飯田史彦の進軍ラッパで楽しむ大阪万博ミステリーツアー 〜 道頓堀・心斎橋・法善寺横丁の夜遊び&大阪名物の食べ歩き付き

 2025年5月に、JTBさんが企画&催行してくださった上記ツアーを、めでたく終了することができました。最終的には、5月14&15日の「平日開催」が「30名」様、17&18日の「土日開催」が「25名様」のご参加となり、いずれも、大成功となりました。

 以下、私が「お知らせ&メッセージ」のページ(こちら)に掲載した通り、「下見1回目」「下見2回目」「下見3回目」「本番1回目」「本番2回目」「おまけ報告(1)」「おまけ報告(2)」の順で、詳細をご紹介いたします。

 下見を重ねるうちに開催日が迫って来て、ついに本番を迎えて大爆発するという、生々しい時間進行と臨場感を、どうぞお楽しみくださいね!!


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(2025年)4月27日版

 
私の案内で巡る「大阪万博ツアー」の開催まで、いよいよ、わずか2週間あまり・・・自分の目で調べておくべき重要課題が、これでもかと噴出してきましたので、さすがに焦った私は、17時から入場できる格安チケットを活用して、昨日、下見に行ってみましたよ。

 
さて、その結果は、いかに・・・

 ( ; ^ o ^ )

 さっそく、私自身が撮影してきた、50枚もの生々しい写真を駆使しながら、ドカ〜ンとレポートしてみましょうね!!

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 まずは、京都市街地の中心部(三条御幸町)に位置する「光の学校」を、15時頃に出発して、京阪電鉄の「三条」駅から、全席指定の「プレミアムカー」に乗車・・・まさか、大勢の舞妓さんたちと、一緒になるとはねぇ・・・お嬢さんたちも、大阪万博を観に行くところなのでしょうか?(笑)

 \(◎o◎;)/





 約90分後には、大阪市営地下鉄・中央線の「夢洲」(ゆめしま)駅を出て、万博会場の入場ゲート前に、到着していた私・・・開幕初日に、10数万人の入場者が一斉にインターネットを使い、回線が詰まって不通になるという事件が発生したので、各社の業者さんが集まって、ネット環境の機材を緊急増強中ですよ。この業界は、つながらなかったらアウトであり、重役の方々が、テレビカメラの前で頭を下げることになりますからねぇ・・・業者さんたち、みんなのために、ご苦労さまです!!




 17時すぎに入場後、まずはインフォメーションセンターに向かって、200円の会場マップを購入した、熱狂的な「地図マニア」の私・・・大きく地図を広げて、眉間にシワを寄せながら観察&思考する瞬間は、まさに至福の時なんですよねぇ。




 何しろ、大阪万博の会場は、東京の(正確には千葉県ですが)「ディズニーランド」と「ディズニーシー」を合わせたよりも広いのですから(東京ドーム33個分に相当)、「全体像」と「個別施設の位置」を正確に把握しておかなければ、大変なことになってしまうのです。

 なお、熱狂的な地図マニアの私にとって、スマホの行先案内ソフトに身を任せてしまうのは、「自分の頭脳で探索する」という最高の喜びを放棄することであり、もったいなさすぎる愚行なんですよねぇ(笑)。(そもそも、私は今も「昔ながらのケータイ」を使っており、「スマホ」という文明の利器を、購入したことさえありません・・・これ本当ですよ)




 
名物の「大屋根リング」(世界最大の木造建築で1周30分)の巨大さに驚きながら、エスカレーターでリングの上に登ってみると・・・



 
おお、これは凄い!! (゜ロ゜;ノ)ノ

 さすがは、ディズニーランド3個分・・・これほど壮大な規模のテーマパークは、(ひとつの街であるハウステンボスを除けば)見たことがありません。(前回の大阪万博にも行きましたが、小学2年生の時なので、広さは理解できなかったのです)





 
本日の目的は「下見」ですから、色々と調べ物をしながら、全体を歩き回ってみましょうか・・・これ以降、写真の中にヒントがある場合には、何もコメントしませんので、どの国のパビリオン(展示館)なのかを、どうぞ当ててみてください!!(写真内にヒントが無い場合には、国名をお教えしますからご心配なく)

 各国がプライドをかけてデザインし、最先端の建築技術を駆使した、個性的かつ芸術的な建物ばかりですから、よ〜く観察してくださいね!!

 まずは、こちらの国から、ご紹介・・・












次の「SG」は、「シンガポール」です)




 
この時点で、かなりの疲れを感じた私は、ちょうど通りかかった「英国館」に立ち寄り、2階にあるパブ(バー)で、英国式のジェントルマンが愛飲する(?)「マンゴージュース」(笑)を、格調高く賞味しましたよ。



 
ほら、バーカウンターでは、金髪が美しい英国人のお兄さんが、カクテルを制作中・・・どのパビリオンの飲食店でも、その国の人々が働いていらっしゃる様子でした。世界各国の人々と、気軽にお話できるのも、万博の魅力のひとつ!!(たいてい、日本語を話してくださるので、ご安心を)



 
1階の売店(いつでも自由に入れます)には、コテコテに英国風のお土産が・・・

 (^_^;)




 さらに、1階のレストランでは、英国名物の「フィッシュ&チップス」などを、めでたく賞味することができますよ。何しろ「英国館」なんですから、ここで食べれば、間違いなく本物であり、英国に行ったも同然!!



 
ちなみに、私の推理によれば、なぜ今回の万博で、「イギリス館」ではなく「英国館」が名称になっているのかと言えば・・・あの国のことを「イギリス」と呼ぶのは日本だけであり、世界的に呼ばれる国名は「UK」(ユーケー:United Kingdom:連合王国)なのですが、日本人に「ユーケー館」と言っても通じないので、わざわざ漢字の通称で「英国」と書いたのでしょうねぇ(笑)。

 さて、格式高い英国館のパブで、優雅に「マンゴージュース」を飲んでから外に出ると、そろそろ日が暮れ始めて、会場内がキラキラと輝いてきましたよ・・・若者たちが、うっとりした表情で、写真を撮りまくっていますね。





 
それでは、夕暮れの場内を巡りながら、「国名当てクイズ」の続きを・・・











 
それぞれのパビリオンで、民族衣装をまとった方々に、挨拶したり話しかけたりできるのも、万博の大きな魅力ですよね!








 
入場した17時すぎには、長蛇の列ができており、1時間以上も待たなければ入館できなかった、大人気の「フランス館」・・・

 ところが、たまたま通りかかった瞬間に、案内係の女の子が、「今なら、すいていますよ〜!!」と声をかけてくれたので、「待ち時間は?」と尋ねてみると、なんと「20分くらい」とのこと!!(ちょうど始まる噴水ショーを見ようとして、大勢のお客様が海岸に向かうため、パビリオンの入館待ちが最短になる時間帯なのだそうですよ)

 それならば、「この幸運を逃すものか」と、列に並んでみたところ・・・なんと、実際には、わずか10分程度の待ち時間で、大人気の「フランス館」に入館できたのです!!

 !!\(◎o◎)/!!




 
すると・・・うわ〜っ!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 右も左も、上も下も、「ヴィトン」の高級カバンで一杯!!




 最高級のカバンなどを造る職人芸を、拡大映像で、紹介してくれますよ。





 
なぜか、「エッフェル塔」が見える高層ビルの屋上で、高度なダンスを踊る男女3名が、巨大な画面に映写されたり・・・



 なぜか、「樹齢1000年を超えるオリーブの大木」が、美しい池のほとりに植えられており、直接に手で触ってエネルギーをもらえる仕組みになっていたり・・・



 なぜか、不思議な造形物が、天井から下がっているので・・・



 
何だろう?、と、答えを探してみると・・・



 ワイン用のブドウを表現したオブジェ(造形芸術)である、という映像が浮かび上がってきたり・・・



 なぜか、フランスの国旗を示す、3色の衣服が出現したかと思うと・・・



 
あの「クリスチャン・ディオール」による、不思議な芸術作品群が、見渡す限りに展示された空間を、さまようことになったり・・・



 
とにかく、「さすがは、おフランス!!」と、そのオシャレすぎる空間に、のけぞりながら圧倒されているうちに・・・



 ふと気づけば、お土産屋さんの中を、歩いておりました・・・う〜ん、こちらのお店も、英国館と同様に、「いかにも」な感じで、コテコテですねぇ・・・(笑)



 ほら、見てくださいよ、フランスのお店や家庭で親しまれている、巨大な「カフェオレ・ボウル」・・・そりゃもう、万博の売店なんですから、こうでなくちゃね!!



 おまけに、「とどめだ!!」とばかりに出現する、フランス式の「ブランジェリー」(パン屋さん)・・・めちゃ美味しそうな「クロワッサン」などが、素敵な香りを漂わせていますよ。何しろ「フランス館」なんですから、ここで買えば、間違いなく本物であり、フランスに行ったも同然!!



 ちなみに、上記の「フランス館」・・・女性の方々は、目をキラキラ輝かせ、幸せに満ちた表情で、ゆっくりと堪能なさっていましたが・・・ほとんどの男性諸氏は、「魚屋の店頭に並んでいる、生気の無い魚の目」をしながら、無表情&足早に、出口へ直行なさっていましたよ(笑)。(私はと言えば・・・う〜ん・・・)

 ・・・というわけで、たまたま通りかかった「フランス館」を堪能した私は、調子に乗って、ユニークな外見に目を奪われた「タイ館」にも、入ってみましたよ。私は「鯛焼き」が大好きですから、「タイ」つながりということで・・・




 この「タイ館」の建物・・・実は、向こう側の半分は「鏡に映っているだけ」であり、実際の建物は、手前の半分だけなんですよ。この巧妙な錯覚効果を、見破ることができましたか?(恥ずかしながら、素直で純粋な私は、現場で目にして仰天するまでは、すっかり騙されておりました)



 館内では、「タイ語なまりの不思議な日本語」を巧妙に操る、タイ人の可愛いお嬢さんが、興味深いお話で、楽しませてくださいましたよ。(その後、隣りのホールに移動し、10分程度の映像で、タイの国土や文化を、視覚的に紹介していただけました)



 もちろん、独特の「タイ料理」の紹介コーナーも・・・う〜ん、お腹の我慢が限界に・・・



 このパビリオンでも、最後に登場するのは、例によって、お土産屋さん・・・暑がりの私は、タイ風の素敵なウチワを発見し、思わず購入しかけましたが、7000円近い値段に目が向き、あわてて中止しましたよ(笑)。(店員さんによれば、「あれは実際に使うものではなく、飾るための民芸品なので高価なんです」とのこと)




 
以上のように、懸命な「下見」に徹しているうちに(笑)、残念ながら8時半を過ぎてしまい、泣く泣く会場を後にする私・・・実物大の「ガンダム」を横目に見ながら、予約済みのバスが出る「西ゲート」に向かいます。

(個人的には、この隣りに、「宇宙戦艦ヤマト館」があれば、最高だったのですが・・・実物大のヤマトが展示され、実際の波動砲を打つことさえできれば、ただそれだけで、私は大満足ですので・・・)





 こ、これは・・・外国人さんたちが、恐る恐る、「???」と、のぞき込んでは去っていますが・・・地図で調べてみると、なんと、「よしもと館」でした〜!!

 (゚Д゚;)

 確かに、館内で「漫才」が流れているとしても、あの面白さは、かなり高度な日本語がわからなければ、さっぱり理解できませんよねぇ(笑)。漫才のやり取りを、そのまま英語訳で表示しても、外国人さんたちに、面白さが正しく伝わるとも思えませんし・・・そもそも、コテコテの関西弁でやるからこそ面白い(「おもろい」と発音してください)のであって・・・





 次の1枚は、どのパビリオンだったか忘れてしまいましたが(笑)、来日した職人さんたちが、客の名前を現地の文字にして、商品に入れてくださっている模様・・・このような光景が、あちこちのパビリオンで繰り広げられており、ちょっとした世界旅行が楽しめるのです。大勢の若い女性たちが、「日本じゃないみたい」「めっちゃ楽しい!!」と、大はしゃぎでしたよ。




 
そして、こちらは、万博の主役のひとつ・・・そう、昨年の「ねぶた大賞」を受賞した、女性ねぶた師:北村麻子さん制作の「鬼子母神」が、堂々たる姿で飾られているんですよ。(右下の映像には、制作中の麻子さんが紹介されています)

 外国人の方々が、「オマゴ!!」(Oh, My God!!= ああ神よ!!= 凄〜い!!)と、ビックリ仰天しながら、撮影なさっていますよ。現代の若者用語で言えば、「やばい!!」でしょうか(笑)。





 
最後に、こちらは、「インド館」・・・ご覧のように、まだ、工事中なのです!!

 

 さすがは、インド・・・世界最高級のマイペースさで、のんびりなさっていますよねぇ・・・(笑)

 ※ 注:右側に大きく写っているのは、レンズに入り込んでしまった私の手ではなく、インド館の外側に設置されている、祈りの手(?)の巨大な置物ですよ。私の手は、もうちょっと若々しいですからね(笑)。





 ・・・というわけで、大阪万博の楽しさは、(実質3時間ほどの「下見」をしただけなのに)もう最高でした!!

 正直、あと10回くらい訪れなければ、充分に学びきれないほどの内容・・・特に、教育者として断言しますが、入場者の過半数を占めている、10代〜20代の若者たち(男女比率は半々くらいでしょうか)にとって、「視野を広げる貴重な大チャンス」になることは、間違いありません。しかも、「ただ楽しんでいるうちに学べる」のですから、誠に楽ちんであり(笑)、これぞ理想的な学び方なのです。

 さらに、私の本の愛読者さんのように、知性&好奇心&向上心を兼ね備えた御方にとっては、「初めて知る知識・情報の宝庫」であり、天国・極楽のような場所であると、早くも断言してしまいましょう。一般的なテーマパークや遊園地が、「いま楽しい場所」であるのに対して、万博というのは、「そこで得た知識・情報をもとに、今後も学びを広げたり深めたり、実際に現地を訪れてみたりと、生涯にわたる楽しみを得ることのできる場所」なのですから・・・


 なお、事前に政治的目的で流布されていた、悪意に満ちた低評価とは全く異なり、休憩場所、ベンチ、トイレが、各所に大量に設置されています。少なくとも平日の夕方以降は、座って休む場所には全く困りませんし、人の少ないトイレも数多くて、(女性でも)ほとんど並んでいませんでした。

 飲食店も多数あり、一部の有名パビリオンの有名店を除けば、(夕食時でも)座席に余裕がある店が多いため、「どこでも良いから何か食べたい」と考えれば、ぜんぜん困りません(笑)。飲料水の無料提供機(マイボトルを持参すれば給水可能)や、各種飲料の自動販売機も、各所に大量に設置されておりました。スタッフの方々のサービスも素晴らしくて、何でも親切に対応してくださいましたよ。今後は、さらなる改良と熟練が進んで、様々な要素が、ますますレベルアップしていくことでしょう。


 以上、本番を2週間後に控えて、もう一度「下見」に行くべきかどうか、迷っている私からのご報告でした(笑)。


 皆様、お楽しみいただけましたか?

(更新作業で、徹夜になってしまいました・・・おやすみなさい・・・)


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5月3日版(午前2時35分)

 ごめんなさい、実は・・・前回更新に続き
、まだまだ調査不足の案件が残っていたので、2度目の「下見」に、出動してまいりました。

 (^−^;)

 ※ もちろん、調査対象は、「大阪万博」に決まっていますよ(笑)。

(前回の下見とは異なる方法を採用した、入場までの裏技は、情報が広まってはイケマセンので、省略いたします・・・行きも帰りも、京都から、ず〜っと座ったままで、待ち時間も無く、とっても楽ちんに往復できましたよ)(注:タクシー利用ではありません)

 まず、調査に向かったのは、こちらのパビリオン・・・




 そう、親日国としても知られる、仲良しの「トルコ館」ですよ。



 数分の待ち時間で、館内に入ると、ヨーロッパとアジアを結ぶ「トルコ」の文化を、巨大な画面で紹介中・・・写真の映像は、世界三大料理の1つである、トルコ料理の紹介ですよ。



 やがて出現するのは、大自然の異様な造形美を、気球に乗って観賞できることで有名な、世界遺産「カッパドキア」の光景・・・



 その奥には、美しいトルコ人女性が接客してくださる、珍しいものだらけの売店が秘められており・・・実のところ、この売店に並ぶ商品こそが、最も「トルコらしさ」を醸し出しておりました。



 すべて、現地トルコから直輸入された本物・・・これらを日本で観賞できるというだけで、このパビリオンを訪れる価値が充分ですよ!!





 私はと言えば、当然のように、「ピスタチオのトルコ風お菓子」を購入・・・甘いものが大好きな私でさえも、日本では食べたことが無い、不思議な美味しさでしたから、超オススメですよ。(ただし、レジに向かう前に値段を見ちゃダメ!!)



 次に、私が調査に向かったのは、ツアー本番でも訪れるつもりマンマンの、アフリカン食堂「AFRICA WE WANT」。いいですねぇ、この背景画・・・店内に足を踏み入れた瞬間から、ここはもう、間違いなく「アフリカ」ですよ!!



 どのようなメニューが存在するのか、さっそく調べてみましょうか・・・なにしろ、目的は「下見調査」ですから、決して、遊びに来たわけではありませんよ(笑)。



 なるほど、広大すぎるアフリカ大陸ですから、同じ大陸でも、「西アフリカ」と「北アフリカ」では、食材や料理が異なるわけですね。





 親切に説明が書いてあるので、大助かりですが・・・う〜ん、迷う〜・・・



 飲み物も、迷いに迷った末、「もう真ん中でいいか」なんてね・・・



 やがて、熟慮の末に私が選んだのは、これら・・・「アフリカン・フレッシュサラダ」「クスクス・セット」「デゲ」「ビサップ」という、豪華4点の組み合わせでした。失礼ながら、意外なことに、どれも本当に美味しくて、「アフリカっていいぞ!!」と、想定外の大満足でしたよ。特に、世界最小のパスタとして有名な、「クスクス」にハマリました!!



 店内には、見るからにアフリカンなお土産の数々が・・・はるばる遠いアフリカから運ばれてきて、わずか1000円とは安すぎますが、きっと、現地の物価が非常に安いため、仕入価格が100円、輸送費が100円として、残りの800円で、充分な儲けが出るのでしょうね。



 こ、これは・・・ヤシの実(ココナッツ)の物入れでしょうか?

 帽子としても、活用できそうですが・・・



 さらに、お店の奥では、毎日何度も、これらの楽器を駆使して・・・



 本物のアフリカ人ミュージシャンによる、「アフリカン・ドラム」のショーが、ド派手に開催されるとのこと!!



 アフリカン・ドラムのショーは、こんな感じで繰り広げられるそうですから、めちゃくちゃ楽しそうですねぇ・・・この私も、ダンスで飛び入りしますから、皆さんもどうぞ!!

 \(^o^)/


 

 さて、次に下見をしたのは、こちら・・・どの国のパビリオンなのか、もう簡単に、おわかりですよね?



 ほら、真ん中の木の下方に、この広大な国を象徴する、あの可愛らしい生き物が、潜んでいますよ!!



 この国は、何百キロもの海岸線に広がる、美しい珊瑚礁でも有名・・・もう、どの国なのか、とっくにおわかりですよね?



 ほら、「グレートバリア・リーフ」の絶景に、皆さん大歓声ですよ!!




 その次に下見をしたのは、こちら・・・もうバレバレですね(笑)。


 
 パビリオンの入口では、民族衣装をまとった女性が、満面の笑みを浮かべながら、名産のコーヒーを無料サービス中・・・身も心も、ぽかぽかに温まりました!!


 
 いざ館内に入ると、まるで、ジャングルを探検する気分に・・・


 
 マングローブの林に、全身が包まれるような没入感・・・



 いつの間にか、熱帯雨林を見下ろしながら、2階に進んでいくと・・・



 大きなシアターに座りながら、あるお祭り(内容はナイショです)をレポートする、まるで民俗博物館のような映像を、興味シンシンで楽しむことができました。(映像に写っている観客は、我々ではなく、現地の人々ですよ)


 

 さらに、次なる下見調査に訪れたのは、こちら・・・


 
 まあ見てくださいよ、実際に「カンボジア」を訪れているかのような、この光景を!!

 \(◎o◎;)/


 
 まるで、かの有名な、「アンコール・ワット」の遺跡みたい!!


 
 やがて、館内の奥地に潜んでいた、大人気の売店を探検してみると・・・


 
 うわっ、こ、この方々は!?・・・おっぱいの形状から判断すると、「女神」様のような存在なのでしょうか?(こんな格好、私には絶対に不可能でございます)


 
 こちらの織物の解説には、「MEKONG」と書かれていますから、かの有名な「メコン川」の流域で、製作されたものでしょうか?(もちろん購入できますよ)


 
 なんと、こちらの方々も、「女神」様なのだそうですよ・・・よく拝見すると、確かに、優美で柔和な、祈りの表情をなさっていますよね。一瞬、買い求めたくなりましたが、ふさわしい置き場に困りそうなので、ひとまず先送りしておきました(笑)。


 

 調子に乗って、さらなる下見調査を試みたのが、こちら・・・美味しいと評判の、「クウェート館」のレストラン。(しかし、満席のため断念しました)


 

 ソーセージやプレッツェルを思い浮かべながら、ようやく探し当てた「ドイツ館」のレストランも、待ち時間60分以上とのことで、またもや断念・・・

 ( >_< )


 

 通りかかった「オランダ館」では、大好きな「ミッフィー」ちゃんに呼び止められましたが、こちらも大人気すぎて、入館不可能・・・

 (>ω<。)


 

 おそらく売店に並んでいるのであろう、名産のチョコレート欲しさに、「ベルギー館」にも立ち寄ろうと試みましたが、長蛇の列にドン引き・・・

 (゚Д゚;)




 ・・・などと、煩悩を抱えながら右往左往しているうちに、泣く泣く、退場時刻を迎えてしまいました。ああ、こんなに楽しいのだから、もっともっと、時間が欲しい!!

 




 以上、2度目となる今回の「下見調査」において、私の心に残ったこと3つを、(順位無しで)発表させていただきますと・・・

 まずは、アフリカン食堂のオープン・キッチンで、忙しく働いておられた、この若々しい御方・・・「どんなふうに料理なさっているのかな」と、キッチンにカメラを向けた瞬間に、にっこり微笑んでくださったので、その端正な顔立ちと表情の美しさに、心奪われてしまいました。その人の持つ魅力は、民族の違いなど簡単に超えるのだなぁ、と痛感した私です。

 ああ、私が、40歳ほど若ければなぁ・・・(笑)




 次は、こちらの「クスクス」料理・・・見た目は「う〜ん」という感じでしたが(笑)、いざ食べてみると、あまりの美味しさに、おかわりしたくなるほど!!

 ところが、私の乏しい筆力では、この絶妙な味わいを、的確に表現することができないのです。日本人が思い浮かべる「ソース味」ではなく、もちろん「醤油味」でもなく、「似たような味を挙げてみて」と問われても、なんにも言葉が出て来ないのですから、どうしようもありません(涙)。日本人の私には初体験となる、とろけるように魅惑的な美味しさ・・・まさか、「麻薬」が入っているとは思いませんが、そんな疑いさえも抱いてしまうほど、「やめられなくなる魔法のスパイス」が、調合されているのでしょうね。

 まあ、あなたも、ぜひ当店を訪れて、食べてみてくださいよ!!

 ( `―´)ノ




 そして、最後にご紹介したいのが、この殿方・・・「クウェート館」の外側で(7枚前の写真の左下部分をご参照)、大きな身振り手振りをしながら、何らかの言葉を叫びつつ、集客に励んでいらっしゃるのですが・・・

 その目立ちまくる御姿を凝視するうちに、「ああ、人が懸命に働く姿というのは、国籍も民族も超えて、なんと尊いのだろう!!」と、大きな感動&感謝の嵐に包まれ、胸を打たれてしまった私・・・この御方、本当に、素晴らしいお仕事ぶりです!!




 ・・・というわけで、今回の「下見調査」においても、たくさんの発見がありました。何よりも印象に残っているのは、会場内ですれ違う何千・何万人もの人々の、本当に楽しそうな笑顔です。カウンセラーという仕事柄、人々の悲しい表情ばかりを目にする私にとって、「ああ、世の中には、これほど幸せそうな方々も、こんなに大勢いらっしゃるのだなぁ、良かった良かった!!」と、大いに救われる気持ちでした。

 特に、長年にわたり「教育者」として生きてきた私にとって、会場内の過半数を占める10代〜20代の若者たちが浮かべている、楽しそうな満面の笑顔を見ていると、「この子たちにとって、生涯の財産になる貴重な体験になり、大いに視野を広げることができているぞ!!」と、嬉しい気持ちで一杯になりました。

 世の中には、万国博覧会の価値を実体験することなく、目前の損得勘定や政治的意図だけで、「税金の無駄づかい」だと、机上の空論で決めつける人がいます。しかし、私のような教育者の観点から分析すれば、「教育」のためのコスト(費用)は「未来に向けた長期的投資」であり、目前の短絡的な損得勘定に縛られてはなりません(断言)。「万博の巨大投資を回収できるのか?」と騒ぐ人々がいますが、お金で回収する必要はなく、金銭的な黒字にする必要もなく、代わりに「若者たちの成長」という価値に変換すれば、今後数十年間にわたって、充分に回収できるはずです。大阪万博において実現される、「目前のコストに代えられない長期的な教育投資」としての、「貴重な知識・情報・体験を通じて蒔かれた種」が、若者たちの精神的成長の糧になり、さまざまな方法で芽を出し、いずれは大輪の花を咲かせてくれるのですから・・・


 おっと・・・「インターネット上のオアシス」(笑)を目指し、エンターテインメント(娯楽性)を追求する私のHPでは、お堅い話はしない方針なのですが、私は長年にわたり、大学に籍を置く研究者でしたから、論理的思考や論文調の文体は「職業病」なんですよ。何しろ、研究者たちが闘いを繰り広げる「学会」というのは、「言葉で殴り合うボクサーたちの競技会」であり、「言葉で相手の急所を突いて倒す技術」こそが、研究者たちの得意技ですからね。

 したがって、うっかり私が本気を出してしまうと、目の前の相手を(言葉で)コテンパンに論破して(つまり傷つけて)しまうので、相手が研究者ではなく一般人である場合には、決して本気にならないように、必ず「不戦敗」を演じることにしているというわけです。真の剣豪が、めったに剣を抜かないのと同じように・・・(口先のケンカだけは達者なので)普段から言葉の剣を抜きまくり、身の回りの人々を切りまくっているような幼稚な人は、決して(言葉の)剣の専門家ではなく、「修行が足りなさすぎる未熟者」にすぎませんからね。(そんな困った人が、あなたの周りにも、おそらく、いらっしゃるはずですが・・・笑)

 このたび、2回にわたる「下見調査」を通じて、教育者の立場から、「世界各国の方々が、子供たち&若者たちに貴重な刺激を与える、本当に素晴らしい価値を創造してくださった」という、純粋な感謝の気持ちに満たされましたので、たまには(笑)ちょっぴりだけ本気を出して、まじめな見解も書いてしまいました。


 さて、私の案内で巡る大阪万博ツアーは、おかげ様で、平日の回が30名様、土日の回が25名様もの方々から、お申込をいただきました。(中には、私のHPを読むうちに、どうしても行きたくなったと、数日前にJTBさんに頼み込んで、緊急参加が実現なさった御方も・・・)

 あと10日ほどで、本番を迎えますから、私も会場の地図を広げつつ、あれこれと戦略を熟考しておきますね・・・「どうか、強風を伴う雨だけは降らないでくれ」と、天に向かって哀願しながら(笑)。

 正直、雨風が強いと隠れる場所が無いので、広大な会場内を逃げ惑いながら、難民化してしまうんですよねぇ・・・なにしろ、下は1歳男児から上は80代女性まで、しかも(ガンなど)難病患者さんたちもお連れしながら巡りますので、とにかく参加者の皆様が、快適に過ごしていただけるよう願うばかりです。


 (^−^)


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5月8日版(午前2時8分)

 インド館、ついに奇跡のオープン!!


 (詳細は後述)

 
・・・失礼いたしました、もちろん、「大阪万博」の話ですよ(笑)。

 実は・・・恥ずかしながら、昨日、なんと「3回目」となる「下見調査」を、決行してしまったのです。あくまでも「お仕事」とはいえ(本当ですよ)、私ばっかり楽しんでしまって、誠に申し訳ございません。

 m(_ _)m




 過去2回の下見と同じく、「17時からのみ入場可能な格安チケット」を活用して、21時頃まで、約4時間の実態調査・・・



 今回もまた、色々と問題事項を確認して歩きながら、「ちょうどタイミング良く行列が短
いパビリオン」を探しては、入館してみましたよ。

 まずは、こちら・・・



 そう、ユニークな外観で人気の、「オーストリア館」ですよ!!(そっくりですが、「オーストラリア館」ではありません)

 20分ほどの待ち時間で入館してみると、自動演奏で名曲を奏でるピアノが・・・なにしろ、「音楽の都・ウイーン」を首都にするオーストリアですから、このパビリオンも、音楽がテーマになっているとのこと。



 そのピアノ演奏に乗せて、オーストリアを代表する偉人、「モーツァルト」の肖像画が現れたり・・・



 今でも来日公演を行っている、「ウイーン少年合唱団」の写真など、オーストリアの歴史・文化と、日本との関係性に焦点を当てた映像が、数分間流れて・・・「さあ、これからが本番だな!!」と、一同、期待が最高潮に盛り上がった状態で、次の部屋に案内されると・・・



 あれ? あれれ? (゜ロ゜;ノ)ノ

 メインディッシュは???

 ・・・ということで、これ以上の発言は、立場上、慎んでおくことにいたします。大好きなオーストリアさんには、これからも、仲良くしていただきたいですからね。

 m(_ _)m


 そこで、「どうせ長蛇の列に違いない」と悲観しながらも、イチかバチか、2階のレストランの状況を、ダメもとで調査してみると・・・おお!! 美味しそうな名物料理たちが、勢ぞろいしている模様ですよ。



 しかも、念のため、一応、列に並んでみたところ・・・なぜか、案内係の若〜い女の子が接近してきて、私よりも前に並んでいるお客様に、「申し訳ございません、順番が変わってしまいますが、こちらの御方を優先してもかまいませんでしょうか?」と謝りながら、なんと私を指名して、最前列に引き上げてくださったのです。私よりも前に、お1人で順番を待つ先客が並んでいるのに、なんで私が???と、不思議でたまりませんでしたが(本当ですよ)、とにかく女の子の指示に従って、その後すぐに客席に案内してもらえました。

 今でも、そんな怪奇現象の理由は理解できませんが・・・もしかして、光の世界から、音楽界の大先輩でいらっしゃるモーツァルトさんがくださった、私へのプレゼントなのでしょうか?

(アルバイトの若〜い女の子からは、もうすぐ6月3日で63歳になる私が、よぼよぼのお爺ちゃんに見えて可哀そうになり、接客マニュアルにある「シニア優先の法則」を、適用してくださったのかも・・・涙)

  (^_^;)

 そこで私は、「なぜか優先案内してくださった女の子」への感謝を込めて、ウイーンの名物料理である「シュニッツェル」(超薄切りのトンカツ)と、アルコールを抜いたワイン(つまりブドウジュース)を、まずは発注!!(かつて、本場ウイーンのレストランで食べたことがありますが、その時よりも美味しかったような気がします)



 すでにパンパンにふくらんだお腹を抱えながら、さらなる名物料理として、「旬の野菜のパイ包み」も、勇ましく発注!!・・・あの若〜い女の子に、歳は取ってもカッコイイところを、見せつけなければね。

 ( `―´)ノ



 おまけに、名物の「ザッハ・トルテ」(ホテル・ザッハの料理長が考案して世界的人気となったチョコレートケーキ)までも、無理を重ねて発注!!(これも、本場ウイーンの「ホテル・ザッハ」で食べたことがありますが、さすがは「オーストリア館」の公式レストランだけあって、同じくらいに美味でしたよ)

 ああ、お腹が苦しい・・・でも、どれも最高に美味しかった!!

 \(^o^)/



 出店時には、レジの場所に、オーストリア人の素敵な店長さん(?)が・・・「オーストリアはドイツ語圏だから、え〜っと、ドイツ語で何と言えば? ダンケだっけ?(ダジャレではございません)」と緊張していたら、「お客様、ご注文内容のご確認をお願いいたします」と、日本人よりも流ちょうな日本語で、丁重に会計してくださいました(笑)。




 もう大満足で、レストランを出た私が、苦しいお腹を抱えながら歩いていると、不思議そうに上空を見上げる人々とすれ違うので、その目線の先に目を向けてみたところ・・・



 おや? 「ポルトガル館」の2階テラスから、私に向かって激しく手を振る人々が・・・きちんとした身なりをなさっていますが、どちら様なのでしょうか?(いまだに、正体不明の方々です)




 やがて、調査対象のひとつである、「アラブ首長国連邦(UAE)館」に到着・・・インパクト満点の建物として大人気ですから、中に入ってみましょうか。



 なるほど、「大地から天空へ」というテーマをイメージして、「大木が天に伸びる光景」を、具現化した建物なんですね・・・デザイナーさん、素晴らしいお仕事ぶりです!!



 いくつもの興味深い映像を駆使して、UAEの自然・文化・産業・生活などを、視覚的に紹介してくれますよ。



 うわ〜、この優美かつ貫禄に満ちた後ろ姿・・・惚れ惚れしますねぇ!!

 (*゚ー゚*)



 この民族衣装、本当に優雅で、しかも、カッコイイんですよ・・・静止画像では、その悠然とした動きの美しさを伝えることが不可能なので、もどかしすぎる!!



 現地の珍しい名物料理が並ぶ、館内レストランも大人気・・・もちろん満席でしたが、いずれにしても、パンパンにふくれている私のお腹は、正当な拒否権を発動しておりました(笑)。



 こちらが、その「UAE政府公認レストラン」の光景・・・こんなにロマンティックな場所で、(日本にいながら)本場の公認シェフの手料理を味わえるのも、万博の魅力ですよね。



 売店には、アラビア語(?)らしき意味不明の文字が入ったバッグなど、興味深い品物が、たくさん並んでいますよ・・・不思議な文字の下に書いてある英語が「翻訳」だとすれば、アラビア語(?)で、「UAEパビリオン」と書いてあるのでしょうか?

(これが4000円ですから、万博内の売店価格の中では、かなり良心的ですよ)




 次に訪れてみたのが、こちら・・・そう、デザイナーさんのハイセンスが光る、大評判の「マレーシア館」。(正直、「マレーシア」「インドネシア」「シンガポール」あたりの位置関係は、かなり、あやふやです・・・おまけに「ポリネシア」も?)



 
館内に入ると、マレーシアの人々の生活が、精巧な模型で紹介されていますよ。



 小さい男の子が、つまんで食べようとしていますが、大苦戦中(笑)。



 このような屋台が、マレーシアの盛り場に、並んでいるのでしょうね。



 館内を進んでいくと、日本人が好みそうなタッチのアニメーションで、未来の農業生活などが、子供にもわかりやすく紹介されていますよ。



 最後には、もちろん、レストランと売店が出現し・・・



 有名な「ナシゴレン」(実は私の好物)などを、賞味できますよ。



 売店には、不思議なものが、たくさん並んでいますが・・・例えば、この「ルンダンソース」って、いったい何物???(こんなものに、生まれて初めて出会えるのも、万博の魅力ですよね)



 館外に出てみると、ちょうど、楽しくて激しい民族舞踊ショーの真っ最中!!



 大勢の観衆が「何事?」と集まって、やがては、熱狂の嵐に!!(本日の更新の最後に、ショーの模様を紹介する動画を載せていますので、どうぞご覧くださいね)




 ますます調子に乗った私は、全パビリオンの中でトップクラスのスケールを誇る、「サウジアラビア館」へ・・・おお!! めちゃくちゃ雰囲気が出ていますよねぇ!!

(正直、「サウジアラビア」「アラブ首長国連邦」「クウェート」などの国民性や生活習慣の区別が、よくわかっておりません・・・これは、しばしば欧米人さんが、「日本」「中国」「韓国」の区別ができず一緒にするようなものであり、大変失礼なことですから、この機会に勉強させていただきますね)



 大規模な建築物の各所に投影される、巨大な映像を観賞するうちに、サウジアラビアの自然・文化・生活などの紹介が、視覚的に進められていきますよ。







 最後には、もちろん、私の憩いの場である「売店」が・・・



 この「ヤシの木のスカーフ」、とっても気に入りました!!(左下に書いてあるアラビア語?の説明は、さっぱり解読できませんが・・・)



 こちらのバッグの絵柄も、いい感じですねぇ・・・なんだか、アラビア語が、(デザイン的に)気に入ってきましたよ。なんと、アラビア語は、「右から左に向かって読み書きする」のだそうですが・・・(そう言えば、日本語も、昔は、右から左に向かって書いていましたよね。今でも、昔の看板が残る商店などでは、店名が右から左に・・・)



 出口の手前には、素敵な香りが漂う、アラビアン・コーヒーのお店が!!・・・残念ながら、本日は「下見」であり、列に並ぶ時間がありませんので、泣く泣く断念。

 (>ω<。)



 この壮大な「サウジアラビア館」で使われている石は、サウジアラビアで建築物を建てる際に使う石と同じ、本物を持ってきたのだそうですよ。各国が自国の素晴らしさをアピールする万博では、「国家の威信と誇り」が重視されますので、「わざわざ本物を持っていくぞ!!」という心意気が、嬉しいですよねぇ。




 ふと気づくと、すぐ近くに、とってもオシャレな「スペイン館」が・・・昼間は1時間以上も待つはずなのに、20時近くになると待ち時間はゼロのようですから、この好機を逃すものかと、入ってみましょうか。



 長〜い階段を登って、広〜い館内に、嬉々として入ってみましたが・・・

 あれ? あれれ? (゜ロ゜;ノ)ノ

 まさか、これって・・・



 帆船マニアの私にとっては、1つだけ、印象に残る展示物は見つかりましたが・・・



 なぜだか、わずか数分後には、高級オリーブオイルと高級ワインが並ぶ売店に、ぼう然と立ちすくんでいた私・・・



 おっと、いけません・・・これ以上の発言は、立場上、慎んでおくことにいたします。大好きなスペインさんには、これからも、仲良くしていただきたいですからね。

 m(_ _)m


 その後、大屋根リングの山麓を、「う〜ん」と考え込みながら、とぼとぼと歩いていると・・・開会後もノンビリと工事をしていた「インド館」が、昨日、突然に、開館したばかりとのこと!!(その事実を知っている人は少ないため、たまたま通りかかって驚いた人が入館しているだけなので、待ち時間はゼロのガラガラ状態)

 なんという幸運!! \(゚Д゚;)/



 いかにもインドらしい入口装飾を前にして、皆さん、「まさかインド館に!!」と、興奮が最高潮を記録していたのですが・・・



 あれ? あれれ?

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 なんとなく、インド風の装飾は為されているものの、インド人さんのスタッフは見当たらず、展示物の解説もないため、どんな価値があるのか、さっぱりわかりません・・・



 絨毯(じゅうたん)などが、(説明なく)単に飾られているだけなので、売店かと思ったら、値段は付いておらず・・・(皆さん、ちらりと眺めるだけで、足早に通り過ぎていきます)



 私だけでなく、他の方々も、何が何だかわからないまま、所要時間2〜3分で、あっという間に、レストランに出てしまっておりました・・・(レストランには、日本のインド料理店でおなじみの、有名メニューが並んでいましたよ)





 
う〜ん、きっと、まだ工事中&訓練中なのでしょう・・・きちんと展示や解説が完成し、スタッフさんの教育期間が終わる頃に、また訪れてみたいですね。これ以上の発言は、立場上、慎んでおくことにいたします。大好きなインドさんには、これからも、仲良くしていただきたいですからね。

 m(_ _)m


 ・・・などと思慮にふけっているうちに、会場は、すっかり夜の光景になり、キラキラに輝いていますよ。

 万博会場は虫が多くて危険だから行くな、なんて不思議な悪口を言う人がいますが、私が3回訪れて全体を歩き回った経験では、確かに虫が飛んでいる場所もある一方で、それは全体の一部であり、ほとんどの場所では目にしませんでした。海沿いにある万博会場は風が強いので、虫たちは吹き飛ばされてしまい、同じ場所に長時間いるのは困難なのです。

 そもそも、万博は広大な屋外イベントなのですから、公園やキャンプ場、遊園地やテーマパーク、お祭りやパレードの会場などと同じく、大自然の中に虫がいるのは当然であり、人間に可能な対策には限界があります。さすがに私も、虫アレルギーの方々に対しては、大自然の中での長時間滞在は、お勧めしていませんよ(笑)。(ちなみに、虫の存在を危険視するならば、京都の鴨川沿いや、有名な神社仏閣や、嵐山などについても、危険すぎて歩けません。特に、夏季の京都は虫だらけであり、虫との共存も風物詩の一部ですからね)

 そんなわけで、虫アレルギーではない方々は、ぜひとも夕方以降の万博会場を訪れて、この美しすぎる光景(しかも半年間限定)を、その瞳に、その心に、焼きつけておいてくださいね!!




 さて、そろそろ退場時刻が迫ってきましたから、最後に、「これから本日の最終公演を行いま〜す!!」と呼び込んでくださった、「ハンガリー館」を訪れましょう・・・「最終公演」とおっしゃるからには、何らかの「公演」、つまりパフォーマンス(技芸披露)を、行ってくださるのでしょうか?




 やがて、館内の大きなホールに案内され、イスに座って、「何が起きるのか?」とワクワクしていると・・・

 おお!! 突然に、女神のような女性が出現して・・・



 美しすぎる声で、ドラマティックに、ハンガリーの民謡を、歌い上げてくださるではありませんか!!

 \(◎o◎)/



 一同、うっとりと聴き惚れて、ホール内は、まるで天国のよう・・・ハンガリー国から、国の代表として公式に任命されているわけですから、きっと、よほど有名な歌手さんなのでしょうね!!

 ヽ(^o^)丿



 公演終了後も、皆さん、夢見心地で、「良かったね〜!!」「感動したね〜!!」と、うっとりしながら、売店に移動なさっておりました。

 なお、売店には、次の不思議なオジサン柄のデザイン商品が、なぜか多数・・・このオジサン、いったい何者なのでしょうか? ハンガリーでは大人気のキャラなのか・・・まさか、このハンガリー館のために開発された、専属のシンボル・キャラクターではないはずですが・・・実は私、意外に好きなんですけどね(笑)。




 さて、今回の更新においても、最後に、私の印象に残っていることを、お話しますね。

 まずは、こちらの写真・・・マレーシア館の売店で発見したのですが、その図柄から考えて、当然、「鶏肉の料理の缶詰」だと思ったのです。ところが、写真下方にある解説を読んでみると、「トマトチリさば:さばをトマトとチリソースで煮込みました」とのことで、「鶏肉」など、まったく使っていない模様。

 しかし、どう考えても、この缶のデザインを、世界各地の「素直で善良な人」が目にすれば、「鶏肉の料理」にしか見えないはず・・・つまり、とんでもない誤解を生じさせ、「鶏肉を買ったはずなのに、魚肉が入っていたぞ!!」と、消費者の激怒を誘ってしまうという、危険すぎる缶詰なのです。



 そこで、「もしかして?」と疑念を抱いた私が、この缶詰の販売者である「AYAM」という会社の公式HPを検索してみたところ・・・やっぱり!!

 ほら、見てくださいよ、この会社の「イワシ」の缶詰の真ん中に、魚の絵と並んで、ニワトリの姿が!!



 さらには、どう見ても「ココナッツ・ミルク」の缶詰であり、鶏肉なんか使用していないはずなのに、やはり、会社名の隣りには、例のニワトリの野郎が!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ



 ・・・というわけで、つまり、「会社のシンボル・キャラクター」(商標)が、この「ニワトリ印」だった、というわけですね(笑)。こんなに誤解を生じさせてしまうキャラを、「トマトチリさば」の缶詰の上面に、これほど目立つように表示させてしまっても、大丈夫なんでしょうか?

 ほら、まあ見てくださいよ、肝心の「さば」の絵なんか、どこにも無いんですから!!
(どう見ても、これ、鶏肉料理の缶詰ですよねぇ・・・)





 さて、2つめにご紹介するのが、きっと誰かにプレゼントしたくなる、この物体・・・一目見れば爆笑して、もう、ベッドに入っても忘れられませんよね!!

 この「サウジ帽子」を被って、京都のオシャレな繁華街を、練り歩いてみたいような、みたくないような・・・

 (^o^;)




 ・・・ということで、今回の「万博下見」第3弾を、お楽しみいただけましたか?

 そこで最後に、「マレーシア館」のところで触れた、素晴らしい民族舞踊ショーを完全収録した動画を、ご紹介しておきますね。皆様が抱く「民族舞踊」の概念を、はるかに上回る動作の連続に、ビックリ仰天することでしょう。正常な精神状態でご覧いただければ、あまりの面白さに、大ファンになってしまうこと間違いなし!!(ぜひ、宝塚歌劇のショーでも、このまま再現してほしいです。特に、男性たちの不思議な動作にご注目)

 前半は、マレーシア館の内部紹介であり、肝心の民族舞踊ショーは、「開始後13分40秒」から始まりますよ。お時間の乏しい御方、せっかちな御方は、開始後13分40秒からのショー部分(32分までの20分間ほど)だけでも、どうかお見逃しなく!


https://www.youtube.com/watch?v=EJxWxUNuv0Q



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5月16日版(午前5時7分)

 ふう・・・私と巡る大阪万博ツアーの第1回目(平日開催)が、無事に、大成功で終了いたしました。さすがに今夜は、長文の解説を書く時間も体力もありませんので(気力だけはあるのですが)、取り急ぎ、90枚もの写真を活用しながら、(最低限の文章で)ご報告させていただきますね。

 5月14日(水)の12時50分に、京都駅前の団体バス乗り場に集合し、約1時間半後に、大阪万博会場の西ゲートから入場した、我々一行・・・




 なんと、平日なのに大混雑・・・口コミやネット情報により、大阪万博の素晴らしさが広がってしまい(笑)、どんどん混雑度が増しているそうですが、私には色々な秘策がありますので、「試練よ来い!! 逆境よありがとう!!」と、やる気マンマンですよ。








 大屋根リングから見下ろすと、ちょうど真下で、どこかの国が、民族楽器の演奏ショーを開催しているようですね。毎日、会場のあちこちで、様々な国の方々による、多様なショーやイベントが行われていますから、それらを観賞して回るのも、万博の大きな魅力なのです。実は私にも、後ほど、ある計画が・・・




 諸情報を収集・分析した結果、まず訪れたのが、「インドネシア館」・・・今回の参加者の中に、インドネシアで生まれた御方がいらっしゃるという事実が発覚したので、「必ず入館せねば」と決めていたのです。

 ※ すでに、過去3回の更新(下見レポート)の中でご紹介しているため、本日は、数枚の追加写真のみといたします。









 次に訪れたのが、どんどん評価が高まり、先日には3時間待ちを超えたという、「サウジアラビア館」・・・幸い、本日、このタイミングだと、20分程度の待ち時間だというので、すかさず入館!!



 このパビリオンは、とにかく、現地人スタッフの方々の雰囲気が、素晴らしいんですよ。ほら、まあご覧ください・・・本当に、サウジアラビアに旅行して、街なかを歩き回っている気分になれますから!!







 ※ すでに、過去3回の更新(下見レポート)の中でご紹介しているため、本日は、数枚の追加写真のみといたします。



 なお、下見の際に、どうしても気になってしまった、あの品物・・・ついに我慢できなくなって、下記の証拠写真のように、購入してしまいました。



 実際に被る機会は見当たらないのですが(笑)、皆様を笑顔にする目的で「光の学校」に飾っておきますから、ぜひ愛でてやってくださいね!!

 (*゚ー゚*)





 サウジ館を出ると、ちょうど良いタイミングで(実は計画的に狙っていたのですが)、お隣の「スペイン館」において、本場からおいでくださった有名アーティストさんたちによる、「フラメンコ」のショーが開催されましたよ!!



 さすがは、スペイン国が公式に選出・認定くださった、スペイン代表の名人たち・・・ものすごい迫力で、30分間、圧倒されました!!

 \(◎o◎;)/




 ※ すでに、過去3回の更新(下見レポート)の中でご紹介しているため、スペイン館そのものについては、省略いたします。


 素晴らしいフラメンコ・ショーを見終わって、ぼう然としていると、隣りの「タイ館」から、何やら、にぎやかな騒ぎが・・・




 なんと、タイ式の格闘技(ムエタイ)の試合ショーを、行っていましたよ・・・両選手とも、頑張れ、負けるな!!

 ( `―´)ノ




 ※ すでに、過去3回の更新(下見レポート)の中でご紹介しているため、タイ館そのものについては、省略いたします。


 その次に訪れたのは、「アラブ首長国連邦(UAE)館」・・・主目的は、「ラクダミルク」を賞味してみることだったのですが、残念ながら、「完売&入荷時期未定」とのこと(涙)。予想をはるかに超える、大評判だったそうですが・・・私の人生に、「ラクダのお乳を飲みました」という貴重な記憶を、ぜひとも刻み込みたいものですねぇ。




 ※ すでに、過去3回の更新(下見レポート)の中でご紹介しているため、アラブ首長国連邦館そのものについては、省略いたします。


 次に訪れたのは、ユニークな建物が人気の「マレーシア館」・・・

 ※ すでに、過去3回の更新(下見レポート)の中でご紹介しているため、マレーシア館そのものについては、省略いたします。




 マレーシア館では、下見の時に見落としていた、不思議なアイスを発見しましたよ。それは、「ドリアンココナッツキャラメルアーモンドアイスクリーム」・・・どのような味なのか、想像を絶しているため、ぜひ賞味してみたかったのですが、売店のレジに並ぶ購入者の列が長すぎたので、断念せざるを得ませんでした(涙)。




 その後、通りすがりに、「今なら20分待ち」と知って飛び込んだのが、こちら・・・1時間ほど前には、40分待ちだったのですから、なんという幸運!!



 ※ すでに、過去3回の更新(下見レポート)の中でご紹介しているため、数枚の写真を追加するのみにして、フランス館そのものについては、省略いたします。









 フランス館の売店には、長蛇の列ができており、入場規制中・・・




 次に訪れたのが、こちらの「ペルー館」・・・かの有名な世界遺産、「ナスカの地上絵」と「マチュピチュ遺跡」を持つ、南米の国ですよ。
















 ・・・ということで、この日は時間切れとなり、再びバスに乗って、大阪のド真ん中にある繁華街(なんば)に向かい、「大阪ぼてぢゅう本店」で、名物「お好み焼き」を賞味しましたよ。



 初対面の方々も、(お酒の効果もあって)すっかり仲良くなり、大盛り上がりに!!

 \(^o^)/








 さらに、予想外の「焼きそば」まで登場して、「もう満腹で食べ切れない」と、一同から悲鳴が・・・「同じ味の粉もんばっかりはムリ(涙)」と、悲痛な声が充満する展開に!!

 ( >_< )





 苦しいお腹を抱えながら、私の誘導で、夜の名所巡りに出発・・・まずは、「法善寺横丁」を通って、繁華街の中心に建つ「法善寺」に、立ち寄りましょうか。





 法善寺から「千日前通り」に入り、有名な「トルコアイス」屋さんを訪問・・・トルコ人のお兄さんに名人芸でからかわれながら、道行く人々の爆笑を浴びつつ、苦労の末にアイスを入手。(お金を払っても、あの手この手でもて遊ばれてしまい、なかなかアイスを渡してくれないんですよねぇ・・・涙)






 やがて、巨大看板だらけで有名な、道頓堀(どうとんぼり)地区に突入・・・ほら見てくださいよ、こんなにコテコテの場所は、日本でここだけですよ!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ






 街を歩く人々も、8割以上は、外国人さんたち!!








 やがて、阪神タイガース優勝の際にファンたちが飛び込む「戎橋」(えびすばし)を渡って、今や観光名所となった「グリコの看板」へ!!



 道頓堀川の周辺は、深夜まで、にぎやかですよ・・・我々は、まだ明日の万博見物を控えているため、そろそろホテルに向かいましょうか。




 さて、翌朝は8時半に集合し、ホテルをチェックアウトした後に、再び万博会場へ・・・まずは、予約を取ってある「ハンガリー館」に向かったのですが、たまたま、入館受付デスクの横に置いてあったハンガリー人形を撮影する瞬間の、私の雄姿が写り込んでおりました(笑)。



 館内では、ハンガリー民謡の素晴らしい歌唱実演を堪能したり、国土の美しい光景を眺めてウットリしたり・・・



 ※ すでに、過去3回の更新(下見レポート)の中でご紹介しているため、ハンガリー館そのものについては、省略いたします。


 次に訪れたのは、さまざまな国のブースが所狭しと並ぶ、「コモンズ」の「D館」の中にある、「南スーダン」というアフリカの国・・・実は、参加者の中に、数年前に「南スーダン」で危険な任務に就かれていた御方がいらっしゃるため、このブースで「ミニ講演会」を開いていただき、現地情報の解説をお願いしたのです。大変貴重な機会ですから、一同、真剣に耳を傾けて、大いに勉強させていただきましたよ。






 その御方が、幼い息子さんに向かって、ある写真を指さしながら何かを語っているので、「どうなさったのですか?」とお尋ねすると・・・



 この写真を指さしながら、「まさに、現地の人々は、このような生活をなさっていました」と、私にも熱く語ってくださいました。赤ちゃんを背負いながら、何か食材らしきものを懸命に練っている母親の姿に、深く感動した私です・・・日本の多くの若者たちに、ぜひとも見てほしい写真ですね。(この種の感動は、創作された娯楽施設としての一般のテーマパークからは得られない、本物の現実に基づく感動ですから)



 その他にも、南スーダンのブースには、色々と興味深いものが、たくさん・・・






 その後、「コモンズ」の「D館」と「B館」で、自由時間を取りましたよ。さまざまな国々のブースを、次々に写真でご紹介していきますから、どの国の展示なのかを、推理してみてくださいね!!(この私も、生まれて初めて目にする、珍しい国々が多数・・・)






















 そろそろお腹が空いてきましたので、海の近くの公園に移動して、JTBさんが注文してくださっていた、お弁当で昼食・・・(会場内の有名店まで、JTBさんと有志メンバーたちが、受け取りに行ってくださいました)






 かつて私も、この子たちの年齢の頃に、父親に連れられて、1970年の大阪万博に行った記憶が・・・



 その万博経験で急激に視野が広がり、何にでも興味シンシンな子供に育ち、やがて学者になったわけですから、本当に貴重な機会でした。小さな子供は、何もわかっていないように見えても、実は、見るもの&聞くものの全てを、自動的に潜在意識の中に刻み込んでいき、その後の脳の発達や人格形成の材料にするのです。子供にとっては、「多様かつ大量の経験」こそが、何よりも脳の発達を促すんですよね・・・元・大学教授として発言するならば、正直、受験生や大学生になってから勉強する気になっても、もう遅すぎる!!(笑)


 さて、次に訪れたのは、昼食会場から近かった「北欧館」・・・スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、アイスランドの5か国が、共同出資して建てたパビリオンなのですから、それだけで期待度マックス!!




 いかにも「北欧娘」風のお嬢さんが、パビリオンの説明に励んでくださり、もう、期待がパンパンに!!



 ところが・・・あれ? あれれ??

 北欧の各地を紹介する、大量の白黒写真が、天井からぶら下がっているだけであり、その他には、見るべきものが・・・

 おっと、いけません、北欧の国々は、いま近隣国の戦争に巻き込まれてお金がかかりすぎ、日本の万博のために割ける予算など皆無なのですから、これ以上の余計な発言は慎まなければね。




 ・・・というわけで、ほとんどの入館者は、所要1分間ほどで退館した後、出口にある売店へ直行。



 なるほど、北欧と言えば、「ムーミン」ですよね・・・北欧直輸入の公式ムーミン・グッズが並んでいますから、ファンの方々は大感激!!(涙)



 一番の人気グッズは、この娘だそうですよ・・・(笑)



 ちなみに私は、「ニョロニョロ」の大ファン!!(笑)


 さて、北欧館で「う〜ん」とうなった我々は、隣りで目立ちまくっている、「トルクメニスタン館」へ・・・地下資源に恵まれた、中央アジアのお金持ち国ですから、北欧館が何十個も建つであろう、豪華な造りになっていますよ。




 館内では、映像や模型を駆使しながら、この国の文化や産業を、視覚的に紹介してくれます。その豪華ケンランな内容は、隣りの北欧館と対照的・・・











 館内のカフェには、飲み物に加えて、珍しいお茶菓子もあるそうですが・・・



 こちらが、その「ピシメ」と「シェク・シェキ」・・・私は興味シンシンでしたが、何しろ合計31名の団体ですから、それほどの空席があるわけもなく、ただちに断念。




 その代わりに、近くにある「スイス館」の売店に、立ち寄ってみましたよ。(本体は、1時間待ちとのことなので、当然ながらパス・・・)



 スイス館のシンボルである「ハイジ」の名を冠した、飲み物やケーキがあるそうですが・・・正直、ハイジとの関係性が不明なので、購買意欲は喚起されませんでした。できれば、「ハイジの白パン」や、「ペーターが絞ったヤギ乳」などがあれば、飛びついたのですが・・・(笑)




 通りすがりの「ポルトガル館」の売店の看板には、日本人向けにカタカナで「テイクアウト」、外国人向けに英語で「TAKE AWAY」との表記が・・・日本ではアメリカ英語を習うので「テイクアウト」なのですが、英国や欧州ではイギリス英語の「TAKE AWAY」が通常なので、このように不思議な表記方法になっているわけですね(笑)。




 さすがに残り時間が乏しくなったので、西ゲートに向かって戻りながら、待ち時間が少なそうな「ベトナム館」に、立ち寄ってみましょうか・・・



 館内では、ベトナムの文化を知ることのできる資料が、わかりやすく展示されていますよ。やはり、こうでなくちゃね、北*館さん!!








 ・・・というわけで、1日目も2日目も、4時間ほどの滞在時間を最大限に活用して、たくさんのパビリオンを回ることができました。何しろ、31名もの団体ですから、各国のレストランやカフェに入ることは不可能でしたが、この点を除けば、皆様にご満足いただけたと喜んでいます。

 ちなみに、会場内の回転寿司店の前には、このような掲示が・・・




 なんと、入店の順番は、276組目・・・いったい、何時間後になるのでしょうか?(本当に、本日中に入店できるのでしょうか?)

 せっかく万博会場にいるのですから、外国の食べ物を体験したいところですが、何しろ値段が高い(涙)・・・子供たちを連れたご家族などには、やはり、安価で気軽に食べられる回転寿司が、好まれるというわけですね。

 なお、私が大いに気に入ったのは、ある御方が「北欧館」で購入なさっていた、こちらのバッグ・・・かなりの高値ではありますが、「嵐の海へ漕ぎ出すムーミンたち」という素敵すぎる図柄(?)ですから、やけっぱちで「試練よ来い!! 逆境よありがとう!!」と叫ぶ、私の「生きがい論」にピッタリのデザインですよね!!(笑)




 ちなみに、ある参加者さん(埼玉県在住)は、こんなに大量の「お土産類」を購入なさり、「これを持って新幹線に?」と、皆を仰天させておりました。多くの方々を喜ばせようとなさる、優しい御方なんですねぇ・・・と、一同、感心するばかりでしたよ。



 ・・・というわけで、中一日を空けて、さっそく明日からは、2回目のツアー(土日開催)が始まってしまいます。平日の2倍以上の大混雑が予想されるうえ、恐れていた「雨模様」ですから、まさに、試練&逆境の連続になること間違いなし(涙)。

 こうなったら、冗談ではなく本当に、「試練よ来い!! 逆境よありがとう!!」と、やけっぱちで叫びながら突撃するしかありません。人生の悲惨な・・・いえ(笑)、貴重な思い出になることだけは確実ですから、ご参加くださる皆様は、どうぞお楽しみに!!

 o(^_^;)o


***************


5月21日版(午前4時3分)

 ああ、眠い・・・丸2日間、疲れ切って、寝込んでおりました・・・



 思い起こせば、私と巡る大阪万博ツアーの第2回目(土日開催)は・・・2日間とも豪雨に見舞われ、大試練&大逆境の中で、涙の決行!!




 ・・・となる天気予報でしたから、頭を抱えて悲観していた私。



 しかも、大阪万博の素晴らしさが、すでに参加した方々の口コミで広がってしまい、下記のデータが示す通り、平日でさえも、どんどん混雑度が増している状況・・・

 ( >_< )




 しかし、このような状況だからこそ、得意技を炸裂させて、「大試練よ来い!! 大逆境よありがとう!!」と、ますます燃え上がってしまうのが、私の習性(笑)・・・むしろ、豪雨&強風&大混雑との過酷な戦いを、ワクワクする思いで、楽しみにさえしていたのです!!




 ところが、いざ、フタを空けてみると・・・

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 2日間とも、奇跡のように、まったく雨に見舞われることなく、得意の戦略的意思決定により大混雑も切り抜けて、ヒーローもののドラマのごとく、大成功で終えることができました〜!!


 

 ・・・というわけで、さっそく今回も、大量の美麗写真を活用しながら、詳しくレポートさせていただきますね。


 まず1日目(5月17日・土)は、14時半頃に「西ゲート」から入場し、難病患者さんのために車イスを借りたうえで、いよいよツアーを開始・・・今回は、88歳を最高齢に、80代&70代の方々3名様もご参加くださるので、歩くペースに気を付けながら、無駄の無い最短距離での移動を、心がけなければなりません。(ただし、女医さん&看護師さんも同行くださるため、安心してツアーを楽しめますので、ありがたいことです)

 前回の平日開催と同じく、「ねぶた」の大賞受賞作品を観賞したうえで、私が最初に向かったパビリオンは、「コモンズ」のA館・・・自前の資金では一戸建てのパビリオンを持つことができない、数多くの発展途上国のために、集合住宅形式のブースを提供していますので、おもちゃ箱をひっくり返したような(笑)楽しさに満ちているんですよ。




 それでは、各国のブースを、次々に紹介していきますので、写真の中にあるヒントを探しながら、どの国の展示なのかを、楽しく推理してみてくださいね・・・きっと、初めて目にする国名が、たくさん登場しますよ!!
















































 次に向かったのは、ちょうど「民族舞踊ショー」の開始時刻が近いという理由で、「マレーシア館」・・・

 ※ すでに、過去4回のレポート(下見3回+平日開催1回)の中でご紹介しているため、本日は、下記の実演写真のみを追加しておきます。




 パビリオンを出たタイミングで、民族舞踊のショータイムとなり、予想をはるかに超える芸術的なダンスに、一同、ビックリ仰天!!





 ショーの終了後には、「客席からの飛び入り大歓迎」ということで、一般人が入り混じって、大盛り上がりのダンス大会に!!(たまたま最前列に立っていたので、強引に勧誘されることになった私の仲間たちも、たくさん飛び込んでいますよ。私自身は、大あわてで逃げ出したので、なんとか無事でしたが・・・笑)



 さらには、ダンサーの方々と一緒に、楽しく撮影タイム!!(政府から公式に選抜&派遣された、マレーシアを代表するダンサーたちなのですから、本国では、かなりの有名人でいらっしゃるはず)



 私の仲間たちも、「マレーシアが大好きになり、行ってみたくなりました〜!!」とのこと・・・このような展開こそが、万博にパビリオンを出展する経済効果ですよね。




 さて、次に訪れてみたのは、「見た目のインパクトが強烈すぎる」と大評判の、「アラブ首長国連邦(UAE)館」ですよ。前回の訪問時には完売していた「ラクダミルク」が、なんと本日は無事に販売中でしたが、長蛇の列を前にして、泣く泣く断念(涙)。

 ああ、残念無念・・・「ラクダのお乳を飲んでみる」という、今生の宿願を成就(じょうじゅ)させるためにも、あと数回は、万博に通わなくちゃね(笑)。

 ※ すでに、過去4回のレポート(下見3回+平日開催1回)の中でご紹介しているため、本日は下記の、心温まる追加写真のみといたします。





 さらに訪れたのは、前回(平日開催)の訪問時に、「素晴らしかった!!」と大評判を獲得した、こちらの「ハンガリー館」・・・

 ※ すでに、過去4回のレポート(下見3回+平日開催1回)の中でご紹介しているため、本日は、下記の追加情報のみといたします。




 効率性を重視する私のツアーとしては、珍しく30分以上も並びましたが、それだけ頑張る価値は充分・・・本日もまた、美しいハンガリー民謡の歌声に、うっとりと聴き惚れましたよ。私自身は(下見を含めて)3回目の観賞でしたが、何度拝聴しても、「また聴きたい!!」と願ってしまう完成度の高さ。

 私は、(素人芸ですが)一応、「音楽療法家」でもありますので、自分で体験した全パビリオンの中で、「ハンガリー館」こそが、魅力度「第1位」でした。しかも、着席状態で快適に観賞できますから、どなたにでも、安心してオススメできます。(3回とも出演者さんが異なりましたが、若手歌手さんから熟練歌手さんまで、それぞれが異なる魅力をお持ちでしたよ)

 ああ、また何度でも、あの場に身を置いて、あの名曲に、聴き惚れたい!!





 その後、急きょ予定を変更し、今回も性懲りなく、またもや「フランス館」の列に、並んでしまった私・・・ちょうどタイミング良く、「今なら20〜30分待ち」との情報を入手したので、「この好機を逃すものか」と、嬉々として入館!!

 実は、もともと今回の土日開催では、大混雑が予想される「フランス館」にチャレンジするつもりは無かったのですが、参加者の若手女性たちの会話内容から、「フランス館」に入館したがっている気配をヒシヒシと感じたので、ダメもとで近寄ってみたのです・・・その結果、予想通りに、女性たちは(年齢を問わず)大喜び!!(一方で、男性諸氏は、やはり今回も、足早に通り抜けておられましたが・・・)

 ※ すでに、過去4回のレポート(下見3回+平日開催1回)の中でご紹介しているため、本日は、下記の外観写真のみといたします。(印象派の絵画風に、オシャレに仕上げてみましたが、いかがでしょうか?)





 本来ならば、このタイミングで、さっさと出口(西ゲート)に向かうべき時刻だったのですが・・・たまたま通りかかった「カンボジア館」が、フリーパス状態であるのを発見し、「さ〜っと短時間で見てきてください」と、急きょ、追加でご案内。

 かの有名な世界遺産、「アンコール・ワット」の遺跡を感じさせる館内演出に、皆様、ご満足なさっていましたよ。

 ※ すでに、過去4回のレポート(下見3回+平日開催1回)の中でご紹介しているため、本日は、下記の外観写真のみといたします。




 その後、前回の平日開催と同じく、大阪中心部に移動して「お好み焼き」を食べ、道頓堀などコテコテの繁華街で夜遊びしてから、ホテル「ベッセルイン心斎橋」に宿泊・・・本日の午後だけで、(歩数計によると)10キロ以上も歩いていたので、バッタリと倒れるように、ベッドに入った記憶がございます。




 やがて夜が明け、2日目(5月18日)となる、日曜日のツアーに突入・・・どんどん気温が上がってきたので、まだ開場時刻の9時前だというのに、愛用の巨大な黒ウチワを取り出す状況(涙)。(傘をさしている人々は、雨ではなく、太陽から身を守っているんですよ・・・わずか2日前まで、この日は大雨の予報だったのに・・・)




 9時の開場と同時に、私たちが急いで移動したのは、前日に90分待ちになっていた、大人気の「サウジアラビア館」・・・ほら、まだ今ならば、待ち時間はゼロ!!

 \(◎o◎)/




 ※ すでに、過去4回のレポート(下見3回+平日開催1回)の中でご紹介しているため、本日は、数枚の追加写真のみといたします。

 まだお客様が少ないので、民族衣装姿のお兄さんが、我々の仲間たちとの写真撮影に、気前良く、応じてくださいましたよ。






 パビリオン内のカフェに並ぶ列も、まだ数名しかいないので、楽勝・・・たまたま並んでいる仲間たちを見つけた私は、「サウジコーヒーと、そこの丸いお菓子と、白い砂糖がかかっているパン菓子を、お願い!! m(_ _)m 」と、便乗注文してしまいました。





 それが、これらのお菓子・・・右側の「サウジコーヒー」は、私の知る「コーヒー」ではなく、むしろ「紅茶」のような味でしたよ。真ん中の丸いお菓子は、何とも表現しがたい、うっすらとチョコレート味がする、不思議な物体。左側のパン菓子は、味も形もそっくりなものが、スターバックスに並んでいるような・・・いずれにしても、正確にお伝えすることは困難ですから(断言)、ぜひともサウジ館を訪れて、ご賞味くださいね。




 その「サウジアラビア館」を出た時点で、時刻は10時過ぎ・・・ちょうど、予約を取ってある「オーストラリア館」の入館時刻なので、すぐ隣りの建物へ。



 ※ すでに、過去4回のレポート(下見3回+平日開催1回)の中でご紹介しているため、「オーストラリア館」の詳細は、省略いたします。私の仲間たちは、「人気がある理由がわかりました!!」と、嬉しそうなコメントでしたよ。

 さて、そろそろ、皆で近くに座る場所を確保できるよう、早めにお弁当を食べておく時刻(11時)が近づいてきましたが・・・まだ周囲に人が少ないのを見た私は、「皆さん、お隣のスペイン館と、そのまた隣のタイ館にも、大急ぎで入ってきてください!!」と、とっさの判断で、緊急指令を飛ばしたのでありました。




 JTBさんによれば、「日曜日には修学旅行生が乏しいため、9時の開場から11時頃までは、まだ人出が少ないので狙い目なんですよ」とのこと・・・なるほど、教職員の方々の休日を奪わないように、修学旅行の計画は、日曜日を避けて組むというわけですね。

 ※ すでに、過去4回のレポート(下見3回+平日開催1回)の中でご紹介しているため、「スペイン館」の詳細は省略いたします。


 ところが、「スペイン館」を攻略しているうちに、「タイ館」の方に人々が群がり始め、攻略に予想外の長時間を要したので、昼食時刻が遅くなってしまいました(涙)。それでも、女性の方々は、なぜか「タイ」がお好きなご様子・・・「タイ館に入れて良かったです〜!!」と喜んでくださったので、ほっと安堵した私です。

 ※ すでに、過去4回のレポート(下見3回+平日開催1回)の中でご紹介しているため、タイ館の詳細は省略いたします。





 タイ館をクリアした我々は、JTBさん&有志の男性3名で受け取って来てくださった、お弁当を賞味したのですが・・・あれ? 数日前に食べた、同じお店で作ったはずのお弁当と、見た目も中身も違っているような・・・

《 本日のお弁当 》



《 前回のお弁当 》



 そこで、JTBさんに確認したところ、「前回のお弁当はショボかったのでダメ出しして、もっと豪華なものに変更してもらったんです」とのこと・・・なるほど、それで今回は、前回よりも立派な印象なんですね(笑)。有名な料理店に(低予算で?)作ってもらったのに、平気で「こんなんじゃダメ!!( `―´)ノ」と文句を言えるなんて、JTBの矢野さん、素晴らしいお仕事ぶりです!!

 そうなると、前回(平日開催)にご参加くださった皆様には、「ダメ出し」前の素朴なお弁当を食べさせてしまって、ゴメンなさいでした(笑)。しかし、その時のお客様たちは、それなりに「美味しいです!!」と、ご満足くださっていたのですが・・・私の本の愛読者さんたちは、文句を言わずに人生を楽しむ方法を習得なさっていますから、このような時に、とっても助かります(笑)。


 そんな具合に、大屋根リングの下の涼しいベンチに陣取って、美味しいお弁当を賞味していると、突然に「スペイン館」の方角から、「バグパイプ」のような音が!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ




 あわてて駆けつけると、有名なミュージシャンさん(案内係の女性によるご紹介)による、楽しいショータイムが始まっていましたよ。「バグパイプ」は、英国のスコットランドあたりの民族楽器だと思っていましたが、似たような音色の楽器が、スペインにも存在するのでしょうか・・・この不思議な音と楽しい演奏を、言葉ではお伝えできないのが残念。




 めでたく、「豪華バージョンのお弁当」(笑)を食べ終えた我々は、いよいよ、大屋根リングの上に!!・・・なにしろ、昨日は、強風のためエスカレーターが停止されていましたから、まだ上に登っていなかったのです。

 大阪府の調査によれば、万博に参加してみた方々の感想として、最も評価が高かったのが、この「大屋根リング」とのこと・・・確かに、世界最大の木造建築物がもたらす圧倒的な存在感に、皆さん、ビックリ仰天なさっているのが、周囲から伝わってきます。

 そう言えば、この私も、初めて「大屋根リング」を目にした時には、かつて修学旅行で、「東大寺の大仏殿」を目にした時の衝撃が、蘇ってきたようでした(笑)。






 全長2キロのリングを1周すると、30分以上も必要ですから、ほぼ4分の1ほど歩いた時点で、下に降りておきましょうね。

 ほら、リングの上には、色とりどりの花々が咲いていて、本当に美しいんですよ・・・これから7月にかけては、花々が最も咲き誇る季節ですから、お花畑のように綺麗な光景になること間違いなし!!





 下に降りた我々は、希望者だけで「北欧館」の売店に忍び込み、名物の「ムーミン」関連商品を、あれこれと物色・・・私が知る限り、10名以上の仲間たちが、公式のムーミン・グッズを、めでたく入手なさっていましたよ。

 本来ならば、入館者が最後に通りかかる場所が売店なのですが、「うっかり館外に出ちゃったけど、やっぱり売店に戻ります〜という顔をして、後ずさりでお尻から出口を入ればバレませんよ」と、私からの的確なアドバイス(笑)。

 ※ すでに、過去4回のレポート(下見3回+平日開催1回)の中でご紹介しているため、「北欧館」の詳細は、省略いたします。(今回は、館内には入らず、売店に入っただけですしね・・・なぜ、館内にまで入らなかったのかについては、前回更新をご参照)





 その後、様々なパビリオンから延びる長蛇の列にウンザリしながら、「どこかに、待ち時間ゼロで入れる奇跡のパビリオンは無いかなぁ」と、夢を見ながら歩いてみると・・・あった、ありました、救世主の「セネガル館」様が!!



 館内では、セネガルの自然・文化の解説や、工芸品・特産物の紹介が展開されており、お客様たちが、物珍しそうに観察していますよ。






 さらに、その隣には、こちらもフリーパスで入館可能な、ありがたすぎる「バングラデシュ館」様が!!・・・確か、インドの周辺国だったような気がしますが、正直、「パキスタン」と混同しているかもしれませんので、この好機に、お勉強を。



 あれ? なぜか、黒い「日の丸」が・・・写真では黒く見えますが、実際には、濃い緑色の上に日の丸が描かれており、これが、バングラデシュの国旗なのだそうですよ。う〜ん、日本の国旗にソックリとも言えるし、ぜんぜん違うとも言えるので、複雑な心境ですねぇ・・・







 何語で書かれているのか不明ですが、なんとなく、商品の中身が想像できますよね・・・(その後、調べてみると、公用語は「ベンガル語」だそうですよ)




 日曜日の午後だというのに、待ち時間ゼロのパビリオン2つに気を良くした我々は、たまたま、その横に並んでいる「エジプト館」にも、調子に乗って入り込もうとしましたが・・・

 さすがは、観光立国として知られる「エジプト」・・・待ち時間は「90分」だと告げられて、即刻、あきらめがつきました(笑)。まあ、写真のごとくに、かの有名な「ツタンカーメン」の御姿を見せられたのでは、思わず、吸い寄せられてしまいますよねぇ・・・





 そこで、残りの1時間ほどを活用すべく、私が選んだのは、原点に戻って「コモンズ」・・・まだ私が入ったことの無い、「B館」と「C館」(向かい合っています)を、各自、お好きなように探検いただくことにしましたよ。

 2つの館内の国々を、次々にご紹介していきますので、ヒントを探しながら、どの国のパビリオンなのかを、推理してみてくださいね!!

(もちろん、生まれて初めて見る国名が、たくさん出現することでしょう・・・)


























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 ・・・ということで、大混雑の週末でしたが、平日開催にも負けないほど、数多くのパビリオンや国々を楽しむことができ、一同、大満足の2日間となりました。

 最後に、3つほど、オマケの話題を・・・


《 その1 》

 まずは、ほら・・・お見苦しいものを公開してしまって、ごめんなさい(涙)。

 全く無防備にしていた結果、私の両手が、太陽に焼けて赤く腫れあがり、湿疹状のブツブツまで広がって、痒くて困っていると・・・同行くださっていたお客様の女医さん(33歳)が、皮膚科で扱う医薬品の塗り薬(ジフルフレドナート)と飲み薬(ビラノア)を、ただちに処方してくださいました。本当に、ありがたいことです・・・(信じていただけないでしょうが、ふだん、私の腕はツルツルに綺麗で、女性の肌みたいなんですよ。だからこそ、これほど酷く、荒れてしまったというわけです)

 皆様、万博会場に行く際には、万全の「日焼け対策」を、お忘れなく!!





《 その2 》

 ウルグアイのブースで発見し、ビックリ仰天した万能薬が、こちらの「ワイン粉」・・・名前から推察すると、ワイン(葡萄酒)を「粉」にした加工物であると思われますが、ここに書いてあるほど様々な病気に効果があるとは、本当なのでしょうか?

 それが本当ならば、この私、わざわざ「粉」にしないで、液体の「ワイン」のまま、毎日毎晩、大いに服用したいと考えております!!(むしろ、ワインの飲みすぎが原因で、発症してしまうような病名こそが、いくつも並んでいるような気がしますが・・・笑)

 (^o^;)





《 その3 》

 我々一行が、西ゲートから出た瞬間を、たまたまネット上の公式ライブビューイングで発見し、あわてて写真を撮影したという御方(名古屋在住)から、その証拠写真を頂戴しましたよ。

 なるほど、写真の左端(グループの先頭)を歩いているのは、確かに、ダークブルーの半袖シャツを着ていた、私であるに違いありません。(その後ろで、大きなお土産袋を持ちながら、「ああ楽しかった」と続いているのが、今回の仲間たちですよ)

 なんと、私たちの雄姿が、全世界に放映されていたとは!!

 (゚Д゚;)




 ちなみに、上記の映像など、万博会場内の各所の状況を、24時間、リアルタイムの映像で観察できるのは、下記の公式ページだそうですよ。これらの映像を、興味シンシンで観察してみると、様々な発見が得られますので、皆様も、今後の万博旅行計画に向けて、ご参考になさってくださいね!!

https://www.youtube.com/@Expo2025-Live-Camera



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6月2日版(午前4時25分)

 「悲報」か「朗報」か!?・・・主催者さんにとっては「朗報」なのですが、まだまだ大阪万博を楽しもうという魂胆の私個人にとっては、間違いなく「悲報」・・・なんと、このところ、万博の来場者数が過去最高を記録しており、ますます大混雑してきているとのこと・・・もはや、ノンビリと万博を楽しめる期間は過ぎ去って、大群衆との戦い(勝負事ではありませんけど)を避けられない事態に、突入してしまった模様です(涙)。

 いま思えば、いずれは万博人気が爆発することを予想し、「飯田史彦の案内で巡るミステリーツアー」を、2回とも5月中に開催しておいて、本当に助かった!!

 \(^o^;)/

《 午後の東ゲートの状況 》(来場者が押し寄せております)




《 夕方の会場内の状況 》(大群衆で埋まっております)




 ・・・というわけで、今回は、5月のうちに済ませておいた万博体験の中から、未公開の写真&情報を、選りすぐってご紹介しますね。「どうして、これをまだ公開していなかったんですか?」と、ビックリ仰天なさる写真が多々登場しますから、どうぞお楽しみください!!(諸事情により、わざと、公開を後回しにしておいた写真ばかりです)

 まずは、まだ、それほど混雑していなかった頃の、大屋根リングですが・・・



 それでも、見下ろすと、なにやら、長蛇の列が・・・実は、写真の左上に見えている「フランス館」に入ろうとして並んでいる、お客様の列なんですよ。写真の中央にある緑の植栽の左に「最後尾」が見えますが、そこから列をたどって行くと、グルグル回ったり、折り返したりした末に、ようやくパビリオンにたどり着いている様子が、何となく(笑)伝わってきます。

(だいたい、日中で90分〜2時間待ちですが、海岸部で壮大なショーが始まる19時頃になると、30分ほどまで減ってきますので、人々がショーを見に行く夕方以降が狙い目ですよ)




 次にご紹介するのは、「コモンズ館」にある、どこかの国(覚えていなくてゴメンなさい)のブースで発見&仰天した、こちらの写真・・・中央の男性が、頭に乗せて大量に運んでいるのは、なんと「パン」だそうですよ。

 器用すぎますよねぇ・・・(^_^;)




 こちらは、ご存じ、皆様も大好きであろう、あの果物の洗浄中・・・(あれって、「果物」でいいんでしたっけ?)



 ほら、これですよ、これ!!(これって、おそらく炭水化物ですが、「果物」でいいんですよね?)




 さて、お次も、「コモンズ館」にある、どこかの国(覚えていなくてゴメンなさい)のブースで発見&仰天した、「漁業」と題されている写真・・・いったい、何がどうなっているのか、おわかりですか?



 拡大&凝視してみると・・・なんと、川の中に、何百人(何千人?)もの「漁具を手に持つ人々」が一斉に飛び込んで、驚く魚たちを取り囲みながら、どんどん川の中心部に追い込んでいく様子が!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ



 さらに拡大してみると、ほら、中心部に追い詰められた魚たちを、今にも、手にする漁具ですくい取ろうとする、まさにその瞬間・・・つまり、魚を追い込む「網」(あみ)を使うことなく、大量の漁師(と呼んでもいいのか?)たちが、「人間網」と化して漁を行っている光景なんですよ!!

 \(◎o◎;)/

 いかなる方法であれ、とにかく魚を特定の部分に追い込んで捕まえれば、それこそが「漁」の目的なのですから、なんと合理的な漁法なのでしょうか!!

(後方に位置する大勢の方々にまで、逃げ惑う魚が回るのかについては、かなり疑問ではありますが・・・長年をかけて、しだいに出世していくと、前方の好位置を与えてもらえるようになるのでしょうね・・・真っ先に、1人で中心に飛び込んでいるのが、大将格のリーダーであるに違いありません)



 とにかく、世界は広い、広すぎる!!

 \(◎o◎;)/


 さらに、こちらも、「コモンズ館」にある、どこかの国(覚えていなくてゴメンなさい)のブースで発見&仰天した、ある展示物の解説文・・・皆さん、何かが変だと思いませんか?

 そう、日本語の解説文を、わざわざ「ローマ字」にして書いてあるため、読みにくくて困り果てた私・・・これって、誰のために書かれたものなのでしょうか?

 日本人向けならば日本語の文字(平仮名と漢字)で書けば良いのだし、外国人向けならば英語などの外国語で書くべきですから・・・



 あっ!! いま気づきましたが・・・もしかすると、「簡単な日本語を話すことはできるが、文字で書くことはできない外国人さん」が、口から出す言葉を、そのままローマ字で表現したのかもしれませんね。

 ちなみに、この私も・・・京都に住んで10年以上になりますが、京都弁を「聞き取る」ことはできても、「話す」ことはできません。無理して話してみるたびに、「その京都弁、変ですよ」と、厳しく指摘されてしまいます(笑)。

*****

 次にご紹介したいのは、ついに登場する、「ほんまもんの洋食ディナー」を食してみたレポートですよ。

 本当は、評判の高い「ハンガリー館」のレストランで食べるつもり(勝手な予定)だったのですが、あまりにも長い行列(2時間待ちとのこと)にウンザリして、泣く泣く断念(涙)・・・そのまま目を前方に転じると、向かいに「ポーランド館」のレストランが見えたので、ダメもとで行ってみたところ、なんと「20分程度」とのこと!!

 もちろん、ポーランドも素晴らしい国ですから、「もう何でもいいので、このお店でいいや」と決定し(笑)、店頭に掲示されているメニューを確認してみたところ、次の2つのコースしかありませんでした。(しかも、ほぼ5000円・・・飲み物代を入れると6000円近くの出費になるでしょうから、なるほど、メニューを見てから立ち去る人々が多いため、行列ができないわけですね)



 やがて、「ベジタリアン・セット」と題して登場したのが、こちら・・・上段の左側から、「別料金で注文したフルーツポンチ」、「不思議な味のスープ」、「カステラの小片」、「味の無い小さなパン」、下段に移って、「味の無いギョーザの皮に、不思議な薄味のソース&細切りのニンジン」、「不思議な味の不思議な物体」。(最後の不思議な物体は、野菜か豆の加工品を、ほとんど味の無いトマトソース風の何らかの材料で煮込んだものらしい・・・)



 ・・・ということで、味の評価としては、ただ一言、「異文化体験を満喫しました〜!!」(笑)

 (^−^;)

 とにかく、「スープ」と「カステラ」については、まあまあ美味しかったですよ。




 さて、気を取り直して向かったのは、こちら・・・「ベルギー館」の土産物店ですよ。訪れた人たちが、口を揃えて「素晴らしかった」と絶賛なさるため、「なんで? どうして?」と、大いなる疑問が膨らんでしまったのです。



 20分ほど並んで、いよいよ入店・・・しかし、どこにでもある、普通のお店にしか見えませんが・・・(それでも、「スイス館」や「北欧館」の手抜き・・・いえ、シンプルすぎる売店に比べれば、すでに、この時点で大勝利を収めておりますよ)



 ところが、店外から見えている雑貨室の奥に、秘められた財宝の眠る別室を発見し、探検家気分でドキドキしながら、足を踏み入れてみると・・・

 おお、こ、これは、まさしく・・・

 夢にまで見ていた、「高級ブランド菓子の部屋」ではありませんか!!

 (゚Д゚;)



 まるで、デパート1階の化粧品売場のような高級感で、金色に輝きながら展示販売されている、ベルギーが世界に誇る「チョコレート」「ワッフル」の数々・・・きちんと、ブランドごとに、別の棚に分けられていますよ。(ただし、売り切れ多し)



 ここが「フランス館」であれば、「ヴィトン」「ディオール」「セリーヌ」と並んでいるのですが、ここは「ベルギー館」ですから、「マネケン」「ヴィタメール」「レオニダス」などの並びになるわけですね。







 悩みに悩んだ末に、私が購入したのが、こちらのチョコレート(直輸入品)と・・・



 こちらのワッフル(ミニバッグ付きの3点セット)・・・製造者は神戸の菓子店ですが、ベルギーの食材を使って、ベルギーのレシピ通りに製菓してあるそうですよ。



 なお、大満足でお店を出ようとした瞬間に、呼び止めるような声が聴こえて、振り向いてみると・・・ベルギーのブリュッセル名物である「小便小僧」君が、巨大なローソクの中に、下半身を埋められて立っている、哀しそうな姿を発見!!

 ほら、拷問のように下半身を固められて、肝心の「小便」ができず、小僧君、まさに泣き顔ですよ・・・「小便をしていない俺って、ただの小僧(涙)」とね。



 このローソクを購入し、火を灯してあげると、しだいに小僧の周囲が解けてきて、やがてはオ*ン*ンが姿を現すという、巧妙な仕掛けの商品なんですよねぇ、これが・・・どなたか、ぜひとも購入し、*チ*チ*を露出させ、トイレがしたくて困っている小僧君をスッキリさせて、この大試練・大逆境から救ってあげてくださいね〜!!

(えっ、私ですか?・・・私は、他商品の清算後に発見したので、この小僧君は、残念ながら買いそびれてしまいました・・・笑)

*****

 さて、私が次に訪れたのが、こちら・・・ちょうど、現地ミュージシャンの方々が、小さなコンサートを開いてくださっているのが聴こえたので、もう何度目かの「サウジアラビア館」ですよ。



 この、いかにもアラビアンな感じの素敵な音楽を、お聴きいただけないのが残念無念・・・

 (>ω<。)



 サウジアラビアの国から、公式に任命されるほどの方々・・・よほどの有名ミュージシャンに決まっていますよ。



 周囲に映し出されるプロジェクション・マッピングも、美しすぎます!!



 サウジアラビア館、アラブ首長国連邦(UAE)館、クウェート館、オマーン館などで、アラブ諸国の衣装を拝見するうちに、すっかり魅了されてしまった私・・・そのうち、「光の学校」を訪れて、カウンセリング・ルームのドアを開けた瞬間に、この衣装をまとった私が、「ようこそ」と出迎えるかもしれませんよ、フフフ・・・(ビックリ仰天して、逃げ帰らないでくださいね)



 なお、この「サウジアラビア館」には、何度訪れても、「まもなく戻ります」と書かれているだけで、誰も座っていないイスが1つ・・・文筆家の私としては、より正確な表現で、「まもなく」ではなく「いつかは」と、書き直しておきたいですね。



 もしかすると、このイスの周囲には「サウジ時間」が流れているので、アラーの神のご意志のもとに、ノ〜ンビリしていても大丈夫なのかもしれませんが・・・(笑)

*****

 さて、次の写真も、「コモンズ館」にある、どこかの国(覚えていなくてゴメンなさい)のブースで発見した、チョコレートの材料「カカオ」の実なのですが・・・



 カカオ畑では、こんなふうに、山積み状態で収穫しているとのこと・・・これほど積み上げても潰れないのですから、「カカオの実」って、よほど硬いのでしょうねぇ!!




 こちらも、「コモンズ館」にある、どこかの国(覚えていなくてゴメンなさい)のブースで発見した光景なのですが・・・このお店、何度見ても、まったく人が寄り付かず、みな遠巻きに眺めながら通り過ぎてしまうので、「おかしいわねぇ、ぜんぜん売れないのよ」と、店員さんが憤慨しながら立っているのです。

 ご覧のように、その店員さんご自身の表情と態度こそが、人々を恐れさせて近寄らせず、「客払い」になってしまっていることを、どなたか、教えてあげてくださいませんか?

 ( >_< )




 ちなみに、こちらは、全パビリオンの中で、圧倒的にナンバー1の人気を誇っている、「イタリア館」・・・コロッセオをイメージした外観も素敵ですが、レオナルド・ダヴィンチの直筆原稿など、国宝級の美術品が多数展示されており、今では「3時間待ち」が通常とのこと。

 いつか、この魅惑の館に入ることのできる日が来るとは、まったく思えない私です・・・(涙)




 一方で、こちらも、ネット上で高評価情報が広がって、どんどん待ち時間が伸びているという、「ハンガリー館」でのワンシーン・・・美しい草原の丘陵地に、横穴を掘って造った小さな家々が、本当に魅力的ですよね。(アカデミー作品賞に輝いた名作映画、『ロード・オブ・ザ・リング:指輪物語』の中で、主人公たちが住む村のモデルになったそうですよ)

 ああ、私も、こんなに可愛らしい家で、優雅に生活してみたい!!




 こちらは、「ドイツ館」に併設された、ビア・レストラン・・・ビールの聖地「ミュンヘン」の街から、ドイツ・ビールを代表する名ブランド「HB」(ホフブロイハウス)が、誇らしく乗り込んできてくれました。日本各地から、このレストランを目当てにビール愛好家たちが集って、毎日毎晩、盛大な酒盛りが繰り広げられているそうですよ。




 さらに、こちらも、「コモンズ館」にある、どこかの国(覚えていなくてゴメンなさい)のブースで発見した、精巧なロウ人形のおじさん(写真左側に立っています)・・・



 ・・・と思って間近で撮影していたら、突然、大あくびをしたので、「あれ? 人間だったのか!!」と、ビックリ仰天・・・たいへん失礼いたしました(笑)。




 それでは、最後に、恒例となっている(?)、私の「後ろ姿写真集」を、大公開!!・・・どのパビリオンにいるのか、もう、おわかりですよね。





 次の写真の私、足がとっても長いのですが、決してトリック写真や修正写真ではなく、そのままの現実が写っているだけなんですよ。(しばしば、「飯田先生、身長の半分が足なんですね!!」と、驚いてもらえます)



 次の写真は、「トルクメニスタン館」での1枚なのですが・・・どこに私が立っているのか、簡単に、おわかりですよね?




 最後の1枚は、私が、(進行転移性がん患者さんを乗せた)車イスを押しながら、大屋根リングの上を歩いている姿です。滞在中、ずっと私が車イスを押して歩き、他の誰も、「代わりましょうか?」と申し出ることはしないで、私だけに任せてくださいました。参加者の皆様は、「この患者さんにとって、飯田先生が押す車イスで万博を観賞するからこそ、今生の幸せな想い出になるのだ」と、しっかり認識くださっていたのです。

 だからこそ、誰も「代わりましょうか?」と尋ねることなく、最初から最後まで、ごく自然な形を装いながら、すべてを私に任せてくださった・・・そんな皆様の優しさに、心から感謝しております。総勢25名もいるのに、誰も交代を申し出ない(余計なことはしない)という、最高級の配慮に支えられた、完璧なチームプレイ・・・私が言葉に出して伝えなくても、「生きがい論」でつながった皆様は、「この状況において、何が一番大切なことなのか」を、100%ご理解くださっている・・・皆様の素晴らしいご配慮ぶり、さすがです!!

 m(_ _)m




 それでは、最後に・・・私が最もお勧めしている、「ハンガリー館」の素晴らしい民謡歌唱ステージを、ノーカットで完璧に収録している番組(最新版)を発見しましたので、ご紹介しておきますね。毎回15分間のステージを、4名の歌手さんが、日時を分けて交代なさっているのですが、ここで紹介されている歌手さんは、おそらく最も若い御方だと思われます。(実は、現時点で私は4回観賞しており、たまたま4回とも歌手さんが異なっていたので、4名様全員を知っているのです)

 特に、諸事情のため、大阪万博を訪問できない方々にとっては、実にありがたい観賞体験になりますから、ぜひクリックしてみてくださいね。本当に、感動しますよ!!


https://www.youtube.com/watch?v=7KreWFdf49c


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6月10日版(22時20分)



 このところ、大阪万博の「ハンガリー館」の民謡コンサートにハマってしまい、ハンガリー女性の美声を4回も聴いてしまったからなのか、どうしても、評判の良い「ハンガリー料理」を体験してみたくなって・・・つい先日、またもや(夕方からの格安チケットで)万博会場に潜り込み、あこがれの「ハンガリアン・レストラン」を、目指してみましたよ。

 このたびの参加メンバーは、友人の大学教授(男性ばかり)4名・・・平均年齢は60歳くらいのため、決して無理せず、ひたすら「ハンガリー館のレストランで食事をすること」のみに専念し、余った時間で、まったく並ばなくても済むパビリオンだけを、いくつか回れば合格という、ゆる〜い戦略を立案いたしました。

 その代わりに、「ハンガリアン・レストラン」という唯一無二の攻略目標だけは、「たとえ何時間並ぼうとも、絶対に死守するのだ!!」と、学者4名の間で、かたい誓約を結んでおります。実際には、入店の列に並ぶのは私(企画立案者)だけであり、入店の順番が迫って私が呼び出すまでの間は、他の3名の先生方だけで、散策や休息を楽しんでいただこうという魂胆ですよ。

 夕方の16時過ぎだというのに、天候は抜群・・・過去の万博見物の代償である「痛々しい日焼け」が、まだ治っていない私としては、大いに曇ってもかまわないので、涼しい天候の方が助かるのですが・・・

 ( >_< )





 ほら、「オランダ館」では、入館の列に並ぶ人たちに、サッカーのオランダ代表が着ているユニフォームと同じ、オレンジ色の日傘が、貸し出されている模様・・・オランダの「国色」は、王家の名称にちなむオレンジ色なのだそうですよ。



 ちなみに、日本の「国色」は、「日の丸の中心に描く紅色」や、「藍染めの象徴であるブルー」など諸説あって、公式な決まりは無さそうですが・・・そう言えば、サッカーの日本代表のユニフォームは、「藍色」を採用していますよね。個人的には、「せっかく熱狂的なスポーツなのに、気分的に盛り上がれない寒々しい色だなぁ」と、以前から不満を感じておりますが・・・ぜひとも、日本独特の色だと言われる、「神社の鳥居の朱色」を、日本代表のユニフォームにして欲しかったなぁ・・・めちゃ目立ちそうだし(笑)。

 さて、オジサン4名で懸命に歩き、目指す「ハンガリー館」に到着し、「おおっ、いつもは長蛇の列が出来ているレストラン入口に、今は人が並んでいないぞ、わ〜い!! ラッキー!!」と、狂喜した我々4名!!(客観的な事実としては、実際に狂喜したのは私だけでしたが・・・笑)

 \(^o^)/





 と、ところが・・・





 な、なんと!!


 
(゜ロ゜;ノ)ノ


 イベント開催のため、本日のレストラン営業は、これより休業でした〜!!





 わざわざ、「ハンガリー料理を食べる」ことだけを目標にして、(遠方を含む)各地から集合し、万博会場を訪れたオジサン教授4名なのに、なんという不運・・・「やんぬるかな、しからずんば、すべからく(以上は大学教授の専用語)、開館情報の事前確認、つまるところ飯田さんのサーベイ(調査)が、甘かったということだねぇ」という、教授たちが発する無言のメッセージと、哀れみに満ちた視線が、私の心に鋭く突き刺さります・・・

 
あ〜あ・・・(涙)





 しかし、肝心の「唯一無二の戦略目標」を失って、哀しき流浪(るろう)の民となってしまった我々にも、「どこかで何かを食べる」という、最低限の課題だけは残されている状況・・・

 そこで、重い足を引きずりながら、私が涙目で向かったのは・・・すでに2回の敗北を喫していますが、「もしかして、本日こそは、ラクダのお乳を飲んでみるという今生の宿願を、めでたく果たすことができるかもしれん」という淡い期待を抱きながら、おなじみの「アラブ首長国連邦(UAE)館」・・・

 やがて、(私が惚れ込んでいる)優雅な民族衣装を着た方々が、やつれて無表情の私たちを救うかのごとく、優しく出迎えてくださいましたよ。




 う〜ん・・・あの輪っかを頭に乗せて歩いても、簡単には取れない仕組みなのでしょうか? 思わず、「彼の頭頂部において、いかなる高度な固定方式が採用されているのか」と、あたかも教授会の最中のように、熱い議論を戦わせてしまう、探求心旺盛なオジサン4名・・・まさに、職業病ですね(笑)。



 その後も、「米価を吊り上げて大儲けしている悪徳業者たちを、いかにして退治し、コテンパンに成敗すべきか?」と、大学教授レベルの専門的な激論を交わしているうち、あっという間に30分ほど並び終えて、ついに、レストランへの潜入に成功しましたよ。

(なにしろ、大学の教授会では、13時に開始して、深夜22時まで議論を続けることなど、何度もありましたから・・・一般企業であれば30分で結論を出す議題を、延々6時間も議論するというのが、「3度のメシより議論が好き」という、文科系研究者の習性ですからね)(理科系研究者の場合は、説得力あるデータをバシっと叩きつけて文句を言わせず、あっという間に会議を終わらせてしまいます)





 着席と同時に差し出されたメニューには、我々の理解を超えた品々に関する、解説文の無い写真だけが、掲載されていますよ・・・ほぼ100%が、生まれて初めて目にする物体ばかり!!(デーツだけは、先日、「サウジアラビア館」で目にしましたが・・・)




 メニューを一瞥(いちべつ)した先生方(私以外の教授3名)は、心配そうな表情で、「飯田先生、ほかの店に行きましょうか?」と、私の顔色をうかがいますが・・・「うんにゃ、こげんなってしもうたからにゃぁ、どないもならんのじゃけん、口に入りゃぁ何でもええわいのう!!」(なぜかコテコテの古風な広島弁)と、激しく首を振りながら抵抗する私(笑)。

 かくなるうえは、「未知のUAE料理に挑戦して、視野を広げ、学究を深めるしかない」と、勇猛果敢(ゆうもうかかん)に判断した我々は、改めて、メニューを凝視・分析してみましたよ。

 そこに掲載されていた写真を、臨場感満点に(笑)、そのままご紹介してみますので、「どれにしようかな〜?」と、我々と一緒に熟考しているつもりで、まじめに選んでみてくださいね!!

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《 焼きナスのマクブース 》





《 ラム肉のマクブース 》



 ※ ネット上で調べてみたところ、どうやら、「マクブース」とは、「スパイスで炊いたご飯の上に、肉や魚を乗せた料理」のことらしいですよ。


《 魚のマクブース 》





《 鶏肉のマクブース 》




《 魚のサルーナ 》

※ 「サルーナ」とは、「煮込み料理」のことらしいですよ。





《 野菜のサルーナ 》




《 鶏肉のサリード 》

※ 「サリード」も、「煮込み料理」の一種らしいですよ。





《 カリフラワーのマシャウィ 》

※ 「マシャウィ」とは、「グリル(網焼き)料理」のことらしいですよ。





《 ラム肉のウージ 》

※ 「ウージ」とは、スパイスを効かせたご飯に乗せる、焼肉料理らしいですよ。





《 サフラン入りフェレニー 》

※ 「フェレニー」とは、米粉とミルクと砂糖で作った、ペースト状のデザートらしいですよ。





《 サゴ 》

※ ヤシ(サゴヤシ)の木の幹から得られるデンプンを、丸く固めて甘くしたデザートらしいですよ。(見た目は似ていますが、魚の卵である「イクラ」とは違います)





《 カミール 》

※ パンの一種で、丸くて、かなり硬いです(涙)。





《 デーツ 》

※ 「ナツメヤシ」の実を乾燥させたものであり、中近東諸国では、デザートの定番らしいですよ。日本でいう「干し柿」にソックリな、ほのかな甘みと食感・・・かなり噛み応えがあり、中には大きなタネが(涙)。





《 アシーダ 》

※ 「アシーダ」とは、見た目の異様さが強烈ですが(笑)、小麦粉などを水で練って甘味を加えた、デザートの一種らしいですよ。





《 バシーサ 》

※ 「バシーサ」とは、小麦粉のロースト(あぶり焼き)に、スパイシーな甘味を加えたデザートで、「きな粉の黒蜜がけ」にソックリな美味しさらしいですよ。





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 ・・・というメニュー内容であり、(解説文が無いので)どうにも選びようがないため、4人それぞれが、食べられそうなものを勝手に注文することに決定!!(笑)

 やがて、運ばれてきた物体を、4人分、すべてご紹介してみますと・・・左下のメイン料理4種をはじめ、4人全員が、かなり異なるメニューを注文していますので、ぜひ比べてみてくださいね。

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***************

 以上の全ての食べ物の中で、4人全員が少しずつ味わってみて、全員が「いちばん美味しいのはコレ!!」と一致したのは・・・

 なんと、上記プレート写真の4枚目の右下に鎮座している、不思議なデザートの「バシーサ」でした〜!!(本当に、「きな粉の黒蜜がけ」だとしか思えないのです)

 その他の食べ物につきましては、教授陣が全員一致で、「異文化を満喫できたねぇ」との合意を、めでたく形成する事態に至りました・・・

 \(^o^;)/


 おっと、ここで、思わぬ緊急事態が発生!!

 メニューに載っていないので忘れていましたが、ここ「UAE館」と言えば、過去2回にわたり、今生の宿願と化している「ラクダのお乳」を飲もうとしたのに、品切れに直面して落涙した場所ではありませんか!!

(ラクダのお乳が、いつ「今生の宿願」と認識するほどの高みに達したのかについては、正直、記憶がございませんが・・・)

 そこで、スタッフさんを呼び、恐る恐る尋ねてみると・・・

 なんと、(UAEなまりで)「ホンジツ、ラクダミルク、ゴザイマス」とのこと!!





 あわてて注文したところ、ついにお目にかかることができたのが、こちら・・・見た目は「牛乳」にソックリですが、味わってみると、クセの無いスッキリとした飲み物であり、ほのかな甘さを満喫しながら、いくらでもゴクゴク飲める美味しさ!!





 ついに、今生の宿願を、成就させることができました〜!!



( ↑よく見ると、口が動いていますよ)


 これでもう、いつ、この世を去ることになっても悔い無し!!

 こうなってみると、当初の目標であった「ハンガリー館」が臨時休業してくれて、むしろ助かったぞ・・・人生、なにが幸いするか、わからないものですねぇ・・・なにしろ、正直、私が体験してみたい飲食物の第1位は、決して「ハンガリー料理」ではなく、「ラクダのお乳」だったんですから(笑)。

 これぞ、まさに、「災い転じて福と成す」ということ・・・誠に、めでたし、めでたし!!

(私に付き合わされた教授3名は、「ラクダミルクなんかより、ハンガリー料理の方が、本当は▲〇□×*◎◆」などと、解読不明の未知の言語を、ブツブツ唱えておられましたが・・・)


 ラクダのお乳で満足しきった私は、「サウジアラビア館のやつと比較分析してみるかな」と、素晴らしい名案を思いつき、興味シンシンで、「UAEコーヒー」を発注!!




 その風味は・・・「コーヒー」と呼ぶよりも、「漢方薬入りのお茶」に近くて、「サウジコーヒー」との差異は、発見できませんでした(笑)。

 店員さんは、「苦いので、先に甘いデーツを食べてから、コーヒーを飲んでください」と、飲み方を解説なさいましたが・・・素朴な疑問として、先に甘いものを食べてから、直後に苦〜いコーヒーを飲んでしまうと、むしろコーヒーの苦味が強調されてしまうため、逆効果なのでは?

 (^_^;)





 UAE館のレストランを堪能した我々は、夕暮れの中、「どうしようかな」と、優雅な散歩を開始・・・大屋根リングの上に、大勢の若者たちが、大急ぎで上がって行く姿を見て、その原因を探ってみると、「美しい夕焼けを見つめて感動している」というのが理由でした。いつの時代も、若者たちは、ロマンティックなものが大好きですねぇ!!

 オジサン4名は、そんな純粋な気持ちなどすっかり失っているため、この美しい夕焼けを目にしていながらも、ぜんぜん興味を抱くことなく、国際情勢を巡る難しい議論ばかりを交わしておりました・・・ああ、今すぐに、40歳だけでいいから若返りたい(笑)。





 ぶらぶら散歩していると、「コロンビア館」の売店を発見・・・パビリオンに並ぶ行列とは別のドアから入店できそうなので、さっそく潜入してみましたよ。特に目を引いたのは、こちら・・・たくさんの荷物や商品を、屋根の上に載せた車の模型たち。



 ご覧のように、マグネットにも変身しているわけですから、おそらく、「屋根の上に大量の荷物を積んだ車」が、コロンビアの名物なのでしょうね。



 ほら、こんな感じで・・・(^_^;)



 何十年間&何十万キロも使用中の中古車が多いため、タクシーのドアノブも、こんな感じだそうですよ・・・

 \(◎o◎;)/





 その他にも、「アルジェリア館」に立ち寄って・・・



 その広大な大地に、ビックリ仰天したり・・・




 興味深い造形の「フィリピン館」に立ち寄って・・・



 美しい「棚田」の光景に目を見張ったり・・・



 その売店で、オシャレな扇子を買ってしまいそうになったり・・・




 夜空の月を見上げながら、「アイルランド館」に立ち寄って・・・



 可愛らしい港町の家並みや、勇壮な灯台の姿などに見入ったり・・・








 オシャレな造形の「モナコ館」に立ち寄って、なぜか、「蜂」(ハチ)の大切さを学んだり・・・




 長細い国土の「チリ館」に立ち寄って、アンデス山脈&パタゴニアなどの大自然や、未知の南米文化を学んだり・・・




 閉園時刻が迫って、最後に入ってみた「チュニジア館」では・・・



 広大な砂漠の光景に見入ったり・・・



 軽食コーナーのお姉さんと目が合ってしまったので・・・



 やむを得ず、正体不明の料理2種と、正体不明の菓子3種を購入したり・・・





 売店を見つけたので、近寄ってみると・・・



 チュニジアの名産品の芸術性に、驚かされたり・・・





 腕輪に何かをしているオジサンを発見して・・・



 購入者の名前を、アラビア語で打ち込んでくれるというサービスを観賞したりと、予想外に数多くのパビリオンを、楽しみましたよ。




 ちなみに、「コモンズC館」の中にある「サンマリノ」のブースでは、「衛兵」の姿に変身した、あのアヒルを発見・・・(日本では、「アヒル隊長」として、幼児用の玩具売り場などに、並んでいますよね)



 このアヒル、似たような商品が、世界各地で売られているとのこと・・・例えば、私が昨年末に訪れたドイツのサービスエリアでは、次のような姿に、変身していましたよ(笑)。




 ・・・そんなふうに、21時半頃になるまで、万博の雰囲気を満喫して、「意外に面白かったね」と、ご満悦の教授たち。

 ※ 何事に対しても手厳しい学者連中が、「意外に面白かった」と表現するのは、最大級の誉め言葉なのです。基本的に、何事に対しても、重箱の隅をつつきながら、あれこれと批判するばかりで、めったに褒めませんからね・・・男女を問わず、「学者」を恋人や配偶者にするのは、避けておくのが得策ですよ。

 私以外の3名も、「教え子や仲間たちにも勧めて、ぜひまた、ゆっくり時間を確保して再訪したい」と、喜んでおられました。企画立案者の私としても、口うるさい学者連中から「合格」をいただけて、ほっと一安心(笑)。(もちろん、決して私の功績ではなく、万博そのものが発揮する価値が、本当に素晴らしいからですよ)




 それでは、最後に、私が超オススメする、各国提供の特別なショーの模様を、ご紹介しておきましょう。万博の期間中、数多くの国々が、「ナショナル・デー」(国の日)として、その国を代表する各種のショーを、披露してくれます。万博の価値は、各国のパビリオンにおける「展示物」だけでなく、「イベント&ショー」や、「レストラン&カフェ」や、「売店」などを総合したものなのです。

 それらの中から、私が「メンタルヘルス」の観点で厳選した、「幸せな気持ちになれるパフォーマンス」をお教えしますので、ぜひとも下記をクリックして、万博の素晴らしさをお楽しみくださいね!!


ハンガリー国立民族舞踊団(1)(4分)
https://www.youtube.com/watch?v=6b5wIeO5Xas


ハンガリー国立民族舞踊団(2)(4分30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=tsh8HSkzPfI


ハンガリー国立民族舞踊団(3)(23分。特に8分〜12分の男性たちが凄すぎる!!)
https://www.youtube.com/watch?v=aEZPelTEb1c


英国の(能天気な)バグパイプ楽団(3分30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=Yj24sBFoE3M


イタリアの旗振り兵士団(15分)
https://www.youtube.com/watch?v=Kx63_gDNNwA


パラグアイの民族舞踊団(30分あるが冒頭6分間だけでも充分)

https://www.youtube.com/watch?v=3NYplFvpxcA


***************


6月18日版(21時5分)

 前回更新でご紹介した、(今は引退している私を含む)大学教授4名による万博ツアーから、数日後のこと・・・参加者のうち1名(経営戦略論専攻)から、「戦略目標を攻略できなかったのは、専門家として悔しすぎるので、再挑戦すべきではないか?」との提案があり、他の2名にも連絡してみるとのこと。

 その結果、先日に同行した1名が再度の参加を表明し、もう1名は学術調査のため出張中とのこと・・・代役の准(じゅん)教授(旧称:助教授)を追加して、結局は、前回と同じく研究者4名で、戦略目標の再攻略を目指すことになりましたよ。(私は現在、大学の教授職や学会の理事職は引退していますが、まだ「日本経営学会」に籍を置いて最新の学術情報を収集していますから、「研究者」の身分は保っているのです)

 大学教授の方々は、自分に厳しい負けず嫌いなので(そうでなければ「教授」の地位まで昇進・昇格できません)、前回の万博訪問において、「ハンガリー館のレストランでディナーを食べる」という唯一無二の戦略目標を達成できなかったことが、悔しくてたまらないのだそうですよ。(私については、「言葉による格闘技」である「学会活動」の第一線を退いているため、現役の教授時代に比べれば、かなり気性が丸くなり、穏やかな生活を送っておりますが・・・笑)


 そのような思わぬ展開により、またもや机の引き出しから取り出すことになったのが、ほら、こんなにボロボロになってしまっている、万博会場の地図・・・念のため、捨てないでおいて良かったぞ!!




 ・・・というわけで、またもや、平均年齢50代後半の研究者4名で、万博会場に突撃したのが、先日の夕方のこと。(教授に代わって若手の准教授が1名加わり、平均年齢が5歳ほど下がっております)

 本日もまた、次の写真が示すように、1番人気の「イタリア館」には、推定待ち時間が3時間を超えるという、長蛇すぎる列が形成されていますよ。ある信頼できる報告によると、平日の朝8時前から入場口(東ゲート)に並び、9時の開場と同時に「イタリア館」へ走ったのに、かなり位置的に近い「西ゲート」から入った大勢の人々に負けてしまって、実際に入館できたのは、なんと3時間後の12時半だったそうです(号泣)。



(私の脳内には、「入館価値」と「待ち時間」のバランスに基づいて、合理的に損得勘定を行う公式が形成されており、「イタリア館」については、すでに入館意欲を完全に喪失していますよ)

 その後、「トルクメニスタン館」の女性(が着用しているコテコテの民族衣装)に、思わず目を奪われながらも、懸命に歩き続けて・・・



 ようやく、唯一無二の攻略目標である、「ハンガリー館のレストラン」に到着してみると・・・


 ええっ!!?

 



 なんと、レストランの入店希望者が多すぎ、行列が長くなりすぎたので、閉店時刻までに全員が入店できない危険性が充分と判断し、列の形成そのものを中止したとのこと・・・

!!!!


 事実、必要以上に怖い顔をした(本当です)警備員(あえて呼び捨てにします)が、「もう並ばないで!!」と大声を荒げながら、あたかも動物を追い払うかのごとき失礼な手つきで(本当です)、その場に立ちすくむ我々を排除するのです。

 またもや本日も、想定外の大試練&大逆境に見舞われて、声も出ず立往生してしまった、可哀想すぎるオジサン4名・・・


 
( >_< )


 ・・・しかし、(私自身を含む)全員が、私の「生きがい論」の著者&読者であるという事実が、この状況において、大いなる有効性を発揮!!

 そう、「人生は、思い通りにならないからこそ価値がある」「暗闇を呪うより、1本のキャンドルでも火を灯そう」(私の言葉です)と、無言で目配せした我々は、「こうなったら、わずかな望みに賭けて、奇跡的に行列が再開されると信じながら、何時間でも待ってやろうじゃないか」と、燃えに燃えてきたのでありました!!


 

 そして、警備員の目が届かないよう、「ハンガリー館」から10メートルほど離れた位置(道を挟んで向かい側に建つ「ポーランド館」の近く)に移動した我々は、「虎穴(こけつ)に入らずんば虎子(こじ)を得ず!!」と己(おのれ)に言い聞かせながら、「ハンガリー館のレストラン」の入口を、虎視眈々(こしたんたん)と睨(にら)み続けたのです。




 やがて、それから1時間ほど待ってみた頃・・・

 おお、あれは!!


 
(゜ロ゜;ノ)ノ

 態度の悪い警備員の姿が消えたと同時に、「ハンガリー館のレストラン」の入口から、にこやかなハンガリー人男性が現れて、「只今閉館中」の看板を、撤去し始めたではありませんか!!

 
\(◎o◎;)/


 思わず、「今だっ!!」とダッシュで駆け寄り、優しそうなお兄さんに確認すると、「あと少しの人数なら、OKになりました」との、嬉しすぎるお返事・・・学者肌の我々が、詳しく聞き取り調査を行ってみると、「レストランが受け入れることのできる、1日あたりの最大人数が決まっており、あと少しの人数ならOKだとわかりました」とのことでしたよ。


 
わ〜い!!

 

 こんなことが起きるから、人生、あきらめてはイケマセンねぇ・・・「うむ、やはり、我々が確信を持って予測した通りの展開に帰結したか」と、大いに自画自賛しながら、唯一無二の攻略目標である「ハンガリー館」のレストランに、まんまと潜入した我々でした!!

 

 これが、その戦略目標の攻略を成し遂げた証拠写真・・・かなり広いのですが、お客様たちの顔が写らない範囲内で撮影した結果、ほとんど店内風景が伝わらない写真になってしまいました(笑)。



 店員さんは、日本語を話せる、陽気なハンガリー人の方々でしたよ。



 ちょうど、キッチン近くの座席だったので、シェフやパティシエの方々が話している、ハンガリー語の陽気な会話を、大いに楽しむことができました。




 やがて、前菜のサラダと、別注した「クラフト・エルダーフラワー・ソーダ」が、我々のテーブル(窓外が見えるカウンターの並び席)に、華々しくご到着。(ほぼ自然光なので、美しい写真を撮ることができました)




 それでは、店内でしか見ることができない、詳細な解説文を引用したうえで、現物の生々しい写真を、臨場感満点でご披露していきましょう。4名が手分けをして、「研究のため」と称しつつ(笑)、ほぼ全てのメニューを発注してみましたので、「自分ならば、どれを選ぼうかな?」と思案しながら、お楽しみくださいね!!

***************


 まずは、サラダが3種類・・・

《 ラム・テリーヌ&野菜の酢漬け 》







《 冷製パプリカのカッテージチーズ・クリーム詰め 》






《 鴨のフォアグラ 》






 次に、スープが2種類・・・

《 牛肉のグヤーシュ・スープ 》






《 ポロネギとポテトのクリームスープ 》






 そして、いよいよ、メインディッシュが4種類・・・

《 ホルトバージ風の鶏肉入りクレープ 》






《 パプリカチキンと卵入りガルシュカ 》






《 牛肉のヴァダシュ&ブレッドダンプリング 》






《 バーチカ風の大麦リゾット&豚肉のロースト 》






 最後に、デザート2種類・・・

《 カッテージチーズ団子 》






《 ショムロー風のスポンジケーキ 》






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 ・・・というメニューで、念願のハンガリー料理を堪能し、「かなり美味しかったねぇ!!」と、大満足の研究者4人組。(ただし、値段を見ることなく、「とにかく全部頼んじゃえ」と、まったく戦略的ではない直観的意思決定を、うっかり採用しておりました)

 いざ、注文用紙を手に、「なにやら、読めないハンガリー語が書いてあるなぁ」と、支払いデスクに向かってみると・・・



 4名様分の合計金額は、ご覧の通り・・・



 間違いなく、「5万4500円」でした〜!!

 

 でも、お料理は本当に素晴らしかったので、他人に厳しい大学教授陣も、「あの内容ならば、やむを得ない金額だねぇ」と、大絶賛の嵐でしたよ。

 なお、ハンガリーは、史上最高のピアニストであり「ラ・カンパネラ」などの名曲で知られる、「フランツ・リスト」(下記は若き日の肖像画)の母国でもありますよね。フランツ自身は、神童ピアニストとして、子供の頃に演奏旅行で各国を巡り、ウイーン、パリなどを中心に活動していたので、母国ハンガリーには住んでいませんでしたが、首都ブダペストに「リスト音楽院」(現在の「リスト・フェレンツ音楽大学」)を設立するなど、母国に多大な貢献を行っていますよ。

 

 ちなみに、「ハンガリー館」や「ハンガリー国立民族舞踊団」(前回更新の最後にご紹介)では、上記写真にソックリな男性たちが、たくさん働いていましたから、「リストが特にカッコイイというわけではなく、ハンガリー男性がみんなカッコイイのだ」という、衝撃の事実に気づかされました(笑)。

 偶然なのでしょうが、「ハンガリー館」は、パビリオンもレストランも、万博の中で最高ランクに素晴らしいので、これから訪れる皆様にも、ぜひお勧めしますよ。私の脳内に形成されている「損得勘定の公式」によれば、たとえ1〜2時間ほど並んでも、その価値は充分に取り戻せますから!!(断言)


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 さて、その後の我々、研究者4人組は・・・場内を歩いているうちに、突然、地面から噴出された水蒸気に、全身を包まれてビックリ仰天したり・・・(このように、場内各所において、さまざまな楽しい仕掛けが、発動しているんですよ)





 ふらりと入った「パナマ館」で、興味深い巨大映像に、全身を包まれて喜んだり・・・










 女性人気の高い「スロバキア館」でも、ヨーロッパの美しい風景を満喫したり・・・










 オシャレな「サンマリノ館」では、3世紀後半に書かれた、貴重すぎる旅行記の精巧な写本を、真剣に見つめながら感嘆したり・・・(私にとっては、文筆家の大先輩ですからね)








 本来ならば、「エストニア」も入れて「バルト3国」であるはずが、「ラトビア」と「リトアニア」の2国しか入っていない「バルト館」に立ち寄って・・・



 キノコの種類を見分けてくれるアプリが普及しているほど、「キノコ狩り」が盛んな国民性を知って、思わず微笑んだり・・・



 バルト3国(2国?)名産の、美味しそうな「白樺ジュース」を発見したので、さっそく購入しようとしたところ、残念ながら「売り切れ」になっていたり・・・(みんなも、同じ欲望を抱くものですよねぇ)




 閉場間際に、あわてて、「モンテネグロ館」や「スロベニア館」にも、飛び込んでみたり・・・






 美しすぎる夜の万博会場を、「名残り惜しいもんだねぇ」などと楽しみながら、うっとりと散歩してみたり・・・



(周囲を見回すと、我々にとっては、まさに「教え子」世代の若者たちばかりなので、浮きまくっている自分たちの姿に、笑ってしまいました・・・)(^_^;)








 ・・・という展開により、結果的に万博を堪能し、大満足で出口に到着した我々を待っていたのは、大勢のスタッフさん&警備員さんたちが並んで、「ありがとうございました〜!!」「どうぞお気をつけて!!」「またおいでくださいね〜!!」などと、満面の笑顔で手を振る姿でしたよ。




 その光景を目にした後で、我々、教授陣が交わしたのは、次のような会話でした。


飯田「う〜ん、会場内外の各所で目にする、フレンドリーで濃厚なサービス精神は、いかにも大阪らしくて、感心しますよね」

教授A「そうですね、東京など他の地域では、もっとドライですよねぇ・・・お仕事としてはニコニコするけど、一個人として表現する心からの笑顔ではない」

教授B「会場内の何から何まで、総じて、徹底的にフレンドリーですからね・・・もちろん、外国のパビリオンにおいては、それぞれの国民性が現れていますから、一概には、親切というわけでもありませんけど(笑)」

飯田「その意味では、大阪の人々が共有するコミュニケーション上の特徴が、良い方向に発揮されているというわけですね」

教授A「まあ、僕みたいに関東から来ると、時と場合によっては、関西人のベタベタしたサービス精神が、うっとうしく感じる時もあるけどね(笑)」

飯田「関西人というか、大阪の人に、特に顕著ですよね・・・10年以上住んでみると、同じ関西でも、大阪、京都、神戸、奈良、そして滋賀、和歌山で、言葉や価値観や習慣が、かなり異なっていることを実感しますから」

准教授「飯田先生は、全国を飛び回ってこられたので、日本各地について、かなりお詳しいでしょう? そこでお尋ねしますが、飯田先生から見ると、全国各地の、どの地方の女性が、お好みですか?(笑)」

教授A&B「おおっ、良い質問だねぇ!!(笑)」

飯田「・・・というか(笑)、大雑把すぎて、学術的質問の体(てい)を成していないような気が・・・(^_^;)」

准教授「べつに学術的質問ではありませんので、飯田先生の独断と偏見に基づく、個人的見解で結構ですよ(笑)」

教授A&B「そうだそうだ、ぜひ、お聞きしたいですねぇ!!」

飯田「う〜ん・・・それでは、やむを得ず、過去の長年の体験に基づく、あくまでも個人的な見解として申し上げますから、反論は厳禁ですよ(笑)・・・この問題については、互いに議論しても無意味ですからね」

3名全員「もちろん、了解です」

飯田「結論から申し上げると・・・私の好みという観点からは、全国どこの地域の女性であっても、それぞれに別の種類の素晴らしさを有しているので、優劣をつけるのは不可能ですね」

3名全員「ええ〜っ、それでは総論すぎるので、もっと各論的な詳細分析を、お願いできませんか?」

飯田「わかってますよ(笑)・・・そこで、私個人の好みという観点を脱して、私が他の男性諸氏に勧めるならば、どこの地域の女性が望ましいかという観点では、いかがですか?」

准教授「了解です、その観点に立脚して結構ですから、どうかご意見を」

飯田「わかりました、それでは、私が過去62年間の経験をもとに(笑)、他の男性にお勧めするのは・・・もちろん、個人差がありますから、あくまでも、データにおいて一定の有意性を持つ共通点、つまり『傾向』に基づいて判断しますと・・・」

3名全員「・・・・・・」(真剣なまなざし)

飯田「大阪の女性ですなぁ」

3名全員「大阪ですか!! (゜ロ゜;ノ)ノ」

飯田「はい、その理由は・・・大阪の女性は、とにかく情が深いんです・・・とても優しくて親切で、明るくて世話好きで、しかも感情豊かなので、楽しくて、飽きることが無いからですよ。一緒にいると、最高級の幸せ感に包まれます」

教授A「しかし、そんなふうに長所ばかりを挙げるのは、どうかと思うが・・・」

飯田「だから、反論は厳禁と言ったじゃないですか(笑)」

教授A「う、うむ・・・」

飯田「ただし、大阪の女性については、重要な注意点が2つ、ゴザイマスが・・・」

3名全員「注意点!? (゜o゜)」

飯田「まず、第1点として・・・全国標準に比べると、かなり言葉や表現がキツイので、その勢いに慣れる必要がありますね。例えば、東京の母親が、ダラダラと歩いて、なかなか付いて来ない小学生の息子を叱る時には、『早くしなさい!!』と発言しますよね?」

3名全員「そうですね」

飯田「そんな時、これは私が目の前で耳にした実例ですが、大阪の母親は、例えば、『早(は)よせや、殺すで!!』と発言するのです。しかも、とっても可愛らしくて優しそうな、アイドル顔のお母さんが・・・」

3名全員「!!!!! \(◎o◎;)/」

飯田「しかし、叱られた息子の方は、もう毎日、朝から晩まで何度も言われて、殺され慣れていますので(笑)、まったく気にしません」

3名全員「(爆笑)」

飯田「しかも、母親も本当は、心から息子を愛しており、大切にしているのです・・・単に、習慣として『言動表現が過激』というだけであり、まったく悪気はありません・・・息子も、そのことを熟知しているので、いちいち反応しないというわけです」

教授B「なるほど、そうなると、大阪の女性と付き合う男性は、キツイ表現の奥に潜んでいる深い愛情を、きちんと把握しながら対応する必要があると、まあ、そういう具合ですな?」

飯田「はい、その種の感情豊かな表現方法に慣れておき、いちいち脳内で翻訳しながら、愛情タップリの優しい言葉として、ごく自然に潜在意識の水準で解釈できるようになれば、大阪の女性は、最高にチャーミングな伴侶になるというわけです」

准教授「ふむう、深い、深すぎます!!」(うなっている)

教授B「まあ、東京・下町の江戸っ子の言動も、似たようなものですけどね(笑)」

飯田「それから、もう1つ、第2の重要な注意点とは・・・」

3名全員「・・・・・・」(血走った目で真剣に聞いている)

飯田「個人差も大きいので人によりますが、大阪の女性には、しばしば年齢制限が付いている、ということですな」

3名全員「年齢制限??? (◎_◎;)」

飯田「はい、大阪の女性は、かなり感情豊かであるだけでなく、表現の過激さに慣れてしまえば(笑)、とても優しくて親切で、明るくて世話好きなんですよ。そのような大阪女性と過ごす時間の幸せ度は、他地域の男性諸氏の想像を超えていることでしょう」

3名全員「しかしながら、年齢制限とは?」

飯田「はい、これからご説明しますね・・・大阪の女性が身に付けている、そのような素晴らしさは、年齢を重ねていくうちに、一転して、しつこすぎるようになったり、うるさすぎるようになったり、余計なおせっかいに転じるようになったりして、しばしば、男女関係上の多様な問題を、喚起させてしまうことになるのです」

准教授「なるほど、どんなことでも心から親身になって、相手を想うがために真剣に行ってくれる純粋な言動・・・若い頃には『そんなところが可愛いんだよなぁ』と感じて、素直に喜ぶことができていた言動が、やがて歳を取って行くと、『もうええわ、ほっといてや!!』などと(笑)、うるさく感じて辟易(へきえき)するようになってしまう・・・」

3名全員「!!\(゚Д゚;)/!!」

教授B「つまり、大阪の女性は、ある年齢を境にして、「とても献身的で可愛い女性」から、「う***て***い女性」へと、変身してしまうわけですな」

准教授「いったい、何歳頃から変身するのでしょうか?」

飯田「だいたい、*0歳くらいが、変身時期に相当すると思われます」

3名全員「なんと、早くも*0歳で!? ( >_< )」

飯田「ただし、間違ってはいけないのですが、女性の側が変身するのではなく、男性の側の受け取り方が、変化してしまうというのが真相なんですよ。すなわち、女性の側の言動は、若い頃も歳を取ってからも、ほぼ一貫しているのですが、その女性と接する男性の側が、勝手に我慢できなくなり、以前は可愛らしく思えていた言動を、イライラや不満の材料に変換してしまうのです。したがって、決して、女性の側の責任ではありません」

准教授「そうなると、*0歳くらいを境にして、しだいに男女関係が破綻していく恐れが生じる原因は、男性の側にあると?」

飯田「いえ、男性の側にあると、断定することもできません・・・そもそも、どちらの側にも、悪意など無いのですから・・・それぞれは善良な御方であり、互いに悪気は無いのですが、なぜか若い頃のようには、うまくいかなくなってしまう・・・そのようなケースが、大阪の男女関係には少なくないというのが、様々なカウンセリング経験から感じる実態ですね」

准教授「そうなると、結論的に、大阪の女性は、本当に素晴らしいんですか? 実は、男女関係において、コミュニケーション上のリスクも高いわけですよね?」

教授A&B「良い質問だねぇ」

飯田「もちろん、大阪の女性は、本当に最高で、日本一、素晴らしい方々ですよ!! 心の底から、お勧めします!!」

准教授「ただし、まずは、言葉のキツさに慣れる必要が・・・(笑)」

飯田「まあ、とにかく、超オススメですよ・・・大阪の女性と交流すれば、極めて濃厚かつドラマティックな人生になること、間違いなし!!」

准教授「とはいえ、個人差や世代差も大きいでしょうし、同じ大阪の中でも、地域によって違いが生じるでしょうから、そもそも、『どの地方の女性が』という命題の立て方自体に、無理があるのでは?」

教授A「おい、もともと君の方から、飯田先生に尋ねた質問じゃないか」

准教授「あ、そうでした、失礼しました(笑)」

全員「(爆笑)」

飯田「私も、ふだんから、そんなことを思っているわけじゃありませんが、あなたに尋ねられたので、あくまでも大阪万博にちなんだ話題として、面白おかしく解説しただけですよ(笑)・・・ご指摘の通り、同じ大阪の中でも、北と南と東では、かなり風土が異なりますしね」(注:地図を見るとわかりますが、西は大阪湾なので、人は住んでおりません)

准教授「それじゃ、大阪の女性に次ぐ、全国第2位は?」

飯田「う〜ん・・・*州の女性でしょうか」


***************


 ・・・などと、お酒も飲んでいないのに、大いに盛り上がった、研究者4名でした。

 それでは最後に、大阪万博における、各国のレストラン&カフェ類を、何十か所も食べ歩いて、短時間で効率よく紹介してくださるという、大助かりのレポート2本を、ご紹介しておきましょう。実際に訪れなくても、「なんだか食べてみたような気分」にしてもらえる、大いに役立つ内容ですから、下記をクリックして、どうぞお楽しみくださいね!!

https://www.youtube.com/watch?v=mo2MJS0EfdA

https://www.youtube.com/watch?v=SMUpxYdgadc






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