今日は呼ばれ番(院長不在のため、病棟の患者さんが急変した時や、外来に患者さんが来院された時、当直看護師さんから呼ばれて、パブロフの犬のごとくリンリンと鳴るとワンワンと駆け付ける当番)でしたが、呼ばれることなく、先生の新刊を一気読みできました。めでたし、めでたし。
さて、こうなってくると、次回の新刊がますます楽しみですね。一体今度はどちらの方向へ行かれるのか・・・。
時間 |
LAP(分) |
内容 |
担当(出演者) |
12:00−13:00 |
60 |
スタジオSet、仕込み ※ 衣装チェック |
※ 衣装チェック全員 |
13:00−13:20 |
20 |
オープニングCheck |
飯田先生 |
13:20−13:40 |
20 |
2幕 プレリュード |
可愛さん |
13:40−14:20 |
40 |
エンディング/立ち位置確認・歌練 |
全員 |
14:20−14:30 |
10 |
休憩 |
|
14:30−16:10 |
100 |
〈通しRH〉OP〜1幕 (OP〜1話〜2話) |
全員 |
16:10−16:30 |
20 |
休憩 |
|
16:30−17:40 |
70 |
〈通しRHつづき〉2幕〜エンディング (前奏曲〜3話〜4話〜5話〜エンディング) |
全員 |
17:40−18:00 |
20 |
マトメ |
全員 ※ Aikaさん・可愛さん18゜out |
18:00−20:00 |
120 |
※ 個別練習 ※ キッカケ確認、他 |
全員 |
20:00−21:00 |
|
撤去 |
|
昨夜、私の乗った新幹線が、集中豪雨のため、静岡県の三島と熱海の間にある長いトンネルで立往生・・・結局、東北新幹線の福島行き最終便には間に合わず、泣く泣く宿泊する羽目になってしまいました(涙)。おそらく、皆さんがテレビや新聞で知って「お気の毒に」と同情くださったであろう人々の中に、この私も紛れていたのです・・・
一泊後、なんとか福島に戻って、締め切りが迫っている「経営学入門」の採点を再開したものの、論述答案を読んでも読んでも終わらないので、不審に感じて確認してみたところ、なんと250枚ではなく、300数十枚もあるではありませんか!(考えてみると、大学で一番大きな教室がほぼ満席だったのですから、そのくらいの学生が出席していたはずなのです)
・・・というわけで、今夜も採点に追われておりますので、これにて失礼。
(娘の夏休みの宿題は、明日の2学期開始にギリギリ間に合った様子で、娘が「喜びの舞い」を舞って祝しておりました・・・笑)
8月23日版
先日、8月15日に、人生の大先輩から、このような光栄なお手紙をいただきました。
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合掌 初めまして、私は京都の**にあります**系****宗大本山**寺****院の僧侶(年齢7*歳)をしています。魂の世界に関心を持って四十年ほどになります。飯田先生の著書「生きがいの創造」を拝読以来、シリーズ本を檀家に紹介し、少しでも魂の世界をわかってもらえるよう努めています。
しかし、仏教、特に**系の檀家の多くは魂の世界(死後にも生き続けること)を否定的で、お題目さえ唱えていればいいのだと、すごく洗脳されているように思われます。また、僧侶の間では、魂の世界を話題にすることすらタブーになっているようです。檀家に魂の世界のことを言いますと、ほとんどの方々から、「死んでから帰ってきた人がないからわからない」と答えが返ってきます。そこで私は、「自分が帰ってきているではないか」と、いつも答えています。
今回ご連絡させていただいたのは、お寺で壇信徒のために先生のお話をしていただきたく、不躾ではありましたが、お願いする次第です。先生には、講演会等のご依頼が多くて、予定が立てられないと思いますが、できましたら十一月、十二月の出張いただける日程をお教え願います。当方の都合といたしましては、十一月十五日か十六日を第一希望といたします。よろしくお願いします。
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この種のお手紙を拝読するたびに呆気に取られますが、唯物主義で生きる多くのお坊さんたちって、死者の魂を弔うわけでもなく、いったい毎日、何をしていらっしゃるのでしょうか? (その種のお坊さんをお葬式や法事にお招きしても、決して、愛する故人の魂を弔ってくださるわけではないことになってしまいますが・・・それならば、わざわざ魂の存在を信じないお坊さんなどお呼びする必要はなく、むしろ家族・親族や友人たちだけで、心のこもった「家族葬」や「故人をしのぶ会」を開く方が、よほど故人の魂も喜んでくださることでしょう)
先日、京都でタクシーに乗った際にも、運転手さんが、「最近は不景気で、社長さんたちが祇園で遊ばなくなったので、祇園で大金をはたいてくれるのはお坊さんばっかり」「今の祇園は、お坊さんでもっているんですよ」(実際には京都弁でしたが)などと、大金を使った夜遊び&女遊びに明け暮れるお坊さんたちの話を、さんざん聞かせてくれました。しかも、そのお坊さんたちの宗派(どのお寺からタクシーに乗ったのか)を尋ねてみると、いわゆる唯物主義系の宗派ばかりでした。もちろん全員ではないのでしょうが、こともあろうにお坊さんまでもが、唯物主義で生きるうちに、「現生での物質的・肉体的な悦びの追求」に、夢中になってしまっているのでしょうか?(涙)。
(その意味では、私はこれまで、「唯物主義を信じている神父さん・牧師さん」には、出会ったことがありません。私の著書は仏教的なイメージで見られることが少なくないのですが、実際には、唯物主義者の多い仏教関係者の方々よりも、神や霊や天国の存在を当然のこととして信じていらっしゃるキリスト教関係者の方々に、純粋かつ本質的な評価をいただけるんですよ。先日いただいた、ある教会の司祭さんからのお手紙にも、「あなたの本で訴えていることは、聖書そのものだと感じました」と書いてありました。失礼ながら、私は聖書をきちんと読んだことがありませんが、司祭さんがおっしゃるのですから、おそらくその通りなのでしょう)
そこで、私は、この素晴らしい問題意識をお持ちのお坊さんに、次のようにお返事いたしました。唯物主義の弊害が広がる日本の仏教界にも、まだこのような真面目なお坊さんが残っていらっしゃるのだと思うと、本当に心が洗われるような、救われた気持ちになったからです。(ついでに、京都大学での講演を本にした『生きがいの創造V』を、同封しておきました。このお坊さんはインターネットをなさっておらず、私のホームページもお読みでなく、私の近年の本はご存じないものと判断したからです)
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お手紙拝受いたしました。講演のご依頼、誠にありがたく光栄に思います。現在、私は諸事情のため、ごく一部の医療関係の講演のみしかお受けしておりませんが、**様のお手紙を拝読して心を動かされましたので、喜んでお受けさせていただきます。当方の予定としては、ご希望の十一月十五日で結構ですので、ご希望の時刻と演題をご指定ください。なお、講演料は無料ですので、福島〜京都間の交通費と、1泊分の宿泊費相当分をご負担いただければ結構です。それでは、お返事をお待ちしております。
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すると、すぐに、次のお返事が届きました。
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この度、早速、京都**院での講演をお引き受けいただき、感激しております。
当方の都合ですが、大阪からも檀家さんが出席されますので、十一月十五日(土)の十三時〜十五時でお願いしたいと思います。一人でも多くの方に、飯田先生のお話を聞いていただき、意識の変化が起こりますよう願っています。演題は、「私たちは、なぜ生きているのか 〜科学研究が解き明かした人生のしくみ」とさせていただきます。先生の講演を聞いて、皆で実生活に生かさなければ、もったいないことだと思います。当日は、よろしくお願いいたします。
追伸 あまりのうれしさで、「生きがいの創造V」の御礼を申し上げるのを忘れておりました。失礼しました。じっくり読ませていただきます。
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・・・という経緯で、しばらく「生きがい論」の公開講演はお受けしないつもりでいたにもかかわらず、やはりこのようにして、そうはいかなくなってしまいました。(ただし、上記の講演会は壇信徒さん向けなので、その他の一般の方々のご参加は、ご遠慮くださいね)
6月21日に「休養宣言」を発してからは、しばらくの間、「人助け活動」は本当に休むつもりでしたが、実のところは・・・今月に入ってからというもの、日本各地を飛び回って、「魂のメッセンジャー」活動を再開しております。やはり私には、どうしても、光たちからいただいたこの特殊な能力を活かして、スピリチュアルな方法で「人を救う」という使命を果たしたいという衝動を、抑えきれないのです(涙)。無理して「休養宣言」など発してみたところで、肝心の本人にその気がないのですから、休養などできるはずがありません。結局のところ、気がついてみると、さまざまな人々や魂たちを救うために、全力で東奔西走しているではありませんか・・・
今週末も、ある病院からのご依頼で、末期ガンの患者さんたち&スタッフの方々のために、「神出鬼没の音楽療法コンサート」を行うべく、中部地方まで出張してまいります。中学3年生の娘は夏休みの宿題に追われており、私の相手などしてくれませんから、出張が続いても大丈夫なんですよ(笑)。
それでは、行ってきま〜す!
(250枚の答案の採点の件ですが・・・実は出張続きのため、まだ終わっておりません!!)
8月19日版
ふう・・・
いま、前期に担当していた「経営学入門」の250枚ほどの答案を採点しており、心身ともに、HPを更新する余裕がありません(涙)。
そこで、本日いただいたお手紙の中から、6才の「青空」(せいら)ちゃんが僕にくださった、嬉しい御言葉をご紹介しておきましょう。
せいらちゃん、おかあさんといっしょに、ぼくのうたをきいてくれて、どうもありがとう。
うまれてくるあかちゃんを、いっぱいかわいがってあげてね!
8月10日版 いや〜大変でしたが、70代のお年寄り5名を引率(?)し、幸運も試練も大いに楽しみながら、無事に帰還いたしました!
まずは、私が撮った写真を使って、臨場感満点のご報告をいたしましょう。
(私自身は写っていないので、拡大して探しても無駄ですよ・・・笑)
「かまくら」に触れて喜ぶ御一行 善良な子供たちを襲う「なまはげ」 これが、竿灯(かんとう)祭りだ!
竿灯を腰に乗せる名人芸 竿灯を頭に乗せる名人芸 倒れた竿灯に慌てて火をつける、お気の毒な人々
自衛隊車の真上に倒れてしまった竿灯と、奇襲に驚き大慌てで逃げ出す自衛隊員たち
(自衛隊車を攻撃して、傘の飾り付けを破壊した勇気ある竿灯は、「日産ディーゼル隊」でした)
奥入瀬(おいらせ)渓流を散策 八甲田山の睡蓮沼の絶景に見入る
これが、いわゆる「ねぶた」だ! 尾去沢金山で金鉱石を掘る「江戸時代の夫婦の人形」に涙する御一行
・・・このような感じで、「日産」が「自衛隊」を奇襲攻撃のうえ破壊するという世紀の珍事も目撃して、大満足でした(笑)。
ただし、その裏には、聞くも涙、語るも涙の、かくも無残な、大誤算の数々が生じていたのでございます。
《 大誤算その1 》
今回の旅では、父親&親族のお年寄りの皆様にプチ湯治をしていただこうと、各地で有名な温泉に立ち寄るプランを用意しておきました。ところが、私が自慢げに立ち寄り入浴のアイデアを披露したとたん、女性陣3名は、「うちらは昼間は入らんよ、お化粧が落ちるし汗も出るけん、後が大変じゃけん」(広島弁)とのこと(涙)。さらに男性陣まで、「この暑いのに風呂に入ったら、汗が出てしもうて大変じゃわい」と賛同し、私を除く5名が口を揃えて、「うちらは涼しい車で待っとるけん、行きたい温泉に寄って、史君(ふみくん)だけ入ってきんさい」と言われる始末・・・結局、「僕だけ入ってもしょうがないけん、それじゃあ、温泉に寄るのはやめとくけん」(広島弁)ということに・・・せっかく、温泉天国の東北地方を訪れているにもかかわらず、有名温泉地に乏しく「気軽な立ち寄り入浴」の習慣がない広島のお年寄りには、その素晴らしさが理解していただけませんでした(号泣)。
《 大誤算その2 》
今回の旅では、宿泊先として、お年寄りの皆様が若き日を思い出してお喜びくださるに違いない、いかにも昔風の、風情ある木造の温泉旅館をご用意しておきました。ところが、私が自慢げに宿泊先のアイデアを披露したとたん、「和風の旅館はフトンが硬うて、寝心地が悪いけんのう・・・」「旅館の食事は、いらんもんばっかり出て食べれんけん、わしらは好きなもんだけ食べれるバイキングいうやつがええのう」「木造の旅館は虫がおいいけん、刺されてしもうてかなわんわい」などの思わぬ苦情が続出(涙)。結局のところ、「気持ちええベッドで快適に眠れる、バイキングのメシが付いた洋風のホテルがええわいのう」となり、2泊目からは、洋風ホテルにキャンセルの空室を見つけて宿泊することに・・・現代のお年寄りたちは、想像以上にモダンでハイカラでした(号泣)。
《 大誤算その3 》
今回の旅では、ご高齢ゆえ食が細いであろうお年寄りの皆様に合わせて、私も自然に食べ物を控えることにより、健康的にダイエットを行うつもりでおりました。ところが、車での移動が多いため、各地でサービスエリアやコンビニなどに立ち寄るたびに、女性陣3名がそれぞれ様々なお菓子類(すべてメチャクチャ甘いものばかり)を買い込み、全員に配るのです。しかも、私を除く男性2名が「わしらは、いらんわい」とあっさり断ったり、女性陣も「うちら、もう食べれんわ」となったりして、結局のところ、残りの甘いものが全て私のところに集中・・・いくら私が「いえ、もう食べられんけん」と断っても、「史君、そがいなこと言わんで、食べてみんさい」となり、口に入れるのを見るまで許していただけず、まさに「養豚場」状態に(涙)。たとえば、高速道路で青森から福島まで移動しながら、6時間の間に私が食べることになったお菓子類を列挙すると、ソフトクリーム3個分、どら焼き2個、クッキー8枚、りんこパイ2枚、アメ3個、りんごチョコレート7個(もっと多かったかも)、よくわからない甘いお菓子3個・・・どれも私の意志とは無関係に、「暑うて溶けてしまうけん、余ったのを史君食べてや」「運転ばっかしで疲れるじゃろうけん、ほれ、食べてみい」「運転中に眠とうなったらいかんけん、これでも食べんさい」などと、純真無垢な100%の御好意で私にくださったものばかりであるうえ、私が必死で口の中に詰め込むと、「史君がおいしそうに食べてくれるけん、うちら嬉しいわぁ」と満足してくださるので、ますます底なし沼状態に・・・おそらく、この5日間で、2〜3キロは太ってしまったことでしょう(涙)。
しかも、車という密室における養豚場状態のなか、お年寄りたちを喜ばせるために白目をむきながら食べ終える私に向かって、「史君、あんた肥えすぎとるけん、もっと痩せにゃあ!」と、実際の養豚行為とは矛盾した厳しいご指導が入る始末・・・(号泣)。
ああ、人生は、思い通りにならないからこそ価値がある・・・・・・
このほか、旅行の常として小さな誤算は多々生じましたが、なんとか乗り切り、無事に福島駅までお連れして、新幹線のホームでお別れしました。皆様、「史君、またどっかに連れていってや」と、涙を流して別れを惜しんでくださり、新幹線の窓の向こうから、姿が見えなくなるまで、ちぎれんばかりに半立ちになって手を振ってくださいました(涙)。私も、「こんなんで喜んでくださるんなら、僕がどこにでもお連れしますから、これから年に1度は、みんなでどこかに旅行しましょうね」と、感激しながらお約束しました。
お年寄りの方々に喜んでいただけるというのは、本当に嬉しいものです。目の前にいる人が喜んでくださる顔を見ることが、まさに私の「生きがい」であり、そのために生きているといっても過言ではないのですが、長い年月を苦労しながら乗り越えてこられた方々の労をねぎらうことは、さらに特別な価値を持っています。その意味で、私にとっても、(体重は増えてしまいましたが)健康的で幸せな6日間でした。これからお盆休みに入りますが、読者の(同志の)皆さんも、この世に肉体を持って互いに存在しているうちに、ぜひ親孝行しておいてくださいね。
追伸
前回の更新を読んで、「ビックリするほど声が大きかったのは、もしや自分ではないか」と推察する何人もの方々から、「ご迷惑をおかけして申し訳なかったと、皆さまにお詫びください」「今後は、声量や歌う部分に配慮しますので、どうぞお許しください」などのお手紙を、何通もいただきました。私としては、「どうぞ大きな声で、気持ち良く歌ってくださいね」とお願いしている立場上、大きな声の御方に感謝することはあっても、憤慨することはあり得ません(笑)。コンサートというのは、私と参加者の皆さまの全員で創りあげていく芸術作品ですから、あとは、それぞれの皆さまの、その場でのご判断にお任せするということで、この件については「これにて落着」とさせていただきます。それにしても、お手紙の文章を拝読すると、誠意に満ちた方々ばかりなので、「僕は、なんと素晴らしい聴衆の方々に支えられているのだろうか」と、幸せ感で一杯になりました。本当に、ありがとうございます。心より、深く感謝申し上げます。
8月4日版
京都での「秘密の隠れ家コンサート」初回公演、無事に・・・いや、決して無事ではなかったのですが、思わぬ機材トラブルや、それに伴う時間配分のミス、そしてお客様からのクレームにガックリ落ち込みながらも、なんとか自分を奮い立たせて、笑顔で乗り切りました(涙)。せめて次回の追加公演では、格段にレベルアップしたパフォーマンスをお聴かせしますので、どうかお許しください。ああ、「人生は、思い通りにならないからこそ価値がある」・・・(泣)
今回、複数のお客様たちから私の元に届けられた同じ内容のクレームとは、次のようなものでした。(原文のまま)
********************
私の近くに座られた人が、本当にビックリするくらい大きな声で歌われるので、飯田先生の歌声に集中できなくて・・・(TT)。いかに温厚な私でも(?)、さすがに憤慨してしまいました。純粋に先生の歌声が聴けたのは、**********(飯田注:特別サービスの外国曲)だけだったんですよ〜
********************
このように、「まわりの声がうるさくて、肝心の飯田先生の歌声が聞き取れない」という苦情が、会場スタッフや私の元に、複数寄せられてしまいました(涙)。しかし、私自身が「どうぞみなさん、大きな声で一緒に歌ってくださいね!」と目の前で勧めているわけですし、そもそも私や仲間たちと一緒に歌うのが音楽療法なのですから、気持ち良く大声で歌うお客様には全く罪はありません。ところが、その反面、私の歌をじっくり聴きたいとおっしゃるお客様にとっては、私の声をかき消すほどの周囲の歌声は、かえってストレスになってしまい、音楽療法どころか逆効果になりかねないというわけです(涙)。
いやはや、困ったことになりました・・・だからといって、歌の中で合唱部分を限定するのは不自然であるうえ音楽療法になりませんし、「周囲に迷惑をかけない程度の適度な声量で歌ってください」などと、ナンセンスなことは言いたくありません(笑)。合唱団に在籍の御方や、もと合唱部で腹式発声法を身につけた方々は、まったく悪気がなく普通に歌うだけで、部屋中に響き渡る朗々とした大声になってしまうのです。こうなったら、「し〜んと静かに泣きながら聴きたい方々のためのコンサート」と、「仲間たちと元気に大合唱したい方々のためのコンサート」とを、完全に分けてしまう方法も考えられますが、今さらそうもいきませんし・・・せめて、追加公演では、事前の音響チェックを入念に行い、大合唱に負けないような、しかし音が割れてしまわないようなギリギリのボリュームで私の歌をお届けできますよう、精一杯に配慮させていただきます。貴重なご意見、どうもありがとうございました。
(ちなみに、東京ではその種の苦情は出なかったのですが、それは会場の違いのせいなのか、それとも、忍耐強い東京人と正直な関西人の性格の違いのせいなのか、スタッフの間で話題になっておりました・・・笑)
いずれにしても、東京も京都も、参加者に中高年の男性が多いので驚きました。もちろん数の上では30〜40代の女性が多数なのですが、中高年の男性も、おそらく全体の3割くらいを占めていたのではないでしょうか。一時の「年上女性恐怖症」がめでたく治癒した現在の私にとって、男女を問わず、人生の大先輩でいらっしゃる方々からご支持をいただけるのは、本当に光栄なことなのです。特に、最初は静かになさっていた年上男性の方々が、コンサートの終わりの頃では、はにかみながらも自然に声を出してくださっているのを拝見&拝聴しながら、嬉しくてたまりませんでした。心より感謝申し上げます。
私はといえば、ガン患者の父親と、広島からやって来る父の兄弟姉妹(うち1名は同じくガン患者、別の1名は膝に金属が入っており歩行困難)という、70〜80代の合計5名を愛車(オデッセイ)に乗せて、私を入れた6名で、大旅行に出発します。天気の状況を見ながら、山寺立石寺(松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだ寺として有名)〜銀山温泉(NHKドラマ「おしん」の舞台となった名旅館「能登屋」さんに宿泊)〜中尊寺(国宝「金色堂」を鑑賞)〜かまくら館(横手市にありマイナス10度の部屋で一年中「かまくら」を体験可能)〜竿灯祭り(秋田)〜十和田湖(秋田・青森)〜八甲田山&酸ヶ湯温泉(青森)〜ねぶた祭り&青森港大花火大会〜尾去沢金山坑道(秋田)〜後生掛温泉または玉川温泉または乳頭温泉〜わんこそば(盛岡)〜宮沢賢治記念館(花巻)または日本三景・松島(宮城)〜高湯温泉(福島)と、ずっと私が1人で運転しながらツアーガイド&介助も行うという、あたかもエヴェレスト登山のごとき大冒険旅行(?)・・・途中で倒れてビバークしないよう気をつけなければなりませんが、毎日のように温泉に入りながら、のんびりと無理なく楽しみますから、どうぞご心配なく。(私は運転が一番の娯楽なので、まったく苦になりません。もちろん、きちんと大学は「年次有給休暇」を取っていますから、問題ありませんよ) それでは、全力を振り絞って、親孝行の大旅行に行ってきま〜す! みなさんも、どうぞフルスロットル&フルパワーで、良き夏休みをお過ごしくださいね。
合言葉は、全力ですよ、全力!!(笑)
(私の言う「全力」の語源となった、日本映画の名作「逆境ナイン」をまだ観ていないという御方は、大至急、ご近所のレンタルショップでDVDを借りて、必ず鑑賞してみてくださいね。「逆境ナイン」さえ観れば、ワハハと笑いながら、ごく自然に、心の底から「全力エネルギー」が湧いてきますよ)
7月29日版(加筆修正版)
PHPの安藤編集長から、昨日の夕方16時の時点で、次のメールが届いていました。
********************
お世話になります。
13時より電話受付開始し、15時ごろようやく一段落しました。
まずは日程の近い追加公演の申し込みが殺到し、京都公演分(8月2日、9月20日)はすぐに予約受付を終了しました。東京公演分(9月6日〜7日)も、各回追加40席のうち半分以上が埋まりました。
また、10月の再追加公演分は、各回あたり、東京70名、京都80名ほどの申し込み状況です。いまでも電話が断続的にかかり続けておりますので、近日中には満席になるのではないでしょうか。
********************
・・・ということですが、開始後3時間時点での情報ですから、その後、この数字は変わっていると思います。
そういえば、ブラジルに25年間もお住まいの画家さんから国際郵便が届いており、もうすぐ8歳になるお嬢さんが私のために描いてくださったという、私へのメッセージが同封されておりました。とても嬉しかったので、ご紹介させていただきますね。
(僕のことを、スリムな姿でカッコ良く書いてくれて、どうもありがとう。ちゃんと、むずかしい漢字に読みがなを付けてくれているので、漢字がにがてな飯田先生にも読めましたよ!)
ブラジルのまきちゃん、本当に、ありがとう! いつかブラジルに行ってみたいというのが、僕の夢のひとつだから、その時に会えるといいね!
ブラジルといえば、私が「あのような存在になってみたい」と尊敬しまくっている音楽家、ジョアン・ジルベルト(ボサノヴァの創始者で、今年も11月に来日しますよ)の母国ではありませんか。バックバンドもなく、ギター1本で、自らが創造した音楽・ボサノヴァの名曲たちを、決して朗々とは歌わないでボソボソと、しかし完璧な歌唱力で表現するジョアン・ジルベルトの姿は、まさしく唯一無二の孤高のミュージシャンであり、私の音楽活動のお手本でもあるのです。11月の1日・2日に、東京国際フォーラムのAホール(収容5000人)で、ジョアンの来日公演が行われるため、ぜひとも今年も参加したいところですが、なかなかチケットは取れません(涙)。もう77歳になるジョアンですから、次の来日は、はたして実現するのかどうか・・・ああ、ジョアンとの「お話券」が欲しい!(とはいえ、私はポルトガル語は話せませんので、まずはドラえもんに頼んで、「翻訳コンニャク」を借りる必要がありますが・・・笑)
ボサノヴァといえば、ビートルズに次いで世界中でカヴァーされているという「イパネマの娘」などの大ヒット曲が多数ありますが、私が一番好きなのは、あまり知られていない「セン・ボッセ」という歌なんですよ。私の「逢いたい」と同じようなムードを持つ「セン・ボッセ」は、私のヴォーカル・スタイルにぴったりなので、いつか私がカヴァー・アルバムを制作することがあったら、ぜひとも入れたい名曲です。4〜5年前に、何十年ぶりかで行われた奇跡の来日コンサートで、めったに演奏しないという「セン・ボッセ」を私の前で歌っていただけた時には、「えっ! ま、まさか、このメロディは?」と、思わぬ幸運に、感涙にむせんだものです。
(↑ 我が心の師匠、ジョアン・ジルベルト。もしも、私が30数年後に生きていれば、まさに、このような姿で歌っていることでしょう)
ジョアン・ジルベルトの前座にもなりませんが、せめて私も、8月〜10月と続く「秘密の隠れ家コンサート」では全力を振り絞って頑張りますので、どうか参加くださる皆さまも、全力を振り絞ってお楽しみくださいね(笑)。いつもながら、私の活動のキーワードは「全力」ですよ、「全力」(フルスロットル&フルパワー)。世の中では、「力を抜いて、ゆったり、のんびり、ゆるりと生きましょう」などとおっしゃる方々が人気のようですが(その方々を否定はしませんが)、私は違うのです。いったん2年前に死んでから、この世に戻ってきた私にとって、今生で過ごす余生の1分1秒が本当に大切であり、いつまた脳出血が再発してしまうかわからないという日常の中では、ゆるりと過ごしている暇などありません。誰に何と言われようとも、私は私で勝手に、常に全力を尽くして生きるしかないのです。親孝行にも全力、食べる時にも全力、遊ぶ時にも全力、お風呂に入るのも全力、休む時にも全力、もちろん眠る時にも全力を振り絞ります。(ただし、今後は、全力を尽くすだけの価値がある、体に良いこと、やりたいことだけを選びながら生きていきますので、どうぞご安心を・・・笑)
おっと、「ブラジル」という国の響きから、つい熱く語ってしまいましたが、ここで本日の真の目的である、大切なご連絡を・・・PHP京都本部の建物は、JR京都駅の八条口(南側)を背にして、すぐ右手に見えます(新・都ホテルの隣です)。八条口を出て、目の前の道を右手に進むと、のんびり歩いても5分以内、全力でダッシュすれば1〜2分で着くことでしょう。今週末、8月2日土曜日の「秘密の隠れ家コンサート」では、ぜひとも、おたがいに、フルスロットル&フルパワー、つまり全力でお会いしましょうね!(笑)
7月22日版
「秘密の隠れ家コンサート」東京公演、おかげさまで、何とか無事に終了いたしました。第1話の時点では、7か月ぶりの公演で声が出ず、2時間のペース配分にも戸惑ったり、聴衆の皆さまの涙顔にもらい泣きして歌えなくなってしまったりと、けっこうボロボロでしたが(第1話のみ参加の皆さま、ごめんなさい!)、しだいに第2話、第3話と調子を上げていき、最後の第4話では、自分でも何とか納得のいくパフォーマンスを披露できたかと思っています。聴衆の皆様には、未熟な素人芸をお聴かせして申し訳なく思っていますが、皆さま寛大な御心と有難い応援の念で受け止めてお喜びくださったので、なんとか格好がつきました。多くの方々から、「大いに笑って、大泣きした」との好評を頂戴しており、PHPのスタッフの方々からも、「帰宅なさるお客様たちの表情が、とても幸せそうでした」との報告をいただきました。本当に、ありがとうございました。
(私の未熟なパフォーマンスはともかく、対談くださったPHPの重役の方々から飛び出したナイショ話の数々には、皆さんビックリするやら爆笑するやらで、大満足いただけました。今後の公演でも、可能な範囲でご紹介しますね)
私自身も、これまで隠していたナイショ話を堂々と公開できて、いや〜、スッキリしました。しかし、用意しておいた秘話のうち半分少々しかお話しできなかったので、今後は、ペース配分や話題の絞り込みを、工夫しなければなりません。追加公演では、かなり異なる内容になることでしょう。8月2日の京都公演では、この調子で反省点や好評点を生かし、さらに洗練度を上げたパフォーマンスを披露できるよう努力しますから、どうぞお楽しみに!
・・・ということで、なんとか東京公演を「全体としてみればギリギリ合格点」(第1話のお客様ごめんなさい!)という自己評価でスタートでき、皆さまにお喜びいただける自信がついてきましたので、もう一度だけ、「再追加公演」を行わせていただくことにいたしました。今回は、前回ご迷惑をおかけしたことを反省し、「電話予約のみ」で受け付けます。また、再追加公演では、これまでに触れなかった新たな本の秘話を追加するため、すでに正規公演や追加公演にお申し込みくださった方々の重複申込も可能といたしますので、どうぞ以下の要領をご確認ください。(ただし、受付開始後1時間だけは、まだどの予約もお持ちでない方々のみに限定させていただきますので、ご注意ください)
6月18日版
先日、お見舞いに行った末期ガンの患者さんと、次のような約束を交わしました。
********************
患者さん:「もう私の命は、わずかしかもちません。せっかく、来年に飯田先生の研究所ができたら、お掃除でも草取りでも水やりでも、何でもいいから少しでもお手伝いして、世のため人のためにお役に立とうと願っていたのに、間に合わなくて申し訳ありません・・・(涙)」
私 :「それなら、間に合わないどころか、ぜんぜん問題ありませんよ。**さん(患者さんのお名前)さえ良ければ、ぜひとも、飯田研究所の、『あの世支部』のスタッフになってください」
患者さん:「えっ!? あの世支部??」
私 :「ええ、この世にいる僕にはできない役割を、あの世の側から果たしてくださって、僕を助けていただける方々を、探しているんです」
患者さん:「私なんかに、できることがあるんですか?」
私 :「もちろんですよ。自ら命を絶とうとして、あちらの世界へ行ってしまいそうになっている魂を見つけ出しては、まぶしい光の姿で『ちょっと待って!』と話しかけ、勇気を出して今生に戻ってくるよう、向こう側から説得していただきたいんです」
患者さん:「そうか、わかりました!・・・まだまだ長生きしたくてたまらないのに、病気で死んでいかないといけなかった私だからこそ、お話しできることがあるんですね」
私 :「そうなんですよ、病気を通じて命の大切さを思い知ったあなたが語りかけるからこそ、説得力満点なんです。僕が言うよりも、あなたの方が、はるかに効果が大きいんですよ」
患者さん:「わかりました! 私、やります! ぜひぜひ、先生の研究所の『あの世支部』のスタッフとして、働かせてください!・・・私、これまで世のため人のために役に立てなかった分だけ、死んでから頑張りますので、ぜひ雇ってください!」
私 :「おお、それは心強いですねぇ! こちらこそ、ぜひお願いします。僕の研究所は、この世の側と、あの世の側とで、素晴らしい協力体制を構築するように、『光』たちから指導いただいてるんです。そこで、こうして僕は、『あの世支部』の適任者を探し出しては、スカウトして回ってるところなんですよ」
患者さん:「ということは、私のほかにも、もう何人もスタッフが決まってるんですか?」
私 :「ええ、7名のスタッフがいらっしゃいますよ。中には、自らが自殺してしまって大いに反省なさったという、経験者の魂も名乗りを上げてくださっています。本当に、ありがたいことです・・・でも、まだまだ足りません。あと何十人、いや、何百人いてもいいくらいです(笑)」
患者さん:「ええっ?、お医者さんだった御方の魂もおいでなんですか?・・・私なんか、ただの主婦にすぎないし、頭も悪いので、お医者さんの魂とご一緒に仕事するなんて、おそれ多くてとてもできません・・・」
私 :「大丈夫ですよ(笑)、あちらの世界では、こちらの世界にいた時の学歴も仕事も関係なく、みんな平等になりますからね。それに、死んで体から離れたら、もう脳も持たないわけですから、『頭が悪い』なんて表現自体が成立しないじゃないですか」
患者さん:「あ、それもそうですね(笑)・・・それじゃ、こんな私でも、飯田先生のお役に立つことができるんですね?」
私 :「僕の役に立つというよりも、世のため人のために、**さんの今生でのご経験とその使命感が、かけがえのない大きな価値を発揮するんですよ。ちなみに、あの世支部の支部長は、強力なリーダーシップで燃えに燃えてくださること間違いなしの、伊藤英樹さん、通称『車椅子父さん』が引き受けてくださるそうなので、どうぞご安心ください」
患者さん:「まぁ、なんて素敵な支部長さんなんでしょう!・・・私、やります、ぜひともやらせてください! お給料は要りませんから!」
私 :「おっ、タダ働きしてくださるとは、助かりますねぇ!・・・まぁ、あの世では、誰もが決して、食うに困ることはありませんからね(笑)」
患者さん:「先生どうしましょう、もう私、死んでからのことが楽しみで楽しみで、ワクワクして眠れません!!」
********************
・・・というわけで、来年4月に発足する私の研究所の、通称「あの世支部」のスタッフとして、超強力なメンバーが、着々と名乗りを上げてくださっているところです。本当に、心強いですよね!(なにしろ、皆さん、「あちらの世界では使い道が無いから、給料は要りません」とおっしゃるので、メチャクチャ助かります・・・)
そういえば、先日、このような爽やかなお葉書が届いておりました。
・・・「なに気なく図書館で」という渋すぎる出逢いが、何だか妙に嬉しかったので、ご紹介してしまいました(照)。
6月13日版
今朝、PHPから連絡があり、昨夜の時点で、「秘密の隠れ家コンサート」の追加公演の追加席分も、おかげさまで満席になったそうです。
もともと私としては、体調も上向いてきたので、来年4月以降の本格的活動に向けた肩慣らし、という程度の気軽な気持ちでお受けしたのですが、まさか、こんな大規模なものになるとは・・・もしも、一般の大きな会場で行うという提案だったならば、私は体調面で責任が取れないため決してお受けしなかったのですが、「PHPの会議室を使って当日支払い」という形ならば、体調問題による急な日程変更が可能なので、安心してお受けできたというわけです。体調面の実情からみて、このような場所・形式以外のオファーでは決してお受けできなかったという、まさに奇想天外かつ絶妙な企画を立案くださった、PHPの安藤編集長さんに、感謝いたします。これが、「なぜ、昨年は1700席(大型映写機や撮影機材の置き場で座席を潰したので実際に販売したのは1600席少々でしたが)のホールで大々的に開催したのに、今年はPHPの会議室なんかで行うの?」という、皆さまの疑問に対する真面目なタネ明かしなんですよ。
もちろん、お申し込みくださった皆さまにも、心より深く感謝申し上げます。おかげさまで、「楽しいコンサートに向けて体調を整え、大いにワクワクするぞ!」と気合いが入って、どんどん元気になっていくのが、このところ、自分でもわかるほどなんですよ。「こんなに多くの方々が、僕を求めてくださり、応援してくださっているのだ」という喜びが、私にとって、どんな薬よりも効果があるのだと実感しています。
おっと、明日は、末期ガンの患者さん(小さなお子様たちをお持ちの若いお母さんなんです・・・涙)をお見舞いに行きますので、今夜のうちに、はるばる***まで移動しておかなければなりません。それでは、行ってまいりま〜す!
6月12日版
先ほど、夜の大学院の授業を21:30に終えて帰宅したところ、PHPの安藤編集長より、「現在(18時50分)段階で、東京第4話があと9席、京都第2話もあと8席のみとなりました」という報告メールが届いていました。もともと厳密な定員など無い会議室ですので(笑)、実質的には、すでに追加公演も満席状態だということになります。まさか、追加公演を行うとは予想もしていなかったので、本当に、感謝の気持ちで一杯です。お申し込みくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
なお、「あわてて予約したが、よく調べたら休めない仕事が入っていたので、ほかの人に譲ってほしい」と、わざわざキャンセルのお電話をくださったご丁寧な御方がいらっしゃるそうですが、残念ながら、PHPの出版部は編集者の集まりでありチケット業者ではないため、随時キャンセル分の取りまとめや再配布まで行うだけの人的・時間的な余裕がありません。当日おいでになれない場合には、そのお席が空席になって終わるだけですので、どなたか身の回りの御方に「参加権利」を譲るという形で、解決していただけましたら幸いです。(入場時に「本人確認」を行うわけではありませんから、どなたか代理の御方がおいでくださっても、申込者のお名前を名乗れば問題なく入場いただけます)
せめてもの御礼に、可能な限り最高のパフォーマンスと、皆さまが「え”〜っ?!」とヒックリ返ってしまうほどのナイショ話を披露しますので(?)、どうぞお楽しみに!
(私自身の予想では、なんといっても、『教授の恋』秘話の回が、いちばん面白いと思いますよ。フフフ・・・)
6月9日版
金印、宇都宮の森のクマさん宅へ!
(← めでたく金印を手に入れ、喜びで顔が黄金色に輝く、宇都宮の森にお住まいのクマさんご一家)
「秘密の隠れ家コンサート」の大騒動のため、ご報告が遅れてしまい、申し訳ありませんでした(涙)。
5月8日版で希望者を公募し、5月21日に争奪戦が勃発した、時価3500億円という究極の至宝「湖南大郎の金印」。
その後ただちに、当選者の女性(北海道・札幌市在住)から、以下の証拠写真が届きました。
しかし、そこには、次のように書いてあったのです。
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今や世界遺産登録を待つばかりという「湖南大郎の金印」を、昨夜パソコンの前にかじりついて当ててしまいました。でも、まさか本当に私がこの数字を引き当ててしまうとは思っていなかったので、その瞬間は喜びを通り越してぼう然でした。それからというもの、このお宝をいただいて厳重に保管するという責任のあまりの大きさに、「こんな私にはとても責任が負えない」と自分がしたことの重大さに押しつぶされそうになり、体の震えが止まりませんでした。
すると22日の飯田先生のホームページに、「妻子組は4444441を引き当て、私は4444446を引き当て、我が家の関ヶ原の大決戦は幕を閉じました」という、ご家族で参加された一家からの連絡が載っているではありませんか。きっとお子様は、もう少しのところで当たらなくて、がっかりされているのではないでしょうか。そこで私は思いました。「このご一家こそが、金印の管理人としてふさわしい!」。
飯田先生お手数ですが、金印はそのご一家、とくにお子様(何人かわかりませんが)に差し上げていただけませんでしょうか。金印を手に入れることで、お子様が歴史や社会科に興味を持ってくれたり、「教授の恋」のような名作小説を読みたくなってくれたなら、私なんかが持っているよりずっと価値があります。私と主人(今は米国在住)には子供がおりませんので、この金印をお譲りすることで、お子様が喜んでくだされば、私たち夫婦も、まるで自分の子供のことのように嬉しく思うことができます。先生、どうかそのお子様を喜ばせてあげてください、お願いです。
これで私も、金印を管理する責任の重圧から開放されて、安らかに眠ることができます。金印管理の適任者が現れて、本当にラッキーです!(笑)。
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そこで、私は、簡単ないきさつと、「送付先住所を教えてほしい」と書いて、ご家族で参加なさったクマさんご一家にメールしました。
すると、数時間後に、次のメールが返ってきました。
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謹んで、時価3500億円という究極の至宝、「湖南大郎の金印」をお受けいたします。 住所は、郵便番号***-**** 栃木県 宇都宮市 *** *******、****(私)・**(妻)・**(長男)・**(二男)・**(三男)です。
のんびり自宅の湯船で戦いの疲れを癒し出てくると、パソコン周りに人だかりが出来ていて、「え〜!」 「ほんと〜?」 「大変なことになってる〜!!」 と・・・なんと、まさしく、「大変なことになってる〜」ではありませんか。
今はこれ以上、気持ちをうまく表現できないので、ひとまずお返事とさせていただきます。
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そして、私がただちに「湖南大郎の金印」(湖南教授にもらった直筆サイン入り)をお送りすると、次のメールとともに、上方でご紹介した、ご家族で大喜びしてくださっている写真(本物ですよ)を、お送りくださったのです。前列中央にお座りの男の子が、「金印」を嬉しそうに手のひらに乗せており、向かって右隣りの男の子が、湖南教授の直筆サインの入った化粧箱を、こちらに見せてくれています。また、向かって左側の男の子がこちらに広げて見せているのは、化粧箱の中に入っていた、金印の解説書です。(クマさんご一家のプライバシー保護のため縮小しているので、わかりづらくてゴメンなさい)
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本日(24日)正午前、確かに時価3500億円の究極の至宝、「湖南大郎の金印」が届きました。それぞれに外出していて、皆そろったのが夜になってしまったので、証拠(記念)写真を撮った上でのお返事が、遅くなってしまいました。
持ってみると、さすがに国宝に恥じない、価値の重みと同時にズシッとした重みもありますね。我が家で幸せの独り占めをしてしまって、良いものだろうかと思いつつも、湖南大郎さんが飯田先生に金印の返還要請をしてくるまでは、当家で大切に保管させていただきます。誠にありがとうございました。
湖南大郎さんから連絡があった際には、よろしくお伝えください。では、飯田先生もお元気で。
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・・・という経緯で、至宝「湖南大郎の金印」は、宇都宮の森にお住まいのクマさんご一家のもとで、3匹の子グマたちに、歴史への興味をかきたてる役割を果たすことになりました。きっと今も、子グマたちに向かって、「いっぱい勉強して賢くなるのだぞ」と、黄金色の光を発していることでしょう。ああ、めでたし、めでたし!!
なお、前回の更新で公開したように、今夜20時に、「秘密の隠れ家の陣(第2陣)」が開戦 されます。皆さま、どうぞふるって参戦ください。
ご検討をお祈りいたします!
6月5日版
「秘密の隠れ家コンサート」追加公演の開催&受付、正式決定!!
「ないしょ話」満載の「秘密の隠れ家」コンサート追加公演(全6公演)
(終了のため削除しました)
それでは、前回の合戦で涙を飲んだ皆さま、月曜日の20:00に開戦する天下分け目の合戦、「風雲・秘密の隠れ家の陣(第2陣)」にて、見事にリベンジを果たされますよう、再度の参戦をお待ちしております!
6月2日版
・・・と、前回の更新では、「大船に乗った気持ちで」「ご安心ください」などと書いてしまったのですが(これは本心だったんですよ)、先ほど4時限目の「経営学入門」の講義を終えて14時半に研究室に戻ったところ、PHPの安藤編集長から、次のような緊急メールが入っておりました。
********************
飯田先生
ホームページにアップして、わずか30分で完売!
電話予約も5人で手分けして取りましたが、同じく1時にはソールドアウト!
その後もひっきりなしに電話がかかり、お断りするのに心が痛んでおります。
また、取れなかった方からは「追加公演をしてほしい」との声が続々と入り、いまも対応に追われています。
そこで、ぜひ読者の皆様への感謝とお詫びのため、追加公演をご検討いただけないでしょうか。
内容を本公演と同じにすれば、今回来られる御方が、また予約なさることはないと思いますので。
スケジュールですが、東京公演は9月6〜7日、京都公演は9月20日でいかがでしょうか。
あくまで先生のご体調とご予定しだいですが、読者へのサプライズプレゼントということでご検討をお願いします。
ちなみに、あまりにご希望が多いのでお断りするに忍びず、今回、東京公演は1回145人まで、京都公演は180人まで受け付けてしまいました。先生の真横や間近まで会場がビッシリになりますが、お許しください。
********************
・・・というわけでございます。
これからまた仕事ですので、取り急ぎ、「チケット完売のため受付終了」のお知らせのみにて、失礼させていただきます。
なんと申し上げれば良いのか・・・私も半信半疑で、今でも、「誰かのイタズラではないか」と疑っております。
そのうち、あの担当者嬢から、「おほほほほ! すべては、幻だったのでございます!」なんて電話がかかるのではないかと・・・(笑)。
とにかく、本当に、ありがとうございます!
5月31日版
昨日の更新を見た友人たちから、「定員が少ないので競争率が高すぎて、自分はチケットが入手できないに違いない」という悲観的な「嘆きメール」が、続々と届いてしまっております。そこで、皆さまのチケット争奪戦を、たちどころに鎮静化させるべく、あわてて今夜も更新してしまいます。
皆さま、決して、焦る必要はありません。「定員100名」という数字を根拠に絶望なさっていますが、そこはそれ、いわゆる数字のマジックであり、ただの悲観的錯覚が生じているにすぎません。なぜなら、確かに1回あたりの定員は100名ですが、実際には東京で4回、京都で2回もの公演が行われるわけであり、全6回分を合計すると、あら不思議、なんと「640名」もの定員に膨れ上がるのです。しかも、会場は会議室であり、固定式のイスではなく、いわゆるパイプイス(悪役プロレスラーがしばしば凶器として使用するやつ)をわずかに上等にしたような可動イスなので、ステージ(と呼べるほどのものではありませんが)の横にまでイスを並べれば、あと20席以上は詰め込めるのです。したがって、それらの追加席分までプラスすれば、なんと、合計で「800名」相当の大きなホールで行うのと、同じような大イベントになるわけです。
このように、実際には「800名」相当分もの大量のチケットがあるわけですし、現実問題としてお金がかかるため、1人で何度もご参加くださる奇特なマニアさんはわずかでしょうから、競争率はさほど高いはずがありません。ただでさえ深刻な不景気に見舞われているこの時世、マスコミを使った広告宣伝を一切行わずに、個人のHPで告知するだけで800名もの大観衆を動員できるミュージシャンは、決して多くはないのです。むしろ私自身は、いざフタを開けてみると、「あれ? なかなか席が埋まらないなぁ・・・やむを得ず、こうなったら興行師の常とう手段として、無料招待券をバラまくしかないか(涙)」なんて悲惨な事態になるのではと、本職の経営学者として真面目に不安視しております。これは、冗談ではなく、本当に本気なんですよ。だからこそ、実際は120名以上入る会場であるにもかかわらず、PHPの担当者嬢に向かって、「120名では埋まらない危険性が高いので、恥ずかしいことにならないよう、定員100名で満席ということにしておいてください」と、私自身がお願いしたのです。(編集長や担当者嬢が証言してくれますよ)
以上のように、冷静に考えてみれば、会場の座席数は充分にあり、そう簡単には満席になるはずがありません。皆さま、どうか悲観的にならず、「な〜んだ、余裕で大丈夫だぞ」と、大船に乗った気持ちで、まったりと週末をお過ごしくだされば結構です。どうぞ、ご安心くださいね。
5月22日版(まだ21日の夜ですが、紛らわしいので22日版にしておきます)
先ほど、21時30分頃に帰宅して、「僕が自分で当選しちゃ、湖南大郎に叱られちゃうなぁ」と恐れながらHPを開いてみると、すでに「4445171」を示しており、とっくに「4444444」を超えているではありませんか!
わずか1日で、7000〜8000アクセスくらいを記録したのではないでしょうか・・・(唖然)
そこでメールを開くと、友人たちから、続々と敗戦の弁。
たとえば、ある弁護士さんからは、詳細な戦闘記録が・・・(さすが弁護士だけあって、証明過程が細かいですねぇ)
********************
飯田先生、こんばんは。
本日の午後7時48分ころ4444444でているはずですよ。
私は4444464でした。つまり、スカでした(T_T)
せめて前後賞くらいは狙っていたのですが。。。
7時43分30秒 アクセス数の下4桁 3559
(間差116)
7時44分30秒 3675
(間差116)
7時45分30秒 3791
(間差149)
7時46分30秒 3940
(間差238)
7時47分30秒 4178
7時47分30秒からはこの1分以内だと思い、更新ボタンを連打しました。たぶんみんな更新ボタンの連打を始めてるだろうと思いましたので。
この1分で500アクセスは行っていると思います。48分ちょうどころに更新クリックしたら4444464でしたから!
でも、いい夢見させてもらいましたよ(^_^;)
10日前の予想では24日ごろかなと思っていましたが、たまたま仕事がひと段落したので、今日初めてHP開いたらなんだかヤバそうでしたので、7時26分30秒から1分おきにアクセス数の観測を始めましたよ。
7時26分30秒で4441723でしたから、これは30分以内だなと直感したわけです。実際は約20分後でしたが。。。
7時31分ころから10分間休憩し、再度観測を始めたのが、上記の観測データです。
でも、お祭りに参加できて楽しかったで〜す!
見事、4444444をゲットした方、本当におめでとうございます!!!
ちなみに8時06分30秒の観測では、4444688でした。
7時48分からの18分間差が224ということは、お祭り騒ぎは急速に収束に向かっているということですね。
では(^^)/
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また、ある男性は、次のように、ご家族で参加くださったとのこと。
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風雲・関ヶ原、天下分け目の大決戦に家族で参戦させていただきました。
思えば1年2ヶ月前に、抑うつ不安神経症にかかって以来の、久しぶりのドキドキ感を味わうことができました(笑)
妻は子どもと一緒に自宅のパソコンで、私は職場のパソコンで、
究極の至宝を挟み撃ちすべく、タイミングを計って連係プレイを試みました。
妻子組は「4444441」を引き当て、私は「4444446」を引き当て、
我が家の関ヶ原の大決戦は幕を閉じました。
ツインソウルと共同作業で、幸せの挟み撃ちができ、場所は離れていても、同じ瞬間に家族一同で興奮して、
楽しいひと時を過ごせたことに感謝します。
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・・・ということは、「4444441」+「4444446」=「8888887」で、これを2で割ると「4444443.5」、つまり、四捨五入して、ちょうど「4444444」になるではありませんか!・・・まさに、ご家族による、素晴らしい挟み撃ちの連携プレイ!
したがって、もしも当選者が名乗り出なかった場合には、最終決戦の勝敗が「判定」に持ち込まれたと判断し、このご家族に、めでたく、「湖南大郎の金印」をプレゼントさせていただきますね!
(過去の経験だと、「自分は当てるつもりがなかったのに、たまたま当たってしまった」、「せっかく当たったのに、うっかり勢いでクリックしてしまい、当選画面をパスしてしまった」、「せっかく当たったのに、あわてて撮影用のカメラを取りに行って戻ってきた際に、うっかりネット画面を消してしまった」などの理由で、当選を主張しない方々も、少なくないんですよ・・・笑)
さて、かくして、至宝をめぐる激烈な争奪戦が終結したことにより、ついに、先日から引き延ばしに延ばしてきた、私の特別公演の詳細を、公開できる条件が整いました。
ここはやはり、いまや読者の皆様からアイドル的な人気を得ているらしいと評判の、PHPの担当者嬢(推定年齢:永遠の28歳)に登場いただき、「おほほほほ!」と、めでたくオチをつけていただきましょう。
さて、「その絶大なるインパクトの前には、東京ドームでさえも小ぢんまりと見えてしまう」というほど、奇想天外かつ荒唐無稽な、その会場とは・・・
(以下、PHPが公式HPに掲載するために用意くださっている原稿から、一部に手を加えてご紹介いたします)
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ベストセラー「生きがいの創造」シリーズ著者・飯田史彦氏 特別公演「ないしょ話」満載の「秘密の隠れ家」コンサート(全6公演)
代表作『決定版・生きがいの創造』、『ツインソウル』、『教授の恋』など、160万部のベストセラーとなった「生きがいの創造」シリーズの著者、飯田史彦氏(福島大学経済経営学類教授)は、音楽療法家として、ギターによる自作自演のコンサートを、全国各地で行っていることでも知られています。昨年9月にも、弊社主催の「飯田史彦・読者の集い」(東京・文京シビックホール)で、1600名の大観衆を前に、「逢いたい」「「ツインソウル」などの自作曲を披露され、満場の大合唱となって感動の輪が広がりました。しかし、飯田先生によると、「会場が大きすぎて、読者の皆様との距離が遠すぎましたね」とのこと。
そこで今年は、弊社の東京本部・京都本部において、「秘密の隠れ家」コンサートと題する小人数の集いを、合計6回も開催いただけることになりました。いずれも100名〜120名の会議室であるため、飯田先生を目の前にして身近に接することができます。しかも、先生の御配慮により、毎回異なるテーマでの「ないしょ話」を満載くださるとのこと。さらに、通常の講演会やコンサートでは一切行っていないという、「何でも質問タイム」と題する質疑応答まで特別にお受けくださるそうですから、飯田先生と直接にお話しできる大チャンスです。そのうえ、飯田先生の要請により、東京公演では、毎回、出版界の裏事情を知る弊社スタッフ(各回ごとに違う人物)がゲスト出演し、飯田先生と「ここだけの話」を繰り広げる対談も予定しています。
普段はマスコミに姿を出さないことで知られる飯田先生と、小さな「秘密の隠れ家」で至近距離でお会いして、ないしょ話や大合唱など、盛りだくさんの内容を心ゆくまで楽しみたいという方々のご参加を、心よりお待ちしております。
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・・・ということで、めでたく見事なオチがつきましたが(?)、皆様の推理は、ピタリと当たりましたでしょうか?
確かに、完璧に関東・関西のバランスが取れるうえ、ふだん一般人は潜入することができず(受付嬢が鋭く見張っています)、しかも、私の著書の読者ならば誰もが名前をご存知であるはずの、絶妙きわまる会場・・・これほど奇想天外かつ荒唐無稽な、まさに「秘密の隠れ家」と称するにぴったりの会場は、全宇宙を探しても、ほかに見当たりません(笑)。もしも私が、「6万人の東京ドームで行われるビートルズのコンサートと、100名の会議室で行われるビートルズのコンサートと、どちらに参加するか選べ」と言われたら、即座に、「目の前で交流できる100名の会議室!」と答えることでしょう。(皆さまのお好みによって、「ビートルズ」を、「ヨン様」「ジャニーズ」「ベッカム」「よしもと」などと置き換えてみてくださいね)
お申込方法の詳細は、近日中に行う、次回の更新にて!
5月20日版
本日、ついに、7月19日・20日に開催する私の公演の会場名を明らかにしようとしていたのですが、なんと先ほど、PHPの担当者さんから、ビックリ仰天する連絡があり、新たな展開を迎えております。
P:「飯田先生、例の、7月末発売のCDブック『生きがいの音楽療法』に伴う記念コンサートの件でございますが・・・」
私:「ええ、もう、プロのアレンジャーやミュージシャンの手を借りて、プロの音楽スタジオで、素晴らしいアルバムを創り上げていますよ。世の中に広く発表するのが、本当に楽しみです!・・・もちろん、絶大なインパクトを誇るスペシャルな会場をご用意くださった記念コンサートも、楽しみでなりません」
P:「はい、はい、そうでございましょう、誠にワクワクいたしますね!・・・そこで、さらなるご相談が浮上してきたのでございますが・・・」
私:「えっ?・・・」(不安げに)
P:「7月19日・20日に行うコンサートは、その会場が放つ絶大なるインパクトの効果によって、たちまち満席になってしまうことでしょう。しかも、関東でのみ開催するというのでは、西日本にお住まいの愛読者様から、『PHPの主催イベントは、いつも東日本ばかりだ』と、ご不満の火の手が上がることは、火を見るよりも明らかでございます。そこで、関西でも、追加公演を行っていただきたいのでございます!」
私:「ええっ、まだ本公演のチケットも発売していないというのに、早くも追加公演のお話ですか?」
P:「東京に皇居が鎮座し、京都に御所が鎮座しておりますように、やはり関東と関西のバランスを取らねばなりません。地球を、いえ宇宙を破滅から救うためには、関東と関西のエネルギー・バランスを取ることが不可欠であると、かの湖南大郎教授もおっしゃっているではありませんか」
私:「ふむう・・・湖南のやつ、そんなことを言ったっけ?・・・しかし、西日本には、すでに決まっている19日・20日の会場に匹敵するほどの、絶大なインパクトを持つ場所が、見当たらないではありませんか。あの会場と見事な釣り合いが取れるほどの、よほど納得のいく場所をご用意いただけない限り、もうこれ以上は、安易にお受けしませんよ。もともと今年度中は、一般公開のイベントは、何もやるつもりがなかったんですから・・・」
P:「もちろんでございます。おそらく、そうおっしゃるであろうことは、充分に想定した上で、まさにぴったりの会場を、関西にもご用意いたしたのでございます。いえ、これほどの会場がご用意できたからこそ、関西での追加公演をお願いするに至ったというのが、正確な表現でございます」
私:「えっ? 関西に、それほど絶大なインパクトを誇る会場が、存在するのですか?」
P:「はい、その会場とは、知る人ぞ知る、*******の*****でございます!」
私:「う、うわ〜っ!・・・そ、それって・・・や、やられた〜っ!・・・(涙)」
P:「しかも、こちらでも、1日に2回の公演をお願いしたいのでございます!」
私:「ええ〜っ!、まさか、そんな、○▼☆◎■×〜!!」
P:「日程は、8月2日・土曜日 でございます!!!」
・・・ということで、もう、大変なことになってしまったのでございます。
とにかく、7月19日・20日に関東で、8月2日に関西で、各日2回、合計6回もの大イベントを開催することになってしまいました(涙)。
皆さま、この3日間のうちのいずれかを、なんとか死守して空けておいてくださいね!
(もちろん、チケットさえ入手できれば、全6回の公演すべてにご参加くださってもかまいませんが・・・笑)
さて、その、絶大なるインパクトを誇る、関東・関西、2か所の会場とは・・・
・・・と、ついに本日、イベントの全貌を明らかにしようと考えていたのですが、久しぶりに自分のホームページを開いてみると、大変なことになってしまっているではありませんか!・・・なんと、5月8日版の更新で公開した、時価3500億円という究極の至宝「湖南大郎の金印」が当たる、「4444444」(4合わせ=幸せ)のアクセス数が、あと数千という間近に迫っているのです。まさか、これほど早くアクセス数が進んでしまうとは、予想していませんでした。
過去の経験では、いざ記念アクセス数に当選するかどうかという瞬間が迫ってきた場合、一晩で5000以上も進んだりして、あっという間に「その数字」を超えてしまうのです。したがって、ここ数日間が、風雲・関ヶ原、天下分け目の大決戦となる危険性が高いということ・・・つまりは、
まさに、世情は風雲急を告げ、最終決戦の開戦間際ではありませんか! ・・・ということで、気になる記念公演の全貌とチケット入手方法は、天下分け目の合戦が決したあと、近日中に行う次回の更新にて!!
5月18日版
前回の更新を読んだ方々から、あたかもシャーロック・ホームズ気取りで、さまざまな推理が寄せられております。
たとえば、「帝国ホテル」「ホテルオークラ」「高輪プリンスホテル」といった高級ホテル系(これが最も多い)、「横浜アリーナ」「広島市民球場」(私の出身地だからでしょうか?)といったスタジアム系、「高野山」「伊勢神宮」といった宗教系、「ディズニーリゾート」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「ハウステンボス」といったテーマパーク系、そして「なだ万」「吉兆」といった高級料亭系など、いや〜、その発想力の豊かさに、感心してしまいます。中には、「サロベツ原野」(お客様が集まりませんって!)、「天売島」(宿泊施設が足りませんって!)、「原爆ドーム前で平和コンサート」(お役所の許しが出ませんって!)、「皇居」(宮内庁のお許しがいただけませんって!)、「東京大学講堂」(教授会の許可が得られませんって!)、「みくろど」(お大師様に叱られますって!)など、思わず「おいおい!」と突っ込んでしまう名案も寄せられる始末(笑)。
そこで、PHPの担当者さんに、「こんな推理が届いていますよ」とお話ししたところ、余裕しゃくしゃくで、次のように、のたまっておられました。
P:「おほほほほ!・・・どれもこれも、正解からは程遠い珍答・奇答ばかりでございますわね。愛読者の皆様の想像をはるかに超えた、しかも、『なるほど、その手があったか!』と心からご納得いただけるに違いない、かの有名な、あの場所が存在しているではありませんか。飯田先生の愛読者でいらっしゃるほどの知性豊かな御方ならば、少なくとも、その会場が入っている建物の標記者の名称を、ご存じないはずはございませんわ、おほほほほ!・・・でございます」
私:「それはそうですね・・・確かに、僕の本を愛読くださるほどのインテリの御方ならば、あそこの名前くらいは、ご存知のはずですよね・・・しかも、ガードの堅いあの場所に潜入できるなんて、通常は不可能なことですから、参加者の方々にとっては、『まさか、ここに入れるとは思わなかった!』と、今生の良き思い出になることは、間違いありませんよね・・・」
P:「おっしゃる通りでございます。そこで、愛読者の皆様に、私からの、心を込めた大サービスを差し上げてくださいまし・・・飯田先生の大イベントが開催されるその場所は、おおよそ、北緯35度4*分、東経139度4*分 の位置に、今この瞬間も、誇り高く鎮座しておるのでございます!!」
・・・ということで、企画の細部の詰めに手間取っておりますため、正解&詳細&チケット入手方法の大発表は、次回の更新にて!
・・・でございます。
5月14日版 特報!
昨日、PHPの担当者さん(ある女性)から連絡があり、次のような会話を交わしてしまいました。
P:「飯田先生、お具合はいかがでしょうか? まだ当分の間、ご講演やコンサートなどは、休止なさるおつもりなのですか?」
私:「ええ、もう来年の3月末までは、体調の回復を最優先して、よほどの理由がない限り、講演もコンサートもお受けしないと決めています。実際、来年3月末までの間で、お受けしている予定は、親友たちから頼み込まれて断れなかった、非公開の講演が3回だけなんですよ。トーク&ライヴ・コンサートの予定も、岩手県看護連盟から依頼されている、岩手県教育会館大ホールで行う600人規模の看護師さん向け、1回だけなんです」
P:「なるほど、飯田先生は、もう当分の間、人前に姿を現すことはないだろうと、社内でもっぱらの噂なんですが、やはり事実でしたか・・・」
私:「ええ、何しろ、過去12年間で600回以上も講演やコンサートをやりましたので、もう心身ともに、疲れちゃったんです。それに、昨年には、京都大学の百周年記念ホールで単独の講演会を開催いただいたり、文京シビックホールの『読者の集い』では1600名以上ものお客様がおいでくださったりと、僕としては、夢のような出来事が次々に実現してくれたので、すっかり満足しきって、お腹がいっぱいになっちゃったんですよ」
P:「確かに、昨年の飯田先生は、まさに人生の絶頂期ともいえる大活躍で、もう、やり残したことはないかのように思えてしまうかもしれませんが、まだまだ、満腹になってしまうのは早いですよ。飯田先生なら、もっと色んなことや、もっと素晴らしいことが、いくらでもできるはずなんですから」
私:「・・・皆さん誤解なさってますが、こう見えても、僕は大の人間嫌いで、人前に出るのが面倒でたまらないんですよ。だから、もう講演もコンサートも、当分の間、よほどの理由がない限りは、やるつもりがないんです」
P:「まあ、そんなことをおっしゃると、残念がる方々が、たくさんいらっしゃるでしょうに・・・」
私:「もちろん、僕のことをお待ちくださる方々が、たくさんいらっしゃることは、本当に嬉しく、ありがたく思っていますよ。それに、たとえば、僕の友人で、僕の本や歌に深く共感くださっている、ミュージシャンの原田真二さんからは、僕がコンサートをやるなら喜んでゲスト出演してくださるという、光栄なお申し出までいただいてるんです」
P:「あの、『てぃ〜んず ぶるーす』などのNo1ヒット曲をたくさん持っていらっしゃる、有名な原田真二さんですか? わたしも、原田さんの武道館でのコンサートに、行ったことがありますよ」
私:「ええ、原田さんとは、広島という同郷出身ですし、とても波調が合うんですよ。それに、ある音楽プロダクションからは、北海道から鹿児島や沖縄まで、全国ツアーをやらないかというオファーもいただいてるんです。でも、さすがに、大学教授という公務に就いているうちは、兼業・副業の禁止規定がありますので、本格的な全国ツアーをやるわけにはいきません。やはり、現職を辞する来年4月以降にならなければ、なかなか自由に活動はできないんですよ」
P:「それは素晴らしいお話ですね。ぜひ、来年4月以降は、やりたいことを、どんどん自由になさってください。それが、飯田先生を応援している愛読者の方々の、共通した願いであることは間違いありませんから」
私:「本当ですか? そうならば、とても嬉しいんですが・・・僕だって、本当は、愛読者の方々と、もっと直接にお逢いしたいんですよ」
P:「そう来なくちゃ! まさに、そのお言葉を、お待ちしていたんです!」
私:「???」
P:「そこで本題ですが・・・飯田先生、なんとか、今年も、愛読者の方々のために、トーク&ライヴのようなイベントを、お受けいただけませんでしょうか?」
私:「ええっ? いわゆる、読者の集いみたいな、スペシャル・イベントという意味ですか?」
P:「その通りでございます。日程は、7月19日・20日の、土日でございます」
私:「ええっ!? もう日程まで決まってるんですか? しかも、2日間連続で??」
P:「はい・・・しかし、ちょうど翌日の21日・月曜日も、祝日で休みですから、たとえ土日に連続で働いても、月曜日に休養すれば、飯田先生のお体は大丈夫でございます」
私:「そ、そこまで考えて、日程を選んだのですか・・・」
P:「もちろんでございます。まずは、飯田先生のお体が、何よりも大切でございますからね」
私:「しかし・・・昨年、1600人という大きなホールでやってしまったので、もう、あれ以上のことは、僕には無理ですよ。もう、充分じゃないですか」
P:「いいえ、まだまだでございます。今年は、昨年の文京シビックホールを、さらに上回るインパクトの、ものすごい会場をご準備いたしておるのでございます」
私:「ええっ!? 文京シビックホールを上回るインパクトの、ものすごい会場ですか!?・・・あそこを上回るというと、東京国際フォーラムのホールAとか、武道館とか、東京ドームくらいしか思いつきませんが・・・もう僕は、過去に、中野サンプラザでも、東京厚生年金会館でもやっていますから、あとは渋谷の旧・渋谷公会堂、現在のCCレモンホールとか?」
P:「おほほほほ、そんなショボクレた会場ではございませんわ。もっともっと、はるかにインパクトの大きい、ビックリするような素敵な会場でございます。インパクトの大きさだけで言えば、東京ドームでさえも小ぢんまりと見えてしまうこと、間違いなしでございます」
私:「ふむう・・・わ、わかりました・・・もしも、PHPがすでに押さえているという、その会場が、本当に僕をビックリ仰天させるほどの強烈なインパクトを持つ、奇想天外かつ荒唐無稽な会場であるならば、僕はあなたに白旗を揚げて、7月19・20日にトーク&ライヴ・コンサートを行いましょう」
P:「本当でございますね? 男に二言はないと、信じてもよろしゅうございますね?」
私:「ただし、PHPが用意くださっている、その会場が、本当に僕をあっと驚かせる、ものすごい会場だったならば、ということですよ」
P:「それで良うございます。わたくし、決して負けませんわ、おほほほほ・・・でございます」
私:「・・・それで、その会場とは、いったい、どこなんですか?」
P:「その会場とは・・・なんと・・・」
私:「なんと?」
P:「何を隠そう、なんと、*******の*****でございます!」
私:「う、うわ〜っ!・・・そ、それって・・・や、やられた〜っ!・・・(涙)」
P:「しかも、**に**の公演をお願いしたいのでございます!」
私:「ええ〜っ!、まさか、そんな、○▼☆◎■×〜!!」
・・・ということで、もう、大変なことになってしまったのでございます。
PHPが、かくも絢爛豪華な(?)、ものすごいインパクトの会場を用意してくださったおかげで、私は思わず燃えに燃えて、現在の私に可能な、最大限の特別企画を考案させていただきました。確かに、昨年の「文京シビックホール」を上回るだけのインパクトを生じさせるには、「もはや、ここしかない」というほどの会場なのです。「生きがい論」の愛読者の皆さま・・・特に、このHPの愛読者でいらっしゃるほどのマニアの皆さまならば、必ずや、その会場と企画内容に、狂喜乱舞してくださることでしょう。
さて、その驚くべき企画とは・・・
そして、絶大なインパクトを誇る、その会場とは・・・
皆さまがビックリ仰天なさること間違いなしの、次回の更新を、お待ちください!
とにかく、7月19日(土曜)と20日(日曜)の2日間の予定(どちらか1日でも可)を、今から死守して、空けておいてくださいね!!
5月8日版
突然ですが、なぜか、かの有名な国宝中の国宝、金印 を、
限定1名様に、プレゼントいたします!
(↓ 超豪華な特製化粧箱付き) (↓ これが印面だっ!)
わが国の古代史に燦然と輝く、至宝中の至宝、「金印」・・・「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)と記された純金製?の印鑑が、なぜか、私の親友である湖南大郎(こなん・どぁいるぉぅ)教授の手によって、福岡市博物館から持ち出され、極秘のうちに、私のもとに運ばれてきたのが数か月前のこと。
「おい、こんな貴重なものを、いったいどうする気だ?」とビックリ仰天する私に向かって、湖南教授は、「いま、僕は病院から抜け出してきたばかりなんだ。これから、**県の***にある*****まで、******という名の最愛のツインソウルを迎えに行く途中なんだが、この国宝中の国宝をポケットに入れたままでは、空港で検査にひっかかって逮捕されてしまう恐れがある。この至宝の扱いは君に任せるから、どうか好きなようにしてくれたまえ、ワトソン君」と言い残し、大慌てでどこかに走り去って行きました。私は、「あれ? 飛行機嫌いの湖南が、いつもの寝台列車ではなく飛行機を使うなんて、よほど急いでいるのだな」と驚きましたが、湖南教授の変人ぶりには慣れているので、「それじゃ、ツインソウルの女性によろしく!」と、彼の後ろ姿に声をかけたのです。
しかし、困ったのは、手渡された金印の扱い・・・確か、私の記憶によると、福岡市博物館の1階にある売店で、1個が3500円(税別)もする高価なレプリカ(実物大の精巧な複製品)を売っていたような記憶はあるものの、湖南教授の口ぶりでは、とてもレプリカのようには思えません。いや、万が一、たとえレプリカであったとしても、かの有名な湖南教授の手によって持ち出され、はるばる私のもとへ持ち込まれたというだけで、『教授の恋』の愛読者にとっては、ざっと見積もって1億倍の価値、つまり、時価3500億円相当の価値があるに違いありません。(そもそも、博物館の2階に警備員付きで飾ってある「本物の金印」そのものが、実は考古学的に見て、本物なのかどうか大いに疑わしいのですから・・・笑)
かくして、なんと「3500億円」もの価値を持つという世界的な至宝「金印」を手にしてしまった私は、その価値のあまりの大きさに畏れおののき、思案に暮れた結果、「そうだ、日頃のご恩に感謝して、僕のホームページを訪れてくださる愛読者の御方に、気前良くプレゼントしてしまおう!」と、ひらめいたというわけです。そこで・・・
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《 急告 》 次の条件を全て満たした御方、限定1名様に、時価3500億円相当の価値を持つ至宝「金印」を、謹んで贈呈いたします。
@ 私のホームページの訪問者数で、「4444444」人目という、一見すると縁起が悪そうな数字を当ててしまった御方。
A 私の『教授の恋』を読み、湖南大郎教授の大ファンになってしまったという、奇特な御方。
B 本当のツインソウルを探し求めている、という純真な御方。
この「金印」は、『教授の恋』のストーリーを知らない人にとっては「3500円」の価値しかありませんが、湖南大郎教授の大ファンにとっては、まさに「3500億円」の価値、いや、値段など付けられないほど高価で貴重な宝物であることは、間違いありません。しかも、湖南教授自身の手を経たこの金印には、「この至宝を手に入れた者の前には、本当のツインソウルが現れる」という、奇跡的なパワーが宿っているに違いありません。(すでに結婚なさっている御方でも大丈夫です。この金印を手に入れることによって、現在の妻や夫が本当のツインソウルだと、湖南教授に太鼓判を押してもらえるかもしれませんからね・・・笑)
どうぞ、めでたく「4444444」人目を引き当てた御方は、そのパソコン画面を印字するか写真に撮って、「960−1296 福島市 福島大学経済経営学類 飯田史彦」まで、郵送なさってくださいね。化粧箱の表に、湖南教授ご自身から「湖南大郎」という直筆サインを入れてもらったうえで、お手元に厳重にお送りいたします。ただし、間違っても、「湖南大郎教授」あてに送っちゃダメですよ(笑)。(ちなみに、上記の郵便番号は、「飯田先生の本を読んで、自分の『苦労を皮肉ろう』(960−1296)」と、覚えてくださいね)
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さあ、時価3500億円という究極の至宝「湖南大郎の金印」は、いったい、どなたのもとに届く運命なのでしょうか?
はたして、「4444444」人目の訪問者は、いつ出現することになるのでしょうか?
皆さま、この世紀の大イベントの今後の経過を、どうぞお楽しみに!
4月30日版
5月初めに発売される医療系月刊誌『安心』(マキノ出版:03−3815−2981)6月号において、私の「生きがい論」の大特集を展開してくださっていますので、ご紹介いたします!
こんな表紙の月刊誌で、一般の書店で広く販売されているほか、しばしば、病院の待合室などで見かけますよね。
昨年にも、2度にわたって私の「生きがい論」を特集してくださったのですが、結果的に、昨年の売り上げ部数の1位と2位を、「生きがい論」の特集号が占めたのだそうです。編集部にも、「生きがい論」を初めて知ったという読者さんから多数の反響があり、それらの実績から、「ご病気の方々や医療関係者が多くを占める読者は、生きがい論の特集を求めている」(つまり、生きがい論を特集すれば売れる)と、ご判断くださったとのこと。本当に、ありがたく光栄なことですよね。
その6月号において、冒頭の6〜16ページという大量のカラーグラビアを用い、「生きがいの泉」というタイトルの特集が組まれています(下の左写真)。また、169〜173ページでは、「生きがいの道〜心の免疫力を高めるスピリチュアル・ケアを大提言!」と題して、「生きがい論」の解説記事が掲載されています。さらには、174〜179ページにわたって、なんと、あの「車椅子父さん」の奥さまと私との対談が、長々と披露されているという大サービス!
ちなみに、「車椅子父さん」の奥さまとの対談は、福岡の「ももち浜」にある素敵なホテルの併設レストラン、「ピエトロアペスタ」で収録したものです。実際には、私と奥さまのほかに、編集者さんとライターさんが同席して、4人で収録しました。大評判をいただいた『車椅子父さんの絵日記』をめぐる裏話が、6ページもの長さで披露されていますので、ぜひとも読んでみてくださいね!
(立ち読みで済ませるのではなく、きちんとご購入いただければ、今号の売り上げ部数が伸びて、私の特集を企画くださった編集者さんが編集長から褒められ、また私の特集を企画してくださることでしょう。皆さま、どうぞ今号の応援を、よろしくお願いいたします・・・笑)
なお、私自身はといえば・・・実は、自分の特集はさておき、本号の付録に付いている小冊子の中に発見した、「肉・魚の食べ放題ダイエット」という仰天記事に、すっかり目を奪われてしまいました(笑)。なにしろ、「人間は、わざわざ植物を食べる必要はなく、肉食動物に戻れば、より健康を維持しやすい」という大発見に基づきながら、「米や麦などの穀類、イモ類、豆類、野菜類(青菜は除く)は、できるだけ食べない」「根菜類、キャベツ、白菜、レタスは、食べるのをやめる」「特に、果物は絶対に食べない」「肉、魚、卵、豆腐は、がまんしないで、食べたいだけ思いきり食べて良い」など、私のわずかな栄養学の知識をあざ笑うかのような、常識をくつがえすダイエット法が展開されるのです。最初は、「そんなバカな」と笑いながら読んでいたのですが、読み進めるうちに、著者(あるお医者さん)の論理的な主張にノックアウトされ、すっかり納得してしまっている自分がおりました(笑)。これまで、「肉や卵は体に悪い」「根菜類や野菜を主食にしましょう」と教えられてきた私の世界観が、ガラガラと音を立てて崩壊してしまったのです。「そうか、肉食を拒否して野菜を食べるよう心がけているのが裏目に出て、僕は太ってしまうのだ・・・う〜ん、納得」と。
おっと、うっかり書きすぎました(笑)。これ以上の詳しい情報は、『安心』6月号の別冊付録で、確かめてみてくださいね!
4月25日版
このところ、毎日のように何通も、『教授の恋』の感想が届いています。皆さん、大いに楽しんでくださっており、本当にうれしく思います。著者の私もビックリするほど、「本書の影響で、久しぶりに旅に出ることにしました」とか、「本書に書かれていた*****や****などについて、歴史的な解説書を探し読みして、色々と調べています」など、それぞれの形で、読後もお楽しみいただいているようです。
また、「本書に出てくる場所を、飯田先生自身の解説付きで巡るツアーを、PHPが企画してくださらないでしょうか」という依頼も書いてありましたが、PHPは出版社であり旅行代理店ではないので、不可能だと思いますよ(笑)。しかし、来年4月以降であれば、私が設立する研究所で、その種の面白い企画を立てて、「いま明かされる『教授の恋』秘話」なんていう私の講演会とセットで、愛読者の方々に提供させていただくことが可能です。もうしばらく、お待ちくださいね!(?)
さて、前回更新の最後に、「来年の春からは、現職の束縛から解放されて、時間的にも精神的にも立場的にも自由になります」と書いたところ、「ついに、光たちから与えられた作戦を開始するのですね、大いに支援します!」とおっしゃる嬉しいお手紙を、たくさん頂戴しました。本当に、ありがたく拝読しながら、同志の皆さまの心強さに、深く感謝しております。(もう、大学にも申し出て、同僚たちの理解も得ており、学生たちにも事情を説明しました。飯田ゼミの学生たちは、泣いて悲しんでくれました・・・涙)
一方で、私の現職の肩書に価値を感じて「生きがい論」を支持くださっていた方々が、私が公的な肩書きを手放すことで、私から去ってしまわれることも、充分に覚悟しています。その種の方々は、私の「生きがい論」そのものに共感くださっているのではなく、「こんな肩書きの人が、スピリチュアルな現象を支持・研究しているんだよ」という言葉によって、「スピリチュアルな現象を他人に正当化する手段」として私の肩書を利用してきた、という方々ですから、私が肩書きを手放せば利用価値がなくなるのは、当然のことなのです。もちろん、公的な肩書きの価値は、わざわざ教えていただかなくても私自身が誰よりも承知しており、実際に、肩書きの価値を誰よりも活用してきたのは私自身なのですから、来年3月末の辞職をもって私から去っていく方々のことを、引き止めたり恨んだりするつもりは全くありません。その種の方々に対しては、「ご期待に沿うことができず、申し訳ありません」と、ひたすらお詫びするしかないのです。そのような方々にとって、私の今後の著書には価値がないかもしれませんが、私が現職を辞したからといって、過去14年間の著書が連動して価値をなくすわけではありませんので、どうぞこれからも、「この著者が教授時代に書いた、まだ信用するに値していた頃の本」として、私の過去の著書たちを、これまで通りに可愛がってやっていただけましたら幸いです。
(ちなみに、私が長年にわたり観察してきた結果では、「大学教授」にもピンからキリまで多種多様な人々がいらっしゃるので、「大学教授」の肩書きを持っているから信用できるという法則は、決して成立しませんよ・・・これは、大学教授の方々に尋ねてみれば、皆さんが同意くださるはずです。もちろん、「まずは飯田君がいちばん信用できないけどね」と苦笑されるでしょうが・・・笑)
なお、「あなたの過去の業績を守るために、あなたはこれからもずっと、何が何でも現職に留まり続けなければならない」と、不思議なことをおっしゃる御方もいらっしゃるのですが、私は「未来の価値を創造するために現在を生きている」のであり、「終えてきた過去を守るためにはどうすべきか」という動機で未来を構築するという発想は、まったく持っておりません。もしも、私が、肩書きや過去の業績を守ろうとしたならば、そもそも14年前に、「生きがい論」など始めなかったことは確実です。なぜなら、当時は、「こんな本を発表したら、おそらく自分は経営学者としての業績や交友関係を、ほとんど失ってしまうだろう」と承知していながらも、「それでも僕は、未来を生きたいように生きる」という発想のもとで、迷わず『生きがいの創造』を出版したのですから(笑)。したがって、現在の私も、「失うものではなく、得るものに着目する」という発想で、「より創造的な人生を生きることのできる環境」を選択した、というわけです。現職が嫌になって放り出すのではなく、「公的な肩書きを維持するメリットよりも、自由に活動するメリットの方が、はるかに大きくなった」ということなのです。
ただし、これまでは皆さんにご心配をおかけしないように、余計なことは書かないでおいたのですが、やはり、誤解のないようきちんと書いておくべきだと判断しましたので、私が来年3月末で現職を辞する最大の理由を、お教えしておきますね。
それは、「2年前の脳出血以後、体調に波があり、特に昨年の7月頃から、午前中に頭が重くて授業を行うのが辛い状態が増えたので、教育者としては、やっていけなくなった」ということです。このまま現職を続けても、午前中の授業の休講が増えて、学生たちに迷惑をかけることは間違いありません。だからといって、「がんばって授業に行かなければ」と無理をするのは、体(脳?)に過大な負担をかけすぎてしまい、命を削ることになってしまうのです。私の場合、3年前に直属の上司が過労で亡くなり、昨年には直属の後輩が脳出血で亡くなっていますので、冗談ではなく、「現職と命と、どちらを選ぶのか?」という問題だというわけです。
このように、「体調(命)を優先するならば教育者としては失格になり、現職(教育者)を優先するならば命を削るしかない」という状況に、昨年の7月以降ずっと直面しており、親や家族の「長生きしてほしい」という強い願いもあって、「教育者からの引退」を決意したというわけです。友人の大学教員たちからは、「午後の授業だけ担当させてくれる他大学の職を探すなら、大いに協力するよ」と言われたり、実際にいくつもの大学から意志の打診をいただきましたが、大学教授の肩書きに固執していないことや、大学運営の雑務から解放されて「自分にしかできないこと」に時間や労力を使いたいと願うため、ご辞退させていただきました。どうしても「大学教授」の肩書に固執するならば、1科目だけを担当する「特任教授」のお話もあるのですが、そうまでして肩書きが欲しいとは思わないのです。私はもう、過去18年間も国立大学の助教授&教授を勤めてきたのですから、「もう充分でしょう?」という感じです。辞職したとたんに、過去の長年の業績がすべて無かったことになるのならば、いったん大学教授の肩書きを持った人は、「定年退職」さえもできないではありませんか(笑)。
いずれにしても、上記のように、「体調問題のため教員生活が続けられなくなった」という「深刻かつ現実的な原因」のうえに、「より自由な環境で、自分にしかできない使命を思いきり果たしたい」という「大いなる夢」が加わって、現職から離れることにしたというのが、本当の理由です。したがって、「がんばって、現職のままで生きがい論の活動も続けてください!」と励まされるのは、私にとって、「肩書きのために命を削ってほしい」と求められるのと同じことであり、たとえ善意でご期待くださるのだとしても、「死ね」と言われるのと同じくらい辛いことなのです(涙)。しかも、そうおっしゃる御方にかぎって、「自分はあなたに大いに期待しているのだ!」と強調なさるのですが、私から見ると、本当に私の幸せを願ってくださっているとは思えないので、「失礼ながら私は、あなたを満足させるために命を賭けたくはありません」と、お返事したいのが本音です。(実際には、心の中でそう思っても、口にしないで我慢して、「そうですか、それはどうも有難うございます」と答えていますが・・・笑)
・・・と、正直に白状すると、このような実情ですので、どうか私の身勝手な決断をお許しくださり、今後も「生きがい論」を温かくご支援いただけますよう、お願い申し上げます。(なにしろ、2年前の脳出血以降は、それまでとは一転して、「もっと今生で長生きしたい」と思うようになりましたので・・・)
さらに告白すると、もしも体調問題が生じなかったとしても、「現職にとどまるのは、娘が高校を卒業する4年後まで」と決めていましたので、いずれは、『創造U』と『教授の恋』に書いた使命を実行するために、自由な環境を求めて研究所を設立していたことに、変わりはないんですよ。今回、その時期が来たのは、上記の体調問題に加えて、夢の実現が大いに早まるような、素晴らしい展開が訪れたからなのです。いずれ年内には、このHPで、世界のスピリチュアル・ケアに衝撃を与えるであろう画期的な研究所を公開し、各地に「カクレ」ていらっしゃる同志の皆さまからの、様々なご支援をお願いしますので、その時には、どうぞご協力くださいね。
ああ、本当に、来年が楽しみです!
4月17日版
昨日いただいた、嬉しいお手紙&お葉書を、3通ご紹介いたします。
まずは、1通目のお手紙から・・・
なんと、あの大技・小技のギャグに満ちた、大いに笑える『教授の恋』を読んで、ここまで涙してくださるとは・・・ご本人にも涙の原因がよくわからないようですが、きっと、私が本書を通じて読者の潜在意識に訴え続けている、大切な「あのこと」を、敏感に感じ取ってくださったのでしょう。さて、「あのこと」とは、いったい何のことでしょうか?(何度でも読みたくなってしまう御方は、きっと潜在意識で感じてくださっているからこそ、まるで麻薬のように本書に手を伸ばしてしまうのだと思いますよ)
しかも、私の本としては、まだ『教授の恋』が2冊目とのことですので、この女性は幸せ者です。なぜなら、まだこれから、初めて『ツインソウル』や『生きがいの創造 U』を読むという、あの楽しみを味わうことができるのですから(笑)。ちなみに、私は、「まだビートルズのアルバムをきちんと聴いたことがない」という人に出会うと、「ああ、あなたがとてもうらやましい!」と思わず訴えかけてしまうのです。なぜなら、「アビー・ロード」や「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」といった名アルバムをはじめとして、これから山のようにビートルズの「新曲」を聴くことができ、名曲の数々を初めて聴く時の素晴らしい感動を、たっぷりと味わうことができるのですから(笑)。
さて、次は、わざわざ葉書にワープロで印字してくださった、67歳の男性です。(表書きもワープロでしたので、もしかすると、パソコンソフトを扱う練習でもなさっているのでしょうか?・・・なにしろ、葉書へのプリントは面倒であり、手書きの方が早いですからね)
私にとって、「御著は、私のような高齢者にもインスパイヤーさせる(ひらめきを与える)、何かがあるようです」という御言葉は、たいへん光栄なものなので、飛び上るほど喜んでしまいました(笑)。人生の大先輩が、『教授の恋』を読んで「やる気」を出してくださったとは、本当に、ありがたく嬉しいことですよね。この御方も、「やる気が何なのか(なぜ本書を読んで、やる気が出てきたのか)、自分の心に問いかけながら再読するつもりです」とのことですので、きっと、『教授の恋』が練りに練った文章を通じて読者の潜在意識に訴えている、大切な「あのこと」を感じ取ってくださっているのでしょう。
ただし、『教授の恋』を読んで勇気が出たおかげで、「健康診断を受けるのはもう止めた」と決心なさるのは、どうかと思いますが・・・(笑)
そして3通目は、先日、私が、若くして先立ったお子様から受け取ったメッセージを、急いでお送りしたお母様です。本当は、直接にうかがってお伝えしたかったのですが、現在は体調管理のため講演等を全てご辞退している身の上であり、以前のように日本中を飛び回る元気がなく、お葉書でお伝えすることが増えているのです(涙)。(私が長年行ってきた、メッセンジャー活動の詳細については、『生きがいの創造 U〜永遠の愛・めぐり逢う生命』において一部を公開していますので、未読の御方はご参照ください) お子様からのメッセージが、お母様の心にきちんと届いてくれたご様子で、私も本当に嬉しいです。
来年の春からは、現職の束縛から解放されて、時間的にも精神的にも立場的にも自由になりますので、新たに設立する私の研究所を「生きがい論」の聖地として広く無料開放し、私も従来のメッセンジャー活動などの使命に注力できることでしょう。ああ、本当に楽しみです!
それでは、お医者さんたちとの研究会のため、久しぶりに、大好きな四国・松山の道後温泉に、行ってきま〜す!
タルトに母恵夢に坊っちゃん団子・・・う〜ん、楽しみだなぁ・・・
(あくまでも、仕事で行くんですよ、仕事で・・・笑)
4月11日版 『車椅子父さんの絵日記』の特集、先日、無事に、長崎放送でテレビ放映されたようです。
長崎放送の女性アナウンサーさんから、次のようなメールを頂戴しました。
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先日は、お忙しい中、取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。本日、無事にオンエアを終えました。
英樹さんの本の魅力が伝わったのか、隣に座っている大倉キャスターは本番中に、感動のあまりに涙を流していました。
家族とともに病気と向き合いながら、「生きがい」を見つけて前向きに生きた英樹さんは、今も家族の心の中に生き続けているんですね。
私のもとには、これまでに取材をしたALSの患者さんから感激のメッセージが届きました。私も、伊藤家の奥様やヨッチ、えりっぺ、英樹さんから、「大切なもの」を教わりました。
飯田先生へのインタビューでのお話も、大変勉強になりました。「何を伝えたいのか」というお言葉、これは、放送に携わる私にとっても心に響く一言でした。ご協力に感謝しております。DVDは、明日お送りいたしますので、どうぞお時間のあるときにご覧ください。もし許されるなら、ご感想もお寄せいただけるとありがたいです。
お忙しい中、本当にありがとうございました。また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
追伸:伊藤さんのお宅には、改めてご挨拶にお伺いする予定です。奥様から、喜びの携帯メールが届き、私もうれしい限りです。
英樹さんも、この放送を見ていたことでしょう。感想をぜひ聞きたいものです。
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・・・ということです。長崎放送さん、本当にありがとうございました。(いわゆる「女子アナ」さんからのメールは、いつも、深夜1時とかの遅い時刻に、放送局のアドレスで届くんですよ。あんな時刻に、まだ放送局にいらっしゃるなんて、いつも深夜勤務で大変ですねぇ・・・)
すると、「車椅子父さん」の奥さまからも、このようなメールが届きました。
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飯田先生! 昨日、NBC長崎放送の特集が放送されました!
とても良い内容に編集してくださっていて、友人より「涙でお化粧が取れてしまったよ」などと、メールを頂きました。
飯田先生のインタビューと、『飯田史彦&伊藤英樹』のツ―ショット写真も、バッチリ放送されました!
私は当日は気合いを入れて、美容室で髪のセットとメイクをしてもらったのですが、「いつもの方がよかった」と不評でした(涙)。前回(長崎国際テレビ)の時の『太って見える』に、今回は『老けて見える』がプラスされているのだそうです(号泣)。
また、取材をしてくださったアナウンサーさんより、とても嬉しいメールを頂きました。「伊藤さんのご家族は本当に素敵です! 私も伊藤さんのような家庭を築きたいって思いました。英樹さんの深い愛情が今でも強く感じられました。どうかヨッチやエリッペ、英樹さんにもよろしくお伝えください。それから、キャスターの大倉とADが感動して泣いてました。今、車椅子父さんの絵日記は、報道部で大人気で、貸し出しの予約待ち状態です!」との嬉しいお言葉でした。ありがたいお話で、私のほうが涙がでました。
心があたたかくなる素敵な出逢いや出来事がどんどん起こり、感謝感謝の毎日です。このような幸せを、本当にありがとうございます。
追伸: 今度、あの**島に家族旅行に行くことにしました。*南*郎さんに誘われて、どうしても行きたくなったのです(笑)。ヨッチとえりっぺも、「お船に乗る〜♪」と楽しみにしています。長崎県人としてこんなに近くに住んでいながら、離島に行くのは初めてなので、私もとても楽しみです。それにしても、先生のホームページの『恋する教授』、大ウケでした! オビの部分だけで大笑いできる本なんて・・・主人も大喜びで、得意の「おやじギャグ」を指導することでしょう(笑)。
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・・・とのことでした。番組のキャスターさんやAD(アシスタント・ディレクター:この業界でいう「何でも屋」さん)が、本番中に泣いてくださったなんて、本当にありがたいことですよね。
ところで、メールの最後にあるように、前回更新の『恋する教授』のギャグ、気軽なノリで書いたのですが、各方面から予想外の大ウケをいただいて驚きました。さっそく、「HPに書いてあった『教授の恋』の裏本、楽しみにしています!」というお葉書も届いていましたが、出版社が見つかるとは思えませんので、さすがに出版は不可能でしょう。たとえPHPに持ち込んでも、「これまでの生きがい論の信用を全て失うようなギャグ本なんか、出すわけにはいかんわい!」と、制止されるに違いありません(涙)。(なお、「裏本」と呼ぶと、一部の中年男性諸氏からイヤラシイ本だと勘違いされてしまいますので、どうか「裏バージョン」と呼んでくださいね・・・笑)
4月7日版
しばらく福島を留守にしており、更新が遅れてしまいました(涙)。
大学に出ると、新刊『教授の恋』の感想が数多く届いていましたので、一部(内容に深く触れないもの)をご紹介いたします。
なんと、あの「共同通信」(新聞社などに情報提供する会社の代表格)の記者さんから、このような光栄な感想をいただいておりました。
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飯田先生
共同通信の****と申します。
「教授の恋」読ませていただきました。
おもしろすぎです。夢中になって一気に読み切ってしまいました。
「生きがいの創造U」も「ツインソウル」も傑作小説を読んだときのような読後感がありましたが、「教授の恋」は文字どおりの傑作小説ですね。何重もの意味で、先生にしか書けない小説だと感じました。『冒険映画を見ているような場面展開』も、日本中に足を運んでいる先生だからこそのわざですよね。それに、『ワクワク、ドキドキと楽しめる』だけじゃなく、本当に大切なことがたくさん書かれてあったと思います。
また、***開設に関する*の言葉で「同じ使命でつながった多くの同志たちから、様々な支援の希望が寄せられるでしょう」という部分が、とても印象に残りました。私も自分の使命を果たせるよう、頑張っていきたいと思いました!
勝手な感想を書き連ね、すいません。素晴らしい著書を、ありがとうございました。
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次は、奈良にお住まいの女性からです。
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奈良でも、ここ数日で急に桜の花が咲き始めました。福島では、どうでしょうか?
読みました! 『教授の恋』、今、3回目読んでます。期待通りメチャクチャ面白かったです! 奇想天外なストーリーに、私の頭にも桜が咲いております。
最初は本当にエンターテイメントとして、ドキドキしながら楽しめました。「エ”〜ッなんでこんな時に********食べるんじゃ?」「何故に急に***するの? 早くツインソウル探さな」「いま***に目がくらんでる場合か!」などなど、思わず感情移入して、つっこんでしまいました。こんなにツッコメる小説は初めてです(笑)。まるで飯田先生のホームページみたいです。(先生のホームページも、「あ”〜、いまこのタイミングでそんなこと書いちゃダメ!」「もう、こんなこと書いちゃったら誤解されるのに・・・」「あの話は、その後どうなっちゃったの?」などなど、ツッコミどころ満載で、いつも楽しませていただいてます)
でも、2回目に読んだときは、その場面ごとに隠されている様々なメッセージを読み取りながら読み進め、3回目に読んだ時には、それまで気づかなかった意味を読み取ることができました。今、さまざまな場所に仕掛けられているものを、「ここは、こういうメッセージなのかなぁ」と考えながら、読み進んでいるところです。お茶を飲んでいる時や通勤電車の中などでも、「ああ、あの文章は、もしかして、こういう意味なのかも」とか、問題が解けた気になったりします。読んでない時にも楽しめる小説って、画期的ですね! これはまさしく、飯田先生にしか書けない小説ですね。
さて、また、『教授の恋』に隠されたメッセージの謎解きをしながら、読ませていただきますね。「この私なりの解答は正しいですか?」と先生に質問したくなりますが、主人公のように、「もうそろそろ自分で考えたらどうですか?」と叱られそうですので(笑)、やめておきます。
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3通目は、大阪府枚方市にお住まいの大学生さん(男性)からです。
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初めまして。*****大学でスペイン語を学んでいる****と申します。
『教授の恋』拝読いたしました。いや〜、これほど引き込まれたエンターテインメント作品は、本当に久しぶりでした。浅田次郎さんの「壬生義士伝」以来でしょうか。本当に奇想天外なストーリー、そして思いがけない展開から*との**の開始・・・1日で一気に読み切りました。
読後は、まず、旅に出たくなりました(笑)。僕はスペインには4回も行っているくせに、日本国内は**も**も**地方にも行ったことがないという非国民なのです(笑)。そんな僕が、心底から、「日本中を旅して回りたい!」と思ってしまいました。先生、いつか是非、「日本列島生きがいの旅」シリーズを実現してください!(笑)。先生は、紀行作家としての才能もお持ちなのですね。
そして何といっても、後半、僕がいちばん感動したのは、****と**との**です。(中略)いや、なんというか・・・感動としか表現できません。(内容に深く触れる部分を省略)
これからも、僕のような若造に何ができるかわかりませんが、僕をどん底から救ってくださった飯田先生を、遠くから応援しています。
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4通目は、東京にお住まいの女性からです。
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東京では、桜が見事な花を咲かせております。
「教授の恋」、成城の本屋さんで、発売日に手に入れました。平積みの本が、すでにかなり減っていました。先生の愛読者が、本当に多いんだと実感しました。夢中になって読みました。面白くて、奥深くて、何度でも読みたくなります。
(中略)
この本を読んで、先生のことを応援させていただきたいと、心底思いました。毎日のように報じられる、心の痛むような事件・・・人々の心が、深く病んでいることを感じています。私もささやかながら、電話で心の相談をするボランティアをしていますが、鳴りやまない電話から、多くの人たちのSOSを感じています。
先生、お身体を大切になさって、その大切なお働きを、これからもよろしくお願いいたします。先生の新たなお役目を、これからもワクワクしながら見守らせていただきます。何かお役に立てることがあれば、いつでも呼びかけてください。
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5通目は、長崎市にお住まいの女性です。
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拝啓 桜の花が美しい季節ですね。長崎の****と申します。
日曜日の夜に、仕事先の名古屋から、高速バスで帰ってきました。バス乗り場に歩いていく途中の本屋で時間つぶしをしていたら、「教授の恋」という本が目に入りました。夕食を済ませ、バスの待合所へ。出発まではまだ1時間半は充分にあり、さっそく読み始めました。
すると夢中になり、バスに乗っても、ず〜っと本から目が放せず、バスの消灯の前に、一気に読み終えました。特に、私は**なので、*****が出てくる場面では、**が**に入っていたので、夢中になりました。
私は、2月の末に肺炎になり、それを引き金に、うつ病にもなってしまい、やっと少し元気を取り戻してきたところでした。そのタイミングで「教授の恋」に出会うことができ、夢中で読み終えたあと、「よ〜し、また、やるぞ〜」と、元気になっていました。有難うございました。
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6通目は、埼玉県の女性からです。
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「教授の恋」を読みました。
先生が、多くの著書で語ってきた、私達ひとりひとりが学びの場、学びの時にいること、そして先生の体験を通じて「ツインソウル」の本で明かしてくれた真理・・・今回は、小説という形をとっていますが、やはり今回も、私達の人生の意味について、知らせてくれています。
(中略)
今回、先生が、小説という形式をとってくれたおかげで、自由に想像をふくらませることができました。いままでの先生の本と、この小説形式の本を心の中でリンクさせ、自由に発想できました。そのおかげで、今回の本から受け取るものは、とても多かったように感じます。
「教授の恋」を読み終えて、この感動を伝えたくてペンをとったのですが、伝えきれなくてすいません。
先生のこれからの活動を、楽しみにしています。
今生では、命ある体をもっているのですから、無理しないでくださいね。
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これ以外にも、たくさんのお手紙をいただいているのですが、本の内容に深く触れる部分が多く、伏せ字と省略ばかりになってしまいますので(笑)、残念ながらご紹介できません。どうか、お許しください(涙)。
実は、『教授の恋』には、秘密の裏バージョンもあるんですよ。
それは・・・
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『恋する教授 〜彼はいかにして運命の人に見放されたか?』
ギャグという形でしか伝えられない真理がある
おやじギャグ満載の「スピリチュアル・ギャグ・ノベル」誕生!
飯田史彦(with おやじギャグ指導:伊藤英樹)
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・・・っていう本なんですが、やっぱり、出版は無理でしょうねぇ(笑)。
追伸:
「車椅子父さん」の奥さまより、嬉しいご連絡がありました。先日の長崎国際テレビに加えて、長崎放送からも取材の依頼があり、ご自宅で収録なさったそうです。奥さまによると、肝心の、よっち君とえりっぺちゃんが、収録の途中で眠ってしまったので、どんな番組になるのか心配なのだそうですが・・・いったい、何時に収録したのでしょうか?(笑)
近日中の報道番組で特集として放送されるそうなので、長崎県にお住まいの皆さまは、どうぞお楽しみに!
(実は、この私も、放送局さんの熱意に負けてインタビュー取材に応じてしまったのですが、「僕は黒子に徹したいので、なるべく最低限の登場に抑えて、できれば全く登場させないでください」と頼んでおいたので、おそらくカットされることでしょう)
3月25日版(2) 本日は大学に出るつもりはなかったのですが、教え子からの電話で「卒業式」の日だと知り、あわてて出勤(笑)。
すると、ある司書さん(直接の知り合いではありません)から、こんな葉書が届いていましたよ。
私にとっては、「おお、わかってくださいましたか!」と、思わずハグしたくなるようなお葉書なので(ただし差出人は男性のお名前ですが)、あまりの嬉しさに、ご紹介させていただきました。書きなぐったような筆致から(失礼)、読後の異常な興奮状態が、リアリティ満点で伝わってきますよね(笑)。(なお、お名前の上に、ガッチャマンのシールを貼ったのは私です)
その他に、たとえば、こんなユニークな感想も・・・
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一気に「教授の恋」を読みました。
中盤までは、火曜サスペンスや土曜サスペンスのようなスピード間を感じつつも、****らしい******の数々に、なぜか、頭の中には、***さんのオープニングテーマが流れまくり、妻に、「これはまさに、***さんだ!」と言ってしまいました。
そして、後半になると、「ツインソウル」の続編にふさわしい、そして、******・*******の秘話にまで触れた、シビレル内容に、ちびってしまいそうな気分でした。
私自身、ぜひ、取り組みたいことがありますが、生活費との折り合いを考えると、今のところ、妻を安心させられる具体的なものが示せない状況です。でも、この本を読んで、時間はかかっても、「絶対にいつか成し遂げる」という気持ちを、自分の中に確認することができました。
ありがとうございました。
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・・・なぜ、本書の前半を読みながら「***さん」のテーマ曲が頭に流れるのか、著者の私にもさっぱりわかりませんので、このコメントを聞いた奥さま(この時点では未読のはず)には、「???」と意味不明だったことでしょう(笑)。
しかし、本書をお読みくださって、自分の夢の実現に挑戦しようと一念発起なさったことは、著者である私の意を正しく汲み取っていただけた、何よりの証拠に違いありません。本当に、ありがとうございます!
3月25日版
新刊『教授の恋』、東京では22日の夕方には書店に積まれていたとのことで、東京にお住まいの方々から、さっそく感想が届きました。
ところが、本書はミステリー仕立てなので、内容がバレてしまうような感想は、ここでは掲載できないのです(涙)。
そこで、具体的な内容に触れていない感想だけを選び出して、ご紹介しましょう。
まずは、長年にわたりプロの文筆家として活躍なさっている、この世界では大先輩の、あの御方から・・・
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日曜日、渋谷の文教堂で、『教授の恋』を手に入れました。
そのまま、文教堂の中にある喫茶店で一気に半分ほど読み、残りは今日読ませていただきました。
面白かった!
よかった!
多くの気づきがありました!
特に後半は熱中して読みました。
先生の場合、フィクションでありながら、ノンフィクションでもあるので、説得力が違います。
小説の中にいつの間にか引きずり込まれて、我を忘れて読んでいました。
人間は誰もが壮大な旅をしているのですね。
私もそうなんですね。
つくづくそう思いました。
先生、この小説にはそれぐらい説得力があるんですよ。
それと、男女の恋って、大切なものなんですね。
大切なチャレンジなのですね。
冒険なのですね。
これはもう忘れていた感覚でした。
愛と比べると、恋は劣ったもののように思っていましたが、やっぱり大切なものなんだと改めて思いました。
だから、男性がいて、女性がいるんですものね。
恋のスピリチュアル的な解釈、ありがとうございました。
先生がこれからどのようなご活躍をなさるのか、どのような著作をなさるのか、ますます楽しみです。
次の本も早く読みたいです。
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文筆家の大先輩に、このように言っていただけるとは、本当に光栄です。ありがとうございます。
次は、東京大学に勤務なさっている御方からのメールです。
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は〜、よかった〜〜〜〜!
う〜ん・・・・なるほどね〜。
というのが、読み終わってすぐに口をついて出た言葉でした。
昨夜1時半までかかりましたが、一気に読んでしまいましたよ。
本当に後半は、思いもよらない展開でした。
とにかく先を読まずにはいられない・・・という感じでどんどん読み進めてしまい、気づいたら残り僅か。
ええい、ここまできたら最後まで読んでしまえ!と、12時頃に寝不足を覚悟しました。
私は特に主人公を誰かに投影することなく読みはじめましたが、いつしかだんだん、紛れもなく飯田先生になっていってしまいましたねえ。
HPで、ご自身の体験ではないと仰ってましたけど、条件的には完全に先生じゃありませんか?!
「先生、頑張れ!」って心の中で叫んでいましたよ。
あの人は私のツインソウル?と思ったり・・・・
いろんな思いが湧いては消え、ではなく、湧いて湧いて・・・・・本当に眠れなくなってしまいました!
文学作品としてどうなのかは私にはわかりませんが、ストーリーが面白いだけでなく、読者が自身の来しかた行く末について思いを巡らすスイッチとなる、優れた作品であると思いました。先生は、「それこそが本書の目的ですよ」と仰るでしょうか。色々なメッセージが含まれていて、やっぱり一言では語りつくせないですよね。
それに著者紹介には、近い将来のことも明言されてますね。
とうとうですね。何かお手伝いできることがあったらな〜と思ってます。
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睡眠不足を覚悟で、先を読まずにはいられなかったとは、著者冥利に尽きる御言葉を、ありがとうございます。
次は、春休みの家族旅行の最中に、新刊をお読みくださったという女性です。
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今朝、新幹線に乗る前に、東京駅の書店に行きました。
店員に飯田さんの新刊のことを尋ねると、明日の夕方に店頭に並ぶとのこと。
がっかりして、それでもぼんやりと店内を回ってみました。
すると、な・なんと日本文学のコーナーに、見覚えのある表紙を見つけました!
「ついてるぅ〜」と心で叫びながら急いで買いました。
経営書の棚ではなく、スピリチュアルもののコーナーでもなく、「日本文学」で飯田さんの本があるということは、『教授の恋』が小説として認められているということですね。嬉しいです。
小説家デビュー、おめでとうございます!
東京から広島まで約4時間、お弁当を食べる以外は、ほとんどずっと本を読んでいました。
二回繰り返して読みました。
感想は・・・ふぅ、****をした気分になりました。
実際私も**に*****ので、いったい自分が**********のか、*******なってしまいました。
もちろん人物はフィクションとして描かれているのでしょうが、飯田さんの人生がギュッと凝縮されているようです。
もっと読み込んで、さらに隠れたメッセージを見つけたいと思います。
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なんと、日本文学のコーナーに置いていただけたとは、私の本では初めてとなる、快挙(?)ではありませんか!
最後に、ある歯医者さんの女性からです。
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「教授の恋」読みました!
明日発売とありましたけれど、「もしかしたら」と仕事帰りに書店に寄ったら、ハイ平積みされてました〜!
「教授の恋」は「飯田教授の恋」?
すごく印象に残ったのは「**が******、決して**を****と、**ことができるか?」というところ。
しかも、****に。
小説となっているけれど、とても小説とは思えないです。
こんなふうに言っては怒られちゃうかもしれないけれど、「教授の恋」、飯田先生のご本のなかでいちばんかも!
ありがとうです。
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この女医さんによると、『教授の恋』が、私の本の中で、一番優れた作品だそうですよ。
実は私自身も、『生きがいの創造(U)』、『ツインソウル』、『教授の恋』の3冊が、優劣の付け難い代表作だと思っています。
なかでも、「面白さ」でいうと、エンターテインメント作品に徹している『教授の恋』が、群を抜いていることでしょう。
(この3作品に次いで、次点となるのが、『愛の論理』でしょうか・・・)
そろそろ、全国各地の書店に、並ぶ頃だと思われます。
私の大切な『教授の恋』を、大いに可愛がっていただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
3月21日版
新刊『教授の恋』の発売日が、とうとう、明後日に迫ってまいりました。
それと同時に、このタイトルを巡る憶測がますます飛び交っており、ついに友人たちから、「もったいぶっていないで、せめて、オビの裏面だけでも先行して公表せよ」との強い要望が寄せられるに至っておりますため、やむを得ず、ここにプレミアム公開させていただきます。
(本当は、書店の店頭で初めて目にしてほしかったのですが、ある友人が、「このまんまじゃと、期待がパンパンにふくらんでしもうて、我慢できんで、ちびってしまいそうじゃ!」とまで、広島弁で恐喝するものですから・・・笑)
発売前から、書名を巡って色々な妄想が広がっているようですが、そもそも、「教授の恋」という日本語そのものは、とても美しい言葉ではありませんか?・・・つまり、「教授の恋」という書名を見て何を連想し、いかなる空想に結びつくかを分析すれば、その人の深層心理が浮かび上がってくるのです。たとえば、私の中学生の娘は、この書名を見て、「とってもかわいいねぇ!」と、純真無垢な表情で、明るくさわやかに喜んでくれました。その一方で、この書名から、とても不純な「禁断もの」を連想したり、淫らな空想にふけってしまう大人たちの、なんと多いことか・・・(笑)。
さあ、あなたは、この書名から、どのような内容を想像しましたか?・・・きっと、そこには、あなたの本性や、隠された煩悩が、浮かびあがっているに違いありません(笑)。
いずれにしても、これほど先の展開の読めない小説は珍しいと思いますので、どうぞお楽しみに!
(書名からは想像もできないでしょうが、きちんと、あの『ツインソウル』の続編の役割を果たしていますので、ご安心くださいね)
とにかく、読めばわかりますって(笑)。
なぜ私が、このことを世の中に公表するために、「小説」という「形」をとるしかなかったのかということが・・・
読んでいただければ、この奇跡のように奥深い書名を巡るすべての謎が、明らかになるのです!
3月14日版(3)
本日は、もう2度も更新したのですが、新刊のタイトルがあまりにも衝撃的すぎて、友人たちから大量のメールが来てしまいましたので、この騒ぎを鎮静化させるために(?)、やむなく3度目の更新をさせていただきます。
それにしても、言葉というのは不思議ですよねぇ・・・「教授」という単語も、「恋」という単語も、単体では普通に多用される日常用語にすぎないのですが、この両者をくっつけて、「教授の恋」と表記するだけで、突然変異のように、妖艶(ようえん)でイヤラシイ語感になってしまうらしいのですから(笑)。おかげで、「おいおい、あの聖人君子の(?)飯田先生が、そんなに濡れ場だらけのアダルト小説なんか書いちゃって、大丈夫なの?」などと、タイトルだけ見て大いに怪しげな妄想を広げる中年男性諸氏から、似たような心配メールが次々に届いております。(もちろん、仲良しの友人たちから寄せられる、新刊への大きな期待のこもったジョークなのですが・・・笑)
大丈夫ですよ。新刊『教授の恋』は、恋愛小説であるかのようなフリをしながら、実は、「人生にとって大切な、あのこと」の真理を明らかにしていく、とても真面目で奥深い「生きがい論」ですからね。
とにかく、読めば、おわかりになること間違いなし・・・
読んでくだされば、わかっていただけますって!(笑)
3月14日版(2)
PHPから連絡があり、新刊『教授の恋』の発売日が、23日頃(地方によっては24〜25日?)に決まったそうですので、お知らせいたします。
なんと、もうすぐじゃないですか!
なお、前回の表紙写真を見た友人たちから、「もしかして、飯田さんの恋愛自叙伝なんですか?」というメールがいくつも届いてビックリしましたので、「私自身の結婚体験とは、まったく関係ありませんから、安心してお読みください」と、断言しておきますね。(なにしろ、私と妻は、お互いに両親の強い勧めで仕方なくお見合いし、特に断る理由を探せないまま惰性で結婚したという「完璧なお見合い結婚」であり、結婚前には式の打ち合わせで3度しか会ったことがなく、お互いに恋愛感情など抱いていませんでしたから、ドラマティックな物語には、なるはずがないんですよ。ああ、あこがれの「恋愛結婚」って、いったい、どんな感じなんでしょうねぇ???・・・とほほ・・・笑)
まぁ、いずれお読みいただければ、決して私の恋愛自叙伝ではないことが明らかになりますので、まったく心配していませんが・・・(笑)
3月14日版
お待たせしました!
3月末までには、必ず発売になります。正式な店頭発売日の連絡がありしだい、お知らせしますね。
ちなみに、『教授の恋』というメインタイトルの文字は、お金のかかった特殊な加工で盛り上がっており、しかも艶(なま)めかしい「濡れ濡れ感」を伴って光りますので、どうぞ実物を手にして、「おお〜っ!」と、その触感をご確認ください。(本の中身は、青少年でも安心して読める、きちんとした内容の、健全で奥深い「生きがい論」ですので、どうぞご安心を。さすがに、中学2年生という思春期の娘を持つ私が、実名で、「失楽園」ものを書くわけにはいきませんからね・・・笑)
友人たち数名に「試し読み」してもらったところ、「面白さでいえば、間違いなく飯田さんの最高傑作」とか、「もしもコナン・ドイル(シャーロック・ホームズの作者)が現代に生きていて生きがい論を書いたら、こうなるだろうね」など、とにかく大好評でした。中には、「メチャクチャ面白かったけど、読後感を一言で表現すれば、『この作者、つまり飯田君の頭の中って、いったいどうなってるんだろう?』って感じ」という、悪友の的確な感想も・・・(笑)。
あと10日ほどで世の中に登場しますので、どうぞお楽しみに。
特に、「ああ、本物のツインソウルに出逢いたい」と願っている方々にとっては、まさに必読書ですよ!
(今回は事情があって、本書のオビの裏面の文章は、ナイショにしておきますね。フフフ・・・)
3月8日版
前回の更新でお知らせしたように、『車椅子父さんの絵日記』が、長崎のテレビ局のニュースの中で、特集としてご紹介いただけたそうです。私自身は拝見していませんので、奥さまからのメールにてご報告いたします。
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飯田先生、昨日『車椅子父さん』のテレビ放送がありました。
さっそく友人達より、「とっても感動したよ」「仕事中に上司と会議室で観て涙してました」「カッコいいご主人だったんだね」などメールがきました。自分ではほとんど宣伝していなかったのですが、あちこちから電話などもいただいて、「ありがたいね〜」と家族で話しています。
また「テレビって太ってみえるって本当だね」という意見もあり、『ななこ』の素顔を、テレビで初めて観てくださった皆様に、ぜひこの事実を、声を大にしてお伝えしたいです(笑)
何はともあれ、私も子供達も、とても楽しくワクワクしながら、テレビ取材を終えることができました。将来、子供達の貴重な思い出になると思います。
テレビ局の担当の方にも、「今回の出逢いで、自分の人生や生き方など、いろいろなことを考えるきっかけとなりました。英樹さんがご家族と一緒に、今も生きているのを感じました。とても幸せな取材を、ありがとうございました」と、おっしゃって頂きました。
飯田先生に、後押ししていただいたおかげさまです。ありがとうございました。
(日本テレビのCSデジタル放送の、ニュースばかりの24時間番組で、早ければこの土日に放送されることが決定したそうです)
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・・・とのことでした。本当に、嬉しくて、ありがたいことですね。
とにかく、色々な方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。
追伸:
遅くとも1週間以内には、私の愛読者の皆さまに、きっと「ええ〜っ!」とビックリ&大喜びしていただける、今月末発売の衝撃的新刊のニュースを緊急公開できますので、どうぞ、お楽しみに!
ちょうど2年前、脳出血で死にかけた際の臨死体験をご報告した『ツインソウル』を出版し、各界から大きな反響(ほとんどが好意的なものでした)をいただきましたが、実は、「これについては、現時点ではリスクが高すぎて、とても公開できないなぁ」という情報が、まだまだたくさん残っているのです。そこで、その後2年間をかけて試行錯誤した結果、ある方法を用いることによって公開できることを発見し、練りに練った構想のもとで、ようやく執筆に至ったというわけです。(その意味で、まさに、あの『ツインソウル』の続編でもあるんですよ)
この2年間には、『決定版・生きがいの創造』、『永遠の希望』、『生きがいの創造 V』、『車椅子父さんの絵日記』という4冊の新刊を発表してきましたが、これらはいずれも、過去に発表した内容を再構成して最新の情報・考察を加えたものであったり、他の著者の名著を数多く紹介しながら解説したものであったり、共著であったりと、私だけの力による純粋な書き下ろしではありませんでした。したがって、最初から最後まで、私自身の文章で埋め尽くされた「純粋な書き下ろし新刊」としては、『ツインソウル』以来ちょうど2年ぶりになります。
構想から完成までに2年間を要した、その衝撃的新刊とは、いったい・・・フフフ・・・
次回の更新を、お待ちください!
3月1日版
まだ2月28日なのですが、昨日更新したばかりなので、混乱しないよう3月1日版にしておきます(笑)。
実は、「車椅子父さん」の奥さまから相談があり、あるテレビ局から『車椅子父さんの絵日記』の取材依頼をいただいたものの、「自分たちが素顔を出すことで、せっかくの夫のマンガのイメージが損なわれてしまうのではないか?」「子どもたちの顔も映ることになるが、大丈夫だろうか?」と、思い悩んでいらっしゃるとのこと。そこで私は、「テレビは紙媒体と違って一過性のものなので、たまたま録画していたというわずかな人々以外は、皆さんの顔をじ〜っと見直すことなどできないから大丈夫ですよ」と前提したうえで、「何よりも、お子さまたちとお父さんを結ぶ貴重な思い出になりますし、特に幼いえりっぺちゃんにとっては、お父さんと直接に接した記憶が少ないだけに、本やテレビ番組という形で、お父さんにまつわる様々な具体的な思い出を残してあげることが、きっと生涯にわたって心の支えになりますよ」とアドバイスして、「せっかくの有難いお申し出ですから、大いに感謝の気持ちでお受けして、ご家族みんなでワイワイ楽しんでくださいね!」とお返事しました。
すると、すぐに、このようなお返事が・・・
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飯田先生、早速メールを頂戴いたしまして、ありがとうございました。
先生のお言葉にたいへん安心して、なんの迷いもなくなり、心から喜んで、取材をお受けいたしました。
テレビ局の方も「とても感動しました。このような素晴らしいご本を、視聴者の心に伝えられるよう、一生懸命頑張ります」と言ってくださっております。夕方のニュースの中で、7分間もの特集を組んでくださるそうです。撮影は今週末で、放送は来週*曜日だそうです。
(はっ!今、気づきました。エステサロンに行く暇もありません・・・笑)
飯田先生、私たち家族がこんなに幸せな毎日を送らせていただけるのも、先生のおかげです。
昨夜母とも、しみじみそのような話をいたしました。
よっちも「僕の家は、お父さんが早く亡くなったけど、幸せなことがいっぱいあるね〜」と言っています。
本当にありがとうございます!
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・・・ということでした。
私の果たした役割など微々たるものであり、伊藤家にこんなに大きな喜びが訪れるのは、ご支援くださる愛読者の皆さまはもちろんのこと、世の中に強大な影響力を持つ新聞社やテレビ局の皆さまのおかげでもあります。私は、伊藤英樹さんが(今この瞬間にも光の姿で)実践なさっている「種まき」の使命を、物質世界の側から「本」という形で物理的にお手伝いしただけであり、私たちの蒔いたタネが世の中で育っていく過程においては、皆さまの温かいご支援におすがりするしかありません。『車椅子父さんの絵日記』に共鳴いただき、本書で「車椅子父さん」の生き方が示す普遍的な価値に気づいてくださったマスコミの皆さま、本当に、ありがとうございます!
2月27日版
いや〜、大変でした(涙)・・・先日、全国的に天気が荒れて各地で被害が出ていましたが、ちょうどその日、私は東京から福島に戻ろうとしていたのです。渋谷の東急セルリアンタワーをチェックアウトして、東京駅に出たのが12時過ぎ。タクシーを降りると、東京駅に人があふれており、みな泣き顔をしているではありませんか。茫然と立ち尽くす人々をかき分けて改札に向かうと、東北新幹線が強風のため運休しており、その他の在来線もかなり止まっているのです。
しかし、このような逆境に燃え上がるのが、鉄道マニアの習性というもの。「これは腕の見せどころだ」と燃えに燃えた鉄道少年の私は、まず、発車時刻は大混乱しているものの何とか動いていた上越新幹線に乗り、大宮まで移動しました。大宮駅で各種の情報を収集したのち、熟慮の末に、宇都宮線の快速で宇都宮まで移動しようと決定。快速電車のグリーン席を購入して座ってみたところ、これが大失敗でした。隣のホームから次々に普通電車が発車するのを横目に、我が快速電車は、なんと、原因不明のトラブルで、そのままホームに40分以上も停車したまま。ようやく、車掌さんの詫びのアナウンスと共に発車したのですが、途中で急に、「申し訳ありませんが、宇都宮行きから小金井止まりに変更いたします」との通告。「え〜っ!?」と一斉に声を上げる乗客たちと、途中の駅で降りて、宇都宮行きの普通電車に乗り換え、ようやく宇都宮に着いたのが15時前後のこと。
その後、なんとか動き出した東北新幹線に乗ったものの、これも途中駅止まり。通路まで人で埋まった不快極まる新幹線を、那須塩原止まり、郡山止まりと2回も乗り換えて、福島駅に着いたのは18時前でした。いつもは90分で移動できる東京〜福島間に、なんと5時間以上もかかってしまったのです(大泣)。
みなさんは、大丈夫でしたか?
2月20日版
ごめんなさい!(涙)
前回の更新の最後に、「チョコレートをもらえなかった話」を書いたところ、その後に、同情してくださった方々(なぜか男性1名からの「おすそ分け」まで含む)から、20個近くのチョコレート類が届いてしまいました。どうやら、「えっ、もしかして、これは飯田先生からアタシに向けたメッセージなのかしら」と、まじめに深読みくださったようなのです(?)。わざわざ、手造りまでしてくださったりして・・・
私としては、決してチョコがもらえず落ち込んだわけではなく、「バレンタインも終わったし、もう書いても大丈夫だろう」という甘い判断から、単に「笑えるネタ」として読者に楽しんでいただくつもりで書いたのですが・・・結果的に、純情で優しい読者の方々から、あたかも、チョコレートを強請(ゆす)り獲(と)ってしまったかのような展開になり、ご迷惑をおかけして、深く反省いたしております(涙)。
今後、まじめな読者の皆さまが多い私のHP上では、私が何かを欲しがっているかのような誤解を与える文章は、たとえ冗談でも安易に書いてはならないことを、学ばせていただきました。本当に、申し訳ありませんでした。(中学生の娘からも、「同情チョコなんかもらって、あ〜恥ずかし・・・」と軽蔑されてしまい、父親の威厳も台無しです。とほほ・・・笑)
さて、「車椅子父さん」の奥さまから、先日、このようなメールが届いておりました。
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寒い日が続いておりますが、飯田先生、ご家族の皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
『車椅子父さんの絵日記』の発売から約二週間がたちました。ご本をお送りした方々が、お友達に紹介してくださったり、ご病気の方に贈ってくださったり、元同僚の先生が保護者会や全校集会で紹介してくださったり、学校だよりに掲載してくださったり・・・。嬉しい内容のお手紙やメールが毎日ぞくぞくと届いております。
先日は、長崎新聞さまと毎日新聞さまの2社合同で取材していただけました。長崎新聞は15日(金)に掲載され、毎日新聞は17日(日)に掲載される予定です。「奥様の写真もぜひ!」とおっしゃったのですが、『ななこ』のかわいいイラストのイメージがこわれてしまうといけないので、丁重にお断りしました。私の顔写真のせいで、飯田先生と主人のご本が売れなくなってしまっては大変ですので・・・(笑)
また、西日本新聞社さまからも、取材のご依頼をいただきました。本当に有り難いことです。
毎日が感謝と感激の連続で、『腹が立つ』という感情が、どんな感じだったのか、忘れてしまいそうです(笑)
伊藤*子
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本日、私の大学あてに、毎日新聞社さんが記事をお送りくださっていましたので、ご紹介しますね。
・・・というわけで、いつも思いますが、マスコミさんや記者さんという存在は、本当にありがたいですよね。
各地の新聞社の皆さまに、私からも、心より感謝申し上げます。
2月14日版
新刊『車椅子父さんの絵日記』、私の周囲でも大好評で、新たな読者が増えています。本当に、ありがたいことです(涙)。
そういえば、「車椅子父さん」の奥様から、こんなメールが届いていましたよ。
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飯田先生! ついに、地元の大村の書店にも、『車椅子父さんの絵日記』が並びました!
レジの近くの『話題の書コ―ナ―』のど真ん中で、その本だけ光り輝いていました(笑)。
嬉しくて嬉しくて、「これ、全部下さい!」とレジに向かいそうになったほどです。
また、主人の知り合いの方々から、「泣きました」「笑いました」「頑張ろうと思いました」という内容の、メールや電話がひっきりなしに鳴っています。
飯田先生、こんな素晴らしい立派なご本にして出版して頂きまして、本当にありがとうございました。あらためまして、心よりお礼申し上げます。
それから、XmasコンサートのCDが発売になったのですね!
飯田先生の曲は、どんどん進化していくのでいつも新鮮です。それに、同じCDを聴いていても、聴けば聴く程、ますます心に響いてきます。
CDの到着を楽しみに、通勤時には飯田先生の美声を聴きながら、今日も1日頑張ります!
伊藤*子
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本日も、大学あてに、こんな葉書を頂戴しておりました。
少なくとも確実なのは、過去に私が関与した本の中で、最も評判が良いということです。誰が読んでも普遍的に大切なことを訴えていますので、老若男女どなたにも受け入れていただけるのでしょう。勤務する大学内で、「君が扱ってるテーマは学問ではない」と、軽蔑しきった顔で面と向かって私を馬鹿にする唯物論者の教授(これを「研究の自由を侵害するアカデミック・ハラスメント」と呼びます)に対しても、本書であれば、「あなたから見ると学問ではないでしょうが、私はあなたのおっしゃる学問よりも社会的価値の高い活動だという誇りを持って実践しています」と、堂々とお渡しすることができるでしょう。(ほかに差し上げるべき方々がたくさんいますので、そんなもったいないことはしませんが・・・笑)
今はただ、「車椅子父さん」とそのご家族に対して、心から感謝いたしております。
さて、話は変わりますが、つい先日、イタリアで活動なさっているプロの音楽家さんから、このようなお手紙をいただきました。
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イタリアの音楽家の****です。
もうかなり経ってしまいましたが、先生が渋谷の児童会館で2006年9月に講演会をなさったとき、ちょうど帰国中だったので講演を拝聴させていただきました。その折、初めて先生のお歌を聴かせていただいたのですが、先生のお声は豊かでまるで耳元でささやかれているような気がする美声ですね。とっさに思ったのは「パヴァロッティそっくり!」ということでした。
昨年亡くなったテノール歌手のパヴァロッティも、先生のお声と同じように耳元でささやかれるような美声でした。私は職業柄ドミンゴやカレーラスをはじめとする大歌手の声を生で堪能してきましたが、声の美しさという点ではパヴァロッティは唯一無二。ドミンゴも到底太刀打ちできない天性の美声に恵まれていました。遠くから歌われても耳元でささやかれているように錯覚を起こす、不思議で豊かな声はこの世の中で、彼だけに与えられたものかと思っておりましたが、先生のお声はまさに彼と同じ豊かな美声でした。
これ、お世辞じゃないんですよ。申し上げようかどうか1年以上も迷ってしまいましたが、これだけ時間が経っても、この発見を申し上げたくてうずうずしているのでお伝えしてしまいました。パヴァロッティの声を聞いた弦楽器職人の友人は、これは倍音が多いからだ、ヴァイオリンでいえば名器グアルネリのようだ、と言っていました。私には彼の言葉が正しいのかどうかよくわかりませんが、いずれにしても訓練で得られる美声ではなく天性のものなんですね。
ところで私は歌劇場オーケストラの本業のほかに、老人ホームや小児病院での活動も続けています。老人ホームでは去年も何人もの方が次々に神様のところへ戻っていかれました。同僚の中にはそれで精神的に参った人もいるのですが、私は先生のご著書のおかげで亡くなられた方がどこにいかれたのか確信が持てるので先生に感謝しています。どうぞ、これからもお体をご自愛ください。
********************
・・・私には、このお手紙に出てくる人名はさっぱりわかりませんが、とにかく私の歌声をお褒めくださっているらしいことだけは伝わりますので、本当に嬉しく拝読させていただきました。こんな嬉しいことを言われてしまったら、あと半年ほど体調を整えて、また今年の秋に、「飯田史彦復活祭・読者の集いコンサート」を、どこかでやりたくなってしまうじゃないですか(笑)。
追伸:
いま気づいたのですが、今年のバレンタインには、読者からも友人からも学生からも家族からも、誰からもチョコレートをいただけませんでした。義理チョコさえもらえず、ひとつもチョコレートが手元に無いバレンタインなんて、もう過去30年間、記憶にありません。最盛期には、何百個も届いて困っていたのに(いえ、何十個でした)。もはや自分が、45歳にして、「男」としては完全に終わってしまったことを、痛感させられました(涙)。今後の人生は、ただの「モテないおじさん」として、静かな余生を全うして参りたいと思います。これまでは、「バレンタインなんて行事は、お菓子業者たちの陰謀なんだから廃止せよ!」などと反発していた私でしたが、もらえなきゃもらえないで、寂しいものですねぇ・・・これまで軽視していた「義理チョコ」の有難さを、思い知りました(笑)。(ちなみに、親や家族には「いらない」と予防しておいたので、もらえなかったのは自業自得です)
2月4日版
新刊『車椅子父さんの絵日記』、ようやく、全国の書店に出回って来たようです。すでに、本書をお読みくださった方々から、「大笑いしたあと、涙が止まらなくなりました」とか、「さっそく娘たちが読んでいます」などの感想を、たくさんいただいています。中には、「飯田先生の本の中で、いちばんのお気に入りになりました」とのお葉書も。(私は編集・解説しただけであり、実際の著者は「車椅子父さん」なので、ちょっぴり複雑な心境ですが・・・笑)
皆さまの温かい応援をいただいて、『車椅子父さんの絵日記』が、老若男女の多くの方々のお目に触れますことを、切に願っております。
そういえば、本日、このようなお手紙が届いておりました。
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厳寒の候、いかがお過ごしでしょうか。初めてお便りいたします。
つい先日、何かに誘われて『生きがいの創造U』に出会いました。何も考えず内容も把握しないまま、半ば何者かに強制されるように、その本を購入し、拝読させていただきました。
拝読しながら私が最も痛感した事、それは「やっぱり、どうしても自殺しないでがんばらなくちゃ」ということでした。一度読み終えて、その後何度も読み返しながら、「やっぱりそうか、やっぱり自殺しないで頑張ろう」と思いながら、毎日を過ごしています。
先日、私は目の前に発生した問題により、生きることに耐えられなくなり、自殺をしてしまいました。幸か不幸か(今では「幸」だったと思っていますが)、私の自殺方法が不確実だったため命は助かりました。しかし、それからも死んでしまいたいという気持ちは消えず、「自殺してしまいたい」と思う自分と、「自殺してはいけない」と思う自分に悩まされています。
そんな中、何となく立ち寄った書店で何者かに買わされた『生きがいの創造U』を読み、それから数週間、何とか自分の気持ちにブレーキをかけ、うっかり自殺してしまわないよう、バックの中に常に『生きがいの創造U』を持ち歩いています。外出先で自殺の衝動にかられて、ついふらふらと車道に飛び出そうとした瞬間も、バックに入れてある本に気づき、「そんなことダメ!」と自分に言い聞かせて何とか助かりました。
私は、いい年をしていながら役立たずな人間ですが、とりあえず生きることだけ、今は誰の役に立てないけど、生き続けることだけを、精一杯がんばろうと思います。そしていつか先生につながることができれば・・・と、思っています。もし、それが許されるのなら。
一方的に、私の思いを送りつけてしまい申し訳ありません。失礼なことを書いたかもしれません。ですが、飯田先生が『生きがいの創造U』を出版して下さったこと、何者かがこの本に出会わせてくれたことに心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
私の頭では、飯田先生のおっしゃりたいことを充分理解するには、まだ時間が必要ですが、いつか必ず・・・。そのためには、まず生きていなくては・・・。飯田先生も、ご多忙のことと存じますが、どうぞご自愛下さいませ。
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・・・この女性にも、私はさっそく、いま愛する人にいちばん贈りたい私の本、つまり『車椅子父さんの絵日記』を、言葉を添えてお送りしておきました。なにしろ本書は、「車椅子父さん」ご自身が自らの生き方を通じて、命の大切さ、懸命に生き抜くことの大切さを教えてくれる、最高のプレゼントですからね。世の中には、病気や事故や犯罪などによって、「ご本人は生きていたくてたまらないのに命を奪われていく」という方々が、溢れているのですから・・・。
私の著書や「生きがい論」は、過去12年の間、唯物論・唯脳論を信仰する方々(私から見れば唯物論・唯脳論も明らかに宗教と同類の信奉性思想の一種です)や、独自のスピリチュアリズムを根拠に「あなたの本は間違っている」「あなたに本当の真理を教えます」などとおっしゃる方々から、「よくもまあ、こんなに千差万別・多種多様な誤解や主張があるものだ」と感心するほど、善意のものから悪意に満ちたものまで、ありとあらゆるタイプのご批判を頂戴してきました。したがって、私はいかなるご批判にも慣れてしまっており、まったく気にならず感情さえも動かないほどの、心理学用語でいう「耐性」を身に付けてしまっています。例えて言えば、毎日、様々な風邪のウイルスを持つ患者の診察をしている開業医さんが、一通りのウイルスに感染してある程度の発症を経験すると、もう免疫力と自己治癒力によって耐性が発揮され、ウイルスなど恐れずマスクなしで平気で診察ができるようになる、というのに似ているでしょう。(とはいえ、ご批判の数よりも、お喜びくださる方々の数の方が、何十倍、何百倍も多かったので、これまで続けてくることができたのですが・・・)
それに、ご意見・ご要望は十人十色で、100人が100通りの価値観をお持ちですから、どなたかのご意見を尊重したからといって丸く収まるわけではなく、新たに別の人々のご不満を増大させてしまうだけなのです。したがって、解決策は、「いちいち他者のアドバイスなど聞いていると、かえって混乱しておかしな作品になってしまうだけなので、純粋なアーティスト&クリエイターとして、その時点の自分が本当に書きたい本を追求する」ということしかないのです。ちなみに、かつてビートルズのポール・マッカートニーが、「自分に好意的な批評だけを読ませてくれるよう秘書に頼んであり、自分への批判は一切目にしない」と述べているインタビューを読んで、まだ若くて血気盛んだった私は、「他人の声に耳を貸さないとは、ポールってやつは何と心の狭いやつだろう」と憤慨したものですが(笑)、数多くの試練や修羅場をくぐってきた今の私には、あの時のポールの言葉の意味が本当に良くわかるのです。しょせんは、全員に喜んでもらえる作品など創れないし、多くの人から喜んでもらおうとすると「批判を恐れた無難な作品」しか創れなくなってしまうので、自分自身が納得のいく様々な作品を誇りを持って提供しながら、「色々と不平不満はおありでしょうが、どうぞお好きな作品だけ選んで聴いてください」と願うしかない、ということに尽きるのでしょう。
特に、長年にわたって「自殺志願者の方々の救済」活動を行ってきた私は、「数の問題ではない」ということを、身をもって痛感しています。私の著書をお読みくださって、たとえ、100人のうち99人までもが「バカバカしい」と無関心であったとしても、残りのわずか1人の御方が共感・感動くださり、その御方の命を救う(あるいは少しでも自殺を先延ばしにする)ことができたならば、それは大変な成果なのです。そのためか、これまで私は、「人の命を救いたい」という純粋な動機に基づいて現場の最前線で活動なさっている方々からは、貴重なアドバイスをいただくことはあっても、一度も否定されたことがありません。その種の難しい現場で活動なさっている方々は、「数の問題ではない」ことを経験を通じてご存知なので、「飯田さんの本は、フィットしない人々には全く役に立ちませんが、フィットする人々には劇的な効果があるんですよね・・・しかも、その種の劇的な効果というのは、従来の心理学的なカウンセリング手法や、医学的な薬では生じ得ないほど、心の根源的な部分に生じる効果なんです」と、「ツール」としての特長を分析・評価してくださいます。救命の最前線で活動する方々は、「全員によく効く方法などないし、どの方法にも一定の副作用がある」ことをご存知なので、「効く人に対しては確実に深い効果があり、しかも悪質な副作用の少ない方法」を、求めていらっしゃるのだそうです。
ですから、私にとっては、上記のようなお手紙をいただくたびに、「ああ、この1通のお手紙さえあれば、残りの99通が全部、僕をバカにする手紙であったとしてもかまわない」と、大いに救われるというわけです。(実際には、「生きがい論」を初めて世に問うて大騒ぎになった12年前とは違って、今は、悪意に満ちた誹謗中傷の手紙が来ることは、めったになくなりましたが・・・)
1月31日版
昨日、国内のある拘置所から、直筆のお手紙をいただきました。
プライベートな部分はわずかにカットしますが、ほとんど原文のままで、ご紹介させていただきます。
(拘置所の係員さんが内容を確認した際に押す印鑑が、便箋の右下に押されていました)
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前略
突然のお手紙で大変申し訳ございません。
私は名を****と申しまして、法律に背き、人の道を反した犯罪者でありまして、現在、ある拘置所に居る者でございます。
飯田先生の生きがいの創造を拝見致しまして、涙が止まりませんでした。
たくさんの皆さまに迷惑を掛け、愛する大切な家族を失うこととなり、生きる希望もない日々を送っていました。
そして憎しみという感情も次第に増大する一方でございました。(人間関係で悩んでいました。)
しかし、生きがいの創造を読み、一言ではとても語れないです。
とにかく私自身、心の底から変わる感じといいますか、あえていうなら「人を愛したい」、「精一杯生きたい」という気持ちになりました。
この本に出会えたことを心から感謝します。「生きがいのネットワーク」に参加させていただきたいと思います。
本の最後にあった五か条のマナーを心掛け、私なりの伝え方で、残りの人生、一人でも多くの方たちに広めることができればと思っております。
本当に有難うございました。
草々
平成二十年一月二*日 ****
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私はさっそく、いま愛する人にいちばん贈りたい私の本を、次のような直筆の文章とサインを書いて、お送りしておきました。
(拘置所の係員さんが、開封して内容を確認したうえで、ご本人にお渡しくださるはずです)
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****さんへ
素晴らしいお手紙を、どうもありがとうございます。
私も**さんのことを、心から応援させていただきます。
「信念は力なり」 どうぞ、お元気で、お幸せに。
飯田史彦
**さんが誰に何と言われようとも、私は**さんを信じています。
2008年1月31日
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・・・今回は、ほんの一例をご紹介しましたが、最近は、拘置所や刑務所からのお手紙が、明らかに増えているんですよ。先日くださった、ある弁護士さんからのお手紙によると、最近は規制が緩和されて、拘置所や刑務所の中で、以前よりも自由に本が読める環境になってきたそうなので、そのあたりの変化が影響しているのでしょうか。実際に、その弁護士さんが刑務所を視察する際に、私の本が置いてあるのを何度も目撃したそうです。本当に、ありがたいことです。(拘置所や刑務所からお手紙をいただいた場合、住所氏名が明らかである限り、必ずお返事しています)
1月16日版
世界中の「車椅子父さん」ファンの皆さま、お待たせしました〜!
(表紙)
(オビ表)
(オビ裏)
初のオールカラーでの発色問題、絵と文章の取捨選択、絵と文章のバランス、絵と文章の配置と並び替え、万人向けの文芸作品としての文章推敲、私自身が書き下ろした解説や秘話を随所に挿入する作業など、不特定多数の多くの人々にお読みいただけるような、「大いに笑えて、大いに泣けて、大いに学べるドラマティックな作品」を目指した試行錯誤の連続・・・いや〜、色々と初体験のことが多くて大変でしたが、心から楽しみながら、充実した編集作業を行うことができました。
才気あふれるデザイナーさんとの出会いや、年末年始の休暇をほとんど捨ててくださった編集者さん(レディ細矢嬢)のご尽力、そして何よりも、「車椅子父さん」ご自身の優れた絵と文章という高品質の素材・・・そのうえに、奥さま&ヨッチ君&えりっぺちゃんとの、たび重なるミーティングでの成果をトッピングすることによって、安藤編集長も「まさか、これほどの本ができあがるとは!」とビックリしてくださったほどの、本当に素晴らしい作品が誕生しました。僕はもう、嬉しくてたまりません(涙)。
発売日は、今月末 になる予定。(なんと、もう2週間を切っていますね)
正式な発売日は、近日中にお知らせしますので、どうぞお楽しみに!
2008年1月1日版
あけまして、おめでとうございます!
昨年は、私にとって、「こんなに順調でいいの?」と思うほど嬉しいことばかりが重なって、とても幸せな、充実した1年でした。もちろん、様々な困難にも直面しましたが、表面的・一時的には辛いことのように思えた試練の数々も、そのおかけで数多くの味方や支援者が現れて驚かされたり、自分の進むべき道が出現して喜んだり、「もう余計な責任感は手放して、今後は体に良い仲間たちと一緒に楽しく過ごそう」と、ようやく迷いを捨てて決心できたりと、後からみると良いことばかりでした。
これから遠出しますので、とりあえず、新年のご挨拶のみにて失礼させていただきます。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします!
12月20日版
本日、このような嬉しいお手紙をいただきました。
(冒頭の一部のみ、ご紹介します)
開封して、一瞬「???」と戸惑った私でしたが、同封されていた別のお手紙を読んで、「なるほど」と感激しました。
それは、次のようなお手紙でした。
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飯田先生、突然のお便り申し訳ありません。私の母が、ケアマネジャーさんに飯田先生の本を紹介され、お借りして読ませて頂きました。母は、飯田先生の書かれた内容全てに納得でき、とても感動したと申しています。ぜひ、先生にお手紙を出したいと、一所懸命、母が左手で書きました。当初は、私が清書するつもりでしたが、ケアマネさんが「このままの方が思いが伝わるよ」と言われたので、そのまま送らせてもらいました。
母は**才で脳出血で倒れ、右半身マヒとなり、視床痛に悩まされる日々を過ごしております。2年前に突発性難聴となり、今は全く耳が聞こえません。母は右手が動きませんが、左手は不自由ながらも動きますので、飯田先生への感謝の気持ちを一所懸命に書きました。どうか母にお返事を頂ければと封筒を同封します。よろしくお願いします。
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なんと、ご高齢で右半身マヒのお母様が、私の本を読んで感動してくださり、左手で懸命に書いてくださったお手紙を、そのお嬢様がお送りくださったのです!(もちろん、さっそく、お母様あてに、感謝と応援の気持ちを込めたお返事を書いて、先ほどポストに入れてきました)
このお母様に私の本をご紹介くださった、ケアマネジャーの男性にも、心から感謝申し上げます。
(いくら私が本を書いても、こうしてご紹介くださる御方がいらっしゃらなければ、必要とする方々に届きませんからね)
本当に、ありがとうございました!
11月27日版
大分・別府での講演会、無事に、大成功に終わりました。
心配していた天気も快晴で、お月さまも満月でしたよ。
なんと、3階席にまで人がいっぱいで、主催者さんによると、1000人以上の方々がおいでくださったとのこと。このHPの読者さんも200名ほど参加くださったそうですが、それ以外の地元の方々が800名以上もおいでくださったとは、大分市&別府市の人口を考えると、奇跡的な数字です。なにしろ、私は芸能人でもアーティストでもなく、テレビ出演もご辞退していますので、一般人の方々には、ほとんど無名の存在なのですから。(しかも、主催者さんは一般人の小さな集りであり、組織は持っていないため、人数集めの強制的な動員は不可能だったのです)
私自身、「失礼ながら周辺人口を考えると、マスコミに出ない無名の大学教授の人生論では、せいぜい200名ほどお集りくだされば大成功ですよ」と言い続けてきたので、びっくり仰天してしまいました。地元の医療・福祉・教育関係の方々も、たくさんご参加くださったそうです。さっそく、ある大学にお勤めの御方から、次のようなメールが届いていました。
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昨日は御講演ありがとうございました。
先生はスリムになっていらっしゃって、お顔は思ったよりお元気そうに見えました。
精悍になってステキでした。
お体の状態がよくなられたら、もとのお顔にもどるやもしれませんが、それでも先生がお元気なほうがいいデスね。
お話される声も力強く、体調が悪いとは思えないぐらいでした。
でも先生のことだから、それを感じさせないよう努力していらっしゃるのだろうと思います。
私ときたら、先生が命を削ってお話をしていらっしゃるのについウトウトと居眠りをしてしまいました。本当にごめんなさい。
先生の力強く柔らかな声を聴いているうちに気持ちよくなって、「ああっいけない」とおもいつつ襲ってくる睡魔に抗いきれませんでした。
しかも一番前の真ん中の席で・・・・。失礼な受講者にきっとがっくりされた事と思います。どうぞお許しください。
そうして歌が始まると、なんだか涙があふれてあふれて・・・一緒に歌っていたのに途中から歌えなくなってしまいました。
歌が大好きなのに、今までこんなふうに声が詰まってしまったのは、二十歳に大失恋した時以来でした。
先生の声は癒しの響きがいっぱいです。それは歌声も講演でお話される時もです。以前よりもっと強くそう感じました。
別府の講演会場は本当にりっぱなところでしたね。私も初めて行きましたが、近くにいろいろな施設が集まって利用しやすくなっていました。
最初に御挨拶された主催者の女性のお話も心に深く残りました。
これから冬に向かいますます寒くなります。どうぞ御自愛ください。
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・・・ということで、講演中は居眠りなさったそうですので、講師としては複雑な心境ですが、私の声に「気持ち良くなった」のが原因だそうですから、まあ良しとしておきましょう(笑)。
今回の別府行きでは、主催者さんのご厚意で、「地獄めぐり」や「城下カレイ」といった名物を体験したり、素晴らしい友人たちがたくさんできたりと、本当に幸せな数日間でした。甘くておいしいお菓子も次々にいただいたので、おかげさまで、福島に戻ってくると、体重が3キロも増えていることを発見!(涙)・・・体重が増えたのは2か月ぶりくらいなので、これは嬉しい涙なんですよ(笑)。
豊の国・大分は、本当に良いところでした。
素晴らしい思い出も、たくさんできました。
大分の皆さん、本当にありがとうございました!
(今度は大学教授ではなく、いのち作家&音楽療法ミュージシャンとしてうかがいますので、またお逢いしましょうね!)
11月8日版
本日は忙しくて更新は予定していなかったのですが、とても嬉しいお手紙が届きましたので、その予想外の内容に喜び、皆さまにご報告してしまいます。前々回、10月30日版の更新で、「信州・上田に潜んでいた、くのいち部隊30名に惨敗」という情けない戦況報告をいたしましたが、本日、その担当者さん(イエス様の御姿を探し求めて私を見落とした御方)から、「研修会報告」が届いたのです。なんと、その内容は・・・
(注:この担当者さんはパソコンをなさっておらず、私のHPもご存じありません。講演会についての打ち合わせも、すべて彼女の携帯電話のメールにより、短文のやり取りで行いました)
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飯田先生、先日は遠く上田までおいでいただき、有り難うございました。講演後に参加者に記入させたアンケートの結果がまとまりましたので、ご報告いたします。
参加人数 38名(医師2名、看護師27名、保健師5名、その他4名)
@ 研修目的の達成感・・・「達成」「ほぼ達成」で100%(その他の評価なし)
A 研修内容の理解度・・・「理解できた」「ほぼ理解できた」で100%(その他の評価なし)
B 満足感 ・・・「満足」「ほぼ満足」で100%(その他の評価なし)
自由回答欄の記入内容(感想・意見)
* 初めて聞く考え方で、とてもおもしろかった。
* 自分の持っている生きがい感を、別の視点から考えさせていただいて、とても良かった。
* 素晴らしい講師を呼んでいただき、感謝しています。
* 自分の生きていく概念を、くつがえされた気がした。
* 大変興味深く聴講した。
* 科学的に証明できているということを、皆にも広く知ってもらいたい。
* このお話を使ったケアが出来ると良いと思う。
* 予定通りに順調な人生であるという考え方、みんながそう思えれば世の中は平和になるのに、と思う。
* 科学的スピリチュアル・ケアを、もっと勉強してみたくなった。
* 今日の話をまず自分のケアのために活用し、仕事に活かしていきたい。
* スピリチュアル・ケアの内容を具体的に知り、理解が深まった。
* 心が温かくなった。
* とても科学的なお話だった。
* 明日からの実践に生かせそうだ。
今回は、参加者の中に医師や会員外の人もおり、こんな事は、支部の研修会では初めてのことだと思います。実は、3年ほど前にも私が委員長をしており、その時に「飯田先生に講演をしてもらえたらな」と考えたのですが、まさかこんな所まで、少人数の受講者のためにお願いするのは失礼だろうな、と自問自答の末、お願いするには至りませんでした。でも、今回また委員長を引き受けた時に、「やはり飯田先生しかいない」という思いが消えておらず、「100%、無理だろうな」とあきらめながらお手紙をさしあげました。お返事をいただいた時は、うれしさと驚きでいっぱいでした。この研修会を企画し、飯田先生をお呼びできたこと、本当に良かったです。感謝の気持ちでいっぱいです。勇気を出して先生をお呼びでき、達成感・満足度の非常に高い講演会になって、少しだけ自分を誉めても良いかな、なんて思ったりもしています。
病院では、「死」は日常的に存在しています。私も患者さんの死の場面に、何回も遭遇してきました。これからは飯田先生がおっしゃったように、ご遺体の上の方に向かって、「お疲れさまでした」と声をかけたいと思います。
何かと不行き届きの点もあったかと思いますが、ご容赦ください。これから寒さが身にしみる季節になります。体調を崩されないように、お体をご自愛ください。先生のますますのご活躍をご祈念し、ご報告と、お礼とさせていただきます。本当に有り難うございました。
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・・・ということで、なんと、私が勝手に、「大不評だった」と勘違いしてしまっていただけであり、実は大好評だったのです!
私が「大不評」と判断した根拠は、講演後に総大将殿(看護師長さん)から「あたたた!」と受けてしまった致命傷にあったのですが、どうやら、総大将殿は別にして、くのいち部隊の面々は、私の講演に大いに共感してくださったようです。(総大将殿は、講演後すぐに私と2人で控え室に移動したため、アンケート調査には答えていません。もしも総大将殿も記入したら、上記の数字は、100%ではなくなったことでしょう)
また、私が「大不評」と判断したもうひとつの根拠は、講演終了時の拍手が「まばら」に聞こえたことでしたが、考えてみると、講師遅刻で待っていた時間を入れると2時間半以上も座っていたわけであり、かなりお疲れだったのではないでしょうか。あるいは、信州・上田の女性たちは奥ゆかしくて上品であるため、割れんばかりの下品な拍手をする習慣がないというだけなのかもしれません。
さらには、5〜6名の方々が途中で帰られたことも、私がガックリした原因だったのですが、勤務の都合や家庭の事情で、本当は聞きたいのに泣く泣く席を立たれたのかもしれないのです。現実に、それらの方々は、当初の予定終了時刻ちょうどに、示し合わせたように席を立たれたのですから。
いやはや、何ごとも、マイナス方向に受け取ったり、悪く解釈してはいけないのだということを、今回の件で学びました。体調が悪かったことも原因でしょうが、小さなマイナスを拡大解釈したり、わざわざ悪い材料を探し出したりして、「大不評だった」と勘違いしていたのです。くのいち部隊の面々が大いに喜んでくださったのであれば、総大将殿から顔面に受けた深手など、たちまちにして癒されるというもの。ああ、ほっとしました。
きっと、このようにして、「本当は味方なのに、こちらが勝手に勘違いして被害者意識を持っている」という人間関係が、たくさんあるのでしょうね。私に大切なことを教えてくださった、くのいち部隊の方々には、誠に恐れ入りました。
信州・上田の看護師の皆さま、本当に、ありがとうございました。
10月30日版
友人たちの助けを借りて、なんとか無事に、信州・上田〜加賀・金沢と回った講演旅行を終え、福島に戻ってまいりました。
しかし、上田では、とんでもない大失敗を・・・
看護協会の講演会場である長野病院に到着したのが、午後1時50分頃。手元の依頼文には「2時30分より」と書いてあったので、「まだ早すぎるなぁ」と、病院の広いロビーのイス(出入り口近くの目立つところ)に座って、時間調整をしたのです。その後、目の前の廊下を何人もの看護師さんたちがバタバタと行き交うのを目にしながら、まさか私を懸命に探しているとは気がつかず(看護師さんたちは私の外見を知らなかったのです)、先ほど散歩してきた上田城の城主・真田幸村(戦国武将)に思いをはせながら、のんびりと30分ほどくつろいでおりました。
やがて、2時20分になったので、「そろそろ会場に向かおうかな」と立ち上がりましたが、その時になって初めて、長野病院のどこが会場なのかを、具体的に教えてもらっていないことに気づいて大慌て。広い病院内をウロウロと歩きまわり、ある建物の3階で、ようやく「看護協会研修会場」と書いた立て看板を見つけて近づいたところ、血相を変え、目の血走った看護師さんたちが、「もしや、講師の飯田先生ですか?!」と駆け寄ってきたのです。そして、「ええ、飯田ですが、すみません、会場がわからなくて、2時半ぎりぎりになってしまいまして・・・」と謝る私に、看護師さんたちが一斉に口にしたのは、「講演会は2時からです。もう30分もお待ちしておりました!」とのビックリするお言葉。あわてて会場に入ると、講師遅刻で30分も待たされて、ウンザリしきっている看護師さんたちの顔が並んでおりました(涙)。「お、おかしいぞ、何度も見て確認した依頼文には、確かに2時30分開始と書いてあったはずだが・・・」と、手元の依頼文を確認したところ、なんとそれは、3か月も前に届いていた、古い依頼文だったのです!(その後に依頼文の修正版が届き、開始時刻が2時に変更になっていたのだそうですが、私はすっかり、時刻の変更はないものと思い込み、見落としていたのです)
参加者の方々にお詫びをして、「2時半から2時間」ということで、終了時刻を30分延ばして講演を始めたのですが・・・残念ながら、4時に終わる予定でスケジュールを組んでいた方々が、開始後90分の時点で何人も席を立って会場を出て行かれる始末となり、「講演の途中でお客様たちがゾロゾロと退出なさる」という前代未聞の現象を目の当たりにした私は、すっかり落ち込んでしまったというわけです。体調不良のなか、なんとか気力で頑張っていた私は、振り絞っていた気力も尽き果て、それ以降の30分間は「立っているのがやっと」という状態で、我ながら悲惨なほど元気のない語り口に・・・ああ、悔やんでも悔やみきれません(涙)。
その結果、講演終了時の拍手もまばらに。しかも、講演後の控え室で看護師長さんから、「う〜ん、せっかくお話くださったのですが、私は唯脳論者なので全く信じませんね」とバッサリ切り捨てられてしまった私は、その予期せぬ名刀の切れ味に、ついに「あたたたっ!」と致命傷を・・・さすがは、総大将たる看護師長、ただ者ではありませんでした。その後も、私の講演内容を完全否定するお言葉ばかりで、わずかな共感や感謝の言葉もいただけなかったのです。ふつう、たとえ心の中で否定しても、講演後の講師に向かって直接に口にする人はいませんので、私の話によほど反発なさったのでしょう。頑強な唯脳論の鎧(よろい)をまとった看護師長さんの渾身の痛撃、とどめの一打を、あまりの不意打ちのため無防備に、モロに顔面に浴びてしまった私は、「ああ、はるばる参上した私の努力も空しく、総大将殿の御心には全く届かなかったか」と、残っていたわずかな気力・体力さえも失い、まるで戦(いくさ)に敗れた戦国武将のようにみじめな気持ちで、よろよろと、目もうつろに、信州から加賀へと落ちのびていったのでありました(号泣)。
まさに、おごる平家は久しからず・・・京の都(御用学問所百周年記念論壇)や江戸(文京庶民劇場)での天下分け目の合戦を乗り切って安堵していた私でしたが、思いもよらぬ信州・上田の地に潜伏していた小編成の女性忍者部隊(看護師さん30名)に不覚をとり、まさかの完敗に意気消沈、命からがら、落ち武者のごとく、加賀百万石の城下町・金沢へと逃げ込んだというわけです。ほんの1週間前に、江戸で1800名もの大軍とわたり合ったこの私が、信州・上田で待ち構えていた、わずか30名の「くのいち部隊」に手玉に取られてしまうとは・・・人間、謙虚な心を忘れておごり高ぶっていると、思わぬ伏兵に足元をすくわれてしまうという、絵に描いたような没落パターンではありませんか。過去13年間にわたり、500回以上も講演を重ねてくると、時には天がくださる戒(いまし)めとして、このような試練に見舞われることもあることを、大いに思い知らされ反省した私でした。
その後、妙高高原駅で、私を待ってくれていた友人たちと合流。その温かい笑顔に触れた瞬間、私の冷え切った敗残兵の心が、感謝の涙で満たされたことは、言うまでもありません。
ちなみに、上田駅まで送ってくださった美人の看護師さんに、「僕はずっとロビーに座って目立っていたはずなのですが、探していて気づきませんでしたか?」と尋ねてみたところ、「それが、想像と全然違ったものですから・・・私が御本から思い描いていた飯田先生のイメージって、やせていて、ヒゲを生やしていて、優しいけれども物悲しそうなまなざしで・・・少なくとも、絶対にヒゲは生やしているに違いないと思っていたので、おヒゲの男性ばかり探していたのです」などと、実際の私とは似ても似つかない容姿が出てくるではありませんか。聞きながら私は、「そ、それって、まさに、イエス・キリストじゃないですか?!」と、現実の私の容姿とのあまりの格差に、絶句するばかりでありました(涙)。確かに、ロビーでイエス様の御姿を探し求めたのでは、むしろ正反対の容姿をしている私(陽気そうで体格の大きなおじさん)になど、目をくれるはずがありませんよねぇ・・・(笑)。
しかし、天は我を見捨てませんでした!
翌日の金沢での講演会は、早朝9時半に開始というメチャクチャな時間設定であるにもかかわらず、300名の会場が満杯になって、場外のテレビモニターで聴講くださる方々が生じるほどの大盛況。前日の信州・上田での惨敗で深手を負った私の心を、多くの温かい聴衆の方々が寄ってたかって癒してくださり、私が長年逢いたがっていた人が控え室を訪ねてきてくださるなど、すっかり元気を取り戻したのでありました。
たとえば、ある男性からいただいた感想をご紹介しましょう。
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飯田先生、おはようございます。
福井県庁の**です。
昨日は、金沢の講演会お疲れさまでした。
先生のお身体の様子が心配で応援にと思い、福井から参加させていただきました。
昨日28日は、結婚記念日だったのですが、妻も「行ってくればいいよ」と快く送り出してくれました。(当然、帰ってからお祝いしました)
本調子ではないのでしょうけれど、椅子に座らずがんばっている姿に、感激しました。
聴講後は、逆に私の方が元気を頂き、身体の調子がよくなったように思います。
お話も、ほんと洗練されていて受け入れやすく、周囲の人たちからも「来てよかった、感激した」という声が聞こえてきましたよ。
ありがとうございました。
今後も、どうぞお身体をご自愛され(健康が一番です)、体調が回復され益々活動が広がっていきますよう応援しております。
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・・・というわけで、信州で負った心の重傷(自業自得なのですが)も加賀の地でめでたく快癒し、調子に乗った私はその勢いで、金沢名所の「武家屋敷通り」や「ひがし茶屋街」に繰り出して、名物の加賀料理に舌つづみを打ったのでありました。ああ、諸行無常、波瀾万丈の、人生の縮図のような2日間ではありませんか。
さて、福島に戻ると、先日の東京での「読者の集い」の感想がたくさん届いていましたので、3つだけご紹介しておきます。
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飯田先生へ
今日は朝から雨のせいか、一段と肌寒く感じられます。福島はいかがですか?
先日の読者のつどい、お疲れ様でございました。体調がつらいところ、一日貴重な講演とライブ握手会と、先生にとりましては、とてつもなくハードだったことと思います。参加させていただけて、とても幸せでした。
午後のライブでは、新曲もお披露目下さって、感激でした。新曲の「お陽さま・お月さま」素敵ですね。今もずっと、頭の中をぐるぐるとめぐっています。また、CDとして発売していただけましたら、ありがたいです。主人に歌詞を見せたら、「飯田先生らしいな〜」と言って、目を潤ませていました。
会場でも、先生のライブの最中あちらこちらで、すすり泣く声がきかれました。私の斜め前にいらした、50代前後の外国の白人男性の方が、奥様らしき方とご一緒で、何度もハンカチで涙をぬぐい、隣の奥様が力強く抱きしめていらっしゃる姿がとても印象的でした。みんなそれぞれ様々な試練を抱えながら、生きているんだなあと想い、会場にいらしているみなさんのことを愛おしく感じました。
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今日は素晴らしい講演会とコンサート、握手会まで本当にありがとうございました。福島大学の卒業生の****です。久しぶりに飯田先生にお会いできて本当にうれしかったです。同行した母も本当に喜んでいました。
先生の生の歌も初めて聴くことができ、やはりCDとはまた違う素晴らしい演奏、すごかったです。感動の鳥肌が立ちました。先生の全ての歌を、何回も毎日の通勤の時に聴いて暗記している母は、歌詞を口ずさんでずっと小さな声で一緒に歌っていました。
私を含め、本当にたくさんの人や魂が飯田先生に癒され、救われているんだな〜としみじみ感じました。あの場に、先立った父も一緒にいてくれたのではと感じています。本当にすっきりした気分になれました。ありがとうございます。
そして、飯田先生の本を読んで学んだことを、少しでも私がクラスの子どもたちや周囲の人たちに伝えていくことで、私が飯田先生とお会いしてもらった幸せを、いろいろな人に伝えられたら・・・と思っています。(いま幼稚園の教師をしています)
ところで、体調のほうは大丈夫ですか? 丸一日の講演会で、とてもお疲れになってしまったのではないかとすごく心配です。今日の握手会の時に、私が普段子どもたちからもらっている元気すぎるほどのエネルギーを先生にも少しでも伝えることができたら・・・と思っていたのですが、いざ、握手会のステージにあがって先生の所に来たら、興奮して、すっかり忘れてしまいました・・・。毎日、お忙しいとは思いますが、本当にお体には気をつけてください。早く先生の体調が回復することを心より願っています。
今日は本当に本当にありがとうございました。今から新刊、生きがいの創造Vを読みます。楽しみです♪
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飯田先生、おはようございます。弁護士の**です。
講演会素晴らしかったっす! 弁護士会の仲間も誘ったら来てくれて、大変喜んでくれたので、もう嬉しくて嬉しくて。同士が増えました。
ところで、大和郡山よりはお元気そうに見えましたが、HPによるとやはり相当お悪いんですか。現職を辞めて、この地上での先生の滞在時間が延びるのなら、さっさと辞めてほしいと思っています。先生自身が教え(宗教ではないので「教え」って言っちゃいけなかったかも知れませんが)を直接人々に伝えるのと、先生の話を聞いた人が間接的に伝えるのとでは、やはり効果が違いますから。イエスしかり、釈迦しかり、わが国では親鸞しかりだと思います。あとの人が、どんどん教えを変えていってしまいますから。***宗なぞ、歎異抄の第5章に「一切の有情はみなもて世々生々の父母兄弟なり」って生まれ変わりのことがはっきり書いてあるのに、その教師(僧侶)は生まれ変わりを絶対に認めませんからね〜。もうガッカリっす。ただ、飯田先生の本は誤解の余地が生じないようにハッキリ書いてありますから、過去の歴史のようなほどのことは生じないでしょうが。
で、でも、いつご自分が地上の生活を終えるのか、本当は先生ご自身は知ってるんでしょ。また、この地上で先生とお会いできれば幸せだなあ〜と思っています。私は男ですけど、先生のこと愛していますし、お祈りしていますよ。うっしっし(^^)
では、先生、死ぬまでお元気で(^^)/
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・・・ということで、東京でのライヴ・コンサートの模様を高音質で完全収録したCDを、来週には予約開始、11月末までには発送という目標で、プロのスタジオで編集することになっています。どうぞ、お楽しみに!
10月26日版
本日、久しぶりに大学あての郵便物を引き取ったところ、大量のお手紙をいただいておりました。
(よほどの重大事でないかぎり、お返事をする余裕がありませんのでお許しください)
その中に、次のようなお手紙がありました。
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飯田先生
初めてお便りします。ほんの2年前に先生の「生きがいの創造」に出会い、感動し、それ以来、人生のバイブルとして、繰り返し繰り返し読んでおります。特に、ハードカバー版の生きがい論からのメッセージは、心に響くものがあります。
実は、今夏より(もっと以前からかもしれません)体調が優れず、9月の初めに、がんの末期であることを告知されました。私はまだ**才で、子どもも*才と*才と小さく、余命もわずかであると言われ、ドラマのような筋書きに驚きました。でも、飯田先生のご本に深く触れていたお陰で、すんなりと受け入れることができたと感じています。「これが、私の今回の人生での最後の課題なのだ。」と思っています。今は、緩和ケア病棟で、感謝の気持ちで過ごしております。
ただ、未練は全く無いかと言えば嘘になります。私には、もう来年が迎えられないのかもしれないし、子どもたちに何もしてやれないことに、がっかりします。私の病気が良くなることを信じている子どもたちと、もう何も一緒に楽しめないのだ、と思ったりします。そんな時は、また先生のご本を開き、元気を出します。子どもたちは、今生では長く生きられない私を、わざわざ修行のために、親として選んでくれたのでしょう。強く生きていって欲しいと思います。
先生もいろいろ苦しい思いをされることがあるかと思いますが、「生きがい論」を支えに生きている人は多いです。どうか体調に気をつけられ、これからもご活躍ください。
走り書きゆえ、乱筆乱文お許しくださいませ。
**病院 緩和ケア病棟 ****
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・・・きっと、病室で時間をかけて、ひと文字ひと文字、ていねいに書いてくださったのであろう奇麗な文字を拝読しながら、私は、ぽろぽろと涙があふれて止まりませんでした。彼女の姿が、自分のことのように感じられたのです。「いま、そしてこれから、僕は残された時間をどのように使って、何をすれば良いのだろうか・・・自分が本当にやりたいことのために、この貴重な時間と労力と気力を活用するには、どのようにすべきなのだろうか?」と。
差出人のところには、病院の住所が書いてありました。福島から公共交通機関を使って参上するのは、かなり不便な地方都市の病院ではありますが、できるだけ早く、このお母さんをお見舞いに行きます。先ほど、さっそくお返事を書いたところです。なにしろ、今生でのお時間が、あまり残されていないご様子ですから・・・
いま私は、「様々なしがらみから解放されて、自分だからできること、本当にやりたいことのために、貴重な残りの人生の時間と労力と気力を集中させたい」と、切に願っています。私は、自由に活動できるような、時間と環境がほしいのです。訪問したいところ、お見舞いしたい方々、お逢いしたい子どもたちなどがたくさんなのに、その気力はあっても、そのための時間と労力を確保できないのです。
(しかし、一方では、「世の中はあなたの肩書に魅力を感じているのだから、生きがい論の価値を守るために、その貴重な肩書を決して手放さないでほしい」とおっしゃる方々が少なくないため、私は大いに苦しみ悩んでいます。実は、私が現在抱えている心労のほとんどは、この「肩書問題」にあるのです。大学教授の肩書を持っていなければ、私は無価値な人間になり下がり、私の著書や活動も、価値を失ってしまうのでしょうか?)
こんな心労を抱えながらも、とりあえず体調を整えて、明日からは信州と加賀の国に、講演に行ってきますね!
10月22日版
昨日の東京での「読者の集い」、無事に、大成功で終わることができました。さまざまな不安を抱えながら当日を迎えましたが、終わってみると、「こんなにうまくいってしまって、いいの?」というほど、文字通りの大成功でした。
もちろん、ワンマンショーを演じた私自身は、「もっと時間をとって握手させていただければ良かった」「京大講演の時よりもかなりゆっくり話したため、時間が不足して、あちこち大幅にカットするしかなくなり、大事なことをずいぶん言い残してしまった」「2時間の講演でノドを使いすぎ、午後のライヴの後半には声がボロボロになってしまった」などの後悔は残りますが、これらは今回は不可避の問題でしたから納得しています。何よりも、お客様の皆様に事故がなく、あれだけの大人数&長時間のイベントであったにもかかわらず無事に終わったということだけで、もう感謝感激です。
私も、参加者の皆様から大きな愛情をいただき、「自分を応援してくださる方々が、世の中には、こんなにいらっしゃるのだ」と、メンタル的には本当に元気になれました。温かい波調に満ちた大観衆で埋まった客席を見ながら、思わず、涙がこみあげてきました。あの感激は、生涯忘れません。私にとって、何よりの、冥土の土産になりました。心から感謝申し上げます。
とはいえ、さすがに、肉体的に無理しすぎたことがたたって、本日は疲労と頭痛で、寝込んでしまっておりました。夜になって、こうしてベッドから起き上がる元気が出てきましたが、今週末は、上田市(看護協会&長野病院)〜 金沢市(柔道整復師会)と、遠方への講演旅行が入っていますので、明日から金曜日までは、体調管理のため、また療養生活に入らせていただきます。皆様にご迷惑をおかけしないよう、上田と金沢には、プロとしての責任をとって必ずうかがいますので、どうぞご安心ください。(私には秘書も弟子もおりませんが、有志の友人たち数名が同行してくれますし、全国各地にいる医療関係者の同志が駆けつけてくださいますので、大丈夫です)
10月20日版
明日の準備のため、久しぶりに、療養先から戻ってきました。
体調は幸いにも小康状態を保っており、なんとか許可も出ましたので、明日の「読者の集い」は、よほどのことがない限り行います。そうしないと、多くの方々に多大なご迷惑をおかけしてしまいますし、何よりもまず私自身が、いま、応援してくださる皆様のエネルギーを必要としているのです。この時期に絶好のタイミングで開催いただける「読者の集い」は、確かに体力的にはしんどいですが、精神的には、私にとって何よりの、「命を守る魔法の薬」になるからです。
すでに、控え室で吸入するための酸素も用意しましたし、いざという時のために、知り合いの医師たちも準備をしてくれます。今日のうちに上京して、早めに体調を整えておきますが、友人たちが一緒にいて助けてくれますので、心配ありません。それに、合計1800冊にのぼる著書にも、すでに全て直筆サインをして、PHPに渡してあります。(療養中のため、時間だけはたくさんありましたから、無理せずマイペースで、大量のサインを終えることができました。もしも療養中でなかったら、とても不可能な数でした・・・ふう・・・)
ただし、当日の体調によっては、失礼ながら、イスに着席した状態で講演を行いますので、どうかお許しください。(いつもは立って講演するのですが、今回は朝から夕方までのワンマンショーという長丁場なので、念のために、演台用のイスも用意してもらっています)
また、ライヴ終了後の握手会では、私は(肉体的に)疲労困憊している危険性が高いので、今回はイスに着席した状態で握手させていただきますことを、どうかお許しください。さらに、過去の経験では、握手中に突然「ハグ〜」と言って(私の許可を得ないまま)抱きついてこられる方々が少なくないため、今回は「無断抱きつき防止」のためのテーブルを設けさせていただきますことを、ご容赦ください。(なにしろ、時間内に千数百名の方々と握手させていただくためには、「お1人様あたり3秒間」しか、時間がありませんので・・・涙)
明日は、1800名も収容できる文京シビックホールが、(当日券用・不測の事態への対処用に残してある若干の予備席分を除いて)満席状態だそうです。私もPHPも、「たとえガラガラになってもかまわないから、本当に自分の意志で参加くださる方々だけに御来場いただきたい」という願望を厳守し、動員目的の招待券は本当に1枚も出しておりませんので、お客様は、わざわざお金を払ってチケットをお買い求めくださった方々ばかりです。心より、深く感謝申し上げます。(ただし、午前の講演のみご参加の方々や、午後のライヴのみご参加の方々も多いため、実際にはびっしり埋まるわけではなく、適度に座席の余裕が生じるでしょうからご安心ください)
私にできるご恩返しは、ただ懸命に講演し、心をこめてギターを弾き歌い上げることしかありません。せめて、現在の私に可能な最善を尽くし、誠実に、精一杯の努力をさせていただきます。(新曲も披露しますので、どうぞお楽しみに。ついでに、8キロも痩せてしまい、なぜか現在も体重が減り続けている私の姿にも・・・笑)
それでは、明日21日、文京シビックホールでお逢いしましょう!
(これだけ書くのに50分もかかってしまいました・・・)
10月15日
「御知らせ」
飯田史彦先生(療養中)の読者の集い(21日、東京)につきましては、「応援してくださる皆さまの愛情をたくさんいただいて早く元気になりたい」と御本人の切望によりまして、体調の急変がないかぎり予定通り開催と致します。主催のPHP研究所様によりますと、「前売券は残り100枚程度となっており金曜日まで販売されます。若干の当日券も御用意致しますがほぼ満席となるため、午後より御参加の場合は2階席後方になりますこと御容赦くださいませ。また生きがいの創造3の店頭発売日は23日から24日となります」とのことでございます。以上取り急ぎ御知らせ致します。
9月23日版
なんと、この2週間ほどで、体重が5キロ以上も減ってしまいました。
とうとう、明日から療養生活に入りますので、しばらくの間、お手紙もメールも拝読することができません。
今後の展開は私自身にもわかりませんので、どうかお許しください。
しかし、29日(土)の奈良での講演会&ミニコンサートは、すでに大量のチケットをお出ししていますので、皆様にご迷惑をおかけしないよう、友人たちに付き添ってもらいながら、なんとか必死でうかがいたいと思っています。主催者がお医者さんなので、いざという時には心強いです。どうしても奈良まで移動できない場合には、27日(木)の21時までに、誰かに頼んでこのページに告知を掲載していただきますが、なんとかして、そのようなことのないように頑張ります。ただし、当日の体調によっては、講演時間を短縮させていただく可能性があり、最悪の場合には、講演会は割愛して、ミニコンサート2曲のみを行って終了する恐れがありますので、どうかお許しください。(講演会を割愛した場合には、チケット代は、私が責任を持って後日お返しいたします)
このところ、これまでにも増して、応援のお手紙・お葉書をたくさんいただきました。
読者の皆様の温かい応援が、私の心の支えです。本当に、ありがとうございます!
それでは、しばらくの間、皆様お元気で・・・(涙)
9月9日版
11月3日に鳥取環境大学で行う講演会(日本助産師会鳥取県支部主催、鳥取県協賛)のポスターができたそうです。
・・・ということで、座席数200名ほどに対して、どのくらいの方々がお集りくださるのか、さっぱり見当がつかないという、超スリリングなイベント!・・・のんびり午後からおいでになっても余裕で座れるのか、それとも、大騒動になってしまうのか・・・あるいは、「午前中のイベントは大盛況だったのに、皆さんお昼ごはんを食べに行ったきり戻って来ず、私の講演会だけがガラガラで終了」という悲惨なパターンも、充分にあり得るのです(涙)。(しかし、いちばんお気の毒なのは、午前10時50分から午後3時50分まで、ず〜っと立ち見というお客様ですよね・・・)
当日が、楽しみというか、怖いというか・・・
さあ、いったい、どうなってしまうのでしょうか?
いずれにしても、鳥取県での講演会は本当に初めてなので、お逢いできるのを楽しみにしています!
9月5日版
11月25日(日)に、大分県・別府市で行う私の講演会のポスターができたそうですので、ご紹介させていただきます。
私も驚いたのですが、大分県PTA連合会をはじめ、地元の新聞社さんやテレビ局さんなどが、ずいぶん後援してくださっているのです。なにしろ、1200名も収容する大分県最大の「フィルハーモニアホール」が会場ですから、「大分県での私の知名度など低いだろうし、きっとガラガラになって主催者さんにご迷惑をおかけするのでは?」と心配していますので、これだけ地元マスコミの方々に応援いただけるというのは、心強いかぎりです(涙)。やはり、このHPの読者さん以外の一般の方々に伝わらなければ、多くの方々においでいただくことは難しいですからね。(なにしろ、主催者さんに、「私の講演料は不要ですから、その分だけ、入場料を可能な限り安くしてくださいね」と、厳しい条件を出してしまったので、ガラガラで大赤字になってしまうと責任重大なのです)
なお、肝心の講演時間を減らすのは本末転倒なので、私はいったんご辞退したのですが、主催者さんの非常に強いご希望で、講演後に、2曲程度、自作曲のライヴを行うことになりました。ホールは朝から遅くまで借りてあるため、リハーサルや音響チェックの時間や、講演後にライヴを行う時間は、充分にあるのだそうです。会場はオーケストラ向けの最高級の音楽ホールですから、「それならば」と、ギターの弾き語りも、「おまけ」としてやらせていただくことにしたわけです。
九州でライヴを行うのは、脳出血で死にかける前に福岡でやって以来数年ぶりなので、どの歌をやるべきか、迷うところです。いや〜、ヒット曲がたくさんあると、選択が難しくて、困りますよねぇ・・・(???)
別府といえば、有名な「地獄めぐり」をはじめ、日本有数の大温泉地です。温泉療養も兼ねて、どうぞおいでくださいね!
「ついに大分へ」なんて、ゴジラの襲来やガメラの飛来のようで、大変な出来事が起こってしまいそうですね(笑)。
別府湾沿岸にお住まいの方々が、当日、みんな避難してしまったらどうしよう・・・(涙)
一方で、東京での「読者の集い」のチケットは、本日、1280枚を超えたそうです。本当に、ありがとうございます!
8月16日版
PHPの安藤編集長から、今朝10時過ぎに、次のメールが届いておりました。
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飯田先生
チケットぴあに問い合わせましたところ、いま現在で以下の売れ行きです。
SS券 販売済み532枚、予約72枚
A券 販売済み82枚、予約22枚
S券 販売済み24枚、予約3枚
B券 販売済み2枚、予約1枚
合計で予約を入れると738枚で、すでに半分近い席が売れてしまいました。
まだ発売開始から24時間しか経っていないことを考えますと、早めに完売してしまう可能性が出てきてしまいました。
いまのところ先生のホームページと弊社のホームページでしか告知していませんので、あとで情報を知ったという読者には、また謝らなければいけませんね。
とにかくすごい売れ行きのスピードで驚いています。
PHP 安藤
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・・・という状況で、とにかく私としては、「罪のない編集長さんが多額の赤字の責任を負わされてクビになる」という、最悪の展開だけは避けられたことで、深く安堵しております。なにしろ、安藤編集長さんこそが、10数年前に『生きがいの創造』初版の出版に踏み切ってくださった張本人なので、私としては、恩を仇で返すわけにはいかないのです。これで、「小赤字」にはなるかもしれませんが、「大赤字」の危険は無くなりました。皆様のご協力に、心から感謝申し上げます(涙)。
ただし、経営学者の私としては、完売は難しいと思っています。なぜなら、今回のイベントは、インターネットを使っている方々にしか情報が届かないという、究極の「マニア向けイベント」になっているからです。この種のマニアックなイベントの場合、ご参加くださるマニアの方々は、ほとんど初日にチケットを入手されますので、2日目以降はさっぱり売れなくなるのが通常です。したがって、「なんとか1000名くらいの方々にご参加いただければ、1階の1200席がだいたい埋まって、いい感じになる」というのが、常識的な目標値ではないでしょうか。(私の本心としては、「赤字さえ出なければ結構」という気持ちですし、客席がびっしりになるのもお客様が窮屈な思いをなさるので、適度な空席が残るのは問題ないんですよ)
今後、随時、チケットの動きをご紹介しますので、どうぞお楽しみに(?)
(※ チラシは終了後に削除しました)
8月12日版 皆さん!
お盆休みに入って、すっかり忘れてしまっていらっしゃるでしょうが、10月21日(日)に東京ドーム(の隣にある文京シビックホール)で行う1800名規模の大イベント、「飯田史彦 読者の集い」のチケット発売が、すぐ間近に迫っておりますよ!!
チケットの発売は、8月15日 10時から と決定しました。チケットの購入方法は以下のとおりです。お早めにクリックして、ご確認や、予行演習をなさってくださいね。
(イベント終了後に、削除しました)
それでは、楽しいお盆休みをお過ごしくださいね!
(私はといえば、ほとんど、執筆に明け暮れることになるでしょう・・・)
8月7日版
昨日、とても嬉しいお手紙をいただき、おかげ様で、すっかり元気になりました。
いただいたのは、こんなお手紙でした。(ご住所は京都の中心部でした)
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(前略)
高校一年生の娘は読書好きで、いろんな有名な先生の本を読んで、講演会にも一人で行くほどなのですが、その娘が最近、飯田先生の本をしっかり読んで、私にこう叫びました。
「おか〜さん、わたしいっぱい読んだけど、この先生が誰よりも優し〜い!」
私が「どういうこと?」って聞くと、
「だって、どの本よりもいちばん希望がもてるやん!」
って・・・私、とっても嬉しくなりました。(後略)
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この嬉しいお手紙を拝読して、おだてられると天まで昇ってしまう私は、「おお! この女子高生さんは、まだお若いのに、僕の執筆意図を的確に見抜いてくださっているぞ!!」と、すっかり元気になってしまいました(笑)。
・・・というわけで、皆さん、どうぞ良き夏休みを!!!(笑)
8月2日版
ついに、8月に突入・・・
梅雨も明けて、夏ですねぇ・・・
ほんとに、世の中は真夏なんですが・・・
それなのに、この私ときたら、
そう、書かなければならない原稿が、いくつも、まだできてないんです・・・
もちろん、皆様お待ちかねの新刊『生きがいの創造 V』も、できていません!
そして当然ながら、昨年発表の「逢いたい」に続く、今年の新曲も、できていないんです!!
(なにしろ、私の作詞作曲は、「1年に1曲」という超スローペースを、厳守していますからね・・・笑)
それどころか、ようやく8月11日以降に始まる私の夏休みは、いくつもの原稿執筆予定によって、すでに現時点で、びっしり埋まってしまっているのです!!!
ああ、どこか遠くに、旅に出たい・・・ノートパソコンを抱えて、原稿執筆の旅に・・・
(と、結局は旅先でも原稿執筆に明け暮れてしまうため、「必殺仕事人」と自嘲する律儀な私です・・・涙)
・・・そんな思いで研究室の窓から遠くを見つめ、心の癒しを求めていたところ、元気の出る嬉しいお手紙をいただきましたので、プライバシーに触れない範囲内でご紹介させていただきます。
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飯田先生! のっけからごめんなさいです。こんなカワイイ便せんで送れば、先生が、「おっ、これは若くてカワイイ娘からかも、ムフフ・・・」と期待に胸躍らせて、真っ先に読んでくださるのではと、小賢しいことを考えてしまいました。ざ・ざ・ざんね〜ん! 50代のオバさんです。
初めまして。自己紹介が遅れました。私は****、**出身、現在は**在住の主婦です。
日々、生死にかかわる重い事例に遭遇されている飯田先生にとって、私の悩みなど小さな小さな事だと思いますが、聞いていただけますでしょうか?
(中略)・・・と、なぜ私だけが、こんな損な役目をしなければならないのかとイラつき、次々に起こってくる出来事にウンザリし、自分の権利ばかりを主張して何もしない**に対して、憎しみがつのるばかりでした。そんな自分がまた嫌になり、どんどん自己嫌悪感にさいなまれていきました。
そんな時、飯田先生の本に出会えたのです!
ゴールデンウイークに本屋さんをウロついていると、平積みされた文庫版「生きがいの創造 U」の所が光っているように感じ、思わず手に取りました。きっと、私を呼んでくださったのですね。
数ページ読んで、「これは! 何?!」と、ぐいぐい引き込まれていきました。先生がおっしゃっているように、唯脳論・唯物論に洗脳されていた私は、やはり最初、「エ〜ッ!ウソ〜!」(失礼)と思うことばかりでした。しかし、その一方で、「文は人なり」ですね・・・その誠実な文章から、「この著者は絶対に信用できる!」とも感じたのです(女の第六感)。そして、ずっとず〜っと長い間、同じ悩みの中でグルグル廻ってばかりだった私が、一段、階段を上がれたんです!!(先生のお蔭です)
もちろん、生身の人間ですので、相変わらずイライラしたり怒ったり、心の中でするのですが、以前の私とは全然違うのです。自分が変わると、周りも変わりますね。*もずいぶん、おだやかになってきています。敏感に感じ取っているんですよね!
そしたら、たまたまのぞいた先生のホームページに、京都大学での講演のことが載っていて、「これは神様の思し召しだ!」と、参加させていただきました。正直に告白しますと、実際に拝見して、「やはり私の直感は間違っていなかった」と確信しました。先生は、とても自然体の人で、とっても素敵でした。握手していただきたかったのですが、目の前にすると、ドキドキして言えませんでした。(いつもは、ずうずうしいオバチャンが支配している私の心ですが、この時は、乙女心が顔を出してしまっていました)
先生は、ご自身の個人的な悩みに加えて、私たち読者の悩みや、時々来訪される魂たちの悩みまで引き受けなければならないなんて、いったい、どんな生活なんだろうと、少し心配になってきます。老婆心ながら、先生ご自身が楽しめる時間を、たくさん取ってくださいね!・・・と言いつつ、こんなしょうもない手紙を書いて、先生の貴重な時間を割いているのは誰? あっ私です、申し訳ございません。もう30歳若かったら、生徒として、先生の授業を受けてみたいです。私の頭では、経営学なんて理解不能かもしれませんが・・・
こんな手紙、生まれて初めて書きました。先生の求心力って、すごいですね。先生にとっては、皆の想いが重たい時もあるでしょうね。スターとしての宿命ですから、諦めて下さい。
でも私、先生を神格化してはいませんよ。告白します、私のPC上のお遊びキャラクターに、「ふみりん」と命名してます。フフ、許してください。休憩時間に、「ふみりん」に向かってお話しております。先生を神格化しないで、このくらいの軽さが、いいと思うのです。(でも先生を尊敬はしてるんですよ)
**市の片隅にも、ふみりん先生のお蔭で一歩踏み出せた人間がいること、とても感謝していること、お伝えしたかったので、こんな長々と書いてしまいました。読んで下さって、どうもありがとうございます。
暑くなってきましたので、お体ご自愛ください。また、素晴らしい本、期待しています。
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・・・私にとっては、迷惑どころか、こういう温かいお言葉の数々が、何よりのエネルギー源になるのです。疲れた時には、しばしば、読者の皆様からの嬉しいお手紙に、大いに救われます。事実、僕の研究室のパソコンの周りには、過去にいただいた「元気の出るお手紙」の数々がたくさん置いてあり、疲れた時、つらい時、悲しい時に、読み返したり、手に取ったりするんですよ。ですから、どうぞご遠慮なく、お手紙をいただけましたら幸いです。
(ただし、よほど切迫した事情がないかぎり、お返事することは困難ですので、どうか返答は期待しないでくださいね。お返事が必要な場合には、ぜひとも往復葉書にしてください。往復葉書ならばお返事するのが簡単なので、よほど返答に困る場合以外は、必ずお返事しています)
なお、上記のお手紙に、ひとつだけ大きな誤解があるかもしれないので、ここで訂正を。
上記のお手紙の中に、「おっ、これは若くてカワイイ娘からかも、ムフフ・・・、と期待に胸躍らせて」という推察が書いてありますが、私は大学教官として、18歳〜22歳の女子大生たちと日常的に接しており(飯田ゼミナールの半数以上は女子学生です)、中学生の娘もおりますので、若い女の子との交流(交際ではありませんよ)には、まったく困っていないのです。したがって、女性の「若さ」には何の魅力も感じておらず、むしろ個人的には、「きちんとそれなりの人生経験を積んで、人間としての中身が詰まっている、30代とか40代以上の女性」のほうが、はるかに「お話したい」と感じるんですよ。文学的表現を借りると、「上手に歳をとった女性」に魅かれる、ということになるでしょうね。「男性は、若い女の子を好むに違いない」という一般的推察は、この私に対しては、まったく当てはまりません。男性も女性も、少なくとも30代、できれば40代以上のほうが、ごく自然に話題や価値観が合うので、安心して楽しくお話できるんですよ(笑)。
おっと、うっかり書きすぎて、かなり時間をオーバーしてしまいました。
さて、それでは今夜も、採点、執筆、採点、執筆・・・
(とはいえ、明日の夜は景気づけに、隣の新潟県までドライブして、有名な「長岡の花火大会」を見物するつもりです。本当は、「さくらんぼメイト」のスタッフさんたちと久しぶりに顔を合わせて、「柏崎の海上花火大会」を見物する予定だったのですが、先日の地震で泣く泣く中止になったため、急きょ、長岡の花火大会に変更したのです。ただし、台風が近づいてきているので、どうなることやら・・・)
7月28日版
季節は、夏の真っ盛りですねぇ・・・
でも、福島大学は「はしか」で2週間も学校閉鎖したので、その補講期間が始まっており、私が夏休みに入れるのは、補講&前期試験&追試の終わる、8月11日以降なんですよ(号泣)。
本日は、重要なお知らせが4つもありますので、お見逃しなく。
(1)PHPの編集長さんから、次のメールをいただきました。
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「車椅子父さん」の難病・闘病はたいへんお気の毒でした。
まだお子さんたちも小さいので、弊社としても本を出版することで、少しでも経済的援助をさせていただければと思います。
ぜひPHPから出版させてください! ←よっち君と、えりっぺ(車椅子父さんのお子様たち)
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・・・という嬉しいお申し出により、「飯田史彦&****」の共著を、正式な「生きがい論」シリーズの一環として、広く世に問うことが可能になりました。やはり、PHPの有名なシリーズの一環として発表してこそ、堂々と「生きがい論」を名乗ることができ、全国の書店の店頭に置いていただけますので、これは私と車椅子父さんにとって、たいへんな朗報なんですよ。
車椅子父さんと一緒にがんばって、後世に残る素敵な本に仕上げますので、どうぞお楽しみに!
(2)9月29日(土)に大和郡山市の「やまと郡山城ホール」(奈良市郊外、収容1000名)で行う、私の単独講演会の予約受付が開始されましたので、ご案内いたします。今回の特別講演は、慈恵クリニックの学習会として開催しますが、一般の方も参加可能です。
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飯田史彦 特別講演会
テーマ:「生きがいの創造〜スピリチュアルな科学的研究から読み解く人生のしくみ」
日時: 平成19年9月29日(土) 開場・・・午後1 時30分 開演・・・午後2時
場所: やまと郡山城ホール(奈良県大和郡山市北郡山町211−3)
会費: 前売券 ¥1,000 当日券 ¥2,000 (小学生以下の入場はご遠慮ください、とのことです)
主催: 慈恵クリニック(〒639-1044 大和郡山市小泉町東1丁目8-7)お問い合わせは、こちら まで、できるだけEメールで。
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なお、この講演会の主目的は慈恵クリニックの勉強会であるため、クリニックの患者さんなど地元の方々が、どんどんチケットをお求めになる可能性があります。したがって、参加をご希望の方々は、どうぞ、なるべくお早めにお申し込みください!
7月26日版
先日先立たれた「車椅子父さん」(本名****さん)との生前からのお約束により、彼が残してくださったブログの絵や文章を活用しながら、「飯田史彦&****」の共著による生きがい論という形の本を、彼のご家族のご協力も得て執筆することになりました。この世で生きている私が、光になった****さんの魂と話をしながら一緒に執筆する本・・・なんと、「この世にいる著者」と「あの世にいる著者」とが、共同執筆して共著で発表するという、人類の歴史においても類いまれな、画期的試みの登場です。まさに、「死ぬということは、体から離れて生きるということ」という私の定義を、ありのまま実践するというわけです。
これで、彼の素敵な絵や文章を、実体の無いデジタル記録(ブログ)ではなく、しっかりとした実体(本という形)にすることができ、多くの人々の心に、末永く残すことができるでしょう。インターネットやブログの発達で世の中が便利になったとはいえ、やはり「本」という実体にして世に問うことの価値は、下がることはありません。来年早々の発売を目指していますので、こちらも、どうぞお楽しみに!
7月24日版
「さくらんぼメイト」のスタッフさんから、次のような近況報告がありました。
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地震から、1週間が経ちました。
我が家の整理も日一日と片付いてきており、生活もだんだんと落ち着いてきました。
水道は間もなく復旧するとのことですが、下水が使えず、結果として水道の利用ができない状態です。
ガスは、今のところいつ頃になるか見通しが立っていません。
ということで、風呂やトイレは、まだ先になりそうです。
昨夜は徹夜で地元の復旧作業にあたり、今朝9時頃に帰宅しました。
その後、久しぶりに、近郊の日帰り温泉に行ってきて、さっぱりとしたところでメールをしています。
この1週間は緊急対応に追われていましたが、これからは復旧に向けた本格的な対応になろうかと思います。
街中、いたる所で家屋の倒壊や、崩壊しそうな建物があり、先行き長丁場の復旧になりそうです。
職場の社員たちは、この1週間で疲労困憊の状況でしたので、週末はできるだけ体を休めてもらいたいところです。
事務員たちも復旧現場に出ており、**君も今日は現場に出て誘導作業にあたりました。
ところで、地震直前までに飯田先生のCDをお申し込みくださった**名の方々について、昨日、発送しました。
今後の見通しにつきましては、大きな余震等がなければ、来月(8月)1日を目途に、CDの発送を再開できると思います。
こうなったら、せっかくですので、いまだに飯田先生のファンの方々からご要望の多い、すでに完売(ご注文を停止)していた「光との対話」のCDも、この機をとらえて発売を再開しようと話し合っています。
発送を再開&「光との対話」の受付準備ができましたら、ご連絡いたします。
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・・・ということで、取り急ぎ、近況をご紹介しておきました。
追伸:
昨日、福島県・郡山の自由大学(市民の生涯学習の場)で、ボランティア活動として講演しました。すると、2時間の講演終了後に、ひとりのおじいさんが私の控室を訪ねてきてくださり、実にうれしそうな満面の笑みをたたえながら、手をにぎってこうおっしゃるのです。
「長い人生、これまでたくさんの坊さんの話を聞いてきましたが、あなたの話が一番でした!」
その瞬間、私はおじいさんの手を握り返しながらも、「う〜ん・・・僕は決して僧侶ではなく、経営学者なんだけど・・・お坊さんたちの中で一番だと誉められても、経営学者として素直に喜んでいいのかどうか・・・」と、実に複雑な心境になってしまいました(笑)。
7月21日版
PHPの編集長さんから連絡があり、私の「読者の集い」を開催くださることが、正式に決定しました。著者のサイン会は書店などで行われていますが、本格的な音響設備の整った1800名もの大ホールで行うのは、前代未聞の画期的な企画とのこと。私も最初は半信半疑で、「ガラガラになって大赤字が出たらどうするんですか?」と、経営学者として当然の心配をしていましたが、「多大なリスクを覚悟のうえで、できるだけ格安の参加費で提供して、出版社としても愛読者の方々に御礼がしたい」とおっしゃる熱意に打たれ、「やると決めるならば全力でのぞみましょう」と、お約束してしまいました。
そこで、「私の本の愛読者の皆様に、できる限り喜んでいただくためには、どのようなプログラムを提供すれば良いだろうか?」と検討した結果、次のような、現在の私に可能な最大限の努力を提案させていただきました。どうしても、私ひとりが朝から夕方までフル回転して頑張るしかなく、心身ともに多大な負担になる宿命にありますが、「もう2度とないかもしれないこの機会に、愛読者、つまりソウルメイトの皆様に対して、できる限りの恩返しがしたい」という一心で、倒れる寸前までベストを尽くすことをお約束いたします。
(「そんなに無理しちゃダメ!」という皆様の声が聞こえてきそうですが、何事にも不屈の闘志をもって全力で取り組むのが私の性分なので、どうにも仕方がありません。当日の会場には、友人たちの医師&看護師チームも待機いただきますので、いざ倒れても応急処置は大丈夫です・・・笑)
7月18日版
「さくらんぼメイト」のスタッフさんのうち2名から、次のようなメールが届きました。
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われわれ親子3名は無事です!
アパートの中は、さすがにいろいろなものが倒れグチャグチャになりましたが、今はとりあえず寝泊まりできるようになっています。
**(飯田注:生後数ヶ月のお嬢さんの名前)は、地震発生時に、ちょうど抱いていたので難を逃れることが出来ました。現在は、ガス・水道が止まっていますが、長岡の実家へ風呂を借りに行く予定ですし、何よりも母乳があります!(うちはミルクいらずです)
いろいろとご心配いただきありがとうございます!
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前回(3年前)とは比較にならない地震で、家の中は散乱し足の踏み場も無いくらいですが、我が家は全員無事です。電気は地震直後からも通電していますが、ガス、水道は供給がストップし、復旧の見通しが立たない状況です。一週間位は覚悟をしなければと思っています。
職場に行ってみましたら、室内は物が倒壊し散乱していますし、木造の建築物が倒壊しました。社員の安否は全員つかんでいませんが、やはり、家が倒壊した社員も数名います。(テレビでも放映されていますが、近所の酒屋が、全壊といってもよい位の被災です)
先生のご好意はありがたいのですが、多分、ガス、水道が開放されれば、一段落すると思います。各所から自衛隊や警察、重機等が一斉に市内に入り込んできており、街の中は渋滞で、2キロメートル進むのに30分位もかかっていますので、先生のお気持ちだけ頂きます。
CDの発送の件ですが、7月10日以降申し込まれた方につきましてはこの地震で発送が出来ない状態です。今後申し込まれる方に付きましても、しばらくの間は発送ができない状態ですので、その旨、先生のHPに掲載していただけないでしょうか?
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う〜ん、母乳は強し! ・・・ということで、取り急ぎ、ご報告いたします。
(いま出勤直前なので、これにて失礼)
7月16日版
つい3日前に新潟県長岡市に泊まり、一昨日には北里大学保健衛生専門学院で講演を行ったばかりなのですが(300名・満員の参加者の皆様ありがとうございました)、なんとその新潟県で、大地震が起きているではありませんか!
しかも、最も被害の大きいのは、柏崎市・・・実は、このHPから私の講演やライヴのCDの制作・提供を行ってくださっている、ボランティア・グループ「さくらんぼメイト」のメンバーの方々は、なんと全員が、柏崎市の中心部にお住まいなのです。電話回線が大混乱しているそうなので、まだ連絡は我慢しているのですが、メンバーの皆さん(生後数ヶ月の赤ちゃんがいるご夫婦も)の安否が心配です。ふだんはめったにテレビを見ない私ですが(そんな時間が無いためです)、今夜ばかりは、出張先から戻ってきて、テレビのニュースにかじりついています。
ニュースをもとに判断すると、非常に高い確率で、「さくらんぼメイト」のスタッフの方々のお宅には、21時すぎの現時点で、水道も電気もガスも届いていないものと思われます。体育館などに避難なさっている可能性も高いことでしょう。800名以上のケガ人が出ており、市内の倒壊家屋が300戸を超えるそうなので、「ご無事でいらっしゃれば良いが・・・」「お宅を失っていなければ良いが・・・」と、ただただ心配するばかりです。
本来ならば、私の性分として、今すぐにでも援助物資を車に山積みして柏崎に向かうところですが、何しろ道路網が寸断されて公共の給水車でさえ市内に近づけないそうなので、かえって大渋滞の一員に加わって、地元に迷惑をかけるだけに終わりそうです。しかも、明日は大学で2つの授業が入っており、すでに「はしか」で2回も休講している分の補講に相当するので、もう休めないのです(涙)。もちろん、万が一、「さくらんぼメイト」のスタッフの命が危ないとなれば、授業なんか放り出して駆けつけますが・・・(学生諸君、ごめんなさい)
とにかく、今はただ、多くの被災者の方々の安全と、水・電気・ガス・食料などライフラインの、すみやかな復旧・確保を願うばかりです。
こんなわけで、さすがに今夜は、読者を楽しませるだけの心の余裕がございませんので、簡単ですが、これにて失礼。7月9日版 《 急報 》
以前このHPでご紹介し、皆様からも大いに応援いただいていた難病患者さん、通称「車椅子父さん」が、昨日(8日)、光の世界へと先立たれました。ちょうど(予定通りに)、熊本県看護協会からの講演依頼で九州を訪れていた私は、「いざ長崎!」と馳せ参じ、このHPの読者の皆様を代表して、お通夜に参列して参りました。
お通夜の2時間前、早めに会場に足を踏み入れたとたん、嬉しそうな顔で、私を見つけた小学生の息子さん(よっち君)が、駆け寄ってきました。そして、いきなり、こう言うのです。
よっち君「飯田先生、ほんとに来てくれたんだね!」
私 「うん、こないだ、よっち君と約束したからね」
よっち君「お父さん、いま、2階で、箱の中に入ってる」
私 「そうか、箱の中にね・・・」
よっち君「でも、お父さん死んだけど、ほんとは、まだ生きてるんでしょ? お母さんが、そう言ってた」
私 「うん、そうだよ、お父さんは、体からは離れたけど、まだ生きてるんだよ」
よっち君「ねぇ、お父さん、いま何て言ってる? 先生には、わかるんでしょ?」
私 「あのね、よっち君に、『立派な男になれよ』って言ってるよ」
よっち君「うん、だから僕、泣かないんだ!」(と言いながら、よっち君の目に涙があふれてくる)
私 「そうか、よっち君は偉い! 男の中の男だ!」(と言って頭をなでてあげながら、私の目にも涙があふれてくる)
よっち君「うん! ほかに、お父さん、僕に何か言ってる?」
私 「ああ、『立派な男に成長して、これから、お母さんのことを精一杯守ってほしい』って、頼んでるよ」
その瞬間、よっち君は、意を決したかのような精悍な表情になったかと思うと、突然、ダ〜ッと駆け出して、どこかに走って行ってしまいました。私は、「あれれ? よっち君、どこに行ったのだろう? 急にトイレに行きたくなったのかな?」と、とまどいながらも涙を拭き、よっち君の姿を探しました。
すると、まるで、(例えは良くないですが)これから戦いにのぞむ兵士のような勇敢な表情で、お母さんの隣に寄り添う、よっち君の姿が・・・「おお! よっち君、お父さんのお願いを聞いて、さっそく奮い立って、お母さんを守りに行ったんだ!・・・大丈夫だ、この勇敢で優しいよっち君がついていれば、お母さんは大丈夫だ!」と、私の目には、さらなる涙があふれました。
そのほか、「車椅子父さん」から色々なメッセージがあり、ドラマティックな出来事が色々と起きましたが、プライベートな内容ですので、ここで詳しくご紹介することはできません。ただ、最終的に、先立ったご本人が、ご自分の意志で充分に納得された最期であったため、奥様も親御さんも、「彼のためにできるだけのことは全てやったので、もう何も悔いはありません」と、たいへん爽やかな、充実感に満ちた表情をなさっていたことを、ご報告させていただきます。(お通夜の終了後も、私は1時間以上その場に残り、奥様、お母様などと、かなり時間をとってお話しました)
お通夜には、関係者がびっくり仰天したほど、多くの人々が参列くださいました。まず2階の大きなホールが満席となって、1階のモニター室も一杯になり、建物に入れない人々が屋外にあふれ出したうえ、駐車場まで人・人・人で埋まったのです。小学校の先生をなさっていた「車椅子父さん」ですから、今はもう中学生・高校生になっている教え子さんたちまでもが、制服を着て、「先生ありがとう!」と、各地から馳せ参じてくださったのです。そのため、お通夜の儀式そのものは30分ほどで終わったにもかかわらず、それから1時間以上も、「先生の顔を一目見て御礼を言いたい」とお焼香をなさる生徒さんたちの、長蛇の列が続きました。
その途中、私の耳元で「車椅子父さん」が、「ほら飯田先生、僕だって先生みたいに、ホールに入りきれないほどの人々が来てくださいましたよ。僕だって、こんなにたくさんの人々から愛してもらってるんです。ああ、僕はなんて幸せ者なんでしょう!」と、いかにも彼らしいお茶目な表現で、嬉しそうな声をあげるのがわかりました。私も、「そうだねぇ、君はほんとに凄いよ、こんなに大勢の人たちに慕われて、君は最高の幸せ者だねぇ」と返事をしながら、嬉しくて嬉しくてたまらなくなり、お焼香の列が途切れるまで、ずっとその場で見守っていました。決して、悲しくて去り難かったのではなく、「ああ、この幸せな会場に、もっと身を置いていたい」という不思議な気持ちゆえに、去り難かったのです。これまで、覚え切れないほどのお通夜に出席してきましたが、これほどまでに温かく、「幸せだ」とさえ感じるほど嬉しいお通夜は、初めてでした。
もちろん、奥様とも、よっち君とも、えりっぺ(幼いお嬢さん)とも、「今後もずっと、仲良しの友達でいよう」と、約束しました。「先生、また遊びに来てね!」というよっち君に、「うん、男の約束だから、必ず来るよ。これまでも、僕は君との男の約束は、必ず守ってきただろ?」と、笑顔で握手しました。(さすがに、「先生、僕、先生の生徒になる!」という申し出には、「う、うん・・・でも、いずれ社会科で習うだろうけど、長崎と福島とは、ずいぶん遠いよ・・・」と、ぶつぶつ口ごもるのが精一杯でしたが・・・笑)
彼(車椅子父さん)の魂と一緒に、いま、この文章を書いています。
彼が直接に、皆様に御礼を申し上げたいそうですので、以下に代筆させていただきます。
「これまで、僕のことや、僕の家族や、僕のブログを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで、今生の試練を乗り越え、僕なりの使命を果たすことができ、めでたく、まぶしい光になることができました。いま思い起こせば、とても大変なこともあったけど、とても幸せな思い出ばかりです。皆様には、いくら感謝しても足りません。今生でいただいたご厚情を、せめて今後の人生で、皆様と再び巡り合いながら、お返ししていきたいと願っています。これからも、僕の愛する家族のことを、どうぞ温かく見守ってやってくださいますようお願いいたします。また、いつか、どこかの人生で再会できますことを、楽しみにしています!」
7月3日版
お待たせしました。
今回は、先日の京都大学での講演会の、レポート特集をお届けいたします。
実は、私自身は、13時に会場に入り、舞台裏で講演準備と精神統一に専念しておりましたので、会場の外が大混乱になっていたことは、知らなかったのです。会場の外では、京都大学の優秀なスタッフの方々、そしてお手伝いくださった大学院生の方々が、懸命に事態の収拾に努めてくださったのだそうです。この場を借りて、京都大学のスタッフの皆様に、心から御礼申し上げます。
また、会場に入れなくてお帰りになった皆様、本当に、ごめんなさい。またいつか、どなたかにご依頼いただければ、喜んで京都で講演させていただきますので、どうかお許しください。
それでは、本日までにいただいた、皆様からのお手紙の中から、抽選でいくつかを選んで、ご紹介させていただきます。
(たくさんのお手紙をいただきましたので、ごく一部しかご紹介できませんが、ご了承ください。お手紙に優劣をつけるのは不可能なので、厳正なる抽選とさせていただきました)
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ご無沙汰しております。医学部教授の**です。
今日は手術が無かったものですから、先生のご講演に、陰ながらの応援のために参加させていただきました。
2時に百周年記念ホールが満席となり、2時半には2階の国際交流ホールも満席となったようでして、2時半過ぎに参りましたので立ち見でしたが、映像を通して拝聴できました。
いつもと変わらず、温かくユーモアに富んだ落ち着かれたお話し振りで、学会発表に慣れている私には、早口とは感じませんでした。これまでとは違った、パワーポイントを交えての学術的なお話は、素晴らしいものでした。センター主催の全てのセミナーに参加しているという男性が、「こんなに参加者が多いのは初めて」と、驚嘆されていました。
先生の今後の展望もお話されましたが、これからも益々ご健勝で、世界を牽引していただきたいと願っております。
取り急ぎ、成功裡に終わられましたご講演を、心よりお祝い申し上げます。
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前略 先日、京都大学で開催された先生の御講演を拝聴し、先生のお元気そうなお姿と優しい声の響き・・・もちろん講演内容にも感動して、今こうしてペンを執らせて頂きました。
当日、勤め先の病院の午前中の仕事を終えた私は、軽やかに自転車のペダルを踏んで京都大学へ向かいました。12時半すぎに到着して、先に時計台記念館で様子を見れば良いものを、お腹もすいたことだしとカフェテリアでのん気にカレーを食べてしまいました。ゆっくり食べて1時半頃に記念館に入ったら、すでに大勢の人がおられて、私も焦ってしまい、受付の人に「飯田先生の講演会に来たのですが」と聞いたら、「この券を持って2時にまた受付のところに来てください」と言われて渡された整理券のNoは「437」!!
定員500人と聞いていたので、「すみません、この番号って、前から順番で私は437番目の席に座らないといけないのでしょうか?」と聞くと、「そういうわけではないですが、とにかくこの整理券がないと入場できませんので、2時にお集まりください」と言われました。「のん気にカレーを食べていたばっかりに・・・きっと後ろの席になるに違いない」と、自分の食い意地をこれほど恨んだことはありません。
ところが、幸いにも1人で来場したため、前から4列目の、先生がお話される側の席がぽっこり空いていたので、「そこ!」と座ることができました。2人以上で来ていたら、こんな前には座れなかったです。最終的には立ち見の方々も一杯で、大盛況となり、あらためて飯田先生を愛する人たちの多さを感じました。講演時間が刻一刻と迫り、いよいよ飯田先生が登場されると思うと、私の心臓はドキドキバクバクでした!
そして先生の姿を目にしたとたん、熱いものが内側からこみ上げてきて、目頭が熱くなりました。深々とお辞儀をされ、ちっとも偉そうにしない先生の態度に心打たれました。講演が始まると、脳出血で生死の境をさまよったとは思えない、見事なほどの早口での話し口調にびっくりするやら感心するやらで、先生の頭の回転の速さに、つくづく「まるで大学教授みたいだ!」(失礼な発言ですみません)と感じました。時折ユーモアを交えながらのお話にクスッと笑いながらも、先生のうっとりするような甘くて優しいお声に安心してか、途中でついコックリしてしまったことを、この場を借りてお詫びいたします。
講演会が終わった後、パソコンの片付けのためステージに戻ってこられた先生を見つけた人々の列ができ、私も紛れ込んで先生と握手をさせて頂くチャンスに恵まれて感無量でした。お世辞抜きで、私の結婚したい理想のタイプは飯田先生なのです。顔立ちも、背格好も、声も、頭の回転の速さも。こんなに理想が高すぎるので、今の今まで私はこの歳で独身なのでしょうね(笑)。
そういえば先日、『永遠の希望』を、とてもワクワクしながら読ませて頂きました。すばらしかったです!
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京都大学での講演、本当にお疲れ様でした。そうでなくても激務の中でのご準備・・・体調も完璧ではないはず・・・私は先生の「生」の講演は初めて(ビデオやCDは持ってますが)でしたが、先生の熱意がとても伝わってきました。
私はといえば、佐賀の唐津から早朝に出発し、ドキドキ、ワクワクで出かけ、なるべく早く京大に行こうと思っていたのですが、東京に住む妹との京都駅での待ち合わせが食い違ったり、ちょっとしたアクシデントがあったりで、予定がずれこみ、13時には着いたものの、整理券は500番を少し過ぎており、「2階席になります」とのこと。「まぁ、1階の後ろより、2階の前の方が良いか」と、自分をなぐさめつつ、開場の時間を待っていました。
ところが、時間になり、通された2階の部屋には・・・ガーン!!・・・スクリーンがかかっている部屋で、なんと飯田先生の姿を映像で見ることしかできません!!!・・・目の前が、一瞬、真っ暗になってしまった私・・・わざわざ唐津から出てきたのに、どうして!?と、しばらくぼう然でした。
でも、講演が始まるまでに、気持ちを何とか整理し、「応援エネルギーを送る」「難しい試練に果敢に挑戦されている、先生の姿を目に焼き付ける」という「初心」を思い出し、講演が始まってからは、まさにそこに先生がいらっしゃるような気分になり、大きな拍手をして聞きほれている自分がいました。
講演が終わり、飯田先生を生で拝見できなかった悲しみに打たれながら退出しようとすると、ふと目に入った2階のスクリーンに、講演を終えてパソコンなどを片付けに来られたのか、先生の姿が!!・・・ダメもとで、1階の出口から退出される方々の流れに逆らい、会場に入り込んでみました。すると、障害をお持ちの車椅子の女性を見つけて無防備にもステージから降りて来られ、手を握って優しく声をかけられている「生」の先生が目に入り、もう、それだけでウルウルしてしまいました。
しばらく遠めに見ていましたが、いつの間にか、車椅子のおばあさんの後ろに、無防備な先生を逃すものかと、ちゃっかりと列を作って並んでいる人々の姿・・・日頃は遠慮がちな私(?)も、「ここは! いざ鎌倉!!」と気合いを入れて、すいすいと列に入り込み、着々と先生の近くに進んで、握手をしていただきました。その瞬間は、日頃の感謝の気持ちを短くお伝えしたいと思いつつも、いざ自分の番になり先生の前に行くと涙がこみ上げてきて、「ありがとうございました」と口に出すのが精一杯でした。その瞬間、2階のスクリーンで講演を見た悔しさは、木っ端みじんに吹き飛んでしまっていました。
今回、佐賀から京都に行って、本当に良かったと、心から思っています。微力ですが、ずっと応援しています。
********************
初めてお手紙を差し上げます。
京都大学での講演会に参加させていただき、初めて先生のご講演を拝聴することができました。私は東京都在住ですが、本当に素晴らしいご講演で、京都まで行った甲斐がありました。
特に、後半部分の、最新データを用いてスピリチュアル・ケアの有効性を科学的に分析される手法について、深く感銘いたしました。スピリチュアル・ケアというと、どうしても感情面に訴えかけるものになってしまいますが、これを学術的な観点から、科学の一分野として発展させていく必要性を主張されていることが理解でき、先生が新たな学問分野を開拓されているパイオニアであるということが、あらためて分かりました。先生のおかげで、自分が新しい学問の最先端に触れることのできる幸運を、実感しました。
また先生の語られたとおり、スピリチュアル・ケアは、職場のメンタルヘルスの分野にも、大変重要な課題であると思いました。企業とは、子どもたちが将来働く場所であり、子どもたちを育てる親が日常の長い時間を過ごす場所でもあるので、職場でもスピリチュアル・ケアの手法を効果的に活用できないかというご提案も、とても興味深いものでした。
それ以外にも、私だけの特典がありました。私は、環境の急激な変化で自信をなくしてしまった帰国子女に、Public SpeakingやPresentationのスキルを教えています。先生の今回のプレゼンテーションを拝見して、限られた時間の中で確実に聴衆の心をつかみ、重要なポイントを伝えていくにはどうすれば良いのかという、まるでモデルのような講演を見せていただき、今後、子どもたちの指導をするにあたり、本当に勉強になりました。
先生は、大学教授として、大学の運営・講義だけでも激務なのに、ご自身の使命を果たすために、寸暇を惜しんで働いて働いていらっしゃるのですね。この講演も、どれだけ精魂込めて準備されたかと考えると、本当に感動しました。先生が今まで蒔かれた種は、先生の本の表紙のように、各地で芽を出していると思います。私も微力ながら、生きがいを創造し、自分の使命を果たしていくつもりです。
********************
突然のお手紙失礼いたします。
温和な笑顔と、学者としての謙虚さが印象的だった、飯田先生・・・この度、本当にラッキーなことに、京都での講演会を拝聴することができました!! それから3日経ちますが、いまだにコーフンが冷めません!!
唯脳論からスピリチュアル論までを巧みに網羅した、すばらしい内容で、専門的な内容も多かったのに、かみ砕いて説明してくださったおかげで、本当に分かりやすく、最後まで集中して聴けました。本当は「宇宙の真理」であるにもかかわらず、「こういう考えもあるんですよ」と仮定し、「活用」しながら、各個人が前向きかつ果敢に生きること・・・経済において、日本人は過去何十年間も上手に「改善」してきたのだから、スピリチュアルな面でも、この国民性の長所を生かせばいいこと・・・先生の提案なさること、ひとつひとつが、心に響きました!
でも、一度はあきらめたんですよ。当日は、朝6時からモーレツに働き、お昼ごはん抜きで京大に駆けつけたにもかかわらず、なんと2時すぎには「600人分の座席はおろか、立ち見もいっぱいで、申し訳ございません」と、スタッフの人に謝られたんですから!・・・でも、あきらめないでウロウロしていたら、最後の最後に、奇跡的に1階の後ろの立ち見席に潜り込むことができ、飯田先生のお姿とスクリーンを、生で拝見することができたのです。感無量でした! 本当にありがとうございました!
********************
飯田先生、初めてお便りします。
京都大学での講演、お疲れ様でした。また、大盛況、おめでとうございました。
微力ながら、盛岡より、応援に参加させていただきました。(トンボ帰りでしたけれど)
飯田先生の、さらなるご活躍を祈念いたしております。
またお会いできることを、楽しみに。草々。
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こんばんは。そしてお疲れ様です。
以前、亡くなった妻の本を送らせていただいた、神戸の****です。
京都大学の講演、本当にすばらしかったです。とても感動的な講演でした。一生忘れないでしょう。
先生の言葉で一番好きな言葉、それは、『死ぬということは、体から離れて生きるということ』。この言葉は、何度聞いても、何度読んでも、そのとたんに涙が出てきます。ガリレオの『それでも地球は周っている』に匹敵する、名言だと思います。やはり今回の講演でも、思わず涙が出てしまいました。
その夜、夢で不思議な事がありました。今までは、妻の夢を見たくてもなかなか出てきてくれず、時々出てきてくれた時は、亡くなるころの体調が悪かった時の姿ばかりだったのです。でも、京大講演の夜は違っていました。元気だったころの妻が、笑顔いっぱいで、私と楽しく遊んでいるのです。突然の季節外れの雪に2人ではしゃいだり・・・その夢を思い返すと、楽しくてしかたありません。先生の講演のおかげです。本当にありがとうございました。
先生、これからもお体に気をつけて頑張ってください。神戸から、先立った妻と2人で応援しています。
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このたびは、素晴らしい講演を、ありがとうございました。
会場の熱気はものすごくて、講演が進むにつれ、「人の愛情という酸素」に満たされていくのがわかりました。
この温かな空気の中でなら、歌っても大丈夫と、演台の中からギターが出てくるのを待ちましたが、最後まで歌は出ませんでしたね(笑)。
私は本当に、先生の歌が大好きなんです。次回、京都に来られる時には、ぜひ歌ってください!
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先生こんにちは!
予定通り、主人は会社を休んで、私を新横浜まで送ってくれました。名古屋で妹と合流し、京都で姫路から来た母と義兄と合流し、京大には11時半に着きました。炎天下で長時間並ぶ覚悟で参りましたが、会場で整理券を配ってくださり(92番でした)、開場までの2時間半、とっても有意義に待っていられました。
私は今まで、先生の講演は2回参加しましたが、そのどの回よりも、今回の方がアットホームな感じだと、私は思いました。開演時刻が近づくにつれ、会場が人であふれる様子を見て、私も嬉しくて、涙が出そうになりました。
飯田先生については初心者の母と妹も、「とても良かった」と言ってました。最後の30分間が駆け足で、スライドをじっくり拝見できなかったのが心残りですが、先生の「愛」に満ちた講演内容で、とても良かったです。本当に、ありがとうございました。
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飯田先生、はじめまして。
今は2:10。
もうすぐ先生の講演が始まります。
今日は、平安神宮から哲学の道を通って銀閣寺に行き、ホールにたどり着きました。せっかくなので観光です。
1時の時点で、整理券が378だったのですよ。
席について、ホッとして、ねむたくなりそう・・・。
今、その席で、この葉書を書いています。(さっき銀閣寺で買った葉書です)
先生から見て、左の真ん中あたりから応援しています!
追伸・・・今、終わったところです。もう最高!!!
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飯田先生、いつも、ホームページや書物でお世話になっています。
「いざ京都へ」、私も、飛騨・高山から、参加させていただきました。
「1時間くらい前に着けば大丈夫だろうな」、という甘い考えで京都大学に着いたところ、整理券を手にしたたくさんの人たちであふれていたので、一瞬、「しまった!」と青ざめてしまいました。どうにか、「723番」という整理券を手にして、2階のホールで、画面の上の飯田先生のお顔を拝見した時には、ほっとしました。本当に、一時は、入れないものとあきらめかけていたからです。
講演は、「生きがい論」が、最新の情報を交えながら、簡潔に、コンパクトにまとめられていて、わかりやすかったです。(さすがに、2階のスクリーン画面では、スライドの文字までは見えづらかったです) そして、これからの時代、飯田先生の「生きがい論」が、いろんな方面で活用されていくのだろう、と実感しました。
帰りぎわ、講演時には入れなかった1階大ホールを、悔し紛れにのぞいてみたところ、先生が、会場に残っていた方々と握手をしながら、汗をふきふき話されているのを近くで見ることができ、「お元気そうで良かった」と、安心しました。おまけに、となりに座った、大阪から来られた方とお知り合いになり、もう2度と足を踏み入れることがないだろう京都大学のレストランで食事をして、とても良い思い出になりました。これも飯田先生のおかげです。本当に、ご苦労様でした。ありがとうございました。
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先生、昨日の京大での大講演会の大成功、おめでとうございます。
これで先生の講演会は3度目でしたが、今回は、パワーポイントを使って非常に学術的内容であり、いつものホームページの先生とは違う世界に、感動することができました。
しかし、2時間前に到着して整理券410番には、驚きました。前日に京大に電話して受付時間を聞くと、「開演の30分前には担当が行っていますよ」と、気楽な返答が帰ってきていたのですが・・・私が心配したとおり、平日にもかかわらず、人、人、人でした。しかし、モニター部屋まですぐに準備してくれるとは、「さすが京大」とも感心しました。
今回は、8ヶ月の孫と娘と家内、3人(孫も勘定すれば4人)で聞けましたこと、本当に幸福に思います。
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飯田先生おはようございます。
昨日の京大での講演、聞かせていただきました。限られた時間の中で、あれだけの内容を話されるのに、とてもご苦労なさったことでしょう。
今回、ガチガチの唯脳論者である主人が、私のために年休をとってくれ、職場まで迎えに来てくれて、先生の講演を聞きに行ってくれました。講演会の夜、主人と2人で、これからの人生について話すことができ、主人も、先生のお話の中で、職場での働きがいのこと、自分の人生の目的などについて、考えさせられたとのことでした。また、今、私たちは、子どもたちとの親子関係についても、色々と思い悩んでいるところでしたので、先生のお話が心にしみ入りました。これからも、愛をもって、自分を信じて、あたたかい家庭を作っていきたいと、主人と話しました。
2階の画面会場でしたので、先生のお顔を実際に見ることができなかったことが、唯一の心残りではありますが、同じ京大の記念館の中で時間を共有させていただけたこと、本当に嬉しく思いました。先生お疲れ様でした。先生と主人と子どもたちに、心から感謝しています。
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昨日の京都大学時計台ホールでの講演、素晴らしかったです。
数々の事例に基づく「仮説」(実は真実)の効果と利用方法、「日本から発信する世界標準となる思考方法」など・・・先生の言葉のひとつひとつに、心が熱くなり、自然と涙がこぼれました。
でも、それ以上にうれしかったのは、飯田先生の講演される熱心な姿、あふれだした人々、身を乗り出して聞き入る聴衆、何度も首を大きく振ってうなづかれる京大の先生方(最前列の関係者席にいらした方々)・・・会場を満たす圧倒的なエネルギーに、「もう飯田先生も僕たちも、ひとりではないのだ」という充足感を、強く感じました。
講演後に会場に残っていると、うれしいことに先生に握手をしていただき、僕が「先生、ゆっくり休んでください」と挨拶させていただいたところ、先生は「ええ、僕にとって、もう明日からは、余生のようなものですから」と、笑ってご返答いただきました。それを聞いた瞬間、「困難な山の頂に立った人の答えだなぁ」と感じ、胸にグッと来ました。
私も会社経営の中で、従業員をやる気にさせたり、受け取った手形が不渡りになったり、販売価格がどんどん下落したり・・・正直、先生の著書に出会わなかったら、お金との正しい距離を保つことができず、もっとずっといやらしい人間になっていたと思います。今の日本社会は、先生のスピリチュアル・ケアを必要としているのです。私も、まっとうに働きながら、スピリチュアル・ケアの発信に努めていきたいと思います。
先生、どうしても僕たちは先生の思考力に期待してしまい、これからも数々の負担が先生の精神や肉体に及んでしまうのが、申し訳なく思います。でも、多くの人に希望の明かりを灯していく先生の偉業を、これからも力いっぱい応援させていただきたく思います。
長々と書き連ね申し訳ありません。今の気持ちの高まりを抑えられず、手紙を遅らせていただきます。
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はじめまして。
京都大学の講演、お疲れ様でした。大盛況でしたね。
私は、札幌から朝一の飛行機で伊丹空港に飛び、京都大学に12時40分頃に着いた時には、整理券はすでに248番でした。整理券1番の人は、いったい何時に来ていたのでしょうね?
先生がステージに登場した時の、満場のものすごい拍手に、感動して涙ぐんでしまいました。本当に、すごい拍手でした。
私はセラピストをしているのですが、講演で聞いた先生の言葉を忘れず、励みにして、明日から頑張りたいと思います!
本当にありがとうございます。
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はじめてお便り差し上げます。
京都大学でのご講演、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
HPを拝見して、私(富山市在住)も「いざ、行かねばならぬ」と奮い立ち、石川県の友人を誘って出かけました。少し早めに行ったつもりが、ロビーは人だらけ。整理券も終了後という最悪の展開のなか、最後の最後に、どうにか2階のモニター室に立ち見でもぐり込んで、講演を拝聴させていただきました。モニター室も、1階の会場と同様のものすごい熱気で、みな、先生の話に引き込まれているようでした。私は、はじめは、先生に温かい波動を送って応援するぞ〜と張り切っていましたが、講演が進むにつれ、次第に、先生の早口言葉を聞き逃すものかと、どんどん集中していきました。
私は「ツインソウル」も「創造2」も大好きですが、あれだけ科学的なデータを基にした学術的な話を聞くと、ますます「これは仮説ではない」と確信しました。あれだけの奥深い内容を、2時間にまとめる先生のご苦労は、計り知れないことだったでしょう。
講演の終了時は、2階のモニター室でも、大きな大きな拍手でいっぱいになりました。1階の会場には入れませんでしたが、2階のモニター室も、負けないくらいに温かな応援のエネルギーに満ちていました。本当に、ありがとうございました。
********************
「いざ京都へ」の巻
立ち見数百人! 入れなくて帰った人も数百人!
そんな中、初めて飯田先生にお会いできました。
私の予感で、「飯田先生は、きっと早期の来場者に配慮してくださるはず」と早めに出かけたら、やはり思ったとおり、予告のなかった整理券の配布が・・・11時に私がもらった整理券は、「72番」でした。イベント開催を仕事にしている私は、京大のスタッフの皆様の、来場者の安全に配慮した心遣いにも、感服いたしました。
会場の中には、愛に満ちた空気が流れ、講演が始まると、みな、先生のお心に包み込まれました。
先生どうか、お体大切にと、願うばかりです。
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京都大学でのご講演のご成功、心よりお慶び申し上げます。
あの京都大学においてもユーモアを交えて会場を和ませ、すっかりフミリンワールドに導いて下さいました。私も微力ながら2列目から「永遠の希望」を胸に抱いて応援いたしました。
あっというまの2時間が過ぎ、開演前のドキドキ感から、今は心がとても幸せな気分に浸っています。講演最後のページ、「こころの明るい未来を願って」を、是非ホームページで再度読ませて下さい。あの呼びかけは、とても勇気を与えてくれるエネルギーに満ちあふれていました。
本日は大変ご苦労さまでした。至福のときに感謝いたします。そして多くの同志と同じときを過ごせたことに、感謝いたします。
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こんにちは。
今日は、気合いと迫力の講演でしたね。茶系のスーツ(飯田注:私のイメージカラーであるモスグリーンのスーツでしたよ)と、白いシャツ(飯田注:見る人を和ませようとしてクリーム色のシャツでしたよ)もビシッと決まっていたし、髪も短くなっていたように思います。格好良かったです。
会場も、臨時会場も立ち見の方までいらっしゃいました。私と息子は10分前に着いたのでもう席は無く、通路の階段の所で、座ってお話しを聞きました。飯田さんが登場してすぐ息子は眠ったので、私はおかげでゆっくりお話しを聴くことができました。
実はこの数日、夜、息子が眠る時に、飯田さんのCDをかけて、抱っこして寝かせていました。飯田さんの「おやすみCD」に見られる声のパワーは、素晴らしいですね。
講演の内容も、かなり手直しされたようですね。本を一冊執筆したくらいの準備をされたのではありませんか。京都大学で発表するにふさわしい講演だったと思います。拝聴することができて、嬉しかったです。
講演の後に、偶然お会いでき、息子の頭を撫でてくださって、ありがとうございました。息子も、とても嬉しい顔をしていました。
無事にエベレストを下山された後には、ゆっくりお休みしてください。私達は、京都に三泊します。観光旅行できる良いチャンスです。これも飯田さんと京都大学のおかげですね。
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今日の講演会は、大盛況でしたね。
私は今日は午後の診療を休診にして、午前の診察が終わってすぐに京都に向かいました。何とか午後3時の講演会に間に合いましたが、客席は全部埋まっていて、出入り口に山のような人がいて、とても見れるような状態ではありませんでした。
後方のドアから中に入ると、座席の後ろ側は立ち見の参加者でいっぱいでした。座席と座席の間の通路に座っている人がいたので、私も通路に腰を下ろして講演会を聴きました。
今回は飯田先生の講演会では初めて、パワーポイントのスライドを使って講演されましたね。アカデミックで非常に分かりやすい講演で、2時間という時間をフルに使って、京都大学の先生方にも、一般の人にもよく分かる講演でした。最初少し緊張されていたようですが、その後は、いつもの飯田先生の講演のペースでしたね。
大成功で無事に終わりましたこと、本当におめでとうございます。
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今日は本当にお疲れ様でした。
いま皆と、講演の成功をお祝いしています。良かったです〜。
先生を応援したくて馳せ参じましたが、すごい人だかりで、びっくりしました。私は、あまりの人だかりでホールには入れず、ホールの横の廊下で拝聴させていただきました。声の調子だけで想像するしかないのですが、最初に話をされた大学関係者の方も、飯田先生も、こんなにたくさんの人が来るとは思っていなくて、その事態に本当に恐縮されて動揺されているようで、思わずこちらも心の中で、「いやいやそんな、お気になさらずに」と、思ってしまいました。
でも、講演が始まると先生は流暢で、力強く、とても気合いが入っているような感じがしました。まさに、飯田節炸裂! 3時間のお話を2時間に縮められたからか、緊張感はありつつも流れるような感じで講演が進められて、「廊下なのでスクリーンが見えないから眠くなるかな」と思っていたのに、声だけでも話にグイグイ引き込まれ、ぜんぜん眠くなりませんでした。
先生を応援するぞ、と馳せ参じたのですが、やっぱり結局、こちらが先生に励まされて終わりました。明日からがんばります!
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昨日はありがとうございました。
また、伝説を作ってしまいましたね。あの大盛況ぶりは、長く語り継がれるでしょうね。お疲れ様でした。
「3時間を2時間に収めるので、削る」とおしゃっていたのに、常連さんのために、本邦初公開ネタをいくつも残してあって、嬉しかったです。私は「しいたけネタ」も、初めてでしたが・・・。
今回の大成功で、また、自信を持って「いきがい論」を実践しつつ、人にも薦められます。これから人に紹介する時には、「あの京大の時計台記念館を満員御礼にして、なおかつ別室にまで立ち見を出した飯田先生」と、枕言葉をつけてから紹介することができますから(笑)。
お忙しいでしょうが、お体に気をつけて、くれぐれもご無理なされませんように。
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登頂のご成功、おめでとうございます!
すべてを賭けて準備された講義内容は、素晴らしい芸術のようでした。
エネルギーにあふれた力強い声と、スライドの文字によって、二重に、私たちの心の中に刻印されました。
私は、ホールに入ることができず(涙)、2階の別室より、たくさんの同志の方々と、スクリーンに向かって応援させていただきました。でも、2階も、すごい熱気でしたよ。
講演終了後、1階をのぞいたら、飯田先生に向かって、長〜い列ができていましたね。遠慮しようと思っていたのですが、最後の方の順番が終わると、思わず飛んで行ってしまいました。胸がいっぱいで言葉が出てこなくなり、「ありがとうございました」と言うのが精一杯でした。
お体を休めて、どうぞゆっくり静養なさってください。
平成維新、ばんざ〜い!
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はじめまして、先週の京大での講演に参加させて頂いた**と申します。先生の御本のおかげで、死の境地から救われました。そして、ずっと、いつか先生の講演を拝聴したいと願っておりました。今回、私の生まれ育った京都で、しかも一生行くことはないと思っていた京大にも行くことができて、感謝の気持ちで一杯です。
前から3列目、まん中あたりの席を確保でき、とても興奮! そして、優しく包みこむような先生のお声! 必死にメモをとりながら、あっという間の2時間でした!
そして、最後に語って下さった先生の夢に、鳥肌が立ちました。それこそ私の望んでいるものであり、私も先生の教えを乞いたいと思いました。先生、どうかお身体に気をつけて、先生の夢を果たすべく歩んで行って下さい。私のような無学な者でも、いつか先生の教えを乞える時が来るという夢を持って生きていけます。本当に、ありがとうございました。
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こんばんは、京大での講演お疲れ様でした。
私も今回は、東京から遠路はるばる京都まで先生の応援に駆けつけたのですが、いや〜行った甲斐がありました。
先生の講演を聞くのは、今回で3回目ですが、これまでの中で一番良かったです!
内容も大変わかりやすくて、改めて「生きがい論」を再認識することができました。プロジェクターを使って、話す内容をスクリーンに投影したのも、大変良かったと思います。過去の先生の講演の時には、つい聞きそびれてしまう事が何度かあったのですが、今回は全くそのような事もありませんでした。京大の関係者の方々も、きっと「生きがい論」に共感されたのではないかと思います。
ところで、講演の中で先生が「私と同じように生きがい論を理解している人達が増え、その人達がまた生きがい論を広めてくださるのが望みです」という趣旨のことを仰っていましたが、本当にその通りですよね。私も微力ながら、お手伝いいたしますし、先生の夢のためなら、いくらでも応援してくれる「生きがい論」仲間もいますので、何かありましたら、遠慮なく仰ってください。
それでは、もうまもなく本格的な夏の到来ですが、くれぐれもお体には気をつけてください。
※ 講演前のロビーは大変な人だかりでした。写真をお送りいたしますのでご覧ください。
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・・・と、実は私自身も、この写真を拝見して初めて、「おお! 思っていたよりも、男性の姿が目につくぞ」と、喜んだのです。私の講演会には、ふだんは圧倒的に女性が多いのですが、今回の京大講演会には、ふだん潜伏なさっている男性諸氏の方々が、仕事を休んで「いざ!」とご来場くださったようです。同性から評価いただけるというのは、本当に実力のみの評価ですから、とても嬉しいんですよ。
(とはいえ、決して、女性が嫌いだと言っているわけではありません。もちろん、当然ながら、言うまでもなく、女性は大好きですので、どうか誤解なさらないようお願いいたします・・・笑)
6月24日版 御礼
京大講演、なんとか無事に終えることができました・・・(涙)
皆様の応援のおかげで、私の乏しい力を必死で振り絞って、精一杯にお話させていただきました。当然ながら、いろいろな評価や反応があるでしょうが、私としては、「与えていただいた条件の中で、現在の自分に可能な最善を尽くした」という納得感がありますので、それだけで充分に幸せです。
ただし、定員500名の時計台記念館と、映像を同時中継した2階会場100名、合計定員600名分の整理券が早々に無くなり、急きょ、立ち見の追加整理券を手書きで出しましたが、結局、800番の整理券まで出したところでドアから溢れたため入場を中止・・・したがって、その後においでくださった数百名の方々が、開演前に到着したにもかかわらず入場できずに、泣く泣くお帰りになったとのことでした。せっかくおいでくださったのに、本当に申し訳ありません。この場を借りて、心よりお詫び申し上げます。
その後、私は予定を変更して九州・長崎に向かい、先日緊急入院なさった難病患者さん(以前このHPでご紹介した「車椅子父さん」)の入院先を訪れ、奥様や息子さん(よっち君)と、色々なお話をいたしました。あれこれと事情が生じて、帰りの特急指定券もキャンセルして、予定よりもはるかに長時間、病室に滞在しました。詳しいことは私からは決して書けませんが、顔で笑って心で泣きながら、張り裂けそうな胸で病院を後にしました。どうか、皆さん、「車椅子父さん」のために、祈っていただけますようお願いいたします。
かくして、福島〜京都〜長崎〜東京〜福島と大移動したため、今夜はぐったり疲れております。京大講演のこぼれ話などは、また近日中に、疲労が回復してからご紹介しますので、少々お待ちください。
・・・というわけで、今夜は、取り急ぎ、これにて失礼させていただきます。
全力での応援、本当に、ありがとうございました。
心より、深く感謝申し上げます。
6月19日版
ついに、運命の「京大講演」が、明後日に迫ってしまいました(涙)。
実は、ここにきて、次のようなお葉書&お手紙が、たくさん届き始めております。
なんと、東北の秋田から、寝台特急を使ってまで、「いざ京都!」と馳せ参じてくださるとは!
その他にも、北海道、関東、愛媛、広島、福岡、佐賀、名古屋、岐阜、福井、新潟、和歌山の山奥(3歳児を連れて京都まで車で6時間かかるそうです)、そして沖縄からも、「なんとか直前に都合がついたので、当日は応援に馳せ参じます!」という嬉しいお言葉が、何通も届いておりました。本当に、ありがたいことです(涙)。
中には、このような封筒も・・・
おいおい、「京都へ応援に行きます」係なんて、飯田研究室のどこにも存在しませんよ・・・何しろ、飯田研究室は、私ひとりきりですからね(笑)。
さらに、こんなお手紙も・・・
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飯田先生
私は今ちょうど、謡曲「鉢木」の稽古をしています。「佐野源左衛門常世」が「錆びたる長刀を持ち。痩せたる馬を自身ひかえたる武者一騎あるべし。」・・という風情で鎌倉へ。
当日は、たとえ体は行けなくても、ものすごい数の活きのいい「常世」さんたちの魂が、京都に駆けつけますよ。
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・・・どうやら、「いざ鎌倉」(いざ京都)という言葉が、私の読者の方々の間でブームになっている様子で、ほとんどのお手紙に、この言葉が書いてあるのです。そこで、何でもすぐに調べてしまう「学者肌」の私は、有名な「いざ鎌倉」の語源となった謡曲「鉢の木」について、調べてみました。以下に、その「あらすじ」をご紹介します。
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謡曲「鉢の木」あらすじ
(群馬県を紹介するホームページ「からっ風くらぶ」さんより引用。飯田が句読点など、ごく一部を変更)
ある雪降る日の夕暮れだった。1人の粗末な身なりの旅の僧が、上州佐野(高崎市佐野町?)にやってきた。あまりの寒さに一晩の宿を求めようとしたが、辺りは家もまばらでなかなか宿が見つからなかった。やっと一軒のあばら家を見つけ宿を頼んだが、「あいにく主人が留守なので・・・この先に山本という宿場がありますので、そこで宿を求められては如何でしょう」と断られてしまった。しかたなく旅の僧は、また雪の中を疲れた足取りで山本へ向かい歩き始めた。その後ろ姿を見送っていた婦人は、宿を断ったものの気の毒に思い、主人に事を告げるため迎えに出て行った。そのとき雪を打ち払いながら家の主人が帰ってきたので、早速婦人は主人に旅の僧のことを告げ、「この時間にあの疲れきった足取りでは、とても日のあるうちに山本へは着きますまい。途中で凍えて倒れてしまってはあまりに気の毒です。一晩だけでもお泊めしてはどうでしょう」というと、主人も心を動かされ僧の後を追いかけた。
しばらく行くと、降り積もる雪の中で疲れ果てたたずんでいる旅の僧に出会った。「旅の方、なにもおもてなしできないあばら家でございますが、一晩お留めいたしましょう」、主人はやっとのことで旅の僧を伴って家に帰り着いた。「見ての通りのあばら家ですが、雪風を避けることはできましょう。食べることにも事欠く始末でなにもおもてなしできませんが、ありあわせの粟粥でよければ差し上げようとおもいますが」・・・僧は喜んで粟粥を食べ、腹が満たされるに従い、いくらか元気になってきた。
3人は囲炉裏の周りで食事をしていたが、夜が更けるにつれ、次第に火が落ちてきた。戸の隙間から入り込む隙間風は、身を切るように冷たかった。「冷え込んで寒さが身にしみますが、あいにくと囲炉裏にくべる薪がありません。しかし、今日はせっかく旅の方が泊まることになったので、盆栽を焚いて、せめてものもてなしといたしましょう」・・・見ると部屋の片隅に、見事な松・梅・桜の鉢植えがあった。「お志はとてもありがたいが、そんな見事な鉢植えには滅多にお目にかかれるものではありません。せっかくですが思いとどまられるよう」と、慌てて止めようとしたが、主人は僧の言葉に耳を貸さず、鉢植えの盆栽を3本とも切って囲炉裏にくべてしまった。
旅の僧は、主人の厚意に感謝しつつ名前を聞いたが、主人は謙遜して答えようとしなかった。「お見受けするところ、貴方は只者とも思えません。このような生活をなさっているには、何か訳があるのではありませんか?」と重ねて尋ねたところ、「それほどまでおっしゃるならば」と、主人は自分の身の上話をはじめた。「私は佐野源左衛門常世と申し、もとは佐野とその近郷30余ヶ村の領主でしたが、一族の者どもに所領を奪われ、現在では落ちぶれて、このような始末となってしまいました。しかし、このように落ちぶれてはいても、私も関東武者の端くれ、具足も刀も馬も手放してはおりません。『いざ鎌倉!』という時には、傷ついた具足に身を固め、錆付いた刀を持ち、痩せ馬に打ち跨って、真っ先に幕府の大事に駆けつけて、敵の大軍に切り込み、一番槍の手柄を立てる所存です」・・・一言一言に覚悟を込めた話に、涙を浮かべながら感動の面持ちでじっと聞いていた僧は、翌朝主人に暇乞いして、また旅立っていった。
やがて雪は消え、春になってある日のこと、突然鎌倉より、「関八州の御家人は一族郎党を連れ鎌倉にすぐさま集まるように」と、御家人召集の沙汰が伝えられた。佐野源左衛門常世は、「ついに待っていた時が来た!」と、鎌倉に駆けつけた。やがて幕府より沙汰があり、先の執権・最明寺入道時頼の御前で、各地の御家人が一同に会した。やがて話は進み、各御家人が時頼の御前で親しく言葉を交わしはじめたが、やがて順番がやってくると、佐野源左衛門常世も煌びやかな具足を身にまとった御家人達の前に進み、みすぼらしい出で立ちながら、少しも悪びれた様子も無く、御前でかしこまった。
「おお、佐野源左衛門か。いつぞやは、大雪の日に大層世話になった。あの時の言葉に違わず、真っ先に鎌倉へ馳せ参じたるは感心の至りじゃ。さて、お主が一族の者どもに奪われた所領に関して、理非は明らかじゃ。よって佐野30余郷は、お前に返すものとする。また、雪の日に秘蔵の鉢の木を切ってもてなした志は、まことに天晴れ。なによりの馳走であった。よってその時の返礼として、加賀梅田、越中桜井、上野松井田をお前に授ける。」
あの時の僧が先の執権であったことに驚き、顔を上げることもできない源左衛門をそのままに、時頼は更に一同に向かって、「御家人の中に訴訟のある者は遠慮なく幕府に届けよ。理非を正して公平に裁くであろう」と言うと、一同は謹んでかしこまった。そんな中を、佐野源左衛門常世は、喜びに満ちて御前を下がった。
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・・・なんと、感動的なお話なのでしょう。
特に、赤線の部分(落ちぶれた武者・佐野源左衛門常世の言葉)は、原文では、次のような格調の高い名文なのです。
「今にてもあれ鎌倉におん大事(だいじ)出(い)で来(く)るならば、千切(ちぎ)れたりともこの具足(ぐそく)取つて投げ掛け、錆(さ)びたりとも薙刀(なぎなた)を持ち、痩(や)せたりともあの馬に乗り、一番に弛(は)せ参じ着到(ちやくとお)に付き、さて合戦始まらば敵(かたき)大勢ありとても、一番に破(わ)つて入(い)り、思ふ敵と寄り合ひ、打ち合ひて死なんこの身の、このままならば徒(いたず)らに、飢えに疲れて死なん命、なんぼう無念のことざうぞ。」
ここまで書いて、ふと気づきました・・・
こんなこと書いてる場合じゃないのです・・・今夜も全力で、講演原稿の最後の仕上げをせねば(笑)。
・・・というわけで、わざわざ京都大学までおいでくださる方々も、ご都合が合わなくておいでいただけない方々も、21日(木)の午後3時からは、どうか全力で応援してくださいますよう、心よりお願い申し上げます。(なるべくお早めに、おいでくださいね)
私も、この地球という星における「スピリチュアル・ケア」の未来を切り拓くという使命を背負い、今生でいただいた学者生命を今こそ賭けて、ソウルメイトの皆様の応援のエネルギーを満身にいただきながら、全力で精一杯がんばりますね!
それでは、いざ出陣!・・・21日の午後3時に、京都大学時計台記念館で、お会いしましょう!
6月15日版
月日の経つのは速いもので、人生最大の試練、京大講演まで、残すところ1週間になってしまいました。
すでに大学も再開され、学部の授業、大学院生たちの指導、5つも兼任している学内委員関係の激務(そのうち1つは委員長)、東北大学大学院での授業(金曜日に仙台まで行っています)などで日が暮れる毎日に、すっかり戻っております。
肝心の講演準備の状況はといえば・・・実は、大変なことになってしまい、頭を抱えております。
今回の講演は、普段の一般向け講演と異なり、京大の学生諸君や教授陣、つまり「とても優秀な頭脳をお持ちの一方で、私の生きがい論には初心者の方々」を念頭に置いた内容なので、パワーポイント(スライド)を多用して論理的なお話をすべく準備したのですが・・・私の「生きがい論」に初めて触れてくださる方々に対して、誤解なく理解していただけるように、万端まで行き届いた配慮を心がけた結果、なんと「3時間」を要することが判明してしまったのです(涙)。
しかし、私に与えられている講演時間は2時間・・・つまり、現時点で用意してある講演内容を、3分の2に減らさなければならないのです。ところが、私から見ると、「誤解を受けないよう正確にお伝えするためには、どうしてもお話しなければならない内容」ばかりで3時間分になってしまったわけですから、どこをどのように削ったとしても、私のイメージ通りにお伝えするのは不可能になってしまうというわけです。それでも、大いに内容を削って2時間に収めなければなりませんから、現在、まさに断腸の思いで、まるで我が子を手放すがごとき寂しさを味わいながら、内容を泣く泣くシェイプアップさせているところです。
すると、そんな思いで苦しんでいる私の心に、かつてどこかで聞いた、ある有名な格言が浮かんできました・・・「これ以上は付け加えるものが無くなったという時ではなく、これ以上は削るものが無くなったという時こそが、その作品が真に完成した瞬間である」と。
そう、そうなのです・・・私の肉体のダイエットは間に合いませんが、講演内容のダイエットならば、あと1週間あれば充分に間に合うではありませんか!・・・かくして私は、「より内容の濃い講演」を目指した段階から、「より研ぎ澄まされた講演」を目指す段階へと、ステップアップしているところです。
なお、「どうしても入場したいので、ぜひとも飯田先生のホームページで予約ができますよう、ネット予約の開始をお願いします」というお手紙が速達で届いていましたが、現在の私は「講演」そのものに全力投球しておりますので、申し訳ありませんが、そのようなシステムを構築している時間はございません。また、私は講演を依頼された「講師」にすぎませんので、主催者に対して、ネット予約のシステムや整理券の配布をお願いできる立場でもありません。当日は、入場無料でもあり、シンプルな「先着順」だそうですので、ご心配の場合には、なるべくお早めにおいでくださいますようお願いいたします。(私の友人のほとんどは医療・福祉・教育・経営関係者であり、平日はどうしても仕事があって参加できないそうなので、私自身の感触としては、お席には充分に余裕があると思っています。ただし、講演会のポスターを、京都の様々な公的施設に掲示してくださっていますし、会場の時計台記念館に用意くださっていた講演会案内のチラシも、一般市民の方々が持って行かれて早々に品切れになったそうですので、もしかすると、このホームページの読者以外の地元の方々が、口コミで予想以上にご来場くださるかもしれません)
そういえば、こんなお葉書が届いていました。
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先生こんにちは!
私も、「いざ京都!」と馳せ参じます。
なんと、ふだんは先生の本を拒絶している唯物論者の主人が提案してくれて、しかも主人は当日は会社を休んで、新横浜まで私を送ってくれるそうなのです。本当に驚いています。
私は護摩焚きも祈祷もできませんが、会場で精一杯、先生を応援しています。(なぜか、主人からも励まされました・・・)
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私は、このお葉書を拝読して、「唯物論者であるご主人」の寛大なお気持ちに、感謝感激してしまいました。ふだんは、唯物論者として私の著書を拒絶なさっているにもかかわらず、今回に限っては、奥様の京都行きを快く応援くださっているご主人・・・きっと、ご主人も、人生最大の試練に挑戦する私の姿に、ご自分の姿を投影され、真剣勝負の場に向かうひとりの人間に対して、主義主張の違いを超えて共鳴(同情?)くださったのでしょう。本当に、ありがたいことです。「勇気を振り絞って全力で困難に挑戦する」ということの普遍的な価値は、表面的な主義主張の違いを超えて、あらゆる人間に共通のものであるはずですからね。このご主人の、「主義主張を超えた温かい後方支援」に対して、心より深く感謝申し上げます。
当日は平日なので、お席には余裕があるとは思いますが、万が一の場合に備えて、できるだけお早めにおいでくださいね。
(もしも入場待ちの列が長くなってしまったら、私の準備ができしだい、私の判断で開場時刻を早めても良いそうなので、ご期待ください)
それでは、あと一週間、力を合わせて、がんばりましょう!
6月6日版
御礼
久しぶりに大学に出てみたところ、私の誕生日(6月3日)の祝いも兼ねて、あと2週間後に迫った京都大学での講演に対する応援のお手紙が、たくさん届いておりました。申し訳ありませんが、今は拝読するのが精一杯であり、個別にお返事する時間がありませんので、この場を借りて、皆様に厚く御礼申し上げます。(皆様への御礼に時間を使って、肝心の京大講演の準備がおろそかになってしまったのでは、本末転倒ですからね・・・笑)
皆様からいただいたエネルギーをフルに使って、全力で講演準備を進めております。どうか、あと2週間ほど、温かく見守っていてくださいますようお願い申し上げます。
人生最大の試練に直面しながらも、数多くの読者の皆様と力を合わせて挑戦できる私は、本当に幸せ者だと痛感しています。
おかげ様で、私は孤独ではありません・・・日本中からの全力の応援、本当にありがとうございます!
・・・ということで、今夜も、朝まで(昼寝をしながら)がんばりますね!
(京大での講演は、いつもの一般向け講演とは大いに異なる専門的内容になりますので、どうぞお楽しみに)
5月29日版
なんと、わざわざ、この「みちのく」の奥地にある、わが福島大学にまで「はしか」のウイルスがおいでになり、28日の18時をもって、大学のキャンパスが閉鎖されてしまいました。しかも、6月10日(日)まで、13日間もの閉鎖なのだそうです。先ほど噂で流れてきた情報によると、学生はもちろんのこと、教官も、よほどの事情がなければキャンパスに立ち入らないよう指導されているとのこと。(何しろ、大人が「はしか」にかかると、命にかかわるほどの重大な病状になる危険性が、充分なのだそうです)
私などは、「関東平野で流行しているとはいえ、いくら何でも、白河の関を越えてまで、東北の地にやって来ることは無いだろう」と楽観視していたのですが・・・今は、昔と違って新幹線が通っていますから、悪党ウイルスは容易に関を越えた様子です。
この緊急連絡を聞いた私は、当初、ガッカリ落胆してしまいました。なぜなら、2回分の授業が休講になり、その授業は夏休みの補講によって補う必要があるため、今から楽しみにしている(笑)夏休みの日数が、大いに減ってしまうことは間違いないからです(涙)。昔と違って、今は文部科学省がうるさいので、「半期2単位で15回の授業」を確保しなければ問題になるため、「休講したら必ず補講する」というのが大原則。(私立大学の事情はわかりませんが、国立大学系の福島大学は生真面目なのか、文部科学省の指導にめっぽう弱いのです)
しかし、しばらく経って気を取り直してみると、ここで2週間の「授業休み」をいただいたということは、今まさに「京大での講演」という「人生最大の試練」に直面している私にとって、天から贈られた素晴らしいプレゼントではありませんか!
なにしろ、大学内の委員長職にある私は、このところ、来月の教授会で審議する資料の作成など、委員長業務に追われていたのです。そのうえ、先日に脳出血で他界した後輩の助教授の授業のフォローや、その助教授の3つの委員会委員を全て私が引き受けるしかなかったため、目の前の授業や雑務に忙殺されてしまい、肝心の京大での講演の準備が、実際にはほとんど進んでいませんでした。(前回のHPをご覧いただければわかるように、気合いだけは、不屈の闘志で全力全開だったのですが・・・現実問題としては、どうにも時間が取れなくて・・・)
そのような逆境の中、京大での講演まで、あと3週間ほどしかなくなったという、この時期・・・この大切な時期に、「はしか」のおかげで2週間もの「授業休み」をいただいたとは、なんという幸運・・・これで、あら不思議、私のスケジュールに延べ何十時間もの余剰時間が生まれ、さっそく授業休みの明日から、全力で講演準備に専念できるではありませんか!
「おお! 天が、私のために、講演準備の時間を与えてくださった・・・天は、確かに、私を全力で応援くださっている!」と感涙にむせんだ私は、ますます、燃えに燃え上がったのでありました。
それに、考えてみると、脳出血で先立った後輩の助教授は、奇遇にも、京都大学の出身ではありませんか!・・・きっと、彼が天に向かって、「時間破産で倒れそうな飯田さんを、なんとか助けてあげてくださいよ」と、頼んでくれたに違いありません。彼の魂も、愛する母校で講演する私のことを、全力で応援してくれているのでしょう。
天からいただいた貴重な2週間を使って、悔いの残らない最高の講演ができますよう、準備にベストを尽くしますね。
本当に、ありがとうございます!
(とはいえ、「はしか」にかかってしまった学生さんは、誠にお気の毒です。一刻も早いご回復を、心より祈念いたしております)
5月24日版
前回の更新以後、全国各地や海外からも、温かい応援のお言葉を、たくさんいただいております(涙)。
特に今回は、同じ学術界に身を置く大学教授の方々からのお手紙が目立っており、ある教授の「飯田先生の緊張感は、私の緊張感でもあります・・・なんとか登頂して、無事に下山してください」という表現に象徴されるように、このたびの私の挑戦の厳しさがよくわかる方々ほど、切実な思いで応援くださっているようです。別の大学教授も、「飯田さんのお気持ちは、わが事のようによくわかりますので、私も仲間たちと全力で応援しています」と、嬉しいお言葉をくださっていました。
また、今回は、宗教界の方々からのお手紙も目立っており、僧侶の方々や神父・牧師の方々、そして神主の方々まで、宗教宗派・思想信条を超えて、それぞれの方法で、私のために祈りを捧げてくださったり、護摩を焚いてくださったり、御祓いをしてくださったりしているそうです。ふだんは、宗教界の方々からお手紙が届くことはほとんどありませんので、私の本は宗教家の方々には必要とされていないのだろうと思っていたのですが、わざわざ感想文など書かないだけで、実は様々な宗教で「導師」の地位にいらっしゃる方々が、私の本を愛読くださっていたのだということが、今回初めてわかって感激しております。
そのほかにも、様々な立場の多くの方々が、応援のお手紙をくださっています。この場を借りて、心より深く感謝申し上げます。本当に、ありがとうございます。
ただし、やはり平日なので、皆様なかなか時間を取ることができず、実際に会場までいらっしゃるのは難しいようです。それでも、少数とはいえ来場いただける御方もいらっしゃり、それらのお手紙にしばしば出てくる表現が、「いざ鎌倉、とばかりに京都に向かいます!」といったお言葉でした。あまりにも、この表現が共通して出てくるので、「そういえば、昔、教科書か何かで習ったぞ」と面白がって調べてみると、「『いざ鎌倉』とは、大切な人に何か一大事が起きた時に、日頃の恩返しをすべく馳せ参じること」と書いてあり、「鉢の木」という有名な「能」の謡曲に基づいた言葉であるとのこと。このようなお気持ちで「いざ京都へ!」とおいでくださるとは、私は何という幸せ者なのでしょう。もちろん、諸事情で来場いただけない多くの方々の応援に対しても、感謝の気持ちで一杯です。皆様の祈りを全身で受け止めながら、講演の成功に向けて、全力で準備させていただきますね。
ここで、たくさんのお手紙を代表して、ひとつだけ、お葉書をご紹介いたします。(これで全文です)
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親愛なる飯田史彦先生
5月14日のホームページを見て、舞い上がっております。ここ何日か、先生のCDで「逢いたい」を毎日何度も拝聴しながら、「京都に先生が来てくれないかなぁ」と思っていただけに、びっくりして飛び上がりそうです。
先生の講演は、大いに泣き、大いに笑えるから大好きです。京都でお会いできること、楽しみにしています。
ぜひ、新曲「逢いたい」、歌ってくださいね!
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ふむぅ・・・天下の京都大学、しかも我が国学術界の象徴である時計台記念館大ホールで、有名な大学者の方々を目の前にして、私がおもむろにギターを取り出し、自作の「逢いたい」を歌い始める・・・これぞ、まさに、京大の歴史に残る講演会(大事件?)になることは、間違いありません・・・というか、そんな愚行、できるわけないじゃないですか!(笑)
しかし、何度読み返しても、決して冗談ではなく大真面目に「歌ってくださいね!」と書いてあるお葉書を手にして、私はあまりにも無茶苦茶かつ純真無垢なご要望に、お腹の底から大笑いしてしまいました。「おいおい、そんなこと、できるわけないじゃん!」と心底あきれながらも、一方では、「う〜ん、もしも、そのようなことができたならば、まさに、私の人生で最高の晴れ姿・・・」と、うっかり夢見てしまっている自分がいるのです(笑)。実際には、ギターを抱えて歌うどころか、今回は学術的な真剣勝負の場ですから、いつもの講演会よりもはるかに生真面目な私が存在するはずですが、「いざという時には、開き直って、歌ってしまおう・・・そのためには、まず、演台の中にギターを隠しておいて・・・」などと愚かな妄想にふけるだけで、余計な緊張感が吹き飛んでいくのです。(とはいえ、現実には、絶対に歌ったりしませんよ!)
かくして、この一通のお葉書のおかげで、私はずいぶん気持ちが軽くなり、荒唐無稽な楽しい空想に浸ることさえもできるようになりました。いやはや、精神的に追い詰められている時には、このようにして、ちょっとしたひと言で、ずいぶん気が楽になるものなのですね。このお葉書をくださった御方に、心より感謝いたしております。
・・・という感じで、皆様から明に暗にいただく応援を心の支えにしながら、私、飯田史彦は、不屈の闘志をもって、全力で講演の準備をさせていただいております。今、燃えに燃えておりますので、どうか、あと1ヶ月間ほど、皆様も、不屈の闘志をもって全力で応援くださいますようお願い申し上げます。どのような結果になろうとも、決して悔いを残さないように、ぜひとも一緒に力を合わせて、登頂に挑戦しましょう!
5月16日版
あまりにも光栄なお話で、信じられない展開ですが・・・
わが国学術界の頂点「京都大学」からの公式なご依頼で、京大の象徴「京都大学時計台記念館」大ホールにおいて、その名も「生きがいの創造」と題する私の単独講演会を、来月に一般公開の形で開催くださることが確定しました。私独自の「生きがい論」を、京大の教授陣や学生さん、そして京都市民をはじめとする日本国民の方々に向けて、京大主催講座として堂々と語らせていただけるそうです(涙)。
京都大学の「創立100周年・時計台記念館」の大ホールといえば、京大ばかりでなく日本の学術界の象徴として記念切手になっているほどの存在であり、そのような場で単独の講演会を開催いただけるのは、ノーベル賞を受賞なさったような大学者のみだと思い込んでいた私は、「なぜ、この私が?」と耳を疑ってしまいました。そのため、「これは何かの間違いではないか」と、喜ぶというよりも半信半疑でお受けしたのですが・・・その後に先方で着々と準備が進み、「大学内の委員会で了承され確定したので、ポスター作成の材料を送るように」との指示があった時点で、ようやく「これは現実なのだ」と理解した、というわけです。
しかし、正直に告白すれば、「これは現実なのだ」と理解した瞬間から、私の心は、かつてないほどの猛烈なストレスに襲われています。なにしろ、ご存知のように、京都大学といえば、わが国の(つまり世界の)唯物論・唯脳論的科学の最高峰(まさにエヴェレストのような存在)ですから、私にとって「人生最大の試練」となることは、間違いありません。学術界に身を置く方々ならばおわかりでしょうが、私は世界の最高権威の方々から、一言一句、一挙一動を厳しく評価されることになり、軽はずみな言動は一切できないのはもちろんのこと、わずかなミスも許されません。それこそ、一歩間違えば、私の「生きがい論」の今後どころか、飯田史彦という研究者の存在価値そのものが、木っ端みじんに否定されてしまうのです。いや、私の研究者生命など重要ではなく、それよりも、私が大舞台で大失態を演じてしまうことにより、せっかく日本でも陽が当たり始めた「スピリチュアル・ケア」の概念が、「こんなもの学問に値しない」と一笑に付されてしまう危険性こそが、最も恐ろしいと言えるでしょう。このような重責を担う今回の講演会は、まさに命がけの真剣勝負そのものであり、私の人生で最大の試練となることは、疑いの余地がありません。
事実、京大での講演会が正式に決まった日の夜から、私はストレスで眠れなくなり、ようやく何とか眠っても、「壇上で必死に講演している夢」ばかりを見るうえ、「大失敗して満場の嘲笑を浴びる」という悪夢にうなされては目が覚める、という辛い状態を繰り返しています。私は決して超人ではなく、読者の皆様と同じ、ひとりの人間だからです。(皆様に大好評の「おやすみCD」を生み出した私自身が、ストレスで眠れない夜を過ごして苦しんでいるとは、ああ、何という皮肉なのでしょう・・・笑)
けれども、今回の「光栄きわまる試練」をお受けしようと決めたのは、私自身なのです。新刊『永遠の希望』で描写した表現を応用すれば、「嵐の中で山頂を目指してデス・ゾーンに突入するかのような無謀な挑戦」を選んだのは私であり、これは確かに自分が望んだ道であって、私の意志で挑戦を決めた試練なのです。挑戦のストレスを避けたいのなら、楽な道を選んで、謹んでご辞退すれば、何も失わずに現状維持で済んだのです。それにもかかわらず、すべてのリスクを承知のうえで、私が自分の意志で「挑戦しよう」と決心したのです。確かに、人生最大の試練ではありますが、わずかな可能性とはいえ、私が天からいただいたチャンスで全力を尽くすことによって、「世の中の現状に一石を投じ、さざ波のような波紋を広げる」という使命を、微力ながら果たすことができるかもしれません。まさに、最大の試練は、最大のチャンスでもあるからです。
そこで、愛読者(同志)の皆様に、お願いがあります。私がこのような自分勝手なお願い(皆様のお力に頼ろうとすること)を申し上げるのは、おそらく最初で最後だと思いますので、どうか今回だけはお許しください。そのお願いとは・・・
実は、今回の講演会は、一般公開してくださるとはいえ、京大の教授陣や学生さんたちにご出席いただくご都合により、土日や休日の開催ではなく、次のように、一般の方々にとっては非常に参加が難しい日時に行われるのです。
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飯田史彦講演会「生きがいの創造」
日時: 6月21日(木曜)、15時開演〜17時終演予定
演題:「生きがいの創造 〜医療・福祉・教育分野におけるスピリチュアル・ケアの有効性と問題点」
会場: 京都大学「時計台記念館」大ホール(定員600名程度)
(京都市左京区吉田本町、京都大学本部構内正門正面。JR京都駅よりバスで35分「京大正門前」、タクシーで25分)
主催: 京都大学(こころの未来研究センター)
一般参加: 入場無料、予約不要で、どなたでも自由にご参加いただけます。会場に直接においでください。
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このような厳しい日時での開催ですが、どうか、あなたの応援のエネルギーで、私を助けていただきたいのです。会場の大ホールの収容人数は600名程度ですが、京都大学の内部の参加者(教授陣と学生さん)は200名程度だそうですので、残りの座席を、応援のエネルギーをくださる同志の皆様で少しでも満たしていただければ、会場全体の波調が、きっと温かいものへと変わることでしょう。講演会というのは「生きもの」ですから、会場を満たす意識の波調が、厳しく評価しようとする冷たいものなのか、それとも温かく歓迎・応援してくださるものなのかによって、講師の話しやすさも、聴衆の心地良さも、大いに違ってきます。そのため、「温かい波調」を持つあなたが、ただ私の試練の場に同席してくださるというだけで、私にとって、何よりの救いになるのです。
今回の光栄な機会は、私の力だけではなく、これまでに「生きがい論」を応援してくださった、数多くの同志の方々の想いが結集したものだと感じています。したがって、京大での講演会を、私だけではなく、ぜひとも同志の皆様と一緒に、力を合わせて創りあげたいのです。大きな舞台で難しい主演男優に挑む私を、どうか「頼もしい助演俳優」として、皆様に大いにサポートしていただきたいのです。そして、どのような結果になるとしても、一世一代の真剣勝負に全力で立ち向かう私の姿を、あなたの瞳に、しっかりと焼きつけていただきたいのです。(当日は、京大の有名な教授陣もご来場くださいますので、大先生方のお姿を間近に拝見できるだけでも、大いに価値がありますよ)
私は、新刊『永遠の希望』で強調したように、「他人の力に期待しないで、自分の力を信じよう」という主義で生きている人間ですが、その私でさえも、さすがに今回ほどの試練を前にして、いま、同志の皆様のお力をお借りしたいと、素直に願わないではいられません。私だって、人生に一度くらいは、「みんな助けて〜!!(涙)」と、すがりつきたくなることがあってもいいじゃないですか(笑)。会場に入った瞬間に、たくさんのにこやかな笑顔でお迎えいただけたら、どれほど安心できることでしょう・・・どうか、よろしくお願い申し上げます。
5月13日版
東京厚生年金会館での大講演会を無事に終え、参加者の方々から元気をたくさんいただいて、幸せな気持ちで帰宅しました。
私の講演CDなどの販売を担当くださった「さくらんぼメイト」のスタッフさん3名も、予想以上にCDが売れたとのことで、喜んでくださっていました。(とはいえ、多額の新幹線代と宿泊費を自分持ちで上京くださっていますので、収支は確実に赤字でしょうが・・・)
ついでに、面白いお話を聞きました。「さくらんぼメイト」のスタッフさんたちがCD販売をしていると、消化器内視鏡技師学会の会員証を首から下げた女性が不思議そうに近づいてきて、「あの〜、私は飯田先生の愛読者なんですが、なんで、こんなところで飯田先生の本やCDを売ってるんですか?」と、尋ねるのだそうです。スタッフさんが、「今日、このあとで、飯田先生の特別講演があるからですが・・・」と答えると、その女性は、「ええっ!? 本当ですか?」と驚いて、あわててプログラムを確認・・・つまり、たまたま私の本の読者の会員さんが、私の講演があるとは知らないままで来場なさっていたのです。しかも、その種の「なんで飯田さんのものをここで?」と尋ねてくる会員さんが、ほかにも何人も現れてスタッフを驚かせたそうですので、どうやら、プログラムをきちんと読まないで来場する会員さんも、少なくなかったようです。おそらく、勤務している病院から命じられて学会に出張したものの、プログラムに目を通すことなく、会場と開始時刻などの基本情報だけをチェックして来場なさったのでしょう。かく申す私も、たくさんの学会に入っていますが、確かに、プログラムの隅々にまでは目を通さないこともありますので、「なるほど、無理もないよなぁ」と、妙に納得したのでありました(笑)。
また、新潟県の「北里大学保健衛生専門学院」の学院長さんより、学生さん&教職員向けの講演を依頼いただきました。
嬉しいことに、近隣住民の方々にも、広く一般公開してくださるそうです。
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飯田史彦講演会
「生きがいの創造〜スピリチュアルな科学研究から読み解く人生のしくみ」
日時: 7月14日(土)13:30〜15:15
会場: 北里大学保健衛生専門学院 北里ホール3・4階 視聴覚講義室(定員320名)
新潟県 南魚沼市 黒土新田500番(上越新幹線「うらさ」駅よりタクシーで5分)
お申込み・お問合せ先: 公開講座担当 木村武雄さん
(電話025−779−4511 またはEメール kimuraof@kitasato-u.ac.jp )
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正直なところ、この地方で私が公開講演会を行うのは、これが最初で最後になる可能性が高いです。
土曜日&入場無料ですので、新潟県・群馬県などの皆様は、どうぞご参加ください。
あの「日本一おいしいお米」として有名な、「魚沼産コシヒカリ」の名産地ですよ!
追伸:
3月12日版の更新でご案内した、「日本消化器内視鏡技師学会」(5月12日・東京厚生年金会館)で私が行う、2000名規模の大講演会ですが、学会員以外への一般公開分500名のうち、すでに480名以上がご予約で埋まってしまったそうです。ついに、残り20席を切ってしまいましたので、ぎりぎりまでスケジュール確認をなさっていた御方は、どうぞ早急にお申し込みください!
4月28日版
先ほど友人から、「5月2日に飯田君の新刊が出るんだって? しかも禁断の書なんだって?」というメールがあり、ビックリ仰天!
なぜなら、著者の私には、身に覚えがなかったからです。いくら私でも、新作『永遠の希望』の発売から1ヶ月少々で、次の新刊を出してしまうほどの超人(というか大ばか者)ではありません。しかも、「禁断の書」って、いったい、どんな***な内容なんでしょうか???(笑)。
とにかく、ビックリしながら友人のメールを読み進めると、「ああ、『生きがいの創造 U 〜永遠の愛・めぐり逢う生命』の、文庫版が発売されるのか!」という事実が判明しました。そういえば、2〜3ヶ月ほど前に、文庫版に向けた内容チェック&細部の書き直しを済ませて、PHP文庫の編集長さんにお送りしておいたのですが、その後、発売日決定のご連絡がなく、まだ見本本も届いていないので、記憶から消えてしまっていたのです(笑)。
実は、『生きがいの創造 U』は、以前から文庫化の希望が最も多かった本なのですが、発売後2年が経っても売れ続けており、コンスタントに増刷が続いていたので、文庫化はまだまだ先のことだと思っていました。しかし、ちょうど別件で文庫編集部の編集長さんにお会いした際に、「読者から、身の回りの人々にプレゼントしたいので安価な文庫版にして欲しいというご要望が一番多いため、なるべく早く文庫化をお願いします」と頼み込んでみたところ、「人気の高いハードカバー版は生かしたままで(絶版にしないで)、文庫版も同時並行して発売する」という、特別のはからいを実行してくださったのです。
・・・ということで、調べてみると、決して***な「禁断の書」ではなく、オビの文句の中に「話題の書」と書いてあるのだ、ということが判明し、ほっとした私でした(笑)。(オビの宣伝文句は、編集者や営業さんが制作するので、私自身も、でき上がるまで知らなかったのです)
価格も、705円だそうですので、身の回りの方々(特に身内を亡くされた方々)にプレゼントするには、ずいぶん便利になりました。私の著書の中で群を抜いて人気の高い、あのかわいいハートの芽の表紙も、そのまま文庫版で使ってくださいました。(文庫化の際に、完全にデザインを変更された本もありますからね)
地方の中小の書店には入りにくいハードカバー版と違って、文庫版は、「PHP文庫」として、たいていの書店に置いてくださいます。5月2日に発売されるそうですので、どうぞご活用くださいますようお願いいたします。
追伸:
前回の更新をお読みくださった方々から、「飯田先生だって高学歴じゃないですか」というご意見が届きましたが、学者の世界というのは「この世で一番の学歴社会」なので、上には上がたくさんいらっしゃるんですよ。大学を卒業したあと、大学院に入って「修士課程」を2年間、さらに「博士課程」に入って3年間(プラス数年間)ほど勉強するのは、最低限の学歴にすぎません。このたび先立った同僚の助教授(私の親しい後輩)は、かの有名なケンブリッジ大学(イギリス)の博士課程を修了してから、京都大学の特別研究生を経て福島大学に就職なさったのですから、学者の中でも、さらに素晴らしい頭脳の持ち主だったのです。学者世界の学歴社会ぶりを示す事実を、ひとつだけご紹介すると・・・大学を卒業する際に、卒業生の中でトップの成績を取った学生が、卒業式で「総代」(学長から卒業証書を受け取る役割)を務めるのですが、福島大学の教官の中だけでも、学生時代に総代を務めた方々が、たくさんいらっしゃるのです!(かく申す私も、かつて務めさせていただきましたが、そんなことは当たり前なので、大学教官の世界では、ぜんぜん自慢にならないんですよ)
4月26日版(2)
大学から緊急連絡があり、私の親しい同僚(同じ経営グループの助教授37歳)が、突然の脳出血で倒れて緊急手術を受けたのち、しばらくして先立たれたそうです。ご家族の悲しみを前にして、私にできることは、ただ「心の同伴者」でいて差し上げることしかありません。彼は、私など足元にも及ばないほど、たいへん素晴らしい高学歴&高業績の持ち主で、学界内外での人望も厚く、私にとっては「あこがれの学者」でした。同じ「脳出血」で緊急手術を受けたのに、彼のような、今後の経営学界を背負っていくべき優秀な学者が先立ってしまい、私のような無能な学者が生き延びてしまうとは、なんと不可解な仕打ちなのでしょう。彼の未来は本当に明るかったし、確実に、経営学界を支えるほどの人材だったのに・・・せめて、私の命を20年ほど削って、彼にあげたかったというのが本音です。
今はただ、彼のご冥福をお祈りいたします。
4月26日版
このところ、中高生の皆さんからの「無料ライヴCD希望」のお手紙が、毎日のように届いています。
たとえば、本日は・・・
・・・という感じです。
最初は高校生さんばかりでしたが、ここ数日は、なんと中学生さんからのお手紙が、ほとんどなんですよ。
(さすがに、小学生さんからのご希望は、まだ1通もいただいておりませんが・・・)
男女比は、1:9くらいですが、たとえ少数でも、男子学生さんが希望くださるというのは、嬉しいことです。
私なんかのライヴCDをご希望くださって、本当に、ありがとうございます。
すぐにお送りしますから、遠慮なく、どんどんお申し込みくださいね!
新刊『永遠の希望』も、最近は、各地の小さな書店さんにも入り始めた様子で、「京都駅の新幹線改札内の本屋さんで買いました」とか、「急病の娘が救急車で運ばれた医科大学病院の売店の書棚で見つけて、まさに一滴の水のような思いで、すがるように拝読して勇気づけられました」など、嬉しいお手紙をいただいています。
例えば、兵庫県揖保郡の読者さんからは、こんな光栄なお言葉を・・・
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最新刊の「永遠の希望」、大変楽しく拝見しました。
飯田先生の文筆家としての力量を、改めて実感しました。
一筋縄ではいかないスリリングな展開に、差し込まれた先生のお話にほっと息をつきつつ、エピローグとプロローグでピリリと締めていらっしゃって・・・例えが適切ではないかもしれませんが、とても豪華なサンドイッチを食べたような、幾重にも広がるものを感じました。
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そうなんですよ、『永遠の希望』は、まさにサンドイッチ・・・しかも内側に、さらに複雑なミルフィーユをはさんだような、豪華絢爛な多重構造になっており、読むたびに新たな発見ができるよう工夫したのです。1冊の本の中に、大きな宇宙が広がっているんですよ。(何回か前の更新で予告した「執筆の裏話」は、もうしばらくお待ちくださいね)
4月14日版
読者の皆様、ありがとうございます。
おかげさまで、新刊『永遠の希望』の評判がとても良く、さっそく、増刷が決まりました!
(諸事情で更新が遅れましたが、実際には数日前に、PHPから連絡をいただいておりました)
前回の更新で、小・中・高校生の皆さんに、「トーク&ライヴ」CDを無料で差し上げるご提案をしたところ、本日までに、「8名」の高校生諸君から、ご希望をいただきました。どうやら、このHPの読者の中には、学生さんは少ないようです(笑)。でも、考えてみると、8名もの高校生さんが「ライヴを聴きたい」と希望してくださるのは、たいへんな数字であり、とても光栄なことですよね。きちんと、かわいい写真のついた、学生証のコピーを入れてくださっていました。(内訳は、男性2名、女性6名です)
4月5日版
ちょうど本日、海外の友人たちから、新刊に関するメールが届いていました。いずれも男性で、まだ直接にお会いしたことはありませんが、国際郵便をくださったのを契機に、数ヶ月に一度くらいの頻度で、メールをやり取りするようになったのです。もちろん、ご当人同志も、「生きがい論でつながっている」というだけで、直接には何の交流もない方々です。男性らしく、簡潔な中にも親愛の情のこもった素敵な文章なので、ご紹介させていただきます。
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飯田先生へ
こんにちは。
十分療養されたでしょうか。
ウェブサイトのコメントを読む限りでは、新刊はかなり期待出来そうですね。(いつも期待していますが)私は5月に日本へ出張する事になりそうなので、その時に購入して読みたいと思います。楽しみです。
ニュースによると、日本はまだ結構寒いようですので、お体には十分気をつけて下さい。
シドニーももう秋です。朝晩は長袖でないと寒いです。
それでは、また。
ps;オーストラリアはイースターホリデイで6日から4連休です。(^^)
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う〜ん、オーストラリアでは、「もう秋」だとは・・・地球は広いですねぇ・・・
でも、アメリカに住む男性と、オーストラリアに住む男性とが、お互いに見知らぬ者同志であるにもかかわらず、日本で出版している私の「生きがい論」で結びつき、こうして心(魂)で「つながって」いるのですから、不思議ですよねぇ・・・
(これが男性と女性ならば「ロマンティックですよねぇ」と書くところですが、男性同志なので、「不思議ですよねぇ」という表現にとどめておきました・・・笑)
追伸:
中学生の女の子から、「HPで流れている『逢いたい』の曲が大好きになって、飯田先生のトーク&ライヴのCDを聴いてみたいと願っているのですが、1ヶ月1000円しかない私の少ないお小遣いでは買えません(涙)」というお手紙が届いたので、さっそくお送りしておきました。
そこで、このHPをご覧くださっている少年少女諸君への、私からのプレゼントです。小学生・中学生・高校生の皆さんには、私が勝手に自分のパソコンでコピーして、「トーク&ライヴ」のCD(ただし販売品ではないため盤面プリントや歌詞カードは付いていません)を、無料で差し上げましょう!
ご希望の生徒諸君は、「ライヴCD希望」と書いた封筒に、「学生証のコピー」(または「親からの一言」など、学生であることを証明するもの)と「送付先の住所」を入れて、「960−1296 福島市 福島大学経済経営学類 飯田研究室」まで郵送してくださいね。(CD用の頑丈な封筒と郵送料は、私が負担いたします)
4月3日版
しばらく、遠方に出かけて、ひとりで療養しておりました。
どのあたりに滞在していたかというと、ヒントは・・・
(私にとっては、大きな力をもらうことのできる、とても重要な土地なんですよ。フフフ・・・)
・・・ということで、久しぶりに福島に戻ると、数百通にのぼる大量のお手紙&メールの山が。
ここしばらくの間にくださったご連絡は、返信が不可欠の「講演やトーク&ライヴのご依頼」および「生きがいメディカル・ネットワーク」のお問い合わせ(医師・歯科医師・看護師の方々)、そして「著書『ソウルメイト』の解答希望の往復葉書」以外には、お返事することが難しい状況ですので、どうかお許しください。
(とはいえ、いただくお手紙は、どんなに忙しい時でも、必ず拝読していますよ。実は、いただいてから半年や1年も経ってから、タイミングを見計らって、突然にお返事することも少なくないのです。私には、いろんなことがわかりますので、「今はお返事しないでおく」という判断も、立派な「お返事」なんですよ)
さて、新刊『永遠の希望』は、そろそろお読みいただけましたでしょうか?
読者の皆様から届いている反響を拝読すると、いつも私が困らされている一部の方々(「真理」「輪廻」「あの世」「神様・仏様」「天国・地獄」「悪霊・憑依」などの言葉を連発する書物にしか興味をお持ちでないオカルト系マニアの方々であり、かつて『生きがいの創造 U』でも明言したように、私はこのような方々のために本を書くつもりは一切ありません)を除いて、良識ある読者の皆様からは、私の予想をはるかに上回る高い評価をいただいているので、正直なところ、びっくりしています。
ご紹介すると、きりがありませんので、代表的なご意見を、1通だけ転載しておきますね。
(ある大学教授の男性からいただいたお手紙です)
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・・・という感じのご意見が圧倒的で、著者の私にとっては、「おお! 私の生きがい論の本質・神髄を、本当に正しくご理解くださっているなぁ」と、嬉しくてたまりません。なぜなら、私が目指した「真にスピリチュアルな内容」というのは、「スピリチュアルな言葉を連発する」という初歩的かつ単純な手法に頼る本ではなく、「明に暗に仕込んでおいた様々な仕掛けを通じて、いつのまにか読者の精神性を高めていく本」という意味だったからです。本書ならば、青少年にも安心して勧めることができるはずですよ。(さっそく、校長先生やお医者さんから、講演のご依頼が届いています)
3月12日版
ここ10日間ほど、ほとんど福島におらず、全国を飛び回っていました。
たとえば、昨日まで3日間は、伊豆・修善寺温泉にある、温泉旅館ランキングで日本一の名旅館「あさば」にお邪魔して、全国から集まった70名のお医者さん(院長・理事長)に向け、2回の講演を行いました。「あさば」には、つい先日、小泉元首相も滞在なさっていたとのことで、小泉さんの残存思念をビンビンに感じ取った私は、講演中に、思わず過激な発言を連発!(?)
この10日間にも、嬉しいことや悲しいことがたくさんありましたが、皆様から届く応援のお手紙を心の支えにしながら、なんとか頑張っています。
さて、前回の更新に続いて、あと2週間後に発売が迫った新刊『永遠の希望』についての情報です。
本日は、『永遠の希望』の原稿を読んでくださった、編集のレディ細矢嬢と、PHPの安藤編集長からの御返事メールを、ご紹介しましょう。(なにしろ、まだ見本本もできていませんので、本書の原稿を読んだのは、世の中でこの2名だけなのです)
まずは、レディ細矢嬢(外見からは年齢不詳ですが、その熟練した凄腕から察するに、編集者暦30年以上との噂も)からのお言葉を・・・
(ただし、あちこち伏せ字にしておきますことをお許しください)
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飯田先生
今読み終わりました
エヴェレストという世界最高峰の山に挑む登山家 凍てつく冬山で遭難した人だけが書ける 絶望的な状況、自然の猛威
死と向かい合う人たちの心の動き そして仲間たちとの関係 下界に降りてからの世の中の評価
先生が数多くの*************しながら 生きることの真実に迫っていく迫力に引き込まれ 一気に読んでしまいました
感動で胸が痛くなりました
ただ、行間から 先生が精神的にも肉体的にも かなり厳しい状況に置かれているなかで
日日の仕事をこなされているのではないか という感じが伝わってきます
本書は、登山をとおして 「生」と「死」について教えてくださり そして生きるとは、自分を信じることだという メッセージを伝えるとともに
先生がこの本を書かれる事で 自らを鼓舞し、頑張る活力の源とされているのかもしれないと ふと思いました
多くの読者の方が本書を読んで 飯田先生に応援の心をお送りすれば その思いが飯田先生の心に届くのではないかということを
今回はなぜか思ってしまいました
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いやぁ、レディ細矢嬢の文章は、いつもながら、本当に味がありますよね・・・句読点をほとんど用いない(というか、マルはひとつも無い)、その独特の文章スタイルは、「文筆家に求められるのは、何よりもまず個性的な文体である」という大原則を、思い知らせてくださいます。彼女の文章は、大好きなんですよ。
次に、安藤さんからは、一転して、いかにも男性の編集長らしい、ビシッと無駄なく中身の詰まった、格調高い文章が・・・
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原稿拝受しました。朝、家を出るとき、会社のパソコンのスイッチを入れたら、飯田先生の原稿が届いているだろうな、いったいどんな原稿なのか楽しみだな、と思いつつ出社したところ、なんと6時4分に届いていたではありませんか! 夜中までご執筆いただき、深く感謝申し上げるとともに、まさに「著者の鑑」と感動した次第です。
さて、いただいた原稿もびっくり! 生死の境に立たされたクライマーたちの*****人生論を展開されるとは! まったく新しい展開に、作家としての本領とはこういうものかと学びました。
内容もスリリングなものに溢れ、読む者を一気に引き込む構成になっております。登山の世界の奥深さも改めて知りました。
なお、タイトルですが、先生は若い人に読んでもらうことを意識して、あえてやさしい言葉を用いた書名として、『人に期待するよりも、自分の力を信じよう』を選ばれたと推測しますが、私としては(営業の意見も同じです)、本書の書名は、飯田先生がプロローグのサブタイトルとして付けられている『永遠の希望』とさせていただきたく、ご検討いただければ幸いです。
理由は、@長いタイトルは、書店の若いスタッフが注文を受けるとき曖昧になってしまう(覚えきれない)、A『永遠の希望』のほうが飯田先生らしいタイトルである、ということです。なお、サブタイトルは、先生が付けられた「エヴェレスト登山に学ぶ人生論」のままで結構です。
本書には、ほんとうに期待しています。
以上、よろしくお願いいたします。
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・・・ということで、皆さん、少しは、「楽しみだな」というお気持ちに、なっていただけましたでしょうか?
少なくとも、編集の裏事情もわかる2通のメールは、お楽しみいただけましたよね?
今回は、エンターテインメントとしても楽しめる作品に仕上がりましたので、あと2週間、わくわくしながらお待ちください。
追伸:
5月**日に東京厚生年金会館(新宿)で開催される、第58回・日本消化器内視鏡技師学会において、2時間の講演を依頼されています。
東京厚生年金会館といえば、私自身が、つい先日、25ぶりにオリジナル・メンバーで再結成したスーパーグループ「エイジア」のコンサート(いや〜最高でした!)に参上したばかりの、超有名なホール。「エイジア」のメンバーが立っていた(特にヴォーカルのジョン・ウェットンが立っていた)その位置(ステージの真ん中の前面)に、この私自身が立って講演できるとは、なんという光栄!・・・当日は、ジョン・ウェットンの残存思念を満身に浴びながら、気持ちよく朗々と歌い上げたいと・・・じゃなかった、講演したいと思います。
そういえば、何年か前に、私は「中野サンプラザ」のステージにも立って講演していますので、これで「サンプラザ」も「厚生年金」も制覇したことに・・・いわゆる「東京の3大ロックコンサート・ホール」のうち、残るは「旧・渋谷公会堂」(昨年より「C・C・Lemon ホール」という陳腐な名前に改称されて、都民のブーイングを浴びています)のみですので、この世を去るまでには、いつか、あの通称「渋公」で講演してみたいものです。(べつに講演でなくても、トーク&ライヴでもかまいませんよ・・・笑)
実は、上記の「日本消化器内視鏡技師学会」でも、「講演のあとに、よろしければ歌も」と依頼されかけたのですが、さすがの私も、「いや〜、今回は私の愛読者の集いではなく、私のことなどご存じない方々が多い、公式な学会の全国大会なのですから、講師が自作の歌なんか歌うのは、不謹慎&不自然ですよ」と、丁重にご辞退させていただきました。
世の中には、私のことを、人前で歌うのが大好きな性格だと勘違いなさっている方々が多いようですが、実際の私は、カラオケでもほとんど歌わずおとなしくしていますし、ギターを手にするのも年に数回程度(トーク&ライヴの前日&当日と、年に1回のペースで作曲する時くらい)であり、基本的には、人前で歌うのはとても恥ずかしいんですよ。プロのミュージシャンの方々は、よくもまあ、大観衆の前で何十曲も歌えるものだと、感心してしまいます。(とはいえ、「講演」ならば、私も大観衆の前で、2時間以上も平気でしゃべっているのですが・・・笑)
3月1日版
読者待望の(?)最新刊、ついに、3月27日に発売決定!
いま、私が全世界(特に日本)の皆様にお伝えしたいことが、本書に凝縮されています。
(実は、外見からは想像できないほど、本書こそ、真にスピリチュアルな内容の本なんですよ)
本書によって、私は、これまでの「マニアックな研究者」から、より普遍的な「人生論の作家」への道を、堂々と歩み始めます。本書のような演出方法でスピリチュアルなテーマを伝えるならば、青少年たちにも、唯物論・無神論の方々にも、「なるほど」と抵抗なくご理解いただけることでしょう。まさに、私の人生の転機となる作品になることは、間違いありません。
本書は、私の大好きなプログレッシヴ・ロックの歴史に例えると、キング・クリムゾン(『生きがいの創造』)、イエス(『愛の論理』)、エマーソン・レイク&パーマー(『ツインソウル』)という歴史的バンドのメンバーが集って結成したスーパーバンド、「エイジア」の登場に匹敵する大事件だと言えるでしょう。(「エイジア」のデビューアルバム「ASIA」は、その年にアメリカで最も売れたレコードとなり、ピンク・フロイドの「狂気」と並んで、プログレッシヴ・ロックのジャンルで最も売れたアルバムになっています。実は、このたび25年ぶりにオリジナル・メンバーのジョン・ウエットン、スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、ジェフリー・ダウンズの4人で再結成されてワールド・ツアーに出ており、来週から日本でも6回の公演を行うのですが、この私も、東京公演のうち2回に参上する予定です)
おっと、マニアックな例えですみません(笑)。もっとわかりやすい例をあげると、例えばクラシック音楽の歴史で言えば、バッハ(『生きがいの創造』)、ベートーヴェン(『愛の論理』)、モーツァルト(『ツインソウル』)を経て、ようやく、より一般大衆にも喜んでいただける(しかし高度な音楽性は保っている)チャイコフスキー(本書『永遠の希望』)にまでたどり着いたところ、という感じでしょうか。
とにかく、これまでの「生きがい論」をお読みくださった皆様には、「なるほど、ここでこのような手法を使って、あの件を巧妙に織り込んでいるのだな!」と、スピリチュアルなテーマの全く新しい伝達方法の発明に、驚いていただけることでしょう。
本書の初版出版という歴史的瞬間(?)を、読者の皆様と共に分かち合えることを、心から嬉しく思います。どうぞ、お楽しみに!
追伸:
この数週間に、皆様からたくさんのお手紙をいただきました。十数カ国もの海外からお手紙が届いたり、北海道の皆様が大歓迎くださったり、かの有名な「江戸川乱歩賞」受賞作家さんから激励のファンレターをいただいたり、同業者の大学教授の方々からも同情の御言葉が・・・お手紙をくださった皆様、そして、「わざわざ手紙は書かなかったけど、こっそり心配していた」とおっしゃる皆様、本当に、応援ありがとうございます!
2月23日版
「・・・・・・・・・・・」
(ちなみに、私は酒は飲みません。いま、私が抱っこしながら酔いしれているのは、日本のみならず世界各国から毎日届く、読者の皆様からのお手紙の数々です。特に今回は、なんと半数以上が、男性からのお手紙なんですよ。これまでは、男性からのお手紙はめったになく、ほとんど女性からだったのです。きっと、このところ人生に思い悩んでいる私を見て、世の中の男性諸氏が、ご自分の姿を投影しながら、まさに「心の同伴者」でいてくださるのでしょう。ああ、私は本当に、幸せ者です・・・)
2月8日版
《 お詫び 》
先ほど主催者からメールの転送があり、残念ながら、危惧していた通り、キャンセル待ちになってしまった北海道の読者から、次のような激しいお怒りのメールが届いたそうです。きちんと公開して謝罪せよとのご希望だそうですので、ご紹介させていただきます。
********************
(原文のまま)
飯田氏がそのホームページに講演手法の不手際について
謝罪と言い訳を載せております。
以下、飯田氏に伝えてほしいと思います。
飯田氏を今まで支えてきたのはその読者ではないかと思うのですが、その読者が主催者とその関係者の二の次三の次と扱われるのは、いかがなものでしょうか。そもそも考え方が逆になっていると思いませんか、関係者はあくまで黒子であり、まず一般公募し埋まらなければ関係者を充てていく、これが基本形ではないのですか。20人という馬鹿にした数字を示すぐらいなら、今回は関係者で一杯になりました、ちがう所の講演へ来て下さい。とした方がまだ潔いと思います。
今の生活に十分満足し日々楽しい者で生きがいの創造を手にする者は、決して多くないはずです、どういう思いで講演を待っていたか、魂のメッセンジャーが分からないはずはないでしょう。「ごく簡単に打ち合わせた」というように思慮深さが欠落していたのは、否定できないと思います。
次のホームページの更新で言葉の繕いではない魂の謝罪を載せるべきではないですか。
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・・・というお叱りです。すべて、ご指摘の通りであり、まったく反論の余地はございません。ご指摘のように、私は人間として失格ですし、「魂のメッセンジャー」を名乗る資格もありません。「言葉の繕いではない魂の謝罪を載せるべき」というご希望ですが、私としましては、事情説明をしたうえで、本心からお詫びの言葉を書いておりますので、これ以上、私の乏しい能力では、どのようにすれば「魂の謝罪」ができるのか、思いつきません(涙)。とにかく、平謝りに謝るしかありません。すべて私の責任です。本当に、ごめんなさい。
このメールを拝読して、私はすっかり落ち込み、数年ぶりに「うつ」状態が再発しました。もう、魂のメッセンジャーも、「生きがい論」も、すべてやめてしまいたいです。この御方のおっしゃるように、私のようないい加減な人間には、人様を救うことなどできません。ようやく「腎結石」の激痛から回復し、少しずつ体調が戻ってきていたのですが、またもや、どん底に突き落とされてしまいました。すべて私が悪いのですから、自業自得です。
北海道行きを楽しみにしていたのですが、このようにお怒りの方々がたくさんいらっしゃるのかと思うと、札幌に行くのが、とても怖くなってしまいました。とても気が重いです。いったい、どんな顔をして、講演会場に向かえば良いのでしょう? きっと私は、チケットを入手できなかった読者の方々から、罵声を浴びせられ、石を投げつけられるに違いありません。「うつ」状態に入ると、このように、何でも悲観的になり、悪い予想しかできなくなってしまうのです。こんな精神状態で、どうすれば、感動的な素晴らしい講演ができるのか・・・それが、3月21日までに、私に課せられた大きな試練です。
でも、すべて私が悪いのですから、仕方ありません。今回の不祥事の責任は、すべて私にあるのです。どうか、札幌の皆様、主催者さんを責めることだけは、おやめくださいますようお願いいたします。すべて、私が悪いのです。本当に、ごめんなさい。
こんな情けない私には、人様を救うことなどできませんので、今後の身の振り方も、いったん白紙に戻して、考えてみます。しばらく立ち直れそうにありませんので、心の病が治るまで、このHPも、長期休養に入らせていただきます。北海道のお怒りの皆様、そして全国の読者の皆様、本当に、ごめんなさい。
2月7日版
本当に申し訳ありません!
昨日の更新の件、さっそく更新から数時間のうちに、一般公開分の定員20名様が、予約で埋まってしまったそうです。今後(6日の夕方以降)のお申し込み分は、すべて「キャンセル待ち」扱いとなります。まだ講演まで1ヵ月半もあるのに、いったいどうなってしまうのでしょう・・・
主催者さんは、「とにかく平謝りするしかありません」と恐縮なさっていますが、今回のミスは全て私の見込み違いが原因ですので、どうか、主催者さんを責めないようお願いいたします。このHPの読者向けに、400席のうち20席しか確保できなかった全責任は、私にあります。本当に、ごめんなさい。
2月6日版
ごめんなさい!
私の見込みが、甘すぎました。北海道・札幌の講演会の予約が、大変な事態になっているとのこと。先ほど、主催者のお医者さんのひとりから連絡があり、びっくり仰天しています。
実は、3月21日の札幌医科大学での講演会について、私は、「なるべく、私の本を読んだことのない地元の方々にご参加いただきたいが、定員が400名もあるのだから、なかなか埋まらないだろう」と予想していたのです。そこで、主催者に対し、「私のHPでご紹介すれば、いつものように、全国からかなりの方々がおいでくださると思いますので、まずは地元の医療・福祉・教育関係者の方々に優先してご案内して、余りの席(私の予想では200席程度)を、2月に入ってから私のHPでご紹介することで、なんとか埋める努力をしましょうか」と、ごく簡単に打ち合わせておきました。
ところが、先ほどいただいた連絡では、つい先日に先行予約を開始した、地元の医療・福祉・教育関係の方々からの受付だけで、あっという間に350席を超える勢いになっているとのこと。今後も医師会や看護協会など、医療関係者からの追加申込がある可能性が高いため、その座席数を残しておくと、私のHPの読者の皆様に向けて一般公開できるのは、「わずか20席」になってしまうそうなのです。主催者の方々も、「こうなるとわかっていたら、1000人規模の会場を用意したのに」と、今になって後悔してくださっていますが、そもそも医師会の認定講座なのですから、やはり札幌医科大学講堂が適しているはずです。
・・・というわけで、わずかに「先着20名様」ですが、参加をご希望くださる御方は、以下のポスターの要領でお申し込みください。ただし、このような状況ですので、すでに私の講演会に参加くださったことのある御方は、どうか、初めての方々に、チケットをお譲りいただけますようお願い申し上げます。(今回はサイン会は行いませんので、せっかくおいでくださっても、私と個人的に声を交わす機会は、まったくございません)
なお、先着20名様以降のお申し込みは、「キャンセル待ち」とさせていただきますが、医療・福祉関係の方々の場合、勤務スケジュールが未確定のままでお申し込みくださる方々が多いため、数十席分程度の直前キャンセルが出る可能性は、充分にあると思われます。キャンセル待ちになっても、どうか希望を持ってお待ちくださいね。
(ポスターは容量が大きいので削除しました)
こうなってしまったのも、すべて、私の責任です。主催者の方々には、まったく罪はありませんので、どうか主催者を責めないであげてくださいね。日頃、北海道からはめったにお手紙が来ないので(正直に言って、北海道全体からでも、半年に1通くらいしか来ません)、私の講演会に興味をお持ちの方々が、これほどいらっしゃるとは、まったく予想できなかったのです。いったい、どこに隠れていらっしゃるのでしょうか(笑)。
たった20席しかご用意できなくて、本当に、ごめんなさい。
2月1日版
PHPの編集長さんから、広島で発売されている『がんぼ』という立派で美しい情報誌(発行は「南々社」:電話082−261−8243)に、次のような記事が載っているとの連絡がありました。
現役の「検察官」の御方が、これほど評価してくださっているとは、なんと有難いことでしょう!
(しかも、「銭湯」の特集号に載っているというのが、私らしくて良いとは思いませんか?)
皆さん、ぜひとも、季刊『がんぼ』第14号(2007年1月発行)の実物を手に入れて、読んでみてくださいね!
(私の記事だけでなく、他の記事も内容が濃くて、とても美しい写真に彩られて読みごたえがあるため、文筆家の私も、「これは誠実に創られた、素晴らしい情報誌だ」と、初めて知って大いに感心しました。客観的に見て、こだわりを持って編集された、本当に優れた本ですよ)
また、先日の新居浜での講演会(おかげさまで250席が満席となり、急きょ、50席ほどイスを追加したそうです)では、11才の女の子から、こんなかわいいお葉書が・・・(ご両親からのお手紙も添えてありました)
ゆかちゃん、うれしいお葉書を、本当にありがとう!
ゆかちゃんの病気が治りますように、心から祈っていますよ。
優しいお母さんと頼れるお父さんと一緒に、仲良く楽しく暮らしてくださいね。
それでは、新刊原稿の締め切りまで、あと1週間を切ってしまったので、今夜も朝まで、執筆、執筆・・・
1月16日版
おなかの中の、あるところに、自分でも知らないうちに造ってしまった「クリスタル」ちゃんが、詰まってしまって・・・そりゃもう、息をするのも辛くて、体をちょっと動かすだけで激痛が走り、じっとしていても痛くて痛くて涙がぽろぽろ・・・死ぬかと思うほどの過酷な体験でした(号泣)。いろいろあって、ようやく、昨日、自宅に戻ってきたところです。
・・・ということで、しばらくは「病みあがり」で安静にしていますので、できることといえば、新刊の執筆に専念することくらいです。おかげで、ステキな新刊が生まれつつあります。出版社が見つかればの話ですが、きっと3月中には、皆さんにお届けできることでしょう。
なにしろ私は、「災い転じて福となす」のが何よりの得意技で、これまでの人生、この技一本で生きてきたようなもの。過去にも、大きな試練に見舞われた直後には、必ず名作(自己評価ですが)を産み出しています。たとえば、内臓の病気で手術を受けた直後には『生きがいの本質』、うつ病で精神安定剤(ソラナックス)のお世話になった直後には『愛の論理』、脳出血で死にかけた直後には『ツインソウル』・・・その意味で、今回も過去の実績からみると、名作として名を残すであろう素晴らしい新刊が登場する可能性が、きわめて高いと言えるでしょう(笑)。
かくなるうえは、しばらくは療養&新刊執筆に専念させていただきますので、今日の更新もこれだけネ。それじゃ、またネ。元気でネ! (← 決して、頭の病気ではありませんので、ご心配なく・・・笑)
2007年1月10日版
新年あけましておめでとうございます!
・・・と申し上げたいところですが、実は大いに体調を崩すなどハプニングが連発し、ようやく今夜になって、少しだけならHPの更新ができることになりました(涙)。
つきましては、主催くださるお医者さんからのご依頼で、今月末に四国の新居浜市(愛媛県でしたっけ?、あれ?、香川県?・・・今の体調では確認する気力がありませんのでお許しください)で開催する私の講演会のご案内だけを、取り急ぎ告知させていただきます。
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飯田史彦 講演会
日時: 2007年1月28日(日) 開場 9:30 講演 10:00〜12:00
会場: 新居浜ウイメンズプラザ 多目的ホール(新居浜市庄内町4−4−19)
入場料: 1000円(前売り制)
主催: 新居浜市 新田診療所 協賛: 新居浜市教育委員会 後援: 新居浜市、新居浜市社会福祉協議会
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今の私のぼ〜っとした頭脳では、四国で前回講演したのがいつだったか思い出せませんが、おそらく、四国での一般公開の講演会は、5年ぶり3度目くらい(過去の2回は徳島と松山)ではないかと思われます。今後も、四国での講演予定はありません。
しかし、すでに地元の新居浜では募集が開始されており、250席のうち200席ほどが売れて、残りは50席に満たないようですので、参加をご希望の方々は、お早めにお申し込みくださいね。(今回は、諸事情で朝10時からの開催であるため、遠方からおいでになるのは難しいでしょうが・・・)
今はとにかく、今後頻発する大学入試の試験監督などの公務や、上記の講演会講師などを、つつがなくお勤めできますよう、早急な体調の回復に努めるばかりです。
しばらくは、皆様からいただく大量のお手紙なども、拝読することさえ困難ですので、どうかお許しください。このホームページの更新も、次回がいつ可能になるのか、現時点では私にはわかりません(涙)。
大ハプニングが起きてしまった「人間ドック」の展開も、いずれ回復してからお話します。
それまでは、どうか私の「逢いたい」CDなどを聴きながら、しばらくお待ちくださいね。
それでは、今夜も早めに、おやすみなさい・・・
12月26日版
まだ、今年は5日間も残っていますが、しばらくの間は各地を飛び回るため、HPの更新ができるかどうかわかりません。そこで、ちょっと早いですが、年末年始のご挨拶をしておきますね。
「皆様のおかげで、今年は、とても充実した1年間を過ごすことができました。本当に、ありがとうございました。この場を借りて、心から深く感謝いたします。来年も、私に与えられた使命を果たすべく、健康を損なわない範囲内で(笑)懸命に努力しますので、どうか、皆様の変わらぬご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
それでは、皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいね!」
12月19日版
北海道から、とっても嬉しいニュースが届きました!
来年の3月21日(水・春分の日)に、北海道の「札幌医科大学」講堂で行う私の講演会(「札幌市読書普及協会」主催で一般公開されます)が、「北海道医師会」と「札幌市教育委員会」の双方から、後援いただけることに決まったのです。医師会と教育委員会から同時に後援いただけるなんて、珍しいことなんですよ。
しかも、医師会からは、「北海道医師会認定の教育研修」という、破格の待遇をいただけることになったとのこと。つまり、医師会報を通じて全道の医師にご案内くださると共に、私の講演をお聞きくださった医師の方々には、医師会が公的に「教育研修を受けた単位」を認定してくださるのだそうです。なんと光栄なことでしょう!(これで一気に、北海道が、わが国におけるスピリチュアル・ケアの最先端の地として躍り出ること、間違いなし?)
札幌医科大学講堂は、400名様収容ですが、これで教育関係・医療関係に広くご紹介いただけますので、その他の一般市民の皆様にも広く公開する場合、どのような方法でどのくらいの座席数を提供させていただけるのか、現在検討中だそうです。お申し込み方法の詳細が決まりしだい、このHPでご案内しますので、もうしばらくお待ちくださいね。
これもみんな、読者の皆様のご支援のおかげです。
本当に、ありがとうございます。
12月15日版
昨夜に更新したばかりですが、今日もまた、高槻現代劇場での大講演会の感想がたくさん届いていましたので、お手紙のいくつかをご紹介させていただきます。
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大阪での講演会、本当にお疲れさまでございました。大勢の方たちが外の階段で並んでいる様子を見た時は、すご〜いと思ってしまいました。1500席が、ほとんど満席でしたね。皆さん、とても熱心に聞き入ってましたね。
私は夫と2人で聞かせて頂きました。初めて夫は飯田先生のお話を聞かせて頂いて、最後までメモをとりながら熱心に聞いていました。夫にはカチカチの唯物論・唯脳論の部分があり、神さまやトランスパーソナルな存在なんて信じられないタイプの人だと思っていましたが、飯田先生のお話を聞いた感想は、「話に引き込まれてしまったよ、すごくお話が上手だねェ」ですって。(夫も人様にお話をする機会が少なくないようですので・・・)
私ども夫婦には子どもがおりませんが、これからも今回の2人だけの人生を大いに楽しみ、明るく元気に生きていきたいと思いました。こういう風に考えられるようになったのも、10年前に先生のご本に巡り合ってからなのです。大事な夫と2人で、これからも元気に生きていきます。先生も、どうぞいつまでもお元気で。
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先日の高槻の講演会を拝聴させていただきました。
先生の本は全て読ませていただいている私ですが、講演会に行って「生」の飯田先生にお逢いするのは、初めての事!・・・何日も前からワクワクして、とても楽しみにしておりました。改めて心に響き、自然に涙がこぼれました。
(プライバシーに触れる内容を省略)・・・そんな時に、本屋さんで見つけた、先生の「本」たちの数々! それからというもの、何度も繰り返し読んでいました。どんな時も、私のバッグには先生の本! どれだけ心が和らいだことでしょう。事実、心療内科の先生がビックリするほど早い回復でした。少しずつ前を向き、病気と向き合う気持ちになり、また、笑顔いっぱいの私となりました。今は、全てが順調! 「これでいいのだ」の精神で、毎日笑顔で過ごしています。
講演会のあと、一緒に行った主人から、こんな言葉をもらいました・・・「今までも、これからも、いつでも一緒だよ。ともに学んで行こうね」と・・・結婚して20年以上にもなるのに、今さら・・・(笑)。少々早い、クリスマスプレゼントになりました。これからも、今ここに在ることに感謝しながら、楽しみながら学んで行こうと思います。
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本日、高槻での講演に参加させて頂いた、3*歳の独身女性です。お疲れさまでした。休憩もとらず、時間を最大限に活用して下さり、ありがとうございました。脳のためにも、しっかり休養してくださいね。
直接お会いして先生の優しいお声でお話を聞くことで、よりダイレクトに魂に響いてくるものがあり、色々なことを思い出すとともに、心に栄養を頂くことができました。そして何より、「親を大切にしよう」と、子供の頃に抱いていたピュアな気持ちを、素直に心に思い出させて頂きました。
先生もおっしゃっていたように、日々のニュースを見ていると、今の日本は行き詰まっているように思います。最も大切な心の問題が正しく理解されず、置き去りにされてきた結果が今なのだと思います。私も、先生の本を必要とする人に巡り合ったときには、勇気を出してお伝えしていこうと思います。
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大阪での講演、お疲れさまでした。私にとって、あっという間の2時間半でした。新幹線の復路、帰りの電車の中では、泣こうと思わないのに涙が出てきて、そっとハンカチで拭いていました。
私は別の気持ちで講演を聞きに行ったつもりだったのですが、一番大事なことに気づかされて帰ってきました。それは、講演の最後の締めくくりに、先生が、「人生を終えた時に後悔することで一番多い事例が、親孝行ができなかったこと」だと教えてくださったことでした。その言葉以降の私は、涙が止まりませんでした。
私の父は、3度もの脳梗塞を起こし、私の事情で、今は「特養」に入所してもらっています。父に面会に行くと、父は最初は、私のことをじっと見ています。しばらくして「アー」と声を上げて、喜んでくれます。やがて、私が「それじゃ帰るね」と言うと、「オー」と言ってくれる時もあり、泣き出す時もあります。言葉も、だんだん少なくなってきました。先生の講演を聞いて、私は今生を終えた時、「父母を充分に愛したか」と問われたら、このままでは、「はい」と答えられないと思いました。残り少ない、父母との生活を、納得のいく時間を過ごしたいと決心しました。先生には今回の講演で、ほんとうに大事なことに気づかせてもらいました。
本物の先生の声を通して聞くお話は、不思議と心に響いてきました。先生、ありがとうございました。よい年をお迎えください。
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・・・というお手紙でした。
ちょうどPHPの編集長さんから連絡があり、「中学生世代を中心にして、子供たちが自殺やいじめを思いとどまるような、命や人生の大切さを訴えるわかりやすい『生きがい論入門書』を、お願いできませんか?」というご依頼でした。私は、「ちょうど僕には中学生の娘がいますし、各地の学校で講演していますから、その目的の本なら、僕はまさに適任者ですよ」と、即座にお受けしました。来年前半にはお届けしますので、もうしばらく、お待ちくださいね!
12月14日版
高槻現代劇場での大講演会の感想が、色々と届いていますので、ご紹介いたします。
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こんばんは。
日曜日、大阪の講演会に行ってきました。一度、先生のお顔を見ておかなければと・・・
同じ歳と思いつつも、CDなどでお聴きする先生の声は、人を包み込むような人生経験豊かな年配の方のイメージで、声と歳とがバラバラに乖離していたのですが、第一印象は、「かわいい〜、やっぱり同い歳だ!」でした。(大変失礼!)
写真を撮れなかったのが、ちょっと残念でした。
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**大学で教官をしております**です。
今日のご講演、おつかさまでした。とてもよかったです。
よく2時間ぶっ続けで、パワーポイントも使わずに・・・。
でも、ロジカル(飯田注:論理的)で、わかりやすかったです。
ありがとうございます。
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日曜日に高槻の講演会に、中学2年生になった息子と参加させていただきました。
生?の先生にお会いするのは、2年ぶりぐらいですが、「お腹に赤ちゃんがいる」なんてとんでもない、「痩せられたな」と思いました。お元気そうで嬉しくなりました。
本当にご無沙汰なのですが、毎日先生の歌や講演を聞かせていただいてるので、とても身近につながってるという気持ちになりました。
初めて講演に行かせていただいたのは、2004年の5月29日だったと思うのですが(この年は大阪、京都の講演が多かったですよね。5回参加させていただきました)そのころはお守りのように「死にたい」という言葉を、いつも心の隅に持っていたのですが、今はそんなお守りがなくても、大丈夫になりました。
「逢いたい」のCDを聞いて、今回講演に参加して、「この数年、先生にすごく癒していただいて、元気が出てきた」と実感しました。ホームページを見ていつも思うのですが、先生のパワーはすごいですね。でも、昨年のように限界までいかないようにご自愛くださいね。
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今回の講演会でとても印象に残ったのは、客席に向かって、深々と頭を下げられる飯田先生のお姿でした。とっても素敵でした。(おなかの事は、そんなに気になりませんでした! 特に男の人は、外見がいいかどうかなんて、あまり関係ないと思いますけど・・。でも、出張が多いという事はきっと外食が多いと思うので、食べる物には気をつけて下さいね)
それと、親孝行をした方がいいですよ、というお話も、耳が痛いけど、とても響きました。鬱病のおおまかな定義を先生がおっしゃっていましたが、今の私は、まさにそれと闘っているみたいです。今は、苦しむ時なんですね・・・と割り切って受け入れようと努力する事が出来るのも、飯田先生のご本のお陰です。夫が先立って以後、「もう消えてなくなってしまいたい」と思う自分と、飯田先生のご本を読んで冷静に対処しようとしている、もう一人の自分がいるみたいです。
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おはようございます。高槻の講演会、聞かせていただきました。
飯田先生のお話を直接聞くのは2回目です。1回目は1年前の東京。
今回の先生の印象はズバリ、「エネルギーいっぱい!」でした。すごくエネルギーを感じました。
講演会の中での「光からのメッセージ」や「先だった人からのメッセージ」は、今までCDやDVDで何度も何度も聞いていた(マニアですから)にもかかわらず、光からのメッセージを読んでいる飯田先生の力強さに圧倒されました。読んでいる瞬間、光と一体になっているのが感じられました。講演会の終わり頃には、飯田先生の周りに緑色のオーラが見えました。2時間があっという間でした。聞きに行くことができ、本当に良かったです。ありがとうございます。
「決定版 生きがいの創造」はすでに購入してありましたが、講演会の会場ロビーで、ついプレゼント用に4冊買ってしまいました(重かった・・・涙)。うち1冊はさっそく義父(妻の父)にプレゼントしました。頑固者の義父が読んでくれるのがとても楽しみです。
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昨日の講演会、お疲れさまでした。
すごい人でしたね! 行きも帰りも、すごい人だかりでした。
講演会でお話をきかせてもらうのは久しぶりでしたが、やはり楽しく過ごせました。たくさんの方の前でお話しされるの、さすがですね、さすがプロですよね。とってもお上手ですよね。あれだけたくさんの方をちゃんとつかんでますものね。
一緒に行った友達も、夫婦のことや職場の人間関係で悩んでいて、「すべてにおいてかなりタイムリーだった。。。」といってました。途中で私、眠くなってしまったんですがバレてますかね? 通路側に頭がもたれてしまって「(しまった・・・!)」と慌てたんですけど(笑)
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きょうは、感動的な講演、ありがとうございました。初心者も、先生のファンも、それぞれが自分にぴったりのメッセージを頂いて、岐路についたと思います。
飯田先生の姿がステージから見えなくなっても、拍手が鳴りやみませんでしたね。うんうんと、うなづきながら聞いてらっしゃる年配の男性、佐賀から日帰りでいらした年配のご婦人、途中で少し居眠りしながらも「光からのメッセージ」のところでむっくり起きて泣き出した若い女性・・・あっちこっちで、ハートが震えているのがわかりました。
飯田先生は2年前に拝見したときよりも、ずっとお若くなられたように感じました。むきたての、ゆで卵のような・・・
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・・・という感じです。
途中で眠くなった方々もいらっしゃるようですが(笑)、これについては、私は聴衆の皆様を「光の次元」とつなげるべく「催眠誘導」しながらしゃべっていますので、途中で気持ちよくなってきて、うっかり間違って「睡眠」の方に入ってしまう方々が現れるのは、当然といえば当然なんですよ(笑)。
それにしても、「むきたての、ゆで卵」のように若々しかったとは、いったい・・・(嬉)
12月8日版
東京・綾瀬市での講演会、市長さんや教育長さん、校長先生・教頭先生の皆様を前にしながら、いつにも増して堅苦しい雰囲気の中、なんとか精一杯お勤めさせていただきました。次は、ついに、日曜日の1500人規模の大講演会に出陣です。
いったん福島まで戻ってみると、大学あてに、「トーク&ライヴ」CDに対する、嬉しい感想のお手紙たちが届いていました。たとえば・・・
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今も「逢いたい」を聴きながら、お手紙を書いてます。
さっそく申し込ませていただいたCD、夜、子供を寝かしつけ、少しだけある1人の時間に、聴かせていただいています。
先日、CDが届いたばかりの日に、母が遊びに来ていました。飯田先生のお名前は以前より私の話から知っていた母も、「えっ? 飯田先生は歌も歌うの?!」と驚いていましたが、曲が始まり、「あら、良い曲ね」と言い、その後、母は自分でもビックリしていたのですが、ボロボロ、ボロボロ、泣き始めました。きっと、詞の内容もメロディも、心の奥に響いたのだと思います。
またステキな曲を作って下さった飯田先生、有難うございました。
母も今では、先生のファンなんですよ!
川崎市 ***** & 母 ***
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そういえば、綾瀬市でのお堅い講演会の前日のこと・・・ある難病の友人(以前このHPでご紹介した「車椅子父さん」)のブログを1週間ぶりに開いてみたら、なんと、いま東京にいらっしゃるとのこと(まったく想定外でした)。ビックリして、「ちょうど私も今夜上京して泊まる予定でおり、しかも急に午後の会議が中止になって時間が空きましたので、何かお手伝いできることがありましたら、救助隊または介助犬として駆けつけますから、どうぞご遠慮なくお申し出くださいね」と、「どうせお読みになるのは、深夜に宿泊先にお戻りになってからだろうな」と予想しながらも、一応、携帯にメールしておいたところ、午後2時前に、奥様から、「先ほどディズニーランドに着いて、たまたま主人が携帯を見たら、なんと飯田先生からの久しぶりのメールを発見して、一同大騒ぎになったところなのです! あまりにもタイミングが良すぎて信じられないのですが、本当に、お言葉に甘えてもよろしいのでしょうか?」と、グッタリお疲れのお声が・・・尋ねてみると、9歳と1歳のお子様2人を連れて、車椅子で地下鉄やJRを何本も乗り換え、ようやくランドに到着なさったばかりではありませんか・・・その時点で、私はまだ福島の自宅にいたのですが、「とにかく、私、これから国際救助隊サンダーバードのように緊急出動して、17時から18時の間にはそちらに到着しますので、それまで何とか持ちこたえてお待ちくださいね!」と叫ぶやいなや、腕時計をするのも忘れて(福島駅で気づきました)車に飛び乗り、福島駅から新幹線で東京へ、そしてコインロッカーに翌日の講演の荷物を預けてJR舞浜駅へと乗り換え、17時2分に、ランドのゲートをくぐったのです。入園すると真っ先にインフォメーション・センターに向かい、電動昇降装置付き介護タクシーの電話番号を教えてもらって仮予約しておいてから、奥様の携帯に電話し、周囲に見えるものの手がかりを尋ねながら、所在位置を探し出して、かつて私が遠方のお宅を訪問して以来の、感動の再会を果たしたのでした。(その瞬間、私の頭の中では、子供時代に大好きだった「サンダーバード」のテーマ曲が、高らかに鳴り響いておりました・・・笑)
その後の模様は、ご本人が携帯からブログを更新なさっていますので、
http://kurumaisutousan.blog77.fc2.com/
の12月7日版「サプライズ」を、ご参照ください。
(その後、ご一緒に楽しく過ごしてから、私が勝手に「サンダーバード2号」と名づけたリフト付き介護タクシーでホテルまでお送りし、私も翌日の講演会場近くの「ホテルオークラ海老名」まで移動したのですが・・・深夜だというのにJR東海道線も相模鉄道もギッシリ満員のスシ詰め状態で、ホテルに着いたら0時になっておりました。水曜の夜だというのに、首都圏の人々は、なんと夜更かしなのでしょう!)
明日もまた、新幹線で、夜遅くに京都まで移動して泊まります。
それでは、日曜日に、高槻現代劇場でお会いしましょうね!
12月5日版
そろそろ発売になっているはずの『安心』1月号(マキノ出版)の中に・・・
そうなんですよ、全国の書店や病院・福祉施設の待合室などでおなじみの、有名な医療系月刊誌『安心』の巻頭グラビアとして、「本誌では史上初めての挑戦となるスピリチュアル系の特集」(編集者さん談)という大胆な試み、つまり「飯田史彦教授の生きがいの扉」が、掲載されているのです!
しかも、巻頭カラーグラビアとして9〜25ページの大特集に加え、モノクロページの155〜163でも、「飯田教授からのメッセージ 〜生きがいの道しるべ」として、大いに特集してくださっています。
それも、「股関節特集号」の巻頭カラーグラビアを飾っているのが「生きがい論」という、この絶妙の取り合わせが、いかにも私らしくて大満足しております(笑)。
これにより、全国の医療・福祉施設の待合室などで、私の「生きがい論」に初めて触れてくださる方々が激増すること、間違いなし。福島まで取材においでくださった編集者さんとライターさんも、「生きがい論」を正しくご理解くださっている愛読者の方々だと判明し、面談しながら大いに意気投合してしまいました(笑)。本当に、ありがたいことです。『安心』編集陣の勇気に、拍手喝采!
書店さんの雑誌コーナーでも販売されていますので(定価570円)、ぜひとも、伝統ある医療系月刊誌が「初めての挑戦」とおっしゃる「生きがい論の大特集」を、ご覧になってみてくださいね。
11月24日版
福島でのトーク&ライヴ、なんとか無事に終わりました。
遠くは東京、仙台、山形などからおいでくださっており、80台のお年寄りから幼稚園のお子様まで、老若男女120名の皆様(会場定員いっぱい)が至近距離から凝視なさるので、これまでになく緊張した私でしたが・・・幸いにも、歌が始まると、皆さん「歌詞カード」に視線を落とされるため、私の緊張度指数も下がり、リラックスすることができました。
それにしても、新曲「逢いたい」の評判の高さには、びっくり仰天。今夜も1曲目に披露したのですが、ほとんどの方々がポロポロと涙してくださり、会場全体が、すすり泣きの歌声でいっぱいに・・・私も、思わず、もらい泣きしてしまいました(この頃、なぜか涙腺が弱いのです)。
終了後のサイン会の際にも、「新曲、いつCDになさるんですか?」「新曲が、私の好きな歌のベスト・ワンになりました」「ここまで純粋に泣ける歌に、初めて出逢いました」など、「逢いたい」を絶賛くださる声ばかり・・・おそらく、皆さんは、カラ元気など出さないで、思い切り泣きたかったのではないでしょうか。なにしろ、私の本を愛読くださる方々には、つらい試練を抱えて、懸命に生きていらっしゃる御方が多いですからね。
一方では、わずか40分ほどのトーク&ライヴだったので、「もっと聴きたかったです」「もう終わっちゃうの?、って、物足りなかったです」などのご要望も多かったのですが・・・「もっと聴きたい」と欲していただけるうちが、花(華?)というもの。「なんだよ、まだ聴かされるのかよ」とウンザリされる前に、あっさりと終了させていただきました(笑)。
11月15日版
東京でのトーク&ライヴ・コンサート、おかげさまで、3階までびっしりのお客様がおいでくださったとのことで、大成功に終わりました。本当に、ありがとうございました。
さっそく、主催者のSさんから、このようなメールをいただきました。
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昨日は、大変すばらしいコンサートを、ありがとうございました。
参加者からも、絶賛の声を多く受けました。
みんな、先生の歌声とその御心に感銘したようです。もちろん天国の子ども達も。
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また、ご参加くださった40代男性からも、このような感想が・・・
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お疲れ様です。
本日は、トーク&ライブ、本当に有難う御座いました。
先生の「講演会」ではなく、「トーク&ライブ」というのは初めてでしたので、大変興味深かったです。
終始リラックスなムードの中で進行して、いつもより、皆さんの合唱が大きく響いていたような気がします。
なにしろ、宇宙初公開の新曲も聴くことができ、しかも一緒に合唱させて頂けたことは、本当にうれしかったです。どうも有難う御座いました。
途中、先生が声を詰まらせて数秒間、歌が中断したときには一瞬驚いてしまいましたが、涙をこらえておられたのですね。最近、親しいご友人に先立たれたとのこと、心中お察しいたします。本当に悲しくて大変だったのですね。こちらまで、もらい泣きというか、ジーンとしてしまいました。
新曲の『逢いたい』は、これまた泣ける歌ですね。
「信じている」「今、今すぐ逢いたい」・・・なんて直球勝負の、ストレートに心の琴線をふるわせるフレーズでしょう。いつもながら感服いたします。
メロディーの方も、泣きの黄金律ともいえるフレーズ!!。
ギターの音色も、いつにもまして潤っていたというか、神秘的な音色さえ感じました。
とにかく情感あふれる歌で、心から感激しました。
ギターはオープンチューニングですよね。美しい音色ですね。
僕も今度練習してみたいですね。(笑)
もう何年も、ギターを弾いて歌うなんてなかったので。
今日はお誘い頂きまして本当に有難う御座いました。
重ねてお礼申し上げます。
追伸:今日は2階席におかげさまで座ることができました。
円形のホールでしたので、初めて見るめずらしい角度で拝見できたので、今日は、とても新鮮で大満足でした。
それに、いいじゃあないですか。先生の外見はすてきですよ。
人々に安心感を与えるためにも、これからもそのくらいは福よかでいてほしいものです。
では、失礼いたしました。
********************
・・・ということで、私もほっとしました。この歳になると、もう女性にモテることよりも、同性(男性)に高く評価していただけることの方が、嬉しいものなんですよ。人間は通常、異性に対しては甘いけれど、同性に対しては厳しいですからね(笑)。
また、先日、世の中の人々をみな悲しませた事件でお子様を亡くされたご両親も、わざわざ遠方からおいでくださっており、講演後にゆっくりと時間をとってお話をさせていただきました。(これを機会に、生涯の良き友人になりました)
新曲「逢いたい」も、自分でもビックリするくらいの大好評で、多くの方々から、「泣けて泣けて仕方がなかった」「これまでの飯田先生の歌の中で、いちばん好きな歌になりました」などと、嬉しい感想をいただきました。
追伸:
上記の感想文で男性が、「ギターの音色も、いつにもまして潤っていた」とおっしゃる理由は・・・実は、ほぼ5年ぶりに、ギターの弦を張り替えたのでした(恥)。5年間も張り替えないで放っていてしまって、ゴメンなさい!
11月2日版
昨日の新聞に、「高校の必修科目未履修問題を苦にして、父兄説明会の直前に、なんと校長先生が自殺」というニュースが載っているのを見て、私は暗たんたる気分に・・・
中高生の自殺や未遂問題が多発し、先生方が対策に苦心なさっている状況のなかで、先頭に立って命の大切さを訴えるべきである校長先生が、率先して自殺してしまうとは・・・これでは、現場の先生方がいくら「命を大切に」と訴えても、まったく説得力がないではありませんか・・・(涙)
すると、本日、ある中学校の先生から、次のようなお手紙が届いておりした。
********************
突然、お手紙を差し上げて失礼いたします。いつも先生の著書を楽しみに拝読させていただいております。
私は、**市の公立中学校の保健体育科教諭として勤務しております。現在の勤務校は、家庭環境の厳しい生徒が多く、その困難さに起因する問題行動に、日々追われております。生徒たちを見ると、「うざい」「キショイ」「死ね」「殺すぞ」といった言葉が、平気で日常的に飛び交うような状況です。
さて、そのような中で、私が担当する1年*組で、飯田先生の著書『親と子で語る人生論』から引用させていただき、生き方に関する学活を試みました。自殺したい女生徒を男性教師が説得するシチュエーションをそのまま頂戴し、生徒たちが男性教師になったつもりで、会話を創作していくといった内容を、コンピュータ室でパワーポイントを活用して実施してみました。
その結果、中には面白半分でわざと自殺に追い込んだり、昼のメロドラマのような展開にしてみたりといった生徒もいましたが、ほとんどの生徒はまじめに学習してくれ、最後の「みんなへ伝えたいこと」のアンケートでは、「自殺はダメ」と訴える生徒がたくさんいて、私も救われました。
今後も、飯田先生の著書をパワーポイントで引用し、宗教教育と誤解されずに公教育として実施できるよう配慮しながら(笑)、生徒たちにうまく紹介していければと考えております。次は、『生きるということ』の絵物語を見せて考えさせたいと思っております。
飯田先生の著作権の許可を得ずに、勝手に授業で利用させて頂いておりますがお許しください。お粗末ですが、授業で利用させて頂くパワーポイントのデータを同封させて頂きますので、ご覧いただければ幸いです。
これからの先生のますますのご活躍を期待しております。12月10日の大阪での講演会にも、ぜひ行かせて頂きたいと思っております。お体には十分にお気をつけて、みなさんの救済にご尽力ください。
********************
おお!
この国にも、まだまだ、このような使命感に燃える現場の先生方が、潜伏していらっしゃるではありませんか!
著作権など気にしないで、私の著書や文章を、どんどん加工して活用なさってくださいね。私の「生きがい論」は「道具」としての有効性を追求していますので、ただ皆様の手元に置いてくださるだけではなく、さまざまな場面・状況で効果的に活用していただいてこそ、真価を発揮するのです。
そのうえで、何か都合の悪いことが起きた時にのみ、「私はただ、飯田先生という大学教授の主張を、そのまま引用しただけですので」と、すべて私の責任にしていただければ結構です。読者の皆様が問われる責任や罪は、すべて私が背負いますから。(その覚悟がなければ、あのような本を堂々と世に問うことはできません)
暗たんたる気分で落ち込んでいた私でしたが、このお手紙で、本当に救われました。なんという絶妙のタイミングで、私を元気にしてくださる「読む薬」が届くのでしょうか(笑)。
**市**区の**中学校の**先生、私を救ってくださって、本当にありがとうございました。
すると、その直後に、先日講演を行った山木屋中学校の教頭先生からも、うれしいメールが・・・
********************
先日はお忙しい中、遠路おいでいただきありがとうございました。
職員・生徒・保護者・地域の方々のそれぞれに感想を聞いてみましたが、
驚いたことや「なるほど」と思ったこと、気持ちが楽になったことなど、
先生のお話をお聞きして、それぞれの中に残ったものが数多くあったようでした。
また、先生にご講演をお引き受けいただくことができたお陰で、
例年になく多数の保護者・地域の方々・地域外の方々に、
文化祭を御覧いただくことができました。
重ねて御礼申し上げます。
********************
おお! おお!
このような先生方が、わずかでも各地に散在していらっしゃるかぎり、この国の教育界は、まだまだ大丈夫だ・・・
・・・かくして、ふたたび元気を取り戻した私は、前人未到の「生きがい論」というエヴェレストの山頂に向けて、「きっといつか、たどり着ける」と信じつつ、人類の歴史では厳冬期にあたる胸まで積もった大雪をラッセルしながら、また目の前の小さな1歩を踏み出し始めたのでありました。
(なんと単純な人間なのでしょう・・・)
10月14日版
緊急のお知らせです。
大阪医科大学の黒岩教授から、次のような緊急メールが届いておりました。
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先ほど出張から帰って参りましたが、昨夜(13日)夜8時の時点で、お申込が1405名になっているそうです。この週末で1500人(満席)に届く勢いですので、大変恐縮ですが、ここで一度締め切らせて頂けませんでしょうか。市の広報などの反応を見て最終的に調整し、席があるようでしたらまたご案内させて頂ければと思っております。
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なんと、予約開始後3週間で、1500席が満席とは!
まだ講演まで2ヶ月もあり、「市民公開講座」と題して、これから
したがって、急用などで来場できない方々が1〜2割生じるとしても、とりあえず現時点で、このHPからのお申し込みは、締め切りとさせていただきます。今後、
ちなみに、先ほど娘(中学1年生)に、「お父さんの講演会、1500人の会場が満員になりそうだよ」と教えてやったところ、娘は「なんで? お父さんって、ジャニーズでもないのに、そんなに人気があるの? ねえ、どうして? なんでなの?」と、まったく理解できない様子で疑っておりました。どうやら、中1の娘にとっては、「人気のある男性=ジャニーズ」という解釈になるようです(笑)。
私にはさっぱりわかりませんが、娘は、ジャニーズの「かとぅーん」(私のヒアリングの結果ですので、正式な綴りは不明)というグループの、「カメ無し」(私のヒアリングの結果ですので、正式な漢字は不明)という男が気に入っているようです。男性のくせにカメが無いとは、いったい・・・???
(とはいえ、いまだに、いちばん好きなのは「モーニング娘」のようですが・・・)
10月10日版
松江〜広島と、4日間ほど出張しているうちに、またまた黒岩教授(大阪医科大学)から、びっくりメールが届いておりました。
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10月6日現在のところ、1170人の申し込みがございます。高槻市の広報に掲載して頂く前に、1500席が一杯になってしまうかもしれません。皆様のご住所を拝見しますと、全国からおいでになりますので、市民公開講座どころか国民公開講座のようです。**********
なんと、受付開始後2週間で、1170人もの方々からお申し込みをいただいたとのこと!
もしかして、このHPの読者のほとんどが、12月10日の講演会に集結してくださるのでしょうか?
何が何だかわかりませんが、とにかく、あと300名様分のチケットしか余っておりませんので、ご希望の皆様は、お早めにお申し込みくださいね。(これは10月6日時点の残席情報ですので、現在では、もっと残り少なくなっているものと思われます)
ここ数日間、講演、お通夜、お葬式など、移動でグッタリ疲れてしまっておりますので、今夜はこれにて。
追伸:
10月29日(日)の午後に、
10月3日版
ごめんなさい!
1週間ほど出張しており、福島を離れているうちに、大変なことが起きてしまっておりました。
まず、前回の更新で「大阪医科大学」での公開講演会をご案内した、わずか2日後の25日に、黒岩教授から、このようなメールが・・・
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外来と講義が終わって今、部屋に帰って参りましたが、秘書さんが青い顔をして受講希望のメールを処理していました。今の時点で、600人近い方が受講を希望されております。予想をはるかに超える人数で驚いております。大変申し訳ございませんが、これで受講を締め切りにさせていただけませんでしょうか。先生のお力の凄さを実感いたしますとともに、受講が叶わない方々には、大変申し訳なく思っております。********************
なんと、たったの2日間で、600名ものお申込が!
しかし、会場(大阪医科大学講堂)の収容人数は、300名ほど。
私もビックリして、どのようにお返事しようかと迷っていたところ、数時間後に、次のようなメールが・・・
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先ほど受講申込を止めてくださいとのメールを差し上げたのですが、皆様からの文章を拝見しますと、熱い想いを書き綴っておられる方々も多数おられまして、お断りするにはとても忍びない気持ちです。そこで、同じ
おお!
いったんは、「多くの方々にお断りのお返事を出すしかない」と覚悟なさった黒岩先生でしたが、お申し込みくださった方々からのメールやFAXの文章を読み進むうちに、その熱い想いに胸を打たれて、「お断りするにはとても忍びない」という心境になられ、ついには高額の身銭を切ってまで、「参加費無料」のままで別の大きな会場を借り上げようと、決断してくださったのです。
なんと、愛と使命感に満ちた、素敵な先生なのでしょう!
しかし、これだけ大量の方々にチケットをお送りするだけでも、多額の費用がかかるでしょうに・・・福島からうかがう私の交通・宿泊費のご負担もかなりの金額になりますし、そのうえ参加費無料のままでは、黒岩先生に、会場費を含めてかなりのご負担をおかけしてしまうので、私も複雑な心境です。
そこで、「金銭的にも労力的にも、かえって先生や担当者さんに大変なご迷惑をおかけすることになってしまい、本当に申し訳ございません」とお返事したところ、私の気持ちを思いやって、次のようなお言葉をくださいました。(ただし、9月29日時点での情報ですので、その後の3日間で、もう少し人数が増えているかもしれません)
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現在のところ、800通近い申し込みがございます。可能でしたら、チケットの発送は10月末になりますと、ホームページでご案内いただけませんでしょうか。今日は今から手術に入りますので、お返事を確認させていただけるのは、明日の朝になります。秘書さんも、いきいきと準備させていただいております。私も秘書さんも、近年にない充実感を味わわせていただいております。ありがとうございます。
********************
・・・このような素晴らしい先生にお招きいただけて、私は感激してしまいました。まさに、黒岩先生&秘書さんの優しいお気持ちと、お申し込みくださった皆様の熱い想いが、ひとつに溶け合って、私の心に飛び込んできたという感覚です。私は本当に、幸せ者です。
というわけで、12月10日(日)の講演会は、同じ
本日、北海道在住の御方からも、「大阪の講演会に申し込みました!」というお手紙が届いておりました。どうやら、12月10日は、「生きがい論」でつながった怪しげな人々が日本中から集結する、大変な大集会になりそうです(笑)。
9月23日版
大阪医科大学での市民公開講座(参加費無料!)の、申し込み受付が始まりました。すでに学会関係者だけで50名ほどの参加希望があるそうなので、ポスターが地元に張り出される前に、大至急、このHPの読者の皆様に、特別先行公開いたします。
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主催: 日本脳腫瘍の外科学会
題名: 市民公開講座「生きがいの創造〜新時代の医療に求められるスピリチュアル・ケアの意味と方法」
講師: 飯田史彦
日時: 12月10日(日)、午後2時〜4時すぎまで
場所: 大阪医科大学 臨床第1講堂(その後、1500席の大きな会場に変更になりました)申込方法: 会場収容人数の関係上、事前にご予約いただいた御方から、優先的に入場券を送付させていただきます。FAXまたはEメールにて、住所・氏名・連絡先(TEL・FAX・Eメール)・申込枚数を記載のうえ、下記宛先までご連絡ください。
問合せ・連絡先: 大阪医科大学 脳神経外科学教室 公開講座担当:木下さんまで
TEL:072−683−1221(内線2383)
FAX:(満席のため、10月14日の時点で申込は締め切りました)
Eメール:(満席のため、10月14日の時点で申込は締め切りました)
********************
なお、会場(臨床第1講堂)の収容人数(300名程度)を超えた場合には、隣の臨床第2講堂にて、生中継映像での鑑賞となってしまいますので、本物の私から直接に聞きたいという御方は、お早めにお申込くださいね。(べつに、生中継映像の私がニセモノだというわけではありませんが・・・笑)
今回の公開講演会は、「日本脳腫瘍の外科学会」会長でいらっしゃる、有名な黒岩敏彦教授(大阪医科大学脳神経外科学教室)から、光栄にも、直接のご依頼をいただいたものです。黒岩教授は、脳腫瘍や脳血管障害などの専門家として、すでに日本の医学界での地位を確立なさっている、ご高名なドクターでいらっしゃるにもかかわらず、脳出血時の体験を分析・報告した私の著書『ツインソウル』に対して、拒否反応を示すことなく、寛大な姿勢と柔軟な思考で受け入れてくださっています。まさに、「新時代の臨床医療」を真剣に追求してくださっている先生であり、このような先生のいらっしゃる大阪医科大学は、まことに先進的で、真にアカデミックな学問の場であると言えるでしょう。本当に、ありがたいことです。
9月20日版
お知らせ
昨日の更新でご案内した、「島根いのちの電話」主催の私の講演会は、チケットが完売(予約で満席になり当日券販売なし)になったそうです。今のところ、会場変更や追加席販売の予定はありませんが、もしも何らかの変更がありましたら、このHPでご案内いたします。
予約が間に合わなかった皆さん、本当に、ごめんなさい。
9月19日版
東京の講演会、なんとか無事に終えることができました。
さっそく届いていた、友人たちからのメールの一部をご紹介すると・・・
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昨日は本当にありがとうございました。先生がひとつひとつの講演会を本当に大切に、全力投球してくださる姿に、スタッフとして先生の誠実さをあらためて感じさせられました。私ども助産師にとっても、仕事の面でも私的な面でも、きっと明るい気持ちで今日からを過ごせるのではないでしょうか。
赤ちゃんたちもほとんど騒がず、参加者の方々はとても集中して聞いていました。
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ほんとにお疲れさまでした。
私は1階のいちばん後ろの方だったのですが、会場のあちこちに、泣いている方々がいっぱいでしたよ。
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先生は、お気づきでしたでしょうか?
講演会の時はぐっすり寝ていた小さな子どもたちが、先生がギターを持ったとたんに起きて、歌が始まったら、お父さんやお母さんと一緒に、頭と肩でリズムをとっていたのを・・・。
私、うしろから見ていて、胸がとても熱くなりました。小さな指揮者がいっぱいの会場でしたよ。
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・・・という感じでした。
私としては、素晴らしい参加者の方々と、音響の良い会場に恵まれて、とても気持ちよく講演できたので、ぜひ今回の講演をCDにして、このHPを通じて広く皆様に提供したいと考えたのですが・・・助産師会を通じて会場の音響係での録音をお願いし、会場から録音料金を請求された助産師会がきちんと事前に支払ってくださっていたにもかかわらず、なぜか会場の音響係さんからは、「あれ? 頼まれていないので、録音はしてませんよ」とのお返事。どうやら、児童会館の事務スタッフと音響スタッフとの間で、録音の必要性に関する打ち合わせミスが生じてしまったようです。私も助産師会のスタッフも、「ええ〜っ!?、そ、そんなぁ・・・」「ちゃんと費用も支払ってお願いしてたのに〜っ」と、大ショック・・・特に、受付などの仕事で私の講演を生で聞けなかった助産師会スタッフさんたちは、「あとで録音を聞こうと思って楽しみにしてたのにぃ」と、ガッカリなさっていました。
こんなわけで、結局、昨日の講演会は、あの場に参加してくださった方々のみの「思い出」として残り、「CD化して広く公開しよう」という私の夢は、はかなく消えてしまったというわけです。いやはや、人生、なかなか思い通りにならないものですねぇ・・・とほほ・・・(涙)
・・・ということで、次回の公開講演会のご案内をさせていただきます。
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名称: 「島根いのちの電話公開講座 飯田史彦講演会」
期日: 10月7日(土) 午後2時〜4時
会場: いきいきプラザ島根 403研修室(島根県松江市東津田町1741−3)
参加費: 前売1000円、当日1200円(要予約)
主催: 社会福祉法人「島根いのちの電話」(後援:松江市教育委員会)
問合せ&申込先: 上記「いのちの電話」事務局(電話0852−32−5985)まで。
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私の記憶によると、鳥取県・島根県・山口県では、一度も公開講演会を行ったことがありません。確か、島根県の看護協会から、看護師さん向けの講演会を、一度依頼されただけのような気がします。したがって、山陰地方での公開講演会は史上初めてであり、非公開の講演会を含めても、わずか2度目なのです。
(私は広島の出身なので、プライベートな旅行では、隣県として何度も訪れているのですが・・・ただし、山口県の「萩」の町にだけは、なぜか、どうしても足が向かず、車で近くを通っても意図的に迂回してしまい、電車で山陰本線を通っても車窓から目を背けるだけで、44年間、一度も降りたことがありません。数年前に、意を決して車で萩に向かってみたのですが、「萩市」という道路標識(市の境界表示)を見たとたんに、異常に息苦しくなって、あわてて車をUターンさせて帰ってしまいました。自分でも不思議なのですが、こうして「萩」という地名を書くだけで、なぜか異常に心身が緊張して、心臓がバクバクしてしまうのです)
9月16日版
またまた嬉しいことがありました。
なんと、オランダ人の男性からお手紙があり、私の「生きがいの創造」の英語版(このHPで無償提供しているもの)を読んで大いに救われたので、ぜひともオランダ語に翻訳して、オランダ人の方々にも広めたい、というお申し出があったのです。
その部分の文章を、原文のまま、抜粋してご紹介すると・・・
(私はオランダ語は読めないだろうと推察して、英語で手紙をくださいました)
********************
Your book has had a great positive influence on both my wife and I.
At the moment I am in great spirits and have a happy family.
Your book has opened our eyes in many ways.
(中略)
I would like to ask your permission to translate your book into the Dutch language.
I am not a professional translater and I think it will take quite some time for me to translate your book.
However I am convinced that if I will be able to translate your book that it will change many Dutch lives in a positive way just as it has changed my life.
I thank you for your time and for writing "Creating the value of Life".
********************
・・・ということでした。
特に、私が嬉しかったのは、”Your book has opened our eyes in many ways.”(あなたの本は、さまざまな方法で、私と妻の目を開いてくださいました)というお言葉です。
当然ながら、私もすぐに、「どうぞご自由に翻訳して、ご自由にお使いください」と、お返事を書きました。これまでも、外国語に翻訳された場合、私は一切の著作権料を放棄しており、出版によって生じた収入は、すべて翻訳くださった御方に差し上げているからです。(ただし、日本語および日本国内での出版関係は、PHPが版権を持っておりますので、許可なくコピーや配布はできません)
この勢いで、18日の大講演会(東京)も、大いに盛り上がりたいと思います。
やはり、色々な意味を込めて、第一声は、「ただいま!」でしょうか(笑)。
私の講演会では、とにかく参加者の方々に、「温かい、幸せな気持ち」で帰路についていただきたい、というのが、何よりの願いです。昨日も、ある医療福祉施設で300名ほどの方々に向けて講演をしたのですが、終了後、こっそり様子をうかがってみると、参加くださった方々が、「来て良かったね」「感動したね」「元気が出たね」「途中で何度も、大声で泣きたくなって、こらえるのが大変だった」などと話しながら会場を出て行くのを耳にして、「今日は自分では60点くらいの出来の講演だったけど、こんなに喜んでいただけて、本当に良かった」と、私の方こそ元気をいただきました。(ちなみに、いつも自分では反省点ばかりなので、自己採点で80点以上ついたことはありません)
とにかく、まずは、700名近くもの方々がお集まりくださる東京の大講演会に、誠心誠意、全力投球しますね。(ただし、お申込者のうち100名程度は、お母様に同伴の「小さなお子様たち」の軍団らしいので、2時間もの間おとなしく座っていてくださるとは、とても思えません・・・いったい、会場内がどんな騒ぎになってしまうのか、かなり不安ではありますが・・・果たして、お子様たちのかわいい声で、私の歌を大合唱していただけるのでしょうか???)
それでは、大いなる不安も抱えつつ、東京都児童会館(渋谷)で、18日にお会いしましょう!
7月20日版
ふう・・・ようやく、大学内での大きな大きな公務が終わり、「夏休み」の気分になれそうです。
(ただし、学生たちは8月5日頃まで前期試験なので、教官の私が夏休み気分になったのでは気の毒ですが・・・)
しかし、まだ、このところのオーバーワークが響いて、「パソコンの姿を見るのもイヤ!」という気持ちなので、本日の更新も、大幅な手抜きでいきますね(笑)。
そう、「文字を打つのがしんどい時の手抜き技術」といえば、写真を使うに限ります。
本日、大学に行くと、たくさんのお手紙の中に、このようなものが・・・
おお!
こういうお手紙は、いただく私の方も、本当に元気が出ます。
まさに、著者冥利に尽きる、という感じの嬉しさなんですよ。
7月2日版
今朝、専修大学の大石教授から、「飯田先生、読売新聞を見てください!」とのメールが届き、あわててコンビニで買ってみると、次のような記事が・・・
なんと、有名な女流棋士の梅沢由香里さんが、私の『ツインソウル』を、いちばんお勧めの本として、ご指名くださっているではありませんか!
具体的には、以下のようにご紹介くださっています。
********************
『ツインソウル』(飯田史彦著、PHP研究所、2100円)
「生きがい」シリーズで話題になった飯田先生の最新作。スピリチュアルな部分もたくさんありますが、何より先生の思いやりや心が感じられる、温かい本です。
(東京・銀座の「プランタン銀座」で撮影してくださった、表紙写真つきで掲載)
********************
日本一の発行部数を誇る「読売新聞」の全国版で、我が『ツインソウル』を、こんなに素敵な写真を添えて、著者冥利に尽きる文章でご紹介くださるとは・・・梅沢由香里さん、本当に、ありがとうございます!(Jリーガーの素敵なご主人と、どうぞ仲良く、お幸せに)
きっと、この紹介文を読んで、「ん? 飯田先生って誰? ツインソウルって、どんな本なの?」と、書店で探してくださった新たな読者さんが、全国各地にいらっしゃるのではないでしょうか。
6月1日版
5月25日版の更新で、長崎県の自称「車椅子父さん」からのお手紙をご紹介したところ、たくさんの反応をいただきました。
ごく一部をご紹介しますと、たとえば・・・
********************
素敵なお手紙でしたね。
一読者である私でさえ感動(>_<。)でした。著者である飯田先生が胸うたれ、涙が流れたお気持ちも、よく分かりました。
お手紙の方の前向きなお気持ち、素晴らしいですね。「この思い長崎に届け!」と、祈りました。
なぜなら、みんな悩み苦しみ試行錯誤し、飯田先生の本を読み、講演を聞き・・・その中から、自分の行くべき道しるべを探しあてた経験者が沢山いて、その度合いの違いこそあれ、同じ思いで、今も世界中に沢山の方がいるのだから!、と思うからです。
長崎に向かって心から、「頑張って下さい!」と願いました。
そして改めて、ありがとうございました!
********************
心の中で、「車椅子のお父さん」が光に包まれて、穏やかな笑顔を
浮かべていらっしゃるところをイメージしながら、愛と祈りを送らせていただきたいと思います!
飯田先生の呼びかけを読ませていただいたら、涙が出ました。
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飯田先生へ
長崎県は行ったことはありませんが、
仕事では毎日のように電話しています。
先生のおっしゃったとおりにイメージしてみました。
素敵な手紙を書いてくださった方に、
すばらしいことが起きると良いですね。
********************
すると、なんとイタリアからも、次のようなメールが・・・
(プライバシーに触れる内容のため、ご本人の了解を得て、ご紹介いたします)
********************
去年の春、DVDを注文した折に先生にメールアドレスをいただくという、思いがけなく光栄な特権に恵まれた、イタリアのヴィオラ奏者の****です。
ホームページを拝見しておりましたので、先生のあまりのお忙しさを思い、これまではせっかくいただいた特権も濫用しないように控えて参りました。しかし、今回更新されたホームページの長崎の方のお話を伺い、一度位は私も感謝の気持ちを直接にお伝えするメールを送らせていただいてもいいのでは、と思いメールさせていただくことにしました。
ツインソウルの本、日本から旅行で来た人に、これだけはと頼んで持ってきてもらい拝読しました。
本当にありがとうございました。
先生が命がけで教えて下さった真実の世界。お立場上、風当たりが強くなるであろうに、敢えて出版して下さったことの意味の重さ。
あの本を読んだら、不思議なことに、今まで難解で投げ出していた、宇宙論だとか聖書のような宗教書が、突然よく分かるようになりました。捨ててしまおうと思っていたキリスト教の本や、何回読み返してもお手上げだった新しい宇宙論や有名な格言集なんかが、ああそうだったのか、と納得できるようになったのです。目からウロコとはこのこと。皆、飯田先生のおっしゃった光の世界を、世間に伝えようとしていたのですね。でも、それを言葉にするのが不可能だから、あんなに難しい表現になったり、たとえ話にすりかえたりしていたのですね。
そう分かって、もう一度、ツインソウルを読み返して、改めて感動しました。学者というのは、易しいこともわざと難しい言葉でこねくりまわすことが好きな人種かと思っていましたが(失礼!)、逆に、表現不可能な世界をあれほど易しい言葉で文章になさるとは、本当に驚きです。先生こそ、真の学者ですね。ありがとうございました。祈りの意味、耳にタコができるほど聞いてきたのですが、これでやっと意味が分かりました。
ところで、私は本業の歌劇場のヴィオラ奏者の仕事のほかに、小児病院や老人ホームで、歌いながら演奏する活動を行っています。(先生にとっての「生きがい論」と同じで、これが私に与えられた使命だと思っています。)入院患者だけではなく、緊急病棟の待合室などでも演奏をしますが、緊迫してイライラした待合室の雰囲気が、ヴィオラの音が流れると、途端にさっと和むのを感じては、音楽の持つ力の素晴らしさを思わされます。もちろん患者さんはイタリア人なので、曲は一緒に歌えるイタリア語のポップスや童謡が中心なのですが、ここに先生の歌も、ぜひ使わせていただきたいと思いました。
いま付録のCDを何度も聴いて、研究しているところです。お歌をイタリア語に訳せればいいのでしょうが、それは私の力量をこえるため、日本語の歌詞でそのまま歌おうかと思っています。(もっとも、その方がいいかもしれないですね。あなたはもういない、なんていう歌詞をイタリア語にして、小児がんの患者さん親子だの蘇生施術の病棟で歌ったら、ちょっと問題かも。)
目下、「いつまでも、いつでも一緒」の曲を選び、先生のギターの代わりに、ヴィオラでどのような伴奏をつけるか、アレンジを考案中です。言葉は分からなくても、きっとイタリアの子供たち、そして周りの医師や看護婦さんたちにも、あの音楽は伝わるのではないかと思います。
長くなってしまい、申し訳ありません。本当は、心を込めて感謝すれば先生に届くのだと知りつつ、でもメールを差し上げてしまいます。
本当にありがとうございました。
********************
イタリア人の方々に、私の歌を聴いていただけるとは、なんと嬉しいことでしょう!
しかも、ヴィオラの演奏で歌っていただけるとは、なんと素敵なことでしょう!
私の曲が、イタリア人の方々の心を、癒して差し上げることができますよう願っています。
こうして、世界中から多くの方々が、長崎に向けて、祈りを捧げてくださったのですね。
本当に、ありがとうございました。
すると、その「車椅子父さん」から、お返事が届きました。
(差し障りの無い一部だけ、抜粋してご紹介いたします)
********************
手紙を掲載して頂けるだけと思っていたので、まさか先生からコメントまでつけて頂けるとは…。
コメントを読み、本当に胸がいっぱいになりました。
本の中に出演(?)した、あの「光の存在」と僕もつながっている…!?
かみさんとは「ツインソウル」だったんだ…。
色々な先生のコメントに、胸を打たれっ放しでした。
そして、最後の先生からの言葉。
見ず知らずの、一読者でしかない私への温かい心配り…。
本当に感激しました。
かみさんも、とにかく興奮して大騒ぎでした(笑)
朝、私がベッドから車椅子に移動しているスキ(移動に結構時間がかかるんです…)に、私より早くホームページを見て、一人ですごく感激していました(笑)
さらに、かみさんが、そんな感激をしている最中に、友人からメールが…。
今回の事、まだ何も知らせていないのに…。
私もまだこのページを見てもいないのに…。
「飯田先生のホームページ、あれって**さんでは?」
「朝から涙が止まらなかったよ」
って、早朝からメールが届きました。
何だか、人生の中の大きなポイントのような気がしました。
病気というものに振り回されず、大きな視点で人生を生きていけそうな…
何かの力に守られているような…
ますますそんな確信が持てました。
本当にありがとうございました!
********************
みなさんの祈りが、「車椅子父さん」に、あふれるほどたくさん届いていることでしょう。
本当に、ありがとうございました。
(私も、この夏休みに長崎までうかがって、必ずお会いする約束を、させていただきました)
5月25日版
昨日、とても嬉しいお手紙を頂戴しました。
本日、メールでご本人のご了解をいただけましたので、ご紹介させていただきます。
********************
突然のお便り、お許しください。
私は、**県に住む****と申します。今年**歳になる男性です。
実は数年前から神経症の難病に侵され、現在仕事を休職し、闘病生活を続けています。
私の病気は、体がだんだんと動かなくなり植物人間のようになっていき、最後には呼吸もできなくなり死に至るという病気だそうです。現代医学では原因が分からないため、治療法や薬も無いという、いわゆる「国指定の難病」だそうです。
現在は、妻の介助を受けながら、自宅にて、車椅子による生活を送っています。
発病した頃(*年前)は、私にとって人生の絶頂期といってもよい時でした。仕事がとてもやりがいがあり、家も新築し、子どももすくすくと成長し、全てが順風満帆だと思えていた、そんな矢先の発病でした。
幸せの絶頂から人生のどん底へストーンという感じで、何が何だか分からないまま仕事もできない体になり、人生を悲観し、毎日のように涙したものでした。
死の病という恐怖。体が動かなくなっていくという不安。妻と子どもたちの将来。社会から取り残される疎外感。色々な感情が錯綜し、「自分で動ける今のうちに死んだ方がいいのでは・・・」と、自殺ばかり考えていた時期もありました。
しかし、紆余曲折の数年間を経て、幸運にもスピリチュアルな人や本と出逢うことができました。そして少しずつ、人生の意味について考えることができるようになってきました。
ただ、それでも、まだまだ心の揺れは大きく、浮き沈みを繰り返していました。
そんなある日のことでした。
私は、家から遠く離れた病院に、家族と離れ、独り寂しく入院していました。
そして、「このまま病院の中で一生を終えるのかなぁ」「この人生って何だったのかなぁ」と、暗〜く沈んだ毎日を過ごしていた私の元へ、妻から1冊の本が届きました。
表紙には、『ツインソウル』と題されていました。
はじめて出会った、飯田先生の御著書でした。
最初は何気なくページをめくっていったのですが、どんどんと本の中に吸い込まれていきました。スピリチュアルなことは、これまでも知っていたつもりでしたが、心に衝撃が走りました。少しカッコつけて言えば、「魂が揺さぶられた」とでもいう感じでしょうか。
私の病気について、私の人生について、問いかけられているような気がしました。
私の人生は「つまらない人生ではない」!
病気になった自分は「つまらない自分」ではない!
むしろ、こんな病気を選んで生まれてきた自分を、誇りに思えるようにさえなりました。
現在は、いったん自宅に帰り、
「どうして自分は、このような病気になったのか」
「この病気には、どんな意味があるのか」
「この病気と、どのような人生を歩いていったらいいのか」
などなど、毎日、妻と話しながら生活しています。
答えを出すのは、なかなか一筋縄ではいきませんが、妻とのそんな会話自体がとても楽しく、意味あるもののようにも感じています。
先日、妻が、飯田先生の他の御著書を、山のように買って参りました(笑)
体調の関係で、長い時間本を読むことができないのですが、毎日少しずつ先生の本を読むことが、私の大きな楽しみであり、貴重な魂の学びの時間になっております。
先生のいらっしゃる福島から遠く離れた**の地に、先生のお陰で、暗く沈んだ魂を再び輝かせることができた人間が1人いるということを、どうしても先生にお伝えしたくて、失礼かなとも思いながらも、筆をとらずには居れませんでした。
毎日がとてもお忙しく、このような手紙はご迷惑だろうなぁとは思いましたが、どうしても飯田先生にお礼を申し上げたく、お便り致しました。
文章を書くことが得意ではないため、私の気持ちが十分に先生に伝わったかどうかとても心配ですが、先生のこれからの益々の御活躍をお祈りしております。
ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。
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・・・私は、このお手紙を拝読しながら、研究室で、ポロポロと涙をこぼしました。「いろんな試練に負けないで、これまで活動を続けてきて、本当に良かった」と、私の方こそ、この男性に救われたからです。
実は、正直なところ昨日までは、「もう、『ツインソウル』が最後の作品になってもいいや」という気持ちが強かったのですが、このお手紙を拝読しながら、「こういう方々がいてくださるならば、もっともっと努力して、より価値ある本を、これからも世に問うていかなければ!」と、『ツインソウル』執筆後に陥っていた脱力状態から、ようやく抜け出すことができたのです。
その瞬間、この10年間に身の回りに起こった様々なことが、嬉しかったことも辛かったことも、まるで走馬灯のように、脳裏に浮かんできました。(おかげで、しばし涙目で立ちつくしていたため、会議に遅れてしまいました・・・笑)
皆様ご存知のように、今回の新刊『ツインソウル』では、病気やハンディキャップを持つことの意味については、特に触れておりません。これらのテーマは、『CD付き新版 生きがいの本質』をはじめとして、同じく『CD付き新版 生きがいの創造』や『生きがいのネットワーク』の中で触れていますが、今回の『ツインソウル』では、直接的には触れていないのです。
それにもかかわらず、この男性が、『ツインソウル』をお読みくださって、ご自分のご病気の意味を、誇り高く探求され始めたということ・・・それは、まさに本書が意図した効果、つまり「本書を通じて、光の次元とつながっていただく」という現象が、この男性に生じたからであるに違いありません。本書を読みながら、いつの間にか、この男性は、どんどん魂の波調が高まって、無意識のうちに、まぶしい光の次元へと、ご自分を「つなげて」いかれたのです。おそらく、まれにみる難病だからこそ、人一倍、「光」につながりやすい意識状態(魂の状態)でいらっしゃるのでしょう。
その結果、自分という人間(の肉体をまとった魂)と自分の人生に対する誇り、つまり「このような試練に直面している自分を、ありのまま愛することの大切さ」を、「思い出す」ことができたのではないでしょうか。
したがって、あくまでも、この男性が自分の力で「予定通り順調に思い出された」のであり、私の本は、そのきっかけを与えたにすぎません。しかし、世の中の多くの人々は、その「きっかけ」(効果的な道具)に出会う機会が、なかなか得られなくて、苦しんでいらっしゃるのです。いくら、さまざまな工夫を凝らした本を書いたとしても、ご本人のもとに届かなければ、効果を発揮することはできません。
その意味で、今回、この男性(夫)のもとに、『ツインソウル』を届けてくださった奥様に、この場を借りて、心から感謝申し上げます。このご夫婦は、間違いなく、まさに「ツインソウル」ですね。
こうして、今日もまた、日本や世界のあちこちに、さまざまな方々の手を通じて、『ツインソウル』の本が届いているのでしょう。(実際に、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパからも、感想と応援のお手紙をいただきました)
皆様ご存知のように、『ツインソウル』は、私が「光の存在」たちにインタビューした内容をご紹介しただけであり、本書の本当の著者は、「光」たちなのです。私は、単なるルポライター&整理屋にすぎません。だからこそ、本書は、これまでの私の本にも増して、届くべき方々のもとへ、きちんと届いているような気がします。
さすがは、「光の存在」たち・・・人間の力だけでは、とてもできない芸当ですよね(笑)。
そこで、このホームページの読者の皆様に、お願いがあります。
心の中に、九州でいちばん西にある県(大浦天主堂やハウステンボスのある、あの素敵な県ですよ)を思い浮かべ、同時に、「車椅子のお父さん」をイメージして、その男性が、まぶしいまぶしい「究極の光」に包まれており、まわりを色とりどりのカラフルな美しい光たちが、ふわふわと飛び回っている・・・このようなビジョンを、あなたのありったけの愛の念と共に、この男性に送って差し上げてください。
そうすれば、この男性の魂に、世界中から最高にまぶしいエネルギーが届いて、きっと、素敵な現象が起きることでしょう。(^^)v
5月21日版
先日、陸上自衛隊福島駐屯地から「生きがい論」の講演依頼をいただき、行って参りました。
(ここで、自衛隊を認めるとか認めないとか、政治的な議論に巻き込まないでくださいね。今回は、大学の公的部署を通じた公式な依頼であり、自衛隊員の方々にも、私の「生きがい論」を聞く機会は、政治的議論と関係なく平等に保障されるべきだからです。私は、政治的にも「完全中立」を保っており、どの政党から講演を依頼されても、分け隔てなく応じるつもりです)
私は、駐屯地の担当者から事前に届いた書類を拝見して、「おお〜っ!」と、声を上げてしまいました。
その指令書には、次のように、私の行動について、詳細なご指示が記載されていたからです。
(小学生の頃、「のらくろ」という軍隊マンガを読んでいた私にとっては、「連隊長」という言葉が、とてもカッコ良く響きました。・・・なんて書くと、すぐに「あなたは戦争を賛美するのか!」などとおかしな誤解をして騒ぎ立てる方々がいらっしゃいますが、そういう意図は全く持っておらず、単に「のらくろ」というマンガに胸躍らせた少年時代の想い出を語っているだけですので、どうかお静かに願います)
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当日の行動
1000 飯田先生 駐屯地到着
1003 下記の者、応接室において懇談
(第**普通科連隊兼福島駐屯地司令**1佐、第**施設群長**1佐、福島駐屯地業務隊長**2佐)
1017 体育館に前進 体育館玄関から右側を通って講師(当初)の位置@(会場配置図参照)に前進 (隊員は23列。講師@、連隊長、群長、業務隊長、通信要員、司会)
壇上にて司令への敬礼後講師紹介を受けその後講師(講演時の位置)において講演(位置A)
1020〜1150 講演
1150 概ね上記の逆順にて体育館離脱1200 飯田先生 駐屯地離隊
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・・・なんと、応接室から体育館への移動は「前進」であり、講演後は体育館から「離脱」したうえで、駐屯地から「離隊」しなければなりません。なにやら、戒厳令のもとで戦闘態勢に入ったかのような、ものものしい講演会。しかも、私は講師位置@から壇上へ「前進」したうえで、司令(連隊長)へ「敬礼」しなければならないのです!
私はビックリ仰天し、「前進は、やはり、地面に伏せて両ヒジでホフク前進せねばならんのだろうか?」とか、「確か、敬礼は2種類あり、海軍では甲板上の面積節約のため右ヒジを下げ脇を閉めて行うが、陸軍では右ヒジをナナメに上げ脇を開いて敬礼すると聞いたが・・・」などとあわてふためき、壇上に上がった直後の敬礼に失敗して連隊長に失礼をしないよう、鏡の前で懸命に陸軍式敬礼の練習を行いました。
ところが・・・どうしても敬礼の姿勢やタイミングが正確につかめないため、駐屯地に到着してすぐに担当者さんに確認したところ、「敬礼は壇上の飯田先生に対して我々一同が敬意を表して行うものであり、先生は、我々の敬礼に対して、軽く頭を下げてくださるだけで結構」とのこと。私は、不慣れな敬礼をしなくても良い安堵感で胸を撫で下ろすと同時に、「な〜んだ、せっかく軍隊式の敬礼を体験できるチャンスだったのになぁ」と、一抹の寂しさも感じたものでした(笑)。(←「のらくろ」を読んで育った、あるいは「宇宙戦艦ヤマト」を観て育った世代の男性諸君なら、この気持ちは、おわかりいただけますよね)
駐屯地を訪れる前は、「遅刻したら厳しく叱られそうだなぁ」(実際に30分も前に正門脇に到着し、駐屯地内の様子をうかがいながら、いかにも怪しげな挙動をしつつ待機しておりました)など、緊張のあまりにビビってたじろいでいた私でしたが・・・いざ訪問してみると、自衛官の皆さんは、とても気さくで明るく、大歓迎してくださいました。私は、大いに気持ちよく、思う存分に「生きがい論」のお話をさせていただき、壇上からは、涙をぬぐいながら真剣にお聞きくださる自衛官の方々が、たくさん見受けられました。
(私が過去に行った数百回の講演のうちでも、参加者がこれほど真剣に聞き入ってくださり、人目もはばからず大粒の涙でボロボロ泣いてくださった講演会は、珍しいほどでした。まるで、往年の青春ドラマの主人公たちのような、素直で情熱的かつ直線的な反応に、講師である私自身が、途中で思わず、もらい泣きしてしまうほどだったのです。自衛官の方々は、実際に大災害や戦争が起きれば、本当の意味で自分の命を投げ出して国民を救わなければならない立場にいらっしゃるのですから、「命」というものの重みも、人一倍感じていらっしゃるのでしょう)
また、私が著書を5〜6冊ほど寄贈したところ、さっそく、連隊の図書室に「生きがい論」コーナーを設けてくださり、講演後は、多くの自衛官の方々が、貸し出しを希望くださったそうです。
終わってみれば、当初の不安とは裏腹に、私にとって、生涯の思い出に残る、幸せな講演会になりました。
福島駐屯地にいらっしゃる、純真かつ真面目な自衛隊員の皆様、本当に、ありがとうございました。
(鏡の前で猛練習を積んだ「敬礼」を、実践できなかったのは残念でしたが・・・笑)
5月11日版
ここ数日間、東京での大サイン会にご参加くださった方々から、続々とお手紙が届いております。
たとえば・・・
・・・という感じです。
嬉しいお言葉、本当に、ありがとうございます!
それにしても・・・私に会って、言葉が出ないほど感激してくださるとは・・・いつも私にジョークを連発している学生たちに、読ませてやりたいところですが、教え子たちのほとんどは、私の本など読んだことがない(本を出していることさえも知らない)ので、「なんで、飯田先生なんかに会って、感激しちゃう人がいるんですかぁ?」と、不思議がられるだけに終わることでしょう(涙)。
でも、それでいいのです。大学での私は、完全に「経営学者」であり、「生きがい論」の話など、一切しないのですから・・・大いに異なる2つの顔を使い分ける生活は、まるで、しょぼくれた主人公が突然に変身するヒーローものみたいで、けっこう楽しめるんですよ(笑)。
大学の「飯田ゼミナール」(男女が4:6くらいで合計30名程度)でも、無断欠席をしたり遅刻が続く学生には、「もう来なくていい!」と厳しく突き放して即刻クビにするので、学生たちが私の真似をしてふざける時には、怖い顔をして「もう来なくていい!」というのが定番なのです(笑)。
また、先日の「経営学入門」の講義(400名ほどの学生が受講)の際にも、私語をしている学生をみつけて、「君たち、出て行ってくれないか!・・・マンガを読んでいようが、プリンを食べていようが、寝込んでいようが、人に迷惑をかけない限りは、もう大学生なんだから好きにすればいい・・・しかし、ぺちゃくちゃしゃべって、真面目に勉強しているまわりの学生たちに迷惑をかけることだけは、やめてくれ。おしゃべりがしたければ、教室の外に出てからやってくれないか。今度しゃべったら、目の前に行って学籍番号を聞き、試験の点数から減点するぞ!」と、大声でどなったんですよ。きっと、学生たちからみると、「飯田先生 = 口うるさい、厳しい先生」というイメージが、定着していることでしょう。
(でも、私からみると、学生たちがぺちゃくちゃ私語ばかりして、まるで学生食堂のようにうるさい教室で、何も注意しないまま黙々と授業を続ける先生方の態度が、どうしても理解できないのです。少なくとも、まわりに迷惑をかけている学生たちは、教室の外につまみ出してやるのが、真面目に勉強している学生たちへの配慮であり、教師の責任だと思うのですが・・・)
そういえば、明日の夜も、ある大きな病院の「ナイチンゲール祭」で、看護師さん向けの講演を依頼されています。山形新幹線で**まで行ってからタクシーを使うか、それとも自家用車で、山形自動車道を利用して移動すべきか・・・う〜ん、ちょうど、微妙な位置にある病院なんですよ・・・まだ、サクランボの季節には早いのですが、広大なサクランボ畑の中の農道を、のんびりドライブしながら移動するのも、いいよなぁ・・・
・・・ということで、山形県立**病院の100名を超える看護師の皆さん、明日の勤務時間終了後に、お会いしましょう!
(夜の当番の看護師さんには、講演を聞いていただけないのが残念ですが、こればかりは仕方ありませんね・・・)
5月7日版
紀伊国屋書店&丸善での大サイン会、なんとか、無事に(?)終了いたしました。
予定では、紀伊国屋が1時〜2時、丸善が4時〜5時くらいと、ゆったり構えていたのですが・・・実際には、紀伊国屋でのサイン会の終了が4時前になり、大急ぎで移動して、丸善の開始を30分遅らせたうえ、終了時刻は何と7時に。
両方あわせて、延べ5時間以上も、ひたすらサイン&握手を繰り返したため、さすがにグッタリ・・・夜8時にホテルに入ると、夕食もそこそこに、倒れるように寝込んでしまいました。
しかも、ここには書けない重大事が生じてしまったため、紀伊国屋でも丸善でも、私服を含む大量の警備員さんに囲まれながら、まさに厳戒態勢。参加くださったお客様にも、なんだか異様なムードを感じ取った方々が、少なくなかったようです。
また、サイン会の長蛇の列には並ばないながらも、サイン会の様子を、遠巻きにしながら長時間見守る、数多くの方々の姿・・・何らかのルートで私のサイン会を知って、「どんな人なのかしら」と、興味本位で「見物」においでくださった方々も、多かったようです。
なお、皆さんのカメラを預かる「撮影係」を担当くださっていたのが、PHPの安藤編集長。その隣には、PHPの営業部門の部長さん(取締役)。そして私の近くには、「生きがい論」シリーズの産みの父である大久保さんや、育ての母であるレディ細矢嬢など、敏腕編集者の方々が・・・つまり、このHPに登場する有名人の方々も、オールスター・キャストで揃ってくださっていたのです。
ちなみに、お客様の方々が、サイン中にくださった声を、いくつかご紹介すると・・・
*「飯田先生って、予想よりも、男前ですね」(注:どんなひどい予想を、なさっていたのでしょうか?)
*「飯田先生って、普通の人なんですね」(注:どんな異様な人物を、想像なさっていたのでしょうか?)
*「飯田先生って、予想通り、筋肉質ではありませんね」(注:要するに、「予想通り、太っていますね」という意味ですよね?)
*「飯田先生、そのスーツ、素敵ですね」(注:スーツはともかく、肝心の私自身については、ノーコメントなのですね?)
*「飯田先生、ずいぶん太られましたねぇ・・・」(注:そりゃ、昔に比べれば・・・どうもすみません・・・)
*「飯田先生、ずいぶん痩せられましたねぇ・・・」(注:確かに昨年よりも、5キロは減りましたが・・・もしや、皮肉でしょうか?)
*「飯田先生、髪の毛が伸びて、良かったですねぇ!」(注:本当に良かったです! 髪の毛への応援、ありがとうございました!!)
*「もしかして、飯田先生と私って、ツインソウルじゃないですか?」(注:最近よく聞かれるのですが・・・いったい何を根拠に???)
いずれにしても、ずいぶん遠方からおいでくださった方々を含めて、本当に多くの皆様と触れ合うことができ、私自身は、とても幸せな時間を過ごさせていただきました。皆様の応援のエネルギーをいただいて、(肉体的には過酷でしたが)心は元気いっぱいになりました。本当に、ありがとうございました。
では、明日の授業の準備をしますので、とりあえず、今夜はこれにて。
(あわてて前の晩にやらないで、もっと早くに準備しておけって?・・・笑)
新刊『ツインソウル』も、おかげさまで、昨日、早くも5回目の増刷が決まりました。
それでは、5月6日(土)に、紀伊国屋か丸善のサイン会場で、お会いしましょうね!
4月17日版
なんと、ゴールデンウイークに、 東京・紀伊国屋書店&丸善にて、
「『生きがいの創造』シリーズ発刊10周年記念
飯田史彦サイン会(&握手&一緒に撮影会)」
および、大「飯田史彦フェア」開催決定 !!(照)
なお、両会場とも、全16点・400冊以上にのぼる、大規模な「飯田史彦フェア」を開催中だそうです。 これほどの書店さんで、私の著書を16点も並べる大きなフェアを開催くださるとは、文筆家として、誠に光栄なこと。書店さん、出版社さん、そして何よりも、私の著書をご支持くださってきた愛読者の皆様に、心から深く感謝申し上げます。サイン会のタイトルにもありますように、「生きがいの創造」シリーズの10周年は、まさに、愛読者の皆様と共に歩んできた10年間でした。このシリーズを、これほどまでに大きく育ててくださって、本当に、ありがとうございました!(涙)。
4月9日版
それが、そのう・・・
開頭手術を受けた病院に、脳のCT検査を受けに行ったところ、私の手術を担当くださった名医、**先生が、このようにおっしゃいました。
「出血した部分は、検査するたびに、どんどん状態が良くなっていますよ。頭蓋骨と脳の間にあった隙間のような部分(つまり血が溜まっていた部分)が、もう、ほとんど見られなくなってきましたから、これで、今回の脳出血は、とりあえず収束したと言って良いでしょう。幸いなことに、もっとも理想的なコースをたどって終わりましたね」
なんと、「もっとも理想的なコース」をたどって、「今回の脳出血は、とりあえず収束した」と言えるのだそうです。手術した時点の写真を見ると、左脳の半分近くが血で埋まっており、左脳に押された右脳もかなり圧迫されて、脳の中心がかなり右側にずれてしまっていましたから、「よくぞ、ここまで回復してくれたものだ」と、安堵いたしました。「今回の」という限定表現や、「とりあえず」という慎重な用語が、大いに気にかかるところではありますが、場所が脳だけに、お医者さんとしては、慎重に発言なさるのが当然というもの。もちろん、「今回の」という表現がつくということは、今後に再発する危険性があるということですから、もしも長生きしたいと願うのならば、決して、無理はしないようにしなければなりません。
それでも、とりあえず今回の病気は、「もっとも理想的なコースをたどって収束した」と言えるのだそうですから、これほど嬉しいことはありません。実際に、脳出血で亡くなったり、深刻な後遺症で苦しんでいらっしゃる方々が、世の中にはたくさんいらっしゃるのですから・・・。これもすべて、名医に恵まれ、素晴らしい読者の皆様に恵まれた結果です。
しかも、その**先生がおっしゃるには、「先日、**先生(ある大きな病院の有名な院長先生)が、わざわざ訪ねておいでになって、私に、『飯田先生の命を救ってくださって、ありがとうございます』と、ご挨拶くださったんですよ。飯田さんの新刊を、お読みになったのだそうです」とのこと。これには、何も知らなかった私の方が、驚いてしまいました(笑)。実名を出さなくても、専門家であるお医者さんには、「我が国の脳外科で、それほどの名医といえば、**先生に違いない」と、容易に見抜けてしまうのですね。
ところが、ここまでは良かったのですが・・・
先生によると、「飯田さん、今日は、新たな別の問題について、申し上げなければなりません」とのこと。
そのうえで、撮影したばかりのCT写真を何枚も示しながら、先生がおっしゃるには、「左脳の側頭葉(そくとうよう)の部分が、半分程度も、黒く写っていますよね?・・・これは、この部分が梗塞(こうそく)を起こしていたり、水が溜まった状態になっている危険性を示しているんです」とのことでした。
確かに、写真を見ると、脳の全体のなかで、左脳の側頭葉の部分だけが、半分程度も、黒〜く写ってしまっているのです。脳の写真というものは、左右が同じく対照になっていなければならないのだそうですが、左脳と右脳が、明らかに違う状態として写っているのです。そういえば、時々、左脳の一部(後頭部ではなく目の奥の辺り)が、「キューッ」と締まるように痛む時があるのですが・・・単に、パソコンによる「目の疲れ」だと思って、我慢していたのですが・・・
私は思わず、「ええっ! あの危険な脳梗塞を、併発してしまったのですか!?」と仰天しましたが、**先生によれば、「たまに、生まれつき、このような不思議な脳をしている御方もいらっしゃいますので、詳しく調べてみなければ、確かなことは申せません」ということで、次回の検査において、「MRI」という機械(手法)を使って、側頭葉の精密検査を受ける必要に迫られてしまいました(涙)。
悪性でなければ、今すぐに手術や治療を受ける必要はなく、様子を見ながら検査を続けて、何とか生きていけるそうですので、とにかく、検査結果が良性であることを、祈るばかりです。とほほ・・・
ひとつの救いは、その症状を私に説明する時の**先生の表情が、明るく元気であったこと(暗く深刻な表情ではなかったこと)ですが、**先生は、そもそも、いつでも誰にでも明るく元気に接する御方ですから、あの表情を、どこまで鵜呑みにして良いものか・・・(笑)。
だって、まだまだ、人生を、大いに楽しみたいですからね。
こうなったら、せめて今のうちに、「今回の人生で味わっておきたい楽しいこと」を、精一杯、実現しておかなければ・・・
4月5日版
前回の更新の最後に、娘からもらった手紙を掲載しておいたところ、多くの方々から、「素晴らしいお嬢さんですね」「うらやましい」などと、お褒めの言葉をいただきました。
そこで、昨日、娘に、そのことを伝えて喜ばそうとしたのですが・・・
私:こないだお父さんにくれた手紙、お父さんのホームページに載せておいたら、たくさんの人が、誉めてくれたよ。
娘:え? 手紙って、なんの手紙?
私:お父さんに書いてくれた・・・お父さんのパソコンの上に置いといてくれてた、感謝のお手紙だよ。
娘:ああ、あれね・・・あれって、宿題だったんだもん。
私:???
娘:先生がね、「お父さん、お母さんに、感謝のお手紙を書いて渡しなさい」って言うから、みんなで書いたの。
私:ええっ!?
娘:宿題だったから、みんなで書いたんだよ。みんな、おんなじようなこと書いてたよ。私も、ゆりえちゃんとおんなじこと書いたの。
・・・き、聞かなきゃ良かった・・・・・・ああ、まさに、人生の縮図のような展開・・・ものごとの裏側って、余計なことは知らないでいる方が、幸せなんですよね・・・とほほ・・・「うちの娘だけが、自分の意志で書いてくれたのだっ!」と思い込んで、感涙にむせんでしまった私が、完全な「親バカ」でした(笑)。
どうも、失礼いたしました・・・(落涙)
追伸:
新刊『ツインソウル』、今では、新幹線乗り場の小さな書店にまで置いてくださっているとのことで、すぐに大増刷が決まりました。おまけに、『生きがいの創造 U』、『ソウルメイト』、『大学で何をどう学ぶか』(文庫)、『ブレイクスルー思考』(文庫)まで増刷に・・・きっと、『ツインソウル』で私の「生きがい論」に初めて触れてくださった読者が、これまでの本の数々にも、手をのばしてくださっているのでしょう。本当に、ありがたいことです。
なお、『ツインソウル』の「光との対話」の部分を、すべて私自身の声で、ありありと朗読した、「再現CD」を欲してくださるお手紙が、いくつも届いていました。確かに、実際に「光」とつながるために、大いに役立つでしょうから、前向きに検討してみますね。
3月27日版
新刊『ツインソウル』が発売されて、さっそく、数十通の感想が届きました。
ただし、今回の特徴として、なぜか、みなさん、具体的な感想ではなく、ひたすらに、「ありがとうございました」とだけ書いてくださっている方々が、大半なのです。どうやら、理由はわかりませんが、今回の新刊は、「具体的な感想を、簡単には書けない本」であるようです。
たとえば、『生きがいの創造 U』は「とにかく理屈抜きで最も感動に涙する本」という観点から、私の代表作だと定評があり、反対に『ソウルメイト』は、「スピリチュアルなテーマを論理的な人間関係論として整理した、世界で初めての試み」として、日本人に多い理屈っぽい方々から高い評価をいただいているのですが・・・今回の『ツインソウル』については、どうやら、感想を具体的に表現することができないらしく、ただ「すごい!」とだけ書いてくださっている方々が多いのです。感想は、「言葉にできない」ということなのでしょうか。
典型的な実例をあげると、次のようなものです。
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飯田史彦先生へ
「ツインソウル」拝読いたしました。
飯田先生に出会えたことに、心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
****より
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そのような中で、少しでも具体的な感想が含まれているものから、いくつかをご紹介させていただきます。
(とても全ては掲載できませんので、ランダムに選び、ランダムな順番で並べました。いつもながら、掲載の可否や掲載の順番については、当方には何の理由もありませんので、ご了承ください)
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「ツインソウル」、はじめから最後まで、ずっと涙が出っぱなしでしたわ。。。
想像を遥かに超えた、それでいて「やっぱりそうやったんか〜」という、すごくよく理解が出来て納得が出来た、物質世界と精神世界のつながり。。。
もう、まさに魂が震えたというほど感動しました!
私たち迷える子羊の為に貴重な体験をしてくださって、死にかけながらもその内容を教えてくださり、ほんまにほんまにおおきにです。
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たった今、「ツインソウル」読み終わりました。
今日は「ツインソウル」の日、と決めて、一気に読みました。
CDを聴きながらこれを書いています。
う〜ん、すごいですね〜!
わたしも、光さんに会ってみたい!と思っちゃいます。
でも、不思議と読み終わってみると、なんだか、もう知っていたことのような気もします。
(もちろん、魂レベルでは知っているのでしょう。)
最近は、とにかく、目の前に現れてくる、自分に与えられる機会に、一生懸命取り組もうという気持ちが強く、あまり悩まなくなりました。
こうして、先生が、生死をかけて体験されたことを、書物という形で、世に出してくださったことによって、より、自分の信念が強固になった感じです。
きっと、同じ思いの方がたくさんいらっしゃると思います。本当にありがとうございます!
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飯田先生
生きがいメディカルネットワークの**です。
12月の東京コンサートでは、私も一緒に参加することができました。CDには、私の涙声も入っているようです。(前から4列目におりました)。歌っているとき途中で、何度も涙で声が出なくなり困りました。
医師としては、「ツインソウル」を、術後の大変な時期に著作なさる困難さが、いかばかりかと拝察いたします。
私は現在、ある医療関係の学校で一般臨床医学を教えており、4月からの新学期では、先生の「生きがいの創造U」を、参考書に指定しました。学生諸君が医療の道を選んだことに悩むときや、また患者さんの治療がうまく行かないときなどに、先生のご本に接するチャンスを作っておきたいと考えております。
今後の先生のご活躍をお祈りしております!
ありがとうございました。いつも先生のご本から愛することの勇気を頂いております。
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新刊、拝読いたしました。素晴らしいご本をありがとうございました。
ご本の中に書かれていることを、私のレベルでの体験と結びつけ納得することができました。人生には、隠し球のように、予定外の出来事が起きることを、私はおぼろげながらに存じておりました。そして、そのことにより、飛躍的に成長する機会が与えられることも。それは、ご本に書かれている通り、死に限らず、いろいろな場面で起こってくるのだと思います。そして、私たちは、先生の書かれている通り、目の前に起こる試練に対して、ただひたすら挑戦していく、ただひたすら、目の前の山を登っていくのですね。それが、予定されたことかどうかに関わらず、それは自分が望んで体験することなのですから。(しかし、体験している最中は、そんなこと言ってられないときもありますけれど・・・笑)
素晴らしい考え方を、そして、素晴らしい旅行記(!)を、私たちが滅多にいけない(行っても戻れない)ところから持ち帰ってくださり、ありがとうございました。
私もしっかりと光と繋がったように感じます。そして、思い出すたびに繋がることができるように感じます。
先生の今後のご活躍を、心からお祈りいたします。お体にもお気をつけくださいね。
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「ツインソウル」一気に読みました。こんなに集中して本を読んだのは、6年前に「生きがいの創造」を初めて読んだとき以来です。同時に自宅では妻も読んでいました。
第1章を読みながら、講演会の時の、痩せた飯田先生を思い出しました。あの12月18日も、命がけで話して、歌ってくださっていたと思うと、胸がいっぱいになりました。
第2章以降は、「おお、そうだったのか!」「やっぱり!」と、思わず独り言を言ってしまうほど、インパクトがありました。光からの3つの質問。とてもシンプルですが、全てを言い表していますね。これからの人生で、この3つの質問を自分にしていこうと思います。
そして、「人生を楽しむこと」。
飯田先生!
せっかくこの物質世界に生まれてきたのですから、大いに楽しみましょう!!
飯田先生が大いに楽しんでいくことも応援しています!
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「ツインソウル」、きのう入手して、すぐに読みました。
本当に、最高傑作ですね。
この本を読むことで、私も「光」とつながった気がします。
そして、今も「光」の存在が感じられます。見守ってくれている感じがします。
先生も、どうぞ、もう何も心配せず、だいじょうぶですからね、先生の使命を思い切り果たしてくださいね。
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「ツインソウル」拝読しました。
先生、ありがとうございました。
感想を書き始めてしまうと、大変なことになってしまうので(400字詰め原稿用紙、何枚でまとめられるかしら・・・)、ここでは、感想は書かないことにしますが・・・ただ先生に、「ありがとうございます」という言葉を、伝えたいと思います。
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はじめまして。****と申します。
飯田先生にどうしても御礼を申し上げたくて、筆を取らずにはいられませんでした。
今日、「ツインソウル」を読ませて頂きました。涙が止まりませんでした。そして、心の奥底より飯田先生に、「命がけで、このような素敵な本を書いてくださり、本当に本当に、どうもありがとうございました」と、感謝の気持ちで一杯になりました。
今まで先生の本に、どれほど助けて頂いたか・・・先生の優しく語りかけてくれるような、愛情あふれる文章に、どんなに救われたことか・・・本当に、どうもありがとうございます。
私は*年前、自分の勇気のなさにより中絶をしました。成長を願って生まれ変わろうとしていた魂を、私の身勝手さにより奪ってしまったこと、いくら謝っても謝りきれるものではない、申し訳ない気持ちで一杯でした。でも、先生の本(『生きがいの創造 U)』の中で「光になっている」という文章に出会えたことで救われました。中絶をしてしまったという事実は消すことはできませんが、私は今生で、その子の分までたくさんの学びをさせてもらおうという気持ちになれました。まだまだ未熟者ですが・・・
私は、いつか喫茶店を開き、そこを癒しの空間として、ミニ講演会やミニコンサートなどができたらと夢に描いています。そこで先生のコンサートをできたら、なんて素敵だろうと、ひとり勝手に想って楽しんでいます。
これからも、心の栄養になる本を、楽しみにしています。
CDも素敵です。毎晩の日課になっています。とても癒されています。
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・・・という感じです。
まだ、発売されて(実際に店頭に並んだのは23〜24日だったので)3〜4日間ほどしかたっていませんが、たくさんの感想を、ありがとうございました。
ついでに、PHPの安藤編集長からのメールをご紹介すると・・・
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飯田先生
まだ書店に本が並んで3日目ですが、初速は『ソウルメイト』を超える勢いで売れています。
今回はタイミングよく新聞広告の枠が取れず、昨日の『毎日新聞』朝刊、本日の『夕刊フジ』というPR体制なので、新聞広告の影響とは考えられず、先生のホームページによる事前告知がきいているものと思います。
本日、早めの重版と、『朝日』か『日経』での重版広告を、営業に頼みました。
とにかく、いまのPHPの全商品のなかでいちばん売れている本なので、大切にさせていただきます。
取り急ぎ、ご報告まで。
PHP 安藤卓
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・・・ということでした。
読者の皆様、本当に、ありがとうございます。
なお、「ツインソウル」の感想文ではありませんが、とってもかわいい葉書が届いていましたので、ついでにご紹介いたします。
(葉書の下半分だけ、拡大しています)
かわいいお葉書、ありがとうございました!
そこで調子に乗って、先日、めでたく小学校を卒業した娘から、不意にもらって涙した手紙まで、公開してしまいましょう。深夜、自宅に戻って2階の自室に入ったら、パソコンのキーボードの上に置いてあり、大いに感激してしまいました。(親バカで、すいません・・・笑)
そういえば、新刊に付録しているCDの中で、私は娘の年齢を「10歳」と語っていますが、あとで本人に尋ねてみると、実は当時11歳(現在は12歳)になっておりました。娘の年齢も正確に知らないとは・・・とほほ・・・
しかも、先日、娘が4月から通う中学校の理事長先生(いちばん偉い御方で、キリスト教のシスターをなさっています)からお呼び出しがあり、どんなことでお叱りを受けるのかと、おそるおそる「出頭」してみると・・・なんと、もう8年も前から、私の本の大ファンでいらっしゃり、数年前には、九州で行った私の講演会(珍しく有料でした)にも、ご自分でお金を払ってチケットを買って、おいでくださったとのこと。
そういえば、その会場で、前から数列目の席に、シスターの格好をなさった方々が、数名おいでくださっていた記憶があります。私の講演会には、お坊さんがいらっしゃることは多いのですが、シスターは珍しかったので、今でも記憶に残っているのです。まさか、あのシスターさんが、娘の中学校の理事長先生として、遠路はるばる赴任くださることになるとは・・・しかも、まるで娘の入学に合わせるかのようなぴったりのタイミングで、ちょうど昨年度から、新任の理事長先生として、わざわざ九州から福島においでになり、就任くださったのです。
いやはや、人生とは、本当に、うまくできているものですねぇ・・・「まさか、あの飯田先生と、こうしてお会いできることになるとは・・・しかも、飯田先生のお嬢さんを、わが校でお預かりすることになるとは!」と、大喜びで両手で握手を求めてくださる理事長先生を前にしながら、人生の不思議さに、ひたすら感心してしまいました(笑)。 ・・・というわけで、まだ時々、出血した左脳が痛むことはありますが、私、このところ、毎日を大いに楽しんでおります。
ああ、生きていて良かった・・・
これもみな、温かい「同志」でいてくださる、読者の皆様からいただく恩恵です。
本当に、ありがとうございます!
3月12日版
ようやく、見本が到着しました。
どうぞ、ご覧ください!
(注:「ツインソウル」というメインタイトルは、スキャナーで取り込むと、どうしても、黒にしか写らないのです。しかし、実際には、まぶしい金色に輝く「金箔押し加工」ですので、書店の店頭では、金色に輝く文字を探してくださいね)
いかがですか?
メインタイトルの「金箔押し加工」は、PHPでも「皇室写真集」でしか使わないという、たいへんなコストと手間のかかる加工法で、編集部からのデザイン要請に対して、コスト計算をする制作部門から、「そんなに高くつく表紙カバーは、やめてほしい」と、クレームがついたほどの高級品。まさに、「究極の光」のまぶしさを、表現しているのです。
しかも、表紙カバーとして使っている、シルク&ミルク色の紙も、質感あふれる、たいへんな高級紙を使用しています。思わず、頬ずりをしたくなるような、その高貴な肌触りに、手にした瞬間、きっと「おお!」と驚かれることでしょう。
私の本も含めて、これまで、どのような本にも書かれていなかった情報が、予想外の展開で現れてきます。
これまでの「生きがい論」の単純な延長で予想してしまうと、「ええっ!?」と驚くこと間違いなし。
だからこそ、オビの言葉にあるように、「予測不能な展開、驚愕の真実・・・知的興奮に満ちた、ドラマティックなドキュメンタリー」となるわけです。
すでに、本書の原稿をお読みくださった、PHPの安藤編集長さんは、次のようなコメントをくださっています。
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飯田先生
安静第一のご病状のなか、原稿執筆という体によくないことをお願いしてしまい、
ほんとうに、申し訳ありませんでした。感謝感激です。
『ツインソウル』は、「事実は小説より奇なり」を彷彿させる、
驚天動地のサスペンス?
ミステリー?
であり、息もつかずに読ませていただきました。
こんなすごい体験が、実際にありえるとは……。
改めて飯田先生の存在の大きさを認識するとともに、
こんなすばらしい本を、PHPから出版させていただける幸運を、かみしめている次第です。
ほんとうに、ありがとうございました。
『ソウルメイト』の方も、ロングセラーとなっており、6刷の増刷が決まりました。
ありがたいことです。感謝申し上げます。
********************
あの厳しい安藤編集長が、ここまで絶賛くださったのは、私にとっても、はじめてのこと。
年間、何百もの原稿に目を通す編集長は、よほどのことがない限り、「すばらしい」という言葉を使うことはないのです。
著者の私にとっては、まさに、著者冥利に尽きる光栄でした。
また、編集を担当くださったレディ細矢嬢からは、次のようなメールが・・・
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飯田先生
新刊原稿、読ませていただきました
私は今、不思議な感動につつまれています
1章では 映画のように 12月28日の緊迫した様子が 手に取るように迫ってきます
2章では 人生のしくみについて 驚くべき真実が先生によって 明らかにされますが
なぜか、私も先生と一緒に 光との対話を経験しているような 不思議な気持ちになります
そして 光がきれいな色彩として 心に広がってきます
そして3章では 科学者としての先生の冷静な分析で 幽霊、そして宗教について 本当のことを教えていただきました
12月28日から2ヶ月もたたないうちに このような素晴らしい原稿ができたこと・・・
もうこれは 奇跡としかいいようがないと思います
この本を書いてもらうために 光が先生を「呼んだ」のですね
光が先生にかけた3文字の言葉とは イエスかシャカか・・・・ それ以外は浮かびませんでした
「ツインソウル」の原稿の完璧な構成・・・ 人をひきつける魅力がさらに増した文章力・・・
2ヶ月前にとんでもないことが起こっていたとは とても信じられません
今回カバーに最高級の金箔加工を使ったので まず金箔のタイトルを除いたものを刷って乾かし
表面加工(今回はマットPP)をして乾かした後 金箔印刷の専門会社に持ち込み
金箔のタイトルを印刷してもらうそうで お金も手も時間もかかるそうです
見本が楽しみでございますね
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・・・ということでした。
編集長も編集者も、私の最高傑作だとおっしゃってくださいますので、ほっとしています。
肝心なのは、「読者の皆様の心に、本書の内容が、どれだけ真っすぐに届いてくれるか」ということですが・・・
店頭発売は、3月22日〜24日 くらいになります(地域によって異なります)。
あと、わずか10日ほどですね。
ついに10年目にして、自他ともに認める、私の最高傑作の登場です。
本書を初めて読む時間の一瞬一瞬が、あなたの人生の、かけがえのない思い出となることでしょう。
そして、あなたが今生を終えた時には、「ああ、あの日、あの場所で、あの『ツインソウル』を、初めて読んだんだよなぁ・・・」と、今生の節目となったその瞬間を、感慨深く、思い出していただけることでしょう。
だから本書を初めて読む時には、一言一句を味わいながら、大切に、大切に、心に刻みながら読んでくださいね。
人類の歴史を通じて、作家ではなく研究者として、大学教授の肩書きのもとで、ここまで堂々と明らかに書いたのは、私が初めてだと断言できます。そして今後も、おそらく、私のような、「突然変異体」としか思えない風変わりな大学教授は、どこにも現れないことでしょう。
今という時代だからこそ、そして、日本という国だからこそ、私のような、珍奇な「突然変異体」が、出現してしまったのです。
科学も宗教も超えて、新たな時代へと昇華させるために・・・。
3月10日版
前回の更新に対して、さっそく、「数学の先生」から反応が届きましたので、ご紹介いたします。
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おはようございます!
HP拝見しました。
「くらぴか」・・とっても素敵な言葉ですね。
私の長男も、全身紫で仮死状態で生まれたので、それを思い出してしまいました。
生きがい論の授業、素晴らしいですね。
私は数学教師ですが、数学でも応用できそうな気がします。
数学が苦手な生徒に、
「どうして数学が人生に必要なの?」
って、よく聞かれていたのです。
「なぜ数学を学ぶのか」、というところから授業に入ると、興味がわくと思います。
そんなときに、生きがい論は、とても有効だと思います。
数学って、一度理解したところは、いとも簡単に解けてしまいますが、理解するまでは大変です。
完全に理解したつもりでも、必ず、計算ミスってありますしね。
なんだか、人生に似ていると思います。
それに、数学の応用によって開発されたものって、本当に身の回りに溢れていますけど、
みんな知らずに使っていますよね。
「生きがい論に基く数学 〜人はなぜ数学を学ぶのか」という授業も、
魅力的で、面白そうだと思います。********************
なるほど・・・高校生の頃(すみません、一応、当時、広島県の公立高校では偏差値No.1だった、呉三津田高校の出身です)、数学で「0点」を取っていた私にとっては、「数学」とは「試練」そのもの。(0点でない時にも、たいてい5点とか10点でした)
もう25年も前のことですが、当時の「共通一次試験」(死語)では、数学の得点がほとんど得られなかったにもかかわらず、総合点で700点を軽く超えていましたから、もしも数学が他の教科並みに取れていれば、楽々と超難関校に合格していたはず・・・まさに、私の受験人生においては、数学こそが、もっとも忌わしき、諸悪の根源だったのです。「足し算・引き算と掛け算・割り算さえできれば、人生は余裕で生きていけるのだ・・・それ以上の数学など、人生にとっては何の価値もない、無駄な知識なのに」と、高校生時代の私は、大いに憤慨していたものです(笑)。
事実、今でも、大学での私の講義は、数学的センスが不可欠な「経済学部」の講義であるにもかかわらず、不思議なことに、数式は全く出てきません。ごくたまに、「今や、出版界におけるPHP社の市場占有率は、80%を超えています」(ウソ)などという情報紹介の際に、最低限の「数字」(数式ではありません)が登場するくらいなのです。なんと、こともあろうに、「数式を一切使わないで、経済・経営の理論を語ってしまう」という、いわば「神がかり的な超絶技巧(?)」を駆使する私・・・私の講義が、学生アンケートの結果、たいへん高い評価を得ることができるのも、実は、この奇跡のような超絶技巧のおかげなのかもしれませんね(笑)。
3月8日版
あるお母さんからのお手紙です。
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娘に2歳の時に、「ママのお腹の中にいたときのこと覚えてる?」と聞いたところ、「あのね、ママのお腹の中は、よぼれてたから(汚れてたから)、ミキがお掃除してたん」と言うので、飯田先生の本にも同じことが書いてあるように、「私(母体)が疲れてるから、お腹の中から癒してくれてたのかな」と思いました。
それ以来、お腹の中のことは聞かないでいたのですが、4歳前(3歳11ヶ月)になった、ある日のことです。
2006年2月初旬の夜、私と2人きり(パパは仕事)の時に、デレビの「マイメロディ」というアニメ番組の、ある放送回(すでに他界している母親がクリスマスの時だけ娘たちの前に現れてくれるという話)を思い出して、娘が言いました。
娘:ミキ、ママとパパとずっといっちょがいい!
ママがお空にもどっちゃうのヤダ!
私:お空に戻っちゃうの?
ママはお空にいたの?
娘:そうだよ、ミキとママは、お空にいたんだよ。
私:へ〜、お空で何してたん?
娘:みんな、おどったりしてるん。
私:そうなんだ〜・・・どんなところ? いいとこ?
娘:ん〜、高くて、くらくてピカピカしてるとこ。
ママのおなかん中も、ほんとうは、くらくてピカピカしてたん。
私:え〜? くらいけど、ピカピカしてたの?
娘:そうだよ、「くらぴか」って言うんだよ。(自慢げに)
私:そっか〜、「くらぴか」なのか〜。
それから、どうやって出てきたのか、覚えてる?
娘:あのねえ、いっかいお空にもどったんだけど、だれかに、「あっちにもどりなさい」って言われて、またママんところにもどったの。
私:え〜? 誰に言われたん?
娘:あのね、ママのおしごとの先生だよ。なんて名前だっけ?
(私を見て、「ママ覚えてないの?」という感じで)
・・・以上が、この時の、娘の話です。
実は、娘を出産するときは難産で、なかなか産まれてこなくて、長時間のお産に私の体力もなくなり、お腹の中の娘も心拍数がかなり弱くなってしまい、危険な状態だったので、急きょ、陣痛促進剤と麻酔(痛み止め)を打って、やっと産まれてきました。
私は、お産の疲れと痛み止めのせいで、当時の意識はもうろうとして、よく覚えていないのですが、立ち会ってくれた主人の話では、娘は、出てきた時は体じゅう真っ黒になっていて、血の気がなく、まったく泣かないのでダメかと思ったところ、その後、医師が娘の足を持って逆さ吊りにしてお尻を何回も叩いたら、突然大きな声で泣き出して、皮膚の色も良くなったのを、覚えているそうです。
娘は、お腹から出てきた時、一瞬、あちらの世界に戻っていたんですね。
娘には、出産時のことを話して聞かせたことはなかったので、私も主人も、娘が事実と同じ事を覚えていることを知って、感動で胸が一杯になりました。この人生で、娘と一緒に暮らせることを、心から感謝しています。
その後、別の機会に、娘が突然、こんなことも言いました。
娘:あのね、ミキはね、前は男の子だったんだよ。それで、お空のお二階に行ったら、女の子になったん。
最近では、私たちの身近に起こる出来事を、謎解きのように、「その裏に潜む意味を見出そう」などと考えながら、毎日をゲーム感覚で(?)、楽しく過ごしています。これも、飯田先生の御本のおかげです。
先生、どうぞお体を大切に。
早く回復されることを、お祈りしています。
********************
・・・というお手紙です。
とっても面白くて、しかも納得がいきますよね。
まず、「くらくてピカピカしてる」というのは、「目に見える物理的な光」ではなく、「魂として感じるスピリチュアルな光」に満たされている、ということを表現しています。(私の今度の新刊をお読みいただければ、おわかりになることでしょう)
次に、「いっかいお空にもどったんだけど、だれかに、『あっちにもどりなさい』って言われて、またママんところにもどったの」というのは、まさに、誕生と同時に臨死体験をしてしまったことを、はっきりと記憶しているのです。しかも、「だれかに」言われたというのですから、やはり、私たちの魂を見守ってくださっている大きな存在が、確かにいらっしゃるのだということを、証言しているのです。
さらに、その大きな存在とは、「ママのおしごとの先生」だというのですから、びっくりしますよね。なぜなら、ここでいう「ママのおしごと」とは、「人として生きること」、つまり「人生」のことを指していることは容易に推察できますから、「人生の指導役」のような存在から、「あなたは、まだ死んではいけませんよ・・・さあ、あの胎児の中に戻って、あの母親の子供として生まれていきなさい」と、指示されたことを証言しているからです。
しかも、「前は男の子だったんだよ」と、ひとつ前の過去生の記憶まで持っているのですから、たいしたものですよね。私自身は、過去の人生の記憶を持っている子供たちをたくさん知っていますが、こうして話を聞くたびに、子供たちが平然と、いかにも「当たり前じゃん」という感じで話すのが、面白くてたまりません。
このお嬢さんも、お母さんの「おしごとの先生」(人生の指導役 = 例えば、神様のような存在)のことを、平然と、「ママ覚えてないの?」(覚えてるでしょ?)という感じで聞いているので、思わずニッコリしてしまいます。
大人になって、目の前の試練をこなすので精一杯になり、心の余裕が失われると(まさに12月28日までの私です)、この「人生という学び(おしごと)の先生」の存在を、うっかり忘れてしまうんですよねぇ、これが(笑)。
・・・ということで、本日は素敵なお手紙をいただいたので、調子に乗って、もうひとつ、素敵なレポートをご紹介しましょう。
大阪府河内長野市立天野小学校の、南木先生&梅本先生が、共同で、「生きがいを英語で授業する」という素晴らしい内容に、チャレンジしてくださっています。この両先生は、教育熱心なことで高く評価されている、地元でも有名な先生方で、私も全く違う複数ルートから、その評判を何度もうかがったことがあります。
このたび、わざわざ私に、現在実践中の「学習指導案」をお送りくださいましたので、先生方のご了承をいただいて、ここで公開させていただきます。(嬉しいことに、なんと、私の「生きがい論」の愛読者でいらっしゃるのだそうです)
それにしても、「生きがい」という難しい日本語に対して、小学5年生でも理解できる英単語を用いて、「My Reasons for Living」という名訳をあててくださっていることに、まず感心しますよね。
しかも、3枚目からわかるように、「道徳」の授業の中でも「生きがい」(自分が生きている意味や価値)について考えさせながら、それと連動するよう心がけていらっしゃるところが、さすが、並の教師ではありません。
(1枚目)
(2枚目)
こんな素晴らしい授業を、小学校5年生で受けることができるのですから、天野小学校の児童たちは、本当に恵まれていますよね。
指導を受ける教師の問題意識や力量によって、得られるものが大いに違ってくるということ、つまり、「教育」というものの重要性を、痛感させられます。私の娘も、この春から中学生になりますが、思わず、「優れた先生に当たればいいなぁ」と、願ってしまいます(笑)。
南木先生のお手紙によると、
「正直、『生きがい』という大きな内容を、いかに英語化していくかには、悩みました。結局、身近なところから『生きがい』を見出すきっかけを与えてやりたいと考え、『自分の良さを活かして、何ができるのか?』について考えさせてみよう、ということになりました」
ということです。
このような観点から、「自分という人間の価値を発揮させること」について考えさせるのは、まさに、私の「生きがい論」の根幹を成している、重要な問題意識そのものではありませんか・・・私も、要するに、「自分という人間の価値を、いかに発揮させるか」というテーマについて、過去10年間、あの手この手を駆使しながら、さまざまなアプローチの著書を発表してきたのですから。
(しばしば誤解されますが、スピリチュアルなテーマは、私が駆使している多様なアプローチのひとつにすぎません。実際に私は、スピリチュアルな内容には直接には触れないで、しかし同じことを訴えているという本や論文も、たくさん発表しているのです。したがって、「生きがい論」の授業を実践するためには、必ずしも、スピリチュアルな内容や語句に触れる必要は無いんですよ)
このHPの読者のなかに、学校の先生がいらっしゃいましたら、どうぞ上記の指導案を参考にして、自分なりにアレンジしながら、「生きがい論」の授業に挑戦してみてくださいね。「英語」の授業でさえも可能なのですから、アレンジの方法しだいで、さまざまな授業で、「生きがい論」を応用できるはずですから。(国語や社会や家庭科や音楽などでは、いくらでも応用できそうですよね・・・でも、算数・数学の授業では、さすがに難しいかなぁ・・・笑)
そういえば、先日、神奈川県のある私立高校の先生が、卒業する担当生徒の全員に、私の本をプレゼントしてくださったそうです。(ご本人から連絡があったわけではなく、受け取った生徒の親御さんのご友人が、教えてくださいました)
本当に、ありがたいことですが、PTAの中には、あんな人やこんな人など、色んな人がいますので、どうぞお気をつけてくださいね。私の本を薦めたせいで、善意の先生方が非難を受けるのは、私の本意ではありませんから。
3月3日版
前回の更新で、最後を「伏せ字」で終わったところ、その後、「先生、大事な極秘情報が、お手紙の中で漏れてしまっていますよ、一刻も早く削除してください!」という善意のお手紙が、何十通も届いてしまいました。
あの部分は、いかにも私らしい「おちゃめないたずら」として、意図的に「おとぼけ」で残しておいた情報ですから、どうぞご安心くださいね。
それにしても、私の読者の皆様って、ほんとに真面目で素直な方々なので、驚きました・・・
あ、でも、私の「おとぼけ」だと即座に見抜いた方々が、不真面目で不純だというわけではありませんよ(笑)
中には、「大切な極秘情報を消し忘れるなんて、先生、まだまだ、脳のご容態がよろしくないのですね」と、真剣に心配くださる方々も。
皆さんがご心配くださっている最中に、あんな、単なる冗談では済まない「いたずら」をしてしまって、大いに反省しております。
たいへん失礼いたしました。
そこで、本日は、せめてものお詫びに、なんと、デザイナーさんの指示を受けた印刷会社(凸版印刷)さんから届いたばかりの、新刊の表紙カバーのデザイン案(これぞ正真正銘の極秘情報)を、「超微小公開」してしまいましょう!
さあ、それでは、どうぞ!!
↓(これです)
・・・いかがでしたか?
実際には、この試作品で「黒」に写ってしまっているメインタイトルは、まばゆいばかりの*色に輝くことになります。
また、上下左右の部分には、印刷関係の指示などが書いてありますので、実際にはカットされます。
え? 小さすぎて、さっぱりわからないって?
ご不満はごもっともですが、何しろ「正真正銘の極秘情報」ですから、現時点では、これ以上のサイズでクリアにお見せすることができません。どうか、ご了承くださいね。
もちろん、上の微小写真の上にカーソルを置いて右クリックし、「画像を保存」をクリックしてデスクトップなどに保存したうえで、その画像ファイルをダブルクリックすれば、きわめて容易に拡大してバッチリ見ることができますが・・・まだ、正真正銘の極秘情報ですから、決して、禁断の表紙画像を「のぞき見」してはいけませんよ。(とはいえ、のぞき見してしまったからといって、決して、神様に叱られたり、バチが当たるわけではありませんが・・・)
さあ、あなたは、「他人の秘密を、のぞいて見てしまう」タイプですか?
それとも、「そんなハシタナイことは、絶対にしない」タイプですか?
まさに、あなたの本性があらわになる、究極の選択の時・・・
あなたは、「他人の秘密を、のぞき見たりするものか!」と、正義を守り通しますか?
それとも、誘惑に負けて、「おお・・・こ、これは・・・」と、欲望に目を輝かせてしまうのでしょうか?
さあ、どうしますか?
のぞき見しても、バチは当たらないんですよ。
ただ、あなたという人間の本性が、明らかになってしまうだけのことなのです。
さあ、どうしますか?
なんと、未公開の英文タイトル(これがまた素敵なんです)まで、のぞき見ることができるんですよ。
ただ、それと引き換えに、あなたという人間の欲深さが、明らかになってしまうだけのことなのです・・・フフフ・・・
さあ、どうしますか?
上記の簡単な手順さえ踏めば、ばっちり、無修正拡大写真で、モロ見えなんですよ。
さあ・・・さあ・・・?
(ちなみに、私が読者の立場だったら・・・こんな、もったいぶった文章など読む前に、今頃は確実に、とっくに拡大して、しっかりと、見てしまっておりますな・・・なぜなら、私は人間であり、人間とは欲深い生き物ですから、人間である私にとっては、嬉々として「のぞき見」することこそが、ごく自然な、自分に素直な、正直な行為だからです・・・笑)
2月28日版
近年、かわいいお子さんが殺されてしまうという、理不尽な悲しい事件が、相次いでいますよね。
私のもとにも、「どうして、あんなに切ない事件が起きてしまうのでしょうか?」「いくら先生の本を読んでも、どうしても、あの残忍な犯人を許せないのですが、どうすればいいのでしょうか?」というお手紙が、記憶にあるだけでも、10通を超えたと思います。
また、「身近な人やその家族が、悲惨な事件や事故の被害者になって亡くなったのですが、どのような態度で接して差し上げればいいのでしょうか?」というご相談は、常に、多くの方々からいただいています。
そこで本日は、そのような方々にとって、ご参考になる事例を、ひとつご紹介いたしましょう。この事例を通じて、多くの方々に「学び」が広がれば、事件の犠牲になったお嬢さんの魂も、きっとお喜びになるからです。(それこそが、そのお嬢さんの、使命のひとつでもあるからです)
先日、あるお母様から、お手紙をいただきました。
品格と教養を感じさせる、たいへん丁寧なお手紙でしたが、その文章は、悲しみに満ちていました。
なぜなら、そのお母様のお嬢さんが、過去数年間の間に、悲惨な殺人事件の被害者になってしまい、ご両親は、悲しみに沈んでいらっしゃるからです。特に、ご主人は、犯人に対する強い怒りの念で、苦しんでいらっしゃるとのことでした。(事件を特定できないように、「過去数年間の間に起きた事件」として、発生時期を大雑把に広げておきます)
そのような状況で、お母様が、私の著書『生きがいの創造 U 〜永遠の愛・めぐり逢う生命』に出会い、お読みくださったのです。お母様は、とても慎ましい御方で、私からの返事を求めることなく、ただ、本への感謝の念を綴ってくださっていました。
ところが、私はすでに、亡くなったお嬢さんの魂のことを存じあげており、そのお嬢さんの計らいによって、お母様が私の本に出会い、お手紙をくださったことを知っていました。そこで、予定通り順調に届いた、そのお手紙に対して、次のようなお返事を、お送りしたのです。(お名前や状況など、プライバシーに触れる部分は、すべて隠すか省略させていただきましたので、意味が不明瞭な部分があるかもしれませんが、お許しください)
********************
**** 様
(& ご主人 様)
お手紙拝受いたしました。
私は、事件の具体的な内容については、よく知らないのですが、お嬢さんの魂のことは、たいへんよく存じています。
なぜなら、事件の直後にお嬢さんが私を尋ねてきてくださり、私が(他の同様の魂と同じように)光の次元へと、導いて差し上げたからです。お嬢さんの魂は、最初は泣き顔でしたが、やがてまぶしく輝き始めて、多くの方々の祈りの力にも助けられながら、たいへんまぶしい次元へと、つながっていかれました。「殺される直前に肉体を離れたから、痛みは、まったく感じなかった」そうです。
今では、お嬢さんは、素晴らしく輝く光となって、ご家族を見守っていらっしゃいます。どうぞ、お嬢さんの現在については、まったく何の心配もしないで、安心しきっていてくださいね。
むしろ、今では、お嬢さんの方が、ご家族を見守りながら、お父様とお母様のことを、ずいぶん心配なさっています。お嬢さんがおっしゃるには、お母様とは強く「つながる」ことができているので、こうして、お母様を動かして、私(飯田)のところに手紙を書くよう促すことができるほどなのですが、お父様は、犯人に対する強力な怒りの念をお持ちなので、お母様のように強くつながろうとしても、心が閉じていてなかなか奥まで届かず、中途半端にしかつながれないようです。
お嬢様は、すでに「愛」そのものの姿に戻っていらっしゃるので、この世で生きている誰も、恨んでいないそうです。お嬢様は、本当は、お父様に対して、「犯人を許してあげて」と言いたいのですが、今のお父様のお気持ちを考えると、それが大変困難なことであり、お父様をかえって辛い心境へと追い込んでしまうことも、よくわかるのだそうです。お嬢さんは、お母様はもちろんのこと、お父様のことが大好きだからこそ、「犯人を許してあげて」などという、物質世界で生きる人間にとっての無理難題は、強要できないと感じていらっしゃいます。私でさえ、こんなに親思いの魂には、めったに出逢えません。
そこで、お嬢さんのお気持ちを、お嬢さんの立場(高次の光の世界の住人)からは言えない言葉として、私(飯田)が代弁させていただくと、次のようになります。
お嬢さんの魂は、すでに、「まぶしい光」となって、犯人のことを、100%許しています。したがって、お父様は、お嬢さんの無念を晴らすためにではなく、あくまでも、ご自分の怒りを鎮めるために、思い切り、犯人とその所業を、憎み、恨み、怒ってください。いつの日か、自分の中で「もういい」と思える日が来るまで、犯人のことを、思い切り、徹底的に、とことん憎んで、恨んで、怒ってください。もしも、死ぬまで許せなかったら、死ぬまで、恨み続けて結構です(死んだ後には、必ず許せますから)。それによって、お父様の気持ちが少しでも紛れるなら・・・それは、決して、お嬢さんが本当に望んでいることではありませんが、それでもお嬢さんは、愛するお父様のために、その思いや行為を、すべて受け入れようとなさっています。
私(飯田)にも、小学生の娘がいます。だからこそ、お父様のお気持ちが、たいへんよくわかるのです。もしも、私の娘が、同じような事件に巻き込まれてしまったとしたら・・・あれほど、「愛」や「許し」の大切さを訴える著書をたくさん発表している私でさえ、犯人を許すことは、容易にはできないことでしょう。私は、犯人を徹底的に憎み、恨み、とことん追い詰めて、思い切り苦しめてやり、復讐してやろうと考えるかもしれません。できるものならば、この手で犯人をなぶり殺しにして、鬱憤を晴らしたいと考えるかもしれません(もちろん実行はしませんが)。あれだけ、数々の著書を通じて、「愛」や「許し」の大切さを説いている私自身でさえも、もしも娘が殺されたら、このように考えたくなるかもしれません。だからこそ、私には、お父様のお気持ちが、たいへんよくわかるのです。私には、自分自身でさえもできそうにないことを、お父様に対して求めることなど、到底できません。
お嬢さんは、お父様の、そしてお母様の、すべてを受け入れてくださいます。
どうぞ、お好きなようになさってください。
それから・・・もしも、苦しくて、悲しくて、腹が立って、死にたいほど辛い時には、どうぞ、福島までおいでください。素敵な温泉がたくさんありますから、ご案内しますよ。私と一緒に、やけ酒を飲んで、思い切り泣きましょう。私でよければ、いつでも、お相手させていただきます。 なお、まだ極秘情報ですが、3月22日には、私の新刊『ツインソウル 〜死にゆく私が体験した奇跡』が、PHPから出版されます。きっと、何かのご参考になると思いますので、どうぞお楽しみに。
最後に、お嬢さんからのメッセージを・・・
「私は、今はとっても幸せにしてるから、私のことは、なんにも心配しないで、どうか安心していてね。私は、これからもずっと、いつも、みんなの心と一緒につながっているから、どうか寂しがらないでね(とは言っても、それは無理だということも、よくわかっているけど・・・)。私はもう肉体を持っていないから、私の分まで、**(注:兄弟姉妹の名前)を大切にして、思い切り愛してあげてね。・・・そして、どうしても私に、肉体を持っている状態で会いたくてたまらないなら、もう一度、私を産んでくれてもいいのよ・・・それがもう無理なら、今度は、**(注:兄弟姉妹の名前)の子供として生まれてくるからね・・・これまで、本当に、ありがとう・・・これからも、何度生まれ変わっても、ずっと一緒にいようね」
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福島大学経済経営学類 教授 飯田史彦
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・・・というお返事を、差し上げたのです。
すると、すぐにお返事が届き、私の手紙によって、「娘は今でも苦しんでいるのではないか、寂しくて泣いているのではないか」という不安がなくなり、お嬢さんが天国にいると確信することができたこと・・・お父様も、私が「犯人を憎んでもかまわない」と書いているのを読んで、「救われた」とおっしゃっていたこと・・・そして、「少しでも、前を向いて歩けるようになりそうだ」ということを、お伝えくださったのです。お手紙を拝読しながら、亡くなったお嬢さんを想うご両親の愛情に、私はポロポロと涙をこぼしました。
(これまでに私は、何百と、このような事例に対処してきましたが、たとえ何百例を経験しても、決して、「慣れてしまう」ことはありません。どのような事例も、そのたびに心が締めつけられ、涙がこぼれてしまいます。・・・今回いただいたお手紙の文章そのものは、先方のプライバシーに触れるため、ここではご紹介できませんが、どうぞご想像ください)
私は、お嬢さんの魂からのご依頼を、とりあえず最低限だけでも果たすことができて、ほっとしました。そのうえで、こうして、私のHPを通じて、お嬢さんの死を通じた「学び」を、多くの方々に広げていくことにより、このお嬢さんが果たしてくださる貴重な使命の、お手伝いをさせていただいている、というわけです。
私はこれからも、このような「魂のメッセンジャー」の活動を、こっそりと続けていきますので、どうか応援していてくださいね。(ふだんは、妻子にも告げることなく、本当に密かに行っていますので、今回のように、この活動の事例を具体的にご紹介することは、珍しいんですよ。今回は、このお嬢さんの魂から、「私の死を通じた学びを、どうか広げてください」と頼まれたので、例外的にご紹介したのです)
なお、上記の私の手紙を読んで、読者の皆様は、「どうして、飯田先生は、こんな文章を書いたのだろうか?」と、不思議に思われるかもしれません。たとえば、脳出血で手術する前の私であれば、おそらく、「犯人を憎まないで、許してあげましょう」と、お父様からみると「余計なお世話」としか思えない、偉そうなアドバイスを書いてしまったことでしょう。また、手術前ならば、「私と一緒に、やけ酒を飲んで、思い切り泣きましょう」なんて、決して書かなかったに違いありません。なぜ、私は、これほどまでに変わってしまったのでしょうか?
それに、そもそも、このような、意味不明とも思える悲しい事件・事故・災害などは、どうして、発生してしまうのでしょうか?(それらの中には、どう考えても、「あらかじめ計画されていた」とか「予定通り順調」だとは思えない、理不尽なものが多いのです)
そして、このお嬢さんのように、自らの死を通じた貴重な使命を担いながら先立っていかれた方々は、いま、どのような状態でいらっしゃるのでしょうか?
これらの疑問に対するお答えは、すべて、*月**日にPHPより発売される、衝撃の新刊、『****** 〜************』(飯田史彦 著)において、ビックリするほどはっきりと明らかにしますので、どうぞお楽しみに!
(伏字の部分は、残念ながら極秘情報なので、まだナイショです・・・フフフ・・・)
2月23日版
それが・・・
職場復帰の許可が出てから、いろんな仕事が押し寄せてきて、調子に乗ってがんばってみたところ・・・
現在、無理がたたって、ノビてしまっております。
(あちこちから、「このところ更新されないので心配してたら、ほら、やっぱり思ったとおりだ! そんなことにならないよう、無理しちゃダメって言ったじゃないの!」という、読者の皆様のお叱りの声が、嵐のように聞こえてきそうです・・・ご、ごめんなさい!)
一日に、せいぜい2〜3時間ほどしか働けず、あとは、ほとんどベッドでゴロゴロする毎日。
まるで、大学生の頃に戻ったかのような生活・・・学生時代は、一日に2〜3時間(いや、20〜30分か?)ほどしか勉強せず、あとは、ほとんどゴロゴロしていましたから・・・(笑)。
・・・というわけで、このところ、HP更新の元気さえもないので(気力はあるのですが、体力がついてきてくれません)、今日もまた、ゆっくりお休みさせていただきます。
まだ、午後4時なのですが・・・
しかも、正午過ぎに起床したばかりなのですが(苦笑)・・・
おやすみなさい・・・
(ちょうど、大学が春休みで、助かったぁ・・・)
2月7日版
ふう・・・
せっかく、「よ〜し、今夜はHPの更新だっ!」と思い立ち、「ホームページビルダー2001」(古くてすいません)のソフトを立ち上げたのですが・・・
なんと、思ったよりも、疲れてしまっていることに、気がつきました・・・(落涙)
だって、今日は、会議、授業、面会、打ち合わせと、夜の10時まで多忙でしたし、夕方には娘から、「日直をしてたら送迎バスに乗り遅れちゃったから、迎えに来て」と携帯に電話があり、雪の中、あわてて車で小学校に向かう始末。(でも、ついでに書店に寄って、娘の愛読誌「チャオ」を買ってやることができたから、まあいいか・・・案の定、私に高価なチョコレートを買ってくれた結果、お小遣いが不足して泣いておりました・・・笑)
というわけで、たったのこれだけで、今夜はこれにて。
おやすみなさい・・・
2月2日版
本日(日付が変わったので、もう昨日ですね)、病院でCT(頭部断層投影写真)検査などを受けたところ、めでたく、「職場復帰の許可」をいただけました!
(← 「早くも春が来た心境」の図)
これも、皆様の応援の祈りのおかげです。
1ヶ月ぶりに、ちょっぴり大学に登校(?)してみると、段ボール箱に2箱分のお手紙と、たくさんの荷物が届いておりました。すべて自宅に持ち帰り、3時間以上もかけて、拝読させていただきました。読者の皆様の応援に、涙が出るほど感激しました。本当に、ありがとうございます。
中には、友人仲間で折ってくださったという「千羽鶴」が入った、大きな荷物も・・・びっくりしながら、同封のお手紙を拝読すると、「先生、治るのが早すぎますよ、目標の数まで届かないじゃないですか!(笑)」とのお言葉が・・・。千羽鶴をいただいたのは初めてだったので、娘も「すご〜い」と喜んでおりました。
その他、全国各地のお守りや、「頭髪の伸びに効果がある」という各種の珍品・・・いや、貴重な品々などが届いており、さっそく、握りしめたり、食べてみたり、飲んでみたり、被ってみたり、「う〜ん・・・」と唸ってみたりと、大いに楽しませていただきました。
皆様に、心から、深く御礼申し上げます。
しかし・・・「職場復帰の許可」そのものは、たいへん「めでたい」ことなのですが・・・この許可が出たことにより、明日からまた、あの激務とストレスだらけの日々に戻らなければならないかと思うと、複雑な心境です。本当は、のんびりと、少しずつ戻りたいところですが、1ヶ月も仕事をしていなかったので、恐ろしいほどの仕事の山が、溜まりに溜まって待ち構えているのです。
たとえば、この1ヶ月間に、大学あてに届いていた「講演依頼」「取材依頼」「原稿依頼」のお手紙だけでも、何十通あるか、数えるのが怖いほどなのです。これらをお送りくださった方々は、私の病気のことなど全くご存知ない方々であり、インターネットやメールを使用なさっていない方々も多いので、全員に事情説明とお詫びのお手紙を書いてお返しするだけで、何日かかるかわかりません。
その他、大学の各種業務、学生たちの指導、試験の実施や採点、各種委員会の会議など、当然ながら、「職場復帰」と共に、大学教授の職に就いている限りは果たさなければならない、言い逃れのできない「公務」の山が、襲いかかってきます。
一方、私はといえば、職場復帰の許可は出たものの、まだ、何かを2〜3時間やるとグッタリ疲れて、手術した左脳がしくしくと痛み始める状態。「ああ、明日から、どうなってしまうのだろう・・・」と思うと、暗たんたる気持ちになってしまうというのも、また事実なのです。
しばしば、皆さんから、「もっと仕事を減らしなさい」と叱られますが、私の仕事の80%は(読者のご存じない部分の)大学教授としての公務なので、現職を辞めない限り、減らすことができないんですよ・・・私の意志で減らせるのは、残りの2割である「生きがい論」の活動部分のみ・・・しかし、私の使命であり楽しみでもある「生きがい論」の部分を減らしてしまうと、私に残るのは、ただ「責任とストレスで一杯の公務」だけになってしまうのです・・・とほほ・・・(仕事量を理想的な形で減らせるものなら、とっくに自分で減らしております)
・・・おっと、読者の皆様にグチを言っても、仕方ありませんね。たいへん失礼いたしました。
こういう時には、視点を変えてみるしかありません。
そうです、そうなんです・・・視点を変えて考えてみると、なかなか就けない大学教授という職をいただき、「生きがい論」の作家&社会福祉活動家として多くの方々の応援をいただき、「シンガーソング・プロフェッサー」として音楽CDの発表やコンサート活動までさせていただき、家族や友人たちにも恵まれて、しかも脳出血で死にかけながら奇跡的な回復を果たすとは・・・ああ、私は、なんという幸せ者なのでしょう。世の中に、私ほど恵まれた人物は、めったに、いらっしゃらないのではないでしょうか。
こんなに幸運な人生を与えていただきながら、「忙しい」などと文句を言っては、バチが当たってしまいますよね。自分の恵まれた境遇への、深い感謝の気持ちを忘れないで、よ〜し、明日からまた、毎日15時間は働くぞ〜!
(・・・と思ってガンガン働いていたら、倒れてしまったのですが・・・結局、私は、今回の病気から、何も学んでいない、ということなのでしょうか?・・・笑)
追伸:
もう3年くらい前から、「あなたのホームページは、センスが悪く、見づらく、重く、文字ばっかりで、技術が稚拙なので、何とかしてほしい」というご要望を、少なくとも、合計10名前後の方々(ほとんどはHP制作のプロと称する方々で、半数はHP運営のセールスが目的)から、いただいております。プロの皆様のおっしゃる、「こうすべきだ」「こうしてはいけない」というHP制作のセオリーや技術は、私もバカではないので、「おっしゃる通り」と、全て承知し、納得しております。
しかし、「ほかに優先すべきことが多々あるため、数日ごとに更新するのが精一杯であり、大きな改善の時間が取れない」、「有料でサービス業として公開しているわけではなく、私の趣味で好き勝手に公開しているだけなので、それでも見たいと思ってくださる方々だけに見ていただければよい」、「確かにセンスの無い、いかにも素人のオジサンが作っている未熟なHPだが、それが私の個性なのだから、仕方がない」(私のHPを、かわいくて綺麗でカッコいい理想的なデザインに修正しても、それは「教科書的には優れたHP」ではあるかもしれないが、決して「飯田史彦という人間のHP」ではなくなってしまう)、などの理由で、もう長年、このままなのです。
中には、本当に善意で、「文章の部分だけメールでいただければ、飯田先生の代理として、素晴らしいHPを制作して差し上げますから、どうぞ運営は、私にお任せください」と、強く申し出てくださる、プロの方々も。(なぜか全員、女性です・・・そのお気持ちは、純粋に、ありがたく思っておりますよ)
確かに、有名人のHPのほとんどは、プロの制作会社に運営を依頼したり、身の回りの「HP制作のうまい人」に依頼していることが明らかで、それぞれ、技術的・デザイン的には、高度なHPが揃っています。私も、「いいなぁ」「綺麗だなぁ」「すごいなぁ」と、感心することが、多々あります。
しかし、このHPは、この私自身が、いかにも私らしいセンスの悪さで、HP制作のセオリーなど平気で無視しながら、自由奔放、好き勝手に運営しているからこそ、価値があるのだと自負しているのです。何とかして時間を作って、誰の手も借りないで、何から何まで、すべて「飯田史彦」本人がやっている・・・そこに価値を感じてくださる方々だけが、このHPを訪れてくだされば結構。見るも見ないも全く自由なのですから、見るに耐えないならば、見なければよいのです。
創る側も見る側も、個人が趣味でやっているHPの本質は、そういうものだと思っています。今後も、好き勝手にやらせていただきますので、「飯田先生のHPって、センスが悪く、見づらく、重く、文字ばっかりで、技術も稚拙だけど、そんなことなんかどうでもいいくらい、独特の貴重な価値を持っていて、とっても素敵なのよね〜」と、「わかってくださる方々」だけ、訪れてみてくださいね。
1月29日版
今日、11歳(小6)の娘が、「はい、バレンタイン」と言って、かわいいぬいぐるみ付きのチョコレートをくれました。
「630円もしちゃったんだよ・・・私のお小遣いで買ったの」と、正直に値段を付け加えるところが、ご愛嬌(笑)。
「あれ? まだ、節分も来てないのに、早いねぇ」と言うと、「お父さん、いろんな人からもらうでしょ、だから、一番にあげたかったの」とのこと。
実は、娘が、自分のお小遣いで私にプレゼントを買ってくれたのは、これが初めてのこと。
しかも、もっと安い、300円くらいの義理チョコをいくらでも売ってるのに、ちゃんとしたチョコを・・・。
1ヶ月のお小遣いが1000円しかない娘にとって、630円の出費は、たいへんな金額だったはず。
残りのお小遣いで、娘が毎月楽しみにしている「チャオ」という雑誌を買えるのか、心配です・・・。
そういえば、このところ、娘が、妙に、私に優しいのです。
もちろん、私は、娘とケンカしたことなど1度もありませんし、娘を叱ったことも、幼稚園時代に危ないことをして3度ほど厳しく叱っただけで、小学生になって以降、もう6年間も、叱ったことはありませんが・・・それにしても、これまでにも増して、このところ、妙に優しいのです。
そこで、私は、「はっ!」と気づきました。
「そうか・・・僕が、頭の手術をしたからだな・・・『父親が死にかける』という、めったにない経験、それも、『手術中』という赤い不気味なランプの付いた手術室の外で、手術が終わるのをずっと待つという、これ以上ない貴重な経験をしたからこそ、『お父さん』の存在価値を、あらためて、身にしみて感じてくれたんだな・・・」と。
娘に、こんな貴重な学びを与えてやれたなんて、「ああ、死にかけて、本当に良かった」と、のんきに喜んでしまった私です(笑)。
(もちろん、めでたく生き返って来れたからこそ、こうして喜べるわけであって、実際には、冗談では済まない大ピンチだったのですが・・・)
まだ、2時間ほどパソコンに向かうだけで、出血した左側の脳が、まるで「警告」を出すように、痛み始めるのです。
まさに、ウルトラマンの、カラータイマーが鳴るように・・・。
お医者さんからも、「今度やったら、もう命はありませんよ」と、脅されて・・・いや、ありがたい訓戒を、いただいております。
完全復活には、まだまだ時間を要しそうですが、いつまでも職場を休めませんので、無理せず、のんびりと、仕事を始めますね。
かわいい娘のためにも、もうしばらくは、この世で生きていてやりたいですから・・・
(まだまだ、書きたい本、書くべき本が、たくさんありますしね)
1月26日版
リハビリを兼ねて、車の運転も再開し、ウールの帽子を被って、買い物にも出かけるようになりました。もともと、私はメガネをしていますし、風邪をひかないように大きなマスクもしていますので、「ウールの帽子を深々と被り、メガネとマスクで顔を隠した、とっても怪しいおじさん」として見えるらしく、スーパーをウロウロしていると、子供たちが私を避けて通っていくような気が・・・(笑)
2月1日に受けるCT検査の結果を受けて、職場復帰の許可が出る予定なので、もう、あと1週間もありません。
残り少なくなった休職期間を、大いにのんびり休みながら、体調回復とリハビリに励みますね。
追伸:
昨日より、内容物の欄に「ウールの帽子」とか「帽子」と書かれた品物が、いくつか届き始めているとのこと。
もしや、前回の更新に、私が余計なことを書いてしまっために、気を利かせてくださった方々が、いらっしゃるのでは・・・
確かに、今の私には「ウールの帽子」は必需品ですし、お気遣いはたいへん嬉しいのですが、いくら必需品といっても、ウールの帽子は、10個も20個も要りませぬ(笑)。お気持ちだけ、ありがたく頂戴いたしますので、どうか、これ以上は、ご勘弁くださいますよう、お願いいたします。
(とはいえ、すでにお送りくださった方々には、心より感謝申し上げます。あと2ヶ月程度は必需品ですので、毎日、ファッショナブルに取り替えながら、被らせていただきますね)
追伸その2:
そういえば、うっかり書き忘れておりましたが、私、すでに先日、めでたく 退院 いたしました!
あと2週間ほど、自宅で休養させていただきますが、順調に回復しております。
これまでの応援、本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
では、さらなる回復に向けて、がんばりますね!
(・・・とはいっても、ひたすら、ただ「頭を休めて寝ている」だけなのですが・・・笑)
1月17日版
早いもので、手術から、3週間が経ちました。
現在の私の生活は、「脳を休めるため、ほとんどベッドに横になっている」という一言ですが、脳以外の体は病気ではありませんので、リハビリを兼ねて、時々、短時間の外出もしています。目を使うと脳の疲れが激しいので、テレビは全く見ず、パソコン画面も短時間に留めています。目を閉じて音楽を聴くのは大丈夫ですが、それでも、1時間ほど聴くと疲れてくるので、連続して長時間は聴かないようにしています。同じく、読書も目と脳を使ってしまい疲れるので、文字はほとんど読んでいません。
したがって、テレビも新聞も読んでおらず、世の中で何が起きているのかも、さっぱりわからない生活です。もちろん、曜日や日にちの感覚も無いので、このHPを更新する際に、久しぶりにカレンダーを見て、「おお、もう17日ではないか!」と気づき、今日が火曜日だということも発見した、というわけです。
このように、「脳が疲れやすいので、脳を使う作業には制限があり、無理できない」という状態ではありますが、幸いにも、いまだにマヒなどの後遺症は出ておらず、意識も(お医者さんによると)正常だということなので、「時間をかけて脳の回復を待てば、元通りに元気に社会復帰できますよ」と、励まされております。100ccを超える大量の出血だったにもかかわらず、後遺症が全く無いというのは、まさに、奇跡的な幸運。本当に、ありがたいことです。
そういえば、大学あてに、大量のお手紙や品物(お守りなど)が届いているそうなのですが、私が大学に短時間でも出勤できるようになるのは、早くても来週、おそらく再来週になります。なぜなら、医師からは「術後1ヶ月前後の休養を要する」という公式の診断書が出ており、2月1日(水)に行われるCTスキャンなどの検査結果によって、「職場復帰の許可」が出ることになっているからです。それまでは、職場復帰の許可が出ていない病人が、大学をウロウロするわけにはいきません。でも、せめて、お守りが入っていそうなお手紙&お荷物だけは、一刻も早く選別して、自宅に届けていただきますね。
(いずれにしても、当分の間は、ウールの帽子を被って、頭髪を・・・いや、頭の傷を隠したままで社会活動をすることになりますが・・・今がちょうど冬で、ラッキーでした。ウールの帽子を被っていても、あまり違和感がありませんからね)
ふう・・・
疲れるので、最低限の情報しか書かないつもりが、つい、手術前の感覚がよみがえってきて、長文になってしまいました。
(気がつくと、これだけ書くのに、1時間以上を要しております)
それでは、背中でベッドが呼んでくれていますので、世の中の時刻は昼間ですが、また横になりますね。
今は、とにかく、休養、休養・・・
おやすみなさい・・・
追伸: そういえば、この数日間、髪の毛の伸びる速度が速くなったような気がします。
読者の皆様の、祈りの力のおかげでしょうか・・・(笑)
1月12日版
う〜ん・・・
早く、髪の毛が伸びてくれないかなぁ・・・
とほほ・・・ ・・・ということで、「髪の毛」などという、極めて物質的な煩悩にとらわれている私は、まだまだ、頭を丸めて出家するまでの悟りの境地には、至っておりません・・・だって、緊急の「開頭手術」を行うために、脳外科のお医者さんが、意識を失っている私の頭を、強制的に、「必要な部分だけ、大胆かつ大雑把に丸めて」くださったものですから・・・(落涙)・・・
おっと、「九死に一生を得た」というだけで奇跡的な幸運なのに、「外見」などという、つまらぬ煩悩にとらわれてしまっているのでは、神様に叱られて、バチが当たりますよね・・・いかん、いかん・・・
・・・とはいえ、やっぱり、早く伸びてくれないかなぁ・・・昆布とかワカメとか食べれば、早く伸びるんでしたっけ???
(などと、鏡を見つめてため息をつきつつも、のんびりと脳を休めながら、社会復帰に向けて、少しずつリハビリを始めております)
皆さんが世界中から送ってくださる「応援の祈り」のおかげで、私の脳が、どんどん元気になっていくのがわかります。
(今後は、ちょっぴりでいいですから、私の「髪の毛」も、応援してやってくださいね・・・笑)
皆さんの愛情が、私の魂に、温かいエネルギーとして伝わってきます。
本当に、ありがとうございます!
(まだ、長文を書くのは疲れるので、とりあえず、本日はこれにて・・・)
1月8日版
ただいま!
ようやく、「この世」に戻ってまいりました。
12日間、ご心配をおかけして、申し訳ありません。
私自身には、28日の「こちらの世界」での記憶が全く無いのですが、100ccを超える大量の脳出血で意識障害となり、救急車で大きな病院に運ばれて、緊急の開頭手術を受けたそうです。手術後に意識が戻ってきた時の、私の第一声は、「・・・看護婦さん、ここは、どこですか?・・・なんで、僕は、ここにいるんですか?・・・」というものでした。
お医者さんの口からは、「三途の川を渡りかけていた」「もう少しでも遅かったら、大量の血腫(けっしゅ)が脳の呼吸中枢を圧迫して、呼吸が止まって死ぬところだった」「ギリギリのところで助かった」「ちょうど、脳外科のベテラン専門医である自分が当直だったので、たいへん幸運だった・・・自分が当直をすることは、めったにないのだから・・・他のところから駆けつけたのでは、とても間に合わなかった」など、恐ろしい言葉の数々が・・・
日本を代表する脳外科の名医のひとり、**先生が、「(自分クラスの医者になると)もう、めったにやらない」という珍しい「当直」の時間に、ちょうど私が救急車で運ばれてきたのが、最大の幸運だったそうです。しかも、その**先生が、「自分が行った数多い手術の中でも、最高レベルの出来」とおっしゃるほど、手術は大成功だったとのこと。
しかも、ちょうど昨年秋に福島で行われた「北海道・東北地区看護協会総会」で、私が基調講演を行ったこともあり、看護師さんの多くが、私の講演をお聞きくださったり、著書をお読みくださっている状態。「飯田先生の本は全部読んでいます」とおっしゃる看護師長さんや、あの大病院の院長先生までもが、わざわざご挨拶においでくださり、手厚い看護を受けることができました。
(ただし、「私、飯田先生の大ファンなんです!」とおっしゃる、若くてかわいい看護婦さんに、おちんちんをつままれて、挿入されたビニールの管(尿を自動排出させるもの)をゆっくりと抜かれた時には、「イテテテ!」と大いに痛がりながらも、恥ずかしくて、真っ赤になってしまいました・・・あのような作業の場合には、私のことを全く知らない看護婦さんに、淡々と機械的に行っていただけた方が、有難かったような気も・・・笑)
その後、関係者の皆さんが「奇跡的」と称してくださるほど、何の後遺症も残らずに、意識も正常なままで、どんどん回復。このまま順調にいけば、今月末には、めでたく手術前と同じ状態・・・いや、1ヶ月も休む分だけ、手術前よりも、はるかに元気な状態に戻ることができるでしょう。
ただし、さすがに、「脳」の手術をした身ですから、何をやっても、すぐに脳や体が疲れてしまいます。今、書いている、この文章も、手術前なら3分もあれば書けた分量ですが、今は、20分くらいかけて、ゆっくり書くのが精一杯。
したがって、皆様からいただいている、たくさんの応援のメールやお手紙のそれぞれに、お返事をすることは困難ですが、時間をかけても、必ず全て拝読させていただきますので、どうかお許しください。
それにしても、あれだけ大量の脳出血で、ほとんど死にかけていたにもかかわらず、ちょうど珍しく当直していた脳外科の名医による手術の大成功と、手厚い看護による「奇跡的」と称される回復により、マヒも後遺症も無く、正常な意識のままで、今こうして文章を書いていられるという、この幸せ・・・
・・・これは、きっと、読者の皆様が、私の魂と肉体のために、心を合わせて祈ってくださった結果であるに、違いありません。
この場を借りて、世界中から応援くださった愛読者の皆様に、心から御礼申し上げます。
なお、私の魂が体を離れていた時間に体験した、素晴らしい学びの旅の体験談、そして、ついに出遭ってしまった「極限までまぶしい光」との対話は、ここに簡単に書けるほどの内容・分量ではありません。いずれ、著書として詳しく発表させていただきますので、どうぞお楽しみに。(その意味で、今回の私の病気も、私がさらに「生きがい論」を磨き上げるために必要な、「順調な体験」だったのですよ。なにしろ、臨死体験をするためには、実際に、死にかけることが必要ですからね)
・・・ふう・・・これだけ書くのに、40分(手術前の10倍)以上かかってしまい、グッタリ疲れてしまいました。
執筆の「速度」を取り戻すためには、まだまだ、時間がかかりそうです・・・
それでは、またベッドに横になって、ひたすら、睡眠、睡眠・・・
今は、とにかく、脳を休めて、ゆっくり眠るのが、一番のクスリなのですから・・・
おやすみなさい・・・
・・・おっと、申し忘れておりました・・・「皆様、あけまして、おめでとうございます!」
(誤植のチェックをするエネルギーが残っておりませんので、このまま公開します。誤植や文章間違いがありましたら、どうかお許しくださいね)
1月5日(飯田先生代筆)
お知らせ
12月28日に脳出血で倒れて脳外科手術を受けられた飯田史彦先生は、
その後、手厚い看護のもとで、開頭部分の抜糸までたどり着かれ、安静に休養なさっています。
医師からは、「術後1ヶ月前後の休養を要する」という職場向けの公式な診断書をいただき、
職場の福島大学からも、上層部、仲間の先生方、事務職員の方々より特段のご配慮を頂戴し、
診断書通りに、今月中は、ほとんどの職務から外していただけることになりました。
特に、大学のトップ管理職の方々から、「放っておくと、責任感の強い飯田さんは、
どんどん仕事をしてしまうので、くれぐれも周囲が注意するように!」と、
前代未聞の業務命令が下されたことを、お仲間の先生がお教えくださいました。
飯田先生の代筆者として、福島大学の皆様の寛大な御心に、心より深く御礼申し上げます。
また、今月中に各地の病院などで予定していた講演会も、すべて延期とさせていただきました。
皆様にご迷惑、ご心配をおかけしましたこと、代筆者として、心よりお詫び申し上げます。
現在、飯田先生には、麻痺などの目立った機能障害は出ておらず、意識も正常でいらっしゃいます。
ただし、脳の問題だけに予断は許さず、まだ数分間の会話さえも疲れる容態なので、
時おり、穏やかな音楽を聴かれる程度で、一日中、ベッドでお休みになっています。
そのため、ご心配くださっている世界中の愛読者の皆様に、何かメッセージをお願いしたところ、
「長文を考えるのはしんどいので、1枚の写真によって、僕の想いの全てを伝えてほしい」
と、ご自宅にあった次の品物の写真を撮って掲載するよう、ご指示くださいました。
(この品物は、昨年秋に、飯田ゼミナールの学生さんたちを連れて東京に店舗経営の調査に行った際、
お台場のデックス東京ビーチにある「台場一丁目商店街」で発見し、思わず衝動買いしたそうです)
以上、飯田史彦先生の病状のご報告と、(いかにも先生らしいお茶目な)伝言でございます。
(たとえ病床においても、天性のユーモア感覚は手術前のままなので、代筆者も安心いたしました)
先生自身の手でパソコン操作が可能になりしだい、直々のメッセージがいただけると思います。
ご容態しだいではございますが、もうしばらくの間、楽しみにお待ちくださいませ。
12月31日(飯田先生代筆)
お知らせ
飯田史彦先生(福島大学教授・43歳)は、去る12月28日、福島市内にて、意識障害に陥られて昏倒され、救急車で搬送後、脳に100cc以上の大量の出血が発見され、脳外科にて緊急手術を受けられました。執刀医によると、「わずか遅かったら命を失っていた。三途の川を渡りかけていた」とのことでした。
幸い、脳外科手術は名医に恵まれて成功し、現在、先生は意識を取り戻され、安静状態で静養なさっています。病院の院長先生、執刀医の先生方も、飯田先生の著書のことを存じておられ、講演をお聞きくださったことのあるスタッフも多いため、飯田先生の本は全て読んでいるとおっしゃる看護師長さんや、愛読者である多くの看護師さんの方々のご尽力により、手厚い看護をいただいております。
今後の経過によりますが、飯田先生が、しばらくの静養を求められることは必至であります。予断を許さない状況ではありますが、いずれ飯田先生より何らかのお言葉があり次第、このページにて皆様に告知させていただきます。それまでの間、皆様のお気持ちだけを有難く頂戴いたしますので、どうか、病院を探し出すことなく、そっとしておいてくださいますようお願い申し上げます。
最後に、飯田史彦先生より、世界中の愛読者の皆様へ、
「僕は読者の皆さんと、いつまでも、いつでも一緒にいます。
皆さんのことが、大好きです。どうぞ、良いお年をお迎えください」
とのことでございます。
(病床の飯田史彦先生の言葉を、代筆者がメモしたものを掲載しました。行き届かない文章ですがお許しください)
※ これ以前にさかのぼりたい御方は、下記をクリックしてください。
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