9月21日版(20時2分に加筆修正)
前回の更新で、ちょっとだけお伝えしましたが、先日、医師から「余命3日」と告げられたガン患者さん(私の著書の愛読者さんとのこと)をお見舞いするために、そのお嬢様からご連絡をいただいて、急きょ「あの場所」へ参上してきましたよ。
その場所とは、皆様ご存じでいらっしゃる、こちらの有名すぎる街・・・
山陽新幹線を活用すれば、京都から日帰りも可能ですが、朝の7時に起床しなければならず、私にとっては超早起きになってツライため(笑)、前夜の20時台に、博多(はかた)駅近くのホテルまで移動しておきました。
ホテルにチェックイン後、まだ21時なので、タクシーに飛び乗って、日本有数の歓楽街として有名な「中洲」(なかす)を、十数年ぶりに訪れてみましたよ。立ち並ぶ風俗店には目もくれず(本当ですよ・・・そもそも63歳の私は、もうとっくに、男性としては終わっていますからね・涙)、ただちに川端(かわばた)地区に向かってみると・・・
ほら、まあ見てくださいよ・・・見渡す限りに並ぶ「屋台」と、座席が空くのを待って並ぶ、大勢の観光客たち!!
この光景は、私が初めて訪れた40年前から、ぜんぜん変わっていないんですよねぇ・・・
もちろん、観光客たちの目当ては、博多名物として知られる「豚骨(とんこつ)ラーメン」に、決まっていますよ!!
ほら、どの屋台にも、豚骨ラーメンを求める観光客たちが、長蛇の列・・・
まるで、この一帯だけが、「昭和」の時代にタイムスリップしたかのような、懐かしすぎる光景・・・
おおっ、「明太子の天ぷら」とは・・・そんなこと、できるんですか!?
(゜ロ゜;ノ)ノ
なんと、屋台から聞こえてくる言葉の3分の1は、韓国語・・・調べてみると、博多港から釜山(プサン)港の距離は、「博多~広島間」や「博多~鹿児島間」と同じくらいの、わずか200キロほど・・・毎日運航される高速船に乗れば、片道2時間半で着けるそうですから、釜山から買物&観光&食事に来る方々が、たくさんいらっしゃるわけですね。(台湾系の中国語も、かなり聞こえていますよ)
残りの半数は、かなり若いので、九州全域から集まってきた、日本人の大学生や浪人生たちでしょうか・・・福岡には、大学や予備校が、たくさんありますからね。
ちなみに、しばしば混同されますが、「福岡」は市の全体の名前で、その中に「博多区」があり、「JR博多駅」や「中洲の歓楽街」は「博多区」の中に位置している、という関係ですよ。したがって、「お住まいは?」と問われて「福岡です」と答える御方は多いのですが、「博多です」と答えるのは、博多区内に住んでいる御方だけ(笑)。
長蛇の列に並ぶのが苦手な私は、当然ながら、博多ラーメンは断念して、またもやタクシーを拾い、ホテルに戻ったのでありました・・・それでも、屋台が並ぶ「中洲川端」(なかすかわばた)地区の夜は、ご覧のように、大賑わいのままで、暮れていったのでしょうねぇ。
JR九州が経営する、博多駅から徒歩2分の便利なホテル「ブラッサム」まで戻り、真横にあるコンビニで、さみしく、晩ごはんを探す私・・・( >_< )
すると、さすがは「明太子」(めんたいこ)の名産地ですねぇ・・・ほら、「明太マヨたまごサンド」や・・・
こちらの「明太唐揚のり弁当」など、「明太子」関係の食べ物が、たくさん並んでいるではありませんか!!
なにしろ、「博多名物の食べ物」と言えば、「豚骨ラーメン」「明太子」「もつ鍋・鳥鍋」ですからねぇ・・・(ちなみに、甘い物は、「ひよこ」「鶴の子」「通りもん」ですよ)
さて、翌朝、ホテルをチェックアウトした私が、博多駅のタクシー乗り場から、高速道路を飛ばして向かったのは、こちら・・・
そう、前方に勇ましく立っている、「福岡タワー」ですよ・・・「スカイツリー」と「東京タワー」に次いで、日本で3番目の高さを誇っているとのこと。!!
患者さんのお見舞いは、午後1時なので、それまでの2~3時間を活用して、福岡の名所を1つだけ訪れておこうという、いかにも私らしい魂胆なのです(笑)。
こちらが、JR博多駅(地図右下)と、「福岡タワー」(地図中央下部)の位置関係・・・地図の中央上部には、あの怪しげな国宝「金印」が発見された(ということになっている)「志賀島」(しかのしま)が、存在していますよ(詳細は私の小説『教授の恋』をご参照)。
さらには、同じく『教授の恋』に登場する、「玄界島」(げんかいじま)や「能古島」(のこのしま)も、地図上に見えていますよ・・・「覚えが無いなぁ」とおっしゃる御方は、これらの島々が登場する部分を探しながら、ぜひ『教授の恋』を、この機会に再読なさってくださいね。(文庫版の『ツインソウル』の後半に、収録してあります)
さっそく、福岡タワーに(超高速エレベーターで)登ってみると・・・大勢の観光客さんたちが、さまざまな外国語で騒ぎながら、絶景を満喫中。(もしかすると、日本人は、私だけかも・・・)
こちらが、タワーから北方を眺めた光景・・・写真の中央に「志賀島」が、中央左手には「能古島」が、そして「能古島」の向こうには、ちょっとだけ、「玄界島」が見えていますよ。
つまり、「志賀島」の向こう側、「玄界島」の周囲の海域こそが、かの有名な、「玄界灘」(げんかいなだ)だというわけですね。そこで採れたイカが、「呼子」(よぶこ)の港で水揚げされて、「呼子のイカ」として大評判になっているのです。(この件についても、私が『教授の恋』の中で、主人公に「晩飯はイカだな」と、熱く語らせていますから、どうぞご確認を)
タワーの西側に回ってみると、このような光景が・・・右手に見える「能古島」をはじめとして、その向こう側には、たくさんの島々が、風情豊かな姿を見せていますよ。この海岸線をたどって行くと、上述した「呼子」の港が、出現するというわけです。
う~ん、福岡・・・良いところですねぇ。
逆に、タワーの東側に回ってみると、このような光景が・・・
中央にそびえているホテル「ヒルトン」(旧称「シーホーク」)の右手に、隠れるようにして一部を見せているのが、常勝球団「ホークス」の本拠地である、「福岡ドーム」ですよ。(正確に書くならば、現在の正式名称は、「みずほpaypayドーム福岡」なのだそうですが・・・この正式名称で呼んでいる福岡県人を、私は1人も存じ上げません・・・)
展望台から下界に降りてくると、そこには、福岡タワーの公式ゆるキャラである「フータ」君の、おもろすぎる御姿が・・・失礼ながら、意外にも大人気であり、大勢の外国人観光客たちが、列を作って並んでまで、一緒に記念写真を撮っていましたよ。
確かに、決して、憎めないやつですけどねぇ・・・(笑)
さて、タワーの横にある「テレビ西日本」の本社ビルの前で、タクシーを見つけた私が向かったのは、昨夜に食べ損ねてしまった、博多名物「豚骨ラーメン」(通称「長浜ラーメン」)のお店!!
( `―´)ノ
・・・とはいえ、福岡港の「中央市場」の近く(長浜地区)に点在する、元祖・長浜ラーメンのお店には、まったく詳しくない私・・・なにしろ、「糖尿病専門医」でもある主治医さんから、「食べてはいけない料理」の筆頭に挙げられているのが、「ラーメン類」なんですよねぇ、これが(号泣)・・・まあ、炭水化物と脂肪分と塩分の集合体ですから、理屈の上では、やむを得ないことなのです・・・だからこそ、美味しいんですけどね(笑)。
注:念のため「糖尿病専門医」を主治医にしていますが、「ヘモグロビンA1c」(医学用語でゴメンなさい)の値は、「6.6~7.0」の間を行ったり来たりしており(目標値は7.0以下)、私の年齢の男性としては、「本格的な糖尿病ではないが、糖尿病の入口に立って、いつでも入ってやるゾと中を覗いている状態」だそうですから(笑)、一応、ご心配なく。(^_^;)
話がそれましたが(笑)、そんなわけで、時々、何をおっしゃっているのか聴き取れないほど、コテコテの博多弁を口になさる運転手さんに、「長浜地区で一番有名な、老舗のラーメン屋さんまで」と頼んでみたところ、「ああ、そんなら**家ばい、あそこは*********けん!!」(後半は聴き取れず)と、迷わず連れて行ってくださったのが、こちら・・・
なるほど、要するに、メニューは「ラーメン」1品のみであり、これに「替玉」(かえだま)や「替肉」(かえにく)を加えるかどうかという、究極のシンプル経営・・・「替える」というのは「追加する」という意味の地元表現なのですが、スープはそのままにして、そこに自分が満足できるまで、どんどん「麺」や「肉」を追加してもらうという、独特の食べ方を言うのです。
かつて私が、大学の「経営学入門」の授業でも教えていましたが、最も避けるべきなのは、コストも手間もかかりすぎて利益が出にくい「多品種少量生産」であり、その真逆である「1品種大量生産」こそが、最少のコスト&手間で最大の利益を上げる、一番賢い経営戦略なのです。
その意味で、このお店は、まさに、経営に成功しているお店の見本であり、授業中に「模範例」として紹介したいほど・・・しかも、コストも手間も最少限に抑えてあるからこそ、「ラーメン1杯500円」という驚きの低価格が実現できており、だからこそ、ますます客が殺到して繁盛するという、お店にとっても客にとっても理想的な状況が、展開されているというわけですね!!(ちなみに、京都の街なかでラーメンを食べようとすると、今や完全な「外国人観光客価格」ですから、「1000円~3000円」が常識ですよ)
\(◎o◎;)/
ほら、次々にラーメンを作ってくださる料理人さんたちも、「安価で美味しいラーメンを、途切れることの無い大勢のお客様たちに提供している」という、夢のような現実を前にしながら、本当に誇らしそうですよ。料理人として、最高の幸せを満喫なさっているご様子が、その御姿から伝わって来て、食べる側の我々までもが、幸せな気持ちで満たされますよね・・・その意味で、経営学者として発言するならば、まさに、「この世で実現できる最高の幸せの一形態」が、この場面に展開されているのです!!
やがて、目の前に届いたのが、こちら・・・メニューに示されているように、内容や味の説明になる語句など全く付いておらず、ただ「ラーメン」とだけ呼ばれている、この一品・・・つまり、(元々は屋台であった)この店で生まれたラーメンが、それを食べて驚いた人々から、地名の「長浜」を付けた屋台名で「長浜家のラーメンが美味しい」と呼ばれるようになり、やがては「長浜ラーメン」として一般用語化されていったことを示していますよ。
各自が「ラータレ」(味の濃いタレ)を活用し、自分流に加えたり、しだいに味を濃くしながら食べたりして、お好みの食べ方に調節できることが特徴・・・下記のような「常連が活用する暗黙の決まり」があるとのことで、実際に、お店に入って来ると同時に、「ナシカタ!!」「ベタカキ!!」などと、常連が誇りとする暗号(?)で注文するオジサンたちが、たくさんいましたよ。
* 油の量:ベタ>チョイベタ>並>ナシ
* 麺の硬さ:カキ>ナマ>カタ>ちょいカタ>並>ヤワ>ズン
* ネギの量:ネギ盛り>並>ネギ無し
* 肉の量:並>肉無し(さすがに「肉盛り」は存在しません・・・「替肉」を頼めば済みますからね)
ちなみに、しばらく観察してみましたが、「ヤワ」や「ズン」を頼むオジサンは、1人も現れませんでした・・・「硬派」を自称する常連オジサンたちの、プライドなのでしょうか?(笑)
さて、念願の「長浜ラーメン」を(主治医にナイショで)満喫した後、いよいよ、患者さんと面会すべく、「た*らリハビリテーション病院」の「ホスピス病棟」に、(またもや)タクシーで向かった私・・・もしも、ご病状が急変した場合には、昨夜から深夜・早朝であっても、いつでもお電話をいただいて駆けつけることにしていましたが、この時点でも緊急電話は入りませんでしたから、きっと意識のあるうちに、間に合うに違いありません。
期待通りに、患者さん(70代女性)は、お嬢様から綺麗なお化粧をしていただいて、満面の笑みで私を迎えてくださいましたよ。私も、明るい笑顔で大いに楽しくお話をして、自分の臨死体験を具体例にしながら、体を離れてからどうなるのかを、詳しく解説して差し上げました。特に、「先立っていた懐かしい方々が、みんなで出迎えてくれますから、とっても楽しい思い出話に花が咲きますよ」と、私が太鼓判を押して断言した際には、「光の世界に行ったら、あの人にもあの人にも会えるのが本当に楽しみです!!」と、一番喜んでくださいました。
さすがに、1時間もお話すると、お疲れの表情が見えてきたので、私は「そろそろだな」と判断し、手を握ったり、頭をなでたり、部屋を出る間際には両手で両方のほっぺたを撫でたりしながら、「たくさんの懐かしい方々と、楽しい思い出話に花を咲かせた後で結構ですから、僕のところにも、ぜひ挨拶に来てくださいね!! いいですか、約束ですよ!! それじゃ、またその時にね、またね~!!」と、満面の笑顔で手を振りながら、病室を後にしましたよ。(この種の訪問は、私にとっては「使命」であって「お仕事」ではありませんので、交通・宿泊費も謝礼金も、一切いただきません)
私の場合は、いつもこのような感じですから、お互いに「今生では最後の面会になる」と覚悟していても、まったく悲しみも寂しさも無く、大いに笑いながら明るく帰路につくというわけです・・・なにしろ、「この世での学びを、めでたく合格して卒業することができ、本当に良かったですね!! 誠に、おめでとうございま~す!!」と告げて、「今生の卒業証書」を手渡しに行く校長先生のような名誉ある使命ですから、ご家族の方々からは、「飯田先生以外には、誰にもできない職人芸ですねぇ!!(゚Д゚;)」と、ビックリ仰天されるんですよ(笑)。確かに、これから死んでいく御方に対して、「本当に、よく頑張られましたね、余裕で合格、誠に、おめでとうございま~す!!」と、ニッコニコで豪快に発言できるおかしな人は、世界中を探しても、なかなかいないでしょうからねぇ・・・
(ほかの見舞客さんたちは、みな恐る恐る真っ暗な表情で来て、「これで最後のお別れなのね、さみしい、さみしい、残念無念、なんでもう会えないの? こんなに早く死んじゃイヤ!! まだ逝かないで!!」などと患者さんを責めながら、涙・涙で、辛く悲しい時間になって終わるそうですから・・・)
なお、その夜、京都に戻った私に、お嬢様からお電話があり、「しばらく何も食べなかった母が、あの後、飯田先生がお持ちくださった水ようかん(京都の老舗の名物で、めちゃノドの通りが良いのです)を食べたいと希望して、ペロリと美味しく食べたんですよ・・・しかも、夕ご飯の代わりにも、また食べちゃいました!!」と、大喜びで報告してくださいました。その電話(スマホ)の受話器の向こうから、ご本人の大きな笑い声も聞こえたので、私も再度、「**さん、またね~!!」と、明るい大きな声を、聞かせてあげましたよ。
ちなみに、私にとって、「さようなら」という別れの挨拶は、まったく必要が無いものなので、いつも必ず、「またね~!!」とご挨拶します。「またね~!!」というのは、ひたすら明るくて、希望に満ちた言葉ですからね。実際に、私が「またね~!!」と挨拶すると、「それじゃ、ちょっと死んできま~す!!(笑)」と、満面の笑みで返してくださる方々も・・・
さて、今回の使命を無事に果たした私は、またもやタクシーで、博多駅へ・・・予約してある新幹線の発車時刻まで、まだ充分な時間があったので、(いつも出張先で行うように)お土産売場に直行し、その土地の特色が現れている土産物の数々を、興味深く観察&調査してみましたよ。(たまには、つい抑えきれずに、珍しい商品を、買ってしまうことも・・・)
すると、まもなく明確に判明してきた結論としては・・・博多駅の土産物売り場の多くを、「明太子」関係の商品が、占拠しているということでした!!
(゚Д゚;)
そこで、どのような「明太子」関連商品が考案&発売されているのかを、皆様にご紹介すべく撮影してきましたので、どうぞ興味シンシンで、凝視&分析なさってみてくださいね!!
まずは、基本的な「明太子」商品と、そのシンプルな加工食品から・・・
次に、「明太子」を、あの手この手で、「お菓子」や「おつまみ」に仕上げてみたという、アイデア商品たち・・・
そして、よくわからない商品や、「こんなものまで!?」と感心するアイデア商品が、こちら・・・
ちなみに、魚卵類が苦手な私でも、思わず、「今生の想い出として、一度は体験してみるかな」と決心してしまったのが、こちら・・・
正直、「新幹線の中で食べる夕食に、ピッタリかも」と、つい、(魚卵類が苦手なことも忘れて)エキサイトしてしまったのですが・・・
世の中の皆様は、やはり、同じことをお考えになるご様子で・・・とっくに、「本日完売」になっておりました(涙)。
これほど特徴的な「お弁当」は、博多以外で目にしたことがありませんので、いつかまた、博多駅を訪れた際の楽しみとして、大切に取っておきましょう・・・「あれもしたかった」「これもしたかった」と、実現できなくて残念だった目標を、いくつも残しておくというのが、何度でも同じ場所を訪れて楽しむ秘訣ですからね!!
(^-^)
9月16日版(20時39分)
昨日、九州の「ある場所」まで、医師から「余命3日」と告げられたガン患者さんのお見舞いに行って来ましたので、いま、その「ある場所」のご報告を作成している最中なのですが・・・先ほど、「大阪万博」に関する驚きのニュースを目にしましたので、急きょ、本日は大急ぎで、そちらをご紹介しますね。
なにしろ、「閉会まで1か月を切ったことだし、やや涼しくなってきたので、そろそろ万博に行ってみるかな」と、ノ~ンビリなさっている方々のために、一刻も早く、以下の実情を、お知らせしておかなければなりませんので・・・
まず、こちらが、現在の「大阪万博」入場ゲートの模様・・・午前も午後も関係なく、地下鉄の駅を降りてゲートを通過できるまで、1~2時間もかかってしまう事態が、どんどん増えているそうですよ(涙)。
そして、こちらが、普通の平日(本日・9月16日の午後)の、場内カメラの映像・・・残り1か月を切って「駆け込み需要」が激増し、入場者が「22万人」を超え、開会前に想定していた最大人数を突破した結果、ほとんどのパビリオンが「入場規制」(列に並ぶことさえ禁止される状態)となって、「列に並べる所は無いか?」と探しながら「難民」化した十数万人の人々で、会場全体が埋まっているのだそうですよ。
なにしろ、「イタリア館」の待ち時間が「7時間」を超え、ほとんどのパビリオンの待ち時間が1~3時間(または入場規制)となっている現状では、多くの人々にとって、「どこかのパビリオンに1館でも入りたい」というのが現実的目標となり、「1日中滞在して2館に入ることができれば大成功!!」とのこと(涙)。
思い起こしてみると・・・私が1回目の「万博下見」に訪れた4月下旬の夕方には、次の写真のように、「大屋根リング」の下は、ガラガラ・・・(実のところ、これでも、わざわざ、人の多い場所を探して撮影したのです)
もちろん、今では数時間待ちが常識の「アメリカ館」「フランス館」が並んでいる広場も、ほら、こんなに、ガラガラだったんですよねぇ・・・(ローラースケートができそう)
今では「4時間待ち」が通常になっている「クウェート館」も、あの頃には、ほぼ「待ち時間無し」で入館できており、ほら、次の写真のように、スタッフさんが館外まで飛び出して、大声を張り上げながら、派手なアクションで懸命に「客引き」なさっていたんですから・・・
あの頃の、人がまばらで広々と快適だった万博会場も、今は昔・・・ああ、懐かしや、懐かしや・・・まさに、「諸行無常&万物流転」の浮き世ですねぇ・・・
(>ω<。)。。
・・・というわけで、これほどの大試練&大逆境を前にして、「そがいな今じゃけんこそ、万博を攻略したるわい!!」(なぜか広島弁)と、燃えに燃える御方のために、次の貴重な情報を、ご紹介しますね。1本目は、とっても興味深く楽しむことができ、2本目は、ウンザリしながらも臨場感満点で、状況確認&心の準備ができることでしょう。(万博に行く御方も、行かない御方も、それぞれが異なる意味で、等しくお楽しみいただけますよ)
実は、私自身も、車椅子の御方2名をお連れして2回、閉幕間際に名残りを惜しむために1回と、あと合計3回は、万博を訪れることになっておりますが・・・
(^-^;)
https://www.youtube.com/watch?v=WMJ8RioGino
https://www.youtube.com/watch?v=wflZouwQC8o
本来ならば今回ご紹介するつもりで準備中だった、九州の「あの場所」を訪れたご報告につきましては、次の更新でご披露しますから、どうぞお楽しみに!!
なお、「あの場所」のヒントは・・・「あの場所に決まっとるばい!! よかよか!!」(笑)
9月10日版(午前0時0分)
先日、ハートメイツのお客様(合計4名様)から、「オーダーメイド・ドリームツアー」のご依頼をいただいたので、ご要望に従って、11時~20時の9時間コースを組み、お連れしてきましたよ。
まずは、「光の学校」から愛車を走らせて、琵琶湖畔に1本だけそびえ立つ、超高層ホテルのランチ・ブッフェへ・・・関西地区でトップレベルの高層階から、はるか向こうまで広がる大海原・・・じゃなかった(笑)、広大な琵琶湖の絶景を見下ろせば、これだけで最高の気分!!
眼下には、滋賀県の県庁所在地:大津市の湖畔公園が伸びており、写真右上に見えているのは、世界遺産:比叡山の(滋賀県側から見た)山頂ですよ。(京都盆地からは、反対側から眺めることになります)
ところで、突然ですが・・・皆様、「琵琶湖」の正しい位置を、ご存じですか?
意外なことに、関西にお住いの方々でも、「日本で一番大きな湖で、滋賀県のほとんどが琵琶湖ですよね?」なんて、いい加減な知識しかお持ちでないんですよねぇ・・・「総面積のほとんどが湖で占められる」なんていう「県」を、作るわけないじゃないですか(笑)。事実、滋賀県の公式サイトによれば、下記の通り、実際の琵琶湖の面積は、県全体の6分の1しかないそうですよ・・・それでも、日本一大きい湖なんですけどね。
さて、こちらが、「琵琶湖大津プリンスホテル」の高層階から見下ろした光景なのですが・・・皆様、ここに広がって見えているのは、琵琶湖全体のうち、どのくらいだと思いますか?
正解を申し上げると・・・実は、上記写真で見えている広大な湖面は、下記の全体図のうち、「一番下にある尻尾(しっぽ)の先の部分だけ」であり、琵琶湖の本体は、まったく見えていないのです!!
\(◎o◎;)/
いかに、琵琶湖が巨大な湖なのかということを、痛感しますよね・・・
おや? あそこに近づいてくるのは、もしや、遊覧船の「ミシガン」では?
やはり、その通りでした!!
お客様は、あまり乗っていないようですが・・・もしかすると、2階のブッフェ・レストランで、昼食中なのかもしれません。その昔、私が乗船した際にも、運悪く(こんな言い方をしてゴメンナサイ)、何百名もの修学旅行生の団体と一緒になってしまい、屋上の甲板も大騒ぎの生徒たちに占拠され、「せっかくノ~ンビリと湖上遊覧を満喫するはずだったのに(涙)」と、ガックリした想い出が・・・
注:現在は、乗船チケットを購入する際に、「当便は修学旅行生の団体と同船になりますが、よろしいですか?」と、きちんと意思確認を行ってくださいます。おそらく、苦情が相次いだのでしょうねぇ・・・(念のため申し添えておきますが、生徒たちに、全く罪はございませんよ)
さて、ゆっくりとランチブッフェを楽しんだ我々5名は、再び私の愛車に乗って、皆様も名前くらいはご存じであろう、かの有名な「関ケ原」(せきがはら)へ!!
実は、お客様の中に、「戦国時代マニア」の50代男性がいらっしゃるので、ご要望にお応えして、「岐阜関ケ原古戦場記念館」を、訪れてみるという企画なのです。(しばしば、読めない御方がいらっしゃるので、念のため解説しておきますと、「岐阜」は「ぎふ」のことですよ)
しかし、ほとんどの皆様は、「関ケ原」という名前を(日本史の教科書で)目にしたことがあっても、その正しい場所については、ご存じないのでは?
そもそも、「関ケ原」が「岐阜県」に存在することを、ご存じの日本人は少ないでしょうし、それ以前の問題として、「岐阜県」の正確な位置と輪郭を地図に描くことのできる日本人は、失礼ながら、岐阜県とその周辺にお住いの方々以外には、ほとんどいらっしゃらない恐れが充分・・・わずか2年ほどですが、岐阜県に住んだことがある私は、このような世の中の現実を、実感として知っているのです。まあ、私が過去に住んでいた、「広島県」も「福島県」も、似たようなものですけどね(笑)。
琵琶湖畔から1時間程度、名神高速道路を気持ち良く走って、いよいよ到着しましたよ・・・こちらが、「岐阜関ケ原古戦場記念館」。数年前に完成した立派な建物で、この場で戦った「石田三成」と「徳川家康」の家紋が、目立つように描いてありますね。
うわっ、館内に足を踏み入れたとたん、そこは戦国時代に!!
(゜ロ゜;ノ)ノ
撮影禁止でしたが、立派なシアターに着席し、美麗映像、大音響、座席の振動、そして実際に吹き付ける強風を体験しながら、「関ケ原の戦い」を、臨場感満点で味わうことができました。一同、ビックリ仰天しながら、大満足!!
\(^o^)/
この記念館、とってもオススメですよ・・・失礼ながら、「どうせ、片田舎の寂れた公共施設にすぎないだろうけど、まあ行ってみるか」という程度の気持ちで訪れた我々は、「恐れ入りました」と、猛反省させていただきました。
m(_ _)m
この地域は、「石田三成」に関係する土地柄であるため、勝ち組であった「徳川家康」よりも、負けて打ち首になった三成の方が、はるかに人気があるのです。館内の売店にも、敗れた若武者:三成の関連グッズがあふれており、勝った年寄り:家康の人気は、正直、さみしいものでした・・・館内に展示されていましたが、三成の墓から頭蓋骨を取り出して、最新技術で科学的に復元した三成の顔は、現代人が見ても、かなりの美男子なんですよねぇ。(実際に、そっくりのタカラジェンヌを知っているほどです)
秀吉の側室であった淀君も、そのお世話係でもあった三成と、「めっちゃ仲良し」(笑)だったとか・・・つまり、100人を超える側室がいても子供がいなかった秀吉の息子として、淀君が突然に妊娠して産んだ「秀頼」の、実の父親は???
・・・な~んて妄想すれば、「なぜ、最後まで、三成が豊臣家に忠誠を尽くし、淀君と秀頼を必死で守ろうとしたのか」という謎に、「ある解答」が見えてくるのだそうですが・・・(まあ、当時の武将たちは、み~んな知っていたことかもしれませんけどね)
館内には、ざまざまな展示物があり、大いに勉強になりましたよ。たとえば、こちらは、戦国時代の合戦で、猛威を振るったという武器・・・
そして、こちらは、なんと、本物の「日本刀」を持つことができるという、素晴らしい仕組み・・・実際に、日本刀を手に持って、その重さを体験してみると、「うわっ、こんなに重いのか!!」と、ビックリ仰天しますよ。
しかし、それほど重いからこそ、切れ味も抜群になる・・・昔のサムライたちは、大変な訓練を重ねて、これの扱いをマスターしたわけですから、本当にご苦労さまでした。
その他にも、私の興味を引いたのは、こちら・・・戦国時代のサムライたちが、合戦に出る際に口にしていた、食べ物たちの紹介です。まさか、味噌で煮込んだ縄(なわ)を食べて、飢えをしのいでいたとは(涙)・・・(この私でさえも、ガリガリに痩せてしまいそうですね)
( >_< )
エレベーターの存在に気づいて、最上階に上がってみると・・・ほら、古戦場の全体を、一望に、見渡すことができますよ!!
おや? あの正面の小高い山が、名所として強調されていますが・・・
おお、あそこが、西軍の総大将:石田三成の陣があった場所なんですね!!
カメラで拡大&撮影してみると・・・確かに、たくさんの旗(はた)が立てられており、あの小高い場所まで、登ることができるようですね。まさに、合戦時、あの場所で、三成が陣取りながら、指示を飛ばしていたということ・・・いつか、この私も、あの同じ場所に立って、三成をしのんでみたいものです。
私の性格として、何事においても、戦いに勝った方(または強い方)よりも、負けた方(または弱い方)にこそ、大いに気持ちを寄せて、応援してしまうんですよねぇ・・・だって、勝った方は、わざわざ私が応援しなくても、とっくに幸せなんですから(笑)。スポーツの試合を観戦しに行っても、(特に理由が無い限りは)いつも、弱そうな方を必死で応援してしまうという、損な性格の私・・・(たいてい、負けて終わりますからねぇ)
記念館の素晴らしさに、大満足した我々一行は、調子に乗って、すぐ近くに発見した、「関ケ原鍾乳洞(しょうにゅうどう)」へ直行!!・・・うわぁ、この感じは、小さな子供の頃に訪れた、昭和時代の観光地そのままの雰囲気では?
(^_^;)
そう、これですよ、これ・・・まさに、50数年前にタイムトリップしたムードがマンマンで、その懐かしさに、涙しないではいられません!!
(>ω<。)。。。
かつて、トラベルミステリー小説『教授の恋』にも書きましたが、若い頃より、あらゆる「穴」を見ると入りたくなってしまうという、困った性格の私(笑)・・・当然、もうこの説明版を読んだ時点で、ワクワクが止まりません!!
なんと、全長500メートル、徒歩20分もの長い道のりだそうですが、洞内の温度は15度なので、ちょうど、猛暑を避けて涼むにはピッタリ!!
さあ、いよいよ、ドキドキしながら、入ってみましょうか!!
しばらく、心地良い涼しさを満喫しながら、コンクリートのトンネルを、(なぜか私を先頭に)歩いていくと・・・
おおっ、まさか、私が大の苦手とする、「コウモリ」のやつらが隠れているだと!?
!!(゚Д゚;)!!
頼むから、いい子ちゃんたち、そのまま、じっとしていてちょうだいね・・・
m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m
かなり狭い部分もあるため、頭を下げて、中腰で進む場面も・・・
なんと、「不老泉」なるものを発見!!・・・しかし、ひねくれ者の私は、普通に着々と歳を取っていき、老後の生活も充分に楽しみたいので、こんなものは無用なんですよねぇ(笑)。
この世で生きる人生には、「老化」や「寿命」という貴重な概念があるからこそ、一瞬一瞬の価値が高まるのですから・・・もしも不老不死の体になってしまったら、物質世界での人間生活に早々と退屈しちゃって、「これから永遠にどうすればいいの?」「そろそろ光の世界に帰りたい!!(号泣)」と、困り果てちゃいますよねぇ(笑)。
わ~い!! ついに、夢にまで見た(?)、「鍾乳石」を発見!!
\(^o^)/
入口にあった説明版によると、「幾千万年」もかけて、このような、奇怪で優美な御姿になられたのだそうですよ。これぞ、まさに、不老不死・・・確かに、この鍾乳石から湧き出る水は、「不老泉」と呼ぶに値しますよね!!(上記の理由により、私は、飲まなくて結構ですが・・・笑)
ふう・・・500メートルの探検を終えて、ようやく、出口が近づいてきた模様です・・・ぜんぜん期待していなかっただけに、ああ、面白かった!!
皆様、猛暑の夏に訪れるべきなのは、文句なく、「鍾乳洞」ですよ!!
( `―´)ノ
その90分後・・・幸せ一杯で京都に戻ってきた我々が、旅の締めくくりとして選んだのは、風雅な「鴨川のお散歩」ですよ。次の1枚は、四条大橋の上から、川上である三条大橋の方面を、見下ろした光景・・・ほら、鴨川の風物詩として有名な、「並んで座るカップルたちの姿」を、今夜も、微笑ましく眺めることができますよ。
こちらも、鴨川の夏の名物として知られる、「床」(ゆか)の光景・・・大勢の外国人さんたちが、入店の順番を待っていますね。慣れ親しんだ「イス」ではなく、不慣れな「座布団」に座るという姿勢が、欧米系の外国人さんたちを、かなり苦しめてしまうのだそうですが・・・そのお気持ち、体の大きな私には、よ~くわかります。
(^-^;)
鴨川のほとりに降りてみると、美しく並ぶ「床」の灯りに、うっとりと、見とれてしまいますよね・・・(あそこに上がるためには、お1人様1万円くらいの覚悟が必要であるため、我々一行は満場一致で、「ただ眺めるだけ」にしようと決定済み)
おや? この後ろ姿は・・・間違いなく、「舞妓さん」ですよ!!
(◎_◎;)
とにかく、どの「床」も、(特に欧米系の)外国人さんだらけ!!
ほら、ここにも・・・
そして、こちらにも・・・まるで、映画のワンシーンのように、カッコイイんですよねぇ、これが・・・
反対側に目を向けると、四条大橋の向こうで、歌舞伎の「南座」が、まぶしく輝いていますよ・・・せっかくですから、あの近くまで、行ってみましょうか。
やはり、この辺りも、歩いている人々の98%は、外国人さんたち・・・皆さん、「南座」の写真を撮って、ご満悦ですよ。
思い起こせば、この私もロンドンで、「レ・ミゼラブル」や「オペラ座の怪人」を上演するミュージカル劇場を、嬉々として写真に収めましたから、お気持ちは、よ~くわかります!!
ただし、こちらの光景を見ると、どうも不安が・・・四条大橋の近くに建てられている、歌舞伎の創始者「出雲阿国」(いずものおくに)の銅像の前で、外国人のガイドさんが外国人の方々に、なにやら熱く語っていらっしゃるのですが・・・
このガイドさん、「出雲阿国」や「歌舞伎」のことを、どこまで正しく理解して、どのように解説なさっているのでしょうか? (京都に住む歴史好きの私でさえも、外国人さんに向けて、正しく解説する自信がありませんので・・・笑)
なにしろ、数年前に、ある名所(石庭で有名な禅寺だったかな?)を訪れた際のこと・・・(欧米系の)外国人観光客さんたちに向けて、(欧米系の)外国人ガイドさんが、大きな声を張り上げながら、「禅の精神」について、こんなふうに何度も説明なさるのを、たまたま間近で拝聴し、ビックリ仰天したものですから・・・
“ Zen means Nothing !! ”
・・・ええっ、「禅」とは、「何も無い」という意味だったんですか!?
!!\(゚Д゚;)/!!
・・・と、日本人の私自身も、生まれて初めて、教えていただきました(笑)。
当然ながら、外国人観光客の方々は、「?????」と、理解不可能な表情で、全員、無言になっておられましたが・・・
(^-^;)
9月2日版(午前3時50分)
ええっ!? \(◎o◎;)/
ふと気づくと、いつの間にか、9月に突入しているではありませんか・・・ということで(笑)、あわてて更新させていただきますね。
思い起こせば、読者の皆様に、「ほとんど参加者は集まらないんじゃない?」と、さんざんバカにされながらも(本当ですよ)、意地になって決行した「大阪万博ツアー」を、大成功で終えることができてから、すでに4か月・・・つまり、その後に人気が爆発した大阪万博の開催期間は、わずか1か月半しか、残っていないということ!!
(゜ロ゜;ノ)ノ
先日は、ついに、来場者が18万人を超えたそうですよ・・・私が「万博ツアー」を決行した5月に比べれば、3倍以上の人出になっているわけですから、いったい現場は、どのように悲惨な状況なのでしょうか?
その疑問に答えてくれる、ぴったりの動画が公開されていましたから、ご興味をお持ちの御方は、次をクリックしてみてくださいね。(ただし、「人混み恐怖症」の御方には、決してオススメできません)
「18万人越え!! 大阪万博・大混雑状況レポート」
https://www.youtube.com/watch?v=RQZH030c9T4
しかも、過去の万博のデータから推察すると、今後は、さらに「駆け込み来場者」が急増して、1日当たり、20万人を超えるのが当たり前になるという、恐ろしい予測が発表されていますよ。
そこで、「もはやタイミングを逃してしまい、万博見物に出かけるのは、泣く泣く断念しました(涙)」とおっしゃる方々のために、皆様が狂喜してくださるであろう素晴らしい番組を、ご紹介しますね・・・長らく私が探し求めていた、「余計なおしゃべりや顔出しはしないで、無用の音楽も加えないまま、各パビリオンに入ってから出るまでを、現場のリアルな映像と音だけにより、ありのまま収録してくれている番組」を、ようやく発見したからです。
すでに、大半の外国パビリオンや多様なイベント(本日時点で86種!!)の模様が収録&報告されていますので、こちらの中から、興味のあるパビリオンやイベントの番組を選んで観賞すれば、まるで実際に入館・見物するかのように、生々しい体験が可能になりますよ。本当に、ありがたいことです!!
\(^o^)/
それでは、万博に行った御方も、行けなかった御方も、(これから行く御方も)、どうぞ下記をクリックして、夢のようにリアルな現地体験を、お楽しみくださいね!!
「大阪万博で叶える、小さな世界一周」
https://www.youtube.com/@expoosaka25
8月27日版
日本の皆様、まだまだ、残暑が厳しいですねぇ・・・( >_< )
(諸外国から、このページをご覧くださっている方々も多いので、念のため、「日本の皆様」と注記しております)
あまりにも、季節外れすぎて、もう、笑ってしまうしかない状況なのですが・・・
この春から夏にかけて、撮りためておいた3種類の花々の写真たちを、今さらながら、ドカ~ンと一斉公開させていただきますね。なにしろ、「大阪万博」関係の取材やレポート作成で忙しくて、公開のタイミングを、完全に逃してしまっていたものですから・・・(笑)
まずは、こちら・・・ご覧のように、なぜかこの真夏に、時空を超えて、かの有名な「北野天満宮の梅苑」へと、皆様をご招待いたします!!
もはや、余計な解説は、ご無用ですよね・・・
もちろん、私のことですから、当然のように、茶屋に入って・・・
名物の「七軒だんご」を、賞味しましたよ。派手好きの「豊臣秀吉」が、「北野大茶会」を開催した時代、北野天満宮の周辺に、七軒の茶屋が存在していたことから、この場所が「上七軒」(かみしちけん)と命名されたとのこと。
そして、お次にご紹介するのは、こちら・・・世界遺産:仁和寺(にんなじ)の歴史的名物である、「御室桜」(おむろざくら)ですよ。その昔、あの「織田信長」さんも、「あっぱれ!!」と観賞なさったとか・・・その両隣では、おそらく、「明智光秀」さんと「豊臣秀吉」さんも、仲良く微笑んでおられたに違いありませんね・・・知らんけど(笑)。
※ 「知らんけど」というのは、関西地区特有の言葉であり、何らかの知識・見解を堂々と述べた後、突然に「知らんけど」と付け加えることによって、自分の発言内容の責任を完全に放棄して終わるという、信じられない習慣のことでございます。実際、関西では、この奇怪な会話テクニックが、まるで無意識に口にしているかのごとく、頻繁に用いられるんですよねぇ・・・知らんけど(笑)。
かつて、この私も、仁和寺さんから公式のご依頼を頂戴し、全国各地からお集まりくださった大勢の僧侶の方々に向けて、『生きがいの創造 ~スピリチュアルな科学研究から読み解く人生の仕組み』という内容の講演会を、仁和寺内の講堂で開催させていただきましたよ。仁和寺系の僧侶の方々は、皆様とても勉強熱心でいらっしゃり、講師の私としても、その生真面目で真剣な御姿に、深く感銘を受けたことを覚えております。
もはや、余計な解説は、ご無用ですよね・・・
あまりの美しさに、ただ、ため息をつくばかり・・・
ふと視線を下げてみると、ほら、美しい「散り桜」たちの、風雅な御姿が・・・
映画スターのように素敵な外国人カップルさんも、「ビューティフル!!」「ファンタスティック!!」「オマゴ!!(オー・マイ・ゴッド)」と、幸せ一杯で、大興奮なさっていますよ。
そろそろ、皆様、もうお腹が一杯でしょうが・・・
最後の「とどめ」を刺すべく、さらに、ジャジャ~ンとご紹介してしまうのが、こちら・・・皆様、まるで奇跡のような光景を目にして、ビックリ仰天なさいますよ!!
宇治(うじ)の郊外に広大な敷地を持つ、「三室戸寺」(みむろとじ)で咲き乱れているのは・・・
もはや、余計な解説は、ご無用ですよね・・・
え~っと・・・この花々は、なんでしたっけ?(笑)
自分でも信じられませんが、ど忘れしてしまいました・・・(^_^;)
もしかすると、「つつじ」だったような・・・
そうですよ、思い出しました・・・長崎県の「平戸」(ひらど)において、江戸時代から栽培されていた名花「平戸つつじ」が、これらの花々の正体でした!!
まさに、「天国」のような・・・いえ、ここは「お寺」ですから、「極楽浄土」と表現するにふさわしい、幸福感に満ちた光景ですよね!!
\(◎o◎)/
・・・というわけで、季節外れの「お花見会」(笑)、いかがでしたか?
あと数日で、いよいよ9月・・・そろそろ、秋の訪れを、実感したいところですよね。
おっと、いま気づきましたが、9月と言えば・・・予想を上回る大人気&大盛況となっている、「大阪万博」の閉幕まで、あと、わずか1か月半しか、残っていないということ・・・
実は、私の「万博レポート」をご覧になった方々や、8月11日版でご紹介した『小説・先生との旅』(大好評で大変なアクセス数を記録中)をお読みくださった方々から、「ぜひ参加したくなったのですが、飯田先生と巡るツアーは、もうやらないのですか?」というご要望を、今頃になって、たくさん頂戴しておりますが・・・
皆様、さすがに今さら、遅すぎますよ!!
!!( `―´)ノ!!(笑)
8月19日版(21時55分)
ここ数日、遠方からおいでの方々の緊急カウンセリングを行うなど、多忙のため更新が遅れておりましたが・・・実は、先日(16日)の夜には、京都の風物詩である「五山の送り火」見物に、行ってきましたよ。
いわゆる「京都五山の送り火」とは、お盆の3日間の終了を告げるべく、16日の20時から、「大文字」「妙法」「舟形」「左大文字」「鳥居」の順番で、京都盆地を取り囲む山々に、炎の文字を灯す行事です。お盆に「あの世」から「この世」に戻ってきていた魂たちを、お盆期間の終了と共に、「あの世」に送り返してあげる行事という意味で、「送り火」と名付けられているのだそうですよ。
ただし、私の著書たちに書いてあるように、実際には、「魂」たちは「あの世」と「この世」を行ったり来たりしているわけではありません。「光の世界」(あの世)にいながらも、物質世界(この世)で生きている我々と、いつも「常時接続」の状態でつながっていますので、事実上は「送り返す」という概念自体が成立しないのですが(笑)、そこは、人間が脳で考えた想定(お盆という仮説)として、私も「伝統的な文化行事」の範囲内で尊重していますよ。
さて、今年は、「上賀茂橋」(下記地図参照)から、地図の右下(銀閣寺の右手の山腹)に灯される「大文字」と、地図の中央上部(京都産業大と書いてある文字の左手の山腹)に灯される「舟形」を、観賞することに決定!!
点火が始まる20時に間に合うように、地下鉄烏丸(からすま)線の「北山」駅から「上賀茂橋」方面に向かってみると・・・ほら、すでに、大勢の人々が、「今か今か」と、その瞬間を待っていますよ。
やがて、20時になり、「賀茂川」(下鴨神社より下流では「鴨川」と表記)の下流方向に目を向けると・・・
ほら、何らかの文字らしきものを描く「炎」のようなものが、浮かび上がってきましたよ!!
さっそく、拡大してみると・・・
おお!! まさしく、これは、あれに決まっていますよ!!
\(◎o◎;)/
動画に加工してみると、こんな感じですね・・・
やがて、背後から、人々が「わあ~!!」と発する、どよめきが・・・
振り返って、賀茂川の上流方向に目を向けると、そこには、「舟形」の炎が!!
(゜ロ゜;ノ)ノ
5種類の「送り火」の中で、いちばん大きいのが、この「舟形」・・・まさに、大宇宙を目指して、「嵐の海へ」(私の歌でございます)と勇ましく出航していく、希望に満ちた帆船のようですね。
ほら、拡大してみると、人の背丈よりも大きな、たくさんの大きな炎(火床)の揺らめきが、ロマンティックに浮かび上がってきますよ!!
\(^o^)/
上賀茂橋を後にして、振り返ってみると・・・ほら、こんなに大きなサイズで、「舟形」の送り火が燃え上がっていることを知って、「山火事」が心配になりませんか?
皆様、「もっと詳しく、送り火について学んでみたい!!」と、もう我慢できないほど、燃えに燃えてきましたよね?(笑)
そこで、その名も「京都五山送り火連合会」さんが、公式のドキュメンタリー番組として制作・公開くださっている、こちらをご紹介いたしましょう。関係者ご本人さんだからこそ撮影できる、興味深くて貴重なマル秘映像が満載ですから、どうぞお楽しみくださいね!!
※ お時間が無い場合は「ダイジェスト版」を、お時間がある場合は「パーフェクト版」を、おススメいたします・・・特に「パーフェクト版」の実写映像たちには、「へえ~」「なるほど~」と、ビックリ仰天しますよ。
「五山送り火」(ダイジェスト版:5分)
「五山送り火」(パーフェクト版:1時間)
8月11日版(17時30分)
またしても突然ですが(笑)、お盆休みを楽しく過ごせる、最高の贈り物を差し上げましょう・・・本日は、私を主人公にした、面白すぎる新作のドキュメンタリー小説(紀行文)を、世界初公開させていただきます!!
\(^o^)/
詳しいことは、以下の特設ページに全て書きましたので、ぜひともクリックして飛んで行き、どうぞ(無料で)お楽しみくださいね!!(読み始めたら、止まらなくなってしまいますから、お時間にご注意を)
登場人物も出来事も100%の事実を活かした上で、極限まで思考を深めながらドラマティックな物語にふくらませていく、著者の創造性と筆力に驚嘆しますよ!!
\(◎o◎;)/
ドキュメンタリー小説「先生との旅」へGO!!
8月7日版(22時10分に加筆修正)
このところ、世の中、暑すぎますよねぇ・・・
そこで、いつもながら、突然ですが・・・
皆様、「お化け屋敷」へ、ようこそ!!
そう、そのお化け屋敷は、かつて、京都の「比叡山」(ひえいざん)の山頂にあった遊園地の中に、確かに存在していたのです・・・(下記のように、怨霊たちが、なぜ、京都の街を恨めしく思うのかについては、さっぱり理解できませんが・・・笑)
その「お化け屋敷」が存在していた証拠写真が、こちら・・・当時の新聞には、「比叡山・納涼パラダイス」として、その存在場所が記されていたようですが・・・
先日の新聞記事によると、その「怖~いお化け屋敷」が、なんと26年ぶりに、「大丸デパート京都店」の6階で、再現されているのだそうですよ。しかも、その仕掛けを製作なさった、「京都舞台芸術製作所」の職人さんによれば、「ご期待は裏切りません!!」と、自信満々とのこと・・・
(゜ロ゜;ノ)ノ
さっそく、「光の学校」から徒歩10分の「大丸」デパートを、訪れてみると・・・これは、確かに、めちゃ怖そうですよ・・・
\(◎o◎;)/
しかも、せっかくノリノリになり、かの有名な「四谷怪談」の主人公として、「恨めしや~」と登場してくる「お岩さん」の完璧なコスプレで訪れたのに・・・ほら、「コスプレでの来場は禁止!!」という厳しい決まりのため、いくら涙目で哀願しても入館させてもらえず、そのままの格好で「光の学校」まで歩いて戻る羽目に・・・
(>ω<。)
やむを得ず、「お岩さん」の完璧なコスプレのままでデパ地下に向かい、記念の「おばけスイーツ」たちを入手して、むさぼるように食べた私・・・
ああ、「比叡山お化け屋敷」、入りたかったなぁ・・・せっかく、「お岩さん」の完璧なコスプレをしたままで、わざわざ「光の学校」から歩いてきたのに・・・(笑)
(^_^;)
残念ながら私が入れてもらえなかった、「比叡山お化け屋敷」の詳細につきましては、ぜひとも以下をクリックして、専用のページまで飛んでみてくださいね。
「比叡山お化け屋敷」特集ページに入場!!(゚Д゚;)
《 お詫び 》
このところ、このページの更新ができず、皆様から「飯田先生、大丈夫ですか?」と、ご心配をいただくようになってしまいました。多種多様な使命の遂行で多忙にしていたうえ、3日前の夜に更新作業を行っていた途中、緊急呼び出しが来て「京都第二赤十字病院」の救急に駆けつけるなど、なかなか更新が進まない状況だったのです。
そこで、今回は、急きょ、短文の更新で済む「お化け屋敷情報」を持ち出して、取り急ぎ、「元気にしております」と、近況を報告(?)しておきました(笑)。その他にも、皆様にお喜びいただける更新材料を、あれこれと準備していますから、次回の更新も、どうぞお楽しみに!!
《 追伸 》
前回の更新でご紹介した、めったに歌わない幻の作品(笑)である『生まれてきて良かった』が、大変なアクセス数&ダウンロード数に達しております。正直、これほどの共感をいただけるとは思っていませんでしたが、「聴きながら親の顔が浮かんで大泣きしました」というお言葉を、たくさん頂戴しました。あの歌を、素直に共感しながら聴くことができるとは、皆様、本当に、幸せな御方ですね・・・私を安心させてくださって、ありがとうございます!!
(^-^)
7月28日版(午前1時39分)
突然ですが、新たな音源を、公開してしまいます・・・ほとんどの方々にとっては、事実上、「初めて聴く新曲」として聴こえることでしょう(笑)。
先日、「光の学校」で行った、私の「音楽療法活動20周年記念コンサート」において、めったに歌うことが無い珍しい曲、『生まれてきて良かった』(作詞・作曲:飯田史彦)を、やむを得ず(笑)ご披露したのですが・・・その後、「初めて聴いたあの歌で、涙が止まらなくなった」「ぜひ何度でも聴けるよう公開してほしい」というご要望を、(参加者の方々から)たくさんいただきました。
しかし、『生まれてきて良かった』を、めったに歌わないという事実には、(カウンセラーという難しい立場に基づく)精神医学的な理由があるのです。なぜなら・・・その理由は、ここには書けませんので、どうしても知りたい御方は、この曲を歌った直後に私の口からご説明していますから、当日に録音した実際の音源を、聴いてみていただくしかありません。
※ ただし、「生まれて来なければ良かった」と、親を激しく恨んでいらっしゃる御方にとっては、ただ辛いだけの無価値な歌であり「猛毒」ですから(断言)、絶対に聴かないでくださいね。m(_ _)m
なお、当日は、「大学生~大学院生時代に演奏していたエレキギターのムードを、ちょっぴりだけ思い出してみたお笑い演奏」に続いて、私がボーイスカウト時代にキャンプファイヤーで歌っていた名曲『遠き山に日は落ちて』(原曲はドボルザーク作曲の交響曲『新世界より』第2楽章の主旋律)を口ずさみ、そのまま『生まれてきて良かった』をご披露して、最後に「これをめったに歌わない理由」をご説明しています。
この歌を、初めて耳にする方々が多かったので、歌の途中で皆さんが、わんわん泣きだされてしまい、その姿を目にした私も、もらい泣きしながら歌うしかなかったという、思いがけない展開に ( >_< )・・・これらの流れを、当日の雰囲気そのままに、丸ごと無修正(笑)で公開しますから、心の準備をなさったうえで、興味シンシンでお楽しみくださいね!!(歌唱&クラシック・ギター演奏:飯田史彦)
(ピアニストの沖野真理子さんがスマホで収録くださった記録用音源であり、決して高音質ではありませんが、ヘッドフォンかイヤフォンを使って大音量でお聴きくだされば、かなり臨場感が増すことでしょう。もちろん、無料でダウンロード&保存していただけますよ)
『生まれてきて良かった』(飯田史彦)
7月22日版(午前0時57分)
先日、祇園祭・山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)の宵山(よいやま = 前夜祭)に、十数名のお客様たちを引き連れて、出かけてみましたよ。
19時頃に「光の学校」を出発し、三条通りから烏丸(からすま)通りに合流すると、ほら、ご覧のような大盛況・・・歩行者天国の両端に、日本最大規模となる数百の露店が並んでおり、歩いている客の8割以上は、中高生&大学生などの若者たちですよ。鳥取市からおいでになったお医者さんは、「京都って、こんなに大都会だったんですね!!」と、人の多さにビックリ仰天なさっていましたが、京都は「10人に1人が大学生」と言われる学生都市ですから、若者たちが集合すると凄いことになるのも当然(笑)。
周囲を見回すと、おそらく、私たちが最年長グループ (^_^;)・・・子供や孫のような世代が何万人も集まり、若々しく強力なエネルギーを発していますから、まるでドラキュラ伯爵のようにエネルギーを吸い取って(笑)、大いにパワーアップさせていただきましょうか。
さっそく、見渡す限りに並んでいる露店を、興味シンシンで観察させていただきましょう。たとえば、こちらは、「フルーツ飴」のお店・・・まだ飴をかけられる前の、可愛らしい姫リンゴたちが、「早く飴かけて~」と、ワクワクしながら出番を待っていますよ。
リンゴたちに催促されながら、こちらのコンロでは、甘~い飴を、グツグツと煮ている模様・・・ちょうど良い感じに煮えるタイミングを、逃さないよう見守る表情は、真剣度100%です。
こちらの若い女性は、イチゴを串に刺す作業に専念なさっていますから、間違いなく、私の大好物「イチゴ飴」の製作中ですね・・・まだ中高生のご年齢ですから、家業のお手伝いをなさっているのでしょうか?
ほら、こんなに幼いお子様も、できる範囲で懸命に、お手伝いを試みているご様子・・・いずれ成長していけば、立派に家業を継いでくださることでしょう!!(まだ今は、「この場所で良い子にしていること」が、何よりの親孝行ですね)
こちらも、よく見られる現象ですが・・・「金魚すくい」のお店では、いつの間にか、子供たちよりも、お母さんたちの方が真剣に!!(笑)
焼魚の香ばしい煙に引き寄せられたものの、「鮎の塩焼き」を前にして、サイフの中身をチェックしながら、男の子たち4名が「う~ん」と思案中・・・なにしろ中高生にとっては、かなりの値段ですからねぇ(涙)。(一方で、「これを食べながら歩くのは、ぜんぜんオシャレじゃないわ」と判断するためか、女の子たちは、みな素通り・・・)
こちらは、お箸(はし)にクレープ状の生地を巻いて焼き、ソースをかけて食べるという、西日本の屋台名物である「箸巻き」・・・味はタコ焼きのようなものですが、手に持って食べ歩けるのが便利なので、男女を問わず人気がありますよ。
こちらは、串に刺したパイナップル・・・ご覧のように、お店の後ろでカットしているため、切ったばかりの新鮮なパイナップルを楽しめます。これを食べながら歩くのは、女の子から見てもOKらしく、オシャレな感じで持ち歩く姿を、しばしば目にしますよ。
意外に大人気なのが、こちらの「風船釣り」・・・幼い子供から大学生まで、広い年齢層の女性たちが群がっていますよ。もしかすると、「お祭りで可愛らしく持ち歩きたい」と、女心を刺激するのでしょうか?(その証拠に、男子たちは、あんまり・・・)
こちらは、京都名物の「冷やしキューリ」・・・1本300円という安さなので、「もうお金が残ってないから、低価格で買えるものは?」と物色している中高生にとっては、救世主なんですよねぇ(笑)。
こちらは、「肉巻きおにぎり串」・・・味が濃くて美味しいため、近年、サービスエリアなど一般的な場所でも、新メニューとして目にすることが増えていますよ。特に、肉好きの男の子たちには大人気!!
なぜか、男の子は「ボールすくい」、女の子は「金魚すくい」を、好むような傾向が・・・男の子は「役立つものが好き」で「ボールで遊びたい」から、女の子は「可愛いものが好き」で「金魚を育てたい」からだと考えれば、男性は闘争本能、女性は育児本能が強いのだと判断できますが・・・
大ヒット商品を生み出そうとして、毎年のように、目新しいものが生まれては消えていく、露天商の世界・・・今年の露店の中で、特に数多くて目立ったのが、「たまごせんべい」のお店。焼きたての卵を、楕円形の平べったいエビ煎餅に乗せるという、不思議な食べ物なのですが・・・持ち歩いて食べるのが難しい(見た目がオシャレでもない)ためか、あんまり人気が出ていない印象ですよ。もう来年には、お目にかかることができないかも・・・(涙)
それでは、そろそろ烏丸通りの露店街を離れて、四条通りを目指し、祭りの主役である「山鉾」(やまぼこ)たちを、観賞に行きましょうか・・・
京都の街路は、神様に奉納する多数の提灯たちで、まぶしく彩られていますよ・・・こんな通りを散歩するだけで、風雅な気持ちに満たされます。
まず訪れてみたのが、こちらの「蟷螂山」(とうろうやま)・・・「蟷螂」は虫の「カマキリ」で、「山」というのは小型の「鉾」(ほこ)であり、鉾は「神様に奉納するために飾られた山車(だし = 可動式の建物)」のことですから、「蟷螂山」は「カマキリを題材にした奉納物」を意味しますよ。
なんと、1376年から存在しているとのこと・・・今から650年も昔ですよ!!
\(◎o◎;)/
(カマキリって、その頃から、日本で生存していたんですねぇ・・・)
おや? 屋根の上に、何か、緑色の物体が・・・
なんと、手や羽根や頭を「からくり」で動かしている、カマキリの人形でした~!!
\(◎o◎;)/
やがて、四条通りに出て左折し、立派な「月鉾」を横目に眺めながら・・・(周囲には、夕食を終えたのであろう外国人さんたちの姿が、どんどん増えてきましたよ)
四条通りを東方向に歩いていくと・・・見えてきたのが、大人気の立派な「函谷鉾」(かんこぼこ)!!
どうやら、タイミング良く、あの通路を渡って、鉾を内部から見学できるようですから、さっそく登ってみましょうか。
こちらで、1000円を奉納して、記念のウチワと解説文をいただき・・・
2階に登って、鉾に向かう通路(鉾に渡る仮設の橋)を見ながら、しばらく待機すると・・・
運良く、わずか数分で、通路まで達することができ、みんなで大興奮!!・・・まさに、テーマパークのアトラクション感覚ですね。
通路の途中から、右手(西方向)に目を向けると、このような光景が広がっており・・・
左手(東方向)に目を向けると、このような光景が広がっていますよ。
ついに、鉾の内部に到着すると、まさに、お囃子(はやし)の演奏中・・・ご覧のように、太鼓と笛と、そして(写真には見えませんが)鉦(かね)を風雅に鳴らしながら、まったりとした音楽を、我々に聴かせてくださいますよ。
鉾の先頭から見下ろせば、まさに絶景ですなぁ!!
\(^o^)/
まるで、下界の民(たみ)を見下ろしながら、「生きて、愛して、学びなさい」と福音(ふくいん)を授けている、慈愛に満ちた神様になった気分・・・(笑)
貴重な鉾の内部を、ありがたく一周しながら、神様気分を満喫した、一般庶民代表の我々でした・・・
函谷鉾では、「ちまき」(幸せをもたらすお守り)も販売されており、外国人観光客の方々を、かなり喜ばせていますよ。
函谷鉾を背後にして、「四条烏丸」の交差点を東に直進すると、すべての山鉾の中で最も背が高い、「長刀鉾」(なぎなたぼこ)が見えてきますよ。
この長刀鉾・・・今でも「女人禁制」を守っており、男性しか登れないため、「時代遅れの女性差別だ」という批判もあるのですが、「長年の伝統ですので」と、一言で説明して終わるしかないそうですよ。世の中には、逆に「女性だから」と優遇される場面もあるため、男女平等問題というのは、誠に、論じるのが難しいとのこと。(私個人としては、現代では無意味となっている「女人禁制」の決まりは、時代の推移に応じて廃止すべきだと考えていますが、何の影響力も持っておりませんので・・・)
おまわりさんたちが叫ぶ、「立ち止まらないでください!!」との命令を背後にしながら、四条通りを東に向かい・・・
やがて左折し、飲み屋街の路地をウロウロしていると・・・何十年も前から、いつでも同じアーティストの歌だけを流しているという、「ファンの聖地」として有名な音楽バーに到着しましたよ。
ああ、うらやましい・・・いつの日か、「今日も飯田史彦かけてます」「今日も『生きがい論』の本、置いてます」という聖地バー(聖地カフェでもOK)が、この世に誕生してくださる日は来るのでしょうか?(笑)
・・・とは言え、バーで飲酒する時間も無いため素通りして、京都の夏の風物詩である「床」(ゆか)を、観賞に行きましたよ。「床」というのは、ご覧の通り、鴨川に張り出して建設されたテラス席のこと。この時期の鴨川には、美しい「床」を持つ高級飲食店が、はるか向こうまで何十軒も並ぶので壮観!!(寒い時期には、テラス席である「床」は撤去されています)
おや? 目の前の「床」において、お客様と風雅に談笑しながら、お酒を注(つ)いでいらっしゃる御姿は・・・
やっぱり!! (゚Д゚;)
舞妓さんたちでした!! \(^o^)/
さて、翌日のお昼頃、「光の学校」から徒歩2~3分の「三条河原町」交差点に出てみると・・・ちょうど、山鉾巡行の先陣を切る「長刀鉾」が、曳(ひ)かれてくるところですよ!!
平屋や2階建ての家屋が並んでいた、江戸時代までの人々にとっては、ビックリ仰天しながら見上げるしかない、超高層建築だったに違いありませんよね。
沿道からは、さまざまなお店の人たちが飛び出して、奉納品を渡していますよ。(次の写真は、ビアホールの店員さんたちが、缶ビールの箱を届けに出ていく場面)
沿道からの奉納品は、次の写真の右手に見える、木造の倉庫車に収納されます。その手前で、大量の飲み物(水やお茶など)を運びながら、行進中の男性たちに配っているのも、奉仕スタッフの方々ですよ。激しい雨の中でのお勤め、皆さん、本当に、ご苦労さまです・・・
その後、用事があって愛車に乗ってみると・・・なんと、38度でした(涙)。まだまだ、これからが猛暑の本番ですから、皆様、お互いに、励まし合って頑張りましょう!!
( >_< )
《 追伸 》
このたび、PHP文庫版『ツインソウル』を、またもや増刷していただけることになりました。インターネットのデジタル版を購入すれば、どこでも安価で読むことが可能な本なのに・・・あれほど分厚くて高額な「紙の本」が、15年経っても増刷になるとは、執筆時には全く予想できませんでした。最初はデジタル版で読んだものの、「これは紙の本で持っておきたい」と、文庫版を再購入してくださる方々が、多数いらっしゃるそうですよ。
これもみな、愛読者の方々の「口コミ」のおかげ様ですから、この場を借りて、心より、深く感謝申し上げます。皆様、本当に、ありがとうございます!!
m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m
7月15日版(午前9時26分に加筆修正)
大阪万博が、無事に前半戦を終えて、いよいよ後半戦に突入!!
実は、その後に、それぞれ違う難病患者さんをお連れして、追加で2回、万博を訪れてきましたよ。本日は、その2回の訪問を、まとめてご紹介してみますね。
まずは、追加訪問の1回目・・・この日にお連れした御方は、車イスはお使いにならず、ご自分で頑張って歩行なさったのですが・・・その後、急激に体調を崩されて、現在も静養中でいらっしゃるため、「やはりご無理であったか」と、車イスの活用を強くお勧めしなかったことを、後悔しているところです(涙)。本来ならば、ぜひとも車イスをご利用いただきたい、正真正銘の難病患者さんなのですから・・・
このところ、(まだ夏休み前だというのに)万博の人気が大爆発して、連日の大盛況とのこと・・・ほら、見てくださいよ、ほとんど隙間が見当たらないほどの、この驚異的な人混みを!!
\(◎o◎;)/
そのような大混雑の中、我々5人組(私、患者さん、その同行者さん3名)は、大評判を耳にして、「サウジアラビア館」のレストランに直行!!
ところが!! (゜ロ゜;ノ)ノ
う~ん、残念無念・・・午後4時過ぎに訪れたのでは、すでに、本日中の受け入れ可能人数が埋まっており、受付終了の告知が掲示されておりました(涙)。
もちろん、この掲示板の向こうには、営業時間内に食事を終えることができるのであろう、推定50人ほどのお客様たちが、お店からの呼び出しを待ちながら、長蛇の列を成しておられましたよ。どうしても、「サウジアラビア館」のレストランに入りたいと思ったならば、おそらくお昼までには到着しておき、夜まで並んで待つ覚悟が必要でしょうねぇ・・・
そこで、皆で手分けをして、「最長1時間以内で入ることができ、(患者さんのために)きちんとしたイスでゆったりと座れるレストラン」を、あちこち探してみたところ・・・なんと、すぐ近くにある、「ベルギー館」のレストランであれば、館内の階段部分で(つまり涼しい場所で)、快適に入店待ちができることを発見!!
さっそく、その「ベルギー館」に移動し、私は(このような事態を予想して)持参した推理小説を読み始め、私以外の女性4名は、おしゃべりに花を咲かせていると・・・あっという間に1時間が経って、入店の順番がやって来ましたよ。
レストランの内部は、このように、清潔で明るい印象・・・スタッフの方々も、皆さん可愛らしくて、とてもフレンドリーですよ。(ベルギー人と日本人が、半々くらいでしょうか?)
店内では、ベルギーの大自然、歴史遺産、街並みなどを、巨大なスクリーンで眺めることができますよ・・・思わず見入ってしまうほど、素敵な国ですねぇ!!
さて、興味シンシンで、本日のメニューを、凝視&観察してみましょうか・・・まずは、いわゆる「前菜」から。この種の洋風のお店では、「前菜」「主菜」「デザート」の3品で構成される「スリー・コース」が、一般的な食事形式なのです。
ちなみに、写真の右上に貼られている付箋(ふせん)は、私も常々、「幸せの黄色い付箋」と勝手に名付けて、愛用していますよ。なぜなら、「黄色」は、縁起の良い「光の色」ですからね・・・文房具屋さんやコンビニで、普通に売られていますから、あなたも一緒に、「幸せの黄色い付箋仲間」の輪に、加わりませんか?(笑)
次に、こちらが「主菜」。(いわゆる「メイン料理」ですね)
最後に、もちろん「デザート」も・・・
やがて、我々の前に出現してきたのは・・・まず、「チコリのグラタン」。聞き慣れない名前ですが、「チコリ」というのは、キク科の野菜で、小さい白菜のような容姿をしています。チコリそのものには、ほとんど味は無いのですが、濃厚なチーズの風味が絶品!!
次に、ソーセージの盛り合わせ・・・野菜を茹でて、すり潰したような、「ストンプ」という名の伝統料理が添えてありますよ。甘辛いマスタードは、お隣の国、ドイツ風でしょうか?
こちらは、「リエージュ風ブーレット」だそうですが、ご覧の通り、要するに「ミートボール」ですね。「リエージュ」は、ベルギー東部の都市名ですが、どこがどのように「リエージュ風」なのかについては・・・私の説明能力を超えますので、ネットで調べてみてくださいね(笑)。
こちらは、ご覧の通り、「サーモンのムニエル」・・・日本でも、洋食屋さんで、しばしば目にする人気メニューですから、ご説明はご無用でしょう。
さらに、「フランドル風ビーフシチュー」・・・「フランドル」は、ベルギー西部の都市名なのですが、日本人にとっては、『フランダースの犬』という児童文学の舞台となった地名として、お馴染みですよね。(貧しい少年・ネロと、愛犬・パトラッシュの友情を描いた、哀しくも愛に満ちた物語です)
なお、上記の5品は、全員が5品ずつ注文したのではなく、1人で1品づつを注文し、全員で取り分けて「味見」をしたということですから、どうか誤解なきように(笑)。
さて、ベルギーと言えば、当然ながら、かの有名な「ワッフル」を食べない事には、お腹も舌も、納得してはくれません。そこで、それぞれが、下記の2種類のワッフルから選んで、食べたい方を発注しましたよ。
1つめは、「ブリュッセル風」で、ご覧のような形状をしており、我々がイメージする「ワッフル」そのもの・・・砕いたビスケットが散らされており、食感は「もちもち」で、ワッフル本体は薄味ですよ。
2つめは、「リエージュ風」で、ご覧のような形状をしておりますが・・・あれ? あれれ?・・・こちらもまた、我々がイメージする「ワッフル」そのものでした(笑)。食感は硬めで、粉砂糖をまぶしてあるため、甘~い味覚ですよ。
一言で「ベルギー・ワッフル」と呼びますが、少なくとも本国では、上記の2種類に分けられるとのこと。あなたは、どちらのワッフルを、イメージしていましたか?
夕食を終えて、「どれも美味しかったですね~!!」と、大満足しながら屋上に出てみると・・・大きなソファやクッションが並べられており、食後のお客様たちが、くつろいでおられましたよ。(ここだけの話ですが、レストランに入らなくても、入店待ちの行列を横目にしながら、階段を勝手に登って行けば、この屋上に到着します。監視する係員も存在しないため、お疲れの際には、休憩所として自由に活用できますよ)
その後、あてもなく散歩していると・・・おや? いつの間にか、「インド館」が大いにパワーアップされているようですから、念のため(笑)、入ってみましょうか。前回の入館時(5月初旬)には、このような紹介用の看板も、見かけませんでしたよ。
なお、「インド」も「バラト」も公式の国名ですが、「インド」が国際的に与えられた名前であるのに対して、「バラト」というのは、昔から民族的に、自分の住む地域を呼んできた名前であるとのこと。(たとえば、事情は少々異なりますが、日本は国際的に「ジャパン」と呼ばれることが多い反面、日本に住む人々は自国を、「ニホン」や「ニッポン」と呼びますよね。そのような事例は、世界中に、たくさんあるそうですよ)
※ 「ナマステ」は、相手に敬意を表する挨拶の言葉。
館内に入ってみると、オレンジ色の衣装を着た、宗教者らしき姿が・・・インド館のスタッフさんかと思って感動していると、突然、カメラを取り出して撮影を始めたので、どうやら「お客様」のようですね(笑)。もちろん、お坊さんが万博見物をしても、(私としては)まったく問題ありませんよ。
おや? 前回の入館時には存在しなかった「お土産屋さん」が、めでたく開店しているではありませんか!!
(゜ロ゜;ノ)ノ
さっそく、嬉々として入店し、観察&分析を加えてみましょうか。
さすがに、宗教関係の品々が、たくさん並んでいますよ・・・日本人の多くは誤解しているようですが、実際には、インドは決して「仏教国」ではなく、人口の80%は「ヒンドゥー教」の信者なんですよ。それ以外の20%も、「イスラム教」や「キリスト教」の信者が多いため、「仏教」の信者は、人口の3%未満にすぎないとのこと。
私としては、宗教用品よりも、もっと大衆的な民芸品の数々に、心惹かれます・・・
この手前のやつ・・・果物屋さんでしょうか?・・・欲しい・・・
こちらの女性たちは、インド風の美人なのでしょうが・・・う~ん・・・やっぱり、日本女性の方が・・・(おっと、余計なことを書いてはイケマセン)
こ、これは、いったい・・・写真のインド女性が、ヒタイに張り付けている、あれなのでしょうか?・・・「今日は、どの色を貼って行こうかな~」なんて???
(今のところ、日本女性の間では、ぜんぜん流行っていないようですが・・・)
さて、上記のように、「インド館」のパワーアップぶりに気を良くした私は、未踏の地として残されていた、あこがれの「エジプト館」に、いよいよ並んでみましたよ・・・本日ならば、1時間以内に入館できそうな気配ですから、前代未聞の大チャンス!!
およそ40分ほどの待ち時間で入館すると・・・おお、いかにも「エジプト」のムード満点で、早くも期待が最高潮に!!
やがて、古代エジプトの街並みの再現映像が流れたり・・・
おなじみの「ピラミッド」の映像が広がったり・・・
かの有名な「ツタンカーメン」が出現したりで、入館者たちは、喜びながら撮影なさっていましたよ。(私にとっては、「えっ? まさか、これだけ?」という感じで、ぼう然としてしまいましたが・・・正直、エジプトに関する知識を、ほとんど持たない御方でなければ、20分以上並んで入るのは、お勧めできません)
さらに、夜の万博会場も満喫して、幸せに包まれた我々5名・・・かなりの距離を歩き回った患者さんも、お疲れの表情を浮かべながらも、「楽しかった~!!」と大満足くださったので、ほっと安心した私です。
万博会場は、とにかく、夜景が美しい・・・これから訪れる御方は、ぜひとも20時頃までご滞在のうえで、夜の万博会場の美景に、うっとりなさってくださいね!!
***************
さて、それでは、追加訪問の2回目に、突入しましょうか・・・
今回は、前回の反省を活かして、「必ず車イスを」と、患者さんにお願いしましたよ。実際に、きちんと病院で難病治療を受けておられるうえ、かなり痩せ細っていらっしゃるのですから、現実問題として、自分の足で歩き回るのは不可能なのです。幸いなことに、「光の学校」には、私が生前の母を乗せながら押していた、頑丈で立派な車イスがありますので、私の愛車で持参しましたよ。
メンバーは、私、看護師さん、患者さん、同行者さん2名という、5名編成です。(たまたま、前回も5名でしたが、患者さんもメンバーも異なっております・・・理想的には、最大4名、できれば2名までの人数の方が、レストラン入店時に、早く入れてもらえるんですけどね)
本日も、ほら、見ての通りの大混雑(涙)・・・しかし、本日は、「車イス」という魔法の乗物がありますので、大活躍してくれるに違いありません。なぜなら、車イスの利用者向けに、「優先入場」のサービスを設けてくださっているパビリオンが多いため、それらを探して渡り歩くという、夢のような戦略を採用できるからです。
まずは、私の1番のオススメである「ハンガリー館」に、さっそく入館成功!!・・・一般入館の方々による、2時間待ちの行列ができていましたが、我々には車イスのメンバーが存在するため、ハンガリー人のスタッフさんに申し出てみると、すぐ次の回に入れてくださいました(実質的な待ち時間は数分間)。
本当に、ありがたいことです!! m(_ _)m
ただし、「車イス利用者と介護者の合計2名まで」という条件でしたから、患者さんと看護師さんの2名で入館いただき、残る3名(私と同行者さん2名)は、その足で、次の目的地に向かいましたよ。(上記の写真は、以前、私が下見で入館した時の撮影です)
その目的地とは、「ポルトガル館」のレストラン・・・たまたま、17時の営業開始時刻に並んだので、「ハンガリー館」の観賞を終えて合流した2名を加えて、待ち時間30分ほどで、入店することができました。以前から、ぜひ味わってみたかったんですよねぇ、本格的なポルトガル料理を。
店内の様子は、こんな感じで、なぜか天井から、数えきれないほどの鉄製ロープが、ぶら下がっていますが・・・ポルトガルは、かつて、世界中に遠洋航海していた海洋国家ですから、船のロープをイメージした現代アートなのでしょうか?
スタッフさんに尋ねてみると、キッチンで働く大勢のシェフさんたちは、大阪万博だけのために、わざわざ全員が、ポルトガルから来日くださったのだそうですよ。本当に、ありがたいですねぇ!!
いよいよ、感涙にむせびながらメニューを開いてみると、こちらが、10種類も用意されている「前菜」たち・・・ポルトガルでは、「前菜」という食べ物が、いかに大切にされているのかという事実を、ここで示しているわけですね。
お次が、8種類の「主菜」なのですが、残念ながら1品だけ、売り切れているものを発見・・・もしかして、人気メニューなのでしょうか?
売り切れている「19番」の品目を、どうしても確認したかったので、わざわざ写真を拡大してみると・・・どうやら、「柑橘クリーミー」までは読み取れるのですが、う~ん、その後の文字が、「SOLD OUT」のシールの下に・・・その次の「20番」で見られる「タコごはん」の文字に似ているうえ、「ヴィーガン対応」とも書いてあるので(生き物を食べない主義の人も大丈夫という意味)、総合的に推理すると、「柑橘(かんきつ)クリーミーごはん」なのかもしれませんね。
そして、美味しそうなデザート類が6種類も、我々からの呼び出しを、今か今かと待ってくれていますよ。
やがて、運ばれてきたのは、5名全員が同じく発注した、「アルガルヴェ風ガスパッチョ」・・・「野菜の旨味が詰まった、爽やかな冷製スープ」という解説文に魅かれたのですが、強烈すぎる臭みと酸っぱさのため、全員が、「ごめんなさい(涙)」と謝りながら、半分以上も残してしまいました。ポルトガルでは、国民的なスープなのだそうですが、「日本語で説明できませんねぇ」「日本には存在しない味と臭みですねぇ」というのが、5名の共通見解でしたよ。
( >_< )
お次は、2皿を注文して、1人1個ずつ(私だけ2個)試食してみた、「バカリャウ(干したタラ)のコロッケ」・・・ポルトガルの代表的な料理だそうですが、日本で食べられている各種コロッケと比べると、味も香りも薄くて、「なんともコメントできませんねぇ」というのが、皆の共通見解でしたよ。日本でコロッケ類を食べる時のように、何らかのソース類があれば、もっと美味しく食べられたのでしょうが・・・
( >_< ) ( >_< )
そして、こちらは、1皿だけ注文して、皆で分けて試食した、「アサリのワイン蒸し」・・・他のメンバーは、「これは日本でも、飲み屋の定番なので、普通に美味しいですね」との評価でしたが、「パクチー」の苦手な私は、強烈な臭みにやられてしまい、目が回りそうに・・・
( >_< ) ( >_< ) ( >_< )
こちらは、1皿だけ注文して、皆で分け合って試食した、「バカリャウとひよこ豆のサラダ」・・・豆類が大好きな私は、それなりに美味しくいただきましたが、他の4名の評価は、「・・・・・・」という感じでしたよ。
( >_< ) ( >_< ) ( >_< ) ( >_< )
それでは、いよいよ、期待度MAXの「主菜」に入りましょうか・・・まず、こちらは、「豚とアサリのアレンテージョ風」。解説文には、「世界でも珍しい、魚介と肉が一緒になった、ポルトガル南部の伝統料理」と書いてありますが、我らが日本国においては、魚介と肉を一緒に料理することは珍しくないため、特別な感動はありません。(かつて、イタリアのガイドさんが教えてくれましたが、ヨーロッパでは、「これは魚介料理」「これは肉料理」「今夜は魚介料理」「今夜は肉料理」などと、完全に分けられているのが通常とのこと)
気になる美味しさは・・・皆さん「まあまあですね」と、特段のコメントは出ませんでした。(本日の仲間たちは、食べ物については辛口の方々なので、私まで毒舌に・・・)
(・_・)
このタイミングで、期待度マンマンの「タコごはん」が登場・・・料理関係の知識が乏しすぎる私には、なんとも文章化できない不思議な味覚でしたが、全員で「これは美味しい!!」と満足できる料理に、ようやく出会えましたよ。日本には存在しない味であり、日本語で説明するのが困難なので、「まあ食べてみてくださいよ」と申し上げるしかないんですよねぇ、これが(笑)。
\(^o^)/
ついに気を良くした我々は、「ポルトガルと言えば、これでしょう!!」と声をそろえて、「パステル・デ・ナタ」(エッグタルト)を発注・・・濃厚なエスプレッソ・コーヒーとの相性も抜群で、あまりの美味しさに、一同、「やっぱりポルトガルはいいですね!!」と、大満足で食事を終えることができました。
\(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/
何事も、「終わり良ければ全て良し」ということで・・・
(^_^;)
さて、「ポルトガル館」のレストランを出た我々は、「車イスの優先入場があるパビリオンは?」と探しながら、会場内をウロウロ・・・やがて、通りかかった「スイス館」の入口で、「今なら4名で入れます」と確認でき、なんと「待ち時間無し」で、(私以外の)4名が入館しましたよ。すぐ横には、一般入館者の長蛇の列(約90分待ち)が並んでいましたから、大変、申し訳ない気持ちに・・・
m(_ _)m
私は入館できなかったので、次の写真は、入館した仲間たちに撮ってもらった1枚です・・・館外に出てきた仲間たちに、「スイス館、どうでした?」と尋ねてみたら、口をそろえて、「入ってすぐの部屋にあった、精巧な切り絵が素晴らしかった」とのこと。それ以外には、あまり見るものが無かったとのことで、「正直、長時間並んだ後に入ると、(特に大人の男性は)かなりガッカリするかも」との共通見解でしたよ。
(本日のメンバーは、パビリオンについても辛口・・・)
次に入館したのは、たまたま近くに存在した、今や大人気の「クウェート館」・・・こちらも、一般入場者には「2時間待ち」の行列が出来ていましたが、「車イス利用者に加えて介護者2名まで」の合計3名は、「待ち時間無し」で入れてくださいました。もちろん、私は今回も入館資格を譲り、外で待っていましたから、次の3枚の写真は、仲間たちが撮影くださったものですよ。
オシャレなのに涼しそうな民族衣装、素敵ですねぇ・・・
この部屋では、砂漠の砂に、触ることができるとのこと・・・お若い方々に、大人気のようですね。このようにして、視野を大いに広げたり、世界各地の地理・歴史・文化に興味を抱くことができるのが、万博の貴重な価値だと言えるでしょう。
最後の大部屋では、砂漠に見立てた床に横たわりながら、プラネタリウムのような美しい映像を、見上げて楽しむことができるそうですよ。(いつの日か、ここには入ってみたいですね・・・)
すると、このタイミングで、まったく予期していなかった、驚きの展開が発生!!
\(◎o◎;)/
入館メンバーが「クウェート館」に入っている時、館外で待っていた私の心の中に、「ねぇねぇ、史君、イタリア館にも優先入場できるんを知っとる?」と、思いがけない(広島弁の)声・・・「まさか、もしかして」と驚いた私が、あわてて「イタリア館」で確認すると、「もうじき閉館ですので、最終回のご入館になりますが、今でしたら、車イスの御方と介護の御方2名の合計3名様まで、すぐに入っていただけますよ」とのこと!!(ちなみに、その「声」は、私が先ほどまで押していた車イスを、生前に愛用していた母の声に、そっくりでしたよ)
!!(゜ロ゜;ノ)ノ!!
もちろん、まだ「クウェート館」の中にいた仲間たちを、大急ぎで電話で呼び出し(気づいてくれて助かった)、出口で待ち構えていた私が、車イスを全速力で押しながら、「イタリア館」まで爆走・・・通常ならば、車イスで15分以上を必要とする距離を、わずか5分間で全力疾走し、なんとかギリギリで、入館することができたのです!!
現在、全パビリオンの中で、人気ナンバー1の「イタリア館」に入るためには、「倍率1万倍と言われる予約抽選に申し込む」か、「短くても4時間、長いと6時間にもなる、入館待ちの列に並ぶ」しかないという、大試練&大逆境・・・それほどのトップスターである「イタリア館」に、予約も無いのに「待ち時間ゼロ」で入館させていただけるとは、病魔に苦しむ難病患者さんにとって、本当に、ありがたいことなのです。それと同時に、一般入場の列に4~6時間も並ぶ方々に対しては、正直、心から申し訳ない気持ちで一杯・・・
m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m
(もちろん、今回も私自身は、入館できずに外で待っていましたから、実質的には、「まだ入館したことが無い」のですが・・・笑)
それでは、以下に、入館した仲間たちが撮影してくださった、館内写真をご紹介しておきますね。まずは、ローマの「コロッセオ」(闘技場)を模したのであろう、パビリオン内部の建物が、こちら・・・(私自身は入館できなかったので、詳細は不明ですが、おそらく、このコロッセオ風の建物に、これから入って行くのでしょうね)
まず、館内の映画館(?)に座るよう指示があり、イタリアの地理・歴史・文化を紹介する美麗映像を、しばらく観賞したそうですよ。(車イスの患者さんは、一番最初に入室できて、最前列を確保させていただいたとのこと)
さすがは、歴史と芸術の国、イタリア・・・今や有名になっている、この画面を見るまでに、4時間から6時間も頑張ってきた方々にとっては、その努力が報われて、まさに「感涙にむせぶ瞬間」なのでしょうね。(私には、そんなに長時間並ぶ体力はありませんので、もはや叶わぬ夢ですが・・・)
やがて、映像が終わると、スクリーンの役目を果たしていた、目の前の壁が開いて、向こうの部屋(パビリオンの中心となる展示室)が出現・・・意表を突く演出に、「カッコイイ!!」という称賛の声が、あちこちから聞こえてきたそうですよ。
その展示室の中心となる、古代ローマ時代(西暦150年)に制作された目玉作品が、こちら、「ファルネーゼのアトラス」・・・普段は、「ナポリ国立考古学博物館」に展示されている、国宝級の大理石彫像ですよ。世界に1つしか無く、複製は存在しないとのこと。
この御方、地球のような物体を、懸命に、頭で支えているかのようですが・・・実は、「アトラス」と呼ばれる神様であり、天文学をはじめとする科学的な知識・思考の象徴として、ローマ時代から崇拝されているそうですよ。
その姿勢や表情について、「イタリア館」の公式HPには、このように説明されています・・・「知識の重みに圧倒され、膝をつくアトラスは、理解し向上しようとする人間の努力と、自分の限界を超えようとする欲求を、表現している」のだそうですよ。
つまり、この神様「アトラス」は、私のような研究者&科学者の大先輩&守り神であると共に、私たち人間の誰もが目指すべき理想像と行動指針を、この苦しい姿勢と厳しい表情を通じて、教えてくださっているのでしょうね。
まさに、「生きるということは、これほど苦しくて厳しく、だからこそ素晴らしいことなのだ!!」と・・・まるで、私の「生きがい論」の根本精神に、そっくりではありませんか・・・この像を目にした瞬間、「人生の重荷を背負って頑張るしかない、私の姿みたい!!」と、心で泣き笑いした方々が、たくさんいらっしゃるはず。
アトラス様、この地球で人間として生きる人生の真理を、御身をもってお教えくださり、誠に、ありがとうございます!!
私の「生きがい論」の根本精神を、すでにローマ時代から具現化くださっている、「アトラス様」のレプリカがあれば・・・欲しい・・・「光の学校」に、飾っておきたい・・・ただし、実物大は困るため(笑)、机の上に置けるような、可愛いサイズでなければね・・・(イタリア館の売店で、販売されていたのかもしれませんが、私は入館していませんので・・・)
(^-^;)
そして、我らのヒーロー:アトラス像の背後から、別の部屋に移動してみると・・・
そこには、かの有名な科学者&芸術家、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」による、「アトランティック手稿」が・・・なにしろ、彼が直筆で描いた本物(原本)ですよ!!
(゚Д゚;)
この「アトランティック手稿」の意味や価値につきましては、ここに書くと長くなりすぎるため、ご自分でお調べくださいね(笑)。
結局、この日の万博訪問では、私自身は、(レストランを除いて)どのパビリオンにも入館しませんでしたが、それでも大満足でしたよ・・・人間にとって当然のことではありますが、自分が喜ぶことよりも、ほかの誰かを喜ばせることの方が、はるかに大きな喜びですから(断言)。
***************
以上が、2回にわたる「追加訪問」のご報告です。すでに、延べ10日間以上も訪問していますから、もう充分に万博を楽しみましたが・・・実は、10月の閉会間際に名残りを惜しむべく、最終訪問用の入場チケットを、確保してありますよ(笑)。
もしかすると、それ以前にも、ご自分で訪問なさるのが難しい難病患者さんからご依頼があれば、(母が愛用していた車イスを活用して)お連れするかもしれませんが・・・
それでは最後に、また今回も、面白くて役に立つ参考映像の数々を、ご紹介しておきますね。ご興味があっても無くても(笑)、お気軽にクリックしてくだされば、きっとお楽しみいただけることでしょう。
(1)午前10時から、イタリア館の入場待ちの列に並んでみたら、どうなってしまったのでしょうか? ( >_< )(12分)
https://www.youtube.com/watch?v=l0X0zAaxOwE
(2)イタリア館の列が、6時間待ちになってしまう過程を、興味シンシンで観察してみると・・・ \(◎o◎;)/(10分)
https://www.youtube.com/watch?v=Qa_7oAQ1ZXY
(3)美しすぎる「夜の万博会場」を、喜色満面で、うっとりと歩き回った気分になれますよ!! (^-^)(1時間39分)
https://www.youtube.com/watch?v=2yhw3xeiIdA
(4)万博会場の隅々までを、ゆっくりと歩き尽くして、「もう充分に満喫したから、実際に行かなくてもOK!!」と、自分自身に言い聞かせたい御方へ・・・(注:2時間23分もございます)
https://www.youtube.com/watch?v=zd9Uk4GlIXg
7月7日版(午前3時50分)
本日は、七夕(たなばた)記念の「特別プレゼント」でございます!!
※ この日の更新は、大反響を頂戴して、「元気が欲しい時に、いつでも簡単に見られるようにして欲しい」とのご要望が殺到しましたので、『飯田史彦・AI爆笑写真館』として、下記のページに移動させました。
『飯田史彦・AI爆笑写真館』へGO!!
7月3日版(14時10分)
先日、カウンセリングにおいでになった女性から、終了間際に、「飯田先生って、お写真で見るよりも、ご本人の方がずっとカッコイイですね」と言われ、思わず、返答に窮してしまいました・・・なぜなら、私はずっとマスクをしており、顔の半分は隠れていたからです(笑)。
つまり、顔の半分を隠す方がカッコイイわけですから、言い換えれば、マスクで隠している部分はブサイクだということ(涙)・・・確かに、自分自身でも、「声と後ろ姿だけには自信がある」「顔の中で、まあまあカッコイイのは眉毛だけ」だと自覚しておりますので、ピッタリ当たっているではありませんか!!
(^_^;)
普段、自分の顔なんかに興味が無く、鏡で自分を見るのも、朝のヒゲ剃り中の1分間以内にすぎませんし(私はヒゲが薄いのですぐに剃り終えます)、髪型も全く気にしていないため、めったにクシもドライヤーも使いません(とんでもなく寝グセが酷い時だけ、半年に1度くらい使うという頻度です)。外見に全く自信が無いため、「男の価値は見た目ではなく中身で決まるのだ!!」と、思い込むことに決めているほどですので・・・(笑)
なぜ、珍しく、こんな話をしているのかと申しますと・・・実は先日、たまたま、イラスト作成ソフトを使いこなしている達人に出会ったので、「私の顔写真もイラストに加工できるのですか?」とお尋ねしたのです。すると、その日のうちに、「飯田先生のウェブページの表紙にある肖像写真を、『となりのトトロ』に登場させてみたら、こんな感じになりました」とのことで、転送してくださいましたよ。
パソコンの画像生成ソフトに命じて、自動的に「トトロ風のイラスト」を作成させたのだそうですが、果たして、その結果は、いかに・・・
ジャジャ~~~ン!!
\(◎o◎;)/
なんだか、実際の私の写真より、いかにも「田舎のオジサン」風になってしまっておりますが、そもそも田舎の農村を舞台にする『となりのトトロ』に登場するのですから、どうしても、そうなってしまうわけですな(笑)。
しかも、胸元を見ると、勝手に、不自然な赤いアンダーシャツを、着せてしまっているような気が・・・
しかし、いかにも善良そうな、ド田舎に住む優しいオジサンのイメージに仕上がっているので、まあ、良しとしましょうか・・・『となりのトトロ』に登場する、サツキとメイのお父さんの親友、ということで・・・何だか、やや知的で世話好きな雰囲気も発していますから、もしかすると、サツキが通う小学校の先生が、家庭訪問に来たところかも(笑)。
→
6月27日版(午前3時20分・加筆修正)
このところ、めちゃくちゃ忙しくて、なかなか更新時間が取れません・・・
そのため、本日は、貴重音源と貴重楽譜をご紹介することにより、更新時間を節約させる所存ですので(笑)、ご了承くださいませ。
まず1つめとして、先日、「光の学校」の「星降る森のホール」(音楽療法室)で行った、「飯田史彦・音楽療法活動20周年記念コンサート」における、「クラシック難曲メドレー」の音源を、特別に初公開させていただきますね。
実は、このところ、ピアニストの沖野真理子さん(音大在学時に治療困難な難病を発症され闘病中)の体調が非常に悪く、コンサート数日前に行ったリハーサル(久しぶりにお会いしました)では、曲忘れやミスタッチを連発しながら、青息吐息で苦しそうに演奏なさるので(彼女のそんな姿は初めて目にしました)、「これは当日の演奏はご無理だな」と察したのですが、沖野さんが「懸命に頑張ります!!」と涙されるので(本当です)、「演奏の可否は当日に判断しましょう」と決めていたのです。もともと、かなり細身の沖野さんですが、ますます、お痩せになってしまわれた印象(涙)・・・(親子ほども歳が離れているので、まさに「親心」です)
しかも、今回は、「クラシック音楽のピアノ曲の中でも、極めて高度なテクニックを要することで知られる難曲中の難曲のうち、特に難しい有名部分だけをメドレー形式でつなげた」という、むちゃくちゃな要望をお願いしてしまっていますので、万全の体調時でさえも演奏困難な特別プログラム!!(いくらハイテク・ピアニストさんとは言え、ご体調も考慮しないで、これほど過激な内容を考案&依頼してしまった、私がイケナイのです・・・)
ちなみに、曲目は、「幻想即興曲」(ショパン)、「ピアノ協奏曲第2番」(ラフマニノフ)、「ラ・カンパネラ」(フランツ・リスト)という、クラシック史上に燦然と輝く、名曲中の名曲ばかりです。(しかも、超絶技巧を必要とする「聴かせどころ」の有名部分だけ・・・)
そして、コンサート当日・・・奈良のご自宅から、遠路はるばる電車でおいでくださった沖野さんに、心配顔のスタッフ一同で「大丈夫ですか?」「ご無理なさらないで」と確認したところ、「まじめ」を絵に描いたような沖野さんですから、やはり「精一杯、頑張ります!!」との悲痛なお返事・・・その瞬間、沖野さんの真剣な表情から、「たとえ命がけの演奏中に倒れて今生を終えることになっても、ピアニストとして本望であり幸せなこと」という断固たる決意を受け取った私は、「それならば、どうぞ悔いの無いように弾かれてください」と、お答えするしかありませんでした。
そのうえで、私としては、演奏がどうなっても沖野さんをお守りできるよう、来場者さん全員に彼女の苦境をご説明したうえで、「演奏中に体調が悪化し、ミスを連発したり、途中で止まってしまう恐れが充分ですが、どうかご容赦くださいませ」「もしかすると、高度な曲を演奏できるのは、本日が最後になってしまうかもしれません」と、正直に、お伝えしておきました。(たまたま、会場には、お医者さん&看護師さんもおいでくださっていたので、その点では安心できましたが・・・)
やがて、いよいよ、沖野さんの出番・・・すると、沖野さんは、座っているだけでもしんどいのに、かつてないほどの異様な集中力で、私も初めて聴くほどパワフルな、まるで炎を吐きながら雷鳴をとどろかせるかのごときエネルギッシュな演奏を、ご披露くださったのです!!
吹けよ風、呼べよ嵐!!
\(◎o◎;)/
その瞬間、なぜか私の脳裏に浮かんできたのは、京都・建仁寺の国宝『風神雷神図屏風』(ふうじんらいじんずびょうぶ)(俵屋宗達・たわらやそうたつ画)・・・そう、ピアノに向かいながら病魔と格闘する沖野さんの心身に、まるで彼女を鼓舞激励するかのごとく、「風神&雷神」が宿って見えるではありませんか!!
それは、「クラシック音楽」というよりも、「ハードロック」や「ヘヴィーメタル」のように激しく華麗な音圧&音色で、まさに「全身全霊」という言葉がピッタリの、ピアノを破壊するかのごとき鬼気迫る演奏・・・どん底の体調不良の中で、人間が極限まで追い詰められ、「これが人生最後の見せ場になるかも」と意を決した際に発揮する、奇跡的な鬼神パワーの大爆発!!・・・その神がかった物凄さを目前で「体験」し、「人間って素晴らしすぎる!!」と、思い知らされた私です。
← 沖野さん号泣の図
それでは、そのビックリ仰天する奇跡の名演を、下記をクリックして、私たちと一緒に「星降る森のホール」に座りながら、臨場感満点で「体験」なさってくださいね!!(約4分30秒)(無料でダウンロード&保存が可能です・・・私にできるのは、彼女の素晴らしい演奏を、後世に広く残すことですからね)
クラシック難曲メドレー(沖野真理子)
さらに、この機会をとらえて、以前からご希望の多かった、こちらの音源も、差し上げてしまいましょう・・・このウェブページ「飯田史彦研究室」の表紙のバックで流れている、『逢いたい』(作詞作曲:飯田史彦)のピアノ編曲版の音源(一部のスマホでは流れないかも)です。もちろん、編曲&演奏は、沖野真理子さんですよ。お仕事や家事のBGMとしても最高ですから、ご自由にご活用くださいね!!(約10分)(無料でダウンロード&保存が可能です)
「逢いたい」ピアノ編曲版(沖野真理子)
なお、上記『逢いたい』を、クラシック・ギターを自分でポロポロと弾きながら、私が歌ったライヴ音源(宝塚音楽学校・旧校舎講堂でのコンサート)も、ついでに(笑)ご紹介しておきますので、ピアノ編曲版の「原曲」として、ご参考になさってくださいね。(約8分)(無料でダウンロード&保存が可能です)
「逢いたい」クラシックギター&歌唱版(飯田史彦)
最後に、上記ピアノ編曲版の楽譜(沖野真理子さん自筆)も、以下にご紹介しておきますので、ピアノが弾ける御方は、どうぞご参照ください。(「自分も弾いてみたいので、印刷した大きな楽譜が欲しい」とご希望の御方は、「光の学校」にお電話かお葉書をくだされば、費用は全て当方負担で、喜んでお送りいたします)
・・・おっと、いま多忙のため、手抜き目的の「音源紹介」でパパッと終わらせるつもりでしたが、思わず力が入って、結局のところ、長文になってしまいました(笑)。
どんなことにも「全力」(フルスロットル)で立ち向かってしまうという、困った性癖を持つ私にとって、「手を抜く」という行為ほど、難しい挑戦課題は無いんですよねぇ、これが・・・
(^o^;)
6月18日版(21時5分)
前回更新でご紹介した、(今は引退している私を含む)大学教授4名による万博ツアーから、数日後のこと・・・参加者のうち1名(経営戦略論専攻)から、「戦略目標を攻略できなかったのは、専門家として悔しすぎるので、再挑戦すべきではないか?」との提案があり、他の2名にも連絡してみるとのこと。
その結果・・・
《 お詫び 》
容量削減のため、大量の写真を用いたこの日の更新(大阪万博レポート)は、特設の専用ページに移動させましたので、下記をクリックして、お楽しみくださいね。
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6月10日版(22時20分)
このところ、大阪万博の「ハンガリー館」の民謡コンサートにハマってしまい、ハンガリー女性の美声を4回も聴いてしまったからなのか、どうしても、評判の良い「ハンガリー料理」を体験してみたくなって・・・つい先日、またもや(夕方からの格安チケットで)万博会場に潜り込み、あこがれの「ハンガリアン・レストラン」を、目指してみましたよ。
このたびの参加メンバーは、友人の大学教授(男性ばかり)4名・・・
《 お詫び 》
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6月2日版(午前4時25分)
「悲報」か「朗報」か!?・・・主催者さんにとっては「朗報」なのですが、まだまだ大阪万博を楽しもうという魂胆の私個人にとっては、間違いなく「悲報」・・・
《 お詫び 》
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5月25日版(午前3時15分)
本日は、3つのお知らせがございます。
(1)私のコンサートについて
4月15日版で参加希望者さんを募集した、私の「音楽療法活動20周年記念コンサート」ですが、受付開始後すぐに満席となり、現時点で、会場定員の2倍を超える「キャンセル待ち」が生じております。また、その後に、余命宣告を受けられた難病患者さんたちからもご要望があり、すでに会場定員を超過してパンパン状態です。(そのため数名の友人たちには、「申し訳ないけど会場外の通路席で」とお願いしています)
つきましては、今後キャンセルが生じた場合でも、座席の余裕が見当たりませんので、今回のコンサートは、現時点でご参加をお約束している方々(25名様程度)のみで、開催させていただきます。誠に申し訳ございませんが、どうかご了承・ご容赦いただけますよう、よろしく御願い申し上げます。本当に、ごめんなさい。m(_ _)m
これほどの人気となったのは、特別参加いただける「覆面ジャズピアニスト」さんに、皆様のご期待が集まっているのが原因ですよ!!(念のため申し上げておきますが、実際に覆面を被って演奏なさるわけではございません・・・道路を走る「覆面パトカー」が、実際に覆面で覆われているわけではないのと、同じことですね。本当に巨大な覆面で覆ったりしたら、「あっ、覆面パトカーだっ!!」と、皆にバレバレですから)
(2)あるお手紙について
前回の更新まで数回をかけて、私と巡る大阪万博のご報告をしてきましたが、それらの記事をお読みくださった御方から、嬉しいお手紙をいただきました。以下に、原文のままで、ご紹介しますね。
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飯田史彦先生、6月3日は御誕生日、誠におめでとうございます。大阪万博ツアーの大成功も、本当に素晴らしく、おめでとうございます。
1970年の大阪万博の時、私は5歳でした。迷子になっては大変と、兄だけ連れて行ってもらい、私は泣きながら祖母の家で過ごした悲しい記憶があります。今回の万博も、障害のある子供の介護でスーパーに行くのがやっとの毎日で、とても万博には行けません。
だからこそ飯田先生のツアーは、下見の時から一緒に連れていただいている気分で、とても楽しいです。先生ならではの多角的な視点と、ウィットに富んだ解説付きのパビリオン写真は、目を見張るものばかりで最高です。何度もリピートして万博を満喫したいと思います。大変ありがとうございました。
深い感謝をこめまして。
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・・・という嬉しいお言葉を頂戴して、私にとっては、大きな励みになりました。正直、「こんなに浮かれた内容を公開すると、読者の皆様から、『私なんか行きたくてもいけないのに、いいなぁ~うらやましいな~』と、ヤキモチや怒りの声が届いてしまうのではないか」と、ちょっぴり心配していたのです。私の記事が原因で、読者の方々を不快にさせてしまうのでは、本末転倒ですからね。
しかし、上記のお手紙が届いたことにより、記事を純粋にお楽しみくださっている方々も存在することが判明し、ほっと安心すると同時に、「よ~し、それなら今後も、この(障害を持つお子様を懸命に育てていらっしゃる)お母様のためにも、万博関係の興味深い情報を追加していくぞ!!」と、燃えに燃えている私です。(いま気づきましたが、他人の楽しい旅行記事を悪く解釈して嫉妬するタイプの陰湿な御方は、もうとっくに、私のHPなんか開かないよう気をつけているはずですよね・・・笑)
(3)ある素敵な小説のご紹介
私は、全国各地の刑務所において、反省の日々を過ごされている方々と、長年にわたり、お手紙を交わしています。光栄なことに、私の著書を置いてくださっている刑務所が多数あるとのことで、「生きがい論」に共感くださった方々からお手紙が届くたび、私も御礼を込めたお返事を書いています。
先日、そのような御方から、『桜の季節になったら』と題する、素敵な小説が届きました。この御方には、もう長年にわたり会えないままの愛犬がいるのですが、人々が自分から去ってしまった後でも、その愛犬だけは自分を想ってくれているに違いない・・・そのような深い思いが、「あの世に戻った時の愛犬の気持ち」という形で、素敵な小説になり、私の元に届いたのです。「本来ならば、何らかの方法で世の中に公開したいけれど、このような場所にいる自分には、読んでもらえるのは飯田先生だけなんです」とおっしゃるので、「それならば、私の本の影響を受けて書かれた小説ですから、私のHPでご紹介して、広く多くの方々に読んでいただきましょうよ」と、私の方からご提案し、大変喜んでいただけました。(刑務所内でインターネットを開くことはできないそうですが、いつか外に出ることのできる日が来て、初めて自分の目で確認できる瞬間を、楽しみにお待ちいただけますよね)
刑務所の決まりにより、「1通の手紙は便箋7枚まで」という制限があるため、届いた小説も、「手書きで便箋6枚分」という、読みやすい分量の短編です。そこで、「どのような形で公開すべきかな?」と、思案した私・・・作者さんとは、プライバシー部分を含めて、「どこも修正・変更など行わず、ありのままを公開する」という合意ですから、私が何も余計なことをしない方が望ましい・・・「そうだ、この御方が推敲を重ねながら、所内の自室で懸命にペンを動かした、この御方の想いが詰まっている文字を、私がワープロで機械的に打ち直すなんて、もったいなさすぎる」・・・そのような考察をもとに、この御方から頂戴した便箋を、そのままカメラで撮影して、公開することにいたしました。
それでは、「今生の寿命が来て、あの世に戻ってみた愛犬」の立場から、「犬の言葉」として体験談を綴ってみるという、世にも珍しい視点で書かれた傑作を、(下記をクリックして)お読みくださいね。さっそく冒頭の1行目から、ものすごいインパクトですよ!!
小説『桜の季節になったら』特設公開ページへ
5月21日版(午前4時3分)
ああ、眠い・・・丸2日間、疲れ切って、寝込んでおりました・・・
思い起こせば、私と巡る大阪万博ツアーの第2回目(土日開催)は・・・2日間とも豪雨に見舞われ、大試練&大逆境の中で、涙の決行!!
・・・となる天気予報でしたから、頭を抱えて悲観していた私。
《 お詫び 》
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5月16日版(午前5時7分)
ふう・・・私と巡る大阪万博ツアーの第1回目(平日開催)が、無事に、大成功で終了いたしました。
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5月8日版(午前2時8分)
インド館、ついに奇跡のオープン!!
(詳細は後述)
・・・失礼いたしました、もちろん、「大阪万博」の話ですよ(笑)。
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5月3日版(午前2時35分)
ごめんなさい、実は・・・前回更新に続き、まだまだ調査不足の案件が残っていたので、2度目の「下見」に、出動してまいりました。
(^-^;)
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4月27日版(12時53分に加筆修正)
私の案内で巡る「大阪万博ツアー」の開催まで、いよいよ、わずか2週間あまり・・・
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4月15日版(午前9時22分に加筆修正)
突然ですが、下記コンサートの開催と申込受付を行いますので、告知させていただきますね!!
「飯田史彦・音楽活動20周年記念コンサート ~私が発表してきた全ての歌を、解説付きでお届けします」
(スペシャル・ゲストあり)
皆様にとっては、どうでもいいことなのですが、私の音楽活動歴は、ほぼ20周年・・・本業は「経営心理学を専攻する大学教授」でしたから、はっきりとしたデビュー日時は無く、細々と始めましたので、「ほぼ」と表現しております(笑)。
もともと、九州の盲学校で生徒さん向けの講演会を行った際の経験をもとに、「生きがい論を(読み物ではなく)音楽という形でお届けする」という方法を思いつき、教育・研究・文筆活動と並行しながら進化させたのが、私の音楽活動です。
その後、プロダクションからのご依頼で全国ツアーを行ったり、200人、500人、1800人の大会場で単独公演を行うなど、本業の合間に(笑)活動を広げてきましたが、脳出血手術以降は、開催責任を伴う借り上げ会場での公演を避けて、体調不良の際にキャンセルしやすい自前の常設会場(「光の学校」内の「星降る森のホール」)を中心に、年に数回という無理の無いペースで公演してきました。
そこで、初めての試みとして、「過去に発表してきた歌を全曲ご披露する」という、ほとんど意味の無い行為(笑)に、挑戦してみたいと思います。もう長年にわたり封印してきた珍曲や、すっかり自分でも忘れ去っている駄作曲まで「蔵出し」してみますから、「いっつも定番曲しかやらんのじゃけん、聴き飽きてしもうたわい(涙)」(なぜか広島弁)とおっしゃるマニアな御方は、(次にやるとしても30周年でしょうから)ぜひ今回を逃さないで、ご参加くださいね。
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出演者:
* 飯田史彦・・・作詞・作曲、歌、クラシック・ギター
* 沖野真理子・・・クラシック・ピアノ
* 謎の覆面男性・・・ジャズ・ピアノ(実際に覆面を被るわけではございません)
※ スペシャル・ゲストのジャズ・ピアニストさんは、ポピュラー音楽(クラシック音楽を除く)の教育機関として世界最高峰である、「バークリー音楽大学」(米国ボストン)を卒業され、日本に帰国後は長年にわたり、演奏活動&教育活動に尽力されてきた、素晴らしい音楽家&教育者でいらっしゃいます。私の著書と音楽に、心から共感くださっていますので、このたび、20周年記念公演において、伴奏&ソロ演奏で2曲をご披露いただけるようお願いしてみたところ、光栄にも快諾くださいました。
公演日:6月8日(日)
公演時間:12時30分に開場、13時に開演、15時30分頃に終了予定。(少々伸びる恐れあり)
募集人数:20数名様(入場順の自由席となります)
参加資格:どなたでも、ご自由にお申込みいただけます。
* 人数制限はありませんが、過去に皆が困った経験がありますので、乳幼児のご参加はご遠慮ください。
参加料金:無料です。
受付方法:4月26日(土)午前10時より、「光の学校」受付電話(075-213-3210)において、先着順でお受けします。
* この日時以降、満席になるまで、「光の学校」開館日に、受け付けを継続します。
* 私のコンサートに初めてご参加くださる御方に向けて、一定数の「初心者枠」を確保しておきますので、満席になった後でも、お気軽に「私は初心者なんです!!」と、お申し出くださいね。
* コロナ以降、数年ぶりに、客席での「大合唱」を解禁いたします。したがって、だからこそ、お互いに身を守るために、当日は「マスク」をご着用くださいね。
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・・・ということですので、ご興味をお持ちの方々は、どうぞお申し込みくださいませ。ちなみに、ここだけの話ですが、今回公演の正式タイトルは、「
大阪万博を吹っ飛ばせ!! 飯田史彦20周年・爆笑&号泣コンサート
」なんですよねぇ(笑)。(注:大阪万博そのものは、私も楽しみにしておりますよ)
当日は、「私のテキトーな歌唱&演奏歴50年のギター」、「沖野真理子さんによるトップクラスのクラシック・ピアノ」、「謎の覆面男性によるトップクラスのジャズ・ピアノ」という、最高にミステリアスな組み合わせを、どうぞお楽しみに!!
↓ 下記写真は、自分で幼児用に編曲した「ラ・カンパネラ」を、見事に弾きこなしている(のであろう)、私の雄姿です。足は届かないため、「エアー・ペダル」という高度な技法を、巧妙に駆使している模様。きちんと黒鍵も叩いていることに、ご注目ください。実際、「ヤマハ音楽教室」に通っていましたから、いま気づきましたが(笑)、つまり私は、「ピアノ演奏歴ほぼ60年」だということですね!!
\(◎o◎;)/
これ以前にさかのぼりたい御方は、下記をクリック!!
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