7月15日版(午前9時26分に加筆修正)
大阪万博が、無事に前半戦を終えて、いよいよ後半戦に突入!!
実は、その後に、それぞれ違う難病患者さんをお連れして、追加で2回、万博を訪れてきましたよ。本日は、その2回の訪問を、まとめてご紹介してみますね。
まずは、追加訪問の1回目・・・この日にお連れした御方は、車イスはお使いにならず、ご自分で頑張って歩行なさったのですが・・・その後、急激に体調を崩されて、現在も静養中でいらっしゃるため、「やはりご無理であったか」と、車イスの活用を強くお勧めしなかったことを、後悔しているところです(涙)。本来ならば、ぜひとも車イスをご利用いただきたい、正真正銘の難病患者さんなのですから・・・
このところ、(まだ夏休み前だというのに)万博の人気が大爆発して、連日の大盛況とのこと・・・ほら、見てくださいよ、ほとんど隙間が見当たらないほどの、この驚異的な人混みを!!
\(◎o◎;)/
そのような大混雑の中、我々5人組(私、患者さん、その同行者さん3名)は、大評判を耳にして、「サウジアラビア館」のレストランに直行!!
ところが!! (゜ロ゜;ノ)ノ
う~ん、残念無念・・・午後4時過ぎに訪れたのでは、すでに、本日中の受け入れ可能人数が埋まっており、受付終了の告知が掲示されておりました(涙)。
もちろん、この掲示板の向こうには、営業時間内に食事を終えることができるのであろう、推定50人ほどのお客様たちが、お店からの呼び出しを待ちながら、長蛇の列を成しておられましたよ。どうしても、「サウジアラビア館」のレストランに入りたいと思ったならば、おそらくお昼までには到着しておき、夜まで並んで待つ覚悟が必要でしょうねぇ・・・
そこで、皆で手分けをして、「最長1時間以内で入ることができ、(患者さんのために)きちんとしたイスでゆったりと座れるレストラン」を、あちこち探してみたところ・・・なんと、すぐ近くにある、「ベルギー館」のレストランであれば、館内の階段部分で(つまり涼しい場所で)、快適に入店待ちができることを発見!!
さっそく、その「ベルギー館」に移動し、私は(このような事態を予想して)持参した推理小説を読み始め、私以外の女性4名は、おしゃべりに花を咲かせていると・・・あっという間に1時間が経って、入店の順番がやって来ましたよ。
レストランの内部は、このように、清潔で明るい印象・・・スタッフの方々も、皆さん可愛らしくて、とてもフレンドリーですよ。(ベルギー人と日本人が、半々くらいでしょうか?)
店内では、ベルギーの大自然、歴史遺産、街並みなどを、巨大なスクリーンで眺めることができますよ・・・思わず見入ってしまうほど、素敵な国ですねぇ!!
さて、興味シンシンで、本日のメニューを、凝視&観察してみましょうか・・・まずは、いわゆる「前菜」から。この種の洋風のお店では、「前菜」「主菜」「デザート」の3品で構成される「スリー・コース」が、一般的な食事形式なのです。
ちなみに、写真の右上に貼られている付箋(ふせん)は、私も常々、「幸せの黄色い付箋」と勝手に名付けて、愛用していますよ。なぜなら、「黄色」は、縁起の良い「光の色」ですからね・・・文房具屋さんやコンビニで、普通に売られていますから、あなたも一緒に、「幸せの黄色い付箋仲間」の輪に、加わりませんか?(笑)
次に、こちらが「主菜」。(いわゆる「メイン料理」ですね)
最後に、もちろん「デザート」も・・・
やがて、我々の前に出現してきたのは・・・まず、「チコリのグラタン」。聞き慣れない名前ですが、「チコリ」というのは、キク科の野菜で、小さい白菜のような容姿をしています。チコリそのものには、ほとんど味は無いのですが、濃厚なチーズの風味が絶品!!
次に、ソーセージの盛り合わせ・・・野菜を茹でて、すり潰したような、「ストンプ」という名の伝統料理が添えてありますよ。甘辛いマスタードは、お隣の国、ドイツ風でしょうか?
こちらは、「リエージュ風ブーレット」だそうですが、ご覧の通り、要するに「ミートボール」ですね。「リエージュ」は、ベルギー東部の都市名ですが、どこがどのように「リエージュ風」なのかについては・・・私の説明能力を超えますので、ネットで調べてみてくださいね(笑)。
こちらは、ご覧の通り、「サーモンのムニエル」・・・日本でも、洋食屋さんで、しばしば目にする人気メニューですから、ご説明はご無用でしょう。
さらに、「フランドル風ビーフシチュー」・・・「フランドル」は、ベルギー西部の都市名なのですが、日本人にとっては、『フランダースの犬』という児童文学の舞台となった地名として、お馴染みですよね。(貧しい少年・ネロと、愛犬・パトラッシュの友情を描いた、哀しくも愛に満ちた物語です)
なお、上記の5品は、全員が5品ずつ注文したのではなく、1人で1品づつを注文し、全員で取り分けて「味見」をしたということですから、どうか誤解なきように(笑)。
さて、ベルギーと言えば、当然ながら、かの有名な「ワッフル」を食べない事には、お腹も舌も、納得してはくれません。そこで、それぞれが、下記の2種類のワッフルから選んで、食べたい方を発注しましたよ。
1つめは、「ブリュッセル風」で、ご覧のような形状をしており、我々がイメージする「ワッフル」そのもの・・・砕いたビスケットが散らされており、食感は「もちもち」で、ワッフル本体は薄味ですよ。
2つめは、「リエージュ風」で、ご覧のような形状をしておりますが・・・あれ? あれれ?・・・こちらもまた、我々がイメージする「ワッフル」そのものでした(笑)。食感は硬めで、粉砂糖をまぶしてあるため、甘~い味覚ですよ。
一言で「ベルギー・ワッフル」と呼びますが、少なくとも本国では、上記の2種類に分けられるとのこと。あなたは、どちらのワッフルを、イメージしていましたか?
夕食を終えて、「どれも美味しかったですね~!!」と、大満足しながら屋上に出てみると・・・大きなソファやクッションが並べられており、食後のお客様たちが、くつろいでおられましたよ。(ここだけの話ですが、レストランに入らなくても、入店待ちの行列を横目にしながら、階段を勝手に登って行けば、この屋上に到着します。監視する係員も存在しないため、お疲れの際には、休憩所として自由に活用できますよ)
その後、あてもなく散歩していると・・・おや? いつの間にか、「インド館」が大いにパワーアップされているようですから、念のため(笑)、入ってみましょうか。前回の入館時(5月初旬)には、このような紹介用の看板も、見かけませんでしたよ。
なお、「インド」も「バラト」も公式の国名ですが、「インド」が国際的に与えられた名前であるのに対して、「バラト」というのは、昔から民族的に、自分の住む地域を呼んできた名前であるとのこと。(たとえば、事情は少々異なりますが、日本は国際的に「ジャパン」と呼ばれることが多い反面、日本に住む人々は自国を、「ニホン」や「ニッポン」と呼びますよね。そのような事例は、世界中に、たくさんあるそうですよ)
※ 「ナマステ」は、相手に敬意を表する挨拶の言葉。
館内に入ってみると、オレンジ色の衣装を着た、宗教者らしき姿が・・・インド館のスタッフさんかと思って感動していると、突然、カメラを取り出して撮影を始めたので、どうやら「お客様」のようですね(笑)。もちろん、お坊さんが万博見物をしても、(私としては)まったく問題ありませんよ。
おや? 前回の入館時には存在しなかった「お土産屋さん」が、めでたく開店しているではありませんか!!
(゜ロ゜;ノ)ノ
さっそく、嬉々として入店し、観察&分析を加えてみましょうか。
さすがに、宗教関係の品々が、たくさん並んでいますよ・・・日本人の多くは誤解しているようですが、実際には、インドは決して「仏教国」ではなく、人口の80%は「ヒンドゥー教」の信者なんですよ。それ以外の20%も、「イスラム教」や「キリスト教」の信者が多いため、「仏教」の信者は、人口の3%未満にすぎないとのこと。
私としては、宗教用品よりも、もっと大衆的な民芸品の数々に、心惹かれます・・・
この手前のやつ・・・果物屋さんでしょうか?・・・欲しい・・・
こちらの女性たちは、インド風の美人なのでしょうが・・・う~ん・・・やっぱり、日本女性の方が・・・(おっと、余計なことを書いてはイケマセン)
こ、これは、いったい・・・写真のインド女性が、ヒタイに張り付けている、あれなのでしょうか?・・・「今日は、どの色を貼って行こうかな~」なんて???
(今のところ、日本女性の間では、ぜんぜん流行っていないようですが・・・)
さて、上記のように、「インド館」のパワーアップぶりに気を良くした私は、未踏の地として残されていた、あこがれの「エジプト館」に、いよいよ並んでみましたよ・・・本日ならば、1時間以内に入館できそうな気配ですから、前代未聞の大チャンス!!
およそ40分ほどの待ち時間で入館すると・・・おお、いかにも「エジプト」のムード満点で、早くも期待が最高潮に!!
やがて、古代エジプトの街並みの再現映像が流れたり・・・
おなじみの「ピラミッド」の映像が広がったり・・・
かの有名な「ツタンカーメン」が出現したりで、入館者たちは、喜びながら撮影なさっていましたよ。(私にとっては、「えっ? まさか、これだけ?」という感じで、ぼう然としてしまいましたが・・・正直、エジプトに関する知識を、ほとんど持たない御方でなければ、20分以上並んで入るのは、お勧めできません)
さらに、夜の万博会場も満喫して、幸せに包まれた我々5名・・・かなりの距離を歩き回った患者さんも、お疲れの表情を浮かべながらも、「楽しかった~!!」と大満足くださったので、ほっと安心した私です。
万博会場は、とにかく、夜景が美しい・・・これから訪れる御方は、ぜひとも20時頃までご滞在のうえで、夜の万博会場の美景に、うっとりなさってくださいね!!
***************
さて、それでは、追加訪問の2回目に、突入しましょうか・・・
今回は、前回の反省を活かして、「必ず車イスを」と、患者さんにお願いしましたよ。実際に、きちんと病院で難病治療を受けておられるうえ、かなり痩せ細っていらっしゃるのですから、現実問題として、自分の足で歩き回るのは不可能なのです。幸いなことに、「光の学校」には、私が生前の母を乗せながら押していた、頑丈で立派な車イスがありますので、私の愛車で持参しましたよ。
メンバーは、私、看護師さん、患者さん、同行者さん2名という、5名編成です。(たまたま、前回も5名でしたが、患者さんもメンバーも異なっております・・・理想的には、最大4名、できれば2名までの人数の方が、レストラン入店時に、早く入れてもらえるんですけどね)
本日も、ほら、見ての通りの大混雑(涙)・・・しかし、本日は、「車イス」という魔法の乗物がありますので、大活躍してくれるに違いありません。なぜなら、車イスの利用者向けに、「優先入場」のサービスを設けてくださっているパビリオンが多いため、それらを探して渡り歩くという、夢のような戦略を採用できるからです。
まずは、私の1番のオススメである「ハンガリー館」に、さっそく入館成功!!・・・一般入館の方々による、2時間待ちの行列ができていましたが、我々には車イスのメンバーが存在するため、ハンガリー人のスタッフさんに申し出てみると、すぐ次の回に入れてくださいました(実質的な待ち時間は数分間)。
本当に、ありがたいことです!! m(_ _)m
ただし、「車イス利用者と介護者の合計2名まで」という条件でしたから、患者さんと看護師さんの2名で入館いただき、残る3名(私と同行者さん2名)は、その足で、次の目的地に向かいましたよ。(上記の写真は、以前、私が下見で入館した時の撮影です)
その目的地とは、「ポルトガル館」のレストラン・・・たまたま、17時の営業開始時刻に並んだので、「ハンガリー館」の観賞を終えて合流した2名を加えて、待ち時間30分ほどで、入店することができました。以前から、ぜひ味わってみたかったんですよねぇ、本格的なポルトガル料理を。
店内の様子は、こんな感じで、なぜか天井から、数えきれないほどの鉄製ロープが、ぶら下がっていますが・・・ポルトガルは、かつて、世界中に遠洋航海していた海洋国家ですから、船のロープをイメージした現代アートなのでしょうか?
スタッフさんに尋ねてみると、キッチンで働く大勢のシェフさんたちは、大阪万博だけのために、わざわざ全員が、ポルトガルから来日くださったのだそうですよ。本当に、ありがたいですねぇ!!
いよいよ、感涙にむせびながらメニューを開いてみると、こちらが、10種類も用意されている「前菜」たち・・・ポルトガルでは、「前菜」という食べ物が、いかに大切にされているのかという事実を、ここで示しているわけですね。
お次が、8種類の「主菜」なのですが、残念ながら1品だけ、売り切れているものを発見・・・もしかして、人気メニューなのでしょうか?
売り切れている「19番」の品目を、どうしても確認したかったので、わざわざ写真を拡大してみると・・・どうやら、「柑橘クリーミー」までは読み取れるのですが、う~ん、その後の文字が、「SOLD OUT」のシールの下に・・・その次の「20番」で見られる「タコごはん」の文字に似ているうえ、「ヴィーガン対応」とも書いてあるので(生き物を食べない主義の人も大丈夫という意味)、総合的に推理すると、「柑橘(かんきつ)クリーミーごはん」なのかもしれませんね。
そして、美味しそうなデザート類が6種類も、我々からの呼び出しを、今か今かと待ってくれていますよ。
やがて、運ばれてきたのは、5名全員が同じく発注した、「アルガルヴェ風ガスパッチョ」・・・「野菜の旨味が詰まった、爽やかな冷製スープ」という解説文に魅かれたのですが、強烈すぎる臭みと酸っぱさのため、全員が、「ごめんなさい(涙)」と謝りながら、半分以上も残してしまいました。ポルトガルでは、国民的なスープなのだそうですが、「日本語で説明できませんねぇ」「日本には存在しない味と臭みですねぇ」というのが、5名の共通見解でしたよ。
( >_< )
お次は、2皿を注文して、1人1個ずつ(私だけ2個)試食してみた、「バカリャウ(干したタラ)のコロッケ」・・・ポルトガルの代表的な料理だそうですが、日本で食べられている各種コロッケと比べると、味も香りも薄くて、「なんともコメントできませんねぇ」というのが、皆の共通見解でしたよ。日本でコロッケ類を食べる時のように、何らかのソース類があれば、もっと美味しく食べられたのでしょうが・・・
( >_< ) ( >_< )
そして、こちらは、1皿だけ注文して、皆で分けて試食した、「アサリのワイン蒸し」・・・他のメンバーは、「これは日本でも、飲み屋の定番なので、普通に美味しいですね」との評価でしたが、「パクチー」の苦手な私は、強烈な臭みにやられてしまい、目が回りそうに・・・
( >_< ) ( >_< ) ( >_< )
こちらは、1皿だけ注文して、皆で分け合って試食した、「バカリャウとひよこ豆のサラダ」・・・豆類が大好きな私は、それなりに美味しくいただきましたが、他の4名の評価は、「・・・・・・」という感じでしたよ。
( >_< ) ( >_< ) ( >_< ) ( >_< )
それでは、いよいよ、期待度MAXの「主菜」に入りましょうか・・・まず、こちらは、「豚とアサリのアレンテージョ風」。解説文には、「世界でも珍しい、魚介と肉が一緒になった、ポルトガル南部の伝統料理」と書いてありますが、我らが日本国においては、魚介と肉を一緒に料理することは珍しくないため、特別な感動はありません。(かつて、イタリアのガイドさんが教えてくれましたが、ヨーロッパでは、「これは魚介料理」「これは肉料理」「今夜は魚介料理」「今夜は肉料理」などと、完全に分けられているのが通常とのこと)
気になる美味しさは・・・皆さん「まあまあですね」と、特段のコメントは出ませんでした。(本日の仲間たちは、食べ物については辛口の方々なので、私まで毒舌に・・・)
(・_・)
このタイミングで、期待度マンマンの「タコごはん」が登場・・・料理関係の知識が乏しすぎる私には、なんとも文章化できない不思議な味覚でしたが、全員で「これは美味しい!!」と満足できる料理に、ようやく出会えましたよ。日本には存在しない味であり、日本語で説明するのが困難なので、「まあ食べてみてくださいよ」と申し上げるしかないんですよねぇ、これが(笑)。
\(^o^)/
ついに気を良くした我々は、「ポルトガルと言えば、これでしょう!!」と声をそろえて、「パステル・デ・ナタ」(エッグタルト)を発注・・・濃厚なエスプレッソ・コーヒーとの相性も抜群で、あまりの美味しさに、一同、「やっぱりポルトガルはいいですね!!」と、大満足で食事を終えることができました。
\(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/
何事も、「終わり良ければ全て良し」ということで・・・
(^_^;)
さて、「ポルトガル館」のレストランを出た我々は、「車イスの優先入場があるパビリオンは?」と探しながら、会場内をウロウロ・・・やがて、通りかかった「スイス館」の入口で、「今なら4名で入れます」と確認でき、なんと「待ち時間無し」で、(私以外の)4名が入館しましたよ。すぐ横には、一般入館者の長蛇の列(約90分待ち)が並んでいましたから、大変、申し訳ない気持ちに・・・
m(_ _)m
私は入館できなかったので、次の写真は、入館した仲間たちに撮ってもらった1枚です・・・館外に出てきた仲間たちに、「スイス館、どうでした?」と尋ねてみたら、口をそろえて、「入ってすぐの部屋にあった、精巧な切り絵が素晴らしかった」とのこと。それ以外には、あまり見るものが無かったとのことで、「正直、長時間並んだ後に入ると、(特に大人の男性は)かなりガッカリするかも」との共通見解でしたよ。
(本日のメンバーは、パビリオンについても辛口・・・)
次に入館したのは、たまたま近くに存在した、今や大人気の「クウェート館」・・・こちらも、一般入場者には「2時間待ち」の行列が出来ていましたが、「車イス利用者に加えて介護者2名まで」の合計3名は、「待ち時間無し」で入れてくださいました。もちろん、私は今回も入館資格を譲り、外で待っていましたから、次の3枚の写真は、仲間たちが撮影くださったものですよ。
オシャレなのに涼しそうな民族衣装、素敵ですねぇ・・・
この部屋では、砂漠の砂に、触ることができるとのこと・・・お若い方々に、大人気のようですね。このようにして、視野を大いに広げたり、世界各地の地理・歴史・文化に興味を抱くことができるのが、万博の貴重な価値だと言えるでしょう。
最後の大部屋では、砂漠に見立てた床に横たわりながら、プラネタリウムのような美しい映像を、見上げて楽しむことができるそうですよ。(いつの日か、ここには入ってみたいですね・・・)
すると、このタイミングで、まったく予期していなかった、驚きの展開が発生!!
\(◎o◎;)/
入館メンバーが「クウェート館」に入っている時、館外で待っていた私の心の中に、「ねぇねぇ、史君、イタリア館にも優先入場できるんを知っとる?」と、思いがけない(広島弁の)声・・・「まさか、もしかして」と驚いた私が、あわてて「イタリア館」で確認すると、「もうじき閉館ですので、最終回のご入館になりますが、今でしたら、車イスの御方と介護の御方2名の合計3名様まで、すぐに入っていただけますよ」とのこと!!(ちなみに、その「声」は、私が先ほどまで押していた車イスを、生前に愛用していた母の声に、そっくりでしたよ)
!!(゜ロ゜;ノ)ノ!!
もちろん、まだ「クウェート館」の中にいた仲間たちを、大急ぎで電話で呼び出し(気づいてくれて助かった)、出口で待ち構えていた私が、車イスを全速力で押しながら、「イタリア館」まで爆走・・・通常ならば、車イスで15分以上を必要とする距離を、わずか5分間で全力疾走し、なんとかギリギリで、入館することができたのです!!
現在、全パビリオンの中で、人気ナンバー1の「イタリア館」に入るためには、「倍率1万倍と言われる予約抽選に申し込む」か、「短くても4時間、長いと6時間にもなる、入館待ちの列に並ぶ」しかないという、大試練&大逆境・・・それほどのトップスターである「イタリア館」に、予約も無いのに「待ち時間ゼロ」で入館させていただけるとは、病魔に苦しむ難病患者さんにとって、本当に、ありがたいことなのです。それと同時に、一般入場の列に4~6時間も並ぶ方々に対しては、正直、心から申し訳ない気持ちで一杯・・・
m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m
(もちろん、今回も私自身は、入館できずに外で待っていましたから、実質的には、「まだ入館したことが無い」のですが・・・笑)
それでは、以下に、入館した仲間たちが撮影してくださった、館内写真をご紹介しておきますね。まずは、ローマの「コロッセオ」(闘技場)を模したのであろう、パビリオン内部の建物が、こちら・・・(私自身は入館できなかったので、詳細は不明ですが、おそらく、このコロッセオ風の建物に、これから入って行くのでしょうね)
まず、館内の映画館(?)に座るよう指示があり、イタリアの地理・歴史・文化を紹介する美麗映像を、しばらく観賞したそうですよ。(車イスの患者さんは、一番最初に入室できて、最前列を確保させていただいたとのこと)
さすがは、歴史と芸術の国、イタリア・・・今や有名になっている、この画面を見るまでに、4時間から6時間も頑張ってきた方々にとっては、その努力が報われて、まさに「感涙にむせぶ瞬間」なのでしょうね。(私には、そんなに長時間並ぶ体力はありませんので、もはや叶わぬ夢ですが・・・)
やがて、映像が終わると、スクリーンの役目を果たしていた、目の前の壁が開いて、向こうの部屋(パビリオンの中心となる展示室)が出現・・・意表を突く演出に、「カッコイイ!!」という称賛の声が、あちこちから聞こえてきたそうですよ。
その展示室の中心となる、古代ローマ時代(西暦150年)に制作された目玉作品が、こちら、「ファルネーゼのアトラス」・・・普段は、「ナポリ国立考古学博物館」に展示されている、国宝級の大理石彫像ですよ。世界に1つしか無く、複製は存在しないとのこと。
この御方、地球のような物体を、懸命に、頭で支えているかのようですが・・・実は、「アトラス」と呼ばれる神様であり、天文学をはじめとする科学的な知識・思考の象徴として、ローマ時代から崇拝されているそうですよ。
その姿勢や表情について、「イタリア館」の公式HPには、このように説明されています・・・「知識の重みに圧倒され、膝をつくアトラスは、理解し向上しようとする人間の努力と、自分の限界を超えようとする欲求を、表現している」のだそうですよ。
つまり、この神様「アトラス」は、私のような研究者&科学者の大先輩&守り神であると共に、私たち人間の誰もが目指すべき理想像と行動指針を、この苦しい姿勢と厳しい表情を通じて、教えてくださっているのでしょうね。
まさに、「生きるということは、これほど苦しくて厳しく、だからこそ素晴らしいことなのだ!!」と・・・まるで、私の「生きがい論」の根本精神に、そっくりではありませんか・・・この像を目にした瞬間、「人生の重荷を背負って頑張るしかない、私の姿みたい!!」と、心で泣き笑いした方々が、たくさんいらっしゃるはず。
アトラス様、この地球で人間として生きる人生の真理を、御身をもってお教えくださり、誠に、ありがとうございます!!
私の「生きがい論」の根本精神を、すでにローマ時代から具現化くださっている、「アトラス様」のレプリカがあれば・・・欲しい・・・「光の学校」に、飾っておきたい・・・ただし、実物大は困るため(笑)、机の上に置けるような、可愛いサイズでなければね・・・(イタリア館の売店で、販売されていたのかもしれませんが、私は入館していませんので・・・)
(^-^;)
そして、我らのヒーロー:アトラス像の背後から、別の部屋に移動してみると・・・
そこには、かの有名な科学者&芸術家、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」による、「アトランティック手稿」が・・・なにしろ、彼が直筆で描いた本物(原本)ですよ!!
(゚Д゚;)
この「アトランティック手稿」の意味や価値につきましては、ここに書くと長くなりすぎるため、ご自分でお調べくださいね(笑)。
結局、この日の万博訪問では、私自身は、(レストランを除いて)どのパビリオンにも入館しませんでしたが、それでも大満足でしたよ・・・人間にとって当然のことではありますが、自分が喜ぶことよりも、ほかの誰かを喜ばせることの方が、はるかに大きな喜びですから(断言)。
***************
以上が、2回にわたる「追加訪問」のご報告です。すでに、延べ10日間以上も訪問していますから、もう充分に万博を楽しみましたが・・・実は、10月の閉会間際に名残りを惜しむべく、最終訪問用の入場チケットを、確保してありますよ(笑)。
もしかすると、それ以前にも、ご自分で訪問なさるのが難しい難病患者さんからご依頼があれば、(母が愛用していた車イスを活用して)お連れするかもしれませんが・・・
それでは最後に、また今回も、面白くて役に立つ参考映像の数々を、ご紹介しておきますね。ご興味があっても無くても(笑)、お気軽にクリックしてくだされば、きっとお楽しみいただけることでしょう。
(1)午前10時から、イタリア館の入場待ちの列に並んでみたら、どうなってしまったのでしょうか? ( >_< )(12分)
https://www.youtube.com/watch?v=l0X0zAaxOwE
(2)イタリア館の列が、6時間待ちになってしまう過程を、興味シンシンで観察してみると・・・ \(◎o◎;)/(10分)
https://www.youtube.com/watch?v=Qa_7oAQ1ZXY
(3)美しすぎる「夜の万博会場」を、喜色満面で、うっとりと歩き回った気分になれますよ!! (^-^)(1時間39分)
https://www.youtube.com/watch?v=2yhw3xeiIdA
(4)万博会場の隅々までを、ゆっくりと歩き尽くして、「もう充分に満喫したから、実際に行かなくてもOK!!」と、自分自身に言い聞かせたい御方へ・・・(注:2時間23分もございます)
https://www.youtube.com/watch?v=zd9Uk4GlIXg
7月7日版(午前3時50分)
本日は、七夕(たなばた)記念の「特別プレゼント」でございます!!
※ この日の更新は、大反響を頂戴して、「元気が欲しい時に、いつでも簡単に見られるようにして欲しい」とのご要望が殺到しましたので、『飯田史彦・AI爆笑写真館』として、下記のページに移動させました。
『飯田史彦・AI爆笑写真館』へGO!!
7月3日版(14時10分)
先日、カウンセリングにおいでになった女性から、終了間際に、「飯田先生って、お写真で見るよりも、ご本人の方がずっとカッコイイですね」と言われ、思わず、返答に窮してしまいました・・・なぜなら、私はずっとマスクをしており、顔の半分は隠れていたからです(笑)。
つまり、顔の半分を隠す方がカッコイイわけですから、言い換えれば、マスクで隠している部分はブサイクだということ(涙)・・・確かに、自分自身でも、「声と後ろ姿だけには自信がある」「顔の中で、まあまあカッコイイのは眉毛だけ」だと自覚しておりますので、ピッタリ当たっているではありませんか!!
(^_^;)
普段、自分の顔なんかに興味が無く、鏡で自分を見るのも、朝のヒゲ剃り中の1分間以内にすぎませんし(私はヒゲが薄いのですぐに剃り終えます)、髪型も全く気にしていないため、めったにクシもドライヤーも使いません(とんでもなく寝グセが酷い時だけ、半年に1度くらい使うという頻度です)。外見に全く自信が無いため、「男の価値は見た目ではなく中身で決まるのだ!!」と、思い込むことに決めているほどですので・・・(笑)
なぜ、珍しく、こんな話をしているのかと申しますと・・・実は先日、たまたま、イラスト作成ソフトを使いこなしている達人に出会ったので、「私の顔写真もイラストに加工できるのですか?」とお尋ねしたのです。すると、その日のうちに、「飯田先生のウェブページの表紙にある肖像写真を、『となりのトトロ』に登場させてみたら、こんな感じになりました」とのことで、転送してくださいましたよ。
パソコンの画像生成ソフトに命じて、自動的に「トトロ風のイラスト」を作成させたのだそうですが、果たして、その結果は、いかに・・・
ジャジャ~~~ン!!
\(◎o◎;)/
なんだか、実際の私の写真より、いかにも「田舎のオジサン」風になってしまっておりますが、そもそも田舎の農村を舞台にする『となりのトトロ』に登場するのですから、どうしても、そうなってしまうわけですな(笑)。
しかも、胸元を見ると、勝手に、不自然な赤いアンダーシャツを、着せてしまっているような気が・・・
しかし、いかにも善良そうな、ド田舎に住む優しいオジサンのイメージに仕上がっているので、まあ、良しとしましょうか・・・『となりのトトロ』に登場する、サツキとメイのお父さんの親友、ということで・・・何だか、やや知的で世話好きな雰囲気も発していますから、もしかすると、サツキが通う小学校の先生が、家庭訪問に来たところかも(笑)。
→
6月27日版(午前3時20分・加筆修正)
このところ、めちゃくちゃ忙しくて、なかなか更新時間が取れません・・・
そのため、本日は、貴重音源と貴重楽譜をご紹介することにより、更新時間を節約させる所存ですので(笑)、ご了承くださいませ。
まず1つめとして、先日、「光の学校」の「星降る森のホール」(音楽療法室)で行った、「飯田史彦・音楽療法活動20周年記念コンサート」における、「クラシック難曲メドレー」の音源を、特別に初公開させていただきますね。
実は、このところ、ピアニストの沖野真理子さん(音大在学時に治療困難な難病を発症され闘病中)の体調が非常に悪く、コンサート数日前に行ったリハーサル(久しぶりにお会いしました)では、曲忘れやミスタッチを連発しながら、青息吐息で苦しそうに演奏なさるので(彼女のそんな姿は初めて目にしました)、「これは当日の演奏はご無理だな」と察したのですが、沖野さんが「懸命に頑張ります!!」と涙されるので(本当です)、「演奏の可否は当日に判断しましょう」と決めていたのです。もともと、かなり細身の沖野さんですが、ますます、お痩せになってしまわれた印象(涙)・・・(親子ほども歳が離れているので、まさに「親心」です)
しかも、今回は、「クラシック音楽のピアノ曲の中でも、極めて高度なテクニックを要することで知られる難曲中の難曲のうち、特に難しい有名部分だけをメドレー形式でつなげた」という、むちゃくちゃな要望をお願いしてしまっていますので、万全の体調時でさえも演奏困難な特別プログラム!!(いくらハイテク・ピアニストさんとは言え、ご体調も考慮しないで、これほど過激な内容を考案&依頼してしまった、私がイケナイのです・・・)
ちなみに、曲目は、「幻想即興曲」(ショパン)、「ピアノ協奏曲第2番」(ラフマニノフ)、「ラ・カンパネラ」(フランツ・リスト)という、クラシック史上に燦然と輝く、名曲中の名曲ばかりです。(しかも、超絶技巧を必要とする「聴かせどころ」の有名部分だけ・・・)
そして、コンサート当日・・・奈良のご自宅から、遠路はるばる電車でおいでくださった沖野さんに、心配顔のスタッフ一同で「大丈夫ですか?」「ご無理なさらないで」と確認したところ、「まじめ」を絵に描いたような沖野さんですから、やはり「精一杯、頑張ります!!」との悲痛なお返事・・・その瞬間、沖野さんの真剣な表情から、「たとえ命がけの演奏中に倒れて今生を終えることになっても、ピアニストとして本望であり幸せなこと」という断固たる決意を受け取った私は、「それならば、どうぞ悔いの無いように弾かれてください」と、お答えするしかありませんでした。
そのうえで、私としては、演奏がどうなっても沖野さんをお守りできるよう、来場者さん全員に彼女の苦境をご説明したうえで、「演奏中に体調が悪化し、ミスを連発したり、途中で止まってしまう恐れが充分ですが、どうかご容赦くださいませ」「もしかすると、高度な曲を演奏できるのは、本日が最後になってしまうかもしれません」と、正直に、お伝えしておきました。(たまたま、会場には、お医者さん&看護師さんもおいでくださっていたので、その点では安心できましたが・・・)
やがて、いよいよ、沖野さんの出番・・・すると、沖野さんは、座っているだけでもしんどいのに、かつてないほどの異様な集中力で、私も初めて聴くほどパワフルな、まるで炎を吐きながら雷鳴をとどろかせるかのごときエネルギッシュな演奏を、ご披露くださったのです!!
吹けよ風、呼べよ嵐!!
\(◎o◎;)/
その瞬間、なぜか私の脳裏に浮かんできたのは、京都・建仁寺の国宝『風神雷神図屏風』(ふうじんらいじんずびょうぶ)(俵屋宗達・たわらやそうたつ画)・・・そう、ピアノに向かいながら病魔と格闘する沖野さんの心身に、まるで彼女を鼓舞激励するかのごとく、「風神&雷神」が宿って見えるではありませんか!!
それは、「クラシック音楽」というよりも、「ハードロック」や「ヘヴィーメタル」のように激しく華麗な音圧&音色で、まさに「全身全霊」という言葉がピッタリの、ピアノを破壊するかのごとき鬼気迫る演奏・・・どん底の体調不良の中で、人間が極限まで追い詰められ、「これが人生最後の見せ場になるかも」と意を決した際に発揮する、奇跡的な鬼神パワーの大爆発!!・・・その神がかった物凄さを目前で「体験」し、「人間って素晴らしすぎる!!」と、思い知らされた私です。
← 沖野さん号泣の図
それでは、そのビックリ仰天する奇跡の名演を、下記をクリックして、私たちと一緒に「星降る森のホール」に座りながら、臨場感満点で「体験」なさってくださいね!!(約4分30秒)(無料でダウンロード&保存が可能です・・・私にできるのは、彼女の素晴らしい演奏を、後世に広く残すことですからね)
クラシック難曲メドレー(沖野真理子)
さらに、この機会をとらえて、以前からご希望の多かった、こちらの音源も、差し上げてしまいましょう・・・このウェブページ「飯田史彦研究室」の表紙のバックで流れている、『逢いたい』(作詞作曲:飯田史彦)のピアノ編曲版の音源(一部のスマホでは流れないかも)です。もちろん、編曲&演奏は、沖野真理子さんですよ。お仕事や家事のBGMとしても最高ですから、ご自由にご活用くださいね!!(約10分)(無料でダウンロード&保存が可能です)
「逢いたい」ピアノ編曲版(沖野真理子)
なお、上記『逢いたい』を、クラシック・ギターを自分でポロポロと弾きながら、私が歌ったライヴ音源(宝塚音楽学校・旧校舎講堂でのコンサート)も、ついでに(笑)ご紹介しておきますので、ピアノ編曲版の「原曲」として、ご参考になさってくださいね。(約8分)(無料でダウンロード&保存が可能です)
「逢いたい」クラシックギター&歌唱版(飯田史彦)
最後に、上記ピアノ編曲版の楽譜(沖野真理子さん自筆)も、以下にご紹介しておきますので、ピアノが弾ける御方は、どうぞご参照ください。(「自分も弾いてみたいので、印刷した大きな楽譜が欲しい」とご希望の御方は、「光の学校」にお電話かお葉書をくだされば、費用は全て当方負担で、喜んでお送りいたします)
・・・おっと、いま多忙のため、手抜き目的の「音源紹介」でパパッと終わらせるつもりでしたが、思わず力が入って、結局のところ、長文になってしまいました(笑)。
どんなことにも「全力」(フルスロットル)で立ち向かってしまうという、困った性癖を持つ私にとって、「手を抜く」という行為ほど、難しい挑戦課題は無いんですよねぇ、これが・・・
(^o^;)
6月18日版(21時5分)
前回更新でご紹介した、(今は引退している私を含む)大学教授4名による万博ツアーから、数日後のこと・・・参加者のうち1名(経営戦略論専攻)から、「戦略目標を攻略できなかったのは、専門家として悔しすぎるので、再挑戦すべきではないか?」との提案があり、他の2名にも連絡してみるとのこと。
その結果・・・
《 お詫び 》
容量削減のため、大量の写真を用いたこの日の更新(大阪万博レポート)は、特設の専用ページに移動させましたので、下記をクリックして、お楽しみくださいね。
大阪万博レポートの特設ページへGO!!
6月10日版(22時20分)
このところ、大阪万博の「ハンガリー館」の民謡コンサートにハマってしまい、ハンガリー女性の美声を4回も聴いてしまったからなのか、どうしても、評判の良い「ハンガリー料理」を体験してみたくなって・・・つい先日、またもや(夕方からの格安チケットで)万博会場に潜り込み、あこがれの「ハンガリアン・レストラン」を、目指してみましたよ。
このたびの参加メンバーは、友人の大学教授(男性ばかり)4名・・・
《 お詫び 》
容量削減のため、大量の写真を用いたこの日の更新(大阪万博レポート)は、特設の専用ページに移動させましたので、下記をクリックして、お楽しみくださいね。
大阪万博レポートの特設ページへGO!!
6月2日版(午前4時25分)
「悲報」か「朗報」か!?・・・主催者さんにとっては「朗報」なのですが、まだまだ大阪万博を楽しもうという魂胆の私個人にとっては、間違いなく「悲報」・・・
《 お詫び 》
容量削減のため、大量の写真を用いたこの日の更新(大阪万博レポート)は、特設の専用ページに移動させましたので、下記をクリックして、お楽しみくださいね。
大阪万博レポートの特設ページへGO!!
5月25日版(午前3時15分)
本日は、3つのお知らせがございます。
(1)私のコンサートについて
4月15日版で参加希望者さんを募集した、私の「音楽療法活動20周年記念コンサート」ですが、受付開始後すぐに満席となり、現時点で、会場定員の2倍を超える「キャンセル待ち」が生じております。また、その後に、余命宣告を受けられた難病患者さんたちからもご要望があり、すでに会場定員を超過してパンパン状態です。(そのため数名の友人たちには、「申し訳ないけど会場外の通路席で」とお願いしています)
つきましては、今後キャンセルが生じた場合でも、座席の余裕が見当たりませんので、今回のコンサートは、現時点でご参加をお約束している方々(25名様程度)のみで、開催させていただきます。誠に申し訳ございませんが、どうかご了承・ご容赦いただけますよう、よろしく御願い申し上げます。本当に、ごめんなさい。m(_ _)m
これほどの人気となったのは、特別参加いただける「覆面ジャズピアニスト」さんに、皆様のご期待が集まっているのが原因ですよ!!(念のため申し上げておきますが、実際に覆面を被って演奏なさるわけではございません・・・道路を走る「覆面パトカー」が、実際に覆面で覆われているわけではないのと、同じことですね。本当に巨大な覆面で覆ったりしたら、「あっ、覆面パトカーだっ!!」と、皆にバレバレですから)
(2)あるお手紙について
前回の更新まで数回をかけて、私と巡る大阪万博のご報告をしてきましたが、それらの記事をお読みくださった御方から、嬉しいお手紙をいただきました。以下に、原文のままで、ご紹介しますね。
***************
飯田史彦先生、6月3日は御誕生日、誠におめでとうございます。大阪万博ツアーの大成功も、本当に素晴らしく、おめでとうございます。
1970年の大阪万博の時、私は5歳でした。迷子になっては大変と、兄だけ連れて行ってもらい、私は泣きながら祖母の家で過ごした悲しい記憶があります。今回の万博も、障害のある子供の介護でスーパーに行くのがやっとの毎日で、とても万博には行けません。
だからこそ飯田先生のツアーは、下見の時から一緒に連れていただいている気分で、とても楽しいです。先生ならではの多角的な視点と、ウィットに富んだ解説付きのパビリオン写真は、目を見張るものばかりで最高です。何度もリピートして万博を満喫したいと思います。大変ありがとうございました。
深い感謝をこめまして。
***************
・・・という嬉しいお言葉を頂戴して、私にとっては、大きな励みになりました。正直、「こんなに浮かれた内容を公開すると、読者の皆様から、『私なんか行きたくてもいけないのに、いいなぁ~うらやましいな~』と、ヤキモチや怒りの声が届いてしまうのではないか」と、ちょっぴり心配していたのです。私の記事が原因で、読者の方々を不快にさせてしまうのでは、本末転倒ですからね。
しかし、上記のお手紙が届いたことにより、記事を純粋にお楽しみくださっている方々も存在することが判明し、ほっと安心すると同時に、「よ~し、それなら今後も、この(障害を持つお子様を懸命に育てていらっしゃる)お母様のためにも、万博関係の興味深い情報を追加していくぞ!!」と、燃えに燃えている私です。(いま気づきましたが、他人の楽しい旅行記事を悪く解釈して嫉妬するタイプの陰湿な御方は、もうとっくに、私のHPなんか開かないよう気をつけているはずですよね・・・笑)
(3)ある素敵な小説のご紹介
私は、全国各地の刑務所において、反省の日々を過ごされている方々と、長年にわたり、お手紙を交わしています。光栄なことに、私の著書を置いてくださっている刑務所が多数あるとのことで、「生きがい論」に共感くださった方々からお手紙が届くたび、私も御礼を込めたお返事を書いています。
先日、そのような御方から、『桜の季節になったら』と題する、素敵な小説が届きました。この御方には、もう長年にわたり会えないままの愛犬がいるのですが、人々が自分から去ってしまった後でも、その愛犬だけは自分を想ってくれているに違いない・・・そのような深い思いが、「あの世に戻った時の愛犬の気持ち」という形で、素敵な小説になり、私の元に届いたのです。「本来ならば、何らかの方法で世の中に公開したいけれど、このような場所にいる自分には、読んでもらえるのは飯田先生だけなんです」とおっしゃるので、「それならば、私の本の影響を受けて書かれた小説ですから、私のHPでご紹介して、広く多くの方々に読んでいただきましょうよ」と、私の方からご提案し、大変喜んでいただけました。(刑務所内でインターネットを開くことはできないそうですが、いつか外に出ることのできる日が来て、初めて自分の目で確認できる瞬間を、楽しみにお待ちいただけますよね)
刑務所の決まりにより、「1通の手紙は便箋7枚まで」という制限があるため、届いた小説も、「手書きで便箋6枚分」という、読みやすい分量の短編です。そこで、「どのような形で公開すべきかな?」と、思案した私・・・作者さんとは、プライバシー部分を含めて、「どこも修正・変更など行わず、ありのままを公開する」という合意ですから、私が何も余計なことをしない方が望ましい・・・「そうだ、この御方が推敲を重ねながら、所内の自室で懸命にペンを動かした、この御方の想いが詰まっている文字を、私がワープロで機械的に打ち直すなんて、もったいなさすぎる」・・・そのような考察をもとに、この御方から頂戴した便箋を、そのままカメラで撮影して、公開することにいたしました。
それでは、「今生の寿命が来て、あの世に戻ってみた愛犬」の立場から、「犬の言葉」として体験談を綴ってみるという、世にも珍しい視点で書かれた傑作を、(下記をクリックして)お読みくださいね。さっそく冒頭の1行目から、ものすごいインパクトですよ!!
小説『桜の季節になったら』特設公開ページへ
5月21日版(午前4時3分)
ああ、眠い・・・丸2日間、疲れ切って、寝込んでおりました・・・
思い起こせば、私と巡る大阪万博ツアーの第2回目(土日開催)は・・・2日間とも豪雨に見舞われ、大試練&大逆境の中で、涙の決行!!
・・・となる天気予報でしたから、頭を抱えて悲観していた私。
《 お詫び 》
容量削減のため、大量の写真を用いたこの日の更新(大阪万博レポート)は、特設の専用ページに移動させましたので、下記をクリックして、お楽しみくださいね。
大阪万博レポートの特設ページへGO!!
5月16日版(午前5時7分)
ふう・・・私と巡る大阪万博ツアーの第1回目(平日開催)が、無事に、大成功で終了いたしました。
《 お詫び 》
容量削減のため、大量の写真を用いたこの日の更新(大阪万博レポート)は、特設の専用ページに移動させましたので、下記をクリックして、お楽しみくださいね。
大阪万博レポートの特設ページへGO!!
5月8日版(午前2時8分)
インド館、ついに奇跡のオープン!!
(詳細は後述)
・・・失礼いたしました、もちろん、「大阪万博」の話ですよ(笑)。
《 お詫び 》
容量削減のため、大量の写真を用いたこの日の更新(大阪万博レポート)は、特設の専用ページに移動させましたので、下記をクリックして、お楽しみくださいね。
大阪万博レポートの特設ページへGO!!
5月3日版(午前2時35分)
ごめんなさい、実は・・・前回更新に続き、まだまだ調査不足の案件が残っていたので、2度目の「下見」に、出動してまいりました。
(^-^;)
《 お詫び 》
容量削減のため、大量の写真を用いたこの日の更新(大阪万博レポート)は、特設の専用ページに移動させましたので、下記をクリックして、お楽しみくださいね。
大阪万博レポートの特設ページへGO!!
4月27日版(12時53分に加筆修正)
私の案内で巡る「大阪万博ツアー」の開催まで、いよいよ、わずか2週間あまり・・・
《 お詫び 》
容量削減のため、大量の写真を用いたこの日の更新(大阪万博レポート)は、特設の専用ページに移動させましたので、下記をクリックして、お楽しみくださいね。
大阪万博レポートの特設ページへGO!!
4月15日版(午前9時22分に加筆修正)
突然ですが、下記コンサートの開催と申込受付を行いますので、告知させていただきますね!!
「飯田史彦・音楽活動20周年記念コンサート ~私が発表してきた全ての歌を、解説付きでお届けします」
(スペシャル・ゲストあり)
皆様にとっては、どうでもいいことなのですが、私の音楽活動歴は、ほぼ20周年・・・本業は「経営心理学を専攻する大学教授」でしたから、はっきりとしたデビュー日時は無く、細々と始めましたので、「ほぼ」と表現しております(笑)。
もともと、九州の盲学校で生徒さん向けの講演会を行った際の経験をもとに、「生きがい論を(読み物ではなく)音楽という形でお届けする」という方法を思いつき、教育・研究・文筆活動と並行しながら進化させたのが、私の音楽活動です。
その後、プロダクションからのご依頼で全国ツアーを行ったり、200人、500人、1800人の大会場で単独公演を行うなど、本業の合間に(笑)活動を広げてきましたが、脳出血手術以降は、開催責任を伴う借り上げ会場での公演を避けて、体調不良の際にキャンセルしやすい自前の常設会場(「光の学校」内の「星降る森のホール」)を中心に、年に数回という無理の無いペースで公演してきました。
そこで、初めての試みとして、「過去に発表してきた歌を全曲ご披露する」という、ほとんど意味の無い行為(笑)に、挑戦してみたいと思います。もう長年にわたり封印してきた珍曲や、すっかり自分でも忘れ去っている駄作曲まで「蔵出し」してみますから、「いっつも定番曲しかやらんのじゃけん、聴き飽きてしもうたわい(涙)」(なぜか広島弁)とおっしゃるマニアな御方は、(次にやるとしても30周年でしょうから)ぜひ今回を逃さないで、ご参加くださいね。
***************
出演者:
* 飯田史彦・・・作詞・作曲、歌、クラシック・ギター
* 沖野真理子・・・クラシック・ピアノ
* 謎の覆面男性・・・ジャズ・ピアノ(実際に覆面を被るわけではございません)
※ スペシャル・ゲストのジャズ・ピアニストさんは、ポピュラー音楽(クラシック音楽を除く)の教育機関として世界最高峰である、「バークリー音楽大学」(米国ボストン)を卒業され、日本に帰国後は長年にわたり、演奏活動&教育活動に尽力されてきた、素晴らしい音楽家&教育者でいらっしゃいます。私の著書と音楽に、心から共感くださっていますので、このたび、20周年記念公演において、伴奏&ソロ演奏で2曲をご披露いただけるようお願いしてみたところ、光栄にも快諾くださいました。
公演日:6月8日(日)
公演時間:12時30分に開場、13時に開演、15時30分頃に終了予定。(少々伸びる恐れあり)
募集人数:20数名様(入場順の自由席となります)
参加資格:どなたでも、ご自由にお申込みいただけます。
* 人数制限はありませんが、過去に皆が困った経験がありますので、乳幼児のご参加はご遠慮ください。
参加料金:無料です。
受付方法:4月26日(土)午前10時より、「光の学校」受付電話(075-213-3210)において、先着順でお受けします。
* この日時以降、満席になるまで、「光の学校」開館日に、受け付けを継続します。
* 私のコンサートに初めてご参加くださる御方に向けて、一定数の「初心者枠」を確保しておきますので、満席になった後でも、お気軽に「私は初心者なんです!!」と、お申し出くださいね。
* コロナ以降、数年ぶりに、客席での「大合唱」を解禁いたします。したがって、だからこそ、お互いに身を守るために、当日は「マスク」をご着用くださいね。
***************
・・・ということですので、ご興味をお持ちの方々は、どうぞお申し込みくださいませ。ちなみに、ここだけの話ですが、今回公演の正式タイトルは、「
大阪万博を吹っ飛ばせ!! 飯田史彦20周年・爆笑&号泣コンサート
」なんですよねぇ(笑)。(注:大阪万博そのものは、私も楽しみにしておりますよ)
当日は、「私のテキトーな歌唱&演奏歴50年のギター」、「沖野真理子さんによるトップクラスのクラシック・ピアノ」、「謎の覆面男性によるトップクラスのジャズ・ピアノ」という、最高にミステリアスな組み合わせを、どうぞお楽しみに!!
↓ 下記写真は、自分で幼児用に編曲した「ラ・カンパネラ」を、見事に弾きこなしている(のであろう)、私の雄姿です。足は届かないため、「エアー・ペダル」という高度な技法を、巧妙に駆使している模様。きちんと黒鍵も叩いていることに、ご注目ください。実際、「ヤマハ音楽教室」に通っていましたから、いま気づきましたが(笑)、つまり私は、「ピアノ演奏歴ほぼ60年」だということですね!!
\(◎o◎;)/
これ以前にさかのぼりたい御方は、下記をクリック!!
2025年4月以前の記録へGO!