それは、2021年1月末〜2月初旬のこと・・・
ウイルス問題で「緊急事態宣言」が出された京都の街に対して、
最大の商業地域である「寺町通り」「新京極通り」を中心に、
「錦市場」、「三条通り」、「四条通り」、「河原町通り」、
そして「先斗町(ぽんとちょう)通り」にも寄りながら、
必要至急の取材を決行してみましたよ。
三条御幸町(さんじょうごこまち)の「光の学校」から出動し、
わずか「徒歩1分」という近さで、
南北に800mも商店が並ぶアーケード街「寺町通り」へ・・・
京都の街なかには、このような通り名の標識が、
要所ごとに取り付けてあるのですが、例えば・・・
「てらまちどおりたこやくしあがるしきぶちょう」
なんて、京都らしさ炸裂ですよねぇ!!
寺町通りの目立つ場所には、このような解説文が・・・
なんと、「豊臣秀吉」が造ったのだそうですよ!!
寺町通りの入口には、わかりやすい大提灯が!!
それにしても・・・
平日の午後とはいえ、あまりにも乏しい人通り・・・
ウイルス問題以前には、平日であっても午後ならば、
大勢の観光客たちで、にぎわっていたのですが・・・
寺町通りのマスコット・キャラクター「てらぼん」は、
必ず、御所に顔を向けていることで有名。
ノスタルジック(懐古趣味)なポスターが、
京都らしい風情を、演出してくれていますよ。
誰にも知られていませんが(笑)、
「寺町三条」の交差点近くには、こんな窓口が・・・
そう、「タバコ臭いお店」や「煙害迷惑」など、
喫煙被害を届け出れば、対処してくださるのです。
その「寺町通り」(市民向けのお店も多い)と並行する形で、
主に観光客向けの土産物屋が並ぶのが、「新京極通り」。
こちらも、ほとんど、客が歩いておりません・・・(涙)
新京極通りに面する「誓願寺」(せいがんじ)には、
かの有名な『枕草子』の「清少納言」さんや、
『和泉式部日記』で知られる「和泉式部」さんなど、
有名女性の方々が帰依(きえ)なさっていたそうですよ。
こんな大スターの名前が、ごく身近に出て来るところが、
京都という街の面白さ、恐ろしさですよねぇ・・・(笑)
ちなみに、私のお気に入りが、このお店・・・
「光の学校」から徒歩2分なので、
週に2〜3回は、お世話になっております。
「厚切りハムカツ」と「つぶあんクリームチーズ」が、
特に評判の高い組み合わせだそうですよ。
私がしばしば「掘り出し物」を物色に訪れる、
昔ながらの「レコード店」(懐かしい言い方ですよね)も!!
深い事情のため公式には一般販売されていない、
ビートルズの大問題作『レット・イット・ビー』の映画DVDも、
このお店でならば、いつでも手に入るんですよ、これが(笑)。
外国人観光客の方々に大人気という、
日本趣味満点の各種「お面」も勢ぞろい!!
なぜか「桃太郎」のお面も混じっているのですが、
外国人の方々も、あの話をご存じなのでしょうか?(笑)
う〜ん、ここまで断言されてしまうと・・・
ベジタリアンの方々が、憤慨なさるのでは?(笑)
新京極通りの南寄りに鎮座なさっているのが、
受験の神様として修学旅行生たちに大人気の、
「錦天満宮」(にしきてんまんぐう)。
おや!? こ、これは・・・
\(゚Д゚;)/
天満宮の鳥居が、ビルの壁に、メリ込んでおります!!
錦天満宮を起点に、寺町通り&新京極通りと交差する形で、
東西550mにもわたり、各種の土産物屋がひしめいているのが、
「錦市場」(にしきいちば)。
しかし、ウイルス問題以前の大混雑がウソのように、
観光客の姿はまばらで、あちこちに閉店した店舗が・・・(涙)
まさか今生で、これほど淋しい錦市場の姿を、
この目にすることになってしまうとは・・・
(>ω<。)
ちなみに、ウイルス問題以前の錦市場は、
こんな感じで、いつも大盛況でしたよ・・・
この近辺は、その昔、「踊り念仏」で一世を風靡した、
空也(くうや)や一遍(いっぺん)の史跡が残る聖地でもあり、
「時宗」という宗派の御朱印巡りの起点になっているのです。
僧侶や民衆が念仏を唱えながら大いに踊った、
念仏道場の跡地に、お店が立ち並んでいるわけですね。
(新京極通りの四条通り近くには、記念碑が建っていますよ)
ついでに、新京極通りから脇に伸びている、
路地アーケード街に入ってみると・・・
ほぼシャッター街となっており、
あまりにも、淋しすぎます!!(号泣)
この寒々しい光景を目の当たりにすると、
京都の厳しい底冷えが、ますます身にこたえますよねぇ・・・
そこで、四条通りを東に向かい、
日本を代表する高級料亭街の「先斗町」(ぽんとちょう)へと、
足を延ばしてみたのですが・・・
やはり、休店や閉店の張り紙をしたお店が並んでおり、
電線の除去工事を行う技術者さんだけが、働いておられます。
いま、先斗町では、見苦しい電柱&電線を無くして、
昔ながらの景観を取り戻す工事を、進めているんですよ。
(右側が過去の現実写真、左側が電柱除去後のイメージ)
先斗町の出入り口が面している、
デパートや高級店が並ぶ「四条通り」を歩いてみても、
やはり、シャッターを下ろしているお店が多く、
人影も、まばら・・・
四条通りに建つ「交番」の名物看板が、これなのですが、
正直、素朴すぎる疑問が・・・
外国人の方々に、「ここが警察ですよ」と伝えるためには、
日本語をそのままローマ字にして「KOBAN」と書くのではなく、
「POLICE」と書くべきなのでは?(笑)
日本人に伝えるならば、日本語で書けば良いわけですから、
これはどう考えても、日本語を知らない外国人向けの看板であり、
「KOBAN」と書いたのでは意味が無いのですが・・・
(^o^;)
さて、その足で四条大橋へと向かい、西側を見ると、
こんな感じで、ほとんど車が走っておりません。
四条大橋から、鴨川の上流(北の方角)を見下ろすと・・・
鴨川名物:「川岸に等間隔を空けて座る恋人たち」の姿は、
さすがに凍えてしまうため、皆無ですねぇ・・・(笑)
四条大橋から東側に、目をやってみると・・・
やはり、車の量は、ウイルス問題以前の5分の1でしょうか。
淋しい想いを抱えながら、四条大橋を東に渡り切って、
左折してみると、こんなに派手な姿の女性が!!
この御方は、「歌舞伎」(かぶき)の開祖として知られる、
「出雲の阿国」(いずものおくに)さんなんですよ。
いやもう、阿国さん、
カッコ良すぎて、惚れ惚れします!!
あの「宝塚歌劇団」の元祖を探れば、
まさに、この御姿に辿り着くのでは?
\(◎o◎)/
たまたま、横を通り過ぎたバスに着目してみると・・・
「銀閣寺経由の北野天満宮行き」という人気路線ですが、
乗客の姿は、ほとんど見えませんでした(涙)。
***************
・・・と、以上のようなルートを歩いてみたのですが、
わずか90分ほどのノンビリとした散歩で目にしたのは、
予想をはるかに上回る、休店・閉店の店舗数の多さ!!
例えば、これらのように、
新築して間もないホテルの多くが、長期休業中。
さらには、次に掲示する証拠写真たちから明らかなように、
私が通りかかって調べただけでも、少なくとも、
なんと50軒以上もの店舗が、閉店に追い込まれておりました。
(一時的な「休店」ではなく、完全に撤退する「閉店」です・・・涙)
私としては、「閉店は10店舗くらいかな?」と予想していたので、
正直、その5倍以上もの「完全閉店」(テナント募集)状態には、
ビックリ仰天してしまいました。
まさか、これほどまでに、悲惨な状況だとは・・・
次に片っ端から羅列する証拠写真の数々は、
経営学者でもある私にとって、涙なしには見られません・・・
(>ω<。)。。。
(のちほど、明るい話題も登場しますので、それまで辛抱を)
世界トップクラスの観光地である、京都の街を支えているのは、
日本で一番、観光客(特に外国人)に依存するビジネスなので、
ウイルス問題の直撃を、まともに食らってしまったのです!!
\(>_<)/
しかし、逆に見れば、
「いつの日か、あこがれの京都の中心部にある好立地で、
自分のお店を開いてみたい」と望んでいた御方にとっては、
今こそが、奇跡のように突然に訪れた、
願ったり叶ったりの大チャンスなんですよ!!
なにしろ、これだけの圧倒的な好立地物件の中から、
お好みに応じて、選び放題なのですから!!
(しかも、このご時世なので、テナント料金も、
かなり割引になっている物件が多いとのこと)
\(◎o◎)/
***************
また、「閉店」にまでは至ってなくても、
長期休店中の店舗は、数えきれません。
例えば、「中島みゆき」さんの大ファンたちが、
全国から集まることで有名な、このお店も・・・
※ 「今日は」と限定的表現で書いてありますが、
いつ通りかかっても、これが貼ってあります(笑)。
外国人観光客に人気の名所、
「サムライ・忍者体験ミュージアム」も・・・
※ 私が知る限り、外国人観光客のほとんどは、
「侍(武士)」と「忍者」を、区別することができません。
***************
ここで、いまや生活必需品となっている、
「マスク」の販売状況に焦点を当てて、調べてみると・・・
ウイルス問題の発生直後に開店した「マスク専門店」は、
各種マスクの安価普及に伴って、すでに閉店状態・・・
こちらの「マスク専門店」も、「完全閉店セール」に突入。
こちらのマスク屋さんも、もはや、
やけっぱちの投げ売り状態!!
今や京都では、「50枚入りBOXで199円」が、
当たり前になってきていますよ。
これぞ、まさに、
経営学の教科書に載せたいほどの「値崩れ」状態!!
その一方で、京都らしい高級路線の戦略品は、
あれこれと工夫を凝らしながら、まだ奮闘中でしたよ。
例えば、「京友禅ますく」(1枚1650円!!)
さらに、「マスクの代用品として使う扇子」!!
確かに、マスクのできない食事時には、便利ですよねぇ・・・
皆さまのお宅でも、ご家族で食事をなさる際には、
家庭内感染を防ぐために、各自が扇子で口元を隠しながら、
風流かつ上品に、お食べになってはいかがですか?
***************
ところで、このたびの取材を通じて、
特に目立ったのが、「靴屋さん」の閉店ラッシュ。
緊急事態宣言などによる自粛ムードで、
人々の外出機会が激減した結果、
「靴」を買い替える必要が無くなったのでしょうね。
本当に、お気の毒です・・・
(>ω<。)
その他、長年がんばって来られた有名店も、
続々と、閉店セールを開始・・・
緊急事態宣言の1ヵ月間延長で、
ついに、とどめを刺されてしまった模様です(涙)。
皆さま、どうか助かりますように!!
(>_<)
***************
その一方で、さまざまな工夫を凝らしながら、
懸命に生き延びようとなさっているお店たちも・・・
このお店は、「ウイルスは進入禁止!!」と叫びながら、
「風神・雷神」「大黒様(福の神)」などの力を借りて、
営業を続けようと奮闘中。
こちらのお店では、「黙食」をお願い中・・・
こちらでは、店内の空気を、5分ごとに入れ替え中。
このお店では、入店客数を厳しく制限しながら、
換気の良い「吹き抜け構造」を強調中。
う〜ん・・・(涙)
今となっては、遠い過去の記憶になりつつある、
「GoToEat」のシールが、なんとも皮肉です・・・
「楽しく乾杯できるその日まで、
なんとか乗り切ってまいりましょう」・・・
その痛々しくも心温まる一言から、
お店の素敵な雰囲気が伝わって来て、
思わず入店したくなりますよねぇ(笑)。
つらく悲しい時だからこそ、
気の利いた一言の重要性を、思い知らされます。
こ、これは!!
「日本唐揚協会」なる組織の存在を、
初めて教えていただきました。
勉強になりました。m(_ _)m
***************
・・・などと、暗いムードに包まれた商店街ではありますが、
実は、明るい話題も、各所で見つけることができましたよ。
そう、それは、「新規開店」したお店の数々です!!
例えば、このお店では、
2月上旬のオープンを目指して、突貫工事中!!
その数日後に再訪してみると、
無事に工事が終わって、開店準備に大忙し。
オープンも「2月10日」と決まったそうで、
誠に、おめでとうございます!!
こちらの「令和ボボ」は、
(ブームが去ってライバル店が次々に閉店する中で)
あえてこの時期にオープンなさった、勇気あるタピオカ店!!
めちゃ個性的な店舗ですし、頑張っていただきたいですねぇ。
シンプルな名前が、かえって印象的な「いもこ」。
さっそく、女子高生たちを、引き寄せていましたよ。
「おでん」から「すっぽん」まで味わえるという、
「R20 大人の社交場」だそうですが、
肝心の店舗名が、難しすぎて読めません・・・
しかし、「飲酒マニアには難読店名がウケる」という俗説も。
こちらは、飲み歩き用を主とする飲料店らしいのですが・・・
せっかく開店したにもかかわらず、
飲み歩きを好む外国人観光客が皆無という大試練。
そこで、京都市民をターゲットにして(?)、
「おぜんざい」の食べ歩きを、提案なさっていますよ。
あの手この手で、とにかく頑張れ!!
こちらも、先日に開店したばかりの、不思議なお店・・・
「バナナとイエロう」という店名の衣料品店らしいのですが、
その下に描いてある、お店のマークも、不思議なデザイン。
おそらく、かなりの芸術家さんが、展開なさっているのでしょうね。
そして、まさに、「節分」に合わせて開店なさったのが、
こちらの「豆菓子」専門店さん。
オープンのタイミングとしては、
一年間で最も、豆菓子が売れる時期なのでしょうか?
さらに、こちらの新しいお店は・・・
その名も、「シチサンカレー」!!
いったい、何が、「73」(シチサン)なのでしょうか?
店員の男性陣が、全員、「73分け」の髪型をなさっているとか?
それとも、「ルー」と「ライス」の割合が、「7:3」だとか?
う〜ん、気になりますねぇ・・・
めちゃシンプルすぎる名前なのに、
店名だけで、これほど人々を魅了するカレー屋さんには、
めったに出会えません!!(笑)
***************
・・・というわけで、ウイルス問題が全盛であるにもかかわらず、
勇気に満ちて新規開店なさったお店の数々を、
心からの応援を込めて、ご紹介させていただきました。
そこで次に、新規開店したわけではないものの、
とっても頑張っていらっしゃる、
ステキなお店の数々も、ご紹介いたしますね。
まずは、京都の歴史を感じさせる、
老舗(しにせ)のお店たちから・・・
こちらは、組紐(くみひも)店さん!!
(右から左に読んでくださいね)
こちらは、念珠(ねんじゅ)店さん!!
こちらは、高価な浮世絵(うきよえ)を扱う有名店!!
こちらは、掲げてある看板も有名な茶舗さん!!
こちらは、歴史関係の貴重本・珍本で知られる古書店!!
こちらは、「蒸し寿司」で有名な、「乙羽寿司」さん!!
お弁当の箱から出ているヒモを引くと、
蒸気が噴出して、アツアツになるんですよ。
今の「お持ち帰り」ブームには、ピッタリですよね。
こちらの「おこわ」屋さんでは、
「栗3粒」のトッピングをサービス中!!
その心意気が、嬉しいですよねぇ。
こちらは、「豆柴」たちと遊べるカフェ!!
「忠犬」を絵に描いたような顔つきで、
本当に、可愛いですよねぇ。
こちらの「猫カフェ」は、う〜ん・・・
看板に出演している、丸々と太ったセレブな白猫って・・・
いえ、もちろん、猫ちゃんですから可愛いですよ、
とっても可愛いです、はい!!(笑)
こちらは、「ひょう猫」に会える森と、
「フクロウ」に会える森・・・
お店の中は、当然ながら、暗いのでしょうねぇ。
そうしなければ、(ひょう猫はともかく)フクロウたちが、
ぐっすりと、眠ってしまいますので・・・
こちらは、なんと、「カワウソ」と遊べるお店!!
「カワウソ」と聞いても、何も浮かんできませんが・・・
この写真で見る限りは、めちゃ可愛らしい感じですね。
「京都初!」と強調なさっているということは、
すでに、全国各地に出店なさっているのでしょうか?
テレビさえ持っていない私が知らないだけで、実は現在、
日本中、「カワウソ」ブームなのかもしれませんね。
こちらは、若者たちに大人気の、「タコパン」のお店!!
タコの形をしているだけでなく、タコ肉が入っていて、
タコの香りが漂ってくるんですよ、これが。
内蔵されているチーズが、よく伸びてキュートだからか、
しばしば、女子高生や修学旅行生たちが並んでいますよ。
こちらは、本来、アイスクリームの専門店なのですが、
なんと、「焼きアイス」を、始めたそうですよ!!
「焼きアイス」・・・日本語として成立しないはずなのですが、
このお店では、きちんと「商品」になっているわけですから、
この私、文筆家として自信を失いそうです(笑)。
しかも、「やきいも」まで、始めたとのこと・・・
あの手この手のアイデアを駆使しながら、
ぜひとも、この苦境を乗り越えていただきたいですね。
こちらでは、なんと、お豆腐(お豆富)が、食べ放題!!
思わず、「ほんまかいな」と、入店してみたところ・・・
本当に「食べ放題」で、ビックリ仰天しましたよ。
なにしろ、頼みもしないのに、どんどん、
「お代わりいかがですか〜?」と、尋ねて回るのです。
正直、この私、お豆腐が大好物ですから、
遠慮なく、「6杯」も食べてしまいました(笑)。
こ、こちらは・・・
写真の通りで、ご説明など無用ですよね(笑)。
「光の学校」スタッフのお嬢様(大学生)が、
自分のお小遣いで払って完食したそうですから、
意外に小さくて安価なのではないでしょうか(?)。
こちらの「ガーリックトースト」・・・
全長は、1メートル近くに見えますが、どうなのでしょう?
・・・というか、どうやって食べるのでしょう?
1人で入店して、これを注文するのは、
けっこう、恥ずかしいのでは?(笑)
こちらのお店では、有名な占い師さんが出演されており、
有名芸能人の方々が、ご来店なさったそうですよ。
「占い」は、古来、カウンセリングの一種ですから、
その意味では、私の同業者さんたちですね。
(私自身は、「占い」の知識はゼロですが・・・)
これは、いったい、どこの言葉でしょうか???
(◎_◎;)
出ました、かの有名な、「京都怨霊館」!!
要するに、常設の「お化け屋敷」ですな・・・
コースは3種類あり、
「キッズ」(子供連れや怖いのが苦手なお客様にオススメ)、
「ノーマル」(恐怖を楽しみたいお客様にオススメ)、
「マニア」(究極のスリルを味わいたいお客様にオススメ)
の中から、慎重かつ大胆に選べるそうですよ(笑)。
ちなみに、この私、高校生の時に、仲間たちと・・・
どこかのお祭りで「お化け屋敷」に入ったところ、
突然に現れた幽霊にビックリして、とっさにブン殴ってしまい、
建物の外まで追いかけてきた幽霊(に変装した男)から、
「おいコラ、謝れコラ!!」と激怒されて、
「えっ!? 中身は人間だったんですか!?」と、
本気顔の機転でトボケて逃げたことがあるんですよ(笑)。
***************
・・・というわけで、あれこれとご紹介してきましたが、
お楽しみいただけましたか?
そこで最後に、今回の「お気に入りベスト3」をご紹介。
まず、第3位は、これ・・・
「寿司が食べたいです」Tシャツ!!
日本語のできない外国人さんでも、
これを着て街を歩き、日本人に向けて胸を指させば、
「ああ、お寿司屋さんなら、あそこですよ」と、
的確に教えてもらえるという、優れもの(笑)。
寿司屋を探す外国人さんには、必需品ですよ!!
次に、第2位は、これ・・・
中古CDショップの街頭看板で見つけた、
1966年に制作の、レコード・ジャケット。
当時としては、
このファッション&ヘアスタイル&ポーズ&表情こそが、
最先端にオシャレな感覚であり、
めちゃカッコ良かったんでしょうねぇ。
私は4歳ですから、カヤの外でしたが・・・
(^o^;)
そして、栄えある第1位は、これ・・・
あるコンビニで見つけた、このポスター!!
店員さんが手描きなさったのであろう、この味わい深さ。
単に印刷されただけの無味乾燥な文字よりも、
よほど感動的に、心に迫ってきますよね。
こんなに可愛い店員さんから、お茶目に叱られたら、
「ハイ、すぐにマスクさせていただきます!!」と、
嬉々として従うに違いない、軟弱な私・・・(笑)
このように、何にでも活用できる特殊能力を持っていると、
人生のさまざまな場面で、周囲から重宝されますよねぇ。
絵の才能あふれる、素晴らしい人材店員さんに、
心から、大絶賛の拍手をお送りいたします!!
***************
以上、予想外の大作になってしまいましたが(笑)、
緊急事態宣言のもとでの京都の街なかを、
臨場感たっぷりで、満喫いただけましたか?
(^−^)
もちろん、人類にとっては悲しむべき事態ですから、
決して、面白がっているわけではありませんが、
ただ暗く沈んだ気持ちで生活するよりも、
「この過酷すぎる状況にあっても、
懸命に頑張っている方々が、大勢いらっしゃるのだ」
という事実を、お伝えできれば本望です。
いずれは必ず、この苦しい時代を乗り越えて、
「あの時は大変だったねぇ」と、
みんなで思い出すことができる時が、やって来ます。
その時のために、「あの時の京都」の姿を、
こうして生々しく残しておくこと・・・
それが、今回のレポートの役割の一つでもあります。
京都市街地の住民であり、文筆家であり、経営学者であり、
フォト・アーティストでもある私が、負うべき責任として・・・
いずれは「世界史」の教科書に載るに違いない、
まさに「歴史に残る重大な出来事」を、
その時代の人間として、生々しく体験しているのですから。
いずれにしても、こんな時には・・・
温かいお風呂に入って、美味しいものを食べて、
美しい音楽を聴いて、楽しい本を読んで、
逢いたい人のことを想いながら、
あの手この手で「生きる元気」を取り戻し、
ウイルス問題の早期収束を願うとしましょう!!
人間の世界がどうなろうとも、
わずか1か月半後には、間違いなく、
満開の桜が咲いてくれるのですから・・・
\(^o^)/
(2021年2月6日に記す)