飯田史彦と巡る パリの3大美術館 & モン・サン・ミッシェル ( ユーロスターで行くロンドン1日観光付き )



《 第5巻 》ベイカー街 〜 ロンドン繁華街の夜歩き 〜 帰国


ロンドン塔を出て、名物の「2階建てバス」が数多く行き交う街を、
(見どころだらけなので)キョロキョロしながら移動。





ある場所で、バスを降りると、そこは・・・




「ベイカー街」の入口でした!!




たくさんの人が並んでいる建物があるので、近づいてみると・・・




おお! \(◎o◎)/

かの有名な、「ベイカー街 221 b」が!!

(名探偵 シャーロック・ホームズの事務所跡)





ホームズは、1881年〜1904年の23年間にわたって、
この場所に、探偵事務所を開いていたのですね!

※ この青いプレートは、有名人の居宅跡に、
ロンドンが公式に取り付けているマークであり、
市内の各所で見ることができます。
(個人が勝手に付けることはできません)





「シャーロック・ホームズ博物館」に入場する人々が、
長蛇の列をなして、ベイカー街にあふれています。

全世界で、「聖書の次に数多く売れている」という、
大ベストセラーの「シャーロック・ホームズ」シリーズですから、
今でも、ホームズのファンたちが、世界中から訪れるんですよ。

※ 「聖書」は、社会生活上の必要に迫られて購入した人々も多いでしょうから、
事実上、「自分の自由意志で自主的に購入した本」としては、
「シャーロック・ホームズ」シリーズが、世界一だと言われています。





博物館の入口前で、警官(もちろんモデルさん)と、楽しく記念撮影!




これが、名探偵シャーロック・ホームズ、その人!!




もうご存知のはずですが、
「ホームズ」シリーズの著者、「コナン・ドイル」(本業は医師)は、
私(飯田史彦)の小説『教授の恋』の主人公、
「湖南大郎」(こなん・どぁいるぉぅ)のモデルなのです。





博物館では、ホームズの居間&図書室も、公開されていますよ。




博物館の売店では、子供たちが大興奮で、お買い物中。

 


さりげなく、博物館の隣りに開店していた、
「ビートルズ」の専門店も、のぞいてみましたよ。


 


ベイカー・ストリートを挟んだ向かい側には、
ロック・ミュージック専門店や、お寿司屋さんも・・・

 


ホームズ博物館の目の前で見つけた、この標識は、いったい???

何の役にも立たない物体ですが、しっかりと取り付けてあるのです。
「これは何なのだ?」と、皆で、首をかしげるばかり(笑)。





バスは、にぎやかなロンドン市街を進みます。




ロンドン名物の大型タクシーが、通りを埋めていますよ。

※ 非常に難しい試験に合格しなければ、タクシー免許をもらえないため、
ロンドンのタクシー運転手さんは、みんなインテリばかりで優秀。
(合格するまでに、平均、3年以上の猛勉強が必要とのこと)





市街地の真ん中にある、広大な「リージェント・パーク」を通過。
私も、ロンドンに住んでいた頃には、しばしば散歩に来ましたよ。





おや? 「わさび」という名のお店が・・・
その下には、「 sushi & bento 」と書いてありますよ。

ロンドンでは、「寿司」だけでなく、「弁当」も流行っているのでしょうか?





やがて、正面に、ひときわ目立つ、豪華な建物・・・




おお! \(◎o◎)/

かの有名な、「ハロッズ」が!!





これこそが、世界一豪華なデパート、「ハロッズ」の店内。




店内を、一緒に、歩き回ってみましょうか。




英国名物の、「テディベア」も、たくさん。




世界中から、大金持ちが訪れますので、食品も超高級。




おや? われらが「お寿司」も、売っていますよ。

ちなみに、「いなり寿司」が、1個で、2ポンド(270円)!!

間違いなく「世界一セレブな、いなり寿司」たちの、気品に満ちた御姿を、
ありがたく「拝観」させていただきましょう(笑)。





店内に、寿司屋がありましたが・・・
なんと、店名もメニューも中国風で、職人さんも中国の御方でした。


※ 一般の英国人には、「日本」と「中国」の区別がつかないうえ、
ロンドンの寿司屋の多くは中国系の資本が経営しているため、
通常、「寿司」も「中国料理」の一種だと思われています(涙)。

(日本人だって、たとえば、ひと口に「北欧」といっても、スウェーデン、
ノルウェー、フィンランド、デンマークの区別は、ほとんど不可能ですよね)


※ ロンドンでは、とにかく「酢飯の上に何かが乗っている食べ物」を、
すべて「SUSHI」とみなしますので、
日本人が見るとビックリするような、「驚愕ネタ」が満載ですよ(涙)。





さすがは英国だけあって、「紅茶」売り場は、一番の人気!








まるで、ヴェルサイユ宮殿のような豪華な店内に、
目が回ってしまいます(笑)。







ここに並べてもらっているのは、世界一セレブなお魚たち・・・




お魚たちの姿にさえも、「気品」が漂っているような・・・






果物の売り場も、見逃せませんよ。




ここに並べてもらっているのは、世界一セレブなフルーツたち(笑)。




世界の資本主義の頂点を極める別世界に、
クラクラしながら、お店を出た私・・・

目が回って、横断歩道を渡るのも、フラフラでしたよ(笑)。





人類の歴史と文化を総合的に考慮すると、
まさに、「世界の中心」と言える大都会、ロンドン。

ガイドさんによると、
「この街には世界中のお金持ちが集まりますので、
市街一等地のマンションは、1戸だけで何十億円しますよ」とのこと!





わざわざ、2階建てのオープンバスに乗りながら、
地味〜に1階に座っている、不思議な人々も・・・





すると、突然、目の前に、

\(◎o◎)/

かの有名な、「エリザベス女王」が!!





・・・と思ったら、ポスターでした(笑)。




おお! \(◎o◎)/

今度こそ、本物のエリザベス女王がお住まいになっている、


かの有名な、「バッキンガム宮殿」が!!





世界中から集まった方々が、
宮殿を前に興奮しながら、様々な言葉を話していますよ。







エリザベス女王の「お面」を付けて、真面目な顔で記念撮影。

「お面」の売買が成立するほど、「女王」と「民衆」の距離感が近いのでしょう。
日本では、天皇陛下の「お面」を売るなど、失礼すぎることですが・・・





女王陛下の本拠地ですから、もちろん、
あの「衛兵さん」が、真面目に厳しく警護中。

(やはり、時々、動き回って、運動・・・いや、「巡回」します)





テロを警戒してか、現代仕様のガードマンも。

※ 現代仕様の方々は、くつろいだ格好で、おしゃべりしていましたよ。
その、ぬる〜い姿を、「衛兵さん」の厳格な姿と比べると、
歴史・伝統・格式・しきたりを重んじる「衛兵さん」たちが、
いかに素晴らしいお役目を果たされているのかに気づいて、
じ〜んと胸が熱くなってしまいました・・・





宮殿を離れ、「水陸両用車」の姿に驚きながら、
テームズ川方面に向かっていくと・・・




おお! \(◎o◎)/

かの有名な、「ウエストミンスター寺院」が!!





おお! \(◎o◎)/

かの有名な、「国会議事堂の時計台」も!!







我らがバスは、今回の旅で初めて、テームズ川を渡ります。




ウエストミンスター・ブリッジを渡ると、
すぐに現れたのが、今夜の宿となるホテル、
「パーク・プラザ・カウンティ・ホール」。


 


フロント前のホールは狭いですが、
まだ新築と呼んでいい、綺麗で清潔なホテルです。





今度の土曜日の午後3時には、ホテル内のレストランで、
子供向けの「ピザ教室」も、開かれるそうですよ。





エレベータに乗って、ビックリ!
なんと、珍しく、「閉める」ボタンが付いているのです。
このホテルには日本人観光客が多いので、特別のサービスでしょうか?

※ 日本人のように、すぐにドアを閉めて急ぐ習慣がないため、
英国のホテルのエレベータには、通常、「閉める」ボタンはありません。
わずか数秒間ほど待つだけで、どうせ自動的に閉まるのですから・・・





エレベータを降りて、部屋に向かうと・・・




これが、今夜の寝室。

 


パリのホテルに比べると、シンプルな造りではありますが、
余計な「能天気すぎるお姉さんの写真」などありませんので(笑)、
こちらの方が、安心して熟睡できるはず。


 

 


ミニキッチンがあり、お酒まで用意してありました。
(お酒を飲む暇など無く、倒れるように爆睡してしまいましたが・・・)


 


これが、問題のエアコン・スイッチ。
あれこれ操作しても、うまく作動せず、憤慨する羽目に・・・(涙)





チェックインを済ませると、またもやバスに乗って、夕食会場へ。




夜の19時とはいえ、まだ充分に明るいため、多くの観光客が・・・




世界トップクラスの大観覧車、「ロンドン・アイ」の雄姿も!




有名な「トラファルガー・スクエア」に近づくと・・・




かつて、フランス海軍との海戦に勝利した「ネルソン提督」の像が、
今でも、フランスの方向を向いて颯爽(さっそう)と立ち、
「攻めて来たら許さんぞ!」と、フランス海軍を監視しています。

その後ろに見えるのは、パリの美術館たちとも並び称せられる、
世界トップクラスの大美術館、「ナショナル・ギャラリー」。
(もちろん、英国内の公的施設は、完全無料ですよ)

この美術館には、「岩窟の聖母」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)、
「キリストの埋葬」(ミケランジェロ)、「自画像」(レンブラント)、
「ヴァージナルの前に立つ若い女」(フェルメール)、「ひまわり」(ゴッホ)、
「雨傘」(ルノワール)など、絵画史に残る名画がたくさん!!




※ 今回の旅で、ロンドンが大好きになった方々が非常に多いため、
そのうち、ロンドン観光ツアーの続編を、企画したいと思っていますよ。



バスは、飲食街である「SOHO」(ソーホー)地区へ侵入。






その一角でバスを降りると、夕暮れの中を、徒歩で移動。




おっ! (゜o゜)

私がロンドン在住時に、しばしば通っていた日本食店、
「TOKYO DINER」(トーキョー・ダイナー)が、
今でも立派に営業中。

この店は、九州出身の日本人が経営なさっているので、
本物の日本食メニューが楽しめるんですよ。

私のお勧めは、シンプルに、「カレー」です(笑)。

海外で「カリー」(カレーのこと)というのは、
日本でいう「スープカレー」に近いものであり、
日本独自の「とろみ」の強いカレー・ルーは、
海外では、めったに食べられないのです。

(海外からの留学生たちは、日本式のカレーを食べて、
「これはシチューです!」と驚いていましたよ)




ふと見上げると、そこには、
「賞をもらったゲイ・バー」という看板のお店が!

「世界ゲイ・バー大賞」でも、受賞したのでしょうか?





こ、これは!?

日本の横浜、神戸、長崎などにもある、「中華街」のシンボル・ゲート。





ここが、今夜の夕食会場だそうですよ。

「インペリアル・チャイナ」(皇帝の中国料理?)と自称するくらいですから、
かなりの高級店に、違いありません。


 


さっそく、フカヒレのスープが出てきたと思うと・・・




有名な「ペキン・ダック」をはじめ、
高級料理のお皿が、続々と登場!

決して「グルメ」(美食家)ではなく、
ふだんはコンビニの食べ物で満足している庶民派の私は、
高級宮廷料理「ペキン・ダック」の食べ方を知らず、
大恥をかくことに・・・(涙)





みなさん、「豪華すぎて食べきれない!」と、
ビックリ仰天なさっていましたよ。

これだけの豪華な料理を、日本の中華街で食べたなら、
1名あたり2万円以上になるでしょうか。

ロンドンの中華街は、おいしくて安いことで有名ですが、
これほどまでとは・・・





大満足で飲食街を抜けた我々は、腹ごなしを兼ねて、繁華街の散策に出発。






この街では、世界中から集まってきた、
様々な民族の方々と、すれ違うことができますよ。





おお! \(◎o◎)/

かの有名な、ロングランの世界記録を更新中のミュージカル、

「レ・ミゼラブル」の常設劇場が!!





「ジャパン・センター」では、「たこ焼」も売っていますよ。




どちらを見回しても、とにかく、建物が美しいんです!




世界最高級のショッピング街、「リージェント・ストリート」の入口。






この「リージェント・ストリート」の美しい曲線が、
かつて流行した、「リーゼント」という不思議な髪型を生んだのです。




これらの光景は、シャーロック・ホームズが活躍した時代から、
変わっていないそうですよ。

ただし、当時は、タクシーやバスではなく、
たくさんの「馬車」が走っていましたが・・・





ロンドンの市街地が、裏通りまで含めて美しい理由の一つは・・・
「電線・電柱」が存在しないからなのです!!





ロンドン名物の黒い大型タクシーと、赤い2階建てバスが、
絶妙なコントラスト(対比)を見せて、さらに街を美しく演出。






かわいいケーキ屋さんが、22時を過ぎても営業中。




さて、ロンドンの中心である、あの場所に向かってみましょうか。




この信号を超えると、あの場所が・・・

「世界の中心都市」と呼ばれるロンドンの、そのまた中心ですから、
この場所こそ「世界の中心」だと表現しても、過言ではありません。





ついに、やって来ましたよ・・・




おお! \(◎o◎)/

「ピカデリー・サーカス」の「エロス像」に到着!!





「エロス」というのは、「愛」を意味する哲学用語ですから、
男性諸氏は、勘違いしないように(笑)。





「小さな大英帝国」と名づけられた、
ユーモアあふれるお土産屋さんでお買いもの。





おや? ここは、まさか・・・




おお! \(◎o◎)/

かの有名な、「オペラ座の怪人」の常設劇場が!!





主演の「クリスティーヌ」を演じる女優さんは、
「現時点での若手女優の世界第1位」ですから、
さすがの美貌ぶりですねぇ・・・
(当然、歌唱力も抜群でなければ、この地位には就けません)

※ 現在、世界一の歌手と言われる「サラ・ブライトマン」さんは、
この「オペラ座の怪人」の、初代クリスティーヌ女優なんですよ。





さすがに歩き疲れてきたので、
タクシーを拾って、ホテルに戻ります。
(1台あたり、後部座席だけで、5名まで乗車可能の広さ)





なぜ、ロンドンのタクシーは、これほど広いのかといえば・・・

超福祉国家なので、「車イスが楽に乗れる広さ」でなければ、
営業を認可されないからなんですよ。





夜のテームズ川の岸辺では、
巨大な「ロンドン・アイ」が、七色の輝きを見せてくれます。

(その右下の青白く見える建物は、「ロンドン水族館」)





新築の綺麗なホテルも、美しくライトアップされていますよ。




ホテルの自室の窓から見下ろすと、
深夜23時すぎだというのに、「洗車業」のお兄さんたちが、
忙しく働いています。

(高級車・大型車の多いロンドンでは、「洗車」で生活できるんですよ)





午前0時過ぎにベッドに入ったかと思うと、
5時には起床して、ホテルが用意してくれた、
携帯用の朝食パックで、朝ごはん・・・

6時には、チェックアウトしてバスに集合ですから、
レストランで朝食をとる時間が無いのです(涙)。




ほら、見てくださいよ!

6時過ぎには、もうバスに乗っていたという証拠写真を(涙)。





早朝のロンドンを、バスは一路、空港へ。

(多くの方々は、車内で爆睡中)







さすがに、まだ、ほとんど人は歩いていません・・・
写真左下の男性2名は、酔っぱらっていたので、パブで夜明かししたのでは?





ウエストミンスター寺院の神父さんたちは、
「朝の御祈り」の最中でしょうか?





ヒースロー国際空港に到着すると、
パリ行きの飛行機に、乗り換えます。







おや? 空港内に、「ハロッズ」のお店が!

「ええ〜っ! (゚o゚;) 昨日、必死で探して、長時間並んで買ったお土産が、
みんな、この店にそろってる!!」 (>_<)

と、ガックリする方々も・・・
(あまりにもお気の毒で、決して笑えませんでした)





空港のロビーの中だというのに、
お寿司らしき食べ物のお店があるので、近寄ってみると・・・





おお!

こんなところに、立派な海産物が、ずらり・・・




なんと、カキまで食べられますよ!




私の目の前を、悠然と通り過ぎて行った、この男性・・・
広い世界には、様々な衣装の民族が、いらっしゃいますよねぇ。

(日本人の「チョンマゲ」も、かなり奇妙なヘアスタイルですが・・・)





パリ行きの航空機が出発するまで、ラウンジで一服。




これが、パリ便の機内。
所要1時間40分ですから、この座席ならば充分です。

※ 郊外に位置する空港への移動時間や、ロビーでの待ち時間などを考慮すると、
ロンドンとパリの市街地に用事がある場合には、
ユーロスターで列車移動する方が、はるかに短時間で便利なんですよ。

(私自身も、ロンドン在住時には、ユーロスターを活用して、
パリの日帰り観光&短期滞在を、ずいぶん楽しんだものです)

 


わずかな飛行時間ですが、朝食?が出てきましたよ。
朝から「マカロン」を食べられるとは、贅沢ですねぇ(笑)。





フランス上空に入ると、かなりの低空飛行。




広大な大地に点在する村や集落が、よ〜く見えます。






窓の下の観察が楽しすぎて、目を離せません!






車窓・・・ではなく、機窓?の風景を楽しんでいるうちに、
パリ郊外の、「シャルル・ド・ゴール空港」に到着。




 


すぐに、関西空港行きの便へと、乗り換えます。






これが、今回の私の座席。
往路の個室感に比べると、かなり、普通の座席ですね。





とはいえ、足を延ばして、ゆったりできるのは、大助かり。




おおっ!
私の席から、操縦席の内部が丸見え!! \(◎o◎)/

もしも、私が悪い奴だったとしたら・・・
と考えると、かなり心配になってしまいます(涙)。

私が善人で、良かった良かった!(笑)





パリの空港を離陸し、まずは、ドイツ上空へ。

 


まず、飲み物と、「OTSUMAMI」(おつまみ)が配られます。






乗務員さんの動きが、どんどん、慌ただしくなって・・・




今度は、こちらの飲料メニューが・・・
どんな飲み物も、(お酒も含めて)飲み放題!

どこかで読んだ、スポーツ関係の雑誌に書いてあったのですが、
元・横綱の「曙」(あけぼの)さんが、
飛行機の中でお酒を飲みすぎ、
「もう、酒類が全く残っておりません」と、
乗務員さんから断られたことがあるそうですよ(笑)。





ワインもシャンパンも、詳しい解説文が付いていますよ。




そして、これが、ランチ・メニュー。






我らが機体は、デンマークの「コペンハーゲン」上空へ。




すると、まずは、「前菜」から。

※ 写真右上の赤いプラスチック容器には、
「塩」と「ペパー(こしょう)」が入っています。

真ん中の下部に鎮座しているのは、
世界3大珍味の1つ、「フォアグラ」。

ただし、私の場合は、血糖値の専門医さんから、
「フォアグラは脂肪の塊だから食べちゃダメ!」と禁じられており、
泣く泣く、隣人に差し上げましたが・・・(涙)





サーモンの美味しさに満足するうちに、
わが機体は、フィンランドの「ヘルシンキ」上空へ。





すると、メイン料理が登場。
メニューを確認しても、この物体が、どの料理に該当するのか、
最後まで、わかりませんでしたが・・・(笑)





そのうち、わが機体は、順調に、ロシア上空へ。




トイレに向かう道中には、次に配る、
デザート類&飲料類が、準備してありましたよ。


 


やがて、乗務員さんが、それらを配り始めたので・・・




思わずデザートの写真を撮ると、乗務員のおばさんから、

「あなたは、ジャパン・エアライン(日本航空)のスパイですか?」

と、英語でジョークを飛ばされて、お互いに大笑い!

こんなものを嬉々として撮影するなんて、
よほど奇妙な客だと思ったのでしょうね(笑)。





さらに、フルーツとコーヒーも登場!




そのうえ、ハーゲンダッツの高級アイスまで配られて・・・




カップヌードル、果物、お菓子も、勝手に食べ放題となると・・・

 


またもや、帰路も、

空飛ぶ「養豚場」状態!!(涙)

\(◎o◎)/






苦しいお腹を抱えながら、ふとモニターに目をやると・・・

おお!

かの有名な、シベリアの「バイカル湖」の上空ではありませんか!


 


照明が消され、暗くなった機内で、
ふと気になって、窓の外を眺めてみると・・・





おお! \(◎o◎)/

数え切れないほど光輝く、満天の星が!!

※ 写真では、そのうち3つの星を、拡大してみました。





感動のあまりに、眠るのを忘れて、窓外を見つめていると・・・

しだいに空が明るくなって、夜が明けてきましたよ!





ほとんど眠れないうちに、照明がついて、「朝食」?のお時間。

 あれ?

さっき食べた食事メニューには「ランチ」と書いてあったので、
「夕食」が、どこかに飛ばされたような・・・





いつの間にか、日本の上空へと、戻ってきていましたよ。

※ 「四国」のことを、「Sikok」と書いてあるのですが・・・
最後の「u」が抜けているのは、単なる誤植でしょうか?(笑)

 


操縦席のドアのカーテンには、「進入禁止」の標識が・・・

機内に潜入しているテロリストたちも、この標識を見せられては、
さすがに、操縦席への突入は、断念するしかありませんねぇ(笑)。





気がつくと、機体は瀬戸内海の上空・・・
岡山県あたりの、美しい海岸線が、よ〜く見えていますよ。


 


ついに、戻って来ました、関西空港!

みんな、無事で良かった!!(涙)





皆さん、ラクダに乗っては、いけません!!




日本国への入国審査を受けたら・・・




今度は、JRのホームに移動し・・・




京都行きの、特急「はるか」に乗車。




わが京都まで、75分で直行してくれるという、この便利さ。




関西空港は、瀬戸内海に浮かぶ「人工の島」なので、
本州に上陸するためには、橋を渡らなければなりません。







さて、窓のカーテンを閉めて、
わが京都まで、爆睡するとしますか・・・

おやすみなさい・・・

zzz・・・






・・・というわけで、めでたく京都の「光の学校」に戻ると、
今回の旅に参加くださった仲間たちから、
次のような感想メールが、続々と届き始めましたよ。

(プライバシー部分を削除し、読みやすいよう改行を増やし、
改行後の1文字目を空けた以外は、そのまま掲載いたします)


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 先生、旅の最後にご挨拶もしないままになってしまい、申し訳ありませんでした。今回のパリ・ロンドン旅行、本当に素晴らしかったです。何度も涙を抑えるのに大変な思いをした程、感動の連続でした。

 
モンサンミッシェルのキリスト像を見た時には、なぜか涙が溢れてきたり、美術館に入った時には、絵のパワーに圧倒されて、全身が感動で包まれるような、不思議な感覚に、自分でも驚きました。

 
先生が紹介してくださった絵の中で、私が特に素晴らしいと感じたのは、とても繊細な「レースを編む女」、観ていると、優しい気持ちが溢れるような、「羊飼いの少女」、「ピアノを弾く少女たち」でした。私は、自分が絵を鑑賞して、このように感動できるとは、思ってもいなかったので、不思議で、とても嬉しかったです。先生と同じ空間で鑑賞することができたので、こんなに感動したのでしょうか・・・。

 
パリ最終日、沖野さんの素晴らしいピアノは、思い出しても泣けてくる程、感動しました。沖野さんの華奢な身体から、あのように力強く、素晴らしい音色が作り出されることを不思議に感じながら、また、沖野さんのこれからの人生を応援したい気持ちでいっぱいになりました。難曲を弾き終えた後の、沖野さんの素敵な笑顔は忘れられません。輝いていましたね!!

 
私にとってパリは、感動と幸せな思い出が沢山詰まった、特別な街になりました。

 
最後に訪れたロンドンは、着いた時から大好きな街になりました。先生が、なぜロンドンに連れてきてくださったのか、わかったような気がします。ロンドンは、滞在が1日とは思えないような親しみのある街に感じられましたし、ぜひ、また訪れてみたいと思える街です。

 
行きの飛行機の中で、初めて、シャーロック・ホームズを読んでみたのですが、面白い本ですね。先生とホームズは、とても似ているように感じました。まだ一冊も読み切っていませんが、ホームズ博物館も訪れることができ、とても親しみをもって読むことができそうです。

 
今回の旅で、参加者の友達とも交流することができ、本当に充実した旅になりました。特に同室の**さんとは沢山話をし、沢山笑って、お部屋でも、2人でいることを忘れる位、気を遣わずに過ごせたのは、とても不思議な感覚でした。

 
今回の旅も、先生の愛情を沢山感じられた旅になりました。私達が、沢山楽しめて、気付いて学べる、これからの人生を生きていく糧となるような、素晴らしい旅を全力で考え、連れていってくださり、本当にありがとうございます。想像もできなかった程の、素晴らしい6日間でした。まるで、大冒険を終えたような気分です。そして、新たな冒険への力をいただいたような、旅になりました。

 私は、帰りの飛行機の中では、先生のコンサートを聴きながら、気持ち良い、心地良い歌声に、ウトウトを繰り返していると、いつの間にか、到着していました。

 この旅に来て、なぜだか、人生が、本当に素敵なものだと感じました。これからも、様々な経験をして、学んでいきたいなぁという気持ちになり、とても幸せです。先生、本当に、ありがとうございます。


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 先生、こんばんは。夜分のメール、失礼いたします。長旅のお疲れ、体調はいかがでしょうか。

 
この度は、パリの3大美術館&モン・サン・ミッシェル、ロンドン市内観光の素敵な旅を、ありがとうございました。パリやロンドンは、私が若い頃から、行ってみたいと夢見ていた憧れの街でしたので、このような形で実現することができて、とても満足しています。短い時間ではありましたが、自分が実際に、美しい街並みや風景に溶け込み、歴史を目の当たりに感じる事ができ、より一層、感性が磨かれたように思います。

 
その一つに、パリの3大美術館では、貴重な本物の絵を、鑑賞することができました。長い歴史の中、たくさんの人の心を掴んできた絵を、実際に自分の目で確かめる事ができました。絵を見つめる事で、一瞬でもその画家達と繋がったようで、とても不思議な感覚でした。今考えるだけでも信じられない思いです。

 
先生は、その絵に込められている画家の思いや、絵が描かれることになった背景を、事前に予習をしてから鑑賞することが大切だ、と教えて下さいました。ただ、好奇心と興味だけで体験を得ようとするだけでは、満足感は一瞬で終わってしまい、深い感受性を得られる事ができませんし、意味を見出す事ができません。物事(絵を描くこと)を実現しようとする、それまでの過程(努力)が重要であり、それらの行動から価値を見出す事の大切さを、学べたと思います。

 
沖野真理子さんのピアノリサイタルでは、素晴らしく、感動的な時間を過ごす事ができました。難病に負けず、このリサイタルの為に、ご自身の体調を調整しながら練習をされてきた事、頭が下がる思いです。沖野さんの演奏する姿に体がしびれ、窓のスクリーンの隙間から見えるパリの空と、響き渡るピアノの音に心が震えました。

 
ロンドンの街の観光は、たった1日の滞在だったにもかかわらず、倍以上の時間を過ごせたような、充実した時間を楽しめました。街で、たくさんの人種の方々とすれ違い、たくさんの容姿をみて、たくさんの言葉を聞きました。形にはまらないで、柔軟な考え方や、捉え方をするようにしようと思い、少し気持ちに余裕が出て、楽になったような気がします。

 
そして、何よりも、今回の旅でご一緒した方々と出会えた事が、とても幸せで、自然体でいれました。恥ずかしいのですが、今も皆さんと過ごした時間を思うと、寂しくて涙がこみ上げてきます。でも、心は繋がっていると信じ、またいつか、会える日を心待ちにしようと思います。

 
旅行に参加するまでは、あれこれと悩みましたが、「後の事は心配せず、とりあえず参加してみましょう」と、先生のお言葉を信じて決意し、この旅行に参加できて本当によかったと思っています。

 
シャルルド空港で、乗り継ぎの為、お別れをする事になった際、十分にお礼の挨拶をする事ができませんでしたので、メールをさせて頂きました。お礼を、直接お伝えする事ができず、申し訳ありません。先生には、感謝しきれないほどの思いでいっぱいです。一生の宝物を、ありがとうございました。


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 素晴らしい旅、素晴らしい時間を、本当に有難うございました!

 モンサンミッシェルの迫力と凛々しさ、想像以上でした。潮風に吹きさらされ、周りを広大な粘土質の浅瀬に囲まれた、あの土地・場所に建つからこその一層の神秘。そこに行ってみなくてはわからないことがあると、痛感しました。

 そういえばモナ・リザは、イメージしていた柔らかさよりも、引き締まった表情で、過酷な史実をはるかむこうに見ているような、なんとも言えない深みでした。ルーブルの壮大さに圧倒されつつ回ったオルセー&オランジュリーは、印象派大好きの私には夢の時間!!!

 そして、沖野さん渾身のピアノの音色に、魂が揺さぶられました! 圧巻のラ・カンパネラ! 語彙の少ない私には、とにかく凄い!としか表現しようがありません。もう口では言えない、波動とか生命力とか、そういう類いのエネルギーが強烈に差し込んでくるような、本当に渾身のピアノを有難うございました!

 ロンドンもパリも、溜め息が出そうな街並みで、瞬きする時間がもったいないくらい。こんなリッチな盛り沢山の行程が、どれも絶妙なタイミングで特等席状態で味わえるなんて、飯田先生マジックが炸裂しっぱなしの6日間、間違いなく今生のベストメモリーです!

 飯田先生、日々お忙しいなかで素晴らしい旅を企画してくださり、本当に有難うございました!


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 無事に、暑い暑い**に帰ってきました。ホッとした気持ちと、旅行が終わって寂しい気持ちもあります(涙)。

 初めての海外旅行で、色々と不安もあったのですが、思い切って参加して本当に良かったです。今もまだ夢から覚めやらず・・・現実への切り替えがなかなか出来ません(笑)。海外を体験したことで、日本の良さなど新たな発見がありました。先生が言われたように、広い世界を見ると、目の前の些細なことなど、どうでもよくなりますね(笑)。やはり、人生観が変わったように思います。

 今回、2つの国を訪れ、その国々の文化や歴史を知って、とても勉強になりました。すべてが美しく、圧倒されっぱなし・・・おとぎの世界のようでした。ロンドンは、親しみを感じ、いつの日か、またゆっくり訪れてみたいと思いました。

 沖野さんのビアノ演奏も、とても感動的で、どんな状況の中でもあんなに心のこもった素晴らしい演奏をされるので、さすがプロだと思いました。先生の選曲も、お見事だと思いました。

 今回先生と過ごさせて頂く中で、皆を楽しませるために、資料作成などの準備から、当日の気遣いやご配慮、そして、おそらくこれから、たくさんの写真を編集され、旅行記を作成されると思いますが、イベントの裏には毎回、大変なご苦労があることを実感しました。ホームページもこれからは、今よりさらに有り難く拝見すると思います。

 信頼できる皆様と一緒に、「安心・安全・充実」のツアーに参加できて、本当に幸せでした。たくさんの方と知り合うことができ、「またいつか逢いましょう!」と、笑顔でお別れしました。すべてが一生の宝物になりました。これも、先生を初め、スタッフの皆さん、そしてJTBの方々のお陰と感謝しております。本当にありがとうございました。m(._.)m

 予習の大切さを学びましたので、夢から覚めたら、旅行の復習をし、仕事にも活かしていきたいと思います。次回、いつお逢いできるか分かりませんが、先生、どうぞ、お体を大切にされてください。お疲れのところ、長くなり、申し訳ありません。まずはお礼まで。


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 今回のフランス&イギリスツアー、盛り沢山で、とても楽しかったです。

 絵や建物が好きで、写真や地元の美術館では見ることはありましたが、本物をまじかで見て、やはり美しさ、きらびやかさ、迫力が全然違いました。 絵の大きさも想像していたものと全然違って、とても小さくて緻密な細かい筆づかいに驚いたり、90メートルもの長さの壮大さに驚いたりしました。

 また今までは、ただ何となく、好きだなぁとか、素敵だなぁとか思っていましたが、飯田先生や説明スタッフから詳しい解説を聞き、時代背景や登場人物、絵としての文化の変遷 、裏話など聞けて、芸術鑑賞の仕方を教えてもらって本当に楽しかったです。知識があるかないかで、楽しみ方が何十倍にもなるのだとわかりました。また、フランスのはるかかなたまで広がる田園風景を見て、ミレーの絵はフランスの風景そのままだったんだな、と感動しました。

 イギリスのイメージも一新しました。普段、新聞やニュースで聞いていると、イギリスはほとんど出てこないので、あまり印象がなかったのですが、実際行ってみて、目から鱗でした。世界の中心ともいえる、すばらしい国だなと感じました。できることなら、住んでみたいです。街の一角全体と言う位の大きなデパートでは、別世界が広がっていて、こういうところで買物するような人生もあるのだな、こういう華やかな人生を夢見ることも、あってもいいのかな、と思いました。 夢は大きく果てしなくです。(笑) 自宅に戻って、夫に写真を見せながら説明したら、凄く喜んでくれて、話も弾み、いつか一緒に行こうねと話をしました。

 沖野さんの演奏は、すごく迫力があって、ピアノを愛する情熱が炎のように感じられて、ドキドキしました。メドレーも、知っている名曲ばかりで、一緒に歌いたい位でした。

 ここまでの旅行を練ってくださるのに、先生やJTBスタッフさんが、どれほど手間ひまをかけて下さったのかと思い、ありがたい気持ちでいっぱいです。すばらしい経験をさせて下さって、芸術の楽しみ方も教えてもらって、本当に参加できてよかったです。先生は、いつも私の想像をはるかに超えたものを提供して下さって、私は本当に幸せ者だと思いました。なんてラッキーなのでしょう!

 知り合いもたくさん出来て、たくさんお話も出来て楽しかったです。 今後ともどうぞよろしくお願いします。

 今日からの仕事、たくさん歩き回って体は疲れが残っていましたが、心は満ち足りて元 気100倍で再開できました。がんばるぞーと思っています。先生、企画して引率して下さり本当にありがとうございました。


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 ロンドン・パリツアーに参加させていただきました、****です。

 世界遺産の歴史的建造物・著名な絵画・沖野さんのピアノリサイタル・各地名産の食事 ・大都市や田園の風景・・・など、「学びとエンターテイメントのてんこ盛り」のツア ーでした。こんなに色々な要素が凝縮された旅行は、一生の中でもなかなかできない、本当に思い出に残る旅になったと思います。

 先生のイベントに参加すること自体が初めてだったのですが、周りの方から声をかけていただき、短期間で皆さんと、多少なりとも馴染むことができたように思います。

 旅行中に考えたことはいろいろありますが、絵画で感じたことを書きます。先生がピックアップされ、2日目に鑑賞した作品群は、当時の斬新な技法が用いられているだけでなく、テーマもそれ以前とは異なる挑戦的なものであったことが、良く分かりました。ミレーの「晩鐘」「落穂拾い」「羊飼いの少女」は、恥ずかしながら、夕暮れの田園と農夫の姿を描いた、のどかな絵だと思い込んでいました。解説をうかがって、今までとは全く違った絵に見えました。

 ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」も、教科書で見たことのある有名な絵ですが、実物を目前にして絵の全体が見え、足元に横たわる無念の同志の姿を描いている時に、どのような気持ちで筆を運んだのか、と想像すると、この絵を描いたときの画家の強い思いが伝わってくるように感じました。

 自分の場合は、ビジネスマンとしての仕事に置換えて考えてしまいますが、新たなものに挑戦する姿勢、その裏にある強い意志といったものに、なにか勇気づけられる気がしました。

 この旅行中、時間的には寝不足気味だったはずですが、なぜか三晩とも普段より深く眠れ、旅行前より体調・気力も高まったのではないかと感じます。 また日程が合いましたら、イベントに参加させていただこうと思います。ありがとうございました。


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 こちらは連日の酷暑で、涼しくて快適だったヨーロッパと比べると、天国と地獄のようです(涙)。この夏は避暑地で過ごすことができ、贅沢なものを観て食べて、本当に幸せな夏だったと改めて思いました(笑)。

 帰国後一週間が過ぎましたが、旅行についての思い出が尽きません。初めは、外国人を見ると緊張しましたが、笑顔で挨拶すると笑顔で返してくれる、ということを知ると、それだけで、触れ合えた喜びを感じることができました。また、話しかけられたときもジェスチャーを交えて話をすると分かり合えたり・・・「やればできるんだ」と、違う自分に出逢えたような気がしました。

 参加者の皆さん同士で、先生との出逢いなどについて話されていましたが、いろいろな事情を抱えながらも、明るい(明るくなった)方が多いと感じました。皆さん、先生のことが大好きで、少しでも一緒にいて話をしたいという想いが、よ〜く伝わってきました(笑)。私は先生の後ろ姿を見ているだけで満足(笑)・・・先生が参加者の皆さんをリードしながら進まれたり、時々、全員が揃っているか確認し、一番後ろからついてこられることもありました。そういった何気ない目配りも、すごいなぁと改めて感銘を受けました。

 また、自分の行動のひとつひとつは、個人としてだけではなく、外国人はすべて「日本人」として捕え、印象付けられることを、先生の言葉から気づかせて頂きました。これが、海外にいるということなのですね。

 シャーロックホームズ博物館の前に立っていたとき、若い日本人の男性に話しかけられました。一人旅をされてるようで、突然話しかけてすみませんと、とても礼儀正しい方でした。私も、もっと若い時に海外に行っていたら、英語にももっと興味が持て、一人で地図を見ながら旅行するという積極性も身についたのかなぁと、羨ましく思いました。

 ハロッズでは、一人で店に走り込んだので、迷子になり、泣きそうになりました。落ち着いたらどうってこともないのに、子供みたいに幼い自分が恥ずかしくなりました(-_-;)。

 今回の旅行で「本物」と出逢い、肌で感じることで、その魅力を知り、感性が磨かれた気がします。教養を高めるってことは、自信にもつながるのですね。

 先生はホッとされる暇もなく、お忙しい毎日だと思います。分かっていながら、夏の終わりの寂しさを感じ、長々とメールしてしまいました。いつも多くの方々のために、いろいろとありがとうございます m(._.)m。くれぐれもお体を大切にされてください。


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 飯田史彦先生、こんばんは。 パリ&ロンドンの、夢のようなツアーの企画・準備から解説・引率に至るまで、本当にどうも有り難うございました。本当に、これでもか!、というほど盛りだくさんで、本当に充実しきった4日間でした。

 パリがおしゃれで軽い雰囲気なのに対して、ロンドンは、いかにもビジネスの街らしい颯爽とした活気が感じられ、同じヨーロッパでも、これほど雰囲気が違うのかと大変驚きました。
 ロンドンは、まさに人種のるつぼ! 250もの人種が暮らしているとのことですが 、全ての人が、それぞれにその人らしく生き生きしている感じが印象的でした。

 ツアーでは、詳しくて分かりやすい鑑賞絵画の解説資料まで作成してくださり、ありがとうございました。(まさか、先生がそこまで御準備されていたとはびっくりです!) 先生から、直接に詳しい解説をしていただいたおかげで、これまでとは全然違う深さで絵の鑑賞ができました。 歴史は得意ではなかったのですが、絵画に当時の歴史情勢が表現されていると思って鑑賞すると、視点が変わりますね! 絵画の美術史の中での位置づけやその特徴、画家の思想までもが理解できて、今回のツアーで、一気に教養が深まった感じです。

  ピアニストの沖野真理子さんのリサイタルも、本当にすばらしく、セーヌ川のほとりで、 通りを歩いているフランスのみなさんにも聴いていただいて、この感動を一緒に味わっていただきたい!、と思ったほどでした。演奏を終えられた時の、沖野さんの光り輝く笑顔が忘れられません。(翌日、沖野さんに伺ったら、ツアー中も、超難曲のリストのカンパネラ演奏のことばかりが、気がかりだったとか。「今日からが本当の観光です!」と、うれしそうに仰っていたのも印象的でした。涼やかに見えても、裏ではやはり大変な努力をされているのですね。)

  添乗員さんも、とても親切で感じのよい方ばかりで、細やかに対応して下さり、また、毎回のガイドさんも本当に詳しいベテランの方ばかりで、毎日、本当に安心して楽しくすごせました。

 ツアーに参加して、毎日たくさんの観光スポットを楽しんだ上に、教養も深まり、文化の違いも肌で感じ、しかも同じ生きがい論に共感したツアー仲間とも楽しく交流ができ、 こういうツアーは本当に飯田先生オリジナルだなぁと、今更ながら感謝の気持ちでいっぱいです。 飯田先生は、ツアー中にたまりにたまったお疲れできっと寝込んでおられるのでは・・ と思います。どうぞゆっくりお休みになって、身体を十分休めていただきますようお願い申し上げます。

 私は、今回のツアーの楽しい思い出を胸に、より自分自身価値ある学びができたといえるように、明日から気持ちを新たに精一杯頑張ります。未熟でご心配かけてばかりですが、次にお逢いした時は、少しは成長した姿をお見せできたらと思います。猛暑が続きますが、どうぞご自愛ください。

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皆さま、お楽しみいただけましたか?

\(◎o◎)/


締めくくりに、名探偵「シャーロック・ホームズ」氏からの伝言を・・・

「そこの君・・・さみしい時、つらい時には、いつでも何度でも、
この学びに満ちた旅行記に遊びに来て、元気になってくれたまえ!!」



※ 私には、ホームズ氏からの伝言を、皆様にお伝えする資格が、
ほかの誰よりも、あると思うんですよ。フフフ・・・



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さて、私自身の状況はといえば・・・

旅から戻ると、2キロも体重が増えてしまっており・・・

深〜く、反省いたしておるところでございます(涙)。





上の写真を一目見れば、
私の太り具合と反省状況を、リアルなビジョンとして、
おわかりいただけることでしょう(笑)。


おそらく、「養豚場」状態であった機内において、
往路で1キロ、帰路で1キロ、
合わせて2キロに達したものと、推察できますが・・・

恐るべし、エールフランス・・・(笑)




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