《 第3巻 》
(3月18日の20時に加筆修正しました)
コルマール(夜&昼)
= 11月30日(土) =
今回の「コルマール」編・・・あれこれと、ご紹介したいものだらけのため、思いがけず、超大作になってしまいました。それほど、ノリにノッてしまったということで(笑)、どうかお許しくださいませ。
m(_ _)m
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グリンデルワルトを出発し、国境の町・バーゼルを経て、スイスからフランスに入国した我々が目指すのは、通称「アルザス地方」にある、「世界一かわいいクリスマス・マーケット」で有名な、「コルマール」の町・・・
ここで、まずは、「アルザス地方」のご紹介を・・・
一般的に「アルザス地方」と呼ばれる地域は、フランス北東部にあり、「バラン県」(ライン川下流という意味で、県庁所在地はストラスブール)と、「オラン県」(ライン川上流という意味で、県庁所在地はコルマール)という、2つの県から成っていましたが、2021年に2つの県が合併し、「グラン・テスト地域圏」(首府はストラスブール)が成立しました。
西側の大部分を「ロレーヌ地域圏」と接し、残りは「ブルゴーニュ = フランシュ = コンテ地域圏」と接するうえ、ドイツとスイスの国境にも面しているため、多方面との交通・物流の中心地となっています。(下記地図の中心あたりに、首府「ストラスブール」の名前が見えていますよ)
この(通称)「アルザス地方」の面積は、日本の兵庫県と同じくらいであり、人口は岡山県と同程度ですが、ヨーロッパを代表する観光地域のひとつとして、特に「ワイン街道」と「クリスマス・マーケット」が大人気。住民の大部分は、ドイツ系の「アルザス人」であり、人口の43%が、ドイツ語系の方言である「アルザス語」を使っています。
なぜ、フランスの領土なのに、ドイツ系の人々が大部分を占め、ドイツ語系の言葉を話す人が多いのかと言えば・・・そのヒントは、次の地図をご覧ください。この地図を凝視すれば、ほら、「あること」に、お気づきになりませんか?
そう、フランス領である「コルマール」も「ストラスブール」も、すぐ近く(というか街の郊外)に、有名な「ライン川」が流れており、川の向こう岸は、ドイツの領土なのです。したがって、日常的に、フランス領とドイツ領を行ったり来たりしながら、通勤や買い物をする人々も多いはず・・・
つまり、この「アルザス地方」は、フランスとドイツの間で、何度も、取ったり取られたりという戦いの歴史を、繰り返してきたということ。アルザス地方は、戦争のたびに様々な国に併合され、最終的に、第二次世界大戦の終結によって、ドイツ領からフランス領になりました。そのため、住民の多くは、「ドイツ語系のアルザス語」と「フランス語」の両方を話せますが、ドイツ領の時代を知らない若年層ほどフランス語を多用しており、フランス語しか話せない若者も増えているそうですよ。
その中で、「コルマール」の町は、「神聖ローマ帝国」の自由都市としての長い歴史を持ち、現在の人口は、6万7千人。旧市街には、中世からルネサンス時代の街並みが、奇跡的に良好な状態で保存されているため、ヨーロッパを代表する観光地のひとつとして知られています。
次にご紹介するのは、私が作成して、参加者全員に配布した、コルマールの地図。参加者の皆様には、ツアー終了後にも、「永久保存版」として、額に入れて飾ったり、(トイレの)壁に張って眺めたりして、宝物のように大切にしながら、お楽しみいただけているはず(断言)・・・帰国と同時に、「この地図はもうゴミだから」と、ポイっと捨ててしまったバチ当たりな御方は、誰1人、いらっしゃらないと信じていますよ!!
( `―´)ノ
まあ、この種の作品は、いずれ私がこの世を去った後で、私の「遺品」として、価値が出て来るものなんですけどね・・・(笑)
上記地図の最上部左手に書いてある、「MONOPRIX」(モノプリ:スーパーマーケット)の前に、いったん集合している我々の姿が、次の写真・・・白いツリーの下で、目立つ赤い帽子を被っているのが私であり、皆さんは、自然に私の方を向いて、私を取り囲むような形で立っています。
なぜ、ここに「いったん集合」しているのかと言えば、この建物の地下にあるトイレに立ち寄ってから、いよいよ、クリスマス・マーケットの人混みに突入する、という流れだからですよ。
しかし、この時点では、後で直面する大惨事の原因が、まさに、この時間帯に発生しているのだということに、まったく気づいておりませんでした(涙)・・・ああ、この時間帯まで、時の流れを巻き戻すことができたなら、こんな場所で時間を浪費するのは避け、トイレの存在など口にしないで、さっさとクリスマス・マーケットに突入するのですが・・・
( >_< )
結果的に、長蛇の列に並ぶ羽目になり、トイレタイムで40分間も浪費してしまった我々は、大あわてで、念願のクリスマス・マーケットへ・・・
ご覧のように、アルザス地方の家屋の形は、ドイツ圏の影響が強く、「コロンバージュ」と呼ばれる、「木骨組み&しっくい固め」の建物が特徴・・・しかも、コルマールでは、すべての建物が別々に設計・建築されているため、外観が同じ建物は、一軒も存在しないのだそうですよ。だからこそ、街並みが、「手作り感」に満ちているわけですね。
ところが、ものすごい人混みで、なかなか前進できず・・・ヨーロッパの人々は、体が大きいため、小柄な日本女性の方々は、前が巨大な壁になったり、前後左右から挟まれて身動きがとれなくなったり、とんでもない方向に跳ね飛ばされてしまったりと(本当なんです)、散々な目に・・・
それでも、私は懸命に、人混みの隙間を見つけては、撮影を決行・・・次の写真の最下部右手で、目立つ赤い帽子を被ってカメラを手にするのが、私の雄姿ですよ。
まさに、その瞬間に撮影したのが、次の1枚・・・
コルマールは、ドイツの「ローテンブルク」と並び、中世ヨーロッパの街並みが、最も大規模かつ良好な状態で残されている町として、多くの観光客が訪れます。特に、クリスマス・マーケットの美しさについては、観光雑誌やネット上の観光情報において、しばしば、「世界第1位」の高評価を受けていますよ。
その理由としては、「ドイツ文化とフランス文化の見事な融合」と、「奇跡的に戦災を免れたことによる保存状態の良さ」、そして、「お祭りとしてのマーケットを盛り上げようとする、住民たちのサービス精神の高さ」が、挙げられています。
コルマールの屋台小屋では、「クリスマスに関係しないものは販売してはならない」という決まりがあるため、どのお店の商品にも、「この時期だけ」という希少価値があるとのこと。他の街のクリスマス・マーケットでは、「ふだんも自分の店で売っている商品を、単に屋台小屋に持ってきて並べるだけ」という店も多く、「な~んだ、売っている物は、地元商店街のいつものセールと変わらないぞ!!」と、ガッカリさせられることが多いため、コルマールでは改革を進めたのだそうですよ。
おや? この店には、確かに、「S U S H I」という文字が・・・「COTE」というのは、フランス語で「小屋」という意味だそうですから、シンプルに、「寿司屋」という店名なのでしょうか? お客様もたくさん入っており、繁盛している模様ですから、日本人としては、とっても嬉しいですよねぇ。
ちなみに、この店のウェブページを調べてみると、まさに「お寿司」のメニューが・・・「ツナ寿司」は明解ですが、「寿司マヒマヒ」と「寿司マヒマヒ日系」に関しては、「う~ん」と、首をかしげてしまいます(笑)。もしかすると、「マヒマヒ」は「イカ」で、「日系」は「日本風」(ジャパニーズ・スタイル)を、表現したいのでしょうか?(とは言え、なぜ、このお寿司が日本風なのかも、理解できないのですが・・・)
※ その後、読者さんから、「マヒマヒというのは、白身魚ですよ」と、教えていただきました。そんな名前の、「イカもどき」の魚がいるとは、この歳になるまで、存じ上げませんでした、失礼いたしました(笑)。
さらに、こちらの「ちらし」に至っては、ネタが全く「散らされて」おらず、むしろ「テンコ盛り」の状態(笑)・・・まあ、この写真の通りに山盛りのネタが登場すれば、文句の言いようが無いため、絶賛するしかありませんが・・・(ちなみに、「ちらし日系」の写真を観察&凝視しても、どこが日本風なのか、さっぱり理解できないのが、このメニューのお茶目なところです)
どうも不可解な点が多いので、実際に、お客様が、どのような物体を食べていらっしゃるのかを分析してみようと、写真の一部を拡大してみましたが・・・残念ながら、これから食べ物が運ばれてくる状況の様子で、テーブルの上には、まだ何も発見できませんでした(笑)。
やがて、大勢の人々が集まっている、大人気の観光スポットに到着・・・写真の中央下部で、目立つ赤い帽子を被って撮影に専念しているのは、まさしく私です!!
その時に撮影した写真こそが、次の1枚・・・
さまざまな言語を話す、世界各地から訪れた人々が、喜色満面で、撮影に夢中・・・確かに、これほど「写真映え」するスポットには、なかなかお目にかかれませんからねぇ。
ちなみに、それらの言語を分析すると、フランス語、ドイツ語、英語、イタリア語、スペイン語については、私にも聴き取れましたよ。アジア系の民族は、ほとんど見かけませんでした。その証拠に、我々が60数名の団体で歩いていると、フランス女性のオバサンが、「ジャポネ、ジャポネ、ジャポネ!!」(日本人ばっかり!!)と、大声で苦笑していましたよ。(日本人は、他のアジア人と違って、お行儀の良い集団行動を取り、整然と静かに歩くのが特徴なので、わかりやすいとのこと)
さて、私の号令により、この場所でいったん解散して、10分間ほど、写真撮影のための自由行動タイムに突入・・・本当は、20分間ほど時間を取っても良かったのですが、最初から「20分」と口にすると、おそらく「30分」に延びてしまうだろうと警戒し、短めに「10分」としておいたのです。
世界のクリスマス・マーケットを代表する、あの有名な光景の真っただ中に、いま自分が立っているのだという、最高級の感激に包まれる体験・・・
上記写真の光景を正面に見て、そのまま真後ろに振り返ると、次の写真の光景が見えますよ・・・7枚前にご紹介した、赤い帽子の私がカメラを持つ写真は、次の写真の中央に見える階段の上で、こちらを見下ろしながら撮影されたものなのです。
再集合地点に早めに戻って、「やっぱりみんな、10分を過ぎても、ぜんぜん戻って来ないなぁ」と、つぶやく私・・・案の定、私の読みが当たって、皆さんが再集合できたのは、ほぼ20分後でしたよ(笑)。
めでたく再集合した我々は、コルマールの「大通り」(これが通りの名前です)を10分ほど歩いて、こちらもビュースポットとして有名な、「プチ・ベニーズ」(リトル・ベニス)に到着!!
もちろん、この場所で、5分間ほどフリータイムを設けて、写真撮影に専念していただきましたよ。(当然ながら、全員が再集合できたのは、10分後でしたが・・・)
オシャレな「プチ・ベニーズ」での撮影を満喫した我々は、こちらの細い道に入り、夕食会場へと向かいます。さあ、覚悟を決めて、突入しますよ!!
うわぁ、なんとロマンティックな小道でしょうか・・・
うっとりしながら、中世の街並みを進んで行くと・・・
おお!! 夕食会場に立つ、大きな観覧車が、見えてきましたよ!!
喜びのあまりに、思わずカメラを向ける私の後ろ姿が、こちら・・・
この瞬間に撮影したのが、次の1枚・・・ほら、こちらに歩いてくる2人の男性の位置が、上記写真と、まったく同じですよね。
上記写真の最下部の中央あたりで、まぶしく光っている小さなお店が、こちらのマカロン屋さん・・・現在「マカロン」と呼ばれるお菓子の原型とされる、「アルザス風マカロン」(現地では「ビスケット」と呼ばれます)が、このようにして、地元の菓子店で売られていますよ。
ちなみに、「クッキー」というのはアメリカ風の呼び方なので、ヨーロッパで口にすると、「アメリカンだねぇ」と嫌がられ・・・いえ、正直に言うと、バカにされます。ヨーロッパの人々は、しばしば、アメリカを見下したり嫌ったりしていますので、クッキーを見つけたら、無難に「ビスケット」と呼んでくださいね。
同じ理由で、お店から商品を持ち出す時に、ヨーロッパでは、「テイクアウト」ではなく「テイクアウェイ」と口にすることを、お勧めしますよ。もちろん、スターバックスのようなアメリカ風のカフェでは「テイクアウト」で通用しますが、例えば、英国やスイスなど多くの国のお店で、「テイクアウェイ」と書かれていました。
そう言えば、数年前、京都・三条通り(「光の学校」の目の前)にある、「タリ*ズ・コーヒー」のレジにおいて、アルバイトの可愛らしい女子大生さんと、ケンカになったことが・・・
飯田「ホットのソイラテのグランデ・サイズを、ヘーゼルナッツ・シロップ入りにして、テイクアウェイで」
女子「テイクアウトですね?」
飯田「はい、テイクアウェイで」
女子「テイクアウトで?」
飯田「テイクアウェイで!!」
女子「お持ち出しは、テイクアウト、ですが・・・」
飯田「いえ、テイクアウェイで!!!」(怒)
女子「・・・・・・」(私が怒ったので驚いている)
飯田「とにかく、テイクアウェイでいいんです!!!」(激怒)
女子「・・・・・・」(「この頭の悪そうなオッサン、英語を間違ってるから、せっかく正しい言い方を教えてあげたのに」と、私をバカにしきった表情)
飯田「!!( `―´)ノ!!」(かつての教え子たちと同年代の女子大生からバカにされて、超絶激怒の表情!!)
・・・と、こんな予想外の展開に・・・私としては、「日本の学校ではアメリカ英語を教えているから、あなたはアメリカ英語で話していますが、僕は英国に住んでいたので、英国式の名称で呼んでいるというだけのことですよ。もともと、英語は英国の言葉なんですから、僕が英国式で呼んで、何がいけないんですか? 僕が間違っているとでも、おっしゃるんですか!?」と、声を荒げて、店内を破壊しながら乱闘したくなりましたが・・・すぐ近くの三条交番から、おまわりさんが駆けつけて来るに決まっていますから、ギリギリのところで、やめておきました(笑)。
おっと、大いに話がそれてしまったので(笑)、「品行方正な聖人君子の着ぐるみを被った飯田先生」という化身の姿に戻って、旅のレポートを続けますと・・・ようやく、たどり着いた観覧車の下に、大群衆と共に広がっていたのは・・・
そう、予想をはるかに超える、広大な飲食スペースですよ!!
その一角に建てられている、白い大きなテントこそが・・・
そう、我々が目指していた、「マルシェ・グルマン」(美食の殿堂)で~す!!
\(^o^)/
さあ、これから、待ちに待った、自由行動の夕食タイム!!
皆さんに私が配布した、「超初心者向け実用会話集」の資料を、ポケットに忍ばせながら、お好きなお店を目指して、レッツ・ゴーですよ!!
・・・と言いたいところでしたが、「美食の殿堂」のテント内は、次のように、激しすぎる大混雑!!
(゜ロ゜;ノ)ノ
しかも、先ほど、トイレ休憩に40分間も浪費してしまった我々には、なんと、「わずか30分間」しか、夕食時間が残っていないことが判明!!
この大混雑の中に飛び込んで行き、わずか30分間で、(フランス語も話せないのに)夕食を完璧に食べ終えることなど、可能なのでしょうか?
\(◎o◎;)/
ここで、なぜか真面目に解説を始めますと・・・この「アルザス地方」の食文化としては、白キャベツを煮込んで肉類と共に提供する「シュークルート」(ドイツ語では「ザウアークラウト」)や、「ベッコフ」(豚肉・手羽・ソーセージによる贅沢な料理)が、名物とのこと。
また、独特な卵麺の「シュペッツレ」や、「タルトフランベ」(薄く焼いたピザのような軽食で「フラムキッシュ」とも呼ばれる)、ドイツ風の「プレッツェル」と呼ばれる有名なパン(後述)も、人気が高いそうですよ。さらに、独特な形状の焼き菓子「クグロフ」は、アルザス地方を代表する食べ物として、世界的に有名(後述)。
さあ、どのような食べ物が売られているのか、ワクワクしながら、「美食の殿堂」のテント内を、調べ歩いてみましょう!!
次の写真の右側に、縦に並んでいるメニューの一番上は、「アルザス名物セット」という意味ですね。そして、一番下は、ご存じ「ティラミス」に違いありませんが・・・2番目の「ALSAFLETTE」という物体が、いくら調べても、ネット上で解明できませんでした。ああ、悔しい・・・
次のお店の上部に下げられている、メニュー4種を分析してみると・・・
一番左が「スモークサーモン」、その右が、ご存じ「エスカルゴ」(でんでん虫ちゃん)、その右が、どう見ても「牡蠣」(かき)で・・・最後に、一番右が、「鶏肉のパイ包み焼き」と、ネットでは翻訳されたのですが・・・う~ん、次の拡大写真からは、「食パンに何かが塗ってあり、横にピクルス(西洋漬物)が添えてある」かのように見えるんですよねぇ、これが(笑)。いったい、この謎の料理の正体は?
次のお店では、ピザ類のような物体と、ホット・サンドイッチのような物体が、何種類も販売されているようですが・・・わかりやすくて安価な商品なので、どうやら、お子様たちに、人気があるようですね(笑)。
次の写真の左側上部において、めちゃ目立っているのが、「HARTEPLE TOETSCE」という物体なのですが・・・ネット翻訳に入力してみると、フランス語だと「ハート形の指」、ドイツ語だと「硬ゆでの羊(ひつじ)」と出てきてしまうのです。「指の肉」というのは怖すぎるので(涙)、「硬くゆでた羊の肉」なのでしょうか? う~ん、スッキリしませんねぇ・・・
ちなみに、下部のメニューは、ご存じ、「FOIE GRAS」(フォアグラ)ですよ。このフランス語を、そのまま日本語にすると、「脂肪で肥大した肝臓」(脂肪肝)という意味の食べ物なので・・・知らないでおく方が、望ましいですねぇ(笑)。
さて、これほどの大混雑の中、我々の仲間たちは、どうなさっているのでしょうか?・・・後で確認してみると、ちゃっかりと現地人に紛れ込んで、しっかりと名物料理を食べることに成功なさった強者(つわもの)たちから、次の写真の数々を頂戴しましたよ。
おお、こ、この料理は・・・
まさに、私が食べたがっていた、アレ(料理名は失念しました)に違いありません・・・ご覧の通り、めちゃ美味しそうですよねぇ!!
しかも、向こう側に置いてある丸いお皿は、私の大好物でもある、「トリュフ雑炊(ぞうすい)」ですよ!!
幸せ一杯で、ご馳走を満喫する、旅の仲間たちの満面の笑顔を、お見せできないのが残念無念!!(笑)
う~ん、うらやましすぎるぞ!!
( `―´)ノ
私自身はと言えば、撮影に忙しくて、夕食どころではなく、ひたすら歩き回るばかり・・・その一方で、旅の仲間の皆さんは、「どうせ飯田先生がステキな写真を公開してくださるから」と、撮影は後回しにして、ひたすら食べ物を漁(あさ)る30分間だったそうですよ。まさに、正解でしたねぇ(笑)。
そんな私が発見したのは、旅の仲間の女の子(20代)が、「ヴァンショー」(ホットワインのフランス語)を購入する姿・・・次のように、「VIN」が「ワイン」で、「CHAUD」が「熱い」という意味ですよ。
たまたま見つけた、ヴァンショー屋さんに、何気なく、近づいてみると・・・
ほら、旅の仲間の女の子が、お店のお姉さんに、「ヴァンショー」を、発注していますよ。日本人の女の子の発音を、真剣度100%の表情で聞き取っていた、お姉さんでしたが・・・
どうやら、うまく聞き取れた様子で、注文は大成功!!・・・この後、無事に買い求めることができた「ヴァンショー」を、嬉しそうに手にしながら、めでたく去っていきましたよ。
実は、そのすぐ後に、私も飲みたくなって、同じお姉さんに「ヴァンショー」と発注したのですが・・・私の発音が聞き取れないらしく、困った表情で何度も尋ねて来るのです。そのたびに、私は全力を込めて「ヴァンショー!!」と発音するのですが、私のフランス語では全く通用せず、お互いにイライラする状況に・・・
やがて、大声で5回も「ヴァンショー!!!!」と怒鳴ったところ、ようやく気づいてくれたお姉さんが、英語で「ホットワイン?」と確認してくれて、ついに注文が成立・・・お姉さんに、「ああ、ホットワインが欲しいのね?」と確かめられてしまうほど、発音がダメすぎた私のフランス語でした(涙)。
すぐ目の前で売っている看板商品の名前を、「ヴァンショー!!」と連呼しても聞き取ってもらえなかったという、恥ずかしすぎる失敗体験により、その後の私の口から、フランス語が消え去ったことは、言うまでもありません。その昔、学習院大学の学生時代に、(クイズ番組にレギュラー出演して大人気だった)篠*教授から伝授いただいたフランス語の発音を、これほど忘れてしまっていたとは・・・ああ、*沢教授、誠に申し訳ございません・・・
m(_ _)m
ちなみに、先ほど簡単に「ヴァンショー」を入手していた仲間の女の子は、その後、ドイツ名物の「プレッツェル」を買い求めるため、専門店に向かったそうですよ。
ほら、さまざまな「プレッツェル」が、並べて(奥の壁にも掛けて)ありますよね。
多種多様な「プレッツェル」があるため、しばらくの間、選択に迷ったとのこと。
その結果、意を決して購入したのが、こちらとのこと・・・私も1つ頂戴しましたが、濃厚なチーズがたっぷりで、とっても美味でございました。腹ペコだった私は、この気前の良い女の子に、大感謝です!!
m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m
そんな私が、先ほど、お姉さんとのフランス語バトルの末に、ようやく勝ち取った戦利品が、これ・・・要するに、フランス語では「ヴァンショー」、ドイツ語では「グリューワイン」、英語だと「ホットワイン」になるわけですね、ハイ。
わずか30分の自由時間でしたから、「あの混雑ぶりでは、これを1つ入手できただけでも奇跡!!」と、自画自賛しながら勝ち誇りましたよ(笑)。なにしろ、「美食の殿堂」が、「美食の戦場」と化していたんですから・・・
大混乱の夕食後には、美しくライトアップされた街並みを楽しみながら、コルマール駅の近くに停めてある専用バスまで、歩いていきますよ。
やがて、コルマール駅の美しい駅舎を通過して、我々のバスに乗車・・・
バスに1時間も揺られて、ようやく、今夜の宿に到着・・・歩き回って疲れ切り、バッタリと倒れるように眠ったので、この部屋で何があったのか、な~んにも覚えておりません!!
※ HPを最低限だけ更新したような記憶が、うっすらと、残っているような気はしますが・・・
= 12月1日(日) =
こちらが、本日の朝食・・・あんなに多種多様な食べ物が並んでいたのに、こうして上空から写真で観察すると、「もっと珍しいもんは無かったん?」と、自分を叱ってしまう私です(笑)。
それでは、本日の旅に出発しますよ・・・まずは、清々しい朝焼けの中を、中世の雰囲気を丸ごと残している小さな村、「イーギスハイム」へ!!
バスの中では、JTBの添乗員さんが、ミネラルウォーターを売ってくださいますよ。日本のように、あちこちに「ドリンクの自動販売機」が立っているわけではありませんので、バスの車内で入手できることは、本当に助かるのです。
ちなみに、外国人の方々が、日本を訪れてビックリ仰天なさるのが、「どこにでも無防備に立っている大量の自販機」なのだそうですよ。諸外国では、人通りの少ない場所に自販機を設置すると、壊されて商品やお金を奪われたり、(国によっては)自販機ごとトラックで持って行かれたりするため、危険すぎて設置できないのが実態とのこと・・・人通りが少ない場所や山道にでも、ごく普通に自販機が置かれている日本が、いかに安全な国なのかを示していますよね。
ところが!!
突然、バスの横腹に強烈な衝撃が走って、急停止!!
なんと、スピード違反で走ってきた乗用車が、カーブを曲がり切れず、我々のバスに突っ込んできたのです!!
\(゚Д゚;)/
しかも、ちょうど私の座席位置に向かって、猛スピードで激突してきたのですから、その瞬間、心の中で、「今生が終わったっ!!」と、叫んでしまった私・・・(本当ですよ)
やがて、パトカーのサイレンと共に、おまわりさんたちが到着し、現場検証に・・・乗用車の運転手と、バスの運転手さんは、大声で非難し合って大ゲンカ・・・もう、修羅場です!!
\(◎o◎;)/
(外国では、うっかり謝ると自分の責任を認めたことになるため、日本人のように、まず「すみません」なんて互いに挨拶し合う習慣は皆無です)
一方、私と添乗員さん&現地ガイドさんは、大あわてで、「これはもう、本日の観光スケジュールは、ボロボロですね!!」と、泣き顔で相談を始めましたよ。
(>ω<。)
長時間の現場検証が終わる頃には、私と添乗員さんと現地ガイドさんの間で、「残念ながら、時間が無くなったので、イーギスハイムの観光は、カットするしかありませんね」と、非情な結論が下されておりました(涙)。
本来ならば、ワイン街道の小村・イーギスハイムに立ち寄り、次の有名な光景の場所で、私が参加者の皆様全員と、(順番に交代していただきながら)記念写真を撮影するつもりだったのですが・・・
( >_< )
ああ、人生は、思い通りにならないからこそ価値がある・・・(私の著書からの引用です)
ええい、こうなったら、大急ぎで、コルマールに直行だっ!!
( `―´)ノ
いま、9時53分・・・コルマールの素敵なお店で、名物料理の昼食をとる予定ですから、とにかく急がねば!!
道中では、突然の濃霧に襲われて、ビックリ仰天したり・・・
クリスマス・ツリーの木を育てている、ツリー畑(と呼んでもOKなのでしょうか?)の横を通りながら、小さな幼木たちの可愛らしさに、歓声を上げたりするうちに・・・
ほぼ半日ぶりに(笑)、コルマールの町へと、戻ってきましたよ・・・バスを降り、街なかに向かって歩いていると、美しいポスターを発見!!
上記ポスターの右下部分で、何かを見せびらかしながら手を挙げている、陽気なオジサンの雄姿を、覚えておいてくださいね・・・後で登場しますから。
ライトアップされていたとはいえ、薄暗い雰囲気だった昨夜とは違って、建物の全体や細部までもが良く見えるため、それぞれの違いを楽しめますよね。
個性豊かでオシャレな看板たちが、次々に現れてくるので・・・
右に左にと、観察に忙しすぎます・・・
私の「光の学校」にも、この種の(上記の3つのような)看板を創作してもらって、ドアの上に飾りたいですねぇ・・・下記の看板は、参考にしなくて結構ですが(笑)。
次の看板は、いったい、何屋さんなのでしょうか?・・・最初は「鍵かな?」と思いましたが、「アイロン」のようにも見えるし、「船」にさえも見えて来るし・・・現地で、お店をしっかり観察しておけば良かったと、悔やんでおります。
さあ、コルマール中心部の広場に、近づいてきましたよ・・・この広場の真ん中に、我々が目指している、ある歴史的な人物が立っているのです。
どのような人物が待っているのか、ワクワクしながら、近づいていくと・・・
(オリーブ色のジャケットを着て、左端に写っているのは、私の後ろ姿ですよ)
次の写真の右端に写っている、4体のクマたちの縫いぐるみを見ながら、「あのクマちゃんたちの足って、なんだか妙に、イロっぽくない? せめて、パンツをはかせたくなるよねぇ」などと、(たまたま横にいた仲間と)上品な冗談を交わした記憶が・・・(笑)
あれ? 右端に(イロっぽい足で)写っているクマちゃんたち、この窓だけで3体いるということは、全体で5体いたんですね(笑)。
クマちゃんたちの生足に見とれながら、目的地に近づいていき・・・
小さな遊園地を通り過ぎると・・・
先方の台座の上に、どこかで見たような、銅像のオジサンが・・・
もしや、先ほどポスターで拝見した、あの陽気なオジサンと、同一人物では?
そう、この能天気なオジサンこそが、コルマールに繁栄をもたらしたという、「シュウェンディ将軍」なのです・・・手で高く掲げながら、自慢げに見せびらかしているのは、ワインの原材料になるブドウなんですよ。
その昔、この将軍が、戦いで訪れた遠方から、優れたブドウを持ち帰ってアルザス地方に広めたことが、その後のワイン産業の隆盛につながったのですから、まさに「地元の英雄」なんですね!!
そして、この「シュウェンディ将軍像」の立つ噴水こそが、「自由時間後に再集合する地点」として、私が指定した場所なのです。
ほら、「もしも迷ったら、この紙を誰かに見せて、赤い文字を指さすことで、集合地点の方向を教えてもらってくださいね」と、私が全員に配布しておいた、『超簡単!!指さし(爆笑)質問カード』の中にも、「シュウェンディ噴水はどの方向ですか?」と、赤文字で強調してありますよ。
さて、集合地点を示したうえで、いったん解散し・・・昼食までは、待ちに待った、自由行動時間といたしましょう!!
まず、目の前の建物(旧税関)の1階にある通路を抜けて、私が向かったのは・・・
そう、昨夜も訪れた、このビュースポットですよ!!
ライトアップされた夜も綺麗でしたが、昼間に訪れると、建物の細部までを観察することができ、また味わいが異なりますよね。
大繁盛する土産物店を、横目に見ながら・・・
その右手に伸びている、細い道に入ってみると・・・
右も左も、お菓子屋さんだらけ!!
\(◎o◎;)/
日本のお菓子屋さんと、大きく異なるのは・・・店内に、オジサンたちが多いことなんですよ(笑)。ヨーロッパのオジサンたちにとって、甘いお菓子を買うことは、ぜんぜん、恥ずかしいことではないんですよねぇ・・・皆さん、堂々と、誇り高く、お菓子の店に並んでいるのですから。
それでは、「パティシエ(菓子職人)の聖地」と呼ばれる「アルザス地方」において、大量に目にする独特な食べ物類を、ご紹介していきますね。
まずは、こちら・・・クリスマスの時期には、独特の人型をした「マナラ」と呼ばれる焼き菓子が、アルザス中の菓子屋、パン屋、クリスマス・マーケットの屋台にあふれます。正直、最初は異様な物体に見えて引いてしまいますが(私もそうでした)、見慣れてくると、可愛らしくてたまらなくなってしまうのが、本当に不思議(笑)。
こちらのパンたちも、目や口は描かれていませんが、「マナラ」の一種。
さまざまな「マナラ人形」も、あちこちで売られていますよ。
このお店には、大・中・小の「マナラ人形」が・・・本当に、大人気キャラクターなんですねぇ!!
こちらの「マナラ人形」は、丸々と太っている感じ・・・どうやら、「マナラは平べったい」という決まりは、無いようですね。
次の写真の右手上部にぶら下がっている「マナラ人形」は、どうやら、マナラの子供たちのようですね。その下(右手下部)に見えているマナラは、奇妙な帽子を被っているので、幼児なのか、赤ちゃんなのか・・・う~ん・・・
そして、コルマールの各所で目立っているのが、こちら・・・そう、ドイツ(特にバイエルン地方)や、ここアルザス地方の名物パン、「プレッツェル」のお店ですよ。
最も定番の姿なのが、「Bretzel Nature」と書かれている、中央の「プレッツェル」・・・大粒の塩が、まぶして(くっつけて)あるのが特徴です。外側は硬めですが、手で折って食べると、内部のパンは、意外に柔らかくて、香ばしいんですよ。食べてみて美味しくなければ、万人が認める名物には、なり得ませんからね。
こちらは、たっぷりとチーズをまぶしたプレッツェル・・・若者に大人気で、飛ぶように売れていますよ。
プレッツェルは、このようにして、パン屋さんの入口あたりに、目立つように掲げてあるのが通常です・・・客をおびき寄せる効果が、それほど強力だということですね。
こちらのヴァンショー屋さんも、まるで装飾品のように、プレッツェルたちを掲げて、人目を引いていますよ・・・思わず、微笑んでしまいますね(笑)。
なんと、こちらのクリスマス・ツリーに至っては、プレッツェルだらけ!!・・・プレッツェルが、いかに人々から愛されているのか、よ~くわかりますよね。
おまけに、可愛いのか不気味なのか不明の、「プレッツェル人形」まで登場!!
正直、最初はヘビの人形かと思って、ドン引きしてしまいました・・・この人形、実は、今でも苦手です。(まあ、大阪万博の公式キャラクターの気持ち悪さに比べれば、かなりマシではありますが・・・)
ふと、右手に見える土産物店の店先に、着目してみると・・・
うわ~っ、「マナラ人形」と「プレッツェル人形」が並んで、夢の競演ですよ!!
そして、次のお店に、たくさん並んでいるのは・・・
ドイツの有名なクリスマスお菓子、「シュトーレン」です!!
この「シュトーレン」は、赤ちゃんのイエス・キリストを包んでいた、白い「おくるみ」を、イメージしているとのこと・・・(ハートメイツのメンバーになってくださっている、東京在住の牧師さんが教えてくださいました)
さらに、こちらのオジサンが、誇らしげに見せびらかしているのは・・・
アルザス地方を代表するお菓子(菓子パン)、「クグロフ」!!
コルマールでも、たくさんのパン屋&お菓子屋の店頭で、目立つところに並んでいますよ。
実は、私も、「クグロフ型」の陶器(フランス製)を、持っているんですよ。目にした瞬間に、思わず微笑んでしまう、そのキュートな物体(下記写真)・・・いつでも、「光の学校」の「ある場所」に飾ってありますので、探してみてくださいね!!
ちなみに、京都にも、ほぼ毎日、クグロフを売ってくださっているお店が、存在しているんですよ。私の「光の学校」から、徒歩5分程度の場所(錦通御幸町上ル:にしきどおりごこまちあがる)に店舗を構える、「スター食堂」という惣菜店を訪れると、「京都クグロフ家」というコーナーがあり、各種のクグロフが並んでいます。
例えば、この文章を書いている本日(3月17日)には、下記のような小型クグロフが並んでいたので、一通り、購入してみましたよ。私としては、前列右側にある、「吟醸」(ぎんじょう)と書かれたクグロフが、気になってしまいますが・・・まさか、高級な日本酒が入っているのでしょうか?
アルザス名物のご紹介は、いったん、このくらいにしておき、お菓子屋通りを、さらに進んでいくと・・・
左手には、「ガナッシュ」屋さんが見えていますね・・・ここで売られているのが、かの有名な「ガナッシュ」なのですが・・・「ガナッシュ」って、いったい、どんなお菓子でしたっけ?
(^_^;)
やがて、先方に見えてきた、不思議な建物こそが・・・
コルマールを代表する有名建築、「プフィスタの家」ですね・・・日本の有名なアニメ作品に、このままの姿で登場しますが、現在は、アルザス・ワイン屋さんになっていますよ。
それでは、いま来た道を、突き当たりまで、引き返してみましょうか・・・
昨夜、階段を登って写真を撮った場所を、横目に見ながら・・・
左手に向かって、進んでみると・・・
メインストリートである、大通り(グラン・リュ)に出ましたよ・・・さすがに、人通りが多いですねぇ。
あちこちのお店で、派手な色彩の「靴下」が売られており、大人たちが購入していますが・・・子供たちや孫たちへの、プレゼントにするのでしょうか? それとも、この中にプレゼントを入れて、渡してあげるのでしょうか? まさか、自宅に持ち帰って、自分で履いてしまうとは思えませんが・・・
靴下を売っていた土産物屋の角を、左に折れてみると・・・
正面に、大きな教会が見えてきたので、近寄ってみましょうか。
これが、コルマールの中心に建つ、「サンマルタン教会」・・・立派ですねぇ。(「サンマルタン」とは、フランスの守護聖人のこと)
おや? 教会の右端の屋根の上に、何かが乗っていますよ・・・なんだか不自然なので、拡大してみると・・・
おお!! これは、コウノトリの巣!! (゚Д゚;)
鳥が巣を作れるように・・・そして、その巣が風雨で飛んでしまわないように、金属製の囲いが設置されているわけですね。その囲いを見つけて、人間の期待通りに、ちゃんと巣を作ってくださった、コウノトリの夫婦も素晴らしい!!
\(^o^)/
サンマルタン教会に入ろうとしたのですが、なぜか、ドアが閉まっていて入館できず(涙)・・・その代わりに、ここで生じた時間を活用して、周辺を、歩き回ってみましょうか。
このお店は、どうやら、クレープ屋さんのようですが、メニューには「パンケーキ」や「ゴーフル」などの文字も見えますから、手広く商売なさっているご様子ですね。
次の写真は、有名な飲食店なのですが、ご覧のように、「ハートの店」としても知られていますよ。このお店、クリスマスだから派手に飾っているのではなく、一年中いつでも、この外観なのだそうですから、恐れ入ります・・・もしも、この私が京都にレストランを開業するならば、このような、コテコテにキュートな外観になること間違いなし!!
突然ですが、ここで、ぜひとも、ご注目!! (^-^)
次の3枚の写真に、大量に写っているのが・・・
そう、ご存じ、「くるみ割り人形」のオジサンたち!!
同じ「くるみ割り人形」と言っても、国や地方や町によって、多種多様な外見をなさっているんですよ。
ちなみに、この場を借りて宣伝しておきますが(笑)、私の「光の学校」の館内にも、ドイツからお招きした人形たちが、たくさん飾ってありますので、ぜひとも、逢いに来てやってくださいね!!(以下の6枚の写真です)
・・・と、「くるみ割り人形」のせいで、思わず横道にそれてしまいましたが、再び、コルマールの街並みに戻って、色々なお店たちを、観察してみましょうか。
何を売っているお店なのか、楽しみながら、推理してみてくださいね!!
こちらは、クレヨン屋さんですね・・・子供たちだけでなく、お年寄りの方々も購入しているので、お孫さんたちへのプレゼントでしょうか?
そろそろ、集合時刻が来ましたので、昼食会場のお店に向かいましょう・・・どんな食べ物たちが待っているのか、めちゃ楽しみですね~!!
仲間たちも、「飲み物はどうしようかなぁ」と、笑顔で相談中・・・
初めて顔を合わせた人たちも、旧知の友人のように盛り上がっていますよ。
まずは、定番のサラダが登場して・・・(私としては、右下のキノコたちが気に入りました)
次に、ご覧の料理が出現・・・アルザス地方の名物料理なのですが、私は詳しくないため、後でご紹介する、「光の学校」スタッフ作成の動画をご参照くださいね。
味は濃厚で、各種のスパイスが効いており、とっても美味しかったですよ!!
仲間たちも、大満足で、ますます盛り上がっていますよね。
最後に、デザートが登場しましたが、食べ物に詳しくない私には、解説不可能・・・これもまた、スタッフ作成の動画を、ご参照くださいませ。
・・・ということで、昼食の内容や雰囲気につきましては、こちらをクリックして、「光の学校」スタッフが撮影・編集した「動画」でのご紹介を、ご覧になってくださいね!!(店主のオジサンが特別出演する、爆笑シーンも出てきますので、お見逃しなく!!)
m(_ _)m
さあ、昼食後には、またもや楽しい自由時間・・・その後には、もうコルマールを離れて、ストラスブールに向かいますから、最後にパ~ッと遊んでおきましょう!!
すると、昼食会場の近くで目に入ったのが、こちらのお店・・・「SUSHI’S」という店名ですから、当然ながら、お寿司屋さんでしょうか?
めちゃ気になったので、メニューを調べてみると・・・「ギョーザ」「テンプラ」「ヤキトリ」など、おなじみの品目が、並んでいますよ。
さらには、「ミソスープ」「エダマメ」「ワカメサラダ」なども・・・現地の男性が、大きな手の太い指で、懸命に「エダマメ」の皮をむいて食べる姿を想像すると、思わず、笑みがこぼれてしまいますよねぇ(笑)。
おまけに、「タタキ」「チラシ」「ドンブリ」も・・・「サーモンのタタキ」という品目がありますが、サーモンを叩いてしまうと、どうなるのでしょうか?(そもそも、この私、「タタキ」という料理方法の意味が、わかっておりません・・・笑)
寿司屋を離れて、しばらく歩くと、「子供向けのクリスマス・マーケット」と書かれた場所に、到着しましたよ・・・なるほど、子供たちが喜びそうな演出が、あちこちに!!
ここは「子供向けのマーケット」のはずなのですが、実際には、童心に帰った大人たちで、ビッシリ!!(笑)
おお、これは!! (゜ロ゜;ノ)ノ
私の大好物、ハンガリーの焼きパン菓子ですよ!!(名前は失念しました)
ほら、確かに、「HUNGARY」と書いてありますよね。
しかし、長蛇の列のため、あこがれながら見つめるだけで終了・・・(涙)
その子供向けマーケットの隣りに広がるのが、昨夜も訪れたビュースポット、「プチ・ベニーズ」(リトル・ベニス)・・・ライトアップされた夜景も素敵でしたが、昼間に見ると、建物の色彩や造形がよくわかって、これまた素晴らしい!!
橋の上は、このビュースポットを眺める人々で大混雑・・・ただし、いつも思うのですが、日本人を含むアジア系の人々が、どこに行っても(歩きながらでも)写真を撮りまくるのに対して、ヨーロッパ系の人々は、(京都の観光中でも)特に大事な場所でしか写真を撮りませんし、歩きながら撮りまくっている人は、めったにいないのです。どうやら、「写真を撮る」という行為に関する考え方が、根本的に異なっているようですね。
大混雑の橋を渡って、昨夜も通った、かわいい小道に入っていくと・・・
まるで、童話の世界に入り込んだような光景に、道行く人々も、うっとりと、満面の笑顔・・・
小道を抜けると、そこには、中世そのままの街並みが・・・遊園地として造成されたテーマパークの光景ではなく、何百年も昔に建てられて、今も多くの住民たちが生活している、生きた本物の街の光景なのですから、ひたすら感涙にむせぶしかありません!!
\(>ω<。)/
右手には、「ヌガー」と呼ばれるお菓子(ソフト・キャンディ)の専門店が・・・この「ヌガー」、日本でも、昭和の時代の駄菓子屋で見かけましたが、コルマールの街では、専門店がたくさんあるほど、今でも大人気なのだそうですよ。
ヌガーの専門店を後にして、さらに進むと、正面に、昨夜の夕食を食べた「マルシェ・グルマン」(グルメ・マーケット)がある、観覧車広場が見えてきましたよ。
その右側で人目を引いているのは、昨夜も注目した、有名な「ビスケット」(アルザス風マカロン)屋さん・・・たまたま目撃したのですが、ちょうど、我々の旅の仲間たちが、「何にしようかな~」と思案中。
焼きたてのビスケットを、無料サービスで食べさせてくれるため、その美味しさに驚いた人々に、飛ぶように売れていますよ。(左上の位置に、ひょうきんな「クグロフ」たちも並んでいますから、お見逃しなく!!)
ビスケット屋さんの先には、橋が架かっており、こちらもビュースポットとして、大勢の人々が歓声を上げていますよ。
その橋の上から、いま歩いてきた中世の街並みを振り返ると・・・おお、ビューティフル!! ファンタスティック!! ビバ!! オマゴ!!
\(^o^)/
橋を渡ると、立派な建物が見えてきましたが・・・これは、おそらく、住民たちが集う「中央市場」ですね。
せっかくなので、市場の中に、潜入してみましょうか。
思わず、「うわぁ~」と、声を出してしまった私・・・高級そうな果物が並んでおり、特に、バナナの立派さが目立っていますよ。
野菜たちを観察してみると、こちらも、「地元住民が集う市場」のイメージを、はるかに上回る高級ぶり・・・まるで「デパ地下」のように、高品質の野菜が並んでおり、ビックリ仰天!!
さすがに、観光客たちは、ここで野菜を買って持ち帰るわけではないでしょうから、コルマールに住む人々の生活水準が、いかに高いかという事実を、推察することができますよね・・・
アルザス地方の人たちは、野菜の品質に、うるさいのでしょうか?
野菜を買うことがない私は、値段が高いのか安いのか、さっぱりわかりませんが・・・
市場の中には、軽食もできる小さなお店たちが並んでおり・・・
なんと、日本と同じく、海老の「Tempura」(テンプラ)も、売られていますよ!!
(◎_◎;)
日本料理の「天ぷら」が、はるばる海も山も越えて、ヨーロッパの内陸にあるコルマールの市場に並んでいるとは・・・あまりの感動で、涙なしではいられません・・・
(>ω<。)
・・・と、嬉しくて感激しながら市場を出ると、地下のトイレに並ぶ行列を見つけたので、さっそく私も参戦!!(笑)
その他にも、市街地のあちこちに、次のような公衆トイレが、設置されていますよ。
ただし、ヨーロッパの公衆トイレには、男女兼用が多いうえ、「便座が無い」のが通常ですから、日本人観光客には大不評・・・旅の仲間たちも、「仕方が無いから、中腰で頑張りました(涙)」と、泣き顔でしたよ。
さて、しばらく歩くと、その名も、「ジャンヌ・ダルク広場」のマーケットに到着・・・わざわざ「ジャンヌ・ダルク広場」と名乗るくらいですから、かの有名な「ジャンヌ・ダルク」さんと、何らかの深い関係にあるのでしょうか?
こちらの勇ましい女性が、その「ジャンヌ・ダルク」さん・・・勇敢に戦ってフランスを救ったのに、時の権力者から使い捨てにされ、最後は敵軍の手で火あぶりの刑に処せられたという、悲劇のヒロインですよ。(ネット上で大量に出回っている画像であり、実在の人物です)
ちなみに、ドラクロワによる歴史的名画、「民衆を導く自由の女神」(下記参照)に描かれている女性が、「ジャンヌ・ダルク」と混同されることも多いのですが、この絵は全く異なる戦争を描いたものであり、ジャンヌ本人ではないとのこと。
なお、絵の中央左手で、黒い帽子を被って格好良く銃を持っているのが、ドラクロワ本人の自画像・・・そして、中央で(なぜか)おっぱいを出しながらフランス国旗を振っている女神は、当時のドラクロワの愛人をモデルにしているのだそうですよ。だからこそ、女神の視線が、愛するドラクロワに向いているわけですね~(笑)。
この「ジャンヌ・ダルク広場」では、下記のような「アルザス陶器」(スフレンハイム焼き)のお店が目立っており、その美しさに思わず買いたくなりましたが・・・日本まで持って帰るのが大変そうなので、泣く泣く断念。
その他にも、美しくて可愛らしい、多種多様な小物のお店が、ずらりと並んでいますよ。小さな子供たちの目が、自分と同じように小さな小物たちに、クギ付け・・・(ちょうど、子供たちの目線の高さに、並べてありますからね)
姉と妹の2人で、「どれにしようかな~」と、迷いに迷ってしまい、なかなか決まらない様子です(笑)。
その一方で、こちらのオジサンたちは、子供たちの視界から完全に外れており、買ってもらえそうにないため、しょんぼりしている感じ・・・(笑)
広場の近くには、超有名なケーキ屋さんがあるので、行ってみましょうか・・・お店の外観も、細やかな装飾で彩られていて、オシャレですよねぇ。
なるほど、パリのケーキと比べれば素朴ですが、ドイツのケーキと比べればオシャレ(笑)・・・そんな見た目のケーキたちが、嬉しそうに並んでいますよ。
もちろん、アルザス名物の「クグロフ」も・・・クグロフが大好きな私にとって、色々な種類のクグロフが味わえるアルザス地方は、「ぜひ住んでみたい場所」のトップ3に入ります。他の2つは、ドイツの「バイエルン地方」と、個人的な秘密の「あそこ」ですけどね・・・(笑)
おっと・・・クグロフを撮影しようとしたら、たまたま、偶然、思いがけず、めちゃ可愛らしい女子店員さんが、ベストのタイミングで、勝手に写り込んでくれました!!
(^_^;)
大いに楽しめた「ジャンヌ・ダルク広場」を出て、昨夜も通って大混雑だった、「ドミニカ教会」の方向へ・・・
ここが、コルマールで最も人気が高いと言われる、「ドミニカ教会前のクリスマス・マーケット」・・・昨夜ほどではありませんが、やはり、それなりに混んでいますねぇ。
日本で行われるクリスマス・マーケットを観察すると、客の大半は、女子中学生、女子高生、女子大生、20代のOL(社会人女性)で占められているのですが・・・ご覧のように、コルマールのクリスマス・マーケットでは、客の半数が「オジサン」たち(高齢者多数)であり、10代の女の子は、ほとんど見当たりません。
週末ですから、日本のように、若い女の子の集団が数多くても不思議ではないのですが、コルマールでは、若い女の子は家族と歩いており、「女子集団」という形態そのものが、ほとんど存在しないのです。地元の女子中高生たちは、(大人が同伴しない)マーケット行きを、危険なので禁止されているのか、それとも、「家族での行動」が生活の基本なので、友達と集団で出歩く習慣が無いのか・・・色々と、考えさせられますねぇ。
これは、大昔(テキトーですみません)から存在している、古井戸・・・一応、観光名所のひとつだそうですよ。昔は、この滑車にロープとバケツを吊るして、水を汲んでいたわけですね。(なんだか怖くて、中をのぞき込むのは、やめておきました・・・)
うわあっ、うらやましいぞ!! ( `―´)ノ
できることなら、この私も、子供時代にタイムスリップして、ぜひ乗ってみたい!!
おや? 不思議な衣装を着た、女性たちの姿が・・・
実は、これ・・・アルザス地方に独特の、伝統的な民族衣装なのだそうですよ。
後ろから見ると、なんとも不思議な光景ですが・・・
アルザス衣装には、次のように、きちんとした決まりがあるとのこと・・・日本の「着物」に、こまごまとした決まり事があるのと、同じことですよね。
う~ん、可愛い女の子が着ると、実は、めちゃオシャレな衣装であることが判明!!
(◎_◎)
やがて、ドミニカ教会の近くで、有名なチョコレート屋さんを発見・・・迷うことなく、入ってみましょうね。
うわあっ、多種多様なチョコレートが、ビッシリ・・・
店内で、特に目立っているのが、こちら・・・キリスト教の聖人たちのチョコレートだそうですよ。
私は、クリスチャンではありませんので、よくわかりませんが・・・実在した、偉い聖人の方々を、食べちゃっても、かまわないのでしょうか?
考えてみると、神格化されている「イエス」や「マリア」のチョコレートなんて、目にしたことがありません・・・さすがに、神様のような御方を食べてしまうという行為は、失礼にあたるのでしょうね。
その意味では、チョコレート化されている聖人さんたちは、まだ神様の領域にまでは達しておらず、食べちゃってもOK、ということなのでしょうか?(笑)
チョコレートたちに圧倒され、目が回ってしまったので、あわてて店を出ると、そこには、昨夜も着目した「COTESUSHI」(コテ寿司 = 「寿司小屋」の意)が・・・これほど目立つ好立地に店を構えて、めちゃ高額のテナント料を支払っているわけですから、よほど儲かっているんでしょうねぇ。
こちらには、「IZAKAYA」(居酒屋)という店もありますので、日本人が経営なさっているのでしょうか?(お店の前には、案内役として、日本人風の女性が、立っていますし・・・)
なるほど、この氷菓子店の名前は、アルプスの有名な花である「エーデルワイス」と、氷菓子を意味する「アイス」を、強引に結びつけたわけですね(笑)。
日本では、高級パン屋さんとして大人気の「ポール」・・・フランスでも、大人気のパン屋さんであることは同じですが、日本人が抱いているイメージとは違って、駅の中や街外れを含めて、どこにでもある大衆パン屋さんという印象ですよ。(これは悪口ではなく、「フランスのパン屋の代表格」として、それほど庶民から親しまれているという、誉め言葉ですよ)
京都でも、「光の学校」から徒歩数分の場所(同じ三条通り)にあるため、私のお気に入りです。パリのお店と同じレシピで作った、同じパンを売っているそうなので、京都のど真ん中に居ながら、いつでもパリ気分に!!
o(^o^)o
こちらの「セザンヌ」(印象派の有名画家と同じ名前)は、ハム、チーズ、ワイン、ジャムなどの食品店として有名・・・今回の旅の仲間たちも、どこで調べたのか、ちゃっかりと入店&購入して、狂喜しておりました。(「光の学校」スタッフ撮影の動画でも、店内が紹介されていますので、探してみてくださいね)
ほら、見てください・・・ちょっとした小窓まで、オシャレに飾ってあるため、見逃さないように歩いていると、いくら時間があっても足りません!!
日本人の私たちが、フランスの地方都市を訪れ、小さなお店に入って、ちょっとした食べ物を買う・・・よく考えてみると、なんと贅沢な幸せなのでしょう!!
(世界各地では、今この瞬間にも、戦争や貧困などで苦しむ人々が大勢いるのに・・・と、つい、罪悪感に包まれて、しょんぼりする私です・・・ m(_
_)m )
さて、コルマールを出発する時刻が迫ってきましたから、もう一度、にぎやかな街並みを観察しながら、バス乗り場に向かいましょうか。
残り時間も、あとわずか・・・コルマールを離れる前に、どうしても、行きたかったお店・・・というか、食べたかったものがあったので、大急ぎで探してみましたよ。アルザス地方や、すぐ隣のドイツ領で、名物菓子として知られている、アレを食べてみたかったのです。
それが、こちらの物体・・・「黒イモリのケーキ」!!
!!\(◎o◎;)/!!
・・・じゃなかった(笑)、「黒い森のケーキ」でございます!!
もともと、アルザス地方に隣接する、ドイツの「シュバルツヴェルダー(黒い森)地域」から広まり、今ではヨーロッパを代表するお菓子の1つになった、チェリー・ケーキのこと・・・濃厚なサクランボ風味が美味しくて、バスの中で、あっという間に完食しましたよ(笑)。
さて、今回のコルマール滞在中に、特に印象に残った光景を、締めくくりとして、いくつかご紹介すると・・・
まずは、こちらの小屋・・・今にも、何かが飛び出してきそうですよね!!
その証拠に、女の子たちに、大人気でしたよ!!
ちなみに、ヨーロッパの女の子は、日本人に比べて、かなり歳を取って見えますので、次の写真に写っている女の子は、まだ中高生だと思われます。おそらく中学生・・・もしかすると、小学生の可能性さえありますよ。
一方で、私が大学教授の時代に、教え子たち(19~22歳)をロンドン旅行に連れて行きましたが、英国人からは、しばしば中学生に間違われました。特に、幼い顔の女子大生数名は、小学生に間違われて、お菓子をもらったことも(笑)。
次に、こちらの男の子をご紹介・・・かの有名な、「小便小僧」!!
(本物は、ベルギーの首都「ブリュッセル」という町にありますので、こちらは、ブリュッセルから公式に贈られたレプリカだそうですよ)
ちなみに、「小便小僧」の本場・ブリュッセルには、すぐ近くに、下記写真の「小便少女」も存在していることを、ご存じですか?(日本では、あまり知られていませんが、冗談ではなく、本当なんですよ)
可愛らしい「小僧」に比べて、この「少女」、リアルすぎるような気が・・・
!! (゜ロ゜;ノ)ノ !!
次にご紹介するのは、こちら・・・コルマール滞在中に、このお店の前を何度も通りましたが、どうやら「シフト制」ではないご様子で、夜も昼も、この同じ男性が店番をなさっていましたよ。赤い帽子については、売り物なので理解できるのですが、下半身を隠している赤いものは、いったい、何を、どうやっているのでしょうか?(そもそも、なぜ、この部分を、赤く強調なさっているのでしょうか?・・・笑)
いずれにしても、人々の笑顔を誘いながら夢を売るという、素晴らしいお仕事ぶり、誠に、ご苦労様です!!
次の写真を、ご覧になって、何か気づきませんか?
そう、店主のオジサンが、ウケを狙って名付けたに違いない、「鹿とビール」という店名・・・これ、絶対に、英語のダジャレですよね!!(笑)
このたび、私がコルマールで一番気に入ったのが、このオジサン・・・クワかスキのような農具を持っていますから、農夫さんなのでしょうか?
市街地にある目立つ建物の2階部分に、このようにして立ちながら、もう長~い間、この町を見守り続けてきたのでしょうね・・・木製の彫刻なのですが、立っている場所が小さすぎて心配になるほど、生きている人としか思えません(笑)。
そして、コルマール編の最後にお見せしたいのが、この1枚・・・顔の大きさと変わらないほど巨大なドーナツを手にしながら、夢いっぱいのつぶらな瞳で、真剣に未来を見つめている表情が、エンジェルのように可愛らしくて、コルマール編の「お気に入り写真」第1位に輝きました!!
まるで、幼い頃の私自身を、見ているかのようですねぇ・・・
あれ・・・もしかして、女の子でしょうか?(笑)
なお、無音の静止画像では伝えきれない、生々しい音声を伴った貴重な情報もお伝えしたいので、ぜひとも最後に、こちらをクリックして、「光の学校」スタッフが撮影・編集した「動画」でのご紹介を、ご覧になってくださいね!!
(すでに動画をご覧くださった御方も、この特集記事の詳しい情報を読んでから、再度、見直してみれば、「なるほど!!」と再発見できることが、たくさん出てきますよ)
《 第4巻 》に続く
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