《 2020年11月以前に、戻っていく記録 》


11月9日版(17:32)

 ご連絡(4日版の続き):
 
 皆様の応援のおかげ様で、きわめて順調に、家族(A)も、めでたく退院することができました~!!



 しかも、医師からの最終的な説明によると、私にとって想定外であった、衝撃の事実が!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ


 家族からの採取物を培養検査してみたところ、症状から医師が判断して疑っていた「サルモネラ菌」は見つけることができず、「単なるウイルス性の胃腸炎が、極度の脱水によって深刻な身体衰弱を引き起こした」という症状であったことが判明・・・

 つまり、「私が家族に猛毒弁当を運んでしまった(涙)」という悲しすぎる因果関係仮説は、医学的に完全否定されることになり、私の身の潔白、すなわち「無罪」であることが、晴れて証明されたのです!!

 
\(◎o◎)/

(***名物の「黒豚焼鳥弁当」さん、疑ってしまって、ごめんなさい・・・)


 ああ、無神論者に完全転向しなくて良かった!!(笑)



 取り急ぎ、「これにて一件落着」という、嬉しいご報告でした。

 皆様&神様、本当に、ありがとうございました!!

 
m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m




11月4日版(23:03)

 ご連絡(30日版の続き):
 
 本日、家族(A)の主治医さんから話があり、素晴らしい回復を見せているため、最短の入院期間で、きわめて順調に退院できる見込みとのこと!!・・・これも皆様の応援のおかげと、感謝の気持ちで一杯です。

 私も昨日は、家族(A)の病院だけでなく、家族(B)を退院後の診察に連れて行き、さらに他の病院に長期入院中の父親にも面会に行くという、「一日で3つの病院を訪れる珍記録」を達成するなど(笑)、ここしばらくは大変でしたが、ようやく心身を休めることができそうで、ほっとしております。(今月より、「光の学校」でのカウンセリングも、通常通りに再開していますよ)

 とはいえ、世の中には、私や飯田家の何倍、何十倍、何百倍も大変な試練に見舞われ、苦しんでいらっしゃる方々が、たくさんいらっしゃいます(私はその最前線でご相談に乗っているため、よく承知しております)。私が直面する試練など、数学に例えれば、「足し算・引き算」レベルの初歩的な問題にすぎません。

 あと数日間ほど、いつものように全力で、仕事も家事も頑張りま~す!!

 o(^o^)o




10月30日版(23:20)


 ご連絡(一昨日の続き):
 
 本日、家族(B)が、無事に退院し、自宅療養に入りました!!
 家族(A)も、順調に回復しており、このままいけば、あと10日程度で退院できる見通しだそうです。
 私も、(不規則な生活で体は疲れていますが)気持ちだけは(笑)元気です。

 すべては、医療スタッフのご尽力と、愛読者の皆様の温かい応援のおかげです。
 本当に、ありがとうございます!!

 \(^o^)/

(今日も丸一日、「光の学校」でカウンセリングをしたり、買い物をして病院に持って行ったり、飯田家の家事や片付けや掃除をしたりと、休みなく働いてグッタリしていますので、要点のみにて失礼させていただきます・・・とりあえず、上記の通り順調ですので、どうぞ、ご安心くださいね)

 あとは、家族に「猛毒弁当」をプレゼントしてしまった、私の大失態の罪だけが、残っております・・・








10月28日版(23:49)


 ご連絡(昨夜の続き):
 
 本日も、2つの病院を行ったり来たりしたうえ、急きょ、本日中に遂行しなければならない重要ミッションが生じて、新幹線で愛知県~岐阜県と移動したりと、めちゃ多忙な1日(涙)・・・先ほど、ようやく、京都の私の部屋(単身で生活している場所)まで、グッタリしながら戻って来たところです。

 それでは、前回更新の続きを・・・

**********

医師: (淡々と)いえ、「猿も寝る」じゃなくて、「サルモネラ」です。

私: サルモネラ?

医師: 「サルモネラ菌」のことですよ・・・テレビで集団感染のニュースを見たことは、ありませんか?

私: この私、テレビを持っておりませんので・・・

医師: (とても憐れんだ表情で)今は、リサイクルで格安のテレビも買えますから、お探しになってみては、いかがですか?

私: (ここで議論しても無意味なので不戦敗を演じて)はい、なんとかお金を工面して、格安テレビを探してみます・・・ところで、その「サルモネラ菌」というのは、どんなふうに感染するのですか?

医師: (ベッドの家族Bに向かって)この数日間に、生ものは食べましたか? たとえば、生卵や生肉は?

家族B: いえ、食べていません・・・

医師: それじゃ、半熟の卵や、生煮えの肉などは?

家族B: それなら食べました!!・・・おとといの夕方、半熟の卵と、煮た豚肉と、炭であぶった鶏肉が入った、お弁当を・・・

医師: それだっ!! ( `―´)ノ ・・・おそらく、半熟の卵か、あぶった鶏肉・・・中途半端に火が入っていた感じでは、ありませんか?

家族B: はい、特に炭焼きの方は、炭で黒くは見えましたが、軽く表面をあぶった程度なのか、肉は火が通っておらず半生で、中の方は生肉の感じでした!!

医師: サルモネラ菌は、生や半生の卵や肉を食べることで、体内に入ってくるんです・・・保健所に届ける責任がありますので、おとといの何時頃、どこで買ったお弁当なのか、教えてください!!

家族B: それが・・・(とたんに、言いづらそうになる)

医師: ??・・・そう言えば、そのお弁当を食べたのは、母子2人だけですか?(と、私の方を見る)

私: はい、食べたのは、母子2人だけで、私は食べておりません・・・というか、実は・・・(あまりのショックに、泣きそうになる)

医師: どうなさいましたか?

私: 実は、そのお弁当は・・・私が妻子に、お土産として買って来て、渡したものなんです!!

医師: ええっ!? \(◎o◎)/ どこのお弁当ですか?

私: はい・・・九州、***の、黒豚焼鳥弁当です・・・(涙)

医師: 黒豚と言えば、***名物の!?

私: はい・・・つまり、この私が、わざわざ妻子2人に、猛毒の入った弁当を買ってきて、食べさせてしまったというわけなんです!!

医師:!! (゜ロ゜;ノ)ノ

私: なんと、私自身が、妻子をこれほど苦しめてしまった犯人だったとは!!(号泣)

 
!!\(゚Д゚;)/!!

**********

 ・・・お~っと、このタイミングで、またもや突然、睡魔が襲ってきてしまいましたので(涙)、この続きは、次回の更新で!! (>ω<。)

 それでは、またまた、おやすみなさい・・・zzz・・・



10月27日版(21:25)


 ご連絡(今朝の続き):
 その後、家族(B)を、家族(A)とは別の救急対応病院に緊急入院させ、よろめきながら退出・・・私が1人で住む部屋(私は生活が不規則なうえ出張も多いため、家族とは別の場所に単身で生活しています)に戻ったのが、午前7時前・・・その後、バッタリ倒れて13時まで爆睡し、体力が50%程度にまで回復したので、看護師さんから指示された入院必需品などを揃えて、2つの病院をハシゴ・・・

 なんとか届け終え、家族(B)の入院関係の書類(5種類)を書き終えて提出し、16時頃に私の住むマンション(単身で生活している部屋)に戻ってから、またもやバッタリ倒れて爆睡2時間・・・

 18時過ぎに起きてレストランで食事をとり、住民票上の飯田家(実際には妻子が2人で住んでいる場所)に移動して、家族(B)が部屋のあちこちに吐いた嘔吐物の痕跡の消毒を行い(ドラッグストアで元看護師の専門家に教わった薬剤を使用)、先ほど、私の部屋に戻ってきたところです。体調は、皆様がくださる祈りの効果のおかげで、70%くらいにまで、回復してきましたよ・・・


 実は、前回の更新後、病室に向かう前の最終的な診察の中で、消化器内科に詳しい医師との間で、次のような会話を交わしたのです。

**********

医師: 母子とも、激しい嘔吐と下痢など、共通の症状を示されていますし、その症状や各種データから判断すると、非常に高い確率で、「猿も寝る」だと思われます。

私: 「猿も寝る」!?・・・あの元気で活発な猿たちでさえ、激しい嘔吐と下痢に襲われて、バッタリ倒れるように寝込んでしまうような、恐ろしい名前の病気があるんですか!?

 
\(゚Д゚;)/

**********

 ・・・おっと、このタイミングで、またもや突然、睡魔が襲ってきてしまいましたので(涙)、この続きは、次回の更新で!! (^o^;)

 それでは、ひとまず、おやすみなさい・・・zzz・・・



10月27日版(3:56)


 ご連絡(昨夜の続き):
 家族(A)が2~3週間の入院治療となり(この数日の回復状況が重要とのこと)、私は各種の入院書類や「保険外治療費承諾書(涙)」「高額医療費申請書(涙)(涙)」などの整備をこなし、あとは医療チームにお任せして、ほっとしていたのですが・・・今度は、もともと体の弱い家族(B)も、ますます体調が悪化して嘔吐し始め、血まで混じっていたので、あわてて(またもや)深夜の救急に連れて来る展開に・・・(涙)

 いま、深夜の3時32分・・・今夜もまた、各種の検査結果が出るまで、1~2時間かかるということで、順番を待ちながら「観察室」という部屋の簡易ベッドに横たわる家族(B)の横で、これを書いております。医師からは、「すぐに入院すべき容体なのですが、うちの病院はもうベッドに空きが無いので、他の病院を探すことになります」とのこと(号泣)・・・家族2名が、離れた別々の病院に入院とは、何という大試練&大逆境・・・ (>ω<。)

 私が苦しむのならかまわないのですが(私は数多くの厳しい修羅場をくぐって来て強いですからね)、私ではなく、もともと体の弱い家族(1人は大病をして子宮と卵巣を切除しており、もう1人は難病を持っています)を苦しめるとは・・・思わず、今この瞬間から、完璧な無神論者への転向を宣言したくなります・・・ (^o^;)

 私自身も、家族(B)が部屋中にまき散らした嘔吐物の掃除(しかも、じゅうたんの上!!)などで、今夜もまたほとんど眠れず、この3日間の疲労が蓄積して、さすがに、ふらふらの極致です。頭痛がひどくて車を運転する自信も無い体調なので、タクシーを利用しています。

 しかし、もうとにかく、動けるのは私しか残されておらず、私が文字通り「最後の砦」ですから、2つの病院を行ったり来たりしながら、倒れるまで頑張るしかありません。 (>_<)

 そんなわけで、本日もまた、お電話やメールのお返事ができないと思いますので、どうかお許しください。よろしくお願い申し上げます・・・ m(_ _)m

 おっと、また吐き始めたので、これにて失礼。
(読み直す時間が無いため、誤字脱字があったらごめんなさい)

 飯田史彦

 追伸(5:08)
 その後、タクシーで15分くらいかかる、別の病院に病床の空きがあると紹介され、紹介状を持って移動し、いま、入院の準備中(家族Bは再度の診察中)とのことで、またもや、延々、ベンチで待たされております。もう早朝5時を過ぎたので、今夜も、完全徹夜になること間違いなし・・・ これで、家族が2人とも、そっくりの症状で、別々の病院に、晴れて入院のはこびとなりました・・・こんなことって、あるんですねぇ、ドラマティックですねぇ・・・

 (>ω<。)。。。

(極度の疲労のため、言動がおかしくなっております、ごめんなさい)



10月26日版(3:58)


 ご連絡(5時間前の続き):
 いま、家族はICU(集中治療室)に入っております。時刻は、午前3時58分・・・深夜の精密検査の結果が出て、結局、「順調に回復に向かっても、最低でも2週間以上の入院が必要」だと判断されました(涙)。(連れて来るのが、あと数時間遅かったら、命にかかわっていたぞ! ( `―´)ノ とも脅されました・・・)

 しかし、看護師さんが常駐してくださるICUに入った結果、私が看病する必要がなくなり(つまり私には手に負えないことがわかり)、私は御役御免となって、堂々と休めることが判明・・・もう午前4時前ですが、ふらふらで倒れそうなので、バタンと横になって、久しぶりの睡眠を取ることにいたします。

 おやすみなさい・・・zzz・・・



10月25日版(23:05)


 ご連絡(昼間の続き):
 まだ、大きな病院におります・・・今、(中に家族が入っている)治療室の前のベンチで、これを書いています。目の前を、患者さんを搬送する救急隊員の方々が、何組も通って行かれました。本当に気高くて有難い、素晴らしいお仕事だと、尊敬の念で見守っております。

 その後、私の家族は、(皆様の祈りのおかげ様で)最も症状の酷かった時期は乗り切りましたが、丸1日経っても1~2分ごとに押し寄せてくる嘔吐が止まらず、本人はほとんど眠ることができないまま、疲労による意識混濁と低血圧のため、今も治療室で点滴や検査器具のチューブにつながれております。

 私の方は、昼間に駆けつけてくれた「光の学校」スタッフの応援を得て、3時間ほど眠りましたが、その後は眠るどころではなく、今夜も徹夜になる可能性が100%です。いま気づきましたが(笑)、昼過ぎにスタッフが買ってきてくれた鯛焼き2匹(私が発注)&栄養ドリンクと、夕方にもらい物のお饅頭を1個食べただけで、朝食も夕食も食べておらず、ダイエット効果満点の状況です・・・ 何しろ、全くお腹がすかないものですから・・・ (>_<)

(ちなみに、私の家族と「光の学校」スタッフたちは、何度か簡単な挨拶を交わしたことがある程度であり、普段は全く交流しておりません。ボランティア・スタッフたちは、月に数日間の開館日に、10時から15時まで交代でお手伝いくださるだけですし、そもそも私にとって、「光の学校」は「仕事をする場」ですからね)

 つきましては、今夜も、お電話にもメールにも、お返事ができませんので、ご了承くださいませ。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 m(_ _)m

 飯田史彦

(今、また、すぐ近くで救急車の音が止まり、「出血多量、輸血!!」という大声と共に、院内が騒がしくなってきましたので、今夜はこれにて・・・)



10月25日版(11:10)

 ご連絡(昨夜の続き):
 その後、治療を受けて10時間以上経っても、苦しそうにしています。ちょうどタイミング悪く、家族2人とも具合が悪くて、無事でいるのは私だけなので、私1人で2人のお世話をしなければなりません。(親族はみな、とても遠方にいるか、他界したか、入院中か、超高齢なので、看護の交代を頼める人がいないのです・・・)

 そのため、私も昨夜は、ほぼ徹夜状態で、ほとんど眠っていないので、もうふらふらで、頭痛と吐き気までしてきて、時々めまいもして、倒れそうです(涙)。ごく普通に、お風呂に入れて、ベッドに横になれる生活が、いかに有難いものなのかを、痛感しています。数時間でも、眠ることができれば助かるのですが、目の前で苦しそうにあえぐ家族を、放って帰るわけにはいきませんので・・・(随時、水を欲しがったら飲ませたり、吐くのを手伝わなければなりません)

 つきましては、本日も、お電話にもメールにも、お返事ができませんので、ご了承くださいませ。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 m(_ _)m

 飯田史彦



10月24日版(22:58)

 ご連絡:
 ただ今、家族の急病で救急車を呼び、病院で治療を受けている最中です。つきましては、今夜は、お電話にもメールにも、お返事ができませんので、ご了承くださいませ。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 m(_ _)m

 飯田史彦




10月21日版

 昨日の京都は、まさに文字通りの「快晴」・・・

 ちょうど半日ほど空き時間が生じたので、「いざ、秋を探しに!!」と、風雅な気持ちを抑えられなくなり(笑)、急きょ「光の学校」を出発・・・比叡山ドライブウェイへと愛車を走らせ、標高848mの山頂近くに広がる、「ガーデンミュージアム比叡」(毎年、年間パスを購入しております)を、訪れてみましたよ。

 何しろ、京都の市街地(標高48m)に比べて、800mも高い場所にあるため、下界よりも1ヵ月ほど、季節が早く巡ってくるのです。例年通りであれば、すでに、紅葉が見頃を迎えているはずですが・・・

 すると・・・

 おお!! \(◎o◎)/

※ 撮影時のアングルの工夫(視覚効果)に加えて、3種類のグラフィック・ソフトを併用し、様々なパラメータを調整することにより、まるで「飛び出す3D画像」のごとく、奥行感(立体感)が出るよう加工してみましたが、いかがでしょうか?



 やはり、山頂は、秋たけなわを、迎えておりました!!

※ たけなわ(酣)とは、「酒」+「甘」=「酣」という漢字表現であり、「お酒を発酵させる過程で、しだいに甘くなってきて、飲み頃になった」(つまり、ちょうど良い頃や最盛期)という意味だそうですよ。

 画家の「クロード・モネ」さんが、ご自宅(フランスのジヴェルニー)に作った有名な庭を再現してある、「睡蓮の池」も、ほら、ご覧の通り・・・



※ ちなみに、次の2枚が、本家:ジヴェルニーのモネの家にある「睡蓮の池」・・・撮影した季節は異なりますが、雰囲気は似ていますよねぇ。(私が撮影したものではありません)




(以下、私が撮影した写真に戻ります)

 コスモス畑の上に、天高く木々が伸びて、その上空には、いい感じ(笑)の雲が・・・

 私が画家ならば、とっくに、絵筆を走らせているところです!!



 色とりどりに広がる、何千本ものコスモスの向こうに、赤く染まったモミジたち・・・「清楚なコスモス」と「優雅な紅葉」とを絶妙にブレンドした、この季節にしか鑑賞できない貴重な光景が、いま目の前に!!



 この光景に、よく似た絵画を、印象派の有名画家さんが、描いていますよねぇ・・・



 おっと、私自身の影が、写り込んでしまっておりました・・・ (^o^;)



 森の木々の緑の葉っぱと、赤く染まり始めたモミジとのグラデーションに、うっとり・・・



 出ました!! (゜ロ゜;ノ)ノ

 まさに、紅葉の真っ盛りを迎えたモミジちゃんも・・・



 右側が、どこにでもある普通のモミジで、左側が、京都に多い特殊なモミジ・・・このように、京都のモミジは、葉っぱが小さくて数が多いため、その繊細な重なり合いが、独特の雅(みやび)な景観を構成するというわけなのです。ご存じでしたか?



 見上げると、思わず、「うわぁ!!」と声が出てしまうほどの素晴らしさ・・・



 1か月後に迫ってきた、「飯田史彦と巡る、紅葉の京都ミステリーツアー」(出発前に「ミニマム・コンサート」も開催)が、ますます、楽しみになってきましたよ!!(詳細は、「ハートメイツ」ページの「皆様へのお知らせ」を、ご参照くださいね)

 \(^o^)/



 追伸:
 キツネの顔にそっくりな、通称「フォックスフェイス」の実も、発見しましたよ。(こう見えても「ナス」の一種であり、本名は、ツノが生えているので「ツノナス」らしい・・・)

 この果実、どうしてまた、わざわざ好き好んで、こんな容姿をしているのでしょうねぇ・・・私が「画家」か「子供」なら、ただちに「目」を描いてしまいます。もしも、本物の「キツネ」に見せたら、仲間だと勘違いして、話しかけるに決まってますよ!!(笑)

 (゚Д゚;)






10月15日版


 それは、数週間前のこと・・・

 遠方にお住いの30歳前後の女性から、「光の学校」に、次のお手紙が届きました。丁寧に書いてくださった文字と文章からは、誠実で知的なお人柄が、伝わってきますよ。


********************

 
飯田史彦さま

 はじめまして。****と申します。「生きがいの創造」読みました。実は10年前にも読んでいて、その後、忘れて普通に日常生活を送っていたのですが、*年前の**歳の時に、子宮体癌にかかり、発覚した時には、既にリンパ節、骨にも転移しており、ステージ4Bでした。自分の中で天変地異が起こったようで、まるで他人の人生を見ているような感覚で、混乱しました。そして、健康な時に想像していたよりもケタ違いの死の恐怖にさいなまれ、今までの平穏な日々は、あっという間に失われてしまいました。

 放射線治療、手術、抗ガン剤など、あらゆる手を尽くしましたが、3ヵ月で肝臓に多発転移し、死の恐怖と絶望で寝込んでしまいました。主治医からも、あとは抗ガン剤治療で延命しかないと言われ、今は抗ガン剤でなんとか進行を食い止めています。

 毎日、常にリアルな死の恐怖と絶望に向き合う日々・・・何より、再発が発覚するまでは前向きな気持ちで進めていたのに、こんなに頑張っているのに神は味方してくれないと、全てのものを恨みました。

 そんな時にふと、10年前に読んだ「生きがいの創造」を思い出し、むさぼるように読みました。この状況まで来てしまったからこそ、私は死生観に関するスピリチュアル・ケアを、自分の血肉としたかったのです。科学的根拠に基づいた死生観、そして何より、重い病気と闘っている人はレベルの高い問題に立ち向かっていること、そしてその問題すらも自分で計画して生まれてきているということ・・・100%信じられない日もありますが、それでも自分の死生観に安らぎがもたらされたこと、非常に感謝しております。

 若くしてガンになり、死と向き合わなければならないこと・・・これほど辛いことはないと思っていたのに、今では逆に、この課題を計画するほど、私は勇気あるチャレンジャーなのだと思えるようになりました。きっと、これからも何度も繰り返し読んでいく宝物の本となることと思います。最期の時、ホスピスに入る時にも持っていこうと思います。

 ここまで読んで下さって、本当にありがとうございました。おそらく似たような内容が、多くの方々から飯田さんの元へ寄せられているかと思います。もしよろしければ、お時間のある時で構いませんので、一言だけでも、飯田さんからメッセージを頂けると大変嬉しいです。(勝手ながら、返信用封筒、便せんを入れておきます)

 お身体にはくれぐれも気を付けて下さい。ずっと応援しています!

 ****



********************


 ・・・というお手紙でした。

 私はすぐにお返事を出し、「光の学校」にお電話をいただき、日時のお約束をしたうえで、先日、この御方とお会いして、80分間ほどかけて、ゆっくりお話させていただきました。より正確な、本に書いて一般公開できない詳しい情報をお教えしたり、先方からのご質問に可能な限りお答えしたり、死ぬことは全く怖いことではないのだという理由を、圧倒的な根拠と私自身の臨死体験をもとに解説したり・・・

 そして、24時間いつでもご連絡いただける、「余命宣告を告げられた御方専用」の特別な電話番号(「光の学校」を開校した10年前から用意してあるのです)をお教えして、「もう今後は、私がついているから大丈夫、大船に乗った気持ちでいてくださいね」と、太鼓判を押して差し上げました。

 さらに、こうして、いただいたお手紙をご紹介しておけば、私のホームページ(ウェブサイト)が存在し続ける限り、この御方のお言葉を、「この世で精一杯に生きた証(あかし)」として、確かに残して差し上げることができます。おまけに、この御方のお言葉に触れた読者の皆さまも、この世で明日をも知れぬ人生を生きる自分の姿を投影しながら、「今できることを精一杯にやっておこう」と、決意を新たにすることができるでしょう。


 私のもとには、難病をお持ちの方々、特に余命宣告を受けて死の恐怖におびえる方々から、さまざまな形で、ご連絡が届きます。そのような方々に、私だからこそ可能な方法で精一杯にお応えすることは、私にとっては「ごく普通の日常的使命」ですから、ふだんは、わざわざ公開しておりません。

 しかし、本日たまたま、「この数週間に、若者たち(特に女性)の自死が増えている」というデータを目にしたものですから、「何らかの参考にしていただければ」と、今回は珍しく(笑)、まじめな内容で更新いたしました。

 私は宗教家や政治家ではなく、現在は公的な教育者の立場でもないため、「絶対に自分で死んではいけません」と、(カウンセリング時に)上から目線で「指導」することはありませんし、医師ではないため「延命」に主眼を置いて仕事をするわけでもありません。カウンセリング時に私が申し上げるのは、「結果的にどうなさるのも、あなたのご自由です」という私の立場であり、「私が持つ知識・情報・経験を活用しながら解説しますので、それらを参考にしてもしなくても結構ですから、お好きなようになさってくださいね」という決まり文句です。

 したがって、本日ご紹介したお手紙を参考にしながら、「明日をも知れぬ人生を、今どのように生きるべきなのか」について、(死に急ぐ若者たちに)再考していただけるといいなぁ、と願っております。(かつて19年間も大学の助教授&教授をしていましたから、若者たちの思考・言動・状況については、それなりに理解しているつもりです)


 とはいえ・・・今の若者たちは、ライン、インスタグラム、ツイッター、フェイスブックなど、短文で済む手軽なコミュニケーションを好み、「文字の多いページや長文は大嫌い」だそうですから、膨大な文章量を誇る(笑)私のホームページ(このウェブサイト)は、大いに敬遠されてしまっているはずですが・・・(何しろ私は研究者&文筆家ですから、気分良く書いていくと、どんどん長文化してしまうのです)

 以上、本日は、時代から取り残された「長文好きおじさんのつぶやき」でした・・・

 (^o^;)


 追伸:
 世界遺産の「白川郷」で、養蚕(ようさん)業を営んでいる私の友人が、「この秋も、無事に、私の蚕(カイコ)たちが、繭(まゆ)になってくれました! 約3.5kgです。明日、出荷しま~す!」と、写真を送ってくださいましたよ。誠に、おめでとうございます!! \(^o^)/






10月8日版

 いつもながら、突然ですが・・・

 先日、私のオークション「おこしやす!!」の中で、「ローテンブルク(ドイツ)のクリスマス・マーケット」のお店をレポートしたところ、「ローテンブルクって、とってもステキですね~!!」と、全国の女子の方々から大評判!!

 その人気の高さに、ビックリ仰天した私は、「それなら、かつて、ローテンブルクで撮影してきた、膨大な数の写真たちを活用して、詳細なレポートの特集ページを作成・公開すれば、喜んでいただけるはず」と、一計を案じてみましたよ。(その結果、この1週間で、30時間以上を費やしてしまいましたが・・・涙)

 そこで今回は、かつて私が撮影してきた、300枚もの美麗写真を駆使しながら、中世の街並みが残り「ヨーロッパの宝石」と称賛される美しいローテンブルクを、念入りにご紹介させていただきますね。

 このたび使用する写真たちは、すべて、撮影当時の元データを直接に編集したものであり、過去にご紹介した写真たちとは、構図も色彩も大きさも美しさも異なります。また、過去にはご紹介していない未公開写真も、たくさん初公開させていただきました。

 もちろん、写真に添えられた大量の文章も、今回の特集のために、私が新たに書き下ろした新作ばかりですから、どうぞ私の新刊を読むつもりで、お楽しみくださいね。ウイルス問題などで疲れたあなたを、「きゃ~、ステキ~!!」と、元気にしてくれること、間違いなし!!(笑)

 それでは、下記をクリックして、時間と空間を超えた中世のドイツへ、出発ですよ~!!

 
\(^o^)/

ローテンブルクの街歩きへ、GO!!




10月1日版


 先日のオークション「おこしやす!!」(詳細はこちらを参照)において、(秋田の竿灯祭りを踊っている)「お祭り男」を落札してくださった御方から、今度は、(美女と野獣の)「ローソク立てオジサン」のオークションに、参戦なさっているとのご連絡が・・・

 もしや、あの衝撃的な秘密に、気づかれてしまったかな?   (^o^;)


 なぜなら、試練・逆境に満ちた波乱万丈の運命に流されて、これまで洋の東西に淋しく生き別れてはいたものの、「お祭り男」と「ローソク立てオジサン」は、実のところ、「兄弟」だったのですから!!

 その証拠に、ほら、次の2枚の写真を、並べてみると・・・

 に、似ている・・・あまりにも、似すぎている・・・

 \(゚Д゚;)/



 なんと、ご両人とも、同じポーズを取り、同じ方向に、目線を向けているではありませんか!!

 \(◎o◎)/

 まさに、「一卵性双生児」と呼んでも過言ではないほどの(笑)、この見事な一致こそ、ご両人が、実は「兄弟」であったことを物語る、完璧な証拠に違いありません!!

  (^o^;)

 おそらく、渋くて無言の「お祭り男」が「踊り」を担当し、陽気で冗舌な「ローソク立てオジサン」が、「歌&お囃子(はやし)」を担当しているものと思われますが・・・これぞ、「血を分けた兄弟」でなければ不可能なほど、お互いの個性&長所を最大限に活かし合った、絶妙すぎる役割分担!!

  o(^-^)o


 さあ、このワールドワイドな熱血兄弟が、運命の赤い糸に導かれて、同じ落札者さんの手に渡り、横に並んで支え合いながら踊り狂うことは、できるのでしょうか?

 それとも、めちゃ強烈な個性を発揮する、究極のマイペース兄弟であるため、「両雄並び立たず」ということで、赤い糸がプツリと切れて、別々の職場に配属されていくのでしょうか?

 (>ω<。)


 さて、ご両人の運命やいかに!?

 今度の日曜日の22時(オークションの入札締切時刻)が、またもや、楽しみになってきましたよ!!

 \(^o^)/




9月28日版


 この1か月間ほど繰り広げてきた、私の小さなオークション・ハウス「おこしやす!!」が、昨晩、4回目の落札日を終えました。ここまで、すべての出品物を落札いただけるという、思ってもみなかった大盛況で終えることができ、おかげ様で「光の学校」は、少なくとも、あと2~3年ほどは、現在の好立地で開館し続けられる見通しが立ちました。すべては、皆様の温かいご厚情&ご支援のおかげですので、この場を借りて、心より、深く御礼申し上げます。

 m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m

 つきましては、過去1か月間のように、「毎週多数の品物を出品する」というスタイルは、今週末(10月4日・日曜22時締切)のオークションにて、いったん終了といたします。(この種のことは、過度にやりすぎるとイヤラシイため、節度が大切ですからね・・・笑)

 とはいえ、「自分は参加しないで眺めているだけなのですが、とても楽しんでいます」とおっしゃる方々も多く、皆様から「インテリジェンスに満ちたエンターテインメント」(知的な娯楽)として重宝がられていることも事実なので、ここで完全に終了するわけではございません。

 オークションのシステムは、これからも継続して開催しますが、これまでのような「同時大量出品」は終了して、「時々、突然かつ単発的に、ポロポロと、少数だけを出品していく」というスタイルへと、変更させていただきます。

 したがって、「新たな出品物が出ていないかな?」と、ワクワクしながら訪れてみたり、「あの出品物は、どんな値動きを見せているかな?」と、ドキドキしながら調べてみたりという、オークション・システムが持つ独特の楽しみについては、今後も失うことなく満喫していただけますので、どうぞご安心くださいね!!


 追伸:
 前回の更新でご紹介した、「まりあ」さんと「お祭り男」の運命につきましては・・・このたびのオークションの結果、「悲恋」となって終了いたしました(涙)。しかし、ご両人とも、ショックを受けた気配はなく元気一杯ですので、どうやら、2人の間には、元から「恋愛感情」など皆無であった模様です。特に、「お祭り男」の方は、「まりあ」さんの尻に敷かれてペコペコする羽目になる余生から解放され、安堵で胸をなで下ろしているそうですよ(笑)。




9月25日版

 先日より、このHP上で開催しているオークション「おこしやす!!」も、3回の落札日を終えて、明後日には4回目の落札日を迎えます。

 これまでの大勢の落札者さんのうち、1番(大ウチワ)と37番(大阪のおばちゃん)の2つ(詳細は、こちらの「おこしやす!!」を参照)を、落札してくださった御方からメールをいただいて、私との間で次のような意見交換(笑)が行われましたので、ご報告しておきますね。

********************


落札者さん(9月21日12時39分):

 飯田先生こんにちは! 大ウチワと大阪のおばちゃん人形、届きました。早速、ウチワで扇いで、先生からの応援の風を受け、大阪のおばちゃんの目を見てパワーをもらいました。おばちゃんの応援をもらって、何だか気持ちが晴れてきました! 人生の応援団は、いいものですね~! ありがたい!

 ところで、大阪のおばちゃんに名前を付けたいのですが、何かお勧めの呼び方があったら教えて下さいませ。
 オークション、まだまだ色々お宝が出てきそうで楽しみです。お財布と相談しながら頑張ります!


飯田(9月21日16時53分):

 **さん、ありがとうございます!! 大阪のおばちゃん、無事に、新天地に着任できましたか!! おばちゃんには、特に名前はなく、みんなは「おばちゃん」で通しておりました(笑)。したがって、**さんが、名付け親になってくださって結構ですよ。

 もしも、私が名前を付けるとしたら・・・あえて、おばちゃんのコテコテなイメージとは正反対の、清楚で慈愛に満ちた名前を、命名しますね。そのおばちゃん、外見はコテコテですが、心はとても清楚で、慈愛に満ちていますから・・・その意味では、例えば、キリストの母の名前であり、実在した最愛の女性の名前でもある、「まりあ」さんという名前などは、ピッタンコだと思いますが・・・

 ちなみに、その「まりあ」さんには、若くて元気いっぱいの男性(恋人)がそばにいれば、最高かつ最強のカップルになれるのですが・・・例えば、一年中、秋田の「竿灯」(かんとう)を背負って懸命に踊っている、あの男のような・・・(笑)


落札者さん(9月21日18時27分):

 先生! ステキなお名前、ありがとうございます! 大阪のおばちゃんの名前は、もう今から、「まりあ」ちゃんになりました!

 まりあちゃんの恋人として、秋田の踊っている男性の人形ですか!!・・・実はとっても気に入って、すでにエントリー済みです! 彼の写真を見てるだけでも、楽しくなります。

 さて、オークションの進展が、どうなりますやら?


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 ・・・という展開で、自分の宣言通りに高額の移籍金で転職を遂げ、見事に「光の学校」を救ってくださった「大阪のおばちゃん」の名前は、めでたく、「まりあ」さんに決定いたしました~!!

 \(^o^)/

 まさに、「救いの女神」の名前に、ピッタリですね・・・かくなるうえは、「光の学校」に「まりあ」さんの銅像を建立(こんりゅう)して、その偉業を、末代まで語り継がなければなりませんね(笑)。

 あとは、次回27日の落札日に、話題の「かんとう祭りの人形」(通称:竿灯を踊る男)が、運命の赤い糸に導かれて、同じ落札者さんの手に渡り、めでたく、「まりあ」さんの恋人の座を射止め、2人で並んで飾ってもらえる展開が、訪れるのでしょうか?

 それとも、赤い糸がプツリと切れて、他の落札者さんの手に渡り、愛し合う2人が出逢えないまま泣き別れるという、「悲恋」路線のドラマティックな展開が、待ち構えているのでしょうか?

 ・・・というか、その2人、そもそも、本当に「愛し合っている」のでしょうか?(笑)

 結局のところ、「愛し合っているならば一緒になれるはずであり、愛し合ってなどいないならば一緒になれないはずである」ということで、どのような結果になったとしても、「それでいいのだ」(そうなる運命だった)というわけですね・・・う~む、深い、深すぎる!! (^o^;)


(ここで、今回のオークション劇場における、主人公たちのご紹介です)

《 エントリーナンバー37番:まりあさん 》



《 エントリーナンバー68番:お祭り男 》




 さて、「まりあ」さんと「お祭り男」の運命や、いかに?

 2人は結ばれるのか、それとも、別々の人生を歩んでいくのか・・・

 ますます、27日の夜22時が、待ち遠しいですねぇ!!

 \(゚Д゚;)/

(ご存じでしょうが、劇場は、こちらですよ)





9月18日版


 先日より、このHP上で開催しているオークション「おこしやす!!」も、2回の落札日を終えて、明後日には3回目の落札日を迎えます。

 これまでの落札状況において、私が着目したのが、品物番号19番「ノイシュバンシュタイン城の水彩画」(詳細は、こちらの19番を参照)・・・

 なぜかと言えば、上記19番の落札記録からおわかりのように、落札決定価格が、「3万6900円」という、奇妙なほど中途半端な金額になっているからです。通常、オークションの必勝戦略としては、「3万100円」など、切りの良い金額に若干の上乗せをしておくのが定石・・・もしも、同じ「3万円」でライバルが入札した場合、先着順で負けてしまう恐れがあるため、若干の上乗せをしておくことにより、僅差で競り落とせるからです。

 しかも、ライバルたちも同じ戦法を駆使してきた場合に備えて、「3万200円」「3万1200円」「3万2300円」など、同じ戦法のさらに上を行ける、絶妙な金額を入札しておくのがプロのテクニックだそうですよ。先日の落札日においても、品物番号2番の「ばんそうこうちゃん」が、「22万2200円」(゚Д゚;) で落札されましたが、「2200円」という中途半端な金額を上乗せしてあるのも、「ライバルが同じ手法を使ってきた場合」に備えて、「22万円」「22万1000円」「22万2000円」「22万2100円」という全てのパターンを上回ることができる必勝金額として、「22万2200円」を算出なさったものと推察できます。落札者さんは、どうしても「ばんそうこうちゃん」が欲しくて、ライバルたちの動向を冷静に観察しながら、熟慮に熟慮を重ねたのでしょうね。

 また、いきなりケタ外れの高値を付けて、ライバルたちに戦意喪失させ、余裕シャクシャクの一人旅をもくろむのも、プロのオークションにおいては、しばしば採用される戦略・・・どうしても欲しい品物に対しては、ドカ~ンと高値を示すことにより、「これに手を出したら許さんぞ!!」と怒号を発して、本気度&資金力を見せつけるわけですね。

 一方で、43番「牛乳を注ぐ女」(3万5000円)や、45番「舞台上のバレエのリハーサル」(3万円)は、ほとんど無風状態のままで推移・・・最低落札価格か、それに近い金額であっさりと終了しており、入札者さんは何も戦略など考えないで、単純に切りの良い金額で入札して、めでたく落札なさっています。しかし、もしも、43番に「3万5100円」や、45番に「3万100円」で入札したライバルがいたならば、わずか「100円」の差で競り負けていたわけですから、「戦略としては思慮が足りなかったが、結果的に強敵が現れなくて幸運だった」と申し上げるしかありません(笑)。いずれの落札者さんも、もともと私が購入した価格よりも、はるかに安価な金額で落札できたわけですから、本当にラッキーな方々!! \(◎o◎)/


 これらのように、オークションというのは生き物であり、「タイミング」「ライバルの質と人数と感情」「巧妙な戦略」との絡み合いで、どのようにでも変化していきます。しかも、「どうしようかな」「できるだけ節約したいな」などと迷っているうちに、突如として出現した未知のライバルが、即決落札価格で奪い取っていき、呆然とするという展開も、しばしば生じます。この私が主催する、小ぢんまりとしたオークションでさえも、さまざまな現象が生じて興味深く観察できるのですから、全世界に、(大富豪から一般庶民まで)数多くのオークション・マニア(実際に購入しなくても観察することで楽しむ人々を含む)が存在する理由が、「なるほどね~」と理解できますよね(笑)。


 さて、はじめに戻って・・・品物番号19番「ノイシュバンシュタイン城の水彩画」を競り落とした御方は、なぜ、「3万6900円」という、奇妙なほど中途半端な金額を、お付けになったのでしょうか? たとえば、あと100円をプラスして、「3万7000円」という切りの良い金額は、どうしても出せなかったのでしょうか? 正直、「切りの良い金額から100円を引いて入札する」という行為に、「オークションにおける入札戦略」としての意味など、まったく思い当たらないのです(笑)。


 そこで、名探偵シャーロック・ホームズに変身した私が、ある推理をご披露しましょう!!

 この落札者さん(たまに連絡をして来られます)について、私が存じ上げている情報は、次の通りです・・・「オークションについては初心者である」、「スーパーマーケットで商品管理や販売の仕事をなさっている」、「高値になったので、いったん完全に断念なさったという話を聞いている」、「締切時刻のギリギリ直前になって入札なさっている」(結果的に入札なさったことは私も知りませんでした)、そして、「以前に相談を受けた際に、私から、『切りの良い金額だとライバルと重なる恐れがあるので、ちょっと上乗せした金額にしておくといいですよ』と、アドバイスした記憶がある」ということ。

 これらの断片的な情報を、論理的に整理・分析・統合してみると、あるひとつの合理的な推論が、浮かび上がってくることに、お気づきではありませんか?


 その推論とは・・・

 このお客様、いったんは高値で断念したものの、「どうしても欲しい」という欲望(笑)が盛り上がり、締切時刻の間際には最高潮まで高まってしまい、あと数分という時点で我慢の限界を超え、「ええい! 運を天に任せて入札だっ!!」と、一大決心を下したに違いありません。その時の精神状態は、まさに興奮の極致に達しており、冷静な判断など不可能・・・そのため、私が教えた「切りの良い金額から、ちょっと上乗せしておくといいですよ」というアドバイスを取り違え、うっかり勘違いして、逆に「ちょっと値引き」(笑)してしまった結果、「900円」という数字が算出されたのではないでしょうか?

 なぜなら、この御方は、スーパーマーケットで商品管理や販売の仕事をなさっており、日常的に、「**90円」「**80円」など「ちょっと値引き」の価格表を書き慣れているため、極限まで興奮して理性を失った精神状態ゆえに、つい職業病が現れて、うっかり「ちょっと値引いて」しまったのです!!

 \(◎o◎)/

 ・・・私が学術的観点から下した、精神医学&心理学に基づく超論理的推理の結果は、いかがでしょうか?


 明後日(日曜日)の22時には、3回目の落札日・・・いくつかの品物を巡って、多数の強力な入札者さんが激烈な争奪戦を繰り広げている一方で、能天気に1人きりで我が道を行く入札者さんもいらっしゃり、いかなる展開が待ち構えているのか、予断を許しません。

 欧米では、オークションというシステムが、大富豪から一般庶民まで、実際に参加するかしないかを問わず、インテリジェンスあふれるエンターテインメントとして、多くの人々から楽しまれている理由の一端が、おわかりいただけますよね?

 皆さまも、オークション「おこしやす!!」の推移や結果を客観的に観察・分析しつつ、「優雅で知的な娯楽」として、ワクワクしながらお楽しみくださいね!! (^-^)




9月13日版


 今夜22時は、私のオークション・システム「おこしやす!!」始まって以来の、一大決戦の時・・・今や、戦況は風雲急を告げ、まさに、天下分け目の天王山(光秀 vs 秀吉)か、はたまた関ヶ原の戦い(家康 vs 三成)かという、荒れ模様の様相を呈してきております。

 なにしろ、今夜だけで、(すでに即決価格で落札したものを除く)28品目にのぼる落札者が、一斉に決まるわけですからね・・・すでに、広大な戦場の各地で、安価な品物を奪い合う「足軽同士の小競り合い」が多発しており、中には、異常な高値にまで跳ね上がった宝物を巡って、大将同士が己の意地と尊厳(プライド)を賭けながら、馬上から1対1で剣を交える姿も!! (゚Д゚;)

※ しかし、まだまだ今後も、見逃すわけにはいかない出品が続きますので、皆さま、どうか目前の闘いに熱くなりすぎてご無理なさらないよう、御身の安全を最優先なさってくださいね。


 一方、私は、オークションに出した品物を、大切にしてくださる新たなご主人様のもとへ、可愛い子供たちを送り出すかのような親心で、ひとつひとつ、愛情を込めて包装し、発送の準備を進めているところでございます。本日、「光の学校」のカウンセリング・ルームで撮影した、証拠写真をご覧くださいね。










 迫りくる総攻撃の時まで、あと5時間ほど・・・まずは、どこかで腹ごしらえをして、お風呂にも入って身を清め、天下分け目の決戦の瞬間を、万全の態勢で迎えたいと思います。

 それでは、「腹が減っては戦(いくさ)はできぬ」と申しますので、これにて・・・

 (^o^;)


※ 私のオークション・システム「おこしやす!!」を、ご存じない御方は、こちら を、ご参照くださいね。




9月2日版

 昨日、私のオークション・システム「おこしやす!!」で、「シャーロック・ホームズの部屋のミニチュア・ハウス」を(即決価格で)落札くださった御方(40代?女性)から、このような礼状を頂戴しましたよ。先日にお求めくださっていた、私と沖野真理子さん(ピアニスト)の制作による「直筆楽譜芸術」の感想も併記されていましたので、一緒にご紹介しますね。


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 いつのまにか9月になり、虫の音も聞こえ、秋の気配を感じます。 日曜日に直筆楽譜芸術とシャーロックホームズの部屋のミニチュアハウスが一緒に届きました。

 いっぺんに開封してしまうのがもったいなくて、先に、シャーロック・ホームズの部屋のミニチュアハウスをまず開封したのですが、あまりによいお品だったので、絶句してしまいました。こんなに貴重なお宝をオークションに出されていたとは!  ホームページで拝見した時は、一目で気に入り、即決で落札してしまったのですが、これほどにすばらしいお品をよくぞ手放してオークションに出されたものだと、驚いています。お礼を申し上げるにも、なんと表現してよいのか、良い言葉が見つからず、そのまま寝室に飾って眺め、数日味わって、やっと今日メールしています。本当に貴重なお宝をどうもありがとうございました。

 見れば見るほど味わい深く、精緻な装飾の数々から、学者であり、音楽家であり、科学者(医学者?)でもあるシャーロック・ホームズの高潔な人物像が感じられ、ひき込まれます。よくみると、右の壁に肖像画らしきものが飾られており、これは、シャーロック・ホームズの自画像!?  こんなに貴重なものを、手放してくだされたとは! 一生近くにおいて大切にしますね。こんなに貴重なお宝を本当にありがとうございます。

 そして、今日は、いよいよ直筆楽譜芸術の大サイズを開封し、その大きさと立派さにびっくり。音符のひとつひとつから、迫力(沖野さんのパッション?)が感じられます。心のこもった丁寧なお仕事と、深いメッセージ・・・「勇気と希望を持って試練に立ち向かうこと、それこそが真の幸福である」・・・とても、深くて重たいお言葉です。試練を避けたいばかりの人間に、試練に立ち向かっていることは、魂が成長していることであり、本当の幸福だぞ、分かっているな、と、生きがい論の本質を突き付けられたようです。試練が来ても腹をくくって勇気と希望を持って立ち向かえよ、との厳しいご教授に、決心をせまられているようでドキドキしました。大事なメッセージをありがとうございます。きちんとした状態で飾りたいので、どこに飾るか思案中です。

 大きな宝物が2つも一度に届いて、先生の深い愛情と、真の幸福を生きることの厳しさの両方を垣間見せていただいた思いです。今は、時々チェックするオークションも楽しんでます! 飯田先生、想像を超えた企画を次々とありがとうございます! まだまだ暑い日が続きますが、大切なお身体、どうぞご自愛ください。

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 なお、「直筆楽譜芸術」の方は、発売から1か月半を経て、初期にたくさん頂戴したご注文の制作・発送を、無事に終えようとしている段階です。8月中、沖野さんが本当に頑張ってくださいましたし、私自身も(我ながら感心するほど)頑張りました(笑)。(したがって、今後にご注文くださる方々については、もっと早く制作・発送することが可能になります)

 そこで、「直筆楽譜芸術」に関して頂戴した感想から、代表的なものを、いくつかご紹介してみますね。(「直筆楽譜芸術」をご存じない御方は、こちらをご参照ください)


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 飯田先生、こんばんは。お世話になっております。本日「直筆楽譜芸術」が届きました。黒猫さんから受け取って、包みを開ける時のわくわく感が半端なかったです! 期待した通り、本当に素晴らしかったです! 額縁も飯田先生が書かれていたように、なんとも言えず、素晴らしいですね! 自然なホッとするような柔らかさに、重厚感がプラスされていて本当に素敵です。

 そしてなんといっても、飯田先生と、沖野さまの手書きの芸術、本当にうっとりしてしまいました。音符は定規も使わず、整然と描かれていて(書かれていて)沖野様のやさしさが伝わってくるようです。そして飯田先生のやさしい文字に心がホッとします。こんなにきれいに整然と、描いたり書くことは、かなりの集中力と緊張感がないと書けないのでは、と思いました。素敵な作品を本当にありがとうございました。

 マットの赤も、落ち着いた深みのあるお色で、とても気に入りました。部屋にすぐ飾りましたところ、部屋の雰囲気も、この作品があるだけで、随分と良くなって大変嬉しいです。部屋のドアを開けるたびに、楽譜さんが微笑んでくれているみたいで、幸せな気分になります。飯田先生、本当にありがとうございました。

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 先生、「直筆楽譜芸術」が、今日、届きました!! 配送員の方から、受け取ると、あぁ~早く観たい!! はやる心をおさえながら、梱包を丁寧にほどき、箱を開けて、紙をそっとめくりながら・・・「直筆楽譜芸術」の全容が目に入ってきたときの、感動と喜びを、何からどのようにお話ししたら良いのでしょうか・・・しばらくは、涙か流れて、手にすることが出来ませんでした。涙でシミをつけたくなかったので・・・涙が少し落ち着いて、額縁を手にしました。木の存在感がとても伝わって、何度も撫でたくなります! 特にお気に入りは、右側のところです!(笑)

 音符をひとつひとつ観ていると、ペンの運び、息づかいが伝わってきます!! 真理子さんが、一生懸命に愛を込めて描いてくださった・・・真理子さんの姿が浮かんできます・・・まるで、ベートーベン、リスト、ショパン、バッハ、絵画で言えば、モネの、睡蓮、日傘の女、ゴッホの、夜のカフェテラス、北斗七星、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザ、最期の晩餐・・・私の好きなものに例えてですが、それらの、直筆芸術を手にしたような感動です!! 飯田先生の存在価値と、希にみる天才ピアニスト真理子さんの「直筆楽譜芸術」を、こんなに安価なお値段で購入出来て、とても有り難く思います。

 届くまでは、先生がおっしゃっていましたように、いずれ私が、光の世界に戻るときに、棺の中に入れてもらい、 この歌を歌いながら、先生に導かれて光の世界に戻るのも、とてもロマンチックで、いいなぁ~と思っていましたが、実際に実物を観ると、我が家の家宝として、子どもや孫たちに、遺してやりたいと思いが変わります・・・特に、飯田先生直筆のメッセージ、真理子さんの直筆メッセージを・・・

 私は、子どもたちに残してやれる財産は、なにも有りません。住まいも、市営住宅ですし、貯金もほぼ有りません(笑)。宝石類も持っていません。ですけど、本箱には、本を置いています。いつか、子どもや孫たちが人生に悩み、試練・逆境の時に、この本を読んでくれたら、きっと力になるだろうと(ほとんどは、飯田先生のご本ですが)・・・その本たちと一緒に、この「直筆楽譜芸術」を残してあげよう!!

 まだ正式な置場所を決めておりませんが、「直筆楽譜芸術」から、先生と真理子さんが、私に語りかけてくださっている、そんな感じを受けて、私は、とても幸せな空気に包まれます!! この部屋が、光に満たされている・・・飯田先生、沖野真理子さん、こんなに素晴らしいものを、本当に、ありがとうございます!!

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 今日家に帰りますと、「直筆楽譜芸術」が「お帰り」とわたしを迎えてくれました。箱を開けて、本物の美しい直筆を目にしますと、一日の緊張や疲れが一瞬で消えていきました。本当にすごいのですね、真心のこもった芸術は(感涙)。

 大好きな『私に起きている奇跡』。沖野さんは、ご体調問題を抱えながら、一音一音、美しく記譜してくださったのだなぁと、ただもう「わたしのような者にまで、ありがとうございます。」という気持ちでいっぱいになりました。飯田先生の温かい歌詞の文字、タイトルの文字が、沖野さんや、見る者を包み込んでくださるようで、心に染み込み、「これで芸術として完璧だ!、自分の棺まで持って行く宝物だぁ」ともう穏やかに嬉しくなりました。上質な紙に刻まれている、直筆の凹凸を食い入るように見つめ、先生と沖野さんお二人のそれぞれのサインをこれまた穴があくほど見つめて、とても心が満たされました(感涙)。

 私は「小サイズ」でしたが、額縁も、想像していた以上に立派なもので、この楽譜のためにと選ばれた先生の愛情を感じました。今は、その『私に起きている奇跡』をCDでかけながら、喜びのメールを感謝を込めて綴っています。先生、沖野真理子さん、いつもありがとうございます。サントリーホールの動画も、涙をポロポロこぼしたり、ふふふっと笑ったりしながら拝見・拝聴させていただいています。わたしにとって「直筆楽譜芸術」は、宝物であると同時に心の支えになるお守りです。

 最後になりましたが、発熱し体調を崩していた私の*ですが、熱は下がり、ゆっくりと回復し、持ち直しつつあります。新生児君は、傍ですくすく育っています。飯田先生、不安でいっぱいの時に励ましのお言葉をありがとうございました。

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 ・・・ということで、多くの皆さまに喜んでいただけて、私も沖野さんも、とても光栄に感じながら、深く感謝いたしております。こちらこそ、本当に、ありがとうございました。
 おかげ様で大好評を頂戴しましたので、「直筆楽譜芸術」の制作販売は、今後もしばらくの間、地道にコツコツと継続させていただきます。その昔、社会科・歴史の教科書で習った、いわゆる「マニュファクチャリング = 家内制手工業」で小ぢんまりと制作できますから、まさに「職人芸」なんですよ(笑)。

 オークション・システムの方も、私自身の予想を超える展開になっており、「これほどの反響をいただけるのなら、募集期間は1週間でも充分だったな」などと(笑)、戸惑いながらも喜んでおります。入札くださっている方々は、単に「買い物」をなさっているわけではなく、「光の学校を救ってあげたい」という応援のお気持ちを、「入札」という形で表現してくださっているに違いありません。そのお気持ちの温かさが伝わってきて、思わず胸が熱くなります・・・ (>ω<。)。。。

 皆さまからは、「欲しいものがあるけど、今はまだライバルたちを自由に泳がせておきながら、虎視眈々と、価格の推移を観察して戦略を立案中!!」「欲しいものがあったけど、気づいたら即決価格で落札されてしまっていた(涙)」「欲しいものがあるけど、高値になりすぎて手が出ない(涙)」「自分より高い値段を付けられて悔しいけど、しばらくは死んだフリ(笑)」「あの品物は、オークションに出さないのですか?」など、様々なご意見・ご要望をいただいております。今後も、「ええっ!?」と仰天していただけるユニークな品物を、次々に用意しておりますので、いつ発表になるのか、どうぞお楽しみに!! (^-^)




8月26日版(午前0時20分)

 本日は、とても重要かつ真面目な、お知らせ&お願いがございます。

 (いつもながら)突然ですが・・・このたび、落札価格の全額を「光の学校」の寄付口座に寄贈いただく形で、チャリティ・オークションの小部屋「おこしやす!!」を、開設させていただきました。

 実は、長きにわたるウイルス問題の影響で、世の中が深刻な不景気になり、「光の学校」への寄付金が減少して、このままでは来年中にでも、家賃の安い「めちゃ郊外の不便な場所 (>_<)」にまで、引っ越さなければならない状況に、陥ってしまっております(涙)。「光の学校」は、その性格として(税務上も)営利行為ができず、寄付金のみで運営していますので、寄付金を増やすこと以外に、解決方法はありません。また、これまで不足分は私が個人負担してきましたが、ウイルス問題により私自身の仕事も激減しており、これ以上の負担は不可能な状況です(涙)。

 ただし、「光の学校」の正体(本質)は「建物」ではなく、私自身が、歩く「光の学校」なのですから(笑)、私が存命して活動できるうちは、何がどうなっても、「光の学校」そのもの(つまり「光の学校」として提供する社会奉仕活動)が、この世から無くなってしまうわけではありませんので、どうぞご心配なく。ただ、寄付金が減ると家賃が払えなくなるため、どんどん、身の丈に合った、不便で狭い場所(号泣)に、引っ越さなければならなくなるだけですので・・・


 そこで、こうなったら取り急ぎ、なりふり構わず「売り食い」(笑)に走るしかないと判断し、私や「光の学校」が所持する貴重品や、珍しいもの、面白いもの、皆様に喜んでいただけるものなどを、「超シンプルで画期的な独自のシステム」により、今後、次々に、オークション(競売)に出していくことにいたしました。私の「生きがい論」や、この「飯田研究室へようこそ!」の愛読者の方々ならば、「この程度の価格で、これほどの珍品を落札できるかもしれないのなら、光の学校の運営・存続を支援するためにも、オークションに参加してみようかな」と感じていただけるような、素敵でお得な品物が見つかることでしょう。

 諸事情でご参加いただけなくても、「お~っ! まさか、これほど貴重なお宝が、惜しげもなく出品されているとは!!
(゚Д゚;)」と、ビックリ仰天する品物が、きっと見つかるはずですよ。どうせやるならば、(いつも心がけていることですが)皆さまに、大いに楽しんでいただかなければ、やる意味がありませんからね。


 私独自のオークション・システムは、皆さまを無条件に信頼することにより、無防備だからこそシンプルに成り立っております。入会や登録(住所やカード番号の記入)などの面倒な手続きは
一切不要で、(パソコンやスマホから入札メールを出すことさえできれば)どなたでも、自由かつ簡単に、いつでもご参加いただけます。まずは、ぜひとも下記をクリックして、オークションの仕組みと出品中の珍品たちを、「ワハハ」と笑いながらお楽しみくださいね!!

 皆さま、「光の学校」への温かいご支援を、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

オークションの小部屋へ、GO!!





8月17日版(午前2時15分)


《 速報 》「大文字の送り火」見物に、行ってまいりました!!

!!\(◎o◎)/!!


 京都の風物詩として、「祇園祭」に並ぶ人気を誇っているのが、8月16日の20時に点火される、「五山の送り火」(いわゆる「大文字焼き」は、このうちの一つ)・・・例年、「大文字」「妙法」「舟形」「左大文字」「鳥居形」の5種類(合計6文字)を、京都盆地周辺の山々に、かがり火を盛大に焚(た)いて、その炎で表現するというイベントなのですが・・・

(ちなみに、次の写真は、2017年8月16日に、私が撮影した「大文字」)




 今年は、ウイルス問題のため、かがり火の数が、「大文字」で6ヵ所(例年は60ヵ所程度)、「鳥居形」で2ヵ所、その他の文字は「1ヵ所」と、極限まで減らされ、「例年の数十分の一」にすぎない規模・光度に、縮小されるとのこと・・・

!!\(゜ロ゜)/!!




 なるほど、これだけの炎しか見えないとなれば、「今年は見なくていいや」となり、見物客が少なくて感染は抑えられそうですし、かがり火に点火する担当者さんたちも、きわめて少人数で済むため安全ですよね・・・

 しかし、私のような変わり者にとっては、「もう2度と見ることができないかもしれない、前代未聞の珍しい大文字焼き」に違いないため、「今年こそ、今生の良き思い出として、逃すことなく、ぜひとも見物に行っておかなければ!!」と、かえって心に炎がともってしまうんですよ、これが(笑)。


 ・・・というわけで、「光の学校」の「星降る森のホール」に、参加希望者(ハートメイツのメンバー)さんが、(さすがに今年は少人数で)10名ほど、お集りくださいましたよ。密状態を避けるため、座席を1つ空けた状態でお座りいただき、換気扇とエアコンを最大パワーまで挙げた状態で、集合時刻の18時に。

 しかし、出発時刻まで、30分間ほど余裕があるため(早く出かけても暑いだけなんですよ)、急きょ、「飯田史彦・ミニマムコンサート」を開催することに・・・

 そこで、ウイルス対策のため、私は「 SURGICAL ANTIBODY MASK 」(外科医用の抗原抗体反応マスク)を着用したうえで、さらに「フェイスシールド」まで装着するという、厳戒態勢の姿で登場!!(もちろん、感染防止のため合唱は禁止なので、お客様たちは、ひたすら私の歌唱を聴かされる羽目に・・・涙)

 まあ、見てくださいよ、この涙ぐましい風貌を・・・まるで、その昔、学園紛争の時代に、火炎ビンを投げていた学生たちのような、過激すぎる格好ではありませんか!!

 背後の怪しすぎる光景も、まさに、「アジト」(秘密基地)そのもの・・・

\(゚Д゚;)/




 おまけに、いざ歌い始めてみると、フェイスシールドが息で雲ってしまい、歌詞がまったく見えないことが判明・・・私は、自分の作品の歌詞を覚えていないため、これでは歌うのは不可能ということで(涙)、あわてて、フェイスシールドをメガネの下まで下げてみたところ、息苦しさは倍増するものの、なんとか歌えるようになりました・・・

 ところが、下に下げたフェイスシールドが邪魔になって、うつむいて視線を下げることが不可能になり、ギターの弦やネックを見下ろすことができず、両手の指先を一切見ないままで弾くという、めちゃ高度な演奏技術を要求されてしまうことが判明!!

 しかも、顔の上半分は「(自称)インテリジェンスあふれるジェントルマン」で、下半分は「火炎ビンを手にしてアジトに潜む過激派」という、まるで半魚人やサイボーグやフランケンシュタインのような、不気味かつ滑稽(こっけい)すぎる珍奇な風貌に!!

\(◎_◎;)/




 これほどの試練・逆境にもかかわらず、分厚いサージカル・マスクのため酸欠に苦しみながらも、「逢いたい」~「いつもそばにいるよ」~「私に起きている奇跡」~「私の幸せ」~「ツインソウル」~「歩き続ける」~「君を守りたい」の7曲を、このご時世を反映して「時短」(笑)でつなげたスペシャル・メドレー形式によって、懸命に歌わせていただきました・・・ (^o^;)

 ただし、くちびるがマスクに密着している状態では、どうやっても「口笛」を吹けないことが判明し、「私の幸せ」の間奏における名場面は、やむなく断念せざるを得ませんでしたが・・・ (>ω<。)


 ・・・というわけで、お客様たちに大満足いただけた「ミニマム・コンサート」の勢いそのままに、「光の学校」を出発した我々一行(「光の学校」のボランティア・スタッフたちも含めて総勢14名)は、「三条」駅から京阪電車に乗って「出町柳」駅に移動し、「今出川通り」を、「百万遍」(ひゃくまんべん)を抜けて「銀閣寺」方面へと、歩いていきましたよ。

 すると、おお!! (゜ロ゜;ノ)ノ

 多くの乗用車が路上駐車し、大勢の人々が行列を成している先に、なにやら、炎のようなものが!!




 あれは、もしや、「大文字」・・・いえ、今年に限っては、「大」ではなく、「点々」ではありますが、確かに、いわゆる「送り火」の炎ではないでしょうか?

 その証拠に、例年では、あの場所(大文字山の中腹)に、くっきりと「大」の文字が燃え上がるのです・・・




 そこで、カメラを「望遠」モードに変えてみると・・・

 おお!! これは、確かに・・・




「送り火」の炎であるに、違いありません!!

\(◎o◎)/

(ただし、右下の炎が、手前の木々に隠れてしまい、炎は「5つ」しか見えておりませんが・・・涙)




 中心部分を、さらに拡大してみると・・・

 盛大に燃え上がる炎を、間近で見守っていらっしゃる、大勢の人々の姿が!!

(人の背丈の3~4倍の高さまで燃え上がっていますから、もの凄い火力であることがわかりますよね)




 ・・・というわけで、今年の「送り火」は、わずかに6個(しかも実際に見えたのは5個)でしたが(涙)、それでも、大勢の人々が見つめながら、祈りを捧げている姿が、印象的でしたよ。

 伝統ある季節の風物詩というのは、「ほんまに、ええもんどすなぁ・・・」(なぜか、ここだけ京都弁)

 来年は、こんなふうに片ひじをつきながら、のんびりと、見物してみたいものですねぇ(笑)。






8月13日版(午前3時55分)


 前回の更新で、サントリーホール・ブルーローズ公演の記録動画を公開したところ、予想をはるかに上回る、驚異的な反響を頂戴してしまいました。(なんと、動画1つに対して、最大、1万472回ものアクセス回数を記録!!)

 いやはや、初公開となる「コンサート動画」のインパクトが、これほどとは・・・皆さま、よほど、待ち望んでくださっていたのでしょうか?(笑)

 そこで、「もっと観たいです!!」とご要望くださる多くの声を拝聴し、うっかり調子に乗ってしまった私は、さらなるミニ動画を、曲や演奏の解説(裏話)と共に、12種類も公開することにいたしました!!

\(^o^;)/

 これで、ミニ動画の数は、合計23種類に!!

(とはいえ、もう早くもネタ切れですから、動画の追加は、これで最後ですよ)


 さあ、皆さま、「さらなる展開に巻き込まれてしまったからには、どのような衝撃的&笑撃的映像を目にしてしまっても、耐えるだけの覚悟はできているぞ!!」と、充分すぎるほどに、心の準備ができましたか?

 それでは、次をクリックして、禁断の動画記録の追加分(第12番以降)を、ウンザリするほど(笑)、お楽しみくださいね!!

(動画1~11番までの解説も、さらに詳しく理解できるよう、大いに加筆しておきました)


サントリーホール公演の追加動画へ、GO!!





8月8日版(午前2時55分)


 8月1日に、「直筆楽譜芸術」を発売しましたところ、国内外のたくさんの方々から、ご予約をいただきました。この場を借りて、心より、深く感謝&御礼申し上げます。

m(_ _)m

 ピアニストの沖野真理子さんも、闘病生活における「生きがい」が生まれて、なんと、日に日に、お元気になられているそうですよ。たくさんのご予約を頂戴したこと、そして、「フトコロの余裕の問題により予約できないけれど(涙)、心から応援しています!!」とおっしゃる方々や、「飯田先生のHPから無料楽譜をダウンロードして、見たり弾いたりして楽しんでいます!!」とおっしゃる方々も、数えきれないほどいらっしゃることをお伝えすると、次のお返事をいただきました。

 「本当に、もう何もかも・・・皆様の優しさに、ただただ感謝しかありません。私は、皆様のことを存じ上げないし、これからお会いする機会もないかもしれませんけど・・・皆様が、私の書いた楽譜を持って、「応援してるよ~」「頑張れ~」って、笑顔で私に手を振って下さる姿が想像できて・・・もう胸いっぱいで、涙がぽろぽろこぼれてしまいました。。。応援してくださる全ての皆様に、心から感謝いたします。本当に、ありがとうございます」


 ・・・そこで、本日は、私と沖野さんから心を込めて、(どのような形であれ)応援してくださる全ての皆様に、「え~っ、そんなものが残っていたんですかぁ~っ!?」とビックリ仰天していただけるであろう、「スペシャル・ドリーム・ウルトラ・プレミアム・ドラマティック・アンビリーバブル・グレイト・ミラクル・プレゼント」(笑)を、無料公開させていただく決心を固めました。

 その、「スペシャル・ドリーム・(以下省略)・プレゼント」とは・・・

 そう、今や伝説となっている(?)、あのコンサートの「動画映像」を、初公開してしまうわけなのです!!

\(◎o◎)/




 皆さま、あまりにも予想外の展開に、心底、驚いていただけましたよね?(笑)

 そう、この世で生きる人生においては、いつ、何が起きてしまうか、わからないものなのです・・・このようにして、期待することさえも無かった望外の幸せが、突然に、転がり込んで来ることも・・・

 これまで、なんと4年もの間、奥の奥のそのまた奥に、固く封印された状態でしまい込まれていた、禁断の動画記録・・・

 まさに、「失われたアーク」とも「聖骸布」とも「聖杯」とも呼ばれながら(?)、ごく一部の「聖遺物研究者」たちの間で(?)、4年間の長きにわたって存在を語り継がれてきた(?)、その謎の動画記録のDVDが・・・

 このたび偶然、飯田史彦のパソコン机の3段目の引き出しの奥の奥のそのまた奥から、「あれ? こんなところに、つまらぬ書類の下敷きになっていたのか・・・」と、奇跡的に発掘されたのでした!!

\(^o^;)/


 さあ、皆さま、「このような展開に巻き込まれてしまったからには、どのような衝撃的&笑撃的映像を目にしてしまっても、耐えるだけの覚悟はできているぞ!!」と、充分すぎるほどに、心の準備ができましたか?(笑)

 それでは、次をクリックして、禁断の動画記録を、心ゆくまで、お楽しみくださいね!!


サントリーホール公演動画へ、GO!!






8月1日版(午前1時20分)


 いよいよ、夏も本番・・・しかし、今年の夏は、ウイルス問題のせいで、「いつもの夏とは違う夏」になってしまうことは、間違いありませんね。

 これほど感染者数が増えているのに、「我関せず」と気にしていないかのような、不思議なほど能天気な日本政府の対応・・・その原因は明らかなのですが、今はまだ、ここでコメントすることはいたしません。弟子も部下も作らず、ほとんど1人きりで活動している私は、自分の身を自分で守らなければなりませんからね。(とはいえ、いつ、堪忍袋の緒が切れて、うっかり余計なことを書いてしまうか、わかりませんが・・・笑)


 ・・・というわけで(笑)、本日は、いくつか大切な、お知らせ特集です。


(1)「光の学校」9月のカウンセリングについて

 7月29日の時点で、京都市から、「特別警戒」の基準に達したことが発表され、「府県の境を超えた移動の自粛」などを、要請されてしまいました。このような、ウイルスを巡る状況の推移を受けて、医師の先生方とも相談した結果、9月以降の新たなカウンセリング予約受付は、いったん延期させていただきます(涙)。

 状況が好転した時点で、「光の学校」のページで告知したうえで、受付を再開いたします。すでにお受けしている、8月分のカウンセリングにつきましては、今のところ行う予定ですが、さらに状況が悪化した場合には、延期をお願いするかもしれません。(遠方からおいでの御方は、ご自分の意志で、すでに延期を希望してくださっております)


(2)『完全版・生きがいの創造』の増刷決定について

 ウイルス問題で、世の中の多くの人々が、「生きることの意味やしくみ」を自問せざるを得ない事態となっているためか、この数か月間、私の『完全版・生きがいの創造』へのニーズが高まっているとのことで、PHPさんから、急な「増刷」のお知らせをいただきました。私の著書は、人生に悩み苦しむ御方に向けて書いた「読む薬」ですから、世情が乱れて社会不安が増すご時世になるほど、必要としてくださる方々が増えるのは、当然なのでしょうね。(その意味で、本来ならば、私の本など必要とされない時代の到来こそが、望ましいのですが・・・笑)

 出版社の担当者さんからは、「PHP文庫の『生きがいの創造』第11刷の増刷が決まりました。本書は2012年5月の発売なので、8年間で11刷ですから、毎年1回以上の確率で増刷されてきたことになります」と、お知らせをいただきました。もともと、ハードカバー版『生きがいの創造』の初版は1996年ですから、その後に文庫化されて現在に至るまで、24年間もの間、皆さまに愛されてきたことがわかります。

 24年も前に書いた本を、四半世紀を経た現在でも多くの方々が求めてくださっており、毎年のように増刷されているとは、24年前の私には想像できなかった珍事(笑)・・・担当者さんによると、これほど時代を超えた幸せな本には、めったにお目にかかれないそうですから、『生きがいの創造』は本当に恵まれた本であり、すべては読者の皆さまのおかげです。この場を借りて、心より御礼申し上げます。

 ちなみに、24年前のあなたは、どこで、どうなさっていましたか?・・・その頃に『生きがいの創造』初版が発売され、書店のベストセラー・コーナーで長い間、山積みになっていたのですが、ご存じでしたか?(24年前の自分と、今の自分を比べてみれば、ずいぶん年月が経ったことを、実感しますよねぇ・・・)

 とはいえ、今はインターネットの普及により、「本屋さん」が次々に閉店に追い込まれ、紙媒体の本よりも、ネット販売によるデジタル書籍の方が、はるかに売れる時代・・・さすがに『生きがいの創造』も、紙媒体での「増刷」(近いうちに「増刷」という物理的用語も死語になるのでしょうね)は、これが最後になるのではないかと思われますので、「紙の本として持っておきたい」とおっしゃる古風な御方は、お早めにお求めくださいね(笑)。(私も古風なタイプですので、「本」と言えば、「手に持って開きながら読む紙媒体の印刷物」しか、イメージできないんですよ・・・)


(3)アクセスカウンターの終了について

 私のウェブページ(通称:ホームページ)「飯田史彦研究室」は、長い間、冒頭にアクセスカウンターを掲載し、人々が訪れてくださった回数(880万回を超えておりました)を表示してきましたが、先日、突然にエラーが出て、表示不能になってしまいました。そこで、ホスティング・サービスを依頼する富士通クラウドテクノロジーのサイトで確認すると、次のような「お知らせ」が、掲示されていたのです。

 「平素より弊社サービスをご利用いただき誠にありがとうございます。これまでご提供して参りました『アクセスカウンター』につきまして、ご提供を終了とさせていただきます。長らくのご利用、誠にありがとうございました」

 現在では、表紙ページから入る人(アクセスカウンターの数字を動かす人)よりも、(お気に入り登録や検索によって)他のページに直接に飛んで入る人(アクセスカウンターの数字を動かさない人)の方が、はるかに多くなっているため、「アクセスカウンター」という計算方式そのものが、意味を失ってしまったのだそうですよ。実際には、アクセスカウンターが表示する数字よりも、はるかに多くの方々が、「飯田史彦研究室」を訪れてくださっているわけですから・・・

 そんなわけで、表紙ページのアクセスカウンターは消えてしまいましたが、この「飯田史彦研究室」そのものは、何の影響も受けずに継続しますから、ご安心くださいね!

(「アクセスカウンターが消えてしまいましたが、近々、飯田先生のホームページが閉鎖になるのですか!?」と、ご心配くださる方々が出現したので、あわてて解説させていただきました)


(4)「直筆楽譜芸術」の正式発売について

 ここ数回の更新でご紹介していた、私と沖野真理子さん(ピアニスト)が共同制作する「直筆楽譜芸術」が、本日(8月1日)、正式な発売日を迎えました。すでに、発売日前から、温かいご厚情に満ちた嬉しいご予約を頂戴しており、その事実を沖野さんにお伝えしたら、次のお返事が・・・

 「なんと申し上げたら良いのか、言葉が見つかりません。先生はもちろん、関わってくださる全ての皆様に、心から感謝いたします。ありがとうございます。m(_ _)m 色々と受け止めることが多すぎて、心の整理がまだついていませんが、私の感謝の心が、筆を通して皆様に伝わるように、愛と心を込めて丁寧に書かせていただきます」

 ・・・ということで、辛い難病に立ち向かい、試練&逆境の真っただ中にいらっしゃる沖野さんにとって、皆さまの応援が、何よりの励ましになっている様子が伝わってきます。「自分を応援してくださる方々がいらっしゃり、その方々のために、苦境にいる現状の自分でも可能なこと、やるべきことがある」という事実が、沖野さんにとって、「日々を前向きに生きるエネルギー」になっていることは、間違いありません。彼女と話をした「光の学校」スタッフたちも、「あんなにお元気な声の沖野さんは、本当に久しぶりです」と、ビックリしていましたよ。きっと、今の沖野さんにとって、皆さまのご厚情に包まれながら楽譜制作に励むことは、どんなに強力な痛み止め薬を飲むことよりも、心身に与える効果が大きいのではないでしょうか? (これぞ、まさに、「生きがいの創造」効果ですよね)

 そんなわけで、私と沖野さんは、これから精一杯、直筆楽譜の制作に励ませていただきます。「共同制作」とは言っても、沖野さんの体調の良い時に無理せず進めていただく必要があり、実際には別々に各自の工程を担当しますから、2人で一緒に行う作業は、ほとんどありません(私がウイルスを移してしまってもイケマセンからね)。しかし、「お客様のためにベストを尽くす」という心意気では完全一致しておりますので(笑)、どうぞご期待くださいね!! (^-^)

 なお、「直筆楽譜芸術」本体の発送は、額縁の仕上がりに2~3週間を要するため、ご注文(代金の振込)から1か月程度、先になる予定です。しかし、お約束している、私がセレクトした各種プレゼント(小サイズの御方には「マル秘・スペシャル・プレゼント」、中サイズの御方には「マル秘・スペシャル・ドリーム・プレゼント」、大サイズの御方には「マル秘・スペシャル・ドリーム・ウルトラ・プレゼント」)につきましては、着々と準備を進めております。楽譜の本体を発送する前に、プレゼントだけを(すべて私の自腹で済ませられるため)別便で、できるだけ早くお届けすべく努力中ですから、ご注文くださった御方は、どうぞお楽しみに!!

 \(◎o◎)/

 ※ 謎の「ウルトラ・プレゼント」と言っても、「300円のガチャガチャで取ったウルトラマンのフィギュア」なんかで済ませたりはしませんから、ご安心を(笑)。もちろん、「小サイズ」や「中サイズ」の御方にも、それぞれ、「きゃ~っ!!」「お~っ!!」と微笑んで歓声を上げていただけるような、私らしさ炸裂の素敵なプレゼントを差し上げますので、ご期待くださいね!!




7月22日版(午前0時0分)

 お待たせしました!!

 前回の更新でご紹介した、私からのスペシャル・プレゼント付きの「直筆楽譜芸術」6作品について、詳細な解説の完成版と、ご購入方法などの確定情報を、公開いたしました。下記をクリックして、ご確認くださいね。


「直筆楽譜芸術」専用ページへGO!!


 皆様には、このたび誠にお世話になりますが、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 
m(_ _)m





7月20日版(午前3時7分・加筆修正)


 本日は、皆様に、頭を下げて、(まじめな)お願いがございます。

 m(_ _)m

 本日は、本当に「まじめ」100%の真剣なお話ですので、いつもは演出上の効果ゆえに多用する「!!」(文意強調のための感嘆符)は、わずか2ヵ所でしか用いません。また、感情表現で重宝する「絵文字」「顔文字」も、どうしても必要な1種類(2ヵ所)しか、用いておりません。同様に、(笑)(涙)といった、ユーモア重視の便利な漢字表現も、まったく用いないで書き進めます。(当然ながら、やればできるんですよ)


********************

 皆様ご存じのように、この数年間、私の音楽療法活動を助けてくださっていた、ピアニスト&編曲者の沖野真理子さん(激しい苦痛を伴う難病と闘っていらっしゃいます)が、現在、体調悪化のため、外出を伴う演奏活動が難しい状態に陥っておられます。大きな病院の治療を受けられていますが、痛みがひどく、医療費もかさむため、これまでお世話になってきた私としては、せめて、何らかの形で恩返しをさせていただきたいと、この数週間、思案しておりました。

 医師ではない私には、沖野さんの病気を直接に治して救うことはできませんから、私に可能なのは、①「医療費の足しにしていただけるよう、経済的にお助けすること」、②「病気の苦痛から少しでも気をそらせるような、やりがいのある何かをご提案すること」、③「沖野さんの音楽や業績を、様々な形で後世に残して差し上げること」という、3つの支援行為に集約されます。(ただし、例えば、沖野さんへの寄付金を募るという方法では、単に医療費だけが集まって、重要な②と③の目的が実現できないため、意味も効果も乏しいままで終わってしまいます。それに、まじめで謙虚な努力家の沖野さんは、見ず知らずの方々からの単なる寄付金など、困って辞退なさるに違いありません)


 そこで、経営学者でもある私が、あらゆる可能性を検討した結果、「これだ!!」と行き着いたのが・・・「飯田が歌詞を手書きし、沖野さんに音符を手書きしていただいた直筆楽譜を、飾ることのできる芸術作品という形で発表&販売する」、という方法でした。(商品名は、「
直筆楽譜芸術」とさせていただきます)

 そして、この2週間ほど、専門家の方々の熟練した知識・技能もお借りしながら、様々なアイデアを追求してみた結果・・・ついに本日、「試作品」(とはいえ直筆で書いた本物ですが)を、めでたく完成させることができましたので、ここに初公開させていただきます。それぞれの直筆作品の購入方法や価格といった具体的情報は、また近日中に公開しますので、本日は、取り急ぎ、6種類の作品の詳細について、ご説明させていただきますね。


 これまで、さみしい時、つらい時、悲しい時に、沖野真理子さんの素晴らしい編曲能力や、高度なピアノ演奏によって、助けられたことがあるとおっしゃる方々は、ぜひとも今回は、沖野さんにご恩返しをする意味で、彼女が心を込めて1枚1枚を手書きする直筆楽譜(私も歌詞などを手書きしてお手伝いします)を、お買い求めいただけましたら幸いです。余計なプライバシーまでは書けないため、曖昧な表現になってしまいますが、沖野さんが「楽譜を書く」という作業をこなすことができる今のうちに、お早めにご注文くださいますよう、お願い申し上げます。

(沖野さんの体調が大丈夫な時に、無理なく楽しみながら書き上げていただきますので、ご注文から1か月程度の余裕を頂戴いたします。また、後述するように、額縁作家さんの工房に発注する、同じものが2つと無い木製の特別な額縁を用いますので、その額縁制作のためにも、1か月程度の期間をいただければ安心とのことです)


********************

 それでは、以下、作品のご説明をいたします。


「直筆楽譜芸術」6作品(飯田史彦&沖野真理子による)

* 1枚ずつ、飯田と沖野さんが、ご注文をいただいてから、オーダーメイドで、心を込めて書き上げます。完全な直筆手作業の歌詞&音符による楽譜であり、それぞれ細部が異なるため、同じものは2つと存在しない、世界に1つだけの「楽譜をモチーフにした芸術作品」です。(ここでいう「楽譜」とは、「歌詞」と「音符」から構成される作品であり、曲名と歌詞を飯田が手書きし、音符を沖野さんが手書きしたものです。スペースに余裕がある大サイズには、その他に、お客様にあてた特別なメッセージを、飯田と沖野が、それぞれ直筆で書き入れます)

* 飯田と沖野は、気持ちの上では「芸術作品」として書いておりますが、実際の書き方としては、いかにも芸術家風のユニークな(過激な?)表現は用いないで、楽譜の基本に忠実な、公式の楽譜としても通用する書き方を守っています。したがって、見た目が極めてシンプルであるため、「いかにも芸術家」の方々からは、「なんだ、ただの普通の楽譜じゃないか」と笑われるでしょうが、それが我々が熟慮の末に選び取った表現方法なのですから、この爽やかなスタイルこそがベストなのだとご理解ください。


* 希望者様には、「**さんへ」という形で、ご希望のお名前を、飯田が手書きで書かせていただきます。お名前は、氏名、姓のみ、名のみ、複数メンバーやご家族名、組織名など、何でもご要望通りで結構です。下記サンプルでは、仮に、「湖南大郎さんへ」としてあります。(湖南大郎は、私の代表作『教授の恋』の主人公)

(個人名を書く場合は、よろしければ、いつの日か、あなたが光の世界に戻る際に、ご遺族さんにお願いして、この楽譜を額縁から出して、棺桶の中に一緒に入れてもらってくださいね。そうすれば、私の導きで、この歌を一緒に歌いながら、確実に「まぶしい光の世界」へ向かえますから、もう何の心配もなく、安心しきっていられますよ)

* 手書き感を強く出すために、あまり丁寧に書くことはしないで、個性的な筆致であることを重視します。音符も、わざとモノサシを使わないで、(直線が曲がってもかまわないから)手だけで描くことにいたしました。その方が、執筆中の飯田や沖野さんの心意気や愛情が、そのまま豊かに伝わるからです。(筆記具は、20種類のペンを試し書きした結果、ある油性のボールペンを選び出しました)


* 「歩き続ける」と「私に起きている奇跡」の、2種類の楽譜を用意いたしました。どちらでも、お好きな方をお選びいただけます。(もちろん、両方をお求めくださることも可能です)

* 額縁の大きさとして、大(縦:約45cm、横:約55cm)・中(縦:約43cm、横:約37cm)・小(縦:約16・5cm、横:約21.5cm)の、3サイズをご用意しましたので、環境や用途に応じて、使い分けていただけます。

* 以下にご紹介する写真は、試作品(サンプル)ですので、特に手書きによる楽譜の部分は、細かい点において、より優れたものに修正される可能性がございます。試作品と全く同じものにはなりませんので、ご了承ください。(改良することはあっても、改悪することはありませんので、ご安心を)

* 写真では、なかなか現物の存在感が伝わりませんが、実際に手にすると、かなりの迫力が感じられます。特に、楽譜の部分は細いペン書きであるため、写真では非常に見づらいのですが、現物では細かい筆致までクッキリと見て取れるので、飯田と沖野さんの指使いまで伝わってきます。


《 大サイズ 》

※ 大サイズをご注文のお客様には、私の歴史上初めての特典として、「飯田が愛用するギター・ピック」(ギター演奏時に使用する小さな器具)の中から、1枚を選んで差し上げます。さらに、お客様ごとに飯田が京都の名店や神社・仏閣・教会などに出向いてセレクトした、謎の「マル秘・スペシャル・ドリーム・ウルトラ・プレゼント」を、別便(送料は飯田負担)でお送りして差し上げます。

※ 大サイズには、右下の空きスペースを活用して、飯田と沖野さんのそれぞれから、特別なメッセージとサインを、手書きで入れさせていただきます。

※ 飯田が懸命に探し歩いて見つけた額縁は、小さな工房に発注する特別製で、1つ1つが、職人さんによる手造りの芸術作品です。本物の木の自然な造形を生かしながら制作するため、すべての作品で少しづつ形状が異なっており、同じものは2つと存在しない、世界に1つだけの(あなただけのために造られた)額縁です。(したがって、基本的な木組みと色は同じですが、サンプル写真と全く同じ額縁が届くわけではありませんから、「届いてからのお楽しみ」というわけです)

※ 額縁と楽譜の間には、芸術感覚あふれる高級マット(赤い部分)を使用し、京都を代表する有名な額縁専門店(寺町三条上る)の職人さんにお願いして、熟練の技で組み上げていただきます。(飯田には不可能な技術ですので・・・)

※ 以下にご紹介するサンプル写真6点は、大正2年に創業なさったという、京都を代表する老舗(しにせ)の写真館を訪れ、熟練した店主さんにお願いして、撮影いただきました。(飯田の2万円のデジカメでは、額縁の美しい木目が、綺麗に写りませんでした・・・)


《 大 - A 》「歩き続ける」B4版直筆楽譜

※ 曲の1番の全体の歌詞&メロディが、すべて書いてあります。

「輝かしい未来 夢見ていた頃の 幼い自分を 取り戻したい  つらい過去は捨てて 未来だけを向いて まぶしい光で 自分を包もう  涙 枯れ果てても 明日を夢見て 命 尽きる時まで 歩き続ける  暗い闇の時も 命 燃やして 夢をつかむ時まで 歩き続ける」




《 大 - B 》「私に起きている奇跡」B4版直筆楽譜

※ 曲の1番&2番の後半重要部分の歌詞&メロディが、すべて書いてあります。

「ああ 神様 私に力をください さみしさも 悲しさも 超えたいから  ああ 夜空に輝く 星たちに誓う つらくても 弱くても 生きてゆくと  ああ あなたが いつでも 心にいるから 暗い日も 寒い日も 強くなれる  ああ あなたを想うと 奇跡が起きるの がんばって 追いかけて ついてゆける」




《 中サイズ 》

※ 中サイズをご注文のお客様には、特典として、お客様ごとに飯田が京都の名店や神社・仏閣・教会などに出向いてセレクトした、謎の「マル秘・スペシャル・ドリーム・プレゼント」を、別便(送料は飯田負担)でお送りして差し上げます。

※ 飯田が懸命に探し歩いて見つけた額縁は、小さな工房に発注する特別製で、1つ1つが、職人さんによる手造りの芸術作品です。本物の木の自然な造形を生かしながら制作するため、すべての作品で少しづつ形状が異なっており、同じものは2つと存在しない、世界に1つだけの(あなただけのために造られた)額縁です。(したがって、基本的な木組みと色は同じですが、サンプル写真と全く同じ額縁が届くわけではありませんから、「届いてからのお楽しみ」というわけです)

※ 額縁と楽譜の間には、芸術感覚あふれる高級マット(赤い部分)を使用し、京都を代表する有名な額縁専門店(寺町三条上る)の職人さんにお願いして、熟練の技で組み上げていただきます。(飯田には不可能な技術ですので・・・)


《 中 - A 》「歩き続ける」B5版直筆楽譜

※ 曲の1番の後半重要部分の歌詞&メロディが、すべて書いてあります。

涙 枯れ果てても 明日を夢見て 命 尽きる時まで 歩き続ける  暗い闇の時も 命 燃やして 夢をつかむ時まで 歩き続ける」




《 中 - B 》「私に起きている奇跡」B5版直筆楽譜

※ 曲の1番&2番の後半重要部分の歌詞&メロディが、抜粋で書いてあります。

ああ 神様 私に力をください さみしさも 悲しさも 超えたいから  ああ あなたが いつでも 心にいるから 暗い日も 寒い日も 強くなれる」




《 小サイズ 》

※ 小サイズには、特典として、お客様ごとに飯田が京都の名店や神社・仏閣・教会などに出向いてセレクトした、謎の「マル秘・スペシャル・プレゼント」を、別便(送料は飯田負担)でお送りして差し上げます。

※ 額縁は、市販の標準的な既製品ですが、シンプルで清楚なデザインながらも高級感があり、最も人気の高い作品のひとつだそうです。もちろん、様々な作品の中から、私(飯田)が自分の目で確かめて選んだものであり、自信を持ってお勧めできます。裏側には、写真立てのように使える「あれ」(専門用語を知りません)が付いていますので、「あれ」を後ろに引き出せば、下記写真のように、ちょっとした空きスペースに、オシャレに立てて飾ることができます。(キッチンにでも、食卓にでも、トイレにでも、玄関にでも、どこでもOK)


《 小 - A 》「歩き続ける」大型葉書版直筆楽譜

※ 曲を代表する部分の歌詞&メロディが、一部だけ抜粋して書いてあります。

「命 尽きる時まで 歩き続ける  夢をつかむ時まで 歩き続ける」




《 小 - B 》「私に起きている奇跡」大型葉書版直筆楽譜

※ 曲を代表する部分の歌詞&メロディが、一部だけ抜粋して書いてあります。

「ああ 神様 私に力をください  ああ あなたが いつでも心にいるから」




 なお、以上の「大」「中」「小」の大きさは、次の写真のイメージで、わかりやすく比較していただけます。もちろん、「どちらの歌も大好きで選べないため、同じサイズで2曲とも欲しい」とか、「大を壁にかけて、小をトイレに」など、複数枚のご購入も大歓迎ですよ。(2枚以上をお求めの場合には、当然ながら、割引させていただきます)




 ・・・というわけで、どうせやるならば、何から何まで、こだわりにこだわって、徹底しなければなりません。「直筆楽譜芸術」という、私らしいユニークすぎる発案に、皆様、(いつものことですが)ビックリ仰天しながら、お楽しみいただけましたか?

 少なくとも、100%、確約できることは・・・どの作品をお求めくださっても、私(飯田史彦)と沖野真理子さんによる、(皆様への愛と感謝に満ちた)幸せな残存思念が、強力かつ濃厚に込められていることは、間違いありませんよ。きっと、目が向くたびに、私と沖野さんの息吹が感じられて、思わず笑みがこぼれますから、「見る精神安定剤」「見る栄養ドリンク」として、おそばに置いてやってくださいね。もちろん、直筆楽譜を見ながら、私&沖野さんと一緒に歌えば、効果も満点ですよ。


 このたびの企画は、冒頭に記した目的があるため有料であり(申し訳ございません)、フトコロの寂しい御方には、決してご無理は申しません。私が公開する写真と文章を楽しみながら、事の成り行きを見守っていただけましたら、それだけで充分です。(応援のお気持ちだけを、ありがたく頂戴させていただきます)

 そして、(政府にもらった給付金が残っているので善用したいなど)フトコロに余裕をお持ちの方々は、どうか、私と沖野さんを助けてください。この世に素晴らしい編曲&演奏を届けてくださった、頑張り屋の沖野真理子さんへのご恩返しに、このタイミングで「いざ鎌倉!!」と、ぜひともご協力いただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 m(_ _)m


(ご注文の方法や価格などの詳細は、次回の更新で近日中に公開いたしますので、あと1~2日だけ、お待ちくださいね)

※ 「いざ鎌倉」は、史実にちなんだ格言(ことわざ)ですから、勘違いして、実際に鎌倉に向かっちゃダメですよ。





7月10日版(午前2時47分)


 前回の更新で、楽譜の無料配布を開始したところ、さっそく皆さまから、大反響を頂戴しております。(たとえば、楽譜のPDFファイルは、わずか1日で、572件ものダウンロードが!!)

 また、ある御方(ハートメイツさん)からは、このようなメールが・・・(正確なことは存じ上げませんが、文面から判断して、おそらくクリスチャンではないかと思われます)

********************


 先生、事後報告になってしまいますが、私、『私に起きている奇跡』を、以前、人の前で歌いました。他界した司祭の、追悼ミサを、教会ではなく、「働く人の家」でおこない、そのあとに故人を偲んで参加者の皆さんと茶話会をしました。その茶話会の時に、なにか言葉をと、突然指名をされて、私は、追悼の言葉ではなく、「下手ですけど心を込めて歌を唄います」と突然に言って、『 私に起きている奇跡 』を歌いました。マイクもなく地声で。(30名程居たと思います)

 歌いはじめてから少ししたら、頭の中が真っ白になり、歌詞が全く出てこなく、ああどうしょう~、と両手で頭を抱えてしまいましたが、その後なぜか・・・口からスラスラと歌詞が出てきて、堂々と歌い上げていました。まるで私ではない、そんな感じでした。さっきまで、お茶を飲んだり、お菓子を食べてたり、隣の人とおしゃべりしていた皆さんが、一瞬に静まりかえって、会場の空気が静寂な空気に包まれて、皆さんが、この歌に聴きいっていることが、とても強く伝わってきました。

 歌い終えたあとには、大きな拍手をいただきました。いろんな人たちから、感想を頂きました。70代男性は「まるで大河やな!!」、また別の女性は「讃美歌ですかー!? とてもよかった~」、また40歳ぐらいの女性は、「歌を聴きながら、とても嬉しくて、涙が止まりませんでした。ありがとうございます。誰の歌ですか? CDは有りますか?」と聞かれましたので、飯田先生の事と、CDはネット検索して購入出来ることを、お教えしました。

 
私の下手な歌唱力でも、この歌の力が、人を励まし、心を癒し、なにかしらの感動を与えたのだと思っております。後日談ですが、追悼ミサに参加して、なにが一番よかったかといえば、あの歌が一番良かったと、伝え聞きました。


********************

 ・・・という嬉しいご報告を拝読して、作詞作曲者の私も、望外の幸せに包まれました(笑)。

 私の歌は、特定の思想をイメージしたものではなく、決して宗教曲ではありませんが、「ああ 神様 私に力をください」「ああ あなたを 信じて この長い道を」などの歌詞が、クリスチャンの方々には、「讃美歌」のようにピッタリだったのでしょうね。(そう言えば、昨年、奈良キリスト教会からのご依頼でチャリティ・コンサートを行った際にも、最後に『私に起きている奇跡』を歌って終了したのですが、後日に感想のお手紙が届いて、「まるで私がイエスに出会って救われたことを歌っているようで、ぽろぽろ涙が出ました」と、書いてありましたよ)


 ところが・・・ \(゜ロ゜)/


 実は、この期に及んで、昨日、楽譜に「記譜の間違い」(要するに音符の記入ミス)が発見されてしまい、私と沖野真理子さん(編曲者)との間で、以下のような、緊急のメール交換がなされたのです。

 恐れていたことが起きてしまったからには、いつものように、「ネタ」にして笑い飛ばすしかありません(笑)・・・我々の緊迫感に満ちたメールのやり取りを、臨場感満点で体感いただけるように、メールの文章そのままをコピペしてお見せしますので、どうぞお楽しみくださいね!!


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《 沖野 → 飯田 》10日・14時32分

すみません・・あれだけ何度も何度もチェックしたのに、記譜間違いを、ひとつ発見してしまいました・・・写真で添付した部分です。

「歩き続ける」の4ページの一番下の段、コードは「C7」なので、ルートは「ド」の音になりますが、間違えて「シ」の音にしてしまっています。



正しい楽譜をコピーして、今日、大急ぎでお送りしましょうか?

ただ、コード的には「記譜間違い」なのですが、それを弾いても不協和音にはなりませんし、一般の方々には、ほぼ分からないレベルの書き間違いかと思います。

でも、演奏会で弾いてくださる方々には、正しく伝えておきたいなと思います。

すみません・・・(TT)
どうすれば良いか、ご指示ください。


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《 飯田 → 沖野 》16時22分

う~ん・・・「間違い」とおっしゃる意味ですが、どういう意味ですか?

あなたが編曲者なのですから、一般的には、「編曲者が楽譜に書いていることが正しい」という解釈で、問題ありません。もしも、「楽譜通りに弾くと、音楽として間違いだ」ということならば、問題ですが・・・

「HP上の音源での演奏と楽譜が異なっている」ということでしたら、そもそも、それぞれの音源で、かなり違いがありますので、いちいち気にしていたら、キリがありませんよ(笑)。

たとえば、楽譜では一度に叩く形で書いてある和音が、実際の演奏では、分散和音として、ずらして叩いている(専門用語を忘れてしまいました)という場所など、数えきれないほどありますので・・・(笑)

どうしましょうか?
HP上で、文章で説明しておきましょうか? 文章で説明するなら、どう書けばいいですか?


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《 沖野 → 飯田 》16時50分

それが・・・そのどちらの意味でもあります。ピアノの記譜上としては間違いなのですが、意図的なアレンジだとも解釈できます。間違いだと仮定して、詳しく説明してみると・・・

コードが「C7」なので、構成音は「ドミソシ♭」。

この場合、左手の一番下のルート音(根音)が、必ず「ド」を叩かないといけません。

それを、「シ♭」に書き間違えており、もしも「シ♭」が正しいとすれば、コードが「B♭」(構成音はシ♭レファ)になってしまうため、よ~くピアノや楽典が分かる人は、「あれ? B♭? C7? どっちかな?」と迷うでしょう。

ただ、

C7」の構成音は「ドミソシ


B
」の構成音は「シレファ」。

どちらにも「シが入っているため、変な「不協和音」の間違いだとは聞こませんので、「こういうアレンジなのかな」とも受けとれるのです。

・・・というわけですが、一般の方々にご説明するには難しすぎるのと、その部分は先生の歌メロが伸ばし音なので、先生の歌と「不協和音」の形でぶつかるわけではありません。かなりピアノに精通している人でなければ、おかしいと気づかないと思いますし、精通している人であれば、「あれ?」と思っても、「ん?? ま、どっちでもいけるから、うっかり書き間違ったのかな?」と考えるくらいのことなので・・・

色々と申し上げてしまいましたが、すみません、私の気持ちの問題だけなので、このままで良いことにします!!(笑)

慌ててご報告してしまい、お手数を煩わせてしまって、申し訳ありませんでした。


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《 飯田 → 沖野 》19時18分

了解しました。このままにしておきましょう!

ちなみに、歌詞も1ヵ所間違っていたので、直しておきました。「私に起きている奇跡」の終わりの方、「ほしたちに」が「ほしたちも」になっていましたので・・・「に」と「も」では、まったく違う意味になってしまいますからね(涙)。

(「も」の一部をカッターナイフで削って、無理やり、「に」を上書きしたのがバレバレです・・・笑)


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《 沖野 → 飯田 》21時56分

も、も、申し訳ございません!! m(_ _)m

歌詞の間違いもありましたか・・・気付いてもらえて良かったです。修正していただき、ありがとうございました。

m(_ _)m m(_ _)m

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 ・・・ということで、私と沖野さんの間では、一件落着したのですが(笑)、一応、皆さまにも、ご報告しておこうかなと思いまして・・・ ( ^ω^ ;)

 上記のやり取りからおわかりのように、「編曲する」という作業は、単に「こんなふうにすればいいかな」という「感性」の問題ではなく、ひとつひとつの音の融合(和音)や、ぶつかり合い(不協和音)に配慮しながら、望ましいコード進行(和音の前後関係)を組み上げていき、さらに、一度に鳴らす音の数と重なり具合などの諸要因を、その場面に最適な音になるよう調整していくという、「論理性」の問題なのです。そのため、特にクラシック音楽で用いる楽器の編曲作業は、「音楽」であると同時に「数学」でもあると表現されるほど、約束事(公式)が多いんですよ。

 沖野さんのメールを拝読すると、「いかにも約束事に縛られたクラシック音楽界の住人だなぁ」と痛感できると同時に、彼女の真面目さ&繊細さも伝わってきて、このたび公開した楽譜の価値が、さらに高まるに違いありません。私など、リハーサル中に、しばしば、「まあ、そこは、テキトーに弾いといて!」と指示するのですが、沖野さんからは、毎回100%の確率で、「テキトーになんか弾けません!」とのお返事・・・(笑)


 そう言えば、このたび公開した楽譜に関し、皆さまからのご要望に応じて、さらに「あるアイデア」を実現すべく、現在検討中です。私の音楽を好んでくださっており、このたびの楽譜をお喜びくださった御方であれば、「えっ、本当ですか!? (゜o゜;)」と驚いていただけるはずですので、どのような企(たくら)みなのか(笑)、どうぞお楽しみに!!





7月9日(午前2時3分加筆修正版)

 目標にしていた「七夕(たなばた)祭り」の夜に間に合わず、公開が遅れてしまいましたが・・・

 皆さま、大変長らく、お待たせいたしました!!

 

《「光の学校」内の「星降る森のホール」における、ステージ上の私の座席より 》








 多くの皆さまから、「私もピアノで弾きたいので、飯田先生の歌の楽譜はありませんか?」「『歩き続ける』や『私に起きている奇跡』を、ギターで弾きながら歌いたいので、コードを教えてください」「飯田先生の歌を聴きながら楽譜を見て楽しみたいのですが・・・」など、熱いご要望を頂戴しながらも、これまで長年にわたり、諸事情(主に私の怠慢)のため、正式な完全楽譜(歌メロ、歌詞、伴奏、コードが全て揃ったもの)を、公表したことがありませんでした。

 ところが、先日、編曲者&ピアニストの沖野真理子さんに、「8月15日にコンサートを開催しても大丈夫ですか?」と問い合わせたところ、「実は体調が悪化していて演奏が難しいうえ、今もしもウイルスをもらってしまったら、命にかかわってしまいます」との深刻なお返事(涙)・・・「確かに、まだウイルスが潜伏しているので、お客様のためにもコンサートは危険ですね」と、性急な開催は断念しましたが、「その代わりに、今後もしも私が体調問題で弾けない場合でも、どなたかに弾いていただけるように、きちんとした楽譜を書いておきましょうか?」と、沖野さんから素晴らしいアイデアを頂戴したのです。


 それから1か月以上・・・沖野さんの大変なご尽力により、ついに、「歩き続ける」と「私に起きている奇跡」の2曲について、「歌メロ、歌詞、伴奏、コード」の4拍子が揃った、完全版の楽譜が完成しましたので、本日より、無料公開させていただきます。(郵送による贈呈も、ネット上でのダウンロードも、「光の学校」での受け取りも、各自でご活用くださるのも、すべて無料です)

 もちろん、ただ楽譜を公開するだけではなく、そこはイタズラ好きの私のことですから、「楽器が弾けない」「音楽の知識がない」という方々でも大いにお楽しみいただけるよう、文筆家として「文章」を活用しながら、あれこれと工夫を凝らしてみましたよ。初公開の音源や情報も、色々とご用意いたしましたので、「ごめんあそばせ、わたくし、飯田さんの音楽になんか、ぜんぜん興味ございませんわ」とおっしゃる常識人の御方であっても、とりあえず(笑)下記をクリックして、せめて私が仕掛けた遊び心(つまり楽しい文章)だけでも、ワハハとお楽しみくださいね!!


楽譜&音源の無料公開&郵送(贈呈)サービスへ!!





7月1日版(22時48分)

 前回の「後ろ姿写真集」の制作で燃え尽きて、気が緩んでいるうちに、ふと気づくと、7月に入ってしまっておりました。愛読者の皆さまから、「先生お元気ですか?」とご心配くださる声が(その正体はHP更新の催促なのですが)届き始めましたので、声が大きくなって対応に追われないうちにと(笑)、出張先である遠方(本州ではありません)のホテルで、あわてて更新しております。


 7月1日と言えば、わが京都では、「祇園祭」の開幕日・・・例年であれば、1か月間にわたって、さまざまな行事が繰り広げられるのですが、今年はウイルス問題のせいで、「山鉾巡行」を始めとする主要なイベントは、すべてが中止(涙)。

 それでも、たまたま「光の学校」近くの「寺町商店街」を深夜に散歩していたら、例年通り、業者さんが、祇園祭の照明を飾りつけている光景に遭遇(そうぐう)したので、ちゃっかりと激写!!

(長年愛用しているガラケーで撮影したため、画質が悪くてごめんなさい・・・これでも、購入した当時は、「最先端の美麗画像」が売り物だったんですから、映像技術の進歩は、本当に早いですよねぇ)




 ここで、ひっくり返って驚くこと間違いなしの、衝撃的なニュースをひとつ!!

 \(◎o◎)/

 さあ、皆さま、心の準備は、よろしいですか?

 本当に、「ええ~っ?!」と、ビックリ仰天してしまいますよ!!(涙)

 トイレを我慢なさっている御方は、このタイミングで済ませてくるなどして、心と体の両面から、衝撃に耐える準備をなさっておいてくださいね。あまりの驚愕(きょうがく)に、思わず*禁してしまう恐れが、99%ですので・・・

 それでは、よろしいですか?

 (゚Д゚;)

 京都の風物詩として、「祇園祭」に並ぶ人気を誇っているのが、8月16日の20時に点火される、「五山の送り火」(いわゆる「大文字焼き」は、このうちの一つ)・・・例年、「大文字」「妙法」「舟形」「左大文字」「鳥居形」の5種類(合計6文字)を、京都盆地周辺の山々に、かがり火を盛大に焚(た)いて、その炎で表現するというイベントなのですが・・・

(ちなみに、次の写真は、2017年8月16日に、私が撮影した「大文字」)




 今年は、ウイルス問題のため、こちらも中止になってしまうのではないかと、心配していたのですが・・・数日前に、「ウイルスに負けじと、開催を正式に決定!!」のニュースが飛び込んで来て、「わ~い」と喜んだのも束の間・・・その実態を知ったとたんに、思わず、ひっくり返ってしまいました。

 なんと、今年は、次のような形で、劇的に簡略化しながら、かがり火に点火するというのです!!

 つまり、かがり火の数が、「大文字」で6ヵ所(例年は60ヵ所程度)、「鳥居形」で2ヵ所、その他の文字は「1ヵ所」と、極限まで減らされ、「例年の数十分の一」にすぎない規模・光度に、縮小されているではありませんか!!

 \(゜ロ゜)/

(だからこそ、「長年の伝統行事として、何が何でも決行するのだ」という、関係者さんの熱い心意気だけは、メラメラと伝わってくるのですが・・・送り火そのものは極限まで簡略化しても、ウイルス問題という逆境に立ち向かう関係者さんの心の炎は、例年よりも激しく燃え上がっていらっしゃるようですね)




 確かに、わずか、これだけの炎しか見えないとなれば、「今年は見なくていいや」となり、見物客が少なくて感染は抑えられそうですし、かがり火に点火する担当者さんたちも、きわめて少人数で済むため安全ですよね・・・

 しかし、私のような変わり者にとっては、「もう2度と見ることができないかもしれない、前代未聞の珍しい大文字焼き」に違いないため、「今年こそ、今生の良き思い出として、逃すことなく、ぜひとも見物に行っておかなければ!!」と、かえって心に炎がともってしまうんですよ、これが(笑)。

 きっと、8月16日の20時には、私のような変わり者が、「今年こそは」と全国から集合し、鴨川の土手が、大賑わいになってしまうんでしょうねぇ・・・(笑)


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 そう言えば、初夏の話題を、もうひとつ・・・

 先日、所用で嵐山を訪れ、たまたま、お団子屋さんの前を通りかかったところ、次の異様な物体を発見して、即刻、購入!!(笑)

 なんと、見た目も味も、「スイカ」にそっくりなんですよ!!
(黒ゴマで作られたタネが、まんべんなく中身に散らばっているのが、お見事)

 (゜ロ゜;ノ)ノ



 こんなにチャーミングな画期的商品なのに、「人気No3」とは、何事ですか?

 これほどの大傑作なんですから、当然、「一番人気」と書いちゃって、いいんですよ!!(笑)

 ( `―´)ノ


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 ・・・という具合に、今回は、脱力してしまいそうな話題が続きましたので、そろそろ、本気で更新作業に尽力しても、よろしいですか?(笑)

 (;^ω^)

 それでは、ここらで「前菜」を終えて、本日の「メインディッシュ」へ・・・


 実は、京都の各種イベントが、ウイルス問題で全滅状態となる中で、「どうやら、あそこのアジサイ園だけは、例年通りにライトアップをやるらしい」という貴重な情報を入手したので、さっそく、出かけてみたのです。

 その場所は、京都の南方、宇治の郊外にある、「三室戸寺」(みむろとじ)・・・その由緒は、1200年も前までさかのぼるという古寺なのですが、戦国時代には、あのパワハラ大王・織田信長のイジメにあって没落(涙)。しかし、その後に、天皇家を始めとする強力な応援団に恵まれて復興し、今では、「日本3大アジサイ園の一つ」と言われる観光名所としても知られています。


 私も、初夏の風物詩として、毎年のようにアジサイ園を観賞していますが、「ライトアップ」を訪れるのは初めてなので、興味シンシン・・・

 19時の開園時刻を、10分ほど過ぎた頃に、「まだ明るいなぁ」と、恐る恐る入園してみたところ・・・

 おお、こ、これは!!

 (^o^;)




 まさに、この世の極楽浄土・・・美しすぎます!!

 \(◎o◎)/




 園内を散策中に、風情のある茶店を発見したので、まずは、周囲を徘徊(はいかい)しながら、観察&情報収集・・・








 そして、当然ながら、メニューを詳細に分析・・・




 メニューの分析に時間をかけているうちに、意外にも気温が下がり、体が冷えてしまったので・・・

 熟慮&検討の結果、なんと、熱~い「白玉ぜんざい」を発注するという、我ながら予想外の展開に!!(笑)




 ぜんざいに舌鼓を打っているうちに、夜も更けてきて、ますます、「いい感じ」になってきましたよ・・・

 ああ、愛車にテントを積んで、「キャンプ」に行きたくなってきた!!(笑)




 茶店では、「あじさい刺繍」入りの、オシャレなマスクも販売中・・・

 このマスク、「レモン塩飴とセットで、1袋1920円」だそうですが・・・正直、価格を押し上げるだけの意味不明な「塩飴」は無しにして、オシャレなマスクのみを、1枚300円くらいで販売して欲しいですよねぇ・・・




 周囲の山々が、ますます暗くなるにつれて、まぶしい光に包まれたアジサイ園は、あたかも「桃源郷」の様相に・・・

 まるで、民間のテーマパークやリゾートガーデンのように華麗な光景ですが、正真正銘、古~い「お寺」なんですよ。(何度も申し上げますが、あのパワハラ大王・織田信長のイジメにあったという、今では「勲章」になるような歴史を持っているのですから)




 色とりどりのアジサイたち(1万株)に囲まれて、目も心も、うっとり・・・




 発見!! かの有名な、「ハートのアジサイ」・・・

 しかも、2つ並んで、めでたく「ダブルハート」状態ですよ!!

※ 花弁が枯れ始め、「傷だらけのハート」のように見えてしまうのも、ご愛嬌ということで・・・(笑)




 周囲360度、見渡す限りのアジサイたちの色彩変化(グラデーション)は、まるで印象派(モネやルノワール)の絵画のように出来すぎですが、現実の光景なんですよ・・・

 まさに、「事実は絵画より美なり」!!




 この夜は、特に、赤いアジサイが、ちょうど見頃・・・

 照明が当たると、光と影による奥行き感が強調されて、花々が立体的に見えるから不思議です。(まるで、スタジオで撮った写真のように美麗ですが、お寺のアジサイ園でパパッと写したものですよ)




 照明が向こうから当たると、まるでガラスのように枝葉が透けて、めちゃロマンティック!!

 ちょっとしたアングルの創意工夫で、多種多様な写真を撮ることができるのが、ライトアップ・イベントの楽しさなんですよ。




 見知らぬ恋人たちの後ろ姿を、勝手に登場人物に仕立て上げ、映画やテレビドラマのように、「ラブストーリーのワンシーン」を描写・演出してみましたが、いかがでしょうか? (^-^)




 ついに出ました、今夜、最高のハート型!!

 (*'ω'*)

 これを目にしたからには、あなたにも、きっと良いことが起きますよ!!




 帰路にある素朴な売店では、当然ながら、名物の「はすの実甘納豆」を購入!!

 まるで「栗」のような食感&風味で、とっても美味なんですよ、これ。




 ・・・という感じで、「アジサイ園」のライトアップは、予想を上回る素晴らしさでしたよ。来年からは、お昼に行くのはやめて、もっぱら夜に訪れようと、心に決めた私です(笑)。





6月21日版(午前2時43分)

 このところ、ウイルス問題で遠出ができなくて淋しがっている方々向けに、「コッツウォルズの旅」「ヴァチカンの旅」のツアー・レポートを「特別号」として公開したところ、皆さまから、大好評をいただきました。そこで、気を良くした私が、「飯田先生ご自身が、ほとんど写っていないことだけが残念」というご意見を受けて、突然に思いついたのが・・・

「飯田史彦・後ろ姿写真集」の公開!!(笑)

(しかも、初公開写真を多数収録)

 外見には全く自信が無く(ゆえに正直、見た目など気にしておりません)、お見苦しい姿を公開するのは恥ずかしい私ですが、「後ろ姿」であれば、おそらく大丈夫(笑)。そう言えば、これまでに、ツアーに同行した方々が、「撮影した写真に、たまたま飯田先生が写っていたので」と、送ってくださった写真たちが、たくさん存在しているのです。

 そこで、今回は、同行者の方々から頂戴した、私の後ろ姿が写っている各国の情景を、面白おかしく、ご紹介してみましょう。考えてみると、単に現場の情景だけよりも、私の後ろ姿が写っている方が、「私の後ろを一緒に歩いている気分」に、よりリアルに浸れること間違いなし!!

 o(^-^)o


 ・・・というわけで、さっそく、私の背後を付いて歩く、海外諸国漫遊の旅に、出発ですよ~!!

(この写真集の作成に、またもや、10数時間を費やしてしまいました・・・)


 さて、どの国の、どんな光景が、目の前に広がるのでしょうか?

 それでは、時間と空間を超えて、世界のどこかへ、一緒にワ~~~プ!!

 \(◎o◎)/


飯田史彦「後ろ姿」写真集へ、GO!!





6月11日(21時5分・加筆修正版)

 ふう・・・

 この数日間、延べ10時間以上をかけて、ようやく仕上げました・・・

 

 5月22日の更新で、(ふと思いついて)作成してみた、「英国コッツウォルズの旅」レポートが、「癒されました~」「めちゃ楽しかったです!!」などと、ビックリするほどの大好評・・・そこで、もうひとつ、興味深い海外レポートを、ご紹介したくなってしまって・・・

 ウイルス問題により、皆さま、不安に満ちた日々を送っていらっしゃるそうなので、「安心して楽しむことができる、能天気ながらもインテリジェンス(知性)とユーモア(おやじギャグに依存しない上品なクスクス笑い)に満ちた内容」を、(いつものことですが)心がけましたよ。


 しかも、今回は、わざと、「コッツウォルズの素朴な家並み」とは正反対のイメージである、「世界で最も壮大華美な建築物」に焦点を当てて、初公開写真も数多く用いながら、詳しくレポートさせていただきます。

 そのために、わざわざ、(合計すると)かなりの長文になる「書き下ろし文章」(笑)も、頑張って執筆しましたから、どうぞお楽しみに!!

  (^-^)

 それでは、皆さま、下記をクリックして、私と一緒に、出発しましょう!!

「ヴァチカン潜入ツアーへ、GO!!」





5月30日版(午前2時41分)

 緊急事態宣言が解除されて、とりあえず、ほっとしてみたものの・・・最新情報によると、東京都では4日連続で感染者数が増えていたり、九州では新たなクラスターが発生しているとのことで、「まだまだ本当の収束には程遠いのだな」と、痛感しております。

 もちろん、ウイルス問題は決して他人ごとではなく、たとえば、幕張メッセで予定されていた、医師の学会における「生きがいの創造」特別記念講演のご依頼も、学会自体が丸ごと1年先に延期されるなど、私の仕事も多大な影響を受けております。その他にも、医療関係の学会・研究会は、このご時世で関係者の方々がテンテコ舞いしているため、いくつも延期(開催時期未定)に・・・(涙)

(「アベノマスク」も「10万円」も、まだ私には、政府からの贈り物が、何一つ、届く気配がありません・・・せめて10万円を頂戴できれば、そのお金で、マスクが買えるのですが・・・笑)


 そう言えば、先日、奈良にお住いの御方から、「ちょうど1年前の5月末には、わが奈良で、飯田先生のコンサートに参加して、ご機嫌で大合唱していたんですよねぇ・・・まさか、その後に世の中が、こんな非常事態になってしまうなんて、あの時には思いもしませんでしたが・・・」と、感慨深そうに教えられて、「あれから1年しか経っていないのか!」と驚きました。

 その後に発生したウイルス問題のせいで、ずいぶん過去の出来事のようにも思えますが、手帳で確認してみると、確かに、「赤ちゃんたちに幸せを!」というチャリティ・コンサートを開催したのが、ちょうど1年前の今頃だったのです。今思えば、あの頃は、平和な日々を穏やかに過ごせることのありがたさが、全然、わかっていませんでしたよねぇ・・・


 そこで、本日は、「奈良公演1周年記念・祝賀企画」と勝手に称して(笑)、「この辛いご時世に、やけっぱちで合唱するのにピッタリ」の楽曲である、「歩き続ける」の記録音源を、特別公開してしまいましょう!!

 (^o^;)

 実は、コンサートの直前、控室で、ピアニストの沖野真理子さんに対して、私が、こんなふうに発言したのです・・・(純粋な音楽仲間である沖野さんとは、親子のように歳も離れていますし、ふだん、要件以外の雑談メールや電話など、まったく交わすことの無い、プロフェッショナルな関係です)

「君は(年齢差が大きいので、失礼にも「君」呼ばわりしております)、ガチガチのクラシック・ピアニストだから、音大で教授から徹底的に仕込まれた通りに、いつも楽譜に忠実で、技術的に完璧な演奏を心がけていらっしゃるけど・・・僕の歌はポピュラー・ミュージック(注:大衆音楽)だから、もっとエモーショナル(注:感情的・情熱的)な、くだけた演奏をしてくださっていいんですよ。演奏技術のレベルや精度なんか、狭~いクラシック界の住人以外の一般人には、さっぱりわからないわけだし、音楽の素晴らしさというのは、聴く人の心をいかに揺さぶり、つかみ、酔わせるかということで決まると思うんです。その意味では、ロボットのような機械的演奏しかできない、ぜんぜんダメなプロのクラシック音楽家が多い一方で、技術的には当然ながらプロに劣っていても、聴く人を感動させることにおいては、プロよりも素晴らしいという一般人が、世の中にはたくさんいらっしゃる・・・ふだんの君が、ピアノの演奏や教育で生活なさってるプロの音楽家さんだというのは、よくわかってますが、スタジオでの収録とコンサートでのライヴ演奏とではグルーヴ感(注:ノリノリ感)が異なるべきだし、僕のコンサートは技術的完璧さを要求される音楽じゃないし、厳しい音大の教授たちが居並ぶ実技試験でもないし(笑)、偉そうに批判ばかりする無能な毒舌批評家も来場してないから(笑)、今日はクラシック界の決まり事から解放されて、ノビノビと気ままに、いい感じで崩れたノリノリの演奏をして、お客様と一緒に音楽を楽しんでみては、いかがですか?」


 私が、こんなふうに発言した理由は、その日の会場(教会の聖堂)の構造上、私が座るステージとグランドピアノとの距離が遠く、ピアノの周囲のすぐ近くに、たくさんのお客様たちが座っているため、「聴衆との一体感」を感じたり、高めたりするためには、ピッタリの状況だったからです。大きなホールで演奏する時のように、ピアノと客席との距離が離れていると、演奏家と聴衆の「一体化」を目指すのは、そもそも物理的に無理がありますからね・・・

 後で沖野さんも、「聴いたり歌ったりしてはる、お客様たちの幸せそうな笑顔が、あんなに近くでハッキリ見えたのは初めてだったので、ビックリしました。皆さん、ほんまに楽しそうにしてはって、飯田センセ(注:関西風)の歌が、ほんまに大好きなんですねぇ」と、誠に的確な表現をなさっていましたよ(笑)。きっと、初めて間近で見た、お客様たちの幸せそうな表情が、彼女の心の中に、「ポピュラー音楽の神髄(しんずい)に目覚める」という、音楽的なブレイクスルーを生じさせたのでしょう。


 外見も性格も、いかにも「真面目な努力家」でいらっしゃる沖野さんは、「私も、教え子たちのクリスマス会や、伴奏を頼まれたパーティなどでは、ポピュラー音楽の特性を意識した、ハジケた演奏をしちゃうこともあるんですが・・・今日は、飯田先生の公式のコンサートなのに、ほんまに、ハジケちゃってもいいんですか? (゚o゚;) 」とのこと(笑)。そこで私は、「どうぞ、どうぞ! 今日は、僕の後ろで静かに伴奏をするんじゃなくて、僕と対等に火花を飛ばしながら剣を交えて、バチバチと派手に戦っちゃってください!! 引き立てようとか、溶け合おうとするんじゃなくて、大衆が求めているのは、血沸き肉躍るバトルなんですよ、バトル!! だから、ここは、コンサート会場でも聖堂でもなくて、コロシアム(格闘場)なんですよ!!」と、喜色満面でお願いしたのです(笑)。


 その結果・・・本日ここで公開する音源で明らかなように、沖野さん内部に潜んでいた、異次元とも呼べる新境地が開拓されて、グルーヴ感&ドライヴ感に溢れた、ノリノリの演奏が実現したというわけです。

 特に、中間部(ドラマティックな間奏部分)の火花が飛び散るような・・・いえ、ダイナマイトが爆発するかのような・・・いえ、イタリアのナポリ湾の向こうにそびえるベスビオス火山が大噴火するかのごとき、「鍵盤よ壊れたまえ!!」「腕よ折れよ!!」と叫びながらの(?)激烈な「叩きつけ演奏」と、後半の、ブレーキの壊れた暴走機関車・・・いえ、ジェットコースターのような狂乱の猛スピードで突っ走り、必死でついていこうとするお客様たちの合唱を、まとめて根こそぎ引っこ抜きながら連れ去ってしまうという、音楽的リーダーシップの剛腕ぶりを耳にすると、「大人しい令嬢の沖野さん」というイメージがガラガラと崩壊し、まるでモーゼが大海原を真っ二つに割り開いた海底に出現したかのごとき道の先に、「岸和田のだんじり」が浮かんで来ること間違いありません!!

 \(◎o◎)/

 ※ ↓ 1枚目の写真は、宝塚音楽学校・旧校舎講堂でのコンサートにおいて、演出家の指示に従い、「マリーコ・アントワネット」に変装した時の沖野真理子さん。この可憐な令嬢イメージが、一転して・・・奈良公演の「歩き続ける」の後半では、2枚目のように、「暴走だんじり」と化してしまうんですよ!! (当然ながら、屋根の上に乗っているのが沖野さんで、だんじり本体が私、そして、だんじりを曳いて走り回らされているのが、お客様たちですよ!!)




 特筆すべきであるのは、間奏部分の後半で、ピアノを破壊しながら血まなこで鍵盤を叩く沖野さんの形相が、まさに、あの「東大寺南大門の金剛力士像」(憤怒相 = ふんぬそう)と、瓜二つであったことでしょうか・・・(ふだんは、「奈良公園の鹿にそっくり」と言われるほど柔和な顔なのですが、さすがに、激しい曲の真剣演奏中には、臨機応変に空気を読んで、適切な形相に変身なさることも可能のようです)




 そして、歌の最後の繰り返し部分では・・・沖野さんが奏でる美旋律が放つ「光のシャワー」に包まれながら、聖堂から浮かび上がったお客様たちの全員が、私の後を追って天空を目指し、幸せに満ちた笑顔と共に、めでたく昇天していくのです・・・(ネット上で同じ音源を聴く皆さまも、どうぞご一緒に天空へ!!)

 (=゚ω゚)ノ


 ・・・というわけで、私が思わず、「これや、これでんがな!!」(70代以上のおじいさんが使う昔の大阪弁)と狂喜し、「ついに開眼した沖野さんに、ポピュラー音楽の神様が降りてきたぞ!!」と感涙にむせんだ、鬼気迫る名演を、お楽しみください。

 さあ、心の準備ができた御方は(笑)、どうぞ、下記をクリックして、奇跡的な大盛り上がりが収録された、音源ページに飛んで行ってくださいね。(画面が切り替わると同時に、自動的に音が流れます)

 奈良公演「歩き続ける」へ、GO!!


 なお、沖野さんの本領発揮(?)のために・・・本来の姿であるクラシカルなハイテクを駆使しながら、まるで「フランツ・リスト」が乗り移ってきたかのように、「世界最高レベルのロマンティックな演奏」に挑戦した、名曲中の名曲が、こちらです・・・

 「ラ・カンパネラ」演奏へ、GO!!


 ※ ↓ 1枚目は、ウイーンで開催したピアノ・リサイタルにおいて、「ラ・カンパネラ」などを弾き終えた後、満場の温かい拍手喝采に照れる沖野さん。とにかく、腕と指が、異常に長いんですよ・・・(今どき珍しく、いつも完全な黒髪でいらっしゃり、染めているのを見たことがありません)




 ついでに・・・「音楽には興味が無いんだよね」とおっしゃる、ハードボイルドな(硬派の)御方に対しては、やはり昨年の5月、上記の奈良公演の翌日に実施した「ミステリーツアー」の模様を、ご紹介させていただきます。どうぞ、下記をクリックして、5月の奈良の新緑を、「ワハハ」と笑いながら満喫なさってくださいね。

 「奈良ミステリーツアー」へ、GO!!



 いま、ウイルス対策のため、カウンセリングをお休みしているので、記憶にないほど、とてもノドの調子がいいんですよ・・・ああ、こんな「本来の美声」(笑)の時にこそ、コンサートをやりたい・・・

 (>ω<。)

 ふと気づくと、明後日からは、私の誕生月である、6月・・・ちなみに誕生日は「6月3日」ですが、確か、57歳だったか、58歳だったか、59歳だったか・・・自分が何歳になるのかなど、正直、どうでも良いことすぎて、いちいち覚えておりません(笑)。

 今はただ、日本政府から、誕生日プレゼントの「10万円」が届くのを、心待ちにする毎日です・・・

 (;^ω^)





5月22日版(午前1時38分)

 本日は、重要事項を含む、「お知らせ特集」です。

 第1に、「ぜんぜん重要ではないが、めちゃ興味深いお知らせ」(笑)から・・・

 昨日、京都の「ある場所」を通りかかったところ、目立ちまくっている奇妙な看板を発見し、思わず車を停めて、窓から激写!!



 こ、これは・・・ (゚o゚;)

 これ以外には、何も書いていないのです・・・しかも、インド料理店の前に置いてあるわけでもありません。

(少なくとも、私の視界の中には、インド料理店らしきものは入ってきませんでした。写真の右側に写っている看板も、「京都スタイルの食事ができるバー」と書いてあったので、インド人とは関係が無さそうです。周囲の環境は、繁華街でも商店街でもなく、商店がまばらに点在する住宅地です)


 もしや、インド人の方々を、おびき寄せていらっしゃるのか・・・

 それとも、「この方向にインド人がいるよ!!」と、日本人を、おびき寄せていらっしゃるのか・・・

 確かに、「インド人」および「インド人に興味を抱いている日本人」であれば、「???」と、激しく反応するに決まっていますが・・・

 かく申す私自身も、あわてて車を停めてまで反応しているわけですから、もうすっかり、この看板が放つ得体のしれない魔力の虜(とりこ)に、なってしまっているわけなのです(笑)・・・もしや、この看板を置いた御方は、マーケティング戦略の天才では!?


 あるいは、いま、この看板を運んでいる途中であり、たまたま、この場所に、一時的に置いてあるだけなのか・・・なにしろ、「なんでここに?」と驚くほど、理解不能で中途半端な位置に、設置してあるのです。(正直に申し上げれば、看板としては不自然なほど道路にはみ出しているため、歩行者や車の通行の邪魔にさえも、なっているというのが実態です)

 私の頭脳に、さまざまな想いが去来し、いくつもの推理が浮かんできましたが・・・後続車の運転手さんから、派手にクラクションを鳴らされたので、はっと我に返って、その場を離れました。「光の学校」に戻ってから、愛用しているガラケーのメモリを開いてみると、確かに写真が残っていたので、私の白昼夢や妄想ではないことが証明されて、とりあえずは、ほっとしましたが・・・ (;^ω^)

 この件につきましては、もう何も出てきませんので、以上でございます(笑)。


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 第2に、皆さまご心配くださっている(であろう)、「飯田史彦と巡る、尾瀬ヶ原ツアー」の件ですが・・・参加予約者の方々には、すでにJTBさんから連絡が入っているはずですが、ウイルス問題の影響により、来年の水芭蕉の時期(具体的な日程は未定)に、「延期」となりました。(JTBさんからのお知らせについては、こちらをご参照ください)


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 第3に、皆さまご心配くださっている(であろう)、「光の学校」における無料カウンセリング&音楽療法コンサートの再開問題につきましては・・・昨夜、6月分&7月分に関するスケジュール予定を、「光の学校」専用ページで発表しましたので、ご興味をお持ちの御方は、こちらをご参照くださいね。


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 第4に・・・このところ、ウイルス問題で自粛気味の世の中でしたが、私については、なぜか、意外にも多忙な日々を送っており、この「今週のメッセージ」のページを更新する時間が、なかなか取れないままで推移しておりました。

 そこで、本日は、このような困窮時に備えて、以前からワインのように備蓄&熟成してあった、とても興味深いネタのひとつを、特別に「蔵出し」(笑)させていただきます。私のウェブページの愛読者の皆さまならば、きっと大いに楽しんでいただける内容ですので、どうぞ、下記をクリックして、特集ページに飛んで行ってくださいね。

 英国コッツウォルズを巡る旅へ、GO!!





5月14日版(午前3時5分)

 突然ですが、「光の学校」スタッフの長女さん(幼児教育学科在学中)が、いま大人気で話題になっている、「シャープ社のマスク」(なんと競争率「113倍」!!)に、めでたく当選なさいましたよ。

 !!\(◎o◎)/!!

 とにかく、ものすごい競争率で、申し込みの専用サイトに入り込むだけでも困難だったという、このマスク・・・まさか、私の身近で、当選者が発生するとは、思ってもみませんでした。マスク不足に困り果てて、母親と長女・次女の3名で申し込んでみたところ、母親&次女は(予想通りに)ハズレましたが、長女が見事に当たってしまい、ビックリ仰天したのだそうですよ。(しかも、当選後、すぐに届いたとのこと ← ここ重要)

 これが、その「シャープ社のマスク」(右下に「SHARP」の文字あり)・・・いざ本物を目にしてみると、「なるほど、世の中には、きちんと当選している幸運な御方も、実際に、存在していらっしゃるのだなぁ」と、感慨深いものがありましたよ(笑)。皆様にも、その感慨の「おすそ分け」として、写真を公開させていただきますね・・・




 実際に着用してみた結果、いま別の意味で話題になっている「*ベ*マスク」とは異なり(笑)、「虫」も「髪の毛」も「カビ」も混じっておらず、「臭い匂い」もしないので、実に清潔で心地良かったそうですよ。(50枚で税込3278円ですから、充分に良心的な安価で、満足したとのこと)

 そこで、関連する記事を調べてみると・・・

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(@nitty news 2020年05月08日 18時30分)

 シャープは、同社製マスクの個人向け販売について、第2回の結果を発表した。応募総数は、第1回を大きく上回る680万7310人で、当選者数が6万。当選倍率は約113倍だった。第2回の抽選は、5月5日に締め切り、5月6日に抽選を行っていた。

 当初は5万箱の提供を予定していたが、多数の応募に答えて6万箱に増量。厳正に抽選し、混雑を避けるために数回に分けて当選通知メールを送信したという。なお、第1回、第2回ともに落選した場合は、以降の抽選に応募済みとして扱われる。

 次回以降については、応募を常時受け付けている。火曜日午後~水曜日はメンテナンスのため応募できない。抽選日が毎週水曜日、当選発表が毎週水~木曜日に順次当選通知メールを送信するとしている。購入期間は、毎週水~日曜日17時。購入期間を過ぎた場合は、購入することができない。

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(@nitty news 2020年05月03日 21時55分)

 新型コロナウィルスの影響でマスク不足が話題となる中、家電メーカーのシャープがマスクの製造を発表し、4月21日より販売開始のアナウンスを行った。「SHARP」のロゴが入った2980円(税抜)のマスクは、大方の予想をはるかに超えた人気を集め、申し込みが殺到しサーバーが壊滅状態となる。その後、販売期日や方法を変更するなど混乱していたが、第1回の抽選応募が4月27日に終了。3万箱に対し470万の応募があったとのことである。5月3日の10時より第2回の抽選受付を開始したシャープは、お昼すぎに、

 「家電メーカーのシャープ、107年の歴史で最大のヒット商品がマスクになってしまいそうな感じ、複雑な気持ち。」

とツイートを行う。反響を呼び、「シャープさんのマスクだから売れるんですよ、信用出来るから」といったような返信が寄せられていたようである。

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 ・・・ということで、シャープ社さん自身も、107年の社史に残る爆発的人気商品の誕生に、複雑な心境のご様子ですね。しかし、経営学者として申し上げれば、かつては「シャープペンシル」の販売で大ヒットを飛ばした実績をお持ちなのですから、マスクでも何でも、世のため人のためになる商品を迅速に提供することで称賛されている事実を、胸を張って堂々と誇っていただきたいと思います。(^-^)


 そこで私も、前々回の更新に続いて、このご時世だからこそ頑張っていらっしゃる方々を探しに、京都の街へ繰り出してみましたよ。(このウェブページを作成するための「取材」であり、私にとっては堂々たる「仕事」ですから、決して、「不要不急の外出」ではございません)

 まずは、「光の学校」から徒歩10分以内にあり、高級飲食店が立ち並ぶ、かの有名な「先斗町」(ぽんとちょう)を、訪れてみたところ・・・予想通りに、極限状態の「自粛」で、人通りもゼロ(涙)。




 したがって、本来ならば開催期間中である「鴨川をどり」も、完全に「中止」(涙)・・・先斗町歌舞練場(かぶれんじょう = 歌や舞いなどの芸事を学び練習する建物)に、華々しく貼られているポスターの中には、昨年来、厳しい稽古を重ねてきたに違いない、先斗町専属の舞妓さんたちが、華やかに微笑んでいらっしゃる御姿が・・・

 (>ω<。)




 その隣を見ると・・・先斗町芸妓組合の芸子&舞妓さんたちが、467枚もの手造りマスクを製作して、京都市に寄付くださったという、素晴らしい報告の張り紙が!!(芸子さん&舞妓さんたちは、多様な和楽器の演奏や、お茶・お花・書道などの芸事を熱心に学ばれており、手先が器用でいらっしゃるに決まってますからねぇ・・・皆さんの奉仕精神、さすがです!!)




 次に、周囲にあるお寺の様子を、参拝を兼ねて調査してみたところ・・・あの「本能寺」では、宝物館で開催されるはずの特別展「信長と光秀」が、休館(延期)になっており、「誓願寺」においても、参拝や御朱印の授与などが、休止されておりました(涙)。




 また、「矢田寺」においても、「なでるとご利益をいただける」と大人気の仏様が、透明なプラスティック・シートで囲まれており、「濃厚接触」ができないように工夫されていますよ。




 たまたま通りかかって、ふと目を向けると・・・「JTB京都三条店」では、5月31日まで休業予定であり、その間は、「予約済みの旅行に関する取消」(キャンセル)のみを、電話で受け付けているとのこと。つまり、「予約をキャンセルしてくるお客様はいるけれども、新たな予約を入れる人などいないだろう」と、想定なさっているのでしょうか? (私自身、JTBさんに申し込んでいた5月&6月分の予約をキャンセルしていますので、申し訳ない気持ちです・・・)




 次に、四条通りにある、大きな有名デパートを訪れてみると、入口のドアの向こうで、専用機器による体温測定を実施中・・・カメラの前を通過する時には、心臓がバクバクしましたが、無事に「いらっしゃいませ」と入店許可をいただけて、思わず、「ふう~」と大きな安堵の息をつき、胸をなで下ろしましたよ(笑)。




 さて、それでは、しばらく、私と一緒に、繁華街をぶらぶら散歩・・・じゃなかった(笑)、真剣きわまる必要業務として、取材して回ってみましょうか。

 このご時世においても、繁華街ミニマム(最小)の敷地面積を誇る、寺町通り名物のネーム店(何にでも名前を入れてくれます)は、変わらず元気に営業中。




 もちろん、京都の繁華街に数多く居並んでいる、通称「ガチャガチャ」の機械たちも、変わらずに営業中。(日本独特の名物土産として、外国人観光客の方々に、大人気なのだそうですよ)

 ちなみに、なぜか私の目を釘付けにしたのが、これ・・・(笑)




 おや? 繁華街の中心地にあるというのに、このコンビニは、「5月10日より、しばらくの間、臨時休業」とのこと・・・繁華街に立地するからこそ、観光客・買物客が途絶えてしまっては、商売が成り立たないのでしょうね・・・(涙)




 ここは、「京の台所」と呼ばれる、かの有名な「錦市場」(にしきいちば)・・・400メートル近くのアーケード街に、120以上の店舗が、びっしりと並んでいますよ。普段ならば、観光客・買物客がビッシリで、ごった返しているのですが、今は、3分の2以上のお店が臨時休業中で、人通りもまばら・・・(涙)






 1300円の餃子が、550円!!
 鶏の唐揚げ弁当も、290円!!

 もう、みなさん、やけっぱちですな(笑)。




 なんと、眼鏡屋さんが、「コロナ対策のメガネ」を開発!!・・・フレームの周囲を、透明なフードで覆ってあるので、ウイルスが目に入って来る危険性が下がるのだそうですよ。確かに、眼球の表面は水分で潤っているため、ウイルスが容易に「くっついて」しまいそうですからね。その目をこすった手で、食べ物を触ってしまうと・・・想像するのもオソロシイ事態に!! ( >_< )

 眼鏡屋さんのプロフェッショナルぶり、さすがです!!




 次の掲示は・・・そうなんですよ、確かに、(目つきの悪い店員から)マスク顔でにらまれたら、「客に向かってケンカ売るつもり!? ( `ー´)ノ」と、めちゃ気分悪くなってしまいますからねぇ!!(笑)

 店員さん自身は、にらんでいるつもりはないのでしょうが、なにしろマスク顔の場合、「目つき」が異常に強調されてしまうため、誤解のもとなんですよ、これが・・・ (;^ω^)




 3000円以上の買い物をすれば、京都では貴重な「不織布マスク」を2枚もいただけるとは、太っ腹ですね(当店で普通に買い物をすれば簡単に3000円を超えるため、決して無理な金額ではありません)・・・いまだに私には、届く気配もない「ア*ノマスク」2枚、早く届いてくれないと、その前に、このお店で3000円の買い物をしちゃいますよ!! (;^ω^)




 こ、これは!! (゚o゚;)

 いかにも京都らしい、風雅を極めた、芸術的な高級マスクの数々・・・思わず「鑑賞」してしまいました。税込930円という価格も、このクオリティの高さならば、納得がいきますよね。ほかの街では浮いてしまう恐れもありますが(笑)、ここ京都の街ならば、この風雅なマスクで歩いても、まったく違和感が無いどころか、まさに「ピッタリ」なんですよ。




 さらに、高級さを極限まで追求した(のであろう)、このマスクは・・・

 1枚2500円!! (゜ロ゜ノ)ノ

(これほどのクオリティとなると、もはや、一般庶民にすぎない私の理解を超えていますが・・・「わたくし、安物のマスクなんかじゃ、恥ずかしくて街を歩けませんわ」とおっしゃる、セレブな階級の貴婦人にも、ご満足いただける仕上がりなのでしょうね)




 おお、こ、これは・・・

 良識的な男子としては、ノーコメントですねぇ・・・




 ・・・などと、京都の繁華街をさまよいながら、「必要至急の取材」に明け暮れた私ですが、ここで、特に印象に残った高評価の作品を、3つ、ご紹介しますね。

 まず、1つめは、これ・・・この荒々しすぎる筆致に、書き手の心を満たす「万感の想い」がほとばしって、私の目を釘付けにしながら、強烈な「非言語コミュニケーション」として迫ってくるんですよ。きっと、この貼り紙を書いた御方は、心の中で、やり場のない怒りに燃えていらっしゃり、溜まりに溜まったストレスを、この一言一句にぶつけたに違いありません・・・ああ、なんと人間らしい、素直で正直な、愛すべき御方なのでしょうか!!

(しかも、めちゃハイセンスな高級品を扱う、綺麗でオシャレで清潔感あふれるお店のドアに、目立ちまくりながらデ~ンと貼ってあるところが、最高に楽しいんですよ・・・決して、居酒屋の貼り紙ではありませんよ)




 そして、2つめが、これ・・・この、さり気なく(でもないか?)描かれた、シンプルなイラストから、「休業なんかしたくないっ!!」という悔しい思いが、ありありと伝わってきますよね。まるで、目の前で泣かれているかのような臨場感に、思わず、「わ、わかったから、もう、そんなに泣かないでね」と、慰めてあげたくなります(笑)。

 これほど優れたイラストを見せらると、文筆家の私としては、「練りに練った長文を用いるよりも、サラリと描いた1枚の絵の方が、書き手の想いを的確に表現・伝達することができるとは!!」と驚かされ、自分の無力さを痛感してしまうのです・・・




 さらに、3つめが、これ・・・ある有名な大衆食堂の店頭に、目立ちまくるように掲げてある、「京都にきつね丼があってよかった。」という言葉・・・正直に申し上げて、これほど完成度の高いキャッチフレーズは、めったに目にすることがありません。




 通常であれば、「京都名物のきつね丼、おいしいよ!!」などと、「店長や料理人が客を勧誘する言葉」を書くのですが、このキャッチフレーズでは、肝心の「客」の存在など完全に無視して(つまり客に媚びることなく)、ひたすら、店長や料理人が、「きつね丼に対する感謝の念」という、自分の感情のみを「つぶやいて」いるのです。客としては、自分という存在を完全に無視しながら、店長や料理人が、決して「客引き」を狙うことなく、心の奥の本音(きつね丼に対する感謝の念)を、ひたすら天空に向かって「つぶやいて」いるという、その不自然すぎる状況に、「きつね丼って、そんなに美味しいの?!」と、異様な興味を抱いてしまうことでしょう。

 しかも、冒頭で、さり気なく「京都に」と述べることにより、「京都」と「きつね丼」との深い関係性を、的確に指摘する戦略を採っています。そのため、「他の街のきつね丼なんかダメ」「本物のきつね丼は、京都にしか無い」「京都で丼ものを食べるなら、きつね丼に限る」という暗示を、無意識のうちに与えてしまう仕組みになっているのです。なんと素晴らしい、巧妙すぎる文章技術なのでしょうか・・・

 おまけに、わざと「コピー用紙そのままの白い紙」に、あっさりと事務的・理性的に印字することによって、あたかも「学術的に実証された結論」であるかのような、得体のしれない信頼性を、醸(かも)し出しているというわけです。最後に意図的に付けられた「。」も、まるで「きつね丼こそが最高の食べ物」という結論を断定するかのように、学術的厳密性を醸し出す効果を発揮しています。

 そのような、驚異的と呼んでも過言ではない、高度かつ深遠なハイテクニックを用いているのが、「京都にきつね丼があってよかった。」という、このシンプルなキャッチフレーズ・・・この文章を目にする人は、最初に「ん?」と興味を向け、次に「んん??」と疑問を抱き、その後は「んんんっ!?」と心をワシづかみにされてしまい、「この店のきつね丼とやらを、食べてみないわけにはいかんぞ!!」という、底なし沼のごとき強迫観念に襲われて、身動きが取れなくなるという魂胆なのです(笑)。


 ・・・と、まあ、私が大学教授時代に、「経営学入門」の講義で披露していた、「客の心をつかみ取るマーケティング戦略の基本原理とその技術」について、「京都の市街地におけるウイルス対策期の実例群」をもとにしながら、ちょっぴり再現してみましたが、いかがでしたか?(笑)


 さて、最後に、この写真を・・・

 四条大橋の上から、三条大橋に向かう形で、鴨川の西側を撮影してみると・・・先斗町の高級飲食店から、鴨川に向けて、張り出すようにして建設された「床」(ゆか)が、ずらりと並んでいる光景が見えますよ。京都の初夏から秋にかけての風物詩である「床」は、本来ならば5月初頭から稼働しているはずなのですが、今年はウイルス問題のせいで、ほとんどのお店が休業状態(涙)。

 今はただ、この風雅な「床」の並びが、楽しそうにお酒を飲む人々の笑顔で、びっしり埋まる光景が早々に訪れますよう、心から祈っております。(願わくば、8月16日の「大文字焼き」の夜に、「光の学校」に集合くださった仲間たちと、この川べりで談笑しながら、満天の星を見上げることができますように・・・)




 そう言えば、さらに、おまけの1枚を・・・

 先日、静岡県にお住いの、小学3年生の女の子から、ミシンを使って自分で作ったという、お手製のマスクを、(郵送で)いただきました。この女の子は、絵本『いきるって、どういうこと?』の愛読者で、「ふみクマ先生」の大ファンなのだそうですよ。小学校が長期休校になり、自由時間がたくさんあるため、(小学校教員をなさっている)お母さんからミシンの使い方を教わるうちに、どんどん上達して、今では、ほとんど自分だけで製作できるようになったとのこと。

 それが、この可愛らしいマスク・・・大人の既成概念を軽々と超越した、なんとも不思議なデザインなので、もはや「芸術」と呼べる水準に達していると称しても、決して過言ではありません。特に、私が気に入ったのは、右側で目立っている、立派なタケノコ(笑)。




 この女の子の、「ふみクマ先生」(つまり私の化身のことですが)に対する愛情が込められた、このマスクを手にした私は、さっそく、次の言葉を書いて、お返事を出しました。

 「**ちゃん、とってもすてきなマスクを、ありがとうござい
マスク!!」


※ 数日後、お母様から返事が届いて、「娘は、ふみクマ先生の、マスクのジョークに大受けして、連発しながらゲラゲラ笑っておりました。娘から、『いつか会えるのを楽しみにして
マスク!!』と伝言です」とのことでした(笑)。





4月29日版


 時期としては、いわゆるGW(ゴールデン・ウイーク)の真っ只中に入ってきましたが、ウイルスによる自粛のため、さすがに、京都の名所や繁華街も、人影はまばら・・・

 そこで、私としては、またしても、不要不急の・・・じゃなかった(笑)、「ウェブページの記事となる情報収集」という「必要至急の責務」を果たすために、散歩に・・・じゃなかった(笑)、「取材」に出かけてみましたよ。

 すると、「光の学校」が面する三条通りの商店街で、「いちごスイーツ専門店」(いま流行りの「いちごあめ」がメイン商品)が、開店しているのを発見!・・・「確か、先月には見当たらなかったはずだが」と、興味を抱いて近寄ってみると、「4月3日OPEN」と書いてあるではありませんか・・・



 4月3日と言えば、ウイルス問題で大騒ぎになり、不要不急の外出ができなくなったという、まさに、その頃・・・ちょうど、そのタイミングで新規オープンしてしまうとは、なんたる不運!!

 \(>ω<。)/

 誰も歩いていない商店街で、ぽつんと一軒、灯りのついている、オープンしたばかりの「いちごあめ屋」さんの過酷すぎる運命に、あまりにも深く同情した私は、さみしそうに立ち尽くす店員の女の子に、「いちごあめ1本ください」と、申し出させていただきました・・・私が1本だけ買ったところで、何の貢献にもならないのですが、せめてもの「応援の気持ち」ということで・・・

 (;^ω^)


 そこで思い立ったのが、「こんな苦境の時にこそ頑張っているお店を、取材してみよう」という名案!!・・・なにしろ、私は経営学者でもありますから、これは立派なお仕事ですよ(笑)。

 そうなると、まず1番に思いつくのが、以前から訪問してみたいと願っていた、格安弁当店の「元気や」さん・・・なにしろ、いま世の中は、ウイルスのせいで「テイクアウト」ブームですから、「お弁当」の調査研究は、立派な「時事ネタ」なんですよ、これが(笑)・・・「元気や」さんは、めちゃ有名なお店であり、四条通りに面した目立つ場所にあるのですが、「光の学校」から歩くと30分かかるため、これまでは車で通りかかりながら、横目で興味深く眺めるだけだったのです。

 思い立ったが吉日ということで、さっそく愛車を飛ばして、「元気や」さんに向かった私・・・外見は地味な印象ですが、お店に入ると、何百個ものお弁当が並んでおり、大勢のお客様が訪れて、飛ぶように売れていきますよ。




 店頭で勝手に撮影するだけでは失礼なので、正々堂々と「2個」ほど購入し、「光の学校」に持ち帰ってから、きちんと撮影しようと決めた私が、まず選んだのが、これ・・・

 なんと、「399円」の価格で、このボリュームですよ!!
(驚きの大きさの参考になるよう、愛用の「ガラケー」を、横に添えておきました)

 実際に食べてみると、半分ほど食べただけで、もう満腹・・・つまり、正味2人分の量なので、これ1つを買って2人で分ければ(女性ならば充分な量になります)、1人分は「わずか200円」ほどで済むというわけですから、もう、めちゃくちゃな安価!!

 \(◎o◎)/

(量が多いだけでなく、ハンバーグの味も、充分に美味しかったですよ・・・実際に美味しくなければ、常連さんが増えないため、この価格では経営が困難ですから、「味」や「質」も重要なんですよ)




 その隣には、「最高ランクの鮭」(プレミアム銀鮭)を使用しているという、立派なお弁当が並んでいますが、これもまた、同じく「399円」!!




 さらに、その隣で山積みになっている弁当群に目を向けると・・・

 この価格、本当なんですか!? (゜ロ゜ノ)ノ

 税込で、「322.92円」(322円92銭)と、昔懐かしい「銭」の単位まで算出&明記してあることが、安価に徹底挑戦するお店のこだわりを、ハッキリと示していますよね(笑)。




 その「税込322円92銭弁当」の中から、私が熟慮の末に選んで買い求めたのが、これ・・・今どき、大学の学生食堂でも、500円は下らないであろう、充実ぶりです!!




 その周囲で山積みになっている、これらのお弁当も、みんな「299円」(税別)!!

 \(゚o゚;)/

 いやもう、驚きを通り越して、もはや「痛快」ですよねぇ!!

(その日によって、お弁当の内容が変わるそうですから、常連さんでも飽きないわけですね)




 もちろん、「弁当屋」は慈善活動ではありませんから、きちんと「収益」を挙げなければ、経営ができません。1個あたり200円の収益は欲しいところですから、「売値は原価の3倍」という経営学の常識に照らせば、原価を100円以内に抑える必要がありますが・・・普通の主婦の方々に、「これらと同じお弁当を、100円の予算で作ってみてください」とお願いしても、「無理!!」と即答されそうですよね(笑)。

 しかも、このお店、昨年まで、価格は「250円」だったんですよ。消費税率がアップしたので、原価が上がってしまい、やむを得ず、299円に「大幅値上げ」(笑)せざるを得なかったとのこと・・・それまで、長年にわたって、「250円」で販売なさってきたそうですから、さぞや、涙ぐましい経営努力をなさってきたのでしょうね(涙)。大勢のお客様が訪れて、飛ぶように売れていく店頭風景を眺めながら、思わず、「経営努力が報われて、本当に良かったですねぇ!!」と、微笑んでしまった私です。

 ただし・・・私の場合、徒歩ではなく愛車で向かったので、(お店の専用駐車場が無いため)一般の駐車場に停める必要があり、下記の通りの駐車料金が・・・(京都の街なかは、駐車料金が、めちゃ高いんですよ)



 その結果、なんと!!・・・「299円のお弁当」を買うために、弁当代をはるかに上回る「440円の駐車料金」がかかってしまい、合算すると「740円」程度の経費が発生!!

 これならば、私の場合は、「光の学校」周囲のお店で、いま流行りの「ワンコイン弁当」(500円)を探す方が、得策であることが判明してしまいました・・・(笑)

 (;^ω^)


 ・・・というわけで、翌日は、「光の学校」周囲のお店で、お昼ご飯を探索することに決定!!

 そうなると、見逃すわけにはいかないのが、いま京都で話題になっている、「がんこ」三条本店の「ワンコイン弁当」・・・三条大橋の近くの目立つ立地に、大きなビルを構える、老舗の高級有名店「がんこ」さん(元は寿司屋ですが今は和食全般)が、高級食材を使った格安弁当の販売を始めたというウワサですが、果たして、その実態は!?




 訪れてみると、立派なお店の前に、特設の売り場を出し、女将さんや職人さんたちが並んで、大きな声で「ワンコイン弁当」を販売中・・・「この高級店の管理職さんたちまでもが、お店の前に長時間立って、わずかな通行人に呼びかけながら、懸命に弁当販売をなさっているとは!!」と、普段は目にすることができない貴重な御姿に、経営学者として、思わず感激!!(ある意味、この光景も、「ブレイクスルー現象」の一環ですよね)

 (゜ロ゜;ノ)ノ




 お偉方までもが居並んで、まばらな通行人に声を張り上げていらっしゃる、その涙ぐましいご尽力に心打たれた私は、「せめてもの貢献を」と、(「光の学校」スタッフ分を含めて)3個を購入させていただきましたよ・・・それらが、次の「ワンコイン弁当」(しかも税込)。

 スタッフたちに食べてもらったところ、「これ本当に500円ですか!? 質の高い素材を、熟練の職人技で仕上げてあるので、とっても美味しいですよ!! \(☆o☆)/ 」と、大好評でした。








 なお、ついでに発見したのですが・・・最近、「にぎり食べ放題」(120分間:3980円)の試みも、始めてみたとのこと・・・この立派なお店が、「食べ放題」を開始するなんて、このご時世でなければ考えられない珍事!!




 ただし、私の場合は・・・これまでに、このお店のカウンターで、少なくとも20回以上は、(お客様のご接待で)お寿司を食べましたが、生臭いネタが苦手な私は、ほとんど、「茄子(なす)の浅漬け」「玉子」「イカ」「梅しそ巻き」「カッパ巻き」ばかり(たま~に「ホタテ貝柱」も)・・・しかも、私が一番好きなのは、「茄子の浅漬け」が乗っているお寿司・・・

 そこで、問題となるのが、この「茄子の浅漬け」・・・実は、高級ネタが揃う「がんこ」のカウンターで、この「茄子の浅漬け」は、珍しく、わずか「一貫50円」という、飛び抜けた安さなのです。(もしや、お子様向けのネタとしての、超サービス価格なのでしょうか?)

 つまり・・・大好物の「茄子の浅漬け」(一貫50円)を、この「120分間:3980円・食べ放題コース」で、好きなだけ食べて元を取ろうとすると・・・「4000÷50=80」という計算式が成り立つため・・・

 なんと、2時間で「80個」を食べる必要があることが判明!!

 \(◎o◎)/

 こ、これは・・・幸せすぎます・・・

 お寿司の食べ放題、恐るべし!!

 (;^ω^)


 なお、冒頭でご紹介した「いちごあめ屋」さんの帰り道で、この時期の京都の「旬の特産品」として知られる、「筍」(竹の子)のお店を発見!!

 京都の西側(特に西山地区)は、見渡す限りに「竹林」が広がっており、あの「かぐや姫」の物語が生まれた土地・・・この季節、京都では、八百屋さんにもデパ地下にもスーパーマーケットにも、「たけのこ」が山盛りになって、風物詩の楽しみを演出してくれるんですよ。

 写真を見てもわかるように、高価なものは、1本で1万円以上するほどの、高級食材として珍重されます。例年ならば、周囲の繁華街(ぽんと町や木屋町など)に数多く存在する高級料理屋さんから受注したり、料理人さんが買いに来たりして、なかなか庶民の口には入らないのですが・・・今年に限っては、高級料理屋さんの多くが閉店しており、高価な食材が余って、お買い得価格で店頭に並んでいる状況ですから、庶民にとっては狙い時かもしれませんよ(笑)。




 先ほど、ネット上の最新ニュースを開いてみたら、東京都知事が、緊急事態宣言の延長を、国に対して要望するとのこと・・・この流れで行くと、予定の5月6日で、宣言が解除される見通しは、極めて低くなってきた感じですね。

 それはつまり、JTBさんがギリギリまで判断を先延ばししている、「飯田史彦と巡る尾瀬ヶ原ツアー」も、来年に延期せざるを得ない状況が、近づいているということ・・・いよいよ、ついに、とうとう、JTBさんも土俵際に追い詰められ、親指の先だけを俵に引っかけて、懸命に最後の粘りを見せているといったところでしょうか? (私自身は、早々に「こりゃ延期だな」と判断していましたから、冷静に客観視しております・・・笑)


 あの「本能寺の変」の際に、光秀の大軍に囲まれたと知った信長が、「是非(ぜひ)に及ばず!!」と、最後の言葉を残したそうですが・・・なぜか広島弁に訳せば、「こがいなことになってしもうたんじゃけん、もう、どうにもならんわい!!」と、さすがに観念した信長の心境を、JTBの担当者さんも(もしかすると政治家の方々も)、今ごろ味わっていらっしゃることでしょう・・・

 考えてみれば、世の中は、まさに現在、まるで「本能寺の変」の真っ最中のような、劇的すぎる状況・・・我々が、予想し得なかった「まさかの展開」に襲われ、「五里霧中」「四面楚歌」の心境に陥るからこそ、「是非に及ばず!!」と達観するしかなくなって、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」「死中に活路を開く」と決心することにより、歴史に残る「ブレイクスルー」のスイッチが入る・・・

 いずれ、歴史の教科書に載り、未来の子供たちに語り継がれていくことになる、この時期・・・例えば、「本能寺の変」や「明治維新」、あるいは「フランス革命」や「宗教改革」といった、歴史に残るこの時期に、この世に体を持って存在しているという事実を、自分の心身で思い切り体験し、大いに学び、語り継いでいくこと・・・それこそが、私たちにとって、「この時代に生まれてきた、大きな理由のひとつ」であることは、間違いありませんね。

 ますます、「是非に及ばず」状態へと、(順調に?)追い込まれてしまっている私たち・・・歴史に残る大ブレイクスルーを達成するためにも、お互いに、励まし合って頑張りましょう!!

 o(^-^)o





4月19日版

 ついに、わが京都市を含む全国にまで、緊急事態宣言が拡大され、結局のところ、恐れていた通りの展開に・・・ (;^ω^)

 多くの方々が、「やはりこうなってしまうのなら、もっと早期に宣言しておけば、かなり被害を防げたはずなのに」と、各所で嘆いておられますが・・・かつて、ロンドン在住時に「日本的経営」を研究していた私から見ると、「諸事情により意思決定が遅すぎる」のは、(行政組織を含む)日本的な経営システムの歴史的特徴ですから、むしろ「やっぱりねぇ」と、深く納得(笑)。べつに、政治家や官僚や行政組織の方々が、個々人として無能なわけではなく(むしろ有能な方々が多数おられます)、「日本」や「日本人」が全体として抱えている、宿命的な特徴である(長所でもあり短所でもある)というわけです。


 したがって、「せめて、マスコミに向けた事務的な通達ではなく、民衆ひとりひとりに届ける姿勢で、文書を読み上げないで瞳を真っすぐに向けながら、謝るべきところは謝り、頭を下げて頼むべきところは頭を下げ、苦しみ悩んでいる姿も正直に見せながら、語りかけるように誠実な態度を見せてくれれば、穏やかな日本国民たちは素直に共感して、快く支持・応援することができるのになぁ」と、もったいなく思う一方で、「日本的な組織構造&意思決定システムに対して、事を急げと求めるのは無理な注文」と、上層部の方々に同情する点もあるというのが、研究者としての正直な気持ちなのです。

 いずれにしても、ごく自然な流れとして、それぞれが自分の立場から懸命に思考・言動しているのであり、どこにも本質的な「悪人」は存在しないわけですから、今回の歴史的なウイルス問題を乗り越える過程で、人々の価値観や生き方、そして組織のあり方や意思決定の行い方などにおいて、根本的かつ多角的なブレイクスルーが生じ、人類が望ましい方向へと進化することは、間違いありません(なぜか断言!!)。


 すでに多くの方々に生じているであろう、わかりやすい進化のひとつを挙げると・・・それは、「これまで充分に認識していなかった、さまざまな存在や物事の『ありがたさ』に気づいて、価値観が変わる」というブレイクスルーです。

 例えば、「あのお店が開いていて、あの商品を売っていただける」という「ありがたさ」・・・世の中には、どこかに、その商品の原材料を作ってくださる人々が存在し、その原材料を加工してくださる人々が存在し、その加工品を組み合わせたり包んだりして商品化してくださる人々が存在し、その商品を倉庫や卸売業者さんまで運んでくださる人々が存在し、さらに小売業者さんのお店まで運んでくださる人々が存在し、その結果、いつも訪れるそのお店に、その商品が到着して、自分に売っていただける・・・これだけ多くの人々が、各自の使命を着実に果たしてくださるからこそ、その商品が自分の手に入るわけであり、どこが途切れても手に入らなくなってしまうのだという現実を思い知らされることにより、私たちは改めて、それら多くの人々が存在してくださる「ありがたさ」に気づくことができるのです。

 また、会社やお店などを経営する立場の人にとっては、雇っている従業員の方々が、元気で働いてくださるからこそ経営が成り立ち、同時に、自社の商品・サービスを買い求めてくださるお客様たちや、自社に商品・サービスを提供してくださる業者さんたちがいてくださるからこそ、商売が成り立つのだという「ありがたさ」を、改めて痛感することができるに違いありません。

 そして一方で、経営者から雇われて、労働力や知識・情報などの経営資源を提供している従業員の立場から見ると、日頃は当然のこととして受け取っていた「賃金」が、多大なリスクを背負って事業展開してくださる資本家・経営者の方々や、共に力を合わせて働く従業員仲間たちや、事業の周辺にいる多様な立場の人々のおかげで頂戴できている、本当に「ありがたいお金」なのだという現実を、思い知ることができるというわけです。


 以上に述べた、「価値の流れの集合体として分析した事業社会の仕組み」は、私が大学教授時代に、入学したばかりの1年生向けに開設した「経営学入門」授業の1時間目に説明していたことですが、今回のウイルス問題に直面して、「大学生の時に飯田教授が説明していた通りだぞ!」と、久しぶりに思い出してくれた教え子たちも、多いのではないでしょうか?(笑)

 このような、「これまで充分に認識していなかった、さまざまな存在や物事の『ありがたさ』に気づいて、価値観が変わる」というブレイクスルーは、当然ながら、上記の「経営学的観点」だけでなく、世の中のあらゆる事象に関して生じてくるはずです。
 例えば、「家族や友人たちのありがたさ」、「医療・福祉関係者さんのありがたさ」、「教育関係者さんのありがたさ」、「(辛く苦しい心を支えてくださる)神社・仏閣・教会など宗教関係者さんのありがたさ」、「(我々に貴重な情報を届けてくださる)マスコミ関係者さんのありがたさ」、そして、「(大混乱でバタバタなさってはいますが)行政関係者さんのありがたさ」などなど、挙げればキリがありません・・・


 いつも私のウェブページをお読みくださっている皆さまも、この数週間を通じて、さまざまな「ありがたさ」に気づき、じわじわと(笑)、自分の意識に生じている価値観の変化を、実感なさっているのではないでしょうか?

 中には、「この数週間、夫が家にいて、くつろげなかったり面倒だったりしてウンザリ・・・その結果、ふだん夫が働きに出て、夜遅く帰宅することが、いかに幸せだったのかを思い知りました(笑)」と、「元気で働いてくれる夫」の「ありがたさ」を痛感した奥様も、私の周囲に、ちらほら・・・ (;^ω^)

 まあ、とにかく、このウイルス問題は、しばらく長引きそうですから、このような時にほど、お互いに、励まし合って頑張りましょうね!!

 o(^-^)o





4月12日版

 このページの長年の読者さんならばお馴染みの、インド在住の(はずである)30歳前後の友人男性(お嫁さん募集中)から、こんなメールが届きましたよ。

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こんにちは。インド在住、日本に避難中の**です。
数日前にインドから避難してきて、現在、羽田空港近くのホテルで隔離中です。帰国する2週間前から、インドでは急に都市封鎖(ロックダウン)された為、かれこれ2週間以上の隔離生活中ですが、私は至って健康です。もう少しの隔離、経過観察を経て実家に帰る予定です。

インドは性急なロックダウンのため、都市部の出稼ぎ労働者が職を失い、暴動発生の機運も高まっている旨、伝聞ながら聞いております。また、日に日に感染者が増えていっているのが現状です。最初は警察が外出者を捕まえて、(罰として)腕立てさせたり、スクワットさせたりさせているところが面白おかしく報道されていましたが、結局状況を抑えきれず、多くの人が密集して徒歩で故郷へ歩いているようです。

私も特定の支持政党は無いですが、日本のマスク2枚配布政策には、ひっくり返りそうになりました。政治家に危機感が無いのか、財務省がそんなに怖いのか知りませんが、緊急事態宣言や経済支援も何とも煮えきらないものになっていて、悲しい限りです。

そんな中でも、今のところは世界各国に比べて、日本では死者数が抑えられてるのが、せめてもの救いですね。早急なワクチン開発と治療法の確立を願いたいと思います。先生も体調にお気をつけ下さいね。

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 ・・・ということで、(仮称)インド君、現時点では、無事に日本に帰国できている模様で、お元気のご様子に、ほっと安心いたしました。(^-^)


 そこで私も、「ちょっくら様子を見て来るか」と、不要不急の散歩・・・じゃなかった(笑)、必要至急の取材(このウェブページに掲載する写真を撮るためという、私にとっては立派なお仕事)を遂行するために、京都の市街地へ出かけてみましたよ。(とはいえ、「光の学校」から徒歩圏内をチョロッと視察しただけであり、周囲の半径5mに人がいないのを確かめながら歩き、交通機関は利用しておりませんので、ご安心を)


 まず、「光の学校」から外に出てみると・・・
(右手に見えるのが、私の「光の学校」が3階で開館している、「三条ありもとビル」・・・建築当時には、優れた建築物に与えられるデザイン賞を受賞したという、オシャレな外観なんですよ)

 日曜日のお昼だというのに、だーれも(笑)歩いておりません・・・目の前にあるのは「三条御幸町」(さんじょうごこまち)の交差点で、いつもの日曜のお昼ならば、大勢の人々が行き交っていますよ。




 そこで、「光の学校」から徒歩1分という至近距離にある、「寺町京極(てらまちきょうごく)商店街」(500mもの長さ!)を、のぞいてみると・・・日曜日のお昼だというのに、ほとんど、人影が見当たりません・・・(涙)




 次に、その場所(三条寺町交差点)から左手に視線を向け、河原町通りへと続く、「三条名店街」(全長200mほど)を、観察してみると・・・こちらも、日曜日のお昼だというのに、ほとんど、人影が見当たりません・・・(涙)




 さらに、その「三条名店街」を30秒ほど歩くと右手に現れる、「京の土産物屋さん」が最も揃っているという、「新京極商店街」(こちらも、四条通りまで500m以上という長さ!)を視察すると・・・いつもは外国人観光客と修学旅行生でビッシリ埋まっているのに、ここもまた、ほとんど人影が見当たりません・・・(号泣)




 まるで、地球滅亡間際を描いたパニック映画のような光景に、「まさか、これほどまでとは!! (゚o゚;) 」と、ビックリ仰天した私は、ついでに、「ここならば大勢の買物客で賑わっているはず」と、「大丸」デパート京都店まで、足を延ばしてみましたよ。

 すると・・・デパート自体は普通に開店しているのですが、1階フロアを占める化粧品関係のブランド店が、みな自主的に(京都には緊急事態宣言は出ておりません)閉店しており、販売員さんどころか、通行人さえも見当たらない状況!!

 (゜ロ゜;ノ)ノ




 京都府知事と京都市長が、「京都にも緊急事態宣言を」と求めても、「もっと犠牲者が増えなくちゃダメ」と、国からは発令してもらえない状況であるにもかかわらず(犠牲者が増えてからでは遅いのではないでしょうか?)、京都市民の皆さまは、これほどまでに自粛を徹底・・・政府から、「公的補償はしませんが自腹で自粛を」と求められ、ただちに自腹覚悟で閉店する経営者の方々・・・ああ、日本人というのは、なんと寛容かつ従順で、素直かつ真面目な国民なのでしょうか・・・(それで良いのかどうかの議論は別として)もはや、これほどの民衆の頑張りを、涙なしでは語れません・・・

 この国の「民衆」は、本当に素晴らしいんですよ・・・「民衆」はね・・・(と、なぜか強調)

 (>ω<。)


 なお、たまたま、前回の更新でご紹介した、超高級ドーナツ店の前を通りかかると・・・なんと本日は、すべての販売スタッフさんたちが、きちんと「マスク」を着用なさっていましたよ。これで、彼女たちは、命を危険にさらさないで、安心して働くことができるでしょうから、本当に良かった!!

 \(^o^)/

(結局のところ、政府が緊急配布してくださるはずの「布マスク2枚」は、彼女たちの苦境には間に合うことなく、役に立たないままで終わっております・・・私も毎日、今か今かと、何度も郵便受けを開いておりますので、一刻も早くお届けくださいますよう、お願い申し上げます)


 ちなみに、寺町通りにある、由緒正しい老舗(しにせ)の有名茶舗(お茶の葉などのお店)の前を通りかかったところ・・・このような貼り紙を見つけたので、嬉しくなって撮影!!

 \(◎o◎)/

 いわゆる「新型コロナウイルス感染症」のことを、「流行り病」の一言で風雅に表現なさる、その「古都」を感じさせるセンスの秀逸さに、思わず感服・・・文筆家の端くれとして、大いに、勉強させていただきました。(古式ゆかしく「筆」と「墨」を用いて、手慣れた「達筆」で書いてくださっているのも、さすがは「老舗」です!!)




 追伸:
 ヨーロッパの、ある素敵な国にお住いのお母様から、私の絵本『いきるって、どういうこと?』(文:飯田史彦、絵:中川華澄)を、息子さんが大好きだという、嬉しすぎるお手紙を頂戴いたしました。いま、その国でも、ウイルス問題で外出禁止令が出る状況にもかかわらず、息子さんは、ご機嫌で(笑)、私の絵本を楽しんでくださっているそうですよ。

 なかでも、「ギターを弾きながら歌う、ふみクマ先生」の雄姿が、特段のお気に入りとのこと・・・ほら、写真においても、的確に、指差してくださっていますよね!(笑)



 お母様によると、「
息子は、あの絵本がすごくお気に入りなんですよ。うちにはたくさんの絵本がありますが、彼は本にはあまり興味を示さず、投げるばっかりだったんです。でも、このふみクマ先生の本は、1日に何回も自分で取って来て、指差します!! もう、びっくりしているところなんです。∑(Д) 特に、ふみクマ先生とフクロウさんが、お気に入りのようです」とのこと(笑)。

 さすがは、純粋無垢な男の子、わかっていらっしゃる!!

 
(*^_^*)

 遠く離れた地球の裏側で、このウイルス問題の真っ最中にも、わが「ふみクマ先生」を高く評価してくださっている、「神童」のような男の子が存在するという事実・・・本当に、嬉しくて、元気が出ます!!

 男の子君、史彦おじさんを元気にしてくれて、本当に、ありがとう!!

 
\(^o^)/


※ 絵本の詳細は、こちらをご参照。





3月25日(21時版)

 前回の更新で、ドイツにおける外出禁止令を話題にしましたが、ついでに、私が住んでいた英国(日本でのみ「イギリス」と呼ばれますが、国際的な正式名称は「ユナイテッド・キングダム」=U.K.)の現況を調べてみたところ、やはり、似たような通達が・・・


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(NHK NEWS WEB、3月24日10時2分版)

イギリスではロンドンを中心に新型コロナウイルスの感染が急速に広がっていて、23日の時点で6650人の感染が確認され、このうち335人が死亡しています。

ジョンソン首相は23日夜、国民に対して演説し、「今夜、私は国民に対して単純な指示を出す。あなたは家にいなくてはならない」と述べ、食料や医薬品を買いに行く時や、どうしても仕事に行かなくてはならない時などを除き、不要不急の外出を事実上禁止する厳しい方針を打ち出しました。

そして、「生活必需品を販売していない店については閉店すること」や、「公共の場所で2人を超える集まりを禁止すること」などを明らかにし、従わない場合は罰金を科すなど、警察が取り締まることになるとしています。

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 さらに、フランスについても調べてみたところ、やはり、似たような厳しい状況が判明・・・


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(NHK NEWS WEB、3月23日7時4分版)

フランスでは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外出を制限する措置が今月17日から始まりましたが、必要な書類を携帯せずに外出する人があとを絶たないことなどから、フランス政府は罰則の強化に踏み切りました。17日からの措置では食料品などの生活必需品の購入や通院、在宅勤務ができない仕事などを除いて外出は認められず、外出の理由を記した書類を携帯しないで出かけた場合、135ユーロ、日本円で1万6000円余りの罰金を科しています。

これについてフランス内務省の担当者は22日、1度取締りを受けた人が15日以内に再び違反した場合、罰金の額は最大1500ユーロ、日本円で17万円あまりになると述べました。さらに30日以内に違反を繰り返した場合、軽犯罪にあたるとして6か月の禁錮刑に加え、3700ユーロ、日本円で43万円余りの罰金などを科すとしています。

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 つまり、「ちょっと散歩してくる」というわけにはいかず、「友達3人で出かけない?」という誘いもダメ・・・せいぜい、「できるだけ少ない人数の家族で、食べ物を買いに行くこと」が、せめてもの娯楽として残されているという状況なのですね(涙)。

 特に、最も深刻な状況にあるらしいのが、私自身も昨年の夏に訪れたばかりの、イタリア・・・そこで、イタリアの様子について、調べてみると・・・


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(MSNニュース、3月25日13時53分版)

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがきかないことを受け、事実上の外出禁止令を出しているイタリア政府は24日、違反者への罰金を最大で35万円に引き上げると明らかにした。イタリアでは新型コロナウイルスの感染者が6万9000人を超え、死者は6820人にのぼっている。コンテ首相は24日、すでに出している事実上の外出禁止令を徹底させるため、違反した場合の罰金をこれまでの日本円でおよそ2万4000円から最大でおよそ35万円に引き上げると表明した。

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 かつて、伝染病の蔓延をテーマにしたパニック映画がありましたが、これほどの現況は、すでに映画の設定を超えているため、まさに「事実は小説より奇なり」ということ・・・もしも、現在の世界状況を、数十年ほど昔の時代の人に教えたとしたら、「そんなSF小説みたいなこと、起きるはずがないよ(笑)」と、信じてもらえないことでしょう。

 そんなふうに想像しながら、被害者の方々のお気持ちを思い、つい、沈んだ気持ちになっていると・・・なんと、そのイタリアの芸術都市「フィレンツェ」にお住いの友人(プロのヴィオラ奏者さん)から、具体的な情報を教えてくださる、生々しいレポートが届きました!!

 どうやら、被害の大きい北部(ミラノ、ベルガモ、ヴェネツィアなど、私が昨年に訪問した地域)とは異なり、フィレンツェでは、不要不急の外出が禁じられているとはいえ、比較的穏やかな生活が保たれているようですよ。


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飯田先生、お久しぶりです。御元気でお過ごしのご様子、ホームページで拝見しておりましたが、最後の更新でコロナ禍のことをお書きになられていたので、私もイタリアからお便りさせていただくことにいたしました。

ご存知のように、イタリアでは外出禁止令が発令され、私も家に篭って、普段向き合う時間のなかった本やDVDの山に埋もれて過ごしております。イタリアの状況を、日本のマスコミが、煽りに煽って報道していることは存じております。大勢の感染者、死者がでていることは事実ですが、でも中には、首をかしげたくなる報道が多いことも事実です。実際の生活は穏やかなもので、スーパーに行っても、買い占め騒ぎが起きたのは、たった半日。あとは、普通に商品が溢れています。

平日の昼間。観光客の消えたフィレンツェの街です。大問題であることは承知の上ですが、あの膨大な観光客の群にアップアップしていた中心部が、ようやくホッと一息ついているかのように、私には思われます。幻想的な美しさです。ヴェネツィアも、運河の水が澄んで、魚が見えると聞きます。







ところで、音楽記号のフェルマータ(一時休符)のことを、イタリアでは、「フェルマータ」ではなく「コロナ」と呼びます。なので、こんな呼びかけをした人もいました・・・『このコロナ(一時休止)に出会った今、皆が心を合わせて、歩みを止めよう。そして、しばしの沈黙に耳を澄まし、再び指揮者が手を振り上げたら、皆でまた歩み始めるのだ』って。

今回お便りしたのは、先生に、是非ともご報告したいことがあったのです。この外出禁止令で、家に閉じ込められたイタリア人が、バルコニーに出て歌を歌い始めたのです。誰かが歌い始めると、別の家から、それに唱和する声が聞こえ、それは次第に大合唱になっていくという光景が、イタリア中で起きているのです。ここに、その一例を貼付いたします。


https://youtu.be/E0fRxJ2Up3k


歌の力とは、なんて素晴らしいものなのでしょう。イタリアでは、かつて誰もが、歌を歌っていたと聞いていました。散歩しながら、掃除しながら、そして恋人に愛を伝えるために・・・そう聞いてはいたのですが、私がこの国に住み始めた時には、すでに、その習慣は跡形もなく消えていました。それが、この大変な国難にあたり、復活したのです。イタリア人が、歌を取り戻したのです。それは、音楽家である私にとって、本当に感動的な情景でした。

そういう私も、ある夕方、ベランダへ出て、ヴィオラをひきました。シューベルトのアヴェ•マリアです。一切の都市活動が止まっており、静かですから、音が響くこと響くこと・・・すうっと、音が遠くのマンションまで伸びていき、いろいろな窓が開いて、大勢の人が顔を出し、私の音に耳を傾けてくれました。私の祈りが、確かに届いたのだということが、はっきり感じられました。飯田先生が、ご著書でおっしゃられていた、「非言語コミュニケーション」そのものでした。「この国を選んでよかった」と、しみじみ思う瞬間でもありました。

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 ・・・ということで、なんと、今回のウイルス騒動が契機となり、「イタリア人が、歌を取り戻した」のだそうですよ!!

 \(◎o◎)/

 このような素晴らしい現象も、また、「事実は小説より奇なり」・・・もしも、「ウイルスの蔓延が契機となって、人々が歌を取り戻した!!」なんて小説を書いたなら、「性善説で理想化された出来すぎのストーリー展開であり、現実離れしすぎている」と、物笑いのタネにされて終わることでしょう(笑)。

 このように、「イタリア人が歌を取り戻した」のであれば、その他の世界各国の人々にも、今回のウイルス騒動を契機として、失っていたものを取り戻したり、新たな素晴らしいものに気づいたりすることが、可能であるはずです。

 私自身も、イタリアの方々を見習って、長年生きる中で忘れていたものを取り戻したり、今後の余生で大切にすべき新たなものに気づくことができるよう、心がけながら生活してみようと決めました・・・よろしければ、この機会に、ぜひ、皆様もご一緒に!!

 o(^-^)o





3月23日版

 前回ご紹介した、ドイツ在住の友人(子育て中の主婦)から、さらに生々しい続報が届きましたよ!
 日本人が一番好きな国とも言われるドイツが、大変なことになっている模様です・・・

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 こちらはメルケル首相が、ドイツ国民の60〜70%が感染する可能性がある、と宣言したこともあり、本当に日に日に厳しい状況になってきています。
 今日は、このような警告が出されました。最近は毎日厳しくなります。ドイツは州によって決まりが違いますが、これは私の住んでいる州においてです。

 1.明日21日より、すべての飲食店を閉鎖する(但し、宅配、持ち帰りは例外)。今日から飲食店を訪れないでほしい。

 2.公共での3人以上のグループでの集会・会合は禁止され、罰則が科される(但し、家族・パートナーは例外)。私的にも会合を控え、人との接触を控えてほしい。公共における集会・会合の禁止については、今週末から警察が取り締まり、違反には「25000ユーロ」(日本円だと今日のレートで「300万円」弱!)までの罰金、もしくは複数年の懲役が科される可能性がある。

 私が住んでいる市は、さらに独自に対策を追加していて、明日からは、よほどの緊急以外は外出禁止になりました。。。(涙)

 世界は、これから先はどうなってしまうのでしょうか・・・
 気持ちだけでも沈まないように、今日も何か楽しいことを思い出しながら眠ることにします。

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 ・・・ということで、なんと、3人以上で会合するだけで、「罰金300万円っ」!!


 
\(◎o◎)/


 確かに、緊急事態を乗り越えるためには、このくらい厳しく統制しなければならないのでしょうね・・・イタリア、フランス、イギリス、スペイン、アメリカなどでも、似たような厳しい統制が、次々に発令されているそうですよ。

 それらの欧米諸国から、「現実認識が甘く、危機感が無さすぎる」と驚かれるほど能天気なのが、わが日本国の現状・・・実際、欧米人の友人たちに、日本で発表されている感染者数を教えても、「ワハハ」と笑われるだけで、信じてくれません。それどころか、「隠していないで正直に発表すべき」「国民に検査を徹底しなさい」などと、なぜか私が「お叱り」を受ける始末(涙)・・・そもそも、「ホンネ」と「タテマエ」を使い分けるという日本人の習性は、海外の人々から理解していただけず、長年の経験をもとに、「日本人の言うことを、そのまま信用してはならない」と思われているのですから、仕方ないのですが・・・(涙)

 助教授時代に、英国・ロンドンの大学で、客員研究員として「日本的経営」の研究をしたことがある私は、当時、欧州での日本人の評価について調べてみたのですが・・・「日本人は、国際的に信用されており、愛されている」と思っているのは、日本人だけなんですよ、これが・・・(苦笑)


 しかし、そんな能天気な日本人も、さすがに、追い詰められてきたようですよ。
 例えば・・・全国的には、どのくらい認知されているのかわかりませんが、少なくとも関西では、ここ2日間ほど、大いに注目されているのが、ビックリ仰天するような次の情報。(私の周囲に尋ねてみたら、8人中6人が、「そのニュース知ってます」とのことでした)

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大阪府は20日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、厚生労働省が府と兵庫県に提案した緊急対策案の文書を公開した。文書で同省は「(両府県の)全域で見えないクラスター連鎖が増加しつつあり、感染の急激な増加が始まっていると考えられる」と現状分析し、28日から4月3日までの間に、両府県の患者数が3374人、うち重篤者は227人に達するとの試算を示した。

(時事通信社、時事ドットコムニュース、3月20日18時44分版)

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 なんと、知事が公表した、厚生労働省による試算(専門家の方々が算出した数字)では、19日までに患者78人(うち重篤者5人)、次の7日間(20~27日)に患者586人(うち重篤者39人)、さらに次の7日間(28日~3日)に患者3374人(うち重篤者227人)にものぼる見通しとのこと。見えないクラスター連鎖が増加しつつあるため、感染者数が今後急速に増加し、重症者への医療提供が難しくなる可能性があるのだそうですよ。これは、「最悪の場合」という条件付きの数字ではなく、「効果的な対策を打たないでおくと、ごく自然に、こうなってしまいますよ」という現実的数字なのですから、実は、我々が思っているよりも、はるかに深刻な事態が進行しているのだということ・・・

 現実の数字を見てみると、昨夜(22日)の時点で、大阪府の感染者数は131人、兵庫県は111人であり、合計すると242人。(NHK NEWS WEB、3月22日 18時52分版による)
 これを上記の厚生労働省の試算(19日までに78人)と比べると、「22日」と「19日」の間に3日間の時間差があるものの、試算をはるかに上回る数字(242人)となっており、試算(つまり予言)が的中していることが判明します。したがって、今後の試算も的中する可能性が充分にあり、今後の10日間あまりで、感染者数が十数倍(3374人)にまで激増するという見通しが、立ってしまうというわけです。

 とはいえ、ご存じのように、日本ではウイルス検査がほとんど行われていませんので、公式な感染者数として発表されるのは、はるかに少ない数字になるでしょうが・・・WHO:世界保健機関の代表が、「検査! 検査! 検査!」と訴える映像が流れていましたが、それでも日本は、あれこれと不思議な理由をつけて検査を行わないのですから、「協調性に乏しい信用できない国」だと思われてしまうのも、やむを得ません・・・ ( >_< )

(私は日本人として、日本という国や民族が大好きですから、決して、日本という国や国政を、批判しているわけではありませんよ。そうではなく、日本人の歴史と文化に根差した独特な価値観や思考スタイルを、他国の人々に理解してもらうことの困難性を、研究者として痛感しているからこそ、「大いに嘆いている」ということなのです。国際的に見ると、さまざまな立場や意見の相違が生じるのは当然であり、誰が「絶対的な善」でも「絶対的な悪」でもないのだという、難しい実情を述べているにすぎません)


 ちなみに、わが「京都市」の感染者数(公式に発表されている数字)は、現時点で、わずかに「13人」!!・・・2週間前まで、世界各国から大量の観光客が押し寄せていた、世界屈指の国際都市にしては、信じ難いほど少ない数字ですが(ほんまかいな?)・・・願わくば、この奇跡のような少数のままで、まさに奇跡として収束してくれますよう祈っております・・・

 このような世界情勢と、今後に待ち構えているであろう大きな試練を予想すると、いかに健全で前向きな精神の持ち主であっても、当然ながら、暗く悲しい気持ちに襲われます。しかし、ウイルスは、いずれ必ず、撲滅することができます。そして、その後には、パンデミックという大試練を乗り越えて、大いに学び、見違えるほど進化して強くなった、新しい人類が創る素晴らしい世界が、実現するに違いありません。

 なぜなら、人類の歴史を思い起こせば、「よほどの大試練に直面しなければ起こすことができなかった、大きなブレイクスルー(現状突破)」が、何度も生じてきたからです。こうなったら、「今まさに、その大きなブレイクスルーの真っ只中に生きている」という貴重な現実を活かして、いずれ世界史の教科書に載るに違いない歴史的大転換を、同時代人の痛みも感じながら、歴史の証人として思い切り体験しておくしかありません。

 そして、経営学者として申し上げられるのは・・・この大不況を乗り越えた後には、一時的に失ったものを全て取り戻せたうえでお釣りが残るような、ものすごい好景気がやって来るに違いない、ということです。なぜなら、「景気」というのは人間が操作し創り出しているものなので、「個別の利害を超えて大同団結することの価値」に気づかされるようなブレイクスルーが起きれば、「みんなで奪い合って戦うのではなく、みんなで与え合って助け合おう」という新たな経済経営システムが、自然に生まれてくるからです。

 言い換えれば、「誰かが得をして誰かが損をするという旧来の経済経営システム」から、「みんなが得をするためにはどうすべきかを追求する新たな経済経営システム」へと、国境・民族・思想を超えたブレイクスルーを果たすための、絶好の機会が訪れていることは間違いありません。その素晴らしい未来が訪れるまで、「早ければ数か月、遅くても数年ほど頑張れば良いだけなのだ」と、大いに夢と希望を抱きながら、目の前の日々を、しっかりと生きていけば良いだけのことなのです!!

 o(^-^)o

 この私のウェブページでは、難しくてお堅い内容や、政治的・思想的問題についての記述は行わない原則ですから、以上の言葉は、あくまでも、私の研究テーマであり使命でもある「人生論」の立場から、「このような心構えで生活してはいかがですか?」と、「メンタルヘルス上のアドバイス」を行ったにすぎません。若干、難しい領域にまで踏み込んでしまったかもしれませんが、なにしろ昨今の厳しい情勢ですから、たまには、「有事の際の特例措置」も、ありということで・・・(笑)


 ※ 大学教授の職を手放して山を下り、第一線を退いて「光の学校」で隠居生活を送る私ですが、実は今でも学会に属して研究を続ける学者のままですから、いざ「お堅くて難しい論考を行え」と命じられてその気になれば、いくらでも激論を戦わせることができるんですよ。ただし、もう私は、誰とも「戦う」ことをやめてしまったので、「はいはい、私の完敗でござる」と、さっさと不戦敗を宣言し、刀を抜く前に退散するでしょうが・・・なにしろ、人間関係においては「負けるが勝ち」が鉄則ですから、「とぼけて不戦敗を演じ続けること」ほど、楽ちんで優雅な生活はありませんからね。

 o(^-^)o

 おっと、今回は、ちょっぴり大学教授時代に戻ってしまい、つい学術論文を執筆していた頃の学者肌が現れて、調子に乗って書きすぎました・・・まるで、拙著『教授の恋』の主人公である、湖南大郎(こなん・どぁいるぉぅ)教授が執筆したかのような、別人とは思えない文章ですよねぇ・・・(笑)

 (;^ω^)





3月21日版


 昨日、新幹線に乗ったところ、まさかの光景に、ビックリ仰天!!

 \(◎o◎)/

 なんと、外国人(しかもアジア人ではなく欧米系)の方々が、大きな荷物を持って大量に乗っていらっしゃり、自由席は立ったままの人々で通路やデッキまで満杯のうえ、指定席の通路やデッキにまで人が溢れ、車内の移動もままならず、トイレにも行けないという悲惨な状態(涙)。ひとつの団体客ではなく、多数の小さなグループ客や個人客であり、さまざまな言語を使っていたうえ、皆さん新大阪駅で下車しましたから、きっと、特急に乗り換えて関西空港を目指したのでしょう。新型肺炎ウイルスの蔓延による欧米の情勢変化にあわてて、大急ぎで帰国しようとする、日本在住(または留学などで長期滞在中)の外国人の方々だと推察できます。

 (゚o゚;)

 しかも、外国人の方々はマスクを着用しておらず、大きな声で盛んに会話するため、ウイルス保菌者がいたら車両内に感染が広がること間違いなしという、ハイリスクきわまる状況・・・私は、残り少なくなってきた貴重なマスクを、泣く泣くカバンから出して着用したうえ、なるべく息をしないように心がけ、目も閉じておきながら、「何も移って来ませんように」と、神様に祈るしかありませんでした・・・

 ( >_< )


 すると・・・京都に戻って来た私のもとに、「ドイツ」在住の友人と、「オーストラリア」在住の友人から、貴重な「現地レポート」が、届いていましたよ。臨場感満点の、具体的で生々しい内容なので、さっそく、ご紹介しますね!

 まずは、ドイツの南西部、フランスやスイスの国境に近い、歴史ある地方都市にお住いの御方からは、次のようなレポートが・・・


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飯田先生、こちらも大変なことになっております。
今週からスーパー、飲食店、薬局、銀行以外の商業施設は閉鎖、学校も保育園も4月末まで休校となりました。公園も全て閉鎖になったので、子供達が遊べるところがなくて、みんな困っています。
夫の仕事もこれからホームオフィスになるのではないかと言われています。

陸続きでいける外国も全て国境が封鎖されました。今のところは4月末まで、生活用品の買い物以外の外出を避け、自宅待機が望ましいと言われています。買い物に行っても売り切れが多くて、棚に品物がないと気持ちが焦ってしまいます。支払いも現金払いは基本的に禁止で、カード支払いになっています。スーパーでは間隔を空けて並ばなくてはいけなくなったり、トラムの停車ボタンも素手で押さないように指示されています。

それでもマスクは誰もしていません。欧州では、街中でマスクをつける文化がないのです。夫の母(ドイツ人)に以前日本で買ったマスクをあげたところ、すごく喜んでくれましたが、今まで70何年間一度もつけたことがないので、いつ、どこで装着するべきか??と詳しく質問されました。(^^;;

先生もご家族さまもどうぞ、どうぞご無事で過ごされますように。他のみなさまもおっしゃっているかもしれませんが、先生からメールが届きますと、ものすごい安心感に包まれます。今日はゆっくり眠れそうです。ありがとうございます。


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 この女性もご指摘のように、かつて、私が英国のロンドンに住んでいた頃にも、「マスク」姿で歩いている英国人など、見たことがありませんでした。なぜなら、あちらの人々は、とても鼻が高いので、安価で手に入る一般的なマスク(顔の大部分を覆う高級品や医療用ではないもの)を着用しても、鼻の上部や左右の隙間から、どんどんウイルスが入ってしまうからだそうですよ。鼻が低くて起伏が乏しく、ペッタリとした顔をしている日本人(というか私)にとっては、想像を絶する深刻な問題なんですよねぇ・・・

 (;^ω^)

 さて、南半球のオーストラリアでは、マスクは活用されているのでしょうか?

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飯田先生、こんにちは、ご無沙汰しています。
年が明けてから世界はコロナ一色になりましたね。一日も早い収束を願ってやみません。

こちらは日本と違ってマスクをしている人がとても少ないです。電車ではずっとマスク姿は私一人だけなので、いつもジロジロ見られる感じで、あたかも私がキャリアであるような感じでした。でもようやく3日程前から私の他に数人の方がマスクをしていました・・・と言っても全体の1%以下です。

先生がおっしゃっていたパニックがおきて、トイレットペーパーのみならず、食料品日用品の買占めがおこっています。大手スーパーマーケットは、「朝7時から1時間はお年寄りや障害者のみ」という買い物時間を設定しました。一般人は朝8時から買い物できます。

動画と写真を送ります。先生もご自愛下さいね。








 次の動画は、「トイレットペーパー購入時に、決まりを守らない人たちが騒ぎを起こしている光景」で、ネット上に広がっているものです。

動画(1)

動画(2)

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 なお、先日、京都・寺町通りを散歩しながら、大きなドラッグストアの前を通りかかったところ、ちょうど近くを歩いていた男子高校生たちが、「トレペ(注:トイレットペーパーのことか?)とか買い占めたりして、自分のことしか考えられへん自己中なオバハンらばっかで、ほんまアホちゃうか?(笑)」と、大笑いしているのを耳にして、私は珍しく、カンカンに腹を立て、説教してやりたくなりました。(実際には、高校生たちは足早にすれ違って行ったので、わざわざ追いかけてまで説教することは、しませんでしたが・・・)

 なぜなら、いま、あれこれと買い集めている人々(主に子育て中の主婦)の大半は、「子供たちが困らないように」「夫や年老いた親が困らないように」など、「身の回りの大切な人たちを守りたい」という「愛情」や「責任感」の表現として、備蓄(買い集め)行為を行っているわけであり、その動機は純粋かつ崇高なものだからです。一部には、ビジネス(高額転売)や競争心(勝ち負けを楽しむこと)を動機にしている悪人や愚か者もいるでしょうが、ほとんどの人たちは、「身の回りの大切な人たちを守りたい」という、人間が本来持つべき「愛情」や「責任感」を、「いま自分にできることは何か」という形で表現しているのです。

 そのような純粋な動機に基づく愛情表現の行為を、「自分のことしか考えられへん自己中なオバハン」とバカにする男の子たちに向かって、私は(すれ違いながら)「おい、コラァ!! お前らを守るために懸命に頑張っているお母さんたちに向かって、何を言うか!! この方々を、どなたと心得る!? 頭(ず)が高い!! 控えおろう!!」と、(水戸黄門風に)大激怒したわけですが・・・「まあ、まだ世の中の仕組みも、親の有難味も、ほとんどわかっていない年齢なのだから、仕方ないか」と、ため息をつきながら、その場を後にしたという展開でした(笑)。

 きっと、その男の子たちも、いざ我が家にトイレットペーパーが無くなってしまったら、「おい、母ちゃん、なんで早く買い占めとかなかったんだよ!!」なんて怒るのでしょうし(笑)、私自身、中学生~高校生の頃の「オイルショック」時に、あれこれ買い集める母親を、その親心を知らずにバカにしていたような記憶も・・・今はただ、先立った母に対して、「あの頃は未熟すぎて、あなたの責任感と愛情表現を、わかってあげられなくてゴメンなさい」と、謝りたい気持ちで一杯です・・・

 m(_ _)m

 そんなわけで、いま、あれこれと買い集めに走る主婦の方々を目にするたびに、私は、「ああ、なんと責任感に満ちた、愛情深くて崇高な、美しい御姿なのだろうか!!」と、素直に応援しながら、その勇姿に見とれてしまうんですよ。(決して冗談ではなく、本当の本心ですよ・・・もちろん、「1人当たり1個まで」など、お店の決まり事は、きちんと守ってくださいね)


 注: 念のため、一応、申し添えておきますが・・・このような緊急時にさえ、「これらは私のものではなく、みんなで分け合うべきものだから」と、何も買い集めないまま悠然としていられる奇特な御方に対しては、当然ながら、「誠に人間離れした、あたかも神仏のごとき素晴らしい存在でいらっしゃる!!」と、心から、驚嘆と尊敬の念を抱いておりますよ。

  (;^ω^)





3月12日版

 毎年、3月末に開催している、「飯田史彦の案内で巡る、桜の京都ミステリーツアー」・・・このところ、皆様から、「今年は新型肺炎ウイルスで世の中が大混乱中ですが、予定通りに行われるのでしょうか?」というご質問が、相次いでおります。なにしろ、参加希望の方々にとっては、交通・宿泊関係の手配やキャンセルに関する、お金を伴う重要問題が生じるわけですから・・・

 そこで、2週間先に迫った本日、そろそろ最終決定を行う時期が来たと判断し、「医学的観点」「社会的観点」「心理的観点」という3つの観点から、以下のように考察いたしました。

《 医学的観点 》

 信頼できる肩書を持つ医師・研究者の見解を集約した結果、「日本における感染者数が少ないのは、東京オリンピックをぜひ開催したいので、一般人のウイルス検査を最低限に抑えているためであり、今後、他国並みに検査をきちんと実施すれば、現状とは桁違いに多い感染者数が明らかになるはず」とのこと。

 したがって、しばらくの間、日本での感染者は増え続け、国内でのウイルス問題が収束するまでには、数か月間かかる(世界的に収束するのは来年になるかもしれない)のだそうですよ。確かに、これまでのところ、「感染や発症が疑われる人と、その濃厚接触者」しか検査を受けていないのですから、その他の大多数の国民に関しては、自己判断&野放し状態なのです・・・

(ちなみに、桜ツアー参加者が、出発地点の「光の学校」に集合するのも、医師によると、「狭い場所に何十人も集まって、至近距離に座ること自体が危険」とのこと)

 追記:先ほど、ついにWHOが「世界的パンデミック(危機的流行)」を宣言し、日本医師会も、「誰が感染しているかわからない」との声明を発表しました(涙)。

《 社会的観点 》

 一昨日、政府からの自粛要請が延長されたのを受けて、ディズニーランド&シー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、宝塚歌劇団などの休園・休演期間の延長が、相次いでいます。また、京都においても、主要な「桜ライトアップ」(しだれ桜で有名な円山公園や、桜並木が川面に映える祇園白川)、舞妓さん&芸子さんたちの舞台(都をどり、北野をどり、京をどり)など、私が桜ツアーで毎年訪れる名所やイベント類が、次々に中止・延期になっている状況です。

 もちろん、大勢の人が集まる場所をウロウロしたり、客が身を寄せ合う場所やお店で休憩することも危険ですから、「お花見の名所を歩き回る」というツアー行為自体が、「自分や仲間たちの身を守るために自粛すべき行為」に該当します。しかも、例年のように、桜の名所まで、電車やバスなどの公共交通機関で移動することも、避けなければなりません。

《 心理的観点 》

 私に連絡して来られた方々に、率直なご意見をヒアリングしてみたところ、全員が、「感情的には、ぜひとも参加して楽しみたいのですが、理性的には、危険を避けて参加しないでおくべきだとわかるので、迷いに迷って、判断ができないのです(涙)」とのこと・・・

 そのうえで、皆さんの本音を探ってみると、「自分では決められないので、飯田先生に決めていただけると助かります・・・飯田先生が、『今年の桜ツアーは、泣く泣く中止じゃ!! (>ω<。)』と決断くだされば、あきらめて納得するしかないので、大いに助かるのですが・・・笑」というお気持ちだということが、じわじわと伝わってきましたよ。


 ・・・と、以上の3つの観点に基づく分析に依拠するならば、必然的に、ひとつの解答が導き出されてしまいます。それは、お察しのように、
「今春の『桜の京都ミステリーツアー』は、あらゆる状況条件から判断して、やむを得ず、中止にせざるを得ない」という結論です(涙)。

 

 誠に、残念無念ではありますが、「これもまた、人生の醍醐味」ということで(笑)、どうか、ご理解・ご了承いただけますよう、お願い申し上げます・・・

 
m(_ _)m


 さあ、こんな時には、皆さま、声を合わせて、あの「決めゼリフ」を・・・

「人生は、思い通りにならないからこそ価値がある!!」

 (;^ω^)



 しかし、「桜」の花は、また来年も、変わることなく、咲き誇ってくれるに違いありません。「よ~し、来年の春まで、楽しみが延びたぞ~!!」と前向きに解釈し(笑)、来春こそは、今年の分まで大爆発して、極限まで楽しもうではありませんか!! o(^-^)o

 せめて、素晴らしい桜を満喫できた、2018年の春へと時空を超えて飛んで行き、幸せに満ちた「心の旅」を、お楽しみくださいね!!

桜の京都ミステリーツアーへ、GO!!





3月8日版

 過去に何度かご紹介した、インド在住の友人男性(若手婚活中)から、久しぶりに、状況報告メールが届きましたよ!

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こんにちは。インド在住の**です。私は元気でやっております。
新型ウイルスで世界中が大変な騒ぎですね。インドも今週あたりから感染者が増え始め、街の雰囲気も変わりつつあります。日本人は、インドから出るとビザが無効にされるので、当分は日本に帰れなさそうです。

先月ですが、ようやく念願の、タージマハルに行ってきました! インドの象徴とも言われるだけあって、さすがに立派な建物でした。写真、お送りしますね。

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 おお! \(^o^)/

 私も、いつの日か、ぜひとも訪れてみたいと願っている、かの有名な世界遺産、「タージ・マハル」!!
(ただし、現地まで出向くのは大変すぎるので、「どこでもドア」が開発されてからで結構ですが・・・笑)

 インドの首都「デリー」から、電車で2~4時間程度(ずいぶん大雑把ですね)かかる、「アグラ」という場所にあるそうですが・・・

 おっと、車窓から左前方の遠くに、白く輝く大きな建物が、見えてきましたよ!




 この世の光景とは思えないほど、優美すぎる建物が、近づいてきます・・・

 ワクワクしますよねぇ!! (゚o゚;)




 その昔、「ムガル帝国」の王様が、出産が原因で亡くなった、愛する王妃のために建設したという、優美きわまるお墓。なんと、工事開始から22年間もの歳月をかけて、1653年に完成させたとのこと。

 1653年と言えば、日本では、「水戸黄門光圀」公が活躍していた頃の、江戸時代・・・当時のインドと日本では、建築技術に関して、これほど大きな差が開いていたのですね・・・




 いつもながら感嘆しますが・・・クレーンなどの建設機械が存在しなかった時代に、人間の力で、どのようにして、これほどの建築を実現させたのでしょうか???

 つい、「宇宙人に建ててもらった説」を唱えたくなってしまいますが・・・本当に宇宙人が建てたなら、「22年」もの歳月などかける必要がなく、パパッと建てて終わったはずですから、やはり、人間が「人力」で建てたことは間違いないのでしょうねぇ・・・(宇宙人から、「上手に建てる方法」くらいは、教えてもらったかもしれませんが・・・笑)

 インド文明、恐るべし!! (゜ロ゜ノ)ノ




 いつもながら・・・世界は広い、広すぎる!!

 \(◎o◎)/




3月2日版

 連日の更新、誠に申し訳ありません・・・

 
昨日、先日入手した大きな丸メガネをかけたところ、「丸メガネが似合いすぎ!!」と、思わぬ大評判を頂戴してしまい、驚いております(笑)。正直、内心では、「おもしろいメガネですね~ (;^ω^)」と、笑われてしまったらどうしようと、ビクビクしていたものですから・・・(笑)

 そこで、こうなったら、コソコソ&ビクビクしているよりも、ドカ~ンと公開する方が、スッキリして吹っ切れるに違いない(笑)と、賢明な判断をいたしましたが、いかがでしょうか?

 ただし、完成したものを見ると・・・「光の学校」カウンセリング・ルームにて、ふと思い立って一発で「自撮り」した写真にすぎませんから、自分に向けてカメラを持つ両手が、大きく前に伸びる形で写ってしまっております。あたかも、目の前の誰かを抱きしめているかのような、大胆すぎる構図になってしまいましたが、単に両手でカメラを持っているだけですので、お気になさらないようお願いいたします(笑)。



 我ながら、自分の丸メガネ姿を客観的に分析すると・・・まさに、玩具店の宴会芸コーナーに置いてある、爆笑誘発用の特殊メガネを着用した、オトボケなオジサン・・・(笑)



 しかし、これが、6月3日で58歳になる私の厳しい現実なのですから、もはや、あきらめるしかありません・・・

 (>ω<。)。。。

 ああ、(当時の)ジャニーズ風だった(?)、19歳の頃に戻りたい・・・



(部活の夏合宿で訪れた「海の家」にて撮影)





2月26日版

 世の中では、「新型肺炎」が騒ぎになっており、マスコミやネット上には、悲観的な話題が溢れているそうですが・・・実のところ、私は「テレビ」という文明の利器を所持しておりませんし(パソコンもテレビ対応ではありません)、ネット上のニュースも、特定の関心事以外の情報ページを興味本位でクリックすることはありませんので、正直、新型肺炎については詳しくないのです。

 したがって、私としては、悲観的な時事ニュースなど無視して、いつもの能天気さをキープしながら(笑)、今回もまた、皆様のメンタルヘルスの維持向上に貢献できるような(?)、面白くて明るい話題の提供に、専念させていただく所存でございます・・・

 なぜなら、試練に満ちた世の中だからこそ、私のウェブページは、「訪れてくださるお客様が、明るい気分で元気になれる場所」を目指し、「いつでも安心して帰ることができる我が家」のような、ネット上のリラクゼーション・スペースを、提供しているのですから!! o(^-^)o


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 ・・・というわけで、そろそろ、本日の話題に移りましょうか(笑)。

 もう10日も前のことですが・・・この私、いつもの「ちょっとした用事」(笑)があって、福井県の若狭(わかさ)地方に位置する、「敦賀(つるが)市」を訪れたんですよ。近畿&北陸地方以外の方々には、ほとんど知られていないようですが、「敦賀」は、日本海に面した、歴史のある立派な港町・・・

 そこで、めでたく「用事」を済ませた私が、「1時間ほどの簡単な敦賀観光」という目的で訪れてみたのは、日本海沿岸で最大級の海産物市場として知られる、「日本海さかな街(まち)」。

 新型肺炎の影響により、いつもはバスを連ねて来る外国人団体客が、壊滅状態とのことですが・・・

 確かに、人出は、まばらな印象・・・販売員さんたちが懸命に客を引く大きな声が、長くて複雑な通路に、空しく響き渡っています・・・


 


 とはいえ、ほら・・・

 それぞれのお店には、立派な魚たちが、ずらりと並んでいますよ。


 


 気品あふれる高貴な「アワビ」たちも、生きたまま、生々しい下半身を見せびらかしながら(笑)、買い手のオジサンたちを誘っている模様・・・

 


 例年ならば、「カニ」真っ盛りのこの時期は、ビッシリと、お客様で埋まるのでしょうが・・・

 それでも、広~い店内に散在するお客様たちは、みなさん幸せそうな笑顔で、販売員さんと「値引き交渉」なさっていますよ。


 


 なんと、「いたしません価格」を掲げて、他店との差別化をはかっている、戦略的なお店も!!

 


 いわゆる「生もの」は苦手な私ですが、「焼き魚」は大好物・・・ふと気づくと、「よく火を通して、お醤油やポン酢で」などと、妄想してしまっております(笑)。

 


 こ、これは!! (゚o゚;)

 6800円もする超豪華どんぶりが、15分以内に完食すれば、なんと「無料」に!!

 \(◎o◎)/

(ちなみに、「お手洗いでの不正」というのは、いったい、どのように行うのでしょうか?)


 


 これが、かの有名な若狭名物、「へしこ」・・・鯖(さば)を塩漬けにしたうえで、さらに糠(ぬか)漬けに加工したものなのですが、めっちゃ美味しいので、僕の大好物なんですよ。

 


 お魚たちを眺めているだけでは、さすがにお腹がすいてきましたので(笑)、「どのお店で食べようかな~」と、たくさんある飲食店を、ウロウロしながら物色・・・

 


 ウイルスのせいで、どのお店も、自由自在に座り放題!! ( >_< )

 


 海鮮丼の注文時に、苦手なネタの変更を申し出るのは、当然ながら、タブーだそうですよ。(同じ料金で、苦手なネタだけ抜くのは、当然ながら、OKとのこと)

 


 これが、このお店の名物、「日本海焼」!!

 かなりのインパクトですよねぇ・・・一見、3000円台に見えますが、実は、ほとんど4000円(笑)。

 それでも、このボリュームで4000円ならば、納得の価格ですよねぇ。


 


 生臭い「かに味噌」は苦手な私ですが、この豪快な写真には、目が吸い寄せられてしまいました(笑)。「かに味噌」好きの御方にとっては、もう我慢ができなくなるほどの、たまらない写真なのでしょうねぇ・・・

 


 自分が食べたいものだけを、自由自在に組み合わせて注文できるので、これは便利!!

 


 そこで、「匂いの強烈な生ものが苦手」な私が、熟慮の末に、「あまり臭くなさそうなネタ」を選んで注文したのが、これ・・・

 「いかそうめん」「サーモン」「づけまぐろ」の、自称「さわやか安価3点セット」(1270円也)でございました~!!(笑)

 (;^ω^)

(皆さん、疑問に思われるかもしれませんが・・・名物の「かに」は、ふだん質素な食生活を送る私にとっては高価すぎるので、わびしい昼食予算の範囲内では、発注が不可能だったのです・・・涙)


 


 ・・・というわけで、私と一緒に、ささやかな若狭紀行を、お楽しみいただけましたか?

(今回は、京都から2時間半かけて愛車で移動したため、電車や駅の写真はナシね・・・笑)


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 そこで、ついでに・・・ここ数か月間に、愛用のガラケーを駆使しながら旅先で撮りためた、オモシロ写真集を公開しておきますね。

 まずは、これ・・・神戸の「モザイク」というショッピングモールでは・・・

 どうやら、「トレイ」が混雑している模様です(笑)。


 


 お次は、この1枚・・・

 なんと、1本が35センチもの長さを誇る、日本一の「特大海老ふりゃ~」(原文のまま)、3本で「5870円」!!

 これはもう、「エビフライ」ではなく、「こん棒」のようなものなので、振り回すと、武器になりそうですよね(笑)。

 \(◎o◎)/

(もちろん、ここは「名古屋」に決まってますよ・・・笑)


 


 ちなみに・・・かつて、名大(名古屋大学)を訪れるまでは、「名大」のことを、名古屋弁で「みゃーでー」と呼ぶに違いないと思い込んでいた私でしたが・・・いざ訪れてみると、学生たちが、普通に「めーだい」と発音していたので、驚きました(笑)。


 3枚目は、箸休めに、小ネタを披露・・・

 京都の北、つまり「京北」地域の「道の駅」で発見した、「納豆ジェラート」!!

 納豆のネバネバ効果により、まるで「トルコアイス」のような、しつこい粘り気でしたよ(笑)。


 


 4枚目は、渋~く、「SL石炭あられ」!!

 きちんと、食用の「竹炭」で色付けしているそうですから、本物の石炭と、見分けがつきません・・・

 ちなみに、英語で、「SL COAL ARARE」と説明してありますが・・・「ARARE」の意味も、「RICE BISCUITS」(お米のビスケット)などと英語で説明しておかなければ、外国人の方々には、「石炭で作られた何か」であると、誤解されてしまいますよねぇ(笑)。(実際には、石炭は全く使っていないのですから)


 


 5枚目は、九州の田舎のひなびた駅で、自動販売機の中に発見した、小さな驚き・・・

 なぜか、「しるこ」(汁粉)の缶の上部に「くびれ」を入れることにより、大納言小豆(あずき)の粒が、飲み口から外に出やすくなるのだそうですよ・・・確かに、私の経験でも、缶の「しるこ」を飲み干そうとすると、最後に必ず、小豆の粒が缶の中に残ってしまって、めちゃ悲しい結末を迎えるのが常なのです(涙)。

 そこで、試しに、購入して飲んでみると・・・なぜか、この部分に「くびれ」を入れるだけで、大切な小豆が、最後の1粒まで、見事に口の中に飛び出てくるではありませんか!!

 (゜ロ゜ノ)ノ

 これにより、私の長年の悩みのひとつが、めでたく解決・・・この素晴らしすぎるアイデアと、この奇跡的現象を発見した技術者さんに、心からの感謝と称賛を込めて、「飯田史彦認定:世のため人のためになる発明大賞」における、「本日の一等賞」の栄誉を、謹呈させていただきます!!

 このようにして、世の中は、進化を遂げていくわけですねぇ・・・(笑)


 


 6枚目は・・・これもまた、ある九州の田舎駅の自販機で、嬉しくなって、買ってしまいました・・・

 単純に、トッピング部分のチョコレートを、40%ほど増量したというだけなのですが・・・「このアイスを食べる価値の大半は、トッピング部分のチョコレートにある」というのが、長年かけて導き出した私の結論であるからには、「一気に40%も増量」という、その太っ腹すぎる勇気に対して、激しい称賛の声を送るしかないんですよ、これが!!

 この爆発的な嬉しさは、わかる人だけにしか、わからないでしょうねぇ・・・(笑)


 


 さて、7枚目は・・・いよいよ出ました、この衝撃的映像!!

 なんと、栃木県・「東武日光」の駅で売られている、「日光埋蔵金(まいぞうきん)弁当」の登場ですよ!!

 \(◎o◎)/

 卵黄で表現した「埋蔵金」を、「シャベル」そのままの形状をしたスプーンで「掘りながら」食べるという、前代未聞の画期的発想・・・これほど夢のある駅弁を、私は見たことがありません(断言)。


 


 そして、最後を飾るのは、涙なしでは鑑賞できない、この写真・・・

 ある「道の駅」の売店、その片隅で売られていた、「ふきのとう」4個入りパック・・・「おや? 初春の訪れを告げる、この可愛らしい山菜が、早くも採れ始めているのか」と、にこやかに手に取った私でしたが・・・そこに書かれている「80円」という価格に目を止めた瞬間、「うむむ・・・」と、身も心も、凍りついてしまったのです。

 この「ふきのとう」が1パック売れても、「80円」の価格から「小売店」「卸売店」の手数料を引けば、出荷者(片桐志津子さん)のフトコロに入るのは、おそらく「20円」程度のはず(涙)・・・これらの「ふきのとう」を採取するために、出荷者さんが、どれほどの苦労をなさったのかを想うと、「お金を稼ぐ」=「働く」という、尊い努力の過酷さと素晴らしさを思い知らされて、つい、店頭で涙ぐんでしまった私です・・・

 (>ω<。)

 言い換えれば、1パック「20円」(1個5円)という報酬で働くということは、「利益」が目的というよりも、「世の中の人々に、おいしい山菜を食べてもらいたい」という「使命感」こそが、この出荷者さんを突き動かしているに違いないのです・・・


 


 世のため人のために使命を果たす、というのは、このようにして、自分の目の前にある何らかの役割を、「天命」と受け止めて努力することです。したがって、どのような人にでも、「その時点での自分の状況において、果たすことができる使命」が、必ず目の前に存在しているのです。この出荷者さんにとっては、「ふきのとうを採取して、それを喜んで食べてくださる人々に届ける」ということこそが、「この日の使命」として天から与えられた、貴重な役割であったというわけです。

 
今日もまた、山や野原に出かけて、我々のために、ひとつひとつ、丁寧に山菜を採ってくださっている、「片桐志津子」さんのお幸せを、心から願っております・・・

 (^-^)





2月17日23時版(急告)

 15日(土)の朝10時に予約受付を開始した、「飯田史彦と巡る尾瀬ヶ原ツアー」(詳細はこちら)ですが・・・本日、JTBの担当者さんが出社&確認したところ、定員をはるかに超えた状況になっていたのだそうです。なんと、受付開始時刻から、わずか数秒で、募集人数を超えていたことが判明・・・しかも、最初の1秒間で、何十人ものお申込みが!!

 \(◎o◎)/

 わずか1秒間の遅れで、何十人もの方々が募集人数の枠に入ることができず、「キャンセル待ち」になってしまったということで、誠に申し訳ございません(涙)。募集人数を超える方々が、ほとんど同時に送信なさったわけであり、「0コンマ001秒の差」という戦いは、まるで、オリンピックの優勝決定戦のようなもの・・・つまり、各自の努力を超えた「運」で決まるということですから、まさに「天命」に従うしかないわけですね・・・ ( >_< )

(ちなみに、栄えある「一番乗り」として、誰よりも先にお申込みくださった「一等賞の金メダリスト」は、千葉市在住の主婦「よしむら」さんでした~!!)


 つきましては、募集人員の「30名様」に入ることができなかった方々は、自動的に「キャンセル待ち」とさせていただき、今後、予約者のキャンセルが出た時点で、JTBの担当者さんから、ご予約のご意志を確認すべく、ご連絡を差し上げます。したがって、現時点で大量の「キャンセル待ち」の方々(つまり多数の先輩方)がいらっしゃるため、今後、新たにお申込みくださっても、先輩方を差し置いて参加できる可能性は、ほとんど無いものと思われますので、ご承知おきください。

 一方で、この種の企画旅行には、一定数のキャンセルの発生がつきものですから、「キャンセル待ち」に回った御方も、あきらめないで、「のこり福」(笑)が巡ってくるのを、お待ちくださいね。ある日、突然、JTBさんから、「補欠繰り上げ合格」(笑)の連絡が入るかもしれませんので・・・ (^-^)


 正直、平日の開催であるうえ、早朝に起床して長時間歩き回るハード・スケジュールであるため、これほどの人気をいただけるとは、予想しておりませんでした。「光の学校」スタッフたちとも、「せめて、最少催行人数の15名様は、何とか、5月までには超えて欲しいよねぇ(涙)」と、本気で悲観していたくらいなのです。結果的に、このような予想外の展開になってしまいましたので、感謝とお詫びの気持ちを込めて、私から皆様へ、あの歌をプレゼント・・・

 昨年5月に「奈良キリスト教会」で行った、チャリティ・コンサート「赤ちゃんたちに幸せを」の記録音源(未公開非売品)の中に残っている、「世界の有名歌曲を大合唱!!」のコーナーより、尾瀬ヶ原を歌った「夏の思い出」(ピアノ:沖野真理子)を、特別公開させていただきます。次をクリックして、日本の歌曲史に残る名曲を、お楽しみくださいね。

 「夏の思い出」へGO!!





2月4日版

 一昨日、「光の学校」でのカウンセリングを終えてから、夕方に、「吉田(よしだ)神社」の節分祭を、訪れてみましたよ。「京都大学」の真横(真裏?)の「吉田山」に鎮座する「吉田神社」は、京都の節分祭を代表する、本格的な「鬼退治」行事で有名。なにしろ、3日間の開催中に、「50万人」もの人々が参詣するそうですから、一度は体験してみたいと狙っていたのです。京都に移住してから10年近く経って、今年、ようやく、そのチャンスに恵まれたので、嬉々(きき)として私も参戦・・・いえ、参詣(笑)。

 北上してきた「東大路通り」を、京都大学の正面玄関の方面に右折すると、吉田神社に向かう参道には、さっそく数々の露店が・・・




 しばらく歩くと、左手に、京都大学の正面玄関(正門)が見えてきます。ちょうど正面に見えているのが、大学のシンボルである「時計台記念館」・・・この中にある「百周年記念ホール」は、ノーベル賞を受賞した御方など、日本を代表する有名な研究者の方々が講演なさることで知られています。(実は、それらの優れた研究者の方々に比べると、何ランクも格が落ちる無名な若輩者の私も、なぜか13年前に、京都大学からご依頼をいただいて、このホールで、『生きがいの創造』と題する講演会を、行ったことがあるんですよ)




 国際的に知られる京都大学の間近だからでしょうか(?)、その近辺には、国際色豊かな露天商の方々が、お店を並べていらっしゃいますよ。「タイ」、「トルコ」、「インド」、「スペイン」など・・・特に、スペイン料理店の「ガリシア栗豚」の説明部分に、わざわざ別紙を取り付けてまで、「栗 食べて育ちました!!」と書いてあるのに、ご注目!!(笑)








 こちらは一転して、日本らしさ炸裂の、「いわし」屋さん!! (゚o゚;)

 焼き魚の香ばしい匂いが、周囲20メートルにプンプン漂って、猫たちを困らせていますよ(笑)。
(このあたり、なぜか、猫が多いんです・・・)




 なんと、「おいしくなければ返品OK」だそうですが・・・さすがに、実行しづらいですよねぇ・・・(笑)




 異常なほど大勢の外国人客が集中しているので、「いったい何のお店?」と近寄ってみたら、なんと、「みずあめ」屋さん・・・日本人客は見向きもしないのに、どうして外国人客には、これほど人気があるのでしょうか?・・・もしかして、外国人の方々にとって、「みずあめ」は、ビックリするほど珍しい食べ物なのでしょうか? (゚o゚;)




 たこ焼き1つ1つの中に、「イイダコ」が丸ごと1匹入っているのは、初めて目にしましたよ。(ちなみに、小学校低学年の頃の私のアダ名は、「イイダコ」でした・・・単に、「イイダフミヒコ」を短縮しただけなのですが、小さな子供には、こういう低レベルでナンセンスなギャグが、めちゃウケるんですよねぇ・・・笑)






 こんな所で、大好きな山形名物「玉こんにゃく」に出会えるとは・・・かつて福島大学の教授時代には、山形まで愛車を走らせ、「芋煮」や「玉こん」を食べに寄ったものです。峠道の食堂で、「力(ちから)こんにゃく」として売られている姿を見るたびに、「確か、コンニャクはノーカロリー食品なので、コンニャクを食べても、力(エネルギー)は全く湧き出てこないはずだが・・・」と、素朴な疑問を抱いたことを覚えております(笑)。




 これは、「ダーツ」のお店・・・子供たちが的を外したのを見て、景品がもらえないのを悔しがったお母さんが、「私が当てたるねん!!」と、怖いくらいに本気度100%で挑戦しましたが・・・結果は、とても明文化できません・・・ (>ω<。)




 お面と言えば、このお店・・・かの有名な、「京都・吉岡」の特産品!!
(もちろん、古式ゆかしい京都店では、「オカメ」と「ヒョットコ」という、美男美女のカップルも、健在ですよ。われら日本人にとって、永遠のアイドルですよねぇ・・・)




 可愛らしいフルーツ飴(あめ)のお店には、「ミッキー&ミニー」の飴も・・・もちろん、米国・ディズニー社の正式な許可を得ていることは、間違いありませんよ。




 近年では、あの「綿菓子」(わたあめ)も、便利な容器に入っているんですねぇ・・・確かに、持ち歩いても崩れないので、これは便利で衛生的。(ただし、ペロペロ舐めながら持ち歩く、昔ながらの風情は、ほぼ100%、失われてしまいますが・・・涙)




 子供たちに大人気なのが、この「射的」ゲーム・・・付き添いのおじいちゃんも、真剣度100%!!




 そこで、公示してあるルールを読んでみると・・・「景品は、台の後ろに落とす事」、「二人打ち(撃ち?)、二度打ちはダメ」、「拾い玉は、倍額頂きます」、「景品から20センチ以上離す」、という厳しい掟(おきて)が、定めてありますよ。

 一見すると、いちばん手前の小さな景品ならば、簡単に落とせそうな印象ですが・・・玉が当たっても、ちょびっとナナメに向くだけで、なかなか落ちない・・・ふと気づくと、ついカッとなり、われを失って、1000円、2000円と、投資してしまっているんですよねぇ、これが・・・ (>ω<。)




 一店舗だけ、周囲から浮きまくっているのが、この「まな板」のお店・・・しかし、意外なことに、たまたま通りかかって、重くてかさばる「まな板」を、わざわざ買っていく女性客が、後を絶たないんですよ・・・ (゚o゚;) (もしや、「竹」で造られているというのが、珍しいのでしょうか?)




 ・・・などと、200軒を超えるという露店の数々を、観察・分析しながら楽しんでいるうちに、目指す「吉田神社」の鳥居が、近づいてきましたよ。




 「吉田」という名前だけを見ると、身の回りに多い苗字なので(笑)インパクトが乏しいのですが、実は、たいへん由緒正しい、立派な神社なのです。「吉田山」に開いたので「吉田神社」と呼ばれるわけであり、古くからの霊域であった山の名前が、その由来なのだそうですよ。




 この大鳥居をくぐり、まあまあ長い(笑)石段を登っていくと、そこが、神社の中心部。




 石段を登り切って左折すると、このような光景が・・・吉田神社と言えば、有名なのが、豪華賞品が当たる抽選券が付いた、「福豆」の授与。




 抽選というのは、なかなか当たらないものですが、だからといって挑戦しなければ、当たる確率はゼロ・・・抽選結果が発表されるまでの一週間、「もしかすると、当たるかも」という「夢」「希望」を楽しませていただけるというのが、この「福豆」のご利益でもあるのでしょうね。

(ちなみに私は、「クジ運」の悪さで知られており、子供の頃から、「クジ」の類に当たったことなど、記憶にありません・・・一昨年、コンビニのレジで「クジ箱」に手を突っ込み、めでたく「缶コーヒー」を当てたことだけを、例外とすれば・・・笑)




 この雛壇(ひなだん)に、うやうやしく陳列してあるのが、「福豆」の景品の数々・・・地元の商工業関係者さんたちが、プライドをかけて名前入りで寄贈した、さまざまな名品が、誇らしく並んでいますよ。中には、「えっ!? これを、ほんとに頂戴できるんですか? (゚o゚;)」と驚いてしまうような、貴重品・高価品の数々も・・・

 福豆(1袋300円)を拝受する、長~い列に並びながら、その真横に陳列してある景品たちをジロジロ眺めるという、この絶妙な配置・・・思わず、福豆の数を、増やしたくなりますよねぇ・・・ (;^ω^)




 境内の中心部は、たいへんな人出で、大にぎわい。




 本殿の祈祷所では、美しい巫女さんが、優雅な神楽(かぐら)を舞ってくださっており、思わず見とれてしまいます・・・誠に、めでたく、ありがたいことですよねぇ・・・ (^-^)

 ちなみに、先日の「ゑびす神社」と同じく・・・小心者の私ですので、神様にガッカリされてはイカンと、ついビクビクしてしまい、お賽銭箱には、私のフトコロの限界額である「500円玉」を、奉納させていただきました・・・ (;^ω^)




 ふと背後に目を向けると、数百名もの方々が、何かの始まりを待っていらっしゃいます・・・どうやら、あと40分ほどで、重要な儀式が始まり、「鬼」たちが登場するとのこと・・・つまり、この方々は、「鬼」の「出待ち」をなさっているわけですね!

 いよいよ、悪~い鬼たちが出現する気配ということで、神社スタッフによる周辺の警戒も、厳しくなってきている模様です・・・残念ながら、私は時間の制約により、鬼たちの登場を、この目で確認することはできませんが・・・




 昨年までの記録写真を拝見すると、これらが、その「鬼」たちの、恐るべき姿!! \(◎o◎)/
(私が写したものではありません)
 
 どうやら、赤鬼、青鬼、オレンジ鬼(?)の、3匹が出現する模様ですが・・・

 いかにも、極悪非道な奴らですよねぇ!! ( `ー´)ノ

(ただし、武器の「金棒」(かなぼう)は、イメージに反して、意外に細い・・・)




 お面の迫力は、噂にたがわず、物凄い!! (゜ロ゜ノ)ノ

 あとは・・・なにしろ、「昔のままのスタイルで守るべき伝統芸能」ですから、誠に、申し上げにくいことではありますが・・・

 この際、失礼千万を承知で、勇気を振り絞りながら、泣く泣く申し上げるならば・・・

 ペラペラ感が満点の貧弱な「鬼のパンツ」を、もう少し、何とかしていただければ・・・ (;^ω^)



 正直、これじゃ、いくら「ヒョウ柄」を採用して威張ってみたところで、パンツを「はいている」んじゃなくて、ただ「貼り付けている」だけのようにしか、見えないんですよ・・・ (^o^;)

 そう、「鬼のパンツ」として歌の主題にされるほどですから、まさに「パンツ」こそが、「ツノ」や「金棒」よりも大切な、「鬼の魂」と呼べる重要アイテム・・・鬼たちにとって、「パンツ」は、命の次に(嫁よりも)大切な、心の拠りどころであり、生命エネルギーの源なのだということを、忘れてはなりません!!

 したがって、鬼の「力強さのシンボル」であるアソコが、立派にモッコリしていてくれなければ、なんだか頼りなくて、めちゃ弱々しく見えちゃうんですよねぇ、これが・・・ (>ω<。)

 きっと、鬼自身に鬼語で尋ねてみたら、「そうなんですよ、この貧弱なペラペラのパンツだけが、コンプレックスで・・・いくら怖い顔で強がってみても、子供にさえ指をさされて笑われてしまう始末・・・こんな寒々しい下半身じゃ、さみしくて、心細くて、どうにも元気が出ないんですよねぇ・・・(涙)」と、さめざめと訴えるに決まってますって!!


 \(◎o◎)/


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 ・・・ということで(笑)、夕暮れの美しい空を見上げながら、大満足で、帰路についた私でありました。

 皆さま、写真を見ながら、私と一緒に参詣した気持ちを、味わっていただけましたか?

 あなたも、ぜひ、いつの日にか、光に満ちた「吉田神社の節分祭」に参加して、笑顔いっぱいの参詣者に混じりながら、幸せな時間をお過ごしくださいね!! o(^-^)o



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《 追伸 -1》

 上記レポートにおいて、13年前に行った「京都大学講演会」のことを、久しぶりに思い出しましたので、この機会に、当時の状況を記録した記事(この「今週のメッセージ」の文章)を、その部分だけ、ご紹介させていただきます。


 ※ 以下、2007年に掲載した記事より転載(分量削減のため一部省略)


6月24日版

 京大講演、なんとか無事に終えることができました・・・(涙)

 皆様の応援のおかげで、私の乏しい力を必死で振り絞って、精一杯にお話させていただきました。当然ながら、いろいろな評価や反応があるでしょうが、私としては、「与えていただいた条件の中で、現在の自分に可能な最善を尽くした」という納得感がありますので、それだけで充分に幸せです。

 ただし、定員500名の時計台記念館と、映像を同時中継した2階会場100名、合計定員600名分の整理券が早々に無くなり、急きょ、立ち見の追加整理券を手書きで出しましたが、結局、800番の整理券まで出したところでドアから溢れたため入場を中止・・・したがって、その後においでくださった数百名の方々が、開演前に到着したにもかかわらず入場できずに、泣く泣くお帰りになったとのことでした。せっかくおいでくださったのに、本当に申し訳ありません。この場を借りて、心よりお詫び申し上げます。



7月3日版

 お待たせしました。
 今回は、先日の京都大学での講演会の、レポート特集をお届けいたします。

 実は、私自身は、13時に会場に入り、舞台裏で講演準備と精神統一に専念しておりましたので、会場の外が大混乱になっていたことは、知らなかったのです。会場の外では、京都大学の優秀なスタッフの方々、そしてお手伝いくださった大学院生の方々が、懸命に事態の収拾に努めてくださったのだそうです。この場を借りて、京都大学のスタッフの皆様に、心から御礼申し上げます。
 また、会場に入れなくてお帰りになった皆様、本当に、ごめんなさい。またいつか、どなたかにご依頼いただければ、喜んで京都で講演させていただきますので、どうかお許しください。

 それでは、本日までにいただいた、皆様からのお手紙の中から、いくつかを選んで、ご紹介させていただきます。(分量削減のため、一部省略しております)


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ご無沙汰しております。医学部教授の**です。
 今日は手術が無かったものですから、先生のご講演に、陰ながらの応援のために参加させていただきました。2時に百周年記念ホールが満席となり、2時半には2階の国際交流ホールも満席となったようでして、2時半過ぎに参りましたので立ち見でしたが、映像を通して拝聴できました。
 いつもと変わらず、温かくユーモアに富んだ落ち着かれたお話し振りで、学会発表に慣れている私には、早口とは感じませんでした。これまでとは違った、パワーポイントを交えての学術的なお話は、素晴らしいものでした。センター主催の全てのセミナーに参加しているという男性が、「こんなに参加者が多いのは初めて」と、驚嘆されていました。
 先生の今後の展望もお話されましたが、これからも益々ご健勝で、世界を牽引していただきたいと願っております。取り急ぎ、成功裡に終わられましたご講演を、心よりお祝い申し上げます。

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 前略 先日、京都大学で開催された先生の御講演を拝聴し、先生のお元気そうなお姿と優しい声の響き・・・もちろん講演内容にも感動して、今こうしてペンを執らせて頂きました。
 当日、勤め先の病院の午前中の仕事を終えた私は、軽やかに自転車のペダルを踏んで京都大学へ向かいました。12時半すぎに到着して、先に時計台記念館で様子を見れば良いものを、お腹もすいたことだしとカフェテリアでのん気にカレーを食べてしまいました。ゆっくり食べて1時半頃に記念館に入ったら、すでに大勢の人がおられて、私も焦ってしまい、受付の人に「飯田先生の講演会に来たのですが」と聞いたら、「この券を持って2時にまた受付のところに来てください」と言われて渡された整理券のNoは「437」!!

 定員500人と聞いていたので、「すみません、この番号って、前から順番で私は437番目の席に座らないといけないのでしょうか?」と聞くと、「そういうわけではないですが、とにかくこの整理券がないと入場できませんので、2時にお集まりください」と言われました。「のん気にカレーを食べていたばっかりに・・・きっと後ろの席になるに違いない」と、自分の食い意地をこれほど恨んだことはありません。
 ところが、幸いにも1人で来場したため、前から4列目の、先生がお話される側の席がぽっこり空いていたので、「そこ!」と座ることができました。2人以上で来ていたら、こんな前には座れなかったです。最終的には立ち見の方々も一杯で、大盛況となり、あらためて飯田先生を愛する人たちの多さを感じました。講演時間が刻一刻と迫り、いよいよ飯田先生が登場されると思うと、私の心臓はドキドキバクバクでした!

 そして先生の姿を目にしたとたん、熱いものが内側からこみ上げてきて、目頭が熱くなりました。深々とお辞儀をされ、ちっとも偉そうにしない先生の態度に心打たれました。講演が始まると、脳出血で生死の境をさまよったとは思えない、見事なほどの早口での話し口調にびっくりするやら感心するやらで、先生の頭の回転の速さに、つくづく「まるで大学教授みたいだ!」(失礼な発言ですみません)と感じました。時折ユーモアを交えながらのお話にクスッと笑いながらも、先生のうっとりするような甘くて優しいお声に安心してか、途中でついコックリしてしまったことを、この場を借りてお詫びいたします。
 講演会が終わった後、パソコンの片付けのためステージに戻ってこられた先生を見つけた人々の列ができ、私も紛れ込んで先生と握手をさせて頂くチャンスに恵まれて感無量でした。

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 京都大学での講演、本当にお疲れ様でした。そうでなくても激務の中でのご準備・・・体調も完璧ではないはず・・・私は先生の「生」の講演は初めて(ビデオやCDは持ってますが)でしたが、先生の熱意がとても伝わってきました。
 私はといえば、佐賀の唐津から早朝に出発し、ドキドキ、ワクワクで出かけ、なるべく早く京大に行こうと思っていたのですが、東京に住む妹との京都駅での待ち合わせが食い違ったり、ちょっとしたアクシデントがあったりで、予定がずれこみ、13時には着いたものの、整理券は500番を少し過ぎており、「2階席になります」とのこと。「まぁ、1階の後ろより、2階の前の方が良いか」と、自分をなぐさめつつ、開場の時間を待っていました。
 ところが、時間になり、通された2階の部屋には・・・ガーン!!・・・スクリーンがかかっている部屋で、なんと飯田先生の姿を映像で見ることしかできません!!!・・・目の前が、一瞬、真っ暗になってしまった私・・・わざわざ唐津から出てきたのに、どうして!?と、しばらくぼう然でした。
 でも、講演が始まるまでに、気持ちを何とか整理し、「応援エネルギーを送る」「難しい試練に果敢に挑戦されている、先生の姿を目に焼き付ける」という「初心」を思い出し、講演が始まってからは、まさにそこに先生がいらっしゃるような気分になり、大きな拍手をして聞きほれている自分がいました。

 講演が終わり、飯田先生を生で拝見できなかった悲しみに打たれながら退出しようとすると、ふと目に入った2階のスクリーンに、講演を終えてパソコンなどを片付けに来られたのか、先生の姿が!!・・・ダメもとで、1階の出口から退出される方々の流れに逆らい、会場に入り込んでみました。すると、障害をお持ちの車椅子の女性を見つけて無防備にもステージから降りて来られ、手を握って優しく声をかけられている「生」の先生が目に入り、もう、それだけでウルウルしてしまいました。
 しばらく遠めに見ていましたが、いつの間にか、車椅子のおばあさんの後ろに、無防備な先生を逃すものかと、ちゃっかりと列を作って並んでいる人々の姿・・・日頃は遠慮がちな私(?)も、「ここは! いざ鎌倉!!」と気合いを入れて、すいすいと列に入り込み、着々と先生の近くに進んで、握手をしていただきました。その瞬間は、日頃の感謝の気持ちを短くお伝えしたいと思いつつも、いざ自分の番になり先生の前に行くと涙がこみ上げてきて、「ありがとうございました」と口に出すのが精一杯でした。その瞬間、2階のスクリーンで講演を見た悔しさは、木っ端みじんに吹き飛んでしまっていました。
 今回、佐賀から京都に行って、本当に良かったと、心から思っています。微力ですが、ずっと応援しています。

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 初めてお手紙を差し上げます。
 京都大学での講演会に参加させていただき、初めて先生のご講演を拝聴することができました。私は東京都在住ですが、本当に素晴らしいご講演で、京都まで行った甲斐がありました。
 特に、後半部分の、最新データを用いてスピリチュアル・ケアの有効性を科学的に分析される手法について、深く感銘いたしました。スピリチュアル・ケアというと、どうしても感情面に訴えかけるものになってしまいますが、これを学術的な観点から、科学の一分野として発展させていく必要性を主張されていることが理解でき、先生が新たな学問分野を開拓されているパイオニアであるということが、あらためて分かりました。先生のおかげで、自分が新しい学問の最先端に触れることのできる幸運を、実感しました。
 また先生の語られたとおり、スピリチュアル・ケアは、職場のメンタルヘルスの分野にも、大変重要な課題であると思いました。企業とは、子どもたちが将来働く場所であり、子どもたちを育てる親が日常の長い時間を過ごす場所でもあるので、職場でもスピリチュアル・ケアの手法を効果的に活用できないかというご提案も、とても興味深いものでした。

 それ以外にも、私だけの特典がありました。私は、環境の急激な変化で自信をなくしてしまった帰国子女に、Public SpeakingやPresentationのスキルを教えています。先生の今回のプレゼンテーションを拝見して、限られた時間の中で確実に聴衆の心をつかみ、重要なポイントを伝えていくにはどうすれば良いのかという、まるでモデルのような講演を見せていただき、今後、子どもたちの指導をするにあたり、本当に勉強になりました。
 先生は、大学教授として、大学の運営・講義だけでも激務なのに、ご自身の使命を果たすために、寸暇を惜しんで働いて働いていらっしゃるのですね。この講演も、どれだけ精魂込めて準備されたかと考えると、本当に感動しました。先生が今まで蒔かれた種は、先生の本の表紙のように、各地で芽を出していると思います。私も微力ながら、生きがいを創造し、自分の使命を果たしていくつもりです。

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 突然のお手紙失礼いたします。温和な笑顔と、学者としての謙虚さが印象的だった、飯田先生・・・この度、本当にラッキーなことに、京都での講演会を拝聴することができました!! それから3日経ちますが、いまだにコーフンが冷めません!!
 唯脳論からスピリチュアル論までを巧みに網羅した、すばらしい内容で、専門的な内容も多かったのに、かみ砕いて説明してくださったおかげで、本当に分かりやすく、最後まで集中して聴けました。本当は「宇宙の真理」であるにもかかわらず、「こういう考えもあるんですよ」と仮定し、「活用」しながら、各個人が前向きかつ果敢に生きること・・・経済において、日本人は過去何十年間も上手に「改善」してきたのだから、スピリチュアルな面でも、この国民性の長所を生かせばいいこと・・・先生の提案なさること、ひとつひとつが、心に響きました!

 でも、一度はあきらめたんですよ。当日は、朝6時からモーレツに働き、お昼ごはん抜きで京大に駆けつけたにもかかわらず、なんと2時すぎには「600人分の座席はおろか、立ち見もいっぱいで、申し訳ございません」と、スタッフの人に謝られたんですから!・・・でも、あきらめないでウロウロしていたら、最後の最後に、奇跡的に1階の後ろの立ち見席に潜り込むことができ、飯田先生のお姿とスクリーンを、生で拝見することができたのです。感無量でした! 本当にありがとうございました!

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 こんばんは。そしてお疲れ様です。以前、亡くなった妻の本を送らせていただいた、神戸の****です。
 京都大学の講演、本当にすばらしかったです。とても感動的な講演でした。一生忘れないでしょう。先生の言葉で一番好きな言葉、それは、『死ぬということは、体から離れて生きるということ』。この言葉は、何度聞いても、何度読んでも、そのとたんに涙が出てきます。ガリレオの『それでも地球は周っている』に匹敵する、名言だと思います。やはり今回の講演でも、思わず涙が出てしまいました。

 その夜、夢で不思議な事がありました。今までは、妻の夢を見たくてもなかなか出てきてくれず、時々出てきてくれた時は、亡くなるころの体調が悪かった時の姿ばかりだったのです。でも、京大講演の夜は違っていました。元気だったころの妻が、笑顔いっぱいで、私と楽しく遊んでいるのです。突然の季節外れの雪に2人ではしゃいだり・・・その夢を思い返すと、楽しくてしかたありません。先生の講演のおかげです。本当にありがとうございました。
 先生、これからもお体に気をつけて頑張ってください。神戸から、先立った妻と2人で応援しています。

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 このたびは、素晴らしい講演を、ありがとうございました。会場の熱気はものすごくて、講演が進むにつれ、「人の愛情という酸素」に満たされていくのがわかりました。
 この温かな空気の中でなら、歌っても大丈夫と、演台の中からギターが出てくるのを待ちましたが、最後まで歌は出ませんでしたね(笑)。私は本当に、先生の歌が大好きなんです。次回、京都に来られる時には、ぜひ歌ってください!

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 飯田先生、はじめまして。今は2:10。もうすぐ先生の講演が始まります。
 今日は、平安神宮から哲学の道を通って銀閣寺に行き、ホールにたどり着きました。せっかくなので観光です。

 1時の時点で、整理券が378だったのですよ。席について、ホッとして、ねむたくなりそう・・・。
 今、その席で、この葉書を書いています。(さっき銀閣寺で買った葉書です)
 先生から見て、左の真ん中あたりから応援しています!

 追伸・・・今、終わったところです。もう最高!!!

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 飯田先生、いつも、ホームページや書物でお世話になっています。「いざ京都へ」、私も、飛騨・高山から、参加させていただきました。「1時間くらい前に着けば大丈夫だろうな」、という甘い考えで京都大学に着いたところ、整理券を手にしたたくさんの人たちであふれていたので、一瞬、「しまった!」と青ざめてしまいました。どうにか、「723番」という整理券を手にして、2階のホールで、画面の上の飯田先生のお顔を拝見した時には、ほっとしました。本当に、一時は、入れないものとあきらめかけていたからです。
 講演は、「生きがい論」が、最新の情報を交えながら、簡潔に、コンパクトにまとめられていて、わかりやすかったです。(さすがに、2階のスクリーン画面では、スライドの文字までは見えづらかったです) そして、これからの時代、飯田先生の「生きがい論」が、いろんな方面で活用されていくのだろう、と実感しました。

 帰りぎわ、講演時には入れなかった1階大ホールを、悔し紛れにのぞいてみたところ、先生が、会場に残っていた方々と握手をしながら、汗をふきふき話されているのを近くで見ることができ、「お元気そうで良かった」と、安心しました。おまけに、となりに座った、大阪から来られた方とお知り合いになり、もう2度と足を踏み入れることがないだろう京都大学のレストランで食事をして、とても良い思い出になりました。これも飯田先生のおかげです。本当に、ご苦労様でした。ありがとうございました。

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 先生、昨日の京大での大講演会の大成功、おめでとうございます。これで先生の講演会は3度目でしたが、今回は、パワーポイントを使って非常に学術的内容であり、いつものホームページの先生とは違う世界に、感動することができました。
 しかし、2時間前に到着して整理券410番には、驚きました。前日に京大に電話して受付時間を聞くと、「開演の30分前には担当が行っていますよ」と、気楽な返答が帰ってきていたのですが・・・私が心配したとおり、平日にもかかわらず、人、人、人でした。しかし、モニター部屋まですぐに準備してくれるとは、「さすが京大」とも感心しました。
 今回は、8ヶ月の孫と娘と家内、3人(孫も勘定すれば4人)で聞けましたこと、本当に幸福に思います。

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 飯田先生おはようございます。昨日の京大での講演、聞かせていただきました。限られた時間の中で、あれだけの内容を話されるのに、とてもご苦労なさったことでしょう。
 今回、ガチガチの唯脳論者である主人が、私のために年休をとってくれ、職場まで迎えに来てくれて、先生の講演を聞きに行ってくれました。講演会の夜、主人と2人で、これからの人生について話すことができ、主人も、先生のお話の中で、職場での働きがいのこと、自分の人生の目的などについて、考えさせられたとのことでした。また、今、私たちは、子どもたちとの親子関係についても、色々と思い悩んでいるところでしたので、先生のお話が心にしみ入りました。これからも、愛をもって、自分を信じて、あたたかい家庭を作っていきたいと、主人と話しました。
 2階の画面会場でしたので、先生のお顔を実際に見ることができなかったことが、唯一の心残りではありますが、同じ京大の記念館の中で時間を共有させていただけたこと、本当に嬉しく思いました。先生お疲れ様でした。先生と主人と子どもたちに、心から感謝しています。

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 昨日の京都大学時計台ホールでの講演、素晴らしかったです。
 数々の事例に基づく「仮説」(実は真実)の効果と利用方法、「日本から発信する世界標準となる思考方法」など・・・先生の言葉のひとつひとつに、心が熱くなり、自然と涙がこぼれました。
 でも、それ以上にうれしかったのは、飯田先生の講演される熱心な姿、あふれだした人々、身を乗り出して聞き入る聴衆、何度も首を大きく振ってうなづかれる京大の先生方(最前列の関係者席にいらした方々)・・・会場を満たす圧倒的なエネルギーに、「もう飯田先生も僕たちも、ひとりではないのだ」という充足感を、強く感じました。
 講演後に会場に残っていると、うれしいことに先生に握手をしていただき、僕が「先生、ゆっくり休んでください」と挨拶させていただいたところ、先生は「ええ、僕にとって、もう明日からは、余生のようなものですから」と、笑ってご返答いただきました。それを聞いた瞬間、「困難な山の頂に立った人の答えだなぁ」と感じ、胸にグッと来ました。

 私も会社経営の中で、従業員をやる気にさせたり、受け取った手形が不渡りになったり、販売価格がどんどん下落したり・・・正直、先生の著書に出会わなかったら、お金との正しい距離を保つことができず、もっとずっといやらしい人間になっていたと思います。今の日本社会は、先生のスピリチュアル・ケアを必要としているのです。私も、まっとうに働きながら、スピリチュアル・ケアの発信に努めていきたいと思います。
 先生、どうしても僕たちは先生の思考力に期待してしまい、これからも数々の負担が先生の精神や肉体に及んでしまうのが、申し訳なく思います。でも、多くの人に希望の明かりを灯していく先生の偉業を、これからも力いっぱい応援させていただきたく思います。
 長々と書き連ね申し訳ありません。今の気持ちの高まりを抑えられず、手紙を遅らせていただきます。

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 はじめまして。京都大学の講演、お疲れ様でした。大盛況でしたね。私は、札幌から朝一の飛行機で伊丹空港に飛び、京都大学に12時40分頃に着いた時には、整理券はすでに248番でした。整理券1番の人は、いったい何時に来ていたのでしょうね?
 先生がステージに登場した時の、満場のものすごい拍手に、感動して涙ぐんでしまいました。本当に、すごい拍手でした。
 私はセラピストをしているのですが、講演で聞いた先生の言葉を忘れず、励みにして、明日から頑張りたいと思います!
 本当にありがとうございます。

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 はじめてお便り差し上げます。京都大学でのご講演、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
 HPを拝見して、私(富山市在住)も「いざ、行かねばならぬ」と奮い立ち、石川県の友人を誘って出かけました。少し早めに行ったつもりが、ロビーは人だらけ。整理券も終了後という最悪の展開のなか、最後の最後に、どうにか2階のモニター室に立ち見でもぐり込んで、講演を拝聴させていただきました。モニター室も、1階の会場と同様のものすごい熱気で、みな、先生の話に引き込まれているようでした。私は、はじめは、先生に温かい波動を送って応援するぞ~と張り切っていましたが、講演が進むにつれ、次第に、先生の早口言葉を聞き逃すものかと、どんどん集中していきました。
 私は「ツインソウル」も「創造2」も大好きですが、あれだけ科学的なデータを基にした学術的な話を聞くと、ますます「これは仮説ではない」と確信しました。あれだけの奥深い内容を、2時間にまとめる先生のご苦労は、計り知れないことだったでしょう。
 講演の終了時は、2階のモニター室でも、大きな大きな拍手でいっぱいになりました。1階の会場には入れませんでしたが、2階のモニター室も、負けないくらいに温かな応援のエネルギーに満ちていました。本当に、ありがとうございました。

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 「いざ京都へ」の巻
 立ち見数百人! 入れなくて帰った人も数百人!
 そんな中、初めて飯田先生にお会いできました。私の予感で、「飯田先生は、きっと早期の来場者に配慮してくださるはず」と早めに出かけたら、やはり思ったとおり、予告のなかった整理券の配布が・・・11時に私がもらった整理券は、「72番」でした。イベント開催を仕事にしている私は、京大のスタッフの皆様の、来場者の安全に配慮した心遣いにも、感服いたしました。
 会場の中には、愛に満ちた空気が流れ、講演が始まると、みな、先生のお心に包み込まれました。
 先生どうか、お体大切にと、願うばかりです。

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 京都大学でのご講演のご成功、心よりお慶び申し上げます。
 あの京都大学においてもユーモアを交えて会場を和ませ、すっかりフミリンワールドに導いて下さいました。私も微力ながら2列目から「永遠の希望」を胸に抱いて応援いたしました。あっというまの2時間が過ぎ、開演前のドキドキ感から、今は心がとても幸せな気分に浸っています。講演最後のページ、「こころの明るい未来を願って」を、是非ホームページで再度読ませて下さい。あの呼びかけは、とても勇気を与えてくれるエネルギーに満ちあふれていました。
 本日は大変ご苦労さまでした。至福のときに感謝いたします。そして多くの同志と同じときを過ごせたことに、感謝いたします。

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 今日の講演会は、大盛況でしたね。私は今日は午後の診療を休診にして、午前の診察が終わってすぐに京都に向かいました。何とか午後3時の講演会に間に合いましたが、客席は全部埋まっていて、出入り口に山のような人がいて、とても見れるような状態ではありませんでした。
 後方のドアから中に入ると、座席の後ろ側は立ち見の参加者でいっぱいでした。座席と座席の間の通路に座っている人がいたので、私も通路に腰を下ろして講演会を聴きました。
 今回は飯田先生の講演会では初めて、パワーポイントのスライドを使って講演されましたね。アカデミックで非常に分かりやすい講演で、2時間という時間をフルに使って、京都大学の先生方にも、一般の人にもよく分かる講演でした。最初少し緊張されていたようですが、その後は、いつもの飯田先生の講演のペースでしたね。大成功で無事に終わりましたこと、本当におめでとうございます。

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 今日は本当にお疲れ様でした。いま皆と、講演の成功をお祝いしています。良かったです~。
 先生を応援したくて馳せ参じましたが、すごい人だかりで、びっくりしました。私は、あまりの人だかりでホールには入れず、ホールの横の廊下で拝聴させていただきました。声の調子だけで想像するしかないのですが、最初に話をされた大学関係者の方も、飯田先生も、こんなにたくさんの人が来るとは思っていなくて、その事態に本当に恐縮されて動揺されているようで、思わずこちらも心の中で、「いやいやそんな、お気になさらずに」と、思ってしまいました。
 でも、講演が始まると先生は流暢で、力強く、とても気合いが入っているような感じがしました。まさに、飯田節炸裂! 3時間のお話を2時間に縮められたからか、緊張感はありつつも流れるような感じで講演が進められて、「廊下なのでスクリーンが見えないから眠くなるかな」と思っていたのに、声だけでも話にグイグイ引き込まれ、ぜんぜん眠くなりませんでした。
 先生を応援するぞ、と馳せ参じたのですが、やっぱり結局、こちらが先生に励まされて終わりました。明日からがんばります!

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 講演前のロビーは大変な人だかりでした。写真をお送りいたしますのでご覧ください。



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 ・・・と、実は私自身も、この写真を拝見して初めて、「おお! 思っていたよりも、男性の姿が目につくぞ」と、喜んだのです。私の講演会には、ふだんは圧倒的に女性が多いのですが、今回の京大講演会には、ふだん潜伏なさっている男性諸氏の方々が、仕事を休んで「いざ!」とご来場くださったようです。同性から評価いただけるというのは、本当に実力のみの評価ですから、とても嬉しいんですよ。


※ 以上、2007年に掲載した記事より転載


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 ・・・というわけで、大騒動になってしまったんですよ(笑)。

 あの時の私は、40代の中頃ですから、今思えば、まだまだ「人生の奥深さ」などわかっておらず、色々な意味で、若すぎて未熟でしたねぇ・・・ ( >_< )




1月23日版

 いつもながら、あまりにも突然ですが・・・

 (;^ω^)


《「飯田史彦の解説で巡る、水芭蕉の尾瀬ヶ原&日光の名所と世界遺産の旅」開催のお知らせ 》


 皆さま、よくご存じのように、この私、人を驚かせるのが、大好きなものですから・・・(笑)

 とにかく、まずは、下記をクリックして、詳細をご確認くださいね。



 尾瀬ヶ原&日光ツアーへ、GO!!






1月20日版

 本日(いま正確には19日の23時すぎ)、ある難病患者さんの女の子を御見舞するために、北陸・石川県の「金沢」へ、出かけてきましたよ。彼女のお父様からのご依頼で参上し、お嬢様・お父様・私の3名で、色々と、楽しくお話をいたしました。私は「医師」ではなく「カウンセラー」にすぎませんから、彼女の病気を「直接に治して」差し上げるわけにはいきませんが、ただお逢いして陽気にお話するだけで、皆さま本当に喜んでくださるため、「使命を果たすことが、これほど楽ちんで良いのだろうか?」と、いつも申し訳なく思ってしまいます(笑)。

 そのようにして、私は日常的に各地を飛び回っていますので、きりがありませんから(笑)、いちいち皆さまにご報告してはおりません。しかし、先日の11月8日版で、たまたま「鳥取」行き(難病患者さんの御見舞)の話をご紹介したところ、多くの方々から「面白かった」と好評だったので、「そんなことで喜んでいただけるのなら」と、今回もご報告してみますね。


 京都から金沢に向かうには、「特急サンダーバード」が便利・・・京都と金沢を、2時間10分ほどで、結んでくれます。2枚目の写真は、(私を含む)鉄道マニアに大ファンが多い、車体に描かれた「サンダーバード」(雷鳥)のデザイン・・・かつて私も、めちゃ有名なこのデザインを初めて目にした時には、鉄道少年だった頃の純粋な心が蘇って、感激のあまりに、泣いてしまいました・・・

 カッコ良すぎる!! \(◎o◎)/




 名列車「サンダーバード」のグリーン席は、ぶ厚い豪華なソファ・シートとなっており、まじめな話、新幹線「のぞみ」のグリーン席よりも快適!! (在来線を走るのですが、驚くことに、ほとんど揺れを感じないのです)




 特急「サンダーバード」の特徴は、「米原」を経由して「関ヶ原」に向かう新幹線とは異なり、琵琶湖の西岸を走る「湖西線」で、北に向かうこと・・・

 途中では、明智光秀の城下町「坂本」、男性諸氏がニンマリする「おごと温泉」、「遣隋使(けんずいし)・小野妹子(おののいもこ)の故郷」として売り出そうとしているが(地味すぎて)大苦戦中の「小野」、美しいメタセコイア並木で知られる「マキノ」などを通過しながら、もちろん右手には常に、日本最大の湖(東京23区よりも巨大)である、風光明媚な「琵琶湖」の美景が!!




 やがて、「敦賀」(つるが)の港で日本海(福井県、旧称「越前」)に抜けると、「鯖江」(さばえ)、「福井」(かの有名な「永平寺」の玄関口)、「芦原(あわら)温泉」、「加賀温泉」、「小松」などを通りながら、終点「金沢」に向かいます。

 途中では、白い雪に覆われる「白山」(はくさん)を遠望・・・今年の北陸地方は、例年になく雪が降らないようですが、さすがに、「白山」だけは、その名の通りの雪景色ですねぇ!




 11時10分に京都駅を出て、13時20分に金沢駅に到着した私は、さっそく、お嬢様&お父様を訪問し、楽しいお話に、花を咲かせましたよ(笑)。お嬢様は、なんと、私の歌の大ファンでいらっしゃり、私のコンサートCDをたくさん聴いて、丸暗記で歌えるとのこと!!・・・私が姿を現すと、「わあ! ほんとに飯田先生だ!!」と、大喜びしてくださいました。


 名残を惜しみつつ、「またお会いしましょうね~!」と、お土産の「お守り」(私自身で神社に出向いて拝受したもの)を差し上げ、明るく父子と握手した私は、帰りの特急の発車時刻までの空き時間を使って、駅前にある「近江町市場」(おうみちょういちば)を視察・・・ここは、金沢市民の台所として300年を迎えるという、有名な観光スポットでもあるため、一度は訪れてみたかったのです。

 金沢駅から10分ほど歩くと・・・前後左右にお店が広がる、めちゃ賑やかな市場に到着!!

 あたりには、お魚類の独特な香りが、充満していますよ・・・ほら、この写真を見たとたんに、あなたにも、漂ってきましたよね?(笑)




 北陸地方と言えば、かの有名な、「越前ガニ」!! \(◎o◎)/

 全国の「ズワイガニ」の中で、越前漁港など限られた港で水揚げされる高級ブランドを、「越前ガニ」と呼ぶことができるとのこと。このほか、山陰地方で水揚げされる高級ブランドは、「松葉ガニ」と呼ばれますが・・・なぜか、ここ越前・金沢の市場でも、「越前ガニ」だけでなく、「松葉ガニ」が並んでいますよ。

 いずれにしても、大きなものほど、めちゃ高価ですねぇ!!
(とはいえ、デパ地下では、この1.5倍の値段になるそうですよ)




 右も左も、前も後ろも、カニ、カニ、カニ・・・さすがは、日本有数の「カニ」の本場!!

 (゚o゚;)

 おいしい「カニ」が大好物でいらっしゃる、私の友人、超絶技巧ピ*ニ*トの「沖*真*子」さんには、決してお見せできない写真です・・・「なぜ、目の前にあった、その24000円のカニを、私に発送してくださらなかったのですか?」と、鋭い指摘が飛んで来そうですからね(笑)。正直、発送しようにも、彼女のご住所を知りませんので・・・と、念のため、このページ上で弁解しておきましょう(笑)。




 立派な越前ガニを、安価で入手したい御方にオススメなのが、これらの「足折れサービス品」・・・一部の足が折れているだけですから、私ならば、こちらで充分。

 ちなみに、おせんべいも、「割れ品・欠け品」を安く買うのが、私のポリシーなんですよ。口に入れてしまえば、味は同じなのですから、見た目なんかには、全然こだわらないんです。同じ理由で(?)、「人間」についても、私、見た目には、こだわりません(笑)。

 この値段表を見ると・・・カニは、「1枚、2枚」と、「枚」で数えるのでしょうか?




 カニばかりに目を奪われるのは失礼なので、他のお魚類たちにも、注目してみましょうか。

 まずは、赤くて高級そうな、エビ類たち・・・

 ぼたんエビは、1尾で600円、1箱(8尾)で3800円ですから、「箱買い」するのが、断然お得なんですねぇ!




 さらには、北陸地方を代表する白身魚「のどぐろ」に、有名な「ほたるイカ」に、イカスミを使った「黒作り」に・・・

 意外にも、若い人たちが多いので、ビックリ・・・皆さん、真剣度100%で、商品を見つめていますよ。




 店頭で食べることができる「ウニ」に、「今朝とれ」と青字で強調されている「ブリ」に、地元の食卓で珍重される「梅貝」(バイガイ)に・・・




 そして、子どもが手でさわりまくって遊んでいる(笑)、「赤カレイの一夜干し」も・・・




 中でも目を引いたのが、「のどぐろ入りスペシャル丼」(2500円)!!

 ・・・白身の王様「のどぐろ」と、自慢の「ブリのたたき」に加えて、「サーモンのたたき」、「本まぐろ」、「いくら醤油漬」が盛られているという豪華さですが・・・生臭いものが苦手な私は、残念ながら・・・ (>ω<。)

 この写真についても、おいしい生ものが大好物でいらっしゃる「沖*真*子」さんには、決して、お見せするわけにはいきませんねぇ・・・(笑)




 ところで・・・あたかも魔が差したかのように、ふと気になったのが、こちら、「消費者会館」なる、妖気漂う正体不明の建物・・・

 
(゚o゚;)

 ・・・華やかな市場の中で、この一角だけが、まるでブラックホールのように、ダーク&ホラーな霊気に包まれているため、誰も近寄ろうとしていませんでしたが・・・




 さらに驚いたのが、こちら、「どじょう蒲焼(かばやき)」!!・・・まるで「車寅次郎」(くるま・とらじろう)さんのように、全国の津々浦々を訪れてきた、この私でさえも、生まれて初めて目にした食べ物。

(ちなみに私は、映画「男はつらいよ」の桐箱入り全48巻DVDセット:特製メイキングDVD付きを持っています・・・父が大好きで、いつも一緒に、広島の映画館で鑑賞していたんですよ。当然、先日に公開された奇跡の最新作も、公開日に観に行きました)

 確かに、九州・福岡県の柳川(やながわ)では、江戸時代から続く、どぜう(どじょう)を使った「柳川鍋」が有名で、かつて私も、わざわざ食べに寄ったことがありますが・・・「蒲焼」になっているものを目にするのは、初めてなんですよねぇ、これが・・・

 今度、訪れることがあったならば、その時には、ぜひとも食べてみたいものですなぁ・・・

 (;^ω^)




 時間が無いため、市場には10分ほど滞在しただけで(涙)、すぐに金沢駅へ・・・

 なんと、能登半島の「七尾」(ななお)に向かうローカル線車両を発見し、その哀愁漂う雄姿に感涙しながら、運転席を激写!!

 ああ、このままローカル線に飛び乗って、10年ぶりに、七尾の「和倉(わくら)温泉」を満喫したい・・・




 涙ながらに、我が「七尾行き」と別れた私は、やむを得ず、大阪行きの「特急サンダーバード」へ・・・せっかく北陸・金沢の地まで出向いたのに、日帰りとは、残念無念・・・ ( >_< )




 しかし、車窓を流れる風景に見とれながら、おいしい高級駅弁に舌鼓(したつづみ)を打つ頃には、すっかりご機嫌に戻っていた、単純な・・・いえ、純真無垢な、私です(笑)。




 さて、金沢駅の広大な土産物屋街で、乗車前にあわてて物色した、娘へのお土産が、これ。

 見た目の可愛らしさに惹かれて、とっさに購入した、「うちわ煎餅」と、「干支(えと)煎餅」ですが・・・

 冷静になってみると、きっと娘から、「お父さん、もう私、子どもじゃないのよ(笑)」と、あきれられてしまいそうで、渡すのが怖いです(涙)。

 親から見ると、子供は何歳になっても、可愛い幼子(おさなご)のイメージのままなんですよねぇ・・・ (;^ω^)




 ・・・というわけで、臨場感満点の金沢レポートを、私と一緒に旅をしたつもりになって、お楽しみいただけましたか?

 本来、金沢を訪れるならば、代表的な観光地である「兼六園」、「茶屋街」、「武家屋敷通り」などを観光すべきなのですが・・・今回の旅は、あくまでも「難病患者さんのお見舞い」が目的でしたから、京都から「とんぼ返り」になってしまいました。先日の「鳥取レポート」もそうでしたが、京都を中心にして、東京、富山、高知、鳥取、福岡などは、私にとっては「普通に日帰り圏内」なのです。(昨年の秋には、東北地方の福島まで、日帰りで講演会をしてきたことも)

 毎週のように泊りがけ出張に出ており、日帰り出張まで含めると、月の半分以上はどこかに出かけている、神出鬼没の私・・・これからも、気が向いたら(笑)、楽しくレポートいたしますので、どうぞお楽しみに!!




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