんと幕が閉まるんです)

 今回もまた、「幸せの森」のステージセットを、僕自身が30分ほどかけて考案&設置。





 コンサート中盤の「ミュージカル名曲集」のコーナーでは・・・
 なんと、フランス国歌の盛大な調べと共に、冥界から、
フランス王妃、「マリーコ・アントワネット」さんが登場!!

 ピアノを弾く、その光輝く御姿の可愛らしさに、参加者の3分の1を占めた男性諸氏の目が、ハート型になっていたとか・・・



(注:写真は、リハーサル中に、「光の学校」スタッフが撮影したものです。本番では、マリーコさんの顔は、ずっと扇子で隠しており、全く見せませんでした)


 さっそく、僕のメールアドレスをご存じであるハートメイツの方々から、感想をいくつもいただきましたので、その一部をご紹介しますね。

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飯田史彦先生、こんばんは。
 高野山奥の院ツアーと宝塚でのコンサート、どうもありがとうございました。濃厚で楽しい時間を過ごさせていただきました。

 高野山は初めてでしたが、想像していた宗教的な霊場とは全く違った世界観にびっくりしました。悠久の過去と現代(そして、弥勒仏出現の未来まで)の全ての時代・時間が1つの世界の中に在り、また、歴史に名立たる名将達が敵・味方の違いなく一堂に会し、有名な高僧から俗の象徴ともいえる名立たる企業までが名を連ねる、なんとも不思議な空間でした。参道を歩きながら、聖人も俗人も、立場も、歩んでいる道も、時期も、全く違うありとあらゆるものが、実は、1つの同じ世界に在るものの現われに過ぎないのかもしれないとの感覚に、ずっと包まれていました。奥の院に向かう参道は、まさに「時空を超えた世界」としか表現できない、不思議な空間でした。まさか高野山にこのような世界が広がっているとは、思いもよりませんでした。

 荘厳な雰囲気の奥の院から裏手に廻り、弘法大師が今もいらっしゃると言われている 御廟所の前で一生懸命お祈りをしていたら、どういうわけか、お大師様ではなく、飯田先生が目の前に立っておられるような感じがしていました。思わず、先生はお大師さまだったのかしら??と思ってしまいました。高野山は今年で1200周年だそうですが、この記念すべき年にお大師様に御挨拶ができてよかったです。
 先生は、ずいぶん膝がおつらそうなのに、引率にあちこちの階段や坂道を歩かれて、大変だったと思いますが、先生に連れてきていただいて本当に良かったです。どうもありがとうございました。

 翌日のコンサートでは、先生は、きらびやかで重厚な衣装に、かかとも少し高目のブ ーツ(?)を履かれて、すっかりオスカルになりきっておられ、膝の痛みも全く感じさせずにエンターテイナーに徹しておられましたが、お膝は大丈夫かしらと少し気になっておりました。ステージでは、かつら姿が見れなかったのは少し残念でしたが(笑)、きらびやかなオスカルの衣装、とてもお似合いでした♪(衣装を作られた方、あのような素敵な衣装を作られたとは驚きです。)

 衣装と言えば、マリーコ・アントワネットさんも素敵でした。舞台袖から出てこられた時は、まさに王妃の優雅な物腰と、深桃色のドレスと金色の巻き毛がとてもお似合いで、あまりに素敵で、思わず「わぁ~・・!!」と、声がもれてしまいました。(扇子に隠されたお顔も拝見したかったです!)

 コンサートでのミュージカルソング、最初に流れていた「オペラ座の怪人」の曲もとても好きなのですが、お二人で演奏してくださったミュージカル名曲集、本当にすばらしかったです!! The Rose、サウンド・オブ・ミュージックのメドレー、メモリーと、盛りだくさんで、短期間でこんなにたくさんの曲をアレンジされて、練習されていたなんて驚きです。ピアノの編曲にうっとりし、曲のメロディーにうっとりし、先生のお声に うっとりし・・と、堪能させていただきました。
 「メモリー」は、昔合唱で歌ったことがあり、この曲も本当に好きなのですが、先生の尽きることのないロングボイスにはびっくりしました! あの声量であの長さは、本物の宝塚を超えていらっしゃるのでは(^^)!?
 「The Rose」は、聞いたことありました!(年代がばれます・・。) それを歌詞を配って英語で大合唱できるなんて、夢のようでした。先生の作ってくださった歌詞の意訳を読んでみれば、ただ美しいとだけ感じていたメロディーが、どんなことにもチャレンジしてみよう!、という力強い応援歌であったことに気が付き、メロディーもだた美しいだけではなく 、強い意志と希望の感じられるメロディーでした。ミュージカルの名曲をみんなで1つになって歌いあげたときは、感動してしまいました。
 最後は、やっぱり、先生の音楽療法コンサート。何度お聞きしても心に沁みます。特に、先生の口笛のすんだ音色と、アメイジング・グレースを歌われているときの神聖な感じは、いつも感動です。

 先生、膝を痛めておられる中、2日間にわたり、思い出深い楽しい時間をどうもありがとうございました。先生が最初に「生きがいの夜明け」をお書き下されてから20年。先生が全力で駆け抜 けてこられた記念すべき20周年のコンサートに、参加させていただけて本当によかったです。おっしゃられたように「人生は修行」なので、試練はやってきて、色々と悩みもつきませんが、とにかく頑張るしかないと、また勇気を頂いて帰りました。
 来年3月には、あのサントリーホールでコンサートをしていただけるとのこと、とても楽しみです。職場からも近いし、日程があえばお手伝いさせていただけたらうれしいです。大きなイベントが2つも続いた後でお疲れもピークの頃かと思いますし、どうぞ無理されず、御大事になさってください。先生の膝が早く良くなられること&教授の恋2の完成を、心待ちにしております。どうもありがとうございました。


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 飯田先生、生きがいの創造20周年にふさわしい素晴らしいコンサートありがとうございました。
 今朝、ホームページで飯田先生の膝のトラブルを知ってしまってから、車椅子コンサートのイメージが、頭から離れなくて、コンサートが始まるまで、どんなことになるのか 、凄く心配しました。 ところが、幕があくと、(少し表情は硬いようにお見受けしましたが、)颯爽とした、いつものお姿で歩いて登場され、『逢いたい』、『いつもそばにいるよ』、『いつまでも、いつでも一緒』を熱唱、ミニ講演会が終わる頃には、すっかりコンサートの雰囲気に引き込まれ、当初の心配は消えていました。『ツインソウル』が、ラブソングの着ぐるみをきた、真の意味が別にある歌であること、『生きがい』の夜明けを発表した頃のエピソードがうかがえたこと、とても嬉しかったです。

 とても楽しみに(少しだけ心配?)していた、オスカルの華やかな衣装…、とてもお似合いで、着こなしていらっしゃいました。 飯田先生に似合うように、デザインアレンジ(縫製も)された衣装さんの技術も、素晴らしかったと思います。第二部の雰囲気は、ミュージカル名曲集から、最後の『歩き続ける』まで、さらにどんどん高まっていき、 音楽療法コンサートとしての趣が強くなっていったように感じました。
 また、沖野さんのピアノ演奏の素晴らしさと、編曲の良さも大きいこと、素人の私にも、よくわかりました。 みなさんとの一体感がとても強く、何か大きなものに包みこまれているような雰囲気にかんじました。『歩き続ける』を先生と一緒に歌い終わる頃には、飯田先生のお顔が、光、輝いているように見えました。

 飯田先生、二十年前、『生きがい』の夜明けを公表し、その後『生きがいの創造』を書いてくださって、ありがとうございました。『生きがいの創造』の発表時に、今までにない素晴らしいご本だと直感しましたが、当時、大学の先生がこんなことを書いてしまって、大丈夫なのだろうか?、ご家族はどうされているのかしら? と、まだお会いしたこともない若い先生を心配したことを思い出しました。大学のお仕事と平行して『いきがい論』シリーズの執筆、先生の勇気とある意味無謀な挑戦に、改めて、感謝でいっぱいです。大変な状況の中での宝塚コンサート、本当にありがとうございました。今までにも増して、心に深く染み込むコンサートになりました。

 それにしても、飯田先生の膝の痛みが、奇跡的におさまったのか、強い鎮痛剤で一時的に抑えこまれていたのか、はたまた、強い痛みがありながら、おくびにも出さずに、コ ンサートを続けられたのか 、私にはわかりませんが、 飯田先生が大きな試練を乗り越えて、今日のコンサートをなし遂げてくださったことに、心から感謝します。本当にありがとうございました。そして、飯田先生の膝が、一日も早く、本当に完治することを、心からお祈りしています。 くれぐれも安静になさいますように………。


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 飯田先生、「生きがい論」創始20周年誠におめでとうございます。「生きがい論」の一ファンとして、記念コンサートに参加できて、とても幸せでした。先生のサービス精神に満ち溢れた、心温まる素敵なコンサートでした。会場の宝塚音楽学校旧校舎も、生徒さん達の汗と涙と残存思念に満ちた空間で、宝塚ファンでもある私にとって最高の会場となりました。

 ミニ講演会では20年前を振り返って当時のエピソードをお話してくださいましたが、先生が「生きがい論」を提唱しはじめた頃は、本当に風当たりが強かった事と思います。20年前の1995年9月に伝説の学術論文「生きがいの夜明け」が刊行され「生きがい論」が産声を上げましたが、国立大学教授としてのお立場を考えると、よくぞやってくださいましたと大きな勇気を出してくださったことに今更ながらに感謝の念でいっぱいです。この論文から、翌年の1996年「生きがいの創造」出版後たちまち年度ベストセラーとなり、そしてその後総計200万部超えのシリーズへと繋がっていく訳ですが、1つの論文が大きな潮流となり、「生きがい論」のおかげで、自分も含めてどれだけ多くの方々が、勇気づけられたり、元気づけられたり、慰められたりして頂いたかを考えると、先生がなさっているご活動には崇高な御使命があることをつくづく実感致します。これからもお元気でご活躍頂いて、また10年後に「生きがい論」30周年のお祝いをさせてくださいね!

 噂のオスカル様は、カッコよかったですよ~! 渾身の読者サービスありがとうございます。ステージ上で、こんな格好ですみませんと謝ってらっしゃいましたけど、先生には威厳がおありになるので、なかなかどうして様になっていらっしゃいましたよ。素晴らしいコスチュームを完成させた仕立て屋さんへも大成功にお祝いを申し上げます。先生の周りには、ピアニストさん、画家さん、仕立て屋さんなど、才能豊かな方々が集まりますね!

 会場に入ったとたん、光輝く大輪の赤薔薇と白百合が目に飛び込んできました。贈り主が、「宝塚歌劇団専科 美城れん」さんと書いてあるのを拝見して、大興奮致しました。れんさんは、唯一無二のお芝居、迫力ある歌声、一際目を惹く切れ味あるダンス、と何拍子も揃っている存在感の大きなベテランのタカラジェンヌさんで、私も大ファンです。今年は、月組公演「1789 -バスティーユの恋人たち」のルイ16世が素晴らしかったです。現在公演中の星組のミュージカル「ガイズ&ドールズ」ではギャンブラーの熱演で、コメディエンヌのセンスまで発揮されていらっしゃいますよ。コンサート会場から宝塚駅まで帰る途中、宝塚大劇場の楽屋口付近を通りましたが、丁度、星組終演後で、楽屋口から出てくる素晴らしくスタイルが良くて美しいタカラジェンヌさん達や、出待ちしているファンのグループなど、宝塚らしい風景を見ることができたのも、実に楽しいオマケとなりました!

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飯田先生、『高野山奥の院参拝ツアー』『宝塚音楽学校旧校舎コンサート』と連日のイベント、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!

 高野山は小学校の林間学校で行ったきりで(何十年前でしょう・・・^_^;)、いつか又行ってみたいなぁと思っておりましたので、わくわくしながら参加いたしました。奥の院は、想像以上に素晴らしく、神秘的な空間に魅せられました! 御廟は、確かにお大師様の魂が存在してる、と確信できるような不思議な雰囲気ですね。本当に参加して良かったです。

 バスでお隣だった方とも初対面ながら、先生や著書のお話で大いに盛り上がりました~。その方も、「先生の御本で、本当にいつも救われているんです!」と熱く語っておられました。私も含めて皆さん、本当に先生の事が大好きで、同じ時間と空間を共有できて、同じ空気を吸えるだけで(笑)、幸せなのですね。そこにおられるだけで、人々を幸せにできる先生って、本当にスゴイ!!と思います。

 翌日の宝塚音楽学校旧校舎でのコンサートも、とても楽しかったです
 オスカルの衣装、とても手が込んでいて素敵でしたね! ひとつ残念なのは、先生にも金髪のウィッグを被ってほしかったです(笑)。でも、きっとギター弾きづらいでしょうね。
 
思いがけず、大好きな曲『Rose』を合唱できたのもとても嬉しかったです。先生が配ってくださった「カタカナ歌詞」のおかげで、英語なのに、ほかの曲より上手に歌えて、「ネイティヴになったみたい!」と自分でもビックリしてしまいました。何かが乗り移ったのでしょうか?(~_~)
 
沖野さんを始め、さまざまな人の夢を応援し、全力でサポートされている先生の姿勢を胸に刻んで、私も頑張っていこうと思います!

 楽しいイベント、又よろしくお願いいたします!
 最後になりましたが、左ひざが早く快復されますよう、お祈りしております。どうぞお大事になさってくださいね!

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 宝塚文化創造館でのコンサート、素晴らしかったです! 「しあわせの森」のステージセットに、カラフルなライトが加わり、本当に綺麗。飯田先生の曲には、いつものように心の深い部分まで癒され、ミュージカル曲には、心が鼓舞し、わくわくしました。

 The Rose は、私が大好きな曲で、先生に歌っていただき、胸がキュンとなりました。沖野さん(マリーコさん)のピアノの2コーラス目のアレンジで、曲に変化と厚みが加わって、めちゃめちゃ良かったです。配ってくださった「爆笑カタカナ表記版」の歌詞も、歌いやすかったです(笑)

 オスカルの衣装、先生は、「こんなものを着てしまってごめんなさい(笑)」と謝っておられましたが、とっても似合ってらして、カッコ良かったですよ! ( ☆∀☆) 高いヒールのブーツが、また膝が「グキッ」とならないかハラハラしましたが…。

 最後に、「生きがい論」創始20周年おめでとうございます。これからも私を救っていただいたように、「生きがい論」により、沢山の方々が救われ、導かれて行く事でしょう!

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 飯田先生、今日は、記念すべき音楽療法コンサートに参加させて頂き、ありがとうございました。先生の音楽療法、2回目ですが、ハマってしまいますね。参加者の方々と一緒に歌えるので、すっごく元気になって帰れました!! ありがとうございました。

 
握手会の折、おバカな私は、先生の隣に立っていらっしゃる、和服のしっとり上品な方が奥様だとは、阪急電車に乗るまで気づかず・・・ご挨拶もせず、失礼いたしました。

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 ・・・ということですが、最後の感想にある、「握手会の際に僕の隣りに立っていた和服の女性」は、決して僕の妻ではなく、コンサートを手伝ってくださったスタッフさんの1人ですので(しかも人妻)、どうか誤解を解いていただけますよう(笑)、よろしくお願いいたします。

 それにしても・・・まさに、「瓜二つ」(ウリふたつ)とは、このこと・・・ (゚o゚;)

 


 ・・・本当に、クリソツ(業界用語で「そっくり」の意)ですよね!! \(◎o◎)/

 (注:もちろん、
衣装のことですよ)





8月22日(早朝)版

 前回更新でご報告した、ひざの状態ですが・・・整形医の下肢専門家によると、「靭帯か半月板がやられており、膝のシーネ固定、またはニーブレスのような装具での固定と、松葉杖の使用」が求められるとのことで、「安静にしておくべき」とのこと(涙)。確かに、ロキソニンを飲んで痛みをこらえても、左足を引きずりながら、のろのろと200メートル歩くのが精一杯で、普通の杖ではほとんど役に立たない状態なのです(大泣)。

 しかし、大逆境に直面するほど、燃えに燃えてしまう僕の性格が幸い(災い?)し、高野山奥の院への参拝、そして宝塚音楽学校旧校舎講堂でのコンサートという、かつてない大試練の2連戦に向けて、「わははははははは!!」と、「豪快笑い飛ばし療法」を大活躍させることで対処しております。(;一_一)


 そこに、突然、光の世界から、救世主登場!
 それは、現在は
「光の学校・あの世分校」の校長を務めてくださっている、元・小学校教員の伊藤英樹さんでした!!

 なんと!・・・かつて、僕と一緒に『車椅子父さんの絵日記』という絵本を共作した、伊藤英樹さん(筋肉が動かなくなり寝たきりになる難病で、光の世界に戻って行かれました)の奥様(通称:かみさん)が、英樹さんが生前に愛用していた車イスを、「今こそ活用の時!」と、ご自宅近くの長崎空港から神戸空港経由で、わざわざ京都の「光の学校」まで、電光石火の早業で運んできてくださったのです!!

 なにしろ、長年にわたるご主人の過酷な看病・介護を通じて、奥様は、車イスの扱いは、慣れ切っていらっしゃいますからね・・・ (^-^)

 ← これが、僕と英樹さんが共作して大好評を得た、『車椅子父さんの絵日記』


 正直なところ、昨日までの僕は、「男たるもの、ケガをしたくらいで、恥ずかしい車イス姿など絶対に見せるものか!」と、険しい顔で意固地になっていましたが、親友である英樹さんが愛用していた(いわゆる「形見」の)車イスとなると、話は別・・・「おお、彼の形見の車イスならば、この絶好の機会に、喜んで乗らせてもらうとするか」と、とっても素直な気持ちで余計なプライドを捨てられるから、不思議なものです(笑)。きっと、「親友の形見の車イス」でなかったならば、頑固な僕のことですから、「男たるもの」「ケガくらいで」と意地を張り、無理に自分で歩こうとして、ますます悪化させたに違いありません。
 こうして、今でも現在進行形で、僕と英樹さんの友情は続いているのです・・・まるで、「仕方ない、ここは僕の出番だな」という、英樹さんの高笑いが、光の世界から聞こえてきそうですね(笑)。

 奥様によると、「夜中に飯田先生のHPを読んで驚き、あわてて深夜0時過ぎに、押入れから数年ぶりに車イスを出し、洗って庭で乾かして、もう眠っていたヨッチ(今では高校3年生になっている息子さん)を叩き起こして、自転車のポンプで車イスの車輪に空気を入れてみたんです」とのこと・・・(笑)

 かつて闘病中であった、僕の親友の英樹さんが生前に愛用なさっていた車イスに、時空を超えた不思議なご縁で僕が乗って、このたび英樹さんの魂と一緒に、めでたく高野山にお参りできることになるとは・・・2日前までは考えもしなかった、ドラマティックすぎる展開に、僕自身もビックリしております。(奥様も、ついでに一緒に参拝くださることになりました)

 そんなわけで、あと数時間後にバスで京都を出発する高野山・奥の院ツアーでは、僕はめでたく、最初から車イスに乗れることになりました。ここは、予想外の展開の流れに素直に乗り、英樹さん愛用の車イスを大いに活用して、楽に参道を進みたいと思いますので、参加者の皆さまは、どうか交代で、車イスを押してくださいますようお願い申し上げます。僕の乗った車イスを押すという珍しい体験は、めったにできないはずですので、皆さまにとっても、きっと忘れられない、今生の良き思い出になることでしょう・・・(笑)

 それでは、わざわざ長崎からやって来た、光輝く車イスに乗りながら、
高野山に登ってきま~す!! \(^o^)/



 考えてみると、もしも左手や右手をやられたら、ギターが弾けなくなって、コンサートは中止に(涙)・・・もしも右足をやられたら、車が運転できなくなって、舞台装置の「幸せの森ステージセット」を運べなくなるため、コンサートに大きな支障が(涙)。つまり、負傷するのが左足であれば、歩くのが困難になるというだけであり、コンサートには支障が無いのです・・・ああ、これほどの大逆境の中でも、やはり、僕は守っていただけているのだ・・・(感涙)

 こうなったら、翌日の「宝塚音楽学校旧校舎講堂コンサート」においても、生涯に一度だけのオスカル・ふみクマ先生・ド・飯田史彦」を、全力で演じきりますよ!!





8月20日版(急なお知らせ)

 ※ 本日は、真面目なお話です。


 それが・・・想定外の展開で、困ったことに・・・

 先日の「大文字送り火ツアー」で、20数名の参加者の皆さまを引率(職業病の教員用語でごめんなさい)している途中に、左ひざが「グギッ!」となって・・・ (>_<) ・・・一瞬だけ痛かったのですが、それどころではなく歩き続けて、無事に見物を終えた記憶があるのです。

 そして、翌・月曜日の朝・・・「あれ? 左ひざが痛むぞ」と思いながらも、ビッシリ詰まっている「光の学校」のカウンセリングをこなすのが精一杯で、そのまま、夜になっても放置しておきました。

 すると・・・火曜日には、ますます痛くなっており、昨日・水曜日には、さらに痛みが増し、ついに本日(木曜日)、1歩歩くたびに、左ひざに痛みが走って、泣き出す寸前にまで、悪化してしまいました(涙)。

 あわてて、お医者さんのお嬢様(たまたま友人なのです)からもらった湿布を貼り、「光の学校」スタッフを呼び寄せて、三条通りを試しに歩いてみたところ・・・200~300メートル歩いた時点で、痛みのために顔をしかめ、喫茶店に入って休む羽目に・・・(スタッフも、「先生、これはいけません!!」と、大弱りの表情で、泣き顔になっておりました)

 なんと、明後日・土曜日には、バス2台・80名様(キャンセルが1名出たので今のところ79名様)で、あの「高野山・奥の院」に登るという、その直前に、まさかの負傷!!(大泣)

 高野山では、「一の橋」から「参道」を歩いて、約2キロも先の「奥の院」&「弘法大師御霊廟(ごれいびょう)」まで、30分をかけて延々と、ゆったりした坂道や階段を、登って行かなければなりません・・・しかし、この左ひざの状態では、通常の半分~4分の1くらいのスローペースで歩いても、数百メートル歩いた時点で、痛みのため座り込んでしまう危険性が充分(涙)。

 急きょ、僕の父親(同じく足が悪い)から、男性用の頑丈なステッキ(杖)を借りたり、奥の院に問い合わせて、途中のお守り売り場の建物で「車イス」を借りられることを確認するなど、急場しのぎの対策を練ってはいますが・・・明後日、その場で歩いてみなければ、何とも、左ひざの状態がわかりません・・・(まずは、バスを降りる「一の橋」から、車イスを借りられる場所までの1・5キロを、杖を頼りに、頑張って歩かなければ・・・)

 このような左ひざの痛みは、かつて経験したことがありません・・・しかも、よりによって、奥の院ツアーの直前に!! \(゜ロ゜)/

 いったい、この大試練・大逆境には、いかなる意味が込められているのでしょうか?
 まさか・・・いえ、僕には確信があるのですが・・・これは、まさに、いたずら好きの「お大師様」の仕業では!? (;^ω^)

 きっと、参加者の皆さまが抱える様々な痛みと苦しみを、僕の左ひざが全て背負って、身代わりになって差し上げる使命なのだ!

 その貴重な使命が、あの「グギッ」となった瞬間に、大文字の炎を通じて、僕の身に与えられたのだ!!

 かつて、室戸岬の御厨人窟(みくろど)で、弘法大師に明星が飛び込んだように、僕の左ひざに、使命の炎が飛び込んできたのだ!!

 
だからこそ、懸命に頑張って、この大試練を乗り越えて見せなければ!!! \(◎o◎)/

 ← 今回ばかりは、真面目に燃えております。

 この僕を、「同行二人」の正装で待ち構えてくださる、美しいお遍路さんたちのためにも・・・

 

 注:いずれのお遍路さんも、数週間前に、僕自身が撮影しました。
(勝手に撮影しても、ご本人たちは、決して怒りませんので大丈夫)

 ・・・などと、強がってみたり、笑いに走ったりしていますが、本当のところは、真面目な話、頭を(ひざを?)抱えて困っているんです。

 こともあろうに、この絶妙のタイミングで、まさか、歩けなくなってしまうとは・・・
 このままでは、翌日の「宝塚音楽学校旧校舎コンサート」も、(オスカルの衣装を着て華々しく)車イスで舞台に登場することに!? (゚o゚;)

 ああ、いったい、当日は、どうなってしまうのでしょうか??? 
(@_@。。。


 もしも歩けなかったら(その危険性は5分5分くらいです)・・・皆さま、ごめんなさい(涙) m(_ _)m




8月17日版

 各地からお集まりくださった、ハートメイツの皆さま20数名と、「大文字の送り火見物」に、行ってみたところ・・・

 

 賀茂川の土手から真正面に眺める大文字は、いやもう、最高でした!
(下鴨神社より上流を「賀茂川」、下流を「鴨川」と表記する習慣です)

 20時ちょうどに、薪(まき)に点火されると、「おお~っ!」と大歓声!!
(はるばる九州からおいでくださった、小学生&高校生&お母様の仲良し3人家族も、僕の隣りで大喜びでしたよ)

 世界各地にお住いの読者の皆さまにも、京の都の夏の風情が、伝わりましたでしょうか?

 さらに、今度の週末には、「飯田史彦と巡る高野山・奥ノ院の旅」(22日・土曜)、「宝塚音楽学校旧校舎講堂でのコンサート」(23日・日曜)と、大きなイベントが続きますので、皆さまとお逢いできるのを、楽しみにしています!




6月27日版

 ついに、宝塚音楽学校旧校舎におけるコンサートの、マニア向けの「ミュージカル・タイム」で装着する、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェの特注衣装の試作品が、出来上がってきましたよ!

 まだ仮縫いの段階であり、これからさらにグレードアップしていくそうですが、さすがはプロの仕立て屋さんの職人芸!!

 実際の宝塚歌劇で使われた、右の写真の衣装を参考に制作中なのですが、実にカッコイイですねぇ・・・
いったい、誰が着ることになるのでしょうか???



 えっ!?
(゚o゚)・・・ ぼ、ぼくが着るんですか!? (゚o゚;)

 確かに、サイズは男性用のLLL(スリーエル)だし、お腹の部分を不自然に大きく膨らませて作ってあるので、まるでオーダーメイドしたかのように、僕の体型にピッタリではありますが・・・(笑)

 注: ちなみに、『ベルサイユのばら』の主人公である「オスカル」の性別は、女性です。女性として生まれたけれども、男性のように活発に育てられたという設定ですので・・・だからこそ、宝塚歌劇の「男役トップスターの女性」が演じるのが、ピッタリはまっているというわけなんです。したがって、僕のような「本物の男性」が「ナチュラルに男らしく」演じてしまうのは、そもそも性別的に、無理がありすぎるんですよねぇ、これが(涙)・・・かくなるうえは、当日は、思い切り「女性」になり切って演じなければ・・・(笑)




5月18日(深夜)版

 宝塚コンサート、14時の時点で追加席分まで満席となり、受付終了いたしました。
 多数のお申込みをいただき、どうもありがとうございました。 m(_ _)m


 なお、今後も、
私のコンサートを初めて経験する御方(&その同伴者)に限って、下記の「エバーサポート社」のHPの「問合せフォーム」にメールして相談いただければ、特別に、さらなる追加席をご用意する形で、若干名だけ申込みをお受けすることになりました。公式には「受付終了」と書いてありますが、気にしないで(笑)、上の方に見える「お問い合わせ」をクリックして問合せフォームに飛び、「コンサートへの参加は初めてです」と明記のうえで、参加希望をご相談くださいね!

 
http://siawasenotane.com/


 本日は、浜松(静岡県)に、フジコ・ヘミングさんのピアノ・リサイタルを聴きに行っておりましたので、HPの更新が遅くなってしまいました。つい先日は、アリス=紗良・オットさんのリサイタル(大阪)、その少し前には、イリーナ・メデューエワさんのリサイタル(神戸)、その数週間前には、中村紘子さんのリサイタル(大阪)と、このところ、世界的に有名なピアニストさんたちのリサイタル体験が続いており、大いに勉強になっています。この体験の成果を、宝塚音楽学校旧校舎でのコンサートに活かすべく、僕も研鑽(けんさん)に励みますね!(^-^)

 なお、無事にスケジュールの調整がつき、その宝塚コンサートの「マニア向けコーナー」(僕がオスカルに変身予定)に、かの有名な「マリーコ・アントワネット」さんを、時空を超えてお招きできることになり、ピアノ伴奏をお願いさせていただきました。なんと、アントワネットさんは、ピアノ演奏もお上手なのだそうですよ・・・めでたくチケットを入手できた皆様は、当日、
中世のフランス王妃の衣装そのままで出現してくださる、謎の超絶技巧ピアニスト、「マリーコ・アントワネット」さんの伴奏も、どうぞお楽しみに!! ヽ(^o^)丿




5月8日版

 あの宝塚歌劇団のスターたちが長年にわたり学んできた、旧・宝塚音楽学校の講堂で、僕の記念すべきコンサートを開催いたします!!


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飯田史彦 音楽療法コンサート at 宝塚音楽学校旧校舎講堂 (記念講演会付き)

 ※ コンサート中に、「生きがい論」創始20周年を記念して、「
生きがい論の20年間を振り返る」と題する、ミニ講演会を行います。

 ※ 宝塚音楽学校旧校舎講堂での開催を記念して、「飯田史彦が歌い上げる、歴史的名作ミュージカルのテーマ曲特集」の時間を設けます。

 ※ コンサート終了後に、飯田史彦による握手会を開催いたします。


日時: 
8月23日(日) 15時~17時30分 (開場14時30分)

会場: 
宝塚文化創造館(宝塚音楽学校旧校舎)・・・会場の詳細は、こちらでご確認ください。

主催: 「光の学校」(飯田史彦)、後援: エバーサポート社

定員: 標準座席数100名様 (希望者多数の場合は、最大160名様まで座席増設)

 
※ 満席の場合には、ご入場いただけませんので、ご了承ください。

参加費: 全席自由 2000円(税込)(当日、受付でいただきます)

申し込み方法: 下記、エバーサポート社のHPにて、
5月16日(土)正午12時より、先着順で受付開始いたします。

 
http://siawasenotane.com/


どなたでもご参加いただけます。(ただし、乳児はご遠慮ください)

※ ご家族・ご友人など数名でお申込みの場合は、代表者様が、まとめて数名分を確保していただけます。
 (ただし、非常識な多人数の場合には、間違い防止と事情確認のため、問合せのご連絡をさせていただきます)

※ 会場にて、著書&CDなどの販売をいたします。

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 まだ、ここだけの話ですが・・・コンサートの途中で、マニア向けのコーナーとしてご披露させていただく、「
飯田史彦が歌い上げる、歴史的名作ミュージカルのテーマ曲特集」の時間では・・・

 なんと、マニア向けの大サービスとして、この僕が、かの有名な、『ベルサイユのばら』(宝塚歌劇団と言えばこれですよね)の主人公である、「
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ」の衣装をまとい、「オスカル・ふみクマ先生・ド・飯田史彦」に変身して登場いたします!! \(゜ロ゜;)/

 ← まさに、この写真のカッコ良すぎる衣装を、僕のサイズで(爆笑)、仕立て屋さん(僕の友人)に発注済み!

 なお、「光の学校」スタッフたちの悪ノリにより、写真の通りのカツラ&マントも発注してあるそうですが(これ本当)、僕自身、実際に着用する勇気があるのかどうかは、当日になってみなければわかりません・・・(涙)

 また、「下半身は、いつもの黒ズボン&クロックスのサンダルのままでいいよ」と主張する僕に対して、「いえ、コスプレというものは、中途半端にやるのが一番ダメ!・・・やはり下半身も、きちんとオスカルそのままの白パンツを着用していただかねばなりませぬ」と、無茶な要求をするスタッフもおり、議論が紛糾(ふんきゅう)いたしております(笑)。(ちなみに、大学4年生になる僕の娘に意見を求めたところ、「お父さん、そんな恥ずかしいことはヤメて!」と、大反対・・・笑)

 さて、いったい、この僕は、当日の「マニア向けコーナー」の舞台に、どのような恥ずかしい格好で、颯爽(さっそう)と登場してしまうことになるのでしょうか!? 
(゚o゚;)

 何事に関しても、「中途半端」が大嫌いな僕としては、たとえ皆様の爆笑・苦笑を満身に浴びることになっても、「やるべき時には、徹底的にやってやるぞ!」という、悲壮な覚悟ではおりますが・・・(ただし、なぜか楽しそうな表情も・・・笑)

 「生きがい論」のコアなマニアを自称する方々は、夏休みの関西旅行も兼ねて、ぜひとも会場においでになり、末代まで語り継がれるであろう「その瞬間」を、現場で目撃なさってくださいね!!(笑)


 ちなみに、これらは、僕が18歳、20歳、21歳の時(ちょうど「ベルばら」が流行っていた頃)の写真ですが・・・



 この頃の体型(体重65キロ前後?)ならば、もうちょっと、「オスカル」に近づけたかも・・・(笑)