飯田史彦の引率で優雅に巡る  「絶景と紅葉の上高地」



それは、2022年10月のこと・・・

120枚を超える美麗写真を活用しながら、
ドラマティックにレポートいたしますので、
どうぞ、お楽しみに!!

それでは、皆さま、
私と一緒に巡った気持ちになって、
さあ、出発しますよ!!

***************

 18日(火)のうちに、特急「しなの」号で、信州・松本駅に降り立ち、(不測の事態に備えて)前泊しておいた私・・・万が一にも、主役の私がツアーに参加できなかったら、笑い話では済まされませんからねぇ。





 いわゆる「飯田史彦の案内で巡る上高地ツアー」(ご存じない御方はこちらをご参照)の前夜0時を過ぎ、「当日」になってから、天気予報サイトの「ウェザーニュース」を開いてみると・・・


 おお!! 今日も明日も、奇跡のような「完全晴天」の予報!!

 \(◎o◎)/





 
この予報に狂喜した私は、興奮のあまりに、「遠足の前夜の子ども」状態に入ってしまい、泣く泣く、睡眠導入薬に手を伸ばす始末・・・(笑)


 
ところが!! (゜ロ゜;ノ)ノ


 早朝に目が覚めてしまったので、つい、私が個人的に上高地を訪れる際の定宿にしている、河童橋の真横に建つ「五千尺ホテル」のサイト(24時間ライブビューイング)を開いて、「上高地・河童橋の現在」を確認してみると・・・

 なんと、「雲一つ無い晴天」どころか、実際には、かなりの曇り空で、当然ながら穂高連峰の山々など全く見えておらず、「今にも雨が降り始めるのではないか」と、泣きたくなる状況じゃないですか!!

 
\(゚Д゚;)/


 河童橋にたたずむ登山者たちも、稜線の見えない山々の方向を見上げながら、ガッカリなさっている様子で、まったく元気がありません・・・





 考えてみると、天気予報は「松本市街」を予想しているのであり、バスで1時間以上かかるほど離れた山奥にある「上高地」では、山岳地帯に特有の不安定な天候に襲われてしまうのが、当然のことなのです。3000m級の山々が連なる北アルプスでは、一日の中でも、目まぐるしく天候が変化するため、「好天のつもりで登ってみたら荒天に見舞われてしまう」なんてことが、頻繁に・・・


 私としては、「ふむう、やはり、天気予報など、当てにならなかったか(涙)」と、またしても予報サイトに振り回されてしまった自分を憐れみながら・・・とりあえず、集合時刻までの時間つぶしに出発。

 時代を感じさせる、風情ある街並みを散歩しながら、たまたま通りかかった、「四柱」(どう読むのでしょうか?)と書かれた立派な神社の境内で、有名な「信州そば」のお店を見つけた私は、やけっぱちの「大盛」を発注して完食!!(笑)





 さらに、国宝・松本城まで足を延ばし、日本有数の美しさを誇る、天下の名城の雄姿に感嘆!!





 さあ、愛用のデジカメ(十数年前に2万数千円で購入)を手に、背中のリュックには、なぜか、四国八十八か所巡りの「お遍路さん」が身につける、「弘法大師と同行二人」の鈴(第1番札所・霊山寺で入手した公式アイテム)・・・自称「クマ寄せの鈴」(クマよけではありません)を装着して、いざ、上高地へ!!

 


 大型の観光バスを借り切り、北アルプスを目指して1時間ほど登ると、美しい白樺の林に突入しますが・・・う〜ん、気になる天候はと言えば、こんな感じで・・・





 暗くて細くて長〜い「釜トンネル」(私の代表作『教授の恋』にも登場していますよ)を抜け、風光明媚(ふうこうめいび)な美しさで知られる「大正池」の端っこまで、たどり着いてはみましたが・・・肝心の天候は、う〜ん・・・





 果たして、穂高連峰の山並みを、稜線までクッキリと、目にすることはできるのでしょうか?

 小心者の私は、「もしも山々が雲で覆われていて、遠方から集まってくださった、期待でパンパン状態のお客様たちを、ガッカリさせてしまったらどうしよう?(涙)」と、怖ろしくて目を向けられない心境に・・・

 ( >_< )


 すると、あるカーブを回った瞬間に、バスの運転手さんが、突然の大声!!

 ※ 多数の同乗者が耳にしている、運転手さんの言葉そのままを転載。


 
「見てください!! 私、この道を50回は通っていますが、これほどのコンディションで穂高が見えるのは、初めてですよ!!」

 
( `―´)ノ


 ※「コンディション」という西洋語を用いることにより、すべての要素を一発で見事に表現する運転手さんの職人芸、さすがです!!(山岳地帯を専門にする運転手さんたちの、業界用語なのかも)

 その瞬間、「え〜っ!?」と驚きながら、最前列に座っていた私が、運転手さんの指差す方向に、恐る恐る、目を向けてみると・・・


 
!!\(◎o◎)/!!



***************



 おお!! かの有名な「穂高連峰」が、稜線や山肌まで、クッキリ!!


 
!!\( ^o^ )/!!





 わずか数時間前に、「五千尺ホテル」のライブビューイングで確かに目撃した、山々を覆い隠す分厚い雲海は、どこに消え去ってくれたのでしょうか?

 晴れ晴れとした気持ちで、窓外の白樺林に目を向けると、先ほどとは一転して、我々を微笑ましく歓迎してくれるかのように、美しく輝いて見えるではありませんか!!(笑)





 バスを降りて歩き始めると、我々の周囲を取り囲むかのように、美しい白樺たちの広大な林が・・・

(正確には、山岳地帯に生える白樺 = ダケカンバが、混生している模様です)





 ホテルに向かう道の途上で、橋から見下ろすと、トドマツとダケカンバの森が広がっており、まるで古代そのままの原生林の中にいるような、ロマンティックな感覚に・・・





 その「田代橋」から、右手に目を向けると・・・

 おお!! (゜ロ゜;ノ)ノ

 正面に見える穂高連峰の左下に、いま向かっているリゾートホテルの、白い建物が!!

(今後登場する、私の「後ろ姿写真」は、参加者の方々が撮影し、送ってくださったものです)




 田代橋から、徒歩5分程度で、今夜の宿泊先である、「上高地ルミエスタホテル」に到着・・・清流「梓川」(あづさがわ)が目の前を流れる、最高の環境ですよ。







 観光客や登山客で賑わう「河童橋」周辺のホテルと違って、ほとんど一般客は通りかからない、閑静な場所に建っていることが、このホテルの魅力です(河童橋までは徒歩10〜15分)。しかも、私の人生に欠かせない「露天岩風呂」があるだけでなく、全ての客室のお風呂に、天然温泉が引かれているという贅沢さ!!

《 私の絵本『いきるって、どういうこと?』より 》




 私が泊まるのは、この「プレミアム・シアター・ツインルーム」・・・JTBさんが、今回の旅の主役であり、お客様たちのアイドルでもある私(笑)に配慮して、最高級のスイートルームをご用意くださったお気持ちは、ありがたいのですが・・・

 正直、私が1人きりで、ただ寝て起きるだけ(午後11時まで外出しており、午前0時に眠って5時過ぎに起床するまでの6時間しか滞在しませんでした)というのは、もったいなさすぎて、罪悪感に包まれました・・・やはり、このようなロマンティックな部屋は、最愛の人と2人きりでノンビリする、ラブラブな恋人たちのためにあるのでしょうね。





 チェックインして着替えたら、さっそく、みんなで散策に出かけましょう!!





 ホテルを出て、梓川沿いを、河童橋方面へ・・・

 見てくださいよ、この美しさを!!





 おや? お猿のカップルを発見!! (^o^;)

 仲良く寄り添っていますが、夫婦なのか、親子なのか・・・





 そう言えば、こんな注意書きを見た記憶が・・・

(この時点では、この後の2日間で、さんざん、お猿たちに出会うことになるとは、予想しておりませんでした)





 美しい清流と、澄み切った空気を、満喫しながらのお散歩・・・

 ああ、幸せすぎます!! (^−^)







 梓川の真ん中に、降りることができる場所を発見して、みなで狂喜中!!

 撮影中の私の影が、写真の下側に、写り込んでいますよ。




 まさか、梓川の真ん中を歩けるとは・・・まさに、望外の喜びでした。一般の観光客は、この道を通ることが少ないため、今夜の宿泊を「ルミエスタ」にしたことが、ここでも幸いしたのです。





 ホテルから十数分ほど歩いて、かの有名な「河童橋」(かっぱばし)に到着!!

 シンボルの旗を持ったガイドさんが、観光客の大集団を引き連れて歩く姿は、ここが日本有数の観光地であることを、再認識させますよね。





 向こう側には、私の定宿である「五千尺ホテル」(左手がフロント&客室)と、その右手には、立派な売店が・・・この売店の屋根下に取り付けられたカメラから、「24時間ライブビューイング」が、YouTube で世界配信されているというわけですね。





 河童橋を渡りながら、穂高連峰の方向に目を向けると・・・

 おお!! これぞ、上高地を代表する・・・いえ、日本を代表する、「山岳&清流&樹林」という豪華3点セットで構成された、完全無欠の山岳美!!

 \(◎o◎)/

 まさに、「絵に描いたように理想的な大自然の光景」とは、この完璧な構図のこと!!

 私自身も、この構成美を上回る完璧な光景は、(日本国内では)目にしたことがありません。





 次の写真は、完璧な構成美を、嬉々として撮影する、私の後ろ姿ですが・・・

 実は、何を隠そう、この私は昔から、「飯田君って、足が長いねぇ」と、(私の周囲だけでは)有名だったんですよ。今でも、たまに、「飯田先生って、体の半分が足ですよねぇ」と、(冗談でしょうが)驚きの顔で指摘されることも・・・

 確かに、次の全身写真を見る限りでは、私の後ろ姿から判断すると、異常に足が長く見えてしまうのは、どうやら事実のようですね(笑)。いつも愛用の「クロックス」のサンダルを履いていますから、その分だけ足が長く見えるのは事実ですが、決して女性のような「ハイヒール」ではありませんので、他の男性の靴に比べて、不平等なほどの「高下駄」状態だというわけではありません。(どんな男性靴も、カッコ良く見せるため、ヒールの部分は、それなりに高くしてありますからね)

 しかも、この場所から遠方の山々を撮影するために、わずかに背伸びをしても無意味ですから(笑)、カカトを上げて背伸びをしているわけでもございません。

 そうなると、皆様が鋭くご指摘くださるように(いつの間にか「私の周囲だけ」が「皆様」へと誇大化されておりますが)、確かに私は、「体の半分が足である」と描写しても過言ではないほど、異常に足の長い、スタイリッシュな体格だということに・・・(下記の証拠写真をご参照)

 ※ 決して「自慢話」ではなく、事実を淡々と解説しているにすぎませんよ(笑)。




 ちなみに、「実は上げ底じゃないの?」などと疑い深い御方のために、きちんと証明しておきますと・・・私が履いているクロックスは、これ(次の写真をご参照)。おわかりのように、フチの部分が異常に高くなっており、脱げにくい構造をしているだけであって、実際のヒール(カカト)の部分の高さは、むしろリーガルのような男性用の標準的革靴よりも、低いくらいなのです。なにしろ、品目としては、ペタペタした「サンダル」の一種ですからね(笑)。





 おっと、上高地とは無関係の個人的な話題に、うっかり熱くなってしまいました(笑)。

 話をツアーに戻しますと・・・河童橋の上は、好天に恵まれ、幸せ一杯で写真を撮る、大勢の美男美女・善男善女たちで、埋まっていますよ。





 穂高連峰の解説板も、山岳気分を、盛り上げてくれますよね。

 このような解説板や地図は、各所に設置してあるのですが、通りかかる人々のほとんどは、チラリと目を向けるだけであり、立ち止まって読み込む人は見当たりません。私の場合、解説板や地図を見かけると、必ず近寄って立ち止まり、充分に読み込んで勉強(予習・復習)する習性なので、「せっかく解説板や地図があるのに、読まないまま通り過ぎる人」の心境が、理解できないのです。皆様が「勉強嫌い」なのか、それとも、私の知識欲の強さの方が、異常なのか・・・やはり、大学教授だった私は、何でも詳しく調べたがる「学者」(研究者)に、生まれつき向いている性格なのでしょうね(笑)。





 それでは、河童橋を後にして、梓川を挟んで往路とは反対側の道を、ホテルまで戻りましょうか・・・

 次の光景も、しばしば、上高地を象徴する構図として、各メディアに掲載されますよね。





 向かいの山々では、様々な木々の紅葉の色使いが異なっており、それらが混在した光景は、実に美しいですよねぇ・・・







 ほら、みんなも、うっとりしながら、撮影に夢中ですよ。





 やがて、ホテルに戻った我々一行には、次の写真のオシャレなレストランで、フレンチ・ディナーコースの夕食が待っていますよ。2時間の散策で腹が減って、今にも、お腹と背中が、くっつきそう!?





 こちらが、今夜のディナーコースのメニューでございます。





 前菜と一緒に、「シャンパン」も発注し、好天に恵まれた祝杯を!!

 


 ふだんの私は、(ベジタリアンではありませんが)ほとんど肉料理を食べないので、ローストビーフを食べたのは、おそらく英国在住時以来、数十年ぶりかと・・・(かなりの薄切りでしたが、それでも半分以上を残してしまいました)

 お魚料理は、とても美味でしたよ。


 


 甘いもの好きの私ですから、マロンのデザートが登場して、満足いたしました・・・同じものを、あと2皿ほど頂戴できれば、さらに大満足でしたが・・・いま思えば、「お肉料理」を「デザート」に変更してもらえば、私にとっては最高のコース内容でしたね(笑)





 夕食を終えたら、ロビーに集合して、「大宇宙の天体観測」に、出発しますよ!!





 街灯など1つも無い、真っ暗闇の道を、「クマに襲われませんように」と祈りながら、河童橋方面へ・・・





 誰もいない河童橋を独占しながら、懐中電灯を消して、夜空を見上げてみると・・・





 おお、こ、これは・・・素晴らしすぎます!!


 
!!\(◎o◎)/!!







 これぞ、「無限に広がる大宇宙」!!

(「宇宙戦艦ヤマト」冒頭の有名な決まり文句)





 次の写真の左上部分で、数多くの星たちが集まって、固まりのように輝いているのは、有名な「すばる」でしょうか・・・

 日本で「すばる」と呼ばれるのは、国際的には「プレアデス星団」と呼ばれる星の群れのことであり、「たくさんの星が結ばれている」→「結ばる」→「すばる」と、転じたのだそうですよ。





 これが、ネット上で公開されている、「プレアデス星団」の拡大写真・・・確かに、上記写真の左上で輝いている星の群れと、そっくりですよね。どこかのプラネタリウムで聞いた記憶では、他の星団との見分け方として、「天空のクエスチョン・マーク」とも、呼ばれるそうですが・・・





 かの有名な、「プレアデス星団」(すばる)を、これほどハッキリと拝むことができるとは・・・なんと、めでたいことでしょう!!

 地球を訪れている宇宙人たちは、この「プレアデス星団」から飛来しているという噂も、しばしば聞きますが・・・どうなんでしょうねぇ?(正直、私は、地球内部の問題で手一杯ですので・・・笑)

 この写真を見て、なぜか「懐かしさ」や「親しみ」を感じる御方は、もしかすると、プレアデス星団と、ご縁をお持ちなのかもしれませんよ(笑)。


 そして、次の写真こそが、私の一番のお気に入り・・・

 これぞ、上高地・河童橋から見上げた、「天の川」(ミルキーウェイ)!!

(ネット上で拾ったものではなく、この夜に我々が撮影した写真ですよ)




 我々が住む、数えきれないほどの星で構成される円盤状の「銀河系」の中心方面を、我々の地球から眺めると、(円盤状ですから)星が一直線に固まって見える・・・それこそが、「天の川」の正体なのです。つまり、「天の川を見上げる」というのは、「銀河系の中心部分に目を向けている」ということ・・・

 このご説明を読んで、理解できた御方も、できなかった御方も、とにかく、「めちゃロマンティックな話」であることだけは、感じていただけたのではありませんか?(笑)


***************


 そんなわけで、この夜は、幸せに満ちてグッスリと眠り、翌朝は、頑張って5時過ぎに起床・・・なぜなら、これから、「山々の朝焼け」を見るために、またもや河童橋を目指そうという、贅沢すぎる魂胆だからです!!

 もちろん、7時からの朝ご飯の前ですから、空腹で歩くことになるため、「希望者だけ参加」にしたのですが、なんと、ほとんどの方々が集合なさっていますよ・・・早朝6時にロビーに集まった、生真面目な頑張り屋の方々の表情は、かなり眠そうですが・・・





 早朝の澄み切った空気の中を昇る、お日様のまぶしい光・・・これが富士山頂ならば、いわゆる「ご来光」ですね(笑)。

 もう、「うわぁ!!」と、感嘆の声しか出ないほどの美しさ・・・





 やがて、間近をスルスルと通り過ぎる、何者かの気配を感じ、ビクっと振り返ると・・・





 なんと、数えきれないほどの猿たちが、しかも「母と子」で・・・「小さな子猿のそばで、温かく見守る母親」という組み合わせが、あちこちに・・・

 早朝6時の梓川は、お猿の子どもたちの「お遊びタイム」でした!!

 よく見ると、川の向こう岸でも、何匹もの子猿たちが遊ぶ姿が、写っていますよ。(手前の子猿は、まだ小さすぎるため、川に入ることは、母親から禁じられているのでしょうか?・・・好き勝手に川遊びをする先輩たちを、うらやましそうに、見つめていましたよ)





 楽しそうに川遊びをする、これらの子猿たちの背後でも、少し離れた場所(林の中)から、母親が(にこやかに?)見守っていましたよ・・・子育てをする母親の愛情は、人間も猿も、同じなんですねぇ。

(父親らしき姿は、まったく見かけませんが・・・まだ全員、二日酔いで寝ているのでしょうか?)





 お猿の母子たちと別れて、木道を歩こうかと思いましたが・・・氷点下の冷気が凍っており、木道がツルツルで危ないため、他の道を進むことに。





 ほら、氷点下の寒気の中で、木々や草たちが、こんなに凍りついていますよ。





 まるで、私の「生きがい論」シリーズの表紙にピッタリ!!





 あまりの寒さに、ポケットでカイロを握りしめながら歩く仲間たちも、数多かったとのこと。





 凍えながら到着した河童橋も、ほら、こんなに、霜(しも)で真っ白!!





 霜で滑りますから、ほら、充分、気をつけて!!

(どんなに寒くても、私は、これしか持っていませんので、いつものクロックスのサンダル・・・笑)





 雲一つない晴天のもと、穂高連峰に朝日が射し始めて、神々しいほどの美しさ!!





 反対側に目を向けると、焼岳(やけだけ)の山頂付近から、朝日の光が広がっていきますよ。





 河童橋の中央付近・・・左側にいるのが私で、すぐ右に立つ青い服の女性は、JTBのツアーガイドさん。(ガイドさんも、「こんなに美しい穂高連峰は、初めて見ました!!」とのこと)





 (いまだに私はスマホを使っていないので)スタッフのスマホを借りて、五千尺ホテルのライブビューイングを開き、現在の河童橋の模様を確認すると・・・

 おお!! \(^o^)/

 当たり前ですが(笑)、我々一行の姿が、今まさに、全世界に向けて、生中継されているではありませんか!!





 えっ? 私ですか?

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 私は・・・上記画面の「最前列の一番左」に立ちながら、右手に持つカメラで、左手に持つスマホの画面を撮影している姿が、ハッキリと写っていますよ(照)。


 次の写真を見ればおわかりですが、山々に朝日が射す部分が、どんどん広がっていき、刻一刻と光景が変わるため、一同、撮影に大忙し!!





 ちなみに、ここだけの話ですが・・・上記写真の右側で、ポケットに手を入れて1人たたずむ男性(我々の仲間です)に、「氷点下の中、ちょっと職場に顔を出すかのような、その薄手のジャケット姿では、寒くないですか?」と、失礼ながらも、恐る恐る尋ねてみると・・・「さ、寒いです(涙)・・・山を甘く見すぎていました(涙)」と、震える声で、誠にお気の毒なお返事でした。

 (>ω<。)


 さて、この素晴らしい朝焼けを、いつまでも、眺めていたい心境ではございますが・・・





 7時から朝ご飯タイムが始まりますので、そろそろホテルに戻らねば!!





 ホテルに戻って、ようやくありつけた、朝ご飯・・・本来は7時からなのですが、この日は泊り客が多くて満室のため、特別に、6時45分からOKとのことでしたよ。(JTBのガイドさんは、同じホテルに空き部屋が無く、別のホテルにお泊りでした)





 朝食バイキングでは、「信濃乃国の味めぐり」と題して、信州&美濃(合体させて「信濃」)の地元の名物が、楽しく並んでいましたよ。







 大自然の中のリゾートホテルで、仲間たちと優雅に朝食をいただく、幸せな時間・・・





 朝食後は、ホテルに荷物を預けてチェックアウトした後、この日の散策ツアーに出発・・・もちろん、諸条件を考慮しながらコースを決めるのは、先頭を歩く私ですよ。

 梓川のほとりで、みんなが歓声を上げながら見上げているのは・・・





 そう、この絶景です!! \(◎o◎)/

 河童橋から見る光景とは、また異なる大自然の姿に、一同、感嘆するばかり・・・




 プロ級の機材を持つカメラマンたちが、たくさん三脚を並べて、各自の腕を競っていますよ・・・なにしろ、この場所は、写真マニアたちが「聖地」と呼ぶほど、日本屈指の撮影スポットなのですから。





 私の「十数年前に2万数千円で買ったデジカメ」でさえも、これほどの絶景が撮れるほどですから、プロが使う「数百万円の超高級カメラ」で撮れば、さぞや美しい作品が生まれるのでしょうね・・・











 えっ? 「なんで、今でも、そんなに古くて安いデジカメを使ってるんですか?」、ですって?

 実は・・・自分で言ってしまいますが、私は「無知」でも「ケチ」でもありませんので(笑)、その古くて安〜いデジカメを今でも愛用していることには、それなりの深〜い理由があるのです。

 ちなみに、近年の女子学生たちにモテないのは、「無知」「ケチ」「エッチ」の「3ち」を、残念ながら兼ね備えてしまっている男の子だそうですよ(つまり「単にエッチなだけで、良いところが何も無い男」という意味)・・・「エッチ」は誰でも備えてしまっているので仕方ありませんが、「無知」と「ケチ」は自分の意志と努力で改善できますから、男子学生諸君、頑張りましょう!!

 この愛用カメラは、発表当時に絶賛されたほど、特有の個性的な味わいを出せる「歴史的名機」であり、今でも、中古品が高値で取引されているほどの貴重品なんですよ(発売当時に2万数千円だったものが、今では中古でも5万円以上、未使用品だと数十万円もするのです)。私は、このカメラにしか出せない独特の味わいが大好きなので、壊れてしまうまでは、活用し続けたいと思っています。つまり、私は「無知」でも「ケチ」でもなく、逆に、かなりの「カメラマニア」だからこそ、新しさや値段には惑わされない、ということですね・・・そう自分で思っているだけですが(笑)。どんなジャンルであっても、機材マニアたちに尋ねれば、同じ答えが返ってくるはず・・・良いものは、いつまで経っても良いのです。

 また、カメラ業界では、次々に、改良を重ねた新作が発売されます。カメラというのは「機械」ですから、当然、「画質」や「機能」に関しては、通常、「新しい製品ほど優れている」「高価な製品ほど優れている」というのが現実です。したがって、「より高画質を」「より高機能を」と求める限り、何十万円、何百万円というカメラを、次々に買い替え続けなければならず、いくらお金があっても足りません(涙)。(事実、この罠にはまってしまい、機材の買い替えで大金を失うだけで、「頭脳」も「技術」も高まらないまま数十年を生きてしまって後悔している人々を、何人も知っています)

 さらに、「プロが高度な機材を用いて高画質&ハイテクで撮影した写真」というのは、すでに、ネット上に溢れていますから、わざわざ、素人の私が、プロのマネをしたり追いかけたりする必要はありません。単に、「高画質の美しい写真」を見たければ、ネット上で、いくらでも検索できるのです。それに対して、この私のウェブページをご覧くださる方々は、「私の目や心を通した映像」を期待くださるのですから、「いかにして、他の人とは異なる個性的な作品を提供するか」という命題の追求こそが、読者の皆様のご期待にお応えする最善の方法だというわけです。

 以上のような主な理由により(ほかにも理由はあるのですが)、私は、使用カメラの「新しさ」や「値段」から自分を解放して、「古くて安価だけれど味わい深い名機」を、愛用し続けているというわけなのです。いずれにしろ、撮影したデータを、3種類の編集ソフトを併用しながら、パソコン上で大いに加工しますので、私は決して「カメラマン」(撮影の専門家)ではなく、「フォト・アーティスト」(加工職人)だということですね。


 さて、余計な話で長くなりましたから、そろそろ、旅の続きを・・・

 上高地を歩いていると、このような警報版を、各地で目にします。しかし、クマを目撃しても、わざわざ届けなど出さない人が多いので、実際には、かなりの人が目撃しているのだそうですよ。(私自身も、数年前に、わずか10メートル先で目撃しましたが、どこかに届け出る機会が無いまま帰宅しました)





 さあ、これから、上高地を代表する絶景スポットのひとつ、「岳沢湿原」(だけざわしつげん)を、目指して歩きますよ。

 う〜ん、いい感じの橋ですねぇ・・・




 上記の写真を撮影中の私を、お客様が撮影してくださいました。





 見渡す限りに茂っているのは、もしや、クマの大好物である(?)、「クマ笹」でしょうか?





 そう言えば・・・かつて、ある田舎町を1人で旅していた時、風邪気味だったので「風邪薬」を求めて、さびれた小さな薬屋さんに入ってみると、おばあちゃんが出てきて、「クマ笹あめ」を勧めるのです。「いえ、あめじゃなくて、ちゃんとした薬が欲しいんですけど」と訴えても、「これがいいんですよ」と、ひたすら「クマ笹あめ」を勧めるばかりで、肝心の「薬」を、なぜか売ってくれません(涙)。

 しばらく、「薬を!!」「あめじゃ!!」(なぜか広島弁)と押し問答をしていると、白衣を着た若い女性が入って来て、「いらっしゃいませ!!」と、元気な声・・・困り果てていた私が、「もしや、あなたが薬剤師さんですか?」と喜ぶと、その女性は、このように謝ってくれました・・・「はい、ちょっと用事があって店をあけるので、奥にいた母に留守番を頼んでいたんですが、母は素人ですから、薬のことは何もわからないんです、すみません」。(なるほど、それで、「あめ」ばかりを勧めていたわけですね・・・笑)


 さらに、クマ笹(?)の林を、いくつもの「いい感じ」の橋を渡りながら進むと・・・




 美しく色づいた、不思議な植物の草原を抜けて・・・





 整備された木道が続く、爽やかな高原に出ますよ。







 やがて、たどり着いたのが・・・





 ここ、岳沢湿原!! \(^o^)/

 まあ見てくださいよ、この光景を!!





 あまりの美しさに、時を忘れて「し〜ん」と見入ってしまう、我々御一行・・・





 しばらく「し〜ん」と見入った後で、ふと我に返り、あわてて撮影を始める皆様・・・





 木々が立ったままで枯れているという、めったに見られない珍しい状態、いわゆる「立ち枯れ」現象こそが、この美しさの秘密です・・・私が知る限り、一般人が安全に行くことのできる湿原の中で、この「岳沢湿原」こそが、わが国で第1位の美しさ!!









 私の右に立っている御方は、なんと、私の父親の主治医さんです!!(勤務する京都の大きな病院に休みをもらって、今回のツアーに、ご参加くださいました)

 この美しい大自然の中でさえも、「認知症というのはですねぇ・・・」などと、「精神医学」の熱い議論を戦わせている、空気の読めない、メンタルヘルスの専門家2名・・・(笑)





 いつまでも、この幸せな場所にいたい・・・誰もが、そう願いながら、泣く泣く、この湿原を後にします。





 湿原からの帰り道に、あらためて見上げる、穂高連峰の雄姿・・・太陽が高く上がり、上高地の全体に陽が当たって、ますます、まぶしさを増していますよ。





 河童橋に戻ってみると・・・宿をチェックアウトして、バス乗り場へと向かう、大勢の修学旅行生たちが、楽しそうな笑顔を見せてくれました。





 いつの間にか、焼岳の全体に陽光が降り注いでおり、本日も、雲一つない快晴に恵まれました。

 梓川に入って、清流の冷たさを楽しむ人々も・・・さすがに、泳いでいる人の姿は、見かけませんでしたが・・・(笑)





 観光ガイドの本、パンフレット、ウェブサイトにおいて、しばしば、「上高地を代表する光景」として紹介されるのが、「穂高連峰を背景にした河童橋」という、この組み合わせ・・・「連峰」「清流」「個性的な橋」という豪華3点セットが、大いに興味を引くからでしょうね。





 観光バスが到着する時刻になり、どんどん、人が増えてきましたよ。





 11時頃になると、早朝の静寂が消え去って、まるで「高級リゾート」のような、オシャレなムードに・・・





 我々も、いったん解散して、お昼ご飯までの間に、100分間ほどの、自由行動時間を取りましょう・・・色んなお店がありますが、甘いものでも食べながら、一休みできるのは?







 結局、JTBから渡してもらった「全国旅行支援」の「信州割」クーポンを活用できる、このお店に入りましょうか。







 せっかくの自由時間ですから、しばらくは仕事を忘れ、1人ぼっちでノンビリしながら、アップルパイと紅茶を楽しんだ私・・・(お客様たちにとっては「旅行」ですが、私にとっては「仕事」ですから、常に誰かの応対をしたり、次の集団行動を考えたり、全員の疲労度やご機嫌度をチェックしたりと、気を抜ける時間は無かったのです)





 1人で20分間ほど休憩した後は、結局、本来の「仕事人間」に戻って、HPでのツアーレポートで役立ちそうな写真を撮るべく、各地を歩き回った私・・・

 まずは、「小梨平キャンプ場」を訪れてみたところ、ただ今、「熊対策」を強化中とのこと!!





 確かに、テントで宿泊中、突然、クマに襲撃されたら、ビックリ仰天しますよねぇ・・・

(単なる「ビックリ仰天」だけでは、済まないような気も・・・涙)




 そこで、ビジターセンターに立ち寄って、クマの習性と対策について、お勉強することに・・・

 う〜ん・・・時速50キロで追いかけられるのでは、逃げようがありません!!

 ( >_< )




 さらに、「木登りも泳ぎも得意」とあっては、どこにも、逃げ場が見当たらない!!

 \(゜ロ゜)/





 すなわち、我々が身を守るためには、「クマとの出会いを避ける」以外には、方法が無いというわけですな・・・





 なんと、クマには「追いかける習性がある」ため、逃げるのもダメとのこと!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 いったい、どうすれば・・・





 正解は、こちらでした・・・皆様、忘れないでくださいね!!

(しかし、いざ突然、襲いかかられてしまった時、こんなことが実践できるのでしょうか?)

 (^o^;)





 私の場合、いくら「ふみクマ先生ですので」と、「クマ仲間」であることを説明しても、わかってもらえるのかどうか・・・(涙)


 とにかく、山では、何が起きるかわかりませんので、いなくなった時に探してもらえるように、「登山届け」だけは書いておきましょうね。





 まだ、多少の時間が余っていますから、河童橋よりも上流で、梓川に、降りてみましょうか・・・





 いやもう、この清流の美しさは、どれほど写真や文章を駆使しても、到底、伝えきれません・・・





 梓川の流れの上に立つと、対岸から眺めていた紅葉が、ぐっと身近に感じられます・・・





 川岸に上がって、「興味深い被写体」(笑)を探しながら歩き回っていると、郵便ポストを発見・・・毎日、一度は、郵便局員さんが来てくださるわけですね。連絡先は、「松本南郵便局」となっており、調べてみると「松本市平田東」にありますので、このポストの場所からは、52キロ(車で1時間20分程度)も離れていますが・・・担当の郵便局員さん、誠に、ご苦労さまです。

 もちろん、このポストだけのために来るのではなく、他の数多くのポストを回る一環として寄るのでしょうが・・・それでも、最寄りの民家の集落からは、20キロほど離れていますよ(涙)。





 信州名物、「おやき」を売るお店も発見・・・「信州牛」「鹿肉」「野沢菜」「なす」の4種類から選べますので、う〜ん・・・悩むところです(笑)。





 土産物屋さんに入ってみると・・・やはり、信州・安曇野(あづみの)と言えば、「わさび」が名産品ですよね。先ほどご紹介したポストの写真に、「住所」の記載も写っていますが、ここは、「松本市安曇(あづみ)」なんですから。





 ん? 「これシカない」?・・・ここは大阪ではありませんので、まさか、「ダジャレ」のはずはありませんが(断言)・・・とにかく、鹿肉の加工品であることは、間違いなさそうですねぇ。





 クマやイノシシは・・・この周辺に、たくさん住んでいそうですからね(笑)。





 ここは、九州・熊本? (゚Д゚;)

 なぜ、上高地で、馬肉の加工品が?





 この商品には、個人的に、かなり興味を抱いてしまいますが・・・なぜ、「信州」の名物なのでしょうか?

 集合時刻が迫っていたので、買い忘れてしまいました(涙)。





 おい!! そんな危険な場所で、のんびりと、くつろいでる場合じゃないだろ!?(笑)





 正午を過ぎると、河童橋の周辺は、大変な人出に!!





 自由行動タイムを終えて、指定場所に集合した我々は、ガイドさんの案内に従って、昼食会場の「アルペンホテル」へ・・・

 ちなみに、今回のガイドさんは、世界各地を飛び回って熟練なさった、才色兼備の、とても優秀な御方でしたよ。私が知る多数のガイドさんの中でも、トップクラスの人材なので、本当に助かりました。(JTBの企画責任者の矢野さんは、今回は仕事のご都合で参加いただけなかったのですが、正直、矢野さんの出番は、必要ありませんでした・・・笑)





 お昼ご飯は、ご覧のように豪華で、皆さん、「食べきれません」と、ご満足でしたよ。

 実は、多くの方々が、自由時間に、私がオススメした「五千尺ホテルのレストランのチーズケーキ」や、先ほど私も1人で食べていた「アップルパイ」などを、お腹に入れてしまっていたのですが・・・(笑)





 満腹で苦しいお腹を抱えながら、預けてある荷物を引き取りに、再び、ルミエスタホテルへ・・・





 見上げれば、朝からず〜っと、「雲一つない晴天」のまま・・・





 思い起こせば、昨日の午後、上高地に着いてから、ほとんど「雲」を見ておりません・・・





 しかも、関東地方からおいでになったお客様によれば、「数日前のテレビのニュースで、たまたま上高地が紹介されていて、『今年の紅葉の最盛期は19日』だと言ってましたよ」とのこと・・・「19日」と言えば、まさに「昨日」じゃないですか!!

 \(◎o◎)/





 ああ、何と幸運な2日間!! (^o^)

 ツアーを終え、京都に戻ると、たくさんの方々から、感想文(笑)が届きました。ご紹介するとキリがありませんので、ツアーの全体像をまとめてくださっている、2名様のメールを取り上げて、以下に掲載させていただきますね。


***************

飯田史彦先生 今週の水木の上高地ツアー最高でした!!

初日の2時間半の散策では、透明な清らかな川沿いを川の流れる音に癒されながら歩き、道中かわいいお猿さんたちを愛で、美しい山々を眺め、夕方には夕日に映える山々。もう初日から満足度100%になってました。

ホテルに戻り温泉を満喫。美味しいコース料理。パンもお肉もおかわりしました!

更に、夜には星を見に! 満天の星空。ミルキーウェイもはっきりわかり、流れ星も3個も見ました。天空全体に星が広がり、ずっと上を向いていて、こんなに長く上を向いていたことはないくらいでしたが、全然見飽きない大宇宙の眺めでした。普段、仕事から帰るともう夜なのですが、星を見たくて玄関に入る前に星空を見上げます。いつも見えるのは3個。凝視しても7個が限界。実際はこんなにたくさんの星々に囲まれているんだな、宇宙の一員なんだなぁと、感慨深いものがありました。

また、昼間通った道なのに、夜には幅が半分以下になって、別の所を歩いている様な感覚になり、早朝通った時、あれ、こんなに広かったっけ? 雰囲気が全然違う!と、人間の感覚の不思議さを感じました。この感覚たちと共に、記憶の宝物として残りました。そして、冷え切った体を、また温泉で癒す。何と贅沢なことでしょう。

2日目は、なんと快晴!! 雲ひとつない!! 山の端々までくっきり鮮やかに見え、山肌が朝焼けのオレンジに染まり美しい。朝食後の散策では、森林浴そのもの。透明な、結構勢いのある水流を見ながら、緑を眺めて歩き、すごくたくさん歩いているのに、足取りは軽やかでした。上高地はとても清らかで空気も軽くて何だか聖地のようなところだと感じました。

早朝のカッパ橋、昼間のカッパ橋、夕方のカッパ橋、夜のカッパ橋。カッパ橋を満喫しました。ありえないような好天に恵まれ、一泊2日なのに、宝箱を開けたような贅沢で濃縮された、本当に素晴らしい奇跡の旅行となりました。こんな全てが揃った旅行凄いわー!としか、言いようがありません。病み上がりの中、企画してくださり、引率してくださり、ありがとうございました


元気100倍になって、ツアーの後、金土と仕事で残業が続きましたが、やる気満々で仕事がサクサク進みました。こうして書いていると、またあの満点の星空や美しい稜線、美しい橋と景色、緑の木立、清らかな水と流れの、やや強めの水音が聴こえてくるようで、胸が感動で満ちてきます。こんなことがあるなんて! こんなことが実際あるなんて! 本当に奇跡。すてきなツアー、ありがとうございました
!!

***************

***************

先生、こんばんは! 先日は、上高地ツアーに参加させていただき、誠にありがとうございました。当初、「上高地」が、どこにあるのかさえ分からずにおりましたが、まさに、一生に一度は訪れたいといわれる、大自然に囲まれた、日本を代表する有名な山岳景勝地だったんですね!!

東北の片田舎から集合場所の松本市まで、在来線と新幹線を乗り継ぎ、片道5時間ほど・・・松本市から大型バスに乗り、以前はデコボコだらけの壁面をマイカーで通れたという例の釜トンネルを抜け、たどり着いた上高地は、まるで別世界でした!

これほどまでに透き通った川は見たことが無く、嬉々として、その梓川沿いの遊歩道を歩き、動物園より間近にいた野生の猿たちに驚き、河童橋から見上げた穂高連峰や焼岳の雄大な山々は、雲ひとつかかることなく、どーんとそびえ立っており、その絶景に圧倒されました!

両日とも天候に恵まれ、夕焼け、満天の星空、朝焼け、神秘的な岳沢湿原等の神々しい景色も眺めることができ、人生を楽しむってこういうことなのかしら?と、参加させていただいたことに、感謝の念でいっぱいです!

先生の体調がすぐれないと伺っていたのに、詳細な旅のしおりを作成してくださったり、ツアー中は、ガイドさんもびっくりするほど歩いて引率してくださり、深夜から早朝も含めて河童橋まで4往復もするとは!! 翌日は、なんと二万歩を超えていたようです・・・たいへんお疲れ様でした!

楽しいメンバーと一緒に絶景を眺め、美味しいボトルワインをいただきながらお食事し、温泉で癒され・・・ご紹介いただいた河童橋そばのお店のチーズケーキも、ボリュームがありクリーミーで、本当に美味しかったです!

翌日、出勤したら、直属の課長から、「リフレッシュしてきたようだね」と言われるほど、しっかり英気を養わせていただきましたおかげさまで、また、楽しい思い出が増えました! とても素晴らしいイベントに参加させていただき、本当にありがとうございました!


(飯田注:実は、歩数計によると、2日間で、28キロも歩いていました・・・具体的には、19日が、14732m、20日が、13473mで、合計28205m!!)

***************


 ・・・ということで、ドキドキと心配していたお天気に恵まれ、ぴったりと「今年の紅葉の最盛期」にも当たったことにより、これ以上を望めないほど、幸運すぎるツアーとなりました。諸事情により、ご参加いただけなかった方々からも、盛大な応援を頂戴したことが、これほどの「ご利益」を授かった主要因であると、心より深く感謝いたしております。

 m(_ _)m





 皆様、私と一緒に巡った気持ちになって、お楽しみいただけましたか?





 これからも、国内外での楽しいツアーを、色々と計画しておりますので、その時点で実際に参加できるかどうかに関わらず、「どうなっちゃうのかな〜」と(笑)、想像をふくらませておいてくださいね。

 それでは、またの機会を、どうぞお楽しみに!!

 
\(^o^)/






HOME