飯田史彦と巡るイタリア (ローマ、ポンペイ、ナポリ)ツアー


それは、2013年8月のこと・・・

私の著書や音楽の愛読者&愛聴者の方々36名様と一緒に、
ヴァチカン、ローマ、ポンペイなどを巡る旅に出てまいりました。

私自身が撮影した美麗写真の数々をご紹介しながら、
楽しくご報告させていただきますね。

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今回は、アリタリア航空(もと国営なので日本のJALに相当)の直行便を活用。
18日(日)の昼過ぎに関西空港を出発し、3時頃に、遅めの「ランチ」が・・・
(写真は2種のパスタで、この後にメイン料理&ドルチェが出て、高級ワイン7種が飲み放題)




その7時間後に、「夕食」?(内容は「朝食」程度)が出て、合計12時間のフライトが終了。
現地時間の夜8時台に、ローマの通称「レオナルド・ダヴィンチ空港」に降り立ちました。

日本時間の深夜2時頃ですから、全員が夜更かし状態で、眠くてフラフラ・・・(涙)




空港から、お迎えの立派なバスで、ローマ市内へ(夜9時を過ぎても明るいんですよ)




市街地では、道路の真ん中でサッカーボールをヘディングするオジサンも・・・
(このオジサン、赤信号で停車中に勝手に芸を披露し、車内の人にチップをねだって生活しているそうです)





やがて、われらのバスが、旧市街地にある「パラティーノ」ホテルに到着。




ホテルのロビーは高級感が漂い、「さすが、JTBさんが選ぶだけあるな」と納得。
部屋も広々として、海外のホテルにしては、充分に清潔感がありました。

 ただし、湯沸かし器が無いため、持参したカップヌードルは持ち帰る羽目に・・・(涙)

また、トイレで用を足して、横にあるヒモを引いたら、それは緊急呼び出しベルのヒモで、
ホテルの男性係員が飛んでくるという騒ぎが、あちこちの部屋で起きたそうですよ(笑)。





翌朝には、朝食会場で、「ふみクマ先生」グッズを身につけてくださる女性を発見して大感激!
ただし、「その格好で高級ブティック街を歩くのは避けた方が・・・」とアドバイス(笑)。





朝食ヴァイキングには、イタリア名物のハムやチーズがずらりと並び、
各種のフルーツやパンも山盛りで、朝から食べ過ぎて、悲鳴をあげる者が続出(笑)。





パンパンに張って苦しいお腹を抱えながら、バスでヴァチカンに出発!




「ヴァチカン美術館」の入口には、早朝から長蛇の列・・・
(ただし我々は、JTBさんの裏ワザ、いや、神の御心により、別の入口からスルリと入れました)





美術館の建物そのものが、まさに、世界最高水準の芸術品。




私が大いに気に入ったのが、巨大な古地図が壁に並ぶ、「地図の間」でした。




地図の間から、天才画家・ラファエロの間へと進む頃には、圧倒されて、みな無口に・・・




ラファエロの歴史的名作、「アテネの学堂」や「聖体の論議」が、いま目の前にあるという幸せ・・・




このあと、「システィナ礼拝堂」に入り、かの有名な「最後の審判」(ミケランジェロ作)を、
間近で20分間も鑑賞したのですが、この礼拝堂は、撮影禁止でした。

そして、ついに、キリスト教(カトリック)の総本山、「サン・ピエトロ大聖堂」へ・・・


世界最大の聖堂の迫力に、ひたすら圧倒されるばかり・・・




6万人も収容できる荘厳な大聖堂の中を、しばらくの間、自由行動で歩き回りました。




教皇(法王)が座る、威厳に満ちた祭壇が、目の前に!




これが、「サン・ピエトロ大聖堂」の正面。
重機も大型クレーンも開発されていない500年前に、どうやって建造したのでしょうか?





「サン・ピエトロ広場」は、284本の巨大な石柱で囲まれています。
1506年に着工し、1666年に完成したそうですが、人間の能力というのは、本当に凄いですね。





バスで「サンタンジェロ城」の前を通り、昼食会場へ。(右の写真の右手中央のお店です)




お店に入ると、イタリアンな感じの(当たり前か)、いい雰囲気なんですよ、これが。




野菜のソテーを前菜に従えて、ピッツァの女王、「マルゲリータ」が登場!
日本では食べたことがないほどの、最高のおいしさで、食べ過ぎました。





昼食後には、バスに乗り込んで、観光客以外には人が見当たらない、市街地を移動。




イタリアの方々は、なんと1ヶ月間も仕事を休んで夏休み(しかも有給休暇)を取る習慣があるため、
この時期には、観光地以外のオフィス街は、閑散としているのだそうですよ。
うらやまししぎる・・・





市内の各所に見られる遺跡を、イタリア在住の日本人ガイドさんが、楽しく案内してくださいます。




ご存じ、「トレヴィの泉」!

(異国の綺麗なお嬢さんたちの撮影風景を、便乗して勝手に盗撮してゴメンなさい・・・)





実のところ、「トレヴィの泉」の周囲の全景は、こうなっております。
(泉そのものの写真はよく目にしますが、周囲の写真はめったに見られませんので、貴重ですよ)





泉の横の果物屋さんの屋台?には、「赤血球」にそっくりな(笑)、不思議な形の桃が・・・
(ガイドさんに尋ねたところ、「あの桃、見かけと違って、とってもおいしいんですよ!!」とのこと)





「暑くなってきましたねぇ」「でも、空気が乾燥しているのでベタベタしませんね」と話しながら・・・




楽しく歩いていくと、名作映画「ローマの休日」の舞台となった、「スペイン階段」に到着。
名女優、オードリー・ヘップバーンも、ここを歩いたんですね・・・

ちなみに、私が選ぶ歴代最高の美人女優は、オードリー・ヘップバーン(ローマの休日)、
ヴィヴィアン・リー(風と共に去りぬ)、オリビア・ハッセー(ロミオ&ジュリエット)、
そして、ジュリー・アンドリュース(サウンド・オブ・ミュージック)なんですよ。
当たり前すぎて、ごめんなさい(笑)。

ただし、意外なところでは、デビュー当時のリンダ・ブレア(エクソシスト)も、
かなりのお気に入り女優なのですが・・・(笑)





さて、スペイン階段を(隣にあるエレベータで)登ってみると、
優雅な邸宅群の空中庭園を、のぞき見できることを発見。





また、「スペイン広場」には、観光客向けの馬車がおり、乗馬(正確には乗車)が可能。




これでも、ガイドさんによると、「今日は人が少なくてラッキーですね!」とのこと。




スペイン広場を出て、高級ブランド店がずらりと並ぶ「コンドッティ通り」などを、お散歩。
(あくまでも、「入店」「買い物」ではなく、「お散歩」にとどまってしまっているのがポイント)





派手な看板が禁じられているため目立ちませんが、実は、超高級店や、超有名店ばかりらしいですよ。
(ブランド品に興味がない私にとっては、猫に小判、豚に真珠といったところですが・・・)





私が(名前だけ)知っているのは、「クリスチャン・ディオール」「グッチ」「ブルガリ」
「ルイ・ヴィトン」「エルメス」「カルティエ」「フェラガモ」「ジョルジオ・アルマーニ」
「セリーヌ」「シャネル」「エミリオ・プッチ」くらいでした・・・
(これでも経営学者ですから、マーケティング戦略論の観点から、意外に知っているかも)





アイスクリーム屋さんを横目で見ながら(涙)、スケジュール厳守で歩いていくと・・・




今度は、冷たくておいしい、ジェラート屋さんまで出現!! (>_<)




その後は、自由行動の時間を使って、ホテルから徒歩5分にある、あの世界遺産を訪問。
(有名な観光地なのに、チケット売り場の係員が、英語も話せないので困りました)





その世界遺産の名は、「フォロ・ロマーノ」・・・




そこは、発端を紀元前にまでさかのぼる、帝政ローマ時代の中心地の文明遺跡なのです。
(この頃、わが日本列島は、まだ「弥生時代」でありました・・・涙)





「フォロ・ロマーノ」から出て、売店や巡回観光バスの停留所を横目に歩いていくと・・・




あの「コロッセオ」(5万人収容の闘技場)の雄姿が!!




わが日本人が、弥生式土器や竪穴住居を開発して喜んでいた時代に、
ローマ人たちは、これほどのものを建造していたとは!(直接に戦争しなくて良かった・・・)





なお、同行していた日本女性の1人が、このあたりで、見ず知らずのイタリア人男性から、
「ジャポネ?」「サムライ!」などと言われながら、突然に手にキスをされて激怒していました。
(「主人以外とはキスしたこと無かったのに!」と言ったとか、言わなかったとか・・・笑)





何度も書きますが、重機も大型クレーンも無い時代に、よくもまぁ・・・




あっ気に取られながらホテルに戻り、集合時刻にバスに乗って・・・
(イタリア車は、左ハンドルです)





到着したのが、今夜の夕食会場のお店でした。
(過去に、数多くの有名人たちが訪れた、ローマでも名店のひとつだそうですよ)





グレゴリー・ペックなど、歴代の有名俳優たちの写真に囲まれる店内では、目の前で、
ギャング風の男性店員さんたちが、まるでイタリア映画のワンシーンのように格好良く、
おいしいチーズのパスタを作ってくださいました。

(有名な「なんとかチーズ」を使った、有名な「なんとか」というパスタでしたが、忘れました・・・)





かくして、長〜〜い一日が終わり(以上がわずか1日の出来事なんですよ)、
さらに0時すぎまで、参加者の皆様とホテルのバーで飲んでから(^−^)、
心地よい疲労感に包まれて、深い眠りについたのでありました・・・






さて、翌朝も、猛烈な早起きの後(涙)、バスで(寝ながら)大移動です・・・




下の写真からおわかりのように、ここは明らかに、北海道、美瑛・富良野の地・・・
「北の国から」のテーマ曲が、聴こえてきますよね。






じゃなかった・・・下の写真の標識で判明するように、ここはイタリアでした(笑)。





ローマから高速1号線を、ナポリ方面へ90分ほど南下して、あるホテル(売店あり)でトイレ休憩。




その売店の柱には、お店の自慢と不自慢(ふだん使わない日本語ですね)が、
日本人観光客向けに、わかりやすく書いてありました。

(巻き舌のイタリアンな日本語をしゃべるイタリア人の女性店員が、店内の説明もしてくれました)





店内のバーで、(添乗員さんに会話を頼んで)冷え冷えのシェイクを注文。




店内で目立つのは、やはり、地元の特産品・ワインの数々。
特に、「キリストの涙」が有名だとか・・・





イタリアのサッカーで大活躍する日本人、長友選手のシャツも販売されていましたが・・・
(もちろん、本物の公式品であることを疑わず、心底から信じ切っていますよ、フフフ・・・)





やがて、「スパイス入ソ」と書かれた、不思議な日本語の説明文を発見・・・




さらに、「ピソ?」(?の部分の漢字らしきものは判読不可能)とは??
(もしや、「ピリ辛」と書きたいのでは・・・)





そのうえ、「??単」だの、「湯でた」だのと、奇妙な日本語が続出した末に・・・




ついに出現!

「おかしな日本語表記」、ここに極まる!! \(◎o◎)/





この日本語(らしきもの)を、何とかして必死で解読すると・・・

「すっぱささおさえた高級バルサミコ酢と
エキストラバーシ?オルの組み合わせ!
サラダ・?焼肉・焼魚etc・・・」

と、書いてあるかのように見えてくるのが不思議です・・・

(近くのナポリ大学に日本語コースがあるそうなのですが、そこの1年生が書いたのでしょうか?)


・・・というわけで、深い謎に包まれながらも、バスは再び、南下を始めました。





やがて、ローマとは大いに異なる、質素な造りの建物が並ぶ地方都市に入っていき・・・




われらのバスが到着したのは、ポンペイのお土産屋さん街。




この下記写真のお店で、優れた日本語ガイドブックを発見した私が、それを買おうとすると・・・

なんと、「ニホンジン?」と話しかけてきた店員男性が、
その本の裏に貼ってある「12ユーロ」の値段シールを巧妙に剥がし取り、
にこやかな笑顔で、「20ユーロ!」と手を出してくるのです!

つい数秒間前までは「12ユーロ」だった本が、あっという間に「20ユーロ」になり、
なんと、8ユーロもの値上げ!!

激怒した私が、英語で猛抗議しても、2名の店員男性たちは、
両手を広げて、「わからねぇな」というフリをするだけ・・・
ああ、イタリア語を話せないので、怒ることさえもできないという、この悔しさ(涙)。

そのまま怒って立ち去るべきだったのですが、その本が本当に素晴らしかったので、
泣く泣く、「20ユーロ」のお札を渡して、本を奪い取った私でした・・・(涙)(涙)

そして、その悪い店から5メートルほど離れた時のこと・・・
さすがに悪いと思ったのか(?)、その店員の1人が追いかけてきて、
何かしゃべりながら、1枚の絵葉書を、笑顔で渡してくれたのです。
きっと、「悪かったな、まぁ、そう怒るなよ」と、絵葉書をオマケしてくれたのでしょう。

ちなみに、その絵葉書を他の店で見かけたところ、わずかに0・5ユーロの品物でした。
私としては、差し引き7・5ユーロも、だまし盗られて終わったことに・・・(涙)。
(いえ、もともと、そんな絵葉書など欲しくなかったのですから、やはり8ユーロの損害ですね・・・笑)

皆さん、今度、ポンペイの遺跡を訪れたら、下記写真のお店には、近づいちゃダメですよ!





さて、長蛇の列ができるトイレ(左写真)を済ませて、遺跡の門から中に進むと・・・




そこにも、入場券を求める人々の、長蛇の列(左写真)が・・・(涙)
そして、その先にも、入場口に並ぶ人々の、長蛇の列(右写真)が・・・(涙)





しかし、われらがJTBの添乗員さんは、それらの長蛇の列に並ぶことなく、
不思議な忍法を駆使しながら(笑)、スルスルと通り抜けてくださったのです!





そこに広がっていたのは、西暦79年の夏に、背後にあるベスビオ火山の大噴火によって、
火山灰に埋もれてしまった、ポンペイの街の姿でした。





紀元前1世紀頃から、商業都市として大いに栄え、
噴火で埋もれる直前には、人口が2万5000人にのぼった、大都市・ポンペイ。
(何度も書いて申し訳ありませんが、わが日本は、まだ弥生時代の頃なのです・・・)





神殿、聖堂、浴場、市場、居酒屋、貴族の屋敷などが、整然と立ち並んでいたことがわかります。




さらには、男性客が女性と遊ぶための店が並んでいたという、秘密の路地もあり、
その路地の入口近くの地面には、秘密のお店の並ぶ方向を示す、謎のシンボルマークが・・・




やがて、ベスビオ火山を背後にした、公共広場にたどり着き・・・




焼けるような暑さの中で、ベスビオ火山の雄姿に感嘆。




ふと気づくと、綺麗な女の子が、たまたま、偶然に、写真のフレームに入ってしまっておりました・・・




さて、猛暑の中、大汗をかき、フラフラになりながら、昼食会場へたどり着くと、

そこは冷房の効いた、美しい天国のようなお店・・・\(^o^)/





7ユーロ(900円ほど)で買った帽子も脱いで、おいしいパスタに舌つづみを打ち・・・




大好きなイカの揚げ物(?)や、名物のスイカの甘さに、大満足。




店内では、ギターを抱えたオジサンが勝手に入ってきて、
「フニクリ・フニクラ」や「帰れソレントへ」など、イタリア民謡の名曲を歌い歩いては、
客に対して強引にチップを要求しておりました(笑)。





さて、ポンペイを後にして、ベスビオ火山を遠望しながら、野菜畑を北上すると・・・




そこは、名高い「ナポリ」の街・・・
(「ナポリ」とは「ネアポリス」=「ニュータウン」、つまり、日本語では「新町」ですな)

あちこちに、砲弾で穴の開いた建物が残っており、戦争の傷跡が痛々しい・・・





1282年(日本では鎌倉時代)に建てられた、「カステル・ヌオヴォ城」は、
まさに「堅牢かつ壮麗」そのもので、いかにもヨーロッパのお城のイメージにぴったり。





ナポリ市民の方々の性格は、「陽気で荒々しい」とのことですが・・・




実のところ、観光客も多いので、誰が本物のナポリ市民なのか、見分けがつきません(笑)。




やがて、バスが美しい市街地を抜けると、そこには・・・




有名な「サンタ・ルチア」の海岸が広がっており、ナポリ港の向こうには、ベスビオ火山の雄姿。
みんな、大喜びでバスを降り、歓声をあげながら写真撮影。





砂浜の無い海岸では、石のうえで、市民たち(なぜか中年男性ばかり)が、日光浴を楽しんでいます。




猛暑に便乗して、帽子売りのオジサンも、陽気に近づいて来ましたよ。




ナポリを離れたバスは、畑や牧場の広がる美しい大地を、ローマへと北上。




オリーブ、桃、サトウキビ、ブドウ、ヒマワリなどの畑に、思わず笑みがこぼれます。




ただし、日本のような「田んぼ」は、1枚も見当たらないので、「田園風景」とは呼べません(笑)。




やがて、道路標識に「フィレンツェ」や「ローマ」の文字が見えてきて・・・




今夜の夕食のお店に到着しました。
日本人の「ともこ」さんが経営する、ローマでも有名なお店だそうですが・・・





私の大好物、「トマトとモッツェレラ・チーズのカプレーゼ」や、
これまた大好きなパスタ、「ボンゴレ」も登場して、もう大満足。





さらには、超大好物の「ティラミス」に、本場の「カプチーノ」と続くに至り、
さすがの私も、昇天してしまっておりました(笑)。

もう、この極楽浄土においては、血糖値など、どうでも良いこと!! (^−^)





・・・というわけで、お店の外まで人があふれて、
ローマの夜は、人々の談笑と共に暮れていくのでありました。





私はといえば、フランスのカンヌから訪ねて来てくれた友人と、
21時に待ち合わせて、今宵もバーで一杯・・・

そして、おやすみなさい・・・

(毎晩、同じ写真で申し訳ない・・・笑)






さて、翌朝は、11時半の集合時刻まで、自由行動。
そこで、まずは、ホテルの周りの美しい街並みを散歩しながら・・・





濃厚な残存思念に満ちた、古い階段に魅了されたり・・・




市街を流れる「テレベ川」の流れに、うっとりしているうちに・・・





多くの人々が、開場前から入場を待って並んでいる、ある教会へと、たどり着きました。

そこは、なんと、かの有名な・・・





「ウソつきが手を入れると噛まれてしまう」という、
あの恐ろしき「真実の口」が存在している、
「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」だったのです!!

紀元前の古代ローマの頃から、毎日、多くのウソつき者の手を噛み続けてきたという、
その厳正なる顔と、もの欲しそうに開いた口・・・

その表情に、同行した皆は凍りつき、なかなか近づくことができません・・・





そこで、一計を案じたこの私が、無謀にも勇猛果敢に近づいて・・・

「私はこれまで、たくさんのウソをつきながら生きてきてしまいました、どうかお許しを(涙)」と、

きわめて正直に告白しながら手を入れてみた結果・・・


「なるほど、お前は確かに正直者だな、許してやろう」と声が聞こえて、

手を噛まれないで済みました(笑)。



「真実の口」に手を入れるという大試練から解放され、ほっと安心した私は、
その勢いで、ホテルの近所のスーパーマーケットをウロウロ・・・





そして、集合時刻に遅れることなく空港に向かい、
空港内の「OSAKA SUSHI」(大阪寿司)で、巻き寿司の昼食を満喫(笑)。

その後は、機内で、ローマを舞台にした大ヒット映画「天使と悪魔」を楽しみながら、
無事に、関西空港へと降り立ったのでありました。


めでたし、めでたし!!






・・・というわけで、皆さま、お楽しみいただけましたか?

素晴らしい添乗員さん&現地ガイドさんにも恵まれて、
愛読者の方々と、宝物のような思い出ができました。


今後も、何か気づいた時点で、
どんどん、コメントを書き加えていきますので、
時々、何度でも、このページをのぞいてみてくださいね。


それでは、またお逢いしましょう!! \(^o^)/



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