飯田史彦 「後ろ姿」 写真集   (欧州漫遊編)(笑)



 これまでに、世界各国の各種ツアー・レポートを公開して、大好評をいただき、気を良くした私・・・皆様から頂戴した、「飯田先生ご自身が、ほとんど写っていないことだけが残念」というご意見を受けて、突然に思いついたのが・・・

「飯田史彦・後ろ姿写真集」の公開!!(笑)

 外見には全く自信が無く(ゆえに正直、見た目など気にしておりません)、お見苦しい姿を公開するのは恥ずかしい私ですが、「後ろ姿」であれば、おそらく大丈夫(笑)。そう言えば、これまでに、ツアーに同行した方々が、「撮影した写真に、たまたま飯田先生が写っていたので」と、送ってくださった写真たちが、たくさん存在しているのです。

 そこで、今回は、同行者の方々から頂戴した、私の後ろ姿が写っている各国の情景を、(いつもながら)面白おかしく、ご紹介してみましょう。考えてみると、単に現場の情景だけよりも、私の後ろ姿が写っている方が、「私の後ろを一緒に歩いている気分」に、よりリアルに浸れること間違いなし!!

 しかも、初公開の秘蔵写真が多数!!

 o(^-^)o

 世の中広しと言えども、「後ろ姿写真集」を制作・公表しようと思い立った奇人は、めったに存在しないのではないでしょうか?(笑)

 (^o^;)


 ・・・というわけで、さっそく、私の背後を付いて歩く、欧州諸国漫遊の旅に、出発ですよ〜!!

 さて、どの国の、どんな光景が、目の前に広がるのでしょうか?

 それでは、時間と空間を超えて、世界のどこかへ、一緒にワ〜〜〜プ!!

 \(◎o◎)/




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《 第1問 》

 ※ この私、もと大学教授なので、つい職業病が出て、試験問題形式にしてしまいました、ごめんなさい(笑)。


 まずは、この場所から・・・

 写真の右下部分に、私の「ナナメ後ろ姿」が、激写されてしまっておりますが・・・

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?


 ※ 私の見苦しい姿を、勝手に撮影するとはケシカランことですが、こんな使い道があるならば、まあいいか(笑)。




 正解は・・・ここです!!

 このお城の、塀の下で、同行者たちの集合を待っているのです・・・ディズニーランドの「シンデレラ城」は、このお城を元にデザインされたそうですよ。

(次は、私が撮影した写真です)




 そう、ドイツが誇る、世界トップクラスの人気観光スポット、「ノイシュバンシュタイン城」です!!

 このお城を建てた、バイエルン国王・ルードヴィヒU世は、楽劇音楽家・ワーグナーを大いに応援したパトロンであり、ワーグナーの奥様の父親であったフランツ・リストなど、当時の有名人たちも、ここを訪れていますよ。

(次から3枚も、私が撮影した写真です)






 ここが、城内への入口・・・

 残念ながら、城内は撮影禁止のため、写真が残っておりません・・・よろしければ、いつの日か、あなたご自身の目で、現実に存在する「夢のお城」の内部を、確かめてみてくださいね。



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《 第2問 》

 2番目は、この場所・・・

 写真の左下部分に、私の「ナナメ後ろ姿」が、激写されてしまっておりますが・・・(当時の私は、現在より13キロも太っていましたから、丸々としております・・・涙)

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?




 正解は・・・ここです!!

 正面の向こうにそびえているのは、かつての大噴火で有名な、ヴェスビオ山。(日本での通称は、「ベスビオス火山」)

(次は、私が撮影した写真です・・・めちゃ暑そうですよねぇ・・・涙)




 そう、イタリアが誇る、世界トップクラスの人気遺跡、「ポンペイ」の街並みです!!

 かつて、ローマ帝国の大都市として栄華を極めていましたが、西暦79年に大噴火を起こし、大量の火山灰&噴石に、埋もれてしまいました。その千数百年後に発見され、数百年をかけて発掘作業が進められた現在は、ローマ時代の街並みが残る世界遺産として、多くの観光客を集めていますよ。

(次も、私が撮影した写真です)



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《 第3問 》

 3番目は、この場所・・・

 写真の左端部分に、私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?




 正解は・・・ここです!!

 お察しの通り、ある美術館の中なのですが・・・

 その美術館の前に広がるのは、かつて、フランス革命の際に、フランス王妃:マリー・アントワネット(写真)が処刑された、コンコルド広場・・・



(次は、私が撮影した、コンコルド広場)




 その美術館の名前とは・・・「 Musee de I'ORANGERIE 」と書いてありますが・・・




 そう、パリの3大美術館のひとつ、「オランジュリー美術館」の至宝、「睡蓮の間」!!

 印象派を代表する有名画家、「クロード・モネ」さんが、次の写真で制作中なのが、この部屋の壁をグルリと覆うほど巨大な、「睡蓮」の絵。




 1910〜20年代にかけて制作され、1926年の死去を経て、翌年に公開されたのが、この歴史的大作でした。

 当時は、見た目の派手さ・激しさ・奇妙さを競い合う新たな芸術運動(私は嫌いです)の隆盛により、「大きいだけで古くさい地味な絵」として冷笑されましたが、その後、過激な芸術運動の行き詰まりに伴って劇的に再評価され、現在では、「すべての現代人が鑑賞すべき名作」と呼ばれるようになり、この「睡蓮の間」は、「ルーヴル美術館」「オルセー美術館」と並ぶ、美術愛好家の聖地として知られていますよ。やはり、本当に価値のある作品は、歴史の荒波を超えて、末永く残るというわけですね・・・

 「ルーヴル」や「オルセー」に比べて、「オランジュリー」は規模が小さいため、日本人観光客は見落としてしまいがちなのだそうですが(ガイドさん談)、最晩年のモネが残した濃厚な残存思念に満ちていますから、どうぞお見逃しなく!!

(次は、私が撮影した写真です)




 ちなみに・・・上記写真とは、直接には何の関係もありませんが、「フランス」つながりということで・・・

 これが、勇気を振り絞って、私も賞味した、あれ・・・




 そう、「エスカルゴ」です!!

 その後、たまたま、デパートで見つけたのが、この缶詰なのですが・・・この装丁じゃ、生々しすぎて、料理としての「エスカルゴ」ではなく、生きている「でんでんむし」そのまま!!

 (゚Д゚;)

 エスカルゴを食べる前に目にしなくて、助かりました・・・(涙)



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《 第4問 》

 4番目は、この場所・・・

 写真の下部中央部分に、私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・(この時には、現在と同じく、体重77キロくらいですから、嬉しいことに、ほっそりして見えます)

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?




 ・・・と言っても、これだけでは、わかるはずがありませんよね(笑)。

 もしも、わかった御方がいらっしゃるならば・・・あなたは、恐らく、ミラノ市民です!!


 そう、イタリアの「ミラノ中央駅」を、歩いている姿なんですよ。まるで美術館のように、立派な建物ですよね・・・私の後ろ姿も、不思議にカッコ良く見えて、なんだか、モデルさんのようですねぇ・・・(笑)

 ※ なお、真っ赤なショルダーバッグを使っているのは、目立つカバンほど、ドロボーに盗まれにくいからなんですよ。奪って逃げる際に、目立つ色だと、「あっ、あそこに!!」と、見つけられやすいので、ドロボーたちは避けるのだそうです。(あくまでも、海外旅行専用のカバンであり、日本国内では、目立ちすぎて恥ずかしいため使っておりません)


(この写真のコメントは、あっさりと、これで終了・・・たまには、モデル仕様の私を見せつけたかったという、ただ、それだけですので・・・)

 (;^ω^)

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《 第5問 》

 5番目は、この場所・・・

 写真にデカデカと、私の「ナナメ後ろ姿」が、激写されてしまっておりますが・・・(ファッションには全く興味の無い私ですが、たまたま旅行の前に、魔が差したように日本で購入していた、イタリアンなデザインの服を着ております。私には派手すぎて恥ずかしいため、日本国内では、着るチャンスが無かったものですから・・・笑)

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?

《 閲覧注意 》




 ・・・と言っても、これだけでは、わかるはずがありませんよね(笑)。

 もしも、わかった御方がいらっしゃるならば・・・あなたは、またもや、ミラノ市民です!!


 そう、ミラノの街角にあった水飲み場で、水分を補給中の私・・・うまく噴き出して来ない水に集中する、私の真剣な後ろ姿は、当然ながら滑稽(こっけい)で、コメディアンのようですねぇ・・・(笑)

(この写真のコメントは、あっさりと、これで終了・・・たまには、不格好な私を見せて笑いを取りたかったという、ただ、それだけですので・・・)

 (;^ω^)

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《 第6問 》

 気を取り直して(笑)、6番目は、この場所・・・

 写真の中央部分に、私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・(この時には、現在と同じく、体重77キロくらいですから、嬉しいことに、ほっそりして見えます。ちなみに、身長は、175センチです)

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?




 正解は、ここです・・・

 ついに、(今生では)生まれて初めて、その雄姿を、この目で見ることができた、天下の名峰「マッターホルン」!!

 嬉しさのあまりに、マッターホルンを指差しながら、「これじゃ!! わしゃあ、これを見たかったんじゃわい!! ほんまに、ええもんじゃのう!!」(なぜか80代高齢者仕様のコテコテ広島弁)と叫び、感涙にむせぶ私・・・

 そう、マッターホルンの登山基地であり、世界最高の山岳リゾートとして知られる、「ツェルマット」(スイス)の街並みです。

(ちなみに私、「後頭部の丸み」の可愛らしさだけは、自信があるんですよ)




 それでは、この絶好のタイミングで、(おそらく)皆さまお待ちかねであろう、私の「後ろ姿」連発写真を・・・

 ・・・というよりも、アルプス山脈の美しすぎる大自然に、違和感満点で溶け込みきれていない私の陳腐な姿を、超豪華7連発で、お届けしましょう!!






 ちなみに・・・万が一、遭難してしまった時に、救助隊に向けて目立ちまくるよう、赤い服&赤いリュックを着用中。

(実際には、「いい感じに渋い赤レンガ色」なのですが、天気が良すぎて、めちゃ真っ赤に見えております)




 ズボンのスソの汚れ具合が、ハイキングにおける苦闘を、物語っておりますよ。






 ちなみに私、お尻の形には、まったく自信がありません・・・

(「後ろ姿写真集」の難点は、お尻が目立ってしまうことだと、いま気づきました)




 寒くなってきたので、登山用のウインドブレーカーを、着用しましたよ。




 ついでに、私自身が撮影したマッターホルンの雄姿も、1枚だけ、ご紹介しておきますね。

 これぞ、天国、極楽、桃源郷・・・




 もちろん、ツェルマットの夜は、名物「チーズフォンデュ」の香りと共に、幸せに満たされながら、ふけてゆくのでありました・・・

 写っているのは、まさに、チーズまみれのジャガイモを口に運ぼうとしている、その瞬間の私の左手でございます。(右利きの私が、なぜ左手を使っているのかと言えば、右手でカメラを持ち、撮影中だからです)




 この時に、私が撮影した写真が、これ・・・



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《 第7問 》

 皆さま、そろそろ、お腹いっぱいになってきた頃でしょうが(笑)・・・まだ、もうちょっと、写真集を続けてしまっても、よろしいですか?

 この私、中途半端が嫌いで、何事も、徹底的にやり遂げておきたがるという、面倒な性格ですので・・・

 (;^ω^)


 さて、7番目は、この場所・・・

 写真の下部右側部分に、私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・(先方を歩く女性の日傘から判断して、かなり暑そうですよねぇ)

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?

 写真の中央に、英語で「 HOTEL WHITE 」と書いてあるため、英語圏の国のようにも見えますが・・・




 一方で、写真の左下にある看板には、「 Pizzeria 」という文字が・・・

 そこで、さらにヒントを差し上げれば・・・次の写真(右下部分に私の後ろ姿)の教会があるのも、この国の、この街なんですよ。

 この教会、「ある物体」を有しているおかげで、世界的に有名なのですが、おわかりですか?




 その「物体」が、これです!!

 嘘つきが手を差し入れると、噛まれてしまうという、あの恐ろしき物体・・・

 イタリア、ローマ市街の、「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」の柱廊の奥に鎮座している・・・


 そう、かの有名な、「真実の口」ですよ!!

 あまりにも危険なので、「この私、生まれてから本日まで、一度たりとも、ウソをついたことなど、ございませんわ!!」とおっしゃる、大ウソつきの御方は、絶対に、次の写真を見ないでくださいね!!

 \(>_<)/


 その逆に、「未熟者の私は、これまでに、たくさんのウソをつきながら、生きてきてしまいました(涙)」とおっしゃる、正直な御方であれば、どうぞ安心してご覧ください(笑)。

《 閲覧注意 》




 なお、上記写真を見る時に、「つい、なぜか緊張し、ドキドキしてしまいました(涙)」とおっしゃる、そこのあなたは・・・

 ご自分に対して厳しい、善良な御方であることの証拠ですから、間違いなく、天国に行けますよ!!

 誠に、おめでとうございます!!

 o(^-^)o


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《 第8問 》

 8番目は、この場所・・・

 写真の右下部分に、私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・(中央部分に、歴史ありそうな立派な城塞を、遠望することができますよね)

 ちなみに、手前の美しい庭は、ミュージカル映画の名作「サウンド・オブ・ミュージック」の中で、撮影に使われたのだそうですよ。主人公のマリアと子供たちが、名曲「ドレミの歌」を歌いながら、この庭を楽しそうに駆け回る、あのシーンで・・・

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?




 そう、オーストリアの「ザルツブルク」にある、「ミラベル庭園」でした〜!!

 その証拠に・・・次は、庭園の駐車場に停めてあった車の写真で、私が撮影したものです。




 歴史的名作「サウンド・オブ・ミュージック」の中で、マリア役のジュリー・アンドリュースと子供たちが、「ドレミの歌」を歌うシーンを鑑賞したい御方は、こちらをクリック!!

(映像の途中、開始後1分を過ぎたあたりから、この庭園を活用した有名な場面が、バッチリ出てきます)


 園内では、陽気なお爺さんが、ウインナ・ワルツの名演を、聴かせてくださっていましたよ。




 ちなみに、これが、ザルツブルクの繁華街(私が撮影)。

 全体に白っぽい街並みで、他の有名観光都市のような色彩には乏しいのですが、「ザルツブルク」というのは「塩の街」(岩塩の城)という意味ですから、偶然でしょうが、特産品の「岩塩」をイメージできる色彩ではあるんですよねぇ・・・



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《 第9問 》

 9番目は、この場所・・・

 写真の左下部分に、2万円少々のデジカメを駆使して撮影中の、私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・(私のカメラのモニター画像を見ると、どうやら、前方にそびえる大きな岩山に、レンズを向けているようですね)

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?




 正解は・・・ここです!!

 ちょうど、この時、私が撮影した写真が、これ・・・




 そう、ドイツの観光名物、「ライン下り」(ライン川の遊覧船)の途中で現れる、「ローレライ」の巨岩です!!

 ※ 世界的に知られる愛唱歌、「ローレライ」(私も大好きです)を聴いてみたい御方は、こちらをクリック・・・きっと、あなたも、聴いたことがあるはずですよ。

 その歌詞は・・・その昔、巨大な岩山(ローレライ)に気を取られて、上の方ばかり見上げているうちに、ライン川の底にある岩礁(がんしょう)にぶつかって、沈んでしまう船が少なくなかったので、「魔の岩山」として恐れられたことを歌っているそうですよ。(ガイドさん談)


 ライン川の左右では、深い霧の中から、さまざまな形の古城が次々に現れて、我々の歓声を誘っていますよ。

 とにかく、カッコ良すぎる!!

(次の2枚は、私が撮影した写真です)






 ちなみに・・・次の写真(私が撮影)の左下に陣取って腕組みをする、サンタクロースのようなオジサンが、私のお気に入り(笑)。



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《 第10問 》

 10番目は、この場所・・・

 写真の中央から少々左側に、左を向いて何かを物色する、私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・(皆さん、真剣に、お土産を探していらっしゃるご様子ですね)

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?




 あまりにも難問すぎるので(笑)、ヒントを差し上げれば・・・

 この時、私の前方には、このような光景が、見えていましたよ。(私が撮影した写真です)




 えっ!? まだまだ、難解すぎますか?

 (゚o゚;)

 それでは・・・これで、どうだっ!?

 ( `ー´)ノ




 そう、そうなんです、そうなんですよ!!

 ここは、かの有名な「あれ」を有している、「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」の目の前にある、人気のお土産屋さんなんです。

 その有名な「あれ」とは・・・

 そう、これですよ、これなんです!!

(写真の中央下部で、腕組みをしながら、レオナルド・ダヴィンチと対話する後ろ姿を見せているのが、私です)




 なお、この後、「飯田先生、『最後の晩餐』の絵を凝視しながら、イエス・キリストと対話なさっていましたね!!」と、とんでもない勘違いを口になさる御方が出現して、私を困惑させましたが・・・

 この時、私が対話(正確には「残存思念を分析」)していたのは、この絵を描いた「レオナルド・ダヴィンチ」画伯であって、決して、「イエス・キリスト」さんではありません。(なぜなら、この「私」が、あの「イエス」さんと、絶対に、「対話」できるはずがないのですから・・・)

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《 第11問 》

 11番目は、この場所・・・「まだあるの?」なんて、言わないでくださいね(涙)。

 写真の中央下部で、通りの写真を撮っている、私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・(それにしても、めちゃオシャレな街並みですよねぇ)

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?


 ちなみに、写真の左下部の端に、黒いグラサン(サングラスの俗称)をかけて、左手を腰にやり、めちゃカッコつけながら、右手で「ソフトクリーム」を食べている、モデル風のお兄さんが、いらっしゃますが・・・

 正直、この私が、このお兄さんのような風貌でなくて、本当に良かったと、安堵するんですよ・・・だって、「光の学校」のカウンセリング・ルームに入ってくる相談者さんが、ドアを開けて私の姿を見た瞬間に、ビックリ仰天して帰ってしまいますからねぇ(笑)。(ソファに座って「いらっしゃい」と迎える私が、黒いグラサンをかけ、ソフトクリームを食べていたりしたら・・・)




 正解は・・・「ロミオとジュリエット」の街、ヴェローナ(イタリア)。

 大人気のジュリエット像(イタリア語ではジュリエッタ)を、群衆をかき分けながら写真に収めることができたものの・・・過労でお腹を壊してしまった私は、何かを食べる元気が無く、持参した各種薬剤を取り混ぜて、昼食にしてしまいました(号泣)。



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《 第12問 》

 12番目は、この場所・・・

 写真の下部右側で、城壁らしき石垣の中から、外側を見つめている私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?




 ちなみに、上記写真の場所に立ちながら、この時に撮影したのが、これ・・・




 正解は・・・ドイツのロマンティック街道にある、中世そのままの城塞都市、ローテンブルク。

(以下6枚も、私が撮影した写真です)






 まるで、「絵本から飛び出して来た、おとぎの国」そのままの光景なので、「テーマパーク」のようにも見えますが、1万人もの人々が住んでいる、現実の街なんですよ。








 このオバサン、私がお店に入っていくと、注文も聞かないまま、勝手にお菓子を選んで、「ハイ、あんたはこれ!!」と、ドイツ語で指示命令・・・ドイツ語で反論できない私は、その迫力にたじろいで、言われるままに、料金を支払うしかありませんでした(笑)。



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《 第13問 》

 13番目は、狭い通りが大混雑している、この場所・・・

 写真の右側下部で、私の後頭部が、激写されてしまっておりますが・・・

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?

 これは、さすがに、難問ですよねぇ・・・




 正解は、同行した仲間が撮影してくれた、この遠景を一目見れば、おわかりのはず・・・




 そう、世界一有名な修道院、「モン・サン・ミシェル」(フランス)!!

(次の9枚は、私が撮影した写真です)




 写真の中央下部にある、石造りの門を入ると・・・

(道順に従って細かく写真を並べますから、皆さん離れないで、私に付いて来てくださいね)




 左手に、有名な、「プラールおばさん」のオムレツ屋が!!




 この御方が、創業者の「プラールおばさん」・・・大きなフライパンで、オムレツを焼いていらっしゃいますよ。




 このオムレツ、私は大好きなのですが、たま〜に、「期待して食べたら全然おいしくなかった」なんて、不思議な感想をもらす人も・・・その種の人に詳しく尋ねると、その理由が判明するのですが、そもそも100年前のレシピのままで、わざわざ大昔の味を提供しているわけですから、工夫を凝らした強烈な味に慣れた現代人が食べると、素朴すぎる薄味に驚くのは当然のこと。

 その長い歴史を想いながら、100年前のモン・サン・ミシェルで味わった人々の心情を、時空を超えて体験するところに、このお店でオムレツを食する価値があるのです。その真価を知性的に尊重することなく、単に「名物レストランのオムレツなので期待したけど、大したことないのに高かった」と文句をつける人は、史跡巡りの旅なんかに出ないで、現代感覚の高級レストランに行くか、自分で焼きなさい!!

 ( `ー´)ノ

(経営学者として申し上げると、「人気の高さに伴うブランド料」「好立地ゆえの高価なテナント料」を含んだ観光地価格であるうえ、その歴史を守り続ける姿勢を応援する有志家向けの特別価格なんですから、その辺の普通のレストランに比べて高価格なのは当たり前!!)

 言い換えれば、各地に存在している、「昔ながらの食べ物」(または伝統的な土産物や工芸品)の真価を理解するためには、歴史・地理・文化・産業・経済に関する、的確な知識・教養が必要なんですよ。(したがって、特に史跡巡りの旅においては、旅行に出る前の「充分な予習」が、とても大切)


 おっと、つい時空を超えて、大学教授時代の毒舌&説教癖が復活し、熱く語ってしまいました(笑)・・・この件、きちんと解説するならば、90分の授業になってしまうので、やめておきますね。

 (;^ω^)

 ・・・などと、オムレツ店を左手に見ながら熱弁をふるっているうちに、堅牢(けんろう)な門の中に、潜入していきますよ。






 城門をくぐると、オシャレなブティックが並ぶ、土産物屋街が・・・

 う〜ん、中世のムード、満点ですよねぇ!!




 土産物屋街を進むと、この場所から、急に道が狭くなり、緩やかな坂道に・・・




 よく見ると、お土産屋さんだけでなく、飲食店や博物館も、混在していますよ。

 考えてみると、ここは「修道院の参道」ですから、京都で言えば、「清水寺の参道」である「清水坂・三年坂・二年坂」に、相当するわけですね・・・




 ・・・と、まあ、こんな感じで(笑)、キョロキョロしながら坂道を進んでいけば、この「第13問」の冒頭でご紹介した、次の写真(私の後頭部あり)の撮影ポイントを、通りかかるというわけです。

 連続写真を駆使しながら、臨場感満点でご紹介してきましたので、私と一緒に、この場所まで歩いていただけましたよね?



***************


《 第14問 》

 14番目は、この場所・・・海ではなく、湖ですよ。

 写真の下部で、私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?

 ヒントは、右下に見えている、国旗らしき赤い旗・・・




 正解は、フランスとスイスの国境を湖面に含む、「レマン湖」を巡る観光遊覧船の、2階デッキ・・・いち早く並んで乗船し、最上階の最後方&最前列の中央という、好位置を確保したのです。

 乗船したのは、「フランスで一番美しい村」のひとつに認定されており、「フランスの花の村コンクール」で優勝したという、可愛らしい「イヴォワール」。まだ、日本人(アジア人)には知られていないため、アジア系の人種が見当たらず、いかにもヨーロッパらしい光景が、広がっていましたよ。


 今は、どこに行っても、アジア系の人々がウジャウジャいるため、実に新鮮な光景でした・・・むしろ、「あれ? 抑揚(よくよう)に欠ける聞き慣れない言葉を話す、見慣れない人種の観光客たちが来てるぞ」と、我々が珍しがられて、ジロジロ見られたほどなんですよ(笑)。

 ※ ヨーロッパに長年お住いの日本人ガイドさんも、この村のことをご存じなかったので、「素晴らしい村を教えてくださって、ありがとうございます! また今度、個人的に再訪して研究します!」と、訪問を提案した私が感謝されました。

(今後の10枚は、私が撮影した写真です)








 やがて、イヴォワールの港を離れ・・・




 湖畔の美しい村々を、「こんな所に住んでみたいなぁ」と、うらやましく眺めているうちに・・・




 20分ほどの乗船後、レマン湖の対岸にある、スイス領の「ニヨン」の港に、着岸。




 しばらくバスで移動すると、最高級ワインの生産地として有名な「ラヴォー地区」に広がる、世界遺産に指定されているブドウ畑に、到着しましたよ。

 まさに、「絵に描いたような」と表現するしかない、美しすぎる絶景が、広がっています!!

 \(◎o◎)/




 農機具を入れる小屋でさえも、なぜか、とってもオシャレに見えるから不思議です(笑)。




 こんな楽園に、しばらく滞在して、のんびりしてみたいですよねぇ・・・

 (*´з`)




 そう言えば・・・先ほど、ヨーロッパの人々にとっての日本語が、「抑揚に欠ける言語」として聞こえることを書いていて、ふと、思い出したことが・・・

 かつて、イタリアでトイレ休憩をした際に、併設されていた売店で、このような不気味な宣伝文を発見・・・見た瞬間には、まさか「日本語」だとは思わなかったのですが、しばらく見つめているうちに、まるで「象形文字を解読する考古学者」のように、ある日本語の文章が浮かんできたのです!!

 しかし、この文字群を店頭で見て、「日本語」だと気づいた日本人が、どれだけいらっしゃるか・・・


 さて、あなたは、この初体験の奇妙な文字群を、どのように解読しますか?

 ヒントは・・・「日本語を習い始めたばかりのイタリア人が、どこかに書いてあった日本語の文章を、辞書を引きながらテキトーに加工して、自分なりに書き変えてみたならば、どうなってしまうでしょうか?」(笑)




 もう、おわかりですよね?

 解答は・・・私の解読結果によれば、おそらく、日本語らしきもので、このように綴ってあるのではないでしょうか?(笑)


 
「すっぱささおさえた高級バルサミコ酢とエキストラバージンオイルの組み合わせ! サラダ・焼肉・焼魚 etc・・・」


 
!!\(゚Д゚;)/!!


 ヨーロッパの方々にとって、日本語というのは異次元の言語で、本当に難しいのだそうですよ。これを書いた御方は、正直、ずいぶん頑張っていらっしゃると思います。これほどのチャレンジ精神をお持ちであれば、今ごろは、かなり上達なさっているのでは?

***************


《 最終問 》

 そして最後は、きっとお馴染みでいらっしゃる、この場所・・・

 写真の右側で、運河の写真を撮っている、私の後ろ姿が、激写されてしまっておりますが・・・

 いったい、どの国の、どの場所にいるのか、おわかりですか?

(ゴンドラが行き交っている光景を見れば、一目瞭然のはず)




 そう、ここですよ、ヴェネツィア!!

(次の4枚は、私が撮影した写真です)





 ヴェネツィアの夕暮れ・・・うっとりしますよねぇ・・・

 臨場感抜群の写真ですから、ほら、あなたも、私と一緒に、今、この場所に立っていますよ!!

 \(☆o☆)/




 夜の運河巡りも、めちゃ素敵なんですよ、これが!!

 ああ、いつまでも、この場所で、ワインの香りに浸っていたい・・・

 (*´з`)




***************


《 おまけ 》

 次の写真・・・私自身は写っていませんし、旅の同行者さんからの「いただきもの」ですが、とても気に入っているんですよ。

 なぜなら・・・まずは、左側で「チェス」(西洋式将棋)に興じている、2人のお爺さんたちの姿が、実に、ドラマティックだからです(笑)。

 おそらく、左側のお爺さんが、「王手」をかけたか、勝負をかけたところであり、右手のお爺さんが、追い詰められてしまっているのでしょう・・・左手のお爺さんの、「フフフ、勝ったな」という、真剣度100%ながらも勝ち誇った表情と、右手のお爺さんの、「し、しまった!!」と頭を抱えて悶絶する姿が、見事な対比を構成しており、その迫真の臨場感ゆえに、両者の感情がビンビン伝わってきますよね(笑)。

 そのうえ、「そんな対決には我関せず」と、ベビーカーで無邪気に微笑む男の子の表情も、これまた絶品・・・左手の「真剣度100%のお爺さんたち」と、右手の「能天気にくつろぐ男の子」との対比が、見事な人間ドラマを構成していて、本当に素晴らしいんですよ!!




・・・ということで、(ようやく)これにて終了。

私の初めての写真集(笑)、お楽しみいただけましたか?


ちなみに、第2集の公開予定は・・・

もう恥ずかしいので、今のところ、ございません。

(;^ω^)


したがって、この第1集を何度でも開いて、
写真の隅々まで凝視・観察しながら、
新たな発見を、お楽しみください!!

\(^o^)/


なお、今回ご紹介した、欧州各国の旅について、
さらに詳しいレポートをご希望くださる御方は、
以下をクリックして、旅先に飛んでくださいね。

元気を出したい時の暇つぶしに、ぴったりですよ!!

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