《 第3巻 》ノイシュヴァンシュタイン城
おお!
眼前に迫りくる、あの山脈こそ・・・
あこがれの「アルプス山脈」!!
(さり気なく手前に建つ、白い教会も素敵ですね)
おお!
あこがれの、あのお城が、すぐそこに!!
(写真中央の山腹にそびえ立つ、大きな建物を、お見逃しなく)
まずは、入手した地図を頼りに・・・
専用のシャトルバスで、山道を登ります。
バスから降りて、さらに山道を登ると、歓声を上げる人々の姿・・・
なるほど、深い谷にかかる、この橋が、展望台になっているのです。
そこで、橋の上に立ってみると・・・
おお! これは!!
\(゜ロ゜)/
夢にまで見た、あこがれの「ノイシュヴァンシュタイン城」!!
\(^o^)/
「新しい白鳥の石城」という意味の名前にふさわしい、優美な御姿。
大きな2つの塔を、拡大してみましょう。
お城の向こうには、豊かな緑の大地が、はるか彼方まで広がっています。
眼下の城下町は、ロマンティック街道の終点であり、
アルプス超えの宿場町として栄えた、フュッセン。
ツアーガイドさんによると、世界的なアンケート調査の結果、
この「ノイシュヴァンシュタイン城」が、
「訪れてみたい観光地」の「世界第1位」に輝いたそうですよ。
(ちなみに、アメリカの旅行誌が行ったアンケート調査によると、
「世界の中で、ぜひ訪れてみたい町」の「第1位」として、
日本の「京都」が、調査史上初めて選ばれたのだそうです!)
展望台となっている橋を離れて、今度は徒歩で、
お城への道を下って行きます。
ようやく、お城そのものに到着!
お城の案内図を見ながら、城内での行動計画を、入念に予習。
(実際には、間違えようのない、一本道の観光ルートでしたが・・・笑)
最高の好天にも恵まれて、幸せ感に満たされる、参加者一同・・・
感動のあまりに声も出ず、みな無言で、ただお城を見上げています。
ガイドさんから配布された、入城チケット。
さあ、いよいよ、城内に突入するぞ!
いつの日か、この門をくぐってみたいと、
子どもの頃から、願っていた私・・・(感涙)
おお! おお!
(もはや、感嘆詞しか出てきません・・・)
ついに、城内へと、攻め登ることに成功!(笑)
ただし、実際にお城の建物に入るためには、この場所で、
チケットに記載されている、自分の順番まで待たなければなりません。
私は、「438」のチケットを持っていますので、
幸いなことに、あと3分の辛抱で入れることが判明。(^−^)
(観光客の多い8月には、入城チケットが早々に売り切れてしまうため、
せっかく来たのに入れなかった人々が、泣く泣く帰っていくそうですよ・・・涙)
せっかく天守閣(笑)まで攻めのぼったにもかかわらず、
建物の内部は「撮影禁止」になっているため、
当然ながら、お見せできるものがありません(涙)。
実際には、城内に造られた豪華な部屋の数々を、
「おお〜!」と感嘆しながら観察。
(教会ではないため、「拝観」したわけではありませんよ・・・笑)
ただし、観光コースの最後にある、「台所」からは撮影OK。
そこで、せめてものお詫びに、台所風景(左写真)をご紹介しますね。
(右の写真は、お菓子を作るために使われた「型」だそうですよ)
これは、台所の責任者(料理長?)が、献立のアイデアを練った部屋。
机の上に見えるのは、「本日の献立表」でしょうか?
台所から出て、城外に抜ける途中には、謎の「薄暗い小部屋」が・・・
フフフ・・・
(これ以上は、決して文字にできません)
明るい場所に出て、ほっとしながら窓外に目をやると・・・
おお!
美しくも峻険(しゅんけん)な、アルプスの頂(いただき)が!
(10年ほど前に、マッターホルンやモンブランを見に行ったことはありますが、
天気が悪すぎて、ほとんど何も見えませんでした・・・涙)
売店の手前の資料室で、建設中の写真を発見!
日本の明治時代の頃に建てられた、かなり新しいお城ではありますが、
それにしても、こんな山の上に、よくもまあ、これほどの建造物を・・・
(命じた王様よりも、建てた大工さんたちの方を、尊敬してしまいます)
売店にて、5分間ほど物色した結果・・・
美しいポスター(左写真)と、詳しい解説書(右写真)を購入。
城下に降りて、山小屋風のレストランに入り、陽気に昼食。
謎のサラダの後は、意外に美味しかったロールキャベツと(ただし賛否両論あり)、
(もちろん今回も出ました)ジャガイモ料理。
さらに、謎のパイ風(?)デザートも。
えっ? 味ですか? う〜ん・・・
大満足でお城を後にした我々は、
再びバスに乗って、ミュンヘンのホテルへ。
途中の田舎道では、おじいさんの運転するトラクターに同乗して、
ご機嫌でお菓子をほおばる、小さな男の子を発見。
女性たちは、「きゃわいい〜!」と大騒ぎでしたよ(笑)。
・・・というわけで、ついにドイツを離れて国境を越え、
オーストリアに潜入する日を迎えようとする、我々御一行(笑)。
いや、その前に、今夜やるべきことが・・・
「ミュンヘン」と言えば、あれですよ、あれ!
名物の「あれ」を体験しなければ、
ドイツから出るわけには、いきませんよね!(笑)
《 第4巻 》に続く(ここをクリック)