《 2021年12月以前に、戻っていく記録 》


12月16日版

 前回更新でお知らせしたように、現在、私の父親が「光の世界」に戻ろうとしているため、「いつ、病院から緊急呼び出し電話がかかって来るだろうか?」と、24時間、ドキドキしながら過ごしております。とりあえず、スケジュール通り、精一杯に仕事をしながら、表面的には、いつもと変わらない生活を、してはいますが・・・ (^o^;)

 そこで、本日は、気を紛らわせるために(笑)、この1週間の間に皆様から頂戴した、お手紙&お写真の特集号を、お届けしますね。


 まずは、現地の友人から送られてきた、こちらの写真を、ご覧ください・・・いったい、何の写真だと思われますか?



 ほら、さらに、拡大して差し上げましょう・・・



 あまりにも簡単すぎる問題で、ごめんなさい・・・

 私の本の読者さんのような、インテリジェンス(知性)あふれる方々であれば、ほとんどの御方が、「ああ、あれね!!」と、簡単に正体を見抜けましたよね。

 そう言えば、私の代表作『教授の恋』の中にも、この場所の名前が、「あの部分」に書かれているのですが・・・あの本の愛読者さんならば、もうとっくに、当然、お気づきですよねぇ?

 ・・・ということで、その当たり前すぎる解答は・・・わざわざ書くまでもありませんから、失礼にならないように、さっさと、次の話題に行きましょう!!

 ( `―´)ノ


 そんなわけで(笑)、次の写真は、ドイツ在住の友人(プロの音楽家・楽器演奏者さん)から届いた、ビックリ仰天する内容のメールと共に、ご紹介しますね。

 この友人は、かつては、日本を代表する有名オーケストラのひとつにおいて、ある重要な楽器の「首席奏者」をなさっていたほどの素晴らしい実力者さんで、現在は、ドイツの「ある劇場のオーケストラ」で、(試験に合格して)働いておられます。


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先日、例の*****の演奏会を、無事に終えることができました。自分では改善点も多々ありですが、ドイツ人の奏者から凄く褒めてもらえたので、ほっとしました。劇場ホールでの練習の時と、ゲネプロ(飯田注:本番同様に全員で行う直前練習)の時の写真を、お送りします。





 ドイツのオケで働いて、何より一番びっくりしたのは、楽屋が男女分かれていないことでした!

 こちらでは、それが普通のことのようです。楽屋として使える部屋は、8部屋くらいありましたが(どこを使っても良いです)、どの部屋も男女ミックスで、着替えはもちろんその場で、何のためらいも恥じらいも無く、パンイチ(飯田注:パンツ一枚のことではないかと拝察いたします)や、裸になって、コンサート用の服に着替えるのですよ!! 男女共にですよ!! (◎_◎;)

 日本のオケにいた頃の私は、そういう環境に慣れていかなったので、非常に驚きました。団員さんいわく、「みんな家族のようなものだから全然大丈夫」とのことでした。国が変われば、環境も、こんなに違うのですねぇぇ。(飯田注:「ぇ」が二重に付いているのは、私のミスではなく、原本のままでございます)

 今、ドイツではコロナ感染者がかなり増えていて、今回は、オケのメンバーも、ほぼ毎日、コロナテストを受けてからの練習開始で、1人でも陽性者が出たら、コンサートは即、中止という状況の中での本番でした。お客さんも、マスク、ワクチン2回接種義務、その上、劇場ロビーでのコロナテストが義務付けられていて(テスト業者がいます)、陰性者のみ客席に入ることができました。

 今回は無事にコンサートが行えましたが、いつクローズになってもおかしくない状況です。日本も、同じような感じなのでしょうか? 本当に、早く落ち着いてほしいですね。

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 ・・・ということで、なんと、ドイツの劇場では、ごく普通に、男女の楽屋が一緒になっており、男も女も入り乱れながら(?)、パンツ一丁や裸になって、くんずほぐれつ(?)、着替えをするのだそうですよ!!

 \(◎o◎)/

 う~ん・・・ぜひとも、その場に加わってみたいものですねぇ・・・(笑)

 そのうえ、この友人からは、次のような、衝撃的なレポートが!!


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飯田先生も、トロンボーンを演奏なさるそうなので、「循環呼吸」をマスターするといいですよ。もうご存知とは思いますが、演奏しながら(口で息を吐きながら)、同時に鼻で呼吸をすることにより、途切れることなくエンドレスに吹き続けることができるという奏法です。日本のオケにいた時には、この技術をマスターしている奏者は少なかったのですが、クラシック音楽の本場・ドイツでは、みんな普通に循環呼吸をマスターしています。

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 ええっ!? 「口で空気を吐いて演奏しながら、同時に鼻で空気を吸う」って、いったい、どういうこと??

 \(゚Д゚;)/

 いま、試しに、挑戦してみましたが・・・ノドが1本しかない私には、どうやっても、できそうにありません(涙)。

 しかし、確かに、ヨーロッパの有名オーケストラのCDを聴いていると、「あれ? この奏者、いったいどこで、息継ぎをしてるんだろう?」と驚くほど、長~いメロディを途切れることなく吹き続けていることがあり、不思議すぎるのです。

 そんな神業を、同じ人間であるはずのドイツ人奏者さんたちが、ごく普通にマスターしていらっしゃるとは・・・「神業レベルの高度な技術」を駆使できなければ職を得られないとは、さすが、クラシック音楽の本場ですよねぇ・・・誠に、恐れ入りました!!

 m(_ _)m


 さて、3番目の話題として、ご紹介するのは・・・

 先日の更新でもレポートした、「紅葉の京都ミステリーツアー」において、「光の学校」スタッフたちが、たまたま(?)、私の後ろ姿を撮影してくれていましたので、お見せしますね。

 まずは、「八坂の塔」において、「モミジの向こうに見える五重塔」を、一心に撮影中の私・・・



 この時に、私が撮影したのが、次の写真です・・・上記の写真と、アングルが、ピッタリ一致していますよね(笑)。



 そして、2枚目は・・・「わらび餅」の元祖として知られる、「文之助茶屋」の前を通り過ぎながら、店員のオバチャンと目が合ってしまい、気まずい思いをしている私の後頭部です(笑)。




 この写真では、なんと、私の頭頂部の毛髪が、かなり薄く・・・じゃなかった(笑)、白くなっているかのように、見えてしまいますが・・・

 これは、(自分では見えないため、おそらく)事実とは完全に反しておりますので、単なる「光線のいたずら」にすぎないに、違いありません!!(断定)

 o(^o^)o


 さて、最後にご紹介するのは、大学4年生の女子学生さんから届いた、次のお手紙です。素直で純真な性格が伝わってくるうえ、近年の大学生にしては、しっかりした文章力をお持ちなので、「真っすぐに育った、かなり優秀な御方だな」と、容易に拝察できますよ。

 まだまだ、「恋愛」や「結婚」に対して、夢いっぱいの年齢だということが、わかりやすく伝わってくる、ピチピチの名文ですよねぇ・・・


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拝啓 お目にかかったことはございませんが、お手紙させていただきました。大学4年の****です。

 飯田先生の『ツインソウル完全版』の世界観にハマってしまい、どうしても、感想と共にお礼を伝えたく、お手紙いたしました。『ツインソウル完全版』では、「いつか、私もツインソウルに出逢えるかな」という思いや、「もうすでに出逢っている人なのかな」という思いを抱きながら、読み進めていきました。現在は、このようなご時世で、気軽に色々な場所へ飛び回ることができませんが、この本を読んでいる時間は、今いる場所とは違う世界を巡っているようで、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 また、私が読んだ飯田先生の本(4冊)の全てに共通していることですが、「愛」に溢れているので、読んでいて、とても心が温かくなる言葉やストーリーが、たくさんありました。4冊を猛スピードで読んでしまったので、また改めてじっくり読み直し、深めていきたいです。

 歳末ご多忙のことと存じますが、健康には十分にご留意なされ、さらにご活躍されますことを祈念申し上げます。 敬具




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 この女子大生さん、めちゃ可愛いクリスマス・カードを、本当に、ありがとうございました!!

 このカード、きっと、私のイメージで選んでくださったに、違いありません(笑)。

 めでたく、素敵なツインソウルに出逢えますよう、心からお祈りしておりますね。

 \(^o^)/


 それにしても・・・

 20代の前半までは、「恋愛」や「結婚」に対して、これほど夢いっぱいだった女の子たちが・・・

 わずか数十年後には、みなさん、あんなふうになってしまわれるとは・・・

 まったく、不思議なものですねぇ・・・(笑)


 ・・・な~んて、本気度100%のブラック・ジョークを書いてしまったお詫びに(笑)、今回の冒頭でお尋ねした質問の解答を、公開しておきますね。

 これですよ、これ!!

 \(◎o◎)/

 今、宮島(広島県)にある世界遺産・「厳島(いつくしま)神社」のシンボル(大鳥居)が、大修理中のため、完全に覆われてしまっているのです。

 したがって、観光客も少ないそうですから、人混みを避けて訪れたいならば、「かの有名な大鳥居を全く見ることができない(涙)」という、今こそが大チャンスですよ!! (^o^;)




 さて、それでは、私はこれから・・・

 あこがれの「ドイツの劇場の楽屋」にでも、顔を出してきましょうか(笑)。





12月8日版

 おかげ様で、合計6日間・全8回にわたる、今年度の「飯田史彦と巡る紅葉の京都ミステリーツアー」を、無事に終えることができました。18名もの集団になる回が2回もあるなど、延べ人数は80名様を超えて、大いに盛り上がりましたよ。

 参加者の皆様に京都の初心者が多かったり、紅葉シーズンで満員の公共交通機関を(コロナ感染防止のため)避けたりと、諸事情を考慮した結果、前半3日間(金・土・日)も、後半3日間(金・土・日)も、ほとんど同じようなコースに落ち着きました。

 そのため、本日は、後半戦3日間の中から、前半戦(前回更新分)には掲載しなかった、「紅葉の名所:円山(まるやま)公園から東山連峰を見上げた光景」を、2枚、ご紹介しますね。


 まず、1枚目は・・・池に反映する紅葉を眺めながら、その美しさに、参加者の皆様も、うっとり・・・頭を寄せ合うラブラブなカップルもいて、うらやましいですねぇ!!




 次の写真に写っているのは、もちろん、私の背中・・・

 何度も申し上げますが・・・この私、「正面姿」も「側面姿」も全く自信がありませんが、「哀愁漂う後ろ姿の渋さ」だけには、自信マンマンなんですよ。正直、講演会もコンサートも、「後ろ向き」で行いたいというのが本音です。ステージに後ろ向きで登場して、後ろ向きのままで仕事を終え、そのまま最後も、後ろ向きのままでカッコ良く手を振って去るというのが、理想ですね。

 そのうち、私の後ろ姿の渋さを心ゆくまで堪能していただく、「飯田史彦:後ろ向きのままコンサート」と名付けた珍事に、挑戦してみましょうか・・・後世に、伝説として残るかもしれませんので(笑)。



 ・・・というわけで、来年の春もまた、「飯田史彦の進軍ラッパで巡る、桜の京都ミステリーツアー」を開催しますので、どうぞお楽しみに!!

 \(^o^)/

 ・・・と、ここまで書いた時点で、突然に、ドイツ在住の友人から数年ぶりの国際電話が入り、「思わぬ一大事が発生!!(涙)」とのことで、同情したり、慰めたり、叱咤激励したり、笑わせたりしながら、しばらくお話しましたよ。こちらは、現在、深夜の1時すぎですが、ドイツは「夕方」なのだそうです。


 そんなわけで、ドイツからの遠距離相談により目が覚めてしまったので、ついでに、最近いただいたお手紙の中から、2つをご紹介しておきますね。こうして、「まじめなカウンセリングや人助けも、きちんと行っておりますよ!!」と、たまには証拠物件を示しておかなければ、「このところ、紅葉見物に明け暮れて、遊んでばかりいたんじゃないの?」と、誤解されてしまってはいけませんからね(笑)。

 わざと、詳しいことは書かないで、お手紙の文章を、そのままご紹介しますから、「どのような経緯で生きがい論の仲間に加わることになった、どのような御方なのかな」と、推察しながらお読みくださいね。いずれも、まじめなお人柄が伝わってくる、感動的な素晴らしいお手紙を、くださっていますので・・・

 まずは、1通目から・・・


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前略 飯田史彦先生

 突然のお手紙、失礼いたします。**月**日、11時からのカウンセリングでお世話になった、**と申します。この度は、ご多用の中、直接お話をさせて頂く貴重な機会を頂戴し、誠に有難うございました。一言、お礼を申し上げたく、筆をとった次第です。

 まず、今回お伺いした光の学校が、私自身が学生時代を過ごし、結婚後は妻と毎年訪れていた、京都の地にあることが嬉しかったのですが、さらに現地に着いて驚いたことは、妻が京都の中でも特に好きだった錦市場が、すぐ近くにあることも嬉しかったです。きっと妻が、ここに私を連れてきてくれたのだと感じました。

 カウンセリングでは、先生が、私の知りたい事を、私の知りたい言葉や方法で、丁寧にご説明下さったので、ご著書のタイトル通り、「これでいいのだ」と思えるようになりました。帰り際には、ご厚意に甘えて、先生のご著書やCDを沢山いただいてしまい、重ねて御礼申し上げます。

 早速、サントリーホールのコンサートCDを聴きながら帰路についていたのですが、「ツインソウル」で会場の皆さんとの合唱が始まった時、突然、涙が出て止まらなくなってしまいました。思えば、妻が亡くなってから流した涙は、悲しみ、後悔、謝罪の涙ばかりだった気がします。しかし、この時の涙は違いました。妻への感謝と、「これからも一緒に生きていこう」という誓いの涙だったと思います。(飯田注:車でおいでになり、帰路の車内で、CDを流しながら聴いてくださったものと思われます)

 そしてこの時、一つ思い出したことがありました。妻が最初に脳梗塞で意識を失い、病院で手術を受け、目を覚ました時の私への最初の言葉が、「ごめんね」だったのです。私は、「謝る必要なんかない、生きてて良かった」と声をかけたのですが、妻はその後もずっと、「ごめんね、ごめんね」と言っていたのです。今は、私が妻に「ごめんね」を言い続けていますが、妻はきっと、当時の私のように、「謝る必要なんかない、しっかり生きてね」と、言ってくれているのではないかと、今はそう感じています。

 このように感じられるようになったのも、先生のカウンセリングのおかげです。それまでは、妻の仏壇に「ごめんなさい」「申し訳ない」という気持ちで手を合わせていましたが、これからは、「ありがとう」という気持ちで、手を合わせられます。

 京都は、妻と私にとって、特別な場所です。これからも、京都を訪れる際は、光の学校にお邪魔させてください。実は、学生時代から**を習っておりまして、一応、師範の資格があり、指導を行っております。私の所属する流派の**が京都にございまして、毎年、秋には、京都で全国大会を開催しております。ここ2年はコロナ対策で中止になっておりますが、それまでは毎年出場しておりました。今後、再開されれば、また京都での本選出場を目標に、頑張ってみようと思います。

 最後になりますが、飯田先生のますますのご活躍をお祈り申し上げるとともに、またお会いできる日を楽しみにしております。登山で**にお越しの際は、是非、ご連絡下さいませ。乱筆乱文お許し下さい。  草々


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 そして、2通目を・・・


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前略 飯田先生

 先日は、お忙しい中、無理を申し上げ、本を送って頂き、本当にありがとうございます。さっそく、急死した内妻の母と祖母に、送らせて頂きました。そして、本代として、少ないのですが、3千円を送らせて頂きました。寄付という事で、受け取って頂ければと思います。

 本来なら寄付口座の方へ振り込まなければと思ったのですが、施設からでは書留でしか送金できないので、どうかお許しください。

 私の方は、残刑1年半ほどですが、出所してから、またお手紙出させて頂いていいですか? 飯田先生には、本当に感謝しています。ありがとうございます。

 それでは、これにて失礼します。先生が益々ご活躍されることを祈っています。  草々

 令和3年**月*日 発

(この部分に、刑務所の内容確認&発送許可証明印あり)


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 ・・・という2通のお手紙をいただき、いずれも、心のこもった文章を拝読しながら、私の方こそ感謝の気持ちに満たされて、ポロポロと涙がこぼれてしまいました。(私自身が辛い時に読み返せば元気をいただけますので、このHPでご紹介したお手紙をはじめ、嬉しいお言葉は大切に保存してありますよ)

 先ほど、ドイツの友人と話していても感じましたが、いま、この瞬間にも、世界中の多くの人々が、様々な悩みや苦しみを抱えながらも、何とかして前を向こうと、それぞれが、懸命に頑張っていらっしゃるのです。

 私自身も、いま、父親が、いよいよ最期の時を迎えようとしています。その証拠に、1週間前のお見舞いの際には、入院先の病院の看護師さんたちから、父の愛読書や手帳&筆記具をまとめて返されましたし(もう読み書きができなくなっているのでしょう)、昨日には、父の靴やシャツ、ズボンなどをまとめて返されましたので(もう履替えや着替えの必要も乏しいのでしょう)、病棟が父の死期を悟って、身辺整理に入っていることは明らかです。

 そう言えば、先日、お客様から、「飯田先生には、お父様の死期がおわかりになるのでしょうから、とっても便利で助かりますよね?」と問われたので、大まじめに、このようにお返事しましたよ。

「父の死期など知ってしまうと、『あと何日と何時間・何分・何秒の命だな』と、時計を見て必然的にカウントダウンしながら準備しますから、父の死が、単なる事務作業に成り下がってしまいますので、そんな事態は避けたいんですよ(笑)。だから僕は、皆さんと同じように、『父は、これからどうなって、いつ、どんなふうに、光の姿に戻って行くのだろうか?』と、ドキドキしながら、その時が来るまでの貴重な時間を、大いに味わっておきたいのです。いつ、どのような死を迎えようとも、父は、生まれる前に自分で設計しておいた通りに、必ず自分自身で納得しながら光の姿に戻って行きますから、父の人生計画の締めくくりを、100%の感謝の気持ちで見届けてあげることこそが、僕の使命なんですよ。だからこそ、事務的なカウントダウン作業なんかしなくて済むように(笑)、父の死期など知らないままで、「いつ、どうなるのだろう?」と、日々、思い切りドキドキしながら、その時を迎えるまでの貴重な時間を、充分に体験しておきたいのです。それこそが、この物質世界に生まれて来るからこそ味わえる、人生の大きな目的のひとつですからね。何しろ、僕は、死んだ後には誰もが光の世界に戻って行き、そこが完全な幸せに満ちた素晴らしい世界だということを熟知していますので、父の死後の心配など全くしておらず、『どうかポックリと旅立って、あの幸せな世界を思い切り楽しんでね~!!』と願っているだけですから(笑)」

 私の母親は、数年前に、入院先の病院のベッドで、いつものように昼食を食べた後の「お昼寝」中に、突発性の心筋梗塞を起こし、「お昼寝で眠ったまま、あの世に戻って行った」というのですから、まさに、「ポックリの達人」・・・そのことを医師から教えられた瞬間、私は思わず、「お母ちゃん、お見事すぎる!!」と絶賛しておりました(笑)。どうか、父にも、その見事な「ポックリ技」を伝授してあげて欲しいと、母にお願いしているところです・・・もちろん、私自身もあやかりたいので(笑)、いつの日か、その技が必要な時を迎えたならば、息子の私にも、お母ちゃん、ぜひ伝授を!! m(_ _)m

 そんなわけで、これから数週間は、父の容態の変化や、通夜・葬式などの関係により、カウンセリングのお約束などの急な日程変更を、お願いすることになる恐れがございます。その際には、急きょ、ご連絡いたしますので、どうかご容赦いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 m(_ _)m





12月2日版

 先日、金・土・日に、「飯田史彦と巡る紅葉の京都ミステリーツアー」(2021年版)の前半戦を、無事に開催することができました。3日間で、延べ40名近くもの参加者数になり、大いに盛り上がりましたよ。

 まだ、今週末に行う3日間の後半戦に参加くださる方々もいらっしゃるため、現時点でツアーの全貌を明らかにすることはできませんが、撮影した写真をご紹介しながら、サワリ部分だけをチラリと(笑)お見せしますね!!

 たとえば、ある時には、夜の「永観堂」を訪れて、モミジたちが演出する、赤と緑の見事なグラデーションを、心ゆくまで満喫しましたよ。入場時には、拝観チケット売場の前に、300人を超えるであろう長蛇の列が出来ていて泣きましたが、その列に並ぶだけの価値がありました。





 大きな池の近くで、「あま酒」の文字を見つけて、ただちに入店(笑)。



 ほら、見てくださいよ、この風雅すぎる光景を・・・



 名物の「茶団子」を発注しようとしたら、売り切れていたので(涙)・・・



 やむを得ず、定番の「ぜんざい」に切り替えましたが、それが正解でした・・・柔らかくて大きなお餅と、たくさんの大粒の小豆(あずき)で満たされており、我々のお腹も心も、大いに満たされましたよ(笑)。

 ちなみに、写真の上部に写っているのは、私が着ている、大好きな「オリーブ色」のダウンジャケット・・・私のお気に入りは、「モスグリーン」や「オリーブ」のように、格調高くて紳士的な、やや渋めの緑色系なのです。



 参加者の方々同士で、お互いに写真を撮り合って、どんどん仲良しに・・・私の本で結ばれた素敵な仲間たちと、美しすぎる最高の紅葉に恵まれて、一同、幸せに満たされましたよ。




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 また、ある時には・・・

 三条大橋から鴨川に降りて、川端の紅葉を楽しみながら、四条大橋へと南下。



 四条大橋の途中から、三条大橋方面を見下ろすと、こんな感じで・・・

 今や、海外の有名旅行誌の調査により、パリやローマやヴェネツィアを抜いて、「訪れて良かった街」(訪れてみたい街)の第1位に輝いたという、我が京都・・・この「鴨川」(KAMO River)も、パリの「セーヌ川」、ロンドンの「テームズ川」と並んで、「世界3大有名都市河川」の座に、君臨しているという噂も・・・

(単に「世界3大河川」となると、「ガンジス川」「アマゾン川」「ナイル川」「ミシシッピ川」「揚子江」などの、巨大&長大な河川たちが挙げられるそうですが・・・)




 祇園の街を歩きながら、ある密かな場所に隠れている、ナイショのお店を訪問・・・ここは、舞妓・芸子さんたちが休みに来るため、「宣伝」活動をしておらず、まさに「穴場」と呼ぶにふさわしいお店なのです。(いま確認してみたら、グーグル・マップにも、表記されていませんでした)

 その証拠に、周辺のレストランやカフェは満席で長蛇の列が出来ているにも関わらず、このお店に入ってみると、ちょうどお昼時だというのに、先客はゼロ・・・我々18名様が、なんと一斉に、借り切り状態で好き勝手に着席できたという、奇跡的現象が発生したというわけです。(もちろん、予約などしておりません)

 店内には、かの有名な「紗月」(さつき)さんを始めとして、このお店に休みに来る舞妓・芸子さんたちの写真や、ウチワなどが、たくさん飾られていますよ。



 我々も、舞妓・芸子さんたちの大好物だという、名物の「ぜんざい」を発注・・・香ばしく焼かれたお餅と、味替えのための「塩昆布」が、小豆の旨みを絶妙に引き立てており、舞妓・芸子さんたちが味わうのと同じ幸せを、楽しむことができましたよ。

 えっ!? このお店の場所ですか? (゜ロ゜;)

 何しろ、舞妓・芸子さんたちの「隠れ家」ですから・・・

 もちろん、ナイショです!! m(_ _)m




 満たされたお腹を抱えながら、八坂神社の境内に突入すると・・・

 さすがは京都!!・・・外国人観光客向けに、「着物」(KIMONO)の露店が出ていますよ。

 ちなみに、どの着物も、(外国人にわかりやすいように)一律「2000円」ですから、う~ん・・・高品質商品としては(笑)、安すぎませんか?




 そのまま、「石塀小路」や「ねねの道」を通り、「二年坂」や「三年坂」の方に向かってみると・・・

 着物姿の若者たちなど、とにかく、平均年齢が若い!!

 我々一行は、観察する限り、少なくとも前後100メートルにおける、最高齢集団では!?(笑)



 ものすごい混雑の中、人混みをかき分けながら(涙)、なんとか微速前進・・・



 この周囲では、名物の「ゆどうふ」料理店を、いくつも見かけることができますよ。

 そう言えば・・・以前、お客さまから、「京都名物の『湯豆腐』って、どんな料理なんですかぁ?」と問われたので、「ああ、豆腐が、お湯に入ってるんですよ」と、ありのままの素直な描写で、極めて的確な回答を返したところ、「・・・・・・」と、黙り込まれてしまった記憶が・・・(笑)



 あるお店は、次の写真の右上に書いてあるように、「着物で陶芸できますよ」とのキャッチフレーズで、若いお嬢様たちに大人気!!

(私のようなオジサンの姿は、まったく見かけませんでした・・・)




 今さらですが、京都の街には、とにかく、着物姿が似合いますよねぇ・・・「お嬢さんたち、わざわざ着物で歩いてくださって、どうもありがとう!!」と、感謝の気持ちで、いつも「心の手」を合わせる私(笑)。

 一般的に、外国人の観光客たちは、貸衣装店で借りた「ド派手な色彩の安っぽい着物」を着て、得意気に大股で歩いていらっしゃるのですが(笑)・・・今はウイルス問題で外国人がいないため、「控えめな色彩の格調高い着物」を着て、おしとやかな小股で歩く、上品な日本女性たちばかりなのです。

 私の長年にわたる観察によると、どうも、手足の長い民族の方々には、着物が似合わないんですよねぇ・・・(いえ、決して、「日本民族は手足が短い」と、失礼なことを申し上げているわけではございませんよ)



 おっと!! (゜ロ゜;ノ)ノ

 この寒い日に、「冷やしきゅうり」をオススメですか!?

 これを持って食べ歩いている人を、まったく見かけませんが・・・(笑)



 これが、「三年坂」を見下ろした光景・・・思わず写真を撮りたくなるスポットなので、多くの皆さんが、スマホやカメラを手になさるんですよ。(当然ながら、この私も、ほら、こうして・・・笑)



 この場所もまた、京都を代表する絶景スポットとして、あまりにも有名・・・さわやかな好天にも恵まれて、道行く皆さまも、誰もが幸せそうですよ。

 う~ん、ロマンティックな光景ですねぇ・・・



 このお店は、いわゆる「わらび餅」の元祖として知られる、「文之助茶屋」・・・その昔、あの「秀吉」と「ねね」の夫妻も、このお店を訪れたという話が残っているとか。(この私も、延べ10回以上は、ここで「わらび餅」を食して、濃厚な幸福思念を残しておりますよ)




 わらび餅のお店を通り過ぎると、そびえ立っているのが、かの有名な「八坂の塔」(法観寺の五重塔)・・・室町時代に当時の足利将軍が再建したまま、焼けないで残っているというのですから、実に貴重な文化遺産ですよね!!



 なんと、たまたま通りかかって発見したのですが・・・ちょうど今、期間限定の特別公開中のため、この貴重な文化遺産に、「登らせていただける」とのこと!!

 \(◎o◎)/



 素晴らしい紅葉に囲まれる、この室町時代の貴重な建築物に・・・我々が、汚い土足で、本当に、入っちゃってもいいのでしょうか?

 (^o^;)



 ここが、その入口・・・

 なぜか、若い女性たちが、みな登らないままで、外に出てきていますが・・・

 せっかくの大チャンスなのに、どうして、登らないのでしょうか?

 (◎_◎;)



 恐る恐る、五重塔の中に入ってみると・・・

 こ、これは!! (゚Д゚;)

 あまりにも階段が急坂すぎるため、お嬢様たちは、登るのを断念なさった模様です・・・



 しかし、それでも・・・50代女性を中心メンバーとする我々一行は、下から登る人にお尻を見られてしまうリスクなど気にしないで(笑)、急坂すぎる階段を、恥じらうことなく上層階まで直行!!

 (^-^;)



 ほら、これが、「八坂の塔」の上層階の窓から見える、絶景ですよ・・・

 この五重塔、あの「秀吉」も大好きだったそうなので(実際に秀吉の逸話が残っているとのこと)、きっと彼も、この場所まで登って、この光景を目にしながら、ご満悦だったに違いありません・・・なにしろ、その当時、京都の東山地域に、この塔よりも高い建造物は、存在しなかったのですから!!

 \(^o^)/




 幸運に恵まれて、めでたく八坂の塔を攻め落とすことができ、大満足の我々一行は、その足で「知恩院」へ・・・これが、日本一の大きさを誇る「三門」ですよ。(石段の入口に建つ「門」にすぎないのに、普通のお寺の「本堂」よりも立派なのです)



 その三門の前には、知恩院を総本山とする「浄土宗」の、ユニークな看板が・・・

 なんと、850年も前に、開祖・法然(ほうねん)により開かれて以後、「お念仏からはじまる幸せ」が、現在まで脈々と受け継がれてきたわけですから、素晴らしい功績ですよね。



 ちなみに、上記写真における、緑色の影で示された、謎の人物像は・・・

 私の推理によれば、きっと、次の絵に描かれている、法然上人(しょうにん)の御影(みえい)であるに、違いありません。(法然上人の肖像画は、京都と周辺のお寺に、いくつも残されていますよ)




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 また、ある時には・・・

 学問の神様・菅原道真(すがわらのみちざね)公を祀(まつ)る「北野天満宮」を訪れて、「紅葉苑(もみじえん)のライトアップ」を、満喫しましたよ。



 ちょうど、これから受験シーズンですから、「合格祈願」を兼ねて訪れた、受験生らしき年齢の若者たちが、たくさん歩いていますよ・・・

 なにしろ、「学問の神様の最高峰」として知られるこの神社で祈願しておけば、もしも合格できなかった際にも、「北野天満宮でお願いしてもダメだったのなら仕方が無い」と、すっきりと「あきらめ」がついて、さわやかに納得できますからねぇ(笑)。

 そのようにして、「合格できた者も、合格できなかった者も、まんべんなく全員を救うことができる」というのが、「この分野の最高峰」だからこそ可能な、高度なご利益なのです。そうでなければ、「しまった、近所の神社なんかで手軽に済ませるんじゃなくて、ちゃんと、最高峰の北野天満宮まで出向いて祈願するべきだった!!(涙)」などと、激しく後悔してしまうことになりかねませんので・・・(笑)



 まさに、天空を舞っているかのような・・・あるいは、襲いかかってくるかのように感じるほどの、立体感に満ちた奥深い紅葉を前にして、言葉を失い、無言で見上げるばかりの人々。

 まるで、大宇宙に広がる満天の星たちを、見上げているかのようですねぇ・・・



 豊臣秀吉が造営した「お土居」(おどい)、つまり「京都を防衛するために築いた土塁」の周囲に広がる、モミジの巨木の迫力は、「京都を代表する紅葉名所のひとつ」と呼ばれるにふさわしい荘厳さで、我々に迫って来るのです・・・あえて比較すれば、「永観堂はモミジの数、北野天満宮はモミジの大きさ」という表現になるでしょうか。



 真っ赤な巨木たちの迫力を堪能した後は、ほうじ茶と茶菓子に舌鼓を打ちながら、のんびりと、お茶席で休憩・・・



 茶店では、名物の「七軒だんご」を、(ウイルス対策のため)「お持ち帰り限定商品」として、販売しています。ビックリするほど大量の「きな粉」にまみれており、めちゃ美味しいんですよ、これが!!

 \(◎o◎)/



 ふと気づくと・・・おだんごを買い求めている客の全員が、なぜか、男性ばかりでした(笑)。

 ほら、おだんごの箱を、じ~っと見つめながら佇(たたず)むオジサンたちの、真剣度100%の表情に、ご注目!!(ちなみに、私も、撮影の直後、その1人に加わりました・・・笑)




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 さて、レポートの締めくくりに、この3日間で撮影した写真の中から、特筆すべき3つの話題を・・・

 まずは、これ・・・

 八坂神社の境内にある、縁結びの社(やしろ)の手前に置いてある、「大国さま(大国主命 = おおくにぬしのみこと)と、因幡(いなば)の白うさぎの出会い」を彫った石像に、ふと目を向けると・・・

 大国さまも、白うさぎも、可愛らしいマスク姿でした!!

 (^o^;)




 次に、これ・・・

 三条大橋の上から、四条方面へと、鴨川を見下ろしながら歩いていると・・・



 欄干(らんかん)の1つに、かの有名な「刀傷」(かたなきず)を発見!!

 これは、かつて、「新選組」(しんせんぐみ)の副長であった「土方歳三」(ひじかたとしぞう)の部隊が、三条大橋の先の「池田屋」を目指していた時に発生した、「池田屋事件」における場外乱戦の際に付けられた、本物の刀傷だと言われています。(専門家の鑑定でも、刀傷に違いないと結論づけられたそうですよ)

 その昔、まさに、この周辺で、土方歳三をはじめ、近藤勇(こんどういさみ)、沖田総司(おきたそうじ)らが、命がけで走り回っていた姿が、現実感満点で、目に浮かびますよねぇ・・・これだから、京都史の勉強は、やめられません!!

 \(^o^)/




 そして最後に、これ・・・

 この3日間で、いちばん印象に残った食べ物が、三年坂の途中で売っていた、この「串和菓子」・・・こんなふうに、串刺しにしてあれば、確かに、歩きながら食べやすいですよねぇ。



 和菓子を串に刺して食べ歩くことなど、ウイルス問題の前には、考えられなかった珍事・・・「コロナ禍を転じて福と為す」と表現すべきか、商人(あきんど)たちの商魂たくましいアイデアには、いつもながら、感服させられます。人類の歴史を分析すれば、このようにして、我々は、どの時代においても、ピンチからチャンスを生み出しながら、進歩・発展してきたのです・・・ああ、人間というのは、創造と変革を繰り返してきた、本当に素晴らしい生き物ですよね!!

 \(◎o◎)/

 それにしても・・・小さな「串和菓子」を元にして、これほど深くて壮大な歴史的・学術的考察にまで拡大解釈してしまうのですから、我ながら「作家」というのは、実にドラマティックな(というか誇大妄想で大げさな)言動に走ってしまう、困った人種ですよねぇ・・・(笑)

 (;^ω^)


(次回、後半戦のレポートに続く)





11月24日版

 先日、「ご要望」があり、香川県の「小豆島」(しょうどしま)を訪れて、「あるミステリアスな任務」を果たしてきましたよ。(わかる御方だけ、お察しくださいね)

 小豆島は、地図上の位置から判断して岡山県かと思っていましたが、実は、うどん県・・・というか(笑)、香川県に属しているのだという事実を、今回初めて発見しました。

 兵庫県の姫路(ひめじ)の港を、11時15分発のフェリーで出て、12時55分に、小豆島の福田港に到着・・・小豆島での滞在は、わずかに4時間ほどしかなく、17時15分に福田港を出港して、18時55分に姫路港へ戻ってくるという、いつもながらの強行軍です。京都から姫路港まで、高速道路を使っても2時間を確保しておく必要があるうえ、フェリーの本数が限られているため、この行程が唯一の、無理なく日帰り可能なスケジュールとなるわけです。



 ちなみに、フェリーに車で乗船する場合、出港時刻の30分前あたりで乗船が開始されるので、それまでには、チケットを購入したうえで車列に並んでおかなければなりません。そのため、上記のように「17時15分発」の船便だと、実際には「16時45分」までに車列に並んでおく必要があり、それ以前にチケット購入の列に並ぶ時間を考慮すると、遅くとも「16時30分」までには、フェリーターミナルに到着しておきたいのです。

 しかも、たとえば「12時55分」に港に到着したからといって、すぐに、フェリーから車ごと飛び降りるわけにはまいりません(笑)。係員さんの指示に従いながら、1台ずつ順番に、ゆっくりと慎重にフェリーから降りていきますので、大型船になるほど、「実際に上陸できたのは、着岸の20分後であった」なんてことが、普通にあり得るのです。

 したがって、実際に島に滞在できる時間は、時刻表から算出する時間よりも、かなり短くなってしまうので、旅程を作成する際には、重々、お気をつけくださいね。今回の私の行動計画においても、フェリーの時刻表の上では「4時間程度」の滞在時間を算出できますが、現実の滞在可能時間は、正味「3時間程度」しか取れませんでした(涙)。(列車のように、「出発駅の発車時刻ギリギリに飛び乗り、到着駅でもドアが開いた瞬間に飛び出る」なんて荒業は、フェリーでは絶対に不可能ですので・・・笑)


 まずは、姫路港のフェリー・ターミナルで、私の愛車1台分を含む、乗船&輸送チケットを購入。出港40分前に到着すると、すでに長蛇の列ができており、小豆島に渡る人々の多さに仰天。



 乗船するのは、「第三おりいぶ丸」・・・なぜなら、小豆島は、わが国を代表する「オリーブ」の産地ですからね。温暖な瀬戸内海の中でも、特に、オリーブの名産地である、エーゲ海や地中海に似た気候なのだそうですよ。今回の渡航は、ある依頼された任務を果たすためであって、遊びに行くわけではないとはいえ、この優美な姿を目にすると、思わず、旅情が盛り上がってきてしまいますよねぇ・・・



 乗船時刻が来たので、愛車と共に派手なゲートをくぐって、フェリーのお腹の中に(笑)入っていきますよ・・・フェリーに乗船する際には、この瞬間が、最高にワクワクするのです。

 なぜか、世の中の男性たちは、「派手なゲートをくぐって、その奥に潜むミステリアスな穴の中に入っていく」という行為が、本能的&生物学的に、たまらなく大好きなんですよねぇ・・・たとえば、清らかな水が溢れ出る、神秘的な鍾乳洞の探検とかね(笑)。



 ・・・などと、きわめて高潔な学術的妄想にふけっているうちに(笑)、船は、穏やかな瀬戸内海を、南西方面を目指して、航海していましたよ。



 やや寒いためか、デッキ(甲板)には、ほとんど人影がありません・・・至近距離を通り過ぎる島なみの美景を横目にしながら、部屋の中でボーっと過ごして終わるなんて、もったいなさすぎ!!



 最大搭載人員490名(!)という、予想以上に大きな船でしたよ・・・

 何しろ「小豆島」と言えば、「宮島」「淡路島」「瀬戸大橋」「しまなみ海道」と並んで、「瀬戸内海」を代表する観光地のひとつですからねぇ。



 広い船内には、予想以上にゆったりした、高級ソファ席をはじめ・・・



 心地良い「ごろ寝」にピッタリの、緑のカーペット席や・・・

(実際、いわゆる「トラック野郎」に違いない、ドライバーらしき渋~い男性が、気持ち良さそうに転がって、いびきをかいておられました)

 このスペース、小さな子供たちをワイワイ走り回って遊ばせるためにも、ピッタリですね。
(ごろ寝中のトラック野郎さんにとっては、うるさいわ、危ないわで、迷惑千万でしょうが・・・笑)



 なんと、同じ料金(差額無し)で座れる、船首部分の立派なグリーン席も、完備してありますよ。船首から見える、瀬戸内海の美しい眺望には、ウットリしますよねぇ・・・(当然、リクライニング・シートなので、背もたれを倒して、ひと眠りするにも好適です)



 船の中央にある、ささやかな売店では、「オリーブしまちゃん」グッズが、目立っていましたよ(笑)。



 船内の探検を終え、デッキに戻ってみると、いつの間にか、たくさんの漁船たちに、囲まれていましたよ・・・どうやら、皆さん、網(あみ)のようなものを、ゆっくりと引っ張りながら航行なさっている模様。

 そう言えば、この辺りは、「鯛」(たい)の名産地として、知られていますが・・・



 デッキの先端に立つと、航海士さんが座るイスの向こうに、目的地の「福田港」が見えてきました!!



 いま、12時57分・・・下船の順番を待ちながら、まだ船内にいるうちに、これから「ある任務」を果たすべく、その目的地らしき場所への道を探索中・・・




 その後、「ある場所」まで愛車を走らせ、果たすべき任務を無事に終えた私は、予定している帰路のフェリー時刻まで、まだ3時間以上も余っている(実際には前述の理由で2時間半程度ですが)という幸運を活用して、有名な「オリーブ公園」を訪れてみることにしましたよ。何しろ、小豆島は、日本を代表する、オリーブの大産地ですからね。

 これが、「オリーブ公園」の目印である、「ギリシャ風車」・・・きわめて素朴な造りなのに、なぜか、めちゃオシャレなんですよねぇ・・・



 ちなみに、ギリシャの「ミコノス島」にある、有名な風車が、これ・・・(ネット上で拾いました)

 う~ん・・・ギリシャ、いつの日か、訪れてみたいですねぇ・・・



 ついでに、予告しておきますと・・・ギリシャの有名な「サントリーニ島」(下記写真)は、「いつか必ず、愛読者の皆さまと一緒に訪れてやるぞ!!」と、今から固く決心しておりますよ。



 オリーブ公園の資料室では、オリーブの全てを、様々な展示によって、まじめに学ぶことができますよ。私のような、学者肌(笑)の人間にとっては、大助かりです。



 さあ、そろそろ、本物のオリーブの畑を、見学してみましょうか。

 ・・・と、勇んで畑に向かってみたら、さっそく、恐ろしい注意書きが!!

  (゚Д゚;)



 うわぁ、見渡す限りに広がる、オリーブ畑!!

 目にも心にも優しい、ロマンティックすぎる色彩の果樹ですよねぇ・・・

 \(◎o◎)/

 いざ本物を目撃してみると、当然のことではありますが、「オリーブの木」はみな、絵に描いたような「オリーブ色」をしておりました・・・

 (^o^;)



 木々の真下から見上げると・・・ほら、可愛らしい実が、たくさん!!



 この数えきれないほどの実を、いったい、どうやって、収穫するのでしょうか?



 しばらく歩いてみると・・・

 オリーブの木に囲まれながら、一心不乱に農作業にいそしむ、麗(うるわ)しいご婦人の姿を発見!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 ほら、被っていらっしゃる頭巾(ずきん)の色まで、「オリーブ色」なんですよ・・・

 もう、オシャレすぎます!! (^-^)

(向こうに見える軽トラのそばには、ご主人らしき、60代男性の姿も・・・仲睦まじそうでラヴラヴな伴侶がいて、定年も無く身近で助け合いながら働けるなんて、正直、うらやましいですねぇ・・・)




 めでたく畑の見学を終え、オリーブ公園の中心施設を訪れてみると・・・今、ちょうど、オリーブの収穫時期なので、様々なイベントや教室が、開かれているようですよ。



 来月はクリスマスですから、リースを作って飾るには、ピッタリの時期。



 この「オリーブ石鹸」をお風呂で使えば、オリーブの芳醇な香りが充満して、ウットリするような癒し効果をもたらしてくれそうですよね・・・



 どのコースも、参加料金「無料」とのことですが・・・

 ほんまでっか? (゜ロ゜;ノ)ノ

 ・・・と、突然の関西弁が登場(笑)



 これもまた、「無料」とのことですが・・・

 現実問題として、「材料費まで全て無料」というわけにはいかないはずですので(笑)、「参加料金(指導料)は無料」でも、「材料費」または「完成品の買い上げ代金」として、実費を支払うということなのでしょうか?




 さて、お勉強は、このくらいにして(笑)・・・そろそろ、お腹がすいてきたので、館内の2階にある、オシャレなカフェ・レストランを目指した私・・・

 レストランへと上がる階段の下に置いてある、メニューの書かれた看板を凝視しながら、吟味と熟慮を重ねたうえで、「名物の『手延べオリーブそうめん』を食べるぞ!!」と、一大決心を下して階段を上がると・・・

 ああ、残念無念!!

 \(゚Д゚;)/

 ちょうど、いま、閉店したばかり・・・(号泣)

 階段下で吟味&熟慮などしていないで、何も考えず真っすぐに階段を登っていれば、オーダーストップ時刻に間に合ったのに・・・

 \(>ω<。)/


 この際、カッコ悪いのを百も承知で、(自分の事前調査不足を棚に上げて)お店に八つ当たりしてしまいますが・・・人類が火星に探索機を着陸させる宇宙時代だというのに、この文明社会の先進国である日本の大観光地を象徴する有名レストランで、「ラストオーダーは14時30分でございます」なんて、いくら何でも早すぎませんか?!

 ( `―´)ノ




 ペコペコに空腹のお腹を抱え、しょんぼりと意気消沈しながら、やむを得ず、泣く泣く、1階の奥にある「お土産屋さん」に向かった、かわいそうな私・・・

 すると、意外なことに、面白いものが、たくさん見つかりましたよ。

 (^-^)

 まずは、この島を代表する名産品、オリーブオイル!!



 初めて知りましたが、オリーブにも、「早摘み」の概念が、存在するんですねぇ・・・やはり、「一番搾り」は、香りが異なるのでしょうか?



 しばしば目にする、「エキストラ・バージン・オイル」という称号の意味が、初めて理解できました・・・オリーブオイルの中でも、最高品質の商品だけを示す、名誉な呼び方なのだそうですよ。

 たとえば、以前、5月5日版でご紹介した、次の写真(私がイタリアの高速道路のSAで発見した宣伝文)の中にも、日本語に似た不思議な象形文字で、このように書いてあるのが解読できます。

「すっぱささおさえた高級バルサミコ酢とエキストラバージンオイルの組み合わせ! サラダ・焼肉・焼魚etc・・・」



 しかも、この「小豆島オリーブ公園」で収穫・搾油されたオイルは、エキストラ・バージン・オイルの中でも、さらに希少な最高品質を誇っているとのこと・・・それほどの貴重なオイルを、この日本で入手できるのも、オリーブ農家の方々による長年の努力の賜物(たまもの)ですから、本当に、ありがたいですよね!!

 


 もちろん、オリーブオイルの他にも、「オリーブの漬物」や・・・



 オリーブ果実入りのグリーンカレーや・・・



 牡蠣(かき)やイワシを、オリーブオイルに漬けたものや・・・



 魚を使用した「オイルコンフィ」や・・・

※ ごめんなさい、私、「コンフィ」とおっしゃる意味が、よくわかっておりません(笑)。



 オリーブオイルをブレンドした、お醤油(これも小豆島の名産品)や・・・



 オリーブオイル入りのマヨネーズ&アーモンド・ペーストなど、珍しい品々のオンパレード!!

 美味しそうな商品たちを眺めて回ると、ますます空腹が身にこたえ、まさかとは思いますが、お腹と背中がくっつきそうな状態に!!(笑)




 そこで、一計を案じた私は・・・

 オリーブオイルを、(ポスター写真のごとく)たっぷりとかけてあるらしい、「オリーブソフトクリーム」を発注!!



 出来上がってきた、その実物が、これ・・・

 上記のポスター写真に比べると、クリームの量も、オリーブオイルの量も、う~ん・・・かなり少ないような気もしますが・・・

 (^o^;)

 まあ、ポスター写真というのは、そういうものですからねぇ・・・(笑)




 おっと危ない、もう時間だ・・・

 量はともかく(笑)、味は素晴らしかった「オリーブソフトクリーム」で、何とか空腹をしのぎつつ、帰路のフェリーに乗り込んだ私・・・



 上記写真の右下部分では、作業員のオジサンたちが、車道を閉じて引き上げようとする姿が・・・

 大勢のプロフェッショナルな職人さんたちのおかげで、この私も、楽々と小豆島に渡ることができているのですから、本当に、ありがたいことですよね。


 いつも思うのですが、「人が働く姿」というのは、誠に、美しい・・・正直、経営学者である私の目には、どれほど素晴らしい世界遺産(自然遺産・歴史遺産)よりも、ただ「世界中の日常生活で人々が懸命に働いている姿」の方が、はるかに美しくて感動的に見えるのです。

 フェリーで働くオジサンたち、めちゃカッコイイですよ、どうもありがとう!! (^-^)



 名物の「オリーブそうめん」を、惜しいところで食べ損なったという、深~い「残存怨念」(笑)を残しながら・・・

 去り行く小豆島に、「恨めしや~」と、四谷怪談の「お岩さん」の表情で、別れを告げる私・・・



 いつになるかわかりませんが、次回の上陸時には、必ず食べてやるからな・・・

 愛しの「オリーブそうめん」ちゃん、待ってろよ!!




 いやはや、それにしても・・・食べ物の恨みというのが、これほど深いものだとは・・・我ながら、「俺って、こんなに食いしん坊だったっけ?」と、新たな自分を発見して驚きました(笑)。

 おそらく、実際に食べてみると、「な~んだ、この程度のものなのか(涙)」という感じで、あっさりと食べ終わるのでしょうが・・・逆に、「食べたかったのに食べられなかった(涙)」という展開の場合には、「いったい、どんなに美味しいものなのだろうか?」という「美味妄想」がパンパンにふくれ、「期待価値」が跳ね上がってしまうというわけですね。

 かくして、「オリーブそうめんの怨霊」に憑依されたまま、ペコペコのお腹を抱えながら、恨めしげに、島を離れる私・・・



 皆さまも、ぜひ小豆島を訪れて、私が成し得なかった「オリーブそうめんの攻略」という重要命題を、私に代わって、成し遂げていただけましたら幸いです。

(実は・・・食通ではない普通の男性にすぎない私にとっては、「そうめん」程度で充分でしたが、美食家を自認する女性の方々にとっては、もっとオシャレで美味しそうなメニューが並んでいましたから、どうぞ食べ逃しなく!!)


 今回の私の場合は、観光目的で訪れたわけではなく、正味3時間あまりの短すぎる滞在時間にすぎませんでしたが、実のところ、小豆島には見どころが多々あるうえ、オシャレなリゾートホテルや個性的な和風旅館なども存在するため、最低でも「1泊2日」は欲しいところです・・・山陽新幹線を「姫路」駅で降りて、タクシーかバスで「姫路フェリーターミナル」に向かえば、簡単に小豆島に渡れますからね。

 しかも、せっかく「姫路駅」で乗り降りするのであれば、小豆島観光の前後に、かの有名な「世界遺産・姫路城」に立ち寄って攻め落とせば、無駄の無い完璧な旅程が組み上がること、間違いなしですよ!!

 \(◎o◎)/







11月15日版

 先日、神戸にお住いの女性(年上の人妻ですよ)からのご依頼で、そのご友人たち3名も加えて合計4名様を、お参りのため、高野山(和歌山県)にお連れしましたよ。ちょうど、運良く紅葉の見頃に恵まれたので、ご紹介しておきますね。

 しばしば誤解されますが、「高野山」(こうやさん)とは、1つの山の名前ではなく、高い山々に囲まれた盆地に形成された街並みと、その中に数多く建つ寺院建築の総称ですので、「どの山が高野山なんですか?」と問われても、困ってしまうのが実情です(笑)。

 下図の右端の上部に相当するのが、本日これからお参りに向かう、かの有名な「奥の院」ですよ。



 地図の左端に位置する「大門」から、街並みの中に入ると、確かに、「高野町 高野山」と表記された地名標識が!!



 昔ながらの街並みが広がり、風情に満ちた「笹ずし」などの看板も・・・



 おお!! 標高が高いので、かなり紅葉が進んで、美しすぎます!!



 ただし、駐車場は、どこも満車で・・・泣きました(涙)。

 たくさんの車が、いたるところに勝手に路上駐車&放置されたままになっていますが、私の場合、まじめすぎる性格ゆえに(?)、「長時間の路駐&放置」という無責任な迷惑行為が、どうしてもできないのです・・・



 街じゅうをウロウロと探し回った末に、ようやく、町役場の裏手の奥のそのまた奥にある駐車場の一角に、空きスペースを見つけて、正々堂々、意気揚々と(笑)駐車。

 しかし、「路上の迷惑駐車」ではないとは言え、町役場に用事があったわけではないので、実は「不正駐車」の一種だったのかも・・・ (^o^;)


 いずれにしても、とにかく、町役場の裏手の奥のそのまた奥にある駐車場に愛車を置き、お店が並ぶ表通りまで歩いて、目的の精進(しょうじん)料理店に到着。ここは、高野山を代表する有名店のひとつなので、大勢の観光客が出入りしていますよ。



 受付名簿に名前を書き、しばらく待った後、めでたく5名分の座席の確保に成功!!



 高野山名物の精進料理の御膳に舌鼓を打って、一同、ご機嫌に・・・駐車場探しの気苦労など、あっけなく吹き飛びましたよ!!

 そう言えば・・・

 私の友人(同年代の奥様)のご主人が、数年前に、勤務先の会社を退職し、なぜか僧侶の資格を得る決意をして、高野山で数ヵ月間の修行生活を送ったそうなのですが・・・その期間中、精進料理ざんまいの日々のため、麺類やご飯などの炭水化物ばかりを食べて過ごした結果、なんと、5キロも太ってしまったとのことですよ。

 会社に勤めていた頃は、身も細るほど過酷な職場生活だった、ということなのでしょうか? (^o^;)



 お店の中で、「高野の火まつり」のポスターを、見つけましたが・・・

 左側で目立っているお坊さんが、まるでスポーツ観戦の応援団や、運動会の応援合戦の主将のように、若々しくて嬉しそうな表情なので・・・儀式としての格式や荘厳さには欠けるものの(笑)、めちゃ楽しそうで、ぜひ「観戦」したくなりますよね!!



 それにしても・・・その右にかけてある、「来る人も また来る人も 福の神」と書かれた色紙は・・・う~ん・・・当たり前の表面的なことしか述べていないので、まったく感心できませんねぇ・・・せめて、「来た人も、もう来ぬ人も、福の神」とおっしゃるならば、もうちょっと深みが出るのですが・・・ (>_<)


 さて、精進料理のお店を出た我々一行は、ふたたび車に乗って、目的地である「奥の院」を目指します・・・



 お寺の建物と、見事な紅葉とが絶妙にマッチして、絵葉書のようですねぇ・・・




 奥の院の参道の入口にかかる、「一の橋」まで来てみると、わずか数台分しかない駐車場に、最後の1台分の空きが残っており、「なんという幸運!!」と、大喜びしながら堂々と駐車。

 ここが空いていなかったら、1キロも離れた場所にある大駐車場に置いて、わざわざ15分ほど歩いて戻ってくる覚悟をしていたのです。やはり、先ほど、安易に路上の迷惑駐車をしなかった私の善行を、お大師様が見つめていて、ご褒美をくださったに違いありません!!(笑)

(車で来た人の大部分は、1キロ先の大駐車場に入れるしかないので、わざわざ「一の橋」まで歩いて戻ることはしないまま、参道の終点近くに合流します。そのため、風情に満ちた有名な参道の美観を、ほとんど見ないまま、最短距離で帰路についてしまうことになるのです)


 駐車場の奇跡的幸運に恵まれた記念にと、参道の入口(一の橋)の光景を、嬉々として激写・・・ご満悦の私の影が、右下に写っていますよ。



 参道を歩く際には、お互いに、「道沿いに並んでいる大きな杉の1本分の距離」を取りながら歩くよう、具体的な指示が出ております・・・実に、わかりやすいですねぇ。



 これが、参道の両側に並んでいる、樹齢が数百年の大きな杉たち・・・

 天に向かって真っすぐに伸びる姿は、我々に、「生きる姿勢」を教えてくれているかのようですねぇ・・・な~んて、高野山のムードに影響されたのか、僧侶の説教のような人生訓を、たまには口にしてみる私(笑)。



 ところで・・・

 私の前を歩く、今回のご依頼をくださったお客様は、背中に「南無大師遍照金剛 同行二人」と書かれた、真言宗の正式な「お遍路さん」の衣装を、堂々と着用なさっていますが・・・



 実は、私との間で、次のような不思議な会話が、交わされていたのです。

**********


飯田「あれ? 私の記憶が確かならば、**さんは、正式な洗礼を受けた、クリスチャンでいらっしゃるのでは?」

お客様「はい、クリスチャンですよ」

飯田「それなのに、そのような他宗教の衣装を着用なさっても、大丈夫なのですか?」

お客様「ええ、私にとっては、ぜんぜん問題ありません・・・私は、飯田先生の『ツインソウル』などのご本を熟読していますから、私にとって、イエス様も、お釈迦さまも、同じ『光の存在』でいらっしゃるのです。キリスト教会にいる時には、教えに従って十字を切って讃美歌を歌いますが、ここは高野山ですから、真言宗のお遍路さんの格好をするのが、当然のマナーだと思いまして・・・どの宗教も、元をたどれば、同じ『光の存在』を信仰しているのであって、その表現方法が違っているだけですからね」

飯田「な、なるほど・・・確かに、誰かさんが書いた『ツインソウル』という本の中に、そのような文章があったような気もしますが・・・(^o^;)」

お客様「ですから、私にとっては、イエス様も、お釈迦さまも、飯田先生も、同じ『光の存在』が、この世に姿を現してくださった御方なのです」

飯田「いいえ (^o^;)、私は、決して宗教家ではなく、メンタルヘルスを専門にする研究者でありカウンセラーにすぎませんから、そのような偉大な方々と一緒にされては困ります(涙)」

お客様「先生がそうおっしゃる意味は、よ~く理解しております(笑)。先生は、確かに、従来の一般的な概念で言う宗教家ではありません。でも、大昔に生きておられたイエス様やお釈迦様とは、直接にお話しすることは叶いませんが、今を共に生きてくださっている飯田先生とは、こうして直接にお話ができ、一緒にお参りまでしていただけるので、失礼な表現ですが、イエス様やお釈迦様の身代わりに等しいのです。これは私の考えですから、どうか笑って聞き流してくださいませ(笑)」

飯田「ううむ・・・私のような世俗的な人間には、とてもイエス様やお釈迦様の身代わりは務まりませんし、宗教家の方々のように崇高な『説教』を行う能力も持っていませんが、確かに、あなたと同じ『人間』として、直接にお話をすることはできますので、『雑談』レベルの普通の会話でもよろしいのならば・・・(^o^;)」

お客様「先生、大丈夫です、私は飯田先生のことを、決して『神』や『仏』のような存在と同一視してはいませんから、どうぞご安心ください」

飯田「ほっとしました・・・それならば、安心です。私は、どこにでもいる普通のオジサンであって、神仏でも聖人君子でもありませんので、おかしな期待をされると、ガッカリさせてしまいますからね(笑)」

お客様「でも私、密かな楽しみとして、先生の聖遺物(せいいぶつ)を、コレクションしているんですよ」

飯田「聖遺物???」

お客様「はい、去年、先生がホームページで、持ち物のオークションをなさいましたよね? 私、そのオークションで、先生がイタリアで着ていらしたシャツと、スイスのワイナリーで口になさったワイングラスを、競り落としたんです」

飯田「ああ、あのシャツとグラスは、あなたの手に渡ったんですね!」

お客様「はい、私は、夫と2人で市営住宅に住む年金暮らしの身の上で、決して裕福ではなく、わずかなお金で慎ましく生活していますから、高値が付く貴重な品物を競り落とすことはできません・・・ですから、『どうか値が上がりませんように』と、神様に毎日願いながら、私の手の届く金額に収まるかもしれない品物として、シャツとグラスを選んだのです」

飯田「そうだったんですか! それは余計な気苦労をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした・・・そのような貴重な年金の生活費を、私のオークションなんかに浪費しないで、どうかご主人と、美味しいものでもお食べくださいね!!」

お客様「でも、そのおかげで、予想よりも安価でオークションが終わってくれて、貴重なシャツとグラスを手に入れることができ、本当に嬉しくて、飛び上がって喜んだんですよ!! \(^o^)/」

飯田「そうなんですか!? あんなもので、そんなに喜んでいただけるとは・・・あのオークションを開いてみて、良かったです!!」

お客様「はい、あの2つは、もう私の宝物で・・・私にとって、あのシャツは、先生の「聖骸布」(せいがいふ)であり、あのグラスは、先生の「聖杯」(せいはい)なんですから」

飯田「ええっ!? 聖骸布に、聖杯!? (゚Д゚;) 」

 ※「聖骸布」とは、キリスト教で、「イエスの死亡時に遺体を包んだ布」のことであり、「聖杯」とは、「最後の晩餐の際にイエスが口にしたワイングラス」のことを言います。

お客様「あとは、いずれ次回のオークションで、何か先生の持ち物の中から、『聖櫃』(せいひつ)に相当する箱を、出品していただければ・・・」

 ※ 「聖櫃」とは、モーゼが神から授かった「十戒」を収めた聖なる箱など、何らかの聖なる遺物が収納された石の容器のことを言います。

飯田「聖櫃ですって!? (゜ロ゜;ノ)ノ」

お客様「はい、それさえ手に入れれば、『聖骸布』『聖杯』『聖櫃』の『三種の神器』が揃って、私のコレクションも完璧になりますので・・・(笑)」

飯田「さ、さすがです、恐れ入りました(笑)・・・お遍路さんの衣装を身にまとっていらしても、やっぱり、あなたは、立派な『クリスチャン』さんですねぇ・・・ただし、『三種の神器』というのは、日本の『神道』(しんとう)で用いる表現のような気もしますが・・・ (^o^;) 」


**********

 ・・・という不思議な会話を展開しながら(笑)、楽しくお話しているうちに、「奥の院」の参道を、真ん中あたりまで、進んできましたよ。



 すると現れたのが、この、「姿見の井戸」・・・

 その横に設置してある説明版によると、この井戸を上から覗(のぞ)いて、水面(みなも)に自分の顔が映らなかったら、「死が迫っているというサイン」なのだそうですが・・・(涙)

 恐る恐る、覗き込んでみると・・・私の「ビクビクおびえる顔」が、しっかりと映っておりました!!

 \(^o^)/




 世界に類を見ない、ここだけにしか存在しない独特の光景の中を、さらに歩いていくと・・・



 無学な私には、その呼称がわかりませんが、とにかく、荘厳(そうごん)な建物が、現れましたよ。



 お遍路の衣装を着た参拝者の方々が、なにやら、お札(ふだ)のようなものを、求めていらっしゃいます。



 我々一行も、敬虔(けいけん)な心持ちになって、それぞれがローソクを1本ずつ、献灯(けんとう)させていただきましたよ。



 ふと横を見ると、なにやら、「水行場」と書かれた一角が・・・

 おそらく、修行者たちが、この場所で「水行」(水を用いた修行)をなさったという、古(いにしえ)の遺跡なのでしょうが・・・どう考えても、「子どもの水遊び」程度のことしかできそうにありませんので、その昔は、もっと荒々しくて厳しい、何らかの高度な修行システムが、設置してあったのでしょうねぇ・・・



 やがて、最後の橋を渡って、聖なる空間「奥の院」を、お参りした私たち・・・今でも、弘法大師・空海(お大師様)が生きていらっしゃり、毎日、僧侶の手で食べ物が運ばれているという、その空間は撮影禁止ですので、ご想像にお任せいたします。(詳しい描写は、私の代表作『教授の恋』を、ご参照くださいね)


 その後、お参りを終えて、ふたたび、参道を歩いて戻った我々ですが・・・しだいに日が暮れていき、参道にも夕日が差して、ますます、聖なる雰囲気に満たされていますよ。





 立ち並ぶ石灯篭(いしどうろう)たちに、いつの間にか、温かい灯りが灯って、幻想的なムードが充満・・・




 参道から出て、街並みを歩いてみると・・・

 おお!! これは・・・

 高野山名物の、「高野槙」(こうやまき)ではありませんか!!

 お供えや、神聖なお飾りとして、信者さんのご家庭で活用されていますよ。美しい針葉樹の素敵な香りが、露店の周囲にまで漂っており、思わず、森林浴の気分になって、深呼吸してしまいます(笑)。



 お土産屋さんに入ってみると・・・

 さっそく目にしたのが、目立つ場所を占拠している、ご存知、「ごま豆腐」の数々・・・高野山名物の代表格として、私も、大好きですよ。



 もちろん、かの有名な、「高野豆腐」も・・・今では、全国のスーパーマーケットで、その姿を見かけますよね。これもまた、私の大好物!!




 ちなみに、高野山のトイレに入ると、男性用便器のひとつひとつに、このステッカーが・・・

 これを描いたデザイナーさんは、本当に、素晴らしいお仕事ぶりです!!

 \(◎o◎)/

 この小さな空間の中で、すべてのことを、見事に表現なさっていますよね・・・




 そして、どのお店でも、大人気商品として目立っていたのが、こちら・・・



 そう、私が自選の「ゆるキャラ大賞」を献上したいほど、めちゃ高く評価している、「こうやくん」グッズの数々です!!

 この時には、なぜか、買わなかったのですが・・・いま思えば、「しまった、買っておけば良かった」と、激しく後悔しているのが、この「よろず袋」です。あまりにも可愛いので、手に取るのが怖くなってしまい、目を向けないよう気をつけながら、静かに店を出てしまったような記憶が・・・あまりにも好みのタイプにピッタリすぎる人を見かけたら、信じ難くて、とっさに「やばい!!」と目をそらしてしまうような、そんな恋愛心理が働いてしまったのでしょうか?(笑)

 どこか京都のお店に売っていれば、すぐにでも買いに走るのですが・・・さすがに、京都から車で片道3時間かかりますので、ひたすら、この写真を見つめながら、ノドから手が出るばかり・・・(笑)




 そう言えば・・・同行くださったご友人の方々が、たまたま、前を歩く私の姿を撮影なさり、送ってくださったので、公開してしまいますね。

 まずは、黒いロングコート(ナイキ社製で、世界中のサッカー監督が着ているものと同じ製品)のスソを、カッコ良くなびかせながら(?)、紅葉の奥の院参道を歩く、私の後ろ姿(右下部分に存在)・・・



 拡大すると、こんな感じで・・・

 まるで、せっかく追い詰めた犯人を、うっかり取り逃がしてしまい、ガックリと肩を落としながらトボトボと帰路につく、さえない刑事のような・・・(笑)



 さらに、別の角度から撮影してくださったのが、この1枚・・・

 杉の木立と、色づいたモミジの下を、夕暮れの日差しを浴びながら歩く、人生に疲れた中年男性の、さえない後ろ姿・・・涙なしでは見ることができない、哀愁の漂う寒々しい光景だとは、思いませんか?(笑)




 ところで、実は、白状すると・・・

 ちゃっかりと、この愛くるしいマグネットだけは、購入しておいたのです。

 (^o^;)



 さっそく、「光の学校」の「ある場所」に「安置」しておきましたので、今度おいでくださった際には、どの場所でニコヤカに微笑んでいるのか、探してみてくださいね。

 発見できない場合には、受付嬢たちに尋ねてみれば、「ああ、すぐそこにいますよ」と、至近距離を指差してくれるはず・・・洋風の「般若湯」(はんにゃとう = 仏教界の隠語で「お酒」の意味)のミニボトルが並んでいる場所に、「般若湯の番人」として目を光らせているというのが、大きなヒントです(笑)。

 この大切な「こうやくん」、ベストな場所に安置してありますので、勝手に動かされては困りますが、写真を撮るのはご自由ですよ!! (^-^)



《 追伸 》

 私の代表作として人気の高い、『教授の恋 ~彼はいかにして運命の人を探し出したか?』(現在は、PHP文庫『ツインソウル完全版』の後半部分に収録)が、このたび、初めて、ネット書店で購入できる「ダウンロード販売版」として、単独の本という形で、デジタル商品化していただけました。

 読者の皆さまからの、「なぜ、飯田先生の代表作のひとつなのに、大好きな『教授の恋』だけが、デジタル本になっていないのですか?」という、強いご不満・・・いえ、ご要望(笑)を受けて、PHPさんが、ようやく、重い腰を上げて(笑)くださったのです。

 このデジタル版・・・「もう紙の本では持ってるけど、私のスマホの中に入れて、いつでも呼び出して読み返したいわ」とおっしゃる、神々しい(こうごうしい)心がけの御方は(笑)、どこかのネット書店かPHPのHPからダウンロードして、肌身離さず持ち歩いてやってくださいね!!

 m(_ _)m







11月8日(3時39分・加筆修正版)

 このところ、全3回にわたって、「臓器移植をなさった患者さんのお見舞い&カウンセリングのため、有名な大型フェリー『さんふらわあ』で九州・大分に渡ったレポート」を、お届けしてきましたが・・・今回は、その番外編として、オマケのステキなレポートを、追記しておきますね。

 実は、その患者さんをお迎えに行った後、お仲間の方々(付添いの看護師さん2名など)にも同乗いただいて、ある素晴らしい場所へと向かったのです。愛車オデッセイ(8人乗り)を走らせて、我々が目指したのは・・・



 その患者さんのご要望を、そのまま文字にすると・・・「もしもお願いできますならば、冥途(めいど)の土産(みやげ)として、私が一番好きな場所を、飯田先生と一緒に訪れたという想い出を残したいのですが、そんな我がままを、お許しいただけますでしょうか?」とのこと。

 私としては、(この患者さんにとって)冗談では済まない「冥途の土産」というお言葉を、微笑みながらも真剣な表情でおっしゃるため、「笑い飛ばしては失礼になる」と判断し、「わかりました、車で来ていますから、往復できる範囲内ならば、喜んでお連れしますよ」と、快く了解したというわけです。


 そこで、「一番好きな場所というのは、どちらですか?」とお尋ねすると・・・返ってきたのは、「やまなみハイウェイの途中にある、ちょうじゃばるという場所なんですが・・・」とのご要望。

 「ん? ちょうじゃばる?」

 「はい、億万長者の長者に、原っぱと書いて、ちょうじゃばる、と読むんです」

 「ああ、なるほど、わかりました!! 昔、湯布院から阿蘇山に向かう際に、その高原を通ったことがありますよ。『ちょうじゃがはら』かと思っていましたが、『ちょうじゃばる』と読むんですね?(笑)」


 ・・・という展開で、愛車を飛ばして訪れたのが、こちら、長者原(ちょうじゃばる)!!

※ 飯田高原の中に位置しているのですが、「いいだ」ではなく「はんだ」と読みますよ(笑)。




 すっきりと晴れ渡った、これ以上ないほどの、絶好のドライヴ日和・・・この患者さんの「冥途の土産」という想いを受け止めてくださった、天からのプレゼントに違いありません!!

 \(^o^)/



 しかも・・・前にも後ろにも、1台の車も見えないという、奇跡的な「借り切り」状態!!



 この患者さんに、「このひと時、この高原を借り切って、思い切り、この世の素晴らしい想い出を残しなさい」と告げてくださる、神様の計らいが、嬉しすぎます!!




 さあ、車を降りて、遊歩道を、患者さんのペースで、の~んびりと歩いてみましょうか。

 何しろ、標高1000メートルを超える高原ですから、京都の真横にそびえ立つ「比叡山」の山頂よりも、200メートルも高い場所なんですよ!!



 爽やかに流れる小川を渡れば、そこは大草原・・・

 まずは、橋を渡る前に、ご機嫌で記念写真を。



 うわあっ!! まさに、この世の楽園ですねぇ・・・

 雲ひとつ無い青空のもと、この見渡す限りの大草原を、我々だけで借り切るという贅沢さ!!

 \(◎o◎)/



 この患者さんが、「私の一番好きな場所」とおっしゃるのも、大いに納得!!

 同行くださったお仲間の方々も一緒に、ワイワイ騒ぎながら、想い出に残る素敵な写真を、たくさん撮りましたよ・・・「私の一番好きな場所を、私が一番尊敬する飯田先生と訪れることができて、本当に幸せです」と、涙ながらに喜んでくださるので、大いに照れながらも、「願いを叶えて差し上げることができて、本当に、大分まで来て良かったぞ」と、使命を果たせて安堵した私です。

 この患者さんに、最高の秋晴れを与えてくださったうえ、周囲の「人払い」(笑)までしてくださった天のお恵みにも、大感謝!!

 まさに、極楽浄土ですねぇ・・・




 この長者原には、「ミルクランドファーム」と名付けられた素朴な牧場があり、「とっても美味しいジェラートが食べられるそうですよ」とのこと・・・

 もちろん、ただちに(笑)、訪れてみましたよ!!



 牧場の入口に車を停め、場内を探してみましたが・・・ジェラート屋さんらしきオシャレな建物は、なかなか見つかりません・・・

 強烈な「牛の香り?」がプンプン漂う中、サイロや牛舎やトラクターなどを、興味深く観察しながら、しばらく奥に進んでみると・・・



 おお!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 まさか、こんな目立たない所に?と驚くような奥地に、ひっそりと、お店らしき建物が出現!!

 このお店、車道から遠く離れており、通りかかる観光客からは、まったく見えません・・・客が心配になるほど、ぜんぜん、商売気が無いんですよ(涙)。



 恐る恐る入ってみると、そこには、確かに、イタリアンなムード満点の「ジェラート」が!!

 (^o^;)

 ご年配の優しそうな女性が、いつ訪れるともわからない客を待ちながら、自家製のジェラートを前に、ぽつねんと、立っておられましたよ。我々がドヤドヤと入っていくと、めちゃステキな笑顔で、「オススメは、そのままのミルク味!!」と、誇らしげに説明してくださいました。



 ダブル(2種類)を注文したのに、なんと、わずか「300円」!!

 (゚Д゚;)

 しかも、めちゃ美味しいんですよ、これが!!

 私の方こそ、素晴らしい「この世の思い出」が増えました(笑)。

(嬉しすぎて写真を撮り忘れ、すでに半分くらい食べてしまっております)




 帰路の自動車道からは、かの有名な「由布岳」(ゆふだけ)の雄姿を遠望でき、山岳マニアでもある私としては、もう大満足!!




 もちろん、大分名物の「やせうま」と「とり天」も、食べ残すわけにはまいりません!!





 別府の有名店「甘味茶屋」(あまみじゃや)に立ち寄り、「やせうま」「とり天」「ナス料理(名前を忘れました)」の豪華3点セットを発注して、幸せに浸った私・・・




 このたび、大分にお招きくださった患者さんのおかげで、私の方こそ、楽しくて素敵な想い出を、たくさん頂戴することができました。心から、深く、感謝・御礼申し上げます。お互いに、この世で今生を生きた証(あかし)として、いつまでも、大切に覚えておきましょうね!!

 その意味で、私たちの誰にとっても、この世で生きながら体験できたことの全てが、貴重な「冥途の土産」になるに決まっています(笑)。

 この世で生きるということは、辛いこと、悲しいことにも、山ほど直面しますが・・・それでも、この素晴らしい物質世界に生まれ、たくさんの貴重な体験を積むことができて、私たちは本当に、幸せ者ですよね!!

 





10月29日版

 前々回の更新、「臓器移植をなさった患者さんのお見舞い&カウンセリングのため、有名な大型フェリー『さんふらわあ』で九州・大分に渡ったレポート」の続々編、第3話をお届けしますね。

 愛車オデッセイで神戸港から大分港に到着し、高速道路を飛ばして移動のうえ、患者さん&お仲間さんたちと大いに有意義な時間を過ごしたのが、1日目・・・

 そして、次の日・2日目は、もともと愛車でドライヴを楽しみながら、大分~福岡~山口~広島~岡山~兵庫~京都と、中国自動車道を10時間かけて「光の学校」まで戻るつもりだったのですが・・・九州という大地の素晴らしさに感動した私は、そのまま大分県にとどまって夕方まで観光し、その夜の「さんふらわあ」に再び乗船して、関西まで戻ることに決めたのでありました。(この直前の予定変更が、後述する、フェリー乗船時における想定外の悲惨な展開を、招いてしまった原因なのですが・・・涙)


**********

 とにかく、大分を離れるまでには、名物の「だんご汁」を食べなければ、話になりません(笑)。



 これならば、毎日食べても大丈夫と言えるほど、気に入ってしまいました・・・



 フェリー乗り場には、大きな待合室があり、車で乗らない一般客の方々が、徒歩での乗船を待っていますよ。



 ここが、チケット売り場・・・さあ、帰路の乗船券を、購入しましょうか。



 トラック専用の受付が、設けてありますよ・・・なにしろ、常連さんたちが、たくさん乗船しますからね。




 ところが!!

 今夜は金曜の夜なので、週末に九州から関西に向かう観光客が多数乗船するうえ、並行して動く「大分~神戸」ルートが(めったにない)運休日であり、神戸行きの客までもが「別府~大阪」ルートに移動してくるため、満室に近い状態らしく・・・

 なんと、1人用の個室は満室であり、1人で泊まるのならば、「ツーリスト」と名付けられた大部屋(9050円)しか、空いていないとのこと!!

 (^o^;)

 し、しまった・・・往路の「神戸~大分」ルートが、客が少なくガラガラだったので、すっかり、「帰りも余裕でシングル個室が取れるはず」と、思い込んでいたのです・・・

 その「大分~神戸」ルートが、めったにないという「運休日」であったとは、なんと運の悪いことでしょう・・・ふだんならば「大分~神戸」ルートに乗るはずのトラック野郎や観光客たちが、今夜だけは、やむを得ず「別府~大阪」ルートに乗り込んでくるのですから・・・



 そこで、いったん乗船券売場から退却し、ネット上で「さんふらわあ ツーリスト」を検索してみると、このような臨場感満点の写真が出現したのですが・・・

 これって、いわゆる「雑魚寝(ざこね)」では!?

 \(◎o◎)/



 う~ん(涙)・・・若い頃なら大丈夫でしたが、オジサンになった今では、数十センチ隣りに知らないオジサン(と決めつけていますが)の顔があり、大いびきが聴こえてくる状況(と決めつけていますが)では、到底、安らかに眠る自信がありません・・・

 ( >_< )

 そのため、一計を案じた私は、再び乗船券売場に出向いて、「1人用の個室が空いていないなら、2人用の個室を、1人で借り切ることはできませんか?」と、交渉してみたのです。我ながら、名案ですよね。


 すると、「お2人様の料金をお支払いいただくことになりますが、それでよろしければ、ご用意が可能でございます」とのこと!!

 \(^o^)/

 私は、「もちろん2人分をお支払いしますので、ぜひ、お願いいたします!!」と、喜色満面で即答したのですが・・・受付嬢から返ってきたお返事は・・・

 「いま空きがございますのは、当船に8室だけ備えております、最もランクの高い2人用のデラックス・ツインのお部屋で、料金は、4万2650円でございますが・・・ (^-^) 」

 「ええっ!? (゚Д゚;) 」

 つ、つまり・・・「大部屋の雑魚寝で、9050円で済ませる」のか、「最高ランクの贅沢なデラックス・ツインをシングルユースして、4万2650円を支払う」のかという、究極の選択だということ・・・なんと、4倍以上もの価格差が!!

 !!\(゚Д゚;)/!!


 結局、別府の「血の池地獄」に飛び込んだかのような心境で、大いに迷った挙句に、「少しでも安らかに眠らなければ、明日の早朝からの運転が危ないうえ、午後から入っている奈良での仕事に支障が出る」と判断し、私が泣く泣く選択したのは、「9050円」の方・・・ではなく(涙)、「4万2650円」の方なのでございました~!!(号泣)

 

 ・・・という不運すぎる展開により、まさに「血の池地獄」に飛び込むつもりで、「部屋代4万2650円 + 自動車輸送費1万9810円 = 6万2460円」を、支払った私・・・涙ながらに支払った瞬間、私の目には、お財布から、真っ赤な血が、したたり落ちるビジョンが浮かんだのでありました(笑)。


 さて、クヨクヨしても仕方が無いので、このような場合のために心の中に常備してある、得意技の「豪快笑い飛ばし療法」を酷使しながら、「これでいいのだ!!」と、「片道で6万2460円のチケット」を手に、愛車へ戻った私・・・(ちなみに、往路は、スタンダード個室料金に自動車輸送費を含めて、3万4810円でした)






 出港時刻の1時間前になったので、乗船が開始されましたよ。



 船は、往路便よりも古いタイプなのですが、こちらの方が豪華な印象。



 往路便は、薄っぺらい「カードキー」を、料金支払い時にチケット売り場で受け取ってから乗船しましたが、こちらの船は旧式なので、昔ながらの「金属の鍵」を、案内所で渡してくれました。



 救命胴衣の着用人形を見ると、ドキドキしてしまいますが・・・渡るのは、島だらけの穏やかな瀬戸内海なので、もしも事故が起きたとしても、すぐ近くにあるどこかの島に、楽々と、たどり着けるに決まっていますよ(笑)。



 売店の充実度は、往路便よりも、こちらの船の方が上ですね。



 レストランも、往路便より、こちらの古い船の方が、やや豪華な印象でしょうか?



 愛称「トラック野郎」の方々のために、専用の「娯楽室」なるものが、用意されていますが・・・

 撮影しようとカメラを向けたら、室内で酒盛りをなさっているオジサマたちに、ギロリとにらまれてしまったので、あわてて退散・・・おくつろぎの最中、誠に、失礼いたしました。

 m(_ _)m




 ここが、展望浴場の入口・・・

 おっと危ない、女風呂でした!! (^o^;)




 出港まで、あとわずか・・・

 1人さみしく、デッキ(甲板)に出てみると・・・



 おお!! (゜ロ゜;ノ)ノ

 孤独を愛する、1人旅の男たちが、哀愁を漂わせながら、パラパラと、ベンチに座っていますよ。



 最後尾の甲板では、作業員の方々が、何やら、大忙しのご様子。




 勇ましくも物悲しく汽笛が鳴って、いざ、出港・・・

 素晴らしかった大分・別府よ、また必ず来るからな!!

 ( `―´)ノ

 それにしても・・・デッキに立って、ウットリしながら去り行く港を見送っているのは、なぜか、男たちばかり・・・実は、男の方が、ロマンティストなのかもしれませんねぇ・・・

(なぜなら、女性の方々は、実利主義なのか、「混まないうちに」と、競ってお風呂に向かっていらっしゃるご様子でしたから・・・笑)




 さて、わが愛すべき、「1泊4万2650円(自動車輸送費を含めると6万2460円)」のデラックス・ツインルームに、王侯貴族のような心持ちで、悠然と入室してみましょうか・・・



 ほら、こんなに豪華な、専用の浴室&トイレまで、備えてありますよ・・・何しろ、京都で泊まるならば、「ホテルオークラ」や「リッツ・カールトン」並みの料金を、支払っているのですから。

 大部屋の雑魚寝で4回眠るよりも、デラックス・ツインで1回眠る方が、望ましいに決まっています!!(と、自分に必死で言い聞かせている私・・・)




 ところが!!

 本当の地獄体験は、なんと、予想もしていなかった展開により、この時点から始まったのです・・・

 ほら、皆さま、思い出してみてください・・・前回の更新において、「血の池地獄」のところでご紹介した、この写真・・・つまり、「地獄カレースナック」と、「地獄柿ピー」なのですが・・・実は、これらをフェリー乗り場の売店で見かけたので、冗談気分で、試しに購入しておいたのです。

(写真の最下部右側の価格表に書いてある、この商品の販売会社の名前は、なんと、「(株)Hell Company 」= 地獄株式会社とのこと!!)



 ベッドに入る前に、「どうやら小腹がすいたぞ」と、これらの「地獄カレースナック」と「地獄柿ピー」を、ちょっとだけ「味見」のつもりで開封してみたところ・・・めちゃ美味しくて、つい、うっかり、2袋とも、あっという間に、完食してしまったのです。

 すると、しばらくしてから・・・口の中が燃えるように熱くなり、舌も唇も腫れあがって、火を吹くかのような、激しい痛みが!!

 \(◎o◎)/

 大慌てで飛び起きて、水で口内を洗浄したり、(自販機で買ってきて)ジュースやコーヒーやお酒を飲んでみたり、試しに甘~いチョコレートを食べてみたり、困り果てて「歯磨き」まで行ったり、iPod で美しい音楽を流してみたりしましたが、ほとんど効果なし!!

 !!\(゚Д゚;)/!!

 結局、顔面全体が炎に包まれるかのような、激しい熱気と痛みに襲われて、目がカッと開いてしまった私・・・

 

 まったく眠れないまま、1時間、2時間、3時間と、ただ時間だけが、過ぎ去ってゆくのでありました(涙)・・・この苦しみこそ、まさに、本物の「地獄」と呼ばずにいられましょうか!?

 (>ω<。)。。。


 ・・・やがて、疲れ切った状態で、ようやく眠りについたらしい私でしたが、わずか3時間後には、下船1時間前を告げる目覚まし時計のベルで、飛び起きるしかありませんでした(涙)。



 かくして、フラフラの状態で、なんとかハンドルを握り、かろうじて船から降りた私・・・




 その後、必死に目を開けながら運転し(愛車に搭載されている最新鋭の自動運転機能が役立ちました)、なんとか京都まで、たどり着きましたが・・・

 その日の午後に入っていた、「奈良のコスモス寺(般若寺)まで、お客様2名をご案内する」という仕事を、睡眠不足の中で懸命にこなして、バッタリと倒れ込んでしまったことは、申し上げるまでもありません・・・

(翌日の夜まで、半死半生の地獄状態が続きましたが、翌々日の午後には、入院中の父親のお見舞いに出かけ、父の笑顔を見ることにより、なんとか元気を取り戻すことができました)


 以上のように、(最終日に自業自得で招いてしまった波乱を除けば)めちゃ楽しくて充実していた、今回の九州行き・・・出張カウンセリングをご依頼くださった、臓器移植手術を受けられた患者さんに、心から、深く御礼申し上げます。



 皆さま、ご覧くださったように、「おんせん県」は、最高ですよ。

 ぜひ、私の濃厚な残存思念が残る「さんふらわあ」を活用して、訪れてみてくださいね!!







10月21日版

 前回の更新、「臓器移植をなさった患者さんのお見舞い&カウンセリングのため、有名な大型フェリー『さんふらわあ』で九州・大分に渡ったレポート」の続編、第2話をお届けしますね。

 愛車オデッセイで大分港に到着し、高速道路を飛ばして移動のうえ、患者さん&お仲間さんたちと大いに有意義な時間を過ごした後は、せっかくなので、標高の高い位置に部屋があって景色の良い高級ホテルに宿泊。本来ならば、かなり高額な宿泊料になるはずなのですが、ウイルス問題で観光客が激減しているため、ふだんの3分の1ほどの料金で泊まれてラッキーでした。

 そして、次の日・2日目は、もともと愛車でドライヴを楽しみながら、大分~福岡~山口~広島~岡山~兵庫~京都と、中国自動車道を10時間かけて「光の学校」まで戻るつもりだったのですが・・・九州という大地の素晴らしさに感動した私は、そのまま大分県にとどまって夕方まで観光し、その夜の「さんふらわあ」に再び乗船して、関西まで戻ることに決めたのでありました。(この直前になっての予定変更が、後述する、フェリー乗船時における想定外の悲惨な展開を、招いてしまった原因なのですが・・・涙)


**********


 そこで、私が画策したのは、日本を代表する温泉地、「別府」(べっぷ)の観光・・・

 その結果、まさに、「地獄のような体験」を、味わってしまう羽目に!!

 \( >_< )/


 それでは、その「地獄のような一日」を、以下、やむを得ず、ご報告させていただきましょうか・・・

 まずは、愛車を飛ばして、別府を見下ろす高台にある「湯けむり展望台」を訪れてみると・・・街の各所から、確かに、温泉が発する蒸気(湯けむり)が、大量に立ちのぼっている光景を発見!!



 展望台の壁に取り付けられている写真を見ると・・・気象条件の良い日には、ほら、こんなに何十本もの「湯けむり」を、観察することができるのだそうですよ!!

 温泉地&温泉旅館の研究家でもあった私は、日本中の温泉地を数多く巡ってきましたが、これほどの「湯けむり」は、他所で目にしたことがありません・・・さすがは、「日本一の、おんせん県」を自称するだけのことはありますね。(ちなみに私は、「メンタルヘルス論」だけでなく「経営戦略論」も専攻していた大学教授時代、大まじめに全国の温泉地を調べ歩いて、『温泉地の活性化戦略』と題する研究報告を書いたことがあるんですよ。大学教授というのは、趣味と実益が一致する、幸せな職業でもあるのです)




 次に、車で数分の場所に存在する、かの有名な、「血の池地獄」を、訪れてみたところ・・・

 おお、こ、これは・・・

 この世に、こんな色の温泉が、存在しても良いのでしょうか!?

 まさに、「血」の色そのもの!!

 \(◎o◎)/

(決して、パソコンで着色したわけではありません)



 どうやら、この、恐ろしすぎる赤色の正体は、「酸化鉄」や「酸化マグネシウム」など、この温泉に含まれる成分(赤い粘土)だそうですよ・・・



 なんと、実測値で30メートル、推測では180メートルもの深さ(!)に達するという、78度の高温泉ですから、「ちょっと、ひと風呂、浴びてみようかな~」と「入浴」したとたん、この世には戻って来られないでしょうねぇ・・・

 (^_^;)



 実は、この池(というか「温泉」なのですが)、過去に何度も大爆発を起こしており、最後の爆発は「昭和2年」だそうですから・・・そろそろ、今この瞬間に爆発しても、おかしくない時期が到来しているはず!!

 (^o^;)

 ビクビクしながら、恐る恐るカメラを構える私の姿が、鮮明に、右下部分に記録されておりますよ(笑)。




 この池の底から湧き上がる、大量の赤い粘土を商品化したのが、名物、「血の池軟膏(なんこう)」・・・さまざまな「皮膚病」に、効果があるとのこと。





 ちなみに、上の写真の最下部に、「血の池地獄」を「 Blood Pond Hell 」と直訳してありますが・・・この英語だけを聞いた外国人の方々は、いったい、どんなオソロシイものを想像なさるのでしょうねぇ?(笑)

 おまけに、現在では、科学技術が発達したおかげで、この「血の池地獄」を、「ご家庭でも、お気軽にお楽しみいただける」ようになったそうですが・・・(冗談ではなく、本気でご提案くださっている模様です)

 (゜ロ゜;ノ)ノ




 広々とした売店をのぞいてみると、ここ限定のお酒「血の池地獄」や、地獄のように激辛の「血の池地獄カレー」が並んでおり・・・



 「地獄カレースナック」や、「地獄柿ピー」・・・



 「血の池プリン」に、「地獄プリンジャム」など、アイデアを振り絞った「地獄商法」のオンパレード!!

 まだまだ今後も、さまざまなアイデア商品が、生み出されそうですよねぇ・・・(笑)




 さらに、「天然硫黄(いおう)噴気による、地獄蒸し釜」なるものを発見して、こわごわ、近づいてみると・・・



 なるほど、この「地獄釜」(蒸気蒸しの装置)に入れ、高温の噴気を活用しながら、食材を一気に蒸し上げるわけですね・・・



 そこで誕生した名物が、この「岡本屋売店」で売られている、「地獄蒸しプリン」・・・ご覧のように、「地獄蒸しプリンソフト」「地獄パフェ」「地獄蒸しプリンアイス」と、まさに、「食べる地獄巡り」状態!!



 もちろん、めちゃ美味しかったですよ!!

 恥ずかしいので、写真は載せないでおきますが・・・実は、迷いに迷った末に、プリンだけでなく、パフェとアイスも注文し、1人で3種類も食べてしまいました・・・(涙)




 3種類もの地獄デザートを完食し、「食べる地獄巡り」を満喫した後で、有名な「鉄輪(かんなわ)温泉」(別府温泉街の中心地)あたりをウロウロしてみると・・・

 別府らしさ炸裂の、ユニークなポスターたちを発見!!




 そこで、そのポスターに書いてあった、「地獄蒸し工房・鉄輪」を訪れてみると・・・

 あった、ありました、ここにも「地獄釜」が!!



 なにしろ、蒸気は地下から無尽蔵に湧き出ており、燃料費がタダなのですから、おそらく、高収益の気楽な稼業ではないでしょうか?



 お店の中で、このような食材セットを選んで買い、「蒸し職人」さんに渡すと・・・



 このように、地獄釜に入れてくださるため、待つこと数分後には・・・



 こんなふうに蒸し上ってきて、「食べる地獄体験」が、可能になるというわけですね。




 なお、前述の「血の池地獄」の売店において・・・なかなか実際には着て歩けないであろう、冗談では済まないTシャツも発見!!

 
私自身は、京都の街を着て歩く勇気を、決して持ち合わせてはおりませんが・・・ぜひとも、皆さまは明日から、このTシャツを着て、上司に見せつけながら出勤なさってくださいね。

 
職場メンバーたちにも配布&根回しをしておき、ある日、突然、全員で一斉に着用するのが、オススメですよ!!

 
\(◎o◎)/




 ところが!! (゚Д゚;)

 真に本当の意味での地獄体験は・・・この後に、私を待ち構えていたのでありました(涙)。

 前回更新の最後に、「涙なしでは語れないドラマ」に遭遇したと書きましたが、正直、上記内容までの地獄体験は、「涙」は「涙」でも、「感動と笑いによる楽しい涙」だったのです(笑)。しかしながら、真に想定外であった、本当の意味での地獄体験は、この後、フェリー乗り場に到着してから、私に襲いかかってきたのでありました!!

 (>ω<。)

 その、「聞くも涙、語るも涙」の、残念無念すぎる展開につきましては・・・今回そこまで語ってしまうのはもったいないので(笑)、また次回の更新を、どうぞお楽しみに!!





10月17日版

 先日、非常に珍しい難病で臓器移植をなさり、懸命に頑張っていらっしゃる患者さんからのご依頼に応じて、九州・大分県まで、お見舞い&カウンセリングに参上してまいりました。(本当のことですよ)

 今回は、地理的な事情により、車での移動が望ましかったため、フェリーに愛車を乗せて、船内で泊まりながら移動しましたよ。船旅は珍しいので、興味深いレポートとして、ご紹介してみましょう!!


 このたび利用したのは、神戸港~大分港を結ぶ大型フェリー「さんふらわあ」・・・わが国を代表する人気路線ですから、きっと皆さまも、その名前くらいは、ご存知ですよね?

 次の写真は、パンフレットに載っている、「さんふらわあ」の優美な姿。




 10月13日(水)の夕刻に、わが愛車、「オデッセイ・アブソルートEX・4WD」を走らせて、神戸港の六甲アイランドにある、「さんふらわあ」専用のフェリー・ターミナルに到着。

(中央の大きな画面はカーナビですが、その上に乗っている小さな画面は、いわゆる「おまわりさん探知機」)



 この建物で、受付を済ませたうえで、再び愛車に戻り、入船時刻まで待機。



 これが、これから乗船する、「さんふらわあ・ぱーる」の雄姿・・・

 惚れ惚れするほど、かっこいいですねぇ!!

 \(◎o◎)/



 受付時にもらった、「大分行」の証明書・・・注意事項を熟読中。



 乗船時刻が来たので、係員さんの指示に従って、船の入口へと、接近しますよ。



 船の最後尾から、ついに、船内へ突入!!



 係員さんから、一台ずつ、停止位置を細かく指示されて、しっかりと「車止め」で固定されます。




 荷物を持って車から降り、階段を上がっていくと、フロントのあるロビーに到着。



 上下階への階段が集まるロビー階は、広くて奇麗ですねぇ・・・



 船内図が掲示してあるので、まずは、船の全体像を把握・・・

 男の子は、こういう作業が、大好きなんですよ(笑)。



 なんと、最大「716名」も、乗船できるとのこと!!

 まさに、海上に浮かぶ、「人口700名の町」のようなものですねぇ・・・




 下図の右端の神戸港から、左端の大分港まで、穏やかな瀬戸内海を一夜で渡る、12時間程度の船旅(オレンジ色の航路)・・・



 途中で目にすることができる、3つの有名な橋の通過時刻が、貼ってありますよ。



 ロビーでは、船の現在の位置を、地図上で確認することができるので、とても便利。



 到着地点(大分)の諸情報も、書いてありますよ。




 フロントから視線を左に向けると、広いリラックス・スペースがあり、トラックの運転手さん(愛称「トラック野郎」)たちが、海原を眺めながら、くつろぐ御姿・・



 おっと、売店を発見!! (^-^)

 もちろん、何を売っているのか、興味シンシンで物色します(笑)。





 わずか1泊の旅とは言えども、あると便利な品物が、一通り揃っているようですよ。



 大分名物の「とり天」と「関さば」が、ユニークな靴下に変身中!!

 確かに、足元が温かければ、よく眠れますからねぇ(笑)。



 売店の隣には、飲料やカップラーメンなどの自販機コーナーや、ゲーム機コーナーも完備。




 さて、観察はこのくらいにして(笑)、そろそろ、マイルームに向かいましょうか・・・



 わが「6115室」は・・・あっ、あそこだ!!

 ・・・ということは、つまり・・・窓が無い!!

 (゚Д゚;)



 廊下は、こんな感じで、綺麗に掃除されていますよ。




 これが、一夜を過ごす、私の部屋・・・

 大部屋での雑魚寝(ざこね)は苦手なので、ちょっと奮発して、個室を取りました。

(テレビは、普段から全く見ないので、机が狭くなって邪魔なだけのため、本音を申せば不要です)



 窓も無し、トイレも無し、お風呂もシャワーも無しの、ささやかな小部屋ではありますが・・・



 洗面台、エアコン、インターネット環境は完備していますし、ただ眠って起きるだけなのですから、男1人なら、これで充分!!




 お腹がすいたので、レストランに出向いてみると・・・

 バイキング形式の夕食に、早くも長蛇の列が!!



 愛すべき「トラック野郎」の方々に、船長さん&船員さんたちからの感謝状が、掲示してありますよ・・・なかなかの名文を拝読しながら、文筆家として感銘を受け、思わず泣けてきた私です・・・

 (>ω<。)




 長蛇の列に並びながら、熟慮を重ねて選び出したのが、こちらの取り合わせ・・・

 赤いお椀の中身は「カレー」(ルーのみ)で、真ん中の紙カップの中身は「アイスクリーム」、左下の紙コップには「カルピス」ですよ。右上のお皿に乗っている物体は、大分名物の「りゅうきゅう」(サバ料理)とのこと。(食べたい「おかず」が多かったので、血糖値コントロールのため、お米 = 炭水化物は控えております)



 なんと、「さつま揚げ」にも、「さんふらわあ」の文字とマークが・・・




 お腹が満たされたので、1人さみしく、デッキ(甲板)に出てみると・・・



 おお!! \(◎o◎)/

 世界一長い吊り橋として有名な、「明石海峡大橋」が、目の前に迫っていますよ!!



 さあ、世界一の吊り橋を、くぐってみましょうか!!





 あっという間でしたね~!! \(^o^)/




 夜風で体が冷えたので、そろそろ、お風呂に向かわねば・・・

 今夜は、嬉しいことに、「比較的空いています」とのこと!!



 ここが、展望浴場の入口・・・

 おっと危ない、女風呂でした!! (^o^;)



 お風呂の内部は、こんな感じで、広々としていますよ。
(ポスターの写真を借用しております)




 一夜が明け、6時を過ぎると、大分港が目前に!!



 わが愛車に戻って、下船の合図を待ちましょうか。



 やがて、下船の合図が出て、いよいよ、九州・大分に上陸・・・




 さっそく、ハイウェイを走ってみると・・・

 九州の道路も景色も、本当に、素晴らしすぎます!!




 おっと、今、深夜の2時11分・・・

 つまり、このタイミングで、お眠(ねむ)の時間が、訪れてしまいました・・・(涙)


 そんなわけで、九州上陸後に生じた、涙なしでは語れない波乱万丈のドラマにつきましては、次回以降の更新を、どうぞお楽しみに!!

 ※ ちょっとだけ、そのサワリ部分を、予告写真として公開しておきますと・・・

 (;^ω^)







10月10日(23時18分修正版)

 本日は、いよいよ、公約(笑)していた「ドイツ料理」の報告編へ・・・

 それは、2014年、10月12日のこと・・・「飯田史彦と巡る絶景と歴史と音楽の旅」と題して、大型バス1台分の参加者さまと共に、ドイツを訪れましたよ。

 まずは、フランクフルト空港経由で、かの有名な「ライン下り」へ・・・



 ライン川の両岸には、朝霧の中から浮かび上がる、まるで絵に描いたような、「これぞ中世の古城」たちの雄姿が・・・



 いやもう、かっこ良すぎる!! \(◎o◎)/



 船を降りた我々一行は、乗船場の向かいに建つ、オシャレなレストランに直行。



 ライン川の流れを眺めながら、素敵なお店でランチを・・・



 まずは、これだけでお腹が一杯になりそうな、大量野菜のサラダ(前菜)が出て・・・



 正体不明のお魚と、ポテトと、カリフラワーの3点セットが、メインとして登場・・・カリフラワーとソースは美味しかったのですが、ペラペラのお魚料理が硬くて、う~ん・・・



 締めのデザートに、フルーツとアイスクリームの盛り合わせ・・・まあ、定番の美味しさですね。(美味しくないアイスクリームなど、この世に存在するのでしょうか?)



 う~ん・・・このように写真で検証すると、素朴なイメージのドイツ料理にしては、意外にも、オシャレな印象が・・・まあ、「地味~なドイツ料理」という先入観に基づく期待値が、低すぎたからかもしれませんが・・・(笑)


 次に訪れたのは、「ロマンティック街道の宝石」と呼ばれ、中世の城郭都市がそのまま残っている、ローテンブルク・・・ほら、見てくださいよ、まさに、絵本のような美しさ!!



 城壁に囲まれた街なかの、どこを歩いても、こんな感じなんですよ・・・



 これが、我々が泊まった、ローテンブルクで一番の高級ホテル・・・その昔、皇太子時代の現・天皇陛下も、お泊りになったそうですよ。(あちこちの部屋で「お化け」騒動が発生し、専門家の私が緊急出動しまくるなど、大変な一夜でしたが・・・)



 その館内にある、洗練された高級レストランで、これから、ディナーコースを。



 まずは、コンソメ風のスープが出て・・・浮かんでいるのは、おそらく魚のすり身を、どうにかしたものでしょうね・・・(誠に遺憾ながら、料理の概念&用語に関する知識の乏しさを、痛感してしまいます・・・涙)



 次に登場したメイン料理は、(おそらく)鶏肉&デミグラス風のソースの隣りに、スクランブルエッグと野菜を付け合わせたもの・・・見た目はシンプルすぎますが、高級ホテルなので肉質が良く、好評でしたよ。



 そして、淡雪のような食感が味わえる、謎のムース風デザート・・・ドイツやバイエルン地方の定番なのか、それとも、欧州全域にわたるポピュラーなデザートなのかは不明ですが、それなりに美味しかったような記憶が・・・



 まあ、ここはドイツですから、フレンチのような過度の装飾は見られませんが(笑)、それでも、さすがに高級ホテルだけあって、エレガント(優雅)なムードが感じられますよねぇ。


 翌日、街なかを歩いていると、ドイツらしさ炸裂のパン屋さんを発見!!



 これ、これですよ・・・
 この目立ちまくっている物体が、ドイツ名物の「プレッツェル」!!

 白く見えるのは、たくさんまぶしてある、大粒の塩なんですよ。ドイツのパン屋さんならば、どのお店にも置いてありますので、日本で言えば、「あんぱん」に相当する存在でしょうか(笑)。



 ちなみに、私がロンドンに住んでいた頃、ある日本人経営者のお店が「あんぱん」を売り出してみたところ、「スウィート・ビーンズ・ジャム」(あんこ)が入っていると説明したとたん、英国人たちは顔をしかめて気持ち悪がり、まったく買ってくれなかったそうですよ(涙)。


 さて、翌日の昼食は、街の中心部にある、中世のムード満点のレストランで・・・



 まずは、意外にもオシャレな感じに盛り付けられた、野菜サラダから始まり・・・



 待ってました!!

 これぞ、ドイツ料理の代表格(と呼んで良いのでしょうか?)、ソーセージのポテト添え!!

 味と食感が異なる、3種類のソーセージは、それぞれ絶品の美味しさでしたよ。ソーセージと言えば、コンビニで売っている、太くて真っすぐの「フランクフルト・ソーセージ」しか知らなかった私でしたが、この時から、バラエティ豊かなドイツのソーセージ群が、大好きになりました。



 最後に、これまたドイツでは定番の(?)、アイスクリームですね・・・クリームで飾り付けてあるため、味は甘すぎましたが、見た目がオシャレなので、良しとしましょう(笑)。




 そう言えば、自由時間に、ローテンブルク名物の「シュネーバル」の専門店を見つけて、入ってみたところ・・・頑固そうなオバサンが、私の注文など一切聞かずに、勝手に(ドイツ語で)「はい、これね!!」と2つ選んで、強制的に代金を請求してきましたよ。

 いわゆる「押し売り」なのですが、このオバサンは英語ができないご様子で、お互いの共通言語が存在しないため、こうなるのも止むを得ません・・・「おい、オバチャン、押し売りはやめてよ!!」と英語で抗議しても、まったく通じないのですから(笑)。



 その名物「シュネーバル」ですが・・・バスの中で食べようとしてみたところ、水分ゼロの保存食である「乾パン」のように完璧な硬さであるうえ、表面に塗られた薄味のチョコレート以外には、「味」と呼べるものが感じられません・・・(涙)

 とにかく、まるで岩石のような堅牢さを誇っており、何十秒か懸命にかじってみても、ほら、この程度が限界という有様!!

 何でも素直に喜んで美味しく食べることで有名な、真っすぐに育ったお嬢様ピアニストの沖野真理子さんでさえも、「う~ん、こ、これは・・・(>_<) 」と、絶句なさっていらっしゃいましたよ(笑)。




 さて、次に訪れたのは、世界一の女性人気を誇る名城、「ノイシュバンシュタイン」(白鳥城)!!

 このお城の数奇な運命について語り始めると、何十分もかかりますので、やめておきますね(笑)。



 さわやかな秋晴れに恵まれて、まさに、おとぎ話の世界・・・



 今でも、お姫様が住んでいそうですよねぇ!!

 現実には、若い王様が建てて、独身のまま、原因不明の奇怪な死を遂げたため、お姫様が住んだことは一度も無いのですが・・・



(次の写真は、お城の売店で私が購入した、A3サイズのポスター)




 お城を見物後は、連絡バスで麓(ふもと)まで降りて、城下町風に並んでいるレストランの一軒で昼食。



 まずは、ニワトリのトサカ風に盛り付けられたニンジンが目を引く、アート感覚あふれるサラダが出て・・・



 おそらく鶏肉と、意外に美味しい何らかのソース(私の説明能力を超えております)、そして、アイスクリーム風に丸く盛り付けられた、定番の蒸(ふ)かしポテト。いつものように(笑)、見た目はシンプルすぎますが、みなさん、お城巡りで腹ペコのためか、まあまあ満足なさっていましたよ。



 最後は、「サクサクしているのに、しっとり感がある」という、不思議な食感の、パイ風のお菓子。(ドイツからスイスにかけての山岳地帯では、昔ながらの定番お菓子のひとつだそうですよ)

 味は薄く、ほんのり甘い感じですが、クリームを塗りながら食べれば、素朴な美味しさが広がります・・・




 夜には、南ドイツ(バイエルン地方)の中心都市、ミュンヘンの市街地に繰り出して、有名なビアホール(ドイツ語の店名が読めなくてゴメンなさい)の前に集合のうえ、楽しい夕食タイム。



 ビアホールの中は、バイエルン地方独特のフレンドリーなムードに満ちており、客はみな、幸せ一杯の笑顔!!



 食事中には、バイエルン地方の民族衣装と民族音楽で、遠い国から訪れた観光客たちを、大歓迎してくれましたよ。



 まずは、当然ながら、ビールで乾杯!!



 次に、ポタージュとミネストローネを混ぜ合わせたような、不思議なスープが登場・・・正直、ほとんど期待していなかったのですが、いざ口にしてみると、濃厚で美味しいためビックリ!!



 メイン料理は、ご覧の通りで、ご説明はご無用ですよね?(笑)

 しかし、右上に添えてある、お餅とコンニャクを混ぜたような食感の、「じゃがいも団子」(と私が勝手に呼んでおります)が、私の好みにジャストフィットして、めちゃ美味しかったんですよ!!

 周囲の皆さまが、ちょっとかじっただけで「オエッ」と呻(うめ)きつつ残しているのを発見し、「それ、いらないのなら、僕にください!!」と、かき集めて(笑)何個も完食しましたよ。周囲の皆さまには、決してご理解いただけませんでしたが、正直、今回のドイツ旅行を通じ、いちばん美味しくてハマってしまったのが、この「じゃがいも団子」(と私が勝手に呼んでおります)だったのです!!

 なお、肝心の本体(肉料理)については・・・う~ん・・・



 最後に出てきた、謎のデザートは・・・プリンかババロアかムースの上に、たっぷりとチェリーのソースが乗っているものでしたが・・・じゃがいも団子(と私が勝手に呼んでおります)の美味しさに満たされていた私の記憶には、ほとんど残っておりません・・・



***************


 以上のように、私が実際にドイツで食したものを、振り返ってみると・・・

 誠に失礼な表現ではありますが、「意外なことに、見た目もオシャレで、味も美味しかった」というのが、正直な感想ですね。ドイツ料理は、「見た目が地味で、味も素朴すぎるに違いない」という先入観を抱いていたのですが、少なくとも、数年前に私が食べた経験の範囲内で申し上げると、「意外にオシャレで美味しかった」というのが結論なのです。

 したがって、我が「英国料理」と、正々堂々、試合形式で対決させてみたならば・・・

(※ 以下の比較は、9月18日版の「英国料理レポート」と連動しています)


《第1試合》 サラダ類は、見た目の意外なオシャレさで、ドイツ軍に軍配。

《第2試合》 「スコーン大将軍」 vs 「プレッツェル&シュネーバル連合軍」は、シュネーバル隊がプレッツェル隊の足を引っ張ってしまい、スコーン(英国軍)の圧勝。

《第3試合》 「フィッシュ&チップス」 vs 「ソーセージ連隊」は、バラエティの豊かさが功を奏して、ソーセージ連隊(ドイツ軍)の圧勝。

《第4試合》 「ローストビーフ」 vs 「ドイツのお肉&魚料理」は、う~ん・・・お互いに戦闘意欲が乏しい、伝統的な定番料理同士なので、互いに剣を抜き合うことさえないまま、「戦闘放棄により試合不成立」といったところでしょうか(笑)。

《第5試合》 各種のスープ類については・・・正直、意外にもハイレベルの戦いを繰り広げており、両軍とも、それなりに美味だったような記憶が・・・欧州では、スープ類の重要性が、日本の食卓よりも、はるかに高いですからね。(日常生活の中では、パンとスープだけで食事を終えることも・・・)

《第6試合》 デザート類については・・・フランス軍やイタリア軍の豪華絢爛な軍備に比べれば、かなり見栄えのしない、弱小な兵力・武力同士の戦いではありますが(笑)、わずかに、ドイツ軍が優勢でしょうか。

《第7試合》 英国の「アフタヌーンティ女王」と、ドイツの「ビール男爵」については・・・各国名物として互いに譲らぬ、堂々たる互角の戦いを展開。

《場外乱闘》 その他に特筆すべき点は、私がハマってしまった、ドイツ軍の隠し玉「じゃがいも団子」爆弾の、見事な炸裂ぶり。


 ・・・というわけで、予想外の戦況に!! (゚Д゚;)

 なんと、「
ドイツ軍の優勢勝ち」という、我ながら驚きの結果が判明!!

 \(◎o◎)/


 う~ん・・・失礼な言い方ではありますが、地味~な先入観に満ちていた「ドイツ料理軍」にさえも勝てなかったとなると(涙)、我が「英国料理軍」は、いったい、どこの軍勢と戦えば良いのでしょうか? (>_<)

 かくなるうえは、もはや潔(いさぎよ)く「玉砕」する覚悟で、次回の更新以降、「フランス料理軍」や「イタリア料理軍」に、無謀な戦いを挑んでしまいましょうか!!(笑)


 いや、待てよ・・・

 すっかり忘れていましたが・・・まだ、「スイス料理軍」や「オーストリア料理軍」(なぜか、どちらもドイツ語圏)という、(もしかすると)我が英国軍でも勝ち目を見込める(かもしれない)好敵手(?)が、残っているではありませんか・・・

 (^o^;)


※ この機会に、私のドイツ旅行について詳しく知りたい御方は、こちらをクリックして、「なるほど」とお楽しみくださいね!!





10月7日版

 前回更新の最後で、「次回はドイツ料理の特集を」と、高らかに予告しておいたのですが・・・

 その後、ハートメイツのメンバー3名様から、「どこか景色の素晴らしい、山の上に連れて行って欲しい」という、「オーダーメイド・ドリームツアー」を依頼されましたので、「初秋を彩る時事ネタ」としてのタイミングを逃さないよう(笑)、こちらの写真を、先にご紹介しておきますね!!

 (^o^;)

 その日は、運よく好天でしたから、京都から90分ほど車を走らせ、有名な「マキノ高原のメタセコイア並木」を通過して・・・




 全国的には「ほとんど知られていない」という表現が適切なのですが、「滋賀県の湖北地方では知らない人はいない」と断言できる(であろう)、「箱館山スキー場」の秋季公開を、訪れてみましたよ。

(注:北海道・函館市にある、夜景で有名な「函館山」ではございません)




 ロープウェイと、ペアリフトを乗り継いで、心地良い風を肌に感じながら、山頂近くまで登っていくと・・・



 見渡す限りに広がる、「ススキ」の群生地帯を楽しんだり・・・



 眼下に広がる、広大な琵琶湖の北端部を、満喫することができるのです!!

 \(゜ロ゜)/




 特に、(地元では)有名すぎる(であろう)素晴らしい光景が、これ・・・

 ほら、見てください、こんな不思議な場所には、日本中を探しても、めったにお目にかかれませんよ!!




 そう、「コキア」(和名は「ホウキギ」)と呼ばれる、めちゃ可愛らしい植物の大群を観察することができるという、世にも珍しい名所が、ここなんです!!

 \(◎o◎)/



 写真の右下に、喜色満面でカメラを構える私の影が、たまたま(笑)写っていますよ。



 うわぁ、これはもう、「天下の珍景」と申し上げても、過言ではありませんよね!!




 帰路にも、爽快な高原ドライヴを満喫して、一同、ご機嫌でしたよ・・・なにしろ、延々と続くメタセコイア並木の両外側には、オシャレなマロン(栗)の木が、ビッシリと植えられているのですから。(つまり、広大な栗畑の中を、並木道が一直線に伸びているわけで、「栗農園」での「栗拾い」も、受け付けているそうですよ)




 ちなみに、箱館山の山上で、私が一番気に入った光景が、これ・・・

 そう、お花畑の手入れをする、農作業姿の女性スタッフさん!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ



 人が懸命に働く姿というのは、なんと美しいのでしょうか!!

 o(^o^)o

 もしも、画家のゴッホが一緒にいたら、ただちに、この女性の絵を描き始めたことでしょう!!

※ 下記の絵は、有名な「種まく人」(ゴッホ画伯)




 ・・・ということで、皆さまも、私と一緒に山に登って、素晴らしい絶景&美景の数々を、満喫していただけましたでしょうか?

 ウイルス問題が、一時的に落ち着いている(かのように見える)この1~2ヵ月間こそが、秋を探して、どこかに出かける大チャンスですよ!!



 その意味でも、皆さまの「旅心」(たびごころ)を大いに刺激すべく、次回こそ、(すでに下書きを終えている)「ドイツ料理」の詳細レポートを公開しますので、どうぞお楽しみに!!

 \(^o^)/





10月4日版

 前回更新の最後に、「モテ期」という言葉を出したところ、大きな反響が!!(笑)

 実は、この言葉、私が大学教授をしていた時代に、学生たちから教わった、「若者言葉」なんですよ。飯田ゼミのコンパ(飲み会)で、学生たちの会話を聞いていると、「私、いま、モテ期に入ってるの!!」とか、「俺のモテ期、どうやら終えんを迎えたらしい(涙)」といった言葉が、飛び交うのです。

 前回の更新以後、「飯田先生、いったい今生で、第何十期目のモテ期なんですかぁ~?」とか、「いつもモテ期の飯田先生にも、時々、大モテ期がやって来るってワケですね~」などと、色々な方々から「笑い者」にされましたが・・・皆さまご存じの通り、私は人を笑わせるのが大好きですから、ぜんぜん苦にしておりません(笑)。高校の英語教師だった父から、「人様に笑われるような人間にだけは、ならんようにせい!!」(広島弁)と厳しく言われながら育ちましたので、こんな私に成長してしまって、父にだけは、申し訳ない気持ちですが・・・

 (^o^;)

 ところが、先日、「光の学校」の10月&11月分のカウンセリング予約をお受けしたところ(1時間程度で満枠になりました)、なんと、申込者の8割が、男性だったとのこと!!

 (゚Д゚;)

 もしや、モテ期はモテ期でも、もっぱら男性にモテるという、「同性モテ期」(これも学生用語)が到来したのでしょうか?

(学生たちの会話によると、「私、入学以来もっぱら、同性モテ期ばかりなのよねぇ~」なんていう表現を、しばしば耳にしますので・・・笑)


 *****


 そこで今回は、先日、9月18日版で公開した「英国料理編」に続いて、男性人気の高い国である「ドイツ」の料理を、(私の経験をもとに)ご紹介してみましょう!!

 私が知る限り、男性に人気が高い国は「英国」と「ドイツ」で、女性に人気が高い国は「フランス」と「イタリア」なんですよ・・・男性は「格式」や「真面目さ」や「(渋くて硬派な意味での)かっこ良さ」を求め、女性は「華やかさ」や「オシャレ度」や「美味しさ」を求める、ということなのでしょうか?

 ・・・というか、本音を申せば、「ドイツ料理ならば、我が英国料理の相手として、好勝負になるかも」という、戦略的理由が大きいのですが・・・美食大国であるフランスやイタリアと料理対決をしても、まったく勝ち目はありませんからねぇ(笑)。


 そう言えば、先日、ドイツで結婚&在住なさっている、クラシック音楽家の友人(有名オーケストラで、目立つ主要楽器の首席奏者をなさっていたほどの実力者さん)が、こんなメールをくださいましたよ。


***************

 こんばんは。先生のホームページを読んで、ふと思ったことがありました。(^ ^) ドイツで、私たちは朝ごはんにいつもパン(パン屋さんで買ったもの)を食べていますが、せめて日本の食パン風を食べたいっ!と、思い切ってホームベーカリーを買いました。

 でも、パン生地にレーズンを入れたりして、朝起きたら焼きたてパンの香りがして、ふわふわなパンが食べれらて嬉しいと思っているのは、私だけなんですよ。息子は絶対に、ふわふわな食パンは食べません! 他のドイツ人の子供たち同様、この国のパン屋さんで売っている、カチカチのパンを好んで食べます。確かに焼きたては美味しいのですが、ちょっと時間が経つと、もう、かった~くなってきて、私はとてもじゃないですが、食べられません(泣)。



 でも、この国の人たちは、これが普通なので、いくらカチカチのパンでも、子供からご年配の方まで普通に食べています。確かに、私も初めてドイツに来た時は、外食のあまりのマズさにショックを受けましたが(すみません、本音です)、今では当たり前のようにまあ、食べますね、はい。(^_^;) このように食文化は、習慣により成り立つのですね。

 クリスマスマーケット、今年は開催されるといいのですが・・・どうでしょうか?! 劇場はやっと9月からコンサートを再開しましたし、知り合いは、夏休みもみんな例年通りに、海外旅行にバンバン行っていましたからイタリア、スペイン、デンマーク、ノルウェー、クロアチアなどなど)、そろそろ通常運転に戻りつつあるのかなと思います。

***************


 ・・・ということなので、「ドイツ料理」であれば、我が「英国料理」と、似たもの同士の好敵手(笑)になってくれるのではないかと期待しながら、以下、ご報告させていただきますね。


 ・・・と、ここまで書き終えた時点で、なんと・・・眠くなってしまいました・・・(笑)

 現在、深夜の2時46分・・・今日は数時間後の起床後に、認知症の父が長期入院中の病院へ、秋の服(トレーナーとズボンのセットを5組という、看護師さんからのご要望)を持って行ってあげなければなりませんので、誠に残念無念ではありますが、今夜は、これにて失礼させていただきます・・・

 (>ω<。)




9月28日版

 先日、楽しいお葉書が届いたので、つい、思わず、ご紹介(笑)・・・

 まだ先なのですが、「光の学校」で12月に面談の予約が入っている、20歳前後の女子大生さんが、こんな素敵な礼状をくださいました。私の『ツインソウル完全版』(PHP文庫)を読んで、大興奮のあまりに、思わず描き上げてしまったに違いありません(笑)。

 デザインのセンスが、ただ者ではないので、芸術系大学の学生さんなのでしょうか?

(なお、この深遠なデザイン・・・私の著書『ツインソウル』に感激なさったという意味であり、この女子大生さんと私がツインソウルだと主張なさっているわけではありませんので、どうか皆さま、決して誤解なきように・・・笑)




 さらに、先日、上記の学生さんとは別の20代女性が、カウンセリングにおいでくださいました。彼女は、いわゆる「研修医」さんなのですが、ある患者さんへの対処方法を誤ったのではないか、自分が適切な判断をしていれば救うことができたのではないか、すべては自分の責任なのではないかと、まじめな性格ゆえに、ご自分を大いに責めて自信を失い、深く悩み苦しんでおられたのです。

 そこで、私が、生きがい論に基づく独自のカウンセリング技法を駆使しながら、この研修医さんが直面した出来事の奥深くに潜んでいる「人生のしくみと価値」について、さまざまな根拠に基づいて理路整然とご説明したうえで、「その患者さんがピカピカに輝くまぶしい光となって感謝なさっている事実」や、「この体験を活かして立派な医師になることの大切さ」などをお伝えしたところ、(知性と感受性を兼ね備えた素直な御方なので)清らかな涙と共に、正しくご理解くださいました。(その患者さんからのメッセージをお伝えしながら、私が患者さんをプライベートなニックネームで呼んだら、「なぜご存じなのですか!? (゚Д゚;) 」と、当たったのでビックリなさっていましたよ)

 すると、数日後、その研修医さんから、とても嬉しく光栄なお手紙を、頂戴しました。ちょうど、「解離性同一性障害」「被害妄想性障害」「パニック障害」「統合失調症」の4種類を重ねて発症なさっている患者さんと電話でお話したところ、ごく普通の対話さえも成立しないまま私が暴言を浴びるだけで電話を切られ、「ほとんど知らない相手との会話のみによるコミュニケーション(直接に対面できない電話カウンセリングという技法)の限界」に直面して、グッタリと疲労コンパイしていたタイミングで届きましたから、拝読しながらグングン元気が出て、「よ~し、とても厳しい仕事だけれど、また明日から頑張るぞ!!」と、私の方こそ救っていただいたのです。


***************

 飯田先生本当にありがとうございます。私が絶望のどん底にある時は、本当に自死しようかという考えが何度も頭を過りました。そんな私がここまで生きてこられたのは本当に先生のおかげです。先生の御著書と先生に出会えた事が今も心の支えになっていて、辛くなる時には先生の御著書やホームページを拝見して、先生が生きておられるその事自体に救われています。

 先生に何かあった時には、こんな私で役に立つか分かりませんが、何処へでも行って出来る事は何でもしたいので、何でもお申し付けください。全力で先生を応援致します。先生は命の恩人であり、いつでも先生の味方である事は今後も一生変わりありません。

 今は生きがいのマネジメントを拝読させて頂いています。先生の御著書は全てが素晴らしいのは全国の読者が証明していますが、本当に感動的で本質的で本当に奥が深く、何度読み返しても、新しい発見があります。私のような者が物申すのは偉そうであり、本意ではないのですが、それでも先生には感謝の気持ちを何度も何度も伝えたいです。飯田先生本当にありがとうございます。

 先生のホームページは本当に楽しくて、毎日拝見させて頂いています。先生のコメントが面白くて、見るたびに笑ってしまいます。先生から本当に元気を頂いています。先生もご多忙だとは思いますが、お体に気をつけてお過ごしください。


***************

 ※ 疲れた時や辛い時に、読み返して元気をいただけるので、過去に私のHPでご紹介した嬉しいお手紙類は、すべて大切に保存してあるんですよ。(もしかして、「こんな手紙、本当にもらったの?」なんて、疑い深い人が現れた場合にも、証拠物件としてお見せできますしね・・・笑)


 ・・・というわけで、ちょうど過酷な使命が続いて疲れ切っていた私は、このお手紙で、大いに励ましていただけました。この若き研修医さんは、人の気持ちを理解できる素晴らしい医師になって、多くの人々を救ってくださるに違いありません。まずは、その記念すべき第一号(笑)として、この私を救ってくださって、本当に、ありがとうございます!!

 m(_ _)m


 そう言えば、今回ご紹介した2通のお手紙だけでなく、このところ、女子大生さんや20代女性など、私にとっては「
」の世代の方々からの、お手紙やカウンセリング依頼が、明らかに増えているのです(たま~に若い男性も)。

 もしかして、誰にでも人生に一度は訪れるという、いわゆる「
モテ期」が、ようやく今頃になって、この私にも、ついに到来してくれたのでしょうか!?(笑)

 (^o^;);;;




9月24日版(19時17分)

 昨日の更新で、インドの聖地「バラナシ」の光景を(インド君が撮影した写真で)ご紹介したところ、読者の皆さまから、大きな反響をいただきました。その中に、インド旅行を経験した友人がおり、「バラナシの詳細が見事に描写されている映像がありますよ」と、素晴らしいレポート映像の存在を教えてくれたのです。

 さっそく、興味シンシンで観賞してみると・・・ある外国人観光客が現地で撮影した記録のようですが、確かに、めちゃ勉強になるオススメ作品ですので、下記にご紹介させていただきます。よろしければ、下記をクリックして、「これが、かの有名な、ガンジス川の聖地バラナシの実写映像か!! (゚Д゚;)」と感動しつつ、勉強に励んでみてくださいね。世界の広さを実感して、大いに視野が広がること、間違いなしですよ!! (^-^)


聖都バラナシの映像へGO!!




9月23日版

 先日、おなじみの通称「インド君」(有名日本企業のインド:デリー支店に勤務中の、まじめで有能な好青年)から、久しぶりにメールが届きましたよ。ウイルス問題の悪化により、日本に一時帰国なさっていましたが、その後、めでたく(?)インドに戻っているご様子。

 はたして、現地インドの実情は?
(インド君から直送された、ホヤホヤの最新写真でご紹介しますね)


***************

 こんばんは。ご無沙汰しております。インド在住**です。2度のワクチン接種を経て、先月インドに再渡航しました。元気にしています。渡航前には直接ご挨拶したかったのですが、バタバタしてしまいお伺いできず失礼致しました。

 インドは現在、コロナの感染が随分落ち着いており、デリーの新規感染者の数は10万人あたり2人程度に留まっています。(東京が直近1週間で10万人あたり38人とのことです) 他の州も一部を除き、おおよそ似たような状況です。そのような背景もあり、少し仕事も片付いたので、旅をしてきました。


 まずは、ガンジス河でおなじみのバラナシに、飛行機で行きました。現地の人が幸せそうに沐浴(もくよく)していましたが、さすがに私はやめておきました。(飯田注:基準値の20倍~100倍とも言われる大腸菌がおり、日本人には生命の危険があるとのこと)



 修行者みたいな人も多く、牛も多く、インドの他の街と比較しても、「混沌」という言葉が似合う場所でした。


 

 その後、ブッダガヤという街に車で移動し、釈迦がその下で悟りを開いたという菩提樹と、その地に建つマハーボディー寺院を訪れました。やはり、かなり立派で圧倒されました。写真の塔の右下にある少し低い木が、その有名な菩提樹です。(少し前にテロがあったようで、携帯やカメラの持ち込み等は禁止されています。入場すると、菩提樹も間近で見られます)



 その後、少し寺の周辺を歩いていると、人混みがあったので、何事か聞いてみると、ワクチン接種待ちの列でした。世界史と現代社会が混ざったような、不思議な気持ちになりました。



 また、その後にナーランダという場所に移動し、あの三蔵法師が修行したという、ナーランダ大学跡に行ってきました。かなり立派な遺跡が残っており、見応えありでした。

 今回の旅で、ガイドと話す機会も多かったですが、やはりインドの観光産業も、コロナで大打撃を受けているようです。ブッダガヤやナーランダーは、かなり、すいていました。早く世の中が元に戻って、観光地に人が戻れば良いな、と思います。写真で見るより、色んな意味で強烈なインパクトがあるので、是非日本の人にも、直接足を運ぶことをお勧めしたいです。


***************


 ・・・とのことで、インド君のまじめで誠実な人柄が感じられる、素敵なレポートですよね。何年間もインドで揉まれてきたのですから、もう、地球上のどこに行っても大丈夫では? (ちなみに、現在も、「お嫁さん募集キャンペーン」は継続中ですので、インド在住希望者さんは、お申し出くださいませ)


 ところが!! (^o^;)

 いま、「地球上のどこに行っても大丈夫では?」と書きながら、内心、「いや、そうでもないかも?」と、実は不安になってしまった私・・・

 なぜなら、ちょうど先日、ロシアの「ヤクーツク」という、冬季にはマイナス40度を下回る寒さで知られる街の様子を、知人から教えてもらって仰天したばかりだからです。ほら、私も目にした瞬間、まさに「凍りついて」しまった、この写真を見てくださいよ・・・

 なんと、永久凍土の上に街が建設されているヤクーツクでは、真夏以外は、朝から晩まで氷点下の生活・・・(時には、氷点下70度以下になるとのこと)

 そのため、例えば「魚屋さん」の店頭では、カチカチに凍って棒のようになった魚たちが、ご覧のような形で、普通に売られているのだそうですよ!!

 \(◎o◎)/



 日本の魚屋さんのように、「鮮魚」なんていう張り紙は、決して書けそうにありませんねぇ!!

 \(゚Д゚;)/



 これ、ちゃんと食べられるように、美味しく解氷できるのでしょうか?

 (◎_◎;)



(閲覧厳重注意: ちなみに、大きな声では申せませんので、小声でコッソリと書いておきますが・・・1枚目の写真の左下の段ボール箱に積まれている、白い毛で覆われた何匹もの物体は、「そのままの姿で凍りついているウザギたち」だそうですよ・・・涙)


 以上、今回は、この数日間で思いがけず集まってきた情報をもとに、暑~いインドから寒~いロシアまでを、インパクト満点の写真たちで、ご紹介させていただきました。

 そこで、ハイ、皆さん、いつものように、声を合わせてご一緒に・・・

「世界は広い、広すぎる!!」 (^o^;)


 ※ なお、蛇足ながら申し添えておきますと・・・いずれ、
「飯田史彦と決死の覚悟で一斉に飛び込む、ガンジス川・沐浴の旅」の参加者を募集することは、絶対にありませんので、ご心配なく(笑)。




9月18日版

 先日、あるお客様との会話の中で、「飯田先生は、ロンドンにお住まいだったんですよね? イギリスにも、名物料理と呼べるものが、あるんですか?」と問われて、「もちろん、ありますよ!!」と、思わず憤慨した私・・・

 ( `―´)ノ

 そこで、本日は、その会話で私が解説した「イギリス(英国)名物の食べ物」について、私自身が撮影した写真を用いながら、皆さまにも、ご紹介しておきますね。

***************


 それは、2010年の11月のこと・・・

 私は、「飯田史彦の解説で巡る英国の旅」(JTB主催)として、バス2台という大所帯を引率しながら、ロンドンに向かいました。

 本日は「英国料理」のご紹介が目的なので、旅の詳細レポートは省略しますが・・・まず向かったのは、ロンドン郊外にある中世の宮殿、「ハンプトン・コート・パレス」。ここを訪れれば、16世紀そのままの貴族生活の雰囲気を、満喫することができるんですよ。




 うわぁ、こんなコテコテに造形された庭園、どこがいいんでしょうか?

 私のような一般庶民から見ると、まさに「お金の無駄」にしか見えませんが・・・大金持ちの貴族たちは、お金の使い道に困っていたのでしょうから、「お抱えの庭師たちを大量に養う」という責務を、大いに果たしていたというわけですね(笑)。

 自然派の私にとっては、正直、ぜんぜん、うらやましくないですねぇ・・・

  ( >_< )




 中世のままで残されているキッチン(厨房)を訪れてみると・・・映画「ハリー・ポッター」にソックリな制服を着た小学生たちが、先生方に引率されて、ワイワイ騒ぎながら見学中。

 あの映画の主人公たちは、べつに「魔法学校の特別な制服」を着ているのではなく、英国では、このスタイル&デザインの制服が、普通に標準だったのですね(笑)。



 下記写真の右端&左端の位置で、まさに「ハリー・ポッター」そっくりの、メガネ顔の男の子2名を発見!!(左端のポッター君は、肉塊の模型を前にして、大あくび中ですが・・・笑)




 我々一行は、中世から使われていた、そのままの食堂で、英国風の昼食を・・・



 ほら、余計な装飾を省いた、このシンプルさ・・・さっそく、英国らしさ爆発ですよね!!

 ちなみに、右下のカップケーキは、かじりついても歯が立たないほど、金属のようにカチカチの硬さで、一同、大苦戦しながら泣きました・・・(この食べにくさも、また英国風かも)

 (>ω<。)




 その後、我々が移動したのは、『シャーロック・ホームズ』シリーズにも登場する、かの有名な「テームズ川」・・・そのほとりには、ほら、写真右側に見えるように、世界一大きな観覧車(当時)である「ロンドン・アイ」の雄姿が!!



 その「ロンドン・アイ」に向かう途中のデザート屋さんで、つい我慢できずに購入してしまったのが、こちら!!

 なお、当時の私は、諸事情により(笑)現在より18キロも太っており(現在78:当時96)、あまりにも顔がパンパンすぎて、お見苦しいため隠ぺいさせていただきます・・・

 m(_ _)m



 この、どんよりとした「曇り空」も、ロンドンの名物なんですよねぇ・・・



 その「ロンドン・アイ」からの眺望は、かくのごとく絶景・・・

 眼下には、テームズ川の対岸に、世界遺産の「ビッグベン」(国会議事堂の大時計)や、「ウエストミンスター寺院」などの名所が!!






 街なかに移動してみると・・・

 まだ11月19日だというのに、クリスマス仕様のデコレーションが、始まっていましたよ。



 なぜか、サンタが宇宙遊泳を、なさっているようですが・・・



 我々が入店した、高級パブ(英国式居酒屋)の中にも、クリスマス風の飾り付けが・・・




 出ました!! \(◎o◎)/

 これが、「英国料理」の代表格である、「ローストビーフ」!!

 ご覧のように、牛肉をオーブンで焼いて薄切りにしたものであり、「ヨークシャー・プディング」(丸いパンのように見えるもの)を沿えて食べるのが、伝統的な取り合わせです。ソースは、「グレイビー」と呼ばれるものであり、日本でおなじみの「デミグラスソース」に似ていますが、甘みは薄くて、意外にあっさりした印象。日本のような「ご飯」(お米の主食)の習慣はありませんので、付け合わせてある素朴な「蒸しポテト」によって、炭水化物を補充することになりますよ。

 このような「ローストビーフ」の、最大の長所を、文筆家として、一言で巧妙かつ完璧に表現するならば・・・

 まさに、「
美味しすぎないこと」!! (゚Д゚;)

 言い換えれば、「
ある程度の美味しさにとどめてあること」(笑)こそが、つつしみ深い英国人らしさ満点と申しますか、まあ、そのぅ・・・(と、口ごもってしまう私です・・・)




 食後に出てきたデザートも、ご覧の通り、「シンプルさ」を極めているのが、まさに、英国風・・・

 もはや、ご説明は、ご無用でしょう・・・宿命のライバルである隣国フランスとは正反対に、「無駄な装飾など一切ご無用!!」と言い切るかのごとき、爽快感さえも感じさせる潔(いさぎよ)さですよねぇ!!

 (^o^;)




 さて、翌日は、「英国の心」(ハート・オブ・イングランド)と呼ばれる、かの有名な「コッツウォルズ地方」に向かった、我々一行・・・(詳細は省略)

 その代表的な観光地のひとつ、「ボートン・オン・ザ・ウォーター」の街には、名作『クマのプーさん』で知られる「ハチミツ色の建物」が、古めかしくも可愛らしい姿で、並んでいますよ。





 お腹がペコペコなので、お昼ご飯のお店に、向かいましょうか・・・






 可愛らしいカフェに入ると、まず登場したのは・・・

 これぞ、英国式のランチ&ティータイムを代表するお菓子、「スコーン」!!

 濃厚な「クロテッドクリーム」と各種のジャムを、たっぷりとつけて食べるのが特徴なのですが・・・「これまで日本で食べていたのは何だったの?」とビックリするほど、本場のスコーンは別次元の美味しさであり、皆で仰天したのを覚えていますよ。

 ああ、もう一度、あの幸せな時間に戻りたい・・・




 一方で、スコーンの後から出てきた、おなじみの英国名物「フィッシュ&チップス」につきましては・・・

 まあ、ご覧の通り、ボリュームが全てというか・・・(笑)

 立ちのぼる「油の香り」以外には、「味」と呼べるほどのものが存在しませんので、テーブルに備え付けの「塩」や「酢」をふりかけることにより、各自がお好みの味に仕上げてから口に入れます。

 これもまた、「ローストビーフ」と同じく、「
美味しすぎないこと」こそが、最大の長所なんですよねぇ・・・おかげで、この油ぎった物体を、食べ過ぎてお腹を壊す心配が無いことだけは、確かですので・・・

 (^o^;)




 そう、何事も、「過ぎたるは及ばざるがごとし」と忠告されるように、料理においても、「適度」を保つためには、大変な努力を要するに決まっています。「美味しさ」や「見た目の美しさ」を、わざと過度に追求しないでおくことによって、料理としての品格と節度を保つこと・・・これこそが、伝統的な英国料理の真髄(しんずい)であり、極意(ごくい)であると、(料理に関してはド素人にすぎない私の全責任において)断言させていただきましょう!!

 ('ω')ノ

 以上のように、「食べ過ぎを防止することによって人類の健康を守る」という、博愛精神に満ちた気高い使命を遂行するためか、

「美味しすぎないよう心がけている」

 ・・・隣国フランスの美食家たちによる「限りなき美味しさ&美しさの追求」を、上から目線で「無節操で下品だよなぁ」と嘲笑するかのごとく、この崇高な心がけを美徳とする英国料理は、なんと奥ゆかしくて高潔なのでしょうか!!

 読者の皆さまも、もしも今後、ご家族や恋人から「料理が不味(まず)い」と言われたら、「何よ失礼な!! つい食べ過ぎてしまっては体に毒だから、愛するあなたの健康に配慮して、美味しすぎないよう心がけてあげてるのよ。うっかり美味しすぎるものを作ったら、あなたが食べ過ぎてしまって、我が家が養豚場と化してしまうでしょ?」と、満面の笑みで理路整然と解説してやってくださいね。

 (^-^)


 この勢いで、もうひとつ、世界的に知られる英国名物を挙げておくとするならば・・・

 上記旅行の6年後、再び「飯田史彦と巡るツアー」で英国を訪れた際に、「せっかくなので、今回は、かの有名な、あれをやってくださいよ」と、JTBさんに強く要望して実現したのが、これ。

 この立派なお店で、午後の「お茶の時間」にいただけるのが・・・そう、日本女性の「あこがれ」でもあるという、伝統的な「英国式のアフタヌーン・ティ」!!




 で、出ました!! (゜ロ゜;ノ)ノ

(一応、このワンセットで4人分ですが、「もう勘弁」と涙するほど、いくらでも追加してくれます)



 スコーンに添えられる、あの定番の組み合わせが、このお店でも・・・



 塩分補給のために(?)、サンドイッチらしき物体も、一応、用意してありますが・・・

 ご覧のように、ほとんど「具」が見当たらないため(笑)、ほぼ、味はありません・・・

 (^o^;)




 一同、大いに盛り上がって、「イングリッシュ・ティの母国」におけるティータイムを、楽しく満喫しましたが・・・



 ただ「めちゃ甘い」だけのケーキには、皆さん、驚きを隠し得ない表情でしたよ(笑)。

 私は、かつてロンドンで暮らしていましたから、もう慣れっこでしたが・・・なにしろ、英国のカフェでは、この「めちゃ甘いだけ」のケーキ類の上に、店員さんが「ウィズ・シュガー? ハニー? クリーム?」などと尋ねてきて、さらに砂糖やハチミツやクリームを、山盛りにかけてくれるんですから!!

 \(゚Д゚;)/




 ・・・というわけで、英国らしさ炸裂の写真たちを選びましたから、皆さま、間違いなく、お楽しみいただけましたよね?

 お~っと、このタイミングで、エキサイティングな名案が浮かびましたよ・・・

 こうなったら、その他の国々で食べた名物料理の数々も、今後、このページで、順次、ご紹介していきましょうか!!

 ただし、英国びいきのジェントルマンである私(?)の立場から、ズル賢く計算・・・いえ、公正に判断すると・・・

 美食大国の「フランス」や「イタリア」と戦っては分が悪すぎるので、まずは、勝算を見込める(かもしれない)「ドイツ」あたりから、真剣勝負を挑んでみましょうか(笑)。

 
(^-^;)





9月11日版(23時58分・加筆版)

 実は、このたび・・・

 わずか数ヵ月前に増刷したばかりの、(デジタル媒体ではなく)紙で印刷された『実践編・生きがいの創造』(PHP文庫)を、またもや、紙の本として増刷していただけることが決定しました!!



 編集者さんからの通知メールには、「前回の増刷分が全国書店に流れた結果であり、先生が書かれた本の実力でございます。これからも増刷になることを願っております」と、嬉しいお言葉が綴ってありました。世の中がウイルス問題に入った頃から、外出自粛により人々に「読書」する暇ができたからなのか、あるいは「人生」の意味や仕組みについて考え込む人々が増えたからなのか、私の本の売り上げが、明らかに増えているそうなのです。

 私が若い頃に書いた本までを含めて、今さら「生きがい論」が脚光を浴びることになるとは、本当に、ありがたいことではありますが・・・それほど世情が不安定になり、生きる意味を自問する人々が増えているということですから、正直、素直に喜ぶわけにはいかない心境です・・・ (^o^;)




 その一方で、京都には何度目かの(もう回数など忘れてしまいました)「緊急事態宣言」が発令されているため、「光の学校」での無料カウンセリングは、(余命宣告を受けた御方など例外的事例を除いて)一般受付を休止しております(涙)。

 そこで、今回は、カウンセリングの早期再開を願いながら、ここしばらくの間に「光の学校」を訪れてくださった方々からのお手紙を、いくつかご紹介してみますね。過去2回の更新で、たまたま、皆さまからのお手紙をご紹介したところ、とても喜んでいただけましたので、「おまけにもう1回」ということで・・・


 まず、突然の急病で妹さんを亡くされた20代女性が、そのお母様と一緒に「光の学校」においでになり、急きょ、カウンセリングを行った事例です。(若い方々からのご依頼は、余命宣告を受けられた方々と同様に、常に優先しております)


******************

 飯田先生、昨日は本当にありがとうございました。お忙しいところ、先生の貴重な時間と労力を割いて下さった事には本当に感謝しかありません。先生に直接お会いして本当に救われました。先生の御著書に出会い、先生に直接お会いできる日が来るなんて、夢のようでした。帰りの車では、先生から頂いたCD(飯田注:サントリーホール公演のライヴCDを差し上げました)を聴きながら、また妹に会える日まで頑張って生きようと思い、泣いていました。

 今考えても、あの絶望感から、ここまで生きてこられたのは、先生のおかげさまだと思います。先生にお会いする前は不安と絶望感に苛まれていましたが、先生とお話しした後、生きる希望と、妹と一緒だという安心感に包まれて、優しい気持ちになれました。先生が生きておられるという事そのものが、どれほどありがたい事か分かりません。先生と同じ時代の同じ国に生まれたことに本当に感謝です。

 母は、先生にお会いして、どん底の気持ちから救って頂いて、生きる希望を与えて頂いたと言っています。先生に、命を救われたと言っています。私の目からみても、元気になり、今まであった吐き気も治まっていて、私も母の事が不安だったので、本当に先生には感謝しかありません。突然のお願いであったにも関わらず、お会いして下さった事、本当にありがとうございます。


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 次の御方は、遠く青森県の弘前市から、京都までおいでくださいました。(和菓子職人でいらっしゃるご主人が、私のために丹精込めて造ってくださったオリジナルのお菓子、めちゃ美味しかったです!!)


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(挨拶部分は省略)

 光の学校のカウンセリングルームは、空に浮かんでいるような不思議な空間で、雲のような、真っ白なソファーに座った途端、それまで緊張していた心と体が、ふわっとしたのを覚えています。そして何より、先生の、包み込んでくれるような優しい笑顔に、どっと涙が。。。込み上げる感情のために、上手く話せない私でしたが、先生はまるで探偵さんのように、私の周りに起きている状況を、次々とご理解下さるのが、とっても不思議でした。先生のプロフェッショナルなカウンセリングのお陰で、人生で最も辛かった時期を、無事に乗り越える事ができました。

 帰り際、スタッフの皆様からも、全身からあふれ出るような、いたわりと励ましを。。。何と表現したら良いのでしょうね。。。言葉だけではない、応援にも似た優しいお気持ちを確かに受け取り、来た時とは打って変わって、元気を取り戻して帰路に着きました。本当に、ありがとうございました!

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 次の御方は、東京で、クラシック系の音楽活動をなさっておられます。そのような立派な御方に、私の「お笑い素人芸」にすぎないトロンボーン演奏を聴かせてしまうのは、大変失礼なことなので赤面してしまいますが・・・私の狙い通りに、ワハハと笑っていただけたご様子ですので、本当に良かった!! (^o^;)


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(挨拶部分は省略)

 このたび、飯田先生のコンサート(サントリーホール)のCDを、時間を忘れて聴き入ってしまいました。聴き始めますと、愛に深く満たされるようで涙が止まりませんでした。それから、白衣とトロンボーンのお話のあたりから笑ってしまい、そのあとは歌の中で、光へと生き抜く元気をいただくようでした。

 また、私が深く感動しましたのは、沖野真理子さんのピアノ演奏です。沖野さんが、ご自身の大変な状況(飯田注:ご体調問題のことだと思われます)の中でも、これほど素晴らしい演奏を続けてくださっているからこそ、私たちが救われるのですね。沖野さんにも、本当に感謝いたします。沖野さんのCD(クラシック音楽・美旋律名曲集-2)も、これから大切に大切に、何度も聴かせていただきます。

 『ツインソウル(教授の恋)』も、繰り返し読ませていただいております。先生のご本は、光との対話など圧倒的に引き込まれますのに、さらに思わずクスっと笑ってしまうシーンがあるところに、救われております。本当にありがとうございました。どうかくれぐれもご自愛くださいますように。


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 ・・・ということで、私の方こそ、皆さまから頂戴する嬉しいお手紙に、「これまで頑張ってきて良かったぞ!!」と、大いに救われております。

 思い起こせば、大学の助教授として「生きがい論」を提唱し、社会奉仕活動を始めた当初(もう25年以上も前)には、「飯田はおかしくなった」と心配されたり、宗教と勘違いされたりして、ほとんどの友人が(私を気持ち悪がって)去っていきましたが(涙)、その後の四半世紀にわたる地道な奉仕活動を通じて、しだいに誤解が解けてきて、かつて去っていったよりもはるかに多くの、素晴らしい同志の方々に恵まれました。

 過去の歴史が証明するように、何事も、「ある道(発想・理論・方法)を最初に切り拓いた人」というのは、同時代の人々から理解を得られず、無視されたり嘲笑されたり気持ち悪がられたり(笑)するのが通例ですから、私の苦労など当然のこと・・・偉大な先人の方々に比べれば、まだまだ、苦労のうちに入らないというのが事実でしょうね。そんなわけで、どうか皆さま、これからも、温かいご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 m(_ _)m


 そういえば、本日、「光の学校」の音楽療法室(星降る森のホール)の一角に、次の写真のような、新たな仲間が加わりました。かなり大きな装飾(木製の本)なので、取り付け作業が大変でしたが(もちろん私が自分でやりました)、ぴったりの場所が見つかりましたよ。

 ぜひ、「光の学校」においでになって、「どの場所に登場したのかな?」と、探してみてくださいね!!

 (^-^)






9月3日版

 本日、「光の学校」に出勤・・・じゃなかった、登校(笑)してみると、とても嬉しいお手紙が届いていたので、ご紹介させていただきますね。(ちなみに、私は「光の学校」からの金銭的報酬は1円も受け取っておらず、完全無給の純粋な奉仕活動として働いておりますので、「出勤」というよりは「登校」と表現する方が、私自身のイメージに近いのです)

 このHPの読者の皆さまにとっても、「人生を変える思考法」として、大いに参考になる内容が書かれていますから、きっと、お役に立つと思いますよ!! (^-^)

 詳しい個人情報は書かれていませんが、高度な文章力と美しく丁寧な文字からは、「ただ者ではないインテリジェンス感」が濃厚に漂っていますので、かなり知的なご経歴&ご職業の御方でいらっしゃるに違いないと、(名探偵シャーロック・ホームズのように)推理・拝察いたしておりますが・・・


******************

 拝啓
(以下、ご丁寧な前置き部分は省略)

 突然の手紙にて大変失礼いたします。どうしても、飯田先生にお礼を申し上げたく、筆をとりました。
 ひょんなことから、先生のホームページを拝見させていただき、先生がアップして下さっておりますヨーロッパ各地のお写真を眺めておりましたら、不思議なことが起こりました。(ご丁寧な謙遜部分は省略)

 過去に、私はヨーロッパに音楽留学をしていたことがあるのですが、滞在中に身体的な問題が生じ、演奏することが困難になった経緯があり、その後やむなく進路を変更した経験がありますため、当時のことは、現地での思い出も含めて、私の中で暗いイメージとして残っておりました。

 ところが、「飯田研究室」の音楽を聴かせていただきながら、ヨーロッパのお写真を眺めておりましたら、突然、あの当時の自分が、こんなにも素晴らしい地球の、とてつもなく美しいたくさんの場所に、実際に自分の足で立ち、この身をもって美しさを経験していたのだということに、気づいたのです。まるで、光が降ってくるかのように、「ああ、自分は、あの当時、なんて幸せだったんだろう、こんなに美しい地球、自然、人々がつくった美しいものを、確かに肌で味わっていたのだ」と気づいたとたん、涙があふれて、このような経験をさせてくれた全ての人や存在に、感謝の気持ちで一杯になりました。

 それは、まるで、オセロの黒い面が、全てパタパタ~っとひっくり返されて、全てが白い面になったかのようでした。過去が変わるという、不思議な、初めての経験でした。私の中の暗い部分を光に変えて下さった飯田先生に、心から感謝いたします。本当にありがとうございます。

 それからというもの、先生のご著作を、読ませていただいております。読んでおりますと、別世界にグ~っと連れていかれるようで、なぜか心が満たされます。まだまだ人生、迷うことばかりですが、飯田先生のご高著を拝読させていただくうちに、信じることへの、そして、愛に生きることへの意志を、強く感じるようになりました。飯田先生に深く深く感謝いたします。ありがとうございます。

(以下、ご丁寧なあとがき部分は省略)
 敬具

******************


 ・・・という、誠に光栄なお言葉を頂戴して、私は思わず、「ああ、大変な時間と労力をかけて、ヨーロッパ旅行記を編集&公開しておいて、本当に良かったぞ!!」と、その苦労が報われた幸せ感に満たされました。実際、それぞれの旅行記を完成させるまでには、大量の美麗写真の編集が必要であるため、文字だけで1冊の本を書き上げるよりも、はるかに多大な時間と労力を費やしたのですから・・・ ( >_< )

 そんなわけで、私が作成・公開してきた旅行記のメンタルヘルス的な有効性が、上記の嬉しいお手紙によって完璧に実証されましたので(笑)、この好機をとらえて、以下に再掲させていただきます。「もう何度も観たので飽きてます!! ( `―´)ノ」と嫌がる御方も、久しぶりに観賞し直してみれば、新たな発見が見つかるかもしれませんので(笑)、下記のお好きな場所から順次選んで、「どこから訪れようかな~」と、ワクワクしながらクリックしてくださいね。


 ちなみに、いずれウイルス問題が沈静化した時には、「飯田史彦の進軍ラッパで巡る、ヨーロッパ・歴史と文化と美酒&美食の旅」(仮題)を企画&開催しますので(断言)、その予習も兼ねております(笑)。

 特に、「ウイルス問題の発生以降、ほとんど外出していないなぁ(涙)」と嘆いていらっしゃる御方にとっては、「なるほど」と勉強したり、「ええっ!?」とビックリしたり、「ワハハ」と笑ってストレス解消をはかるための、絶好のチャンスに決まってますよ!!

 \(◎o◎)/

(たまたま同時閲覧者数が多いと、ダウンロードが途中で止まって、写真部分が空白になってしまうことがあります。その場合には、「再読込」の丸いマークをクリックすれば、たいてい解決します)


*スイス&イタリアの旅へ!!


*フランス&イギリスの旅へ!!


*ドイツ&オーストリアの旅へ!!


*イタリア&ヴァチカンの旅へ!!





8月23日版(極楽往生の話:16時27分加筆版)

 昨夜は、18時30分に「光の学校」においでくださった、ハートメイツの皆さま10数名を「引率」(笑)して、「夕涼み会」に出かけて来ましたよ。

 京都にも緊急事態宣言が発出されている状況ですが、いわゆる「3密」を避けた屋外イベントであるうえ、参加者の半数は京都市内在住の方々・・・「お手本を示すべき日本政府が、国外から大量の入国者を受け入れて堂々とオリンピック&パラリンピックを開催しているわけですから、わずか数名が県外から移動してきたところで、お叱りを受けるはずがありませんよ」というご指摘が多かったので、「おっしゃる通り」と納得するしかありませんでした(笑)。

**********

 日が暮れるのを待って、19時に「光の学校」階下のロビーに再集合のうえ、「幸運にも雨がやみましたね!!」と皆で喜びながら、鴨川方面に移動・・・

 現在でも大人気の新選組(しんせんぐみ)が、幕末に、あの「池田屋騒動」を起こして大いに名を上げたのが、この三条大橋(東海道五十三次の終点でもあります)のすぐ近く・・・この辺りを、かの有名な「土方歳三(ひじかたとしぞう)」「近藤勇(こんどういさみ)」「沖田総司(おきたそうし)」たちが走り回っていたことは間違いありませんから、誠に、感慨深いものがありますよねぇ・・・現在は、恋人たちのデート・スポットですが・・・ (^o^;)



 三条大橋の横から、鴨川の土手に降りて、川下方面に目を向けると・・・先ほどまで小雨が降っていたからなのか、今夜は、ほとんど人影が見当たりません。いつもならば、数多くの恋人たちが、等間隔に並んで座っているのですが、さすがに今夜は、川岸の芝生が濡れていますからねぇ・・・ (>_<)



 川下(大阪方面)に向かって歩いていくと・・・

 例年ならば、川の上に飛び出して設置された屋外座席である、「床 」(ゆか)と呼ばれる風物詩がビッシリと並んで、まぶしく輝き、大勢の客で賑わっているのですが・・・今年は、ご覧のように暗くて、まばらな状態(涙)。(先ほどまでの雨天とは関係なく、緊急事態宣言のため、そもそもお店が営業していないのです)



 さらに、数百メートルほど歩いていくと、四条大橋が見えてきましたよ。

 それにしても、まったく、人影が見当たりませんねぇ・・・



 四条大橋の向こう側で威容を誇っているのは、歌舞伎の聖地、「南座」ですよ。(四条大橋を超えて、真っすぐに10分ほど歩けば、あの「祇園祭」を主催する「八坂神社」です)



 我々一行は、四条大橋の下をくぐり抜けて、もうしばらく前進・・・

 すると、橋の真下の暗がりに、人目を忍んで(虫のごとく)ピッタリと身を寄せ合っている、数組の恋人たちを発見!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 しかし、そのラブラブな姿を目の前1メートルから撮影するという暴挙&愚挙は、いくらお調子者の私でも、さすがに・・・やめておきました(笑)。



 四条大橋をくぐり抜け、さらに数百メートルほど進み、右手の小さな公園の場所に架かる橋を渡り、木屋町(きやまち)通りに出てから右折し、しばらく北上すると・・・本場イタリアから京都に進出してきた、有名なジェラート屋さんに到達。



 なんと、緊急事態宣言のため、19時45分にオーダーストップ、20時に閉店とのこと・・・オーダーストップの時刻まで、あと5分ほどしか残されていないので、一同、大あわてで、何でもいいからテキトーに(笑)発注!!

 \(゚Д゚;)/



 しんがりを務めた(つまり全員の最後に発注した)私は・・・迷うことなく、前回の夕涼み会(1ヵ月前)と同じく、「黒蜜きなこ」&「ピスタチオ」のダブルを発注。こう見えても私は・・・意外にも(?)、いったん「これ!!」と決めたら、決して浮気はしない性格なんです!! (;^ω^)



 ジェラートを楽しみながら、「3密」を避けるべく、だらだらと長い列を形成しつつ、帰路である高級料亭街:先斗町(ぽんとちょう)に突入・・・

 例年ならば、まぶしいほどの灯りの中、大勢の観光客で、ごった返している先斗町なのですが・・・緊急事態宣言のため、わずかな店しか開店しておらず、歩く人も、ほとんど見当たりません(涙)。今はただ、「この有名な通りが、幸せな表情の人々であふれる時が、一日も早く訪れてくれますように」と、願うばかりです・・・




 ・・・う~ん、このように、ありのままにご報告すると、緊急事態宣言中の京都の街の淋しさばかりが、目と心に残ってしまいますよねぇ・・・

 (>ω<。)


 そこで、このままでは終われませんから、「もしかすると、心が温まるかもしれない話題」(笑)として、ある実話を、ご紹介しておきますね。

**********

 先日、あるご病気(ご高齢の御方に多い症状)により、九州の**県の病院に入院なさっているという、ある僧侶の御方から、(病院の住所で)お手紙を頂戴いたしました。誠に素晴らしい達筆により、教養あふれる美しい日本語と、高潔な人間性を示す丁寧な敬語を駆使して記されたお手紙を拝読した私は、「恐れ入りました、さすがは僧侶の御方!!」と、心の頭を下げて感じ入ったのを覚えています。

 そして、そのお手紙の主題として書かれていたのは、次のようなご質問でした。(この御方は、10年以上前に、私の『ツインソウル』をお読みくださり、私が脳出血による臨死体験中に「光たち」から問われた「3つの質問」について、強い興味をお持ちくださったとのこと)

 「
風の便りには、あの世に着きました時に、白い光の方が現れて三つの質問をされたという話が先生の御著書にありましたのが、現在、五つの質問に変っているとの事でしたが本当でしょうか



 私は一読して、文意がよくわからず、「ん?」と考え込みましたが・・・再読すると、「風の便りには」という一文の位置が前にズレているため、文意がわかりにくくなっているのだという事実に気づきました。正しくは、次のようなご質問になるはずなのです。

 「
(かつて『ツインソウル』に書いてあった内容によると)あの世に着きました時に、白い光の方(飯田が呼ぶ「光たち」)が現れて、3つの質問をされるということでした。しかし、現在では、その質問の数が、5つの質問に変って(増えて)いると、風の便りに聞きました。それは、本当なのでしょうか?

 このようにして、ご質問の正確な意味は理解できたのですが・・・困ったことに、私の中では、「臨死体験時に光たちから問われた質問」は、今でも「3つ」のままであり、増えておりません。したがって、「その後に2つも増えて、今では5つになってしまっていますから、お気をつけください!!」(笑)などという話は、考えたことも、口にしたこともないのです。『ツインソウル』は「小説」ではなく「ドキュメンタリー」(実録)ですから、その後の気分で勝手に変更することなど、できるわけがありません(笑)。


 そこで、この御方が置かれている諸状況や人物像をもとに、ちょっとした「推理」(僕の得意技だよ、ワトソン君!!)を働かせてみると・・・

 ここで重要な意味を持ってくるのが、「風の便りには」という表現です。言い換えれば、「どこからともなく聞こえてきた話によると」という意味であり、「誰から聞いたのかは覚えていない(わからない)」という事実を表現しているのです。

 つまり、「現在、5つの質問に増えている」という話は、この御方の脳の中で、どこからともなく聞こえて(浮かんで)きた情報であり、その出どころは明らかではない・・・なぜなら、「ご高齢の御方に多い、ある症状」が創作した情報だからだ、ということなのです。(ご病気の症状に関する詳しい内容につきましては、この御方のプライバシーに触れてしまいますので、ここで詳しく述べることはできません)

 いずれにしても、この御方の心の中では、このところ、自分の死期(死を迎える時の接近)を意識することが増えており、死の瞬間をイメージする機会が増すにつれて、「光たち」から発せられる「質問」の内容が、とても重要になってきているのでしょう。何でもお見通しでいらっしゃる、光たち・・・その(厳しい)質問に対して、どのように正直にお答えすべきか・・・真面目で謙虚な僧侶の御方だからこそ、「その時に発すべき正しい答え」について自問自答する日々のうちに、「ある症状」のいたずらによって、「実は、あの本の著者である飯田史彦によると、その後に光たちの質問の数が増え、今では5つになったらしいぞ」という、「風の便り」(脳による作話)が、創作されてしまったのです。

 その結果、「これはまずい、新たに追加された2つの質問について、事前に知っておかなければ!!」と、僧侶としての真面目さゆえに、わざわざ私に直接にお手紙をくださったに違いありません。「きっと、この本の著者ならば、返事をくれるはず」と、私の誠実さを信じて・・・


 以上の考察に基づいて、私は、さっそく、次のような文章を書いて、この僧侶の御方(の病院の住所)あてに、お返事させていただきました。(熟慮のうえで、わざと、封書ではなく、わかりやすい短文で要点のみをお伝えする、お葉書にしておきました)

 「
お手紙拝受いたしました、ありがとうございます。光からの質問は、3つのままで変わりません。貴殿は、これまでの生き方を通じて、すでに充分に合格なさっていますから、間違いなく極楽に往生し、成仏なさることができます。どうぞ、ご安心くださいね!! 飯田史彦 (^-^)

 ※ もちろん、上記の内容は、私が本心から確信していることであり、責任を持って書いた言葉ですよ。僧侶の御方にとっては、「めでたく極楽往生できるか否か」という問題こそが、我々一般人よりもはるかに重要な、死を目前にした一大事であるはずですからね。(ちなみに、私の臨死体験に基づく「生きがい論」の観点から表現すると、人生を終えて謙虚に自己評価して学びさえすれば、通常、誰もが自然に「光の世界」に戻って幸せに満たされますから、仏教用語で「極楽往生」できることは、誰にでも約束されているのですが・・・)

 ※ 私は宗教家ではありませんので(断言)、著書の中で「極楽往生」や「成仏」といった特定宗教の概念・用語を用いることはありませんが、今回のお返事においては、この御方の宗教宗派(仏教)に対応した用語で表現しています。私の元には、お坊さん、神主さんや、神父・牧師さんなど、宗教家の方々からのお手紙も届きますので、適切な配慮&礼儀として、その御方の宗教宗派に対応した概念・用語に「翻訳」しながらお返事していますよ。私の「生きがい論」は、「宗教」や「教義」ではなく「思考法」にすぎないという形式を採用することにより、「心の支えになる道具としての活用性の高さ」を追求していますから、各自の思想や宗教宗派に対応しながら、どのようにでも「翻訳・加工」することが可能なのです。


 あとは、郵便屋さんたちが、この僧侶の御方に、無事にお届けくだされば・・・私としては、「これで一件落着だね、ワトソン君、ちょっとヴィクトリア駅あたりまで、散歩して来ないか」と声をかけて、ベイカー街221bの「光の学校」から、颯爽(さっそう)と出かけることでしょう!!

 \(^o^)/





8月11日版

 このたび、私の下記の本(3冊)の増刷が完成し、めでたく出揃いましたので、一応(笑)、念のため(笑)、ご報告させていただきますね。

 その3冊とは・・・PHP文庫版の、次の本たちです!!




 本の売上の多くが電子媒体に移行し、「紙の本」がほとんど売れなくなって、「増刷」という言葉が死語になりつつある今日この頃に、大昔に書いた私の本を、今でも増刷してくださるのですから、私は本当に幸せ者です・・・出版社さんは、市場ニーズの無い本など紙媒体で増刷しませんから、この幸せは、読者の皆さまが与えてくださっているのだということを、きちんと認識しつつ、感謝の気持ちで一杯です。

 m(_ _)m

 それにしても・・・よく確認してみると、これまでに、どの本も、こんなに増刷を重ねてくださっていたのですね・・・








 ・・・とはいえ、さすがに、デジタル社会への移行に伴い、「印刷・輸送・保管・販売」という4種類もの余計なコストを要してしまう紙媒体での増刷は、今回が最後になる可能性が高いことも、よく承知しております。もしも、「紙媒体の本の未使用新品という形で購入したり、予備分として保存しておきたい」とおっしゃる御方は、この機会に、お早めにお求めいただけましたら幸いです。


 なお、ついでに申し上げておきますと・・・

 先日、私の音楽作品のダウンロード&ストリーミング販売の技術的業務を委託している、音楽販売の専門業者さんから、「販売実績の年次報告」の情報をいただいたのですが・・・

 過去1年間に、私が制作した3つの音楽作品である、「サントリーホール公演ライヴ」「クラシック音楽・美旋律名曲集(1)」「クラシック音楽・美旋律名曲集(2)」のダウンロード&ストリーミング回数が、なんと、「2万9894回」に、のぼったのだそうですよ。(アルバム全体のダウンロード分を加えると、3万曲分を超えることになります)



 つまり、「29894曲 ÷ 365日 = 82」ということ・・・地球のどこかで、さまざまな方々が、私の音楽作品を、(少なくとも)毎日合計80曲分以上も、(ダウンロード&ストリーミングで)お聴きくださっているのです!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 仮に、お1人が1日に、私の音楽作品を1曲、聴いてくださっているとすれば・・・地球のどこかで、毎日80名以上の方々が、私の音楽作品を、ダウンロードやストリーミングという方法で、お楽しみくださっているということ・・・

 (゚Д゚;)

 しかも、この数字には、「CD」という形でアルバム全曲を購入くださった何千人もの方々や、この私のHPで無料公開している音源をお聴きくださっている数えきれない方々は、まったく含まれていないのです。これらの方々までを含めると、おそらく、毎日、地球のどこかで、数百名もの方々が、私の音楽作品を、お楽しみくださっているのではないでしょうか?

 言い換えれば、毎日、地球のどこかにお住いの数多くの「同志」の方々が、私の音楽作品をお聴きくださるという楽しみを通じて、心でつながっていらっしゃる(つまり孤独ではない)のだ、ということ・・・

 \(◎o◎)/

 私は、決して「磨き上げられた音楽技術を駆使しながら、音楽で生活をしているプロのミュージシャン」ではなく、単に「メンタルヘルスの観点から音楽的手法も活用しているカウンセラー」(素人芸としての音楽療法家)にすぎませんので、ビックリするほど光栄なことであり、ひたすら、皆さまに感謝申し上げるしかありません。

 この場を借りて、心より、深く感謝申し上げます・・・
 愛読者&愛聴者の皆さま、本当に、ありがとうございます!!

 m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m


 ※ なお、「えっ!? ダウンロード&ストリーミング販売も、やってるんですか? (^o^;) 」と、ご存じなかった御方は、こちらをクリックして、詳細情報や楽曲の紹介を、ご確認くださいね!!(すでにご存じの御方も、久しぶりに読んでみると、意外に新鮮で楽しめるかも・・・笑)




8月2日版(ロマンティックな話)

 先日、神戸市立博物館で開催中の企画展、「伊能忠敬 ~日本を歩いて測った男」を見学するため、「緊急事態宣言が出て公共施設が休館になってしまう前に」と、大至急、神戸の街に出かけて来ましたよ。(^-^)

 私としては、日本史に燦然(さんぜん)と輝く素晴らしい偉人&冒険家として、使命感に燃える男:伊能忠敬(いのうただたか)先輩を、心から尊敬しているのですが・・・私の周囲に、「ぜひ行ってみたいです!!」と共感&同行くださる御方が見当たらないため(涙)、今回は「使命の遂行」や「仕事」ではないにも関わらず、またしても、さみしく1人でお出かけ(笑)。

 平日の夕方であるため、博物館には、私のような地理&冒険好きの、(おそらく定年後であろう)渋~い中高年インテリ男性たちが、目だけはランランと輝かせながら(笑)、たくさん集まっていましたよ。




 あこがれの伊能忠敬展で、歴史的な地図の現物(レプリカではなく本物)を堪能し、詳しい解説付きの図録も購入して、大満足で博物館を出てみると、素晴らしい晴天・・・「これは、絵になる夕焼けを観賞できるかも」と直感し、このような場合のために愛車に常備してある小型デジカメを片手に、すぐ近くの「メリケン波止場」経由で神戸港に移動してみると・・・ちょうどタイミング良く、出航準備中のクルーズ船を発見!!

※「メリケン」とは、英語に不慣れな明治時代の日本人たちが、「アメリカ」または「アメリカン」(アメリカ人)という英語の発音を、聴き間違った(というか日本語風に解釈した)結果だそうですよ(笑)・・・そう言えば、「イギリス」という国名も、当時の日本人たちが、「イングリッシュ」(英国人または英国語)という言葉を、うっかりそのまま国名にしてしまったわけですね。現実には、「イギリス」という国は存在せず、本名は「U.K.」(ユーケイ = ユナイテッド・キングダム = 連合王国)であり、「ユーケイ」と呼ばれる国のことを「イギリス」と呼んでいるのは、日本人だけなのだそうですから(笑)。


 例年ならば、夏休み中のこの時期には、予約なしでは乗ることができないほど大人気の船なのですが、試しに尋ねてみると、ウイルス問題の影響ゆえに、「充分な空席がございます」とのこと・・・ (゚Д゚;)

 このチャンスを逃すものかと、さっそくチケットを購入して、広大な甲板(展望デッキ)に直行してみたところ、乗客が多くないため、幸運にも、自由自在に移動しながら撮影することが可能!!

 ほら、こんな感じで・・・



 大阪湾から瀬戸内海方面に目を向けると・・・

 期待通りの・・・いえ、期待をはるかに上回る、素晴らしい夕焼けの絶景が、広がっていますよ!!



 世界一の長さを誇る吊り橋として有名な、「明石海峡(あかしかいきょう)大橋」が、夕暮れの空と海の境界に、その優美な姿を浮かび上がらせてくれています・・・

 右側が神戸市で、左側は淡路島(あわじしま)ですよ!!



 浮き輪もたくさん備えているので、まさに、安全・安心!!(笑)



 膨張式の「救命いかだ」も備えてあるそうなので・・・

 いざという時のために、使用法を熟読!! (^o^;)



 この白くて丸い容器の中に、「救命いかだ」が封入してあるそうなので、この近くから離れないでおけば、何が起きても、安全・安心(笑)。



 船の周囲を見回すと、大小さまざまな船舶(せんぱく)が、お仕事をなさっていますよ。

 たとえば、この漁船が引く網(あみ)の上では、海鳥(うみどり)たちが集まって、魚を横取りしようと狙っている光景が!!

 海鳥たち、賢いですねぇ・・・



 こちらの「ジャンボフェリー」は、神戸港と「(通称)うどん県」(高松港)、または、有名な「小豆島」(しょうどしま)を、結んでいますよ。(かつて私も、船種は異なりましたが、ジャンボフェリーに愛車を乗せて、小豆島に渡ったことがございます)



 この船には、「大成丸」と、船名が書いてありますが・・・ネット上で調べてみると、独立行政法人「海技教育機構」が、即戦力となる船員を育てるために建造した、練習船だそうですよ。すぐ近くの兵庫県芦屋(あしや)市に、乗船実習ができる「海技大学校」なるものが存在しますから、航海士・機関士を目指す大学生たちが、この船内で、腕を磨いている真っ最中なのでしょうね。

 海運業の未来を担う学生諸君、頑張れ!! \(◎o◎)/

(私も長年、大学教授をしていましたから、思わず現役時代に戻って、力が入ってしまいます・・・笑)



 おっと、はるか彼方に、ぼ~っと浮かんで見える、あの「太陽」のマークは・・・

 大阪と、別府(大分県)および志布志(しぶし:鹿児島県)を結んでいる、有名な「サンフラワー」号に、違いありません!!

 かつて、私も、志布志から大阪までを、船内で1泊しながら移動したことがありますが・・・真夜中に、四国・高知県沖の太平洋で時化(しけ = 悪天候で海が荒れること)に遭(あ)い、ゲロゲロに酔ってしまった記憶がございます・・・ (>ω<。)



 こ、これは・・・

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 巨大なコンテナ船の雄姿を発見して、ビックリ仰天!!

 きっと、どこか遠くの国まで、これから旅立つのでしょうねぇ・・・




 ・・・などと、多種多様な船舶を観察しながら、楽しい時間を過ごすうちに、どんどん太陽が沈んでいき、西の空がオレンジ色に染まっていますよ。



 望遠レンズで拡大すると、明石海峡大橋に向かう、先ほどの「大成丸」の後ろ姿が、西の方角に遠ざかっていきます・・・

 ああ、なんと、旅情あふれる光景なのでしょう!!



 爆音が響いてきたので、視線を東の方角に向けてみると・・・

 すぐ近くにある「神戸空港」の、滑走路から海上に伸びる「着陸誘導路」を目指して飛ぶ、旅客機の後ろ姿が丸見え!!

 西も東も、北も南も、見どころが満載で、どの方角も見逃せませんよ!!



 やがて、オレンジ色の太陽が山影に隠れ始めて・・・

 絵に描いたような、美しすぎる夕暮れの光景に、うっとり・・・

 \(◎o◎)/



 お日様が沈むと、一気に周囲が暗くなって、神戸港の灯りが近づいてきました。

 正面に横たわる山並みは、かの有名な「六甲(ろっこう)山脈」・・・阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」は、この山脈から吹き降りて来る無類の強風のことを、タイガースの無類の強さに例えて歌っているのだそうですよ。今年のタイガースは、(なぜか)めちゃ強くて(今のところ奇跡的に)首位を走っていますから、このように例えても(今のところ)大丈夫のはず!! (^o^;)



 赤くてオシャレな「神戸ポートタワー」と、豪華船の形をした「メリケンパーク・オリエンタルホテル」が、すぐ近くに見えて来ました。

 さすが、「日本女性の人気デートスポットNo.1」の座を、「横浜港」と争っているというのも納得できる、優美でロマンティックな光景ですよねぇ・・・



 おや、こ、これは、まさか・・・

 \(゚Д゚;)/

 めったに見ることができないという、「浮上中の潜水艦」では!?

 夜の闇に紛れながら、お忍びで、神戸港に浮上してきたのでしょうか?

 とにかく、眼福、眼福・・・実に、ラッキーです!!

(見た目は真っ暗でしたが、見えやすいように、パソコン上で明るくしてあります)



 ・・・という具合に、旅情あふれるロマンティックな時間を、さみしく楽しく過ごすうちに・・・神戸港のオシャレなショッピングモール「モザイク」前の出港地点へと、あっという間に、戻ってきてしまいましたよ(涙)。



 尊敬する「伊能忠敬」先輩に導かれて、予定外の展開で大海原に出港し、数々の思わぬ幸運に恵まれた、このたびの船旅・・・やはり何よりも、「好機を逃さず勇敢に行動すること」こそが、幸運をつかむ秘訣なのだということですね(笑)。



 ・・・ということで、ウイルス問題の悪化で外出を自粛なさっている皆さまの心に、わずかでも、屋外に飛び出して大自然に包まれる幸せを、お届けすることができましたでしょうか?

 えっ? まだまだ、物足りませんって!?

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 ・・・それは誠に遺憾ですので(笑)、こうなったら最後の念押しに、スペシャルなプレゼントを!!

 どうぞ、下記をクリックして、私が甲板から(デジカメの録画機能で)撮影した美しすぎる動画を、心ゆくまで、お楽しみくださいませ・・・船や波や風の音に加えて、撮影時に周囲にいた、大勢の若い女の子たちの幸せそうな声も響いてきて、臨場感満点ですよ。(ただし、私は知り合いもおらず無言ですので、私の声は全く入っておりません)

※ 30秒間ほどの短い動画ですから、お使いの機器に負担はかけませんが、機種や通信環境によっては、ダウンロードに時間がかかるかもしれませんので、しばらく待ってみてくださいね。また、機種や設定やメモリの残量によっては、動画または音声が出ない場合がございますので、ご容赦くださいませ。


夕暮れのクルーズ船の甲板へ!!






7月27日版(奇怪な話)

 先日、ある飲食店の女性経営者さん(私の「生きがい論」の愛読者とのこと)から、「光の学校」(通称「ベイカー街221b」)の私あてに、とても興味深いご依頼を頂戴いたしました。そこで、大至急、(多忙なスケジュールの合間ゆえに)またもや京都から日帰りの強行軍で(涙)、カウンセリング&コンサルティングに参上してきましたよ。

 ※ 「ベイカー街221b」とは、史上最高の名探偵「シャーロック・ホームズ」氏がロンドンで開業していた、カウンセリング&コンサルティング事務所の住所です。(日本では、名実ともに、わが「光の学校」こそが、この事務所に相当する存在でありたいと、日々尽力を重ねております。その理由につきましては、私の『生きがいの創造 Ⅱ』のラストシーンを、ご参照くださいね)

 とはいえ、依頼者さんのプライバシーに触れるため、訪問場所が特定されてしまうような極秘情報は、決して公開できません・・・しかし、めったに訪れることが無い地域への貴重な訪問であるため、証拠として最低限の記録写真を残しておきましたので、まさに「ここだけの奇怪な話」として、密かにご報告させていただきますね。


 まず、12時24分に京都駅を出発する、ある奇怪な列車のグリ*ン席に座った私は・・・



 途中の車窓から、ある奇怪な山の優美な姿を眺めながら移動し・・・



 ある駅で、ある奇怪な2階建て列車に乗り換えて、2階のグリ*ン席を確保。



 2階席には、パラパラと、奇怪な客たちが乗っていましたよ。



 14時47分に乗り換えたその列車は、ある奇怪な塔の姿を横目にしながら、ある奇怪な方向へと進んで・・・



 ミステリアスな名前の奇怪な駅たちを、次々に通り過ぎながら進み・・・





 ある奇怪な駅において、ある奇怪な路線に突入。



 その後の私は・・・

 旅情あふれる奇怪な駅名を目にして、感涙にむせんだり・・・



 思わず「青春だねぇ」とつぶやいてしまう、奇怪な光景を目撃したり・・・



 ついに誰もいなくなったことに気づいて、あまりの奇怪さに驚嘆したり・・・



 絶対に読めないことで知られる、奇怪すぎる難読駅名「酒々井」に出会って、「ここだったのか!!」と、奇怪な喜び声を発したり・・・



 窓外に延々と広がる、奇怪な田園風景に癒されたり・・・



 草刈りに精を出す奇怪なオジサンの働きに、感動したりするうちに・・・



 16時03分のこと、ある奇怪な駅で下車しましたよ。



 駅前で、奇怪な歩行者さんに頼んで撮ってもらったのが、この奇怪すぎる証拠写真・・・どうやら、ここは、観光地のようですが・・・



 その駅から、徒歩1~2分ほどの至近距離で発見したのが、依頼者さん御指定の住所に建っている、この奇怪な(?)お店・・・

 どうやら、居酒屋さんのようですね・・・奇怪な・・・いえ(笑)、美味しそうなメニューが、ずらりと並んでいますよ。



 ところが、さっそく困ったことに、肝心の店名が、達筆すぎて読めません(涙)・・・1文字目は「島」とも「鳥」とも判読できますし、2文字目は「犬」とも「丈」とも読めそうなのです・・・「海鮮屋」とも書いてあるので、「鳥」よりも「島」の方が、「海」を連想させる漢字ではあるのですが・・・「島犬」(しまいぬ)か「島丈」(しまじょう)、または、「鳥犬」(とりいぬ)か「鳥丈」(とりじょう)のうち、どの組み合わせこそが、正解なのでしょうか? ( >_< )



 そこで事態を打開すべく、密かに、店内に忍び込んで観察すると・・・

 庶民的な居酒屋というムードではなく、より高級なお寿司屋さんや料亭のイメージに近いのですが・・・「この立派な店構えで、この値段!? これでやっていけるの?」と、めちゃ安価な価格設定にビックリしすぎて、かなり心配に・・・(すぐに原価計算&利益推定をしてしまうのが、コンサルタントの職業病なのです)

 しかし・・・写真撮影の時点は16時過ぎなので、まだお客様は少なかったのですが、私が退店した2時間後(18時前)には、びっしり満席になっていましたので、「この客入りならば大丈夫、大勢の常連客様の信頼を得ている証拠だから、充分にやっていける!!」と、お客様たちの幸せそうな笑顔を見ながら、大いに安心しましたよ(笑)。



 お店の2階に並んでいる、清潔で快適な個室に移動後、依頼者である社長さんと、感動の面談・・・大いにご満足いただける形で使命を果たすことができ、ほっと安心した私の前には・・・

 なんと、凄腕(すごうで)で有名な板長(いたちょう = 料理長)さん心づくしの美味しいお*理が、次々に*ばれてきて・・・(このようなご時世ですから、詳しい描写につきましては、遺憾ながら自粛させていただきます)

 見かけによらず小食の私が(本当ですよ)、「これ以上は、お腹がハチ切れてしまう懸念がございますので」と、涙ながらに許しを乞うた、その瞬間・・・

 突然、個室のドアが開いて、目の前に出現したのは・・・

 これまでの人生で目にしたことが無い、巨大すぎる、この奇怪な物体!!

(直径は、50センチ近くあるでしょうか・・・)

 (゚Д゚;)



 なんと、光栄にも、板長さんご自身が、目の前で、切りさばいてくださったのです!!

(これほど巨大なものを、綺麗に真っ二つにカットするためには、よほど高度な熟練技術が必要なんですよ)

 かつて、和歌山県・海南市の「黒潮市場」で、「マグロ解体ショー」なるものは目撃したことがありますが、まさか、「スイカ解体ショー」なるものを目にする、奇怪な日が到来するとは・・・(笑)

 それにしても・・・あまりにも巨大すぎて、これぞ奇怪の極致!!

 \(◎o◎)/

(おっと、偶然にも、板長さんの胸元に、店名の正解らしき文字を発見・・・)



 駅に着いてから、わずか2時間あまりという、奇怪なほど短すぎる滞在時間でしたが・・・

 名探偵・・・というか(笑)、カウンセラー&コンサルタントの立場としては、ご依頼内容を忠実に実現できた充実感に満たされながら、18時15分発の電車で帰路につきましたよ。


 すると、19時頃だったでしょうか、目を疑うほどの、奇怪な現象が発生!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 海側の車窓から、**湾を挟んだ向こう側、はるか彼方、130キロも離れているというのに・・・

 夕暮れ空の光の中に、あの日本一奇怪な山が、またもや、優美な御姿を浮かび上がらせてくださったのです!! (私が歌川広重や葛飾北斎ならば、ただちに、浮世絵に描いたはず・・・)




 ・・・というわけで、皆さま、あれこれと、独自の奇怪な推理を(笑)、楽しんでいただけましたか?

 (^-^)

 万が一、「どこのことやら、さっぱり見当がつかなかった(涙)」とおっしゃる奇怪な御方は、私が「駅で切符を買うためのメモ」として残しておいた、下記の奇怪な紙片を、ご参考になさってくださいね。

 ※ まさか他人に見せるとは思わなかったので、めちゃ汚い奇怪な文字で、殴り書きしておりますが・・・

 (^o^;)




 追伸:
 2回目のワクチン接種も、何の問題も無く終了し、副反応も一切ありませんでした。おかげ様で、ますます「安全・安心」な気持ちに満たされ、何でも美味しく食べられて、夜も良く眠れています。ウイルス問題が収束するまでには、まだまだ長い年月が必要ですから、その間ずっと「危険・不安」を抱えながら暗い気持ちで過ごさねばならないという恐れが消え失せて、本当に助かったと感謝しています。余計なお世話かもしれませんが、一応、念のため(笑)、皆さまにもご報告を・・・ (^o^)





7月19日版

 先日、果たすべき使命が生じて、急きょ日帰りで、岐阜県の飛騨(ひだ)地方を訪れたのですが・・・めちゃ天気が良かったので、「このままUターンするのはもったいない」と判断し、ちょびっと足を延ばして、久しぶりに「上高地」(かみこうち)を、訪れてみましたよ。(これが10回目くらいだと思います)

 バスに揺られて、上高地に到着したのは、13時半を過ぎてからのこと・・・京都まで日帰りするためには、16時発のバスで帰路につかねばなりませんから、上高地に滞在できる時間は、わずか2時間あまり・・・(涙)

 しかし、この好天ですから、「2時間もあれば充分に、上高地らしい絶景を満喫できるに違いない!!」と、期待をパンパンに膨らませて、河童橋(かっぱばし)方面に向かいましたよ。(私は「雨男」ですので、これまでは、たいてい天気が悪かったのです)


 バスの終点から徒歩2~3分ほどで、日本有数の清流・梓川(あずさがわ)の岸に到着すると・・・

 そこには、さっそく、素晴らしすぎる絶景が!!



 上高地のシンボル「河童橋」へ、着々と、近づいてみましょうか。





 河童橋の向こうにそびえるのは、北アルプスを代表する名峰が連なっている、かの有名な「穂高連峰」(ほたかれんぽう)・・・

 しばしば雲に隠れて見えなくなるため、これほどハッキリ見えるとは、誠に幸運!!

 \(^o^)/



 これから登山に向かうのであろう、重装備の男性の後ろ姿が、カッコイイですねぇ・・・

 それに比べて、ちょびっと立ち寄っただけの私は、ごく普通の普段着に、小さなショルダーバッグ(愛用の大きな黒ウチワと茶色のタオルが入っています)、そしてミネラルウォーターのボトルだけという、めちゃ軽装・・・

  (^o^;)



 これが、河童橋の中央部から見た、「穂高連峰と梓川」のマリアージュ(絶好の組み合わせ)・・・いやもう、これぞ、「極楽浄土」ですねぇ・・・

 わが国有数の撮影スポットとして、旅行マニア、山岳マニア、写真マニアたちの間では、あまりにも有名ですよ!!





 山頂や岩が連なる尾根の部分を、パソコン上で拡大してみると・・・



 !!\(◎o◎)/!!

 こんな危険なところに、わざわざ命がけで登ろうとする、勇敢すぎる人々の気持ちが、ますます、わからなくなってしまいますよねぇ・・・

(なにしろ、今年の流行語大賞の最有力候補は、「安全・安心」だそうですから・・・笑)




 さて、「安全・安心」をモットーとする私としては、当然ながら「しんどい山登り」は避け、実に賢明な判断として、「整備された木道(もくどう)のお散歩」を選択(笑)。

 なにしろ、バス発車時刻までの制限時間は、わずか「2時間」しかありませんからね・・・





 なんと、この場所には、熊が出没するそうですよ!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 しかし、たとえ熊が現れても、私は「ふみクマ先生」に変身してクマ語で挨拶できますから、まさに安全・安心!!(笑)



 確かに、この一帯、いかにも熊たちが好みそうな、「熊笹」(クマザサ)が広がっておりますが・・・



 湿地帯に差し掛かっても、まるで「尾瀬ヶ原」を思わせる整備された木道が敷かれていますので、まさに、安全・安心(笑)・・・

 ただし、大きな蜂(ハチ)が多いので、うっかり振り回して手が当たってしまわないよう、要注意!!(あわてんぼうのハチたちが、「攻撃された」と勘違いして、報復行動に出ますからね)



 さわやかな「そよ風」を満喫しながら、河童橋から徒歩10分程度で、私の「お散歩」の目的地、「岳沢湿原」(だけざわしつげん)に到着!!



 美しい沼の中では、木々が「立ち枯れ」ており、めったにお目にかかれない、不思議な光景を演出していますよ・・・まるで物語に出て来そうな、ロマンティックすぎるこの場所で、しばらく休憩しましょうか。



 ここから声をかければ、森の妖精(ようせい)たちが「なあに?」と集まってきそうな、この世のものとは思えない美しさ・・・

 静寂の中、蜂たちの羽音だけが、ブンブン響いています・・・ (^o^;)



 10分間ほど休憩してから、同じ道を急いで戻り、再び、梓川の川岸を下流へ・・・

 ふと左に目を向けると、ため息が出そうな絶景が、「もう帰っちゃうの?」と、私を引き止めてくれます・・・ああ、せめて1泊して、穂高連峰の夕焼けと朝焼けを、この場所で眺めてみたい・・・

 ( >_< )



 15時のオーダーストップにギリギリで飛び込み、「五千尺(ごせんじゃく)ホテル」の2階レストランのカウンター席に陣取って、1人さみしく、激辛カレーで遅めの昼食。



 もちろん登山靴もスニーカーも履いておらず、いつものクロックスのサンダルなのですが・・・一応、形だけでも登山気分を味わうべく、「靴洗い場」で最低限の洗浄・・・(笑)



 周囲のお店には、信州名物の「おやき」はもちろんのこと・・・



 今年の「新そば」も、すでに入荷しているらしいですよ。




 しかし、私はと言えば・・・

 バス時刻までの時間調整を兼ねて(?)、迷わず、「上高地ソフト」を選択・・・なぜ「上高地」と名付けているのか、その由来は不明でしたが、なにしろ激辛カレーの直後ですから、それはもう、天にも昇る美味しさでしたよ!!

 \(◎o◎)/







7月15日版(祇園祭特集)

 皆様お忘れでしょうが(笑)、京都では現在、かの有名な「祇園祭」の真っ最中・・・特に、昨日から3日間は、山鉾(やまほこ)が組み立てられてお披露目され、本来ならば街なかを見せて回る「山鉾巡行」が行われる時期なのですが・・・

 今年は、ご存じの「ウイルス問題」ゆえに「巡行」は行われず、提灯の火も19時に消灯されるということで・・・(政治家さんたちの口ぐせを借りれば)「誠に遺憾(いかん)」な展開となってしまいました・・・ (^o^;)

 ※ もちろん、例年ならば数百件を数える出店(露店)も、今年は中止(涙)。

 なにしろ、例年通りの巡行&出店を行ってしまうと、30万人もの観覧客たちが押し寄せてしまうという、「強い懸念(けねん)」(これも政治家さんたちの口ぐせ)がございますからねぇ・・・ (^o^;)

 ※ そもそも、「遺憾」とは「心残り」、「懸念」とは「気がかり」という意味であり、どちらも「ちょっとした感情」という軽いニュアンスの言葉ですから、「誠に遺憾」「強い懸念」という表現には、かなりの違和感を感じてしまうんですよねぇ・・・これほど真意が伝わりにくい不思議な語句を用いるよりも、わかりやすく「とても残念です」「とても心配です」と表現する方が、はるかに人間的で、民衆の心に届くと思うのですが・・・何事も、よくわからない表現でごまかしておく方が、責任を負わないためには得策だということなのでしょうか?

(私も今後は、お医者さんから「太りすぎですよ」と叱られたら、「それは誠に遺憾ですねぇ、糖尿病になってしまう強い懸念がございますから」と、まるで他人事のように答弁いたしましょう・・・笑)


*****************


 ・・・と、悪ふざけはこのくらいにして (^o^;)、そろそろ、昨日18時頃から開始した、山鉾たちの観察結果を、ご報告いたします。

 まずは、「四条烏丸」(しじょうからすま)交差点と「大丸デパート」の間に鎮座しているはずの、「長刀鉾」(なぎなたほこ)の所在地に近づいてみると・・・

 おお!! \(◎o◎)/

 見えた、見えました!!



 さっそく、鉾の前に設置されている、ありがたい解説文を読んで、お勉強・・・ほとんどの人々は、せっかくの解説文に目もくれずに通り過ぎるので、実にもったいなくて、誠に遺憾(笑)。



 すべての山鉾の中で、最も背が高いだけあって、さすがの存在感ですねぇ・・・




 そのまま四条通りを西へと進み、烏丸通りを通り過ぎると、やがて見えてきたのが、「函谷鉾」(かんこほこ)の雄姿!!



 こちらの鉾には、少年たちが乗っており、風雅な音楽が、流れていますよ・・・例年ならば「生演奏」を聴かせていただけるのですが、今年は感染対策で、録音したものを再生なさっておりました。





 函谷鉾の特徴は、販売物(呼び方の専門用語がわからなくてゴメンなさい)のお店(呼び方の専門用語がわからなくてスミマセン)が、充実していること・・・感染対策なのか、呼び声は全くかかりませんでしたが、さまざまなアイテムが並んでいますよ。



 もちろん、一番人気は、この「厄除ちまき」・・・「ちまき」とは言っても、玄関の飾り物ですから、決して食べないように!!

(うっかり食べると、「食あたり」してしまう、強い懸念がございます・・・笑)




 その函谷鉾のナナメ向かいに、カッコ良くそびえ立っているのが、この「月鉾」(つきほこ)・・・



 こちらの鉾にも、少年たちが乗っていますね・・・残念ながら、感染対策のためか、生演奏は聴けませんでしたが、こうして座っていてくれるだけでも、心強くて見栄えがします!!



 鉾とつながっている、向かいの建物の2階では、マスク姿のおじさんたちが、めちゃ楽しそうに談笑中・・・きっと、このウイルス問題の中、こうして無事にお祭りを開催できたことが、嬉しくてたまらないのでしょうね・・・まるで少年の頃に戻ったかのような、微笑ましい笑顔を拝見して、私まで幸せな気持ちで満たされましたよ。




 この時点で、いったんは、めでたく取材を終えたつもりだったのですが・・・

 しばらくウロウロ歩いていると・・・なんと!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 不思議な虫をデザインした、奇妙な提灯を発見!!



 こんな時こそ、ありがたい解説文を・・・

 そこには、「蟷螂山」(とうろうやま)という名前と、この「虫」のマークの正体が!!



 なんと、その「山」の上には、大きな「蟷螂」(カマキリ)の姿!!




 
!!\(゚Д゚;)/!!



 このカマキリという虫・・・「どんなに強い敵に対しても、怯(ひる)むことなく、勇敢に戦いを挑んでいく」という身のほど知らずの性格なので、これぞ「武士のお手本」として、「守り神」の地位に就任なさっているのだそうですよ。

 しかも、「からくり」が仕掛けられており、手も頭も羽も、見事に動くとのこと・・・今年は「巡行」が中止のため動きませんが、来年こそは、その「からくり」の動きを、この目にしてみたいですねぇ!!



 ちなみに、この「蟷螂山」・・・たくさんの「授与品」が、用意してあるそうですよ。

(今わかりましたが、「販売」ではなく「授与」という表現が、適切だということ・・・したがって、「お店」ではなく「授与所」と呼ぶべきなのですね)



 その授与所に、ちらりと目を向けてみると・・・これまで見てきた鉾たちの売店、いえ授与所には、たいてい、おじさんたちが座っていたのに対して、この「蟷螂山」の授与所には、感じの良い綺麗な女性ばかり!!

 \(^o^)/

 思わず、吸い寄せられるかのように、本能的に近づいてみると・・・



 うわっ!! ご、ごめんなさ~い!!

 
\( >_< )/



 授与品のひとつ、精巧に造形された「かまきり」の飾り物が、煩悩(ぼんのう)にまみれた私をこっぴどく叱るべく、戦いを挑んできたのでありました!!(笑)

 
(^o^;)


 ・・・ということで、皆さま、お楽しみいただけましたか?

 そこで、「まだまだ物足りないのよ、もっと見たいわ!!」とおっしゃる、煩悩の深い方々のために、もう一声(笑)、オマケのスペシャル・プレゼントを差し上げましょう。

 まるで、祇園祭の現場に、私と一緒にただずんでいるかのような、臨場感満点の映像が、素朴で美しい御囃子(おはやし)などの音声を伴って、あなたを平安京の雅(みやび)へと、誘(いざな)ってくれることでしょう。(いずれも短時間の映像ですので、機器に負担をかけることはありませんが、お使いの機種によっては、再生まで時間がかかるかもしれません)

 今年とは違って、大変な盛り上がりを見せた、数年前の私の記憶へ・・・さあ、次をクリックして、時空を超え、あの時の祇園祭に、私と一緒に飛んでくださいね!!


 祇園祭動画(1)9秒


 祇園祭動画(2)27秒


 祇園祭動画(3)16秒




7月7日版(七夕祭り特別企画)

 突然ですが、覚えていらっしゃるでしょうか?(笑)

 4か月ほど前(3月19日版)に公開して、とても評判が良かった企画・・・それが、20数年前、私が英国・ロンドンに住んでいた時に撮影した、3種類のプライベートな映像作品でした。

 そこで本日は、さらに、私が蔵(つまりハードディスク)の中から探し出した、初公開の3作品をご紹介してみますので、以下の下線タイトル部分をクリックして、ワハハとお楽しみくださいね。(ネット環境や使用機材によっては、ダウンロードに時間がかかりますので、クリックしてから、しばらくお待ちください)


《 自撮り映像4》(50秒)

 まずは、ロンドン名物の2階建てバスに乗って、郊外の「リージェンツ・パーク」から繁華街の「リージェント・ストリート」に向かい、繁華街でキョロキョロした後、有名な「ウエストミンスター寺院」の前を通ってから、英国名物の「スコーン」(ポタージュスープ付き)をいただくという、豪華なコースにご乗車くださいね。それでは、出発進行!!


 ロンドンのバス乗車映像へGO!!


《 自撮り映像5》(29秒)

 次に、我が家(自撮り映像3で内部をご紹介)の最寄り駅である「ヘンドン・セントラル」から、地下鉄に乗ってみますね。「地下鉄」と言っても、郊外では地上を走り、ロンドン中心部に近づくと地下に潜ります。立派な駅舎なのに、(郊外駅の)改札口には駅員も改札機も見当たらないので、切符を誰に見せることもなく、勝手にホームへと進入。車内での検札も(めったに)無いため、郊外に多い無人改札駅から入って無人改札駅から出る場合には、自由自在に無賃乗車が可能なんですよ(さすがにロンドン中心部の駅には、自動改札機が設置されていますが)・・・中心部の車両の車内には、車掌さんが立っており、ボタンを押してドアを閉める光景が・・・世界で最初に地下鉄を建設したロンドンでは、トンネルが小さくて車両も小ぶりであるため、背の高い英国人男性たちは、窮屈そうに身をかがめて乗車していましたよ。(撮影したのは昼間の時間帯なので、車内はガラガラですが、通勤時には、東京・山手線のような大混雑に・・・涙)


 ロンドンの地下鉄映像へGO!!


《 自撮り映像6》(46秒)

 さらに、エリザベス女王がお住まいになる「バッキンガム宮殿」を訪れて、名物の「衛兵交代」の光景を観察してから、名作『シャーロック・ホームズ』にしばしば登場するテームズ川へと向かって、かの有名な「タワー・ブリッジ」を観賞。河畔にあるカフェで、サンドイッチとコーヒーを賞味してから、タワー・ブリッジ本体に登って、あたりを見回すと・・・立派な戦艦らしき船が威容を誇っており、思わず撮影してしまった私です。途中で入店するカフェは、ロンドンのどこにでもある典型的なスタイルなので、皆さまも、私と一緒に座ってみてくださいね!!(^-^)


 ロンドンの観光地映像へGO!!


 ・・・というわけで、皆さま、お楽しみいただけましたか?

 いずれも、わずか1分足らずの短い映像ですが、その短い時間の中に、ビッシリと、大量の情報が詰め込まれていますよ。短いからこそ、一瞬たりとも見逃すわけにはいきません(笑)。何度でも繰り返し見直しながら、1コマ1コマをジックリと凝視・観察したうえで、あれこれと興味深く、分析・思考を重ねてみてくださいね。

 いずれも、長大な撮影記録の中から、私が「この映像を」と選び出した瞬間だけを編集しましたので、「ドキュメンタリー作品」として、無駄な場面は1コマも含まれません。きっと、見るたびに、新たな発見に気づいて、またもう一度クリックしたくなることでしょう(笑)。さあ、何度でも再生しながら、画面の隅々までを良~く観察して、あの頃のロンドンへと、時空を超えてくださいね!!

 \(◎o◎)/

 そのうえで、以前の3作品も観賞したくなったら、このページの「3月19日版」へと、戻ってみてくださいね。わずか1分足らずの映像たちですが、どれも私自身が編集したものであり、どの作品にも、画面に活写された様々な人々の人生が、生き生きと、ドラマティックに記録されていますので・・・

 

 ※ 結局、「七夕祭り」とは無関係な内容でゴメンなさい・・・ (^o^;)





6月30日版

 この1週間ほどの間に、2回の出張業務をこなし、京都を離れて遠出してきたのですが・・・いつものように、単なるお仕事で終わらせることなく、「途中や近くに面白そうな場所があれば、足を延ばして訪れてみる」という移動方針の私ですから、ついでに様々な写真を撮ってきましたよ。

 まず、移動中の道路わきに、素晴らしい海岸が!!

 思わず車を停め、20キロ以上も続く「日本一長い砂浜」に、降りてみましたよ。



 まさに、絵に描いたような、「南国」の光景・・・



 どこか、南の国の離島を、訪れたかのようですね!!




 おまけに、その数時間後には・・・

 ちょうど近くを通ったので、数キロほど国道をそれて南下し、「ある場所」の駐車場に車を停めて、熱帯植物が生い茂る道を、さらに南へ・・・



 やがて、たどり着いたのが、この場所・・・

 そう、「灯台巡り」が大好きな私の、お気に入りの場所ですよ!!



 長~い石段を登って、さらに、急角度の狭い階段を登りきると・・・



 おお!! \(◎o◎)/



 待っていたのは、期待以上の絶景!!

 \(゜ロ゜)/



 この絶景を、1人占めしながら、1周してみましょうか・・・



 うっすらと遠方に横たわるのが、あの広大な**半島の雄姿!!



 吹きつける強風にあおられて、今にも飛ばされそう!! ( >_< )



 はるか向こうで、巨大なタンカーやマグロ漁船風の船舶たちが、行き交っていますよ。

 かつては、近辺の漁港から出航して、捕鯨も盛んだったとのこと・・・



 これが、灯台の正面に広がる、あの有名な大海原・・・

 そう、ここは、かの有名な、あの岬の先端に立つ、あの灯台なのですから!!

(ヒントは「台風情報」ですよ)



 大海原を満喫したので、この急な狭い階段を、ギリギリの態勢で通過しながら(笑)、そろそろと降りていきましょうか・・・




 ちなみに、この灯台は、日本全国に点在する、「のぼれる灯台16基」の1つですよ。

 さて、どの灯台でしょうか? (^o^)



 もちろん、灯台巡りが大好きな私は、これらのうち、「尻屋埼」「入道埼」「塩屋埼」「犬吠埼」「観音埼」「御前埼」「大王埼」「安乗埼」「潮岬」「出雲日御碕」「都井岬」「残波岬」「平安名埼」の13基に、すでに登ったことがありますよ。残るは、「野島埼」「初島」「角島」の3基なので、今生のうちには(笑)、全基制覇を狙いたいですね!!

 o(^o^)o

 ※ 上記以外の「のぼれない灯台」(足摺岬灯台など)も含めれば、さらに、少なくとも20基以上の灯台を訪れましたよ。

(もうお気づきでしょうが・・・灯台巡りが大好きな私だからこそ、代表作『教授の恋』の、あのようなストーリー展開を、思いついたというわけでございます・・・したがって、当然ながら、「洞窟・洞穴・坑道・鍾乳洞」巡りも、大好きですよ・・・笑)


 さてと・・・

 出張先での使命を果たして、そろそろ、お腹がすいてきたので・・・

 名物の「めはり寿司」でも、いただきましょうかねぇ!! (^-^)







6月24日版


 前回の更新では、誠にありがたい、私の著書の大増刷決定のご報告をいたしましたが・・・

 このたび、またもやPHPからご連絡があり、文庫版の『生きがいのマネジメント ~癒し合い、活かし合う生き方へ』と、『愛の論理 ~私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか』の2冊についても、さらに増刷いただけることになりました。

 この2冊は、かなり若い頃に書いた本なのですが、内容については、今でも色あせていないどころか、ウイルス問題で多くの人々が苦しむ現在だからこそ、あらためて脚光を浴びているのだそうですよ。『生きがいのマネジメント』は、日本国内でかなり売れて、当時のベストセラー・ランキングに入った本ですし、『愛の論理』については、韓国語版も出版され、韓国の大学でテキストとして活用くださったとのこと・・・(正直に申し上げると、私の自選「ベスト3」は、『教授の恋』『ツインソウル』『愛の論理』の順だと思っております)

 そこで本日は、大増刷記念:スペシャル企画として(笑)、私の『生きがいの創造』の「ミャンマー語版」を、ご紹介してみましょう。さあ、どうぞ!!

 \(◎o◎)/


 ミャンマーでは細長い本になっており、1枚目の写真が表表紙、2枚目が裏表紙です・・・おそらく、最も大きな文字が書名『生きがいの創造』で、黄色い文字が著者名「飯田史彦」だとは思うのですが・・・

 しかも、表表紙の中央上部に、なぜか、陰陽道(おんみょうどう)で知られるマークにソックリの、白黒のデザインを発見・・・著者の私が断言しますが、我が『生きがいの創造』は、陰陽道とは全く関係の無い内容の本なのですが・・・ (^o^;)

 



 いったい、どちらから読むのか、どこで区切るのか、どこからどこまでが1文字なのか・・・とにかく、何から何まで、わからないことだらけです・・・ (゚Д゚;)




 試しに、ネット上で調べてみると、こんな教材(?)が出てきましたが・・・目にした瞬間、条件反射で、うっかり「視力検査」を始めてしまった私・・・(笑)



 これらの記号を組み合わせると、このように、意味を成す言葉が出来上がるのだそうですよ・・・




 このように複雑なミャンマー語を、もしも私が、見よう見まねで書いてみたならば・・・

 きっと、以前(5月5日版)にご紹介した、次の写真(私がイタリアで発見した、「すっぱささおさえた高級バルサミコ酢とエキストラバージンオイルの組み合わせ! サラダ・焼肉・焼魚etc・・・」と書かれているのであろう、日本語らしき宣伝文句)のような奇怪な文字列が、出来上がってしまうのでしょうねぇ・・・(笑)




 そういえば、出版当時、『生きがいの創造』ミャンマー語版の、現地での評判を尋ねてみたのですが・・・

 ミャンマーの一般読者さんたちからは、

自分は子供の頃から、この本に書かれているような考え方で生きてきたので、この本を読んでも、ぜんぜん驚きませんでした・・・どうして、当たり前のことしか書かれていない、こんな普通の本が、今さら日本でベストセラーになったのですか? (゜o゜)

 と、かなり評判が悪かったそうですよ(涙)・・・

 
(^-^;)





6月12日版


 本日は、まず、誠にありがたい、大増刷のご報告から・・・

 このたび、PHPからご連絡があり、文庫版の『完全版・生きがいの創造』、『ツインソウル・完全版』、『生きがいの創造・実践編』、『ソウルメイト』の4冊を、まとめて増刷いただけることになりました。また、文庫化されていない『これでいいのだ』についても、POD(プリント・オン・デマンド)という形で、購入希望者さんから申込があり次第、1冊から印刷・販売していただけることになりました。

 さっぱり「紙の本」が売れなくなり、書店が次々に閉店・廃業に追い込まれている現在、(時代に逆行して)これほど「紙の本」を増刷していただけるとは、本当に光栄で、ありがたいことです・・・出版社さんは、市場のニーズが無い本など、決して増刷しませんからね(笑)。もしかすると、ウイルス問題の深刻化&長期化による時勢の変化により、人生の意味や価値や仕組みについて、単なる主義主張や思想を超えた学術的観点から様々な根拠をもとに考察した、「日常生活の道具として役に立つ答え」(つまり私の「生きがい論」)を求める方々が、世の中に増えているのかもしれませんね。

 これらのうち、『生きがいの創造』『ツインソウル』『実践編』については、すでに書店に出回っているそうですし(実際に「書店で山積みになっているのを見た」という友人もいます)、『これでいいのだ』についても、ネット上の各種書店やPHPのホームページで「POD」を指定すれば、簡単に注文できるとのこと。

 「本というのは、やはり、ダウンロード版ではなく物質(紙)で持っておきたい」とか、「周囲の人々に、紙媒体の本としてプレゼントしたい」とおっしゃる、(私のような)古風な価値観の御方は(笑)、ぜひとも、この機会に、お早めに入手しておいてくださいね。なにしろ、紙の本よりもダウンロード版の方が、はるかに売れるようになったご時世ですから、次に「紙媒体で増刷していただける機会」は、もう永遠に来ないかもしれませんので・・・ (>_<)






 そういえば、先日、私の著書やカウンセリングに関する、とても嬉しい感想文が、「光の学校」に届いていましたよ。プライバシー部分を省略しながら、その一部をご紹介しますね。

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拝啓 飯田史彦先生 いつも光にみちた著書とメッセージを、ありがとうございます。『生きがいの創造』と巡り逢い(書店で口コミで購入した)著書の内容は、口コミや想像を超えた感動が綴られていました。帰りの電車のなかでよみふけって、号泣していました。
 離婚して、失職して、失恋して、うつ病になり、試練の中にいました私にとって、『生きがいの創造』は、夜明け前の空のなかに、ひとすじの光明を見つけなさい、と励ましてくださっている本。本から放たれている光に満ちた希望を、うけとめたおかげなのか、心ばかりか体まで、かるくなったのです。

 それから、本の巻末に記されていた、光の学校に電話をかけさせていただいて、飯田先生の無料カウンセリングの枠をいただけたのです。お電話を受けてくださった、年輩の堅実主婦風のおばさま(という私こそおばさまなのですが)にも、心から感謝申しあげます。ありがとうございます。
 それから、光の学校の飯田先生の研究室で、あの『生きがいの創造』の先生にお目にかかれて、カウンセリングをしていただいて、光栄で舞いあがってしまいました。作家先生というよりも、せんえつながら、飯田史彦先生の印象は、大学教授そのものでございました。新幹線にのり、かばんの中に『教授の恋』をしのばせていましたので、先生に直接に『教授の恋』の内容について質問ができたのは、お会いしていただけた人だけの特典でございました。ぶしつけな質問にも、まごころをもって答えてくださった先生のお人柄は、けんきょなジェントルマンです。仮に、私が人さまに、飯田先生ってどのような方?と聞かれたら、やはり「けんきょで紳士な方だった」と答えます。


(以下、プライバシーに触れる内容なので、すべて省略)


*****************

 ・・・ということで、私の著書やカウンセリングを実際に体験し、素直に喜んでくださるお手紙を拝読しながら、「ああ、がんばって良かったぞ!!」と、私の方こそ大いに救っていただきました。本当に、ありがとうございました。m(_ _)m


 さて、私はと言えば、昨日には、山好きの仲間たち3名と一緒に(4名組で)、まだ雪深い、標高2600mを超える高さにまで登っておりました。なにしろ、この状況でもオリンピックの開催を国民に無理強いする行為に比べれば、この私が「安全・安心」な積雪の高地で遊ぶことなど、まったく何の問題も生じない、ノープロブレムでクリーンな行為であることは、間違いありません(笑)。

 ほら、ご覧くださいよ、この絶景を!!

 \(◎o◎)/

(すべて、私自身が、昨日に撮影した写真たちです)








 えっ!? 「いったい、どの山に登ったんですか?」ですって?

 (゜ロ゜;ノ)ノ

 そのお答えは・・・かつて私が、著書『永遠の希望』の冒頭に記述した、あそこですよ!!

 (=゚ω゚)ノ






正面の山々を結ぶ尾根には、クネクネした登山道と、登山者さんの雄姿が・・・




 積雪の急斜面において、次の写真の中央でうごめく赤黒い物体を、クローズアップしてみると・・・



 やはり、下山中の登山者さんでした!! (゚Д゚;)



 よく観察すると、あちこちに、うごめく姿が・・・

 皆さん、大げさではなく、命がけなんですよ。



 広大な雪渓(せっけい)の下部には、登山者たちが残した、1本の道が・・・

 とにかく、不意の雪崩(なだれ)だけは、発生しませんように。




 雷鳥を見かけた御方は、中央アルプスに点在する山小屋まで、ご連絡を。




 危険な「命がけの登山」までは絶対に決行しない、軟弱主義登山家(笑)を自称する私たち4名は、山荘のレストランで名物の「ソースかつ丼」を楽しみながら、お味噌汁のカップを振り上げて、好天の祝杯をあげたのでありました・・・オリンピックと同様に、登山についても、「安全・安心」こそが大切ですよね!!

 (^o^;)







6月4日版(誕生日スペシャル号)

 昨日(3日)は、どうやら私の誕生日だったらしく、自分では失念しておりましたが、大勢の方々から、お祝いのメールや葉書や届け物をいただきました。おそらく、58歳か59歳か60歳か、そのあたりの年齢になるはずですが、正直、自分の年齢など気にすることがないため、ハッキリしたことは申せません(笑)。

 たくさんのご連絡を頂戴しており、個別に御礼することができませんので、この場を借りて、失礼ながら、まとめて(笑)お返事させていただきます。また、私に返礼の手間を取らせてはイカンと判断し、あえてシ~ンと沈黙していてくださった方々も、いらっしゃることでしょう。それらの方々も含めまして、皆さまのご厚情に、心から感謝申し上げます。誠に、ありがとうございました。

 m(_ _)m


 ・・・ということで、個別の返礼ができない代わりに、御礼とお詫びの気持ちを込めて、本日は、突然ですが、「スペシャル秘蔵写真特集号」(笑)を、お届けいたします。

 先日、母親の荷物を整理していたところ、私の20代後半(大学院博士課程時代~助教授なりたて時代)の写真を、色々と発掘することができました。まだ独身であった当時の私は、日本中を1人旅しながら、研究や講演活動を送っていましたから、各地で撮影した写真を、母に見せびらかして喜ばせようと(笑)、旅先から送ったものと思われます。

(当時の私は、「経営戦略論」や「マーケティング論」も専攻しており、日本各地の観光地&温泉地やテーマパークの活性化戦略が、研究テーマのひとつだったのです・・・その後、「自分の研究を通じて人々を幸せにしたい」と一念発起し、人間の価値観やメンタルヘルスに関する研究が、メインテーマとなっていきました)


 当時の私は、(相手をするのが面倒なので)友達も恋人も作らず、自由気ままに1人で研究に打ち込むスタイルを好んでいましたから、時刻表を片手に、旅行も全て1人旅でした。したがって、全ての写真は、その場にいる見知らぬ誰かに撮ってもらったか、カメラの自動撮影(タイマー)機能で自撮りしたものです。

 わざと、撮影場所を伏せたまま、写真だけをご紹介しますので、どうぞ皆さま、「これは、あの場所だな」「これは、どんな状況なのだろう?」などと、脳をフル活動させながら、鋭い推理を楽しんでみてくださいね!!


 それでは、日本各地のミステリーツアーに(笑)、出発進行~!! (^-^)






















 ・・・というわけで、皆さま、お楽しみいただけましたか?

 このように眺めれば、いやもう、旅情満点ですよねぇ!!(笑)

 まだパソコンもケータイも無い時代でしたから、ぶ厚い時刻表を持ち歩き、寝台特急やローカル線を乗り継いで、北から南まで日本中に、宝物のような想い出を残して回りました。

 そのようにして、日本各地を巡りながら、その直後に世に問うた『生きがいの夜明け』と題する学術論文(研究ノート)や、それを発展させた『生きがいの創造』という著書のアイデアを、練りに練っていたんですよ・・・「こんな前代未聞の異端的研究を発表してしまったら、もう日本の学界では、自分の学者生命は絶たれてしまうよなぁ」と、心に大きな覚悟を秘めながら・・・


 その後、すでに30年以上が経ちました・・・何十冊もの論文や著書を発表し、おそらく600回以上の講演会や音楽療法コンサートを開き、「光の学校」を開校して2000名以上の方々にカウンセリングを行うなど、休む間もなく走り続けてきましたが、まだまだ、やり残したことが、たくさんあるような気がします。

 のんびりするのが苦手で、いつも何かをやったり考えたりしている私ですから、今後も、休むことなく活動し続けるに決まっています・・・なにしろ、脳出血で死にかけた体験を通じて、この世での「限られた時間」の大切さを痛感していますから、貴重な「時間」を浪費するのがもったいなくて、「のんびりする」ことなど出来ないのです(笑)。

 そんなわけで、今後も、1年間に365日、(睡眠中を除いて)24時間、きっとフル活動しながら忙しく生きていくと思いますので、これからも、そんな私を、どうぞよろしくお願いいたします。

 m(_ _)m


(本日は「誕生日スペシャル号」ということで、珍しく、まじめな口調&お願いで終わってしまいました・・・笑)





6月2日版(22時30分)

《 プライベートなお知らせ 》

 昨日、白血病の件でご連絡くださった患者さんの、O.M.さんへ・・・記載されていたメールアドレス(docomo.ne.jp)に、速やかにお返事しましたが、そちらの端末が迷惑メールと判断するためか、何度お返事しても、拒否されて戻ってきてしまいます。ご住所も書かれていないため、当方から連絡することができません。私からの返事を心待ちになさっているでしょうから、再度、ご住所を明記したお手紙をくださいますよう、お願いいたします。

 以上、(お読みくださっているはずの)このHPでご連絡するしかありませんので、やむを得ず、ここに掲載させていただきました。

 飯田史彦



これ以前にさかのぼりたい御方は、下記をクリックしてください。

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